JP2000224701A - バッテリ劣化判断装置 - Google Patents
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Abstract
であってもバッテリの劣化判断を高精度で行うことので
きるバッテリ劣化判断装置を提供する。 【解決手段】 積算手段54は電流検出器40によって
検出された電流値を積算することによってバッテリの残
容量を算出する。残容量判定マップ56は、検出された
電流値及び電圧値に基づいてマップを用いてバッテリの
残容量が第1の値及び第2の値となる閾電圧値を算出
し、比較器58がこの閾電圧値と電圧値とを比較し、こ
の電圧値が閾電圧値を越えた場合には修正手段60がバ
ッテリの残容量を上記所定の値に設定する。また、積算
手段54はバッテリの残容量が上記第1の値から第2の
値になるまでの電流値を積算し、その積算値に基づいて
劣化判定手段62がバッテリの劣化を判断する。
Description
断装置に係り、特に特に車両に搭載される搭載されるバ
ッテリが劣化しているか否かを判断するバッテリ劣化判
断装置に関する。
素等の排出量を低減するために電気自動車やハイブリッ
ド車両の開発が盛んに行われている。これらの車両は、
排出ガス量がゼロであるモータを備えており、そのエネ
ルギー供給源としてバッテリ(蓄電池)を装備してい
る。上記電気自動車においては常時モータの駆動力によ
ってのみ走行しており、ハイブリッド車両はエンジンの
補助としてモータを用いているが、モータから得られる
駆動力によってのみ走行する場合がある。従って、これ
らの車両においては、エネルギー供給源であるバッテリ
の残容量を正確に検出することが充電の必要性の有無、
残りの使用可能時間、及び寿命判定を行う上で極めて重
要である。
ための図である。図13(a)は、バッテリの初期状態
の容量を示すであり、斜線が引かれた面積はその容量を
表している。バッテリが劣化すると、図13(b)に示
すようにバッテリ自体の容量が小さくなり、長時間に亘
って充電を行っても充電される量は少なくなる。
大充電容量(充電可能容量)の比較を行ってバッテリの
劣化を検出する方法が案出されている。この方法は、バ
ッテリを充電器で満充電まで充電し、充電時における充
電電流を積算して満充電時の残容量を演算し、満充電時
の残容量を初期の残容量で除算した値を求め、この値が
所定の値以下となった場合にそのバッテリは劣化したと
判断する方法である。この劣化判定方法の詳細について
は、例えば特開平5−284607号公報を参照された
い。ハイブリッド車両等では外部充電器(商用電源)で
充電せず、車両の減速時の回生ブレーキによる発電電力
で発電させるのが一般的であるため、満充電(100)
まで充電させられず、当該方法ではバッテリ劣化判定を
正確に行うことができなかった。
して、バッテリへの充電電流及びバッテリからモータへ
供給される時の放電電流値を積算し、その電流値の積分
量から現在のバッテリの残存容量を求める方法がある。
すなわち、残容量は、現在のバッテリ内に貯留されてい
る電荷の総量に相当し、電流値を時間積算する(充電電
流は正、放電電流は負)ことによりバッテリへの電荷の
供給量と放出量の総和が求められるからである。この方
法の詳細については、例えば特開昭63−208773
号公報を参照されたい。
流検出器は必ず検出誤差を有する。瞬時的な電流値を測
定する場合であれば、この検出誤差は許容されるが、上
記のように電流値を時間積算する場合には、その検出誤
差も時間積算され、時間を経るにつれ誤差が大となり、
その値が無視できない値になってしまう。よって、この
ような誤差が無視できない積算値に基づいてバッテリの
劣化判断を行う場合には、その検検知精度が十分でない
という問題があった。
テリは、基本的に外部の充電器を用いて充電を行う訳で
はなく、エンジンがモータを回転させることによりモー
タによって発電される電流、即ち回生電流を用いて充電
を行っている。従って、ハイブリッド車両に用いられる
バッテリは満充電まで充電が行われないことが多く、上
記の特開昭63−208773号公報に開示された技術
を用いてバッテリの劣化を検知することはできないとい
う問題があった。
あり、バッテリが過渡状態で頻繁に使用される場合であ
ってもバッテリの劣化判断を高精度で行うことのできる
バッテリ劣化判断装置を提供することを目的とする。
に、本発明は、バッテリの出力電流及び回生電流を検出
する電流検出手段(30,40)と、前記バッテリの出
力電圧を検出する電圧検出手段(44)と、前記電流検
出手段の検出結果を積算して前記バッテリの残容量を求
める積算手段(54)と、前記電流検出手段によって検
出された電流値に基づいて、バッテリ残容量が第1の所
定値及び第2の所定値になる時の閾電圧値を算出する閾
電圧値算出手段(56)と、前記閾電圧値算出手段によ
って算出された閾電圧値と、前記バッテリの出力電圧値
とを比較する比較手段(58)と、前記比較手段によっ
て、前記出力電圧値が前記第1の所定値又は第2の所定
値に達したと判断された場合に、前記バッテリの残容量
を前記第1の所定値又は第2の所定値に修正する修正手
段(60)と、前記バッテリの残容量が前記第1の所定
値に修正されてから前記第2の所定値に修正されるまで
の間に前記バッテリの出力電流及び回生電流を積算する
電流量積算手段(54)と、前記電流量積算手段によっ
て積算された値が予め設定された劣化判定値以下の場合
に前記バッテリの劣化を判定する劣化判定手段(62)
とを具備することを特徴としている。
された電流値を積算することによってバッテリの残容量
を算出している。ところで、本発明においては、比較手
段がバッテリの出力電圧値と閾電圧値算出手段によって
算出された閾電圧値との比較を行い当該出力電圧値が前
記第1の所定値又は第2の所定値に達したと判断された
場合に、修正手段が前記バッテリの残容量を前記第1の
所定値又は第2の所定値に修正している。また、電流量
積算手段はバッテリが第1の値に設定されてから第2の
値になるまでの間にバッテリの出力電流及び回生電流を
積算し、劣化判定手段がこの積算値が予め設定された劣
化判定値以下である場合に前記バッテリが劣化している
と判断しているので検出精度が向上する。
出する温度検出手段を更に備え、前記温度検出手段によ
り検出された温度が予め設定された温度以下の場合、前
記電流量積算手段による積算時間が予め設定された設定
時間よりも長い場合、又は前記バッテリの充放電電流が
予め設定された充放電閾値以上である場合に前記バッテ
リの劣化判定を禁止する禁止手段を具備することを特徴
としている。この発明によれば、バッテリの温度が低い
場合、充放電電流が大きい場合、及び計測時間が長い場
合に劣化判断が禁止されるので、誤検知を防止すること
ができる。
実施形態によるバッテリ劣化判断装置について詳細に説
明する。図1は、本発明の一実施形態によるバッテリ劣
化判断装置が用いられる車両の全体構成を示すブロック
図である。本実施形態においては、ハイブリッド車両に
適用した場合について説明する。
の駆動力はトランスミッション12を介して車輪14,
14に伝達される。また、エンジン10と並列に三相交
流で動作するモータ/発電機16が設けられている。モ
ータ/発電機16の回転軸とエンジン10の回転軸とは
直結されている。このモータ/発電機16は、エンジン
10が停止している場合には、その駆動力がトランスミ
ッション12を介して車輪14,14に伝達され、エン
ジン10が駆動している状態では、エンジン10によっ
て回転されて発電機の役割を果たす。
10a,10b,10c各々を介してエンジン10から
出力されるエンジン回転数Ne、吸気管負圧Pb、水温T
wを示す信号が入力されるとともに、信号線20aを介
してアクセルペダル20の踏み込み角度を示す信号θTh
が入力され、これらの信号の値に応じてエンジンに供給
する燃料量や点火時期を演算し、信号線18a,18b
を介してエンジンに供給する燃料を制御する信号及び点
火時期を制御する信号を出力する。
電機16の動作の制御も行う。エンジン制御装置18は
信号線18c,22aを介してモータ制御装置22と接
続されている。エンジン制御装置18からモータ制御装
置22へは信号線18cを介してモータ/発電機16の
出力パワーを指示する制御信号が出力される。また、モ
ータ制御装置22からエンジン制御装置18へは信号線
22aを介して後述するバッテリ26の残容量がそれぞ
れ出力される。エンジン制御装置18は、バッテリ26
の残容量及びエンジン10の運転状態(アクセル開度、
エンジン回転数等)によって、モータ/発電機16の駆
動力又は回生力を演算し、信号線18cによりモータ制
御装置22に送信する。
タであり、モータ制御装置22から信号線22cを介し
て出力される制御信号に基づいてバッテリ26から供給
される電力を所定の値を有する三相交流に変換し、モー
タ/発電機16に供給する。また、モータ/発電機16
には角度検出器28が設けられており、検出された角度
が信号線28aを介してインバータ24へ入力される。
この角度検出器28はモータ/発電機16の回転軸に設
けられ、回転軸の回転角を検出する。検出された回転角
は信号線24aを介してインバータ24からモータ制御
装置22へ出力される。
16を流れる相電流及び全電流を検出しており、検出さ
れた相電流及び全電流は、信号線24b,24c各々を
介してモータ制御装置22へ出力される。モータ制御装
置22は、前述のエンジン制御装置18から信号線18
cを介して出力される制御信号で指示されるモータの出
力パワーが実際に得られるよう、インバータ24から信
号線24a,24b,24cを介して各々入力される回
転角、相電流、及び全電流を考慮して、モータ/発電機
16へ供給する電力指示量を演算し、信号線22cを介
して制御信号として出力する。
バッテリ26の出力電流を検出する電流検出器30が設
けられ、その検出値は信号線30aを介してバッテリ監
視装置32へ出力される。また、バッテリ26は、10
個のサブバッテリを直列に接続してなる構成であり、各
々のサブバッテリには電圧検出器及び温度検出器(各々
図示省略)が設けられ、それらの検出電圧及び検出温度
は信号線26a及び26bを介して各々バッテリ監視装
置32へ出力される。
状態、例えば残容量や温度を監視しており、信号線32
aを介してバッテリ26の残容量を、信号線32bを介
してバッテリ26の出力電流をモータ制御装置22へ出
力する。また、バッテリ監視装置32は、信号線26b
を介して入力されるサブバッテリの温度に基づき、信号
線32cを介してファン34を駆動制御する駆動制御信
号を出力することによってバッテリ26の温度を制御す
る。また、36はバッテリ26の残容量を表示する残容
量表示装置であり、例えば運転席の表示パネルに設けら
れ、運転者にバッテリ26の残容量を表示する。
態によるバッテリ劣化判断装置が用いられる車両の全体
の動作について説明する。まず、エンジン10によって
走行する場合について説明する。運転者がアクセルペダ
ル20を踏み込むと、信号線20aを介してアクセルペ
ダル20の踏み込み角度を示す信号θThがエンジン制御
装置18に入力される。この信号θThが入力されると、
エンジン制御装置18は信号線18aを介してエンジン
に供給する燃料を制御する信号をエンジン10に出力
し、信号線18bを介して点火時期を制御する信号をエ
ンジン10に出力する。
シリンダ内に所定量の燃料を噴射するとともに、所定の
タイミングで点火を行って駆動する。エンジン10の駆
動力はトランスミッション12を介して車輪14,14
に伝達され、走行が行われる。エンジン10が駆動する
と、エンジン10から信号線10a,10b,10cを
介して、エンジン回転数、吸気管負圧、及び水温を示す
信号がそれぞれ出力され、エンジン制御装置18に入力
される。エンジン制御装置18は、これらの信号及び前
述のアクセルペダル20の踏み込み角度を示す信号θTh
に基づき、エンジン10を制御する信号を信号線18
a,18bを介して出力する。
転軸にはモータ/発電機16の回転軸が直結されている
ので、エンジン10の回転によってモータ/発電機16
は発電を行う。モータ/発電機16によって発電された
電力は、インバータ24を介してバッテリ26へ供給さ
れ、バッテリ26の充電が行われる。また、電流検出器
30はバッテリ26が充電されている間、インバータ2
4からバッテリ26へ流れる電流の値を検出し、その電
流検出値を信号線30aを介してバッテリ監視装置32
へ出力する。
て走行する場合について説明する。運転者がアクセルペ
ダル20を踏み込むと、信号線20aを介してアクセル
ペダル20の踏み込み角度を示す信号θThがエンジン制
御装置18に入力される。この信号θThが入力される
と、エンジン制御装置18は信号線22aを介して入力
されるバッテリ26の残容量が所定の値以上であれば信
号線18cを介してアクセルペダル20の踏み込み角度
を示す信号θThに応じた制御信号を出力する。
して入力される制御信号に基づいて信号線22cを介し
てインバータ24へ制御信号を出力する。制御信号が入
力されるとインバータ24はバッテリ26から供給され
る電流を、入力される制御信号に応じた値を有する三相
交流に変換してモータ/発電機16へ供給する。これに
よって、モータ/発電機16が回転を行い、その駆動力
がトランスミッション12を介して車輪14,14に伝
達され走行が開始される。
角度検出器28からインバータ24へ検出された角度が
出力され、インバータ24からモータ制御装置22へ検
出された角度、相電流、及び全電流が出力される。モー
タ制御装置22は、エンジン制御装置18から信号線1
8cを介して出力される制御信号で指示されるモータの
出力パワーが実際に得られるよう、インバータ24から
出力されるこれらの信号を考慮して、モータ/発電機1
6へ供給する電力指示量を演算し、信号線22cを介し
て制御信号として出力する。インバータ24はバッテリ
26から供給される電力をこの制御信号に基づいた値を
有する三相交流に変換しモータ/発電機16へ供給す
る。
びモータ/発電機16によって走行を行う場合の何れの
場合であっても、バッテリ監視装置32には、電流検出
器30によって検出された電流、バッテリ26から出力
される検出電圧及び検出温度が入力される。バッテリ監
視装置32はこれらの検出値に基づいて、ファン34を
制御してバッテリ26の温度制御を行うとともに、バッ
テリ26の残容量を求め、信号線32aを介してバッテ
リ26の残容量をモータ制御装置22へ出力する。モー
タ制御装置22に出力されたバッテリ26の残容量は、
エンジン制御装置18に出力されるとともに残容量表示
装置36へ出力される。バッテリ26の残容量が少ない
場合には、エンジン制御装置18は強制的にエンジン1
0による走行に切り替える制御を行う。また、残容量表
示装置36の表示内容に応じて運転者が強制的にエンジ
ン10のみによる走行に切り替えることも可能である。
劣化判断装置について詳細に説明する。図2は、本発明
の一実施形態によるバッテリ劣化判断装置の構成を示す
ブロック図である。図2に示された本実施形態のバッテ
リ劣化判断装置は、図1中のバッテリ監視装置32内に
設けられる。このバッテリ劣化判断装置は、本実施形態
においては、CPU(中央処理装置)、RAM(Random
Access Memory)、ROM(Read Only Memory)(何れ
も図示省略)等を備えた一般的なコンピュータによって
実現される。以下に示す処理はROM内に格納されたプ
ログラムをCPUが逐次読み出して実行することにより
実現される。
図1中の電流検出器30相当するものである。また、4
2は温度検出器、44は電圧検出器であり、各々前述し
たサブバッテリに設けられる温度検出器及び電圧検出器
に相当する。電流検出器40、温度検出器42、及び電
圧検出器の検出結果は一次遅れフィルタ46,48,5
0にそれぞれ入力される。一次遅れフィルタ46,4
8,50はいわゆるローパスフィルタである。尚、一次
遅れフィルタ46,48,50へ入力される信号は電流
検出器40、温度検出器42、及び電圧検出器44の検
出値をサンプリング及び量子化してディジタル化されて
いる。尚、温度センサ42の一次遅れフィルタ48は、
温度センサ検出値に含まれるノイズ(電気的なノイズ)
を除去するためのものであり、バッテリ26の応答特性
とは無関係である。よって一次遅れフィルタ48は省略
しても良い。
単なものはコンデンサと抵抗とからなる回路であるが、
本実施形態による一次遅れフィルタ46,48,50は
ソフトウェアで実現されている。つまり、前回の一次遅
れフィルタ46,48,50の出力をDn-1、今回の出
力をDn、現在検出された値をDとすると一次遅れフィ
ルタ46,48,50は、以下の式で表される。 Dn=τ1Dn-1+τ2D
6,48,50の時定数を決定する変数であり、τ1+
τ2=1なる関係がある。ここで、一次遅れフィルタ4
6,48,50の特性を考えてみると、変数τ2の値を
大きくすると、現在検出された値Dが今回の出力Dnに
与える影響は大となる、逆に変数τ2の値を小さくする
と、現在検出された値Dが今回の出力Dnに与える影響
は小となる。
遅れフィルタ46,48,50の変数は小となり、変数
τ2の値を小とすると、一次遅れフィルタ46,48,
50の変数は大となる。換言すると変数τ1の値を大と
すると、一次遅れフィルタ46,48,50の変数は大
となり、変数τ1の値を小とすると、一次遅れフィルタ
46,48,50の変数は小となる。変数τ1,τ2の一
例を示すと、下式のような値が考えられる Dn=0.95Dn-1+0.05D
り、電流検出器40の出力に応じて、一次遅れフィルタ
46,50の時定数を変更する。54は積算手段であ
り、電流検出器40の検出結果を積算し、図1中のバッ
テリ26から出力される電流量及びバッテリ26に回生
電流量を積算し、バッテリ26の残容量を算出するもの
である。バッテリ26は流入する電流に比例して充電さ
れる訳ではなく、バッテリ26の温度及びバッテリ26
の残容量に依存して充電効率が変化する。よって、予め
バッテリ26の残容量及び温度と充電効率との関係を示
したマップを求めておき、実測されたバッテリ26の温
度及び残容量から充電効率ηを求め、この充電効率η及
びバッテリ26に流入する電流からその状況におけるバ
ッテリ26の残容量を求める。
リ26のサブバッテリの残容量が一定である場合(80
%又は20%)のバッテリ26の温度、バッテリ26の
出力電流、及びバッテリの出力電圧の関係を示したマッ
プを用い、一次遅れフィルタ46から出力される電流値
と一次遅れフィルタ48から出力される温度値とからバ
ッテリ26の残容量が80%となる電圧値(上限電圧
値:閾電圧値)及び残容量が20%となる電圧値(下限
電圧値:閾電圧値)とを求めるものである。
細に説明する。まず、バッテリの残容量と出力される電
流値との関係について説明する。また、図3は、バッテ
リの残容量と出力される電流値との関係の一例を示す図
である。図3において横軸はバッテリの残容量であり、
その単位はAH(アンペア時)である、縦軸はバッテリ
から出力される電流値であり、任意単位である。図3中
符号b1が付された曲線は、バッテリの初期状態におけ
る残容量と出力される電流値との関係を示している。残
容量が80%及び20%の場合に曲線b1の傾きが変化
しているが、これはバッテリの特性に基づくものであ
る。また、符号b2が付された曲線は、バッテリが劣化
した場合の残容量と出力される電流値との関係を示して
いる。
80%の範囲で用いられる。従って、バッテリが初期状
態である場合には、80%−20%=60%の容量を用
いることができる。しかしながら劣化したバッテリにお
いては、図3に示されたように、一見すると初期状態の
バッテリが出力する電流値と同様の電流値が出力されて
いるようであるが、その電流値を出力することができる
のは残容量が50%の状態であり、その後劣化したバッ
テリを使用することができる容量はせいぜい30AHで
ある。このように、バッテリが劣化すると使用可能な残
容量は少なくなる。
を示す図である。図4中横軸はバッテリの残容量であ
り、縦軸はバッテリの出力電圧値である。図4に示され
たように、バッテリ残容量が放電末期(残容量が20
%)と充電末期(残容量が80%)との間の状態にある
場合には、符号R1が付された曲線で示したように、バ
ッテリの残容量の低下に伴って出力電圧値も比較的小さ
い変化率で変化する。ただし、ハイブリッド車両の場合
には、バッテリの充放電が繰り返されているため、実電
圧の挙動は図中符号R2が付された線のように変化す
る。上記変化率が小さいという意味は細かな変動があっ
たとしても、平均値の変化率が小さいという意味であ
る。
(残容量が80%)以上となると、出力電圧値の変化率
が大となる。また、バッテリの残容量が放電末期(残容
量が20%)以下となった場合も同様である。このよう
に、バッテリの出力電圧値はバッテリの残容量に応じて
変化し、特に充電末期(残容量が80%)又は放電末期
(残容量が20%)の場合には、その出力特性が変化す
る。
放電末期(残容量が20%)となる点を求める際に用い
られる、バッテリの温度、バッテリの出力電流値、及び
バッテリの出力電圧値の関係を予め求めたバッテリ残容
量修正マップ図である。図5(a)は、バッテリの残容
量が80%である場合の、バッテリの温度、バッテリの
出力電流値、及びバッテリの出力電圧値の関係を示すバ
ッテリ残容量修正マップであり、図5(b)は残容量が
20%の場合である。
容量を80%に設定した場合のバッテリ残容量修正マッ
プを示しており、図5(b)中符号m2が付された面
は、残容量を20%に設定した場合のバッテリ残容量修
正マップを示す。仮に、バッテリの残容量が電流又は温
度の変化に依存しないとすると、バッテリ残容量修正マ
ップm1,m2は平面になる。図5において、バッテリ
残容量修正マップm1,m2が平面でないことから、バ
ッテリの残容量はバッテリの温度、出力電流値、及び出
力電圧値に依存することが確認できる。
定する場合には、まずバッテリの温度、バッテリの出力
電流を測定する。次に、測定された温度及び出力電流か
ら、残容量が80%又は20%である場合の出力電圧値
を求める。残容量が80%である場合の出力電圧値(上
限電圧値)は、図5(a)に示したバッテリ残容量修正
マップm1を用い。残容量が20%である場合の出力電
圧値(下限電圧値)は、図5(b)に示したバッテリ残
容量修正マップm2を用いる。そして、実際に測定され
たバッテリの出力電圧値と上限電圧値又は下限電圧値と
を比較し、バッテリの出力電圧値が上限電圧値以上とな
った場合には充電末期であると判断し、下限電圧値以下
となった場合には放電末期であると判断する。
たように10個のサブバッテリからなり、各々には電圧
検出器が設けられている。本実施形態においては、サブ
バッテリの何れかの出力電圧が上限電圧値となった場合
にバッテリ26の残容量が80%であると判断し、ま
た、サブバッテリの何れかの出力電圧が下限電圧値とな
った場合にバッテリ26の残容量が20%であると判断
する。
いて求められた上限電圧値及び下限電圧値と一次遅れフ
ィルタ50から出力された電圧値とを比較し、当該電圧
値が上限電圧値以上の値であるか又は下限電圧値以下の
電圧値であるかを判断する。比較器58は現在の電圧値
が上限電圧値以上の値であるか又は下限電圧値以下の値
であると判断した場合にはその旨を出力する。修正手段
60は、比較器58の出力に応じて、積算手段54から
出力される値をリセットする。
バッテリ26の残容量80%の場合に示される電圧値で
ある旨の信号が比較器50から出力された場合には、積
算手段54から出力される値をリセットし、バッテリ2
6の現在の残容量を80%に設定する。同様に、現在の
電圧値がバッテリ26の残容量20%の場合に示される
電圧値である旨の信号が比較器50から出力された場合
には、積算手段54から出力される値をリセットし、バ
ッテリ26の現在の残容量を20%に設定する。また、
現在の電圧値がバッテリ26の残容量が80%と20%
の間の場合に示される電圧値である旨の信号が比較器5
0から出力された場合には、積算手段54から出力され
る値を残容量とする。
から出力される残容量に基づいてバッテリ26が劣化し
ているか否かを判定する。劣化判定手段62によるバッ
テリの劣化判定の方法に関する詳細は後述する。64は
劣化判定禁止条件設定手段であり劣化判定を禁止させる
条件を設定するものである。劣化判定を禁止させる条件
は、出力電圧値が上限電圧値と下限電圧値との間の値で
ある場合の充放電量が予め定められた充放電閾値以上で
ある場合、測定された電圧値が上限電圧値又は下限電圧
値となるまでの時間が予め設定された設定時間よりも長
い場合、及びバッテリ温度が予め設定された設定温度よ
りも低くなった場合がある。充放電電流が大きい場合及
び計測時間が長い場合に劣化判定を禁止するのは、充放
電電流の積算精度が低下して、劣化判断の精度が低下す
るためであり、バッテリ温度が低い場合に劣化判断を禁
止するのは、バッテリの特性上温度が低いと一時的に最
大残容量が低下してバッテリが劣化したようにみえる場
合があるからである。
態によるバッテリ劣化判断装置の動作について図6〜図
12を参照して詳細に説明する。図6は、本発明の一実
施形態によるバッテリ劣化判断装置の動作のメインルー
チンでを示したフローチャートである。図6に示したフ
ローチャートの各ステップは所定の時間間隔をもって実
行される。各処理の時間間隔は各ステップの動作を説明
する際に示す。
せると、本実施形態におけるバッテリ劣化判断装置が動
作を開始する。本実施形態によるバッテリ劣化判断装置
が動作を開始すると、電流検出器40、温度検出器4
2、及び電圧検出器44が、バッテリ26とインバータ
24との間に流れる電流値、バッテリ26内のサブバッ
テリの出力電圧値、及びバッテリ26内のサブバッテリ
の温度を検出し、検出結果を出力する処理が行われる
(ステップS10)。この処理は10msecの時間間
隔をもって行われ、従って、各検出値は、10msec
の時間間隔でサンプリングされることになる。尚、本実
施形態においては、サブバッテリは10個設けられてい
るので、サブバッテリの出力電圧値及びサブバッテリの
温度は10種類の信号である。
手段54、時定数変更手段52、及び一次遅れフィルタ
46に入力される。積算手段54においては、入力され
る電流値を積算する処理が行われる。積算手段54によ
って積算された電流値はバッテリ26に充電及び放電さ
れる電荷の総量を示しているので、この積算値に基づい
てバッテリ26の残容量が求められる。
遅れフィルタ46へ入力されるとともに時定数変更手段
52へ入力され、フィルタ処理が行われる。同様に、一
次遅れフィルタ48,50においてもフィルタ処理が行
われる(ステップS20)。この処理は、10msec
の時間間隔をもって行われる。次に、ステップS20に
示すフィルタ処理について説明する。図7は、フィルタ
処理の処理手順を示すフローチャートである。図7にお
いては、一次遅れフィルタ42で行われる処理が示して
ある。尚、一次遅れフィルタ48,50で行われる処理
も同様である。
ルタ(時定数1sec)LPF1を用いてフィルタ処理
が行われる(ステップS200)。第1フィルタLPF
1を用いてフィルタ処理が行われ、得られた電流値をI
LPF1とする。次に、電流値の大きさ(電流レンジ)を判
断する処理が行われる(ステップS202)。この処理
は、検出された電流値に応じて適した時定数に設定する
ために必要な処理である。ステップS202において、
検出された電流値が−30〜0Aの大きさであると判断
されると、処理はステップS204へ進む。ステップS
204においては、第2フィルタ(時定数20sec)
LPF2を用いてフィルタ処理が行われる(ステップS
204)。第2フィルタLPF2を用いてフィルタ処理
が行われ、得られた電流値をILPF2とする。上記のよう
に、第1フィルタLPF1の時定数は1secであり、
第2,第3フィルタLPF2,LPF3の時定数は20s
ecである。
が0〜30Aであると判断された場合には、第3フィル
タ(時定数20sec)LPF3を用いてフィルタ処理
が行われる(ステップS206)。第3フィルタLPF
3を用いてフィルタ処理が行われ、得られた電流値をI
LPF3とする。上記第2フィルタLPF2はバッテリ26
が充電される場合であって、電流値が比較的小さい場合
の時定数を有するフィルタであり、第3フィルタLPF
3はバッテリ26が放電される場合であって、電流値が
比較的小さい場合の時定数を有するフィルタである。
F2の時定数と第3フィルタLPF3の時定数が同じ値に
設定されているが、異なった値でもよいことはもちろん
である。ステップS204、ステップS206、及びス
テップS202において、電流値が−30A以下又は3
0A以上であると判断された場合には、処理はステップ
S208へ進む。
た後の電流値が得られる訳であるが、電流値がー30〜
30Aである場合には、電流値ILPF1及び電流値ILPF2
又は電流値ILPF1及び電流値ILPF3が得られる。図2か
ら、一見すると電流検出器40から出力される電流値に
応じて時定数変更手段52が一次遅れフィルタ46の時
定数を変更し、一次遅れフィルタ46が変更された時定
数のフィルタによってフィルタ処理を行っているように
見えるが、本実施形態においては処理の高速化及び簡略
化のため異なる時定数を有する第1フィルタLPF1及
び第2フィルタLPF2又は第3フィルタLPF3を用い
てフィルタ処理を行った後、後述するように、電流値の
大きさに応じて電流値ILPF1、ILPF2、又はILPF3を選
択するようにして実現している。尚、電流値の大きさが
−30A以下又は30A以上である場合には、電流値I
LPF2,ILPF3は得られない。
ルタ処理が開始してから1sec経過したか否かが判断
される。この処理は、後述するように、図6中のステッ
プS30以降の処理が1secの時間間隔で行われるた
め、時間を調整するためのものである。ステップS20
8における判断結果が「NO」である場合には、ステッ
プS208の処理を繰り返し、判断結果が「YES」で
ある場合には処理がステップS210へ進む。ステップ
S210ではステップS200,S204,S206の
処理で得られた電流値ILPF1,ILPF2,ILPF3の値が、
レジスタ(図示省略)へ出力される。尚、電流値ILPF2
若しくは電流値ILPF3、又は電流値ILPF2及び電流値I
LPF3が得られない場合があるが、その場合にはそれらの
値として値「0」が出力される。以上でフィルタ処理が
終了する。
理(ステップS30)が行われる。図8は、残容量計算
を行う処理手順を示すフローチャートである。この処理
は図2中の積算手段54によって行われる。尚、ステッ
プS30の処理は1secの時間間隔で行われる。残容
量計算処理が開始すると、入力される電流が負の値であ
るか否かが判断される(ステップS300)。電流が負
であるとは、バッテリ26に電流が流入していることを
意味する。この判断結果が「YES」である場合には、
充電効率マップを検索する処理が行われる(ステップS
302)。この処理は、バッテリ26が充電される場合
にはバッテリ26に流入する電流に比例して充電される
訳ではなく、バッテリ26の温度及びバッテリ26の残
容量に依存して充電効率が変化するため、バッテリ26
の残容量を正確に求めるために行う処理である。
されたサブバッテリの温度と、現在のバッテリ26の残
容量から充電効率マップを検索して、その状況における
充電効率ηを求める。尚、受電効率マップを検索する場
合には温度検出手段42から出力される値を用いるより
も、一次遅れフィルタ48から出力される値を用いた方
がより正確な値の充電効率ηが得られる。尚、前述した
ように、バッテリ26は10個のサブバッテリからなる
ので、充電効率ηも各々のサブバッテリに対して求めら
れる。充電効率ηを求める処理を終えると、得られた充
電効率ηと電流検出器40から出力される電流値をとの
積の絶対値を、現在のバッテリの残容量(SOC:Stat
e Of Charge)に加算し、新たなバッテリの残容量とす
る処理が行われる。この処理は、10個のサブバッテリ
各々に対して行われる。
が「NO」でる場合、つまり電流検出器40で検出され
た電流値が正であると判断された場合には、処理はステ
ップS306へ進む。上記電流値が正のときは、バッテ
リ26から電流が出力されていることを意味する。ステ
ップS306では、電流検出器40によって検出された
電流値を現在の残容量から減算し、新たな残容量とする
処理が行われる。この処理は、10個のサブバッテリ各
々に対して行われる。ステップS304の処理が終了し
た場合、及びステップS306の処理が終了した場合に
は、処理は図6に示すメインルーチンに戻る。
終了すると、残容量マップ検索を行う処理が行われる
(ステップS40)。この処理は、1secの時間間隔
で行われる。図9は、残容量マップ検索の処理を示すフ
ローチャートである。図9に示した処理は、図2中の残
容量判定マップ56を用いて行われる。残容量マップ検
索処理が開始すると、まず図7中のステップS210で
出力され、レジスタに格納されている電流値ILPF1の値
が負であるか否かが判断される(ステップS400)。
つまり、バッテリ26へ電流が流入しているか否かが判
断される。この判断結果が「YES」である場合には、
処理がステップS402へすすむ。
30Aより小さいか否かが判断される。この判断結果が
「YES」の場合は、ステップS404へ進み、電流値
I1,電流値ILPF2,電流値ILPF3から電流値ILPF1を
選択する処理が行われる。次に、選択された電流値I
LPF1及び一次遅れフィルタ48から出力される温度を用
い、残容量判定マップ56からサブバッテリの残容量が
80%となる電圧値(上限電圧値)を求める処理が行わ
れる(ステップS406)。求められた上限電圧値は図
示しないレジスタに格納されるとともに、処理は図6に
示すメインルーチンに戻る。尚、ステップS406に示
した処理は10個のサブバッテリ各々に対して行われ
る。
が「NO」である場合には、処理はステップS408へ
進み、電流値I1,電流値ILPF2,電流値ILPF3から電
流値ILPF2を選択する処理が行われる。次に、選択され
た電流値ILPF2及び一次遅れフィルタ48から出力され
る温度を用い、残容量判定マップ56からサブバッテリ
の残容量が80%となる電圧値(上限電圧値)を求める
処理が行われる(ステップS410)。求められた上限
電圧値は図示しないレジスタに格納されるとともに、処
理は図6に示すメインルーチンに戻る。尚、ステップS
410に示した処理は10個のサブバッテリ各々に対し
て行われる。
が「NO」である場合、つまりいてレジスタに格納され
ている電流値ILPF1の値が正であり、バッテリ26から
電流が出力されていると判断された場合には、処理はス
テップS412へ進む。ステップS412では、電流値
ILPF1が30Aより小さいか否かが判断される。この判
断結果が「YES」の場合は、ステップS414へ進
み、電流値I1,電流値ILPF2,電流値ILPF3から電流
値ILPF3を選択する処理が行われる。つまり、電流値の
変化率が小さいため、時定数の小さなローパスフィルタ
LPF3を用いて算出された電流値が選択される。次
に、選択された電流値ILPF3及び一次遅れフィルタ48
から出力される温度を用い、残容量判定マップ56から
サブバッテリの残容量が20%となる電圧値(下限電圧
値)を求める処理が行われる(ステップS416)。求
められた下限電圧値は図示しないレジスタに格納される
とともに、処理は図6に示すメインルーチンに戻る。
尚、ステップS416に示した処理は10個のサブバッ
テリ各々に対して行われる。
が「NO」である場合には、処理はステップS418へ
進み、電流値I1,電流値ILPF2,電流値ILPF3から電
流値ILPF1を選択する処理が行われる。次に、選択され
た電流値ILPF1及び一次遅れフィルタ48から出力され
る温度を用い、残容量判定マップ56からサブバッテリ
の残容量が20%となる電圧値(下限電圧値)を求める
処理が行われる(ステップS420)。求められた下限
電圧値は図示しないレジスタに格納されるとともに、処
理は図6に示すメインルーチンに戻る。尚、ステップS
420に示した処理は10個のサブバッテリ各々に対し
て行われる。
0,S416,S420の何れかの処理を終了すると、
図6示す残容量上下限判断処理が行われる(ステップS
50)。この処理は図2中の比較器58及び修正手段6
0によって1secの時間間隔で行われる。図10は、
残容量上下限判断処理の手順を示すフローチャートであ
る。図10には、4つのフローチャートが示されている
が、図9に示した残容量マップ検索処理で行われた処理
に応じて実行されるフローチャートが決定される。つま
り、図9中のステップS406が行われた場合には、図
10中のフローチャートf1が実行され、図9中のステ
ップS410が行われた場合には、図10中のフローチ
ャートf2が実行され、図9中のステップS416が行
われた場合には、図10中のフローチャートf3が実行
され、図9中のステップS420が行われた場合には、
図10中のフローチャートf4が実行される。
ウンタの値を示し、サブバッテリの残容量をより正確に
80%又は20%とするために用いられる。つまり、一
次遅れフィルタ50から出力される電圧値は時間ととも
に変化している訳であり、例えば一度上限電圧値VthH
以上になったとしてもすぐに電圧値が低下する場合が考
えられる。よって、瞬時的に一次遅れフィルタ50から
出力される電圧値が上限電圧値VthHを越えたとしても
バッテリ26の残容量を80%とせずに、ある時間の
間、一次遅れフィルタ50から出力される電圧値が上限
電圧値VthHを越えた場合に初めてバッテリ26の残容
量を80%とすることにより残容量の正確さを期すため
にカウンタが用いられる。
について説明する。処理が開始すると、一次遅れフィル
タ50から出力される電圧値VLPF1と図9中のステップ
S406で求めた上限電圧値VthHとの比較が行われる
(ステップS500)。この処理はサブバッテリ各々か
ら出力される電圧値に対して行われる。ステップS50
0において、サブバッテリの各々に対応する電圧値V
LPF1の何れか1つが上限電圧値VthH以上であると判断
されると、処理はステップS502へ進む。ステップS
502ではカウンタCの値をインクリメントする処理が
行われる。尚カウンタCの値は0である。ステップS5
04ではカウンタの値が「2」であるか否かが判断され
る。ステップS504の判断結果が「YES」である場
合には処理はステップS506へ進み、バッテリ26の
残容量を80%に設定する処理(リセット)が行われ
る。一方、ステップS500において、サブバッテリの
各々に対応する電圧値VLP F1の何れもが上限電圧値電圧
値VthHより小さいと判断されると、処理はステップS
508へ進み、カウンタCの値を「0」に設定する処理
が行われる。ステップS506の処理が終了した場合、
ステップS508の処理が終了した場合、及びステップ
S504において「NO」と判断された場合には、バッ
テリ26の残容量が80%以下の値であり、この場合
は、バッテリ26の残容量として積算手段54の積算値
が用いられるため、バッテリ26の残容量をリセットせ
ずに図6に示すメインルーチンに戻る。
について説明する。処理が開始すると、一次遅れフィル
タ50から出力される電圧値VLPF2と図9中のステップ
S410で求めた上限電圧値VthHとの比較が行われる
(ステップS510)。尚、図2を参照すると、時定数
変更手段52は一次遅れフィルタ50の時定数も変更し
ているため、電流と同様にその変化率に応じて異なる時
定数を用いてフィルタ処理が行われた電圧値が求められ
る。この処理はサブバッテリ各々から出力される電圧値
に対して行われる。ステップS510において、サブバ
ッテリの各々に対応する電圧値VLPF2の何れか1つが上
限電圧値VthH以上であると判断されると、処理はステ
ップS512へ進む。ステップS512ではカウンタC
の値をインクリメントする処理が行われる。尚カウンタ
Cの値は0である。ステップS514ではカウンタの値
が「10」であるか否かが判断される。フローチャート
f1においては、カウンタCの値が「2」であるか否か
が判断されていたが、フローチャートf2においては、
より大きな値「10」であるか否かが判断される。これ
は、図9中のステップS402において電流値ILPF1の
変化率が小さいと判断されたため、単位時間にバッテリ
26が単位時間に充電される割合が小さく、バッテリ2
6の残容量が80%に達したことをより正確に判断する
ためである。ステップS514の判断結果が「YES」
である場合には処理はステップS516へ進み、バッテ
リ26の残容量を80%に設定する処理(リセット)が
行われる。一方、ステップS510において、サブバッ
テリの各々に対応する電圧値VLP F2の何れもが上限電圧
値電圧値VthHより小さいと判断されると、処理はステ
ップS518へ進み、カウンタCの値を「0」に設定す
る処理が行われる。ステップS516の処理が終了した
場合、ステップS518の処理が終了した場合、及びス
テップS514において「NO」と判断された場合に
は、バッテリ26の残容量が80%以下の値であり、こ
の場合は、バッテリ26の残容量として積算手段54の
積算値が用いられるため、バッテリ26の残容量をリセ
ットせずに図6に示すメインルーチンに戻る。
について説明する。処理が開始すると、一次遅れフィル
タ50から出力される電圧値VLPF3と図9中のステップ
S410で求めた下限電圧値VthLとの比較が行われる
(ステップS520)。この処理はサブバッテリ各々か
ら出力される電圧値に対して行われる。ステップS52
0において、サブバッテリの各々に対応する電圧値V
LPF3の何れか1つが下限電圧値VthL以下であると判断
されると、処理はステップS522へ進む。ステップS
522ではカウンタCの値をインクリメントする処理が
行われる。尚カウンタCの値は0である。ステップS5
24ではカウンタの値が「10」であるか否かが判断さ
れる。カウンタCの値を「10」と比較する理由は、フ
ローチャートf2で説明した理由と同様の理由である。
ステップS524の判断結果が「YES」である場合に
は処理はステップS526へ進み、バッテリ26の残容
量を20%に設定する処理(リセット)が行われる。一
方、ステップS520において、サブバッテリの各々に
対応する電圧値VLP F3の何れもが下限電圧値電圧値V
thLより大きいと判断されると、処理はステップS52
8へ進み、カウンタCの値を「0」に設定する処理が行
われる。ステップS526の処理が終了した場合、ステ
ップS528の処理が終了した場合、及びステップS5
24において「NO」と判断された場合には、バッテリ
26の残容量が20%以上の値であり、この場合は、バ
ッテリ26の残容量として積算手段54の積算値が用い
られるため、バッテリ26の残容量をリセットせずに図
6に示すメインルーチンに戻る。
について説明する。処理が開始すると、一次遅れフィル
タ50から出力される電圧値VLPF1と図9中のステップ
S410で求めた下限電圧値VthLとの比較が行われる
(ステップS530)。この処理はサブバッテリ各々か
ら出力される電圧値に対して行われる。ステップS53
0において、サブバッテリの各々に対応する電圧値V
LPF1の何れか1つが下限電圧値VthL以下であると判断
されると、処理はステップS532へ進む。ステップS
532ではカウンタCの値をインクリメントする処理が
行われる。尚カウンタCの値は0である。ステップS5
34ではカウンタの値が「2」であるか否かが判断され
る。カウンタCの値を「2」と比較するのは、図9中の
ステップS412でその絶対値が大きいため単位時間の
充電率が大きいという理由に基づく。ステップS534
の判断結果が「YES」である場合には処理はステップ
S536へ進み、バッテリ26の残容量を20%に設定
する処理(リセット)が行われる。一方、ステップS5
30において、サブバッテリの各々に対応する電圧値V
LP F3の何れもが下限電圧値電圧値VthLより大きいと判
断されると、処理はステップS538へ進み、カウンタ
Cの値を「0」に設定する処理が行われる。ステップS
536の処理が終了した場合、ステップS538の処理
が終了した場合、及びステップS534において「N
O」と判断された場合には、バッテリ26の残容量が2
0%以上の値であり、この場合は、バッテリ26の残容
量として積算手段54の積算値が用いられるため、バッ
テリ26の残容量をリセットせずに図6に示すメインル
ーチンに戻る。
判定処理が行われる。ステップS60の処理は、1se
cの時間間隔で行われる。図11及び図12は、劣化判
断の処理手順を示したフローチャートである。尚、以下
の処理においては、図2中の劣化判定禁止条件設定手段
64により劣化判定を禁止する条件として充放電閾値、
設定時間、及び設定温度が設定されているとする。図1
1及び図12に示した処理は、図2中の劣化判定手段6
2によって行われる。また、劣化判定手段62には、以
下に示す各種のフラグの値を記憶するレジスタが設けら
れており、その初期値は何れのフラグも「0」に設定さ
れる。
が劣化判定禁止条件設定手段64によって設定された設
定時間より長いか否かが判断される(ステップS60
0)。この判断結果が「YES」である場合には、ステ
ップS602、S604,S606,S608において
それぞれ、上限フラグ、下限フラグ、充放電量、及びタ
イマーの値を「0」に設定する処理が行われる。上記上
限フラグは、サブバッテリの出力電圧が上限電圧であ
り、バッテリの残容量が80%となった場合、つまり図
10に示すステップS506又はステップS516の処
理が行われた場合にはその値が「1」となる。下限フラ
グはバッテリの残容量が20%となった場合、つまり図
10に示すステップS526又はステップS536の処
理が行われた場合にはその値が「1」となる。ここで、
「充放電量」とは、(図8で計算される「残容量」は充
電中と放電中の区別をして符号を変えて積算しているの
に対して)充電中・放電中に関わらずその電流値を絶対
値(符号を考慮しない)で加算するものである。タイマ
ーは、計測時間を測定するものである。
6に示すメインルーチンに戻る。上記ステップS600
〜ステップS608に示す処理は、測定された電圧値が
上限電圧値又は下限電圧値となるまでの時間が予め設定
された設定時間よりも長い場合に劣化判定を禁止する処
理である。一方ステップS600における判断結果が
「NO」である場合、つまり計測時間が設定時間を経過
していないと判断された場合にはステップS610へ進
む。ステップS610では充放電量が充放電閾値よりも
大であるか否かが判断される。この判断結果が「YE
S」の場合には前述したステップS602〜ステップS
608の処理が行われ、充放電量が予め定められた充放
電閾値以上である場合に劣化判断を禁止する処理が行わ
れる。ステップS610の処理は充放電量が大きい場合
に劣化判断を禁止するために行われるものである。
が「NO」である場合、つまり充放電量が放電量閾値以
下であると判断された場合にはステップS612へ進
み、充放電量を算出する処理が行われる。この処理は、
前述したようにバッテリ26が充電がされた場合の充電
量のみならず放電がされた場合の放電量をも加算して充
放電量を算出する。以下に示す処理は、大別すると2つ
の処理に分けられる。つまり、バッテリ26の残容量が
一度上限値(80%)に達してから、下限値(20%)
になるまでにステップS612で示す充放電量を算出す
る処理を行って実際に使用することのできる残容量(使
用可能量)を得る処理と、バッテリ26の残容量が一度
下限値(20%)に達してから、上限値(80%)にな
るまでにステップS612で示す充放電量を算出する処
理を行って実際に使用することのできる残容量(使用可
能量)を得る処理である。
理を時系列に説明する。尚、前述したように測定時間が
長い場合には、ステップS600の処理によってバッテ
リの劣化判断処理が禁止される。また、充放電量が大き
い場合にはステップ610の処理によって、バッテリの
劣化判断処理が禁止される。更に、ステップS614の
しょりによって、バッテリ温度が低い場合にはステップ
S614の処理によってバッテリの劣化判断処理が禁止
される。同様に、ステップS634の処理もバッテリ温
度が低い場合にバッテリの劣化判断を禁止する処理であ
る。以下の説明ではこれらの説明は省略する。
上限値(80%)に達してから、下限値(20%)にな
るまでにステップS612で示す充放電量を算出する処
理を行って実際に使用することのできる残容量(使用可
能量)を得る処理について説明する。バッテリ26の残
容量が増加し、残容量の上限値(80%)になると、ス
テップS616の判断結果が「YES」となる。尚、こ
の上限を検出する処理の詳細は、図9に示した処理及び
図10中のフローチャートf1,f2に示してある。ステ
ップS616の判断結果が「YES」の場合には、ステ
ップS618へ進み、上限フラグの値を「1」に設定す
る処理が行われ、次いでステップS620で充放電量を
「0」に設定する処理が行われ、ステップS622でタ
イマーの値を「0」に設定する処理が行われる。つま
り、ステップS618〜ステップS622の処理は、バ
ッテリ26の残容量が上限値(80%)に達したので、
以下で説明する下限値(20%)に達するまでの残容量
を算出するための初期化を行う処理である。
テップS624へ進み、下限フラグの値が「1」である
か否かが判断される。現在の状況は、残容量が上限値に
達している状況であるので、当然ながらステップS62
4の判断結果は「NO」となる。ステップS624の判
断結果が「NO」である場合には、処理はステップS6
34を介してステップS636へ進む。ステップS63
6では、残容量が下限値(20%)に達したか否かの判
断が行われる。尚、残容量が下限値(20%)に達した
か否かの判断の処理の詳細は、図9及び図10中のフロ
ーチャートf3,f4を参照されたい。
ある場合には、処理は図6に示すメインルーチンに戻
る。図6中のステップS60が行われてから1sec経
過すると、再びステップS60の処理が開始される。
尚、ステップS30〜ステップS50の処理も1sec
の時間間隔をもって行われている。再び、劣化判定処理
が行われると、処理はステップS600から開始され、
ステップS610を介してステップS612に示す充放
電算出処理が行われる。上限フラグの値が「1」であ
り、バッテリ26の容量が下限値に達していない場合に
は、ステップS612に示す充放電算出処理が行われ、
ステップS624において「NO」の判断が行われ、ス
テップS636において「NO」の判断が行われて図6
に示すメインルーチンに戻るという処理が繰り返し行わ
れる。この処理が繰り返し行われることで充放電量が積
算される。
バッテリ26の残容量が20%になる場合の動作につい
て説明する。図11に示す劣化判断を行う処理が再び始
まると、ステップS600、ステップS610、ステッ
プS612、…、ステップS624へ至るが、この時点
では、上限フラグの値が「1」であり、下限フラグの値
は「0」であるので、判断結果が「NO」となり、処理
は、ステップS634を介して、ステップS636へ進
む。ステップS636へ進むと残容量が下限値(20
%)になったか否かの判断が行われる。いま、バッテリ
26の残容量が下限値になったとすると、判断結果は
「YES」となり、処理はステップS638へ進む。ス
テップS638では下限フラグの値を「1」に設定する
処理が行われ、ステップS640及びステップS602
では充放電の値を「0」に設定する処理、及びタイマー
の値を「0」に設定する処理が行われる。尚、ステップ
S640で充放電量の値を「0」に設定する際に、それ
まで記憶していた充放電量がレジスタに記憶される。こ
の状態において、上限フラグ及び下限フラグの値は共に
「1」である。
「1」であるか否かが判断される。今は、上限フラグ及
び下限フラグの値が共に「1」であるので、その判断結
果は「YES」となり、ステップS646において上限
フラグの値を「0」に設定する処理が行われる。この時
点において上限フラグの値は「0」、下限フラグの値は
「1」である。ステップS648では、使用可能量を算
出する処理が行われる。この処理は、バッテリの残容量
が修正される上限値である80%から、図8で求められ
る現在の残容量を減算して、そのバッテリが使用できる
使用可能量を求める処理である。通常のバッテリ(新品
で劣化していない状態)では、下限修正値(20%)と
上限修正値(80%)の間では、80%−20%=60
%分に相当する容量が使用可能である。しかしながら、
バッテリが劣化してくるとバッテリ全体の最大容量が低
下する(図13で説明した劣化した状態)になるため、
上限修正値と下限修正値の間で使用できる該使用可能量
も低下する。ステップS650において、新品のバッテ
リでは60%であるはずの使用可能量が劣化判定値であ
る30%以下になった時は、ステップS652によりバ
ッテリが劣化したと判定される。一方、ステップS65
0において、使用可能量が劣化判定値以上であると判断
された場合には処理はメインルーチンに戻る。
下限値(20%)に達してから、上限値(80%)にな
るまでにステップS612で示す充放電量を算出する処
理を行って実際に使用することのできる残容量(使用可
能量)を得る処理について説明する。バッテリ26の残
容量が減少し、残容量の下限値(20%)になると、ス
テップS636の判断結果が「YES」となる。尚、こ
の下限を検出する処理の詳細は、図9に示した処理及び
図10中のフローチャートf3,f4に示してある。ステ
ップS636の判断結果が「YES」の場合には、ステ
ップS638へ進み、下限フラグの値を「1」に設定す
る処理が行われ、次いでステップS640で充放電量を
「0」に設定する処理が行われ、ステップS642でタ
イマーの値を「0」に設定する処理が行われる。つま
り、ステップS638〜ステップS642の処理は、バ
ッテリ26の残容量が下限値(20%)に達したので、
以下で説明する上限値(80%)に達するまでの残容量
を算出するための初期化を行う処理である。
テップS644へ進み、上限フラグの値が「1」である
か否かが判断される。現在の状況は、残容量が下限値に
達している状況であるので、当然ながらステップS64
4の判断結果は「NO」となる。ステップS644の判
断結果が「NO」である場合には、処理はメインルーチ
ンに戻る。尚、残容量が上限値(80%)に達したか否
かの判断の処理の詳細は、図9及び図10中のフローチ
ャートf1,f2を参照されたい。
sec経過すると、再びステップS60の処理が開始さ
れる。尚、ステップS30〜ステップS50の処理も1
secの時間間隔をもって行われている。再び、劣化判
定処理が行われると、処理はステップS600から開始
され、ステップS610を介してステップS612に示
す充放電算出処理が行われる。下限フラグの値が「1」
であり、バッテリ26の容量が上限値に達していない場
合には、ステップS612に示す充放電算出処理が行わ
れ、ステップS616において「NO」の判断が行わ
れ、ステップS646において「NO」の判断が行われ
て図6に示すメインルーチンに戻るという処理が繰り返
し行われる。この処理が繰り返し行われることで充放電
量が積算される。このようにして、使用可能量が算出さ
れ、劣化判定値と比較されて、バッテリが劣化している
か否かの判断が行われる。
電流量積算手段がバッテリ残容量が第1の値に設定され
てから第2の値になるまでの間にバッテリの出力電流及
び回生電流を積算し、劣化判定手段がこの積算値が予め
設定された劣化判定値以下である場合に前記バッテリが
劣化していると判断しているので検出精度が向上すると
いう効果がある。また、バッテリの温度が低い場合、充
放電電流が大きい場合、及び計測時間が長い場合に劣化
判断が禁止されるので、誤検知を防止することができる
という効果がある。
装置が用いられる車両の全体構成を示すブロック図であ
る。
装置の構成を示すブロック図である。
係の一例を示す図である。
ある。
(残容量が20%)となる点を求める際に用いられる、
バッテリの温度、バッテリの出力電流値、及びバッテリ
の出力電圧値の関係を予め求めたバッテリ残容量修正マ
ップ図である。
装置の動作のメインルーチンでを示したフローチャート
である。
トである。
ートである。
トである。
チャートである。
トである。
トである。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 バッテリの出力電流及び回生電流を検出
する電流検出手段(30,40)と、 前記バッテリの出力電圧を検出する電圧検出手段(4
4)と、 前記電流検出手段の検出結果を積算して前記バッテリの
残容量を求める積算手段(54)と、 前記電流検出手段によって検出された電流値に基づい
て、バッテリ残容量が第1の所定値及び第2の所定値に
なる時の閾電圧値を算出する閾電圧値算出手段(56)
と、 前記閾電圧値算出手段によって算出された閾電圧値と、
前記バッテリの出力電圧値とを比較する比較手段(5
8)と、 前記比較手段によって、前記出力電圧値が前記第1の所
定値又は第2の所定値に達したと判断された場合に、前
記バッテリの残容量を前記第1の所定値又は第2の所定
値に修正する修正手段(60)と、 前記バッテリの残容量が前記第1の所定値に修正されて
から前記第2の所定値に修正されるまでの間に前記バッ
テリの出力電流及び回生電流を積算する電流量積算手段
(54)と、 前記電流量積算手段によって積算された値が予め設定さ
れた劣化判定値以下の場合に前記バッテリの劣化を判定
する劣化判定手段(62)とを具備することを特徴とす
るバッテリ劣化判断装置。 - 【請求項2】 前記バッテリの温度を検出する温度検出
手段を更に備え、 前記温度検出手段により検出された温度が予め設定され
た温度以下の場合、前記電流量積算手段による積算時間
が予め設定された設定時間よりも長い場合、又は前記バ
ッテリの充放電電流が予め設定された充放電閾値以上で
ある場合に前記バッテリの劣化判定を禁止する禁止手段
を具備することを特徴とする請求項1記載のバッテリ劣
化判断装置。
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