JP2000227620A - 絞り装置およびシャッター装置 - Google Patents
絞り装置およびシャッター装置Info
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Abstract
とができ、各機能を独立に且つ安定に作動させる。 【解決手段】 開閉レバー10、係止レバー12および
位置決めレバー15は、シャッター基板1に支持され反
時計方向に付勢される。絞り板18は、シャッター基板
1に支持され、爪部材6により、反時計方向に回転させ
られる。シャッター羽根19および20は、シャッター
基板1に支持され、開閉レバー10により、開閉作動さ
せられる。絞り板18には、回転中心から撮影光軸26
までの距離を半径とする基準円上に、ターレット型に径
の異なる4つの絞り開口が形成されており、爪部材6に
より、所定の一方向に回転させられる。爪部材6は撮影
光軸26を中心として正逆回転可能である回転リング5
上に保持され、回転リング5の正逆回転により、絞り板
18を一方向に回転させ、絞り開口を順次可変させる。
Description
り機構およびシャッタ機構に係り、特にディジタルビデ
オカメラおよびディジタルスティルカメラ等のように、
CCD(電荷結合素子)等を用いた固体撮像素子によっ
て被写体光学像を電気信号に変換して撮影を行う電子カ
メラにおける静止画撮影時に好適な絞り装置およびシャ
ッター装置に関するものである。
においては、従来から、CCD(電荷結合素子)を用い
たCCD固体撮像素子等の固体撮像素子が撮像用受光素
子として用いられている。さらに、近年、ディジタルカ
メラ等と称され、被写体像を、固体撮像素子により撮像
し、被写体の静止画像(スティル画像)の画像データを
得て、IC(集積回路)カードまたはビデオフロッピー
ディスク等にディジタル的に記録するタイプのディジタ
ルスティルカメラの普及が著しい。このようなディジタ
ルカメラの中には、静止画像のみならず動画像(ムービ
ー画像)をも撮像することができるものもある。
子、における光電変換された画素の読み出し方式には、
フィールド読み出しとフレーム読み出しとがあるが、静
止画撮影の場合、解像度などの点で有利なフレーム読み
出しを用いるケースが多くなりつつある。フレーム読み
出しにおいては、奇数フィールドの転送読み出しと偶数
フィールド転送読み出しとを順次行わなければならず、
読み出し中の露光が原因となるスミアなどの不具合現象
を避けるために、通常は適正露光完了後直ちにCCD固
体撮像素子ヘの物理的遮光が必要である。
CD固体撮像素子においては、上述したような露光後の
遮光が不要であるが、このような全画素読み出しタイプ
のCCD固体撮像素子は、製造上、高画素化が容易では
なく、高画素化における製造上の困難性等の点では、依
然として物理的遮光が必要な、所謂インターレースタイ
プのCCD固体撮像素子が有利である。上述したような
現状において、フレーム読み出しにより露光完了後に遮
光を行う場合の、LCD(液晶ディスプレイ)のモニタ
表示による電子ファインダおよびズームレンズを備えた
電子カメラの静止画撮影における一般的なプロセスは、
次の通りである。 (1) カメラの電源をオンとする。 (2) 撮影モード、すなわち記録モードに設定する。 (3) 外界、特に被写界、の輝度を測光し、該測光値
に応じて絞りが自動設定される。 (4) 例えばLCDモニタ画面に、CCD固体撮像素
子でとらえられているスルー画像が表示される。 (5) 必要に応じてズーム位置を設定する。 (6) 構図を決めてレリーズボタンを押す。 (7) AF(オートフォーカス)機構が作動し、撮影
レンズを合焦位置に移動させる。 (8) CCD固体撮像素子ヘの露光が開始される。 (9) 適正時間後CCD固体撮像素子ヘの露光を遮光
する。 (10) CCD固体撮像素子から、奇数フィールド転
送および偶数フイールド転送による読み出しが行われ
る。 (11) CCD固体撮像素子から読み出した画像情報
に対し、信号処理手段により、適宜、表示および記録等
の処理がなされる。 (12) 次の撮影動作に入るか、または撮影を終了し
てカメラの電源を切るかする。
または固定焦点レンズを用いた場合、あるいはストロボ
撮影時などにおいては、上述とは一部プロセスが異な
る。しかしながら、いずれの場合においても、従来よ
り、上述したものとおおむね同様のプロセスにおいて、
絞りの設定と遮光という2つの異なる動作が必要とさ
れ、いろいろな工夫がなされてきた。例えば、特許第2
622296号公報においては、複数の絞り開口と、各
絞り開口それぞれに隣接する遮蔽部とを設けることによ
り、それぞれ絞り機能と遮光機能とを実現させている。
また、特開平7−111616号公報においては、複数
の絞り開口を有するターレット式の絞り板と、該絞り板
とは別途に設けた2枚構成の遮蔽板とを設置し、これら
絞り板および遮蔽板の両者を連繋させることにより、特
許第2622296号公報の場合とほぼ同様に、絞り機
能と遮光機能とを実現させている。
より、静止画撮影のプロセスにおいて絞りの設定および
遮光という2つの別個の動作が必要とされ、特許第26
22296号公報および特開平7−111616号公報
等に示されるように、各別に機能する絞り開口と遮蔽部
材とを設けて、絞り機能と遮光機能とを実現させてい
る。しかしながら、特許第2622296号公報では、
複数の絞り開口を有する絞り板を単にスライドさせるこ
とによって、露光および遮光動作を行うため、露光中に
選定した絞り開口径の絞り開口そのものが移動して遮光
を行うという問題がある。
般的には光軸中心から当該光学系の開放絞り径の周縁部
のいずれかの端部に隠れるまで、露光動作は継続される
ので、結果として得られる画像面に露出ムラが生じる。
また、動きのある被写体を撮影した場合には、本来なら
ば、写し止められるシャッター速度(露光開始から遮光
完了までの露光時間)を有していても、前記開口径の移
動方向と被写体の移動方向によっては、像ぶれあるいは
得られる被写体像の変形が生じるなど、好ましくない現
象が生ずる。
特に、大きい絞り径を選定した場合には、遮光開始から
遮光完了までの時間がかかり、結果としてシャッタース
ピードが遅く、露光時間が長くなったのと同様となり、
手ぶれを生じ易いという問題も発生する。また、特開平
7−111616号公報においては、ターレット式の絞
り板とは別途に2枚構成の遮蔽板を設置しているが、該
遮蔽板を開閉させるための連繋部材および付勢スプリン
グ等をさらに設ける必要があり、機構が複雑化してしま
うという問題がある。しかも、遮蔽板には、位置決めの
手段が設けられていないため、ステッピングモーターに
よる位置決めにおけるステッピングモーター自身のステ
ップ位置精度およびギヤの噛み合せのバックラッシュな
どに起因して正確な絞り位置を設定することができな
い。
の絞り径を選定する際に、他の絞り径の絞り開口を通過
するため、その都度、前記遮蔽板を開閉動作させてしま
うという無駄な動作が行われ、機構の耐久性の劣化およ
び不良の原因となるばかりでなく、機構の動作時に不快
な機械音を発生してしまうという問題がある。さらに、
最近では、単独のモーターで絞り開口の設定を行ってか
ら、シャッター動作を行うタイプの改良された構成も種
々見受けられるが、一連の動作が一つのシーケンスとな
つているため、絞り開口径の設定後に任意に絞り開口径
を変更させることが容易でなく、絞り開口径の変更のた
めに、再度最初からシーケンスを実行しなおすとか、不
要なシャッター動作を伴ってしまうとかなど、動作上の
弊害を生じる傾向があった。
もので、確実な絞り性能および高い絞り精度を得ること
ができ、各機能を独立に且つ安定に作動させることが可
能な絞り装置およびシャッター装置を提供することを目
的としている。特に、請求項1に記載の発明の目的は、
確実な絞り性能および高い絞り精度を得ることができ、
各種機能が独立して、動作の安定性も高い絞り装置を提
供することにある。
り板の外形を小さくすることができ、カメラ全体の小型
化を可能とする絞り装置を提供することにある。請求項
3に記載の発明の目的は、特に、簡単な構成で確実に位
置決めすることが可能な絞り装置を提供することにあ
る。
置決め部材と位置検出部材が一体化され、シンプルで誤
差の無い確実な位置検出が可能な絞り装置を提供するこ
とにある。
定の絞り開口位置を確実に検出することができる絞り装
置を提供することにある。
定の絞り開口位置の高精度で且つ耐久性の高い検出が可
能な絞り装置を提供することにある。請求項7に記載の
発明の目的は、特に、確実に絞り板を決められた位置に
設定することを可能とする絞り装置を提供することにあ
る。請求項8に記載の発明の目的は、特に、絞り開口の
設定とは別に、同一の回転リングにてシャッターの開閉
を制御するので少ない部材で多機能、省スぺースおよび
低コストを達成できるシャッター装置を提供することに
ある。
りの設定との関係において高精度の制御が可能なシャッ
ター装置を提供することにある。請求項10に記載の発
明の目的は、特に、単に回転リングの正逆転で一連の開
閉動作を遂行でき、係止解除用アクチエータ等を要しな
いので、コスト、スぺースおよび信頼性に優れたシャッ
ター装置を提供することにある。請求項11に記載の発
明の目的は、特に、シャッターの開閉動作と絞り開口の
設定動作とに干渉がなく、信頼性が高く、またそれぞれ
の調整も独立に行うことが可能なシャッター装置を提供
することにある。
高速連写を可能とし、撮影機能を拡大することができる
シャッター装置を提供することにある。請求項13に記
載の発明の目的は、特に、モニタリング時の光量の調整
が可能であり、プログラム線図上の自由度が高く、従来
散見された高輝度時のスミアなどの不具合を軽減するこ
とが可能なシャッター装置を提供することにある。請求
項14に記載の発明の目的は、特に、互いに反対方向に
移動するシャッター羽根同士の接触摩擦を低減してシャ
ッター動作のばらつきを無くし、高露出精度の可変絞り
を実現し得るシャッター装置を提供することにある。
に係る絞り装置は、上述した目的を達成するために、光
学系により取り込まれた光学像を電気信号に変換する撮
像素子、前記撮像素子で得られる前記電気信号に所定の
信号処理を施す信号処理手段および前記撮像素子への入
射光束および電荷蓄積時間を制御することにより露光時
間の調節を行う絞り装置を備えた光学像入力システムを
具備するディジタルカメラの前記絞り装置において、前
記光学系の撮影光軸に対して平行に設定された回転中心
軸を中心として回転可能に設けられ、且つ該回転中心か
ら前記撮影光軸までの距離を半径とする基準円上にター
レット型に配設された径の異なる複数個の絞り開口を有
する絞り板と、前記絞り板を一方向に回転させる爪部材
と、撮影光軸に対し正逆回転可能に設けられ、前記爪部
材を一方向のみに回転可能として保持する回転リング
と、1個以上のギヤからなる連結ギヤ群およびモーター
からなり、前記回転リングを回転駆動させる回転駆動手
段と、前記絞り板を選択された絞り開口位置で係止する
位置決め機構とを具備することを特徴としている。
は、前記回転リングに保持された爪部材が、前記回転リ
ングの所定方向への回転については、その先端部が該絞
り板の張り出し部に係合するように、第1の方向の回転
が前記回転リングにより規制され、最大回転位置におい
て絞り設定を完了した後の該回転リングの前記所定方向
とは逆方向の回転時には、前記第1の回転方向とは異な
る第2の回転方向に回転し、前記絞り板の外周を乗り越
えて、該絞り板を設定絞り位置に置き去りにする一方向
ラチェット機構を構成することを特徴としている。
は、前記位置決め機構が、前記絞り板の外周に前記各絞
り開口位置に対応して形成された凹部と、前記絞り板の
略中心方向に向けて付勢され、前記凹部を押圧係止して
位置決めする位置決め部材とを含むことを特徴としてい
る。請求項4に記載した発明に係る絞り装置は、前記位
置決め部材が、前記撮影光軸に対して平行に設定された
回転中心軸を中心として回転可能な位置決めレバーによ
り構成し、且つ前記位置決めレバーは、該位置決めレバ
ーの回転軸から放射方向へ延設され前記絞り板を係止す
るボスを有する第1の張り出し部および前記絞り板の位
置検出用の第2の張り出し部が設けられることを特徴と
している。
は、前記絞り板が、各絞り開口位置に対応して外周に形
成される凹部のうちの1個所の特定凹部の形状を他の個
所と異ならしめ、前記位置決めレバーの前記ボスが該特
定凹部に係合した際における回転角を位置検出用の前記
第2の張り出し部の移動量により他の凹部と弁別し得る
ように設定して、前記複数の絞り開口のうちの特定の1
個所を基準位置として検出可能としたことを特徴として
いる。請求項6に記載した発明に係る絞り装置は、前記
絞り板の第2の張り出し部による基準位置の検出に、光
学センサを用いることを特徴としている。
は、前記絞り板の外周の凹部を、任意の絞り設定位置直
前において、前記位置決めレバーの前記ボスが該絞り板
の最外周から中心に向かって落下し、且つ該絞り板の所
定の回転方向とは逆方向の回転に対して、それを阻止す
るような形状とするとともに、該凹部の最も中心寄り部
分は前記ボスの該絞り板の中心に向かう付勢力のバラン
スを取るため、前記絞り板の中心と前記ボスの中心を結
ぶ直線に対して対称に且つ前記絞り板の中心からほぼ放
射方向に広がる形状として形成することを特徴としてい
る。
装置は、上述した目的を達成するために、光学系により
取り込まれた光学像を電気信号に変換する撮像素子、前
記撮像素子で得られる前記電気信号に所定の信号処理を
施す信号処理手段、および前記撮像素子への入射光束お
よび電荷蓄積時間を制御することにより露光時間の調節
を行う絞り機能を有するシャッター装置を備えた光学像
入力システムを具備するディジタルカメラの前記シャッ
ター装置において、前記光学系の撮影光軸に対して平行
に設定された回転中心軸を中心として回転可能に設けら
れ、且つ該回転中心から前記撮影光軸までの距離を半径
とする基準円上にターレット型に配設された径の異なる
複数個の絞り開口を有する絞り板と、前記絞り板を一方
向に回転させる爪部材と、撮影光軸に対し正逆回転可能
に設けられ、前記爪部材を一方向のみに回転可能として
保持する回転リングと、1個以上のギヤからなる連結ギ
ヤ群およびモーターからなり、前記回転リングを回転駆
動させる回転駆動手段と、前記絞り板を選択された絞り
開口位置で係止する位置決め機構と、遮光用のシャッタ
ー羽根を有し、前記回転リングの初期状態からの前記絞
り板を設定する方向への回転途中にて、前記遮光用のシ
ャッター羽根を閉成状態から開放状態に設定し、且つ前
記絞り開口の設定完了後、前記初期状態位置に戻る逆方
向の回転の途中にて、該遮光用のシャッター羽根を閉成
せしめるシャッター機構とを具備することを特徴として
いる。
装置は、前記回転リングが、前記爪部材を保持する部材
と、前記シャッター機構の前記シャッター羽根の開閉を
制御する部材とを一体的に形成していることを特徴とし
ている。
ー装置は、前記シャッター機構が、前記シャッター羽根
を閉成方向に駆動させるように付勢された開閉レバー
と、前記開閉レバーを開放状態で係止するように付勢さ
れた係止レバーとを含み、且つ前記回転リングの初期位
置からの回転により、前記回転リングによる前記開閉レ
バーの押し上げ−前記シャッター羽根の開放−前記係止
レバーの落ち込み−前記回転リングの離脱−前記係止レ
バーによる前記開閉レバーの係止の一連の動作を行い、
また、初期位置ヘ戻る方向での回転により、前記回転リ
ングによる前記係止レバーの蹴飛ばし−前記係止レバー
による前記開閉レバーの係止解除−前記開閉レバーの回
転による前記シャッター羽根の閉成の一連の動作を行う
ことを特徴としている。
ー装置は、前記回転リングが、前記初期位置から前記最
大回転位置までの間において、前半の領域に前記シャッ
ター機構によるシャッター開閉動作を行うシャッター動
作領域を設定し、後半の領域に絞り設定を行う絞り設定
領域を設定しており、各領域においては互いに干渉のな
い動作をなすことを特徴としている。請求項12に記載
した発明に係るシャッター装置は、前記シャッター動作
領域内においてシャッター開閉動作を繰り返すべく、前
記回転リングを駆動して、高速連写撮影を行う手段をさ
らに含むことを特徴としている。
ー装置は、モニタリング時に、前記絞り設定動作領域内
において絞り口径の大きさを可変させるべく、前記回転
リングを駆動して、モニタリング時の光量の調整を行う
手段をさらに含むことを特徴としている。請求項14に
記載した発明に係るシャッター装置は、前記シャッター
機構が、前記シャッター羽根を2枚含み、該2枚のシャ
ッター羽根が、撮影光軸方向について前記絞り板を挟ん
で配置されることを特徴としている。
置は、光学系により取り込まれた光学像を電気信号に変
換する撮像素子、前記撮像素子で得られる前記電気信号
に所定の信号処理を施す信号処理手段、および前記撮像
素子への入射光束および電荷蓄積時間を制御することに
より露光時間の調節を行う絞り装置を備えた光学像入力
システムを具備するディジタルカメラの前記絞り装置に
おいて、前記光学系の撮影光軸に対して平行に設定され
た回転中心軸を中心として回転可能として、該回転中心
から前記撮影光軸までの距離を半径とする基準円上にタ
ーレット型に配設された径の異なる複数個の絞り開口を
有する絞り板を設け、一方向のみに回転可能として、撮
影光軸に対し正逆回転可能に設けた回転リングに、前記
絞り板を一方向に回転させる爪部材を保持させ、1個以
上のギヤからなる連結ギヤ群およびモーターからなる回
転駆動手段にて、前記回転リングを回転駆動させ、さら
に前記絞り板を選択された絞り開口位置で係止する位置
決め機構を設けている。
として複数個設定することができるから、確実な絞り性
能および高い精度が得られ、また回転駆動手段の単一の
モーターにより連結ギヤ群および回転リングを介して絞
り板を一方向に作動させた後に、位置決め機構により係
止保持するから、各役割機能がシンプルに独立した構成
となり、安全確実にシーケンスを遂行することができ
る。
前記回転リングに保持された爪部材が、前記回転リング
の所定方向への回転については、その先端部が該絞り板
の張り出し部に係合するように、第1の方向の回転が前
記回転リングにより規制され、最大回転位置において絞
り設定を完了した後の該回転リングの前記所定方向とは
逆方向の回転時には、前記第1の回転方向とは異なる第
2の回転方向に回転し、前記絞り板の外周を乗り越え
て、該絞り板を設定絞り位置に置き去りにする一方向ラ
チェット機構を構成する。
保持された前記爪部材は、前記一方向ラチェット機構を
構成しているので、絞り開口設定後の前記回転リングの
逆転時には、前記爪部材が前記絞り板の外形に接触して
も該爪部材自身が回転して待避するので、前記位置決め
機構により固定保持されている前記絞り板には何ら影響
がなく、したがって、前記絞り板外形に形成される凹部
は各絞り開口の間に中心に向かって入り込ませることが
でき、結果として、該絞り板の外形を小さくすることが
できるので、カメラ全体も小型化が可能である。
前記位置決め機構が、前記絞り板の外周に前記各絞り開
口位置に対応して形成された凹部、および前記絞り板の
略中心方向に向けて付勢され、前記凹部を押圧係止して
位置決めする位置決め部材を含んでいる。このような構
成により、前記絞り板の外周に設けられた凹部を前記位
置決め部材により、該絞り板の略中心に向かう押圧力で
位置決めするので、特別なクリック機構等を用いること
なく、簡単な構成で確実に位置決めを行うことができ
る。
前記位置決め部材を、前記撮影光軸に対して平行に設定
された回転中心軸を中心として回転可能な位置決めレバ
ーにより構成し、且つ前記位置決めレバーは、該位置決
めレバーの回転軸から放射方向へ延設され前記絞り板を
係止するボスを有する第1の張り出し部および前記絞り
板の位置検出用の第2の張り出し部が設けられる。この
ような構成により、前記位置決め部材を構成する位置決
めレバーに、回転軸から放射状に延びた第1の張り出し
部を形成して、当該第1の張り出し部に絞り板係止用の
ボスを設け、さらに当該位置決めレバーに絞り板の位置
検出用の第2の張り出し部を設けているので、位置決め
部材と位置検出部材が一体化され、シンプルで誤差の無
い確実な位置決めおよび位置検出が可能となる。
前記絞り板に、各絞り開口位置に対応して外周に形成さ
れる凹部のうちの1個所の特定凹部の形状を他の個所と
異ならしめ、前記位置決めレバーの前記ボスが該特定凹
部に係合した際における回転角を位置検出用の前記第2
の張り出し部の移動量により他の凹部と弁別し得るよう
に設定して、前記複数の絞り開口のうちの特定の1個所
を基準位置として検出可能とする。このような構成によ
り、各絞り開口に対応する前記絞り板の外周の凹部形状
は、そのうちの1個所が他と相違しているので、位置決
めボスが当該凹部に係合したときは、位置決めレバーの
回転角度が他の凹部の場合と異なり、したがって、その
ときの位置検出用張り出し部の回転角により、確実にこ
の凹部を検出することができる。
前記絞り板の第2の張り出し部による基準位置の検出
に、光学センサを用いる。このような構成により、位置
検出用張り出し部の回転角の検出に光学センサを用いる
ので、非接触で位置決めレバーに負荷を与えず、耐久性
が高く、しかも高精度の検出が可能となる。
前記絞り板の外周の凹部を、任意の絞り設定位置直前に
おいて、前記位置決めレバーの前記ボスが該絞り板の最
外周から中心に向かって落下し、且つ該絞り板の所定の
回転方向とは逆方向の回転に対して、それを阻止するよ
うな形状とするとともに、該凹部の最も中心寄り部分は
前記ボスの該絞り板の中心に向かう付勢力のバランスを
取るため、前記絞り板の中心と前記ボスの中心を結ぶ直
線に対して対称に且つ前記絞り板の中心からほぼ放射方
向に広がる形状として形成する。このような構成によ
り、前記絞り板の凹部形状は、前記位置決めレバーのボ
スが位置決め時に前記絞り板の中心に向かって落下し且
つ絞り板の逆の回転を阻止するような形状であるので、
該絞り板の一方向回転を確実に実現し、また前記絞り板
中心とボス中心とを結んだ線に対称且つ放射状に広がる
形状に形成されているので、該ボスに加えられる中心に
向かう附勢力により前記放射状形状部分で絞り板が揺動
するように作動させ、凹部形状の最も中心寄り位置で安
定静止するので、前記爪部材による絞り板の送り誤差が
多少存在しても確実に絞り板を決められた位置に係止さ
せることができる。
置は、光学系により取り込まれた光学像を電気信号に変
換する撮像素子、前記撮像素子で得られる前記電気信号
に所定の信号処理を施す信号処理手段、および前記撮像
素子への入射光束および電荷蓄積時間を制御することに
より露光時間の調節を行う絞り機能を有するシャッター
装置を備えた光学像入力システムを具備するディジタル
カメラの前記シャッター装置において、前記光学系の撮
影光軸に対して平行に設定された回転中心軸を中心とし
て回転可能として、該回転中心から前記撮影光軸までの
距離を半径とする基準円上にターレット型に配設された
径の異なる複数個の絞り開口を有する絞り板を設け、一
方向のみに回転可能として、撮影光軸に対し正逆回転可
能に設けた回転リングに、前記絞り板を一方向に回転さ
せる爪部材を保持させ、1個以上のギヤからなる連結ギ
ヤ群およびモーターからなる回転駆動手段にて、前記回
転リングを回転駆動させ、さらに前記絞り板を選択され
た絞り開口位置で係止する位置決め機構と、遮光用のシ
ャッター羽根を有し、前記回転リングの初期状態からの
前記絞り板を設定する方向への回転途中にて、前記遮光
用のシャッター羽根を閉成状態から開放状態に設定し、
且つ前記絞り開口の設定完了後、前記初期状態位置に戻
る逆方向の回転の途中にて、該遮光用のシャッター羽根
を閉成せしめるシャッター機構とを設けている。
同一の回転リングにて、しかも絞り開口の設定とは別途
にシャッターの開閉を制御するので、少ない部材で多機
能、省スぺース、および低コストを達成することができ
る。
置は、前記回転リングが、前記爪部材を保持する部材
と、前記シャッター機構の前記シャッター羽根の開閉を
制御する部材とを一体的に形成している。このような構
成により、回転リングに絞り開口の設定を行う爪部材の
保持部とシャッターの開閉を制御する部材とを一体的に
構成したので、両機能のタイミングのズレが発生せず、
高精度の制御が可能となる。
装置は、前記シャッター機構が、前記シャッター羽根を
閉成方向に駆動させるように付勢された開閉レバーと、
前記開閉レバーを開放状態で係止するように付勢された
係止レバーとを含み、且つ前記回転リングの初期位置か
らの回転により、前記回転リングによる前記開閉レバー
の押し上げ−前記シャッター羽根の開放−前記係止レバ
ーの落ち込み−前記回転リングの離脱−前記係止レバー
による前記開閉レバーの係止の一連の動作を行い、ま
た、初期位置ヘ戻る方向での回転により、前記回転リン
グによる前記係止レバーの蹴飛ばし−前記係止レバーに
よる前記開閉レバーの係止解除−前記開閉レバーの回転
による前記シャッター羽根の閉成の一連の動作を行う。
根の開放および閉成動作は、前記回転リングと開閉レバ
ーと係止レバーとの関連において、前記回転リングが初
期位置から、第1の方向の回転で開放およびセットを行
い、また、初期位置に戻る第2の方向の回転で解除およ
び閉成を行うように構成されているから、単に回転リン
グの正逆転で一連の開閉動作を遂行でき、特別な係止解
除用アクチエータ等を必要としないので、コスト、スぺ
ースおよび信頼性等の点で有利である。
装置は、前記回転リングが、前記初期位置から前記最大
回転位置までの間において、前半の領域に前記シャッタ
ー機構によるシャッター開閉動作を行うシャッター動作
領域を設定し、後半の領域に絞り設定を行う絞り設定領
域を設定しており、各領域においては互いに干渉のない
動作をなす。このような構成により、前記回転リングの
回転領域の前半をシャッターの開閉動作、後半を絞り開
口の設定動作とし、各領域においては互いに干渉のない
動作となるので、信頼性が高く、またそれぞれの調整も
独立に可能であるというメリットがある。
装置は、前記シャッター動作領域内においてシャッター
開閉動作を繰り返すべく、前記回転リングを駆動して、
高速連写撮影を行う。このような構成により、前記回転
リングがシャッター動作領域を往復することで、高速連
写が可能となり、撮影機能を拡大することが可能とな
る。請求項13に記載の発明によるシャッター装置は、
モニタリング時に、前記絞り設定動作領域内において絞
り口径の大きさを可変させるべく、前記回転リングを駆
動して、モニタリング時の光量の調整を行う。このよう
な構成により、前記回転リングが絞り設定動作領域を往
復することにより、モニタリング時の光量の調整が可能
であり、高輝度時の絞り込み、および低輝度時の絞り開
放などにより、プログラム線図上の自由度や、従来散見
された高輝度時のスミアなどの不具合を軽減することが
可能である。
装置は、前記シャッター機構が、前記シャッター羽根を
2枚含み、該2枚のシャッター羽根が、撮影光軸方向に
ついて前記絞り板を挟んで配置される。このような構成
により、前記絞り板を挟持するようにシャッター羽根2
枚が配置されているから、絞り板が中間板の役目をな
し、互いに反対方向に移動するシャッター羽根同士が直
接接触することがないので、接触摩擦が低減され、シャ
ッター動作のばらつきがなく、高露出精度の可変絞り付
きシャッターを達成することができる。
き、図面を参照して本発明の絞り装置およびシャッター
装置を詳細に説明する。図1〜図11は、本発明の一つ
の実施の形態に係る絞り機能を有するシャッター装置を
搭載した電子カメラの構成を示している。図1は、本発
明に係るシャッター装置を搭載した電子カメラの要部の
構成を示す分解斜視図である。図2〜図6は、図1のシ
ャッタ装置の動作をそれぞれ説明するための動作状態を
示す模式図である。図1〜図6に示すシャッター装置
は、シャッター基板1、ステッピングモーター2、モー
ター止めねじ3、アイドラギヤ4、回転リング5、爪部
材6、軸7、Cリング8、付勢ばね9、開閉レバー1
0、ばね11、係止レバー12、ばね13、Cリング1
4、位置決めレバー15、ばね16、フォトインタラプ
タ17、絞り板18、シャッター羽根19、20、支持
板21、押え板22、間座23、24、および止めねじ
25を備えている。
じ3によりシャッター基板1にねじ止めされる。アイド
ラギヤ4は、シャッター基板1に形成されているボス1
aに嵌合し、ステッピングモーター2のシャフトに圧入
されているピニオンギヤ2aと噛み合う。回転リング5
は、放射方向に延びた腕部5aに、爪部材6が、付勢ば
ね9と共に、軸7およびCリング8によって回転自在に
保持されている。開閉レバー10は、シャッター基板1
に圧入されているボス1bに嵌合し、ばね11により反
時計方向に付勢されている。係止レバー12は、同様
に、シャッター基板1に圧入されているボス1cに嵌合
し、ばね13により反時計方向に付勢されて、脱落防止
用のCリング14にて係止されている。
も、同様に、シャッター基板1に圧入されているボス1
dに嵌合し、ばね16によって反時計方向に付勢されて
いる。フォトインタラプタ17は、位置決めレバー15
の回転量に応じて適宜オン/オフ信号を発生させる。絞
り板18は、シャッター基板1に形成されでいるボス1
eに嵌合し、爪部材6により、反時計方向に回転させら
れる。シャッター羽根19および20は、シャッター基
板1に形成されているボス1fおよび1gにそれぞれ嵌
合し、開閉レバー10の一方向に張り出した腕の先端に
あるボス10aにより、開閉作動させられる。
根19および20を受け止めるとともに、アイドラ4、
回転リング5、開閉レバー10および位置決めレバー1
5の浮き防止も兼ねている。押え板22は、間座23お
よび24を支持板21との間に介挿し、絞り板18、シ
ャッター羽根19および20を収容する羽根室を形成す
る。止めねじ25は、上述した羽根室部分をシャッター
基板1に固定する。絞り板18には、回転中心から撮影
光軸26までの距離を半径とする基準円上に、ターレッ
ト型に径の異なる2つ以上、すなわち本実施の形態では
4つ、の絞り開口(例えば、F2,F4,F8,F1
1)が形成されており、爪部材6により、所定の一方向
に回転させられるように構成されている。
心として、先に述べた正逆回転可能である回転リング5
上に保持されていて、回転リング5の正逆回転により、
絞り板18を一方向に回転させ、絞り開口を順次可変さ
せるように構成されている。さらに、回転リング5の外
周に形成されているギヤ部5cと噛み合うアイドラギヤ
4およびピニオンギヤ2aを介して、ステッピングモー
ター2により回転駆動力が与えられている(以上が請求
項1に対応する構成である)。
図を参照して絞り設定およびシャッター動作について説
明する。図2は初期状態、図3はシャッター羽根のセッ
ト(チャージ)状態、図4は絞り開口を変更している途
中の状態、図5は絞り開口の変更が完了した直後の状
態、そして図6は回転リングが逆転して初期位置ヘ戻る
途中の状態を示している。図4において、爪部材6の一
方の腕6bは、回転リング5に設けられたボス5dによ
り反時計方向の回転を規制されているので、回転リング
5の反時計方向の回転では、もう一方の腕6aの先端で
絞り板18の4個所の張り出し凸部の直線部18aを押
圧しながら光軸回りを回動する。
り開口に設定されるので、回転リング5は図5の状態か
ら、逆回転を始め、図6の状態に進むが、この時、爪部
材6は絞り板18が位置決めレバー15により時計方向
の回転を規制されている。このため爪部材6は、絞り板
18の張り出し凸部の外周形状18bに沿いながら、付
勢ばね9の付勢力に抗して反転して、光軸回りを時計方
向に回動することによって、絞り板18を置き去りにす
る一方向ラチェット機構を形成する(請求項2に対応す
る)。また、図5において、絞り板18は、外周のこの
場合4個所の凹部を位置決めレバー15の第1の張り出
し部に形成されたボス15aにて、絞り板18の中心に
向かう図示矢印Fで示す力で押圧されることにより、係
止されて位置決めされる(請求項3に対応する)。
方向に、絞り板18の位置検出用の第2の張り出し部1
5bも有している(請求項4に対応する)。さらに、絞
り板18の外周の凹部形状のうちの1個所は他と異なっ
ており、位置決めレバー15のボス15aがこの個所を
押圧して係合した時には、位置検出用張り出し部15b
が他の凹部形状の場合と異なる角度回転することによ
り、基準位置の検出を可能として構成されている(請求
項5に対応する)。この場合の基準位置の検出手段とし
ては、前記位置検出用張り出し部15bに非接触に対応
する光学センサであるフォトインタラプタ17が用いら
れる(請求項6に対応する)。
り設定時直前で前記位置決めレバーのボス15aが絞り
板18の外周から中心に向かって落下し、且つ落下後は
絞り板18の逆回転を防止する形状となっており、ま
た、凹部の最中心寄り形状は絞り板18の中心とボス1
5a中心を結んだ線に対し対称且つ放射方向に広がる形
状に形成されていて、ボス15aの絞り板の中心に向か
う力で揺動を繰り返し、最終的に絞り板18の最も中心
寄りの位置に落ち着くようになっている(請求項7に対
応する)。
作について説明する。まず、図2に示す初期状態では、
ステッピングモーター2よりアイドラ4を介してギヤ連
結された回転リング5の裏面側に延びたボス5gが、係
止レバー12を時計方向に押し上げている。係止レバー
12は、ばね13により反時計方向の付勢力が与えられ
ているが、回転リング5は、ステッピングモーター2の
ディテントトルクにより、初期状態位置、つまりシャッ
ター基板1に形成されたストッパーボス1hに回転リン
グ5の先端が当接した状態で保持されているので、ばね
13の付勢力に抗して係止レバー12を押し上げ、開閉
レバー10との接触を断っている。また、図に示すスト
ッパー1iは、回転リング5が反時計方向の回転をし
て、係止レバー12の押し上げを解除した場合に、係止
レバー12が反時計方向に回転するのを規制する。
セット状態、すなわちチャージ状態、を示しており、回
転途中の回転リング5の一方の張り出し部5bの先端の
カム面5fが開閉レバー10の一方の腕部の先端凸部1
0bを押し上げており、開閉レバー10は時計方向に回
転し、したがって、シャッター羽根19および20を開
放状態にし、同時に係止レバー12の一方の張り出し部
12aの先端12bが開閉レバー10の内側に入り込
む。図4の状態に進むと、回転リング5のカム部5fが
完全に離れるので、開閉レバー10はばね11(図1)
により、反時計方向の付勢力が与えられているので、そ
の先端凸部が係止レバー12の先端12bに当接してセ
ット状態となる。
初期状態位置に復帰する途中において、前記シャッター
羽根19および20のセット工程とは逆に、回転リング
5の裏面側に延びたボス5gが係止レバー12の先端1
2cを蹴飛ばすと、もう一方の先端部12aが開閉レバ
ー10を解除するので、開閉レバー10は、ばね11に
より急速に時計方向に回転して、シャッター羽根19お
よび20を閉成せしめ、回転リング5は初期位置に戻っ
て一回の撮影を完了する(請求項8に対応する)。ま
た、回転リング5には、絞り開口を設定する爪部材6の
保持部とシャッターの開閉を制御する部材とが一体的に
形成されている(請求項9に対応する)。
の開放および閉成動作は、回転リング5と開閉レバー1
0と係止レバー12の関係において、図2から図4に至
る、回転リング5の初期位置から反時計回りでの回転で
開放およびセットを行い、また図4から図2に至る、初
期位置に戻る方向の回転で閉成するように構成されてい
る(請求項10に対応する) また、図7に示す動作タイミングチャートからも明らか
なように、回転リング5は、初期位置27から最大回転
位置29の間において、待機位置28を境に、前半の領
域ではシャッターの開閉動作を行い、後半の領域では絞
り開口の設定動作を行うように構成されており、各領域
においては、互いに動作の干渉を生じないように構成さ
れている(請求項11に対応する)。
は、ステッピングモーター2のパルスステップ(図7に
示す「STMパルスステップ」)動作に伴い、回転リン
グ5、絞り板18、位置決めレバー15、開閉レバー1
0、係止レバー12、シャッター羽根19および20の
各動作量、並びに露光状況、CCD固体撮像素子におけ
る奇数フィールド読み出しおよび偶数フィールド読み出
しのタイミングが示されている。電源オフ時の初期位置
27から、ステッピングモーター2により回転リング5
が駆動されて待機位置の直前に至ると、開閉レバー1
0、シャッター羽根19および20が作動して、係止レ
バー12により待機位置28に設定される。この待機位
置28の状態で、絞り切り替え動作が行われると、ステ
ッピングモーター2により回転リング5がさらに駆動さ
れて、絞り板18、位置決めレバー15が作動して、最
大回転位置29において、位置決めレバー15により絞
り板18が係止されて従前の絞り開口の次の絞り開口に
設定される。
より回転リング5が逆転駆動されて、待機位置28に戻
る。絞り開口を変更する場合には、待機位置28からさ
らに、上述したようなステッピングモーター2による回
転リング5の正逆転駆動を繰り返すと、絞り板18の各
絞り開口に順次設定される。待機位置28から、ステッ
ピングモーター2により回転リング5を逆転駆動すると
ともに、露光量に応じたタイミングでCCD固体撮像素
子の露光を開始し、所定位置まで回転リング5が逆転す
ると、係止レバー12が作動して、シャッター羽根19
および20が閉成され、閉成完了後、つまり露光完了
後、画像データの奇数フィールドおよび偶数フィールド
の読み出しが行われる。なお、初期位置27もしくは待
機位置28から回転リング5を再度、最大回転位置29
まで駆動すると、上述と同様に位置決めレバー15によ
り絞り板18が係止されて従前の絞り開口の次の絞り開
口に設定される。
8となった状態で設定されている絞り開口値でそのまま
撮影を行う場合には、直ちに回転リング5を逆転駆動す
るとともに、露光量に応じたタイミングでCCD固体撮
像素子の露光を開始して、撮影を行う。さらに、回転リ
ング5が初期位置27から待機位置28までの間の往復
を繰り返すことによりシャッターの開閉を連続的に行う
ことができるので、これを利用して、高速連写撮影を行
うことが可能である(請求項12に対応する)。また、
回転リング5が待機位置28から最大回転位置29まで
の間を1回または複数回往復することにより、所望の絞
り開口を設定し且つ可変することができるから、例えば
シャッター動作を伴わないモニタリング時における光量
の調整が可能である(請求項13に対応する)。
および20との関係を光軸26方向の断面図として示し
たものである。図8により、絞り板18はシャッター羽
根19とシャッター羽根20との間に位置しており、シ
ャッター羽根19および20の各先端部19aおよび2
0aに接触している(請求項14に対応する)。図9
は、この実施の形態によるシャッター装置を搭載した電
子カメラの通常撮影モードにおける撮影動作のフローチ
ャート、図10は、プログラム露出制御に用いるプログ
ラム線図、そして図11は、ブロック図である。
すフローチャートがスタートすると、ステッピングモー
タ2を、例えばmパルス分だけ正転させ、回転リング5
を待機位置に達するまで駆動する(ステップS11)
(図7参照)。この動作により、シャッタ羽根19およ
び20が開放され(ステップS12)、待機状態とな
る。この状態で、第1回目の測光が行われ(ステップS
13)、図10に示すプログラム線図に従って絞り値の
設定が行われる。絞り板18の絞り値の初期値、すなわ
ち基準位置は、外界つまり被写界の輝度のLV(ライト
バリュー)値が10を超え12.5未満の状態に対応す
る最大開口の絞り値F2から2番目の開口径の絞り値F
4に相当する絞り開口に設定されるものとする。
5以上であるか否かが判定され(ステップS14)、L
V値が15.5以上であれば、各nパルスずつのステッ
ピングモーター2の正逆転が2往復行われ、絞り値F1
1に対応する最小絞り開口に設定される(ステップS1
5)。ステップS14において、LV値が15.5未満
であると判定された場合には、LV値が12.5以上で
あるか否かが判定され(ステップS16)、LV値が1
2.5以上であれば、各nパルスずつのステッピングモ
ーター2の正逆転が3往復行われ、最小開口から2番目
の絞り値F8に対応する絞り開口に設定される(ステッ
プS17)。ステップS16において、LV値が12.
5未満であると判定された場合には、LV値が10以下
であるか否かが判定され(ステップS18)、LV値が
10以下であれば、各nパルスずつのステッピングモー
ター2の正逆転が1往復行われ、最大開口の絞り値F2
に対応する絞り開口に設定される(ステップS19)。
超えていると判定された場合、あるいはステップS1
5、S17またはS19による絞り設定が行われた後
は、ズーム動作により、所要の画角に設定される(ステ
ップS20)。この状態で、レリーズボタンの第1段が
オンとなるのを待ち(ステップS21)、第1段がオン
となるとフォーカス動作が行われる(ステップS2
2)。次に、この状態で、レリーズボタンの第2段がオ
ンとなるのを待ち(ステップS23)、第2段がオンと
なると露光が開始され(ステップS24)、ステッピン
グモータ2がmパルスだけ逆転駆動されて(ステップS
25)、シャッタ羽根19および20が閉成されて(ス
テップS26)、撮影動作を完了する。
の第2段がオンでないと判定されると、再度測光が行わ
れ(ステップS27)、輝度変化の有無が判定されて
(ステップS28)、輝度変化がなければ、そのままス
テップS23に戻って第2段がオンとなるのを待つ。ス
テップS28において、輝度変化が検出されると、輝度
変化量に対応した絞り値に応じて、ステッピングモータ
ー2を正逆転駆動して(ステップS29)、ステップS
23に戻って第2段がオンとなるのを待つ。図11は、
上述のように動作する電子カメラの概略的なブロック図
を示している。図11に示す電子カメラは、レンズ群1
01、絞り/シャッター102、レンズ群103、CC
D固体撮像素子104、信号処理回路105、出力回路
106、中央処理装置(CPU)111、ズーム制御回
路112、絞り/シャッター制御回路113、CCD制
御回路114、測光回路115およびオートフォーカス
(AF)回路116を有する。
ズとなるズームレンズを構成する。絞り/シャッター1
02は、この実施の形態のシャッター装置で構成され
る。CCD固体撮像素子104は、レンズ群101およ
び103により結像された被写体像を電気的な画像信号
に変換する。信号処理回路105は、CCD固体撮像素
子104から出力される画像信号に所定の信号処理を施
す。出力回路106は、ビデオ信号の出力、液晶ディス
プレイ(LCD)への表示・メモリカードへの記録、そ
の他の出力処理を行う。
動作を制御する。ズーム制御回路112は、レンズ群1
01および103を駆動して、ズーミング動作を行わせ
る。絞り/シャッター制御回路113は、上述したステ
ッピングモータ2等を駆動して、絞り/シャッター10
2の絞り値およびシャッター動作を制御する。CCD制
御回路114は、CCD固体撮像素子104の動作を制
御して、露光および画像信号のフィールド読み出し等を
制御する。測光回路115は、外界すなわち被写界の輝
度を測光する。オートフォーカス回路116は、被写体
距離を測距して、中央処理装置111を介してCCD固
体撮像素子104、レンズ群101および103のうち
の少なくともいずれかを駆動して、焦点調整を行う。
信号処理回路105、ズーム制御回路112、絞り/シ
ャッター制御回路113、CCD制御回路114、測光
回路115およびオートフォーカス回路116の動作
は、中央処理装置111により制御される。なお、本発
明は、上述し且つ図面に示す実施の形態にのみ限定され
ることなく、その要旨を変更しない範囲内で種々変形し
て実施することができる。
実な絞り性能および高い絞り精度を得ることができ、各
機能を独立に且つ安定に作動させることが可能な絞り装
置およびシャッター装置を提供することができる。すな
わち、請求項1に記載の発明に係る絞り装置によれば、
光学系により取り込まれた光学像を電気信号に変換する
撮像素子、前記撮像素子で得られる前記電気信号に所定
の信号処理を施す信号処理手段、および前記撮像素子へ
の入射光束および電荷蓄積時間を制御することにより露
光時間の調節を行う絞り装置を備えた光学像入力システ
ムを具備するディジタルカメラの前記絞り装置におい
て、前記光学系の撮影光軸に対して平行に設定された回
転中心軸を中心に回転可能として、該回転中心から前記
撮影光軸までの距離を半径とする基準円上にターレット
型に配設された径の異なる複数個の絞り開口を有する絞
り板を設け、撮影光軸に対し正逆回転可能に設けた回転
リングに、前記絞り板を一方向に回転させる爪部材を一
方向のみに回転可能に保持させ、1個以上のギヤからな
る連結ギヤ群およびモーターからなる回転駆動手段に
て、前記回転リングを回転駆動させ、さらに前記絞り板
を選択された絞り開口位置で係止する位置決め機構を設
ける構成により、絞り開口形状を円として複数個設定す
ることができるから、確実な絞り性能および精度が得ら
れ、また回転駆動手段の単一のモーターにより連結ギヤ
群および回転リングを介して絞り板を一方向に作動させ
た後に、位置決め機構により係止保持するから、各役割
機能がシンプルに独立した構成となり、安全確実にシー
ケンスを遂行することができる。
れば、前記回転リングに保持された爪部材が、前記回転
リングの所定方向への回転については、その先端部が該
絞り板の張り出し部に係合するように、第1の方向の回
転が前記回転リングにより規制され、最大回転位置にお
いて絞り設定を完了した後の該回転リングの前記所定方
向とは逆方向の回転時には、前記第1の回転方向とは異
なる第2の回転方向に回転し、前記絞り板の外周を乗り
越えて、該絞り板を設定絞り位置に置き去りにする一方
向ラチェット機構を構成することにより、前記回転リン
グに保持された前記爪部材は、前記一方向ラチェット機
構を構成しているので、絞り開口設定後の前記回転リン
グの逆転時には、前記爪部材が前記絞り板の外形に接触
しても該爪部材自身が回転して待避するので、前記位置
決め機構により固定保持されている前記絞り板には何ら
影響がなく、したがって、前記絞り板外形に形成される
凹部は各絞り開口の間に中心に向かって入り込ませるこ
とができ、結果として、該絞り板の外形を小さくするこ
とができるので、カメラ全体も小型化が可能である。
れば、前記位置決め機構が、前記絞り板の外周に前記各
絞り開口位置に対応して形成された凹部、および前記絞
り板の略中心方向に向けて付勢され、前記凹部を押圧係
止して位置決めする位置決め部材を含むことにより、前
記絞り板の外周に設けられた凹部を前記位置決め部材に
より、該絞り板の略中心に向かう押圧力で位置決めする
ので、特別なクリック機構等を用いることなく、簡単な
構成で確実に位置決めを行うことができる。
れば、前記位置決め部材を、前記撮影光軸に対して平行
に設定された回転中心軸を中心として回転可能な位置決
めレバーにより構成し、且つ前記位置決めレバーは、該
位置決めレバーの回転軸から放射方向へ延設され前記絞
り板を係止するボスを有する第1の張り出し部および前
記絞り板の位置検出用の第2の張り出し部が設けられる
ことにより、前記位置決め部材を構成する位置決めレバ
ーに、回転軸から放射状に延びた第1の張り出し部を形
成して、当該第1の張り出し部に絞り板係止用のボスを
設け、さらに当該位置決めレバーに絞り板の位置検出用
の第2の張り出し部を設けているので、位置決め部材と
位置検出部材が一体化され、シンプルで誤差の無い確実
な位置決めおよび位置検出が可能となる。
れば、前記絞り板に、各絞り開口位置に対応して外周に
形成される凹部のうちの1個所の特定凹部の形状を他の
個所と異ならしめ、前記位置決めレバーの前記ボスが該
特定凹部に係合した際における回転角を位置検出用の前
記第2の張り出し部の移動量により他の凹部と弁別し得
るように設定して、前記複数の絞り開口のうちの特定の
1個所を基準位置として検出可能とする構成により、各
絞り開口に対応する前記絞り板の外周の凹部形状は、そ
のうちの1個所が他と相違しているので、位置決めボス
が当該凹部に係合したときは、位置決めレバーの回転角
度が他の凹部の場合と異なり、したがって、そのときの
位置検出用張り出し部の回転角により、確実にこの凹部
を検出することができる。
れば、前記絞り板の第2の張り出し部による基準位置の
検出に、光学センサを用いる構成により、位置検出用張
り出し部の回転角の検出に光学センサを用いるので、非
接触で位置決めレバーに負荷を与えず、耐久性が高く、
しかも高精度の検出が可能となる。
れば、前記絞り板の外周の凹部を、任意の絞り設定位置
直前において、前記位置決めレバーの前記ボスが該絞り
板の最外周から中心に向かって落下し、且つ該絞り板の
所定の回転方向とは逆方向の回転に対して、それを阻止
するような形状とするとともに、該凹部の最も中心寄り
部分は前記ボスの該絞り板の中心に向かう付勢力のバラ
ンスを取るため、前記絞り板の中心と前記ボスの中心を
結ぶ直線に対して対称に且つ前記絞り板の中心からほぼ
放射方向に広がる形状として形成することにより、前記
絞り板の凹部形状は、前記位置決めレバーのボスが位置
決め時に前記絞り板の中心に向かって落下し且つ絞り板
の逆の回転を阻止するような形状であるので、該絞り板
の一方向回転を確実に実現し、また前記絞り板中心とボ
ス中心とを結んだ線に対称且つ放射状に広がる形状に形
成されているので、該ボスに加えられる中心に向かう附
勢力により前記放射状形状部分で絞り板が揺動するよう
に作動させ、凹部形状の最も中心寄り位置で安定静止す
るので、前記爪部材による絞り板の送り誤差が多少存在
しても確実に絞り板を決められた位置に係止させること
ができる。
置によれば、光学系により取り込まれた光学像を電気信
号に変換する撮像素子、前記撮像素子で得られる前記電
気信号に所定の信号処理を施す信号処理手段、および前
記撮像素子への入射光束および電荷蓄積時間を制御する
ことにより露光時間の調節を行う絞り機能を有するシャ
ッター装置を備えた光学像入力システムを具備するディ
ジタルカメラの前記シャッター装置において、前記光学
系の撮影光軸に対して平行に設定された回転中心軸を中
心として回転可能として、該回転中心から前記撮影光軸
までの距離を半径とする基準円上にターレット型に配設
された径の異なる複数個の絞り開口を有する絞り板を設
け、一方向のみに回転可能として、撮影光軸に対し正逆
回転可能に設けた回転リングに、前記絞り板を一方向に
回転させる爪部材を保持させ、1個以上のギヤからなる
連結ギヤ群およびモーターからなる回転駆動手段にて、
前記回転リングを回転駆動させ、さらに前記絞り板を選
択された絞り開口位置で係止する位置決め機構と、遮光
用のシャッター羽根を有し、前記回転リングの初期状態
からの前記絞り板を設定する方向への回転途中にて、前
記遮光用のシャッター羽根を閉成状態から開放状態に設
定し、且つ前記絞り開口の設定完了後、前記初期状態位
置に戻る逆方向の回転の途中にて、該遮光用のシャッタ
ー羽根を閉成せしめるシャッター機構とを設ける構成に
より、絞り開口の設定と同一の回転リングにて、しかも
絞り開口の設定とは別途にシャッターの開閉を制御する
ので、少ない部材で多機能、省スぺース、および低コス
トを達成することができる。
置によれば、前記回転リングが、前記爪部材を保持する
部材と、前記シャッター機構の前記シャッター羽根の開
閉を制御する部材とを一体的に形成することにより、回
転リングに絞り開口の設定を行う爪部材の保持部とシャ
ッターの開閉を制御する部材とを一体的に構成したの
で、両機能のタイミングのズレが発生せず、高精度の制
御が可能となる。
装置によれば、前記シャッター機構が、前記シャッター
羽根を閉成方向に駆動させるように付勢された開閉レバ
ーと、前記開閉レバーを開放状態で係止するように付勢
された係止レバーとを含み、且つ前記回転リングの初期
位置からの回転により、前記回転リングによる前記開閉
レバーの押し上げ−前記シャッター羽根の開放−前記係
止レバーの落ち込み−前記回転リングの離脱−前記係止
レバーによる前記開閉レバーの係止の一連の動作を行
い、また、初期位置ヘ戻る方向での回転により、前記回
転リングによる前記係止レバーの蹴飛ばし−前記係止レ
バーによる前記開閉レバーの係止解除−前記開閉レバー
の回転による前記シャッター羽根の閉成の一連の動作を
行う構成により、前記シャッター羽根の開放および閉成
動作は、前記回転リングと開閉レバーと係止レバーとの
関連において、前記回転リングが初期位置から、第1の
方向の回転で開放およびセットを行い、また、初期位置
に戻る第2の方向の回転で解除および閉成を行うように
構成されているから、単に回転リングの正逆転で一連の
開閉動作を遂行でき、特別な係止解除用アクチエータ等
を必要としないので、コスト、スぺースおよび信頼性等
の点で有利である。
装置によれば、前記回転リングが、前記初期位置から前
記最大回転位置までの間において、前半の領域に前記シ
ャッター機構によるシャッター開閉動作を行うシャッタ
ー動作領域を設定し、後半の領域に絞り設定を行う絞り
設定領域を設定しており、各領域においては互いに干渉
のない動作をなす構成により、前記回転リングの回転領
域の前半をシャッターの開閉動作、後半を絞り開口の設
定動作とし、各領域においては互いに干渉のない動作と
なるので、信頼性が高く、またそれぞれの調整も独立に
可能であるというメリットがある。
装置によれば、前記シャッター動作領域内においてシャ
ッター開閉動作を繰り返すべく、前記回転リングを駆動
して、高速連写撮影を行う構成により、前記回転リング
がシャッター動作領域を往復することで、高速連写が可
能となり、撮影機能を拡大することが可能となる。
装置によれば、モニタリング時に、前記絞り設定動作領
域内において絞り口径の大きさを可変させるべく、前記
回転リングを駆動して、モニタリング時の光量の調整を
行う構成により、前記回転リングが絞り設定動作領域を
往復することにより、モニタリング時の光量の調整が可
能であり、高輝度時の絞り込み、および低輝度時の絞り
開放などにより、プログラム線図上の自由度や、従来散
見された高輝度時のスミアなどの不具合を軽減すること
が可能である。
装置によれば、前記シャッター機構が、前記シャッター
羽根を2枚含み、該2枚のシャッター羽根が、撮影光軸
方向について前記絞り板を挟んで配置される構成によ
り、前記絞り板を挟持するようにシャッター羽根2枚が
配置されているから、絞り板が中間板の役目をなし、互
いに反対方向に移動するシャッター羽根同士が直接接触
することがないので、接触摩擦が低減され、シャッター
動作のばらつきがなく、高露出精度の可変絞り付きシャ
ッターを達成することができる。
の要部の構成を示す分解斜視図である。
配置および動作状態を示す模式図である。
れたチャージ状態における各部の配置および動作状態を
示す模式図である。
状態における各部の配置および動作状態を示す模式図で
ある。
た状態における各部の配置および動作状態を示す模式図
である。
期位置へ戻る途中の状態における各部の配置および動作
状態を示す模式図である。
イミングチャートである。
るための部分詳細図である。
るためのフローチャートである。
るためのプログラム線図である。
概略構成を説明するためのブロック図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 光学系により取り込まれた光学像を電気
信号に変換する撮像素子、前記撮像素子で得られる前記
電気信号に所定の信号処理を施す信号処理手段および前
記撮像素子への入射光束および電荷蓄積時間を制御する
ことにより露光時間の調節を行う絞り装置を備えた光学
像入力システムを具備するディジタルカメラの前記絞り
装置において、 前記光学系の撮影光軸に対して平行に設定された回転中
心軸を中心として回転可能に設けられ、且つ該回転中心
から前記撮影光軸までの距離を半径とする基準円上にタ
ーレット型に配設された径の異なる複数個の絞り開口を
有する絞り板と、 前記絞り板を一方向に回転させる爪部材と、 撮影光軸に対し正逆回転可能に設けられ、前記爪部材を
一方向のみに回転可能として保持する回転リングと、 1個以上のギヤからなる連結ギヤ群およびモーターから
なり、前記回転リングを回転駆動させる回転駆動手段
と、 前記絞り板を選択された絞り開口位置で係止する位置決
め機構とを具備することを特徴とする絞り装置。 - 【請求項2】 前記回転リングに保持された爪部材は、 前記回転リングの所定方向への回転については、その先
端部が該絞り板の張り出し部に係合するように、第1の
方向の回転が前記回転リングにより規制され、 最大回転位置において絞り設定を完了した後の該回転リ
ングの前記所定方向とは逆方向の回転時には、前記第1
の回転方向とは異なる第2の回転方向に回転し、前記絞
り板の外周を乗り越えて、該絞り板を設定絞り位置に置
き去りにする一方向ラチェット機構を構成することを特
徴とする請求項1に記載の絞り装置。 - 【請求項3】 前記位置決め機構は、 前記絞り板の外周に前記各絞り開口位置に対応して形成
された凹部と、 前記絞り板の略中心方向に向けて付勢され、前記凹部を
押圧係止して位置決めする位置決め部材とを含むことを
特徴とする請求項1または2に記載の絞り装置。 - 【請求項4】 前記位置決め部材は、 前記撮影光軸に対して平行に設定された回転中心軸を中
心として回転可能な位置決めレバーにより構成し、且つ
前記位置決めレバーは、該位置決めレバーの回転軸から
放射方向へ延設され前記絞り板を係止するボスを有する
第1の張り出し部および前記絞り板の位置検出用の第2
の張り出し部が設けられることを特徴とする請求項3に
記載の絞り装置。 - 【請求項5】 前記絞り板は、各絞り開口位置に対応し
て外周に形成される凹部のうちの1個所の特定凹部の形
状を他の個所と異ならしめ、前記位置決めレバーの前記
ボスが該特定凹部に係合した際における回転角を位置検
出用の前記第2の張り出し部の移動量により他の凹部と
弁別し得るように設定して、前記複数の絞り開口のうち
の特定の1個所を基準位置として検出可能としたことを
特徴とする請求項4記載のディジタルカメラ用絞り装
置。 - 【請求項6】 前記絞り板の第2の張り出し部による基
準位置の検出に、光学センサを用いることを特徴とする
請求項5に記載の絞り装置。 - 【請求項7】 前記絞り板の外周の凹部は、任意の絞り
設定位置直前において、前記位置決めレバーの前記ボス
が該絞り板の最外周から中心に向かって落下し、且つ該
絞り板の所定の回転方向とは逆方向の回転に対して、そ
れを阻止するような形状とするとともに、該凹部の最も
中心寄り部分は前記ボスの該絞り板の中心に向かう付勢
力のバランスを取るため、前記絞り板の中心と前記ボス
の中心を結ぶ直線に対して対称に且つ前記絞り板の中心
からほぼ放射方向に広がる形状として形成することを特
徴とする請求項4〜6のうちのいずれか1項に記載の絞
り装置。 - 【請求項8】 光学系により取り込まれた光学像を電気
信号に変換する撮像素子、前記撮像素子で得られる前記
電気信号に所定の信号処理を施す信号処理手段、および
前記撮像素子への入射光束および電荷蓄積時間を制御す
ることにより露光時間の調節を行う絞り機能を有するシ
ャッター装置を備えた光学像入力システムを具備するデ
ィジタルカメラの前記シャッター装置において、 前記光学系の撮影光軸に対して平行に設定された回転中
心軸を中心として回転可能に設けられ、且つ該回転中心
から前記撮影光軸までの距離を半径とする基準円上にタ
ーレット型に配設された径の異なる複数個の絞り開口を
有する絞り板と、 前記絞り板を一方向に回転させる爪部材と、 撮影光軸に対し正逆回転可能に設けられ、前記爪部材を
一方向のみに回転可能として保持する回転リングと、 1個以上のギヤからなる連結ギヤ群およびモーターから
なり、前記回転リングを回転駆動させる回転駆動手段
と、 前記絞り板を選択された絞り開口位置で係止する位置決
め機構と、 遮光用のシャッター羽根を有し、前記回転リングの初期
状態からの前記絞り板を設定する方向への回転途中に
て、前記遮光用のシャッター羽根を閉成状態から開放状
態に設定し、且つ前記絞り開口の設定完了後、前記初期
状態位置に戻る逆方向の回転の途中にて、該遮光用のシ
ャッター羽根を閉成せしめるシャッター機構とを具備す
ることを特徴とするシャッター装置。 - 【請求項9】 前記回転リングは、前記爪部材を保持す
る部材と、前記シャッター機構の前記シャッター羽根の
開閉を制御する部材とを一体的に形成していることを特
徴とする請求項8に記載のシャッター装置。 - 【請求項10】 前記シャッター機構は、 前記シャッター羽根を閉成方向に駆動させるように付勢
された開閉レバーと、 前記開閉レバーを開放状態で係止するように付勢された
係止レバーとを含み、且つ前記回転リングの初期位置か
らの回転により、前記回転リングによる前記開閉レバー
の押し上げ−前記シャッター羽根の開放−前記係止レバ
ーの落ち込み−前記回転リングの離脱−前記係止レバー
による前記開閉レバーの係止の一連の動作を行い、 また、初期位置ヘ戻る方向での回転により、前記回転リ
ングによる前記係止レバーの蹴飛ばし−前記係止レバー
による前記開閉レバーの係止解除−前記開閉レバーの回
転による前記シャッター羽根の閉成の一連の動作を行う
ことを特徴とする請求項8または9に記載のシャッター
装置。 - 【請求項11】 前記回転リングは、前記初期位置から
前記最大回転位置までの間において、前半の領域に前記
シャッター機構によるシャッター開閉動作を行うシャッ
ター動作領域を設定し、後半の領域に絞り設定を行う絞
り設定領域を設定しており、各領域においては互いに干
渉のない動作をなすことを特徴とする請求項8〜10の
うちのいずれか1項に記載のシャッター装置。 - 【請求項12】 前記シャッター動作領域内においてシ
ャッター開閉動作を繰り返すべく、前記回転リングを駆
動して、高速連写撮影を行う手段をさらに含むことを特
徴とする請求項11に記載のシャッター装置。 - 【請求項13】 モニタリング時に、前記絞り設定動作
領域内において絞り口径の大きさを可変させるべく、前
記回転リングを駆動して、モニタリング時の光量の調整
を行う手段をさらに含むことを特徴とする請求項11ま
たは12に記載のシャッター装置。 - 【請求項14】 前記シャッター機構は、前記シャッタ
ー羽根を2枚含み、該2枚のシャッター羽根は、撮影光
軸方向について前記絞り板を挟んで配置されることを特
徴とする請求項8〜13のうちのいずれか1項に記載の
シャッター装置。
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| JP36003098 | 1998-12-02 | ||
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- 1999-12-02 DE DE19958067.7A patent/DE19958067B4/de not_active Expired - Fee Related
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