JP2000220738A - 油圧式無段変速機の中立位置調整機構 - Google Patents
油圧式無段変速機の中立位置調整機構Info
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- JP2000220738A JP2000220738A JP11023265A JP2326599A JP2000220738A JP 2000220738 A JP2000220738 A JP 2000220738A JP 11023265 A JP11023265 A JP 11023265A JP 2326599 A JP2326599 A JP 2326599A JP 2000220738 A JP2000220738 A JP 2000220738A
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Abstract
ンプの中立位置を決定するデテント機構を油圧式無段変
速機の外部に付設していたので、該デテント機構を構成
するカムやカムフォロアー等に錆が発生したり、泥・草
木等の異物が付着したりして、デテント機構に動作不良
が発生する恐れがあった。また、外部にデテント機構を
付設することにより、油圧式無段変速機が大型化してし
まっていた。 【解決手段】 可動斜板の操作レバー10又はトラニオ
ン軸9と一体的にカム11を設け、板ばね状部材12に
形成され該カム11に押圧される方向へ付勢されるカム
フォロアー12aをセンターセクション5内側面に設
け、該カムフォロアー12aをカム11の回動方向へ移
動可能に構成し、カムフォロアー12aの位置を外部か
ら制御可能とした。
Description
モータとにより構成される油圧式無段変速機の中立位置
を調整する機構に関する。
は、例えば油圧ポンプを可変容量型に構成し、該油圧ポ
ンプの容量の調整は、油圧式無段変速機外部に設けた操
作レバーを操作することにより該油圧ポンプの可動斜板
の傾角を制御して行うようにしていた。そして、可動斜
板と連動するデテント機構を油圧式無段変速機の外部に
付設して、油圧ポンプの中立位置を該デテント機構によ
り決定するように構成していた。
中立位置を決定するデテント機構を油圧式無段変速機の
外部に付設していると、該デテント機構を構成するカム
やカムフォロアー等に錆が発生したり、泥・草木等の異
物が付着したりして、デテント機構に動作不良が発生す
る恐れがあったまた、外部にデテント機構を付設するこ
とにより、油圧式無段変速機が大型化してしまってい
た。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、請求項1においては、可動斜
板の傾角に応じて可変容量制御される油圧ポンプと油圧
モータとにより構成される油圧式無段変速装置におい
て、該可動斜板操作レバー又はトラニオンと一体的にカ
ムを設け、板ばね状に形成され該カムに押圧される方向
へ付勢されるカムフォロアーをセンターセクション内側
面に設け、該カムフォロアーをカムの回動方向へ移動可
能に構成し、カムフォロアー位置を外部から制御可能と
した。
角に応じて可変容量制御される油圧ポンプと油圧モータ
とにより構成される油圧式無段変速装置において、該可
動斜板操作レバー又はトラニオンと一体的にカムを設
け、該カムに押圧される方向へ付勢されるカムフォロア
ーをセンターセクションに内蔵し、該カムフォロアー
を、カムへの当接面を略球面状とし、円柱形状に形成し
て軸方向へ摺動可能に構成し、該カムフォロアーの軸心
に対して偏心した外周を有する円筒形状のガイド部材を
カムフォロアーに外嵌し、該カムフォロアーを外部から
回転操作可能とした。
角に応じて可変容量制御される油圧ポンプと油圧モータ
とにより構成される油圧式無段変速装置において、該可
動斜板操作レバーの一端部に一体的にカムフォロアーを
設け、該カムフォロアーに押圧される方向へ付勢される
カムをハウジングに内蔵し、該カムの一端部はハウジン
グ側面に軸支される支点軸により回転自在に支持され、
他端部は該カムをカムフォロアー方向へ付勢する付勢手
段により支持され、支点軸を軸支するハウジング側面の
支持孔の軸心と該支点軸の軸心とを偏心させ、該支点軸
を外部から回転操作可能に構成した。
する。図1は本発明の中立位置調整機構を備えた油圧式
無段変速機を示す平面図、図2は同じくセンターセクシ
ョン部の断面図、図3は板ばね状部材にて形成したカム
フォロアーを用いて構成した中立位置保持機構及び中立
位置調整機構を示す側面図、図4は同じく中立位置調整
機構のカムフォロアーを示す底面図、図5は板ばね状部
材にて形成したカムフォロアーを用いて構成した中立位
置保持機構及び中立位置調整機構の別実施例を示す側面
図、図6は同じく中立位置調整機構のカムフォロアーの
別実施例を示す底面図、図7は円筒形状の偏心ガイド筒
及び略円柱状のカムフォロアを用いて構成した中立位置
調整機構を備えた油圧式無段変速機を示す中央断面図、
図8は円筒形状の偏心ガイド筒及び略円柱状のカムフォ
ロアを用いて構成した中立位置調整機構を示す側面図、
図9は図8における偏心ガイド筒の別操作方法を示すセ
ンターセクション部の断面図、図10は可動斜板操作レ
バーに一体的に設けたカムフォロアーへカムを押圧して
構成した中立位置保持機構及び中立位置調整機構を示す
側面図、図11は同じく中立位置保持機構及び中立位置
調整機構を示す内部背面図、図12は同じく中立位置保
持機構及び中立位置調整機構を備えた油圧式無段変速機
を示す側面断面図である。
油圧式無段変速機について説明する。図1、図2に示す
ように、油圧式無段変速機(以降HSTと記載する)1
は、油圧ポンプ2と油圧モータ3とにより構成されてい
る。該油圧ポンプ2と油圧モータ3とは上下に並設さ
れ、該油圧ポンプ2及び油圧モータ3の後端部(図1に
おける右側端部)にセンターセクション5が配置されて
いる。該油圧ポンプ2は可変容量型油圧ポンプに構成さ
れており、ハウジング2a内にクレイドル型の可動斜板
6が配設されている。
設され、該操作レバー10の前端部(図1における左端
部)がピン軸7により可動斜板6と連結され、該操作レ
バー10における可動斜板6との連結部よりも後方側に
は、ハウジング2aに回動自在に支持されるトラニオン
軸9が取り付けられている。該トラニオン軸9はハウジ
ング2aの外部へ突出しており、油圧ポンプ2の外部か
らトラニオン軸9を回動操作することにより操作レバー
10を上下回動させ、これにより、可動斜板6の傾角が
調節されるように構成している。
立位置調整機構について図1乃至図4により説明する。
前記操作レバー10は、トラニオン軸9が取り付けられ
ている部分よりも後方側、即ちセンターセクション5側
へ延設され、この延設された部分のセンターセクション
5側端部にはデテントカム11が形成されている。カム
11は上下方向の略中央部に凹部11aが形成され、該
凹部11aから上方及び下方へいくに従ってセンターセ
クション5側に凸となる円弧形状に形成されている。
テントカム11に対向する部分には板ばね状部材12が
装着されており、該板ばね状部材12の上下方向略中央
部はデテントカム11側に突出してカムフォロアー12
aを形成している。該カムフォロアー12aはデテント
カム11に押圧状態で当接しており、該デテントカム1
1の凹部11aに当接している状態が最も圧接力が小さ
くなるように構成している。また、デテントカム11の
回動状態が、カムフォロアー12aが凹部11aに当接
する位置にあるときに油圧ポンプ2の可動斜板6が中立
位置となるように構成している。
デテントカム11が凹部11aから上下回動するに従っ
て、カムフォロアー12aはデテントカム11によりセ
ンターセクション5側へ押圧されて板ばね状部材12に
よる付勢力が大きくなるため、カムフォロアー12aの
デテントカム11への圧接力は大きくなる。また、セン
ターセクション5内側面におけるカムフォロアー12a
が配置されている部分には切欠部5bが形成され、デテ
ントカム11に押圧されるカムフォロアー12aがセン
ターセクション5内側面より外側方向へ逃げることがで
きるようにしている。
操作レバー10へ一体的に形成したデテントカム11
に、カムフォロアー12aを圧接させるデテント機構を
中立位置保持機構として構成することにより、操作レバ
ー10を上下回動させるトラニオン軸9の操作力を解除
すると、カムフォロアー12aの付勢力によりデテント
カム11が中立位置に戻され、HST1が中立状態で保
持されることとなる。
されていない状態においては、デテントカム11の凹部
11aにカムフォロアー12aが当接してHST1の中
立状態が保持されることとなるが、デテントカム11の
凹部11aにカムフォロアー12aが当接した状態にあ
っても、油圧ポンプ2の可動斜板6が中立位置より若干
ずれた状態となる場合がある。そこで、本HST1には
以下の如く中立位置調整機構を構成している。
イド部材18により保持されてセンターセクション5内
側面に装着されており、該センターセクション5内側面
に形成された溝部5aに沿って上下摺動自在に移動可能
とされている。センターセクション5には外側からピン
軸16が挿入され、該ピン軸16の内側端部に形成され
るピン16aがセンターセクション5内側面から油圧ポ
ンプ2内に突出して、前記板ばね状部材12の他端部に
左右方向に形成された長孔12bへ摺動自在に嵌入して
いる。
に対して偏心して配置されており、ピン軸16を回転さ
せるとピン16aがピン軸16の軸心を中心として公転
し、これに伴って板ばね状部材12が上下移動してカム
フォロアー12aの上下位置が調節されるように構成し
ている。また、ピン16aの外側端部16bはセンター
セクション5より外側方向に突出して、該ピン16aを
外部から回転操作可能に構成されている。さらに、ピン
16aの外側端部16bにはロックナット17が螺嵌さ
れており、該ロックナット17を緩めるとピン16aが
回転可能となり、ロックナット17を締めるとピン16
aが回転方向に位置固定されるようにしている。
ン軸16をHST1外部から回転操作することによりカ
ムフォロアー12aの位置を上下に移動させて、該カム
フォロアー12aがデテントカム11の凹部11aに当
接した状態にて、油圧ポンプ2の可動斜板6が中立位置
となるように微調節するのである。そして、HST1の
中立位置を調節した後は前記ロックナット17を締めて
ピン16aを回転方向に位置固定し、中立位置がずれる
ことを防止する。
ォロアーを用いた中立位置調整機構は次のように構成す
ることもできる。即ち、図5、図6においては、板ばね
状部材12’の一端部に上下方向に形成した長孔12
c’へ、センターセクション5内側面から突出するピン
19を摺動自在に嵌入するとともに、板ばね状部材1
2’の他端部に上下方向に形成した長孔12b’へ、セ
ンターセクション5を貫通する固定ボルト20を嵌入し
て、該板ばね状部材12’をセンターセクション5に装
着している。センターセクション5の外側に突出する固
定ボルト20の外側端部20bにはロックナット17が
螺嵌されており、該ロックナット17を緩めると板ばね
状部材12’が上下方向に移動可能となり、ロックナッ
ト17を締めると板ばね状部材12’がセンターセクシ
ョン5と固定ボルト20の頭部20aとに挟まれて位置
固定されるように構成している。
ばね状部材12’をデテントカム11の凹部11aに当
接させた状態で操作レバー10を回動操作して、HST
1が中立位置となるように可動斜板6の傾角を調整した
後、ロックナット17を締めて板ばね状部材12’を位
置固定するのである。
ン軸9と一体的にカム11を設け、板ばね状部材12に
より形成され該カム11に押圧される方向へ付勢される
カムフォロアー12aをセンターセクション5の内側面
に設け、該カムフォロアー12aをカム11の回動方向
へ移動可能に構成することにより、前記デテント機構等
により構成される中立位置保持機構及び中立位置調整機
構を、必要充分なデテント力を確保しつつHST1に内
装することができ、デテント機構を構成するカム11や
カムフォロアー12a等に錆が発生したり、泥・草木等
の異物が付着したりすることによる中立位置保持機構及
び中立位置調整機構の動作不良を防止することができ
る。また、中立位置保持機構及び中立位置調整機構をH
ST1に内装することにより、HST1をコンパクトに
構成することができ、該HST1の操作系を小さなスペ
ースで構成することができる。また、カムフォロアー1
2aの位置を外部から制御可能とすることにより、中立
位置の調整を容易に行うことができる。
機構の別実施例について説明する。図7、図8に示すよ
うに、センターセクション5の前記デテントカム11に
対向する部分には、外側端部を閉じた略円筒形状のガイ
ド部材である偏心ガイド筒32が回転自在に内装され、
該偏心ガイド筒32内には略円柱状に形成されるカムフ
ォロア31が摺動自在に内嵌されている。カムフォロア
31は、該カムフォロア31と偏心ガイド筒32との間
に介装されるスプリング34等の付勢手段によりデテン
トカム11方向へ付勢され、略球面状に形成された内側
端面31aはデテントカム11に押圧状態で当接してい
る。
凹部11aに当接している状態が最もデテントカム11
側へ突出しており、スプリング34による圧接力が最も
小さくなるように構成している。また、デテントカム1
1の回動状態が、カムフォロアー31が凹部11aに当
接する位置にあるときに油圧ポンプ2の可動斜板6が中
立位置となるように構成している。そして、トラニオン
軸9の回動操作によりデテントカム11が凹部11aか
ら上下回動するに従って、カムフォロアー31はデテン
トカム11によりセンターセクション5側へ押圧されて
スプリング34による付勢力が大きくなるため、カムフ
ォロアー31のデテントカム11への圧接力は大きくな
る。
操作レバー10へ一体的に形成したデテントカム11
に、カムフォロアー31を圧接させるデテント機構を中
立位置保持機構として構成することにより、操作レバー
10を上下回動させるトラニオン軸9の操作力を解除す
ると、カムフォロアー31の付勢力によりデテントカム
11が中立位置に戻され、HST1が中立状態で保持さ
れることとなる。
されていない状態においては、デテントカム11の凹部
11aにカムフォロアー31が当接してHST1の中立
状態が保持されることとなるが、デテントカム11の凹
部11aにカムフォロアー31が当接した状態にあって
も、油圧ポンプ2の可動斜板6が中立位置より若干ずれ
た状態となる場合がある。そこで、以下の如く中立位置
調整機構を構成している。
の軸心とが偏心した偏心筒であり、該偏心ガイド筒32
の外周の軸心と、偏心ガイド筒32に内嵌されるカムフ
ォロアー31の軸心とは偏心している。該偏心ガイド筒
32の外側端部には、該偏心ガイド筒32と一体的に回
転するピン軸33が固設され、該ピン軸33の外側端部
33aは外部に突出して、該ピン軸33を外部から回転
操作可能に構成されている。また、該外側端部33aに
はロックナット35が螺嵌しており、該ロックナット3
5を緩めるとピン軸33及び偏心ガイド筒32が回転可
能となり、ロックナット35を締めるとピン軸33及び
偏心ガイド筒32が回転方向に位置固定されるようにし
ている。
ン軸33をHST1外部から回転操作して偏心ガイド筒
32を回転させる。偏心ガイド筒32が回転すると、該
偏心ガイド筒32外周の軸心とカムフォロアー31の軸
心とは偏心しているため、該カムフォロアー31は偏心
ガイド筒32外周の軸心を中心として公転し、側面視に
おいては該カムフォロアー31は上下方向へ移動する。
そして、カムフォロアー31がデテントカム11の凹部
11aに当接した状態にて偏心ガイド筒32を外部から
回転操作して、油圧ポンプ2の可動斜板6が中立位置と
なるように、該カムフォロアー31の上下位置を微調節
するのである。HST1の中立位置を調節した後は、前
記ロックナット35を締めてピン軸33を回転方向に位
置固定し、HST1の中立位置がずれることを防止す
る。
くピン軸33の外側端部33aを外部から直接操作する
方法に加えて、次のように操作することもできる。ー即
ち、図9に示すように、偏心ガイド筒32に一体的に連
結されたピン軸33の外側端部33a又は途中部にウォ
ームホイール36を固設し、該ウォームホイール36に
ウォーム37を噛合して、該ウォーム37の一端に一体
的に連結した操作ピン38を回転操作することにより、
偏心ガイド筒32を回転させることも可能である。ま
た、ピン軸33の外側端部33a又は途中部にピニオン
を形成し、該ピニオンにラックを噛合させて、該ラック
を前後移動操作することにより、偏心ガイド筒32を回
転させることも可能である。
ン軸9と一体的にカム11を設け、該カム11に押圧さ
れる方向へ付勢されるカムフォロアー31をセンターセ
クション5に内蔵し、該カムフォロアー31を、カム1
1への当接面31aを略球面状とし、円柱形状に形成し
て軸方向へ摺動可能に構成し、該カムフォロアー31の
軸心に対して偏心した外周を有する円筒形状のガイド部
材32をカムフォロアー31に外嵌したことにより、前
記デテント機構等により構成される中立位置保持機構及
び中立位置調整機構を、必要充分なデテント力を確保し
つつHST1に内装することができ、デテント機構を構
成するカム11やカムフォロアー31等に錆が発生した
り、泥・草木等の異物が付着したりすることによる中立
位置保持機構及び中立位置調整機構の動作不良を防止す
ることができる。また、中立位置保持機構及び中立位置
調整機構をHST1に内装することにより、HST1を
コンパクトに構成することができ、該HST1の操作系
を小さなスペースで構成することができる。また、該カ
ムフォロアー31を外部から回転操作可能とすることに
より、中立位置の調整を容易に行うことができる。
機構は次のように構成することも可能である。即ち、図
10乃至図12に示すように、ハウジング2a内に配設
された可動斜板の操作レバー51の一端部はピン軸7に
より可動斜板6と連結され、該操作レバー51の途中部
には、ハウジング2aの一側面に回動自在に支持される
トラニオン軸9が取り付けられている。該トラニオン軸
9はハウジング2aの外部へ突出しており、油圧ポンプ
2の外部からトラニオン軸9を回動操作することにより
操作レバー51を上下回動させ、これにより、可動斜板
6の傾角が調節されるように構成している。
アリング等により構成されるカムフォロアー53が回転
自在に取り付けられている。該カムフォロアー53とセ
ンターセクション5との間のスペースにはカム54が配
設され、該カム54のデテントカム部54aがカムフォ
ロアー53へ押圧状態で当接している。カム54のデテ
ントカム部54aにおいては、上下方向の略中央部に凹
部54dが形成されており、該凹部54dから上方及び
下方へいくに従ってカムフォロアー53側に凸となる円
弧形状に形成されている。該カムフォロアー53はデテ
ントカム部54aの凹部54dに当接している状態が最
も圧接力が小さくなるように構成している。また、カム
フォロアー53がデテントカム部54aの凹部54dに
当接する位置にあるときに油圧ポンプ2の可動斜板6が
中立位置となるように構成している。
により支持されており、該偏心軸55は油圧ポンプ2の
ハウジング2aの一側面に回転自在に軸支されている。
偏心軸55は軸支部55aとカム支持部55bとで構成
され、該軸支部55aはハウジング2aの一側面に設け
られた軸受2bに軸支され、カム支持部55bはカム5
4の一端部を回転自在に支持している。そして、軸受2
bに軸支される部分である軸支部55aの軸心と、カム
54の他端部を支持する部分であるカム支持部55bの
軸心とは偏心して構成されており、これにより、該軸受
2bの軸心とカム支持部55bの軸心とが偏心されるこ
ととなる。また、偏心軸55にはロックナット57が螺
嵌されており、該ロックナット57をを緩めると偏心軸
55が回転可能となり、ロックナット57を締めると偏
心軸55が回転方向に位置固定されるようにしている。
筒形状に形成されており、該他端部の円筒形状に形成さ
れた部分へ、センターハウジング5に固定されたスプリ
ング56を収納して、該スプリング56によりカム54
の他端部を支持するようにしている。そして、該スプリ
ング56の付勢力により、カム54がカムフォロアー5
3側に付勢されて、デテントカム部54aがカムフォロ
アー53へ圧接することとなっている。
り、カムフォロアー53がデテントカム部54aの凹部
54dから上下方向へ回動するに従って、デテントカム
部54aはカムフォロアー53によりセンターセクショ
ン5側へ押圧されてスプリング56による付勢力が大き
くなるため、カムフォロアー31のデテントカム11へ
の圧接力は大きくなる。このように、可動斜板6の傾角
を操作する操作レバー51へ一体的に形成したカムフォ
ロアー53に、カム54のデテントカム部54aを圧接
させるデテント機構を中立位置保持機構として構成する
ことにより、操作レバー51を上下回動させるトラニオ
ン軸9の操作力を解除すると、カム54の付勢力により
カムフォロアー53が中立位置に戻され、HST1が中
立状態で保持されることとなる。
様に、デテントカム部54aの凹部54dにカムフォロ
アー53が当接した状態にて、油圧ポンプ2の可動斜板
6が中立位置よりずれた状態となった場合、中立位置調
整機構により以下の如く中立位置を微調整するようにし
ている。即ち、ロックナット57を緩めて、前記偏心軸
55をHST1外部から回転操作する。偏心軸55が回
転すると、軸支部55a及び軸受2bの軸心に対してカ
ム支持部55bの軸心が偏心しているため、該カム支持
部55bは軸支部55a及び軸受2bの軸心を中心にし
て公転し、該カム支持部55bにより支持されるカム5
4の一端部が側面視における前後方向(図10における
左右方向)へ移動する。これにより、カムフォロアー5
3を介してカム54に圧接される操作レバー51が上下
方向に微動回動されて、中立位置を微調節することがで
きる。HST1の中立位置を調節した後は、前記ロック
ナット57を締めて偏心軸55を回転方向に位置固定
し、HST1の中立位置がずれることを防止する。
ション5に形成した穴に挿入してカム54の他端部54
bを付勢する構成としてもよい。また、操作レバー51
の他端部にデテントカム部54aを形成するとともに、
カム54のデテントカム部54aにカムフォロアー53
を取り付けて、即ち、デテントカム部54aとカムフォ
ロアー53との配設位置を互いに置き換えて、中立位置
保持機構及び中立位置調整機構を構成することも可能で
ある。
調整機構を構成することにより、必要充分なデテント力
を確保しつつ、該中立位置保持機構及び中立位置調整機
構をHST1に内装することができ、デテント機構を構
成するカム54やカムフォロアー53等に錆が発生した
り、泥・草木等の異物が付着したりすることによる中立
位置保持機構及び中立位置調整機構の動作不良を防止す
ることができる。また、中立位置保持機構及び中立位置
調整機構をHST1に内装することにより、HST1を
コンパクトに構成することができ、該HST1の操作系
を小さなスペースで構成することができる。また、偏心
軸55を外部から回転操作可能とすることにより、中立
位置の調整を容易に行うことができる。
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1記載の如
く、可動斜板操作レバー又はトラニオンと一体的にカム
を設け、板ばね状に形成され該カムに押圧される方向へ
付勢されるカムフォロアーをセンターセクション内側面
に設け、該カムフォロアーをカムの回動方向へ移動可能
に構成したので、デテント機構等により構成される中立
位置調整機構を、必要充分なデテント力を確保しつつ油
圧式無段変速機に内装することができ、デテント機構を
構成するカムやカムフォロアー等に錆が発生したり、泥
・草木等の異物が付着したりすることによる中立位置調
整機構の動作不良を防止することができる。また、中立
位置調整機構を油圧式無段変速機に内装することによ
り、油圧式無段変速機をコンパクトに構成することがで
き、該油圧式無段変速機の操作系を小さなスペースで構
成することができる。また、カムフォロアーの位置を外
部から制御可能とすることにより、中立位置の調整を容
易に行うことができる。
作レバー又はトラニオンと一体的にカムを設け、該カム
に押圧される方向へ付勢されるカムフォロアーをセンタ
ーセクションに内蔵し、該カムフォロアーを、カムへの
当接面を略球面状とし、円柱形状に形成して軸方向へ摺
動可能に構成し、該カムフォロアーの軸心に対して偏心
した外周を有する円筒形状のガイド部材をカムフォロア
ーに外嵌したので、前記デテント機構等により構成され
る中立位置調整機構を、必要充分なデテント力を確保し
つつ油圧式無段変速機に内装することができ、デテント
機構を構成するカムやカムフォロアー等に錆が発生した
り、泥・草木等の異物が付着したりすることによる中立
位置調整機構の動作不良を防止することができる。ま
た、中立位置調整機構を油圧式無段変速機に内装するこ
とにより、油圧式無段変速機をコンパクトに構成するこ
とができ、該油圧式無段変速機の操作系を小さなスペー
スで構成することができる。また、該カムフォロアーを
外部から回転操作可能とすることにより、中立位置の調
整を容易に行うことができる。
作レバーの一端部に一体的にカムフォロアーを設け、該
カムフォロアーに押圧される方向へ付勢されるカムをハ
ウジングに内蔵し、該カムの一端部はハウジング側面に
設けた軸受に軸支される支点軸により回転自在に支持さ
れ、他端部は該カムをカムフォロアー方向へ付勢する付
勢手段により支持され、支点軸を軸支するハウジング側
面の軸受の軸心と、カムの他端部を支持する部分の支点
軸の軸心とを偏心させ、該支点軸を外部から回転操作可
能に構成したので、必要充分なデテント力を確保しつ
つ、該中立位置調整機構を油圧式無段変速機に内装する
ことができ、デテント機構を構成するカムやカムフォロ
アー等に錆が発生したり、泥・草木等の異物が付着した
りすることによる中立位置調整機構の動作不良を防止す
ることができる。また、中立位置調整機構を油圧式無段
変速機に内装することにより、油圧式無段変速機をコン
パクトに構成することができ、該油圧式無段変速機の操
作系を小さなスペースで構成することができる。また、
偏心軸を外部から回転操作可能とすることにより、中立
位置の調整を容易に行うことができる。
変速機を示す平面図である。
いて構成した中立位置保持機構及び中立位置調整機構を
示す側面図である。
す底面図である。
いて構成した中立位置保持機構及び中立位置調整機構の
別実施例を示す側面図である。
実施例を示す底面図である。
ォロアを用いて構成した中立位置調整機構を備えた油圧
式無段変速機を示す中央断面図である。
ォロアを用いて構成した中立位置調整機構を示す側面図
である。
センターセクション部の断面図である。
ォロアーへカムを押圧して構成した中立位置保持機構及
び中立位置調整機構を示す側面図である。
構を示す内部背面図である。
構を備えた油圧式無段変速機を示す側面断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 可動斜板の傾角に応じて可変容量制御さ
れる油圧ポンプと油圧モータとにより構成される油圧式
無段変速装置において、該可動斜板操作レバー又はトラ
ニオンと一体的にカムを設け、板ばね状に形成され該カ
ムに押圧される方向へ付勢されるカムフォロアーをセン
ターセクション内側面に設け、該カムフォロアーをカム
の回動方向へ移動可能に構成し、カムフォロアー位置を
外部から制御可能としたことを特徴とする油圧式無段変
速機の中立位置調整機構。 - 【請求項2】 可動斜板の傾角に応じて可変容量制御さ
れる油圧ポンプと油圧モータとにより構成される油圧式
無段変速装置において、該可動斜板操作レバー又はトラ
ニオンと一体的にカムを設け、該カムに押圧される方向
へ付勢されるカムフォロアーをセンターセクションに内
蔵し、該カムフォロアーを、カムへの当接面を略球面状
とし、円柱形状に形成して軸方向へ摺動可能に構成し、
該カムフォロアーの軸心に対して偏心した外周を有する
円筒形状のガイド部材をカムフォロアーに外嵌し、該カ
ムフォロアーを外部から回転操作可能としたことを特徴
とする油圧式無段変速機の中立位置調整機構。 - 【請求項3】 可動斜板の傾角に応じて可変容量制御さ
れる油圧ポンプと油圧モータとにより構成される油圧式
無段変速装置において、該可動斜板操作レバーの一端部
に一体的にカムフォロアーを設け、該カムフォロアーに
押圧される方向へ付勢されるカムをハウジングに内蔵
し、該カムの一端部はハウジング側面に設けた軸受に軸
支される支点軸により回転自在に支持され、他端部は該
カムをカムフォロアー方向へ付勢する付勢手段により支
持され、支点軸を軸支するハウジング側面の軸受の軸心
と、カムの他端部を支持する部分の支点軸の軸心とを偏
心させ、該支点軸を外部から回転操作可能に構成したこ
とを特徴とする油圧式無段変速機の中立位置調整機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02326599A JP4146562B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 油圧式無段変速機の中立位置調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02326599A JP4146562B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 油圧式無段変速機の中立位置調整機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000220738A true JP2000220738A (ja) | 2000-08-08 |
| JP4146562B2 JP4146562B2 (ja) | 2008-09-10 |
Family
ID=12105782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02326599A Expired - Fee Related JP4146562B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 油圧式無段変速機の中立位置調整機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4146562B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011007292A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Kawashima Nogu Seisakusho:Kk | 農業用高所作業機 |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP02326599A patent/JP4146562B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011007292A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Kawashima Nogu Seisakusho:Kk | 農業用高所作業機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4146562B2 (ja) | 2008-09-10 |
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