JP2000220433A - V型エンジンのクランクケース換気通路 - Google Patents

V型エンジンのクランクケース換気通路

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JP2000220433A
JP2000220433A JP11025062A JP2506299A JP2000220433A JP 2000220433 A JP2000220433 A JP 2000220433A JP 11025062 A JP11025062 A JP 11025062A JP 2506299 A JP2506299 A JP 2506299A JP 2000220433 A JP2000220433 A JP 2000220433A
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    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン構造を複雑化・大型化せずに吸気系
とクランクケースとの間を互いに独立した通路で連結す
ることができるようにV型エンジンのクランクケース換
気通路を改良する。 【解決手段】 互いに独立してクランクケース24内に
連通するブローバイガスチャンバ25並びに新気チャン
バ26にそれぞれ対応するブローバイガス通路46並び
に新気通路47を、V字形に配置された2つのバンクB
間の谷底の部分にクランク軸7の軸線に沿って設けるも
のとする。これにより、互いに独立したブローバイガス
通路と新気通路とを両バンク間のデッドスペースを有効
利用して形成するので、エンジン構造の複雑化や大型化
を招かずに済む。特に両バンク間の中心に近い側にブロ
ーバイガス通路を設けると共に、中心から遠い側に新気
通路を設け、かつこれらの通路からシリンダ軸に沿って
シリンダヘッド側へ延びる通路46a・47aを分岐さ
せるものとすれば、Vバンク間に設けた吸気系へ連通す
る通路の形成を容易化できる上、同通路の両バンク間で
の突出量を抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、V型エンジンのク
ランクケース換気通路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンのクランクケース内には、ピス
トンとシリンダとの間を抜けたブローバイガスを吸気系
に還流させると共にピストンの往復運動に起因する圧力
脈動を抑制するためのクランクケース換気通路が開口す
ることが一般的である(特開昭61−135914号公
報参照)。
【0003】一方、新鮮な外気をクランクケース内に導
入し、かつクランクケース内のブローバイガスを高効率
に吸気系へ環流させるには、それぞれの通路が吸気系と
クランクケースとの間で完全に独立していることが好ま
しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、V型で各バ
ンクの吸気系が互いに独立しているエンジンの場合、両
バンクの通路を完全独立にすると、ブローバイガス通路
と新気通路とが各二組必要となるので、通路の構成が複
雑化してエンジン構造の複雑化や大型化を招きがちであ
る。
【0005】本発明は、このような従来技術の問題点を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
エンジン構造を複雑化・大型化せずに吸気系とクランク
ケースとの間を互いに独立した通路で連結することがで
きるように改良されたV型エンジンのクランクケース換
気通路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を果たす
ために、本発明に於いては、互いに独立してクランクケ
ース24内に連通するブローバイガスチャンバ25並び
に新気チャンバ26にそれぞれ対応するブローバイガス
通路46並びに新気通路47を、V字形に配置された2
つのバンクB間の谷底の部分にクランク軸7の軸線に沿
って設けたことを特徴とするV型エンジンのクランクケ
ース換気通路を提供することとした。これによれば、互
いに独立したブローバイガス通路と新気通路とを両バン
ク間のデッドスペースを有効利用して形成するので、エ
ンジン構造の複雑化や大型化を招かずに済む。しかも、
ブローバイガス通路並びに新気通路がクランク軸の軸線
に沿って延在しているので、オイル分離効果が向上する
と共に、ブローバイガスチャンバと吸気系(吸気マニホ
ルド体53)との間の通路の連結位置や、新気チャンバ
と吸気系との間の通路の連結位置の設定自由度も拡大す
る。さらに両チャンバ25・26が互いに独立している
ので、クランクケース内の換気能率も向上する。
【0007】特に両バンク間の中心に近い側にブローバ
イガス通路を設けると共に、中心から遠い側に新気通路
を設け、かつこれらの通路からシリンダ軸に沿ってシリ
ンダヘッド側へ延びる通路46a・47aを分岐させる
ものとすれば、Vバンク間に設けた吸気系へ連通する通
路の形成を容易化できる上、同通路の両バンク間での突
出量を抑制できるためにエンジンのコンパクト化に寄与
し得る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面に示された一実
施の形態を参照して本発明について詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明が適用された4サイクルV
型8気筒エンジンのクランクプーリ側の立面図である。
【0010】このエンジンEは、シリンダ軸線の狭角が
90度に設定されたV字形をなすアッパブロック1と、
アッパブロック1の下面に接合されたロワブロック2
と、ロワブロック2の下面に接合されたオイルパン3
と、アッパブロック1の両シリンダの上面に接合された
一対のシリンダヘッド4とからなっている。そして各シ
リンダヘッド4の上方には、それぞれ2本のカム軸5が
設けられている。これらのカム軸5は、シリンダヘッド
4の上面に接合されたヘッドカバー6で覆われている。
そしてアッパブロック1とロワブロック2との接合面に
は、メインベアリングによってクランク軸7が支持され
ている。
【0011】アッパブロック1に於けるクランク軸7の
一側方(図1に於ける右方)には空調機のコンプレッサ
8が取り付けられ、ロワブロック2に於けるクランク軸
7の他側方(図1に於ける左方)には交流発電機9が取
り付けられている。これらコンプレッサ8と交流発電機
9とは、図には示されていないベルト/プーリ機構を介
してクランク軸7に連動連結されている。
【0012】クランク軸7に於ける上記クランクプーリ
の軸方向内側位置には、クランクスプロケット10が嵌
着され、そのさらに軸方向内側には、ドライブピニオン
11が嵌着されている。
【0013】ドライブピニオン11には、シリンダ軸線
の狭角を二等分し且つクランク軸中心を通る垂直面につ
いての対称位置に設けられた2つのドリブンピニオン1
2が同時に噛合している。そしてこれら2つのドリブン
ピニオン12には、それぞれ小スプロケット13が一体
的に設けられており、この小スプロケット13と各シリ
ンダヘッド4の各2本のカム軸5に設けられたカムスプ
ロケット14との間に、それぞれカム軸駆動用サイレン
トチェーン15が巻き掛けられている。これにより、両
シリンダヘッド4上の各2本のカム軸5に、クランク軸
7の回転力が伝達されるようになっている。
【0014】アッパブロック1とロワブロック2とは、
クランク軸7の中心軸が通る水平面から分割され、この
分割面についての対称位置に、その軸線をクランク軸7
の軸線と平行に延在させた2本のバランス軸16a・1
6bが枢支されている。
【0015】これら2本のバランス軸のうち、ロワブロ
ック2側に支持されたもの16bの軸端には、バランス
軸スプロケット17が嵌着されている。このバランス軸
スプロケット17と、クランクスプロケット10と、ロ
ワブロック2の下面に取り付けられたオイルポンプ(図
示せず)に固定されたポンプスプロケット18との間に
サイレントチェーン19を巻き掛けることにより、下側
バランス軸16bおよびオイルポンプがクランク軸7と
連動回転するようになっている。
【0016】2本のバランス軸16a・16b同士は、
上記バランス軸スプロケット17の軸方向内側に嵌着さ
れた同一歯数の歯車20a・20b同士の噛み合いによ
り、互いに逆方向へ同一回転速度(クランク軸の2倍に
設定)で回転するようになっている。これにより、V字
形配置されたシリンダ軸上でのピストン運動に起因する
起振力の水平方向成分が打ち消される。
【0017】両シリンダヘッド4に於ける各カム軸5の
カムスプロケット14に巻き掛けられたサイレントチェ
ーン15並びにバランス軸スプロケット17及びポンプ
スプロケット18に巻き掛けられたサイレントチェーン
19の各々には、油圧プランジャ21で押付力が自動調
節されるチェーンテンショナ22と、振れ止め用のチェ
ーンガイド23とが付設されている。これらのチェーン
テンショナ22並びにチェーンガイド23は、アッパブ
ロック1、ロワブロック2、オイルパン3、及びシリン
ダヘッド4の各クランクプーリ側の端面の適所に、ボル
トなどを用いて固定されている。そしてこのエンジンE
のクランクプーリ側の端面は、略全面的にチェーンカバ
ー(図示せず)で覆われている。
【0018】ロワブロック2とオイルパン3との図1に
於ける左右両側部の接合面同士には、図2及び図3に示
すように、クランクケース24から吸気系へ環流させる
ブローバイガス中の油分を除去するためのブローバイガ
スチャンバ25が右側に、吸気系から取り入れた外気を
クランクケース24内に導くための新気チャンバ26が
左側に、それぞれ形成されている。
【0019】両チャンバ25・26は、ロワブロック2
のクランク軸方向両端壁にその両端が開口しているが、
その開口面積に比して大きな断面積にされると共に、ク
ランク軸7の軸線に平行な通気流線に直交する向きに互
い違いに突設された複数のリブ27によってその内部が
迷路状にされている。なお、これらのリブ27は、通路
を迷路状にして油分分離機能を高めるのみならず、容積
の大きな空洞を形成することによる剛性低下を抑制する
のにも役立つ。
【0020】両チャンバ25・26の上壁は、アッパ・
ロワ両ブロック1・2内に形成されたクランクケース2
4とオイルパン3との間を仕切るべくその内周輪郭がク
ランク軸7と一体のカウンタウェート28の回転軌跡に
対応したバッフル29で画定されている。またブローバ
イガスチャンバ25は、クランクケース24の左側方に
形成されたバランス軸収容室30と側方から見て部分的
にオーバーラップした位置、つまり、バッフル29とバ
ランサ軸収容室30とに挟まれた位置に形成されてい
る。このようにすることにより、デッドスペースを有効
活用し得るので、エンジン全体の大型化を招かずに比較
的大きな容積の油分分離チャンバを形成することができ
る。
【0021】なお、新気チャンバ26側は新鮮な外気が
通過するので通常はオイル混入はないが、ブローバイガ
スが逆流した時のことを考慮してこちら側も迷路状にし
てある。
【0022】ロワブロック2の図3に於ける左方の側壁
内面に対するバッフル29の接続部には、バランス軸収
容室30の底へ向けて斜め下向きの傾斜通路31が形成
されている。またバランス軸収容室30は、ロワブロッ
ク2とオイルパン3との接合面に形成された左側オイル
流路32に、その底に適宜に開けられた垂直通路33を
介して開放されている。
【0023】ロワブロック2の図3に於ける右方の側壁
内面に対するバッフル29の接続部の適所には、ロワブ
ロック2とオイルパン3との接合面に形成された右側オ
イル流路34に向けて鋳抜き孔35が開けられている。
【0024】クランク軸7のカウンタウェート28の回
転で巻き上げられたクランクケース内のオイルは、これ
らの通路31・33・35及び流路32・34を経てオ
イルパン3へと迅速に戻ることができる。
【0025】図4並びに図5に示すように、クランクプ
ーリ側端壁に於けるブローバイガスチャンバ25の開口
は、ロワブロック2の端壁に設けた複数の小孔37から
なり、オイルパン3の端壁に設けた孔38を介してオイ
ルパン3内の油面上空間に連通するようになっている。
これら小孔37並びに孔38が設けられた部分は、その
周囲がリブ39で囲まれると共に、バランス軸スプロケ
ット17とポンプスプロケット18との間にリブ39の
端縁に当接するように設けられたチェーンガイド23の
支持ベース23aでその前面が塞がれている。
【0026】オイルミストを含んだブローバイガスは、
チェーンガイド23の支持ベース23aの内面とロワブ
ロック2の前面との隙間Gから小孔37を経てブローバ
イガスチャンバ25に流入するが(図5の矢印参照)、
この隙間Gと小孔37とを通過する際にも油分が分離さ
れる。
【0027】また、チェーンガイド23は、ロワブロッ
ク2とオイルパン3とにそれぞれ第1・第2締結部F1
・F2でその上下各端部が固定されているが、さらに支
持ベース23aも第3締結部F3で固定されている。
【0028】他方、クランクプーリ側端壁に於ける新気
チャンバ26の開口周囲には、上記と同様にリブ40が
設けられているが、こちら側は図示されていないチェー
ンカバーの内面に設けられたリブと共働してロワブロッ
ク2の端壁の孔41とオイルパン3の端壁の孔42との
間に通路が画定されるようになっている。なお、チェー
ンカバー内全体に新気を導入し得るように、リブ40の
一部に切欠部43が設けられている。
【0029】アッパ・ロワ両ブロック1・2のトランス
ミッションとの接合面側の端壁には、図6に示すよう
に、ブローバイガスチャンバ25の他端側の孔44と新
気チャンバ26の他端側の孔45とが開口している。そ
して、アッパブロック1に於ける両バンクB間の谷底の
部分にクランク軸7の軸線に沿って互いに平行に延設さ
れた各一対のブローバイガス通路46並びに新気通路4
7と、両チャンバ25・26の各他端側の孔44・45
との間を接続するための凹所48・49が、この端壁に
凹設されている。これらの凹所48・49の周囲の垂直
面Vにエンドプレート50を接合することにより、ブロ
ーバイガスチャンバ25並びに新気チャンバ26の各々
に互いに独立して連通する連結通路51・52が形成さ
れている(図7・8参照)。なお、図には示されていな
いが、ブローバイガスチャンバ25並びに新気チャンバ
26と同様に、通気流線に直交する向きのリブを互い違
いに突設してその内部を迷路状にすることにより、これ
らの通路51・52にも油分分離機能を付与することが
できる。
【0030】両バンクB間には、図9に示すように、狭
角の中心に対する対称位置に吸気マニホルド体53が配
置されている。この吸気マニホルド体53は、一対のス
ロットルボディ54を備えたサージタンク55の中央下
部に形成されたクランク軸方向に長い吸気チャンバ56
を備える(この吸気チャンバ56から各シリンダの吸気
ポートへの吸気管が延出される)と共に、両シリンダヘ
ッド4のバンク内側に形成された水平面H上に接合され
ている。
【0031】シリンダヘッド4には、アッパブロック1
に設けられたブローバイガス通路46並びに新気通路4
7からシリンダ軸に沿ってシリンダヘッド4側へ延ばさ
れた通路46a・47aの開口に連結される通路57・
58が形成され、また吸気マニホルド体53には、この
通路57・58に連結される通路59・60が形成され
ており、スロットルボディ54のスロットル弁上流54
aから新気を導入すると同時に、スロットルボディ54
のスロットル弁下流54bへブローバイガスを環流させ
るようになっている。なお、シリンダヘッド4のブロー
バイガス通路57の吸気マニホルド体53側の開口、す
なわちシリンダヘッド4と吸気マニホルド体53との接
合面に、PCVバルブ61が埋め込まれている。
【0032】以上述べた通路を介してブローバイガスチ
ャンバ25からのブローバイガスが2つのバンクBの吸
気系へ振り分けられ、かつ2つのバンクBの吸気系から
の新気が合流して新気チャンバ26へと流入するように
なっている。なお、アッパブロック1に於ける両バンク
B間の谷底の部分に設けられた新気通路47は、シリン
ダ軸に沿う向きに設けられた動弁室内換気用通路47b
を介して図示されていない動弁室内にも連通しており、
動弁室内に滞留するオイルがブローバイガスに接触して
劣化することを、動弁室内の換気を行うことによって抑
制するようになっている。
【0033】クランク軸7の軸線に沿ってアッパブロッ
ク1内に延在するブローバイガス通路46並びに新気通
路47は、両バンクB間の中心に近い側にブローバイガ
ス通路46が設けられ、両バンクB間の中心から遠い側
に新気通路47が設けられている。またブローバイガス
通路46並びに新気通路47の各中心は、ブローバイガ
ス通路46側がやや上方となるように上下にオフセット
した水平面上に置かれている。
【0034】一方、エンジンの各部へオイルを供給する
ためのメインギャラリMが2つのバンクB間の中心に設
けられているが、ブローバイガス通路46は、このメイ
ンギャラリMと新気通路47との間に設けられ、かつ両
通路に比較して最も小径とされている。これにより、ブ
ローバイガス通路46の両バンクB間での上向き突出量
を最小化できるので、吸気系(吸気マニホルド体53)
を両バンクB間に設けたエンジンをより一層コンパクト
化する上に有利である。
【0035】ここでブローバイガス通路46は、吸気負
圧が十分に作用するので比較的小径とされると共に、ア
ッパブロック1のクランク軸方向長さの中間部まで延出
されており、その端末に、シリンダ軸に沿う通路46a
が接続されている。また新気通路47は、吸気負圧の作
用が得られないので通路面積を大きくして新気が導入さ
れ易くするために比較的大径とされると共に、ブローバ
イガス通路46よりも1気筒分だけ長くされており、そ
の中間部にブローバイガス通路46からシリンダ軸方向
に分岐した通路46aと平行な通路47aが接続され、
上記した動弁室内換気用の通路47bは、中間部の通路
47aから1気筒分だけトランスミッション側に寄った
位置と端末とにそれぞれ接続されている。
【0036】これにより、ブローバイガス用の分岐通路
46aと重ならない位置に動弁室内換気用の通路47b
を設けることができるので、動弁室内換気用の通路47
bの断面積をより一層大きく設定することができると共
に、両バンクB間に設けた吸気マニホルド体53に対し
てブローバイガス通路46並びに新気通路47を連通さ
せるための各通路の連結位置の設定自由度も高まる。し
かもこれらの通路の両バンク間での突出量を最小限に抑
え得る。
【0037】
【発明の効果】このように本発明によれば、互いに独立
したブローバイガス通路と新気通路とを、V字形に配置
された2つのバンク間のデッドスペースを有効利用して
形成することができるので、エンジン構造の複雑化や大
型化を招かずに済む。しかも、ブローバイガス通路並び
に新気通路がクランク軸の軸線に沿って延在しているの
で、オイル分離効果が向上すると共に、ブローバイガス
チャンバと吸気系との間の通路の連結位置や、新気チャ
ンバと吸気系との間の通路の連結位置の設定自由度も拡
大する。さらに両チャンバ25・26が互いに独立して
いるので、クランクケース内の換気能率も向上する。特
に両バンク間の中心に近い側にブローバイガス通路を設
けると共に、中心から遠い側に新気通路を設け、かつこ
れらの通路からシリンダ軸に沿ってシリンダヘッド側へ
延びる通路を分岐させるものとすれば、両バンク間に設
けた吸気系へ連通する通路の形成を容易化できる上、同
通路の両バンク間での突出量を抑制できるためにエンジ
ンのコンパクト化に寄与し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるV型エンジンのクランクプ
ーリ側の立面図
【図2】図1に示したエンジンのロワブロックのオイル
パン接続面を示す底面面
【図3】図2に於けるIII−III線に沿う断面図
【図4】図1に示したエンジンのクランクプーリ側端面
の部分的な立面図
【図5】図4のV−V線に沿う要部断面図
【図6】図1に示したエンジンのトランスミッション側
端面の部分的な立面図
【図7】図6に於けるVII−VII線に沿う要部断面図
【図8】図6に於けるVIII−VIII線に沿う要部断面図
【図9】図1に示したエンジンの吸気系を含む部分の要
部断面図
【図10】図1に示したエンジンのアッパブロックの上
面図
【符号の説明】
E エンジン B バンク 7 クランク軸 24 クランクケース 25 ブローバイガスチャンバ 26 新気チャンバ 46 ブローバイガス通路 47 新気通路 46a・47a 通路 50 エンドプレート 51・52 連結通路 53 吸気マニホルド体
フロントページの続き Fターム(参考) 3G015 AA06 AA08 BA01 BB13 BD16 BD24 BE03 BE05 BE13 BE15 BE16 BF05 BF08 BF10 CA06 CA07 DA01 DA05 DA08 DA10 EA26 3G024 AA21 AA44 AA53 BA24 DA03 DA10 DA19 DA26 FA00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 V型エンジンのクランクケース換気通路
    であって、 互いに独立してクランクケース内に連通するブローバイ
    ガスチャンバ並びに新気チャンバにそれぞれ対応するブ
    ローバイガス通路並びに新気通路を、V字形に配置され
    た2つのバンク間の谷底の部分にクランク軸の軸線に沿
    って設けたことを特徴とするV型エンジンのクランクケ
    ース換気通路。
  2. 【請求項2】 2つのバンク間の中心に近い側にブロー
    バイガス通路を設けると共に、中心から遠い側に新気通
    路を設け、かつこれらの通路からシリンダ軸に沿ってシ
    リンダヘッド側へ延びる通路を分岐させたことを特徴と
    する請求項1に記載のV型エンジンのクランクケース換
    気通路。
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