JP2000220855A - 乾式遮音二重床のベースパネルを利用した床暖房システムとその施工方法 - Google Patents
乾式遮音二重床のベースパネルを利用した床暖房システムとその施工方法Info
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Landscapes
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 施工容易、コスト安な床暖房システムを提供
する。 【解決手段】 乾式遮音二重床に用いられる床暖パネル
1表面に温水パイプ20a、20b嵌合溝2、温水パイ
プ連結溝及び往き配管継手、戻り配管継手の支持用溝を
刻設し、該嵌合溝2、連結溝、継手の支持用溝を覆うよ
うに放熱材シート6を貼着して床暖パネルユニットを作
り、該床暖パネルユニットを床スラブ21上に敷設した
後、温水パイプ20a、20bを配管するとした。
する。 【解決手段】 乾式遮音二重床に用いられる床暖パネル
1表面に温水パイプ20a、20b嵌合溝2、温水パイ
プ連結溝及び往き配管継手、戻り配管継手の支持用溝を
刻設し、該嵌合溝2、連結溝、継手の支持用溝を覆うよ
うに放熱材シート6を貼着して床暖パネルユニットを作
り、該床暖パネルユニットを床スラブ21上に敷設した
後、温水パイプ20a、20bを配管するとした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乾式遮音二重床のベ
ースパネルを利用した床暖房システムとその施工方法に
関する。
ースパネルを利用した床暖房システムとその施工方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】温水式の床暖房は熱源機で温水をつくり
だし、その温水をパイプにて循環させる方式がとられて
いる。この場合フローリング等の床仕上げ材の下に温水
パイプを設置し、ここからの熱が放熱板を通して床面を
暖める。而して床仕上げ材の下に設置される放熱板は通
常、パイプ支持材に温水パイプ、放熱材等を組み込んだ
一枚のユニット化された床暖パネルとして工場生産した
ものが使用されている。
だし、その温水をパイプにて循環させる方式がとられて
いる。この場合フローリング等の床仕上げ材の下に温水
パイプを設置し、ここからの熱が放熱板を通して床面を
暖める。而して床仕上げ材の下に設置される放熱板は通
常、パイプ支持材に温水パイプ、放熱材等を組み込んだ
一枚のユニット化された床暖パネルとして工場生産した
ものが使用されている。
【0003】このユニット化された床暖パネルは、床組
みにて形成された荒床の上に敷設され、その床暖パネル
内に組み込まれた温水パイプを夫々、現場にて継手によ
り接続し、床仕上げ材の下に温水循環ルートを作り、更
に熱源機から温水循環ルートに連通させる為の温水の往
き配管及び戻り配管を継手により接続する。床仕上げ材
はこの作業が終了後、各床暖パネル間の継手及び往き、
戻り配管との継手の接続状況を綿密に検査し、床暖パネ
ル上に設置されるが、特に床仕上げ材がフローリングの
場合、接着剤とフローリングの実への釘打ち併用工法に
て行なわれるため、釘打ち作業は、温水パイプへの釘の
打ち抜きがない様細心の注意をもって行なわれる。
みにて形成された荒床の上に敷設され、その床暖パネル
内に組み込まれた温水パイプを夫々、現場にて継手によ
り接続し、床仕上げ材の下に温水循環ルートを作り、更
に熱源機から温水循環ルートに連通させる為の温水の往
き配管及び戻り配管を継手により接続する。床仕上げ材
はこの作業が終了後、各床暖パネル間の継手及び往き、
戻り配管との継手の接続状況を綿密に検査し、床暖パネ
ル上に設置されるが、特に床仕上げ材がフローリングの
場合、接着剤とフローリングの実への釘打ち併用工法に
て行なわれるため、釘打ち作業は、温水パイプへの釘の
打ち抜きがない様細心の注意をもって行なわれる。
【0004】また床組みによる荒床を作らず、レベル調
整用の脚付パネルにあらかじめ温水パネルを組み込み床
暖パネルとしてユニット化したものを床スラブ上に敷設
し、その脚付ユニットパネル内に内蔵された温水パイプ
を夫々、現場にて継手により接続して温水循環ルートを
作る工法も最近では知られている。この工法にあっては
レベル調整用の脚が、ユニットパネルを敷設する際、レ
ベル出し作業を簡略化し、施工効率を向上させるが、各
ユニットパネル間の温水パイプ接続や、温水の往き、戻
り配管の継手による接続は従来と同様で、床暖房面積が
広くなり、ユニットパネルの枚数が多くなれば、継手に
よる接続個所は多くなる。
整用の脚付パネルにあらかじめ温水パネルを組み込み床
暖パネルとしてユニット化したものを床スラブ上に敷設
し、その脚付ユニットパネル内に内蔵された温水パイプ
を夫々、現場にて継手により接続して温水循環ルートを
作る工法も最近では知られている。この工法にあっては
レベル調整用の脚が、ユニットパネルを敷設する際、レ
ベル出し作業を簡略化し、施工効率を向上させるが、各
ユニットパネル間の温水パイプ接続や、温水の往き、戻
り配管の継手による接続は従来と同様で、床暖房面積が
広くなり、ユニットパネルの枚数が多くなれば、継手に
よる接続個所は多くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】斯して上述した従来の
温水床暖房システムにあっては次の様な欠点がある。 (1) 床暖パネル内に内蔵される温水パイプを現場にて夫
々継手により接続することは継手部分が多くなり、その
施工によっては継手部分からの漏水の危険度が非常に高
くなる。また継手部分は温水の循環ルートにとって、そ
の流通の抵抗となり、温水の円滑な流れを阻害するの
で、温水床暖房システムにあっては温水管の継手を出来
るだけ少なくすることが重要である。 (2) 温水パネルを継手により夫々接続するための継手設
置スペースは荒床に切欠部を作り、該切欠部に継手を設
置することになり、設計、施工上でも非常に工夫の必要
なことである。特にレベル調整用の脚付床暖パネルにあ
っては、継手の設置スペース及び往き、戻り配管との接
続部分を床暖パネルの切欠部として設けており、脚付床
暖パネルを敷設すると温水パイプの接続後、前記切欠部
が、床スラブへの大きな貫通穴となってしまうため専用
の部材等で切欠部を塞ぐといった手間をかけている。 (3) 床暖パネルユニットは内蔵される温水パイプの保
護、固定及び温水の熱を均一に、床仕上げ材に伝達する
ためのアルミ箔シート等にてカバーされており、温水パ
イプの内蔵位置は外観からでは確認しずらい。従って床
仕上げ材がフローリングの場合、接着剤とフローリング
の実への釘打ち併用工法にて温水パイプへの釘の打ち抜
が発生し、温水の漏水を引きおこしている。 (4) 温水床暖房の現場取り付け作業は床工事作業者と床
暖房工事作業者の混合作業になってしまうことが多い。
これは前述の荒床を組み床暖パネルを敷設する工法にあ
っては、温水パイプの継手による接続作業にあって荒床
に切欠部を設けたり、配管用の穴をあけたりする作業が
出てしまうことが考えられる。またこの工法にあっては
荒床上に床仕上げ材取り付け用の補助根太を配列した
り、床暖パネルを敷設しない部屋隅部との段差を床暖パ
ネルのレベルまで合板等を貼って調整する作業が床工事
作業者と床暖房工事作業者とで調整を取りながら行なわ
れるのに起因している。
温水床暖房システムにあっては次の様な欠点がある。 (1) 床暖パネル内に内蔵される温水パイプを現場にて夫
々継手により接続することは継手部分が多くなり、その
施工によっては継手部分からの漏水の危険度が非常に高
くなる。また継手部分は温水の循環ルートにとって、そ
の流通の抵抗となり、温水の円滑な流れを阻害するの
で、温水床暖房システムにあっては温水管の継手を出来
るだけ少なくすることが重要である。 (2) 温水パネルを継手により夫々接続するための継手設
置スペースは荒床に切欠部を作り、該切欠部に継手を設
置することになり、設計、施工上でも非常に工夫の必要
なことである。特にレベル調整用の脚付床暖パネルにあ
っては、継手の設置スペース及び往き、戻り配管との接
続部分を床暖パネルの切欠部として設けており、脚付床
暖パネルを敷設すると温水パイプの接続後、前記切欠部
が、床スラブへの大きな貫通穴となってしまうため専用
の部材等で切欠部を塞ぐといった手間をかけている。 (3) 床暖パネルユニットは内蔵される温水パイプの保
護、固定及び温水の熱を均一に、床仕上げ材に伝達する
ためのアルミ箔シート等にてカバーされており、温水パ
イプの内蔵位置は外観からでは確認しずらい。従って床
仕上げ材がフローリングの場合、接着剤とフローリング
の実への釘打ち併用工法にて温水パイプへの釘の打ち抜
が発生し、温水の漏水を引きおこしている。 (4) 温水床暖房の現場取り付け作業は床工事作業者と床
暖房工事作業者の混合作業になってしまうことが多い。
これは前述の荒床を組み床暖パネルを敷設する工法にあ
っては、温水パイプの継手による接続作業にあって荒床
に切欠部を設けたり、配管用の穴をあけたりする作業が
出てしまうことが考えられる。またこの工法にあっては
荒床上に床仕上げ材取り付け用の補助根太を配列した
り、床暖パネルを敷設しない部屋隅部との段差を床暖パ
ネルのレベルまで合板等を貼って調整する作業が床工事
作業者と床暖房工事作業者とで調整を取りながら行なわ
れるのに起因している。
【0006】またレベル調整用の脚付パネルユニット工
法にあっては、床暖パネルの敷設、レベル出し作業は床
工事作業者の仕事であるが、床暖パネルに温水パイプが
内蔵されているが故に、その配列、位置決めに床暖房工
事作業者が立ち合う事になり両者の混合作業がどうして
も多くなってしまう。狭い作業現場で異種作業者がひし
めき合うのでは、作業効率、施工効率の向上は望めな
い。
法にあっては、床暖パネルの敷設、レベル出し作業は床
工事作業者の仕事であるが、床暖パネルに温水パイプが
内蔵されているが故に、その配列、位置決めに床暖房工
事作業者が立ち合う事になり両者の混合作業がどうして
も多くなってしまう。狭い作業現場で異種作業者がひし
めき合うのでは、作業効率、施工効率の向上は望めな
い。
【0007】本発明は、叙上の事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、遮音性能に優れ、配線、
配管が床下の空間部で自在な乾式二重床のベースパネル
を利用し、該ベースパネルに温水床暖房システムを組み
込み、施工効率の向上、及び漏水に対する信頼性の高い
温水床暖房システムを得るほか、通常の乾式二重床に使
用される木質系のパーティクルボードを採用し、その外
観寸法を同一とすることにより、施工部屋内で通常の二
重床ベースパネルと併用して敷設出来、例えば床上に家
具等を載置する場所では通常の二重床ベースパネルを使
用し、床暖房指定範囲は本発明の温水床暖房システムを
組み込んだベースパネルユニットを敷設するといった汎
用性をも備え、また、温水床暖房システムを構成するベ
ースパネルユニットは基本ベースパネルユニットと役物
パネルユニットを組合せることにより、どの様な部屋の
大きさ、形状にも対応出来、役物パネルユニットは現場
にて裁断されても、温水パイプ、金属製放熱材等を含ん
でおらず、他の乾式二重床ベースパネルと同様に木質系
廃材としてリサイクル出来る、とした乾式遮音二重床の
ベースパネルを利用した床暖房システムとその施工方法
を提供することにある。
で、その目的とするところは、遮音性能に優れ、配線、
配管が床下の空間部で自在な乾式二重床のベースパネル
を利用し、該ベースパネルに温水床暖房システムを組み
込み、施工効率の向上、及び漏水に対する信頼性の高い
温水床暖房システムを得るほか、通常の乾式二重床に使
用される木質系のパーティクルボードを採用し、その外
観寸法を同一とすることにより、施工部屋内で通常の二
重床ベースパネルと併用して敷設出来、例えば床上に家
具等を載置する場所では通常の二重床ベースパネルを使
用し、床暖房指定範囲は本発明の温水床暖房システムを
組み込んだベースパネルユニットを敷設するといった汎
用性をも備え、また、温水床暖房システムを構成するベ
ースパネルユニットは基本ベースパネルユニットと役物
パネルユニットを組合せることにより、どの様な部屋の
大きさ、形状にも対応出来、役物パネルユニットは現場
にて裁断されても、温水パイプ、金属製放熱材等を含ん
でおらず、他の乾式二重床ベースパネルと同様に木質系
廃材としてリサイクル出来る、とした乾式遮音二重床の
ベースパネルを利用した床暖房システムとその施工方法
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の乾式遮音二重床のベースパネルを利用した床
暖房システムとその施工方法は、乾式遮音二重床に用い
られるベースパネル表面に温水パイプ嵌合溝、温水パイ
プ連結溝、及び往き配管継手、戻り配管継手の支持用溝
を刻設し、該嵌合溝、連結溝、継手の支持溝を覆うよう
に放熱材シートを貼着して床暖パネルユニットを作り、
該床暖パネルユニットを複数枚一定間隙を設けながら支
持脚により床スラブ上に敷設し床暖房範囲を形成した
後、前記床暖パネルユニットの嵌合溝、連結溝、継手の
支持用溝上の放熱板シートを夫々の溝の中心より切り裂
き、温水パイプを床暖パネルユニット上の温水パイプ嵌
合溝、連結溝に嵌合埋設して、往き配管継手から戻り配
管継手までを一本の温水パイプでループとなるよう中間
継手を使用せずに配管し前記往きの継手、戻りの継手を
床暖パネルユニット上の継手の支持用溝に嵌着保持する
よう構成したものである。
に本発明の乾式遮音二重床のベースパネルを利用した床
暖房システムとその施工方法は、乾式遮音二重床に用い
られるベースパネル表面に温水パイプ嵌合溝、温水パイ
プ連結溝、及び往き配管継手、戻り配管継手の支持用溝
を刻設し、該嵌合溝、連結溝、継手の支持溝を覆うよう
に放熱材シートを貼着して床暖パネルユニットを作り、
該床暖パネルユニットを複数枚一定間隙を設けながら支
持脚により床スラブ上に敷設し床暖房範囲を形成した
後、前記床暖パネルユニットの嵌合溝、連結溝、継手の
支持用溝上の放熱板シートを夫々の溝の中心より切り裂
き、温水パイプを床暖パネルユニット上の温水パイプ嵌
合溝、連結溝に嵌合埋設して、往き配管継手から戻り配
管継手までを一本の温水パイプでループとなるよう中間
継手を使用せずに配管し前記往きの継手、戻りの継手を
床暖パネルユニット上の継手の支持用溝に嵌着保持する
よう構成したものである。
【0009】
【作用】床暖パネルへの温水パイプの配管は現場にて床
暖パネルユニット敷設後、温水パイプ嵌合溝の放熱板シ
ートを切り裂き、往きの継手から戻りの継手までを一本
の温水パイプでループになる様、嵌合溝内施工するた
め、各床暖パネル間の継手が不要となり前記の課題(1)
を解決出来る。
暖パネルユニット敷設後、温水パイプ嵌合溝の放熱板シ
ートを切り裂き、往きの継手から戻りの継手までを一本
の温水パイプでループになる様、嵌合溝内施工するた
め、各床暖パネル間の継手が不要となり前記の課題(1)
を解決出来る。
【0010】床暖ベースパネルユニットを通常の乾式遮
音二重床の施工と同様に支持脚にて間隙を開けて敷設
し、熱源機からの先行配管はその間隙を利用して立ちあ
げるため床暖ベースパネルを切欠加工し、該切欠部を後
に塞ぐ等の手間もなくまた床暖ベースパネルも外観寸法
は通常の二重床ベースパネルと同様に施工性が良く前記
の課題(2) を解決出来る。
音二重床の施工と同様に支持脚にて間隙を開けて敷設
し、熱源機からの先行配管はその間隙を利用して立ちあ
げるため床暖ベースパネルを切欠加工し、該切欠部を後
に塞ぐ等の手間もなくまた床暖ベースパネルも外観寸法
は通常の二重床ベースパネルと同様に施工性が良く前記
の課題(2) を解決出来る。
【0011】温水パイプは床暖パネルユニット上にて放
熱板シートを切り裂き嵌合溝内に嵌着埋設されるもので
あるから床仕上げ材、特にフローリングの実への釘打ち
作業にあっても温水パイプを直接目で見ながら釘打ちが
出来るので誤って温水パイプをいためることがないこと
で、前記の課題(3) を解決出来る。更に通常の乾式二重
床ベースパネルと同一外観形状をもっており温水パイプ
を内蔵していないことから、床暖房工事作業者が電源機
からの先行配管を終えた後、床工事作業者が床暖房範囲
の床暖パネルユニットの敷設、部屋の隅部等は通常の乾
式二重床ベースパネルの敷設などまとめて作業する事が
出来、異種作業者同士の混合作業が避けられるため施工
効率の向上が得られることで前記の課題(4)を解決出来
る。
熱板シートを切り裂き嵌合溝内に嵌着埋設されるもので
あるから床仕上げ材、特にフローリングの実への釘打ち
作業にあっても温水パイプを直接目で見ながら釘打ちが
出来るので誤って温水パイプをいためることがないこと
で、前記の課題(3) を解決出来る。更に通常の乾式二重
床ベースパネルと同一外観形状をもっており温水パイプ
を内蔵していないことから、床暖房工事作業者が電源機
からの先行配管を終えた後、床工事作業者が床暖房範囲
の床暖パネルユニットの敷設、部屋の隅部等は通常の乾
式二重床ベースパネルの敷設などまとめて作業する事が
出来、異種作業者同士の混合作業が避けられるため施工
効率の向上が得られることで前記の課題(4)を解決出来
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図に基づい
て説明する。図1乃至図2は本発明の床暖ベースパネル
の形状を示す図であり、図1は床暖ベースパネルの基本
形状説明図、図2は役物パネルの形状説明図である。図
1乃至図2に於いて1は本発明に使用される床暖パネル
であり、該床暖パネル1は乾式遮音二重床に通常用いら
れているパーティクルボードで、その寸法は例えばもっ
とも一般的に使用されている600mm×1820mm、厚
さ25mmのものを使う。パーティクルボードの床暖パネ
ル表面には例えば径6mmの樹脂系温水パイプが嵌合可能
な温水パイプ嵌合溝2が刻設されており、床暖パネル1
上に或る間隔をもって蛇行し設けられている。3a、3
bは他の床暖パネルに温水パイプを連結させるための連
結溝、4a、4bは往き配管継手の支持用溝、5a、5
bは戻り配管継手の支持用溝であり、それらは温水パイ
プ嵌合溝に連繋されて刻設されており、特に配管継手の
支持用溝4a、4b、5a、5bは他の溝よりも深めで
夫々の配管継手の形状に合致した形状を有する。6は床
暖パネル上に刻設された前記夫々の溝を覆う様に貼着さ
れた放熱材シートであり、通常はアルミ箔シートが使わ
れている。放熱材シート6は図1の基本床暖パネルにあ
っては表面全体に貼着されており、図2の役物床暖パネ
ル1にあっては、刻設する温水パイプの嵌合溝2の範囲
のみに貼着されている。従って放熱材シートのない部分
7は現場にて床暖房指定範囲外の部屋隅部等を作る役物
床暖パネルとなり該部分は寸法調整の為、裁断しても木
質系廃材となり、他の二重床ベースパネルと同様リサイ
クル出来る。
て説明する。図1乃至図2は本発明の床暖ベースパネル
の形状を示す図であり、図1は床暖ベースパネルの基本
形状説明図、図2は役物パネルの形状説明図である。図
1乃至図2に於いて1は本発明に使用される床暖パネル
であり、該床暖パネル1は乾式遮音二重床に通常用いら
れているパーティクルボードで、その寸法は例えばもっ
とも一般的に使用されている600mm×1820mm、厚
さ25mmのものを使う。パーティクルボードの床暖パネ
ル表面には例えば径6mmの樹脂系温水パイプが嵌合可能
な温水パイプ嵌合溝2が刻設されており、床暖パネル1
上に或る間隔をもって蛇行し設けられている。3a、3
bは他の床暖パネルに温水パイプを連結させるための連
結溝、4a、4bは往き配管継手の支持用溝、5a、5
bは戻り配管継手の支持用溝であり、それらは温水パイ
プ嵌合溝に連繋されて刻設されており、特に配管継手の
支持用溝4a、4b、5a、5bは他の溝よりも深めで
夫々の配管継手の形状に合致した形状を有する。6は床
暖パネル上に刻設された前記夫々の溝を覆う様に貼着さ
れた放熱材シートであり、通常はアルミ箔シートが使わ
れている。放熱材シート6は図1の基本床暖パネルにあ
っては表面全体に貼着されており、図2の役物床暖パネ
ル1にあっては、刻設する温水パイプの嵌合溝2の範囲
のみに貼着されている。従って放熱材シートのない部分
7は現場にて床暖房指定範囲外の部屋隅部等を作る役物
床暖パネルとなり該部分は寸法調整の為、裁断しても木
質系廃材となり、他の二重床ベースパネルと同様リサイ
クル出来る。
【0013】図3は図1のA−A’拡大側面図であり床
暖パネル1に刻設される温水パイプ嵌合溝2、温水パイ
プの連結溝3b、往き配管継手の支持用溝4b、戻り配
管継手の支持用溝5bの形状が示されている。そして床
暖パネル1表面には放熱板シート6が貼着されており、
該床暖パネル1裏面には表面の放熱材シート6に対称し
て耐湿紙8を貼着することにより、床スラブからの湿気
により床暖パネル1が反り返える事を防止している。
暖パネル1に刻設される温水パイプ嵌合溝2、温水パイ
プの連結溝3b、往き配管継手の支持用溝4b、戻り配
管継手の支持用溝5bの形状が示されている。そして床
暖パネル1表面には放熱板シート6が貼着されており、
該床暖パネル1裏面には表面の放熱材シート6に対称し
て耐湿紙8を貼着することにより、床スラブからの湿気
により床暖パネル1が反り返える事を防止している。
【0014】而して図4は前記往き配管継手の支持用溝
4a、4bに嵌着されて支持される往き配管継手9を示
すものであり、同様に図5は前記戻り配管継手の支持用
溝5a、5bに嵌着されて支持される戻り配管継手10
を示す。往き配管継手9及び戻り配管継手10は夫々の
中心線Cを中心に対称形をなし前記床暖パネル1が敷設
されたとき二枚の床暖パネル間を装架した形状にて夫々
支持溝4a、4b、5a、5bに嵌合され支持される。
図4中11は熱源機からの立あがり配管を水密的に接続
する嵌入筒部、12a、12bは温水循環ルートを構成
する温水パイプ嵌入筒部である。図5の戻り配管継手1
0は同様に温水パイプに接続される嵌入筒部13a、1
3bと熱源機に接続される嵌入筒部14を有しており、
前記各々の嵌入筒部はいわゆる竹の子と称される凹凸部
を設けた構成となっている。
4a、4bに嵌着されて支持される往き配管継手9を示
すものであり、同様に図5は前記戻り配管継手の支持用
溝5a、5bに嵌着されて支持される戻り配管継手10
を示す。往き配管継手9及び戻り配管継手10は夫々の
中心線Cを中心に対称形をなし前記床暖パネル1が敷設
されたとき二枚の床暖パネル間を装架した形状にて夫々
支持溝4a、4b、5a、5bに嵌合され支持される。
図4中11は熱源機からの立あがり配管を水密的に接続
する嵌入筒部、12a、12bは温水循環ルートを構成
する温水パイプ嵌入筒部である。図5の戻り配管継手1
0は同様に温水パイプに接続される嵌入筒部13a、1
3bと熱源機に接続される嵌入筒部14を有しており、
前記各々の嵌入筒部はいわゆる竹の子と称される凹凸部
を設けた構成となっている。
【0015】而して図6は床暖パネル1の敷設が完了し
たら、床暖パネル1上を清掃して、オガクズ、砂、ビ
ス、釘等を完全に取り除き、温水パイプ嵌合溝2、温水
連結溝3b、往き、戻り配管継手の支持用溝4b、5b
を覆う放熱材シート6を前記夫々の溝の中心に沿って切
り裂きスリットを作るスリット工具15の説明図であ
る。スリット工具15は把手16と、該把手に対し回転
自在に設けられた軸材17、及び軸材先端部に回動自在
で、且つ前記夫々の溝に沿って可動出来るローラー18
からなり、前記軸材17の任意位置に設けられたスリッ
ト刃19にて、ローラー18が前記夫々の溝内を可動す
ると溝の中央部に沿って、放熱材シートが切り裂かれ
る。
たら、床暖パネル1上を清掃して、オガクズ、砂、ビ
ス、釘等を完全に取り除き、温水パイプ嵌合溝2、温水
連結溝3b、往き、戻り配管継手の支持用溝4b、5b
を覆う放熱材シート6を前記夫々の溝の中心に沿って切
り裂きスリットを作るスリット工具15の説明図であ
る。スリット工具15は把手16と、該把手に対し回転
自在に設けられた軸材17、及び軸材先端部に回動自在
で、且つ前記夫々の溝に沿って可動出来るローラー18
からなり、前記軸材17の任意位置に設けられたスリッ
ト刃19にて、ローラー18が前記夫々の溝内を可動す
ると溝の中央部に沿って、放熱材シートが切り裂かれ
る。
【0016】図7及び図8は図6にて放熱板シート6が
切り裂かれた後、温水パイプ20a、20b及び往き配
管継手9、戻り配管継手10の設置状況を示す説明図で
あり、図7は平面図である。図7及び図8に於いて床暖
パネル1a、1bは床スラブ21に乾式遮音二重床の支
持脚22a、22b、22c、22d…を介して敷設さ
れ、図7にあっては例えば床暖パネル1a、1bが床暖
房指定範囲を構成している。また想像線23a、23b
は通常の乾式遮音二重床ベースパネルでこれは支持脚2
2c、22d、22e、22f等を床暖パネル1aと共
通して使用し、床暖パネル1a、1b間と同様、間隙2
4a、24b…等を保って規則的に敷設される。前記間
隙24a、24b…等は乾式遮音二重床にあってベース
パネルの伸縮しろでもあり、また支持脚22a、22
b、22c…等の敷設後のレベル調整用の間隙でその大
きさは約12mm程である。
切り裂かれた後、温水パイプ20a、20b及び往き配
管継手9、戻り配管継手10の設置状況を示す説明図で
あり、図7は平面図である。図7及び図8に於いて床暖
パネル1a、1bは床スラブ21に乾式遮音二重床の支
持脚22a、22b、22c、22d…を介して敷設さ
れ、図7にあっては例えば床暖パネル1a、1bが床暖
房指定範囲を構成している。また想像線23a、23b
は通常の乾式遮音二重床ベースパネルでこれは支持脚2
2c、22d、22e、22f等を床暖パネル1aと共
通して使用し、床暖パネル1a、1b間と同様、間隙2
4a、24b…等を保って規則的に敷設される。前記間
隙24a、24b…等は乾式遮音二重床にあってベース
パネルの伸縮しろでもあり、また支持脚22a、22
b、22c…等の敷設後のレベル調整用の間隙でその大
きさは約12mm程である。
【0017】斯して図7にあっては敷設された2枚の床
暖パネル1a、1bを装架する形状で、往き配管継手
9、及び戻り配管継手10が床暖パネル上に嵌着されて
いる。図7中25、26は熱源機に接続されている立ち
上り配管であり、25は往き立ち上り配管、26は戻り
立ち上り配管を示す。往き立ち上り配管25は床暖パネ
ル1a、1b間に設けられた間隙24aから床暖パネル
上に立ち上り、前記往き配管継手9の嵌入筒部11(図
4)に接続され、往き配管継手9により分岐された温水
は温水パイプ20a、20bを通って夫々一本のループ
をなし、戻り配管継手10に接続されて、戻り配管継手
の嵌入筒部12a、12b(図4)より熱源機に戻る
様、構成されている。図7の例にあっては夫々温水パイ
プ20a、20bは一枚づつの床暖パネル1a、1bの
みを一本のループにて配管したものであるが、床暖パネ
ル内に配管される温水パイプは連結溝3b及び戻り配管
継手溝5bを通り夫々右左に複数枚の床暖パネル上を配
列可能で、床暖房範囲を拡大することが出来る。尚、図
8の側断面図において27は例えばグラスウールの様な
吸音材であり、床暖パネル1a、1bと床スラブ21間
に配置することにより遮音性能を向上させることが出
来、更に床スラブ21への熱の放散を防ぐことが出来
る。
暖パネル1a、1bを装架する形状で、往き配管継手
9、及び戻り配管継手10が床暖パネル上に嵌着されて
いる。図7中25、26は熱源機に接続されている立ち
上り配管であり、25は往き立ち上り配管、26は戻り
立ち上り配管を示す。往き立ち上り配管25は床暖パネ
ル1a、1b間に設けられた間隙24aから床暖パネル
上に立ち上り、前記往き配管継手9の嵌入筒部11(図
4)に接続され、往き配管継手9により分岐された温水
は温水パイプ20a、20bを通って夫々一本のループ
をなし、戻り配管継手10に接続されて、戻り配管継手
の嵌入筒部12a、12b(図4)より熱源機に戻る
様、構成されている。図7の例にあっては夫々温水パイ
プ20a、20bは一枚づつの床暖パネル1a、1bの
みを一本のループにて配管したものであるが、床暖パネ
ル内に配管される温水パイプは連結溝3b及び戻り配管
継手溝5bを通り夫々右左に複数枚の床暖パネル上を配
列可能で、床暖房範囲を拡大することが出来る。尚、図
8の側断面図において27は例えばグラスウールの様な
吸音材であり、床暖パネル1a、1bと床スラブ21間
に配置することにより遮音性能を向上させることが出
来、更に床スラブ21への熱の放散を防ぐことが出来
る。
【0018】図9は温水パイプ20a、20bの嵌合溝
2への嵌合埋設状況を示す拡大断面図であり、図9に於
いて放熱材シート6はその中央部をスリット工具15に
て切り裂かれ、温水パイプ20a、20bの嵌合埋設時
に嵌合溝2に折れ曲がり、温水パイプの両側面に放熱材
シート6が接触して、効率的に温水の熱が放熱材シート
6に伝わる。更に放熱材シート6の厚み分、嵌合溝2が
狭くなるため相対的に縦長の楕円に温水パイプ20a、
20bはつぶれ、上部の床仕上げ材(図示せず)との接
触面積も増加して、熱的にも温水パイプ20a、20b
の上面は、アルミテープ等で補修する必要がない。
2への嵌合埋設状況を示す拡大断面図であり、図9に於
いて放熱材シート6はその中央部をスリット工具15に
て切り裂かれ、温水パイプ20a、20bの嵌合埋設時
に嵌合溝2に折れ曲がり、温水パイプの両側面に放熱材
シート6が接触して、効率的に温水の熱が放熱材シート
6に伝わる。更に放熱材シート6の厚み分、嵌合溝2が
狭くなるため相対的に縦長の楕円に温水パイプ20a、
20bはつぶれ、上部の床仕上げ材(図示せず)との接
触面積も増加して、熱的にも温水パイプ20a、20b
の上面は、アルミテープ等で補修する必要がない。
【0019】また図10は補則的に示した往き配管継手
9、戻り配管継手10部分の拡大平面図であり、1a、
1bは床暖パネル、9は往き配管継手、11、12a、
12bは嵌入筒部、10は戻り配管継手、14、13
a、13bは嵌入筒部を夫々示している。斯して図11
は上述した本発明の構成要素を使用して実際の部屋に本
発明を施工した一実施例を示している。図11に於いて
28は界壁、29は間仕切り壁、30は押し入れを示
し、界壁28と間仕切り壁29にて構成される部屋に床
暖房装置を設置する。但し部屋隅部は床暖房を必要とし
ないため、通常の乾式遮音二重床のベースパネル31
a、31b、31c、31d、31e、31f、31
g、31h、31iを使用している。ベースパネル31
b、31hはフルパネルサイズのものを使用し、他は寸
法に合せて現場において裁断し、図8の如く支持脚を用
いてベースパネル12a、31b、31c…等を敷設す
る。尚、壁際は通常、際根太32を構成してベースパネ
ルを設置している。1a、1b、1c、1d、1e、1
f、1g、1hは本発明の床暖パネルを通常の乾式二重
床ベースパネルと同様に支持脚を用いて敷設したもの
で、1a、1b、1cは基準寸法の床暖パネル、他は役
物床暖パネルにて対応している。而して熱源機からの立
ち上り配管はA部及びB部の2個所にて間隙24を利用
してなされ、該A部及びB部にのみ一対づつの往き配管
継手9、戻り配管継手10を設置する。そして該継手間
で温水パイプ20a、20bは夫々左右に一本のループ
となる様、複数枚の床暖パネルを通過して配管される。
この実施例に於いて役物床暖パネル1e、1f、1g等
は部屋の形状によってその端部を裁断し、他のベースパ
ネル31c、31d、31eと同様その端材は木質廃材
としてリサイクル出来る。
9、戻り配管継手10部分の拡大平面図であり、1a、
1bは床暖パネル、9は往き配管継手、11、12a、
12bは嵌入筒部、10は戻り配管継手、14、13
a、13bは嵌入筒部を夫々示している。斯して図11
は上述した本発明の構成要素を使用して実際の部屋に本
発明を施工した一実施例を示している。図11に於いて
28は界壁、29は間仕切り壁、30は押し入れを示
し、界壁28と間仕切り壁29にて構成される部屋に床
暖房装置を設置する。但し部屋隅部は床暖房を必要とし
ないため、通常の乾式遮音二重床のベースパネル31
a、31b、31c、31d、31e、31f、31
g、31h、31iを使用している。ベースパネル31
b、31hはフルパネルサイズのものを使用し、他は寸
法に合せて現場において裁断し、図8の如く支持脚を用
いてベースパネル12a、31b、31c…等を敷設す
る。尚、壁際は通常、際根太32を構成してベースパネ
ルを設置している。1a、1b、1c、1d、1e、1
f、1g、1hは本発明の床暖パネルを通常の乾式二重
床ベースパネルと同様に支持脚を用いて敷設したもの
で、1a、1b、1cは基準寸法の床暖パネル、他は役
物床暖パネルにて対応している。而して熱源機からの立
ち上り配管はA部及びB部の2個所にて間隙24を利用
してなされ、該A部及びB部にのみ一対づつの往き配管
継手9、戻り配管継手10を設置する。そして該継手間
で温水パイプ20a、20bは夫々左右に一本のループ
となる様、複数枚の床暖パネルを通過して配管される。
この実施例に於いて役物床暖パネル1e、1f、1g等
は部屋の形状によってその端部を裁断し、他のベースパ
ネル31c、31d、31eと同様その端材は木質廃材
としてリサイクル出来る。
【0020】図12は温水パネルの配管終了後の作業を
示す拡大図にて、往き配管継手9及び戻り配管継手10
はいずれも金属製のため、熱伝導率が高く床仕上げ材の
表面温度が高くなってしまうが、往き配管継手9及び戻
り配管継手10の支持用溝はその彫り込みを深くし、更
に夫々の継手の上面に断熱材を嵌挿し、放熱材シート3
3a、33bを貼着することにより、過度の熱の伝わり
を防止し、熱分布を均一化している。尚、34は床暖パ
ネル間の間隙24を放熱材シートで、これで塞ぐことに
より床暖パネル1a、1b表面に貼着された放熱材シー
ト間でヒートブリッジの役割を果たし、床仕上げ材全体
の温度分布を均一にしている。
示す拡大図にて、往き配管継手9及び戻り配管継手10
はいずれも金属製のため、熱伝導率が高く床仕上げ材の
表面温度が高くなってしまうが、往き配管継手9及び戻
り配管継手10の支持用溝はその彫り込みを深くし、更
に夫々の継手の上面に断熱材を嵌挿し、放熱材シート3
3a、33bを貼着することにより、過度の熱の伝わり
を防止し、熱分布を均一化している。尚、34は床暖パ
ネル間の間隙24を放熱材シートで、これで塞ぐことに
より床暖パネル1a、1b表面に貼着された放熱材シー
ト間でヒートブリッジの役割を果たし、床仕上げ材全体
の温度分布を均一にしている。
【0021】図13及び図14は上述の作業終了後、床
仕上げ材、例えばフローリングをどの様に施工するかを
説明する要部拡大断面図で、図14はその配列を示して
いる。図13及び図14に於いて、フローリング35は
床暖房パネル1上にフローリングの実36への釘37
a、37bによる釘打ち、接着剤38の併用工法にて行
なわれる。そしてこの施工に際しては温水パイプ20
a、20bの配管位置は図の様に直接見ながらの作業と
なるため温水パイプ20a、20bへの釘打ち抜きが防
止できる。
仕上げ材、例えばフローリングをどの様に施工するかを
説明する要部拡大断面図で、図14はその配列を示して
いる。図13及び図14に於いて、フローリング35は
床暖房パネル1上にフローリングの実36への釘37
a、37bによる釘打ち、接着剤38の併用工法にて行
なわれる。そしてこの施工に際しては温水パイプ20
a、20bの配管位置は図の様に直接見ながらの作業と
なるため温水パイプ20a、20bへの釘打ち抜きが防
止できる。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上説明した構成とすることに
より下記の効果を有する。 (1) 本発明は現在最もポピュラーな乾式遮音二重床と同
様の工法で、且つ部屋隅部等は前記乾式遮音二重床と併
用した施工が行なえるため施工効率の向上が図れた。 (2) 施工現場にてパネル内配管をするため、床暖パネル
間の継手を用いる必要がない。従って継手の数の低減が
図られ、円滑な温水の流れを得ることが出来、継手から
の漏水の危険度が非常に小さくなった。また継手の数の
低減でコストダウンが図れた。 (3) 床暖部分への熱源機からの立ち上り配管は床暖パネ
ルが敷設される時に12mm程の間隙を設けている部分を
利用していることと、継手支持部を床暖パネル内に設け
たことにより、床暖パネルには切欠部等の加工をする必
要がない。そして本発明の床暖パネルには温水パネルを
内蔵していない事もあり、床工事作業者と床暖工事作業
者との混合作業がなくなり施工効率の向上が図れた。 (4) 施工現場にて継手と温水パイプを配管するため床暖
パネル敷設作業終了時から床仕上げ材施工直前まで、配
管が損傷する心配が皆無であり、またフローリングの施
工時にあっては温水パイプ配管を直接見ながらの作業と
なるため、釘を打つ際も、温水パイプを打ち抜くことを
防止出来る。 (5) 温水管嵌合溝等の放熱材シート切り裂き工具は嵌合
溝の略中央をカットするための工具であり、これを用い
ることにより、非常にメーター数の長い温水嵌合溝を簡
単に作ることが出来、該嵌合溝に嵌合埋設される温水パ
イプの両側面に放熱板シートが接触し、効率的に温水の
熱が放熱板シートに伝わる。更に放熱板シートの厚みが
温水パイプを相対的に縦長の楕円形につぶし、上部の床
仕上げ材との接触面積を増加させるため、温水パイプの
上部は放熱板シートを必要としない。
より下記の効果を有する。 (1) 本発明は現在最もポピュラーな乾式遮音二重床と同
様の工法で、且つ部屋隅部等は前記乾式遮音二重床と併
用した施工が行なえるため施工効率の向上が図れた。 (2) 施工現場にてパネル内配管をするため、床暖パネル
間の継手を用いる必要がない。従って継手の数の低減が
図られ、円滑な温水の流れを得ることが出来、継手から
の漏水の危険度が非常に小さくなった。また継手の数の
低減でコストダウンが図れた。 (3) 床暖部分への熱源機からの立ち上り配管は床暖パネ
ルが敷設される時に12mm程の間隙を設けている部分を
利用していることと、継手支持部を床暖パネル内に設け
たことにより、床暖パネルには切欠部等の加工をする必
要がない。そして本発明の床暖パネルには温水パネルを
内蔵していない事もあり、床工事作業者と床暖工事作業
者との混合作業がなくなり施工効率の向上が図れた。 (4) 施工現場にて継手と温水パイプを配管するため床暖
パネル敷設作業終了時から床仕上げ材施工直前まで、配
管が損傷する心配が皆無であり、またフローリングの施
工時にあっては温水パイプ配管を直接見ながらの作業と
なるため、釘を打つ際も、温水パイプを打ち抜くことを
防止出来る。 (5) 温水管嵌合溝等の放熱材シート切り裂き工具は嵌合
溝の略中央をカットするための工具であり、これを用い
ることにより、非常にメーター数の長い温水嵌合溝を簡
単に作ることが出来、該嵌合溝に嵌合埋設される温水パ
イプの両側面に放熱板シートが接触し、効率的に温水の
熱が放熱板シートに伝わる。更に放熱板シートの厚みが
温水パイプを相対的に縦長の楕円形につぶし、上部の床
仕上げ材との接触面積を増加させるため、温水パイプの
上部は放熱板シートを必要としない。
【図1】本発明における床暖ベースパネルの説明図であ
る。
る。
【図2】本発明における役物パネルの説明図である。
【図3】図1中矢視A−A’拡大側面図である。
【図4】本発明における往き配管継手の説明図である。
【図5】本発明における戻り配管継手の説明図である。
【図6】本発明におけるスリット工具の使用説明図であ
る。
る。
【図7】温水パイプ、継手の設置説明平面図である。
【図8】本発明における床の側断面図である。
【図9】本発明における温水パイプの組み込み説明図で
ある。
ある。
【図10】本発明における往き配管継手と戻り配管継手
部分の拡大平面図である。
部分の拡大平面図である。
【図11】本発明の施工態様図である。
【図12】本発明における温水パネル配設完了態様説明
図である。
図である。
【図13】本発明における仕上げ要領要部拡大側面図で
ある。
ある。
【図14】本発明におけるパネル配列説明図である。
1 床暖パネル 2 温水パイプ嵌合溝 3 連結溝 4 往き配管継手の支持用溝 5 戻り配管継手の支持用溝 6 放熱材シート 7 放熱材シートのない部分 8 耐湿紙 9 往き配管継手 10 戻り配管継手 11 嵌入筒部 12 温水パイプ嵌入筒部 13 嵌入筒部 14 嵌入筒部 15 スリット工具 16 把手 17 軸材 18 ローラー 19 スリット刃 20 温水パイプ 21 床スラブ 22 支持脚 23 想像線 24 間隙 25 往き立ち上り配管 26 戻り立ち上り配管 27 吸音材 28 界壁 29 間仕切り壁 30 押し入れ 31 ベースパネル 32 際根太 33 放熱材シート 34 放熱材シート 35 フローリング 36 実 37 釘 38 接着剤
フロントページの続き (72)発明者 泉谷 武士 東京都江戸川区清新町1−3−3−1410 Fターム(参考) 3L070 AA02 BD03
Claims (8)
- 【請求項1】 乾式遮音二重床に用いられるベースパネ
ル表面に温水パイプ嵌合溝、温水パイプ連結溝、及び往
き配管継手、戻り配管継手の支持用溝を刻設し、該嵌合
溝、連結溝、継手の支持用溝を覆うように放熱材シート
を貼着して床暖パネルユニットを作り、該床暖パネルユ
ニットを複数枚一定間隙を設けながら支持脚により床ス
ラブ上に敷設し床暖房範囲を形成した後、床暖パネルユ
ニットの嵌合溝、連結溝、継手の支持用溝上の放熱材シ
ートを夫々の溝の中心より切り裂き、温水パイプを床暖
パネルユニット上の温水パイプ嵌合溝、連結溝に嵌合埋
設して、往き配管継手から戻り配管継手までを一本の温
水パイプでループとなるよう中間継手を使用せずに配管
し、前記往きの継手、戻りの継手を床暖パネルユニット
上の継手の支持用溝に嵌着保持することを特徴とする乾
式遮音二重床のベースパネルを利用した床暖房システム
の施工方法。 - 【請求項2】 乾式遮音二重床に用いられるベースパネ
ル表面に温水パイプ嵌合溝、温水パイプ連結溝及び往き
配管継手、戻り配管継手の支持用溝を刻設し、該嵌合
溝、連結溝、継手の支持用溝を覆うように放熱材シート
を貼着して床暖パネルユニットを作り、該床暖パネルユ
ニットを床スラブ上に敷設した後、温水パイプを配管す
ることを特徴とする乾式遮音二重床のベースパネルを利
用した床暖房システム。 - 【請求項3】 請求項1記載の施工方法にあって床暖房
熱源機から連通し、往き配管継手、戻り配管継手に接続
される立ち上り配管は敷設される床暖パネルユニット間
に設けられる間隙を利用することを特徴とする乾式遮音
二重床のベースパネルを利用した床暖房システム。 - 【請求項4】 請求項1記載の施工方法にあって温水パ
イプが嵌合溝に嵌合埋設された状態にあって、溝の中心
より切り裂かれた放熱材シートは嵌合溝内に折り曲げら
れ、該嵌合溝内で埋設された温水パイプに密着している
ことを特徴とする乾式遮音二重床のベースパネルを利用
した床暖房システム。 - 【請求項5】 請求項1記載の施工方法にあって床暖パ
ネルユニット上に刻設される往き配管継手、戻り配管継
手の支持溝に各配管継手が嵌着支持された後は、その上
面に断熱材を貼り、更にアルミテープにて固着すること
を特徴とする乾式遮音二重床のベースパネルを利用した
床暖房システム。 - 【請求項6】 請求項1記載の施工方法にあって、床暖
パネルユニットを複数枚一定間隙を設けながら床スラブ
上に敷設し床暖房範囲を形成した後、該間隙は放熱材シ
ートにより塞ぎ、床暖房範囲の熱分布を均一化すること
を特徴とする乾式遮音二重床のベースパネルを利用した
床暖房システム。 - 【請求項7】 請求項2記載のベースパネル表面に刻設
される温水パイプ嵌合溝はあらかじめベースパネルの切
断しろとして考える部位には刻設せず、該部位には放熱
材シートも貼着しない役物ベースパネルを作ることが出
来、基本パネルと組合せて床暖房範囲を形成することを
特徴とする乾式遮音二重床のベースパネルを利用した床
暖房システム。 - 【請求項8】 請求項1記載の嵌合溝部放熱材シート切
り裂き工具は把手と該把手に対し回転自在に設けられた
軸材、及び軸材先端部に回動自在で、且つ前記嵌合溝に
沿って可動出来るローラーからなるものを使用すること
を特徴とする乾式遮音二重床のベースパネルを利用した
床暖房システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11021327A JP2000220855A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 乾式遮音二重床のベースパネルを利用した床暖房システムとその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11021327A JP2000220855A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 乾式遮音二重床のベースパネルを利用した床暖房システムとその施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000220855A true JP2000220855A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12052056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11021327A Pending JP2000220855A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 乾式遮音二重床のベースパネルを利用した床暖房システムとその施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000220855A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100712789B1 (ko) | 2004-01-19 | 2007-05-02 | 피티엘중공업 주식회사 | 고강도 온돌패널 |
| KR100831632B1 (ko) * | 2005-09-15 | 2008-05-22 | 주식회사 엘지화학 | 바닥 난방 시스템 |
| KR102018595B1 (ko) * | 2018-04-09 | 2019-09-05 | 조원대 | 충격음 저감용 고밀도 복합소재 제조방법 |
| CN110528813A (zh) * | 2018-05-25 | 2019-12-03 | 广东博智林机器人有限公司 | 一种集成管线的干式地板系统及其施工方法 |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP11021327A patent/JP2000220855A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100712789B1 (ko) | 2004-01-19 | 2007-05-02 | 피티엘중공업 주식회사 | 고강도 온돌패널 |
| KR100831632B1 (ko) * | 2005-09-15 | 2008-05-22 | 주식회사 엘지화학 | 바닥 난방 시스템 |
| KR102018595B1 (ko) * | 2018-04-09 | 2019-09-05 | 조원대 | 충격음 저감용 고밀도 복합소재 제조방법 |
| CN110528813A (zh) * | 2018-05-25 | 2019-12-03 | 广东博智林机器人有限公司 | 一种集成管线的干式地板系统及其施工方法 |
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