JP2000226735A - 熱接着性複合繊維およびそれを用いた不織布ならびにその不織布の製造方法 - Google Patents
熱接着性複合繊維およびそれを用いた不織布ならびにその不織布の製造方法Info
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Abstract
の均一混合性に優れたショートカット熱接着性繊維が望
まれている。 【解決手段】 融点220℃以上のポリエステルAと、
流動開始温度がポリエステルAの融点より40℃以上低
いポリエステルBとがサイドバイサイド型に接合した複
合繊維であり、ポリエステルAとポリエステルBの極限
粘度差が0.05〜0.15の範囲で、繊維長5〜25
mm、繊度1〜10デニールを特徴とする潜在捲縮性能
を有する熱接着性複合繊維
Description
接着性複合繊維に関するものである。
の優れた寸法安定性、耐候性、機械的特性、耐久性など
の点から、衣料、詰物素材、産業資材として不可欠のも
のとなっている。しかしながら、その使用用途によって
は、更に特殊機能の付与が望まれている。中でも、自動
車の廃材をリサイクルして車両用の不織布を再生する分
野では、廃材の中に含まれる繊維や発泡ウレタンと混
合、熱接着するショートカット熱接着性繊維への強い要
望がある。
着性繊維を数多く使用している。一般的には、芯成分に
ポリエステル、鞘成分にイソフタル酸(以下、IPAと
称する。)を共重合した低融点ポリエステルを配した芯
鞘型複合繊維、芯成分にポリエステル、鞘成分にポリプ
ロピレンを配した芯鞘型複合繊維、芯成分にポリエステ
ル、鞘成分にポリエチレンを配した芯鞘型複合繊維、ま
た、耐熱性を有する熱接着性繊維としては、芯成分にポ
リエステル、鞘成分に脂肪族ラクトンを共重合した低融
点ポリエステルを配した芯鞘型複合繊維等が多く使用さ
れている。
であるため、熱処理により捲縮を発現するものではな
く、偏心型の芯鞘構造繊維であっても、捲縮の発現は少
ないものである。このような捲縮を十分に発現していな
い熱接着性繊維は、主体繊維、自動車の廃材の中に含ま
れる繊維や発泡ウレタンと均一に混合できず、得られる
不織布には強力斑が発生するという問題がある。また、
主体繊維等と均一に混合するために、機械捲縮を付与し
たショートカット綿を生産しようとした場合、生産性の
良いECカッタ−を使用すると、機械捲縮付与後、クリ
ンプトウを所望の繊維長にカットする際、カット時のロ
ーターからの排出不良、梱包時に嵩高となる等、生産面
で数多くの問題が生じる。一方、クリンプトウをギロチ
ンカッター等、生産性の悪いカット方法であればクリン
プ付きのショートカット綿を生産することは可能である
が、カット代が高くなりコスト高となる。
との均一混合性に優れたショートカット熱接着性繊維が
望まれている。
の問題点を解消し、主体繊維と均一に混合し、熱接着す
ることで不織布とした時の強力斑を少なくする潜在捲縮
性能を有するショートカット熱接着性繊維およびこれを
用いた不織布ならびに不織布の製造方法を提供するもの
である。
を達成するために、クリンプ付きのショートカット繊維
ではなく、ノークリンプのショートカット繊維に着目
し、繊維生産工程ではクリンプを付与せずに潜在捲縮性
を有するショートカット繊維を作成し、主体繊維と混綿
する工程前に本来有する捲縮を予備熱処理により顕在化
させることにより、生産性が良好で、主体繊維と均一に
混合できる本発明を完成するに至った。
ポリエステルAと、流動開始温度がポリエステルAの融
点より40℃以上低いポリエステルBとがサイドバイサ
イド型に接合した複合繊維であり、AとBの極限粘度差
が0.05〜0.15の範囲で、繊維長5〜25mm、
繊度1〜10デニールであることを特徴とする潜在捲縮
性能を有する熱接着性複合繊維を要旨とするものであ
る。
とからなる不織布であり、該熱接着性複合繊維を少なく
とも10重量%以上含有し、該熱接着性複合繊維は、潜
在捲縮が顕在化してスパイラル捲縮を発現すると共に構
成繊維同士を熱接着していることを特徴とする不織布を
要旨とするものである。
エステルBが溶融しない温度で弛緩熱処理を施して5〜
15個/25mmのスパイラル捲縮を発現させた後、主
体繊維と混綿し、ポリエステルBが溶融する温度にて熱
処理し、構成繊維同士を熱接着することを特徴とする不
織布の製造方法を要旨とするものである。
する。本発明の熱接着性繊維は、融点(以下、Tmと称
する。)220℃以上のポリエステルAと、流動開始温
度(以下、Tfと称する。)がポリエステルAのTmよ
り40℃以上低いポリエステルBとがサイドバイサイド
型に接合した複合繊維である。ポリエステルAの融点が
220℃未満であると、複合繊維を安定して製糸するこ
とが困難であるとともに、熱接着処理時にポリエステル
Aまでもが熱の影響を受けて熱劣化するため好ましくな
い。ポリエステルAとしては、Tm220℃以上のポリ
アルキレンテレフタレートを用いることが好ましく、こ
のようなポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレン
テレフタレート等が挙げられ、なかでも、生産性、機械
的特性等の点からポリエチレンテレフタレート(以下、
PETと称する。)を用いることが好ましい。また、ポ
リエステルAには、その特性を損なわない範囲であれ
ば、少量の共重合成分や艶消し剤、滑剤等の添加剤を含
有していてもよい。
のTmより40℃以上低いものである。ポリエステルB
のTfとポリエステルAのTmとの差が40℃未満で
は、熱接着処理の際に高温とする必要が生じるため経済
的に好ましくないばかりか、熱処理の際、ポリエステル
Aの重合体の分解が起こりやすくなる。
粘度差は0.05〜0.15の範囲である。極限粘度差
が0.05未満では、弛緩熱処理において、充分な捲縮
が発現されず、主体繊維や廃材の中に含まれる繊維、発
泡ウレタン等と均一に混合できなくなるため好ましくな
い。一方、極限粘度差が0.15を超えるとノズル直下
の糸曲がり角度が大きくなり、製糸性が悪化する。たと
え紡糸が可能で、繊維が得られたとしても、弛緩熱処理
時に微細な捲縮を発現するため、主体繊維や廃材の中に
含まれる繊維、発泡ウレタン等と均一に混合できなくな
るため好ましくない。
するポリエステルであれば特に限定されず、例えば、イ
ソフタル酸、脂肪族ジカルボン酸、脂肪族ジオール等を
共重合したポリアルキレンテレフタレートが挙げられ
る。中でもイソフタル酸を20〜40モル%共重合した
ポリエチレンテレフタレートが好ましい。又、耐熱性が
要求される分野にはε−カプロラクトン等の脂肪族ラク
トンを10〜20モル%共重合したポリアルキレンテレ
フタレートが好ましい。
ド型とする。複合形態が、芯鞘型あるいは偏心タイプの
芯鞘型では、弛緩熱処理時に充分な捲縮が発現しないた
め好ましくない。
て、両者ともにポリエステル系のものとするのは、両重
合体同士を相溶性とすることによって、生産工程等にお
いて、両重合体の接合境界面において剥離しないためで
ある。
あることが好ましく、また、中空のものであってもよ
い。
ある。繊維長が5mm未満では、カット時のECロータ
ーからの排出、梱包時の問題はないが、主体繊維や廃材
の中に含まれる繊維、発泡ウレタンと均一に混合できな
くなるため好ましくない。一方、繊維長が25mmを超
えると、主体繊維等と均一に混合できなくなるため好ま
しくない。又、カット時のECローターからの排出が不
良となり、梱包重量が減少するため製造コストが高くな
る。
である。繊度が1デニール未満では、カット時のECロ
ーターからの排出、梱包時の問題はないが、ノズル直下
の糸曲がり角度が大きくなり、製糸性が悪化するため好
ましくない。繊度が10デニールを超えると、カット
時、ECローターからの排出は問題ないが、梱包時に嵩
高となり、また、主体繊維等との混合状態が悪くなる。
さらには、主体繊維や発泡ウレタン等と混合したとき、
熱接着性繊維のデニールが太いために、熱接着性繊維の
構成本数が減少し、かつ熱接着性繊維と主体繊維等との
接触面積が減少するため、得られる不織布の強力が低下
するため好ましくない。
合繊維は、ポリエステルAの重合体とポリエステルBの
重合体とを、通常用いられる2成分型複合紡糸装置によ
り各々の重合体を溶融し、サイドバイサイド型紡糸口金
を使用して捲取り、ノークリンプ延伸を行い、次いで、
ノークリンプトウを用途に応じて5〜25mmのカット
長に切断することにより得ることができる。このように
得られた本発明の熱接着性複合繊維は、クリンプが付与
されていないため、生産性が良好で梱包時に嵩高となら
ないという利点を有する。
混合して不織布とする際、混合工程前に、ポリエステル
Bが溶融しない温度で弛緩熱処理を施して5〜25個/
25mmのスパイラル捲縮を発現させる。特定個数のス
パイラル捲縮を付与することにより、主体繊維と均一に
混合することができ、強力斑のない不織布を得ることが
できる。
縮の捲縮数が5個/25mm未満では、主体繊維や廃材
の中に含まれる繊維、発泡ウレタン等と均一に混合でき
なくなるため好ましくない。一方、捲縮数が15個/2
5mmを超えると、開繊性が悪くなり、主体繊維や廃材
の中に含まれる繊維、発泡ウレタンと均一に混合できな
くなるため好ましくない。
のであって、例えば、熱風乾燥機等の熱処理機を用い
て、60℃×15分行うことによって潜在捲縮を顕在化
させる。
性複合繊維と、主体繊維等と混綿し、ポリエステルBが
溶融する温度にて熱接着を施して、構成繊維同士を熱接
着して不織布を得ることができる。
の合成繊維が挙げられる。また、自動車の廃材から車両
用の不織布(防音用途等)を再生する分野で用いるため
に、自動車の廃材の中に含まれる繊維や発砲ウレタンを
主体繊維としては用いることが好ましい。
を10重量%以上混合する。不織布が含有する熱接着性
複合繊維の量が10重量%未満では、構成繊維同士の熱
接着が不十分となり、得られる不織布の強力が低いもの
となるため好ましくない。熱接着性複合繊維の含有量の
上限については、用途に応じて適宜選択すればよいが、
含有量が50重量%を超えると、得られる不織布の強力
は向上するがペーパーライクなものとなる。したがっ
て、熱接着性繊維は、10〜50重量%含有させること
が好ましく、更に好ましくは15〜30重量%である。
合した後、ポリエステルBが溶融する温度で熱処理を施
し、構成繊維同士を熱接着するが、具体的な熱処理温度
としては、ポリエステルBのTfより10〜40℃高い
温度、好ましくはTfより15〜25℃高い温度で、か
つ、ポリエステルAのTmよりも低い温度とする。
明する。なお、実施例中の性能評価は、下記方法に従っ
て測定したものである。 (1)極限粘度:フェノールと四塩化エタンとの等重量
混合液を溶媒とし、温度20℃で測定した。(2)ガラ
ス転移点(Tg)、結晶開始温度(Tc)及び融点(T
m):パーキンエルマー社製の示差走査熱量計DSC−
7型を使用し、昇温速度10℃/分で測定した。 (3)Tf:フロテスター(島津製作所製CFT−50
0型)を用い、荷重100Kg/cm2、ノズル径0.
5mmの条件で、初期温度50℃より10℃/分の割合
で昇温していき、ポリマーがダイから流出し始める温度
として求めた。 (4)繊維長:JIS L−1015−7−4−1Cの
方法により測定した。 (5)繊度:JIS L−1015−7−5−1Aの方
法により測定した。 (6)弛緩熱処理後捲縮数:ノークリンプトウを25m
mに切断し、自由に収縮し得る状態で60℃×15分間
熱処理した後、JIS L−1015−7−12−1の
方法に準じて測定した。 (7)製糸性:紡糸操業性を次の3段階で評価した。△
以上を合格とした。 ○:紡糸操業性に問題ない。 △:若干、密着の発生はあるが、実用上は問題ない。 ×:密着が激しく、紡糸操業性に問題あり。 (8)ECローターからの排出状態:ECローターから
の排出状態を次の2段階で評価した。 ○:排出状態は問題ない。 ×:排出不良。 (9)梱包時の嵩高状態:梱包時の嵩高状態を次の2段
階で評価した。 ○:梱包時の嵩高は問題なく、紙袋への収納状態も良好
である。 ×:梱包時の嵩が大きいため紙袋への収納が悪く、梱包
重量が減少する。 (10)廃材との混合状態:廃材との混合状態を次の2
段階で評価した。 ○:廃材との混合状態は良好である。 ×:廃材との混合状態は悪く、不織布の強力が低下す
る。 (11)不織布の強力斑の有無:不織布の強力斑の有無
を次の2段階で評価した。 ○:不織布の強力斑はない。 ×:不織布に強力斑がある。
℃のPETを、ポリエステルBとして、テレフタル酸/
イソフタル酸=60/40(モル比)を共重合したTg
65℃、Tf110℃、極限粘度0.57の共重合ポリ
エステルを用意し、これらの重合体を通常の2成分複合
溶融紡糸機にてサイドバイサイド型の紡糸口金344孔
を用いて、50:50の比率(重量比)で紡糸温度27
0℃、引き取り速度800m/分、吐出量450g/分
の条件で紡糸した。得られた未延伸糸を束状に集束し、
延伸温度55℃、延伸倍率3.5倍で延伸を行い、10
万デニールのノークリンプトウに仕上げ油剤を付与し、
単繊維繊度4デニールのノークリンプトウを得た。得ら
れたノークリンプトウを繊維長15mmに切断し、紙袋
に梱包した。
繊維に60℃×15分間弛緩熱処理を行い、潜在捲縮を
顕在化させてスパイラル捲縮を発現させた。捲縮を発現
した熱接着性複合繊維/廃材の中に含まれる繊維、発泡
ウレタン=20/80(重量比)の混率で混合し、連続
熱処理機で130℃×5分間熱接着処理を行い不織布を
得た。
らの排出、梱包時の嵩高、廃材との混合状態は良好で、
不織布の強力斑がないものであった。
ようにした以外は、実施例1と同様に行った。
ECローターからの排出、梱包時の嵩高、廃材との混合
状態は良好で、不織布の強力斑がなかった。
操業性が悪かった。比較例2は繊度が太すぎて廃材との
混合状態が悪く、不織布の強力斑があった。実施例1〜
3、比較例1〜2の評価結果を表1に示す。
Bの重合体の極限粘度を表2に示すごとく変更した以外
は、実施例1と同様に行った。
ECローターからの排出、梱包時の嵩高、廃材との混合
状態は良好で、不織布の強力斑もなかった。
め、廃材との混合状態が悪く、不織布の強力斑があっ
た。比較例4は紡糸段階で密着が激しく、紡糸操業性が
悪かった。実施例4〜5、比較例3〜4の評価結果を表
2に示す。
に示すごとく変更した以外は、実施例1と同様に行っ
た。
ECローターからの排出、梱包時の嵩高、廃材との混合
状態は良好で、不織布の強力斑もなかった。
混合状態が悪く、不織布の強力斑があった。比較例6は
繊維長が長いため、ECローターからの排出、廃材との
混合状態が悪く、不織布の強力斑があった。実施例6〜
7、比較例5〜6の評価結果を表3に示す。
を表4に示すごとく変更した以外は、実施例1と同様に
行った。
ECローターからの排出、梱包時の嵩高、廃材との混合
状態は良好で、不織布の強力斑もないものであった。
少ないため、不織布の強力斑があり、強力が低かった。
実施例8〜9、比較例7の評価結果を表4に示す。
布の熱接着処理を180℃×5分とした以外は、実施例
1と同様にした。
た。すなわち、ポリエステルAとして極限粘度0.6
7、Tm256℃のPETを、ポリエステルBとしてテ
レフタル酸とエチレングリコールとのエステル化反応で
得られたテレフタル酸成分とエチレングリコール成分と
の比が1/1.13のPETオリゴマーに、ε−カプロ
ラクトン(ε−CL)を酸成分に対して15モル%及び
1,4−ブタンジオールをジオール成分に対して50モ
ル%の割合で添加し、1時間エステル化反応を行った
後、重縮合触媒としてテトラブチルチタネートを添加
し、温度260℃、圧力1hPaで3時間重縮合反応を
行い、Tg40℃、Tc94℃、Tm160℃、極限粘
度0.57の共重合ポリエステルポリマーを使用し、耐
熱性を有するノークリンプトウを得た。 実施例10は
製糸性、熱処理後捲縮数、ECロ−タ−からの排出、梱
包時の嵩高、廃材との混合状態は良好で、不織布の強力
斑もないものであった。
極限粘度を表5に示すごとく変更した以外は、実施例1
0と同様に行った。
数、ECロ−タ−からの排出、梱包時の嵩高、廃材との
混合状態は良好で、不織布の強力斑もなかった。
め、廃材との混合状態が悪く、不織布の強力斑があっ
た。比較例9は紡糸段階で密着が激しく、紡糸操業性が
悪かった。実施例10〜12、比較例8〜9の評価結果
を表5に示す。
は繊維にクリンプを付与せずに、主体繊維との混合前段
階で、初めて繊維が有する潜在捲縮を顕在化させて捲縮
を付与することで、主体繊維との混合状態を良好とし、
機械的特性の良好な不織布を得ることができたものであ
る。
ステル重合体と低融点ポリエステル重合体との極限粘度
差を適正化することで、弛緩熱処理により構成重合体間
に収縮差を生じさせて潜在捲縮を顕在化させ、特定数値
範囲のスパイラル捲縮を有する熱接着性複合繊維を得る
ことが可能となり、主体繊維と混合した場合、均一に分
散されるため、不織布の強力斑による強力低下もなく、
安定した不織布を生産することができる。
生産段階では、クリンプを付与しないため、ECロータ
ーからの排出状態に問題なく、生産性が向上するととも
に、梱包時の嵩が大きくならず袋への収納状態の良好と
なるという効果を奏するものである。
ット熱接着性複合繊維を使用すれば、自動車の廃材から
車両用の不織布を再生する分野においても、廃材の中の
繊維、発泡ウレタンと均一に混合、熱接着することが可
能であり、安定した不織布を生産することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 融点220℃以上のポリエステルAと、
流動開始温度がポリエステルAの融点より40℃以上低
いポリエステルBとがサイドバイサイド型に接合した複
合繊維であり、ポリエステルAとポリエステルBの極限
粘度差が0.05〜0.15の範囲で、繊維長5〜25
mm、繊度1〜10デニールを特徴とする潜在捲縮性能
を有する熱接着性複合繊維。 - 【請求項2】 主体繊維と請求項1記載の熱接着性複合
繊維とからなる不織布であり、該熱接着性複合繊維を少
なくとも10重量%以上含有し、該熱接着性複合繊維
は、潜在捲縮が顕在化してスパイラル捲縮を発現すると
共に構成繊維同士を熱接着していることを特徴とする不
織布。 - 【請求項3】 主体繊維が、自動車の繊維廃材および/
またはポリウレタンであることを特徴とする請求項2記
載の不織布。 - 【請求項4】 請求項1記載の熱接着性複合繊維をポリ
エステルBが溶融しない温度で弛緩熱処理を施して5〜
15個/25mmのスパイラル捲縮を発現させた後、主
体繊維と混綿し、ポリエステルBが溶融する温度にて熱
処理し、構成繊維同士を熱接着することを特徴とする不
織布の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2735199A JP4312867B2 (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | 熱接着性複合繊維およびそれを用いた不織布ならびにその不織布の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2735199A JP4312867B2 (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | 熱接着性複合繊維およびそれを用いた不織布ならびにその不織布の製造方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2009081979A Division JP4918111B2 (ja) | 2009-03-30 | 2009-03-30 | 熱接着性複合繊維を含む不織布の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000226735A true JP2000226735A (ja) | 2000-08-15 |
| JP4312867B2 JP4312867B2 (ja) | 2009-08-12 |
Family
ID=12218629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2735199A Expired - Lifetime JP4312867B2 (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | 熱接着性複合繊維およびそれを用いた不織布ならびにその不織布の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4312867B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002081794A1 (en) * | 2001-04-04 | 2002-10-17 | Teijin Limited | Polyester based thermally adhesive composite short fiber |
| JP2005028593A (ja) * | 2003-07-07 | 2005-02-03 | Sekisui Plastics Co Ltd | 自動車内装材用積層シート及びこれを用いた自動車内装材 |
| JP2005042289A (ja) * | 2003-07-10 | 2005-02-17 | Nippon Ester Co Ltd | 不織布用短繊維及び短繊維不織布 |
-
1999
- 1999-02-04 JP JP2735199A patent/JP4312867B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002081794A1 (en) * | 2001-04-04 | 2002-10-17 | Teijin Limited | Polyester based thermally adhesive composite short fiber |
| JP2005028593A (ja) * | 2003-07-07 | 2005-02-03 | Sekisui Plastics Co Ltd | 自動車内装材用積層シート及びこれを用いた自動車内装材 |
| JP2005042289A (ja) * | 2003-07-10 | 2005-02-17 | Nippon Ester Co Ltd | 不織布用短繊維及び短繊維不織布 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4312867B2 (ja) | 2009-08-12 |
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