JP2000226485A - 塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents

塩化ビニル系樹脂組成物

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JP2000226485A
JP2000226485A JP11027937A JP2793799A JP2000226485A JP 2000226485 A JP2000226485 A JP 2000226485A JP 11027937 A JP11027937 A JP 11027937A JP 2793799 A JP2793799 A JP 2793799A JP 2000226485 A JP2000226485 A JP 2000226485A
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JP
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vinyl chloride
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chloride resin
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parts
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JP11027937A
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Masataka Maeda
真孝 前田
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸湿による発泡しない押出加工性に優れた塩
化ビニル樹脂組成物を提供すること。 【解決手段】 塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、
酸化カルシウム0.1〜15重量部、ハイドロタルサイ
ト類を含むカルシウム−亜鉛系安定剤2〜20重量部、
酸化防止剤0.2〜3重量部、可塑剤が4〜60重量部
からなる塩化ビニル系樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸湿による発泡が
ない押出加工性に優れた塩化ビニル系樹脂組成物に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】塩化ビニル系樹脂組成物において、ハイ
ドロタルサイト類を含んでいるカルシウム−亜鉛系安定
剤を使用した場合、吸湿による発泡が認められた。この
発泡を抑えるのは、通常の配合処方では解決し得なかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、吸湿による
発泡しない押出加工性に優れた塩化ビニル樹脂組成物を
提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、塩化ビニル系
樹脂100重量部に対し、酸化カルシウム0.1〜15
0重量部、ハイドロタルサイト類を含むカルシウム−亜
鉛系安定剤2〜20重量部、酸化防止剤0.2〜3重量
部、可塑剤が4〜60重量部からなる塩化ビニル系樹脂
組成物である。好ましくは、カルシウム−亜鉛系安定剤
中にハイドロタルサイト類を50重量%以上含んでいる
前記塩化ビニル系樹脂組成物である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明において塩化ビニル系樹脂
とは、広くCH2−CHClで表される基を有するポリ
マーすべてを指し、塩化ビニルの単独重合体及びエチレ
ン−塩化ビニル共重合体等の塩化ビニルと酢酸ビニルを
除く他の重合性モノマーとの共重合体、並びに後塩素化
ビニル共重合体等の単独及び共重合体を改質したもの、
さらには塩素化ポリエチレン等の構造上塩化ビニル樹脂
と類似の塩素化ポリオレフィンを包含する。また、これ
ら塩化ビニル系樹脂は数平均重合度で300から700
0が好ましく、更には500から2000の重合度を有
していることが望ましい。これらの塩化ビニル系樹脂を
単独又は2種類以上を併用して本発明の塩化ビニル系樹
脂組成物における塩化ビニル系樹脂組成物成分とするこ
とが出来る。
【0006】本発明に使用する安定剤は、ハイドロタル
サイト類を含むカルシウム−亜鉛系である。特に50重
量%以上ハイドロタルサイト類を含む場合には吸湿によ
る発泡が問題になる。安定剤の添加量は、塩化ビニル系
樹脂100重量部に対して、2から20重量部、好まし
くは4から15重量部である。安定剤の量が2重量部未
満ではPVCへの安定剤としての効果が少なく、20重
量部を超えるとチョーキングの問題がある。
【0007】ハイドロタルサイト類は下式(I)で表さ
れる化合物であり、塩化ビニル樹脂の電気絶縁性及び耐
熱性を向上させるものである。上記ハイドロタルサイト
化合物は、下式(I)で表されるように、マグネシウム
とアルミニウム、または亜鉛、マグネシウム及びアルミ
ニウムからなる複塩化合物であり結晶水を脱水したもの
であってもよい。また、下記記ハイドロタルサイト化合
物は、2種類以上併用してもよい。 Mgx1Znx2Al2・(OH)2x1+2x2+4・(CO3(1-y)/2(ClO4y・MH2 0 (I) (式中、x1,x2及びyはそれぞれ下記式で表される条
件を満足する数を示し、mは0または任意に正数を示
す。0≦x2/x1<10,2≦x1+x2<20,0≦y
≦2)
【0008】ハイドロタルサイト化合物は天然物でもよ
く、また合成物でも良い。該合成品の合成方法としては
特公昭46−2280号公報、特公昭50−30039
号公報、特公昭51−29129号公報、特公平3−3
6839号公報、特公昭61−174270号公報など
に記載の公知の方法を例示することができる。またその
ハイドロタルサイトのとる結晶構造については特に規定
しない。
【0009】本発明に使用する酸化防止剤としては、フ
ェノール系、イオウ系、リン系酸化防止剤等が挙げられ
る。特に熱老化特性の面から高分子型ヒンダードフェノ
ールが良好で分子量は500から800が好ましい。酸
化防止剤の添加量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に
対し、0.2から3重量部である。酸化防止剤の添加量
が0.2重量部未満では酸化防止剤としての効果が少な
く、3重量部を超えるとブルームの問題がある。高分子
型ヒンダードフェノールの分子量が500未満であれ
ば、効果の持続性に問題であり、分子量が800を越え
ると効果が少ない。
【0010】本発明に使用する可塑剤としては、DO
P、n−DOP、DINP、DIDP混合アルキルフタ
レート等のフタル酸エステル、トリオクチルトリメリテ
ート、トリオクチルピロメリテート等の芳香族カルボン
酸エステル系、DOA、DOZ、DOS等の脂肪酸二塩
基性エステル系、エポキシ大豆油、エポキシアマニ油の
エポキシ系、TCP、TOP等のリン酸エステル系、塩
素化パラフィン、ポリエステル系等があり、単独あるい
は2種類以上の併用で使用できる。可塑剤の添加量は、
塩化ビニル系樹脂100重量部に対し4から60重量部
であり、可塑剤の添加量が4重量部未満では可塑剤とし
ての効果が少なく柔軟性が上がらず、60重量部を超え
ると可塑剤のブリードが見られる。
【0011】塩化ビニル系樹脂にはある程度の難燃性は
あるが、より難燃性の効果を出すために本発明に難燃剤
を添加しても良い。難燃剤としては特に指定はされない
が通常の塩化ビニル系樹脂の難燃化に使用されるもので
あればよい。無機難燃剤として硼酸亜鉛、酸化亜鉛、炭
酸亜鉛、珪酸亜鉛等の亜鉛系難燃剤、三酸化アンチモン
及びこれをベースとする複合難燃剤、水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化バ
リウム、酸化ジルコニウム水和物、酸化錫水和物、塩基
性マグネシウム、ハイドロタルサイト、ドウリナイト、
硼砂等の金属水和物、タルク、珪酸カルシウムが挙げら
れる。有機系難燃剤としてはTCP、TOP等のリン酸
エステル系、塩素化パラフィン系が挙げられる。
【0012】難燃剤の添加量としては、塩化ビニル系樹
脂100重量部に対し0.5から90重量部である。難
燃剤の添加量が0.5重量部未満であれば、難燃性の効
果はなく、90重量部を超えると一般物性とのバランス
がくずれて機械的強度が低くなり、かつもろくなる。
【0013】本発明に使用する酸化カルシウムは、塩化
ビニル系樹脂組成物の吸湿を防止するために添加され
る。添加量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し
て、0.1から15重量部、好ましくは0.5から8重
量部である。酸化カルシウムの添加量が0.1重量部未
満では吸湿による発泡が抑えれず、15重量部を超える
と押出の外観が悪くなる。
【0014】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は必要に
応じて前記以外に滑剤、無機充填剤、紫外線吸収剤、加
工助剤、着色剤、架橋剤助剤等を添加しても構わない。
【0015】
【実施例】以下に本発明を実施例によって更に詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。以下に示す実施例及び比較例において配合した成
分は、以下の通りである。 ・塩化ビニル樹脂:PVC(新第一塩ビ(株)製;平均
重合度=1400) ・安定剤:旭電化(株)製;カルシウム−亜鉛系安定剤
(ステアリン酸カルシウム14重量%、ステアリン酸亜
鉛14重量%、β−ジケトン2重量%、ハイドロタルサ
イト70重量%) ・可塑剤:トリオクチルトリメリテート(TOTM);
大日本インキ(株)製 ・酸化防止剤:ビスフェノールA;三井東圧(株)製 ・酸化カルシウム:丸尾カルシウム(株)製
【0015】<実施例及び比較例>上記原料を用い、表
1、2に示した配合組成を加圧ニーダーで混練し、その
混練物をロールに通し薄いシート状にした。それをペレ
タイザーにかけて、ペレットにして、そのペレットをポ
リ袋の中に入れ40℃、約90%RHの雰囲気中に1週
間放置した。
【0016】その後以下に挙げる項目の評価を行った。
以下に評価項目と評価条件を示す。 (1)発泡倍率 上記の処理後のペレットを押し出し機にて押出を行い、
その押出成形物の比重を測定した。発泡倍率とは、真比
重を押出成形物の比重で割った数値である。 ○:1.2倍未満 ×:1.2倍以上 (2)付着水分量 上記処理後のペレットをカールフィッシャー法で付着水
分量を測定した。 ○:1500ppm未満 ×:1500ppm以上 (3)押出外観:押出テープの表面を目視にて確認 ○:良好 ×:表面ざらつき有り これらの結果を表1、2に示した。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、ハイドロタルサイトを
含むカルシウム−亜鉛系安定剤を使用した場合、酸化カ
ルシウムの添加により吸湿による発泡がなく、押出加工
性に優れた塩化ビニル系樹脂組成物が得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、
    酸化カルシウム0.1〜15重量部、ハイドロタルサイ
    ト類を含むカルシウム−亜鉛系安定剤2〜20重量部、
    酸化防止剤0.2〜3重量部、可塑剤が4〜60重量部
    からなることを特徴とする塩化ビニル系樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 カルシウム−亜鉛系安定剤中にハイドロ
    タルサイト類を50重量%以上含んでいる請求項1記載
    の塩化ビニル系樹脂組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102786751A (zh) * 2012-08-13 2012-11-21 舒城安泰塑料制品有限公司 一种新型再生料彩色塑钢型材
CN111757910A (zh) * 2018-02-27 2020-10-09 味之素株式会社 密封用树脂组合物
CN114854148A (zh) * 2022-05-27 2022-08-05 中国第一汽车股份有限公司 一种聚氯乙烯复合材料及其制备方法和用途

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