JP2000224213A - 通信ネットワーク、および該通信ネットワークを構成するマスタ装置、スレーブ装置、多重化装置、並びに交換装置 - Google Patents

通信ネットワーク、および該通信ネットワークを構成するマスタ装置、スレーブ装置、多重化装置、並びに交換装置

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JP2000224213A
JP2000224213A JP11020644A JP2064499A JP2000224213A JP 2000224213 A JP2000224213 A JP 2000224213A JP 11020644 A JP11020644 A JP 11020644A JP 2064499 A JP2064499 A JP 2064499A JP 2000224213 A JP2000224213 A JP 2000224213A
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Keiichi Soda
圭一 曽田
Tachiki Ichihashi
立機 市橋
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/24Time-division multiplex systems in which the allocation is indicated by an address the different channels being transmitted sequentially
    • H04J3/247ATM or packet multiplexing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
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    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
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    • H04J3/0685Clock or time synchronisation in a node; Intranode synchronisation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定パケットに対して、待ち合わせによる伝
送遅延時間のゆらぎをゼロにするとともに、マスタ装置
とスレーブ装置間の両方向の伝送遅延時間を高い精度で
一致させることにより、マスタ装置と各スレーブ装置間
のサンプリング時刻の精度を向上させること。 【解決手段】 一台のマスタ装置6と複数台のスレーブ
装置7を、少なくとも1台の多重化装置8によりマスタ
装置を頂点に、ツリー状に接続する通信ネットワークに
おいて、前記マスタ装置6が、前記多重化装置8を介し
て、前記各スレーブ装置7を巡回順に指名し、その後、
指名を受けた順に、スレーブ装置7が、該マスタ装置6
にサンプリング時刻合わせに用いる起動用特定情報を送
信し、該起動用特定情報に応じて該マスタ装置6から返
信される返信用特定情報に基づいて、所定の演算を行う
ことにより、サンプリング時刻を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1台のマスタ装置
と複数台のスレーブ装置を、少なくとも1台の多重化装
置により、マスタ装置を頂点にツリー状に接続する通信
ネットワークに関するものであり、特に、マスタ装置と
スレーブ装置間のサンプリング時刻の精度向上を実現可
能な通信ネットワークに関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の通信ネットワークについて
説明する。図16は、たとえば、特公平2―42209
に示された従来の通信ネットワークの構成を示す図であ
る。図16において、1はマスタ装置であり、2はスレ
ーブ装置である。マスタ装置1とスレーブ装置2は、双
方向の伝送路で接続されており、サンプリング周期をT
として、T毎にサンプリングした情報を、サンプリング
時刻に合わせて相互に送信する。
【0003】また、マスタ装置1とスレーブ装置2は、
お互いのサンプリング時刻を一致させるために、サンプ
リング情報の中に定期的にサンプリング時刻合わせ情報
を含めて送信する。なお、サンプリング時刻の不一致
は、装置立ち上げ時、装置故障時、およびマスタ装置1
とスレーブ装置2の各動作クロックの周波数差により生
じる。
【0004】つぎに、マスタ装置1とスレーブ装置2間
でサンプリング時刻を一致させる手順を説明する。図1
7は、従来の通信ネットワークのマスタ装置1とスレー
ブ装置2間で送受信する情報の流れを示すタイミングチ
ャートの例である。
【0005】図17において、3はマスタ装置1からス
レーブ装置2へ送信する下りサンプリング情報であり、
4はスレーブ装置2からマスタ装置2へ送信する上りサ
ンプリング情報である。なお、図17の例では、つぎの
四つのことがいえることとする。一つ目として、マスタ
装置1とスレーブ装置2が自身のサンプリング時刻毎に
送信するサンプリング情報は、サンプリング時刻合わせ
情報を含むサンプリング情報だけを示しているものとす
る。
【0006】二つ目として、マスタ装置1とスレーブ装
置2は、サンプリング周期T毎に0〜11の値を繰り返
すサンプリング番号を常に生成し、その値を、送信する
サンプリング情報に記すものとする。三つ目として、マ
スタ装置1とスレーブ装置2間では、サンプリング時刻
がΔTだけずれており、サンプリング番号も6だけずれ
ているものとする。四つ目として、伝送路の伝送遅延時
間Tdは、両方向共に同一値であるものとする。
【0007】以下、従来の通信ネットワークのマスタ装
置1とスレーブ装置2間で送受信する情報の流れを、図
17に従って説明する。まず、マスタ装置1は、サンプ
リング番号が0の自サンプリング時刻毎に、スレーブ装
置2へサンプリング時刻合わせを起動する情報を含む下
りサンプリング情報3を送信する。
【0008】つぎに、伝送遅延時間Td後、スレーブ装
置2は、下りサンプリング情報3を受信すると共に、こ
れを受信する直前の自サンプリング時刻(図17の例で
はサンプリング番号=9)から、これを受信した時刻ま
での間隔をTsとして計測する。
【0009】つぎに、スレーブ装置2は、下りサンプリ
ング情報3を受信したつぎの自サンプリング時刻(図1
7の例ではサンプリング番号=10)に、マスタ装置1
へ、先に計測したTs値を含む上りサンプリング情報4
を送信する。
【0010】最後に、サンプリング情報3を送信してか
ら伝送遅延時間Td後、マスタ装置1は、上りサンプリ
ング情報4を受信すると共に、これを受信する直前の自
サンプリング時刻(図17の例ではサンプリング番号=
7)から、これを受信した時刻までの間隔をTmとして
計測する。
【0011】以上、図17から明らかなように、伝送遅
延時間Tdと計測時間Ts、Tmの関係は、次式で示さ
れる。 Td+ΔT=N×T+Ts …(1) Td=M×T+Tm+ΔT …(2)
【0012】ここで、Nは、マスタ装置1が下りサンプ
リング情報3を送信した時刻に至近するスレーブ装置2
のサンプリング時刻からスレーブ装置2がTsを計測し
た基準となるサンプリング時刻までのサンプリング周期
数、Mは、スレーブ装置2が上りサンプリング情報4を
送信した時刻に至近するマスタ装置1のサンプリング時
刻から、マスタ装置1がTmを計測した基準となるサン
プリング時刻までのサンプリング周期数である。従っ
て、(1)式と(2)式より、次式が得られる。 ΔT=(N−M)×T/2+(Ts−Tm)/2 …(3)
【0013】また、(1)式と(2)式のNとMの値
は、マスタ装置1が上りサンプリング情報4を受信する
直前の自サンプリング時刻のサンプリング番号SA2
(図17の例では7)より、次式で決定される。たとえ
ば、SA2が奇数の場合は、 M=(SA2−1)/2、N=(SA2−1)/2 …(4) SA2が偶数かつTm>Tsの場合は、 M=SA2/2、N=SA2/2−1 …(5) SA2が偶数かつTm<Tsの場合は、 M=SA2/2−1、N=SA2/2 …(6)
【0014】従って、マスタ装置1は、(3)式〜
(6)式よりΔTを決定し、ΔTが0となるように、自
サンプリング時刻を修正する。図17の例では、SA2
=7であるから、N=3、M=3となり、ΔT=(Ts
−Tm)/2としてΔTが決定される。以上のことか
ら、マスタ装置1とスレーブ装置2の各サンプリング時
刻が微調整される。
【0015】つぎに、サンプリング時刻の粗調整である
サンプリング番号を一致させる手順について説明する。
たとえば、スレーブ装置2に対するマスタ装置1のサン
プリング番号の遅れεは、スレーブ装置2が上りサンプ
リング情報4に記したサンプリング番号RA1(図17
の例では10)と先のSA2より、次式で決定される。 ε=RA1−(SA2+1)/2 …(7)
【0016】そして、マスタ装置1は、(7)式よりε
を決定し、εが0となるように、自サンプリング番号を
進める。図17の例では、SA2=7、RA1=10で
あるから、ε=6が得られる。なお、(7)式の演算の
結果、εが負となる場合は、スレーブ装置2に対しマス
タ装置1のサンプリング番号が進んでいることを意味す
る。以上のことから、マスタ装置1とスレーブ装置2の
各サンプリング番号を一致させることができる。
【0017】つぎに、上記、従来の通信ネットワーク
を、マスタ装置と複数のスレーブ装置間でサンプリング
時刻を一致させるとともに、マスタ装置がその複数のス
レーブ装置からサンプリング情報を収集するような、大
規模通信ネットワークに拡張する方法を示す。ここで
は、たとえば、図1に示すように、マスタ装置と複数の
スレーブ装置の間に、パケット多重化装置を1台または
複数台設け、ツリー状の大規模通信ネットワークを構成
する。
【0018】図1において、6は各スレーブ装置からサ
ンプリング情報を収集するとともに、各スレーブ装置と
サンプリング時刻合わせの通信を実行するマスタ装置で
あり、7はマスタ装置6に対しサンプリング情報を送信
するとともに、サンプリング時刻合わせの通信を実行す
る複数のスレーブ装置であり、8はパケット多重化装置
である。なお、マスタ装置6とスレーブ装置7間では、
以下の二つのパケットを送受信する。
【0019】一つ目は、サンプリング情報を示す一般パ
ケットであり、二つ目は、サンプリング時刻合わせの通
信に用いる特定パケットである。また、マスタ装置6と
スレーブ装置7間で送受信するパケットを一般パケット
と特定パケットとに区別する理由は、サンプリング情報
の収集よりも、サンプリング時刻合わせの通信を優先し
て行い、後者の通信に対してマスタ装置とスレーブ装置
間の両方向の伝送遅延時間を等しくすることで、(3)
式を成立させるためである。
【0020】たとえば、前記のサンプリング時刻合わせ
の通信を優先する制御方法としては、パケット多重化装
置8の内部に、優先度毎に受信バッファを設ける方法が
ある。その例として、図18は、たとえば、特開平7―
131465に示された従来のパケット多重化装置8の
内部構成を示す図である。
【0021】図18において、11はマスタ側ポートで
あり、12はスレーブ側ポートであり、13は伝送路か
ら送受信されるパケットを物理レイヤレベルで終端する
伝送路終端回路であり、14は一般パケット多重バスで
あり、15は特定パケット多重バスであり、16はスレ
ーブ側ポートから受信される一般パケットを格納する一
般パケット受信バッファであり、17はスレーブ側ポー
トから受信される特定パケットを格納する特定パケット
受信バッファであり、18は受信バッファ選択回路であ
る。なお、図18の例では、マスタ側ポートからスレー
ブ側ポートへの中継のための回路について図示を省略し
ている。
【0022】ここで、従来のパケット多重化装置8の優
先制御方法を説明する。まず、スレーブ側ポート12に
設けられた伝送路終端回路13は、スレーブ側ポート1
2から受信されたパケットを一般パケットと特定パケッ
トとに分離する。つぎに、分離された一般パケットは、
一般パケット多重バス14を経由して一般パケット受信
バッファ16に格納され、同様に、分離された特定パケ
ットは、特定パケット多重バス15を経由して特定パケ
ット受信バッファ17に格納される。そして、受信バッ
ファ選択回路18は、特定パケット受信バッファ17に
特定パケットが格納されている場合、一般パケット受信
バッファ16に格納されている一般パケットよりも優先
して、特定パケットをマスタ側ポート11へ出力するよ
うに、特定パケット受信バッファ17を制御する。
【0023】以上の優先制御方法を全てのスレーブ装置
について行うことにより、従来の通信ネットワークで
は、サンプリング時刻合わせの通信に対し、マスタ装置
1とスレーブ装置7との両方向の伝送遅延時間をほぼ等
しくすることが可能である。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記、
従来の通信ネットワークにおいて、先に説明したパケッ
ト多重化装置を用いた場合には、以下の問題点がある。
【0025】たとえば、パケット多重化装置が、あるス
レーブ側ポートから到着した一般パケットをマスタ側ポ
ートへ中継している最中に、他のスレーブ側ポートから
特定パケットが到着した場合、この特定パケットが中継
されるまでの待ち合わせ時間は、最大で一般パケットを
1パケット分中継する時間となり、最小でゼロとなり、
この範囲内で変動する。
【0026】さらに、複数のスレーブ側ポートから同時
に特定パケットが到着した場合、特定パケットが中継さ
れるまでの待ち合わせ時間は、最大で特定パケットを1
パケット分中継する時間とスレーブ側ポート数との積と
なり、最小でゼロとなり、この範囲内で変動する。
【0027】このように、スレーブ装置からマスタ装置
への待ち合わせによる伝送遅延時間(上記待ち合わせ時
間)のゆらぎは、経由するパケット多重化装置の台数に
比例して増加することになる。
【0028】以上の問題点をまとめると、次式となる。 スレーブ装置からマスタ装置への待ち合わせによる伝送遅延時間のゆらぎ =(一般パケット中継時間+特定パケット中継時間×スレーブ側ポート数) ×経由するパケット多重化装置台数 …(8)
【0029】一方、特定パケットがパケット多重化装置
のマスタ側ポートからスレーブ側ポートへ中継される際
の待ち合わせ時間は、ゼロであり、すなわち、マスタ装
置からスレーブ装置への待ち合わせによる伝送遅延時間
のゆらぎは、経由するパケット多重化装置の台数に依存
せず、ゼロである。
【0030】従って、マスタ装置とスレーブ装置間の両
方向の伝送遅延時間が異なるために(3)式が成立しな
いばかりでなく、(8)式で示されるマスタ装置からス
レーブ装置への待ち合わせによる伝送遅延時間のゆらぎ
により、(3)式に補正を加えることもできない。これ
により、マスタ装置と各スレーブ装置間のサンプリング
時刻の精度が(8)式に示される分だけ低下する、とい
う問題も発生する。
【0031】なお、装置間の伝送遅延時間のゆらぎの大
部分は、上記待ち合わせにより生じるが、その他に、各
装置の動作クロックの位相が異なるため、位相の合わせ
込みによっても生じる。しかしながら、その割合は、前
記待ち合わせによるゆらぎに対し、僅かとなる。
【0032】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、特定パケットに対して、待ち合わせによる伝送遅
延時間のゆらぎをゼロにするとともに、マスタ装置とス
レーブ装置間の両方向の伝送遅延時間を高い精度で一致
させることにより、マスタ装置と各スレーブ装置間のサ
ンプリング時刻の精度を向上させることができる通信ネ
ットワーク、および該通信ネットワークを構成するマス
タ装置、スレーブ装置、並びに多重化装置を得ることを
目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明ににかかる通信ネットワ
ークにあっては、1台のマスタ装置と複数台のスレーブ
装置が、少なくとも1台の多重化装置により、マスタ装
置(後述する実施の形態のパケット多重化装置に相当)
を頂点にツリー状に接続され、各装置間相互に固定長の
各種特定情報を送受信する構成とし、前記マスタ装置
が、前記多重化装置を介して、前記各スレーブ装置を巡
回順に指名(ポーリングと呼ぶ)し、その後、指名を受
けた順に、スレーブ装置が、該マスタ装置にサンプリン
グ時刻合わせに用いる起動用特定情報(特定パケットに
相当)を送信し、該起動用特定情報に応じて該マスタ装
置から返信される返信用特定情報(特定パケットに相
当)に基づいて、所定の演算を行うことにより、サンプ
リング時刻を調整することを特徴とする。
【0034】この発明によれば、マスタ装置が、多重化
装置を介して、前記各スレーブ装置をポーリングし、そ
の後、ポーリングを受けた順に、スレーブ装置が、該マ
スタ装置に起動用特定情報を送信し、該マスタ装置から
返信される返信用特定情報に基づいて、所定の演算を行
うことにより、サンプリング時刻を調整する。これによ
り、前記特定情報に対して、スレーブ装置からマスタ装
置への待ち合わせによる伝送遅延時間のゆらぎをなくす
ことができる。
【0035】つぎの発明にかかる通信ネットワークにお
いて、前記各スレーブ装置およびマスタ装置は、それぞ
れ、前記起動用特定情報、返信用特定情報の他に、前記
調整されたサンプリング時刻毎にサンプリングされる固
定長の一般の情報(後述する実施の形態の一般パケット
に相当)を、予め定められた周期で送信することを特徴
とする。
【0036】この発明によれば、調整されたサンプリン
グ時刻毎に一般情報が送信可能となり、装置間のデータ
通信が可能となる。
【0037】つぎの発明にかかる通信ネットワークにお
いて、前記多重化装置は、前記マスタ装置を接続するマ
スタ側ポートと、前記複数のスレーブ装置を接続するス
レーブ側ポートとを有することにより、相互の通信を中
継し、さらに、各スレーブ側ポートからの前記一般情報
を個々に受信するマスタ宛一般情報受信手段(後述する
実施の形態の各マスタ宛一般パケット受信バッファ21
に相当)と、各スレーブ側ポートからの前記起動用特定
情報を受信し、一括管理するマスタ宛特定情報受信手段
(マスタ宛特定パケット受信バッファ22に相当)と、
マスタ側ポートからの情報を全スレーブ側ポートへ同報
するスレーブ宛同報バス(パケット同報バス23に相
当)と、前記各マスタ宛一般情報受信手段とマスタ宛特
定情報受信手段の中から一つを選択し、前記マスタ装置
への出力を所定の方法で許可するマスタ宛情報選択手段
(マスタ宛受信バッファ選択回路25に相当)と、該マ
スタ宛情報選択手段にて許可された情報をマスタ側ポー
トへ出力するマスタ宛多重バス(パケット多重バス24
に相当)と、を備えることを特徴とする。
【0038】この発明によれば、マスタ宛情報選択手段
の制御により、各マスタ宛一般情報受信手段とマスタ宛
特定情報受信手段の中から一つを選択し、前記マスタ装
置への出力を所定の方法で許可する。これにより、ある
一定のタイミングで特定情報を出力可能となり、スレー
ブ装置からマスタ装置への待ち合わせによる伝送遅延時
間のゆらぎをなくすことができる。
【0039】つぎの発明にかかる通信ネットワークにお
いて、前記マスタ宛情報選択手段は、前記スレーブ側ポ
ートから前記特定情報を受信していない場合、マスタ宛
一般情報受信手段の出力を所定の巡回順に許可し、前記
スレーブ側ポートのいずれかから前記特定情報を受信し
ている場合、前記マスタ宛特定情報受信手段に入力し始
めてから、前記固定長の情報の送信に要する時間で規定
される一定時間だけ、該特定情報の出力を禁止し、さら
に、該一定時間の間、前記マスタ宛一般情報受信手段か
らの新たな出力を禁止し、該一定時間の経過後、前記マ
スタ宛特定情報受信手段の出力を許可することを特徴と
する。
【0040】この発明によれば、特定情報の先頭が多重
化装置のスレーブ側ポートに到着してから、特定情報の
先頭がマスタ側ポートより出力されるまでの中継遅延時
間は、一般情報の中継状況に関わらず、ある一定時間と
その他一定の処理遅延時間(伝送路終端回路の通過時間
等)の和となり、待ち合わせによる中継遅延時間のゆら
ぎはない。これにより、本通信ネットワークにおいて
は、特定情報に対して、スレーブ装置からマスタ装置へ
の待ち合わせによる伝送遅延時間のゆらぎをなくすこと
ができる。
【0041】つぎの発明にかかる通信ネットワークにお
いて、前記マスタ装置およびスレーブ装置は、前記一般
情報を送受信する一般情報送受信手段(後述する実施の
形態の一般パケット送受信回路28に相当)と、前記特
定情報を送受信する特定情報送受信手段(特定パケット
送受信回路29に相当)と、該一般情報送受信手段と特
定情報送受信手段のいずれか一方を選択し、その出力を
所定の方法で許可する送信選択手段(送信選択回路30
に相当)と、を備え、送受信ポートを介して、前記多重
化装置と接続することにより通信を行うことを特徴とす
る。
【0042】この発明によれば、送信選択手段が、一般
情報送受信手段と特定情報送受信手段のいずれか一方を
選択し、その出力を許可するため、マスタ装置とスレー
ブ装置が、自サンプリング時刻から特定情報を送信する
までの送信処理時間のゆらぎをなくすように、制御する
ことができる。
【0043】つぎの発明にかかる通信ネットワークにお
いて、前記送信選択手段は、前記特定情報送受信手段か
ら特定情報送信要求を受けていない場合、前記一般情報
送受信手段の出力を許可し、前記特定情報送受信手段か
ら特定情報送信要求を受けている場合、該要求を受けて
から、前記固定長の情報の送信に要する時間で規定され
る一定時間だけ、前記特定情報送受信手段の出力を禁止
し、さらに、該一定時間の間、前記一般情報送受信手段
からの新たな出力を禁止し、該一定時間の経過後、前記
特定情報送受信手段の出力を許可することを特徴とす
る。
【0044】この発明によれば、特定情報送受信手段が
送信を要求してから、特定情報の先頭が送受信ポートよ
り出力されるまでの処置遅延時間は、一般情報の送信状
況に関わらず、ある一定時間とその他一定の処理遅延時
間(伝送路終端回路の通過時間等)の和となり、処置遅
延時間のゆらぎはない。また、この処理遅延時間は、マ
スタ装置およびスレーブ装置で同一である。これによ
り、本通信ネットワークにおいては、マスタ装置と各ス
レーブ装置間のサンプリング時刻の精度を、さらに向上
させることができる。
【0045】つぎの発明にかかる通信ネットワークにお
いて、前記多重化装置は、さらに、前記マスタ側ポート
からの情報を受信するスレーブ宛情報受信手段(後述す
る実施の形態のスレーブ宛パケット受信バッファ31に
相当)と、該スレーブ宛情報受信手段の出力を所定の方
法で許可するスレーブ宛情報制御手段(スレーブ宛受信
バッファ制御回路32に相当)と、を備え、前記マスタ
側ポートから前記一般情報または特定情報を受信した場
合、該一般情報または特定情報を、前記スレーブ宛情報
受信手段に入力し始めてから、前記固定長の情報の送信
に要する時間で規定される一定時間だけ蓄積しておき、
該一定時間の経過後、該スレーブ宛情報受信手段から蓄
積された情報を出力することを特徴とする。
【0046】この発明によれば、マスタ側ポートから一
般情報または特定情報を受信した場合は、該一般情報ま
たは特定情報を、スレーブ宛情報受信手段に入力し始め
てから、特定の送信時間で規定される一定時間だけ蓄積
しておき、一定時間の経過後、スレーブ宛情報受信手段
から蓄積された情報を出力する。これにより、本通信ネ
ットワークにおいては、特定情報に対して、マスタ装置
とスレーブ装置の両方向の伝送遅延時間を、高い精度で
一致させることができる。
【0047】つぎの発明にかかる通信ネットワークにお
いて、前記多重化装置は、さらに、前記マスタ側ポート
からの前記一般情報を受信するスレーブ宛一般情報受信
手段(後述する実施の形態のスレーブ宛一般パケット受
信バッファ33に相当)と、前記マスタ側ポートからの
前記特定情報を受信するスレーブ宛特定情報受信手段
(後述する実施の形態のスレーブ宛特定パケット受信バ
ッファ34に相当)と、前記スレーブ宛一般情報受信手
段とスレーブ宛特定情報受信手段のいずれか一方を選択
し、前記スレーブ装置への出力を所定の方法で許可する
スレーブ宛情報選択手段(スレーブ宛受信バッファ選択
回路35に相当)と、を備え、前記マスタ側ポートから
前記特定情報を受信していない場合、該スレーブ宛一般
情報受信手段の出力を許可し、前記マスタ側ポートから
前記特定情報を受信している場合、該スレーブ宛特定情
報受信手段に入力し始めてから、前記固定長の情報の送
信に要する時間で規定される一定時間だけ、該特定情報
の出力を禁止し、さらに、該一定時間の間、スレーブ宛
一般情報受信手段からの新たな出力を禁止し、該一定時
間の経過後、スレーブ宛特定情報受信手段の出力を許可
することを特徴とする。
【0048】この発明によれば、マスタ側ポートから特
定情報を受信していない場合は、スレーブ宛一般情報受
信手段の出力を許可し、マスタ側ポートから特定情報を
受信している場合は、スレーブ宛特定情報受信手段に入
力し始めてから、特定の送信時間で規定される一定時間
だけ、特定情報の出力を禁止し、さらに、一定時間の
間、スレーブ宛一般情報受信手段からの新たな出力を禁
止し、一定時間の経過後、スレーブ宛特定情報受信手段
の出力を許可する。これにより、本通信ネットワークに
おいては、特定情報に対して、マスタ装置とスレーブ装
置間の両方向の伝送遅延時間を高い精度で一致させるこ
とができるとともに、さらに、一般情報に対して、マス
タ装置からスレーブ装置への伝送遅延時間を短縮するこ
とができる。
【0049】つぎの発明にかかる通信ネットワークにお
いて、前記マスタ装置および各スレーブ装置は、さら
に、固定長の管理情報を、宛先の装置に対して予め定め
られた周期で送信し、前記多重化装置は、さらに、該管
理情報を送受信する管理情報送受信手段(後述する実施
の形態の管理パケット送受信回路36に相当)を備え、
前記マスタ宛情報選択手段がスレーブ側ポートのいずれ
かから前記特定情報を受信している場合、さらに、前記
一定時間の間、前記管理情報送受信手段からの新たな出
力を禁止し、該一定時間の経過後、マスタ宛特定情報受
信手段の出力を許可し、前記スレーブ宛情報選択手段が
マスタ側ポートから前記特定情報を受信している場合、
さらに、前記一定時間の間、前記管理情報送受信手段か
らの新たな出力を禁止し、該一定時間の経過後、スレー
ブ宛特定情報受信手段の出力を許可することを特徴とす
る。
【0050】この発明によれば、マスタ宛情報選択手段
がスレーブ側ポートのいずれかから特定情報を受信して
いる場合は、一定時間の間、管理情報送受信手段からの
新たな出力を禁止し、一定時間の経過後、マスタ宛特定
情報受信手段の出力を許可し、スレーブ宛情報選択手段
がマスタ側ポートから特定情報を受信している場合は、
一定時間の間、管理情報送受信手段からの新たな出力を
禁止し、一定時間の経過後、スレーブ宛特定情報受信手
段の出力を許可する。これにより、本通信ネットワーク
においては、パケット多重化装置が管理情報を送受信す
る場合でも、特定情報に対して、スレーブ装置とマスタ
装置間の両方向の伝送遅延時間を、高い精度で一致させ
ることができる。
【0051】つぎの発明にかかる通信ネットワークにあ
っては、前記全パケット多重化装置のうち、少なくとも
1台のパケット多重化装置を、小規模通信ネットワーク
を構成する第2多重化装置(後述する実施の形態の第2
パケット多重化装置41に相当)に置き換え、マスタ装
置を頂点に、前記多重化装置を介して、前記少なくとも
1台の第2多重化装置を接続し、さらに、各第2多重化
装置に、それぞれ、必要に応じて1台以上の多重化装置
を介して、複数のスレーブ装置をツリー状に接続する構
成とし、各第2多重化装置は、前記特定情報を中継せ
ず、上位のマスタ装置に対してスレーブ装置として振る
舞い、下位の各スレーブ装置に対してマスタ装置として
振る舞い、前記マスタ装置が、前記各第2多重化装置を
巡回順に指名し、その後、指名を受けた順に、第2多重
化装置が、該マスタ装置にサンプリング時刻合わせに用
いる起動用特定情報を送信し、該起動用特定情報に応じ
て該第2多重化装置から返信される返信用特定情報に基
づいて、所定の演算を行うことにより、サンプリング時
刻を調整し、さらに、前記各第2多重化装置が、前記多
重化装置を介して、前記各スレーブ装置を巡回順に指名
し、その後、指名を受けた順に、スレーブ装置が、前記
多重化装置を介して、該第2多重化装置にサンプリング
時刻合わせに用いる起動用特定情報を送信し、該起動用
特定情報に応じて該第2多重化装置から返信される返信
用特定情報に基づいて、所定の演算を行うことにより、
サンプリング時刻を調整することを特徴とする。
【0052】この発明によれば、各第2多重化装置が、
特定情報を中継せず、上位のマスタ装置に対してはスレ
ーブ装置として振る舞い、下位の各スレーブ装置に対し
てはマスタ装置として振る舞うことにより、前記上位お
よび下位に対する2段階で、サンプリング時刻を調整す
る。これにより、本通信ネットワークにおいては、スレ
ーブ装置が増加した場合でも、各スレーブ装置のサンプ
リング時刻精度を容易に向上させることができる。
【0053】つぎの発明にかかる通信ネットワークにお
いて、前記第2多重化装置は、前記多重化装置のマスタ
宛特定情報受信手段の代わりに、前記マスタ側ポートか
らの前記特定情報を送受信するマスタ側特定情報送受信
手段(後述する実施の形態のマスタ側特定パケット送受
信回路43に相当)と、前記多重化装置のスレーブ宛特
定情報受信手段の代わりに、前記スレーブ側ポートから
の前記特定情報を送受信するスレーブ側特定情報送受信
手段(スレーブ側特定パケット送受信回路42に相当)
と、を備えることを特徴とする。
【0054】この発明によれば、マスタ宛情報選択手
段、スレーブ宛情報選択手段の制御により、一般情報お
よび特定情報を選択し、各装置への出力を所定の方法で
許可する。これにより、ある一定のタイミングで特定情
報を出力可能となり、スレーブ装置、マスタ装置間相互
の待ち合わせによる伝送遅延時間のゆらぎをなくすこと
ができる。
【0055】つぎの発明にかかる通信ネットワークにお
いて、前記マスタ宛情報選択手段は、前記マスタ側特定
情報送受信手段から特定情報送信要求を受けている場
合、前記一定時間だけ、該マスタ側特定情報送受信手段
の出力を禁止し、該一定時間の間、マスタ宛一般情報受
信手段の新たな出力を禁止し、該一定時間の経過後、該
マスタ側特定情報送受信手段の出力を許可し、前記スレ
ーブ宛情報選択手段は、前記スレーブ側特定情報送受信
手段から特定情報送信要求を受けている場合、前記一定
時間だけ、該スレーブ側特定情報送受信手段の出力を禁
止し、該一定時間の間、スレーブ宛一般情報受信手段の
新たな出力を禁止し、該一定時間の経過後、該スレーブ
側特定情報送受信手段の出力を許可することを特徴とす
る。
【0056】この発明によれば、マスタ側特定情報送受
信手段またはスレーブ側特定情報送受信手段が送信を要
求してから、特定情報の先頭がマスタ側ポートまたはス
レーブ側ポートより出力されるまでの処置遅延時間は、
一般情報の中継状況に関わらず、ある一定時間とその他
一定の処理遅延時間(伝送路終端回路の通過時間等)の
和となり、待ち合わせによる処置遅延時間のゆらぎはな
い。また、特定情報に対して、マスタ装置と第2多重化
装置間の両方向の待ち合わせによる伝送遅延時間のゆら
ぎ、および第2多重化装置とスレーブ装置間の両方向の
待ち合わせによる伝送遅延時間のゆらぎもない。これに
より、本通信ネットワークにおいては、特定情報に対し
て、マスタ装置と第2多重化装置間の両方向の伝送遅延
時間を高い精度で一致させることができ、かつ第2多重
化装置とスレーブ装置間の両方向の伝送遅延時間も高い
精度で一致させることができ、さらに、スレーブ装置の
台数が増加しても各スレーブ装置間のサンプリング時刻
の精度を向上させることできる。
【0057】つぎの発明にかかる通信ネットワークにあ
っては、前記全パケット多重化装置のうち、少なくとも
1台のパケット多重化装置を、小規模通信ネットワーク
を構成する第3多重化装置(後述する実施の形態の第3
パケット多重化装置45に相当)に置き換え、マスタ装
置を頂点に、前記多重化装置を介して、前記少なくとも
1台の第3多重化装置を接続し、さらに、前記小規模通
信ネットワーク内でマスタとなる第2マスタ装置を頂点
に、第3多重化装置および必要に応じて1台以上の多重
化装置を介して、複数のスレーブ装置をツリー状に接続
する構成とし、前記マスタ装置が、該多重化装置および
第3多重化装置を介して、前記各スレーブ装置を巡回順
に指名し、その後、指名を受けた順に、スレーブ装置
が、該マスタ装置にサンプリング時刻合わせに用いる起
動用特定情報を送信し、該起動用特定情報に応じて該マ
スタ装置から返信される返信用特定情報に基づいて、所
定の演算を行うことにより、サンプリング時刻を調整す
ることを特徴とする。
【0058】この発明によれば、マスタ装置が、多重化
装置および第3多重化装置を介して、各スレーブ装置を
巡回順に指名し、その後、指名を受けた順に、スレーブ
装置が、起動用特定情報を送信し、起動用特定情報に応
じてマスタ装置から返信される返信用特定情報に基づい
て、所定の演算を行うことにより、サンプリング時刻を
調整する。これにより、本通信ネットワークにおいて
は、スレーブ装置からサンプリング情報を収集するマス
タ装置を複数とした場合でも、特定情報に対して、時刻
合わせを行うマスタ装置と各スレーブ装置間の両方向の
伝送遅延時間を、高い精度で一致させることができる。
【0059】つぎの発明にかかる通信ネットワークにお
いて、前記第3多重化装置は、前記第2マスタ装置を接
続する第2マスタ側ポートを有することにより、相互の
通信を中継し、さらに、前記多重化装置の構成に加え
て、該第2マスタ側ポートから前記マスタ側ポートへの
前記一般情報を受信する第2マスタ側マスタ宛一般情報
受信手段(後述する実施の形態の第2マスタ側マスタ宛
一般パケット受信バッファ49に相当)と、該第2マス
タ側ポートから前記スレーブ側ポートへの前記一般情報
を受信する第2マスタ側スレーブ宛一般情報受信手段
(第2マスタ側スレーブ宛一般パケット受信バッファ5
0に相当)と、前記マスタ側ポートから該第2マスタ側
ポートへの前記一般情報を受信するマスタ側第2マスタ
宛一般情報受信手段(マスタ側第2マスタ宛一般パケッ
ト受信バッファ51に相当)と、前記スレーブ側ポート
から該第2マスタ側ポートへの前記一般情報を受信する
スレーブ側第2マスタ宛一般情報受信手段(スレーブ側
第2マスタ宛一般パケット受信バッファ52に相当)
と、該マスタ側第2マスタ宛一般情報受信手段とスレー
ブ側第2マスタ宛一般情報受信手段のいずれか一方を選
択し、出力を許可する第2マスタ宛情報選択手段(第2
マスタ宛受信バッファ選択回路48に相当)と、該第2
マスタ宛情報選択手段にて許可された情報を第2マスタ
側ポートへ出力する第2マスタ宛多重バス(第2マスタ
宛パケット多重バス47に相当)と、を備えることを特
徴とする。
【0060】この発明によれば、マスタ宛情報選択手
段、スレーブ宛情報選択手段、および第2マスタ宛情報
選択手段の制御により、一般情報および特定情報を選択
し、各装置への出力を所定の方法で許可する。これによ
り、ある一定のタイミングで特定情報を出力可能とな
り、スレーブ装置、マスタ装置間相互の待ち合わせによ
る伝送遅延時間のゆらぎをなくすことができる。
【0061】つぎの発明にかかる通信ネットワークにお
いて、前記マスタ宛情報選択手段は、前記スレーブ側ポ
ートのいずれかから前記特定情報を受信している場合、
前記一定時間だけ、該特定情報の出力を禁止し、該一定
時間の間、前記マスタ宛一般情報受信手段および第2マ
スタ側マスタ宛一般情報受信手段からの新たな出力を禁
止し、該一定時間の経過後、前記マスタ宛特定情報受信
手段の出力を許可し、前記スレーブ宛情報選択手段は、
前記マスタ側ポートから前記特定情報を受信している場
合、前記一定時間だけ、該特定情報の出力を禁止し、該
一定時間の間、前記スレーブ宛一般情報受信手段および
第2マスタ側スレーブ宛一般情報受信手段からの新たな
出力を禁止し、該一定時間の経過後、前記スレーブ宛特
定情報受信手段の出力を許可し、前記第2マスタ宛情報
選択手段は、前記マスタ側第2マスタ宛一般情報受信手
段とスレーブ側第2マスタ宛一般情報受信手段の出力を
巡回順に許可することを特徴とする。
【0062】この発明によれば、第3多重化装置にて特
定情報を中継する際の、マスタ側ポートとスレーブ側ポ
ート間での中継時間は、一般情報の中継状況に関わら
ず、両方向共、ある一定時間とその他一定の処理遅延時
間(伝送路終端回路の通過時間等)の和となり、待ち合
わせによる処置遅延時間のゆらぎはない。また、特定パ
ケットに対して、マスタ装置とスレーブ装置間の両方向
の伝送遅延時間は、高い精度で一致する。これにより、
本通信ネットワークにおいては、スレーブ装置からサン
プリング情報を収集する第2マスタ装置を複数台配置し
た場合でも、マスタ装置と各スレーブ装置間のサンプリ
ング時刻の精度を向上させることができる。
【0063】つぎの発明にかかる通信ネットワークにあ
っては、前記マスタ装置に置き換え、前記一般情報を交
換する交換装置(後述する実施の形態のパケット交換装
置53に相当)と、前記特定情報を送受信する第3マス
タ装置(第3マスタ装置54に相当)と、該交換装置に
接続される少なくとも1台の第4多重化装置(第4パケ
ット多重化装置55に相当)と、を備え、前記第3マス
タ装置が、前記多重化装置、第4多重化装置、および第
3多重化装置を介して、前記各スレーブ装置を巡回順に
指名し、その後、指名を受けた順に、スレーブ装置が、
該マスタ装置にサンプリング時刻合わせに用いる起動用
特定情報を送信し、該起動用特定情報に応じて該マスタ
装置から返信される返信用特定情報に基づいて、所定の
演算を行うことにより、サンプリング時刻を調整するこ
とを特徴とする。
【0064】この発明によれば、第3マスタ装置が、多
重化装置、第4多重化装置、および第3多重化装置を介
して、各スレーブ装置を巡回順に指名し、その後、指名
を受けた順に、スレーブ装置が、起動用特定情報を送信
し、起動用特定情報に応じてマスタ装置から返信される
返信用特定情報に基づいて、所定の演算を行うことによ
り、サンプリング時刻を調整する。これにより、本通信
ネットワークにおいては、マスタ装置と複数のスレーブ
装置で構成される小規模通信ネットワークを複数設け、
各マスタ装置が自小規模ネットワーク内のスレーブ装置
および自小規模ネットワーク外のスレーブ装置からサン
プリング情報を収集する場合でも、特定パケットに対し
て、時刻合わせを行うマスタ装置と各スレーブ装置間の
両方向の伝送遅延時間を、高い精度で一致させることが
できる。
【0065】つぎの発明にかかる通信ネットワークにお
いて、前記第4多重化装置は、前記交換装置を接続する
交換装置側ポートを有することにより、相互の通信を中
継し、前記マスタ宛一般情報受信手段に代えて、各スレ
ーブ側ポートからの前記一般情報を個々に受信する交換
装置宛一般情報受信手段(後述する実施の形態の交換装
置宛一般パケット受信バッファ57に相当)と、前記ス
レーブ宛一般情報受信手段に代えて、交換装置側ポート
からの前記一般情報を受信する交換装置側スレーブ宛一
般情報受信手段(スレーブ宛一般パケット受信バッファ
58に相当)と、前記マスタ宛情報選択手段に代えて、
前記マスタ宛特定情報受信手段を制御し、前記第3マス
タ装置への出力を所定の方法で許可する第3マスタ宛情
報制御手段(マスタ宛受信バッファ制御回路60に相
当)と、を備え、さらに、前記多重化装置の構成に加え
て、前記交換装置宛一般情報受信手段の中から一つを選
択し、出力を許可する交換装置宛情報選択手段(交換装
置宛受信バッファ選択回路59に相当)を備えることを
特徴とする。
【0066】この発明によれば、マスタ宛情報制御手
段、スレーブ宛情報選択手段、および交換装置宛情報選
択手段の制御により、一般情報および特定情報を選択
し、各装置への出力を所定の方法で許可する。これによ
り、ある一定のタイミングで特定情報を出力可能とな
り、スレーブ装置、マスタ装置間相互の待ち合わせによ
る伝送遅延時間のゆらぎをなくすことができる。
【0067】つぎの発明にかかる通信ネットワークにお
いて、前記マスタ宛情報制御手段は、前記スレーブ側ポ
ートから前記特定情報を受信している場合、前記一定時
間だけ、前記マスタ宛特定情報受信手段に該特定情報を
蓄積し、該一定時間の経過後、該マスタ宛特定情報受信
手段から該特定情報を出力し、前記交換装置宛情報選択
手段は、前記交換装置宛一般情報受信手段の出力を巡回
順に許可し、前記スレーブ宛情報選択手段は、前記マス
タ側ポートから前記特定情報を受信している場合、前記
一定時間だけ、前記スレーブ宛特定情報受信手段の出力
を禁止し、該一定時間の間、前記スレーブ宛一般情報受
信手段からの新たな出力を禁止し、該一定時間の経過
後、該スレーブ宛特定情報受信手段の出力を許可するこ
とを特徴とする。
【0068】この発明によれば、第4多重化装置が特定
情報を中継する際の、マスタ側ポートとスレーブ側ポー
ト間での中継時間は、一般情報の中継状況に関わらず、
両方向共、ある一定時間とその他一定の処理遅延時間
(伝送路終端回路の通過時間等)の和となり、待ち合わ
せによる処置遅延時間のゆらぎはない。また、特定情報
に対して、マスタ装置とスレーブ装置間の両方向の伝送
遅延時間は、高い精度で一致する。これにより、本通信
ネットワークにおいては、第2マスタ装置と複数のスレ
ーブ装置で構成される小規模通信ネットワークを複数設
け、各第2マスタ装置が、自小規模ネットワーク内のス
レーブ装置および自小規模ネットワーク外のスレーブ装
置からサンプリング情報を収集する場合でも、マスタ装
置と各スレーブ装置間のサンプリング時刻の精度を向上
させることができる。
【0069】つぎの発明にかかる通信ネットワークにあ
っては、前記マスタ装置に置き換え、前記一般情報と特
定情報とを交換する交換装置(後述する実施の形態のパ
ケット交換装置61に相当)と、前記特定情報を送受信
する第3マスタ装置(第3マスタ装置54に相当)と、
を備え、前記第3マスタ装置が、前記交換装置、多重化
装置、および第3多重化装置を介して、前記各スレーブ
装置を巡回順に指名し、その後、指名を受けた順に、ス
レーブ装置が、該マスタ装置にサンプリング時刻合わせ
に用いる起動用特定情報を送信し、該起動用特定情報に
応じて該マスタ装置から返信される返信用特定情報に基
づいて、所定の演算を行うことにより、サンプリング時
刻を調整することを特徴とする。
【0070】この発明によれば、第3マスタ装置が、交
換装置、多重化装置、および第3多重化装置を介して、
各スレーブ装置を巡回順に指名し、その後、指名を受け
た順に、スレーブ装置が、起動用特定情報を送信し、起
動用特定情報に応じてマスタ装置から返信される返信用
特定情報に基づいて、所定の演算を行うことにより、サ
ンプリング時刻を調整する。これにより、本通信ネット
ワークにおいては、マスタ装置と複数のスレーブ装置で
構成される小規模通信ネットワークを複数設け、各マス
タ装置が自小規模ネットワーク内のスレーブ装置および
自小規模ネットワーク外のスレーブ装置からサンプリン
グ情報を収集する場合でも、特定パケットに対して、時
刻合わせを行うマスタ装置と各スレーブ装置間の両方向
の伝送遅延時間を、より高い精度で一致させることがで
きる。
【0071】つぎの発明にかかる通信ネットワークにお
いて、前記交換装置は、前記第3多重化装置のスレーブ
宛一般情報受信手段、マスタ側第2マスタ宛一般情報受
信手段、第2マスタ側マスタ宛一般情報受信手段、第2
マスタ側スレーブ宛一般情報受信手段、マスタ宛一般情
報受信手段、第2マスタ側ポート、同報バス、多重バ
ス、および第2マスタ宛多重バスに代わり、前記マスタ
宛情報制御手段が許可した情報を宛先に該当するスレー
ブ側ポートへ出力する交換手段(後述する実施の形態の
パケット交換回路62に相当)を備えることを特徴とす
る。
【0072】この発明によれば、マスタ宛情報制御手
段、第2マスタ宛情報選択手段、および交換手段の制御
により、一般情報および特定情報を選択し、各装置への
出力を所定の方法で許可する。これにより、ある一定の
タイミングで特定情報を出力可能となり、スレーブ装
置、マスタ装置間相互の待ち合わせによる伝送遅延時間
のゆらぎをなくすことができる。
【0073】つぎの発明にかかる通信ネットワークにお
いて、前記マスタ宛情報制御手段は前記スレーブ側ポー
トから前記特定情報を受信している場合、前記一定時間
だけ、マスタ宛特定情報受信手段に該特定情報を蓄積
し、該一定時間の経過後、該マスタ宛特定情報受信手段
から該特定情報を出力し、前記第2マスタ宛情報選択手
段は、前記マスタ側ポートから前記特定情報を受信して
いる場合、前記一定時間だけ、前記スレーブ宛特定情報
受信手段の出力を禁止し、さらに、該一定時間の間、前
記第2マスタ宛一般情報受信手段からの新たな出力を禁
止し、該一定時間の経過後、前記スレーブ宛特定情報受
信手段の出力を許可することを特徴とする。
【0074】この発明によれば、交換装置が特定情報を
中継する際の、マスタ側ポートとスレーブ側ポート間で
の中継時間は、一般情報の中継状況に関わらず、両方向
共、ある一定時間とその他一定の処理遅延時間(伝送路
終端回路の通過時間等)の和となり、待ち合わせによる
処置遅延時間のゆらぎはない。また、特定情報に対し
て、マスタ装置とスレーブ装置間の両方向の伝送遅延時
間は、高い精度で一致する。これにより、各第2マスタ
装置が、自小規模ネットワーク内のスレーブ装置および
自小規模ネットワーク外のスレーブ装置からサンプリン
グ情報を収集する場合でも、マスタ装置と各スレーブ装
置間のサンプリング時刻の精度を向上させることができ
る。
【0075】つぎの発明にかかる通信ネットワークにあ
っては、各装置が送受信する情報を可変長とし、この場
合、各装置が前記特定情報の出力を禁止する前記一定時
間は、予め定めた最大情報長の送信時間で規定される一
定時間とすることを特徴とする。
【0076】この発明によれば、一般情報と特定情報を
可変長とした場合でも、マスタ宛情報選択回路の動作
で、特定情報の出力を禁止する一定時間を、予め定めた
最大情報長の送信時間で規定される時間とすることによ
り、マスタ装置と各スレーブ装置間のサンプリング時刻
の精度を向上させることができる。
【0077】つぎの発明にかかるマスタ装置にあって
は、複数のスレーブ装置および多重化装置とともに通信
ネットワークを構成し、各スレーブ装置と、個々に、サ
ンプリング時刻を調整可能な1台のマスタ装置におい
て、前記調整されたサンプリング時刻毎にサンプリング
される一般情報を送受信する一般情報送受信手段(後述
する実施の形態の一般パケット送受信回路28に相当)
と、前記サンプリング時刻合わせに用いる特定情報を送
受信する特定情報送受信手段(特定パケット送受信回路
29に相当)と、該一般情報送受信手段と特定情報送受
信手段のいずれか一方を選択し、その出力を所定の方法
で許可する送信選択手段(送信選択回路30に相当)
と、を備え、送受信ポートを介して、前記多重化装置と
接続することにより通信を行うことを特徴とする。
【0078】この発明によれば、送信選択手段は、一般
情報送受信手段と特定情報送受信手段のいずれか一方を
選択し、その出力を許可するため、外部のスレーブ装置
との送信処理時間のゆらぎをなくすように、該特定情報
の出力を制御することができる。
【0079】つぎの発明にかかるマスタ装置において、
前記送信選択手段は、前記特定情報送受信手段から特定
情報送信要求を受けていない場合、前記一般情報送受信
手段の出力を許可し、前記特定情報送受信手段から特定
情報送信要求を受けている場合、該要求を受けてから、
ある特定の送信時間で規定される一定時間だけ、前記特
定情報送受信手段の出力を禁止し、さらに、該一定時間
の間、前記一般情報送受信手段からの新たな出力を禁止
し、該一定時間の経過後、前記特定情報送受信手段の出
力を許可することを特徴とする。
【0080】この発明によれば、特定情報送受信手段が
送信を要求してから、特定情報の先頭が送受信ポートよ
り出力されるまでの処置遅延時間は、一般情報の送信状
況に関わらず、ある一定時間とその他一定の処理遅延時
間(伝送路終端回路の通過時間等)の和となり、外部の
スレーブ装置との処置遅延時間のゆらぎをなくすことが
できる。
【0081】つぎの発明にかかるスレーブ装置にあって
は、1台のマスタ装置および複数の多重化装置とともに
通信ネットワークを構成し、マスタ装置と、個々に、サ
ンプリング時刻を調整可能な複数のスレーブ装置におい
て、前記調整されたサンプリング時刻毎にサンプリング
される一般情報を送受信する一般情報送受信手段(後述
する実施の形態の一般パケット送受信回路28に相当)
と、前記サンプリング時刻合わせに用いる特定情報を送
受信する特定情報送受信手段(特定パケット送受信回路
29に相当)と、該一般情報送受信手段と特定情報送受
信手段のいずれか一方を選択し、その出力を所定の方法
で許可する送信選択手段(送信選択回路30に相当)
と、を備え、送受信ポートを介して、前記多重化装置と
接続することにより通信を行うことを特徴とする。
【0082】この発明によれば、送信選択手段は、一般
情報送受信手段と特定情報送受信手段のいずれか一方を
選択し、その出力を許可するため、外部のマスタ装置と
の送信処理時間のゆらぎをなくすように、該特定情報の
出力を制御することができる。
【0083】つぎの発明にかかるスレーブ装置におい
て、前記送信選択手段は、前記特定情報送受信手段から
特定情報送信要求を受けていない場合、前記一般情報送
受信手段の出力を許可し、前記特定情報送受信手段から
特定情報送信要求を受けている場合、該要求を受けてか
ら、ある特定の送信時間で規定される一定時間だけ、前
記特定情報送受信手段の出力を禁止し、さらに、該一定
時間の間、前記一般情報送受信手段からの新たな出力を
禁止し、該一定時間の経過後、前記特定情報送受信手段
の出力を許可することを特徴とする。
【0084】この発明によれば、特定情報送受信手段が
送信を要求してから、特定情報の先頭が送受信ポートよ
り出力されるまでの処置遅延時間は、一般情報の送信状
況に関わらず、ある一定時間とその他一定の処理遅延時
間(伝送路終端回路の通過時間等)の和となり、外部の
マスタ装置との処置遅延時間のゆらぎをなくすことがで
きる。
【0085】つぎの発明にかかる多重化装置にあって
は、1台のマスタ装置および複数のスレーブ装置ととも
に通信ネットワークを構成し、前記マスタ装置を接続す
るマスタ側ポートと、前記複数のスレーブ装置を接続す
るスレーブ側ポートとを有することにより、相互の通信
を中継する多重化装置において、各スレーブ側ポートか
らの一般情報を個々に受信するマスタ宛一般情報受信手
段(後述する実施の形態の各マスタ宛一般パケット受信
バッファ21に相当)と、各スレーブ側ポートからの起
動用特定情報を受信し、一括管理するマスタ宛特定情報
受信手段(マスタ宛特定パケット受信バッファ22に相
当)と、マスタ側ポートからの情報を全スレーブ側ポー
トへ同報するスレーブ宛同報バス(パケット同報バス2
3に相当)と、前記各マスタ宛一般情報受信手段とマス
タ宛特定情報受信手段の中から一つを選択し、前記マス
タ装置への出力を所定の方法で許可するマスタ宛情報選
択手段(マスタ宛受信バッファ選択回路25に相当)
と、該マスタ宛情報選択手段にて許可された情報をマス
タ側ポートへ出力するマスタ宛多重バス(パケット多重
バス24に相当)と、を備えることを特徴とする。
【0086】この発明によれば、マスタ宛情報選択手段
の制御により、各マスタ宛一般情報受信手段とマスタ宛
特定情報受信手段の中から一つを選択し、前記マスタ装
置への出力を所定の方法で許可する。これにより、ある
一定のタイミングで特定情報を出力可能となり、スレー
ブ装置からマスタ装置への待ち合わせによる伝送遅延時
間のゆらぎをなくすことができる。
【0087】つぎの発明にかかる多重化装置において、
前記マスタ宛情報選択手段は、前記スレーブ側ポートか
ら前記特定情報を受信していない場合、マスタ宛一般情
報受信手段の出力を所定の巡回順に許可し、前記スレー
ブ側ポートのいずれかから前記特定情報を受信している
場合、前記マスタ宛特定情報受信手段に入力し始めてか
ら、ある特定の送信時間で規定される一定時間だけ、該
特定情報の出力を禁止し、さらに、該一定時間の間、前
記マスタ宛一般情報受信手段からの新たな出力を禁止
し、該一定時間の経過後、前記マスタ宛特定情報受信手
段の出力を許可することを特徴とする。
【0088】この発明によれば、特定情報の先頭が多重
化装置のスレーブ側ポートに到着してから、特定情報の
先頭がマスタ側ポートより出力されるまでの中継遅延時
間は、一般情報の中継状況に関わらず、ある一定時間と
その他一定の処理遅延時間(伝送路終端回路の通過時間
等)の和となり、待ち合わせによる中継遅延時間のゆら
ぎをなくすことができる。
【0089】つぎの発明にかかる多重化装置にあって
は、さらに、前記マスタ側ポートからの情報を受信する
スレーブ宛情報受信手段(後述する実施の形態のスレー
ブ宛パケット受信バッファ31に相当)と、該スレーブ
宛情報受信手段の出力を所定の方法で許可するスレーブ
宛情報制御手段(スレーブ宛受信バッファ制御回路32
に相当)と、を備え、前記マスタ側ポートから一般情報
または特定情報を受信した場合、該一般情報または特定
情報を、前記スレーブ宛情報受信手段に入力し始めてか
ら、前記特定の送信時間で規定される一定時間だけ蓄積
しておき、該一定時間の経過後、該スレーブ宛情報受信
手段から蓄積された情報を出力することを特徴とする。
【0090】この発明によれば、マスタ側ポートから一
般情報または特定情報を受信した場合は、該一般情報ま
たは特定情報を、スレーブ宛情報受信手段に入力し始め
てから、特定の送信時間で規定される一定時間だけ蓄積
しておき、一定時間の経過後、スレーブ宛情報受信手段
から蓄積された情報を出力する。これにより、特定情報
に対して、外部のマスタ装置とスレーブ装置の両方向の
伝送遅延時間を、高い精度で一致させることができる。
【0091】つぎの発明にかかる多重化装置にあって
は、さらに、前記マスタ側ポートからの一般情報を受信
するスレーブ宛一般情報受信手段(後述する実施の形態
のスレーブ宛一般パケット受信バッファ33に相当)
と、前記マスタ側ポートからの特定情報を受信するスレ
ーブ宛特定情報受信手段(後述する実施の形態のスレー
ブ宛特定パケット受信バッファ34に相当)と、前記ス
レーブ宛一般情報受信手段とスレーブ宛特定情報受信手
段のいずれか一方を選択し、前記スレーブ装置への出力
を所定の方法で許可するスレーブ宛情報選択手段(スレ
ーブ宛受信バッファ選択回路35に相当)と、を備え、
前記マスタ側ポートから前記特定情報を受信していない
場合、該スレーブ宛一般情報受信手段の出力を許可し、
前記マスタ側ポートから前記特定情報を受信している場
合、該スレーブ宛特定情報受信手段に入力し始めてか
ら、前記特定の送信時間で規定される一定時間だけ、該
特定情報の出力を禁止し、さらに、該一定時間の間、ス
レーブ宛一般情報受信手段からの新たな出力を禁止し、
該一定時間の経過後、スレーブ宛特定情報受信手段の出
力を許可することを特徴とする。
【0092】この発明によれば、マスタ側ポートから特
定情報を受信していない場合は、スレーブ宛一般情報受
信手段の出力を許可し、マスタ側ポートから特定情報を
受信している場合は、スレーブ宛特定情報受信手段に入
力し始めてから、特定の送信時間で規定される一定時間
だけ、特定情報の出力を禁止し、さらに、一定時間の
間、スレーブ宛一般情報受信手段からの新たな出力を禁
止し、一定時間の経過後、スレーブ宛特定情報受信手段
の出力を許可する。これにより、特定情報に対して、外
部のマスタ装置とスレーブ装置間の両方向の伝送遅延時
間を高い精度で一致させることができるとともに、さら
に、一般情報に対して、マスタ装置からスレーブ装置へ
の伝送遅延時間を短縮することができる。
【0093】つぎの発明にかかる多重化装置にあって
は、さらに、該管理情報を送受信する管理情報送受信手
段(後述する実施の形態の管理パケット送受信回路36
に相当)を備え、前記マスタ宛情報選択手段がスレーブ
側ポートのいずれかから前記特定情報を受信している場
合、さらに、前記一定時間の間、前記管理情報送受信手
段からの新たな出力を禁止し、該一定時間の経過後、マ
スタ宛特定情報受信手段の出力を許可し、前記スレーブ
宛情報選択手段がマスタ側ポートから前記特定情報を受
信している場合、さらに、前記一定時間の間、前記管理
情報送受信手段からの新たな出力を禁止し、該一定時間
の経過後、スレーブ宛特定情報受信手段の出力を許可す
ることを特徴とする。
【0094】この発明によれば、マスタ宛情報選択手段
がスレーブ側ポートのいずれかから特定情報を受信して
いる場合は、一定時間の間、管理情報送受信手段からの
新たな出力を禁止し、一定時間の経過後、マスタ宛特定
情報受信手段の出力を許可し、スレーブ宛情報選択手段
がマスタ側ポートから特定情報を受信している場合は、
一定時間の間、管理情報送受信手段からの新たな出力を
禁止し、一定時間の経過後、スレーブ宛特定情報受信手
段の出力を許可する。これにより、パケット多重化装置
が管理情報を送受信する場合でも、特定情報に対して、
外部のスレーブ装置とマスタ装置間の両方向の伝送遅延
時間を、高い精度で一致させることができる。
【0095】つぎの発明にかかる多重化装置(第2多重
化装置に相当)にあっては、前記特定情報を中継せず、
上位のマスタ装置に対してスレーブ装置として振る舞
い、下位の各スレーブ装置に対してマスタ装置として振
る舞い、前記マスタ宛特定情報受信手段の代わりに、前
記マスタ側ポートからの前記特定情報を送受信するマス
タ側特定情報送受信手段(後述する実施の形態のマスタ
側特定パケット送受信回路43に相当)と、前記多重化
装置のスレーブ宛特定情報受信手段の代わりに、前記ス
レーブ側ポートからの前記特定情報を送受信するスレー
ブ側特定情報送受信手段(スレーブ側特定パケット送受
信回路42に相当)と、を備えることを特徴とする。
【0096】この発明によれば、マスタ宛情報選択手
段、スレーブ宛情報選択手段の制御により、一般情報お
よび特定情報を選択し、各装置への出力を所定の方法で
許可する。これにより、ある一定のタイミングで特定情
報を出力可能となり、スレーブ装置、マスタ装置間相互
の待ち合わせによる伝送遅延時間のゆらぎをなくすこと
ができる。
【0097】つぎの発明にかかる多重化装置(第2多重
化装置に相当)において、前記マスタ宛情報選択手段
は、前記マスタ側特定情報送受信手段から特定情報送信
要求を受けている場合、前記一定時間だけ、該マスタ側
特定情報送受信手段の出力を禁止し、該一定時間の間、
マスタ宛一般情報受信手段の新たな出力を禁止し、該一
定時間の経過後、該マスタ側特定情報送受信手段の出力
を許可し、前記スレーブ宛情報選択手段は、前記スレー
ブ側特定情報送受信手段から特定情報送信要求を受けて
いる場合、前記一定時間だけ、該スレーブ側特定情報送
受信手段の出力を禁止し、該一定時間の間、スレーブ宛
一般情報受信手段の新たな出力を禁止し、該一定時間の
経過後、該スレーブ側特定情報送受信手段の出力を許可
することを特徴とする。
【0098】この発明によれば、マスタ側特定情報送受
信手段またはスレーブ側特定情報送受信手段が送信を要
求してから、特定情報の先頭がマスタ側ポートまたはス
レーブ側ポートより出力されるまでの処置遅延時間は、
一般情報の中継状況に関わらず、ある一定時間とその他
一定の処理遅延時間(伝送路終端回路の通過時間等)の
和となるため、待ち合わせによる処置遅延時間のゆらぎ
をなくすことができる。
【0099】つぎの発明にかかる多重化装置(第3多重
化装置に相当)にあっては、前記第2マスタ装置を接続
する第2マスタ側ポートを有することにより、相互の通
信を中継し、さらに、前記多重化装置の構成に加えて、
該第2マスタ側ポートから前記マスタ側ポートへの前記
一般情報を受信する第2マスタ側マスタ宛一般情報受信
手段(後述する実施の形態の第2マスタ側マスタ宛一般
パケット受信バッファ49に相当)と、該第2マスタ側
ポートから前記スレーブ側ポートへの前記一般情報を受
信する第2マスタ側スレーブ宛一般情報受信手段(第2
マスタ側スレーブ宛一般パケット受信バッファ50に相
当)と、前記マスタ側ポートから該第2マスタ側ポート
への前記一般情報を受信するマスタ側第2マスタ宛一般
情報受信手段(マスタ側第2マスタ宛一般パケット受信
バッファ51に相当)と、前記スレーブ側ポートから該
第2マスタ側ポートへの前記一般情報を受信するスレー
ブ側第2マスタ宛一般情報受信手段(スレーブ側第2マ
スタ宛一般パケット受信バッファ52に相当)と、該マ
スタ側第2マスタ宛一般情報受信手段とスレーブ側第2
マスタ宛一般情報受信手段のいずれか一方を選択し、出
力を許可する第2マスタ宛情報選択手段(第2マスタ宛
受信バッファ選択回路48に相当)と、該第2マスタ宛
情報選択手段にて許可された情報を第2マスタ側ポート
へ出力する第2マスタ宛多重バス(第2マスタ宛パケッ
ト多重バス47に相当)と、を備えることを特徴とす
る。
【0100】この発明によれば、マスタ宛情報選択手
段、スレーブ宛情報選択手段、および第2マスタ宛情報
選択手段の制御により、一般情報および特定情報を選択
し、各装置への出力を所定の方法で許可する。これによ
り、ある一定のタイミングで特定情報を出力可能とな
り、スレーブ装置、マスタ装置間相互の待ち合わせによ
る伝送遅延時間のゆらぎをなくすことができる。
【0101】つぎの発明にかかる多重化装置(第3多重
化装置に相当)において、前記マスタ宛情報選択手段
は、前記スレーブ側ポートのいずれかから前記特定情報
を受信している場合、前記一定時間だけ、該特定情報の
出力を禁止し、該一定時間の間、前記マスタ宛一般情報
受信手段および第2マスタ側マスタ宛一般情報受信手段
からの新たな出力を禁止し、該一定時間の経過後、前記
マスタ宛特定情報受信手段の出力を許可し、前記スレー
ブ宛情報選択手段は、前記マスタ側ポートから前記特定
情報を受信している場合、前記一定時間だけ、該特定情
報の出力を禁止し、該一定時間の間、前記スレーブ宛一
般情報受信手段および第2マスタ側スレーブ宛一般情報
受信手段からの新たな出力を禁止し、該一定時間の経過
後、前記スレーブ宛特定情報受信手段の出力を許可し、
前記第2マスタ宛情報選択手段は、前記マスタ側第2マ
スタ宛一般情報受信手段とスレーブ側第2マスタ宛一般
情報受信手段の出力を巡回順に許可することを特徴とす
る。
【0102】この発明によれば、第3多重化装置にて特
定情報を中継する際の、マスタ側ポートとスレーブ側ポ
ート間での中継時間は、一般情報の中継状況に関わら
ず、両方向共、ある一定時間とその他一定の処理遅延時
間(伝送路終端回路の通過時間等)の和となるため、待
ち合わせによる処置遅延時間のゆらぎをなくすことがで
きる。
【0103】つぎの発明にかかる多重化装置(第4多重
化装置に相当)にあっては、前記交換装置を接続する交
換装置側ポートを有することにより、相互の通信を中継
し、前記マスタ宛一般情報受信手段に代えて、各スレー
ブ側ポートからの前記一般情報を個々に受信する交換装
置宛一般情報受信手段(後述する実施の形態の交換装置
宛一般パケット受信バッファ57に相当)と、前記スレ
ーブ宛一般情報受信手段に代えて、交換装置側ポートか
らの前記一般情報を受信する交換装置側スレーブ宛一般
情報受信手段(スレーブ宛一般パケット受信バッファ5
8に相当)と、前記マスタ宛情報選択手段に代えて、前
記マスタ宛特定情報受信手段を制御し、前記第3マスタ
装置への出力を所定の方法で許可する第3マスタ宛情報
制御手段(マスタ宛受信バッファ制御回路60に相当)
と、を備え、さらに、前記多重化装置の構成に加えて、
前記交換装置宛一般情報受信手段の中から一つを選択
し、出力を許可する交換装置宛情報選択手段(交換装置
宛受信バッファ選択回路59に相当)を備えることを特
徴とする。
【0104】この発明によれば、マスタ宛情報制御手
段、スレーブ宛情報選択手段、および交換装置宛情報選
択手段の制御により、一般情報および特定情報を選択
し、各装置への出力を所定の方法で許可する。これによ
り、ある一定のタイミングで特定情報を出力可能とな
り、スレーブ装置、マスタ装置間相互の待ち合わせによ
る伝送遅延時間のゆらぎをなくすことができる。
【0105】つぎの発明にかかる多重化装置(第4多重
化装置に相当)において、前記マスタ宛情報制御手段
は、前記スレーブ側ポートから前記特定情報を受信して
いる場合、前記一定時間だけ、前記マスタ宛特定情報受
信手段に該特定情報を蓄積し、該一定時間の経過後、該
マスタ宛特定情報受信手段から該特定情報を出力し、前
記交換装置宛情報選択手段は、前記交換装置宛一般情報
受信手段の出力を巡回順に許可し、前記スレーブ宛情報
選択手段は、前記マスタ側ポートから前記特定情報を受
信している場合、前記一定時間だけ、前記スレーブ宛特
定情報受信手段の出力を禁止し、該一定時間の間、前記
スレーブ宛一般情報受信手段からの新たな出力を禁止
し、該一定時間の経過後、該スレーブ宛特定情報受信手
段の出力を許可することを特徴とする。
【0106】この発明によれば、第4多重化装置が特定
情報を中継する際の、マスタ側ポートとスレーブ側ポー
ト間での中継時間は、一般情報の中継状況に関わらず、
両方向共、ある一定時間とその他一定の処理遅延時間
(伝送路終端回路の通過時間等)の和となるため、待ち
合わせによる処置遅延時間のゆらぎをなくすことができ
る。
【0107】つぎの発明にかかる交換装置にあっては、
1台のマスタ装置および複数のスレーブ装置とともに通
信ネットワークを構成し、前記マスタ装置を接続するマ
スタ側ポートと、前記複数のスレーブ装置を接続するス
レーブ側ポートとを有することにより、相互の通信を中
継し、さらに、前記マスタ側ポートからの特定情報を受
信するスレーブ宛特定情報受信手段と、前記各スレーブ
側ポートからの一般情報を受信する第2マスタ宛一般情
報受信手段と、前記各スレーブ側ポートからの起動用特
定情報を受信し、一括管理するマスタ宛特定情報受信手
段と、前記マスタ宛特定情報受信手段を制御し、マスタ
装置への出力を所定の方法で許可するマスタ宛情報制御
手段と、前記第2マスタ宛一般情報受信手段とスレーブ
宛特定情報受信手段のいずれか一方を選択し、出力を許
可する第2マスタ宛情報選択手段と、前記マスタ宛情報
制御手段が許可した情報を宛先に該当するスレーブ側ポ
ートへ出力する交換手段(後述する実施の形態のパケッ
ト交換回路62に相当)と、を備えることを特徴とす
る。
【0108】この発明によれば、マスタ宛情報制御手
段、第2マスタ宛情報選択手段、および交換手段の制御
により、一般情報および特定情報を選択し、各装置への
出力を所定の方法で許可する。これにより、ある一定の
タイミングで特定情報を出力可能となり、スレーブ装
置、マスタ装置間相互の待ち合わせによる伝送遅延時間
のゆらぎをなくすことができる。
【0109】つぎの発明にかかる多重化装置(交換装置
に相当)において、前記マスタ宛情報制御手段は前記ス
レーブ側ポートから前記特定情報を受信している場合、
ある特定の送信時間に規定される一定時間だけ、マスタ
宛特定情報受信手段に該特定情報を蓄積し、該一定時間
の経過後、該マスタ宛特定情報受信手段から該特定情報
を出力し、前記第2マスタ宛情報選択手段は、前記マス
タ側ポートから前記特定情報を受信している場合、前記
一定時間だけ、前記スレーブ宛特定情報受信手段の出力
を禁止し、さらに、該一定時間の間、前記第2マスタ宛
一般情報受信手段からの新たな出力を禁止し、該一定時
間の経過後、前記スレーブ宛特定情報受信手段の出力を
許可することを特徴とする。
【0110】この発明によれば、交換装置が特定情報を
中継する際の、マスタ側ポートとスレーブ側ポート間で
の中継時間は、一般情報の中継状況に関わらず、両方向
共、ある一定時間とその他一定の処理遅延時間(伝送路
終端回路の通過時間等)の和となるため、待ち合わせに
よる処置遅延時間のゆらぎをなくすことができる。
【0111】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる通信ネッ
トワーク、および該通信ネットワークを構成するマスタ
装置、スレーブ装置、並びに多重化装置の実施の形態を
図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態
によりこの発明が限定されるものではない。
【0112】実施の形態1.図1は、本発明にかかる通
信ネットワークの構成を示す図である。なお、本実施の
形態では、図1に示すように、マスタ装置と複数のスレ
ーブ装置の間に、パケット多重化装置を1台または複数
台設け、ツリー状の大規模通信ネットワークを構成す
る。
【0113】図1において、6は各スレーブ装置からサ
ンプリング情報を収集するとともに、各スレーブ装置と
サンプリング時刻合わせの通信を実行するマスタ装置で
あり、7はマスタ装置6に対しサンプリング情報を送信
するとともに、サンプリング時刻合わせの通信を実行す
る複数のスレーブ装置であり、8はパケット多重化装置
である。なお、マスタ装置6とスレーブ装置7間では、
以下の二つのパケットを送受信する。一つ目は、サンプ
リング情報を示す一般パケットであり、二つ目は、サン
プリング時刻合わせの通信に用いる特定パケットであ
る。
【0114】また、マスタ装置6とスレーブ装置7間で
送受信するパケットを一般パケットと特定パケットとに
区別する理由は、サンプリング情報の収集よりも、サン
プリング時刻合わせの通信を優先して行い、後者の通信
に対してマスタ装置とスレーブ装置間の両方向の伝送遅
延時間を等しくすることで、先に説明した(3)式を成
立させるためである。
【0115】本実施の形態による通信ネットワークは、
特定パケットに対して、スレーブ装置からマスタ装置へ
の待ち合わせによる伝送遅延時間のゆらぎをなくすこと
を目的とする。
【0116】以下、図1に示す通信ネットワークを構成
する各装置の動作を説明する。各スレーブ装置7は、マ
スタ装置6に対して、予め各スレーブ装置毎に定められ
た周期で一般パケットを送信する。なお、このとき、周
期が守られていれば、送信する時刻は問わない。
【0117】また、マスタ装置6は、各スレーブ装置7
を巡回順に指名(以降、ポーリングとよぶ)し、ポーリ
ングを受けたスレーブ装置7は、マスタ装置6に対し、
特定パケットを送信する。この特定パケットの送受信の
流れは、図17に示す従来の通信ネットワークのサンプ
リング時刻合わせの流れを示すタイミングチャートにお
いて、マスタ装置とスレーブ装置の動作が入れ替わるこ
とを除き、同様である。
【0118】すなわち、ポーリングを受けたスレーブ装
置7は、自サンプリング時刻に合わせて、マスタ装置6
へサンプリング時刻合わせを起動する特定パケットを送
信し、これを受けたマスタ装置6は、自サンプリング時
刻に合わせて、スレーブ装置7へ特定パケットを返信
し、これを受けたスレーブ装置7がΔTを算出し、サン
プリング時刻とサンプリング番号を調整する(従来の通
信ネットワークの説明を参照)。
【0119】従って、上記ポーリングにより、特定パケ
ットは、通信ネットワーク上に同時に二つ以上存在しな
いことになる。なお、マスタ装置6とスレーブ装置7間
で送受信する一般パケットと特定パケットのパケット長
は、同一かつ固定であるものとする。また、一般パケッ
トと特定パケットの先頭には、制御領域を設け、その制
御領域内の先頭には、両パケットの識別ビットが設けら
れている。
【0120】図2は、本実施の形態におけるパケット多
重化装置8の内部構成を示す図である。図2において、
21は各スレーブ側ポート12毎に設けたマスタ宛一般
パケット受信バッファであり、22はすべてのスレーブ
側ポート12に対して設けられた一つのマスタ宛特定パ
ケット受信バッファであり、23はマスタ側ポート11
からすべてのスレーブ側ポート12の方向にパケットを
同報するためのパケット同報バスであり、24はすべて
のスレーブ側ポート12からマスタ側ポート11の方向
にパケットを送信するためのパケット多重バスであり、
25は各マスタ宛受信バッファを選択するマスタ宛受信
バッファ選択回路である。
【0121】ここで、図2を用いて、本実施の形態にお
けるパケット多重化装置8の動作を説明する。たとえ
ば、マスタ側ポート11から一般パケットまたは特定パ
ケットを受信した場合、パケット多重化装置8では、パ
ケット同報バス23を経由して、すべてのスレーブ側ポ
ート12に同報する。一方、各スレーブ側ポート12か
ら一般パケットまたは特定パケットを受信した場合、パ
ケット多重化装置8では、まず、伝送路終端回路13
が、前記パケットの制御領域の識別ビットを参照する。
【0122】そして、それが一般パケットである場合
は、前記スレーブ側ポート12に設けたマスタ宛一般パ
ケット受信バッファ21に、その一般パケットを一旦格
納し、一方、それが特定パケットである場合は、マスタ
宛特定パケット受信バッファ22に、その特定パケット
を一旦格納する。そして、各受信バッファは、マスタ宛
受信バッファ選択回路25の許可を得た後、パケット多
重バス24を経由して、マスタ側ポート11から受信し
たパケットを送信する。
【0123】つぎに、マスタ宛受信バッファ選択回路2
5の動作を説明する。たとえば、マスタ宛特定パケット
受信バッファ22に特定パケットが格納されていない場
合、マスタ宛受信バッファ選択回路25は、一般パケッ
トが格納されているマスタ宛一般パケット受信バッファ
21のいずれか一つを、巡回順に選択し、出力を許可す
る。なお、ここでは、各受信バッファにパケット全体が
格納されていなくても、パケットの先頭が格納され始め
ていれば、受信バッファにパケットが格納されていると
見なす。
【0124】マスタ宛特定パケット受信バッファ22に
特定パケットの先頭が格納され始めた場合、マスタ宛受
信バッファ選択回路25は、前記特定パケット全体がマ
スタ宛特定パケット受信バッファ22に格納されるま
で、すなわち1パケットの送信に要する一定時間、前記
特定パケットの出力を禁止する。そして、前記一定時間
の間、すでに他のマスタ宛一般パケット受信バッファ2
1から一般パケットを出力中であれば、その出力を継続
するが、新たな出力は許可しない。
【0125】前記一定時間経過後、マスタ宛受信バッフ
ァ選択回路25は、マスタ宛特定パケット受信バッファ
22の出力を、他のマスタ宛一般パケット受信バッファ
21よりも優先して許可する。
【0126】図3は、スレーブ装置7からマスタ装置6
への特定パケットの流れを示すタイミングチャートの例
である。なお、図3では、1台のマスタ装置6と2台の
スレーブ装置7を1台のパケット多重化装置8で接続し
た通信ネットワークにおいて、スレーブ装置7からマス
タ装置6へ特定パケットを送信した場合の遅延時間の例
を示している。
【0127】図6におけるケース1は、パケット多重化
装置8内で特定パケットだけを中継したケースを示し、
ケース2は、パケット多重化装置8に特定パケットが到
着してから、1パケットの送信に要する一定の待ち時間
の間に、他の一般パケットが到着したケースを示し、ケ
ース3は、パケット多重化装置8に特定パケットが到着
してから、1パケットの送信に要する一定の待ち時間
後、特定パケットを送信している最中に他の一般パケッ
トが到着したケースを示す。
【0128】いずれのケースも、スレーブ装置7からマ
スタ装置6への特定パケットの遅延時間は、 スレーブ装置7からパケット多重化装置8の伝送路遅延
+1パケットの送信に要する一定時間+パケット多重化
装置8の固定処理遅延+パケット多重化装置8からマス
タ装置6の伝送路遅延 となり、その遅延時間は一定である。なお、図6の例で
は、パケット多重化装置8内の固定的な処理遅延時間の
図示を省略している。
【0129】以上の動作により、本実施の形態によれ
ば、特定パケットの先頭がパケット多重化装置8のスレ
ーブ側ポート12に到着してから、前記特定パケットの
先頭がマスタ側ポート11より出力されるまでの中継遅
延時間は、一般パケットの中継状況に関わらず、1パケ
ットの送信に要する一定時間とその他一定の処理遅延時
間(伝送路終端回路の通過時間等)との和となり、待ち
合わせによる中継遅延時間のゆらぎはない。従って、特
定パケットに対して、スレーブ装置7からマスタ装置6
への待ち合わせによる伝送遅延時間のゆらぎもない。
【0130】一方、特定パケットに対するパケット多重
化装置8の逆方向の中継遅延時間、すなわち、マスタ側
ポート11からスレーブ側ポート12へ中継する際の遅
延時間は、一般パケットとの競合がないため、一定の処
理遅延時間のみとなり、待ち合わせによる中継遅延時間
のゆらぎは発生しない。従って、特定パケットに対し
て、マスタ装置6からスレーブ装置7への待ち合わせに
よる伝送遅延時間のゆらぎもない。
【0131】なお、スレーブ装置7からマスタ装置6へ
の待ち合わせによる伝送遅延時間と、マスタ装置6から
スレーブ装置7への待ち合わせによる伝送遅延時間とを
一致させる場合は、スレーブ装置7からマスタ装置6へ
の特定パケットの伝送遅延時間は、逆方向の伝送遅延時
間に比較し、1パケットの送信に要する一定時間と経由
する多重化装置の台数の積だけ多いため、予めスレーブ
装置がその差を認識し(すなわち、予めスレーブ装置に
初期設定しておく)、その差を踏まえて先に説明した
(3)式により、ΔTを算出すればよい。このよう方法
で、ΔTを算出することにより、マスタ装置と各スレー
ブ装置間のサンプリング時刻の精度を向上することが可
能である。
【0132】また、上記の説明では、一般パケットと特
定パケットのパケット長を固定長としたが、たとえば、
可変長とした場合においても、マスタ宛受信バッファ選
択回路25の制御で、特定パケットの出力を禁止する一
定時間を、予め定めた最大パケット長の1パケットの送
信時間で規定される時間とすることにより、上記と同様
の効果がえられる。
【0133】また、上記の説明では、マスタ装置とパケ
ット多重化装置が異なった装置であるが、マスタ装置と
最上段のパケット多重化装置とを共通化し、一つの装置
としても、上記と同様の効果が得られる。
【0134】また、上記の説明では、一般パケットと特
定パケットを区別していたが、サンプリング情報とサン
プリング時刻合わせ情報との両者を、1種類のパケット
に格納し、そのパケット内のサンプリング時刻合わせ情
報が有効か無効かを識別するビットを設けても、上記と
同様の効果が得られる。
【0135】実施の形態2.本実施の形態においても、
通信ネットワークの構成は、図1を用いる。なお、実施
の形態1にて先に説明した構成と同一の部分について
は、簡単のため説明を省略する。また、本実施の形態に
おいて、扱うパケット種別、マスタ装置6と各スレーブ
装置7間のサンプリング時刻合わせの流れ、およびパケ
ット多重化装置8の動作は、実施の形態1に示す動作と
同様である。ここでは、マスタ装置6と各スレーブ装置
7がパケットを送信する際の動作が異なる。
【0136】本実施の形態による通信ネットワークは、
マスタ装置とスレーブ装置間相互において、自サンプリ
ング時刻から特定パケットを送信するまでの送信処理時
間のゆらぎをなくすことを目的とする。
【0137】図4は、本実施の形態にかかるマスタ装置
6およびスレーブ装置7の内部構成のうち、パケット送
受信に関わる部分を示している。図4において、26
は、送受信ポートであり、27は伝送路終端回路であ
り、28は一般パケット送受信回路であり、29は特定
パケット送受信回路であり、30は送信選択回路であ
る。
【0138】ここで、本実施の形態にかかるマスタ装置
6およびスレーブ装置7の動作を説明する。たとえば、
送受信ポート26から一般パケットまたは特定パケット
を受信した場合、マスタ装置6およびスレーブ装置7内
では、まず、伝送路終端回路27が前記パケットの制御
領域の識別ビットを参照する。参照結果が一般パケット
の場合は、一般パケット送受信回路28にその一般パケ
ットを入力し、参照結果が特定パケットの場合は、特定
パケット送受信回路29にその特定パケットを入力す
る。
【0139】一方、一般パケットまたは特定パケットを
送信する場合、マスタ装置6およびスレーブ装置7内で
は、一般パケット送受信回路28または特定パケット送
受信回路29が送信選択回路30から許可を得た後、送
受信ポート26から該パケット送信する。
【0140】つぎに、送信選択回路30の動作を説明す
る。たとえば、特定パケット送受信回路29から送信要
求を受けていない場合に、一般パケット送受信回路28
から送信要求を受けていれば、送信選択回路30は、そ
の送信を許可する。
【0141】一方、特定パケット送受信回路29から送
信要求を受けている場合、送信選択回路30は、該要求
を受けてから、1パケットの送信に要する一定時間、前
記特定パケットの送信を禁止する。前記一定時間の間、
すでに一般パケット送受信回路28から一般パケットを
送信中であれば、その送信を継続するが、新たな送信は
許可しない。そして、前記一定時間経過後、特定パケッ
ト送受信回路29の送信を一般パケット送受信回路28
よりも優先して許可する。
【0142】以上の動作により、本実施の形態によれ
ば、特定パケット送受信回路29が送信を要求してか
ら、特定パケットの先頭が送受信ポート26より出力さ
れるまでの処置遅延時間は、一般パケットの送信状況に
関わらず、1パケットの送信に要する一定時間とその他
一定の処理遅延時間(伝送路終端回路の通過時間等)の
和となり、処置遅延時間のゆらぎはない。また、この処
理遅延時間は、マスタ装置6およびスレーブ装置7にお
いて同一であり、処理遅延時間のゆらぎも共にない。従
って、特定パケットに対して、スレーブ装置7内の特定
パケット送受信回路29と、マスタ装置6内の特定パケ
ット送受信回路29間において、両方向の待ち合わせに
よる伝送遅延時間のゆらぎはない。
【0143】また、マスタ装置6およびスレーブ装置7
内の処置遅延時間自体は、先に説明した(1)式と
(2)式の伝送遅延時間Tdの一部と見なせるため、待
ち合わせによる伝送遅延時間のゆらぎがゼロであること
から、(3)式を極めて高い精度で満足する。
【0144】上記の説明により、本実施の形態では、マ
スタ装置と各スレーブ装置間のサンプリング時刻の精度
をさらに向上させることができる。なお、上記の説明で
は、一般パケットと特定パケットのパケット長を固定と
したが、たとえば、可変長とした場合についても、送信
選択回路の制御で、特定パケットの送信を禁止する一定
時間を、予め定めた最大パケット長の1パケットの送信
時間で規定される時間とすることにより、上記と同様の
効果が得られる。
【0145】また、上記の説明では、マスタ装置とパケ
ット多重化装置が異なった装置であるが、マスタ装置と
最上段のパケット多重化装置を共通化し、一つの装置と
しても、上記と同様の効果が得られる。
【0146】また、上記の説明では、一般パケットと特
定パケットを区別していたが、サンプリング情報とサン
プリング時刻合わせ情報の両者を、1種類のパケットに
格納し、そのパケット内のサンプリング時刻合わせ情報
が有効か無効かを識別するビットを設けても、上記と同
様の効果が得られる。
【0147】実施の形態3.本実施の形態においても、
通信ネットワークの構成は、図1を用いる。なお、実施
の形態1および2にて先に説明した構成と同一の部分に
ついては、簡単のため説明を省略する。また、本実施の
形態において、扱うパケット種別、マスタ装置6と各ス
レーブ装置7間のサンプリング時刻合わせの流れ、マス
タ装置6と各スレーブ装置7の送受信動作、およびパケ
ット多重化装置8の動作のうち、スレーブ装置7からマ
スタ装置6へパケットを中継する際の動作は、実施の形
態1および実施の形態2に示す動作と同様である。ここ
では、パケット多重化装置8の動作のうち、マスタ装置
6からスレーブ装置7へパケットを中継する際の動作
が、実施形態1および実施形態2と異なる。
【0148】本実施の形態による通信ネットワークは、
特定パケットに対して、マスタ装置とスレーブ装置の両
方向の伝送遅延時間を、高い精度で一致させることを目
的とする。
【0149】図8は、本実施の形態にかかるパケット多
重化装置8の内部構成を示す図である。なお、先に説明
した構成と同一の構成については、同一の符号を付して
説明を省略する。図8において、31はマスタ側ポート
11に設けたスレーブ宛パケット受信バッファであり、
32はスレーブ宛受信バッファを制御するスレーブ宛受
信バッファ制御回路である。
【0150】ここで、本実施の形態にかかるパケット多
重化装置8が、マスタ装置6からスレーブ装置7へパケ
ットを中継する際の動作を説明する。たとえば、パケッ
ト多重化装置8が、マスタ側ポート11から一般パケッ
トまたは特定パケットを受信した場合は、スレーブ宛パ
ケット受信バッファ31にそのパケットを一旦格納し、
パケット同報バス23を経由して、すべてのスレーブ側
ポート12に同報する。その際、スレーブ宛受信バッフ
ァ制御回路32は、スレーブ宛パケット受信バッファ3
1にパケットの先頭が格納されてから、前記パケットの
最後尾が格納されるまで、すなわち、1パケットの送信
に要する一定時間、前記パケットを格納しておき、前記
一定時間経過後、スレーブ宛パケット受信バッファ31
より出力する。すなわち、全てのパケットを、スレーブ
宛パケット受信バッファ31を用いて前記一定時間遅延
させる。
【0151】以上の動作により、本実施の形態によれ
ば、特定パケットの先頭がパケット多重化装置8のマス
タ側ポート11に到着してから、前記特定パケットの先
頭がスレーブ側ポート12より出力されるまでの中継遅
延時間は、1パケットの送信に要する一定時間とその他
一定の処理遅延時間(伝送路終端回路の通過時間等)の
和となる。この値は、パケット多重化装置8が、特定パ
ケットをスレーブ側ポート12からマスタ側ポート11
へ中継する際の遅延時間と高い精度で一致する。
【0152】従って、本実施の形態では、特定パケット
に対して、スレーブ装置7とマスタ装置6間の両方向の
伝送遅延時間が、経由する多重化装置の台数に関わらず
高い精度で一致し、予めスレーブ装置に両方向の伝送遅
延時間の差を設定する必要がなくなり、各スレーブ装置
の管理を単純にすることが可能である。
【0153】なお、上記の説明では、一般パケットと特
定パケットのパケット長を固定としたが、たとえば、可
変長とした場合についても、送信選択回路の制御で、特
定パケットの送信を禁止する一定時間を、予め定めた最
大パケット長の1パケットの送信時間で規定される時間
とすることにより、上記と同様の効果が得られる。
【0154】また、上記の説明では、マスタ装置とパケ
ット多重化装置が異なった装置であるが、マスタ装置と
最上段のパケット多重化装置を共通化し、一つの装置と
しても、上記と同様の効果が得られる。
【0155】また、上記の説明では、一般パケットと特
定パケットを区別していたが、サンプリング情報とサン
プリング時刻合わせ情報の両者を、1種類のパケットに
格納し、そのパケット内のサンプリング時刻合わせ情報
が有効か無効かを識別するビットを設けても、上記と同
様の効果が得られる。
【0156】実施の形態4.本実施の形態においても、
通信ネットワークの構成は、図1を用いる。なお、実施
の形態1〜3にて先に説明した構成と同一の部分につい
ては、簡単のため説明を省略する。また、本実施の形態
において、扱うパケット種別、マスタ装置6と各スレー
ブ装置7間のサンプリング時刻合わせの流れ、マスタ装
置6と各スレーブ装置7の送受信動作、およびパケット
多重化装置8の動作のうち、スレーブ装置7からマスタ
装置6へパケットを中継する際の動作は、実施の形態1
および実施の形態2に示す動作と同様である。ここで
は、パケット多重化装置8の動作のうち、マスタ装置6
からスレーブ装置7へパケットを中継する際の動作が、
実施の形態1および実施の形態2と異なる。
【0157】本実施の形態による通信ネットワークは、
特定パケットに対して、マスタ装置とスレーブ装置間の
両方向の伝送遅延時間を高い精度で一致させるととも
に、一般パケットに対して、マスタ装置からスレーブ装
置への伝送遅延時間を短縮することを目的とする。
【0158】図6は、本実施の形態にかかるパケット多
重化装置8の内部構成を示す図である。なお、先に説明
した構成と同一の構成については、同一の符号を付して
説明を省略する。図6において、33はマスタ側ポート
11に設けたスレーブ宛一般パケット受信バッファであ
り、34はマスタ側ポート11に設けたスレーブ宛特定
パケット受信バッファであり、35は各スレーブ宛受信
バッファを選択するスレーブ宛受信バッファ選択回路で
ある。
【0159】ここで、実施の形態4によるパケット多重
化装置8において、マスタ装置6からスレーブ装置7へ
パケットを中継する際の動作を説明する。たとえば、マ
スタ側ポート11から一般パケットまたは特定パケット
を受信した場合、パケット多重化装置8内では、まず、
伝送路終端回路13が、前記パケットの制御領域の識別
ビットを参照する。
【0160】そして、参照結果が一般パケットの場合
は、スレーブ宛一般パケット受信バッファ33にその一
般パケットを一旦格納し、参照結果が特定パケットの場
合は、スレーブ宛特定パケット受信バッファ34にその
特定パケットを一旦格納する。そして、各受信バッファ
では、スレーブ宛受信バッファ選択回路35の許可を得
た後、パケット同報バス23を経由してすべてのスレー
ブ側ポート12に同報する。
【0161】つぎに、スレーブ宛受信バッファ選択回路
35の動作を説明する。たとえば、スレーブ宛特定パケ
ット受信バッファ34に特定パケットが格納されていな
い場合、スレーブ宛受信バッファ選択回路35は、スレ
ーブ宛一般パケット受信バッファ33に一般パケットが
格納されていれば、その出力を許可する。なお、受信バ
ッファにパケット全体が格納されていなくとも、パケッ
トの先頭が格納され始めていれば、受信バッファにパケ
ットが格納されていると見なす。
【0162】一方、スレーブ宛特定パケット受信バッフ
ァ34に特定パケットの先頭が格納され始めた場合、ス
レーブ宛受信バッファ選択回路35は、前記特定パケッ
ト全体がスレーブ宛特定パケット受信バッファ34に格
納されるまで、すなわち、1パケットの送信に要する一
定時間、前記特定パケットの出力を禁止する。前記一定
時間の間、すでにスレーブ宛一般パケット受信バッファ
33から一般パケットを出力中であれば、その出力を継
続するが、新たな出力は許可しない。そして、前記一定
時間経過後、スレーブ宛受信バッファ選択回路35は、
スレーブ宛特定パケット受信バッファ34の出力をスレ
ーブ宛一般パケット受信バッファ33よりも優先して許
可する。
【0163】以上の動作により、本実施の形態によれ
ば、特定パケットの先頭がパケット多重化装置8のマス
タ側ポート11に到着してから、前記特定パケットの先
頭がスレーブ側ポート12より出力されるまでの中継遅
延時間は、1パケットの送信に要する一定時間とその他
一定の処理遅延時間(伝送路終端回路の通過時間等)の
和となる。この値は、パケット多重化装置8が、特定パ
ケットを逆方向、すなわち、スレーブ側ポート12から
マスタ側ポート11へ中継する際の遅延時間と高い精度
で一致する。
【0164】従って、本実施の形態では、特定パケット
に対して、スレーブ装置7とマスタ装置6間の両方向の
伝送遅延時間が、経由する多重化装置の台数に関わらず
高い精度で一致し、予めスレーブ装置に両方向の伝送遅
延時間の差を設定する必要がなくなり、各スレーブ装置
の管理を単純にすることが可能である。
【0165】さらに、本実施の形態では、パケット多重
化装置8のスレーブ宛特定パケット受信バッファ34と
スレーブ宛一般パケット受信バッファ33にパケットが
格納されていなければ、一般パケットが前記パケット多
重化装置8のマスタ側ポート11に到着してから、スレ
ーブ側ポート12より出力されるまでの中継遅延時間
は、一定の処理時間のみとなり、実施の形態3に比較
し、遅延時間を短縮とすることが可能となる。
【0166】なお、上記の説明では、一般パケットと特
定パケットのパケット長を固定としたが、たとえば、可
変長とした場合についても、送信選択回路の制御で、特
定パケットの送信を禁止する一定時間を、予め定めた最
大パケット長の1パケットの送信時間で規定される時間
とすることにより、上記と同様の効果が得られる。
【0167】また、上記の説明では、マスタ装置とパケ
ット多重化装置が異なった装置であるが、マスタ装置と
最上段のパケット多重化装置を共通化し、一つの装置と
しても、上記と同様の効果が得られる。
【0168】また、上記の説明では、一般パケットと特
定パケットを区別していたが、サンプリング情報とサン
プリング時刻合わせ情報の両者を、1種類のパケットに
格納し、そのパケット内のサンプリング時刻合わせ情報
が有効か無効かを識別するビットを設けても、上記と同
様の効果が得られる。
【0169】実施の形態5.本実施の形態においても、
通信ネットワークの構成は、図1を用いる。なお、実施
の形態1〜4にて先に説明した構成と同一の部分につい
ては、簡単のため説明を省略する。また、本実施の形態
において、マスタ装置6と各スレーブ装置7間のサンプ
リング時刻合わせの流れ、マスタ装置6と各スレーブ装
置7の送受信動作は、管理パケットを送受信することを
除き、実施の形態1から実施の形態4のいずれかに示す
動作と同様である。
【0170】本実施の形態では、マスタ装置6とスレー
ブ装置7間で一般パケットと特定パケットを送受信する
とともに、マスタ装置6、スレーブ装置7、パケット多
重化装置8の各装置間で、各装置の管理情報である管理
パケットを送受信する。なお、管理パケットのパケット
長は、一般パケットおよび特定パケットと同一かつ固定
とする。また、管理パケットは、一般パケットと同様
に、遅延時間のゆらぎを許容できるパケットであるが、
パケット多重化装置8は、管理パケットを中継せずに、
内部で終端するため、一般パケットと区別する必要があ
る。従って、管理パケット、一般パケット、特定パケッ
トの先頭に制御領域を設け、制御領域内の先頭に各パケ
ットの識別ビットを設ける。
【0171】本実施の形態による通信ネットワークは、
パケット多重化装置が以下で定義する管理パケットを送
受する場合にも、特定パケットに対して、スレーブ装置
とマスタ装置間の両方向の伝送遅延時間を高い精度で一
致させることを目的とする。
【0172】図7は、本実施の形態にかかるパケット多
重化装置8の内部構成を示す図である。なお、先に説明
した構成と同一の構成については、同一の符号を付して
説明を省略する。図7において、36は、管理パケット
送受信回路である。
【0173】ここで、本実施の形態にかかるパケット多
重化装置8の動作を説明する。たとえば、各スレーブ側
ポート12から一般パケット、特定パケット、管理パケ
ットのいずれかを受信した場合、パケット多重化装置8
内では、まず、伝送路終端回路13が、前記パケットの
制御領域の識別ビットを参照する。そして、参照結果が
一般パケットの場合は、前記スレーブ側ポート12に設
けたマスタ宛一般パケット受信バッファ21にその一般
パケットを一旦格納し、参照結果が特定パケットの場合
は、マスタ宛特定パケット受信バッファ22にその特定
パケットを一旦格納し、さらに、参照結果が管理パケッ
トの場合は、管理パケット送受信回路36へその管理パ
ケットを入力する。
【0174】また、マスタ宛一般パケット受信バッファ
21、マスタ宛特定パケット受信バッファ22、管理パ
ケット送受信回路36のそれぞれが、パケットをマスタ
側ポート11に送信する場合、パケット多重化装置8内
では、マスタ宛受信バッファ選択回路25の許可を得た
後、パケット多重バス24を経由して、マスタ側ポート
11からパケットを送信する。
【0175】なお、マスタ宛受信バッファ選択回路25
の動作は、実施の形態1から実施の形態4のいずれかに
示す受信バッファ選択回路と同様であり、マスタ宛特定
パケット受信バッファ22の出力を、1パケットの送信
に要する一定時間禁止すると共に、マスタ宛一般パケッ
ト受信バッファ21、および管理パケット送受信回路3
6の新たな出力を禁止し、一定時間経過後、マスタ宛特
定パケット受信バッファ22の出力を許可するものであ
る。また、マスタ側ポート11から一般パケット、特定
パケット、管理パケットのいずれかを受信した場合も、
上記スレーブ側ポート12から受信した場合と同様であ
る。
【0176】また、スレーブ宛一般パケット受信バッフ
ァ33、スレーブ宛特定パケット受信バッファ34、管
理パケット送受信回路3のそれぞれが、パケットをスレ
ーブ側ポート12に送信する場合、パケット多重化装置
8内では、スレーブ宛受信バッファ選択回路35の許可
を得た後、パケット同報バス23を経由して、すべての
スレーブ側ポート12に同報する。
【0177】なお、スレーブ宛受信バッファ選択回路3
5の動作も、実施の形態1から実施の形態4のいずれか
に示す受信バッファ選択回路と同様であり、スレーブ宛
特定パケット受信バッファ34の出力を1パケットの送
信に要する一定時間禁止するとともに、スレーブ宛一般
パケット受信バッファ33および管理パケット送受信回
路36の新たな出力を禁止し、一定時間経過後、スレー
ブ宛特定パケット受信バッファ34の出力を許可するも
のである。
【0178】以上の動作により、本実施の形態によれ
ば、特定パケットの先頭がパケット多重化装置8のスレ
ーブ側ポート12に到着してから、前記特定パケットの
先頭がマスタ側ポート11より出力されるまでの中継遅
延時間は、一般パケットの中継状況および管理パケット
の送信状況に関わらず、1パケットの送信に要する一定
時間とその他一定の処理遅延時間(伝送路終端回路の通
過時間等)の和となり、待ち合わせによる中継遅延時間
のゆらぎはない。従って、特定パケットに対して、スレ
ーブ装置7からマスタ装置6への待ち合わせによる伝送
遅延時間のゆらぎもない。
【0179】また、特定パケットに対するパケット多重
化装置8の逆方向の中継遅延時間、中継遅延時間のゆら
ぎ、マスタ装置6からスレーブ装置7への伝送遅延時間
のゆらぎについても同様である。従って、本実施の形態
では、パケット多重化装置8が管理パケットを送受信す
る場合においても、特定パケットに対して、スレーブ装
置とマスタ装置間の両方向の伝送遅延時間を高い精度で
一致させることができ、マスタ装置と各スレーブ装置間
のサンプリング時刻の精度を向上させることができる。
【0180】なお、上記の説明では、一般パケット、特
定パケット、管理パケットのパケット長を固定とした
が、たとえば、可変長とした場合についても、送信選択
回路の制御で、特定パケットの送信を禁止する一定時間
を、予め定めた最大パケット長の1パケットの送信時間
で規定される時間とすることにより、上記と同様の効果
が得られる。
【0181】また、上記の説明では、マスタ装置とパケ
ット多重化装置が異なった装置であるが、マスタ装置と
最上段のパケット多重化装置を共通化し、一つの装置と
しても、上記と同様の効果が得られる。
【0182】また、上記の説明では、一般パケットと特
定パケットを区別していたが、サンプリング情報とサン
プリング時刻合わせ情報の両者を、1種類のパケットに
格納し、そのパケット内のサンプリング時刻合わせ情報
が有効か無効かを識別するビットを設けても、上記と同
様の効果が得られる。
【0183】実施の形態6.図8は、本実施の形態にか
かる通信ネットワークの構成を示す図である。なお、実
施の形態1〜5にて先に説明した構成と同一の部分につ
いては、簡単のため説明を省略する。図8において、4
1は第2パケット多重化装置である。図8に示すよう
に、本実施の形態にかかる通信ネットワークでは、ま
ず、第2パケット多重化装置41を頂点とし、必要に応
じて1台または複数台のパケット多重化装置8を介し
て、複数台のスレーブ装置7をツリー状に接続した小規
模通信ネットワークを構成する。さらに、マスタ装置6
を頂点とし、必要に応じて1台または複数台のパケット
多重化装置8を介して、前記小規模通信ネットワークの
第2パケット多重化装置41を複数台接続する。
【0184】なお、本実施の形態6において、扱うパケ
ット種別、マスタ装置6と各スレーブ装置7間のサンプ
リング時刻合わせの流れ、マスタ装置6と各スレーブ装
置7の送受信動作、およびパケット多重化装置8の動作
は、実施の形態1から実施の形態5のいずれかに示す動
作と同様である。
【0185】本実施の形態による通信ネットワークは、
スレーブ装置が増加した場合でも、各スレーブ装置のサ
ンプリング時刻精度を向上させることを目的とする。
【0186】つぎに、第2パケット多重化装置41の機
能を説明する。実施の形態1から実施の形態5のいずれ
かに示す通信ネットワークでは、マスタ装置6が、各ス
レーブ装置7を巡回順にポーリングし、ポーリングした
スレーブ装置7との間で図3に示す従来の通信ネットワ
ークにおけるサンプリング時刻合わせの流れと同様に、
時刻合わせを行う。
【0187】各スレーブ装置7は、マスタ装置6から次
回のポーリングを受けるまで、自身の動作クロックでサ
ンプリング時刻を再生し、次回のポーリングを受けた際
に、マスタ装置6と前記スレーブ装置7との動作クロッ
クの周波数差によって生じるサンプリング時刻のずれΔ
Tを算出し、自サンプリング時刻を補正する。なお、あ
るスレーブ装置7が、マスタ装置6からポーリングを受
ける間隔は、通信ネットワーク内の全スレーブ装置7の
台数に比例する。従って、スレーブ装置7の台数が増加
すると、各スレーブ装置7のサンプリング時刻の精度が
低下する。
【0188】そこで、本実施形態にかかる通信ネットワ
ークでは、第2パケット多重化装置41を設ける。第2
パケット多重化装置41は、特定パケットを中継せず、
送受信する機能を持つ。そして、その上位のマスタ装置
6に対しては、サンプリング時刻合わせのスレーブ装置
7として振る舞い、その下位の各スレーブ装置7に対し
ては、サンプリング時刻合わせのマスタ装置6として振
る舞う。すなわち、第2パケット多重化装置41をはさ
み、サンプリング時刻合わせの階層が2階層に分割され
ることになる。
【0189】これにより、たとえば、スレーブ装置7を
100台設け、マスタ装置6が、1台のスレーブ装置7
をポーリングし、時刻合わせを完了するまでに要する時
間をTpとすると、あるスレーブ装置7をポーリングす
る間隔は、Tp×100である。
【0190】一方、第2パケット多重化装置41を10
台設け、各第2パケット多重化装置41が10台ずつの
スレーブ装置7を収容すると、マスタ装置6が、ある第
2パケット多重化装置41をポーリングする間隔は、T
p×10である。さらに、前記第2パケット多重化装置
41が、その下位の10台のスレーブ装置7に対しポー
リングする間隔も、Tp×10である。
【0191】従って、マスタ装置6があるスレーブ装置
7をポーリングする間隔は、およそTp×20と見なす
ことができ、各スレーブ装置7のサンプリング時刻精度
は、第2パケット多重化装置41を用いない場合と比較
して、5倍程度に向上されることになる。
【0192】図9は、本実施の形態にかかる第2パケッ
ト多重化装置41の内部構成を示す図である。なお、先
に説明した構成と同一の構成については、同一の符号を
付して説明を省略する。
【0193】図9において、42はサンプリング時刻合
わせのマスタ装置6としての機能を持つスレーブ側特定
パケット送受信回路であり、43はサンプリング時刻合
わせのスレーブ装置7としての機能を持ち、常にスレー
ブ側特定パケット送受信回路42にサンプリング時刻を
通知するマスタ側特定パケット送受信回路である。
【0194】ここで、本実施の形態による第2パケット
多重化装置41の動作を説明する。たとえば、各スレー
ブ側ポート12から一般パケットまたは特定パケットを
受信した場合、第2パケット多重化装置41内では、ま
ず、伝送路終端回路13が、前記パケットの制御領域の
識別ビットを参照する。参照結果が一般パケットの場合
は、前記スレーブ側ポート12に設けたマスタ宛一般パ
ケット受信バッファ21にその一般パケット一旦格納
し、参照結果が特定パケットの場合は、スレーブ側特定
パケット送受信回路42にその特定パケットを入力す
る。
【0195】また、マスタ宛一般パケット受信バッファ
21およびマスタ側特定パケット送受信回路43がパケ
ットをマスタ側ポート11に送信する場合、第2パケッ
ト多重化装置41内では、マスタ宛受信バッファ選択回
路25の許可を得た後、パケット多重バス24を経由し
て、マスタ側ポート11から送信する。
【0196】なお、マスタ宛受信バッファ選択回路25
の動作は、実施の形態1から実施の形態5のいずれかに
示す受信バッファ選択回路と同様であり、マスタ側特定
パケット送受信回路43の出力を1パケットの送信に要
する一定時間禁止すると共に、マスタ宛一般パケット受
信バッファ21の新たな出力を禁止し、一定時間経過
後、マスタ側特定パケット送受信回路43の出力を許可
するものである。また、マスタ側ポート11から一般パ
ケットまたは特定パケットを受信した場合も、上記スレ
ーブ側ポート12から受信した場合と同様である。
【0197】また、スレーブ宛一般パケット受信バッフ
ァ33およびスレーブ側特定パケット送受信回路42が
スレーブ側ポート12に送信する場合、第2パケット多
重化装置41内では、スレーブ宛受信バッファ選択回路
35の許可を得た後、パケット同報バス23を経由して
全スレーブ側ポート12に同報する。
【0198】なお、スレーブ宛受信バッファ選択回路3
5の動作も、実施の形態1から実施の形態6のいずれか
に示す受信バッファ選択回路と同様であり、スレーブ側
特定パケット送受信回路42の出力を1パケットの送信
に要する一定時間禁止すると共に、スレーブ宛一般パケ
ット受信バッファ33の新たな出力を禁止し、一定時間
経過後、スレーブ側特定パケット送受信回路42の出力
を許可するものである。
【0199】以上の動作により、本実施の形態によれ
ば、マスタ側特定パケット送受信回路43またはスレー
ブ側特定パケット送受信回路42が送信を要求してか
ら、特定パケットの先頭がマスタ側ポート11またはス
レーブ側ポート12より出力されるまでの処置遅延時間
は、一般パケットの中継状況に関わらず、1パケットの
送信に要する一定時間とその他一定の処理遅延時間(伝
送路終端回路の通過時間等)の和となり、待ち合わせに
よる処置遅延時間のゆらぎはない。また、特定パケット
に対して、マスタ装置6と第2パケット多重化装置41
間の両方向の待ち合わせによる伝送遅延時間のゆらぎ、
および第2パケット多重化装置41とスレーブ装置7間
の両方向の待ち合わせによる伝送遅延時間のゆらぎもな
い。
【0200】従って、本実施の形態では、特定パケット
に対して、マスタ装置6と第2パケット多重化装置41
間の両方向の伝送遅延時間を高い精度で一致させること
ができ、かつ第2パケット多重化装置41とスレーブ装
置7間の両方向の伝送遅延時間を高い精度で一致させる
ことができ、スレーブ装置の台数が増加しても各スレー
ブ装置間のサンプリング時刻の精度を向上させることで
きる。
【0201】なお、上記の説明では、一般パケット、特
定パケットのパケット長を固定としたが、たとえば、可
変長とした場合についても、送信選択回路の制御で、特
定パケットの送信を禁止する一定時間を、予め定めた最
大パケット長の1パケットの送信時間で規定される時間
とすることにより、上記と同様の効果が得られる。
【0202】また、上記の説明では、マスタ装置とパケ
ット多重化装置が異なった装置であるが、マスタ装置と
最上段のパケット多重化装置を共通化し、一つの装置と
しても、上記と同様の効果が得られる。
【0203】また、上記の説明では、一般パケットと特
定パケットを区別していたが、サンプリング情報とサン
プリング時刻合わせ情報の両者を、1種類のパケットに
格納し、そのパケット内のサンプリング時刻合わせ情報
が有効か無効かを識別するビットを設けても、上記と同
様の効果が得られる。また、上記の説明では、管理パケ
ットを扱っていないが、第2パケット多重化装置の内部
に実施の形態5と同様な管理パケット送受信回路を設け
ることにより、上記効果と合わせて実施の形態5と同様
な効果が得られる。
【0204】実施の形態7.図10は、本実施の形態に
かかる通信ネットワークの構成を示す図である。なお、
実施の形態1〜6にて先に説明した構成と同一の部分に
ついては、簡単のため説明を省略する。図10におい
て、44は一般パケットだけを送受信する第2マスタ装
置であり、45は1台に付き1台の第2マスタ装置44
を接続する第3パケット多重化装置である。
【0205】図10に示すように、本実施の形態にかか
る通信ネットワークでは、まず、第2マスタ装置44を
頂点とし、1台の第3パケット多重化装置45と必要に
応じて1台または複数台のパケット多重化装置8を介し
て、複数台のスレーブ装置7をツリー状に接続した小規
模通信ネットワークを構成する。さらに、マスタ装置6
を頂点とし、必要に応じて1台または複数台のパケット
多重化装置8を介して、前記小規模通信ネットワークの
第3パケット多重化装置45を複数台接続する。
【0206】第2マスタ装置44は、その下位の全スレ
ーブ装置7から一般パケット、すなわち、サンプリング
情報を収集する。マスタ装置6は、前記小規模通信ネッ
トワーク内のスレーブ装置7が送信するいくつかのサン
プリング情報を選択して収集する。また、マスタ装置6
は、全スレーブ装置7と時刻合わせを行う。なお、第2
マスタ装置44は時刻合わせを行わない。これにより、
通信ネットワーク内の全スレーブ装置7のサンプリング
時刻が一致することになる。
【0207】また、本実施の形態において、扱うパケッ
ト種別、マスタ装置6と各スレーブ装置7間のサンプリ
ング時刻合わせの流れ、マスタ装置6と各スレーブ装置
7の送受信動作、およびパケット多重化装置8の動作
は、実施の形態1から実施の形態6のいずれかに示す動
作と同様である。
【0208】図13に示すような通信ネットワーク構成
は、たとえば、ある小規模通信ネットワーク内における
スレーブ装置のサンプリング情報の大部分が、その上位
の第2マスタ装置44でのみ有効な情報であるが、いく
つかについては、全体を見渡すマスタ装置6で有効な情
報であり、このような情報が各小規模通信ネットワーク
毎にいくつか存在する場合に適用される。
【0209】また、第3パケット多重化装置45は、上
記を実現するために、スレーブ装置7が送信するサンプ
リング情報、すなわち一般パケットの制御領域に記され
た宛先情報を参照し、マスタ装置6宛か、第2マスタ装
置44宛か、またはその両者宛かを識別し、該当するポ
ートへ中継する機能を持つ。
【0210】本実施の形態による通信ネットワークは、
スレーブ装置からサンプリング情報を収集するマスタ装
置を複数とした場合にも、特定パケットに対して、時刻
合わせを行うマスタ装置と各スレーブ装置間の両方向の
伝送遅延時間を高い精度で一致させることを目的とす
る。
【0211】図11は、本実施の形態にかかる第3パケ
ット多重化装置45の内部構成を示す図である。なお、
先に説明した構成と同一の構成については、同一の符号
を付して説明を省略する。図11において、46は第2
マスタ側ポートであり、47は第2マスタ側ポート46
宛の中継に用いる2マスタ宛パケット多重バスであり、
48は第2マスタ宛受信バッファ選択回路であり、49
は第2マスタ側ポート46に設けた第2マスタ側マスタ
宛一般パケット受信バッファであり、50は第2マスタ
側ポート46に設けた第2マスタ側スレーブ宛一般パケ
ット受信バッファであり、51はマスタ側ポート11に
設けたマスタ側第2マスタ宛一般パケット受信バッファ
であり、52は各スレーブ側ポート12毎に設けたスレ
ーブ側第2マスタ宛一般パケット受信バッファである。
【0212】つぎに、本実施の形態にかかる第3パケッ
ト多重化装置45の動作を説明する。たとえば、各スレ
ーブ側ポート12から一般パケットまたは特定パケット
を受信した場合、第3パケット多重化装置45内では、
まず、伝送路終端回路13が、前記パケットの制御領域
の識別ビットおよび宛先情報を参照する。
【0213】そして、参照結果がマスタ宛一般パケット
の場合、前記スレーブ側ポート12に設けたマスタ宛一
般パケット受信バッファ21にその一般パケットを一旦
格納し、参照結果が第2マスタ宛一般パケットの場合
は、前記スレーブ側ポート12に設けたスレーブ側第2
マスタ宛一般パケット受信バッファ52にその一般パケ
ットを一旦格納し、参照結果が特定パケットの場合は、
全スレーブ側ポート12にまとめて一つ設けたマスタ宛
特定パケット受信バッファ22にその特定パケットを一
旦格納する。なお、マスタ側ポート11または第2マス
タ側ポート46から一般パケットまたは特定パケットを
受信した場合も、上記と同様に各受信ポート毎に設けた
各受信バッファに一旦格納する。
【0214】また、マスタ側ポート11から送信する場
合、マスタ宛一般パケット受信バッファ21、マスタ宛
特定パケット受信バッファ22、第2マスタ側マスタ宛
一般パケット受信バッファ49のそれぞれは、マスタ宛
受信バッファ選択回路25の許可を得た後、パケット多
重バス24を経由してマスタ側ポート11から送信す
る。なお、マスタ宛受信バッファ選択回路25の動作
は、実施の形態1から実施の形態6のいずれかに示す受
信バッファ選択回路と同様であり、マスタ宛特定パケッ
ト受信バッファ22の出力を1パケットの送信に要する
一定時間禁止するとともに、他の受信バッファの新たな
出力を禁止し、一定時間経過後、マスタ宛特定パケット
受信バッファ22の出力を許可するものである。
【0215】また、全スレーブ側ポート12から同報す
る場合、スレーブ宛一般パケット受信バッファ33、ス
レーブ宛特定パケット受信バッファ34、第2マスタ側
スレーブ宛一般パケット受信バッファ50のそれぞれ
は、スレーブ宛受信バッファ選択回路35の許可を得た
後、パケット同報バス23を経由して全スレーブ側ポー
ト12に同報する。なお、スレーブ宛受信バッファ選択
回路35の動作は、実施の形態1から実施の形態6のい
ずれかに示す受信バッファ選択回路と同様であり、スレ
ーブ宛特定パケット受信バッファ34の出力を1パケッ
トの送信に要する一定時間禁止すると共に、他の受信バ
ッファの新たな出力を禁止し、一定時間経過後、スレー
ブ宛特定パケット受信バッファ34の出力を許可するも
のである。
【0216】また、第2マスタ側ポート46から送信す
る場合、マスタ側第2マスタ宛一般パケット受信バッフ
ァ51、スレーブ側第2マスタ宛一般パケット受信バッ
ファ52のそれぞれは、第2マスタ宛受信バッファ選択
回路48の許可を得た後、第2マスタ宛パケット多重バ
ス47を経由して第2マスタ側ポート46から送信す
る。なお、第2マスタ宛受信バッファ選択回路48は、
一般パケットが格納されている受信バッファのうち一つ
を巡回順に選択し、出力を許可する。
【0217】以上の動作により、本実施の形態によれ
ば、第3パケット多重化装置45が特定パケットをマス
タ側ポート11とスレーブ側ポート12間で中継する際
の中継時間は、一般パケットの中継状況に関わらず、両
方向共、1パケットの送信に要する一定時間とその他一
定の処理遅延時間(伝送路終端回路の通過時間等)の和
となり、待ち合わせによる処置遅延時間ゆらぎはない。
また、特定パケットに対し、マスタ装置6とスレーブ装
置7間の両方向の伝送遅延時間は高い精度で一致する。
従って、本実施の形態では、スレーブ装置7からサンプ
リング情報を収集する第2マスタ装置44を複数台配置
した場合でも、マスタ装置6と各スレーブ装置7間のサ
ンプリング時刻の精度を向上することが可能である。
【0218】なお、上記の説明では、一般パケット、特
定パケットのパケット長を固定としたが、たとえば、可
変長とした場合についても、送信選択回路の制御で、特
定パケットの送信を禁止する一定時間を、予め定めた最
大パケット長の1パケットの送信時間で規定される時間
とすることにより、上記と同様の効果が得られる。
【0219】また、上記の説明では、マスタ装置とパケ
ット多重化装置が異なった装置であるが、マスタ装置と
最上段のパケット多重化装置を共通化し、一つの装置と
しても、上記と同様の効果が得られる。
【0220】また、上記の説明では、一般パケットと特
定パケットを区別していたが、サンプリング情報とサン
プリング時刻合わせ情報の両者を、1種類のパケットに
格納し、そのパケット内のサンプリング時刻合わせ情報
が有効か無効かを識別するビットを設けても、上記と同
様の効果が得られる。
【0221】また、上記の説明では、管理パケットを扱
っていないが、第3パケット多重化装置の内部に実施の
形態5と同様な管理パケット送受信回路を設けることに
より、上記効果と合わせて実施の形態5と同様な効果が
得られる。
【0222】また、上記の説明では、第3パケット多重
化装置の内部に特定パケット送受信回路を設けていない
が、実施形態6と同様なマスタ側特定パケット送受信回
路とスレーブ側特定パケット送受信回路を設けることに
より、上記効果と合わせて実施形態6と同様な効果が得
られる。
【0223】実施の形態8.図12は、本実施の形態に
かかる通信ネットワークの構成を示す図である。なお、
実施の形態1、2、3、4、5、6、および7にて先に
説明した構成と同一の部分については、簡単のため説明
を省略する。図12において、53は一般パケットのみ
交換するパケット交換装置であり、54は特定パケット
のみ送受信する第3マスタ装置であり、55はパケット
交換装置に接続される第4パケット多重化装置である。
【0224】図12に示すように、本実施の形態にかか
る通信ネットワークでは、まず、第2マスタ装置44を
頂点とし、1台の第3パケット多重化装置45と必要に
応じて1台または複数台のパケット多重化装置8を介し
て、複数台のスレーブ装置7をツリー状に接続した小規
模通信ネットワークを構成する。さらに、マスタ装置5
4を頂点とし、1台または複数台の第4パケット多重化
装置55、および必要に応じて1台または複数台のパケ
ット多重化装置8を介して、前記小規模通信ネットワー
クの第3パケット多重化装置45を複数台接続する。ま
た、これと並列にパケット交換装置53を頂点とし、必
要に応じて1台または複数台のパケット多重化装置8を
介して、前記第4パケット多重化装置55を複数台接続
する。
【0225】第2マスタ装置44は、自小規模通信ネッ
トワーク内の全スレーブ装置7より一般パケット、すな
わち、サンプリング情報を収集する。また、自小規模通
信ネットワーク外のいくつかのスレーブ装置7からサン
プリング情報を選択して収集する。また、パケット交換
装置53と第3パケット多重化装置45は、パケットの
制御領域に記された宛先情報を参照し、宛先に該当する
ポートへ中継する機能を持つ。また、マスタ装置54
は、全スレーブ装置7と時刻合わせを行う。なお、第2
マスタ装置44は時刻合わせを行わない。これにより、
通信ネットワーク内の全スレーブ装置7のサンプリング
時刻が一致する。
【0226】また、本実施形態8において、扱うパケッ
ト種別、マスタ装置54と各スレーブ装置7間のサンプ
リング時刻合わせの流れ、マスタ装置54、第2マスタ
装置44、各スレーブ装置7の送受信動作、およびパケ
ット多重化装置8、第3パケット多重化装置45の動作
は、実施形態7に示す動作と同様である。
【0227】図12に示すような通信ネットワーク構成
は、たとえば、ある小規模通信ネットワーク内における
スレーブ装置のサンプリング情報の大部分が、その上位
の第2マスタ装置44でのみ有効な情報であるが、いく
つかについては、前記小規模通信ネットワーク外の第2
マスタ装置44で有効な情報である場合に適用される。
【0228】また、第4パケット多重化装置55は、上
記を実現するために、スレーブ装置7から受信されるパ
ケットを一般パケットと特定パケットに分類し、一般パ
ケットをパケット交換装置53宛へ中継し、特定パケッ
トをマスタ装置54宛へ中継する機能、およびその逆方
向の中継機能を持つ。
【0229】本実施の形態による通信ネットワークは、
マスタ装置と複数のスレーブ装置で構成される小規模通
信ネットワークを複数設け、各マスタ装置が自小規模ネ
ットワーク内のスレーブ装置および自小規模ネットワー
ク外のスレーブ装置からサンプリング情報を収集する場
合でも、特定パケットに対して、時刻合わせを行うマス
タ装置と各スレーブ装置間の両方向の伝送遅延時間を高
い精度で一致させることを目的とする。
【0230】図13は、本実施の形態にかかる第4パケ
ット多重化装置55の内部構成を示す図である。なお、
先に説明した構成と同一の構成については、同一の符号
を付して説明を省略する。図13において、56は交換
装置側ポートであり、57は各スレーブ側ポート12毎
に設けた交換装置宛一般パケット受信バッファであり、
58は交換装置側ポート56に設けたスレーブ宛一般パ
ケット受信バッファであり、59は交換装置宛受信バッ
ファ選択回路であり、60はマスタ宛受信バッファ制御
回路である。
【0231】ここで、本実施の形態にかかる第4パケッ
ト多重化装置55の動作を説明する。たとえば、各ポー
トから一般パケットまたは特定パケットを受信した場合
の伝送路終端回路13および各受信バッファの動作は、
実施形態7に示す動作と同様である。
【0232】また、マスタ側ポート11から送信する場
合、マスタ宛特定パケット受信バッファ22は、マスタ
宛受信バッファ制御回路60の許可を得た後、マスタ側
ポート11から送信する。なお、マスタ宛受信バッファ
制御回路60は、マスタ宛特定パケット受信バッファ2
2の出力を1パケットの送信に要する一定時間禁止し、
一定時間経過後、許可する。
【0233】また、全スレーブ側ポート12から同報す
る場合、スレーブ宛特定パケット受信バッファ34、ス
レーブ宛一般パケット受信バッファ58のそれぞれは、
スレーブ宛受信バッファ選択回路35の許可を得た後、
パケット同報バス23を経由して全スレーブ側ポート1
2に同報する。なお、スレーブ宛受信バッファ選択回路
35は、スレーブ宛特定パケット受信バッファ34の出
力を1パケットの送信に要する一定時間禁止すると共
に、スレーブ宛一般パケット受信バッファ58の新たな
出力を禁止し、一定時間経過後、スレーブ宛特定パケッ
ト受信バッファ34の出力を許可する。
【0234】また、交換装置側ポート56から送信する
場合、各交換装置宛一般パケット受信バッファ57は、
交換装置宛受信バッファ選択回路59の許可を得た後、
パケット多重バス24を経由して交換装置側ポート56
から送信する。なお、交換装置宛受信バッファ選択回路
59は、一般パケットが格納されている交換装置宛一般
パケット受信バッファ57のうち、一つを巡回順に選択
し、出力を許可する。
【0235】以上の動作により、本実施の形態によれ
ば、第4パケット多重化装置55が特定パケットをマス
タ側ポート11とスレーブ側ポート12間で中継する際
の中継時間は、一般パケットの中継状況に関わらず、両
方向共、1パケットの送信に要する一定時間とその他一
定の処理遅延時間(伝送路終端回路の通過時間等)の和
となり、待ち合わせによる処置遅延時間ゆらぎはない。
また、特定パケットに対して、マスタ装置54とスレー
ブ装置7間の両方向の伝送遅延時間は高い精度で一致す
る。
【0236】従って、本実施の形態では、第2マスタ装
置44と複数のスレーブ装置7で構成される小規模通信
ネットワークを複数設け、各第2マスタ装置44が自小
規模ネットワーク内のスレーブ装置7および自小規模ネ
ットワーク外のスレーブ装置7からサンプリング情報を
収集する場合でも、マスタ装置54と各スレーブ装置7
間のサンプリング時刻の精度を向上させることができ
る。
【0237】なお、上記の説明では、一般パケット、特
定パケットのパケット長を固定としたが、たとえば、可
変長とした場合についても、送信選択回路の制御で、特
定パケットの送信を禁止する一定時間を、予め定めた最
大パケット長の1パケットの送信時間で規定される時間
とすることにより、上記と同様の効果が得られる。
【0238】また、上記の説明では、マスタ装置とパケ
ット多重化装置が異なった装置であるが、マスタ装置と
最上段のパケット多重化装置を共通化し、一つの装置と
しても、上記と同様の効果が得られる。
【0239】また、上記の説明では、一般パケットと特
定パケットを区別していたが、サンプリング情報とサン
プリング時刻合わせ情報の両者を、1種類のパケットに
格納し、そのパケット内のサンプリング時刻合わせ情報
が有効か無効かを識別するビットを設けても、上記と同
様の効果が得られる。
【0240】また、上記の説明では、管理パケットを扱
っていないが、第4パケット多重化装置の内部に実施形
態5と同様な管理パケット送受信回路を設けることによ
り、上記効果と合わせて実施形態5と同様な効果が得ら
れる。
【0241】また、上記の説明では、第4パケット多重
化装置の内部に特定パケット送受信回路を設けていない
が、実施形態6と同様なマスタ側特定パケット送受信回
路とスレーブ側特定パケット送受信回路を設けることに
より、上記効果と合わせて実施形態6と同様な効果が得
られる。
【0242】また、上記の説明では、第4パケット多重
化装置に第2マスタ側ポートを設けていないが、実施形
態7と同様な第2マスタ宛受信バッファ選択回路等を設
けることにより、上記効果と合わせて実施形態7と同様
な効果が得られる。
【0243】実施の形態9.図14は、本実施の形態に
かかる通信ネットワークの構成を示す図である。なお、
実施の形態1〜8にて先に説明した構成と同一の部分に
ついては、簡単のため説明を省略する。図14に示すよ
うに、本実施の形態にかかる通信ネットワークは、図1
2に示す実施の形態8のパケット交換装置53と、第3
マスタ装置54に接続されたパケット多重化装置8を、
図14の1台のパケット交換装置61に集約した構成で
ある。
【0244】本実施の形態で扱うパケット種別やパケッ
ト交換装置53を除く各装置の動作は、実施形態8と同
様である。本実施の形態にかかるパケット交換装置53
は、実施形態8の図12のパケット交換装置53と、第
3マスタ装置54に接続されたパケット多重化装置8の
両者の機能を合わせ持つ。
【0245】本実施の形態にかかる通信ネットワーク
は、実施形態8と同様に、マスタ装置と複数のスレーブ
装置で構成される小規模通信ネットワークを複数設け、
各マスタ装置が自小規模ネットワーク内のスレーブ装置
および自小規模ネットワーク外のスレーブ装置からサン
プリング情報を収集する場合でも、特定パケットに対し
て、時刻合わせを行うマスタ装置と各スレーブ装置間の
両方向の伝送遅延時間を高い精度で一致させることを目
的とする。
【0246】図15は、本実施の形態にかかるパケット
交換装置53の内部構成を示す図である。なお、先に説
明した構成と同一の構成については、同一の符号を付し
て説明を省略する。図15において、62はパケット交
換回路である。
【0247】ここで、本実施の形態にかかるパケット交
換装置53の動作を説明する。たとえば、各ポートから
一般パケットまたは特定パケットを受信した場合の伝送
路終端回路13および各受信バッファの動作は、実施形
態8に示す動作と同様である。また、マスタ側ポート1
1から送信する場合も、実施形態8に示す第4パケット
多重化装置55の動作と同様である。
【0248】また、各スレーブ側ポート12から送信す
る場合、各第2マスタ宛一般パケット受信バッファ52
およびスレーブ宛特定パケット受信バッファ34は、第
2マスタ宛受信バッファ選択回路48の許可を得た後、
パケット交換回路62を経由し、送信するパケットが一
般パケットの場合は、宛先に該当するスレーブ側ポート
12から送信し、送信するパケットが特定パケットの場
合は、全スレーブ側ポート12から同報する。
【0249】また、パケット交換回路62は、各第2マ
スタ宛一般パケット受信バッファ52の先頭の一般パケ
ットの制御領域に記された宛先情報を参照し、宛先に該
当するスレーブ側ポート12に中継し、またスレーブ宛
特定パケット受信バッファ34の特定パケットの制御領
域に記された識別情報を参照し、全スレーブ側ポート1
2に中継する。
【0250】また、第2マスタ宛受信バッファ選択回路
48は、スレーブ宛特定パケット受信バッファ34の出
力を1パケットの送信に要する一定時間禁止すると共
に、第2マスタ宛一般パケット受信バッファ52の新た
な出力を禁止し、一定時間経過後、スレーブ宛特定パケ
ット受信バッファ34の出力を許可する。
【0251】以上の動作により、本実施の形態によれ
ば、パケット交換装置53が特定パケットをマスタ側ポ
ート11とスレーブ側ポート12間で中継する際の中継
時間は、一般パケットの中継状況に関わらず、両方向
共、1パケットの送信に要する一定時間とその他一定の
処理遅延時間(伝送路終端回路の通過時間等)の和とな
り、待ち合わせによる処置遅延時間ゆらぎはない。ま
た、特定パケットに対して、マスタ装置54とスレーブ
装置7間の両方向の伝送遅延時間は高い精度で一致す
る。
【0252】従って、本実施の形態では、実施形態8と
同様に、各第2マスタ装置44が自小規模ネットワーク
内のスレーブ装置7および自小規模ネットワーク外のス
レーブ装置7からサンプリング情報を収集する場合で
も、マスタ装置54と各スレーブ装置7間のサンプリン
グ時刻の精度を向上させることができる。また、本実施
の形態による通信ネットワークでは、実施形態8による
通信ネットワークと比較し、装置の台数、伝送路の本数
を削減することが可能である。
【0253】なお、上記の説明では、一般パケット、特
定パケットのパケット長を固定としたが、たとえば、可
変長とした場合についても、送信選択回路の制御で、特
定パケットの送信を禁止する一定時間を、予め定めた最
大パケット長の1パケットの送信時間で規定される時間
とすることにより、上記と同様の効果が得られる。
【0254】また、上記の説明では、マスタ装置とパケ
ット多重化装置が異なった装置であるが、マスタ装置と
最上段のパケット多重化装置を共通化し、一つの装置と
しても、上記と同様の効果が得られる。
【0255】また、上記の説明では、一般パケットと特
定パケットを区別していたが、サンプリング情報とサン
プリング時刻合わせ情報の両者を、1種類のパケットに
格納し、そのパケット内のサンプリング時刻合わせ情報
が有効か無効かを識別するビットを設けても、上記と同
様の効果が得られる。
【0256】また、上記の説明では、管理パケットを扱
っていないが、パケット交換装置の内部に実施形態5と
同様な管理パケット送受信回路を設けることにより、上
記効果と合わせて実施形態5と同様な効果が得られる。
【0257】
【発明の効果】以上、説明したとおり、この発明によれ
ば、マスタ装置が、多重化装置を介して、前記各スレー
ブ装置をポーリングし、その後、ポーリングを受けた順
に、スレーブ装置が、該マスタ装置に起動用特定情報を
送信し、該マスタ装置から返信される返信用特定情報に
基づいて、所定の演算を行うことにより、サンプリング
時刻を調整する。これにより、前記特定情報に対して、
スレーブ装置からマスタ装置への待ち合わせによる伝送
遅延時間のゆらぎをなくすことができる、という効果を
奏する。
【0258】つぎの発明によれば、調整されたサンプリ
ング時刻毎に一般情報が送信可能となり、装置間のデー
タ通信が可能となる、という効果を奏する。
【0259】つぎの発明によれば、マスタ宛情報選択手
段の制御により、各マスタ宛一般情報受信手段とマスタ
宛特定情報受信手段の中から一つを選択し、前記マスタ
装置への出力を所定の方法で許可する。これにより、あ
る一定のタイミングで特定情報を出力可能となり、スレ
ーブ装置からマスタ装置への待ち合わせによる伝送遅延
時間のゆらぎをなくすことができる、という効果を奏す
る。
【0260】つぎの発明によれば、特定情報の先頭が多
重化装置のスレーブ側ポートに到着してから、特定情報
の先頭がマスタ側ポートより出力されるまでの中継遅延
時間は、一般情報の中継状況に関わらず、ある一定時間
とその他一定の処理遅延時間(伝送路終端回路の通過時
間等)の和となり、待ち合わせによる中継遅延時間のゆ
らぎはない。これにより、本通信ネットワークにおいて
は、特定情報に対して、スレーブ装置からマスタ装置へ
の待ち合わせによる伝送遅延時間のゆらぎをなくすこと
ができる、という効果を奏する。
【0261】つぎの発明によれば、送信選択手段が、一
般情報送受信手段と特定情報送受信手段のいずれか一方
を選択し、その出力を許可するため、マスタ装置とスレ
ーブ装置が、自サンプリング時刻から特定情報を送信す
るまでの送信処理時間のゆらぎをなくすように、制御す
ることができる、という効果を奏する。
【0262】つぎの発明によれば、特定情報送受信手段
が送信を要求してから、特定情報の先頭が送受信ポート
より出力されるまでの処置遅延時間は、一般情報の送信
状況に関わらず、ある一定時間とその他一定の処理遅延
時間(伝送路終端回路の通過時間等)の和となり、処置
遅延時間のゆらぎはない。また、この処理遅延時間は、
マスタ装置およびスレーブ装置で同一である。これによ
り、本通信ネットワークにおいては、マスタ装置と各ス
レーブ装置間のサンプリング時刻の精度を、さらに向上
させることができる、という効果を奏する。
【0263】つぎの発明によれば、マスタ側ポートから
一般情報または特定情報を受信した場合は、該一般情報
または特定情報を、スレーブ宛情報受信手段に入力し始
めてから、特定の送信時間で規定される一定時間だけ蓄
積しておき、一定時間の経過後、スレーブ宛情報受信手
段から蓄積された情報を出力する。これにより、本通信
ネットワークにおいては、特定情報に対して、マスタ装
置とスレーブ装置の両方向の伝送遅延時間を、高い精度
で一致させることができる、という効果を奏する。
【0264】つぎの発明によれば、マスタ側ポートから
特定情報を受信していない場合は、スレーブ宛一般情報
受信手段の出力を許可し、マスタ側ポートから特定情報
を受信している場合は、スレーブ宛特定情報受信手段に
入力し始めてから、特定の送信時間で規定される一定時
間だけ、特定情報の出力を禁止し、さらに、一定時間の
間、スレーブ宛一般情報受信手段からの新たな出力を禁
止し、一定時間の経過後、スレーブ宛特定情報受信手段
の出力を許可する。これにより、本通信ネットワークに
おいては、特定情報に対して、マスタ装置とスレーブ装
置間の両方向の伝送遅延時間を高い精度で一致させるこ
とができるとともに、さらに、一般情報に対して、マス
タ装置からスレーブ装置への伝送遅延時間を短縮するこ
とができる、という効果を奏する。
【0265】つぎの発明によれば、マスタ宛情報選択手
段がスレーブ側ポートのいずれかから特定情報を受信し
ている場合は、一定時間の間、管理情報送受信手段から
の新たな出力を禁止し、一定時間の経過後、マスタ宛特
定情報受信手段の出力を許可し、スレーブ宛情報選択手
段がマスタ側ポートから特定情報を受信している場合
は、一定時間の間、管理情報送受信手段からの新たな出
力を禁止し、一定時間の経過後、スレーブ宛特定情報受
信手段の出力を許可する。これにより、本通信ネットワ
ークにおいては、パケット多重化装置が管理情報を送受
信する場合でも、特定情報に対して、スレーブ装置とマ
スタ装置間の両方向の伝送遅延時間を、高い精度で一致
させることができる、という効果を奏する。
【0266】つぎの発明によれば、各第2多重化装置
が、特定情報を中継せず、上位のマスタ装置に対しては
スレーブ装置として振る舞い、下位の各スレーブ装置に
対してはマスタ装置として振る舞うことにより、前記上
位および下位に対する2段階で、サンプリング時刻を調
整する。これにより、本通信ネットワークにおいては、
スレーブ装置が増加した場合でも、各スレーブ装置のサ
ンプリング時刻精度を容易に向上させることができる、
という効果を奏する。
【0267】つぎの発明によれば、マスタ宛情報選択手
段、スレーブ宛情報選択手段の制御により、一般情報お
よび特定情報を選択し、各装置への出力を所定の方法で
許可する。これにより、ある一定のタイミングで特定情
報を出力可能となり、スレーブ装置、マスタ装置間相互
の待ち合わせによる伝送遅延時間のゆらぎをなくすこと
ができる、という効果を奏する。
【0268】つぎの発明によれば、マスタ側特定情報送
受信手段またはスレーブ側特定情報送受信手段が送信を
要求してから、特定情報の先頭がマスタ側ポートまたは
スレーブ側ポートより出力されるまでの処置遅延時間
は、一般情報の中継状況に関わらず、ある一定時間とそ
の他一定の処理遅延時間(伝送路終端回路の通過時間
等)の和となり、待ち合わせによる処置遅延時間のゆら
ぎはない。また、特定情報に対して、マスタ装置と第2
多重化装置間の両方向の待ち合わせによる伝送遅延時間
のゆらぎ、および第2多重化装置とスレーブ装置間の両
方向の待ち合わせによる伝送遅延時間のゆらぎもない。
これにより、本通信ネットワークにおいては、特定情報
に対して、マスタ装置と第2多重化装置間の両方向の伝
送遅延時間を高い精度で一致させることができ、かつ第
2多重化装置とスレーブ装置間の両方向の伝送遅延時間
も高い精度で一致させることができ、さらに、スレーブ
装置の台数が増加しても各スレーブ装置間のサンプリン
グ時刻の精度を向上させることできる、という効果を奏
する。
【0269】つぎの発明によれば、マスタ装置が、多重
化装置および第3多重化装置を介して、各スレーブ装置
を巡回順に指名し、その後、指名を受けた順に、スレー
ブ装置が、起動用特定情報を送信し、起動用特定情報に
応じてマスタ装置から返信される返信用特定情報に基づ
いて、所定の演算を行うことにより、サンプリング時刻
を調整する。これにより、本通信ネットワークにおいて
は、スレーブ装置からサンプリング情報を収集するマス
タ装置を複数とした場合でも、特定情報に対して、時刻
合わせを行うマスタ装置と各スレーブ装置間の両方向の
伝送遅延時間を、高い精度で一致させることができる、
という効果を奏する。
【0270】つぎの発明によれば、マスタ宛情報選択手
段、スレーブ宛情報選択手段、および第2マスタ宛情報
選択手段の制御により、一般情報および特定情報を選択
し、各装置への出力を所定の方法で許可する。これによ
り、ある一定のタイミングで特定情報を出力可能とな
り、スレーブ装置、マスタ装置間相互の待ち合わせによ
る伝送遅延時間のゆらぎをなくすことができる、という
効果を奏する。
【0271】つぎの発明によれば、第3多重化装置にて
特定情報を中継する際の、マスタ側ポートとスレーブ側
ポート間での中継時間は、一般情報の中継状況に関わら
ず、両方向共、ある一定時間とその他一定の処理遅延時
間(伝送路終端回路の通過時間等)の和となり、待ち合
わせによる処置遅延時間のゆらぎはない。また、特定パ
ケットに対して、マスタ装置とスレーブ装置間の両方向
の伝送遅延時間は、高い精度で一致する。これにより、
本通信ネットワークにおいては、スレーブ装置からサン
プリング情報を収集する第2マスタ装置を複数台配置し
た場合でも、マスタ装置と各スレーブ装置間のサンプリ
ング時刻の精度を向上させることができる、という効果
を奏する。
【0272】つぎの発明によれば、第3マスタ装置が、
多重化装置、第4多重化装置、および第3多重化装置を
介して、各スレーブ装置を巡回順に指名し、その後、指
名を受けた順に、スレーブ装置が、起動用特定情報を送
信し、起動用特定情報に応じてマスタ装置から返信され
る返信用特定情報に基づいて、所定の演算を行うことに
より、サンプリング時刻を調整する。これにより、本通
信ネットワークにおいては、マスタ装置と複数のスレー
ブ装置で構成される小規模通信ネットワークを複数設
け、各マスタ装置が自小規模ネットワーク内のスレーブ
装置および自小規模ネットワーク外のスレーブ装置から
サンプリング情報を収集する場合でも、特定パケットに
対して、時刻合わせを行うマスタ装置と各スレーブ装置
間の両方向の伝送遅延時間を、高い精度で一致させるこ
とができる、という効果を奏する。
【0273】つぎの発明によれば、マスタ宛情報制御手
段、スレーブ宛情報選択手段、および交換装置宛情報選
択手段の制御により、一般情報および特定情報を選択
し、各装置への出力を所定の方法で許可する。これによ
り、ある一定のタイミングで特定情報を出力可能とな
り、スレーブ装置、マスタ装置間相互の待ち合わせによ
る伝送遅延時間のゆらぎをなくすことができる、という
効果を奏する。
【0274】つぎの発明によれば、第4多重化装置が特
定情報を中継する際の、マスタ側ポートとスレーブ側ポ
ート間での中継時間は、一般情報の中継状況に関わら
ず、両方向共、ある一定時間とその他一定の処理遅延時
間(伝送路終端回路の通過時間等)の和となり、待ち合
わせによる処置遅延時間のゆらぎはない。また、特定情
報に対して、マスタ装置とスレーブ装置間の両方向の伝
送遅延時間は、高い精度で一致する。これにより、本通
信ネットワークにおいては、第2マスタ装置と複数のス
レーブ装置で構成される小規模通信ネットワークを複数
設け、各第2マスタ装置が、自小規模ネットワーク内の
スレーブ装置および自小規模ネットワーク外のスレーブ
装置からサンプリング情報を収集する場合でも、マスタ
装置と各スレーブ装置間のサンプリング時刻の精度を向
上させることができる、という効果を奏する。
【0275】つぎの発明によれば、第3マスタ装置が、
交換装置、多重化装置、および第3多重化装置を介し
て、各スレーブ装置を巡回順に指名し、その後、指名を
受けた順に、スレーブ装置が、起動用特定情報を送信
し、起動用特定情報に応じてマスタ装置から返信される
返信用特定情報に基づいて、所定の演算を行うことによ
り、サンプリング時刻を調整する。これにより、本通信
ネットワークにおいては、マスタ装置と複数のスレーブ
装置で構成される小規模通信ネットワークを複数設け、
各マスタ装置が自小規模ネットワーク内のスレーブ装置
および自小規模ネットワーク外のスレーブ装置からサン
プリング情報を収集する場合でも、特定パケットに対し
て、時刻合わせを行うマスタ装置と各スレーブ装置間の
両方向の伝送遅延時間を、より高い精度で一致させるこ
とができる、という効果を奏する。
【0276】つぎの発明によれば、マスタ宛情報制御手
段、第2マスタ宛情報選択手段、および交換手段の制御
により、一般情報および特定情報を選択し、各装置への
出力を所定の方法で許可する。これにより、ある一定の
タイミングで特定情報を出力可能となり、スレーブ装
置、マスタ装置間相互の待ち合わせによる伝送遅延時間
のゆらぎをなくすことができる、という効果を奏する。
【0277】つぎの発明によれば、交換装置が特定情報
を中継する際の、マスタ側ポートとスレーブ側ポート間
での中継時間は、一般情報の中継状況に関わらず、両方
向共、ある一定時間とその他一定の処理遅延時間(伝送
路終端回路の通過時間等)の和となり、待ち合わせによ
る処置遅延時間のゆらぎはない。また、特定情報に対し
て、マスタ装置とスレーブ装置間の両方向の伝送遅延時
間は、高い精度で一致する。これにより、各第2マスタ
装置が、自小規模ネットワーク内のスレーブ装置および
自小規模ネットワーク外のスレーブ装置からサンプリン
グ情報を収集する場合でも、マスタ装置と各スレーブ装
置間のサンプリング時刻の精度を向上させることができ
る、という効果を奏する。
【0278】つぎの発明によれば、一般情報と特定情報
を可変長とした場合でも、マスタ宛情報選択回路の動作
で、特定情報の出力を禁止する一定時間を、予め定めた
最大情報長の送信時間で規定される時間とすることによ
り、マスタ装置と各スレーブ装置間のサンプリング時刻
の精度を向上させることができる、という効果を奏す
る。
【0279】つぎの発明によれば、送信選択手段は、一
般情報送受信手段と特定情報送受信手段のいずれか一方
を選択し、その出力を許可するため、外部のスレーブ装
置との送信処理時間のゆらぎをなくすように、該特定情
報の出力を制御することができる、という効果を奏す
る。
【0280】つぎの発明によれば、特定情報送受信手段
が送信を要求してから、特定情報の先頭が送受信ポート
より出力されるまでの処置遅延時間は、一般情報の送信
状況に関わらず、ある一定時間とその他一定の処理遅延
時間(伝送路終端回路の通過時間等)の和となり、外部
のスレーブ装置との処置遅延時間のゆらぎをなくすこと
ができる、という効果を奏する。
【0281】つぎの発明によれば、送信選択手段は、一
般情報送受信手段と特定情報送受信手段のいずれか一方
を選択し、その出力を許可するため、外部のマスタ装置
との送信処理時間のゆらぎをなくすように、該特定情報
の出力を制御することができる、という効果を奏する。
【0282】つぎの発明によれば、特定情報送受信手段
が送信を要求してから、特定情報の先頭が送受信ポート
より出力されるまでの処置遅延時間は、一般情報の送信
状況に関わらず、ある一定時間とその他一定の処理遅延
時間(伝送路終端回路の通過時間等)の和となり、外部
のマスタ装置との処置遅延時間のゆらぎをなくすことが
できる、という効果を奏する。
【0283】つぎの発明によれば、マスタ宛情報選択手
段の制御により、各マスタ宛一般情報受信手段とマスタ
宛特定情報受信手段の中から一つを選択し、前記マスタ
装置への出力を所定の方法で許可する。これにより、あ
る一定のタイミングで特定情報を出力可能となり、スレ
ーブ装置からマスタ装置への待ち合わせによる伝送遅延
時間のゆらぎをなくすことができる、という効果を奏す
る。
【0284】つぎの発明によれば、特定情報の先頭が多
重化装置のスレーブ側ポートに到着してから、特定情報
の先頭がマスタ側ポートより出力されるまでの中継遅延
時間は、一般情報の中継状況に関わらず、ある一定時間
とその他一定の処理遅延時間(伝送路終端回路の通過時
間等)の和となり、待ち合わせによる中継遅延時間のゆ
らぎをなくすことができる、という効果を奏する。
【0285】つぎの発明によれば、マスタ側ポートから
一般情報または特定情報を受信した場合は、該一般情報
または特定情報を、スレーブ宛情報受信手段に入力し始
めてから、特定の送信時間で規定される一定時間だけ蓄
積しておき、一定時間の経過後、スレーブ宛情報受信手
段から蓄積された情報を出力する。これにより、特定情
報に対して、外部のマスタ装置とスレーブ装置の両方向
の伝送遅延時間を、高い精度で一致させることができ
る、という効果を奏する。
【0286】つぎの発明によれば、マスタ側ポートから
特定情報を受信していない場合は、スレーブ宛一般情報
受信手段の出力を許可し、マスタ側ポートから特定情報
を受信している場合は、スレーブ宛特定情報受信手段に
入力し始めてから、特定の送信時間で規定される一定時
間だけ、特定情報の出力を禁止し、さらに、一定時間の
間、スレーブ宛一般情報受信手段からの新たな出力を禁
止し、一定時間の経過後、スレーブ宛特定情報受信手段
の出力を許可する。これにより、特定情報に対して、外
部のマスタ装置とスレーブ装置間の両方向の伝送遅延時
間を高い精度で一致させることができるとともに、さら
に、一般情報に対して、マスタ装置からスレーブ装置へ
の伝送遅延時間を短縮することができる、という効果を
奏する。
【0287】つぎの発明によれば、マスタ宛情報選択手
段がスレーブ側ポートのいずれかから特定情報を受信し
ている場合は、一定時間の間、管理情報送受信手段から
の新たな出力を禁止し、一定時間の経過後、マスタ宛特
定情報受信手段の出力を許可し、スレーブ宛情報選択手
段がマスタ側ポートから特定情報を受信している場合
は、一定時間の間、管理情報送受信手段からの新たな出
力を禁止し、一定時間の経過後、スレーブ宛特定情報受
信手段の出力を許可する。これにより、パケット多重化
装置が管理情報を送受信する場合でも、特定情報に対し
て、外部のスレーブ装置とマスタ装置間の両方向の伝送
遅延時間を、高い精度で一致させることができる、とい
う効果を奏する。
【0288】つぎの発明によれば、マスタ宛情報選択手
段、スレーブ宛情報選択手段の制御により、一般情報お
よび特定情報を選択し、各装置への出力を所定の方法で
許可する。これにより、ある一定のタイミングで特定情
報を出力可能となり、スレーブ装置、マスタ装置間相互
の待ち合わせによる伝送遅延時間のゆらぎをなくすこと
ができる、という効果を奏する。
【0289】つぎの発明によれば、マスタ側特定情報送
受信手段またはスレーブ側特定情報送受信手段が送信を
要求してから、特定情報の先頭がマスタ側ポートまたは
スレーブ側ポートより出力されるまでの処置遅延時間
は、一般情報の中継状況に関わらず、ある一定時間とそ
の他一定の処理遅延時間(伝送路終端回路の通過時間
等)の和となるため、待ち合わせによる処置遅延時間の
ゆらぎをなくすことができる、という効果を奏する。
【0290】つぎの発明によれば、マスタ宛情報選択手
段、スレーブ宛情報選択手段、および第2マスタ宛情報
選択手段の制御により、一般情報および特定情報を選択
し、各装置への出力を所定の方法で許可する。これによ
り、ある一定のタイミングで特定情報を出力可能とな
り、スレーブ装置、マスタ装置間相互の待ち合わせによ
る伝送遅延時間のゆらぎをなくすことができる、という
効果を奏する。
【0291】つぎの発明によれば、第3多重化装置にて
特定情報を中継する際の、マスタ側ポートとスレーブ側
ポート間での中継時間は、一般情報の中継状況に関わら
ず、両方向共、ある一定時間とその他一定の処理遅延時
間(伝送路終端回路の通過時間等)の和となるため、待
ち合わせによる処置遅延時間のゆらぎをなくすことがで
きる、という効果を奏する。
【0292】つぎの発明によれば、マスタ宛情報制御手
段、スレーブ宛情報選択手段、および交換装置宛情報選
択手段の制御により、一般情報および特定情報を選択
し、各装置への出力を所定の方法で許可する。これによ
り、ある一定のタイミングで特定情報を出力可能とな
り、スレーブ装置、マスタ装置間相互の待ち合わせによ
る伝送遅延時間のゆらぎをなくすことができる、という
効果を奏する。
【0293】つぎの発明によれば、第4多重化装置が特
定情報を中継する際の、マスタ側ポートとスレーブ側ポ
ート間での中継時間は、一般情報の中継状況に関わら
ず、両方向共、ある一定時間とその他一定の処理遅延時
間(伝送路終端回路の通過時間等)の和となるため、待
ち合わせによる処置遅延時間のゆらぎをなくすことがで
きる、という効果を奏する。
【0294】つぎの発明によれば、マスタ宛情報制御手
段、第2マスタ宛情報選択手段、および交換手段の制御
により、一般情報および特定情報を選択し、各装置への
出力を所定の方法で許可する。これにより、ある一定の
タイミングで特定情報を出力可能となり、スレーブ装
置、マスタ装置間相互の待ち合わせによる伝送遅延時間
のゆらぎをなくすことができる、という効果を奏する。
【0295】つぎの発明によれば、交換装置が特定情報
を中継する際の、マスタ側ポートとスレーブ側ポート間
での中継時間は、一般情報の中継状況に関わらず、両方
向共、ある一定時間とその他一定の処理遅延時間(伝送
路終端回路の通過時間等)の和となるため、待ち合わせ
による処置遅延時間のゆらぎをなくすことができる、と
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明にかかる通信ネットワークの概略構
成を示す図である。
【図2】 実施の形態1にかかるパケット多重化装置8
の内部構成を示す図である。
【図3】 スレーブ装置7からマスタ装置6への特定パ
ケットの流れを示すタイミングチャートの例である。
【図4】 実施の形態2にかかるマスタ装置およびスレ
ーブ装置の内部構成の、パケット送受信に関わる部分を
示す図である。
【図5】 実施の形態3にかかるパケット多重化装置の
内部構成を示す図である。
【図6】 実施の形態4にかかるパケット多重化装置の
内部構成を示す図である。
【図7】 実施の形態5にかかるパケット多重化装置の
内部構成を示す図である。
【図8】 実施の形態6にかかる通信ネットワークの構
成を示す図である。
【図9】 実施の形態6にかかる第2パケット多重化装
置の内部構成を示す図である。
【図10】 実施の形態7にかかる通信ネットワークの
構成を示す図である。
【図11】 実施の形態7にかかる第3パケット多重化
装置の内部構成を示す図である。
【図12】 実施の形態8にかかる通信ネットワークの
構成を示す図である。
【図13】 実施の形態8にかかる第4パケット多重化
装置の内部構成を示す図である。
【図14】 実施の形態9にかかる通信ネットワークの
構成を示す図である。
【図15】 実施の形態9にかかるパケット交換装置の
内部構成を示す図である。
【図16】 従来における通信ネットワークにかかる概
略構成を示す図である。
【図17】 従来における通信ネットワークのマスタ装
置とスレーブ装置間で送受信する情報の流れを示すタイ
ミングチャートの例である。
【図18】 従来におけるパケット多重化装置にかかる
内部構成を示す図である。
【符号の説明】
6 マスタ装置、7 スレーブ装置、8 パケット多重
化装置、11 マスタ側ポート、12 スレーブ側ポー
ト、13 伝送路終端回路、21 マスタ宛一般パケッ
ト受信バッファ、22 マスタ宛特定パケット受信バッ
ファ、23 パケット同報バス、24 パケット多重バ
ス、25 マスタ宛受信バッファ選択回路、26 送受
信ポート、27 伝送路終端回路、28 一般パケット
送受信回路、29 特定パケット送受信回路、30 送
信選択回路、31 スレーブ宛パケット受信バッファ、
32 スレーブ宛受信バッファ制御回路、33 スレー
ブ宛一般パケット受信バッファ、34 スレーブ宛特定
パケット受信バッファ、35 スレーブ宛受信バッファ
選択回路、36 管理パケット送受信回路、41第2パ
ケット多重化装置、42 スレーブ側特定パケット送受
信回路、43 マスタ側特定パケット送受信回路、44
第2マスタ装置、45 第3パケット多重化装置、4
6 第2マスタ側ポート、47 第2マスタ宛パケット
多重バス、48 第2マスタ宛受信バッファ選択回路、
49 第2マスタ側マスタ宛一般パケット受信バッフ
ァ、50 第2マスタ側スレーブ宛一般パケット受信バ
ッファ、51 マスタ側第2マスタ宛一般パケット受信
バッファ、52 スレーブ側第2マスタ宛一般パケット
受信バッファ、53 パケット交換装置、54 第3マ
スタ装置、55 第4パケット多重化装置、56 交換
装置側ポート、57 交換装置宛一般パケット受信バッ
ファ、58 スレーブ宛一般パケット受信バッファ、5
9 交換装置宛受信バッファ選択回路、60 マスタ宛
受信バッファ制御回路、61 パケット交換装置、62
パケット交換回路。

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台のマスタ装置と複数台のスレーブ装
    置が、少なくとも1台の多重化装置により、マスタ装置
    を頂点にツリー状に接続され、各装置間相互に固定長の
    各種特定情報を送受信する通信ネットワークにおいて、 前記マスタ装置が、前記多重化装置を介して、前記各ス
    レーブ装置を巡回順に指名し、 その後、指名を受けた順に、スレーブ装置が、該マスタ
    装置にサンプリング時刻合わせに用いる起動用特定情報
    を送信し、該起動用特定情報に応じて該マスタ装置から
    返信される返信用特定情報に基づいて、所定の演算を行
    うことにより、サンプリング時刻を調整することを特徴
    とする通信ネットワーク。
  2. 【請求項2】 前記各スレーブ装置およびマスタ装置
    は、それぞれ、 前記起動用特定情報、返信用特定情報の他に、前記調整
    されたサンプリング時刻毎にサンプリングされる固定長
    の一般の情報を、予め定められた周期で送信することを
    特徴とする請求項1に記載の通信ネットワーク。
  3. 【請求項3】 前記多重化装置は、 前記マスタ装置を接続するマスタ側ポートと、前記複数
    のスレーブ装置を接続するスレーブ側ポートとを有する
    ことにより、相互の通信を中継し、 さらに、各スレーブ側ポートからの前記一般情報を個々
    に受信するマスタ宛一般情報受信手段と、 各スレーブ側ポートからの前記起動用特定情報を受信
    し、一括管理するマスタ宛特定情報受信手段と、 マスタ側ポートからの情報を全スレーブ側ポートへ同報
    するスレーブ宛同報バスと、 前記各マスタ宛一般情報受信手段とマスタ宛特定情報受
    信手段の中から一つを選択し、前記マスタ装置への出力
    を所定の方法で許可するマスタ宛情報選択手段と、 該マスタ宛情報選択手段にて許可された情報をマスタ側
    ポートへ出力するマスタ宛多重バスと、 を備えることを特徴とする請求項2に記載の通信ネット
    ワーク。
  4. 【請求項4】 前記マスタ宛情報選択手段は、 前記スレーブ側ポートから前記特定情報を受信していな
    い場合、マスタ宛一般情報受信手段の出力を所定の巡回
    順に許可し、 前記スレーブ側ポートのいずれかから前記特定情報を受
    信している場合、前記マスタ宛特定情報受信手段に入力
    し始めてから、前記固定長の情報の送信に要する時間で
    規定される一定時間だけ、該特定情報の出力を禁止し、 さらに、該一定時間の間、前記マスタ宛一般情報受信手
    段からの新たな出力を禁止し、該一定時間の経過後、前
    記マスタ宛特定情報受信手段の出力を許可することを特
    徴とする請求項3に記載の通信ネットワーク。
  5. 【請求項5】 前記マスタ装置およびスレーブ装置は、 前記一般情報を送受信する一般情報送受信手段と、 前記特定情報を送受信する特定情報送受信手段と、 該一般情報送受信手段と特定情報送受信手段のいずれか
    一方を選択し、その出力を所定の方法で許可する送信選
    択手段と、 を備え、 送受信ポートを介して、前記多重化装置と接続すること
    により通信を行うことを特徴とする請求項3または4に
    記載の通信ネットワーク。
  6. 【請求項6】 前記送信選択手段は、 前記特定情報送受信手段から特定情報送信要求を受けて
    いない場合、前記一般情報送受信手段の出力を許可し、 前記特定情報送受信手段から特定情報送信要求を受けて
    いる場合、該要求を受けてから、前記固定長の情報の送
    信に要する時間で規定される一定時間だけ、前記特定情
    報送受信手段の出力を禁止し、 さらに、該一定時間の間、前記一般情報送受信手段から
    の新たな出力を禁止し、該一定時間の経過後、前記特定
    情報送受信手段の出力を許可することを特徴とする請求
    項5に記載の通信ネットワーク。
  7. 【請求項7】 前記多重化装置は、 さらに、前記マスタ側ポートからの情報を受信するスレ
    ーブ宛情報受信手段と、 該スレーブ宛情報受信手段の出力を所定の方法で許可す
    るスレーブ宛情報制御手段と、 を備え、 前記マスタ側ポートから前記一般情報または特定情報を
    受信した場合、該一般情報または特定情報を、前記スレ
    ーブ宛情報受信手段に入力し始めてから、前記固定長の
    情報の送信に要する時間で規定される一定時間だけ蓄積
    しておき、 該一定時間の経過後、該スレーブ宛情報受信手段から蓄
    積された情報を出力することを特徴とする請求項3〜6
    のいずれか一つに記載の通信ネットワーク。
  8. 【請求項8】 前記多重化装置は、 さらに、前記マスタ側ポートからの前記一般情報を受信
    するスレーブ宛一般情報受信手段と、 前記マスタ側ポートからの前記特定情報を受信するスレ
    ーブ宛特定情報受信手段と、 前記スレーブ宛一般情報受信手段とスレーブ宛特定情報
    受信手段のいずれか一方を選択し、前記スレーブ装置へ
    の出力を所定の方法で許可するスレーブ宛情報選択手段
    と、 を備え、 前記マスタ側ポートから前記特定情報を受信していない
    場合、該スレーブ宛一般情報受信手段の出力を許可し、 前記マスタ側ポートから前記特定情報を受信している場
    合、該スレーブ宛特定情報受信手段に入力し始めてか
    ら、前記固定長の情報の送信に要する時間で規定される
    一定時間だけ、該特定情報の出力を禁止し、 さらに、該一定時間の間、スレーブ宛一般情報受信手段
    からの新たな出力を禁止し、該一定時間の経過後、スレ
    ーブ宛特定情報受信手段の出力を許可することを特徴と
    する請求項3〜6のいずれか一つに記載の通信ネットワ
    ーク。
  9. 【請求項9】 前記マスタ装置および各スレーブ装置
    は、さらに、固定長の管理情報を、宛先の装置に対して
    予め定められた周期で送信し、 前記多重化装置は、 さらに、該管理情報を送受信する管理情報送受信手段を
    備え、 前記マスタ宛情報選択手段がスレーブ側ポートのいずれ
    かから前記特定情報を受信している場合、さらに、前記
    一定時間の間、前記管理情報送受信手段からの新たな出
    力を禁止し、該一定時間の経過後、マスタ宛特定情報受
    信手段の出力を許可し、 前記スレーブ宛情報選択手段がマスタ側ポートから前記
    特定情報を受信している場合、さらに、前記一定時間の
    間、前記管理情報送受信手段からの新たな出力を禁止
    し、該一定時間の経過後、スレーブ宛特定情報受信手段
    の出力を許可することを特徴とする請求項8に記載の通
    信ネットワーク。
  10. 【請求項10】 前記全パケット多重化装置のうち、少
    なくとも1台のパケット多重化装置を、小規模通信ネッ
    トワークを構成する第2多重化装置に置き換え、 マスタ装置を頂点に、前記多重化装置を介して、前記少
    なくとも1台の第2多重化装置を接続し、さらに、各第
    2多重化装置に、それぞれ、必要に応じて1台以上の多
    重化装置を介して、複数のスレーブ装置をツリー状に接
    続する構成とし、 各第2多重化装置は、 前記特定情報を中継せず、上位のマスタ装置に対してス
    レーブ装置として振る舞い、下位の各スレーブ装置に対
    してマスタ装置として振る舞い、 前記マスタ装置が、前記各第2多重化装置を巡回順に指
    名し、その後、指名を受けた順に、第2多重化装置が、
    該マスタ装置にサンプリング時刻合わせに用いる起動用
    特定情報を送信し、該起動用特定情報に応じて該第2多
    重化装置から返信される返信用特定情報に基づいて、所
    定の演算を行うことにより、サンプリング時刻を調整
    し、 さらに、前記各第2多重化装置が、前記多重化装置を介
    して、前記各スレーブ装置を巡回順に指名し、その後、
    指名を受けた順に、スレーブ装置が、前記多重化装置を
    介して、該第2多重化装置にサンプリング時刻合わせに
    用いる起動用特定情報を送信し、該起動用特定情報に応
    じて該第2多重化装置から返信される返信用特定情報に
    基づいて、所定の演算を行うことにより、サンプリング
    時刻を調整することを特徴とする請求項8または9に記
    載の通信ネットワーク。
  11. 【請求項11】 前記第2多重化装置は、 前記多重化装置のマスタ宛特定情報受信手段の代わり
    に、前記マスタ側ポートからの前記特定情報を送受信す
    るマスタ側特定情報送受信手段と、 前記多重化装置のスレーブ宛特定情報受信手段の代わり
    に、前記スレーブ側ポートからの前記特定情報を送受信
    するスレーブ側特定情報送受信手段と、 を備えることを特徴とする請求項10に記載の通信ネッ
    トワーク。
  12. 【請求項12】 前記マスタ宛情報選択手段は、 前記マスタ側特定情報送受信手段から特定情報送信要求
    を受けている場合、前記一定時間だけ、該マスタ側特定
    情報送受信手段の出力を禁止し、 該一定時間の間、マスタ宛一般情報受信手段の新たな出
    力を禁止し、該一定時間の経過後、該マスタ側特定情報
    送受信手段の出力を許可し、 前記スレーブ宛情報選択手段は、 前記スレーブ側特定情報送受信手段から特定情報送信要
    求を受けている場合、前記一定時間だけ、該スレーブ側
    特定情報送受信手段の出力を禁止し、 該一定時間の間、スレーブ宛一般情報受信手段の新たな
    出力を禁止し、該一定時間の経過後、該スレーブ側特定
    情報送受信手段の出力を許可することを特徴とする請求
    項11に記載の通信ネットワーク。
  13. 【請求項13】 前記全パケット多重化装置のうち、少
    なくとも1台のパケット多重化装置を、小規模通信ネッ
    トワークを構成する第3多重化装置に置き換え、 マスタ装置を頂点に、前記多重化装置を介して、前記少
    なくとも1台の第3多重化装置を接続し、さらに、前記
    小規模通信ネットワーク内でマスタとなる第2マスタ装
    置を頂点に、第3多重化装置および必要に応じて1台以
    上の多重化装置を介して、複数のスレーブ装置をツリー
    状に接続する構成とし、 前記マスタ装置が、該多重化装置および第3多重化装置
    を介して、前記各スレーブ装置を巡回順に指名し、その
    後、指名を受けた順に、スレーブ装置が、該マスタ装置
    にサンプリング時刻合わせに用いる起動用特定情報を送
    信し、該起動用特定情報に応じて該マスタ装置から返信
    される返信用特定情報に基づいて、所定の演算を行うこ
    とにより、サンプリング時刻を調整することを特徴とす
    る請求項8または9に記載の通信ネットワーク。
  14. 【請求項14】 前記第3多重化装置は、 前記第2マスタ装置を接続する第2マスタ側ポートを有
    することにより、相互の通信を中継し、 さらに、前記多重化装置の構成に加えて、 該第2マスタ側ポートから前記マスタ側ポートへの前記
    一般情報を受信する第2マスタ側マスタ宛一般情報受信
    手段と、 該第2マスタ側ポートから前記スレーブ側ポートへの前
    記一般情報を受信する第2マスタ側スレーブ宛一般情報
    受信手段と、 前記マスタ側ポートから該第2マスタ側ポートへの前記
    一般情報を受信するマスタ側第2マスタ宛一般情報受信
    手段と、 前記スレーブ側ポートから該第2マスタ側ポートへの前
    記一般情報を受信するスレーブ側第2マスタ宛一般情報
    受信手段と、 該マスタ側第2マスタ宛一般情報受信手段とスレーブ側
    第2マスタ宛一般情報受信手段のいずれか一方を選択
    し、出力を許可する第2マスタ宛情報選択手段と、 該第2マスタ宛情報選択手段にて許可された情報を第2
    マスタ側ポートへ出力する第2マスタ宛多重バスと、 を備えることを特徴とする請求項13に記載の通信ネッ
    トワーク。
  15. 【請求項15】 前記マスタ宛情報選択手段は、 前記スレーブ側ポートのいずれかから前記特定情報を受
    信している場合、前記一定時間だけ、該特定情報の出力
    を禁止し、 該一定時間の間、前記マスタ宛一般情報受信手段および
    第2マスタ側マスタ宛一般情報受信手段からの新たな出
    力を禁止し、該一定時間の経過後、前記マスタ宛特定情
    報受信手段の出力を許可し、 前記スレーブ宛情報選択手段は、 前記マスタ側ポートから前記特定情報を受信している場
    合、前記一定時間だけ、該特定情報の出力を禁止し、 該一定時間の間、前記スレーブ宛一般情報受信手段およ
    び第2マスタ側スレーブ宛一般情報受信手段からの新た
    な出力を禁止し、該一定時間の経過後、前記スレーブ宛
    特定情報受信手段の出力を許可し、 前記第2マスタ宛情報選択手段は、 前記マスタ側第2マスタ宛一般情報受信手段とスレーブ
    側第2マスタ宛一般情報受信手段の出力を巡回順に許可
    することを特徴とする請求項14に記載の通信ネットワ
    ーク。
  16. 【請求項16】 前記マスタ装置に置き換え、 前記一般情報を交換する交換装置と、 前記特定情報を送受信する第3マスタ装置と、 該交換装置に接続される少なくとも1台の第4多重化装
    置と、 を備え、 前記第3マスタ装置が、前記多重化装置、第4多重化装
    置、および第3多重化装置を介して、前記各スレーブ装
    置を巡回順に指名し、その後、指名を受けた順に、スレ
    ーブ装置が、該マスタ装置にサンプリング時刻合わせに
    用いる起動用特定情報を送信し、該起動用特定情報に応
    じて該マスタ装置から返信される返信用特定情報に基づ
    いて、所定の演算を行うことにより、サンプリング時刻
    を調整することを特徴とする請求項13、14または1
    5に記載の通信ネットワーク。
  17. 【請求項17】 前記第4多重化装置は、 前記交換装置を接続する交換装置側ポートを有すること
    により、相互の通信を中継し、 前記マスタ宛一般情報受信手段に代えて、各スレーブ側
    ポートからの前記一般情報を個々に受信する交換装置宛
    一般情報受信手段と、 前記スレーブ宛一般情報受信手段に代えて、交換装置側
    ポートからの前記一般情報を受信する交換装置側スレー
    ブ宛一般情報受信手段と、 前記マスタ宛情報選択手段に代えて、前記マスタ宛特定
    情報受信手段を制御し、前記第3マスタ装置への出力を
    所定の方法で許可する第3マスタ宛情報制御手段と、 を備え、 さらに、前記多重化装置の構成に加えて、 前記交換装置宛一般情報受信手段の中から一つを選択
    し、出力を許可する交換装置宛情報選択手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項16に記載の通信ネットワーク。
  18. 【請求項18】 前記マスタ宛情報制御手段は、 前記スレーブ側ポートから前記特定情報を受信している
    場合、前記一定時間だけ、前記マスタ宛特定情報受信手
    段に該特定情報を蓄積し、 該一定時間の経過後、該マスタ宛特定情報受信手段から
    該特定情報を出力し、 前記交換装置宛情報選択手段は、 前記交換装置宛一般情報受信手段の出力を巡回順に許可
    し、 前記スレーブ宛情報選択手段は、 前記マスタ側ポートから前記特定情報を受信している場
    合、前記一定時間だけ、前記スレーブ宛特定情報受信手
    段の出力を禁止し、 該一定時間の間、前記スレーブ宛一般情報受信手段から
    の新たな出力を禁止し、該一定時間の経過後、該スレー
    ブ宛特定情報受信手段の出力を許可することを特徴とす
    る請求項17に記載の通信ネットワーク。
  19. 【請求項19】 前記マスタ装置に置き換え、 前記一般情報と特定情報とを交換する交換装置と、 前記特定情報を送受信する第3マスタ装置と、 を備え、 前記第3マスタ装置が、前記交換装置、多重化装置、お
    よび第3多重化装置を介して、前記各スレーブ装置を巡
    回順に指名し、その後、指名を受けた順に、スレーブ装
    置が、該マスタ装置にサンプリング時刻合わせに用いる
    起動用特定情報を送信し、該起動用特定情報に応じて該
    マスタ装置から返信される返信用特定情報に基づいて、
    所定の演算を行うことにより、サンプリング時刻を調整
    することを特徴とする請求項13、14または15に記
    載の通信ネットワーク。
  20. 【請求項20】 前記交換装置は、 前記第3多重化装置のスレーブ宛一般情報受信手段、マ
    スタ側第2マスタ宛一般情報受信手段、第2マスタ側マ
    スタ宛一般情報受信手段、第2マスタ側スレーブ宛一般
    情報受信手段、マスタ宛一般情報受信手段、第2マスタ
    側ポート、同報バス、多重バス、および第2マスタ宛多
    重バスに代わり、 前記マスタ宛情報制御手段が許可した情報を宛先に該当
    するスレーブ側ポートへ出力する交換手段を備えること
    を特徴とする請求項19に記載の通信ネットワーク。
  21. 【請求項21】 前記マスタ宛情報制御手段は前記スレ
    ーブ側ポートから前記特定情報を受信している場合、前
    記一定時間だけ、マスタ宛特定情報受信手段に該特定情
    報を蓄積し、該一定時間の経過後、該マスタ宛特定情報
    受信手段から該特定情報を出力し、 前記第2マスタ宛情報選択手段は、 前記マスタ側ポートから前記特定情報を受信している場
    合、前記一定時間だけ、前記スレーブ宛特定情報受信手
    段の出力を禁止し、 さらに、該一定時間の間、前記第2マスタ宛一般情報受
    信手段からの新たな出力を禁止し、該一定時間の経過
    後、前記スレーブ宛特定情報受信手段の出力を許可する
    ことを特徴とする請求項20に記載の通信ネットワー
    ク。
  22. 【請求項22】 各装置が送受信する情報を可変長と
    し、 この場合、各装置が前記特定情報の出力を禁止する前記
    一定時間は、予め定めた最大情報長の送信時間で規定さ
    れる一定時間とすることを特徴とする請求項1〜21の
    いずれか一つに記載の通信ネットワーク。
  23. 【請求項23】 複数のスレーブ装置および多重化装置
    とともに通信ネットワークを構成し、各スレーブ装置
    と、個々に、サンプリング時刻を調整可能な1台のマス
    タ装置において、 前記調整されたサンプリング時刻毎にサンプリングされ
    る一般情報を送受信する一般情報送受信手段と、 前記サンプリング時刻合わせに用いる特定情報を送受信
    する特定情報送受信手段と、 該一般情報送受信手段と特定情報送受信手段のいずれか
    一方を選択し、その出力を所定の方法で許可する送信選
    択手段と、 を備え、 送受信ポートを介して、前記多重化装置と接続すること
    により通信を行うことを特徴とするマスタ装置。
  24. 【請求項24】 前記送信選択手段は、 前記特定情報送受信手段から特定情報送信要求を受けて
    いない場合、前記一般情報送受信手段の出力を許可し、 前記特定情報送受信手段から特定情報送信要求を受けて
    いる場合、該要求を受けてから、ある特定の送信時間で
    規定される一定時間だけ、前記特定情報送受信手段の出
    力を禁止し、 さらに、該一定時間の間、前記一般情報送受信手段から
    の新たな出力を禁止し、該一定時間の経過後、前記特定
    情報送受信手段の出力を許可することを特徴とする請求
    項23に記載のマスタ装置。
  25. 【請求項25】 1台のマスタ装置および複数の多重化
    装置とともに通信ネットワークを構成し、マスタ装置
    と、個々に、サンプリング時刻を調整可能な複数のスレ
    ーブ装置において、 前記調整されたサンプリング時刻毎にサンプリングされ
    る一般情報を送受信する一般情報送受信手段と、 前記サンプリング時刻合わせに用いる特定情報を送受信
    する特定情報送受信手段と、 該一般情報送受信手段と特定情報送受信手段のいずれか
    一方を選択し、その出力を所定の方法で許可する送信選
    択手段と、 を備え、 送受信ポートを介して、前記多重化装置と接続すること
    により通信を行うことを特徴とするスレーブ装置。
  26. 【請求項26】 前記送信選択手段は、 前記特定情報送受信手段から特定情報送信要求を受けて
    いない場合、前記一般情報送受信手段の出力を許可し、 前記特定情報送受信手段から特定情報送信要求を受けて
    いる場合、該要求を受けてから、ある特定の送信時間で
    規定される一定時間だけ、前記特定情報送受信手段の出
    力を禁止し、 さらに、該一定時間の間、前記一般情報送受信手段から
    の新たな出力を禁止し、該一定時間の経過後、前記特定
    情報送受信手段の出力を許可することを特徴とする請求
    項25に記載のスレーブ装置。
  27. 【請求項27】 1台のマスタ装置および複数のスレー
    ブ装置とともに通信ネットワークを構成し、前記マスタ
    装置を接続するマスタ側ポートと、前記複数のスレーブ
    装置を接続するスレーブ側ポートとを有することによ
    り、相互の通信を中継する多重化装置において、 各スレーブ側ポートからの一般情報を個々に受信するマ
    スタ宛一般情報受信手段と、 各スレーブ側ポートからの起動用特定情報を受信し、一
    括管理するマスタ宛特定情報受信手段と、 マスタ側ポートからの情報を全スレーブ側ポートへ同報
    するスレーブ宛同報バスと、 前記各マスタ宛一般情報受信手段とマスタ宛特定情報受
    信手段の中から一つを選択し、前記マスタ装置への出力
    を所定の方法で許可するマスタ宛情報選択手段と、 該マスタ宛情報選択手段にて許可された情報をマスタ側
    ポートへ出力するマスタ宛多重バスと、 を備えることを特徴とする多重化装置。
  28. 【請求項28】 前記マスタ宛情報選択手段は、 前記スレーブ側ポートから前記特定情報を受信していな
    い場合、マスタ宛一般情報受信手段の出力を所定の巡回
    順に許可し、 前記スレーブ側ポートのいずれかから前記特定情報を受
    信している場合、前記マスタ宛特定情報受信手段に入力
    し始めてから、ある特定の送信時間で規定される一定時
    間だけ、該特定情報の出力を禁止し、 さらに、該一定時間の間、前記マスタ宛一般情報受信手
    段からの新たな出力を禁止し、該一定時間の経過後、前
    記マスタ宛特定情報受信手段の出力を許可することを特
    徴とする請求項27に記載の多重化装置。
  29. 【請求項29】 さらに、前記マスタ側ポートからの情
    報を受信するスレーブ宛情報受信手段と、 該スレーブ宛情報受信手段の出力を所定の方法で許可す
    るスレーブ宛情報制御手段と、 を備え、 前記マスタ側ポートから一般情報または特定情報を受信
    した場合、該一般情報または特定情報を、前記スレーブ
    宛情報受信手段に入力し始めてから、前記特定の送信時
    間で規定される一定時間だけ蓄積しておき、 該一定時間の経過後、該スレーブ宛情報受信手段から蓄
    積された情報を出力することを特徴とする請求項27ま
    たは28に記載の多重化装置。
  30. 【請求項30】 さらに、前記マスタ側ポートからの一
    般情報を受信するスレーブ宛一般情報受信手段と、 前記マスタ側ポートからの特定情報を受信するスレーブ
    宛特定情報受信手段と、 前記スレーブ宛一般情報受信手段とスレーブ宛特定情報
    受信手段のいずれか一方を選択し、前記スレーブ装置へ
    の出力を所定の方法で許可するスレーブ宛情報選択手段
    と、 を備え、 前記マスタ側ポートから前記特定情報を受信していない
    場合、該スレーブ宛一般情報受信手段の出力を許可し、 前記マスタ側ポートから前記特定情報を受信している場
    合、該スレーブ宛特定情報受信手段に入力し始めてか
    ら、前記特定の送信時間で規定される一定時間だけ、該
    特定情報の出力を禁止し、 さらに、該一定時間の間、スレーブ宛一般情報受信手段
    からの新たな出力を禁止し、該一定時間の経過後、スレ
    ーブ宛特定情報受信手段の出力を許可することを特徴と
    する請求項27または28に記載の多重化装置。
  31. 【請求項31】 さらに、該管理情報を送受信する管理
    情報送受信手段を備え、 前記マスタ宛情報選択手段がスレーブ側ポートのいずれ
    かから前記特定情報を受信している場合、さらに、前記
    一定時間の間、前記管理情報送受信手段からの新たな出
    力を禁止し、該一定時間の経過後、マスタ宛特定情報受
    信手段の出力を許可し、 前記スレーブ宛情報選択手段がマスタ側ポートから前記
    特定情報を受信している場合、さらに、前記一定時間の
    間、前記管理情報送受信手段からの新たな出力を禁止
    し、該一定時間の経過後、スレーブ宛特定情報受信手段
    の出力を許可することを特徴とする請求項30に記載の
    多重化装置。
  32. 【請求項32】 前記特定情報を中継せず、上位のマス
    タ装置に対してスレーブ装置として振る舞い、下位の各
    スレーブ装置に対してマスタ装置として振る舞い、 前記マスタ宛特定情報受信手段の代わりに、前記マスタ
    側ポートからの前記特定情報を送受信するマスタ側特定
    情報送受信手段と、 前記多重化装置のスレーブ宛特定情報受信手段の代わり
    に、前記スレーブ側ポートからの前記特定情報を送受信
    するスレーブ側特定情報送受信手段と、 を備えることを特徴とする請求項30に記載の多重化装
    置。
  33. 【請求項33】 前記マスタ宛情報選択手段は、 前記マスタ側特定情報送受信手段から特定情報送信要求
    を受けている場合、前記一定時間だけ、該マスタ側特定
    情報送受信手段の出力を禁止し、 該一定時間の間、マスタ宛一般情報受信手段の新たな出
    力を禁止し、該一定時間の経過後、該マスタ側特定情報
    送受信手段の出力を許可し、 前記スレーブ宛情報選択手段は、 前記スレーブ側特定情報送受信手段から特定情報送信要
    求を受けている場合、前記一定時間だけ、該スレーブ側
    特定情報送受信手段の出力を禁止し、 該一定時間の間、スレーブ宛一般情報受信手段の新たな
    出力を禁止し、該一定時間の経過後、該スレーブ側特定
    情報送受信手段の出力を許可することを特徴とする請求
    項32に記載の多重化装置。
  34. 【請求項34】 前記第2マスタ装置を接続する第2マ
    スタ側ポートを有することにより、相互の通信を中継
    し、 さらに、前記多重化装置の構成に加えて、 該第2マスタ側ポートから前記マスタ側ポートへの前記
    一般情報を受信する第2マスタ側マスタ宛一般情報受信
    手段と、 該第2マスタ側ポートから前記スレーブ側ポートへの前
    記一般情報を受信する第2マスタ側スレーブ宛一般情報
    受信手段と、 前記マスタ側ポートから該第2マスタ側ポートへの前記
    一般情報を受信するマスタ側第2マスタ宛一般情報受信
    手段と、 前記スレーブ側ポートから該第2マスタ側ポートへの前
    記一般情報を受信するスレーブ側第2マスタ宛一般情報
    受信手段と、 該マスタ側第2マスタ宛一般情報受信手段とスレーブ側
    第2マスタ宛一般情報受信手段のいずれか一方を選択
    し、出力を許可する第2マスタ宛情報選択手段と、 該第2マスタ宛情報選択手段にて許可された情報を第2
    マスタ側ポートへ出力する第2マスタ宛多重バスと、 を備えることを特徴とする請求項30に記載の多重化装
    置。
  35. 【請求項35】 前記マスタ宛情報選択手段は、 前記スレーブ側ポートのいずれかから前記特定情報を受
    信している場合、前記一定時間だけ、該特定情報の出力
    を禁止し、 該一定時間の間、前記マスタ宛一般情報受信手段および
    第2マスタ側マスタ宛一般情報受信手段からの新たな出
    力を禁止し、該一定時間の経過後、前記マスタ宛特定情
    報受信手段の出力を許可し、 前記スレーブ宛情報選択手段は、 前記マスタ側ポートから前記特定情報を受信している場
    合、前記一定時間だけ、該特定情報の出力を禁止し、 該一定時間の間、前記スレーブ宛一般情報受信手段およ
    び第2マスタ側スレーブ宛一般情報受信手段からの新た
    な出力を禁止し、該一定時間の経過後、前記スレーブ宛
    特定情報受信手段の出力を許可し、 前記第2マスタ宛情報選択手段は、 前記マスタ側第2マスタ宛一般情報受信手段とスレーブ
    側第2マスタ宛一般情報受信手段の出力を巡回順に許可
    することを特徴とする請求項34に記載の多重化装置。
  36. 【請求項36】 前記交換装置を接続する交換装置側ポ
    ートを有することにより、相互の通信を中継し、 前記マスタ宛一般情報受信手段に代えて、各スレーブ側
    ポートからの前記一般情報を個々に受信する交換装置宛
    一般情報受信手段と、 前記スレーブ宛一般情報受信手段に代えて、交換装置側
    ポートからの前記一般情報を受信する交換装置側スレー
    ブ宛一般情報受信手段と、 前記マスタ宛情報選択手段に代えて、前記マスタ宛特定
    情報受信手段を制御し、前記第3マスタ装置への出力を
    所定の方法で許可する第3マスタ宛情報制御手段と、 を備え、 さらに、前記多重化装置の構成に加えて、 前記交換装置宛一般情報受信手段の中から一つを選択
    し、出力を許可する交換装置宛情報選択手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項34に記載の多重化装置。
  37. 【請求項37】 前記マスタ宛情報制御手段は、 前記スレーブ側ポートから前記特定情報を受信している
    場合、前記一定時間だけ、前記マスタ宛特定情報受信手
    段に該特定情報を蓄積し、 該一定時間の経過後、該マスタ宛特定情報受信手段から
    該特定情報を出力し、 前記交換装置宛情報選択手段は、 前記交換装置宛一般情報受信手段の出力を巡回順に許可
    し、 前記スレーブ宛情報選択手段は、 前記マスタ側ポートから前記特定情報を受信している場
    合、前記一定時間だけ、前記スレーブ宛特定情報受信手
    段の出力を禁止し、 該一定時間の間、前記スレーブ宛一般情報受信手段から
    の新たな出力を禁止し、該一定時間の経過後、該スレー
    ブ宛特定情報受信手段の出力を許可することを特徴とす
    る請求項36に記載の多重化装置。
  38. 【請求項38】 1台のマスタ装置および複数のスレー
    ブ装置とともに通信ネットワークを構成し、前記マスタ
    装置を接続するマスタ側ポートと、前記複数のスレーブ
    装置を接続するスレーブ側ポートとを有することによ
    り、相互の通信を中継する交換装置において、 前記マスタ側ポートからの特定情報を受信するスレーブ
    宛特定情報受信手段と、 前記各スレーブ側ポートからの一般情報を受信する第2
    マスタ宛一般情報受信手段と、 前記各スレーブ側ポートからの起動用特定情報を受信
    し、一括管理するマスタ宛特定情報受信手段と、 前記マスタ宛特定情報受信手段を制御し、マスタ装置へ
    の出力を所定の方法で許可するマスタ宛情報制御手段
    と、 前記第2マスタ宛一般情報受信手段とスレーブ宛特定情
    報受信手段のいずれか一方を選択し、出力を許可する第
    2マスタ宛情報選択手段と、 前記マスタ宛情報制御手段が許可した情報を宛先に該当
    するスレーブ側ポートへ出力する交換手段と、 を備えることを特徴とする交換装置。
  39. 【請求項39】 前記マスタ宛情報制御手段は前記スレ
    ーブ側ポートから前記特定情報を受信している場合、あ
    る特定の送信時間で規定される一定時間だけ、マスタ宛
    特定情報受信手段に該特定情報を蓄積し、該一定時間の
    経過後、該マスタ宛特定情報受信手段から該特定情報を
    出力し、 前記第2マスタ宛情報選択手段は、 前記マスタ側ポートから前記特定情報を受信している場
    合、前記一定時間だけ、前記スレーブ宛特定情報受信手
    段の出力を禁止し、 さらに、該一定時間の間、前記第2マスタ宛一般情報受
    信手段からの新たな出力を禁止し、該一定時間の経過
    後、前記スレーブ宛特定情報受信手段の出力を許可する
    ことを特徴とする請求項38に記載の交換装置。
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