JP2000225625A - エポキシ樹脂シートの連続製造方法 - Google Patents
エポキシ樹脂シートの連続製造方法Info
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Abstract
の連続製造法の開発。 【解決手段】 支持体(1)の上に設けた易剥離性の樹
脂層(2)の上に、エポキシ樹脂塗工液を5ポイズ以上
の粘度でシート状に順次展開しつつ、その展開層(4)
を0.1ポイズ以上の粘度の維持下に加熱硬化処理
(5)して厚さが100μm以上の硬化シート(6)を
形成し、それを当該樹脂層と共に支持体より剥離回収す
るエポキシ樹脂シート(7)の連続製造方法。 【効果】 硬化シートを樹脂層を介し支持体との界面よ
り破断なく容易に剥離回収でき、厚さ100μm以上の
硬化シートも厚さ精度よく得られ、製造速度やシート厚
の制御も容易で鏡面や凹凸面等を介した光学特性に優れ
るシートも簡単な一連の操作を介し連続して効率よく製
造できる。
Description
優れる厚さ100μm以上のエポキシ樹脂シートの連続
製造方法に関する。
造では、注入や型開き等の煩雑な工程を要してシートの
量産性に乏しく、厚さが例えば500μm以下等と薄く
なると光学歪が発生しやすくて、光学用途に用いうるシ
ートを得ることが困難な問題点があった。そのため熱可
塑性樹脂シートに準じて流延法による連続製造方法の開
発が望まれるが、その開発には形成した硬化シートの支
持体への接着問題を克服して剥離回収を可能とするこ
と、また厚さが100μm以上の光学用シートを得る場
合には光学歪等の点より厚さ精度を高めること、就中1
5%以内のバラツキとすること求められる。
るエポキシ樹脂シートを連続して得ることができる製造
方法の開発を課題とする。
離性の樹脂層の上に、エポキシ樹脂塗工液を5ポイズ以
上の粘度でシート状に順次展開しつつ、その展開層を
0.1ポイズ以上の粘度の維持下に加熱硬化処理して厚
さが100μm以上の硬化シートを形成し、それを当該
樹脂層と共に支持体より剥離回収することを特徴とする
エポキシ樹脂シートの連続製造方法を提供するものであ
る。
を易剥離性の樹脂層を介し支持体との界面より破断なく
容易に剥離回収でき、また上記の粘度調節等を介し厚さ
精度を向上できて厚さが100μm以上の硬化シートの
場合にも厚さのバラツキが15%以内のものを効率よく
得ることができる。
調節で量産速度を容易に制御でき、その移動速度や塗工
液展開量の調節でシート厚も容易に制御できて、支持体
の表面状態を前記樹脂層を介し良好に転写反映させるこ
とができ、鏡面や凹凸面等を介した光学特性に優れるシ
ートも簡単な一連の操作を介し連続して効率よく製造す
ることができる。
上に設けた易剥離性の樹脂層の上に、エポキシ樹脂塗工
液を5ポイズ以上の粘度でシート状に順次展開しつつ、
その展開層を0.1ポイズ以上の粘度の維持下に加熱硬
化処理して厚さが100μm以上の硬化シートを形成
し、それを当該樹脂層と共に支持体より剥離回収してエ
ポキシ樹脂シートを連続的に得るものである。その連続
製造工程例を図1に示した。1が支持体、2が易剥離性
の樹脂層、4がエポキシ樹脂塗工液の展開層、5が加熱
装置、6が硬化シート、7がエポキシ樹脂シートであ
る。
1からなる支持体を駆動ドラム11と従動ドラム12を
介し、矢印方向に例えば0.1〜50m/分、就中0.
2〜5m/分等の一定速度で回転走行させつつ、その上
にダイ21を介し樹脂液22を順次塗布して乾燥、ある
いは必要に応じ加熱又は光照射などにより硬化処理して
易剥離性の樹脂層2とする。なお図例では、硬化処理を
目的に紫外線照射装置3が配置されている。
上に、ガイドロール13を介し水平レベルを維持するよ
うにした支持体1の上部に配置のダイ41を介しエポキ
シ樹脂塗工液を5ポイズ以上の粘度で順次塗布して通例
100μm厚以上のシート状に展開しつつ、その展開層
4を加熱装置5を介し0.1ポイズ以上の粘度の維持下
に加熱硬化処理して厚さが100μm以上の硬化シート
6を形成し、それを当該樹脂層2と共に支持体1より剥
離回収してエポキシ樹脂シート7が連続製造される。
の如きベルト状物や板状物やドラムなどの、エポキシ樹
脂塗工液を順次連続的に展開でき、その展開層を支持し
てシート状に維持できる適宜なものを用いうる。支持体
を形成する材質は、エポキシ樹脂の硬化処理に耐えるも
のであればよく、従って例えばステンレスや銅やアルミ
ニウムの如き金属、ガラス、プラスチックなどの適宜な
ものであってよい。就中、耐久性などの点よりステンレ
スが好ましい。
シートの表面状態に応じて例えば鏡面やプリズム状凹凸
などの適宜な形状とすることができる。厚さ精度の向上
等の点よりは可及的に平滑な表面とした支持体であるこ
とが好ましい。ちなみに表面粗さRaが0.02μm以
下の支持体を用いて表面が鏡面状のエポキシ樹脂シート
を得ることも可能である。
は、支持体の表面を可及的に水平状態に維持することが
好ましい。ちなみに加熱硬化処理の昇温時に支持体の水
平レベルを、形成する硬化シートの目的とする有効幅の
5倍量、就中20倍量、特に40倍量あたり1mm以下に
維持することで、形成されるエポキシ樹脂シートの厚さ
精度を±15%以下、就中±10%以下とすることも可
能である。
の加熱装置5の如く水平度レベルセンサ51による検知
を介してガイドロール52により修正する方式などの適
宜な方式にて達成することができる。なおかかる水平状
態の維持にはベルト状物や板状物等からなる支持体が有
利である。
は、支持体と接着しないか、接着してもその接着力が弱
くて支持体より容易に剥離できる易剥離性の適宜な樹脂
を用いることができ、その種類について特に限定はな
い。ちなみにかかる樹脂の例としては、ウレタン系樹
脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリビニル
アルコールやエチレンビニルアルコール共重合体の如き
ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩化
ビニリデン系樹脂があげられる。
樹脂、アミド系樹脂やイミド系樹脂、ポリエーテルスル
ホン系樹脂やポリエーテルイミド系樹脂、ポリカーボネ
ート系樹脂やシリコーン系樹脂、フッ素系樹脂やポリオ
レフィン系樹脂、スチレン系樹脂やビニルピロリドン系
樹脂、セルロース系樹脂やアクリロニトリル系樹脂など
も樹脂層の形成に用いうる。なお樹脂層の形成には、適
宜な樹脂の2種以上のブレンド物なども用いうる。
共に剥離されてエポキシ樹脂シートの片側表面層を形成
することより、光学用途を目的とする場合には透明性等
の光学特性に優れるものであることが好ましい。かかる
光学特性及び前記の易剥離性、特にステンレス系支持体
に対する易剥離性やハードコート性などの点より樹脂
層、特にエポキシ樹脂シートの最表面層を形成すること
となる支持体直上の層の形成に好ましく用いうる樹脂
は、ウレタン系樹脂であり就中、下記の化学式で表され
るものである。
トの表面コート層として機能しうるものである。かかる
点より樹脂層の形成材は、例えば耐薬品性や表面硬度、
光学的異方性や低吸水性、低透湿性や低酸素透過性等の
ガスバリア性などの機能付与を目的に選択することもで
きる。
目的とした前記ウレタン系樹脂層等の上に、ガスバリア
性の付与を目的としたポリビニルアルコール系樹脂層を
設けた重畳層等の如く、易剥離性に加えて他の機能を付
与することなどを目的に、単層物に加えて複層物として
形成されていてもよい。
有機溶媒や水等の適宜な溶媒で溶液化してロールコート
法やスピンコート法、ワイヤバーコート法やディップコ
ート法、エクストルージョンコート法やカーテンコート
法、スプレコート法などの適宜な方式で支持体の所定面
に塗布し、必要に応じそれを乾燥後、加熱処理や光照射
等の樹脂に応じた方式にて硬化処理する方式などの適宜
な方式にて皮膜化することにより行うことができる。就
中、塗布効率、膜厚や連続生産の制御性などの点よりエ
クストルージョンコート法が好ましく適用することがで
きる。
どの点より樹脂液の粘度は、1〜100センチポイズに
調製することが好ましい。また前記のエクストルージョ
ンコート法による場合には特に1〜10センチポイズに
調製した樹脂液が好ましく用いうる。なおウレタン系樹
脂等の塗布層を光照射にて硬化処理する場合には、中心
波長が365nmや254nmの高圧や低圧の紫外線ランプ
を用いることが処理効率などの点より好ましい。
るが一般には易剥離性や剥離の際にヒビ割れの生じるこ
とを防止する点などより、1〜10μm、就中8μm以
下、特に2〜5μmとすることが好ましい。なお樹脂層
を複層物として形成する場合、前記の層厚は各層を単位
とする。
の調製には、少なくともエポキシ系樹脂と硬化剤が用い
られる。そのエポキシ系樹脂については、特に限定はな
く形成シートの使用目的などに応じて適宜なものを用い
うる。本発明においては厚さ精度の向上等を目的に5ポ
イズ以上の粘度で展開する点より通例、常温において液
体状態を示す二液混合型の液状エポキシ系樹脂が用いら
れるが、粘度調製や強度、耐熱性の向上等を目的に固形
のエポキシ系樹脂を併用することもできる。
系樹脂の例としては、ビスフェノールA型やビスフェノ
ールF型、ビスフェノールS型やそれらの水添型の如き
ビスフェノール型、フェノールノボラック型やクレゾー
ルノボラック型の如きノボラック型、トリグリシジルイ
ソシアヌレート型やヒダントイン型の如き含窒素環型、
脂環式型や脂肪族型、ナフタレン型の如き芳香族型やグ
リシジルエーテル型、ビフェニル型の如き低吸水率タイ
プやジシクロ型、エステル型やエーテルエステル型、そ
れらの変性型のものなどがあげられる。
性などの点より好ましく用いうるエポキシ系樹脂は、ビ
スフェノールA型や脂環式型、トリグリシジルイソシア
ヌレート型のものなどである。またシートの剛性や強度
等の物性などの点より好ましく用いうるエポキシ系樹脂
は、エポキシ当量が100〜1000で、軟化点が12
0℃以下の硬化樹脂を形成するものである。なおエポキ
シ系樹脂は、1種又は2種以上を用いうる。
エポキシ系樹脂に応じた適宜な硬化剤を1種又は2種以
上用いうる。ちなみにその例としては、カルボン酸類や
その酸無水物系化合物類、アミン系化合物類やフェノー
ル系化合物類、アミド系化合物類やヒドラジド系化合物
類、イミダゾール系化合物類やイミダゾリン系化合物
類、ユリア系化合物類やポリスルフィド系化合物類など
があげられる。
熱性、低刺激性による作業環境性などの点より、酸無水
物系硬化剤が好ましく用いうる。ちなみにその具体例と
しては、無水フタル酸や無水マレイン酸、無水トリメリ
ット酸や無水ピロメリット酸、無水ナジック酸や無水グ
ルタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸やメチルテトラヒ
ドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸やメチル
ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチル無水ナジック酸やド
デセニル無水コハク酸、ジクロロ無水コハク酸やベンゾ
フェノン無水テトラカルボン酸や無水クロレンディック
酸物などがあげられる。
ル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸やメチルヘキサヒドロ
無水フタル酸の如く無色系ないし淡黄色系で、分子量が
約140〜約200の酸無水物系硬化剤が好ましく用い
うる。
樹脂のエポキシ当量等に応じて適宜に決定でき、通例の
エポキシ系樹脂硬化の場合に準じうる。ちなみに前記の
酸無水物系硬化剤では、得られるシートの色相や耐湿性
の低下防止などの点よりエポキシ基1当量に対し0.5
〜1.5当量、就中0.6〜1.4当量、特に0.7〜
1.2当量の割合で使用することが好ましい。なお他の
硬化剤を単独で又は2種以上を併用して使用する場合に
も、その使用量は前記の当量比に準じうる。
要に応じ硬化促進剤やレベリング剤を配合することがで
きる。硬化促進剤は、硬化速度の促進による必要硬化処
理時間の短縮を目的に配合され、その配合にて支持体の
必要長を不配合の場合の数分の1程度に短縮することも
できる。従って量産性の向上や連続製造設備の小型化な
どの点より硬化促進剤を配合することが好ましい。
なく、エポキシ系樹脂や硬化剤の種類などに応じて例え
ば、第三級アミン類やイミダゾール類、第四級アンモニ
ウム塩類や有機金属塩類、リン化合物類や尿素系化合物
類の如き適宜なものを1種又は2種以上用いうる。就
中、硬化促進効果等の点より第三級アミン類やイミダゾ
ール類が好ましく用いられる。
の点より適宜に決定しうるが、一般には促進効果と硬化
体の変色防止とのバランスなどの点より、エポキシ系樹
脂100重量部あたり0.05〜7重量部、就中0.1
〜5重量部、特に0.2〜3重量部が好ましい。
液の展開層を空気との接触下に硬化処理する場合に、硬
化剤等の飛散による表面張力のバラツキなどで梨地状の
表面となることを防止して平滑な表面が形成されること
などを目的に必要に応じて配合するものであり、例えば
シリコーン系やアクリル系、フッ素系等の各種界面活性
剤などの表面張力を低下させうる適宜なものを1種又は
2種以上用いうる。就中、表面平滑化効果などの点より
シリコーン系界面活性剤が好ましく用いうる。
は、例えばフェノール系やアミン系、有機硫黄系やホス
フィン系等の老化防止剤、グリコール類やシリコーン
類、アルコール類等の変性剤、その他、発泡防止剤や水
酸基含有化合物、染料や変色防止剤、紫外線吸収剤など
のエポキシ樹脂硬化体に配合されることのある適宜な添
加剤を必要に応じて配合することができる。なお前記の
発泡防止剤は、得られるシート中に光学特性の低下原因
となる気泡が混入することの防止などを目的に添加され
るものであり、グリセリン等の多価アルコールなどが好
ましく用いうる。
ート法やロールコート法等の上記した樹脂層の形成方式
に準じた適宜な方式にてエポキシ樹脂塗工液を樹脂層上
に流動展開させてシート状の展開層を形成することによ
り行うことができ、その展開方式としては塗布効率等の
点よりエクストルージョンコート法が好ましい。
合、ダイの温度を10〜40℃、就中15〜35℃、特
に20〜30℃の範囲に制御し、かつその温度変化を±
0.5℃以下、就中±0.3℃以下、特に±0.1℃以
下に制御して展開することが厚さ精度の向上等の点より
好ましい。なお展開に際しては、支持体の両端部に塗工
液の漏出防止用の堰を設けることもでき、その堰は耐熱
性樹脂などの適宜な耐熱性材料にて形成することができ
る。
の調製は、配合成分を必要に応じ溶媒を併用して混合す
ることにより行いうる。その場合、本発明においては得
られるシートの厚さ精度の向上を目的に5ポイズ以上の
粘度で展開する点より、常温で2ポイズ以上、就中5ポ
イズ以上、特に150ポイズ以上の粘度を有する状態に
調製することが好ましい。
上の粘度でシート状に流動展開することにより、塗工か
ら加熱の初期状態における通例、常温〜60℃の温度範
囲において支持体の傾斜によるエポキシ樹脂塗工液の流
動に基づく厚さムラの発生や表面張力の温度依存性に基
づく展開層の表面張力差に起因する対流による厚さムラ
の発生などを抑制することができる。なおエクストルー
ジョンコート法では、厚さムラの抑制を目的とした展開
温度の制御の点より常温で300ポイズ以下の粘度に調
製することが好ましい。
の展開層の硬化処理は、その展開層を0.1ポイズ以上
の粘度の維持下に加熱処理することにより行われる。こ
れにより前記と同様に、硬化進行時における表面張力差
に起因する対流による厚さムラの発生などを抑制でき
て、得られるシートの厚さ精度の向上を図ることができ
る。
などの適宜な手段を1種又は2種以上用いることができ
る。熱風により加熱する場合には、0.1〜5m/秒、
就中3m/秒以下、特に0.2〜1m/秒の風速とする
ことが厚さ精度の向上等の点より好ましい。
は、加熱の時間や温度、昇温の速度等の加熱条件などに
て行うことができる。すなわち一般に展開層の粘度は、
当初、加熱による温度上昇と共に低下し、所定温度に達
して硬化剤による硬化が始まると粘度増加に転じて硬化
の進行と共に増粘する。
維持した加熱処理は、かかる温度上昇による粘度低下を
0.1ポイズ未満とならないようにして、展開層の粘度
が0.1ポイズ以上である内に硬化を開始進行させて増
粘させることを意味する。ちなみに図例では、加熱装置
5を5ゾーンに区分しその各ゾーンで加熱温度を調節し
て展開層の粘度を制御できるようになっている。
間、就中10〜40分間、特に15〜30分間の加熱時
間、30〜250℃、就中45〜220℃、特に60〜
170℃の加熱温度などが一般的であるが、これに限定
されない。かかる加熱条件にては通例、加熱装置を1〜
10ゾーン、就中2〜6ゾーンに区分して温度制御する
ことで上記した粘度条件を満足させることができる。
開層の上下面の加熱、上面又は下面のみの加熱を組合せ
る方式などの適宜な方式にて行うことができる。なお光
学特性の向上等の点よりは例えば15〜30分間等の比
較的短時間の加熱時間が好ましい。
したエポキシ樹脂塗工液の展開時に準じて、幅方向にお
ける展開層の粘度や表面張力のバラツキの抑制、就中そ
のバラツキを10%以内に抑制して厚さ精度の向上を図
る点より、支持体ないし展開層の幅方向における温度の
バラツキを0.5℃/cm以下、就中0.3℃/cm以下、
特に0.1℃/cm以下に維持し、支持体を上記した如く
可及的に水平に維持することが好ましい。
が良好に密着して一体的に取扱いうるエポキシ樹脂シー
トが形成される。なお硬化処理に際しては、加熱に加え
て紫外線等による硬化処理も併用することができる。
脂シートの使用目的などに応じ100μm以上の厚さで
適宜に決定することができる。一般には、剛直性ないし
柔軟性や薄型軽量性等のシートとしての特性を活かす点
などより1mm以下、就中900μm以下、特に800μm
以下とされる。なお光学用途などでは200〜500μ
mの厚さが有利な場合も多い。
共にエポキシ樹脂シートとして支持体より剥離して回収
される。その剥離回収には、適宜な方式を採ることがで
き、必要に応じ剥離手段を用いることができる。ちなみ
に上記した樹脂層の形成後その端部等に耐熱テープを接
着し、その上に硬化シートを形成する方式などにより、
その耐熱テープを把持持ち上げてエポキシ樹脂シートを
支持体より効率よく剥離回収することができる。
の防止などの点よりは、ガラス転移温度近傍等の高温雰
囲気下又は硬化シートの急冷処理下に剥離することが好
ましく、特に割れや亀裂と塑性変形や残留歪みの発生を
防止しうるバランスのとれた柔軟性を達成する点より、
硬化シートのガラス転移温度の20℃低い温度以上にて
剥離することが好ましい。従って回収は、ガラス転移温
度近傍等の高温雰囲気にても塑性変形しない硬化状態と
なった後に行うことが前記の割れや歪の発生防止などの
点より好ましい。
は、必要に応じてレーザー光線や超音波カッター、ダイ
シングやウォータージェットなどの適宜な切断手段を介
し適宜な寸法に切断して回収することもできる。また剥
離回収後その切断の前後に加熱してガラス転移温度を更
に向上させることもできる。
性に優れるが液晶セル基板として液晶セルの製造過程の
高温雰囲気等に耐えるものとする点などよりは、ガラス
転移温度が130℃以上、就中150℃以上、特に17
0℃以上の硬化シートであることが好ましい。
のシートに準じた各種の目的に用いうる。就中、100
μm以上の厚さを有して厚さ精度等の光学特性に優れる
ことから例えば液晶セル基板や反射防止シートなどの各
種の光学用途に好ましく用いうる。特に耐熱性や表面平
滑性にも優れる点などよりは液晶セル基板の如く、高温
処理に耐えて曲げ強度等に優れ、位相差が小さくて軽量
性に優れることなどが要求される用途に好ましく用いる
ことができる。
ロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカ
ルボキシレート400部(重量部、以下同じ)、メチル
ヘキサヒドロ無水フタル酸500部、下記の式で表され
るテトラ−n−ブチルホスホニウムo,o−ジエチルホ
スホロジチオエート15部、グリセリン9部及びシリコ
ーン系界面活性剤1部を撹拌混合して25℃で200ポ
イズのエポキシ樹脂塗工液を調製した。
紫外線硬化型樹脂の17重量%トルエン溶液をダイより
吐出させて0.2m/分の一定速度で回転走行するステ
ンレス製エンドレスベルト上に流延塗布し、トルエンを
揮発乾燥後、低圧水銀灯を介し紫外線(254nm)を積
算で2000mJ/cm2照射して硬化処理し、幅500m
m、厚さ2μmのウレタン系樹脂層を形成した。
ウレタン系樹脂層の上に上記で得たエポキシ樹脂塗工液
を25℃のダイより連続に吐出させてシート状に流延展
開し、その展開層を加熱装置の各ゾーンを順次介して7
0℃で10分間、80℃で5分間、90℃で5分間、1
20℃で5分間の加熱処理を1.5ポイズ以上の展開層
粘度の維持下に施した後、110℃に温調した従動ドラ
ム上で硬化シートをそれに密着したウレタン系樹脂層と
共にエンドレスベルトより剥離回収し、有効幅490mm
のエポキシ樹脂シートを連続的に得、それを490mm角
に切断した。なお前記においては、加熱装置部ではエン
ドレスベルトの水平レベルを200μm/m、幅方向の
温度差を0.4℃/cm以下に維持した。
かは例1に準じてエポキシ樹脂シートを得た。
μm/mとしたほかは例1に準じてエポキシ樹脂シート
を得た。
8℃/cmの範囲としたほかは例1に準じてエポキシ樹脂
シートを得た。
例1に準じてエポキシ樹脂シートを得た。
ける内側480mm角の範囲における60点でレーザ厚さ
計にて厚さを測定し、その平均厚さと標準偏差を調べ
た。その結果を次表に示した。
Claims (3)
- 【請求項1】 支持体の上に設けた易剥離性の樹脂層の
上に、エポキシ樹脂塗工液を5ポイズ以上の粘度でシー
ト状に順次展開しつつ、その展開層を0.1ポイズ以上
の粘度の維持下に加熱硬化処理して厚さが100μm以
上の硬化シートを形成し、それを当該樹脂層と共に支持
体より剥離回収することを特徴とするエポキシ樹脂シー
トの連続製造方法。 - 【請求項2】 請求項1において、加熱硬化処理の昇温
時に展開層の幅方向における温度のバラツキを0.5℃
/cm以下とする連続製造方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、加熱硬化処理
の昇温時に支持体の水平レベルを、形成する硬化シート
の有効幅の5倍量あたり1mm以下に維持する連続製造方
法。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP23125799A JP4251731B2 (ja) | 1998-12-03 | 1999-08-18 | エポキシ樹脂シートの連続製造方法 |
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| JP10-360066 | 1998-12-03 | ||
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|---|---|
| JP (1) | JP4251731B2 (ja) |
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