JP2000221978A - 波形再生装置 - Google Patents
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Abstract
を表現する波形データを再生する波形再生装置に関し、
波形再生装置で再生するフレーズ同士の音楽的な調和な
どをテスト発音により簡単に確認できるようにすること
を目的とする。 【構成】一連のオーディオ波形を表現する波形データと
その波形データが表現するオーディオ波形中におけるテ
スト発音を開始する位置を指定できる位置データとの組
をフレーズデータとして記憶する記憶手段と、該波形デ
ータを再生してオーディオ信号を発生する再生手段と、
波形データのテスト発音を指示するテスト発音指示手段
と、該テスト発音指示手段のテスト発音の指示に応じ
て、前記位置データの示すテスト発音開始位置から該波
形データの再生を開始するよう該再生手段を制御する制
御手段とを備えたものである。
Description
波形(フレーズ)を表現する波形データを再生する波形
再生装置に関する。
リング等して得た波形データを記憶しておき、後の演奏
にあたりその波形データを再生するようにした波形再生
装置が電子楽器に用いられるようになっている。
している波形データを、例えば楽音の音色や効果等を確
認する試聴のためにテスト発音させたいことがある。こ
の場合、従来は、記憶している波形データを単純にその
先頭位置から順に再生している。
される波形データは、一連のフレーズを演奏したものと
なる場合が多い。このような場合には、そのフレーズを
テスト発音する目的は、単にそのフレーズの音色や効果
を確認するというだけでなく、その再生するフレーズ
が、そのフレーズと同時に演奏する他の楽音とうまく調
和するかなどを確認することも必要になる。特に、上記
の電子楽器が複数のフレーズを同時に発音できるように
なっている場合には、それら複数のフレーズが音楽的に
互いに調和していることを予め確認しておくことが必要
となる。このような調和を確認するためには、テスト発
音される各フレーズの演奏パターン(リズムパターン)
等が合っているかの確認が必要となる。
スト発音機能は、単にその波形データを常にその先頭位
置から順に発音するだけの単純なものであったため、例
えばアウフタクト(弱起)のフレーズや、小節の中間か
ら始まっているようなフレーズを同時に再生すると、そ
れらフレーズ同士のリズムパターンが揃わなくなってリ
ズムが乱れ、フレーズ同士の調和を調べにくかった。
あたっても、そのフレーズが他のフレーズに調和するか
を確認するためには、試聴者が頭の中で当該他のフレー
ズのメロディ等を思い浮かべておいて、テスト発音せん
とするフレーズを発音させ、それが調和するかをみるも
のであるが、そのフレーズが上述のような弱起の拍や小
節の中間などから始まるとその小節の境目などを見つけ
にくいので、頭のなかに浮かべた他のフレーズとのリズ
ムパターンも合わせにくくなる。
ものであり、波形再生装置で再生するフレーズ同士の音
楽的な調和などをテスト発音により簡単に確認できるよ
うにすることを目的とする。
解決するために、本発明に係る波形再生装置は、第1の
形態として、一連のオーディオ波形を表現する波形デー
タとその波形データが表現するオーディオ波形中におけ
るテスト発音を開始する位置を指定できる位置データと
の組をフレーズデータとして記憶する記憶手段と、該波
形データを再生してオーディオ信号を発生する再生手段
と、波形データのテスト発音を指示するテスト発音指示
手段と、該テスト発音指示手段のテスト発音の指示に応
じて、前記位置データの示すテスト発音開始位置から該
波形データの再生を開始するよう該再生手段を制御する
制御手段とを備えたものである。この波形再生装置によ
れば、波形データの所望の位置からテスト発音を開始す
ることができるため、例えば1小節の第1拍目からテス
ト発音を開始することで波形データの演奏パターン(リ
ズムパターン)を音楽的なリズムを容易に合わせて確認
することができ、よって例えば試聴者が頭の中に想定し
ている他のフレーズとの音楽的な調和などを簡単に確認
できる。
形態として、上述の第1の形態の波形再生装置におい
て、前記記憶手段はフレーズデータを複数種類記憶して
おり、前記再生手段は該複数種類のフレーズデータの波
形データを同時に再生し、前記制御手段は、該複数種類
の波形データをその各々に対応した前記位置データで示
されるテスト発音開始位置から再生するように該再生手
段を制御するように構成したものである。この波形再生
装置によれば、複数のフレーズの波形データについて、
各波形データを所望の位置からテスト発音開始すること
ができるため、例えば何れのフレーズもその波形データ
の1小節の第1拍目からテスト発音を開始することで、
各フレーズをお互いに波形データの演奏パターン(リズ
ムパターン)を合わせて再生することができ、よって再
生せんとする各フレーズ同士の音楽的な調和などを容易
に確認できる。
形態として、上述の第1または2の形態の波形再生装置
において、ループ再生を指示するループ再生指示手段を
備え、前記記憶手段のフレーズデータは前記波形データ
中の任意の区間を指定できる区間データをさらに含み、
該制御手段は該ループ再生指示手段によりループ再生指
示がされているときには、該区間データで示される該波
形データ中の区間を繰り返して再生するように該再生手
段を制御するように構成したものである。この波形再生
装置によれば、テスト発音で発音するフレーズが一つの
場合には、その波形データについて所望の区間の波形デ
ータを繰り返して発音することができるため、1回限り
の再生に比べてフレーズの波形データの演奏パターン
(リズムパターン)を容易に確認することができる。ま
た、テスト発音で発音するフレーズが複数の場合には、
それら複数の波形データについて、各波形データの所望
の区間の波形データを繰り返して発音することができる
ため、例えば各フレーズの波形データの1小節の第1拍
目から終わりまでを繰り返して発音でき、それにより他
のフレーズの波形データの演奏パターンと合うか否かを
簡単に確認することができる。
形態として、上述の第2の形態の波形再生装置におい
て、波形データを再生する再生テンポを該波形データ自
体が元々持つテンポとは別に指示する再生テンポ指示手
段を備え、前記再生手段は、前記再生テンポに対応して
該波形データを時間軸圧縮/伸張したオーディオ信号を
生成する時間軸圧縮/伸張手段を含み構成されており、
複数種類のフレーズデータの波形データを上記指示され
た同じ再生テンポで同時に再生するように構成したもの
である。この波形再生装置によれば、複数のフレーズの
波形データを所望の再生テンポに合わせてテスト発音す
ることができるため、それぞれの波形データの元々のテ
ンポがそれぞれ異なるものであっても、それらのフレー
ズ同士について演奏パターン(リズムパターン)が互い
合うかを容易に確認することができる。
ータを、第1〜5のいずれかの形態の波形再生装置にお
ける各手段として機能させるためのプログラムを記録し
たコンピュータ読取り可能な記録媒体からなる。
ィオ波形を表現するサンプル値データの時系列であって
もよいし、フーリエ変換による周波数情報と振幅情報の
時系列などのオーディオ波形を分析して得た波形データ
であってもよい。
施の形態を説明する。図1は本発明の一実施例としての
波形再生装置を搭載した電子楽器を示すものである。図
中、CPU1は中央処理装置である。このCPU1はR
OM4に記憶された制御プログラムに従って実施例装置
の全般的な制御を行うものであり、例えばDSP2の制
御、操作子群6の操作状態の検出、表示手段10の表示
制御、ハードディスク装置7に記憶されている波形デー
タをDSP2を介して波形RAM5に転送する制御、M
IDIインタフェース9を介してMIDI信号を入力/
出力する制御などを行う。
り、波形RAM5に格納されている波形データの再生を
行うもので、時間軸圧縮/伸張機能や再生テンポの調整
機能の他、音色や効果を制御する機能などを備えてい
る。このDSP2の処理プログラムはROM4に記憶さ
れており、CPU1を介してDSP2の内部に設定され
るようになっている。
あり、CPU1のワークメモリなどとして使用される。
ROM4はリード・オンリー・メモリであり、CPU1
とDSP2のプログラムや各種のパラメータ等が記憶さ
れている。
であり、多数のフレーズデータを記憶している。図5に
はこのハードディスク装置7に記憶されているフレーズ
データのデータ構成が示される。このフレーズデータ
は、一連のオーディオ波形をサンプリング等したサンプ
ル値データ(パルス符号変調(PCM)された振幅値デ
ータ)の時系列からなるPCM波形データを本体にし
て、各種の付加情報を含むものである。この波形データ
は1アドレスあたり1サンプル値データの割合でシーケ
ンシャルなアドレス領域に記憶されている。付加情報と
しては、フレーズ開始アドレス、フレーズ終了アドレ
ス、ループ開始アドレス、ループ終了アドレス、オリジ
ナルテンポなどがある。ここで、フレーズ開始アドレス
は波形データの先頭アドレス(フレーズの先頭位置)で
あり、フレーズ終了アドレスは波形データの最後尾アド
レス(フレーズの最後尾位置)であり、ループ開始アド
レスは波形データ中における繰り返し再生するループ区
間の先頭位置のアドレスであり、ループ終了アドレスは
同ループ区間の最後尾位置のアドレスである。なお、本
実施例では、上記のループ開始アドレスとループ終了ア
ドレスはそれぞれ小節の先頭位置と終了位置に設定され
る。
してDSP2に再生のために供給するメモリであり、ハ
ードディスク装置7に記憶されている多数のフレーズデ
ータのうちから選択されたフレーズデータ中の波形デー
タが転送されて記憶される。
ば図3に示すようなテスト発音操作子61、モード選択
操作子62、パラメータ設定操作子63、再生テンポ切
替操作子64、モジュール選択操作子65、ループ操作
子66などからなるが、これらの操作子の詳細について
は後述する。
ィジタル波形信号をアナログ信号にディジタル/アナロ
グ変換して出力する。MIDIインタフェース9は外部
のキーボード等からMIDIデータを入力/出力するイ
ンタフェース部分である。表示手段10は前記操作子群
6の操作等による各種モードやパラメータの設定画面や
その設定された値などを表示するLCDなどの表示器で
ある。
理にて実現される機能構成を機能ブロック図の形で示し
た図である。図2において、波形RAM5には、4つの
フレーズデータ中の各波形データが波形データ領域5
〜5にそれぞれ記憶されている。これらの波形データ
は各フレーズのオリジナルのテンポがそれぞれ異なって
いるものとする。また、DSP2の部分は4つの楽音生
成手段20〜20と、これらの楽音生成手段20
〜20の各出力を加算合成する合成手段21とからな
る。
細に示した機能ブロック構成が示される。楽音生成手段
20〜20はいずれも同じ機能ブロック構成となっ
ており、図4はそのうちの一つの構成を示したものであ
る。図中の時間軸圧縮/伸張手段205は波形RAM5
に記憶されている波形データを時間軸圧縮/伸張してデ
ィジタル再生波形信号を生成して出力するもので、その
時間軸圧縮/伸張にあたってピッチを変化させないで波
形データを再生することができる従来公知の各種の方式
を採用することができる。
開始アドレスレジスタ201、再生終了アドレスレジス
タ202、ループ開始アドレスレジスタ203、ループ
終了アドレスレジスタ204が接続されている。再生開
始アドレスレジスタ201と再生終了アドレスレジスタ
202には、波形データを再生するときの再生の開始位
置のアドレスと終了位置のアドレスがそれぞれ設定さ
れ、ループ開始アドレスレジスタ203とループ終了ア
ドレスレジスタ204には波形データ中のループ再生を
する区間の開始位置のアドレスと終了位置のアドレスが
それぞれ設定されるものであり、これらのアドレスはハ
ードディスク装置7から読み出されたフレーズデータ中
に付加情報として付けられているアドレス情報が設定さ
れる。
生テンポレジスタ207、切替えスイッチレジスタ20
8を備えており、オリジナルテンポレジスタ206には
前述のRAM5に転送された波形データの属するオリジ
ナルテンポが設定され、再生テンポレジスタ207には
後述のパラメータ設定操作子63で設定された再生テン
ポが設定され、切替えスイッチレジスタ208には後述
の再生テンポ切替え操作子64の切替え状態「0」
「1」が設定される。オリジナルテンポレジスタ206
のオリジナルテンポと再生テンポレジスタ207の再生
テンポとはそれぞれセレクタスイッチ209の入力
「0」「1」に入力される。このセレクタスイッチ20
9は切替えスイッチレジスタ208のデータに応じて入
力「0」「1」の一方を選択するもので、その選択され
たセレクト出力は除算器210に入力される。除算器2
10にはまたオリジナルテンポレジスタ206のオリジ
ナルテンポが入力されており、このオリジナルテンポと
スイッチ209の切替え出力とを除算することでオリジ
ナルテンポに対するテンポ比率を求めて時間軸圧縮/伸
張手段205に供給する。時間軸圧縮/伸張手段205
はこのテンポ比率に基づいて、波形RAM5から読み出
した波形データをそのテンポを調整して再生する。な
お、再生テンポレジスタ207がそれぞれの楽音生成手
段20〜20毎に設けられているのは、「通常再生
モード」のときに、楽音生成手段20〜20がそれ
ぞれの再生テンポレジスタ207に設定されている別々
の再生テンポで再生を行えるようにするためである。
上の操作子群6と表示手段10の配置状態が示される。
図3において、表示手段10は、以下に説明する操作子
群6の各操作子等により設定された値や設定画面などを
表示する表示器である。
「テスト発音設定モード」「テスト発音モード」の3つ
の動作モードを選択するための操作子であり、ボタンス
イッチからなり、このモード操作子62を押す操作をす
る度に上記3つの動作モードが順次に切り替わって、そ
れに対応した画面表示が表示手段10に表示される。各
動作モードの役割は以下のとおりである。
フェース9を介して入力されるMIDI信号に応じて、
波形RAM5の波形データをDSP2が再生する動作モ
ードである。この通常再生モードの動作は従来技術であ
るので、ここでは詳細な説明は省略する。
要なパラメータ等を設定する動作モードであり、再生波
形データの発音態様(例えば波形データの種類やテンポ
など)などが設定される。この「テスト発音設定モー
ド」はCPU1における処理で実現される。その詳細に
ついては図6のフローチャートを参照して後述する。
ード」で設定された発音態様で波形データをテスト音と
して再生するテスト発音が行われる動作モードである。
この「テスト発音モード」もCPU1における処理で実
現され、その詳細については図7のフローチャートを参
照して後述する。
N(発音)/OFF(停止)を指示するための操作子で
あって、ボタンスイッチからなり、「テスト発音モー
ド」のときにこのテスト発音操作子61を操作してテス
ト音の発音/停止を制御する。
モード」と「テスト発音モード」のときに、波形データ
を再生するDSP2中の楽音生成手段を選択するための
操作子であり、4つのボタンスイッチ65〜65か
らなり、その各々が楽音生成手段20〜20に対応
していて、ONにすることで対応する楽音生成手段(モ
ジュール)を再生のために選択することができる。つま
り、このモジュール選択操作子65を操作することでテ
スト音(波形データ)の設定を行うことができる。
音設定モード」のときなどに各種のパラメータ等を設定
するための操作子であり、2つのカーソルキー631と
ダイヤル632とからなる。カーソルキー631はそれ
を操作することで表示手段10の画面を前画面に戻した
り次画面に進めたりして設定するパラメータの種類を選
択することなどに用いる。このパラメータとしては例え
ば再生テンポやフレーズデータの種類などがある。ダイ
ヤル632は表示手段10に表示された上記再生テンポ
などのパラメータの値を連続的に変化させて所望の値に
設定したりすることに用いる。
音設定モード」のときに、選択された楽音生成手段20
〜20(モジュール1〜4)において発音されるテ
スト音をオリジナルテンポで発音するか、上記設定され
た再生テンポで再生するかを指定するための操作子であ
り、ボタンスイッチからなり、ONで再生テンポ、OF
Fでオリジナルテンポを指定できる。この再生テンポ切
替操作子64で指定されたON(=1)/OFF(=
0)のデータは前述の切替スイッチレジスタ208に設
定される。
プ区間をループ再生するか否かを設定するための操作子
であり、ボタンスイッチからなり、ONでループ区間を
ループ再生する「ループ発音」が指定され、OFFでル
ープせずに発音することが指定される。「テスト発音モ
ード」のときには、このループ操作子66の設定状態に
応じて、前者は「ループ発音モードとなり」、後者は
「ワンショット発音モード」となる。
のフローチャートを参照して説明する。ここで、図6は
「テスト発音設定モード」のときにCPU1で行われる
処理手順を示すフローチャート、図7は「テスト発音モ
ード」のときにCPU1で行われる処理手順を示すフロ
ーチャートである。
発音設定モード」を選択する。これにより図6に示す処
理フローが開始される。まず、表示手段10に「再生テ
ンポの設定」画面が表示され、全楽音生成手段20〜
20(モジュール1〜4)に共通に用いられる再生テ
ンポが設定可能となる(ステップS1)。この場合、画
面中にはパラメータとして再生テンポの項が表示され、
その再生テンポの値をダイヤル632を操作することで
任意のものに設定できる。この「再生テンポの設定」処
理で設定された再生テンポの値はDSP2の各楽音生成
手段20〜20の再生テンポレジスタ207にそれ
ぞれ転送されて設定される。よって、「テスト発音モー
ド」時には、再生テンポ切替操作子64で「再生テン
ポ」を選択したときには各楽音生成手段20〜20
の再生テンポは全て同じ値となる。なお、「通常再生モ
ード」時には、各楽音生成手段20〜20は自身の
再生テンポレジスタ207に別々に設定された再生テン
ポによって波形データの再生が行える。
たら、カーソルキー631の操作状態を検出する(ステ
ップS2)。このカーソルキー631により次画面への
移行が指示されたときには、表示手段10には「フレー
ズデータの設定」画面が表示され、テスト発音のために
用いる楽音生成手段20〜20すなわちテスト音を
選択設定することが可能になる(ステップS3)。この
「フレーズデータの設定」処理では、ハードディスク装
置7に記憶されているフレーズデータを表示手段10に
表示し、そのうちのテスト発音させたいフレーズデータ
をダイヤル632で選択することで、テスト発音するフ
レーズデータを選択する。
用いて例えばモジュール1(楽音生成手段20)を選
択し、ダイヤル632でフレーズデータ1を選択する
と、モジュール1の波形RAM5の記憶領域5にその
フレーズデータの波形データが設定されるとともに、そ
のフレーズデータ1の付加情報中の「ループ開始アドレ
ス」が再生開始アドレスレジスタ201に、「フレーズ
終了アドレス」が再生終了アドレスレジスタ202に、
「ループ開始アドレス」がループ開始アドレスレジスタ
203に、「ループ終了アドレス」がループ終了アドレ
スレジスタ204に、「オリジナルテンポ」がオリジナ
ルテンポレジスタ206にそれぞれ設定される。よっ
て、テスト発音では、波形データは再生開始アドレスレ
ジスタ201に設定されたアドレス、すなわち「ループ
開始アドレス」の位置から再生開始されることになる。
なお、動作モードが「通常再生モード」のときには、上
記の再生開始アドレスレジスタ201には「フレーズ開
始アドレス」が設定され、よって波形データはフレーズ
の先頭から再生開始される。
0〜20(モジュール2〜4)についても行う。こ
の「フレーズデータの設定」処理が終了したら、カーソ
ルキー631の操作状態を検出する(ステップS4)。
カーソルキー631で前画面への移行が指示されたとき
には、表示手段10には「再生テンポの設定」画面が表
示されて前述のステップS1が繰り返される。
示されたときには、表示手段10には「テンポの設定」
画面が表示され、各楽音生成手段20〜20(モジ
ュール1〜4)で再生するテスト音のテンポをフレーズ
データ中の「オリジナルテンポ」にするか、設定された
「再生テンポ」にするかを、再生テンポ切替操作子64
のON/OFFで選択して設定する。例えば楽音生成手
段20(モジュール1)をオリジナルテンポで再生す
るように設定すると、楽音生成手段20の切替スイッ
チレジスタ208には「0」が記憶され、それによりセ
レクタスイッチ209はオリジナルテンポレジスタ20
6側のデータを選択するよう切り替えられる。一方、設
定された再生テンポで再生するように設定されると、セ
レクタスイッチ209は再生テンポレジスタ207側の
データを選択するよう切り替えられる。
テスト音(波形データ)のテンポが全て揃っていた方が
よい場合や、テスト開始のタイミングだけ合わせてその
後は各テスト音のテンポはオリジナルテンポで再生した
方がよい場合などを適宜選択でき、ステト音の発音態様
の様々な要望に態様できるようになっている。
カーソルキー631で次画面を選択することで、この
「テスト発音設定モード」の処理を終了する。なお、前
画面を選択したときには、ステップS3に戻って「フレ
ーズデータの設定」処理を繰り返す。
ード」に切り換える。これにより、上記「テスト発音設
定モード」で設定された発音態様でテスト音(波形デー
タ)が発音される。このテスト発音処理では、DSP2
の楽音生成手段20〜20がCPU1からの発音モ
ードと発音開始の指示に従って発音処理を開始し、発音
停止の指示に従って発音処理の停止を行う。前述したよ
うに、発音開始/停止の指示はテスト発音操作子61に
より行う。
りテスト発音が指示(ON)されると(ステップS1
1)、CPU1はDSP2の楽音生成手段20〜20
に対してテスト発音開始を指示する(ステップS1
2)。これにより、楽音生成手段20〜20は、設
定されているレジスタや波形RAM5に記憶されている
波形データに従って発音を行う。一方、テスト発音操作
子61が発音停止(OFF)になったら(ステップS1
3)、CPU1は楽音生成手段20〜20に発音停
止を指示する(ステップS14)。これにより、楽音生
成手段20〜20は、波形データの発音を停止す
る。
発音では、前述の「テスト発音設定モード」で再生開始
アドレスレジスタ201にループ開始アドレスがテスト
発音の再生開始位置として設定されているため、ループ
開始アドレスからテスト発音が開始される。このループ
開始アドレスは前述したように各フレーズの小節の先頭
となっているので、各楽音生成手段20〜20で発
音されるフレーズは全て小節の先頭から発音開始される
ことになり、各フレーズの演奏パターン(リズムパター
ン)が合い、それら各フレーズが調和しているかなどを
容易に確認できる。
ける付加情報の各アドレスの関係を示すものである。波
形データ1は、小節の中間からフレーズが始まっている
例であり、先頭にフレーズ開始アドレスがあり、その後
ろの1小節の先頭にループ開始アドレス、1小節の終了
点にループ終了アドレスがあってこれらでループ区間が
設定され、最後にフレーズ終了アドレスによりフレーズ
の終了位置が示される。
であり、1小節の先頭(最強拍)の前から弱拍でフレー
ズが始まっている例であり、先頭にフレーズ開始アドレ
スがあり、その後ろの1小節の先頭にループ開始アドレ
ス、1小節の終了点にループ終了アドレスがあってこれ
らでループ区間が設定され、最後にフレーズ終了アドレ
スによりフレーズの終了位置が示される。
ズが始まっている例であり、先頭にフレーズ開始アドレ
スがある。ループ開始アドレスはこのフレーズ開始アド
レスと一致しており、その後ろの1小節の終了点のルー
プ終了アドレスとでループ区間が設定される。すなわ
ち、フレーズの最初の小節がループ区間となっている。
最後にフレーズ終了アドレスによりフレーズの終了位置
が示される。
ズが始まっている例であり、先頭にフレーズ開始アドレ
スがある。この第1小節の終了位置(第2小節の先頭位
置)にはループ開始アドレスがあり、その後ろの2小節
の終了位置のループ終了アドレスとでループ区間が設定
される。すなわち、フレーズの第2小節がループ区間と
なっている。最後にフレーズ終了アドレスによりフレー
ズの終了位置が示される。
データが何れもループ開始アドレスの位置から発音開始
されることになるので、全部の波形データの小節の先頭
から発音されることになる。
発音モード」で波形データを再生する際のテンポは、再
生テンポ切替操作子64により「オリジナルテンポ」が
選択されているときには、各波形データのもつそれぞれ
のオリジナルテンポで再生が行われ、「再生テンポ」が
選択されているときには、各楽音生成手段20〜20
とも、「テスト発音設定モード」で設定された同じ
「再生テンポ」で再選が行われる。
作子66で設定された状態に従って次の「ループ発音モ
ード」または「ワンショット発音モード」で発音がされ
る。
レスレジスタ201のアドレス(本実施例ではループ開
始アドレス)の位置から波形データの発音を開始し、ル
ープ開始アドレスレジスタ203のループ開始アドレス
とループ終了アドレスレジスタ204のループ終了アド
レスとで示されるループ区間を繰り返して再生する。こ
のループ区間の長さは小節単位となっている。
レスレジスタ201のアドレス(本実施例ではループ開
始アドレス)の位置から発音を開始し、ループ区間の存
在に係わりなく再生終了アドレスレジスタ202のアド
レス(フレーズ終了アドレス)の位置まで1回だけ発音
を行う。
が可能である。例えば本実施例で用いる波形データは、
実際に演奏した楽音や人声をサンプリング録音したもの
の他に、サンプリング録音した後に編集された波形デー
タであってもよいし、またシンセサイザなどで人工的に
作り出した波形データであってもよい。
ループ区間情報として上述の実施例では波形データのア
ドレスを用いたが、これに限らず、波形データの時間軸
上の位置を示す何らかのマーク情報であってもよい。例
えば、波形データは複数小節の波形データであり、小節
の区切り(小節の先頭のタイミングに相当する位置)毎
に位置情報を備えていて、適宜に所望の位置情報を選択
して、本発明の位置情報あるいは区間情報とするもので
あってもよい。
う専用のハードウェア装置で実現した場合について述べ
たが、本発明はこれに限られるものではなく、一般のパ
ーソナルコンピュータ等を前記の各フローチャートに対
応する各機能実現手段として機能させるためのプログラ
ムを、パーソナルコンピュータ等にインストールし、こ
のパーソナルコンピュータにMIDI機器やオーディオ
・システムを接続することによっても実現可能である。
この場合、このプログラムは、コンピュータ読取り可能
な各種の記録媒体、例えばコンパクトディスク(C
D)、フロッピィディスク(FD)、磁気テープ、光デ
ィスクなどの記録媒体に格納して販売することができ
る。
ば、フレーズの波形データの演奏パターンの確認や他の
フレーズの演奏パターンとの音楽的な調和などを簡単に
確認できる。
搭載した電子楽器の全体的なハードウェア構成を示す図
である。
ロック構成を示す図である。
操作子群の配置状態を示す図である。
詳細な機能ブロック構成を示す図である。
いるフレーズデータのデータ構成を示す図てある。
ード」処理のフローチャートである。
ド」処理のフローチャートである。
各種アドレスとの関係を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】一連のオーディオ波形を表現する波形デー
タとその波形データが表現するオーディオ波形中におけ
るテスト発音を開始する位置を指定できる位置データと
の組をフレーズデータとして記憶する記憶手段と、 該波形データを再生してオーディオ信号を発生する再生
手段と、 波形データのテスト発音を指示するテスト発音指示手段
と、 該テスト発音指示手段のテスト発音の指示に応じて、前
記位置データの示すテスト発音開始位置から該波形デー
タの再生を開始するよう該再生手段を制御する制御手段
とを備えた波形再生装置。 - 【請求項2】前記記憶手段はフレーズデータを複数種類
記憶しており、 前記再生手段は該複数種類のフレーズデータの波形デー
タを同時に再生し、 前記制御手段は、該複数種類の波形データをその各々に
対応した前記位置データで示されるテスト発音開始位置
から再生するように該再生手段を制御するようにした請
求項1記載の波形再生装置。 - 【請求項3】ループ再生を指示するループ再生指示手段
を備え、 前記記憶手段のフレーズデータは前記波形データ中の任
意の区間を指定できる区間データをさらに含み、 該制御手段は該ループ再生指示手段によりループ再生指
示がされているときには、該区間データで示される該波
形データ中の区間を繰り返して再生するように該再生手
段を制御するようにした請求項1または2記載の波形再
生装置。 - 【請求項4】波形データを再生する再生テンポを該波形
データ自体が元々持つテンポとは別に指示する再生テン
ポ指示手段を備え、 前記再生手段は、前記再生テンポに対応して該波形デー
タを時間軸圧縮/伸張したオーディオ信号を生成する時
間軸圧縮/伸張手段を含み構成されており、複数種類の
フレーズデータの波形データを上記指示された同じ再生
テンポで同時に再生するようにした請求項2記載の波形
再生装置。 - 【請求項5】コンピュータを、請求項1〜5のいずれか
に記載の波形再生装置における各手段として機能させる
ためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な
記録媒体。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP01990199A JP4671373B2 (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 波形再生装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01990199A JP4671373B2 (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 波形再生装置 |
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|---|---|
| JP2000221978A true JP2000221978A (ja) | 2000-08-11 |
| JP4671373B2 JP4671373B2 (ja) | 2011-04-13 |
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ID=12012118
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01990199A Expired - Fee Related JP4671373B2 (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 波形再生装置 |
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| JP (1) | JP4671373B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002169596A (ja) * | 2000-08-23 | 2002-06-14 | Nintendo Co Ltd | オーディオ信号をプリフェッチするための方法および装置 |
| JP2015111271A (ja) * | 2014-12-26 | 2015-06-18 | ヤマハ株式会社 | フレーズデータ検索装置及びプログラム |
| JP2017173522A (ja) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | カシオ計算機株式会社 | 波形読込み装置、方法、プログラム、及び電子楽器 |
-
1999
- 1999-01-28 JP JP01990199A patent/JP4671373B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN107230471A (zh) * | 2016-03-23 | 2017-10-03 | 卡西欧计算机株式会社 | 波形写入装置、方法、电子乐器以及存储介质 |
| CN107230471B (zh) * | 2016-03-23 | 2021-01-15 | 卡西欧计算机株式会社 | 波形写入装置、方法、电子乐器以及存储介质 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4671373B2 (ja) | 2011-04-13 |
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