JP2000220206A - 垂直プレキャストコンクリート部材の接合構造 - Google Patents
垂直プレキャストコンクリート部材の接合構造Info
- Publication number
- JP2000220206A JP2000220206A JP2664899A JP2664899A JP2000220206A JP 2000220206 A JP2000220206 A JP 2000220206A JP 2664899 A JP2664899 A JP 2664899A JP 2664899 A JP2664899 A JP 2664899A JP 2000220206 A JP2000220206 A JP 2000220206A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- precast concrete
- concrete member
- anchor bolt
- vertical
- vertical precast
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
利点を有し、十分強度を有し、施工後は接合段部の突出
がない垂直プレキャストコンクリート部材の接合構造を
提供する。 【解決手段】 接合端面に対してほぼ垂直に部材内部に
向かって設けられたアンカーボルト貫通孔4と、アンカ
ーボルト貫通孔4に連通し部材側面から設けられた凹部
または開口部5と、凹部または開口部5を囲い込むよう
に設けられた補強筋6とを有する垂直プレキャストコン
クリート部材1と、アンカーボルト11を突設したプレ
キャストコンクリート部材2とからなり、アンカーボル
ト貫通孔4にアンカーボルト11を貫挿させ、凹部又は
開口部5内に突出したアンカーボルト11の頭部にナッ
ト13を堅く螺着させ、凹部又は開口部5をコンクリー
トまたはモルタルによって補填した。
Description
コンクリート構造物の接合構造に係り、特に、垂直なプ
レキャストコンクリート部材を固定する接合構造に関す
る。
術分野においては、プレキャストコンクリート部材の接
合の構造は、構造上重要であるばかりでなく、施工の面
でも主要な工事項目の一つとなっている。このため、従
来から種々の接合方法、接合構造が提案されている。
合方法、接合構造には、大きく分けてウェットジョイン
トとドライジョイントと呼ばれるものがある。
ャストコンクリート部材の接合部にコンクリートを打設
し、コンクリートまたはモルタルそのものによって応力
伝達する接合構造である。これに対してドライジョイン
トは、プレキャストコンクリート部材の鉄筋同士を接合
し、鉄筋によって応力伝達できるようにした接合構造で
ある。
つ、垂直なプレキャストコンクリート部材を接合する場
合のドライジョイント構造に関するので、以下に従来の
ドライジョイント方式による垂直プレキャストコンクリ
ート部材の接合構造について概略説明する。
直プレキャストコンクリート部材の接合構造を示してい
る。
ト部材の接合構造は、下方の垂直プレキャストコンクリ
ート部材30と中間の水平プレキャストコンクリート部
材31と、上方の垂直プレキャストコンクリート部材3
2とを接合するものとなっている。
接合構造は、下方の垂直プレキャストコンクリート部材
30の主筋33と上方の垂直プレキャストコンクリート
部材32の主筋34とを直接接合することを特徴として
いる。なお図3における主筋の接合は圧着スリーブ35
によっているが、同様の工法において溶接継手等を採用
することができる。
接合構造は、下方の垂直プレキャストコンクリート部材
30の上端部に予め凹部36が設けられており、この凹
部36には垂直プレキャストコンクリート部材30の主
筋33の上端部が突出している。また、凹部36には中
間の水平プレキャストコンクリート部材31の端部を支
承する平面部分が設けられている。一方、上方の垂直プ
レキャストコンクリート部材32の下端部にも予め凹部
37が設けられており、この凹部37には垂直プレキャ
ストコンクリート部材32の主筋34の下端部が突出し
ている。
の垂直プレキャストコンクリート部材30と中間の水平
プレキャストコンクリート部材31と上方の垂直プレキ
ャストコンクリート部材32とを組み立て、下方の垂直
プレキャストコンクリート部材30の主筋33と上方の
垂直プレキャストコンクリート部材32の主筋34を互
いに突き合わさせ、その突合せ部分に圧着スリーブ35
を嵌装する。
圧機械の力で主筋表面の凹凸に食い込むように冷間で圧
着し、主筋34,35を一体に接合する。
クリートを注入する。なお、この間、プレキャストコン
クリート部材30,31,32を、倒れないように仮設
のサポートによって支持する。
コンクリートの打設を行う必要がなく、ウェットジョイ
ントに比して作業量を少なくすることができる。
用した垂直プレキャストコンクリート部材の接合構造を
示す。
接合構造は、接合筋とスリーブの間にモルタル、コンク
リート等のグラウト材を注入するという点でウェットジ
ョイントとも言える接合構造であるが、スリーブと接合
筋によって応力伝達可能にしている点でドライジョイン
トの一種としてここに挙げる。
の接合構造は、下方の垂直プレキャストコンクリート部
材40と上方の垂直プレキャストコンクリート部材41
とを接合するものとなっている。
接合構造では、下方の垂直プレキャストコンクリート4
0の上端は上方の垂直プレキャストコンクリート部材4
1を載置することができる平面の端面に形成されてお
り、その端面から主筋42の上端部が突出している。一
方、上方の垂直プレキャストコンクリート部材41の下
端部には、その主筋43の下端部を挿入した中空紡錘形
のスリーブ44が予め設けられている。スリーブ44の
下端部は上方の垂直プレキャストコンクリート部材41
の下端面に開口している。
下方の垂直プレキャストコンクリート40の主筋42の
上端突出部分を、スリーブ44の内部に挿入するように
垂直プレキャストコンクリート40,41を組み立て
る。
予め設けられたグラウト材注入口45から、スリーブ4
4内にモルタル等のグラウト材を注入し、硬化させる。
硬化後は、スリーブ44とグラウト材と主筋42,43
が一体になり、垂直プレキャストコンクリート40,4
1が一体に接合される。なお、接合が完了するまでは、
プレキャストコンクリート部材40,41を、倒れない
ように仮設のサポートによって支持する。
置がスリーブの内径の中に収まれば、接合が可能であ
り、プレキャストコンクリート部材の寸法精度の要求を
かなり緩和することができる。
垂直プレキャストコンクリート部材の接合構造を示す。
の接合構造は、下方の垂直プレキャストコンクリート部
材50と、中間の水平プレキャストコンクリート部材5
1,52と、上方の垂直プレキャストコンクリート部材
53とを接合するものとなっている。
接合構造においては、ボルト・ナットによる締結を行う
ために、上方の垂直プレキャストコンクリート部材53
の下端部に接合段部54が膨設されており、その接合段
部54にアンカーボルト貫通孔55が設けられている。
ト部材50の上端部にはアンカーボルト56が設けられ
ており、そのアンカーボルトの上端部は下方の垂直プレ
キャストコンクリート部材50の上端面からほぼ垂直に
上方に突出している。
52は、突き合わさってアンカーボルト56の貫通孔を
形成する溝57,58を有している。
ンクリート部材50,53と水平プレキャストコンクリ
ート部材51,52とを図5に示すように組み立てる。
リート部材50上に水平プレキャストコンクリート部材
51,52の端部を載せ、上方の垂直プレキャストコン
クリート部材のアンカーボルト貫通孔55にアンカーボ
ルト56の突出端を通して上方の垂直プレキャストコン
クリート部材53を据え付ける。
アンカーボルト56の端部に座金59を嵌着し、ナット
60を螺着する。
に、上方の垂直プレキャストコンクリート部材53の接
合段部54の上面に、アンカーボルト56の頭部が埋没
する程度に、モルタルまたはコンクリートを塗布する。
キャストコンクリート部材の接合構造によれば、建設現
場でボルト・ナット締め込みを行えばプレキャストコン
クリート部材の接合を行うことができるので、施工の手
間を大幅に簡略化することができる。また、アンカーボ
ルト56の位置ががボルト貫通孔55の半径内に収まれ
ば接合することができるので、工場製造時のプレキャス
トコンクリート部材の寸法精度の要求をかなり緩和する
ことができる。
た従来の垂直プレキャストコンクリート部材の接合構造
はそれぞれ解決すべき課題を有していた。
レキャストコンクリート部材の接合構造は、高い寸法精
度のプレキャストコンクリート部材が要求されるという
大きな欠点があった。
ャスト工場で多数製作して現場で組み立てる工法を採る
ため、個々のプレキャストコンクリート部材にわずかな
製作誤差が含まれていても、多数組み立てられた構造物
上では製作誤差が累積する傾向があり、また、現場寸法
が設計とは異なることがあるため、すべてのプレキャス
トコンクリート部材の接合部分の接合筋が正しく突き合
うようにすることはきわめて困難であった。このため、
この接合構造による接合が正しく行えないことがあっ
た。
ブによる接合、溶接による接合、ねじ継手による接合等
は、ウェットジョイントのように建設現場でコンクリー
トを打設することに比べれば作業量が少ないと言える
が、それでも一本一本の接合筋を熟練した作業員によっ
て接合しなければならないので、作業が煩雑であった。
また、接合筋の接合後、防錆や耐火のために行うコンク
リート等の充填も、接合部の開口部が大きいため作業が
大変であった。
ンクリート部材を仮設サポート等で支持する必要があ
り、手間がかかる上に次の工事に取り掛かれない欠点が
あった。
いた垂直プレキャストコンクリート部材の接合構造は、
プレキャストコンクリート部材の製作精度が緩和される
ものの、垂直コンクリート部材を接合させた後に、スリ
ーブの上端部と下端部に設けられたグラウト材注入口か
らグラウト材を注入し、このグラウト材が硬化して強度
を発揮するまで垂直プレキャストコンクリート部材をサ
ポート等によって支持しておく必要があったので、作業
量が多く、また、接合構造が強度を発揮するまでサポー
トを撤去して次の作業を行うことができない等の欠点が
あった。
垂直プレキャストコンクリート部材の接合構造は、きわ
めて接合作業が簡単であり、工事を迅速に行うことがで
きるものの、接合段部で接合しているので、締結点が垂
直プレキャストコンクリート部材の構造強度の面からず
れており、接合部にモーメントがかかるために、接合段
部にひびが入りやすく、使用できる強度が制限されてい
た。
も接合段部が床等に突出したままであるため、空間利用
効率上、また美観上も好ましくはなかった。
ナットの防錆、耐火のために接合段部の上面全体にボル
ト頭とナットが埋没する程度の厚さにモルタル等を上塗
りする必要があった。この作業は、ボルト頭以外の部分
にもモルタルを上塗りすることになり、この点合理化す
べき課題があった。
は、ボルト・ナットの締結による施工が容易な利点を有
し、かつ、従来のボルト・ナットの接合構造の欠点であ
る強度上の問題を解決し、さらに、施工後は床面等に接
合段部の突出がなく、防錆・耐火の施工が簡単な垂直プ
レキャストコンクリート部材の接合構造を提供すること
にある。
トコンクリート部材の接合構造は、接合端面に対してほ
ぼ垂直に部材内部に向かって設けられたアンカーボルト
貫通孔と、前記アンカーボルト貫通孔に連通し部材側面
から設けられた凹部または開口部と、前記凹部または開
口部を囲い込むように設けられた補強筋とを有する垂直
プレキャストコンクリート部材と、接合端面に対してほ
ぼ垂直にアンカーボルトを突設したプレキャストコンク
リート部材とからなり、前記垂直プレキャストコンクリ
ートのアンカーボルト貫通孔に前記アンカーボルトを貫
挿させ、前記垂直プレキャストコンクリート部材の凹部
又は開口部内に突出した前記アンカーボルトの頭部にナ
ットを堅く螺着させ、前記垂直プレキャストコンクリー
ト部材の凹部又は開口部をコンクリートまたはモルタル
によって補填したことを特徴とするものである。
ナットの結合によってプレキャストコンクリート部材同
士を接合するので、ナットの締付時にプレキャストコン
クリート部材を支持できれば足り、工事を迅速に進める
ことができる。また、芯出しのために仮締め、本締め等
を行うことができる。
・ナットの位置がプレキャストコンクリート部材の内部
になっており、補強筋によって凹部・開口部がプレキャ
ストコンクリート部材と強度的に一体となるように補強
されているので、ボルト・ナットの締結部にかかるモー
メントが小さく、使用できる強度が従来のボルト・ナッ
ト接合に比して大幅に向上することができる。また、ボ
ルト・ナットの位置がプレキャストコンクリート部材の
内部になっているので、施工後に接合段部等の突出がな
く、空間の利用効率を高くすることができる。
・耐火のためのモルタルやコンクリートは、プレキャス
トコンクリート部材の側面に開いた凹部または開口部で
あるので、充填が容易であり、かつ、充填に使用するモ
ルタルやコンクリートの量が少なく、美しい仕上げの外
観を得ることができる。
ャストコンクリート部材の接合構造」の実施の形態につ
いて、添付図面1,2を参照しながら以下に説明する。
コンクリート部材の接合構造」の一実施形態の縦断面図
である。一方、図2は、図1に示した接合構造を図1に
示したA−A方向から見たもう一つの縦断面図である。
る水平なプレキャストコンクリートパネル上に手すりと
なる垂直なプレキャストコンクリートパネルを接合する
場合の接合構造を示しているが、本発明はこれに限られ
ず、広く垂直なプレキャストコンクリート部材を接合す
る接合構造、例えば、建物の構造部材となる壁・柱等に
適用することができる。
請求範囲の用語との統一性も考慮し、上記「手すりパネ
ル」と「床パネル」の代わりに、それぞれ「垂直プレキ
ャストコンクリート部材」と「アンカーボルトを突設し
たプレキャストコンクリート部材」ということにする。
ンクリート部材の接合構造」は、接合される垂直プレキ
ャストコンクリート部材1と、アンカーボルトを突設し
たプレキャストコンクリート部材2とからなる。
接合端面3に対してほぼ垂直に部材内部、すなわち上方
に向って設けられたアンカーボルト貫通孔4と、そのア
ンカーボルト貫通孔4に連通し、部材側面から設けられ
た凹部5とを有している。
ストコンクリート部材1を貫通しない凹部5になってい
るが、施工の都合により、垂直プレキャストコンクリー
ト部材1を貫通する開口部になっていてもよい。
により明らかに示すように、凹部5を囲い込むように補
強筋6が設けられている。
は開口部を囲い込むように設けられた」という表現は、
凹部5、特に凹部5の下方のボルト・ナットによって挟
持される部分を垂直プレキャストコンクリート部材1の
本体と強度的に一体化させる意味である。
に要求される強度に応じて適宜任意の公知の方法とする
ことができる。
キャストコンクリート部材1の本体部分と強度的に一体
化させるべく、文字通り凹部5を囲い込む2本のU字状
補強筋と、アンカーボルト貫通孔4に沿ってアンカーボ
ルト貫通孔4と直交する方向に設けられた4本のアンカ
ー補強筋6とからなる。
ち凹部5との連通部には、後に説明するナットの座金7
が設けられている。この座金7は、ボルト・ナットの締
付けによるアンカーボルト貫通孔4の損壊を防止するた
めにも受けられるものである。座金7は、適宜他のもの
によって代用することができる。
しくは図1に示すように下方が拡開した形状になってい
る。これは、後述するように、垂直プレキャストコンク
リート部材1の据付時に、アンカーボルトの頭部を案内
することにより、アンカーボルトの挿入を簡単にするた
めのものである。
ストコンクリート部材1の本体を補強する縦筋と横筋を
示している。これらの補強筋は、部材の強度の要求によ
り適宜配筋されるものとする。
は、垂直プレキャストコンクリート部材1と接合する接
合端面10から、ほぼ垂直にアンカーボルト11を突設
させている。
コンクリート部材1を支える強度を有するように基部が
プレキャストコンクリート部材2に埋設され、あるいは
図1に示すようにプレキャストコンクリート部材2の主
筋と一体になっている。
防止し、プレキャストコンクリート部材2の面強度を維
持する押え筋を示している。
3が螺着されている。ナット13の下部には、ナットの
力を受ける第二の座金14が設けられている。
5にはコンクリートまたはモルタル15が充填されてい
る。
コンクリート部材の接合構造の構成であるが、次に本接
合構造の施工方法について以下に説明する。
リート部材の接合構造では、垂直プレキャストコンクリ
ート部材1を起重機等で吊持し、アンカーボルトを突設
したプレキャストコンクリート部材2の接合端面10上
に降ろし、アンカーボルト11をアンカーボルト貫通孔
4に貫挿させる。
拡開部分は、上述したごとくアンカーボルト11の頭部
を案内し、アンカーボルト11の挿入を容易にする。
合端面3がアンカーボルトを突設したプレキャストコン
クリート部材2の接合端面10に接するまで垂直プレキ
ャストコンクリート部材1を降ろすと、アンカーボルト
11の頭部は凹部5内に突出する。
材1の上端部を起重機等によって引き続き支持し、その
間にアンカーボルト11の頭部に座金14を嵌め、ナッ
ト13を仮締込みする。この仮締込みにより、垂直プレ
キャストコンクリート部材1は、自立できる状態になる
ので起重機のロープ等を取り外すことができる。
ート部材がある場合は、他の垂直プレキャストコンクリ
ート部材を据え付け、ナットの仮締込みをする。
ート部材の芯出しを行ない、垂直度等が規定値以内に収
まることを確認してナットの本締込みをする。これによ
り、接合作業が完了する。
部5にモルタルやコンクリート15を補填し、アンカー
ボルト11頭部とナット13等を垂直プレキャストコン
クリート部材1中に埋め込むようにする。さらに、必要
により、垂直プレキャストコンクリート部材1とプレキ
ャストコンクリート部材2の接合面の溝をシール材16
によってシールする。
クリート部材の接合構造の接合作業は完全に終了する。
ャストコンクリート部材1の吊り上げと据え付けが起重
機の一連の作業で済み、従来のスリーブや圧着継手によ
る接合構造の場合のように接合作業中の垂直プレキャス
トコンクリート部材1を支持するためのサポートを別個
に用意する必要がない。
むので、圧着スリーブや溶接等のように熟練工によって
作業をする必要もなく、また、モルタル充填式スリーブ
のような煩雑なグラウト注入作業がなく、作業を極めて
迅速に進めることができ、かつ、作業自体は簡単であ
る。
ナットを仮締込みし、他の垂直プレキャストコンクリー
ト部材との芯出しや微調整をした後に本締込みの作業を
行なうことができるので、微調整ができない従来のウェ
ットジョイントや圧着スリーブ接合やモルタル充填式ス
リーブ接合とは異なり、手すりや壁のように連続した垂
直パネルを据え付ける場合に簡単に美しい並びの手すり
・壁を得ることができる。
ート部材の接合構造によれば、接合後に凹部5にコンク
リートまたはモルタル15を詰めるようにすればよく、
従来のボルト・ナットによる接合構造のように、広い接
合段部上面全体にコンクリートまたはモルタル15を上
塗りする必要がない。
ート部材の接合構造によれば、応力を伝達するボルト・
ナットが、垂直プレキャストコンクリート部材1の重量
を支承する構造強度の面の内部に位置しており、接合部
にモーメントがかかり難い構造となっている。
部材本体と強度的に一体化されているので、従来のボル
ト・ナットの接合構造に比して、接合段部と部材本体の
間にクラック等が入りにくく、高い信頼性の接合構造を
得ることができる。
ート部材の接合構造では、従来のボルト・ナットによる
接合構造に比して、接合後に接合段部が室内に突出する
ことがなく、美観上好ましいばかりでなく、空間の利用
効率が高く、人がつまずくこともない。
の垂直プレキャストコンクリート部材の接合構造は、ア
ンカーボルトの位置がアンカーボルト貫通孔の半径内に
収まれば接合することができるので、従来の圧着スリー
ブ、溶接継手、ねじ継手等の接合構造に比して、プレキ
ャストコンクリート部材の製作精度の要求を大幅に緩和
することができる。これにより、建設現場でのトラブル
を著しく減少させ、効率的な建設工事を行なうことがで
きる。
ート部材の接合構造によれば、プレキャストコンクリー
ト部材の吊り上げ、据付け、接合を起重機の一連の動作
で行なうことができ、従来の圧着スリーブ等の接合構造
あるいはモルタル充填式スリーブのように接合強度を発
揮するまで時間がかかることがない。このため、工事を
迅速に進めることができ、仮設サポートを設ける等の手
間も省略することができる。
ート部材の接合構造は、ボルト・ナットの締結位置がプ
レキャストコンクリート部材の内部にあり、ボルト・ナ
ットによって締結される部分が補強筋によってプレキャ
ストコンクリート部材本体と強度的に一体化されている
ので、従来のボルト・ナットによる接合構造に比して、
接合部にモーメントがかかり難い形状を有し、強度上高
い信頼性を得ることができる。
ンクリート部材の接合構造の縦断面図。
態による垂直プレキャストコンクリート部材の接合構造
の他の縦断面図。
コンクリート部材の接合構造の縦断面図。
レキャストコンクリート部材の接合構造の縦断面図。
ストコンクリート部材の接合構造の縦断面図。
ト部材 3 接合端面 4 アンカーボルト貫通孔 5 凹部 6 補強筋 7 座金 8 縦筋 9 横筋 10 接合端面 11 アンカーボルト 12 押え筋 13 ナット 14 座金 15 コンクリートまたはモルタル 16 シール材
Claims (1)
- 【請求項1】接合端面に対してほぼ垂直に部材内部に向
かって設けられたアンカーボルト貫通孔と、前記アンカ
ーボルト貫通孔に連通し部材側面から設けられた凹部ま
たは開口部と、前記凹部または開口部を囲い込むように
設けられた補強筋とを有する垂直プレキャストコンクリ
ート部材と、 接合端面に対してほぼ垂直にアンカーボルトを突設した
プレキャストコンクリート部材とからなり、 前記垂直プレキャストコンクリートのアンカーボルト貫
通孔に前記アンカーボルトを貫挿させ、前記垂直プレキ
ャストコンクリート部材の凹部又は開口部内に突出した
前記アンカーボルトの頭部にナットを堅く螺着させ、前
記垂直プレキャストコンクリート部材の凹部又は開口部
をコンクリートまたはモルタルによって補填したことを
特徴とする垂直プレキャストコンクリート部材の接合構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2664899A JP4086993B2 (ja) | 1999-02-03 | 1999-02-03 | 垂直プレキャストコンクリート部材の接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2664899A JP4086993B2 (ja) | 1999-02-03 | 1999-02-03 | 垂直プレキャストコンクリート部材の接合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000220206A true JP2000220206A (ja) | 2000-08-08 |
| JP4086993B2 JP4086993B2 (ja) | 2008-05-14 |
Family
ID=12199270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2664899A Expired - Lifetime JP4086993B2 (ja) | 1999-02-03 | 1999-02-03 | 垂直プレキャストコンクリート部材の接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4086993B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008208562A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Heiwa Concrete Kogyo Kk | コンクリート部材用衝撃吸収型連結装置 |
| JP2018131877A (ja) * | 2017-02-17 | 2018-08-23 | 鹿島建設株式会社 | プレキャスト部材の設置方法、仮押さえ具 |
| CN114278009A (zh) * | 2022-01-13 | 2022-04-05 | 福州大学 | 通过螺栓和套筒混合连接的预制拼装钢筋混凝土梁及方法 |
| CN114753253A (zh) * | 2022-03-08 | 2022-07-15 | 武汉市市政建设集团有限公司 | 一种预制梁桥湿接缝飞模装置及施工方法 |
-
1999
- 1999-02-03 JP JP2664899A patent/JP4086993B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008208562A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Heiwa Concrete Kogyo Kk | コンクリート部材用衝撃吸収型連結装置 |
| JP2018131877A (ja) * | 2017-02-17 | 2018-08-23 | 鹿島建設株式会社 | プレキャスト部材の設置方法、仮押さえ具 |
| CN114278009A (zh) * | 2022-01-13 | 2022-04-05 | 福州大学 | 通过螺栓和套筒混合连接的预制拼装钢筋混凝土梁及方法 |
| CN114753253A (zh) * | 2022-03-08 | 2022-07-15 | 武汉市市政建设集团有限公司 | 一种预制梁桥湿接缝飞模装置及施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4086993B2 (ja) | 2008-05-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101839061A (zh) | 现浇混凝土圆弧外墙体单侧支模体系及其施工方法 | |
| KR101995496B1 (ko) | 상하 pc기둥 간 강접합 결합구조 및 이를 이용한 pc보의 강접합 결합구조 | |
| KR20200136755A (ko) | 후시공 pc 발코니 | |
| CN207228322U (zh) | 一种装配式框架结构与墙板的组合构件 | |
| JPH094118A (ja) | プレキャストコンクリート板 | |
| JP3649717B2 (ja) | 鋼管杭の頭部とコンクリート基礎との結合のための結合具および結合構造 | |
| JP2000220206A (ja) | 垂直プレキャストコンクリート部材の接合構造 | |
| JP2005105549A (ja) | プレキャストコンクリート立上げ壁の取付構造 | |
| JP4483087B2 (ja) | アンカーボルトの施工方法 | |
| JP3621054B2 (ja) | 鉄筋コンクリート造壁式構造の外断熱建築物に於ける帳壁取付方法及び取付金具 | |
| KR100509262B1 (ko) | 철근콘크리트와 철골구조부재의 상호부착방법 | |
| CN218881546U (zh) | 屋面挑檐永久性吊篮悬挂装置 | |
| KR101864173B1 (ko) | 원지반 부착식 자연암반형 옹벽 구조물 및 그 시공 방법 | |
| CN212670862U (zh) | 开放式墙体连接盒 | |
| JP3776330B2 (ja) | 既存建物の耐震壁およびその構築方法 | |
| JPH09189128A (ja) | プレキャスト鉄筋コンクリート基礎の型枠固定構造 | |
| JPH1162264A (ja) | 外殻フレーム耐震補強構造 | |
| KR100710583B1 (ko) | Pc기둥과 철골보의 복합구조 | |
| JPH0232417B2 (ja) | ||
| JP2504195B2 (ja) | 躯体の施工方法 | |
| KR19980010326U (ko) | 건축용 앵글의 고정설치구조 | |
| KR200183468Y1 (ko) | 건축용 앵글의 고정설치구조 | |
| KR102937253B1 (ko) | 거푸집용 철근 커플러 시스템 | |
| JPH0649895A (ja) | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接合構造 | |
| EP4644628A1 (en) | Improvements in cantilevered coupling of a precast concrete slab to a concrete building element |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060111 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071010 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071016 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071214 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080125 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080220 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130228 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140228 Year of fee payment: 6 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |