JP2000227077A - スクロール型圧縮機 - Google Patents
スクロール型圧縮機Info
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/42—Pumps with cylinders or pistons
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数を削減でき、組み立ての簡素化、耐
久寿命の向上が図れるスクロール型圧縮機を提供するこ
と。 【解決手段】 可動スクロール20の自転を防止するた
めのスラスト玉軸受装置であって、前記可動スクロール
20の第1の端板20aの第1の軸受面20cと、ハウ
ジング10に形成した第2の軸受面103cとの間に介
在した複数のボール26とを有し、前記第1及び第2の
軸受面20c,103cは前記ボールを位置させる所定
の溝曲率比および前記ボール26を包む所定の包み角を
もって転送させる複数のボール転送溝20d,103d
を有している。
久寿命の向上が図れるスクロール型圧縮機を提供するこ
と。 【解決手段】 可動スクロール20の自転を防止するた
めのスラスト玉軸受装置であって、前記可動スクロール
20の第1の端板20aの第1の軸受面20cと、ハウ
ジング10に形成した第2の軸受面103cとの間に介
在した複数のボール26とを有し、前記第1及び第2の
軸受面20c,103cは前記ボールを位置させる所定
の溝曲率比および前記ボール26を包む所定の包み角を
もって転送させる複数のボール転送溝20d,103d
を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクロール型圧縮機
に属し、特に、可動スクロールの自転を防止するための
スラスト玉軸受装置を備えているスクロール型圧縮機に
属する。
に属し、特に、可動スクロールの自転を防止するための
スラスト玉軸受装置を備えているスクロール型圧縮機に
属する。
【0002】
【従来の技術】スクロール型圧縮機は、一対の渦巻体を
角度をずらせてかみ合わせ、相対的な円運動(公転運動
のみ)を与えて、両渦巻体間に形成する密閉空間を中心
方向へ移動させながら容積を減縮して中心部から圧縮流
体を吐出させるようにした容積式流体圧縮装置である。
角度をずらせてかみ合わせ、相対的な円運動(公転運動
のみ)を与えて、両渦巻体間に形成する密閉空間を中心
方向へ移動させながら容積を減縮して中心部から圧縮流
体を吐出させるようにした容積式流体圧縮装置である。
【0003】この従来技術のスクロール型圧縮機は、図
5に示すように、外郭を構成するハウジング10を有し
ている。ハウジング10は、大径の有底円筒体からなる
リアハウジング101と、フロントハウジング100と
を有している。フロントハウジング100はリアハウジ
ング101の開放端に固定された大径円筒部103と小
径円筒部105とを備えている。リアハウジング101
とフロントハウジング100とは中心軸を同一にしてに
配設されている。
5に示すように、外郭を構成するハウジング10を有し
ている。ハウジング10は、大径の有底円筒体からなる
リアハウジング101と、フロントハウジング100と
を有している。フロントハウジング100はリアハウジ
ング101の開放端に固定された大径円筒部103と小
径円筒部105とを備えている。リアハウジング101
とフロントハウジング100とは中心軸を同一にしてに
配設されている。
【0004】ハウジング10の中心軸線X上にはシャフ
ト11が配されている。シャフト11はフロントハウジ
ング100の小径円筒部105を通ってハウジング10
内にのびている。また、シャフト11はフロントハウジ
ング100の小径円筒部105に包囲された小径円筒部
11aと、フロントハウジング100の大径円筒部10
3に包囲された大径部11bとを有している。大径円筒
部11bの端部には、軸線Xに平行にのびている駆動ピ
ン12が軸線Xから偏心して固定されている。シャフト
11は大径部11bがニードルベアリング13を介して
フロントハウジング100の大径部11bにより回転自
在に支承され、小径円筒部11aがボールベアリング1
4を介してフロントハウジング100の小径円筒部10
5により回転自在に支承されている。
ト11が配されている。シャフト11はフロントハウジ
ング100の小径円筒部105を通ってハウジング10
内にのびている。また、シャフト11はフロントハウジ
ング100の小径円筒部105に包囲された小径円筒部
11aと、フロントハウジング100の大径円筒部10
3に包囲された大径部11bとを有している。大径円筒
部11bの端部には、軸線Xに平行にのびている駆動ピ
ン12が軸線Xから偏心して固定されている。シャフト
11は大径部11bがニードルベアリング13を介して
フロントハウジング100の大径部11bにより回転自
在に支承され、小径円筒部11aがボールベアリング1
4を介してフロントハウジング100の小径円筒部10
5により回転自在に支承されている。
【0005】小径円筒部105に径方向外方に電磁クラ
ッチ15が配設されている。電磁クラッチ15は、小径
円筒部105に回転自在に外嵌するとともに、図示しな
いV形ベルトを介して外部駆動源に接続されたプーリ1
5aと小径部11aの端部に固定された回転伝達板15
cとを備えている。駆動源によりシャフト11が回転駆
動される。
ッチ15が配設されている。電磁クラッチ15は、小径
円筒部105に回転自在に外嵌するとともに、図示しな
いV形ベルトを介して外部駆動源に接続されたプーリ1
5aと小径部11aの端部に固定された回転伝達板15
cとを備えている。駆動源によりシャフト11が回転駆
動される。
【0006】リアハウジング101内には、固定スクロ
ール16が配設されている。固定スクロール16は、軸
線Xと同心に配設されてリアハウジング101に嵌合す
る円板状の端板16aと、この端板16aの一方の面に
形成された渦巻体16bとを備えている。端板16aの
他方の面には脚16cが形成されている。リアハウジン
グ101は、底部101aから端板16aの脚16cへ
向かって突出している脚101cを備えている。固定ス
クロール16は、脚101cの先端面が端板16aの脚
16cの先端面に当接した状態で、ボルト17によって
リアハウジング101に固定されている。固定スクロー
ル16の端板16aによってリアハウジング101の内
部空間は吸入室18と吐出室19とに仕切られている。
ール16が配設されている。固定スクロール16は、軸
線Xと同心に配設されてリアハウジング101に嵌合す
る円板状の端板16aと、この端板16aの一方の面に
形成された渦巻体16bとを備えている。端板16aの
他方の面には脚16cが形成されている。リアハウジン
グ101は、底部101aから端板16aの脚16cへ
向かって突出している脚101cを備えている。固定ス
クロール16は、脚101cの先端面が端板16aの脚
16cの先端面に当接した状態で、ボルト17によって
リアハウジング101に固定されている。固定スクロー
ル16の端板16aによってリアハウジング101の内
部空間は吸入室18と吐出室19とに仕切られている。
【0007】リアハウジング101内には、固定スクロ
ール16に隣接して可動スクロール20が配設されてい
る。可動スクロール20は、円板状の端板20aと、端
板20aの一方の面に形成された渦巻体20bと、図6
にも示す端板20aの他方の面に形成された環状のボス
20cとを備えている。端板20aの中心軸線Yは軸線
Xから距離rs偏心している。可動スクロール20の渦
巻体20bは、固定スクロール16の渦巻体16bと1
80度の角度の位相差をもってかみ合っている。
ール16に隣接して可動スクロール20が配設されてい
る。可動スクロール20は、円板状の端板20aと、端
板20aの一方の面に形成された渦巻体20bと、図6
にも示す端板20aの他方の面に形成された環状のボス
20cとを備えている。端板20aの中心軸線Yは軸線
Xから距離rs偏心している。可動スクロール20の渦
巻体20bは、固定スクロール16の渦巻体16bと1
80度の角度の位相差をもってかみ合っている。
【0008】ボス20cには、端板20aと同心に配設
された厚肉円板状のブッシュ21がニードルベアリング
22を介して回転自在に内嵌している。ブッシュ21に
は、軸線Xに平行にのびる偏心貫通穴21aが形成され
ている。また、径方向にのびるバランスウエイト23が
固定されている。貫通穴21aは、シャフト11の大径
部11bに固定された駆動ピン12を摺動可能に収容し
ている。ブッシュ21に形成されたピン(図示せず)が
シャフト11の大径部11bの端部に形成されたピン
(図示せず)よりもわずかに大径の穴に嵌合している。
された厚肉円板状のブッシュ21がニードルベアリング
22を介して回転自在に内嵌している。ブッシュ21に
は、軸線Xに平行にのびる偏心貫通穴21aが形成され
ている。また、径方向にのびるバランスウエイト23が
固定されている。貫通穴21aは、シャフト11の大径
部11bに固定された駆動ピン12を摺動可能に収容し
ている。ブッシュ21に形成されたピン(図示せず)が
シャフト11の大径部11bの端部に形成されたピン
(図示せず)よりもわずかに大径の穴に嵌合している。
【0009】さらに、フロントハウジング100の大径
円筒部103の端部に固定されたドーナツ板状のフロン
トハウジング側レース(レース部材)24と、図6及び
図7に拡大して示した可動スクロール20の端板20a
に固定されたドーナツ板状の可動スクロール側レース
(レース部材)25と、周方向に互いに間隔を隔ててフ
ロントハウジング側レース24及び可動スクロール側レ
ース25との間に介在する複数のボール26とによっ
て、可動スクロール自転防止用のスラスト玉軸受装置
(ボールカップリング)が構成されている。フロントハ
ウジング側レース24と可動スクロール側レース25と
は、複数のボール26を介して対峙している。
円筒部103の端部に固定されたドーナツ板状のフロン
トハウジング側レース(レース部材)24と、図6及び
図7に拡大して示した可動スクロール20の端板20a
に固定されたドーナツ板状の可動スクロール側レース
(レース部材)25と、周方向に互いに間隔を隔ててフ
ロントハウジング側レース24及び可動スクロール側レ
ース25との間に介在する複数のボール26とによっ
て、可動スクロール自転防止用のスラスト玉軸受装置
(ボールカップリング)が構成されている。フロントハ
ウジング側レース24と可動スクロール側レース25と
は、複数のボール26を介して対峙している。
【0010】フロントハウジング側レース24は、その
外縁フランジ部分に形成されている円形の一対の穴(図
示せず)を有しており、フロントハウジング101の大
径円筒部103の端部に形成された一対の穴(図示せ
ず)に緊密に嵌合する一対のスプリングピン(図示せ
ず)により固定されている。
外縁フランジ部分に形成されている円形の一対の穴(図
示せず)を有しており、フロントハウジング101の大
径円筒部103の端部に形成された一対の穴(図示せ
ず)に緊密に嵌合する一対のスプリングピン(図示せ
ず)により固定されている。
【0011】可動スクロール側レース25は、図8に示
すように、その外縁フランジ部分25aに形成された円
形の一対の穴251と、可動スクロール20の端板20
aに形成された一対の穴203aに緊密に嵌合する一対
のスプリングピン(図示せず)により固定されている。
ボール26はフロントハウジング側レース24に形成さ
れている複数のボール転送溝24cと、ボール転送溝2
4cに対峙するよう可動スクロール側レース25に形成
されているボール転送溝25cとに狭持された状態でフ
ロントハウジング側レース24と可動スクロール側レー
ス25との間に介在している。
すように、その外縁フランジ部分25aに形成された円
形の一対の穴251と、可動スクロール20の端板20
aに形成された一対の穴203aに緊密に嵌合する一対
のスプリングピン(図示せず)により固定されている。
ボール26はフロントハウジング側レース24に形成さ
れている複数のボール転送溝24cと、ボール転送溝2
4cに対峙するよう可動スクロール側レース25に形成
されているボール転送溝25cとに狭持された状態でフ
ロントハウジング側レース24と可動スクロール側レー
ス25との間に介在している。
【0012】フロントハウジング側レース24と可動ス
クロール側レース25との間に介在する複数のボール2
6とによって、可動スクロール自転防止用のスラスト玉
軸受装置の場合、それ自身が旋回半径をもっている。
クロール側レース25との間に介在する複数のボール2
6とによって、可動スクロール自転防止用のスラスト玉
軸受装置の場合、それ自身が旋回半径をもっている。
【0013】従来のスクロール型圧縮機では、通常、固
定スクロール16,可動スクロール20、フロントハウ
ジング100は、軽量化のためにアルミニウム系素材を
用いている。これらのアルミニウム系素材からなる固定
スクロール16,可動スクロール20、フロントハウジ
ング100に鉄系素材からなる一対のレース部材24、
25を介してボール26を挟み込む構造としている。
定スクロール16,可動スクロール20、フロントハウ
ジング100は、軽量化のためにアルミニウム系素材を
用いている。これらのアルミニウム系素材からなる固定
スクロール16,可動スクロール20、フロントハウジ
ング100に鉄系素材からなる一対のレース部材24、
25を介してボール26を挟み込む構造としている。
【0014】したがって、耐久性の問題によって、直接
ボール26から面圧を受ける部位は、より硬い鉄系部品
のレース部材としている。レース部材24、25はピン
による固定のほか、加締めによって固定される。また、
ボール転送溝24c,25cの形状はプレス成形加工に
よって形成される。
ボール26から面圧を受ける部位は、より硬い鉄系部品
のレース部材としている。レース部材24、25はピン
による固定のほか、加締めによって固定される。また、
ボール転送溝24c,25cの形状はプレス成形加工に
よって形成される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】フロントハウジング側
レース24と可動スクロール側レース25との間に介在
する複数のボール26とによって、可動スクロール自転
防止用のスラスト玉軸受装置の場合、それ自身が旋回半
径をもっている。
レース24と可動スクロール側レース25との間に介在
する複数のボール26とによって、可動スクロール自転
防止用のスラスト玉軸受装置の場合、それ自身が旋回半
径をもっている。
【0016】一方、実際の運転時には、可動スクロール
20自身がもつ旋回半径で動こうとする。しかし、実際
の生産時には、加工誤差などにより両旋回半径に差が生
じ、性能が低下してしまい、可動スクロール20の自転
を防止しるためのスラスト玉軸受装置の寿命の低下を招
くという問題がある。
20自身がもつ旋回半径で動こうとする。しかし、実際
の生産時には、加工誤差などにより両旋回半径に差が生
じ、性能が低下してしまい、可動スクロール20の自転
を防止しるためのスラスト玉軸受装置の寿命の低下を招
くという問題がある。
【0017】ボール転送溝24c,25cの形状は、プ
レス成形加工によって形成されるため、精度上の都合
(プレス成形加工ではボール転送溝24c,25cの半
径 数mmに対し、公差は±小数点以下第1位が限界)
よりボール転送溝24c,25cの溝曲率比(ボール転
送溝の半径/ボールの半径)は1.1程度が限界であ
る。したがって、平坦面と比較すると、ベアリング寿命
は向上するものの、その実は点接触に近い。
レス成形加工によって形成されるため、精度上の都合
(プレス成形加工ではボール転送溝24c,25cの半
径 数mmに対し、公差は±小数点以下第1位が限界)
よりボール転送溝24c,25cの溝曲率比(ボール転
送溝の半径/ボールの半径)は1.1程度が限界であ
る。したがって、平坦面と比較すると、ベアリング寿命
は向上するものの、その実は点接触に近い。
【0018】プレス成形加工によって成形されるレース
部材24,25では、包み角が浅く、耐久性、組み立て
性からみて不都合である。包み角を大きくすると、前述
のボール転送溝24c,25cの精度が悪化し、ボール
転送溝24c,25cの曲率比もより耐久性悪化の方向
で設定せざるを得ないという問題がある。
部材24,25では、包み角が浅く、耐久性、組み立て
性からみて不都合である。包み角を大きくすると、前述
のボール転送溝24c,25cの精度が悪化し、ボール
転送溝24c,25cの曲率比もより耐久性悪化の方向
で設定せざるを得ないという問題がある。
【0019】従来、位置精度は、レース部材24,25
へのボール転送溝24c,25cのプレス精度と固定ピ
ン孔の精度等によって決定されるので、ボール転送溝2
4c,25cの位置精度が一定ではないという問題があ
る。
へのボール転送溝24c,25cのプレス精度と固定ピ
ン孔の精度等によって決定されるので、ボール転送溝2
4c,25cの位置精度が一定ではないという問題があ
る。
【0020】また、可動スクロール20のボール転送溝
24cの位置が理想位置からはずれると、理想接触位置
でボール26とボール転送溝24cが接触しなくなるこ
とにより面圧力過大、各ボールの面圧力バラツキが生じ
るという問題がある。
24cの位置が理想位置からはずれると、理想接触位置
でボール26とボール転送溝24cが接触しなくなるこ
とにより面圧力過大、各ボールの面圧力バラツキが生じ
るという問題がある。
【0021】さらに、組み立て時、半完成状態でボール
26がボール転送溝24c,25cから落下する恐れが
ある。
26がボール転送溝24c,25cから落下する恐れが
ある。
【0022】それ故に、本発明の課題は、部品点数を削
減でき、組み立ての簡素化が図れるスクロール型圧縮機
を提供することにある。
減でき、組み立ての簡素化が図れるスクロール型圧縮機
を提供することにある。
【0023】また、本発明に他の課題は、ボール転送溝
の硬度を向上でき、かつボール転送溝へのオイル潤滑を
良好に行なうことができ、耐久性に優れたスクロール型
圧縮機を提供することにある。
の硬度を向上でき、かつボール転送溝へのオイル潤滑を
良好に行なうことができ、耐久性に優れたスクロール型
圧縮機を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ハウジ
ングと、該ハウジング内に設けた固定スクロールと、前
記固定スクロールに近接して前記ハウジング内に設けた
可動スクロールと、前記可動スクロールの自転を防止す
るためのスラスト玉軸受装置とを含み、前記可動スクロ
ールは第1の端板と該第1の端板の一面上に設けた第1
の渦巻体とを有し、前記固定スクロールは前記ハウジン
グ内で前記第1の端板に対峙して前記ハウジングに固定
した第2の端板と該第2の端板の一面上に設けた第1の
渦巻体とを有し、前記第1及び第2の渦巻体を角度をず
らせてかみ合わせ前記可動スクロールに公転運動を与え
て、前記第1及び第2の渦巻体間に形成する密閉空間を
中心方向へ移動させながら容積を減縮して圧縮流体を吐
出させるスクロール型圧縮機において、前記スラスト玉
軸受装置は前記第1の端板の一面とは反対面の第1の軸
受面と、該第1の軸受面に対峙する前記ハウジングの第
2の軸受面と、前記第1及び第2の軸受面間に介在した
複数のボールとを有し、前記第1及び第2の軸受面は前
記ボールを位置させる所定の溝曲率比および前記ボール
を包む所定の包み角をもって転送させる複数のボール転
送溝を有していることを特徴とするスクロール型圧縮機
が得られる。
ングと、該ハウジング内に設けた固定スクロールと、前
記固定スクロールに近接して前記ハウジング内に設けた
可動スクロールと、前記可動スクロールの自転を防止す
るためのスラスト玉軸受装置とを含み、前記可動スクロ
ールは第1の端板と該第1の端板の一面上に設けた第1
の渦巻体とを有し、前記固定スクロールは前記ハウジン
グ内で前記第1の端板に対峙して前記ハウジングに固定
した第2の端板と該第2の端板の一面上に設けた第1の
渦巻体とを有し、前記第1及び第2の渦巻体を角度をず
らせてかみ合わせ前記可動スクロールに公転運動を与え
て、前記第1及び第2の渦巻体間に形成する密閉空間を
中心方向へ移動させながら容積を減縮して圧縮流体を吐
出させるスクロール型圧縮機において、前記スラスト玉
軸受装置は前記第1の端板の一面とは反対面の第1の軸
受面と、該第1の軸受面に対峙する前記ハウジングの第
2の軸受面と、前記第1及び第2の軸受面間に介在した
複数のボールとを有し、前記第1及び第2の軸受面は前
記ボールを位置させる所定の溝曲率比および前記ボール
を包む所定の包み角をもって転送させる複数のボール転
送溝を有していることを特徴とするスクロール型圧縮機
が得られる。
【0025】
【作用】本発明のスクロール型圧縮機では、可動スクロ
ールの渦巻体(第1の渦巻体)の第1の軸受面、フロン
トハウジングの第2の軸受面にボールエンドミル等の治
具を用いてボール転送溝を加工する。この機械加工によ
ってボールを包み込む包み角を180度の角度に近付け
る。そしてボール転送溝の精度も従来のプレス成形より
向上するので、ボール転送溝の溝曲率比(溝半径/ボー
ルの半径)を1に近付ける設計が可能である。
ールの渦巻体(第1の渦巻体)の第1の軸受面、フロン
トハウジングの第2の軸受面にボールエンドミル等の治
具を用いてボール転送溝を加工する。この機械加工によ
ってボールを包み込む包み角を180度の角度に近付け
る。そしてボール転送溝の精度も従来のプレス成形より
向上するので、ボール転送溝の溝曲率比(溝半径/ボー
ルの半径)を1に近付ける設計が可能である。
【0026】なお、機械加工では、従来の可動スクロー
ル及びフロントハウジングを加工するときの加工レベル
でボール転送溝の溝半径数mmに対し、公差は±小数点
以下第2位の精度が可能である。
ル及びフロントハウジングを加工するときの加工レベル
でボール転送溝の溝半径数mmに対し、公差は±小数点
以下第2位の精度が可能である。
【0027】また、必要に応じて、ボール転送溝の表面
にはアルマイト等の表面処理を施し、ボール転送溝の表
面の硬度を上げる。フロントハウジング及び可動スクロ
ールをアルミニウム系素材とした場合、アルミニウム系
素材よりも硬度が高いアルマイトを表面処理する。
にはアルマイト等の表面処理を施し、ボール転送溝の表
面の硬度を上げる。フロントハウジング及び可動スクロ
ールをアルミニウム系素材とした場合、アルミニウム系
素材よりも硬度が高いアルマイトを表面処理する。
【0028】さらに、包み角が180度の角度に近付く
につれ、ボールのオイル潤滑が悪化するので、ボール転
送溝に対し接線方向かつ回転時に吸入ガスを取り込む方
向にオイル潤滑用の付加溝を付加する。したがって、こ
れらの構成によって、ボール転送溝の材質がアルミニウ
ム系素材であっても成立する。
につれ、ボールのオイル潤滑が悪化するので、ボール転
送溝に対し接線方向かつ回転時に吸入ガスを取り込む方
向にオイル潤滑用の付加溝を付加する。したがって、こ
れらの構成によって、ボール転送溝の材質がアルミニウ
ム系素材であっても成立する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明のスクロール型圧縮
機の第1の実施の形態例について添付図面を参照して説
明する。なお、スクロール型圧縮機は図5において説明
した構成のスクロール型圧縮機とほぼ同じ構成であるた
め同じ部分には同じ符号を付して、本発明のスラスト玉
軸受装置を備えた部分の構成及びこの構成に関連する部
分を説明するものとし、その他、構成が同じ部分の説明
を省略する。
機の第1の実施の形態例について添付図面を参照して説
明する。なお、スクロール型圧縮機は図5において説明
した構成のスクロール型圧縮機とほぼ同じ構成であるた
め同じ部分には同じ符号を付して、本発明のスラスト玉
軸受装置を備えた部分の構成及びこの構成に関連する部
分を説明するものとし、その他、構成が同じ部分の説明
を省略する。
【0030】可動スクロール20には端板(第1の端
板)20aの一面上に渦巻体(第1の渦巻体)20bが
設けられている。また可動スクロール20の端板20a
は一面とは反対側の面に第1の軸受面20cを有してい
る。フロントハウジング100は大径円筒部103の端
面に第2の軸受面103cを有している。可動スクロー
ル20の第1の軸受面20cは、大径円筒部103の第
2の軸受面103cに対峙している。
板)20aの一面上に渦巻体(第1の渦巻体)20bが
設けられている。また可動スクロール20の端板20a
は一面とは反対側の面に第1の軸受面20cを有してい
る。フロントハウジング100は大径円筒部103の端
面に第2の軸受面103cを有している。可動スクロー
ル20の第1の軸受面20cは、大径円筒部103の第
2の軸受面103cに対峙している。
【0031】第1及び第2の軸受面20c,103c間
には複数のボール26が介在されている。第1の軸受面
20cは,図2にも示すように、ボール26を所定の溝
曲率比およびボール26を包み込む所定の包み角をもっ
て転送させる複数の第1のボール転送溝20dを有して
いる。第2の軸受面103cはボール26を所定の溝曲
率比およびボール26を包み込む所定の包み角をもって
転送させる複数の第2のボール転送溝103dを有して
いる。
には複数のボール26が介在されている。第1の軸受面
20cは,図2にも示すように、ボール26を所定の溝
曲率比およびボール26を包み込む所定の包み角をもっ
て転送させる複数の第1のボール転送溝20dを有して
いる。第2の軸受面103cはボール26を所定の溝曲
率比およびボール26を包み込む所定の包み角をもって
転送させる複数の第2のボール転送溝103dを有して
いる。
【0032】ここで、第1及び第2の軸受面20c,1
03c、ボール26及び第1及び第2のボール転送溝2
0d,103dは、これらで可動スクロール20の自転
を防止するためのスラスト玉軸受装置を構成している。
03c、ボール26及び第1及び第2のボール転送溝2
0d,103dは、これらで可動スクロール20の自転
を防止するためのスラスト玉軸受装置を構成している。
【0033】可動スクロール20とフロントハウジング
100とは、これらが同じ素材であり、第1のボール転
送溝20dが第1の軸受面20cに形成されており、第
2のボール転送溝103dが第2の軸受面103cに機
械加工によって形成される。
100とは、これらが同じ素材であり、第1のボール転
送溝20dが第1の軸受面20cに形成されており、第
2のボール転送溝103dが第2の軸受面103cに機
械加工によって形成される。
【0034】具体的には、可動スクロール20及びフロ
ントハウジング100は、アルミニウム系素材を採用し
ている。例えば、アルミニウム系素材を用いた可動スク
ロール20と同じくアルミニウム系素材を用いたフロン
トハウジング100では、理想に近い溝曲率比・ボール
26を包み込む包み角を有する第1及び第2のボール転
送溝20d,103dを機械加工によって得られる。
ントハウジング100は、アルミニウム系素材を採用し
ている。例えば、アルミニウム系素材を用いた可動スク
ロール20と同じくアルミニウム系素材を用いたフロン
トハウジング100では、理想に近い溝曲率比・ボール
26を包み込む包み角を有する第1及び第2のボール転
送溝20d,103dを機械加工によって得られる。
【0035】第1及び第2の軸受面20c,103cに
は、ボールエンドミル等の治具を用いて第1及び第2の
ボール転送溝20d,103dを加工する。この機械加
工によって包み角を180度の角度に近付け成形加工す
ると、第1及び第2のボール転送溝20d,103dの
精度が従来のプレス成形加工よりも向上する。即ち、第
1及び第2のボール転送溝20d,103dの溝曲率比
(ボール転送溝の半径/ボールの半径)を1に近付ける
設計が可能である。
は、ボールエンドミル等の治具を用いて第1及び第2の
ボール転送溝20d,103dを加工する。この機械加
工によって包み角を180度の角度に近付け成形加工す
ると、第1及び第2のボール転送溝20d,103dの
精度が従来のプレス成形加工よりも向上する。即ち、第
1及び第2のボール転送溝20d,103dの溝曲率比
(ボール転送溝の半径/ボールの半径)を1に近付ける
設計が可能である。
【0036】なお、機械加工では、現在の渦巻体20
b、フロントハウジング100の加工レベルで溝半径数
mmに対し、公差は±小数点以下第2位の精度が可能で
ある。具体的には、ボール26の径寸法を8mmとした
時には、機械加工による第1及び第2のボール転送溝2
0d,103dの成形加工では、第1及び第2のボール
転送溝20d,103dの位置精度 ±0.05、第1
及び第2のボール転送溝20d,103dの半径精度
0.05、第1及び第2のボール転送溝20d,103
dの半径R 4.1、第1及び第2のボール転送溝20
d,103dの溝曲率比 1.025となる。
b、フロントハウジング100の加工レベルで溝半径数
mmに対し、公差は±小数点以下第2位の精度が可能で
ある。具体的には、ボール26の径寸法を8mmとした
時には、機械加工による第1及び第2のボール転送溝2
0d,103dの成形加工では、第1及び第2のボール
転送溝20d,103dの位置精度 ±0.05、第1
及び第2のボール転送溝20d,103dの半径精度
0.05、第1及び第2のボール転送溝20d,103
dの半径R 4.1、第1及び第2のボール転送溝20
d,103dの溝曲率比 1.025となる。
【0037】なお、第1及び第2のボール転送溝20
d,103dの半径は、第1及び第2のボール転送溝2
0d,103dの位置・半径が寸法公差最悪時に、第1
及び第2のボール転送溝20d,103dの半径よりも
ボール26の半径が小さい寸法であるか、等しくなるよ
うに設定される。
d,103dの半径は、第1及び第2のボール転送溝2
0d,103dの位置・半径が寸法公差最悪時に、第1
及び第2のボール転送溝20d,103dの半径よりも
ボール26の半径が小さい寸法であるか、等しくなるよ
うに設定される。
【0038】因みに、図5及び図7に示した従来プレス
加工によってレース部材24、25にボール転送溝24
c,25cを成形したときには、ボール転送溝24c,
25cの位置精度 ±0.2、ボール転送溝24c,2
5cの半径精度0.2、ボール転送溝24c,25cの
半径R4.4,ボール転送溝24c,25cの溝曲率比
1.1であり、小数点以下1位の公差となる。
加工によってレース部材24、25にボール転送溝24
c,25cを成形したときには、ボール転送溝24c,
25cの位置精度 ±0.2、ボール転送溝24c,2
5cの半径精度0.2、ボール転送溝24c,25cの
半径R4.4,ボール転送溝24c,25cの溝曲率比
1.1であり、小数点以下1位の公差となる。
【0039】上述した構成のスラスト玉軸受装置を有す
るスクロール型圧縮機では、可動スクロール20の公転
にともなって、ボール26が第1及び第2のボール転送
溝20d,103d内を可動スクロール20の公転半径
rsと略同一半径の円軌道を描いて転走する。また、可
動スクロール20の公転にともなって、ボール26は第
1及び第2のボール転送溝20d,103dへ押しつけ
られた状態で第1及び第2のボール転送溝20d,10
3d内を可動スクロール20の公転半径rsと略同一半
径に円軌道を描いて滑らかに転走することができる。こ
の結果、可動スクロール20はフロントハウジング10
0、ひいては固定スクロール16に対して所定の角度関
係でを維持しつつ公転することになる。
るスクロール型圧縮機では、可動スクロール20の公転
にともなって、ボール26が第1及び第2のボール転送
溝20d,103d内を可動スクロール20の公転半径
rsと略同一半径の円軌道を描いて転走する。また、可
動スクロール20の公転にともなって、ボール26は第
1及び第2のボール転送溝20d,103dへ押しつけ
られた状態で第1及び第2のボール転送溝20d,10
3d内を可動スクロール20の公転半径rsと略同一半
径に円軌道を描いて滑らかに転走することができる。こ
の結果、可動スクロール20はフロントハウジング10
0、ひいては固定スクロール16に対して所定の角度関
係でを維持しつつ公転することになる。
【0040】また、必要に応じて、第1及び第2のボー
ル転送溝20d,103dの表面には表面処理を施し、
第1及び第2のボール転送溝20d,103dの表面の
硬度を上げる。即ち、第1及び第2のボール転送溝20
d,103dの表面には可動スクロール20及びフロン
トハウジング100の素材よりも硬度が高いアルマイト
等の表面処理部材によって表面処理が施される。
ル転送溝20d,103dの表面には表面処理を施し、
第1及び第2のボール転送溝20d,103dの表面の
硬度を上げる。即ち、第1及び第2のボール転送溝20
d,103dの表面には可動スクロール20及びフロン
トハウジング100の素材よりも硬度が高いアルマイト
等の表面処理部材によって表面処理が施される。
【0041】ここで、フロントハウジング100、可動
スクロール20をアルミニウム系素材とした場合、アル
ミニウム系素材よりも硬度が高いアルマイトを表面処理
するものである。
スクロール20をアルミニウム系素材とした場合、アル
ミニウム系素材よりも硬度が高いアルマイトを表面処理
するものである。
【0042】図3は本発明のスクロール型圧縮機の第2
の実施の形態例を示している。なお、スクロール型圧縮
機は図1及び図2において説明した構成のスクロール型
圧縮機と同じ構成であるため、同じ部分には同じ符号を
付して構成が同じ部分の説明を省略する。
の実施の形態例を示している。なお、スクロール型圧縮
機は図1及び図2において説明した構成のスクロール型
圧縮機と同じ構成であるため、同じ部分には同じ符号を
付して構成が同じ部分の説明を省略する。
【0043】第1及び第2のボール転送溝20d,10
3dでは、包み角が180度の角度に近付くにつれ、ボ
ール26へのオイル潤滑は悪化する恐れも想定される。
そこで、第1の軸受面20cには、複数の第1のボール
転送溝20d間にあって、一つの第1のボール転送溝2
0dの一部から第1の軸受面20cの周端へのびてオイ
ルを潤滑させるための第1の付加溝20gが形成されて
いる。また、第2の軸受面103cにも第1の付加溝2
0gと同じように第2の付加溝(図示せず)が形成され
ている。よって、以下の説明では、第1の付加溝20g
についてのみ説明し、第2の付加溝の説明を省略する。
3dでは、包み角が180度の角度に近付くにつれ、ボ
ール26へのオイル潤滑は悪化する恐れも想定される。
そこで、第1の軸受面20cには、複数の第1のボール
転送溝20d間にあって、一つの第1のボール転送溝2
0dの一部から第1の軸受面20cの周端へのびてオイ
ルを潤滑させるための第1の付加溝20gが形成されて
いる。また、第2の軸受面103cにも第1の付加溝2
0gと同じように第2の付加溝(図示せず)が形成され
ている。よって、以下の説明では、第1の付加溝20g
についてのみ説明し、第2の付加溝の説明を省略する。
【0044】第1の付加溝20gは、第1のボール転送
溝20dに対し接線方向かつ回転時に吸入ガスを取り込
む方向に付加されている。第1のボール転送溝20dの
形状は、第1の軸受面20cではインボリュート、渦巻
等の曲線状の溝となっている。各第1のボール転送溝2
0dには、図3に示した矢印の方向の回転角度で可動ス
クロール20が回転し、このとき第1の付加溝20gの
周端からオイルが第1のボール転送溝20dへ流れ込
み、ボール26と第1のボール転送溝20d面との接触
面へ潤滑が行なわれる。
溝20dに対し接線方向かつ回転時に吸入ガスを取り込
む方向に付加されている。第1のボール転送溝20dの
形状は、第1の軸受面20cではインボリュート、渦巻
等の曲線状の溝となっている。各第1のボール転送溝2
0dには、図3に示した矢印の方向の回転角度で可動ス
クロール20が回転し、このとき第1の付加溝20gの
周端からオイルが第1のボール転送溝20dへ流れ込
み、ボール26と第1のボール転送溝20d面との接触
面へ潤滑が行なわれる。
【0045】したがって、これらの第1の付加溝20
g、及び第2の付加溝の構成によって、第1及び第2の
ボール転送溝20d,103dの材質がアルミニウムで
あっても成立する。
g、及び第2の付加溝の構成によって、第1及び第2の
ボール転送溝20d,103dの材質がアルミニウムで
あっても成立する。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスクロー
ル型圧縮機によれば、従来のレース部材が不要となりレ
ース部材を固定する機構も廃止されるので、部品点数を
削減でき、組み立ての簡素化が図れることから、経済性
に優れたスクロール型圧縮機を提供できる。
ル型圧縮機によれば、従来のレース部材が不要となりレ
ース部材を固定する機構も廃止されるので、部品点数を
削減でき、組み立ての簡素化が図れることから、経済性
に優れたスクロール型圧縮機を提供できる。
【0047】また、ボール転送溝の位置精度は、溝位置
の加工精度のみで各ボールの面圧バラツキが減るので寿
命が向上する。これに溝曲率比、包み角の向上と、アル
マイト等の表面処理、オイル潤滑用の付加溝を適選付加
する設計とすると、接触面がアルミニウム素材であるに
もかかわらず、従来のレース部材に対し同等以上の耐久
寿命を有するという効果を奏する。
の加工精度のみで各ボールの面圧バラツキが減るので寿
命が向上する。これに溝曲率比、包み角の向上と、アル
マイト等の表面処理、オイル潤滑用の付加溝を適選付加
する設計とすると、接触面がアルミニウム素材であるに
もかかわらず、従来のレース部材に対し同等以上の耐久
寿命を有するという効果を奏する。
【図1】本発明のスクロール型圧縮機の第1の実施の形
態例を示す断面図である。
態例を示す断面図である。
【図2】図1に示した可動スクロールを左側から見た状
態の側面図である。
態の側面図である。
【図3】本発明のスクロール型圧縮機の第2の実施の形
態例を示し、可動スクロールを左側から見た状態の平面
図である。
態例を示し、可動スクロールを左側から見た状態の平面
図である。
【図4】図3のIII-III 線断面図である。
【図5】従来のスクロール型圧縮機を示す断面図であ
る。
る。
【図6】図5に示した可動スクロールの断面図である。
【図7】図5に示した可動スクロールを左側から見た状
態の平面図である。
態の平面図である。
【図8】図5に示した可動スクロール側レース部材を示
す平面図である。
す平面図である。
10 ハウジング 11 シャフト 11a 小径円筒部 11b 大径円筒部 16 固定スクロール 16a 端板 18 吸入室 19 吐出室 20 可動スクロール 20a 端板 20c 第1の軸受面 20d 第1のボール転送溝 20g 付加溝 24 可動スクロール側レース(レース部材) 25 固定スクロール側レース(レース部材) 24c,25c ボール転送溝 26 ボール 100 フロントハウジング 101 リアハウジング 103c 第2の軸受面 103d 第2のボール転送溝 105 小径円筒部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H029 AA02 AA15 AA21 BB31 BB32 BB44 CC05 CC08 CC17 CC38 3H039 AA02 AA12 BB05 BB07 BB08 CC02 CC09 CC18 CC23 CC35 CC36 3J101 AA02 AA53 AA62 AA71 BA70 BA77 CA08 DA20 EA14 EA78 FA31 FA44 FA46 GA29
Claims (7)
- 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジング内に設けた
固定スクロールと、前記固定スクロールに近接して前記
ハウジング内に設けた可動スクロールと、前記可動スク
ロールの自転を防止するためのスラスト玉軸受装置とを
含み、前記可動スクロールは第1の端板と該第1の端板
の一面上に設けた第1の渦巻体とを有し、前記固定スク
ロールは前記ハウジング内で前記第1の端板に対峙して
前記ハウジングに固定した第2の端板と該第2の端板の
一面上に設けた第2の渦巻体とを有し、前記第1及び第
2の渦巻体を角度をずらせてかみ合わせ前記可動スクロ
ールに公転運動を与えて、前記第1及び第2の渦巻体間
に形成する密閉空間を中心方向へ移動させながら容積を
減縮して圧縮流体を吐出させるスクロール型圧縮機にお
いて、 前記スラスト玉軸受装置は前記第1の端板の一面とは反
対面の第1の軸受面と、該第1の軸受面に対峙する前記
ハウジングの第2の軸受面と、前記第1及び第2の軸受
面間に介在した複数のボールとを有し、前記第1及び第
2の軸受面は前記ボールを位置させる所定の溝曲率比お
よび前記ボールを包む所定の包み角をもって転送させる
複数のボール転送溝を有していることを特徴とするスク
ロール型圧縮機。 - 【請求項2】 請求項1記載のスクロール型圧縮機にお
いて、前記可動スクロール及び前記ハウジングは同素材
であり、前記ボール転送溝が機械加工によって加工形成
されていることを特徴とするスクロール型圧縮機。 - 【請求項3】 請求項2記載のスクロール型圧縮機にお
いて、前記可動スクロール及び前記ハウジングがアルミ
ニウム系素材であることを特徴とするスクロール型圧縮
機。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか記載のスクロ
ール型圧縮機において、前記ボール転送溝の表面には前
記可動スクロール及び前記ハウジングの素材よりも硬度
が高い表面処理部材によって表面処理が施されているこ
とを特徴とするスクロール型圧縮機。 - 【請求項5】 請求項4記載のスクロール型圧縮機にお
いて、前記表面処理部材がアルマイトであることを特徴
とするスクロール型圧縮機。 - 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか記載のスクロ
ール型圧縮機において、前記第1及び第2の軸受面は前
記ボール転送溝のそれぞれから前記第1及び第2の軸受
面の周端へのびているオイル潤滑用の付加溝を有してい
ることを特徴とするスクロール型圧縮機。 - 【請求項7】 請求項6記載のスクロール型圧縮機にお
いて、前記付加溝は前記ボール転送溝に対し接線方向か
つ回転時に吸入ガスを取り込む方向に付加されているこ
とを特徴とするスクロール型圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11027774A JP2000227077A (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | スクロール型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11027774A JP2000227077A (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | スクロール型圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000227077A true JP2000227077A (ja) | 2000-08-15 |
Family
ID=12230333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11027774A Pending JP2000227077A (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | スクロール型圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000227077A (ja) |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS5949301A (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-21 | Nippon Soken Inc | スクロ−ル型機械 |
| JPS6129131U (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-21 | 富士ゼロックス株式会社 | 深みぞ形玉軸受 |
| JPH0442919U (ja) * | 1990-08-13 | 1992-04-13 | ||
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1999
- 1999-02-04 JP JP11027774A patent/JP2000227077A/ja active Pending
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