JP2000225735A - 画像印刷装置 - Google Patents

画像印刷装置

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JP2000225735A
JP2000225735A JP11029417A JP2941799A JP2000225735A JP 2000225735 A JP2000225735 A JP 2000225735A JP 11029417 A JP11029417 A JP 11029417A JP 2941799 A JP2941799 A JP 2941799A JP 2000225735 A JP2000225735 A JP 2000225735A
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JP
Japan
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image data
band
image
bands
same
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JP11029417A
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English (en)
Inventor
Katsumi Kobayashi
勝己 小林
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、イメージ展開した画像データを記
憶させるRAMを効率よく使用すると共に、バスのトラ
フィック量を低減させて印刷処理を高速化することがで
きる画像印刷装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 プリンタコントローラ12において、ホ
ストコンピュータ10上において作成された画像データ
を副走査方向のバンドに区切って複数の色にイメージ展
開すると共に、展開中のページ内においてそれまでに展
開したバンドと比較して、画像データが同一のバンドが
存在するか否かを判別する。画像データが同一のバンド
が存在すると判別された場合には、画像データが同一の
バンドのうち、先に存在したバンドの画像データのみを
RAM22に記憶し、画像データが同一の後のバンドの
画像データはRAM22に記憶せず、後のバンドのアド
レスに画像データが同一の先のバンドのアドレス情報を
記録しておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像印刷装置に係
り、特にカラー画像の印刷を行う画像印刷装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像印刷装置を使用する場合、
使用者が印刷したい画像をホストコンピュータ上におい
て作成した後、印刷を行うプリンタを指定して、作成し
た画像の印刷命令を出す。
【0003】この印刷命令が出されると、ホストコンピ
ュータ内部に記憶されているプリンタドライバと呼ばれ
るソフトウェアにより、プリンタコントローラ側におい
て解釈可能な命令コードの体系に画像データが変換され
た後、このプリンタドライバソフトにより変換された画
像データがホストコンピュータから接続先のプリンタコ
ントローラのホストインターフェースに出力される。
【0004】プリンタコントローラにおいては、ホスト
インターフェースが印刷する画像データの受信を開始す
ると、転送されてきた画像データをプリンタコントロー
ラ内部のCPU(Central Processing Unit ;中央処理
装置)によりRAM(RandomAccess Memory)にイメー
ジ描画、展開する。
【0005】プリンタコントローラにおいて画像を描
画、展開する方式としては、1ページの印刷イメージを
そのまま記憶するフルビットマップ方式と、印刷イメー
ジをバンドに区切るパーシャルビットマップ方式があ
る。
【0006】例えば、図10に示されるような画像をR
AMに記憶する際には、フルビットマップ方式の場合、
図11のアドレスマップに示されるように、描画開始ア
ドレスから描画終了アドレスまで、1ページ分のイメー
ジデータをそのまま記憶させる。但し、実際のアドレス
マップは1バイトずつのコードデータとなっており、画
像の先頭番地からシリアルに画像データが並ぶ構成とな
っている。
【0007】また、パーシャルビットマップ方式の場合
には、図12に示されるように、印刷する画像を副走査
方向に複数の同じ幅のバンドに区切り、図13に示され
るように、ワークRAM上のバンドが入りきる空いてい
る領域を各バンドに割り当てて、画像の描画を行う。な
お、ここでは、印刷する画像を8バンドに区切っている
が、そのバンドの数は8バンドに限られるものではな
く、いくつであっても構わない。
【0008】このようにパーシャルビットマップ方式を
用いることにより、ワークRAM上に必ずしも1ページ
分の連続した空きRAM領域を確保することができない
場合であっても、印刷するページを副走査方向のバンド
に区切って任意のRAMアドレス上にイメージ展開する
ことが可能になる。そして、このようなパーシヤルビッ
トマップ方式を用いて処理する方式の画像印刷装置の先
行技術として、例えば特開平5−96794号公報に係
る「プリンタ」がある。
【0009】次に、CPUにより印刷する画像のRAM
へのイメージ展開がされた後、プリンタエンジンに印刷
起動命令が発令されると共に、イメージ展開した画像デ
ータがプリンタエンジンに出力され、印刷が実行され
る。
【0010】なお、プリンタエンジンに画像を出力す
る、いわゆる通常のビデオ出力の場合には、膨大な量の
データを短期間で転送しなければならないことから、ビ
デオDMA(Direct Memory Access)コントローラにお
いてDMA処理を行うことにより、高速化を図ってい
る。
【0011】また、パーシャルビットマップ方式の場合
には、ビデオDMAコントローラに印刷を行うバンドの
DMAの開始アドレス、転送回数を指定して、設定した
転送回数分のDMA動作を行う。
【0012】更に、ビデオDMAコントローラにおいて
は、DMA転送が終了すると、CPUにビデオDMA終
了のインタラプトを発信し、終了を知らせる。CPUに
おいては、次に続くバンドのDMAパラメータを再びビ
デオDMAコントローラに設定し、同様なビデオDMA
動作を行うことにより、プリンタエンジンへの出力を完
了する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
画像印刷装置においては、レーザプリンタエンジンの発
達に伴い、高速で高解像度の画像を扱うマシーンが増
え、更にカラーのレーザプリンタも開発されている現状
から、プリンタコントローラには大容量のRAMが必要
となってきている。また、このRAMの大容量化の一方
で、圧縮技術を用いることにより、容量のより少ないR
AMを用いるプリンタコントローラを構成する必要も出
てきた。
【0014】また、上述のパーシャルビットマップ方式
を用いる従来のプリンタコントローラにおいては、印刷
する画像データを副走査方向に複数の同じ幅のバンドに
区切り、ワークRAM上のバンドが入りきる空いている
領域を各バンドに割り当てて画像データの複数の色への
展開を行っているが、その際に、各色間に同一の画像デ
ータのバンドが複数存在していている場合であっても、
複数の同じ画像データを記憶させておくのに必要な容量
のRAMを確保しておかなければならないことから、R
AMの大容量化が必要となり、コストが高くなってしま
うという不具合もあった。
【0015】また、画像データが同一のバンドであるに
も拘らず、そのバンドの分のイメージ画像を記憶させて
おくのに必要な容量のRAMを確保しておかなくてはな
らないことから、その領域について次ページの印刷のた
めのメモリクリア処理を行わなくてはならず、印刷処理
の速度を低下させてしまうという不具合もあった。
【0016】また、通常のプリンタコントローラにおい
ては、イメージ展開した画像データを圧縮して記憶させ
ておき、ビデオDMAによって印刷する際にイメージデ
ータの伸張処理をして出力するのが一般的であるが、同
一の画像データのバンドに対してもそれぞれRAMから
圧縮処理された画像データを読み出し、伸張処理を施し
た後に出力するなどの無駄な処理を繰り返すことによ
り、RAMが接続されているバスのトラフィック量が増
加して、更に印刷処理の速度を低下させてしまうという
不具合もあった。
【0017】また更に、ホストコンピュータからプリン
タコントローラへの画像転送の際には、イメージ転送に
よって印刷する方式の場合においても同一の画像データ
をそれぞれ転送しなくてはならないため、画像転送量が
増加してしまい、処理速度を低下させてしまうだけでは
なく、ネットワーク環境に接続して動作させる場合等に
おいてはネットワーク全体のトラフィック量を増加させ
てしまうという不具合もあった。
【0018】そこで本発明は、上記問題点を鑑みてなさ
れたものであり、イメージ展開した画像データを記憶さ
せるRAMを効率よく使用すると共に、バスのトラフィ
ック量を低減させて印刷処理を高速化することができる
画像印刷装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の本発
明に係る画像印刷装置により達成される。即ち、請求項
1に係る画像印刷装置は、ホストコンピュータ上におい
て作成された画像データをプリンタコントローラを介し
てプリンタエンジンに出力し、印刷を実行する画像印刷
装置であって、プリンタコントローラが、ホストコンピ
ュータ上において作成された画像データを副走査方向の
バンドに区切って複数の色に展開する処理手段と、この
処理手段によりバンドに区切って展開された画像データ
が各色間でバンド毎に同一であるか否かを判別する判別
手段と、この判別手段により画像データが同一のバンド
が存在すると判別された場合に、画像データが同一のバ
ンドのうち、一方のバンドの画像データのみを記憶する
記憶手段と、画像データをプリンタエンジンに出力する
際、画像データが同一のバンドのうち、他方のバンドの
画像データを出力する場合に、記憶手段に記憶された一
方のバンドの画像データを出力する出力手段とを有する
ことを特徴とする。
【0020】このように請求項1に係る画像印刷装置
は、そのプリンタコントローラにおいて、ホストコンピ
ュータ上において作成された画像データを副走査方向の
バンドに区切って複数の色に展開すると共に、バンドに
区切って展開された画像データが各色間でバンド毎に同
一であるか否かを判別し、画像データが同一のバンドが
存在すると判別された場合には、その画像データが同一
のバンドのうち、一方のバンドの画像データのみを記憶
手段に記憶し、他方のバンドの画像データは記憶手段に
記憶しないでおき、他方のバンドの画像データを出力す
る場合には、記憶手段に記憶させた一方のバンドの同一
内容の画像データを出力することにより、バンド間で共
通する画像データを重複して記憶させることを省略し
て、バンドに区切って展開された画像データの全てを記
憶手段に記憶させる必要がなくなるため、記憶手段の容
量が節約されて、効率よく使用されると共に、記憶手段
から画像データを転送する際のバスのトラフィック量も
低減されて、印刷処理の高速化が実現される。
【0021】また、請求項2に係る画像印刷装置は、ホ
ストコンピュータ上において作成された画像データをプ
リンタコントローラを介してプリンタエンジンに出力
し、印刷を実行する画像印刷装置であって、ホストコン
ピュータが、ホストコンピュータ上において作成された
画像データを副走査方向のバンドに区切って複数の色に
展開する処理手段と、この処理手段によりバンドに区切
って展開された画像データが各色間でバンド毎に同一で
あるか否かを判別する判別手段とを有し、プリンタコン
トローラが、判別手段により画像データが同一のバンド
が存在すると判別された場合に、画像データが同一のバ
ンドのうち、一方のバンドの画像データのみを記憶する
記憶手段と、画像データをプリンタエンジンに出力する
際、画像データが同一のバンドのうち、他方のバンドの
画像データを出力する場合には、記憶手段に記憶された
一方のバンドの画像データを出力する出力手段とを有す
ることを特徴とする。
【0022】このように請求項2に係る画像印刷装置
は、そのホストコンピュータにおいて、ホストコンピュ
ータ上において作成された画像データを副走査方向のバ
ンドに区切って複数の色に展開すると共に、バンドに区
切って展開された画像データが各色間でバンド毎に同一
であるか否かを判別することにより、画像データが同一
のバンドが存在すると判別された場合には、各バンド間
で共通する画像データを重複してホストコンピュータか
らプリンタコントローラに転送することを省略して、バ
ンドに区切って展開された画像データの全てをプリンタ
コントローラに転送する必要がなくなるため、画像デー
タの転送量が低減されて、印刷処理の高速化が実現され
る。
【0023】また、そのプリンタコントローラにおい
て、その画像データが同一のバンドのうち、一方のバン
ドの画像データのみを記憶手段に記憶し、他方のバンド
の画像データは記憶手段に記憶しないでおき、他方のバ
ンドの画像データを出力する場合には、記憶手段に記憶
させた一方のバンドの同一内容の画像データを出力する
ことにより、画像データが同一のバンドが存在すると判
別された場合には、各バンド間で共通する画像データを
重複して記憶させることを省略して、バンドに区切って
展開された画像データの全てを記憶手段に記憶させる必
要がなくなるため、記憶手段の容量が節約されて、効率
よく使用されると共に、記憶手段から画像データを転送
する際のバスのトラフィック量も低減されて、印刷処理
の高速化が実現される。
【0024】なお、この請求項2に係る画像印刷装置
は、例えばイメージプリンタやGDI(Graphics Devic
e Interface )プリンタのように、ホストコンピュータ
側においてイメージ展開や各種画像処理を行う場合の画
像印刷装置に特に好適である。
【0025】また、請求項3に係る画像印刷装置は、上
記請求項1又は2に係る画像印刷装置において、前記処
理手段が、ホストコンピュータ上において作成された画
像データをページ毎に副走査方向のバンドに区切って複
数の色に展開し、前記判別手段が、処理手段によりペー
ジ毎にバンドに区切って展開された画像データが各色間
でバンド毎に同一であるか否かを展開中のページ内にお
いて判別することを特徴とする。
【0026】このように請求項3に係る画像印刷装置に
おいては、画像データを副走査方向のバンドに区切って
複数の色に展開する処理をページ毎に行い、ページ毎に
バンドに区切って展開された画像データが各色間でバン
ド毎に同一であるか否かの判別を展開中のページ内にお
いて行うことにより、その処理及び判別が容易に且つ高
速で行われるため、印刷処理の高速化が実現される。
【0027】また、請求項4に係る画像印刷装置は、上
記請求項3に係る画像印刷装置において、前記判別手段
が、処理手段によりページ毎にバンドに区切って展開さ
れた画像データが各色間でバンド毎に同一であるか否か
を展開中のページ内においてのみならず、この展開中の
ページの前のページにまで渡って判別することを特徴と
する。
【0028】このように請求項4に係る画像印刷装置に
おいては、バンドに区切って展開された画像データが各
色間でバンド毎に同一であるか否かの判別を展開中のペ
ージ内においてのみならず、この展開中のページの前の
ページにまで渡って行うことにより、その検索範囲が拡
大され、展開中のページ以前に存在する各バンド間で共
通する全ての画像データを省略することが可能になるた
め、記憶手段の容量がより一層節約されて、更に効率よ
く使用されると共に、バスのトラフィック量もより一層
低減されて、更に印刷処理の高速化が実現される。
【0029】また、請求項5に係る画像印刷装置は、上
記請求項4に係る画像印刷装置において、前記前のペー
ジが、展開中のページの直前の1ページであることを特
徴とする。
【0030】いま、バンドに区切って展開された画像デ
ータが各色間でバンド毎に同一であるか否かの判別を展
開中のページより前の全てのページにまで渡って行う
と、展開中のページ以前に存在する各バンド間で共通す
る全ての画像データを省略することが可能になって記憶
手段の容量がより一層節約される反面、検索範囲が余り
に拡大されて、却ってその判別に時間を要する恐れが生
じる。また、展開中のページより前のページにおいて、
画像データが同一のバンドが存在する確率は展開中のペ
ージの直前の1ページが最も高いと推測される。
【0031】そこで、検索範囲の拡大と判別処理の迅速
化を両立させ、記憶手段の容量の節約による効率よい使
用を達成するためには、バンドに区切って展開された画
像データが各色間でバンド毎に同一であるか否かの判別
の検索範囲を展開中のページの直前の1ページにまで拡
大することが好適である。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係
る画像印刷装置を示すブロック図である。図2はプリン
タコントローラにおいて副走査方向のバンドに区切って
複数の色に展開した画像データを示す図表であって、
(a)はシアンの場合の画像データを、(b)はマゼン
タの場合の画像データをそれぞれ示すものである。図3
はプリンタコントローラにおいてバンドに区切って展開
された画像データが各色間でバンド毎に同一であるか否
かを判別して所定の画像データを記憶する手順を示すフ
ローチャートである。図4はバンドの割当てを記録する
テーブルを示す図表であって、(a)はシアンの場合の
アドレス情報を、(b)はマゼンタの場合のアドレス情
報をそれぞれ示すものである。
【0033】図1に示されるように、本実施形態に係る
画像印刷装置は、印刷を行いたい画像データを作成する
ホストコンピュータ10と、このホストコンピュータ1
0上において作成された画像データのイメージ展開等を
行うプリンタコントローラ12と、プリンタコントロー
ラ12においてイメージ展開された画像データに基づい
て印刷を実行するプリンタエンジン14とから構成され
ている。
【0034】また、プリンタコントローラ12は、ホス
トコンピュータ10から転送されてくる画像データを受
信するホストインターフェース16と、このホストイン
ターフェース16にシステムバス18を介して接続さ
れ、画像データを副走査方向のバンドに区切って複数の
色にイメージ展開すると共に、このイメージ展開された
画像データが各色間でバンド毎に同一であるか否かを判
別するCPU20と、CPU20及びホストインターフ
ェース16にシステムバス18を介して接続され、画像
データを記憶するRAM22と、CPU20にシステム
バス18を介して接続され、CPU20を動作させるた
めのプログラムコードやテキスト画像のイメージ展開に
使用するフォント情報等を記憶しているROM24と、
CPU20及びRAM22にシステムバス18を介して
接続され、RAM22から読み出した画像データのDM
A処理を行うビデオDMAコントローラ26と、このビ
デオDMAコントローラ26に接続され、圧縮されてい
る画像データを伸張する伸張器28と、ビデオDMAコ
ントローラ26及び伸張器28に接続され、RAM22
から読み出した画像データを一時的に記憶させておくバ
ンドバッファ30と、このバンドバッファ30に接続さ
れ、バンドバッファ30から読み出した印刷データをプ
リンタエンジン14に出力するエンジンインターフェー
ス32とから構成されている。
【0035】次に、図1に示す画像印刷装置の動作を説
明する。先ず、画像印刷装置の使用者は、ホストコンピ
ュータ10上で動作するアプリケーションソフトウェア
を利用して、印刷を行いたい画像データを作成する。こ
のとき、使用者によって作成される画像データには、複
数ページに渡っているものや、カラーデータとして作成
されるもの等、各種の画像データが存在する。
【0036】次いで、使用者は、画像データの作成が完
了した時点において、ホストコンピュータ10に接続さ
れている印刷可能なプリンタのうち、実際に印刷を行い
たいプリンタを選択して、印刷命令を発令する。そし
て、その際の使用者からの印刷命令には、印刷部数の指
定、カラーかモノクロかの指定、拡大率や縮小率の指
定、用紙のサイズの指定、また1枚の用紙に複数のペー
ジをまとめて印刷する集約印刷を行うか否かの指定な
ど、各種の印刷モードを指定する内容が含まれる。
【0037】こうして使用者から印刷命令が発令される
と、使用者によって指定された各種モードを満足するよ
うに、ホストコンピュータ10内部に記憶されているプ
リンタドライバにより、ホストコンピュータ10に接続
されているプリンタコントローラ12が解読可能な言語
形式のコードに画像データが変換され、この解読可能な
コード情報に変換された画像データがプリンタコントロ
ーラ12内部のホストインターフェース16に転送され
る。
【0038】次いで、プリンタコントローラ12におい
ては、ネットワークや各種インターフェースで構成され
るホストインターフェース16により、ホストコンピュ
ータ10から転送されてきた画像データを受信する。こ
のホストインターフェース16における画像データの受
信が開始されると、CPU20に対してインタラプトを
発生させ、印刷命令が発令されたことを知らせると共
に、ホストインターフェース16にコード情報として受
信された画像データをRAM22にバッファリングして
一時的に記憶させる。
【0039】そして、CPU20においては、RAM2
2にコード情報としてバッファリングした画像データを
プリンタエンジン14において印刷可能なようにするた
め、イメージ展開してビットマップ情報に変換する。そ
の際に、仮想的に画像データをプリンタエンジン14の
副走査方向のバンドに区切って複数の色にイメージ展開
する。
【0040】具体的には、例えば図3(a)、(b)に
示されるように、展開中の1ページの画像データをプリ
ンタエンジン14の副走査方向のバンド0からバンド7
までの8バンドに区切ってイメージ展開する。なお、1
つの文字Cがバンド3とバンド4の複数のバンドにまた
がっている場合には、文字Cを2つに分解してイメージ
展開する。
【0041】また、画像データがカラーの場合には、ホ
ストコンピュータで扱われる画像は通常RGB(Red,Gr
een,Blue;赤、緑、青)によって表現されているが、印
刷を行う場合にはCMYK(Cyan,Mangenta,Yellow,Bla
ck;青緑、赤紫、黄、黒)によって表わされるため、C
MYKの各色成分に分割し、更にバンドに分けて処理を
行う。ここでは、図3(a)、(b)に示されるよう
に、シアン、マゼンタの順でイメージ展開している。
【0042】続いて、CPU20において、バンドに区
切って展開された画像データが各色間でバンド毎に同一
であるか否かを判別する。即ち、図3のフローチャート
に示されるように、展開中のページ内においてそれまで
に展開したバンドと比較して、画像データが同一のバン
ドが存在するか否かを判別する(ステップ1)。
【0043】そして、図2(a)に示されるシアンのバ
ンド0〜バンド7において、画像データが同一のバンド
が展開中のページ内にない場合には、RAM22に1バ
ンド分の画像データが入りきる容量のあるRAM空間を
割り当てて、割り当てたRAM空間に“0”を書き込む
RAMクリアを行う。この際、RAM空間は、1バンド
分が連続している領域であれば、どのアドレスを割り当
ててもよい。また、各バンドを割り当てたことを記憶し
ておくために、図4(a)に示されるように、シアンの
バンド0〜バンドの開始アドレス及び終了アドレスをテ
ーブルに記録する(ステップ2)。
【0044】また、図2(b)に示されるマゼンタのバ
ンド0〜バンド7において、マゼンタのバンド0の画像
データが図2(a)に示されるシアンのバンド0の画像
データと同一である場合には、RAM22にマゼンタの
バンド0の画像データを入れるRAM空間の割り当ては
行わず、図4(b)に示されるように、マゼンタのバン
ド0の開始アドレス及び終了アドレスとして、シアンの
バンド0と同じ開始アドレス及び終了アドレスを記録す
る(ステップ3)。以下、マゼンタのバンド1〜バンド
7においても、同様である。
【0045】このようにして、それまでに展開したバン
ドと比較し、画像データが同一のバンドが存在すると判
別された場合には、画像データが同一のバンドのうち、
先に存在したバンドの画像データのみをRAM22に記
憶し、画像データが同一の後のバンドの画像データはR
AM22に記憶せず、後のバンドのアドレスに画像デー
タが同一の先のバンドのアドレス情報を記録しておく。
【0046】このため、バンドに区切る際に予め1ペー
ジ分のフレームメモリを確保する必要はなくなり、イメ
ージ展開する必要のあるバンドのみをRAM22に割り
当ててから展開する構成にすることが可能になり、RA
M22のメモリ領域が効率的に利用される。また、バン
ドを割り当てるときにのみメモリクリアを行うことによ
り、多重のメモリクリア処理を行わなくてよくなり、効
率的な処理を施すことが可能となる。また更に、画像デ
ータがカラーの場合には、通常複数の色でイメージ展開
することから、例えばイメージ展開する色が赤の場合に
は、MとYのみを展開すればよいため、各色毎にバンド
に区切って処理を施すことによってRAM22に冗長な
メモリ領域を確保する必要がなくなる。
【0047】次いで、CPU20によるRAM22への
イメージ展開と同時に、必要に応じて、RAM22に記
憶されたイメージデータを圧縮して、再びRAM22に
格納し直す。但し、必ずしも圧縮が行えるプリンタコン
トローラ12でなくてもよいし、また圧縮が可能な環境
であっても、RAM容量が多くて充分記憶できる場合な
どは、圧縮を行わずにイメージデータのまま記憶させる
場合もある。なお、圧縮を行う湯合には、専用の圧縮器
を用いて行う方式とCPU20によって行う方式の2種
類の方式がある。
【0048】次いで、CPU20によって受信された画
像データのうち、1ページ分のイメージ展開(場合によ
ってはその後の圧縮)が全て完了すると、CPU20は
ビデオDMAコントローラ26にビデオDMAを行わせ
るため、図4(a)、(b)のテーブルにしたがって各
種パラメータをセットした後、ビデオDMAの開始を指
令する。なお、設定するパラメータとしては、DMA動
作を行うRAM22上の開始アドレスの指定や、DMA
転送する際の転送回数の指定や、ビデオDMAを行うイ
メージデータが圧縮されているか否かの指定などがあ
る。
【0049】そして、このように転送回数を任意に変更
可能な構成にすることにより、任意のバンド幅を指定で
きるようになる。また、ここで画像データが同一のバン
ドを検出した際に記憶しておいたアドレス情報を用い
て、先に存在していた方のバンドの画像データをその後
の同一の画像データのバンドに利用することにより、メ
モリの節約を可能にしている。
【0050】ビデオDMAコントローラ26において
は、各パラメータが指定され、DMAの起動がかかる
と、RAM22上の指定された開始アドレスから順次画
像データを読み出し、その読み出した画像データをその
ままバンドバッファ30に書き込んで一時的に記憶させ
ておく。
【0051】なお、このとき、RAM22から読み出し
た画像データが庄縮されている場合には、この読み出し
てきた画像データをビデオDMAコントローラ26から
伸張器28に出力する。一般的に、プリンタエンジン1
4に出力する画像データは、イメージデータとして扱
い、短期間に大容量のデータを転送しなければならず、
庄縮されている画像データの伸張処理をCPU20にお
いて行うとプリントオーバーランが発生してしまうた
め、ビデオDMAを行う際には、専用の伸張器28を用
いることとなる。
【0052】この専用の伸張器28においては、ビデオ
DMAコントローラ26から転送されてきた画像データ
を圧縮した方式と逆の方式を使用して伸張作業を行った
後、伸張後の画像データをバンドバッファ30に一時的
に記憶させておく。
【0053】次いで、プリンタエンジン14のステータ
スを検出して、プリンタエンジン14に印刷ジャムなど
がなく、印刷可能な状態であるならば、エンジンインタ
ーフェース32を介してプリンタエンジン14に印刷起
動命令を発令する。
【0054】エンジンインターフェース32において
は、プリンタエンジン14の印刷可能な解像度、速度に
合わせて、バンドバッファ30から画像データを読み出
し、プリンタエンジン14に出力する。
【0055】また、プリンタエンジン14においては、
転送されてきたビットマップデータの印刷を実行して、
印刷を完了する。以上の操作を1ページ分のうちの全て
のバンドについて行うことにより、1ページ分の画像の
印刷が完了する。
【0056】なお、1つのバンドのDMA転送が完了し
た時点で、ビデオDMAコントローラ26はCPU20
にインタラプトを発生してDMA転送の終了を伝える。
そして、CPU20においてインタラプトを検知した時
点で、次のバンドのパラメータをビデオDMAコントロ
ーラ26に再設定し直し、それ以降同様の処理を行っ
て、最終のバンドまで印刷を行う。
【0057】但し、印刷が複数ページに渡る場合には、
前のページのイメージ展開が終了して、ビデオDMA動
作によって印刷処理を行うと同時に、システムバス18
が空いている時間を利用して次のページのイメージ展開
を行う並列処理をする。このようにして、全てのページ
の印刷が終了した時点で印刷処理を完了する。以上の操
作を行うことにより、画像データが同一のバンドのイメ
ージ転送を重複して行うことなく、印刷が可能となる。
【0058】このように本実施形態に係る画像印刷装置
によれば、そのプリンタコントローラ12において、ホ
ストコンピュータ10上において作成された画像データ
をプリンタエンジン14の副走査方向のバンドに区切っ
て複数の色にイメージ展開すると共に、展開中のページ
内においてそれまでに展開したバンドと比較して、画像
データが同一のバンドが存在するか否かを判別し、画像
データが同一のバンドが存在すると判別された場合に
は、画像データが同一のバンドのうち、先に存在したバ
ンドの画像データのみをRAM22に記憶し、画像デー
タが同一の後のバンドの画像データはRAM22に記憶
せず、後のバンドのアドレスに画像データが同一の先の
バンドのアドレス情報を記録しておくことにより、バン
ドに区切る際に予め1ページ分のフレームメモリを確保
する必要はなくなり、イメージ展開する必要なバンドの
みをRAM22に割り当ててから展開する構成にするこ
とが可能になるため、RAM22の容量を節約して、そ
のメモリ領域を効率的に利用することができる。
【0059】また、画像データが同一のバンドのうち、
後のバンドの画像データをプリンタエンジン14に出力
する場合には、先に存在したバンドのアドレスに記憶さ
せた同一内容の画像データを出力することにより、各バ
ンド間で共通する画像データを重複して転送し、出力す
ることが省略されることから、システムバス18のトラ
フィック量が低減されて、印刷処理の高速化を実現する
ことができる。
【0060】(第2の実施形態)図5は本発明の第2の
実施形態に係る画像印刷装置のプリンタコントローラに
おいて副走査方向のバンドに区切って複数の色に展開し
た画像データを示す図表であって、(a)はシアンの場
合の前ページの画像データを、(b)はマゼンタの場合
の前ページの画像データを、(c)はシアンの場合の展
開中のページの画像データを、(d)はマゼンタの場合
の展開中のページの画像データをそれぞれ示すものであ
る。図6はバンドの割当てを記録するテーブルを示す図
表であって、(a)はシアンの場合の前ページのアドレ
ス情報を、(b)はマゼンタの場合の前ページのアドレ
ス情報を、(c)はシアンの場合の展開中のページのア
ドレス情報を、(d)はマゼンタの場合の展開中のペー
ジのアドレス情報をそれぞれ示すものである。
【0061】本実施形態に係る画像印刷装置は、上記第
1の実施形態に係る画像印刷装置がそのプリンタコント
ローラ12においてバンドに区切ってイメージ展開され
た画像データが各色間でバンド毎に同一であるか否かを
判別する際に、展開中のページ内においてそれまでに展
開したバンドと比較して画像データが同一のバンドが存
在するか否かを判別しているのに対して、その検索範囲
を展開中のページ内のみならず、この展開中のページの
直前の1ページ(以下、単に「前ページ」という)にま
で拡大して判別する点に特徴がある。
【0062】即ち、本実施形態に係る画像印刷装置は、
そのプリンタコントローラ12において、上記第1の実
施形態の場合と同様にして、画像データをイメージ展開
してビットマップ情報に変換する際に、仮想的に画像デ
ータを副走査方向のバンドに区切って複数の色にイメー
ジ展開する。
【0063】具体的には、図5(c)、(d)に示され
るように、展開中のページにおける画像データをプリン
タエンジン14の副走査方向のバンド0からバンド7ま
での8バンドに区切ってシアン、マゼンタの順でイメー
ジ展開する。なお、このとき、展開中のページの前ペー
ジにおける画像データは、例えば図5(a)、(b)に
示されるように、プリンタエンジン14の副走査方向の
バンド0からバンド7までの8バンドに区切ってシア
ン、マゼンタの順でイメージ展開されているものとす
る。
【0064】そして、展開中のページの前ページにおけ
るシアン及びマゼンタのそれぞれのバンド0〜バンド7
の開始アドレス及び終了アドレスは、図6(a)、
(b)のテーブルに示されるように記録されている。
【0065】続いて、CPU20において、バンドに区
切って展開された画像データが各色間でバンド毎に同一
であるか否かを判別するが、その際に、展開中のページ
内においてのみならず、前ページにまで検索範囲を拡大
して、画像データが同一のバンドが存在するか否かを判
別する。
【0066】具体的には、例えば図5(a)、(b)、
(c)、(d)に示されるように、展開中のページのシ
アン及びマゼンタのそれぞれのバンド1の画像データが
前ページのシアン及びマゼンタのそれぞれのバンド0の
画像データと同一の場合には、図6(c)、(d)のテ
ーブルに示されるように、展開中のページのシアン及び
マゼンタのそれぞれのバンド1のアドレス情報として、
図6(a)、(b)のテーブルに記録されている前ペー
ジのシアン及びマゼンタのそれぞれのバンド0のアドレ
ス情報と同じ開始アドレス、終了アドレスを記録する。
そして、このような操作を繰り返して、展開中の1ペー
ジ分の全ての色のバンドについてイメージ展開を行う。
【0067】このように本実施形態に係る画像印刷装置
によれば、そのプリンタコントローラ12においてバン
ドに区切って展開された画像データが各色間でバンド毎
に同一であるか否かを判別する際に、その検索範囲を展
開中のページ内のみならず、画像データが同一のバンド
が存在する確率が最も高いと推測される前ページにまで
拡大して判別することにより、検索範囲の拡大と判別処
理の迅速化を両立させて、RAM22の容量をより一層
節約し、そのメモリ領域を更に効率的に利用することが
できる。
【0068】(第3の実施形態)図7は本発明の第3の
実施形態に係る画像印刷装置のホストコンピュータにお
いて副走査方向のバンドに区切って展開された画像デー
タが各色間でバンド毎に同一であるか否かを判別して所
定の画像データを記憶する手順を示すフローチャートで
ある。図8は本発明の第3の実施形態に係る画像印刷装
置のホストコンピュータにおいて副走査方向のバンドに
区切って展開された画像データが各色間でバンド毎に同
一であるか否かを判別して所定のバンド情報を記録する
テーブルを示す図表である。図9は本発明の第3の実施
形態に係る画像印刷装置のホストコンピュータにおいて
作成されるメモリマップを示す図表である。
【0069】本実施形態に係る画像印刷装置は、上記第
1の実施形態に係る画像印刷装置がそのプリンタコント
ローラ12において画像データを副走査方向のバンドに
区切って複数の色にイメージ展開し、このバンドに区切
って展開された画像データが各色間でバンド毎に同一で
あるか否かを判別しているのに対して、こうした画像デ
ータを副走査方向のバンドに区切って複数の色にイメー
ジ展開し、バンドに区切って展開された画像データが各
色間でバンド毎に同一であるか否かを判別する処理をホ
ストコンピュータ10において行う点に特徴がある。
【0070】即ち、本実施形態に係る画像印刷装置は、
そのホストコンピュータ10上において作成された画像
データをプリンタドライバを用いてプリンタコントロー
ラ12が解読可能な言語形式のコードに変換した後、こ
の解読可能なコード情報に変換された画像データをプリ
ンタコントローラ12に転送するが、その際に、プリン
タコントローラ12において解読可能なエミュレーショ
ンが例えばGDIプリンタ方式のようにプリンタドライ
バから直接バンドに区切って転送されてくるような場合
には、画像データのプリンタコントローラ12への転送
前に、バンドに区切ってイメージ展開された画像データ
が各色間でバンド毎に同一であるか否かを判別する。
【0071】具体的には、図7のフローチャートに示さ
れるように、ホストコンピュータ10において、仮想的
に画像データを副走査方向のバンドに区切って複数の色
にイメージ展開すると共に、各バンドの画像データを展
開中のページ内においてそれまでに展開したバンドの画
像データと比較して、画像データが同一のバンドが存在
するか否かを判別する(ステップ1)。
【0072】そして、その判別した結果を各バンドの情
報として図8に示されるテーブルに記録する。例えば、
マゼンタのバンド0について、その画像データが同一の
バンドがないと判別された場合には、図8に示されるよ
うに、バンド情報の欄に例えば「マゼンタのバンド0」
などとそのバンド自身の情報を記録し、同一バンド情報
の欄に「なし」と記録すると共に、そのバンド分の画像
データを記憶する(ステップ2)。
【0073】また、画像データが同一のバンドがあると
判別された場合には、図8に示されるように、バンド情
報の欄に例えば「マゼンタのバンド0」などとそのバン
ド自身の情報を記録し、同一バンド情報の欄に例えば
「シアンのバンド0と同一」などと記録するのみで、そ
のバンド分の画像データは記憶しないでおく(ステップ
3)。
【0074】このようにして、例えば図9に示されるよ
うなメモリマップを作成する。即ち、シアンのバンド0
について、その画像データとそれまでに展開したバンド
の画像データと比較した結果、シアンのバンド0の画像
データと同一の画像データのバンドが存在しないと判別
された場合には、シアンのバンド0のバンド情報の欄に
「シアンのバンド0」と記録し、同一バンド情報の欄に
「なし」と記録すると共に、そのバンド分の画像データ
を記憶する。同様に、シアンのバンド2について、その
画像データと同一の画像データのバンドが存在しないと
判別された場合には、シアンのバンド2のバンド情報の
欄に「シアンのバンド2」、同一バンド情報の欄に「な
し」と記録すると共に、そのバンド分の画像データを記
憶する。
【0075】また、マゼンタのバンド0について、その
画像データと同一の画像データのバンド、例えばシアン
のバンド0が存在すると判別された場合には、マゼンタ
のバンド0のバンド情報の欄に「マゼンタのバンド0」
と記録し、同一バンド情報の欄に「シアンのバンド0と
同一」と記録するのみで、そのバンド分の画像データは
記憶しないでおく。
【0076】また、マゼンタのバンド1について、その
画像データと同一の画像データのバンドが存在しないと
判別された場合には、マゼンタのバンド1のバンド情報
の欄に「マゼンタのバンド1」と記録し、同一バンド情
報の欄に「なし」と記録すると共に、そのバンド分の画
像データを記憶する。
【0077】次いで、こうのように処理された画像デー
タをホストコンピュータ10からプリンタコントローラ
12に転送する(ステップ4)。このため、ホストコン
ピュータ10において副走査方向のバンドに区切って複
数の色にイメージ展開された画像データの全てが転送さ
れることはなく、バンド間で共通する画像データはその
転送を省略されることになる。
【0078】プリンタコントローラ12においては、ホ
ストコンピュータ10から転送されてきた画像データを
RAM22に記憶する際に、図8のテーブルに記録され
た各バンドの情報にしたがって、先ず上記図4に示され
るようなテーブルにアドレス情報を記憶させてから、R
AM22に書き込む。即ち、ホストコンピュータ10か
ら転送されてきたバンドに画像データが含まれているか
否かを判断する(ステップ5)。
【0079】そして、バンドに画像データが含まれてい
ると判断された場合には、RAM22にそのバンドの画
像データを割り当てると同時に、そのバンドの画像デー
タを割り当てたことを記憶しておくために、そのバンド
の開始アドレス及び終了アドレスをテーブルに記録する
(ステップ6)。また、バンドに画像データが含まれて
いないと判断された場合には、RAM22にそのバンド
の画像データを割り当てることなく、そのバンドの開始
アドレス及び終了アドレスをテーブルに記録しておく
(ステップ7)。
【0080】このように本実施形態に係る画像印刷装置
によれば、そのホストコンピュータ10において、ホス
トコンピュータ10上において作成された画像データを
プリンタエンジン14の副走査方向のバンドに区切って
複数の色に展開すると共に、展開中のページ内において
それまでに展開したバンドと比較して、画像データが同
一のバンドが存在するか否かを判別することにより、画
像データが同一のバンドが存在すると判別された場合に
は、そのバンドの情報を記録するのみで、そのバンド分
の画像データは記憶せず、ホストコンピュータ10から
プリンタコントローラ12に画像データを転送する際に
バンド間で共通する画像データの転送が省略されること
から、バンドに区切って展開された画像データの全てを
ホストコンピュータ10からプリンタコントローラ12
に転送する必要がなくなるため、画像データの転送量が
低減されて、印刷処理の高速化を実現することができ
る。
【0081】また、そのプリンタコントローラ12にお
いて、ホストコンピュータ10から転送されてきた画像
データをRAM22に記憶する際に、記録された各バン
ドの情報にしたがって先ず各バンドのアドレス情報を記
憶させてから、RAM22に画像データを書き込むこと
により、RAM22の容量を節約して、効率よく使用す
ることができると共に、システムバス18のトラフィッ
ク量も低減されて、印刷処理の高速化を実現することが
できる。
【0082】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り、本発明に係
る画像印刷装置によれば、次のような効果を奏すること
ができる。即ち、請求項1に係る画像印刷装置によれ
ば、そのプリンタコントローラにおいて、ホストコンピ
ュータ上において作成された画像データを副走査方向の
バンドに区切って複数の色に展開すると共に、バンドに
区切って展開された画像データが各色間でバンド毎に同
一であるか否かを判別し、画像データが同一のバンドが
存在すると判別された場合には、その画像データが同一
のバンドのうちの一方のバンドの画像データのみを記憶
手段に記憶し、他方のバンドの画像データは記憶手段に
記憶しないでおき、他方のバンドの画像データを出力す
る場合には、記憶手段に記憶させた一方のバンドの同一
内容の画像データを出力することにより、各バンド間で
共通する画像データを重複して記憶することが省略され
ることから、バンドに区切って展開された画像データの
全てを記憶手段に記憶させる必要がなくなるため、記憶
手段の容量を節約して、効率よく使用することができる
と共に、記憶手段から画像データを転送する際のバスの
トラフィック量も低減されて、印刷処理の高速化を実現
することができる。
【0083】また、請求項2に係る画像印刷装置によれ
ば、そのホストコンピュータにおいて、ホストコンピュ
ータ上において作成された画像データを副走査方向のバ
ンドに区切って複数の色に展開すると共に、バンドに区
切って展開された画像データが各色間でバンド毎に同一
であるか否かを判別することにより、画像データが同一
のバンドが存在すると判別された場合には、各バンド間
で共通する画像データを重複してホストコンピュータか
らプリンタコントローラに転送することが省略されるこ
とから、バンドに区切って展開された画像データの全て
をプリンタコントローラに転送する必要がなくなるた
め、画像データの転送量が低減されて、印刷処理の高速
化を実現することができる。
【0084】また、そのプリンタコントローラにおい
て、その画像データが同一のバンドのうちの一方のバン
ドの画像データのみを記憶手段に記憶し、他方のバンド
の画像データは記憶手段に記憶しないでおき、他方のバ
ンドの画像データを出力する場合には、一方のバンドの
アドレスに記憶させた同一内容の画像データを出力する
ことにより、画像データが同一のバンドが存在すると判
別された場合には、各バンド間で共通する画像データを
重複して記憶させることが省略されることから、バンド
に区切って展開された画像データの全てを記憶手段に記
憶させる必要がなくなるため、記憶手段の容量を節約し
て、効率よく使用することができると共に、記憶手段か
ら画像データを転送する際のバスのトラフィック量も低
減されて、印刷処理の高速化を実現することができる。
【0085】また、請求項3に係る画像印刷装置によれ
ば、画像データを副走査方向のバンドに区切って複数の
色に展開する処理をページ毎に行い、ページ毎にバンド
に区切って展開された画像データが各色間でバンド毎に
同一であるか否かを判別する際に、その判定処理を展開
中のページ内において行うことにより、その処理及び判
別が容易に且つ高速で行うことが可能になるため、印刷
処理の高速化を実現することができる。
【0086】また、請求項4に係る画像印刷装置によれ
ば、バンドに区切って展開された画像データが各色間で
バンド毎に同一であるか否かを判別する際に、その判定
処理を展開中のページ内においてのみならず、この展開
中のページの前のページにまで渡って行うことにより、
その検索範囲が拡大され、展開中のページ以前に存在す
る各バンド間で共通する全ての画像データを省略するこ
とが可能になるため、記憶手段の容量をより一層節約し
て、更に効率よく使用することができると共に、バスの
トラフィック量も一層低減されて、更に印刷処理の高速
化を実現することができる。
【0087】また、請求項5に係る画像印刷装置によれ
ば、バンドに区切って展開された画像データが各色間で
バンド毎に同一であるか否かの判定処理を展開中のペー
ジ内においてのみならず、この展開中のページの前のペ
ージにまで渡って行う際に、前のページとして展開中の
ページの直前の1ページにまでその検索範囲を拡大する
ことにより、検索範囲の拡大と判別処理の迅速化を両立
させて、記憶手段の容量の節約による効率よい使用を達
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る画像印刷装置を
示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る画像印刷装置の
プリンタコントローラにおいて副走査方向のバンドに区
切って複数の色に展開した画像データを示す図表であっ
て、(a)はシアンの場合の画像データを、(b)はマ
ゼンタの場合の画像データをそれぞれ示すものである。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る画像印刷装置の
プリンタコントローラにおいてバンドに区切って展開さ
れた画像データが各色間でバンド毎に同一であるか否か
を判別して所定の画像データを記憶する手順を示すフロ
ーチャートである。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る画像印刷装置に
おけるバンドの割当てを記録するテーブルを示す図表で
あって、(a)はシアンの場合のアドレス情報を、
(b)はマゼンタの場合のアドレス情報をそれぞれ示す
ものである。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る画像印刷装置の
プリンタコントローラにおいて副走査方向のバンドに区
切って複数の色に展開した画像データを示す図表であっ
て、(a)はシアンの場合の前ページの画像データを、
(b)はマゼンタの場合の前ページの画像データを、
(c)はシアンの場合の展開中のページの画像データ
を、(d)はマゼンタの場合の展開中のページの画像デ
ータをそれぞれ示すものである。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る画像印刷装置に
おけるバンドの割当てを記録するテーブルを示す図表で
あって、(a)はシアンの場合の前ページのアドレス情
報を、(b)はマゼンタの場合の前ページのアドレス情
報を、(c)はシアンの場合の展開中のページのアドレ
ス情報を、(d)はマゼンタの場合の展開中のページの
アドレス情報をそれぞれ示すものである。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る画像印刷装置の
ホストコンピュータにおいてバンドに区切って展開され
た画像データが各色間でバンド毎に同一であるか否かを
判別して所定の画像データを記憶する手順を示すフロー
チャートである。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る画像印刷装置の
ホストコンピュータにおいてバンドに区切って展開され
た画像データが各色間でバンド毎に同一であるか否かを
判別して所定のバンド情報を記憶する記録するテーブル
を示す図表である。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る画像印刷装置の
ホストコンピュータにおいて作成されるメモリマップを
示す図表である。
【図10】従来の画像印刷装置のRAMに記憶する画像
を示す図である。
【図11】従来の画像印刷装置のRAMにフルビットマ
ップ方式により記憶する画像のアドレスマップを示す図
である。
【図12】従来の画像印刷装置においてパーシャルビッ
トマップ方式により副走査方向のバンドに区切って展開
した画像データを示す図表である。
【図13】従来の画像印刷装置において作成されるメモ
リマップを示す図表である。
【符号の説明】
10 ホストコンピュータ 12 プリンタコントローラ 14 プリンタエンジン 16 ホストインターフェース 18 システムバス 20 CPU 22 RAM 24 ROM 26 ビデオDMAコントローラ 28 伸張器 30 バンドバッファ 32 エンジンインターフェース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータ上において作成され
    た画像データをプリンタコントローラを介してプリンタ
    エンジンに出力し、印刷を実行する画像印刷装置であっ
    て、 前記プリンタコントローラが、前記ホストコンピュータ
    上において作成された画像データを副走査方向のバンド
    に区切って複数の色に展開する処理手段と、前記処理手
    段によりバンドに区切って展開された画像データが各色
    間でバンド毎に同一であるか否かを判別する判別手段
    と、前記判別手段により画像データが同一のバンドが存
    在すると判別された場合に、画像データが同一のバンド
    のうち、一方のバンドの画像データのみを記憶する記憶
    手段と、画像データを前記プリンタエンジンに出力する
    際、画像データが同一のバンドのうち、他方のバンドの
    画像データを出力する場合に、前記記憶手段に記憶され
    た一方のバンドの画像データを出力する出力手段とを有
    することを特徴とする画像印刷装置。
  2. 【請求項2】 ホストコンピュータ上において作成され
    た画像データをプリンタコントローラを介してプリンタ
    エンジンに出力し、印刷を実行する画像印刷装置であっ
    て、 前記ホストコンピュータが、前記ホストコンピュータ上
    において作成された画像データを副走査方向のバンドに
    区切って複数の色に展開する処理手段と、前記処理手段
    によりバンドに区切って展開された画像データが各色間
    でバンド毎に同一であるか否かを判別する判別手段と、
    を有し、 前記プリンタコントローラが、前記判別手段により画像
    データが同一のバンドが存在すると判別された場合に、
    画像データが同一のバンドのうち、一方のバンドの画像
    データのみを記憶する記憶手段と、画像データを前記プ
    リンタエンジンに出力する際、画像データが同一のバン
    ドのうち、他方のバンドの画像データを出力する場合
    に、前記記憶手段に記憶された一方のバンドの画像デー
    タを出力する出力手段とを有することを特徴とする画像
    印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の画像印刷装置に
    おいて、 前記処理手段が、前記ホストコンピュータ上において作
    成された画像データをページ毎に副走査方向のバンドに
    区切って複数の色に展開し、 前記判別手段が、前記処理手段によりページ毎にバンド
    に区切って展開された画像データが各色間でバンド毎に
    同一であるか否かを展開中のページ内において判別する
    ことを特徴とする画像印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像印刷装置において、 前記判別手段が、前記処理手段によりページ毎にバンド
    に区切って展開された画像データが各色間でバンド毎に
    同一であるか否かを展開中のページ内においてのみなら
    ず、前記展開中のページの前のページにまで渡って判別
    することを特徴とする画像印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像印刷装置において、 前記前のページが、前記展開中のページの直前の1ペー
    ジであることを特徴とする画像印刷装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002198823A (ja) * 2000-12-22 2002-07-12 Canon Inc 情報処理装置及び情報処理方法
US8553269B2 (en) 2007-02-27 2013-10-08 Kyocera Mita Corporation Image forming apparatus and computer-readable recording medium storing image forming program for allowing storage section to store repeating use instruction information for repeatedly using band data

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