JP2000227146A - ベルト差動減速装置 - Google Patents

ベルト差動減速装置

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JP2000227146A
JP2000227146A JP11067256A JP6725699A JP2000227146A JP 2000227146 A JP2000227146 A JP 2000227146A JP 11067256 A JP11067256 A JP 11067256A JP 6725699 A JP6725699 A JP 6725699A JP 2000227146 A JP2000227146 A JP 2000227146A
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small
belt
fixed
shaft
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Fuminori Hirose
文則 廣瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 減速比が大きく騒音やバックラッシュも少な
い減速手段の提供。 【解決手段】 前シャーシ2に回転可能に軸支された入
力軸10に両端に小プーリ軸14a,14bが固定され
た入力アーム12を固定し、小プーリ軸14a,14b
のそれぞれに小プーリ18aと20a、同じく18bと
20bが軸支され小プーリ18aと20aとは一体とな
って回転する。後シャーシ4には入力軸10と同軸の出
力軸24が軸支され出力軸24と同心の固定大プーリ2
6は後シャーシに固定され、出力プーリ30は出力軸2
4と同心に固定されている。第1のベルト32は固定大
プーリ26、小プーリ18a,18bに、第2のベルト
は出力プーリ30、小プーリ20a,20bにそれぞれ
架張され、固定大プーリ26と出力プーリ30の半径比
または小プーリ18aと同20aの半径比のいずれかま
たは両方を変えて、入力回転を減速して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明はベルトを用いて高減
速比の得られるベルト差動減速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回転数を減速する手段としては平
歯車等を用いたりチェンベルトなどを用いていた。しか
しこれらの部材を用いた減速装置での減速比は一段で大
体3分の1ないし5分の1程度で、これ以上の減速比を
得るにはこれらを数段に組み合わせたりウオーム歯車を
用いたりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、歯車、チェンベ
ルトなどを用いた減速装置で大きな減速比を得るために
これらを数段に組み合わせるとサイズが大きくなり、か
つ効率が悪くなっていた。またこれらの方法では入力と
出力を同軸にすることが困難であり、また歯車を用いる
方法では騒音も大きくなっていた。
【0004】本発明は今までにない形式によるベルトに
よる差動減速装置を提供するものであり、従来一般的な
歯車、チェン、ベルトなどによる減速が減速比1に近い
ほど構成しやすいのに対して本発明によれば減速比がた
とえば100分の1などゼロに近いほど構成しやすいベ
ルト差動減速装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のベルト差動減速装置の請求項1の構成は、装
置に対して回転自在に軸支され減速するべき回転力を入
力する入力軸と、前記入力軸に固定され少なくともその
一端にプーリ軸を有する入力アームと、前記入力軸と同
軸上にあり装置に対して回転自在に軸支され減速された
回転力を出力する出力軸と、前記出力軸と同心的に配置
され装置に固定された固定大プーリと、前記出力軸に同
心的に固定された出力プーリと、前記入力アームのプー
リ軸に回転自在に軸支された少なくとも1個の第1の小
プーリと、前記入力アームのプーリ軸に回転自在に軸支
され前記第1の小プーリと一体に回転する少なくとも1
個の第2の小プーリと、前記第1の小プーリと前記固定
大プーリとに共通に架張した無端の第1のベルトと、前
記第2の小プーリと前記出力プーリとに共通に架張した
無端の第2のベルトとを備え、前記固定大プーリと前記
出力プーリとの半径比または前記第1の小プーリと前記
第2の小プーリとの半径比のいずれかまたは双方が異な
ることを特徴とする。
【0006】この構成により2本のベルトとプーリの組
み合せで数十分の一ないし数百分の一という減速比が容
易に得られ、また歯車に比べて低騒音であり、使用が簡
便で低価格ででき、バックラッシュがなく、精密な位置
決めも可能であり、コンパクトで、薄型化が可能で、か
つ入力軸と出力軸とを同軸上に配置できる。
【0007】また本発明のベルト差動減速装置の請求項
2の構成は、請求項1の構成において、入力アームは入
力軸に対して略軸称象な位置に一対のプーリ軸を有し、
それぞれに第1と第2の小プーリを回転自在に軸支し、
それぞれの第1と第2の小プーリの組のうち少なくとも
1組は一体となって回転することを特徴とするものであ
る。
【0008】この構成によれば固定大プーリと出力プー
リを挟んでほぼ対称に小プーリを配置でき、また入力ア
ームの形状も入力軸に対して略対称にできるので、回転
時のダイナミックバランスをよくすることができる。
【0009】また本発明のベルト差動減速装置の請求項
3の構成は、装置に対して回転自在に保持され減速する
べき回転力を入力する入力軸と、前記入力軸と同軸上に
あり装置に対して回転自在に保持され減速された回転力
を出力する出力軸と、前記出力軸と同心的に配置され装
置に固定された固定大プーリと、前記出力軸に同心的に
固定された出力プーリと、前記入力軸に固定され前記固
定大プーリおよび前記出力プーリの外周に3個の小プー
リ軸を有する入力アームと、前記入力アームの3個のプ
ーリ軸に回転自在に軸支された3個の第1の小プーリ
と、前記入力アームの3個のプーリ軸に回転自在に軸支
されそのうち少なくとも1個が同軸の第1のプーリと一
体に回転する3個の第2の小プーリと、前記3個の第1
の小プーリに内面を当接させ前記固定大プーリに外面を
当接させるようにして共通に架張した無端の第1のベル
トと、前記3個の第2の小プーリに内面を当接させ前記
出力プーリに外面を当接させるようにして共通に架張し
た無端の第2のベルトとを備え、前記固定大プーリと前
記出力プーリとの半径比または一体に回転する前記第1
の小プーリと前記第2の小プーリとの半径比のいずれか
または双方が異なることを特徴とするものであり、この
構成により請求項1の構成におけるものと同様な作用が
得られる。
【0010】また本発明のベルト差動減速装置の請求項
4の構成は、請求項1から3のいずれかの構成におい
て、第1のベルトおよび第2のベルトの少なくとも一方
の外面または内面に圧力を加えることにより各プーリに
対するベルトの当接力を増加させることを特徴とするも
のである。
【0011】また本発明のベルト差動減速装置の請求項
5の構成は、請求項1から3のいずれかの構成におい
て、入力アームの少なくとも1個のプーリ軸の外周には
偏芯カムを有し小プーリはこの偏芯カム外周に回転自在
に軸支されることを特徴とするものである。
【0012】この請求項4または5の構成によって簡単
な構成でベルトと各プーリとの摩擦力が大となり確実な
動力伝達と正確な減速比を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明のベルト
差動減速装置の第1の実施形態について説明する。図1
はそのベルト差動減速装置の平面断面図、図2は図1に
おけるX1−X2断面矢視図、図3は要部平面図、図4
は一部切欠斜視図である。各図において前シャーシ2と
後シャーシ4とは4本の支柱6によって結合されてい
る。前シャーシ2の中央に備えたベアリング8は、減速
するべき回転力を入力する入力軸10を回転自在に軸支
し、この入力軸10の他端には入力軸10に対して略対
称な形状の入力アーム12が固定されている。そしてこ
の入力アーム12の両端の略対称な位置には一対の小プ
ーリ軸14a,14bが小プーリ軸固定ナット16で固
定され、この小プーリ軸14aには固定端に遠い方に第
1の小プーリ18aが、固定端に近い方に第2の小プー
リ20aが共に一体に形成され一体に回転するよう回転
自在に軸支され、また他方の小プーリ軸14bには固定
端に遠い方に第1の小プーリ18bが、固定端に近い方
に第2の小プーリ20bが共に一体に形成され一体に回
転するように回転自在に軸支されている。
【0014】ここでは小プーリを2組配置したが、これ
は回転軸に対してダイナミックバランスを取るためであ
って、動作上は第1の小プーリ18aと第2の小プーリ
20aの1組だけでもよい。小プーリを2組設ける場
合、1体に形成するのは1組だけでよく、この場合小プ
ーリ18aと小プーリ20aとが一体であれば、小プー
リ18bと小プーリ20bとはそれぞれ別個のもので、
別個に回動するようにしても差し支えない。
【0015】一方、後シャーシ4の中央に備えたベアリ
ング22は入力軸10と同軸上に減速された回転力を出
力する出力軸24を回転自在に軸支し、この出力軸24
と同心的に配置された固定大プーリ26が出力軸24を
遊嵌する状態で後シャーシ4とプーリ固定ねじ28で固
定されている。出力軸24は同心の出力プーリ30と固
定され、出力プーリ30は固定大プーリ26と平行な状
態で出力軸24とともに回転する。
【0016】ここで固定大プーリ26と出力プーリ30
との半径比、または少なくとも一体に回転する第1の小
プーリ18aと第2の小プーリ20aとの半径比のいず
れかまたは双方が異なるように構成する必要がある。
【0017】そして無端の第1のベルト32が固定大プ
ーリ26と小プーリ18a,18bとに共通に架張さ
れ、また無端の第2のベルト34が出力プーリ30と小
プーリ20a,20bとに共通に架張されている。この
無端のベルトはゴムまたはプラスチック等のしなやかで
摩擦力の大きい地質が好適であり、またスチールベルト
なども用いられる。またプーリと当接する面に歯を持っ
た歯付きベルトにすればプーリとのすべりはなくなる
が、プーリ側にも対応する歯を設ける必要がある。
【0018】このように構成され、つぎにその動作を説
明する。入力軸10を図4の時計方向(矢印方向)に回
転すると、入力アーム12も時計方向に回転する。小プ
ーリ軸14a,14bも入力アーム12とともに回動す
ると、固定大プーリ26が後シャーシ4に固定されてい
るため一対の小プーリ18a,18bは第1のベルト3
2との摩擦力によって小プーリ軸14a,14bに対し
て反時計方向に回転され小プーリ18aは一体となって
いる小プーリ20aに反時計方向の回転を伝達する。
【0019】いま仮に小プーリ18aと小プーリ18b
とが同一外径であり、固定大プーリ26と出力プーリ3
0とが同一外径であったとすると、固定大プーリ26は
回転しないのでベルト32は小プーリ18a,18bに
よって外方へ引っ張られている部分以外は回転しない固
定大プーリに接している。小プーリ20a,20bとベ
ルト34との関係もこれと同様になり、ベルト34は小
プーリ20a,20bによって外方に引っ張られている
部分以外は出力プーリ30に接していて出力プーリ30
は回転しない。
【0020】ここで仮に固定大プーリ26と出力プーリ
30とが同一外径のまま、小プーリ18aより小プーリ
20aの外径が大きいとすると、入力アーム12の動き
に際してベルト32に対してベルト34を反時計方向に
移動させる力が生じ出力プーリ30を反時計方向に、し
たがって出力軸24を反時計方向に回転させる。見方を
変えて固定大プーリが回転可能であり、小プーリ軸14
aを固定して小プーリを反時計方向に回転させたとすれ
ば小プーリ20aが小プーリ18aより外径が大きい分
だけベルト32に対するベルト34の相対速度が大とな
るため、その分だけ固定大プーリ26に対して出力プー
リ30が反時計方向に相対的に回転するものと考えるこ
とができよう。
【0021】逆に小プーリ18aより小プーリ20aの
外径が小さいとすると、入力アーム12の動きに際して
ベルト32に対してベルト34を時計方向に移動させる
力が生じ出力プーリ30を時計方向に、したがって出力
軸24を時計方向に回転させることとなる。
【0022】つぎに仮に小プーリ18aと小プーリ20
aが同一外径のまま、固定大プーリ26に対して出力プ
ーリ30の外径が大きいとすると、入力軸10の時計方
向の回転によって出力プーリ30、したがって出力軸2
4は時計方向に回転する。これは前記のように見方を変
えて固定大プーリが回転可能であり、小プーリ軸14a
を固定して小プーリを反時計方向に回転させたとすれば
小プーリ20aと小プーリ18aは同一外径でありベル
ト32とベルト34の相対速度は等しいが固定大プーリ
26の反時計方向回転に対して出力プーリ30の外径が
大きい分出力プーリ30の回転、すなわち出力軸24の
回転が固定大プーリ26より相対的に遅れるから固定大
プーリ26に対して時計方向に回転すると考えることが
できよう。
【0023】この関係を一般的に図5の各プーリの半径
による減速比を説明する斜視図を用いて説明する。半径
r1の小プーリ18aと半径r2の小プーリ20aとが
一体に回転し、固定大プーリ26の半径をR1、出力プ
ーリ30の半径をR2とすれば、半径R1の固定大プー
リ26を固定して入力軸10を1回転させると半径r1
の小プーリ18aに対して第1のベルト32は2πR1
だけ移動する。このベルトの移動にしたがって半径r1
の小プーリ18aの回転は、 2πR1/2πr1=R1/r1(回転) ・・・・(1) となる。
【0024】つぎに入力軸10が1回転したときの第1
のベルト32と第2のベルト34の相対移動量は、 2πR2−2πr2×(半径r1の小プーリの回転) =2πR2−2πr2(R1/r1) ・・・・(2) したがって出力軸の回転は、 {(2πR2−2πr2(R1/r1)}/2πR2 ={(R2−r2(R1/r1)}/R2 ・・・・(3) となる。
【0025】ここで入力軸10の回転をn、出力軸の回
転をNとすれば、 N=〔{R2−(r2/r1)R1}/R2〕n ={1−(r2・R1/r1・R2)}n ・・・・(4) r1=r2のときは、 N={1−(R1/R2)}n ・・・・(5) R1=R2のときは、 N={1−(r2/r1)}n ・・・・(6) となる。
【0026】なお、本実施形態において、前シャーシ2
と後シャーシ4とは、たとえばそれぞれ碗状の筐体であ
って、支柱6がなく前後から内部構成を包み込むように
組み立てるようにしてもよいものである。
【0027】(第2の実施形態)以下図6の要部斜視図
を用いて本発明の第2の実施形態を説明する。以下の各
実施形態では従前の実施形体の各図と同一機能の部分に
は同一の符号を付けて説明の重複を避けることとする。
本実施形態は第1の実施形態におけるベルト32,34
がゆるむと回転伝達ができなくなったり減速比が不正確
になるのを防止するためのものである。入力軸10の他
端には入力軸10に対して略対称な位置に小プーリ軸1
4a,14bが固定された入力アーム12aが固定さ
れ、この入力アーム12aには2本のテンションアーム
支持脚12b,12cが設けられ、それぞれの先端に軸
36a,36bによってテンションアーム38a,38
bが回動可能に取り付けられ、さらにその先端の軸40
a,40bにテンションローラ42a,42bが回転可
能に取り付けられている。そしてテンションアーム38
a,38bは、テンションばね44a,44bによって
テンションローラ42a,42bをベルト34,32に
対して押圧する方向に付勢している。
【0028】この構成によってベルト32は固定大プー
リ26、小プーリ18a,18bと、またベルト34は
出力プーリ30、小プーリ20a,20bとの摩擦力が
大になり確実な動力伝達と正確な減速比を得ることがで
きる。この場合はベルトの外側からテンションを掛けた
が、内側から掛けるようにしてもよい。
【0029】(第3の実施形態)以下図7を用いて本発
明の第3の実施形態を説明する。図7(a)は第1の実
施形態の小プーリ軸14bの周辺の要部断面図、図7
(b)は同図(a)におけるX3−X4断面矢視図であ
る。図において小プーリ軸14bの外周には偏心カム4
6a,46bが挿嵌され個別に回転可能な小プーリ18
b,20bはそれぞれこの偏心カム46a,46bの外
周によって回転自在に軸支されている。図7(b)のよ
うに偏心カム46a,46bのそれぞれの外周から小プ
ーリ軸14bに向けて止めねじ48をねじ込んで固定す
る。
【0030】このように構成しておき、ベルト32,3
4の張り具合いを見ながら小プーリ軸14bに対して偏
心カム46a,46bを回動させ、それぞれのベルト3
2,34の張りが十分になされた適所で止めねじ48に
よって固定する。
【0031】これによって簡単な構成でベルト32は固
定大プーリ26、小プーリ18a,18bと、またベル
ト34は出力プーリ30、小プーリ20a,20bとの
摩擦力が大になり確実な動力伝達と正確な減速比を得る
ことができる。
【0032】(第4の実施形態)図8は本発明の第4の
実施形態を示すベルト差動減速装置の平面断面図、図9
は図8におけるX5−X6断面矢視図、図10は各プー
リの半径による減速比を説明する斜視図である。第1の
実施形態と異なる点は、入力アーム50が略3角形とな
り、3個の小プーリ軸52a,52b,52cが固定大
プーリ26、出力プーリ30の外周に取り付けられ、3
組の小プーリ54a,54b,54c,56a,56
b,56Cがそれぞれ回転自在に軸支されている。第1
の実施形態と同様に少なくとも1組の小プーリ、たとえ
ば54aと56aとが一体に回転するようにすれば、他
の組はそれぞれ自由に回転してもよい。
【0033】そして無端のベルト58は小プーリ54
a,54b,54cの外周にその内周を当接させ、固定
大プーリ26の外周にその外周を当接させるように架張
し、無端のベルト60は小プーリ56a,56b,56
cの外周にその内周を当接させ、出力プーリ26の外周
にその外周を当接させるように架張してある。したがっ
て、もしベルトに歯付きのものを用いるならば、両面に
歯の付いたものが必要であり、各プーリ側にも対応する
歯を設けなければならない。
【0034】このように構成しても動作は第1の実施形
態と同様であり、固定大プーリ26の半径をR1、出力
プーリ30の半径をR2、小プーリ54aの半径をr
1、同じく小プーリ56aの半径をr2としたとき、第
1の実施形態と同様な作用で入力軸10から与えられた
回転を減速して出力軸24から出力する。本実施形態に
おいて図6の方式でベルトの張力を高めるにはベルトの
内外面いずれにテンションを掛けてもよい。
【0035】このように上記各実施形態によれば2本の
ベルトで数十分の一ないし数百分の一という減速比が容
易に得られ、減速比がたとえば100分の1などゼロに
近いほど構成しやすい
【0036】またベルトを使用するので歯車に比べて低
騒音であり、使用が簡便で低価格ででき、また歯車と比
較してバックラッシュがない。またベルトをスチールベ
ルトなど伸びの少ない材料を使用すればナノミクロンレ
ベルの超精密位置決めも可能であり、従来と比べ大幅に
簡素化した構成ながら回転角度で0.1秒レベルの位置
制御も可能である。
【0037】また2本のベルトとプーリが主たる構成で
あるのでコンパクトで、薄型化が可能で、かつ入力軸と
出力軸とを同軸上に配置できる。
【0038】さらにベルトとプーリを用いるので水のか
かるところでも使用可能である。用途としては、ノーバ
ックラッシュを必要とする装置、半導体装置、搬送装
置、位置決め装置、ロボット、割り出し装置、コンベア
等その応用範囲は広い。
【0039】なお上記各実施形態における部材の形状や
個数等は一例であり、請求の範囲内において変更が可能
であり、また材質等についても一例であり、請求の範囲
の構成を可能にするものであれば特に限定はしない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明の本発明のベ
ルト差動減速装置は、その請求項1または3の構成によ
り2本のベルトとプーリの組み合せで数十分の一ないし
数百分の一という減速比が容易に得られ、また歯車に比
べて低騒音であり、使用が簡便で低価格ででき、バック
ラッシュがなく、精密な位置決めも可能であり、コンパ
クトで、薄型化が可能で、かつ入力軸と出力軸とを同軸
上に配置できる。
【0041】また請求項2の構成によれば請求項1の構
成に対して固定大プーリと出力プーリを挟んでほぼ対称
に小プーリを配置でき、また入力アームの形状も入力軸
に対して略対称にできるので、回転時のダイナミックバ
ランスをよくすることができる。
【0042】さらに請求項4または5の構成によれば簡
単な構成でベルトと各プーリとの摩擦力が大となり確実
な動力伝達と正確な減速比を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のベルト差動減速装置
の側断面図
【図2】同じく図1におけるX1−X2断面矢視図
【図3】同じく要部平面図
【図4】同じく一部切欠斜視図
【図5】同じく各プーリの半径による減速比を説明する
斜視図
【図6】第2の実施形態の要部斜視図
【図7】(a)第3の実施形態の小プーリ軸14aの周
辺の要部断面図 (b)図(a)におけるX3−X4断面矢視図
【図8】第4の実施形態を示すベルト差動減速装置の平
面断面図
【図9】同じく図8におけるX5−X6断面矢視図
【図10】同じく各プーリの半径による減速比を説明す
る斜視図
【符号の説明】
10 入力軸 12,12a,50 入力アーム 14a,14b,52a,52b,52c 小プーリ軸 18a,18b,20a,20b,54a,54b,5
4c,56a,56b,56c 小プーリ 24 出力軸 26 固定大プーリ 30 出力プーリ 32,34,58,60 ベルト 38a,38b テンションアーム 42a,42b テンションローラ 44a,44b テンションばね 46a,46b 偏心カム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置に対して回転自在に軸支され減速す
    るべき回転力を入力する入力軸と、 前記入力軸に固定され少なくともその一端にプーリ軸を
    有する入力アームと、 前記入力軸と同軸上にあり装置に対して回転自在に軸支
    され減速された回転力を出力する出力軸と、 前記出力軸と同心的に配置され装置に固定された固定大
    プーリと、 前記出力軸に同心的に固定された出力プーリと、 前記入力アームのプーリ軸に回転自在に軸支された少な
    くとも1個の第1の小プーリと、 前記入力アームのプーリ軸に回転自在に軸支され前記第
    1の小プーリと一体に回転する少なくとも1個の第2の
    小プーリと、 前記第1の小プーリと前記固定大プーリとに共通に架張
    した無端の第1のベルトと、 前記第2の小プーリと前記出力プーリとに共通に架張し
    た無端の第2のベルトとを備え、 前記固定大プーリと前記出力プーリとの半径比または前
    記第1の小プーリと前記第2の小プーリとの半径比のい
    ずれかまたは双方が異なることを特徴とするベルト差動
    減速装置。
  2. 【請求項2】 入力アームは入力軸に対して略軸称象な
    位置に一対のプーリ軸を有し、それぞれに第1と第2の
    小プーリを回転自在に軸支し、それぞれの第1と第2の
    小プーリの組のうち少なくとも1組は一体となって回転
    することを特徴とする請求項1記載のベルト差動減速装
    置。
  3. 【請求項3】 装置に対して回転自在に保持され減速す
    るべき回転力を入力する入力軸と、 前記入力軸と同軸上にあり装置に対して回転自在に保持
    され減速された回転力を出力する出力軸と、 前記出力軸と同心的に配置され装置に固定された固定大
    プーリと、 前記出力軸に同心的に固定された出力プーリと、 前記入力軸に固定され前記固定大プーリおよび前記出力
    プーリの外周に3個の小プーリ軸を有する入力アーム
    と、 前記入力アームの3個のプーリ軸に回転自在に軸支され
    た3個の第1の小プーリと、 前記入力アームの3個のプーリ軸に回転自在に軸支され
    そのうち少なくとも1個が同軸の第1のプーリと一体に
    回転する3個の第2の小プーリと、 前記3個の第1の小プーリに内面を当接させ前記固定大
    プーリに外面を当接させるようにして共通に架張した無
    端の第1のベルトと、 前記3個の第2の小プーリに内面を当接させ前記出力プ
    ーリに外面を当接させるようにして共通に架張した無端
    の第2のベルトとを備え、 前記固定大プーリと前記出力プーリとの半径比または一
    体に回転する前記第1の小プーリと前記第2の小プーリ
    との半径比のいずれかまたは双方が異なることを特徴と
    するベルト差動減速装置。
  4. 【請求項4】 第1のベルトおよび第2のベルトの少な
    くとも一方の外面または内面に圧力を加えることにより
    各プーリに対するベルトの当接力を増加させることを特
    徴とする請求項1から3のいずれかに記載のベルト差動
    減速装置。
  5. 【請求項5】 入力アームの少なくとも1個のプーリ軸
    の外周には偏芯カムを有し小プーリはこの偏芯カム外周
    に回転自在に軸支されることを特徴とする請求項1から
    3のいずれかに記載のベルト差動減速装置。 【0001】
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019244799A1 (ja) * 2018-06-20 2019-12-26 リバーフィールド株式会社 手術具
CN110630704A (zh) * 2018-06-21 2019-12-31 北京凌云智能科技有限公司 减速机

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