JP2000225823A - 積載量感応型油圧緩衝器 - Google Patents
積載量感応型油圧緩衝器Info
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- JP2000225823A JP2000225823A JP2783999A JP2783999A JP2000225823A JP 2000225823 A JP2000225823 A JP 2000225823A JP 2783999 A JP2783999 A JP 2783999A JP 2783999 A JP2783999 A JP 2783999A JP 2000225823 A JP2000225823 A JP 2000225823A
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Abstract
合、伸縮いずれの行程においても積載状態に対応した減
衰力値が維持され、下部室Bの圧力変動に左右されずに
積載量によってのみ自動的に減衰力が変化すること。 【解決手段】 ピストンナット4とスリーブ15はそれ
ぞれ上下に小径部と大径部を設けて嵌合し、当該小径嵌
合部にはシール11を介在させ、重積載時の圧縮行程に
おける小径部と大径部間に形成された油溜室内4Bから
上部室A側への流出を遮断し、重積載時にスリーブが押
し下げられて軽積載時の低い減衰力に切り替わるのを防
止したこと。
Description
して自動的に減衰特性を変えられるようにした油圧緩衝
器に関する。
ンやトラック等のように車体の荷重変動が大きい車両に
使用される油圧緩衝器にあっては、荷重の積載状況に応
じて減衰力の変化する特性が要求されている。この特性
を実現するものには、例えば特公昭58−29416号
公報に開示された油圧緩衝器がある。
記公報のバルブ構造を変更して構成の主要部を示す図4
は、かかる問題を解決するために提案されたもので、中
心線より左側は重積載時の高い減衰力を発生している状
態を示し、右側は軽積載時の低い減衰力を発生している
状態を示す。
小径部と大径部を設けて嵌合し、当該小径部と大径部の
間に油溜室(ダッシュポット)4Bを設け、スリーブ5
の上下動を油溜室に作動油が出入りする際の緩衝効果に
よって緩やかにすることにより、減衰力の急変を防止す
ることができるようにしたものである。この結果、図3
(A)に示すような減衰力の急変に伴う減衰力波形の乱
れといった不具合が防止され、図3(B)に示すような
滑らかに変化する減衰力となる。
架スプリングにより車体が押し上げられピストンが上方
に移動するので、シリンダ2の底部から起立する位置検
出スプリング7の上端はピストンナット4の外面に嵌着
されたスリーブ5の下端部から離脱する。このためスリ
ーブ5が反力スプリング6の押し下げ力により下方に移
動し、ピストンロッドの通孔1A及び中空孔1B(以下
中空通路と略称)とピストンナットの通孔4Aとからな
り、伸側バルブPVe及び圧側バルブPVcを迂回して
上部室Aと下部室Bとを短絡するバイパス通路が開放さ
れる。
はピストン3を挟んで両側に配設された伸側バルブPV
e及び圧側バルブPVcを迂回してバイパス通路を流れ
るので、その際の通路抵抗により低い減衰力を発生す
る。油溜室4Bは下部室の圧力と同じになるので、スリ
ーブ5は常に押し下げられたままとなり、伸縮いずれの
行程でも軽積載時の低い減衰力を安定して発生する。
ンダ2の底部から起立する位置検出スプリング7の上端
がピストンナット4の外面に嵌着されたスリーブ5の下
端部に当接して、スリーブ5が位置検出スプリング7の
押し上げ力により上方に移動するので、前記バイパス通
路がスリーブ5で閉塞される。
の作動油が、伸側ポート3Aを介して上部室Aに連通す
る下面環状窓3Cに対向して配設された伸側バルブPV
eを押し開いて下部室Bに流出し、この際の通路抵抗に
より高い伸側減衰力を発生する。一方収縮行程において
は、下部室Bの作動油が、圧側ポート3Bを介して下部
室Bに連通する上面環状窓3Dに対向して配設された圧
側バルブPVcを押し開いて上部室Aに流出し、この際
の通路抵抗により高い圧側減衰力を発生する。
載状態の伸長行程では、上部室A,油溜室4B,下部室
Bの圧力をそれぞれP1,P2,P3とし、伸長行程で
の各室の圧力を比較するとP1≫P2>P3の順とな
る。ピストンナット4とスリーブ5の間には嵌合隙間δ
2が存在するので、圧力の高い上部室Aの作動油がピス
トンナットの通孔4Aから油溜室4Bに流入するため、
スリーブ5は上方に押し上げられたまま高い減衰力を安
定して発生する。
ダ下端の図示を省略した圧側バルブにより、下部室Bの
圧力が上昇する。その結果、油溜室4B内の作動油は嵌
合隙間δ2を通って圧力の低い上部室Aへ流出し、圧力
の大きさはP3≫P2>P1に急変するので、油溜室4
Bの受圧面積に差圧(P3−P2)を乗じた下方への推
力が、スプリングの反発力(位置検出スプリング7の押
し上げ力−反力スプリング6の押し下げ力)に打ち勝っ
て、上記伸長行程時とは逆にスプールが下方へ移動し、
軽積載時の低い減衰力に切り替わってしまうため、重積
載状態の衝撃の吸収が不十分となり、車両の乗り心地が
悪化してしまう。
たものであり、その目的とするところは、路面の凹凸等
により油圧緩衝器が伸縮する場合、伸縮いずれの行程に
おいても積載状態に対応した減衰力値が維持され、下部
室Bの圧力変動に左右されずに積載量によってのみ自動
的に減衰力が変化する油圧緩衝器を提供することであ
る。
置検出スプリングが起立したシリンダ内には、ピストン
ナットによりピストンロッド下端部に締結されたピスト
ンが移動自在に挿入され、ピストンはシリンダ内を上部
室と下部室とに区画し、ピストンには二つの室を連通す
る伸側ポートと圧側ポートを形成し、伸側ポート下端の
下面開口窓には伸側バルブを、また圧側ポート上端の上
面開口窓には圧側バルブが開閉自在に対向して設けられ
るとともに、これら伸側及び圧側バルブを迂回して上部
室と下部室とを短絡するバイパス通路を、ピストンロッ
ドに穿設した中空通路とピストンナットに穿設した通孔
とで構成し、基端部をピストン側に支持される反力スプ
リングの下方への付勢力と前記位置検出スプリングの反
発力とにより、当該バイパス通路を連通又は遮断するス
リーブをピストンナットの外面に上下動自在に嵌着した
油圧緩衝器」を前提とするものである。
た第1の手段は、「上記ピストンナットとスリーブはそ
れぞれ上下に小径部と大径部を設けて嵌合し、当該小径
嵌合部にはシールを介在させ、重積載時の圧縮行程にお
ける小径部と大径部間に形成された油溜室内から上部室
側への流出を遮断し、重積載時にスリーブが押し下げら
れて軽積載時の低い減衰力に切り替わるのを防止したこ
と」である。また、第2の手段は、「上記ピストンナッ
トとスリーブはそれぞれ上下に小径部と大径部を設けて
嵌合し、当該嵌合部には、小径部と大径部間に形成され
た油溜室と、小径嵌合部に下部室の圧力を導いた圧力導
入室とを設ける一方、小径嵌合部にはスリーブの上下動
を緩衝する環状隙間を設けたこと」である。
の第1実施形態を示す。本実施形態の特徴は、ピストン
ナット4とスリーブ15はそれぞれ上下に小径部と大径
部を設けて嵌合し、ピストンナット4の外周に嵌合する
スリーブ15の小径部内周側(又はピストンナット4の
小径部外周側)にシール11を介在させたことである。
ンナット4の小径嵌合部にシール11を介在させること
により、油溜室4Bの圧力(P2)に影響を及ぼす圧力
を、大径嵌合部を介する下部室Bの圧力(P3)のみと
した。こうすることにより下部室Bの圧力(P3)と油
溜室4Bの圧力(P2)の関係はP3>P2となり、油
溜室4Bから上部室Aへの流出はなくなるので、車両が
重積載状態にあって油圧緩衝器が圧縮される際に、スリ
ーブ15が下方へ押し下げられて上部室Aと下部室Bと
を短絡するバイパス通路が開放され、減衰力が軽積載時
の低減衰力に切り替わってしまうといった不具合の発生
を防止することができる。
施形態の特徴は、ピストンナット4とスリーブ25はそ
れぞれ上下に小径部と大径部を設けて嵌合し、当該嵌合
部には、小径部と大径部間に形成された油溜室4Bと、
スリーブ25の小径部内周側嵌合部に通孔25Aを介し
て下部室Bと連通する圧力導入室25Bとを形成する一
方、スリーブ25とピストンナット4の嵌合部に、スリ
ーブ25の上下動を緩衝する環状隙間δ3を形成したこ
とである。
は、前記環状隙間δ3を介する下部室Bの圧力(P3)
のみとなる。下部室Bの圧力(P3)と油溜室4Bの圧
力(P2)の関係はP3>P2となり、油溜室4Bから
の流出はなくなるので、車両が重積載状態にあって油圧
緩衝器が圧縮される際に、スリーブ25が下方へ押し下
げられてバイパス通路が開放され、減衰力が軽積載時の
低減衰力に切り替わってしまうといった不具合の発生を
防止することができる。
に対応して減衰力が自動的に切り替わり、路面の凹凸等
の衝撃により油圧緩衝器が伸縮しても、スリーブとピス
トンナットの嵌合部に形成された油溜室の緩衝効果でス
リーブが緩やかに上下動するため、路面の凹凸に応動し
て減衰力が頻繁に切り替わるのが防止され、走行中安定
した減衰力を発生することができる。
態においては、スリーブの小径部内周側(又はピストン
ナットの小径部外周側)にシールを介在させることによ
り、また第2実施形態においては、スリーブの小径部内
周側嵌合部に下部室Bと連通する圧力導入室を形成する
ことによって、車両が重積載状態にあって油圧緩衝器が
圧縮される際に、スリーブ15が下方へ押し下げられて
バイパス通路が開放され、減衰力が軽積載時の低減衰力
に切り替わってしまうといった不具合の発生を防止する
ことができる。また、油溜室の緩衝効果でスリーブ15
が緩やかに動くため、路面の凹凸に応動して減衰力が頻
繁に切り替わるのが防止され、走行中安定した減衰力を
発生することができる。
トン近傍の断面図である。
トン近傍の断面図である。
る。 (B) 正常な減衰力波形の例である。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】底部より位置検出スプリングが起立したシ
リンダ内には、ピストンナットによりピストンロッド下
端部に締結されたピストンが移動自在に挿入され、ピス
トンはシリンダ内を上部室と下部室とに区画し、ピスト
ンには二つの室を連通する伸側ポートと圧側ポートを形
成し、伸側ポート下端の下面開口窓には伸側バルブを、
また圧側ポート上端の上面開口窓には圧側バルブが開閉
自在に対向して設けられるとともに、これら伸側及び圧
側バルブを迂回して上部室と下部室とを短絡するバイパ
ス通路を、ピストンロッドに穿設した中空通路とピスト
ンナットに穿設した通孔とで構成し、基端部をピストン
側に支持される反力スプリングの下方への付勢力と前記
位置検出スプリングの反発力とにより、当該バイパス通
路を連通又は遮断するスリーブをピストンナットの外面
に上下動自在に嵌着した油圧緩衝器において、 上記ピストンナットとスリーブはそれぞれ上下に小径部
と大径部を設けて嵌合し、当該小径嵌合部にはシールを
介在させ、重積載時の圧縮行程における小径部と大径部
間に形成された油溜室内から上部室側への流出を遮断
し、重積載時にスリーブが押し下げられて軽積載時の低
い減衰力に切り替わるのを防止したことを特徴とする油
圧緩衝器。 - 【請求項2】底部より位置検出スプリングが起立したシ
リンダ内には、ピストンナットによりピストンロッド下
端部に締結されたピストンが移動自在に挿入され、ピス
トンはシリンダ内を上部室と下部室とに区画し、ピスト
ンには二つの室を連通する伸側ポートと圧側ポートを形
成し、伸側ポート下端の下面開口窓には伸側バルブを、
また圧側ポート上端の上面開口窓には圧側バルブが開閉
自在に対向して設けられるとともに、これら伸側及び圧
側バルブを迂回して上部室と下部室とを短絡するバイパ
ス通路を、ピストンロッドに穿設した中空通路とピスト
ンナットに穿設した通孔とで構成し、基端部をピストン
側に支持される反力スプリングの下方への付勢力と前記
位置検出スプリングの反発力とにより、当該バイパス通
路を連通又は遮断するスリーブをピストンナットの外面
に上下動自在に嵌着した油圧緩衝器において、 上記ピストンナットとスリーブはそれぞれ上下に小径部
と大径部を設けて嵌合し、当該嵌合部には、小径部と大
径部間に形成された油溜室と、小径嵌合部に下部室の圧
力を導いた圧力導入室とを設ける一方、小径嵌合部には
スリーブの上下動を緩衝する環状隙間を設けたことを特
徴とする油圧緩衝器の減衰力調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2783999A JP3790634B2 (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | 積載量感応型油圧緩衝器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2783999A JP3790634B2 (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | 積載量感応型油圧緩衝器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000225823A true JP2000225823A (ja) | 2000-08-15 |
| JP3790634B2 JP3790634B2 (ja) | 2006-06-28 |
Family
ID=12232104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2783999A Expired - Lifetime JP3790634B2 (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | 積載量感応型油圧緩衝器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3790634B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014103821A1 (ja) | 2012-12-26 | 2014-07-03 | カヤバ工業株式会社 | 緩衝器 |
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| WO2023171508A1 (ja) * | 2022-03-08 | 2023-09-14 | Kyb株式会社 | 流体圧緩衝器 |
-
1999
- 1999-02-04 JP JP2783999A patent/JP3790634B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (14)
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| US12384220B2 (en) * | 2022-03-08 | 2025-08-12 | Kyb Corporation | Fluid pressure shock absorber |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3790634B2 (ja) | 2006-06-28 |
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