JP2000227205A - 同時脱硝脱硫システムおよび石炭ガス化複合発電システム - Google Patents
同時脱硝脱硫システムおよび石炭ガス化複合発電システムInfo
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- JP2000227205A JP2000227205A JP11028150A JP2815099A JP2000227205A JP 2000227205 A JP2000227205 A JP 2000227205A JP 11028150 A JP11028150 A JP 11028150A JP 2815099 A JP2815099 A JP 2815099A JP 2000227205 A JP2000227205 A JP 2000227205A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複雑な装置の追設なしに脱硫炉における脱硫
率を向上させ、NH3を分解し、脱硝装置の負荷低減又
は脱硝装置自身を不要にするシステムを提供する。 【解決手段】 ガス化炉, 脱硫炉および酸化炉を有する
システムにおいて、該脱硫炉に、石灰石とNiOを主成
分とする触媒とを投入することを特徴とする同時脱硝脱
硫システム、または該脱硫炉に投入した触媒を該酸化炉
にて酸化再生し、該触媒分離回収装置にてNi系触媒粒
子だけを分離回収して脱硫炉に再投入することを特徴と
する同時脱硝脱硫システム、さらに該脱硫炉の下流側
に、NiOを主成分とするNi系触媒を用いた固定床反
応器または移動床反応器等を設置した同時脱硝脱硫シス
テム、並びに、該同時脱硝脱硫システムを備えたことを
特徴とする石炭ガス化複合発電システム。
率を向上させ、NH3を分解し、脱硝装置の負荷低減又
は脱硝装置自身を不要にするシステムを提供する。 【解決手段】 ガス化炉, 脱硫炉および酸化炉を有する
システムにおいて、該脱硫炉に、石灰石とNiOを主成
分とする触媒とを投入することを特徴とする同時脱硝脱
硫システム、または該脱硫炉に投入した触媒を該酸化炉
にて酸化再生し、該触媒分離回収装置にてNi系触媒粒
子だけを分離回収して脱硫炉に再投入することを特徴と
する同時脱硝脱硫システム、さらに該脱硫炉の下流側
に、NiOを主成分とするNi系触媒を用いた固定床反
応器または移動床反応器等を設置した同時脱硝脱硫シス
テム、並びに、該同時脱硝脱硫システムを備えたことを
特徴とする石炭ガス化複合発電システム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同時脱硝脱硫シス
テムおよび石炭ガス化複合発電システムに関し、さらに
詳しくは、石炭ガス化炉から排出される石炭ガス化ガス
の浄化にあたり、生成ガスを同時に脱硝・脱硫する同時
脱硝脱硫システムおよび石炭ガス化複合発電システムに
関する。
テムおよび石炭ガス化複合発電システムに関し、さらに
詳しくは、石炭ガス化炉から排出される石炭ガス化ガス
の浄化にあたり、生成ガスを同時に脱硝・脱硫する同時
脱硝脱硫システムおよび石炭ガス化複合発電システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から石炭火力プラントの発電効率向
上のために、石炭ガス化複合発電システムの開発が進め
られている。そのシステムの一例を、図2に示す。図2
では、石炭ガス化炉1,脱硫炉2,酸化炉3,脱塵装置
6,ガスタービン8,蒸気タービン13,脱硝装置11
などからシステムが構成される。
上のために、石炭ガス化複合発電システムの開発が進め
られている。そのシステムの一例を、図2に示す。図2
では、石炭ガス化炉1,脱硫炉2,酸化炉3,脱塵装置
6,ガスタービン8,蒸気タービン13,脱硝装置11
などからシステムが構成される。
【0003】石炭中の炭素,水素分を、一酸化炭素,二
酸化炭素,水素あるいは水蒸気としてガス化する際に、
石炭中に含まれる硫黄分が主として硫化水素(H2S)
や少量の硫化カルボニル(COS)として、窒素分が主
としてアンモニア(NH3)や少量のシアン化水素(H
CN)などとして、ガス化ガス中に混入する。H2Sな
どの混入は、金属配管の腐食を促進させるとともに、ガ
スタービン燃焼器7でガス化ガスを燃焼させる際に、硫
黄酸化物(SOx)の発生源となる。また、NH3など
の窒素分の混入は窒素酸化物(NOx)の発生源とな
る。そのため、石炭ガス化ガス中のH2S,COSある
いはNH3などは、ガス中から除去あるいは無害化する
必要がある。
酸化炭素,水素あるいは水蒸気としてガス化する際に、
石炭中に含まれる硫黄分が主として硫化水素(H2S)
や少量の硫化カルボニル(COS)として、窒素分が主
としてアンモニア(NH3)や少量のシアン化水素(H
CN)などとして、ガス化ガス中に混入する。H2Sな
どの混入は、金属配管の腐食を促進させるとともに、ガ
スタービン燃焼器7でガス化ガスを燃焼させる際に、硫
黄酸化物(SOx)の発生源となる。また、NH3など
の窒素分の混入は窒素酸化物(NOx)の発生源とな
る。そのため、石炭ガス化ガス中のH2S,COSある
いはNH3などは、ガス中から除去あるいは無害化する
必要がある。
【0004】図2に示した従来のシステム例では、石炭
ガス化炉1の下流に脱硫炉を設置し、石灰石脱硫を行い
硫黄分の除去を行う。窒素分はガスタービン出口に脱硝
装置を取り付け、発生したNOxを触媒によって選択還
元し、無害化するシステムとなっている。石灰石による
脱硫は、下記反応式I及びII 反応式I CaC03 → CaO + C02 反応式II CaO + H2S → CaS + H2O , Ca0 + COS → CaS + CO2 の反応により、石炭ガス化の際に発生するH2S,CO
Sを約100ppm程度まで脱硫することができる。脱硫後の
CaSは、脱硫炉2から排出され酸化炉3に供給され
る。
ガス化炉1の下流に脱硫炉を設置し、石灰石脱硫を行い
硫黄分の除去を行う。窒素分はガスタービン出口に脱硝
装置を取り付け、発生したNOxを触媒によって選択還
元し、無害化するシステムとなっている。石灰石による
脱硫は、下記反応式I及びII 反応式I CaC03 → CaO + C02 反応式II CaO + H2S → CaS + H2O , Ca0 + COS → CaS + CO2 の反応により、石炭ガス化の際に発生するH2S,CO
Sを約100ppm程度まで脱硫することができる。脱硫後の
CaSは、脱硫炉2から排出され酸化炉3に供給され
る。
【0005】酸化炉3には、脱硫炉2からの脱硫済みの
脱硫材,ガス化炉1からの未燃分を含む排出灰などが供
給され、通常900〜950℃の温度範囲、酸素濃度4%程度
で運転される。酸化炉3においては、未燃分の完全燃焼
とともに、脱硫材中のCaSを下記反応式III及びIVの
ように酸化する。 反応式III CaS + 202 → CaSO4 反応式IV CaS + 3/202 → CaO + S02 上記反応式IVによって放出されたS02は、下記反応に
より再び石膏(CaS04)として固定化される。 反応式V CaO + S02 + 1/202 → CaS04 以上のCaS04として安定化された脱硫材,石炭由来の
灰は、システム系外に排出される。
脱硫材,ガス化炉1からの未燃分を含む排出灰などが供
給され、通常900〜950℃の温度範囲、酸素濃度4%程度
で運転される。酸化炉3においては、未燃分の完全燃焼
とともに、脱硫材中のCaSを下記反応式III及びIVの
ように酸化する。 反応式III CaS + 202 → CaSO4 反応式IV CaS + 3/202 → CaO + S02 上記反応式IVによって放出されたS02は、下記反応に
より再び石膏(CaS04)として固定化される。 反応式V CaO + S02 + 1/202 → CaS04 以上のCaS04として安定化された脱硫材,石炭由来の
灰は、システム系外に排出される。
【0006】このような従来技術の特徴としては、(1)
石灰石により950℃付近にて脱硫できるので、石炭ガス
化ガスの温度を冷却する必要がなく発電システムとして
効率が高い点、(2)安価な石灰石による脱硫であり、低
コストな点、などが挙げられる。しかしながら、上記従
来のシステムでは、(3)石灰石脱硫であるため、脱硫炉
が運転される約950℃では脱硫炉出口のH2S+COS濃
度は100ppm程度までが限界であり、ガスタービン下流で
のSOx濃度は50ppm程度までが限界となる。将来の
日本国内都市部近郊の発電プラントとして使用する場
合、さらに低濃度のSOx濃度値が要求されることが考
えられ、その際には別途脱硫装置が必要となる。また、
(4)ガス化炉で発生するNH3は、石灰石を充填した脱硫
炉にてほとんど分解されることなくガスタービン燃焼器
に供給され、NOxに転換される。このNOx除去のた
め、別途脱硝装置が必要となり、コストアップとなる問
題点がある。したがって、石炭ガス化複合発電システム
においては、上記(1),(2)の従来システムの特長を活か
しつつ、上記(3),(4)の問題点を解決する必要があっ
た。
石灰石により950℃付近にて脱硫できるので、石炭ガス
化ガスの温度を冷却する必要がなく発電システムとして
効率が高い点、(2)安価な石灰石による脱硫であり、低
コストな点、などが挙げられる。しかしながら、上記従
来のシステムでは、(3)石灰石脱硫であるため、脱硫炉
が運転される約950℃では脱硫炉出口のH2S+COS濃
度は100ppm程度までが限界であり、ガスタービン下流で
のSOx濃度は50ppm程度までが限界となる。将来の
日本国内都市部近郊の発電プラントとして使用する場
合、さらに低濃度のSOx濃度値が要求されることが考
えられ、その際には別途脱硫装置が必要となる。また、
(4)ガス化炉で発生するNH3は、石灰石を充填した脱硫
炉にてほとんど分解されることなくガスタービン燃焼器
に供給され、NOxに転換される。このNOx除去のた
め、別途脱硝装置が必要となり、コストアップとなる問
題点がある。したがって、石炭ガス化複合発電システム
においては、上記(1),(2)の従来システムの特長を活か
しつつ、上記(3),(4)の問題点を解決する必要があっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記問
題点に鑑み、複雑な装置の追設なしに脱硫炉における脱
硫率を向上させ、NH3を分解し、脱硝装置の負荷を低
減あるいは脱硝装置自身を不要にするシステムを開発す
べく、鋭意検討した。その結果、本発明者らは、石炭ガ
ス化複合発電システムにおいて、脱硫炉に、石灰石とN
iOとを主成分とする触媒を投入する同時脱硝脱硫シス
テムを備えること、あるいは、脱硫炉の下流側に、Ni
Oを主成分とするNi系触媒からなる反応器を設置した
同時脱硝脱硫システムを備えること等によって、かかる
問題点が解決されることを見い出した。本発明は、かか
る見地より完成されたものである。
題点に鑑み、複雑な装置の追設なしに脱硫炉における脱
硫率を向上させ、NH3を分解し、脱硝装置の負荷を低
減あるいは脱硝装置自身を不要にするシステムを開発す
べく、鋭意検討した。その結果、本発明者らは、石炭ガ
ス化複合発電システムにおいて、脱硫炉に、石灰石とN
iOとを主成分とする触媒を投入する同時脱硝脱硫シス
テムを備えること、あるいは、脱硫炉の下流側に、Ni
Oを主成分とするNi系触媒からなる反応器を設置した
同時脱硝脱硫システムを備えること等によって、かかる
問題点が解決されることを見い出した。本発明は、かか
る見地より完成されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、ガ
ス化炉, 脱硫炉および酸化炉を有するシステムにおい
て、該脱硫炉に、NiOを主成分とするNi系触媒と石
灰石とを投入することを特徴とする同時脱硝脱硫システ
ム、並びに、該同時脱硝脱硫システムを備えた石炭ガス
化複合発電システムを提供するものである。ここで、上
記脱硫炉に投入した触媒を上記酸化炉にて酸化再生し、
酸化炉からの灰処理系に触媒分離回収装置を設けて、該
触媒分離回収装置にてNi系触媒粒子だけを分離回収し
て脱硫炉に再投入する脱硝脱硫システムであることが好
ましい。また、上記触媒分離回収装置として常圧の流動
床を用い、流動化開始速度近傍の緩やかな流動層によ
り、比重の大きいNi系触媒粒子だけを炉底から抜き出
すことが好ましい。そして、上記Ni系触媒としては、
例えば、NiOを主成分とした担持触媒であり、該担持
触媒の担体がSi02,A1203およびMgOからなる
群より選ばれる少なくとも1以上の酸化物(複合酸化
物)またはそれらを主成分とする天然鉱物からなるもの
が挙げられる。助触媒としては、Cr,Fe,Cu,Z
n,Ce,Pr,Ru,Rh,PdおよびPtからなる
群より選ばれる1以上の化合物を含んでいてもよい。
ス化炉, 脱硫炉および酸化炉を有するシステムにおい
て、該脱硫炉に、NiOを主成分とするNi系触媒と石
灰石とを投入することを特徴とする同時脱硝脱硫システ
ム、並びに、該同時脱硝脱硫システムを備えた石炭ガス
化複合発電システムを提供するものである。ここで、上
記脱硫炉に投入した触媒を上記酸化炉にて酸化再生し、
酸化炉からの灰処理系に触媒分離回収装置を設けて、該
触媒分離回収装置にてNi系触媒粒子だけを分離回収し
て脱硫炉に再投入する脱硝脱硫システムであることが好
ましい。また、上記触媒分離回収装置として常圧の流動
床を用い、流動化開始速度近傍の緩やかな流動層によ
り、比重の大きいNi系触媒粒子だけを炉底から抜き出
すことが好ましい。そして、上記Ni系触媒としては、
例えば、NiOを主成分とした担持触媒であり、該担持
触媒の担体がSi02,A1203およびMgOからなる
群より選ばれる少なくとも1以上の酸化物(複合酸化
物)またはそれらを主成分とする天然鉱物からなるもの
が挙げられる。助触媒としては、Cr,Fe,Cu,Z
n,Ce,Pr,Ru,Rh,PdおよびPtからなる
群より選ばれる1以上の化合物を含んでいてもよい。
【0009】また、本発明は、ガス化炉,脱硫炉および
酸化炉を有するシステムにおいて、該脱硫炉の下流側
に、NiOを主成分とするNi系触媒を用いた固定床反
応器を設置した同時脱硝脱硫システム、並びに、該同時
脱硝脱硫システムを備えた石炭ガス化複合発電システム
を提供するものである。この脱硝脱硫システムおよび石
炭ガス化複合発電システムにおいては、Ni系触媒が、
NiOを主成分とした担持触媒であり、その形状につい
ては特に限定されることなく用いることができ、例えば
粒状触媒あるいはハニカム状の触媒も使用できる。ここ
で、石灰石に比べ高価なNi系触媒材料の使用量を低限
するため、上記固定床反応器を2以上並列に接続し、そ
れぞれの反応器に石炭ガス化ガスと再生ガスとを別々に
供給し、石炭ガス化ガスを供給した反応器の脱硝脱硫性
能が低下する段階で、それぞれの反応器に供給するガス
を切り替え、それぞれの反応器で順に脱硝脱硫および再
生を繰り返しながら連続的に脱硝脱硫を行うこともでき
る。例えば、2つの固定床反応器を並列に接続し、一方
の反応器に石炭ガス化ガス,他方の反応器に再生ガスを
供給し、一方の反応器の脱硝脱硫性能が低下する段階で
供給するガスを切り替えて、他方の反応器に石炭ガス化
ガス、一方の反応器に再生ガスを供給し、2つの反応器
を用いて順に脱硝脱硫および再生を繰り返しながら、連
続的に同時脱硝脱硫を行う態様が挙げられる。
酸化炉を有するシステムにおいて、該脱硫炉の下流側
に、NiOを主成分とするNi系触媒を用いた固定床反
応器を設置した同時脱硝脱硫システム、並びに、該同時
脱硝脱硫システムを備えた石炭ガス化複合発電システム
を提供するものである。この脱硝脱硫システムおよび石
炭ガス化複合発電システムにおいては、Ni系触媒が、
NiOを主成分とした担持触媒であり、その形状につい
ては特に限定されることなく用いることができ、例えば
粒状触媒あるいはハニカム状の触媒も使用できる。ここ
で、石灰石に比べ高価なNi系触媒材料の使用量を低限
するため、上記固定床反応器を2以上並列に接続し、そ
れぞれの反応器に石炭ガス化ガスと再生ガスとを別々に
供給し、石炭ガス化ガスを供給した反応器の脱硝脱硫性
能が低下する段階で、それぞれの反応器に供給するガス
を切り替え、それぞれの反応器で順に脱硝脱硫および再
生を繰り返しながら連続的に脱硝脱硫を行うこともでき
る。例えば、2つの固定床反応器を並列に接続し、一方
の反応器に石炭ガス化ガス,他方の反応器に再生ガスを
供給し、一方の反応器の脱硝脱硫性能が低下する段階で
供給するガスを切り替えて、他方の反応器に石炭ガス化
ガス、一方の反応器に再生ガスを供給し、2つの反応器
を用いて順に脱硝脱硫および再生を繰り返しながら、連
続的に同時脱硝脱硫を行う態様が挙げられる。
【0010】さらに、本発明は、ガス化炉,脱硫炉およ
び酸化炉を有するシステムにおいて、該脱硫炉の下流側
に、NiOを主成分とするNi系触媒を用いた移動床反
応器および移動床再生装置を設置した同時脱硝脱硫シス
テム、並びに、該同時脱硝脱硫システムを備えた石炭ガ
ス化複合発電システムを提供するものである。この脱硝
脱硫システムおよび石炭ガス化複合発電システムにおい
ては、Ni系触媒が、NiOを主成分とした担持触媒で
あり、その形状については特に限定されることなく用い
ることができ、例えば粒状触媒が好適に用いられる。
び酸化炉を有するシステムにおいて、該脱硫炉の下流側
に、NiOを主成分とするNi系触媒を用いた移動床反
応器および移動床再生装置を設置した同時脱硝脱硫シス
テム、並びに、該同時脱硝脱硫システムを備えた石炭ガ
ス化複合発電システムを提供するものである。この脱硝
脱硫システムおよび石炭ガス化複合発電システムにおい
ては、Ni系触媒が、NiOを主成分とした担持触媒で
あり、その形状については特に限定されることなく用い
ることができ、例えば粒状触媒が好適に用いられる。
【0011】本発明によれば、複雑な装置の追設なしに
脱硫炉における脱硫率を向上させ、NH3を分解し、脱
硝装置の負荷を低減あるいは脱硝装置自身を不要にする
ことができる。すなわち、本発明のシステムによれば、
石灰石と同時にNiOを主成分としたNi系触媒を脱硫
炉に投入することによって、従来の石灰石のみの脱硫で
は到達できないH2S濃度が達成可能となり、ガスター
ビン出口のSOx濃度を低減することができる。
脱硫炉における脱硫率を向上させ、NH3を分解し、脱
硝装置の負荷を低減あるいは脱硝装置自身を不要にする
ことができる。すなわち、本発明のシステムによれば、
石灰石と同時にNiOを主成分としたNi系触媒を脱硫
炉に投入することによって、従来の石灰石のみの脱硫で
は到達できないH2S濃度が達成可能となり、ガスター
ビン出口のSOx濃度を低減することができる。
【0012】また、本発明によれば、Ni系触媒による
NH3分解により、ガス化炉で発生するNH3が転換した
NOx除去のために、別途脱硝装置を設ける必要がなく
なり、低コストで脱硝を行うことができる。さらに、本
発明では、石灰石により950℃付近にて脱硫できるの
で、石炭ガス化ガスの温度を冷却する必要がなく発電シ
ステムとして利用した場合には効率が高く、安価な石灰
石と再生利用Ni系触媒による脱硫であり、低コストで
ある。以下、本発明について、詳細に説明する。
NH3分解により、ガス化炉で発生するNH3が転換した
NOx除去のために、別途脱硝装置を設ける必要がなく
なり、低コストで脱硝を行うことができる。さらに、本
発明では、石灰石により950℃付近にて脱硫できるの
で、石炭ガス化ガスの温度を冷却する必要がなく発電シ
ステムとして利用した場合には効率が高く、安価な石灰
石と再生利用Ni系触媒による脱硫であり、低コストで
ある。以下、本発明について、詳細に説明する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1,図6および図7に、本発明
の好ましい実施の形態であるシステムの概略図を示す。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を
説明する。実施の形態(その1) 図1に、本実施の形態(その1)に係る石炭ガス化複合
発電システムの概略構成図を示す。本複合発電システム
が従来の複合発電システムと主に異なる点は、Ni系触
媒を投入・回収するための触媒投入管25,それに付随
するホッパー類24,および触媒分離回収装置23を含
む同時脱硝脱硫システムを設けた点である。
の好ましい実施の形態であるシステムの概略図を示す。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を
説明する。実施の形態(その1) 図1に、本実施の形態(その1)に係る石炭ガス化複合
発電システムの概略構成図を示す。本複合発電システム
が従来の複合発電システムと主に異なる点は、Ni系触
媒を投入・回収するための触媒投入管25,それに付随
するホッパー類24,および触媒分離回収装置23を含
む同時脱硝脱硫システムを設けた点である。
【0014】酸化ニッケル(NiO)を主たる活性成分とす
るNi系触媒(以下Ni系触媒と略称する)は、投入ホ
ッパー24より粒子供給装置を用いて触媒投入管25よ
り脱硫炉2に供給される。Ni系触媒を石灰石供給管1
4に供給して、石灰石とともに脱硫炉2に供給すること
も可能である。供給するNi系触媒は、運転当初はフレ
ッシュなNi系触媒であるが、その後は使用済みNi系
触媒を再生した分と、メイクアップとしてフレッシュな
Ni系触媒とを混合したものである。脱硫炉2において
は、石灰石とNi系触媒中のNiOとの作用により、石
炭ガス化ガス中のH2S濃度が10ppm以下に脱硫され、
同時に触媒作用によりNH3が、窒素(N2)と水素(H2)
とに分解される。
るNi系触媒(以下Ni系触媒と略称する)は、投入ホ
ッパー24より粒子供給装置を用いて触媒投入管25よ
り脱硫炉2に供給される。Ni系触媒を石灰石供給管1
4に供給して、石灰石とともに脱硫炉2に供給すること
も可能である。供給するNi系触媒は、運転当初はフレ
ッシュなNi系触媒であるが、その後は使用済みNi系
触媒を再生した分と、メイクアップとしてフレッシュな
Ni系触媒とを混合したものである。脱硫炉2において
は、石灰石とNi系触媒中のNiOとの作用により、石
炭ガス化ガス中のH2S濃度が10ppm以下に脱硫され、
同時に触媒作用によりNH3が、窒素(N2)と水素(H2)
とに分解される。
【0015】酸化炉3には、使用済みの石灰石とともに
Ni系触媒も供給される。この段階のNi系触媒は、活
性成分であるニッケルが脱硫作用により硫化ニッケル
(NiS)になっている。酸化炉3では、このNiSが
酸化されてNiOとなり、脱硫能力が再生されることに
なる。酸化炉3で再生されたNi系触媒は、石膏,石炭
由来の灰分と混合された状態であるため、排出灰処理系
に常圧の流動層でNi系触媒分離回収装置23を設け
て、流動層内で比重の大きいNi系触媒粒子を流動層下
部に偏析させ、炉底からNi系触媒粒子を回収し、その
他の粒子は炉の上部から抜き出す。回収したNi系触媒
粒子は触媒再供給管27を経由して投入ホッパー24に
戻し、再び脱硫炉2に供給して再利用する。
Ni系触媒も供給される。この段階のNi系触媒は、活
性成分であるニッケルが脱硫作用により硫化ニッケル
(NiS)になっている。酸化炉3では、このNiSが
酸化されてNiOとなり、脱硫能力が再生されることに
なる。酸化炉3で再生されたNi系触媒は、石膏,石炭
由来の灰分と混合された状態であるため、排出灰処理系
に常圧の流動層でNi系触媒分離回収装置23を設け
て、流動層内で比重の大きいNi系触媒粒子を流動層下
部に偏析させ、炉底からNi系触媒粒子を回収し、その
他の粒子は炉の上部から抜き出す。回収したNi系触媒
粒子は触媒再供給管27を経由して投入ホッパー24に
戻し、再び脱硫炉2に供給して再利用する。
【0016】脱硫炉2でNi系触媒の作用により脱硝・
脱硫された石炭ガスは、ガスタービン燃焼器7にて燃焼
され、必要に応じてガスタービン下流において脱硝装置
11でNOxをN2に選択還元された後、煙突12から
排出される。本実施の形態のシステムでは、Ni系触媒
の作用によりNH3が低減されているため、脱硝装置1
1が不用になるか、あるいは従来のシステムに比べて負
荷が15%以下に低減される。
脱硫された石炭ガスは、ガスタービン燃焼器7にて燃焼
され、必要に応じてガスタービン下流において脱硝装置
11でNOxをN2に選択還元された後、煙突12から
排出される。本実施の形態のシステムでは、Ni系触媒
の作用によりNH3が低減されているため、脱硝装置1
1が不用になるか、あるいは従来のシステムに比べて負
荷が15%以下に低減される。
【0017】本実施の形態におけるシステムについて、
図1に示す構成による作用,効果を具体的に説明する。
図2に基づき説明した従来システムにおいて、脱硫炉2
に供給された石灰石は、 反応式I CaC03 → CaO + C02 反応式II CaO + H2S → CaS + H2O , CaO + COS → CaO + CO2 の反応により石炭ガス化の際に発生するH2S,COS
を約100ppm程度まで脱硫することができる。しかし、図
3に示すように熱力学的平衡計算からは、脱硫炉が運転
される温度,水蒸気分圧においては、H2S=60pp
mが脱硫できる限度である。
図1に示す構成による作用,効果を具体的に説明する。
図2に基づき説明した従来システムにおいて、脱硫炉2
に供給された石灰石は、 反応式I CaC03 → CaO + C02 反応式II CaO + H2S → CaS + H2O , CaO + COS → CaO + CO2 の反応により石炭ガス化の際に発生するH2S,COS
を約100ppm程度まで脱硫することができる。しかし、図
3に示すように熱力学的平衡計算からは、脱硫炉が運転
される温度,水蒸気分圧においては、H2S=60pp
mが脱硫できる限度である。
【0018】一方、図1に基づき説明した本発明で考案
したシステムにおいては、石灰石と同時にNiOを主成
分としたNi系触媒を脱硫炉に投入することによって、 反応VI NiO + H2S → NiS + H20 という脱硫反応が進行する。図3に示すように、脱硫炉
が運転される温度,水蒸気分圧におけるNiOの平衡H2
S濃度は0.003ppmであり、従来の石灰石のみの
脱硫では到達できない脱硫炉出口H2S濃度10ppm
以下が達成可能となる。仮に、H2S+COS=10p
pmまで脱硫した場合、本システムではガスタービン出
口のSOx濃度は約2ppmとすることが可能となる。
また、本システムでは、Ni系触媒と石灰石を併用し
て、例えば100ppm程度までの粗脱硫を石灰石で行
い、100ppmから10ppm程度までの精密脱硫を
Ni系触媒で行うこともできる。このような方式によれ
ば、Ni系触媒の使用量をNi系触媒のみで脱硫するよ
りも低減できる利点がある。
したシステムにおいては、石灰石と同時にNiOを主成
分としたNi系触媒を脱硫炉に投入することによって、 反応VI NiO + H2S → NiS + H20 という脱硫反応が進行する。図3に示すように、脱硫炉
が運転される温度,水蒸気分圧におけるNiOの平衡H2
S濃度は0.003ppmであり、従来の石灰石のみの
脱硫では到達できない脱硫炉出口H2S濃度10ppm
以下が達成可能となる。仮に、H2S+COS=10p
pmまで脱硫した場合、本システムではガスタービン出
口のSOx濃度は約2ppmとすることが可能となる。
また、本システムでは、Ni系触媒と石灰石を併用し
て、例えば100ppm程度までの粗脱硫を石灰石で行
い、100ppmから10ppm程度までの精密脱硫を
Ni系触媒で行うこともできる。このような方式によれ
ば、Ni系触媒の使用量をNi系触媒のみで脱硫するよ
りも低減できる利点がある。
【0019】一方、Ni系触媒が本来有するNH3分解
活性により、石炭ガス化の際に発生するNH3は下記反
応により分解される。 反応VII 2NH3 → N2 + 3H2 図4には、Ni系触媒のNH3分解能を調査するために
行った試験の結果を示す。この図から、運用温度950
℃付近ではNH3分解率85%以上であることがわか
る。NH3分解によるNH3濃度の低下は、ガスタービン
出口でのNOx濃度を低下させるため、脱硝装置の負荷
を従来の15%以下に低減させることができる。すなわ
ち、脱硝装置に供給するNOxの還元剤である例えばア
ンモニア(NH 3)の供給量を低減できる。また、脱硝
装置の処理ガス量を小さくして装置サイズを小さくする
ためには、処理ガス量の一部だけを脱硝して、脱硝しな
かった分と混合して出口NOx目標値に合わせる方法も
考えられる。
活性により、石炭ガス化の際に発生するNH3は下記反
応により分解される。 反応VII 2NH3 → N2 + 3H2 図4には、Ni系触媒のNH3分解能を調査するために
行った試験の結果を示す。この図から、運用温度950
℃付近ではNH3分解率85%以上であることがわか
る。NH3分解によるNH3濃度の低下は、ガスタービン
出口でのNOx濃度を低下させるため、脱硝装置の負荷
を従来の15%以下に低減させることができる。すなわ
ち、脱硝装置に供給するNOxの還元剤である例えばア
ンモニア(NH 3)の供給量を低減できる。また、脱硝
装置の処理ガス量を小さくして装置サイズを小さくする
ためには、処理ガス量の一部だけを脱硝して、脱硝しな
かった分と混合して出口NOx目標値に合わせる方法も
考えられる。
【0020】脱硫作用によりNiSとなったNi系触媒
中の活性成分は、それ以上硫黄分Sを吸収できないの
で、同じく脱硫後のCaSとともに脱硫炉から排出さ
れ、酸化炉に供給される。上述の従来の酸化炉と同じ90
0〜950℃の温度範囲、酸素濃度4%程度で運用した場
合、NiSはNiS04が840℃以上では分解してS
02を放出するため、下記の酸化反応だけが進行する。 反応VIII NiS + 3/202 → NiO + S02 放出されるS02はCaOにより吸収され、CaS0
4(石膏)として固定化される。すなわち、脱硫炉でN
iSとなり脱硫能力を失ったNi系触媒は酸化炉におい
てNiOに再生され、再び脱硫能力を回復することにな
る。
中の活性成分は、それ以上硫黄分Sを吸収できないの
で、同じく脱硫後のCaSとともに脱硫炉から排出さ
れ、酸化炉に供給される。上述の従来の酸化炉と同じ90
0〜950℃の温度範囲、酸素濃度4%程度で運用した場
合、NiSはNiS04が840℃以上では分解してS
02を放出するため、下記の酸化反応だけが進行する。 反応VIII NiS + 3/202 → NiO + S02 放出されるS02はCaOにより吸収され、CaS0
4(石膏)として固定化される。すなわち、脱硫炉でN
iSとなり脱硫能力を失ったNi系触媒は酸化炉におい
てNiOに再生され、再び脱硫能力を回復することにな
る。
【0021】酸化炉で再生されたNi系触媒は、石膏,
石炭由来の灰分と混合された状態であり、Ni系触媒だ
けを再び脱硫炉に供給するため、分離回収する必要があ
る。そこで、本実施の形態においては、排出灰の処理系
の第一段として、図5に示すような常圧の流動層を有す
る触媒分離回収装置23を設置する。この装置の流動層
内において、比重の大きいNi系触媒粒子を流動口下部
に偏析させ、炉底からNi系触媒粒子を回収、その他の
粒子は炉の上部から抜き出す。酸化炉3からの排出灰
は、排出管22を通って触媒分離回収装置23に供給さ
れる。供給粒子は流動化用空気29により流動化され、
比重の大きいNi系触媒粒子31は炉底へ、比重の小さい
その他の灰は炉の上部に偏析させる。Ni系触媒粒子
は、Ni系触媒抜き出し管(触媒再供給管)27から抜き
出し、その他のCaO,CaC03,CaS04石炭由来
灰等の混合物は、灰排出管28から排出される。
石炭由来の灰分と混合された状態であり、Ni系触媒だ
けを再び脱硫炉に供給するため、分離回収する必要があ
る。そこで、本実施の形態においては、排出灰の処理系
の第一段として、図5に示すような常圧の流動層を有す
る触媒分離回収装置23を設置する。この装置の流動層
内において、比重の大きいNi系触媒粒子を流動口下部
に偏析させ、炉底からNi系触媒粒子を回収、その他の
粒子は炉の上部から抜き出す。酸化炉3からの排出灰
は、排出管22を通って触媒分離回収装置23に供給さ
れる。供給粒子は流動化用空気29により流動化され、
比重の大きいNi系触媒粒子31は炉底へ、比重の小さい
その他の灰は炉の上部に偏析させる。Ni系触媒粒子
は、Ni系触媒抜き出し管(触媒再供給管)27から抜き
出し、その他のCaO,CaC03,CaS04石炭由来
灰等の混合物は、灰排出管28から排出される。
【0022】実施の形態(その2) 図6に、本実施の形態における石炭ガス化複合発電シス
テムの一例を概略図で示す。従来のシステムと異なり、
石灰石による脱硫炉2下流のサイクロン4の後ろに、Ni
系触媒を充填した固定床反応器101を有する同時脱硝
脱硫システムを設置してある。この反応器101で、ガ
ス中のNH3を分解するとともに10ppm程度まで深
度脱硫する。また、脱硫性能を回復させるために、再生
ガスを流すことができる構成となっている。以下、これ
らの構成について説明する。
テムの一例を概略図で示す。従来のシステムと異なり、
石灰石による脱硫炉2下流のサイクロン4の後ろに、Ni
系触媒を充填した固定床反応器101を有する同時脱硝
脱硫システムを設置してある。この反応器101で、ガ
ス中のNH3を分解するとともに10ppm程度まで深
度脱硫する。また、脱硫性能を回復させるために、再生
ガスを流すことができる構成となっている。以下、これ
らの構成について説明する。
【0023】石炭ガス化炉1で生成したガス化ガスは、
脱硫炉2において石灰石により脱硫され、石炭ガス化ガ
ス中のH2S+COS=100ppm程度まで脱硫され
る。脱硫炉2で脱硫されたガスは、サイクロン4にてガ
ス中の煤塵を粗く除去した後に、Ni系触媒固定床反応
器101に供給される。反応器101内のNi系触媒
は、その触媒作用により石炭ガス化ガス中のNH 3を分
解するとともに、活性成分である酸化ニッケル(NiO)が
脱硫作用により硫化ニッケル(NiS)に反応することで、
H2S+COS=10ppm程度まで脱硫する。そのた
め、Ni系触媒による脱硫の脱硫容量は、触媒中のニッ
ケルの存在量で規定される。但し、硫化ニッケルは酸化
することで酸化ニッケルに再生し、再び脱硫活性を有す
るようになるため、繰り返し利用できる。
脱硫炉2において石灰石により脱硫され、石炭ガス化ガ
ス中のH2S+COS=100ppm程度まで脱硫され
る。脱硫炉2で脱硫されたガスは、サイクロン4にてガ
ス中の煤塵を粗く除去した後に、Ni系触媒固定床反応
器101に供給される。反応器101内のNi系触媒
は、その触媒作用により石炭ガス化ガス中のNH 3を分
解するとともに、活性成分である酸化ニッケル(NiO)が
脱硫作用により硫化ニッケル(NiS)に反応することで、
H2S+COS=10ppm程度まで脱硫する。そのた
め、Ni系触媒による脱硫の脱硫容量は、触媒中のニッ
ケルの存在量で規定される。但し、硫化ニッケルは酸化
することで酸化ニッケルに再生し、再び脱硫活性を有す
るようになるため、繰り返し利用できる。
【0024】したがって、石灰石に比べ高価なNi系触
媒材料の使用量を低限するため、例えば図6のように2
つの反応器を設け、第1の反応器で石炭ガス化ガス(還元
性ガス)を処理する間に、第2の反応器でNi系触媒に
酸化性ガス(例えば空気)を流通させ再生することができ
る。第2の反応器での再生が終わった段階で、ガスを切
り替えて第2の反応器で石炭ガス化ガスを処理し、第1の
反応器を酸化性ガスで再生する。この繰り返しにより、
連続的に石炭ガス化ガスを処理することが可能となる。
ガスの切り替えの際に、酸化性ガスと還元性ガスとが混
じり合い爆発する危険があるため、再生の前後に不活性
ガス(N2など)でパージすることが有効である。SOx
を含む再生ガス103は、酸化炉に供給し、石灰石と反
応させて石膏として固定化するか、あるいは別途S製造
設備,硫酸製造設備などのSOx処理設備などに供給す
る。本実施の形態では、図6のような2つの反応器の場
合に限らず、それ以上の数の反応器を用いて、順に脱硝
脱硫,再生を繰り返しながら連続的に同時脱硝脱硫を行
うこともできる。
媒材料の使用量を低限するため、例えば図6のように2
つの反応器を設け、第1の反応器で石炭ガス化ガス(還元
性ガス)を処理する間に、第2の反応器でNi系触媒に
酸化性ガス(例えば空気)を流通させ再生することができ
る。第2の反応器での再生が終わった段階で、ガスを切
り替えて第2の反応器で石炭ガス化ガスを処理し、第1の
反応器を酸化性ガスで再生する。この繰り返しにより、
連続的に石炭ガス化ガスを処理することが可能となる。
ガスの切り替えの際に、酸化性ガスと還元性ガスとが混
じり合い爆発する危険があるため、再生の前後に不活性
ガス(N2など)でパージすることが有効である。SOx
を含む再生ガス103は、酸化炉に供給し、石灰石と反
応させて石膏として固定化するか、あるいは別途S製造
設備,硫酸製造設備などのSOx処理設備などに供給す
る。本実施の形態では、図6のような2つの反応器の場
合に限らず、それ以上の数の反応器を用いて、順に脱硝
脱硫,再生を繰り返しながら連続的に同時脱硝脱硫を行
うこともできる。
【0025】実施の形態(その3) 図7に、本実施の形態におけるシステムの概略図を示
す。本実施の形態では、上記実施の形態(その2)にお
いて、Ni系触媒を充填した固定床反応器の代わりに、
図7に示すように反応器を移動床反応器201とする。
この移動床反応器201上部より連続的にNi系触媒を
投入し、脱硫,脱硝後、下部より排出する。本実施の形
態では、排出したNi系触媒は移動床再生装置202に
投入し、再生ガス205を供給して、酸化再生する。再
生後のSOxを含むガスは、再生ガス出口206を通っ
て排出される。再生により脱硫活性を回復したNi系触
媒は、循環ライン204を通って再び反応器201に投
入される。再投入する際には、未再生,摩耗などにより
不足する分だけ、フレッシュなNi系触媒をメイクアッ
プ203して投入する。
す。本実施の形態では、上記実施の形態(その2)にお
いて、Ni系触媒を充填した固定床反応器の代わりに、
図7に示すように反応器を移動床反応器201とする。
この移動床反応器201上部より連続的にNi系触媒を
投入し、脱硫,脱硝後、下部より排出する。本実施の形
態では、排出したNi系触媒は移動床再生装置202に
投入し、再生ガス205を供給して、酸化再生する。再
生後のSOxを含むガスは、再生ガス出口206を通っ
て排出される。再生により脱硫活性を回復したNi系触
媒は、循環ライン204を通って再び反応器201に投
入される。再投入する際には、未再生,摩耗などにより
不足する分だけ、フレッシュなNi系触媒をメイクアッ
プ203して投入する。
【0026】上記実施の形態(その2)(その3)にお
けるシステムについて、図6に基づいて作用,効果を具
体的に説明する。図2に示す従来システムにおいて、脱
硫炉2に供給された石灰石は、 反応式I CaC03 → CaO + C02 反応式II CaO + H2S → CaS + H2O , CaO + COS → CaO + CO2 の反応I,IIに示される一連の反応によって、石炭ガス化
の際に発生するH2S,COSを約100ppm程度ま
でに脱硫することができる。
けるシステムについて、図6に基づいて作用,効果を具
体的に説明する。図2に示す従来システムにおいて、脱
硫炉2に供給された石灰石は、 反応式I CaC03 → CaO + C02 反応式II CaO + H2S → CaS + H2O , CaO + COS → CaO + CO2 の反応I,IIに示される一連の反応によって、石炭ガス化
の際に発生するH2S,COSを約100ppm程度ま
でに脱硫することができる。
【0027】一方、図6に示す本発明のシステムにおい
ては、石灰石脱硫の下流においてNiOを主成分とした
Ni系触媒による固定床反応器において、 反応VI NiO + H2S → NiS + H20 反応VIに示す脱硫反応が進行する。図3に示すように、
脱硫炉が運転される温度,水蒸気分圧におけるNiOの
平衡H2S濃度は0.003ppmであり、従来の石灰
石のみの脱硫では到達できない脱硫炉出口H2S濃度1
0ppm以下が達成可能となる。仮に、H2S+COS
=10ppmまで脱硫した場合、本システムではガスタ
ービン出口のSOx濃度は約2ppmとすることが可能
となる。また、本実施の形態においても、Ni系触媒と
石灰石を併用して、例えば100ppm程度までの粗脱
硫を石灰石で行い、100ppmから10ppm程度ま
での精密脱硫をNi系触媒で行うこともできる。このよ
うな方式によれば、Ni系触媒の使用量をNi系触媒の
みで脱硫するよりも低減できる利点がある。
ては、石灰石脱硫の下流においてNiOを主成分とした
Ni系触媒による固定床反応器において、 反応VI NiO + H2S → NiS + H20 反応VIに示す脱硫反応が進行する。図3に示すように、
脱硫炉が運転される温度,水蒸気分圧におけるNiOの
平衡H2S濃度は0.003ppmであり、従来の石灰
石のみの脱硫では到達できない脱硫炉出口H2S濃度1
0ppm以下が達成可能となる。仮に、H2S+COS
=10ppmまで脱硫した場合、本システムではガスタ
ービン出口のSOx濃度は約2ppmとすることが可能
となる。また、本実施の形態においても、Ni系触媒と
石灰石を併用して、例えば100ppm程度までの粗脱
硫を石灰石で行い、100ppmから10ppm程度ま
での精密脱硫をNi系触媒で行うこともできる。このよ
うな方式によれば、Ni系触媒の使用量をNi系触媒の
みで脱硫するよりも低減できる利点がある。
【0028】一方、実施の形態(その1)の場合と同様
に、Ni系触媒が本来有するNH3分解活性により、石
炭ガス化の際に発生するNH3は下記反応VIIにより分解
される。 反応VII NH3 → N2 + 3H2 脱硫の際に生成するNiSは、再生段階で酸化されてN
iOとなり、再び脱硫能力を回復できる。酸化反応とし
ては、下記反応VII,IXが考えられるが、NiS04が8
40℃以上では分解してS02を放出するため、反応VII
IのNiOへの酸化反応だけが進行する。 反応VIII NiS + 3/202 → NiO + S02 反応IX NiS + 202 → NiS04
に、Ni系触媒が本来有するNH3分解活性により、石
炭ガス化の際に発生するNH3は下記反応VIIにより分解
される。 反応VII NH3 → N2 + 3H2 脱硫の際に生成するNiSは、再生段階で酸化されてN
iOとなり、再び脱硫能力を回復できる。酸化反応とし
ては、下記反応VII,IXが考えられるが、NiS04が8
40℃以上では分解してS02を放出するため、反応VII
IのNiOへの酸化反応だけが進行する。 反応VIII NiS + 3/202 → NiO + S02 反応IX NiS + 202 → NiS04
【0029】すなわち、脱硫反応によりNiSとなって
脱硫能力を失ったNi系触媒は、ガスを切り替えて02
を含む酸化性の再生ガスを流通させることでNiOに再
生され、再び脱硫能力を回復することになる。再生の際
に放出されるS02を含むガスは酸化炉に投入し、Ca
Oに吸収させてCaS04(石膏)として固定化する方
法が考えられる。本発明のシステムにおける硫黄成分の
固定化方法として、この方法に限定されるものではな
く、その他に還元して硫黄として回収する方法、あるい
は硫酸として回収する方法などが考えられる。
脱硫能力を失ったNi系触媒は、ガスを切り替えて02
を含む酸化性の再生ガスを流通させることでNiOに再
生され、再び脱硫能力を回復することになる。再生の際
に放出されるS02を含むガスは酸化炉に投入し、Ca
Oに吸収させてCaS04(石膏)として固定化する方
法が考えられる。本発明のシステムにおける硫黄成分の
固定化方法として、この方法に限定されるものではな
く、その他に還元して硫黄として回収する方法、あるい
は硫酸として回収する方法などが考えられる。
【0030】
【発明の効果】本発明の脱硝脱硫システムでは、複雑な
装置の追設なしに脱硫炉における脱硫率を向上させ、N
H3を分解し、脱硝装置の負荷を低減あるいは脱硝装置
自身を不要にすることができる。すなわち、本発明のシ
ステムによれば、石灰石と同時にNiOを主成分とした
Ni系触媒を脱硫炉に投入することによって、脱硫反応
が進行するので、従来の石灰石のみの脱硫では到達でき
ないH2S濃度10ppm以下が達成可能となり、ガス
タービン出口のSOx濃度としては、約2ppmとする
ことができる。そして、本発明のシステムでは、Ni系
触媒と石灰石を併用して、粗脱硫を石灰石で行い、精密
脱硫をNi系触媒で行うこともでき、これにより経済的
かつ効率的に脱硫を実施できる。
装置の追設なしに脱硫炉における脱硫率を向上させ、N
H3を分解し、脱硝装置の負荷を低減あるいは脱硝装置
自身を不要にすることができる。すなわち、本発明のシ
ステムによれば、石灰石と同時にNiOを主成分とした
Ni系触媒を脱硫炉に投入することによって、脱硫反応
が進行するので、従来の石灰石のみの脱硫では到達でき
ないH2S濃度10ppm以下が達成可能となり、ガス
タービン出口のSOx濃度としては、約2ppmとする
ことができる。そして、本発明のシステムでは、Ni系
触媒と石灰石を併用して、粗脱硫を石灰石で行い、精密
脱硫をNi系触媒で行うこともでき、これにより経済的
かつ効率的に脱硫を実施できる。
【0031】また、本発明によれば、Ni系触媒による
NH3分解により、ガス化炉で発生するNH3が転換した
NOx除去のために、別途脱硝装置を設ける必要がなく
なり、低コストで脱硝を行うことができる。さらに、本
発明では、石灰石により950℃付近にて脱硫できるの
で、石炭ガス化ガスの温度を冷却する必要がなく発電シ
ステムとして利用した場合には効率が高く、安価な石灰
石および再生利用Ni系触媒による脱硫であり、低コス
トである。そして、本発明は、将来のSOx濃度の低濃
度要求値にも十分対応可能なシステムであり、例えば、
日本国内都市部近郊の発電プラントとしても好適に用い
られることが期待される。
NH3分解により、ガス化炉で発生するNH3が転換した
NOx除去のために、別途脱硝装置を設ける必要がなく
なり、低コストで脱硝を行うことができる。さらに、本
発明では、石灰石により950℃付近にて脱硫できるの
で、石炭ガス化ガスの温度を冷却する必要がなく発電シ
ステムとして利用した場合には効率が高く、安価な石灰
石および再生利用Ni系触媒による脱硫であり、低コス
トである。そして、本発明は、将来のSOx濃度の低濃
度要求値にも十分対応可能なシステムであり、例えば、
日本国内都市部近郊の発電プラントとしても好適に用い
られることが期待される。
【図1】図1は、本発明の実施の形態(その1)に係わ
るシステムの概略を示す構成図である。
るシステムの概略を示す構成図である。
【図2】図2は、従来のシステムの概略を示す構成図で
ある。
ある。
【図3】図3は、脱硫材の脱硫能力を表す平衡H2S濃
度の温度依存性を示す図である。
度の温度依存性を示す図である。
【図4】図4は、Ni系触媒のアンモニア分解率の温度
依存性を示す図である。
依存性を示す図である。
【図5】図5は、Ni系触媒分離回収装置の一例を示す
構成図である。
構成図である。
【図6】図6は、本発明の実施の形態(その2)に係わ
る固定床反応器を含むシステムの概略を示す構成図であ
る。
る固定床反応器を含むシステムの概略を示す構成図であ
る。
【図7】図7は、本発明の実施の形態(その3)に係わ
る移動床反応器を含むシステムの概略を示す構成図であ
る。
る移動床反応器を含むシステムの概略を示す構成図であ
る。
1 石炭ガス化炉 2 脱硫炉 3 酸化炉 4 サイクロン 5 ガス冷却器 6 脱塵装置 7 ガスタービン燃焼器 8 ガスタービン 9 空気圧縮機 10 排ガスボイラ 11 脱硝装置 12 煙突 13 蒸気タービン 14 石灰石供給管 15 ガス化炉用石炭供給管 16 ガス化炉用空気供給管 17 酸化炉用石炭供給管 18 酸化炉用空気供給管 19 チャー排出管(石炭ガス化残査) 20 脱硫材排出管(Ni系触媒,CaS,CaO,C
aC03,CaSO4,チャーの混合物) 21 サイクロン回収灰輸送管(CaS,CaO,Ca
C03,CaSO4,チャーの混合物) 22 酸化炉排出灰の排出管(Ni系触媒,CaO,C
aC03,CaS04,その他石炭由来灰の混合物) 23 Ni系触媒分離回収装置 24 Ni系触媒投入ホッパー 25 Ni系触媒投入管 26 Ni系触媒メイクアップ管 27 Ni系触媒抜き出し管(Ni系触媒再供給管) 28 灰排出管(CaO,CaC03,CaS04,その
他石炭由来灰の混合物) 29 分離回収装置流動化用空気 30 CaO,CaC03,CaS04,その他石炭由来
灰の混合物 31 Ni系触媒粒子 101 Ni系触媒固定床反応装置 102 再生ガス入口 103 再生ガス出口 201 Ni系触媒移動床反応装置 202 移動床再生装置 203 フレッシュNi系触媒投入口 204 Ni系触媒循環ライン 205 再生ガス入口 206 再生ガス出口
aC03,CaSO4,チャーの混合物) 21 サイクロン回収灰輸送管(CaS,CaO,Ca
C03,CaSO4,チャーの混合物) 22 酸化炉排出灰の排出管(Ni系触媒,CaO,C
aC03,CaS04,その他石炭由来灰の混合物) 23 Ni系触媒分離回収装置 24 Ni系触媒投入ホッパー 25 Ni系触媒投入管 26 Ni系触媒メイクアップ管 27 Ni系触媒抜き出し管(Ni系触媒再供給管) 28 灰排出管(CaO,CaC03,CaS04,その
他石炭由来灰の混合物) 29 分離回収装置流動化用空気 30 CaO,CaC03,CaS04,その他石炭由来
灰の混合物 31 Ni系触媒粒子 101 Ni系触媒固定床反応装置 102 再生ガス入口 103 再生ガス出口 201 Ni系触媒移動床反応装置 202 移動床再生装置 203 フレッシュNi系触媒投入口 204 Ni系触媒循環ライン 205 再生ガス入口 206 再生ガス出口
フロントページの続き (72)発明者 土山 佳彦 長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 Fターム(参考) 3K065 TA01 TA02 TB02 TB18 TB19 TC01 TC10 TD06 TF10 TG08 TK01 TK05
Claims (9)
- 【請求項1】 ガス化炉, 脱硫炉および酸化炉を有する
システムにおいて、該脱硫炉に、NiOを主成分とする
Ni系触媒と石灰石とを投入することを特徴とする同時
脱硝脱硫システム。 - 【請求項2】 上記脱硫炉に投入した触媒を上記酸化炉
にて酸化再生し、酸化炉からの灰処理系に触媒分離回収
装置を設けて、該触媒分離回収装置にてNi系触媒粒子
だけを分離回収して脱硫炉に再投入することを特徴とす
る請求項1記載の同時脱硝脱硫システム。 - 【請求項3】 上記触媒分離回収装置として常圧の流動
床を用い、流動化開始速度近傍の緩やかな流動層によ
り、比重の大きいNi系触媒粒子だけを炉底から抜き出
すことを特徴とする請求項2記載の同時脱硝脱硫システ
ム。 - 【請求項4】 上記Ni系触媒がNiOを主成分とした
担持触媒であり、該担持触媒の担体がSi02,A120
3およびMgOからなる群より選ばれる少なくとも1以上
の酸化物またはそれらを主成分とする天然鉱物からなる
ことを特徴とする請求項1記載の同時脱硝脱硫システ
ム。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の同時脱
硝脱硫システムを備えたことを特徴とする石炭ガス化複
合発電システム。 - 【請求項6】 ガス化炉,脱硫炉および酸化炉を有する
システムにおいて、該脱硫炉の下流側に、NiOを主成
分とするNi系触媒を用いた固定床反応器を設置した同
時脱硝脱硫システム。 - 【請求項7】 上記固定床反応器を2以上並列に接続
し、それぞれの反応器に石炭ガス化ガスと再生ガスとを
別々に供給し、石炭ガス化ガスを供給した反応器の脱硝
脱硫性能が低下する段階で、それぞれの反応器に供給す
るガスを切り替え、それぞれの反応器で順に脱硝脱硫お
よび再生を繰り返しながら連続的に脱硝脱硫を行う請求
項6記載の同時脱硝脱硫システム。 - 【請求項8】 ガス化炉,脱硫炉および酸化炉を有する
システムにおいて、該脱硫炉の下流側に、NiOを主成
分とするNi系触媒を用いた移動床反応器および移動床
再生装置を設置した同時脱硝脱硫システム。 - 【請求項9】 請求項6〜8のいずれかに記載の同時脱
硝脱硫システムを備えたことを特徴とする石炭ガス化複
合発電システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11028150A JP2000227205A (ja) | 1999-02-05 | 1999-02-05 | 同時脱硝脱硫システムおよび石炭ガス化複合発電システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11028150A JP2000227205A (ja) | 1999-02-05 | 1999-02-05 | 同時脱硝脱硫システムおよび石炭ガス化複合発電システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000227205A true JP2000227205A (ja) | 2000-08-15 |
Family
ID=12240746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11028150A Pending JP2000227205A (ja) | 1999-02-05 | 1999-02-05 | 同時脱硝脱硫システムおよび石炭ガス化複合発電システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000227205A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007091787A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Chubu Electric Power Co Inc | 流動床ガス化装置の運転方法及び流動床ガス化装置、石炭ガス化複合発電システム |
| JP2008163257A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Sekitan Energy Center | 流動床ガス化装置の運転方法及び流動床ガス化装置並びに石炭ガス化複合発電システム |
-
1999
- 1999-02-05 JP JP11028150A patent/JP2000227205A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007091787A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Chubu Electric Power Co Inc | 流動床ガス化装置の運転方法及び流動床ガス化装置、石炭ガス化複合発電システム |
| JP2008163257A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Sekitan Energy Center | 流動床ガス化装置の運転方法及び流動床ガス化装置並びに石炭ガス化複合発電システム |
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