JP2000227676A - 負摩擦帯電性トナー及び画像形成方法 - Google Patents
負摩擦帯電性トナー及び画像形成方法Info
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Abstract
熱方式によらず定着部材の汚染を発生させることのない
負摩擦帯電性トナーの提供。 【解決手段】 結着樹脂、着色剤、ワックス及び有機金
属化合物を含有する負摩擦帯電性トナーにおいて、トナ
ーの酸価が5乃至35mgKOH/gであり、結着樹脂
がビニル系重合体で、3乃至50重量%のクロロホルム
不溶分を有し、テトラヒドロフラン可溶分がクロマトグ
ラムにおいて、分子量5000乃至3万の領域にメイン
ピークを有し、20万乃至150万の領域にサブピーク
及び/又はショルダーを有し、分子量1万乃至10万の
成分を15乃至70%含有し、有機金属化合物が、ジル
コニウムと、芳香族ジオール,芳香族ヒドロキシカルボ
ン酸などからなるグループから選択される芳香族化合物
とが配位または/及び結合している有機ジルコニウム化
合物であることを特徴とする。
Description
記録法,静電印刷法,トナージェット方式記録法などを
利用した記録方法に用いられるトナーに関する。
7,691号明細書、特公昭42−23910号公報及
び特公昭43−24748号公報に記載されている如く
多数の方法が知られている。一般には光導電性物質を利
用し、種々の手段により感光体上に静電荷像を形成し、
次いで該静電荷像をトナーを用いて現像し、必要に応じ
て紙の如き転写材にトナー画像を転写した後、加熱,圧
力,加熱加圧或いは溶剤蒸気により定着し、トナー画像
を得るものである。
シートに定着する工程に関して種々の方法や装置が開発
されているが、現在最も一般的な方法は熱ローラー又は
耐熱フィルムを介した固定発熱ヒータによる圧着加熱方
式である。
ーに対し離型性を有する熱ローラーの表面と被定着シー
トのトナー像面を加圧下で接触しながら被定着シートを
通過せしめることによりトナー像の定着を行なうもので
ある。この方法は熱ローラーの表面と被定着シート上の
トナー像とが加圧下で接触するため、トナー像を被定着
シート上に融着する際の熱効率が極めて良好であり、迅
速に定着を行うことができる。
トナー画像とが加圧下で接触する為に、トナー像の一部
が定着ローラー表面に付着・転移し、次の被定着シート
にこれが再転移し、被定着シートを汚す、オフセット現
象が生じる。このオフセット現象は定着速度や定着温度
の影響を大きく受ける。一般に定着速度が遅い場合は、
加熱ローラーの表面温度は比較的低く設定され、定着速
度が速い場合は、加熱ローラーの表面温度は比較的高く
設定される。これは、トナーを定着させる為に加熱ロー
ラーからトナーに与える熱量を、定着速度によらずほぼ
一定にするためである。
ー層を形成している。このため、定着速度が速く、加熱
ローラーの表面温度が高い系においては、加熱ローラー
に接触するトナー層と、被定着シートに接触している最
下層のトナー層との温度差が、大きくなる。加熱ローラ
ーの表面温度が高い場合には、最上層のトナー層が過剰
に軟化・溶融してオフセット現象を起こしやすくなる。
加熱ローラーの表面温度が低い場合は、最下層のトナー
は十分に溶けない為に、被定着シートにトナーが定着し
ない低温オフセットという現象が起きやすい。
が速い場合には、定着時の圧力を上げ、被定着シートへ
トナーをアンカーリングさせる方法が、通常行われてい
る。この方法だと、加熱ローラー温度をある程度下げる
ことができ、トナーの高温オフセット現象を防ぐことは
可能となる。しかし、トナーにかかるせん断力が非常に
大となる為に、被定着シートが定着ローラーに巻きつい
て、巻きつきオフセットが発生したり、定着ローラーか
ら被定着シートを分離するための分離爪の分離あとが定
着画像に出現しやすい。さらには、圧力が高いがゆえ
に、定着時にライン画像が押しつぶされたり、トナーが
飛びちったりして定着画像の画質劣化を生じ易い。
特にワックスの均一分散が困難でありトナーの定着性能
ばかりでなく、現像性にも問題が生じやすく、特に近
年、微粒子化が進んでいるトナーにおいてはこの問題が
顕著となる。
ミニウム錯体を帯電促進添加剤を含有するトナーを用い
た像形成方法が開示されている。
の分子量範囲にピークを有し、特定のTHF不溶分を有
するトナーが開示されている。
制御剤として金属錯体型モノアゾ化合物及び芳香族ヒド
ロキシカルボン酸金属錯体を含有するトナーが開示され
ている。
樹脂が実質的にTHF不溶分を含有せず、特定の分子量
範囲にピークを有し、特定の酸価を有するトナーが開示
されている。
の動摩擦係数を有するポリアルキレン微粒子を含むトナ
ーにおいて、OHPシート上に定着されたベタ画像表面
の接触角が特定の範囲にあるトナーが開示されている。
の動摩擦係数を有するポリアルキレン微粒子を含むトナ
ーにおいて、トナーの接触角とトナーの誘電正接が特定
の関係を満足するトナーが開示されている。
されるものの、トナーが定着器の加熱部材である加熱ロ
ーラーまたは耐熱フィルムにオフセットする現象を防止
するには不十分である。
の如き問題点を解決したトナー及び画像形成方法を提供
するものである。
る中〜高速機、あるいは、耐熱フィルムを介した固定発
熱ヒーターによる圧着加熱定着方式を使用する中〜低速
機であっても良好な低温定着性を示し、かつ低温から高
温までオフセットによる加熱部材の汚染を生じることの
ないトナー及び画像形成方法を提供するものである。
含有量が増大した小粒径化したトナーの結着樹脂に使用
した場合においても良好なハーフトーン部の定着性を示
す低温定着性に優れたトナー及び画像形成方法を提供す
ることにある。
定着部材及びクリーニング部材に対しても充分なオフセ
ット防止効果を維持することができ、トナーの離型性と
現像性を両立することのできるトナー及び画像形成方法
を提供することにある。
色剤、ワックス及び有機金属化合物を少なくとも含有す
る負摩擦帯電性トナーにおいて、(a)トナーの酸価が
5乃至35mgKOH/gであり、(b)トナーの結着
樹脂がビニル系重合体であり、(c)トナーの結着樹脂
が3乃至50重量%のクロロホルム不溶分を有し、
(d)トナーのテトラヒドロフラン(THF)可溶分が
ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)測
定によるクロマトグラムにおいて、分子量5000乃至
3万の領域にメインピークを有し、分子量20万乃至1
50万の領域にサブピーク及び/又はショルダー少なく
とも1個以上有し、分子量1万乃至10万の成分を15
乃至70%含有し、(e)該有機金属化合物が、ジルコ
ニウムと、芳香族ジオール,芳香族ヒドロキシカルボン
酸,芳香族モノカルボン酸及び芳香族ポリカルボン酸か
らなるグループから選択される芳香族化合物とが配位ま
たは/及び結合している有機ジルコニウム化合物である
ことを特徴とする負摩擦帯電性トナーに関する。
るための像担持体に担持されている静電荷像を負摩擦帯
電性トナーにより現像してトナー画像を形成する現像工
程;(II)該像担持体上に形成されたトナー画像を中
間転写体を介して、又は、介さずに記録材に転写する転
写工程;及び(III)該記録材に転写されたトナー画
像を該記録材に加熱定着する定着工程;を有する画像形
成方法において、該負摩擦帯電性トナーとして上記構成
のトナーを用いることを特徴とする画像形成方法に関す
る。
芳香族ジオール、芳香族ヒドロキシカルボン酸、芳香族
モノカルボン酸及び芳香族ポリカルボン酸からなるグル
ープから選択される芳香族化合物とが配位又は/及び結
合している有機ジルコニウム化合物(例えば、有機ジル
コニウム錯体、有機ジルコニウム錯塩、有機ジルコニウ
ム塩)を負荷電制御剤として含有させ、さらにトナーの
結着樹脂としてビニル系重合体を用いてトナーの結着樹
脂の酸価と分子量分布を特定の範囲に調整することによ
り、トナーの帯電の立ち上がりの良さを保持しつつ、高
温高湿環境下においても高い帯電量を得ることができ、
低温低湿環境下においても帯電過剰となることがなく、
さらに、定着器の定着方式によらずオフセットによる加
熱部材の汚染が生じ難く、さらにトナーの離型性とトナ
ーの現像性とを両立することにより、耐久により(経
年)劣化した定着部材及びクリーニング部材に対しても
充分なオフセット防止効果を維持することができること
を見出した。
る。
方式によらずオフセットによる定着部材の汚染を発生さ
せないためには、トナーの低温定着性、耐高温オフセッ
ト性を改良するだけでは不十分であり、定着部材に対す
るトナーの離型性を向上させることが重要であることが
判った。
ることとトナーの定着性を改良することは同一視されて
きたが、結着樹脂、トナーに含有されるワックスの如き
離型剤の改良による定着性向上に付随する形でのオフセ
ット改良では限界があり、不十分である。
型性が向上してもトナーの離型性が不十分である場合に
は、これらの部材の使用初期の段階では充分なオフセッ
ト防止効果が期待できても長期間使用した場合には各部
材の経年劣化を生じ、最終的にはオフセットが発生する
場合がある。
THFの如き有機溶媒に対する不溶分を有することは、
トナーの耐ホットオフセット性改良の観点で提案される
が、この様なトナーであっても経年劣化した定着部材、
クリーニング部材に対しては充分なオフセット防止効果
を発揮しない場合がある。トナーは離型性を付与する目
的でワックスを含有させる場合があるが、経年劣化した
定着部材、クリーニング部材に対しては充分なオフセッ
ト防止効果を維持するためには多量のワックスを含有さ
せる必要がある。この場合にはトナーの現像性すなわ
ち、耐久による画像濃度の低下、カブリ濃度の上昇の如
き問題が生じる場合がある。更にはトナー粒子に含有さ
れるワックスの分散状態を制御するのが困難であり、ト
ナーが遊離したワックスを多量に含有することになる。
結果的に、感光体上のトナーのクリーニングが充分にで
きずに残存し、画像欠陥となる場合がある。
おいて、経年劣化した定着部材及びクリーニング部材に
対しても充分なオフセット防止効果を維持するには、ト
ナーの離型性の向上とトナーの現像性を両立する必要が
ある。
ウム化合物を含有するトナーにおいて、トナーが特定の
酸価を有し、結着樹脂が特定のクロロホルム不溶分を含
有し、トナーの結着樹脂のTHF可溶分が特定の分子領
域にメインピーク、サブピーク及び/またはショルダー
を有することにより達成される。
5乃至35mgKOH/g、好ましくは10乃至30m
gKOH/gであることが良い。もし、トナーの酸価が
5mgKOH/g未満となる場合及び35mgKOH/
g超となる場合のいずれの場合でも、後述する有機ジル
コニウム化合物を含有するトナーにおいては、耐久によ
り画像濃度が低下する場合がある。
いる結着樹脂が3乃至50重量%のクロロホルム不溶分
を含有することが好ましく、より好ましくは5乃至45
重量%含有、更に好ましくは10乃至40重量%含有す
ることが良い。もし、トナー中に含有されている結着樹
脂が含有しているクロロホルム不溶分が3重量%未満と
なる場合及び50重量%超となる場合のいずれの場合で
も、後述する有機ジルコニウム化合物を含有するトナー
においては、トナーに含有されるワックスの分散を最適
な状態に保持することが困難であり、耐久により定着部
材へのトナー付着が顕在化する場合がある。
いる結着樹脂のTHF可溶分がGPC測定によるクロマ
トグラムにおいて、分子量5000乃至3万の領域、好
ましくは分子量7000乃至2万5000の領域、より
好ましくは分子量9000乃至2万の領域にメインピー
クを有し、分子量20万乃至150万の領域、好ましく
は分子量30万乃至120万の領域にサブピークまたは
ショルダーを少なくとも1個以上有し、かつ分子量1万
乃至10万の成分を15乃至70%、好ましくは20乃
至60%含有することが良い。分子量5000未満の領
域にメインピークを有する場合及び分子量3万超の領域
にメインピークを有する場合のいずれにおいても、トナ
ーに含有される後述する有機ジルコニウム化合物の分散
を適正な状態に保持することが困難であり、耐久により
画像濃度が低下する場合があり好ましくない。分子量2
0万以上の領域にサブピークまたはショルダーを有さな
い場合には、トナーに含有されるジルコニウム化合物の
分散を適正な状態に保持することが困難であり、耐久に
より画像濃度が低下する場合があり、サブピークまたは
ショルダーが分子量20万乃至150万の領域に存在せ
ず、分子量150万を超える領域にサブピークまたはシ
ョルダーを有する場合には、トナーに含有される有機ジ
ルコニウム化合物及びその他の添加剤の分散を相対的に
高分子量成分と低分子量成分とで適正な状態に保持する
ことが困難であり、耐久により感光体上のトナーのクリ
ーニング性が低下する。分子量1万乃至10万の成分の
含有量が、15%未満の場合には、トナーに含有される
有機ジルコニウム化合物の分散を適正な状態に保持する
ことが困難であり、トナーの現像性に悪影響を及ぼし画
像濃度が低下し、70%を超える場合には、トナーに含
有される有機ジルコニウム化合物及びその他の添加剤の
分散を適正な状態に保持することが困難であり、耐久に
よりトナーの現像性が不安定になり、耐久により画像濃
度が安定しない。
いる結着樹脂のTHF可溶分がGPC測定によるクロマ
トグラムにおいて、分子量10万超の成分を25乃至5
0重量%含有することが良い。分子量10万超の成分の
含有量が25重量%未満となる場合、及び分子量10万
超の成分の含有量が50重量%超となる場合のいずれ
も、トナーに含有される有機ジルコニウム化合物の分散
を適正な状態に保持することが困難であり、耐久により
画像濃度が低下する場合があり好ましくない。
脂はカルボキシル基及び/または無水カルボキシル基を
置換基として有するモノマー(以下、酸モノマーと称
す)を共重合し、かつ置換基としてカルボキシル基及び
/または無水カルボキシル基を有するビニル系重合体を
形成しているものであり、更にはトナーに含有される有
機ジルコニウム化合物のジルコニウム元素が結着樹脂で
あるビニル系重合体の置換基として含有されるカルボキ
シル基及び/または無水カルボキシル基と相互作用しク
ロロホルム不溶分を形成しうるものである。
族ジオール,芳香族ヒドロキシカルボン酸,芳香族モノ
カルボン酸及び芳香族ポリカルボン酸からなるグループ
から選択される芳香族化合物とが配位又は/及び結合し
ている有機ジルコニウム化合物を負荷電制御剤として含
有している。
ジオール、芳香族モノカルボン酸、芳香族ポリカルボン
酸又は/及び芳香族ヒドロキシカルボン酸とジルコニウ
ム化合物とが反応した化合物(例えば、有機ジルコニウ
ム錯化合物(錯体,錯塩)又は有機ジルコニウム塩)で
ある。
ウム化合物としては、好ましくはジルコニウム化合物が
芳香族ジオール、芳香族ヒドロキシカルボン酸または芳
香族カルボン酸を配位したジルコニウム錯体及び/錯塩
を形成している場合であり、更に好ましくはジルコニウ
ム化合物が芳香族ジオール、芳香族ヒドロキシカルボン
酸または芳香族カルボン酸を2分子配位したジルコニウ
ム錯体あるいは錯塩を主成分として含有する荷電制御剤
として添加されている場合である。この場合にはビニル
系重合体の置換基として含有されるカルボキシル基及び
/または無水カルボキシル基とジルコニウム元素との相
互作用、すなわち配位子の交換反応と推定される一種の
錯形成反応(以下、ジルコニウムとの錯形成反応と称
す)を行うことにより、本発明のトナーに適する荷電制
御剤の局在化を行うことが可能となる。この場合には、
有機ジルコニウム化合物の少なくとも一部は、芳香族ジ
オール、芳香族ヒドロキシカルボン酸または芳香族カル
ボン酸を配位したジルコニウム錯体あるいは錯塩として
は存在しないと推定される。
れる有機ジルコニウム化合物は、クロロホルム不溶分中
にジルコニウム元素として全添加量の30重量%以上含
有されることが好ましく、より好ましくは全添加量の4
0重量%以上、更に好ましくは全添加量の50重量%以
上含有されることが良い。もし、含有量が30重量%未
満となる場合には結果的に荷電制御剤の局在化が不充分
となり、トナーの帯電安定性が不安定となり易く耐久に
より画像濃度が低下する場合がある。
ロホルム可溶分の酸価(Av・S)とクロロホルム不溶
分の酸価(Av・G)との差(Av・G−Av・S)
は、10乃至150mgKOH/gであることが好まし
く、より好ましくは、20乃至130mgKOH/g、
更に好ましくは、30乃至100mgKOH/gである
ことが良い。もし、この差(Av・G−Av・S)が1
0mgKOH/g未満となる場合にはジルコニウムとの
錯形成反応が不充分となる場合があり、この差(Av・
G−Av・S)が150mgKOH/g超となる場合に
はジルコニウムとの錯形成反応が過剰となる場合があ
り、いずれの場合にしても荷電制御剤の分散状態を最適
な状態に保持することが困難となり、トナーの帯電安定
性が不安定となり易く耐久により画像濃度が低下する場
合がある。
溶分の酸価(Av・S)は10乃至50mgKOH/g
であることが好ましく、より好ましくは15乃至45m
gKOH/g、更に好ましくは20乃至40mgKOH
/gであることが良い。もし、クロロホルム可溶分の酸
価(Av・S)が10mgKOH/g未満となる場合に
はジルコニウムとの錯形成反応が不充分となり、クロロ
ホルム可溶分の酸価(Av・S)が50mgKOH/g
超となる場合にはジルコニウムとの錯形成反応が過剰と
なり易い。
おいて、経年劣化した定着部材及びクリーニング部材に
対しても充分なオフセット防止効果を維持するには、ト
ナーの水に対する接触角で規定されるトナーの離型性を
向上する必要がある。
する接触角は105乃至130度であることが好まし
く、より好ましくは107乃至127度、更に好ましく
は、110乃至125度であることが良い。もし、トナ
ーの接触角が105度未満となる場合には、耐久劣化し
た定着部材及びクリーニング部材に対する充分なオフセ
ット防止効果を維持することが困難であり、トナーの接
触角が130度超となる場合には、トナーの現像性、感
光体上に残存したトナーのクリーニング性に問題が生じ
る場合がある。
脂が特定の酸価を有し、特定の有機ジルコニウム化合物
を架橋剤として含有し、特定のピーク分子量及び構造を
有するワックスを含有して達成される。
重合体は、有機ジルコニウム化合物に含有されるジルコ
ニウム元素と錯形成反応してワックスの分散状態を制御
するために5乃至40mgKOH/gの酸価を有してい
ることが好ましく、より好ましくは7乃至35mgKO
H/g、更に好ましくは10乃至30mgKOH/gの
酸価を有していることが良い。もし、ビニル系重合体の
酸価が5mgKOH/g未満となる場合には、ジルコニ
ウムとの錯形成反応が不十分であり、40mgKOH/
g超となる場合には、ジルコニウムとの過剰な錯形成反
応が進行し、どちらの場合もワックスの分散状態を制御
することが困難となる。
ではTHF不溶分を含有してなくても良いが、トナー化
する前に好ましくは2乃至35重量%、より好ましくは
5乃至30重量%含有することが良い。もし、トナー化
する前のTHF不溶分の含有量が35重量%超となる場
合には、トナー化した場合にトナーに含有されるTHF
不溶分が40重量%超となる場合があり、本発明の目的
を達成することができない。
物を結着樹脂100重量部に対して0.5乃至10重量
部含有することが好ましく、好ましくは1.0乃至8.
0重量部、更に好ましくは1.5乃至5重量部含有する
ことが良い。もし、有機ジルコニウム化合物の含有量が
0.5重量部未満となる場合には結着樹脂とジルコニウ
ムとの錯形成反応が不十分となり、10重量部超となる
場合には、結着樹脂とジルコニウムとの錯形成反応が過
剰となり、どちらの場合でもワックスの分散状態を制御
することが困難となる。
のトナー中の結着樹脂に含有されるTHF不溶分はトナ
ーに耐ホットオフセット性を付与するだけではなく、ト
ナー製造時の混練工程で結着樹脂に含有されているTH
F不溶分が混練物の溶融粘度をコントロールできるの
で、ワックスの分散を制御するためにも重要である。従
って、トナー化した後のトナー中の結着樹脂は、THF
不溶分を5乃至60重量%含有していることが好まし
く、より好ましくは7乃至55重量%、更に好ましくは
10乃至50重量%含有していることが良い。もし、結
着樹脂のTHF不溶分の含有量が5重量%未満となる場
合には、トナーの耐ホットオフセット性が悪化するばか
りでなく、混練工程での溶融粘度が低くなりすぎてワッ
クスの再凝集が生じ分散状態を良好に制御できず、含有
量が60重量%超となる場合には、低温オフセットが生
じ易くなるばかりでなく、混練工程での溶融粘度が高い
成分と低い成分が混在することになりワックスの分散粒
度が広くなり分散状態を良好に制御できない。
GPC測定によるクロマトグラムにおいて、最大ピーク
の分子量(Mp)が300乃至5000、重量平均分子
量と数平均分子量との比(Mw/Mn)が1.2乃至1
5であることが好ましく、より好ましくはMpが350
乃至4500、Mw/Mnが1.3乃至10であること
が良く、更に好ましくはMpが400乃至4000、M
w/Mnが1.4乃至8であることが良い。もし、Mp
が300未満、又はMw/Mnが1.2未満となる場合
にはトナー粒子におけるワックスの分散粒径が小さくな
りすぎ、Mpが5000超、又はMw/Mnが15超と
なる場合には分散粒径が大きくなりすぎ、どちらの場合
でもワックスの分散粒径を制御することが困難となる。
上のワックスを含有していても良く、その場合には、ト
ナーに含有される全ワックスのGPC測定によるクロマ
トグラムにおいて、最大ピークの分子量(Mp)が30
0乃至5000、重量平均分子量と数平均分子量との比
(Mw/Mn)が1.2乃至15であることが好まし
く、より好ましくはMpが350乃至4500、Mw/
Mnが1.5乃至12であることが良く、更に好ましく
はMpが400乃至4000、Mw/Mnが2乃至10
であることが良い。もし、Mpが300未満、Mw/M
nが1.2未満、Mpが5000超、及び(Mw/M
n)が15超のいずれの場合でもトナー粒子内のワック
スの粒度分布が広くなり、制御することが困難である。
炭化水素系ワックス、ポリエチレン系ワックスまたはポ
リプロピレン系ワックスのいずれかから選択されるもの
であることが好ましい。
一酸化炭素及び水素からなる混合ガスをアーゲ法により
合成される合成炭化水素、この合成炭化水素の蒸留残
分、あるいはこれらに水素添加して得られる合成炭化水
素などのワックスがよい。更に、プレス発汗法、溶剤
法、真空蒸留の利用や分別結晶方式により炭化水素ワッ
クスの分別を行ったものが、より好ましく用いられる。
式(a)で表せる構造を有するものが好ましい。
0乃至60の整数を表すが、好ましくはAが水酸基を表
し、aが30乃至50の整数を表す場合である。
酸変性ポリエチレンである場合には、好ましくは1乃至
20mgKOH/gの酸価、より好ましくは1.5乃至
15mgKOH/gの酸価を有し、ポリエチレンをマレ
イン酸、マレイン酸ハーフエステル、無水マレイン酸の
うち少なくとも1種類以上から選択される酸モノマーに
より変性されているものである。
酸変性ポリプロピレンである場合には、好ましくは1乃
至20mgKOH/gの酸価、より好ましくは1.5乃
至15mgKOH/gの酸価を有し、ポリエチレンをマ
レイン酸、マレイン酸ハーフエステル、無水マレイン酸
のうち少なくとも1種類以上から選択される酸モノマー
により変性されているものである。
れる場合には、好ましくは、少なくとも1種のワックス
が上述したワックスを使用することである。
れる場合の好ましいワックスの組合せを以下の表1に示
す。
ナーの示差走査熱量計(DSC)で測定されるDSC曲
線において、好ましくは温度70乃至140℃の領域に
吸熱メインピークを有するものであり、より好ましくは
温度75乃至135℃の領域に吸熱メインピークを有す
る場合であり、更に好ましくは温度80乃至130℃の
領域に吸熱メインピークを有し、同時に吸熱サブピーク
または吸熱ショルダーを有するものである。もし、上記
温度領域以外に吸熱メインピークを有する場合には、低
温定着性、耐ホットオフセット性及び耐ブロッキング性
の全てを満足することが困難となる。
工程でトナーに添加・分散されるが、好ましくは結着樹
脂であるビニル系重合体をキシレンの如き有機溶媒にて
溶解してワックスを添加することである。この場合には
ワックスの均一分散が更に容易になる。
なるワックスが含有される場合に、ビニル系重合体をキ
シレンの如き有機溶媒に溶解する際に添加されるワック
スは好ましくは、炭化水素系ワックス、ポリエチレン系
重合体、ポリプロピレン系重合体、1乃至20mgKO
H/gの酸価を有する酸変性ポリプロピレン又は1乃至
20mgKOH/gの酸価を有する酸変性ポリエチレン
であることが好ましい。
クス総含有量は、結着樹脂100重量部に対し、好まし
くは0.2〜20重量部、より好ましくは0.5〜10
重量部であることが効果的である。
ム化合物について説明する。
物としては、具体的には、(i)金属元素としてジルコ
ニウムを有し、配位子として芳香族ジオール、芳香族ヒ
ドロキシカルボン酸又は芳香族ポリカルボン酸を配位し
ているジルコニウム錯体;(ii)金属元素としてジル
コニウムを有し、配位子として芳香族ジオール、芳香族
ヒドロキシカルボン酸又は芳香族ポリカルボン酸を配位
しているジルコニウム錯塩;又は(iii)金属イオン
としてジルコニウムイオンを有し、酸イオンとして芳香
族カルボン酸イオン、芳香族ヒドロキシカルボン酸イオ
ン又は芳香族ポリカルボン酸イオンを有しているカルボ
ン酸ジルコニウム塩が挙げられる。
ドロキシカルボン酸、芳香族ポリカルボン酸を1〜4個
キレート形成しているジルコニウム錯体あるいはジルコ
ニウム錯塩が好ましい。これらジルコニウム錯体又は錯
塩に、芳香族ヒドロキシカルボン酸、芳香族カルボン酸
又は芳香族ポリカルボン酸のカルボキシアニオンを1〜
6個配位させても良い。
ボン酸イオン、芳香族ヒドロキシカルボン酸イオン、芳
香族ポリカルボン酸イオンを1〜4個有しているものが
好ましく、更には1〜3個有しているものが好ましい。
キレート形成数の異なる錯体,錯塩あるいは配位子の異
なる錯体,錯塩の混合物であってもよい。さらに酸イオ
ンの数の異なる塩の混合物であってもよい。
ウム錯化合物と有機ジルコニウム塩との混合物であって
も良い。
を含有する磁性トナーに使用したり、あるいは有機ジル
コニウム化合物を有するトナーを一成分系現像方法に適
用することにより、優れた現像性が得られることを見い
だした。すなわち、少ない摩擦帯電機会で素速い帯電の
立ち上がりと、高い帯電量を必要とする磁性トナーや一
成分現像用トナーにとって、本発明で使用する有機ジル
コニウム化合物はこれらの要件を満たす好適な負帯電制
御剤となるのである。非磁性一成分現像方法に用いられ
る非磁性トナーにも最適である。
結着樹脂と共に用いると、トナーの構成成分が保有する
水分子の持つ極性を利用し、帯電が強調される効果の寄
与を大きいものとすることができる。融点の異なるワッ
クスあるいは組成成分の異なるワックスを二種類以上と
用いることで非常に分散性を良好にすることができ、耐
久性や帯電均一性を向上させることができる。
は、低湿又は高湿環境での帯電量が十分になるだけでな
く、長期の耐久での濃度低下も抑えられる。有機ジルコ
ニウム化合物の使用は、特に種々の異種元素を有する磁
性酸化鉄を含有する磁性トナーにとって最適になる。異
種元素の酸化物、水酸化物、異種元素を取り込んだ酸化
鉄、異種元素を混晶させた酸化鉄が、水分子を吸着し、
水分子の極性を利用した帯電の向上及び安定化を効果的
に行うことができる。特に本発明に用いられる酸価を有
する結着樹脂と共に用いると一層効果的に帯電の向上及
び安定化を行うことができる。
は、ジルコニウムイオンが八配位をとりやすくカルボキ
シル基又は水酸基の酸素を配位又は結合し易い。結着樹
脂として官能基にカルボキシル基を有するスチレン系樹
脂の如き酸価を有する結着樹脂と用いると、結着樹脂中
へのなじみがよく分散性に優れ、トナー粒子中からの脱
落を防ぎ、帯電均一化と帯電の耐久安定性が得られる。
更には、有機ジルコニウム化合物はトナーの透明性への
影響が小さく、鮮やかな色彩を表現するカラートナーを
形成するのに好ましいものとなる。さらに、結着樹脂の
カルボキシル基、水酸基のジルコニウムイオンヘの配位
を介し、ポリマー鎖の架橋を施すことができるため、結
着樹脂をゴム弾性の大きいものとすることができ、離型
性に優れ、定着部材の汚れを効果的に防止できる。従っ
て、THF不溶分を結着樹脂が有する程度に架橋してい
るのが良い。さらに、トナー製造時の溶融混練時に混練
物にシェアをかけることができ、磁性体、顔料、染料の
如き着色剤の分散を向上させることができ、着色力の高
い、色味の鮮明なトナーとすることができる。
は、摩擦帯電能力にすぐれ、高い帯電量が得られるの
で、高い帯電量を必要とする磁性トナーにとって好適な
荷電制御剤となるのである。さらに、有機ジルコニウム
化合物自体の良好な結着樹脂への分散性に加え、結着樹
脂に酸価を有するものを用いると磁性体の分散性向上に
働くので、耐久性、帯電均一性が得られるようになるの
である。
は、トナーに用いる結着樹脂の表面張力に何らかの影響
を及ぼし、複数種のワックスと用いると、非常に離型性
に優れることが見いだされた。このことから耐オフセッ
ト性に優れ、定着部材汚れ防止に効果のあるトナーを形
成することができる。特に本発明に用いられる酸価を有
する結着樹脂と共に用いると特にこの効果は顕著であ
る。
によるトナーの現像性の低下が小さいことが特徴的であ
る。例えば、高湿下で使用した後、休止してしばらく放
置した後、再び使用し始めた際に、画像濃度の低下を少
ないものとすることができる。
は、帯電量不良トナー粒子の発生が少なく、飛散するト
ナー粒子が少ないことが特徴的である。例えば、磁性ト
ナーにおいては凝集力の低下する低湿下では飛散が多く
なり、コロナ帯電方式では、飛散トナーが帯電ワイヤー
に付着し、放電異常を生じ、一次帯電においては静電像
の帯電異常から筋状の画像異常が発生したり、転写帯電
においては筋状の転写不良を発生しやすくなるが、本発
明のトナーではこれらの現象を低減することができる。
接触帯電方式においては、接触転写部で飛散トナーによ
る汚れが転写紙等に転移し、裏汚れを生じることがある
が、本発明のトナーはこれらの現象も低減できる。
いては、静電気力のみでトナー担持体に拘束されている
ので高湿下の方が顕著となるが、この飛散現象も本発明
のトナーは低減することができ、機内飛散等による画像
汚れを減少させることができる。非磁性トナーは低湿下
で帯電不良粒子の発生の影響で、ハーフトーンなどに濃
度ムラが発生することがあるが、この現象も本発明のト
ナーは低減させることができる。
族ヒドロキシカルボン酸又は芳香族ポリカルボン酸のジ
ルコニウム錯体あるいはジルコニウム錯塩又は有機ジル
コニウム塩の如き有機ジルコニウム化合物を以下により
具体的に説明する。
ニウム錯体あるいは錯塩を示す。
基、アリール基、アルアルキル基、シクロアルキル基、
アルケニル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、水酸
基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、アシル基、アシルオキシ基、カルボキシル基、ハ
ロゲン、ニトロ基、シアノ基、アミノ基、アミド基又は
カルバモイル基を有していてもよい芳香族残基を表わ
し、X及びYは−O−、−CO−O−を表わし、X及び
Yは同じであっても異なっていてもよく、Lは中性配位
子、水、アルコール、アンモニア、アルキルアミン又は
ピリジンを表わし、C1は1価のカチオン、水素、1価
の金属イオン、アンモニウム又はアルキルアンモニウム
を表わし、C2は2価のカチオン又は2価の金属イオン
を表し、nは2,3又は4を表わし、mは0,2又は4
を表わす。各錯体または各錯塩において配位子となる芳
香族カルボン酸類、芳香族ジオール類は同じものであっ
ても異なるものであってもよく、またn又は/及びmの
数の異なる錯化合物の混合物であっても良い。対イオン
のC1及びC2が異なる錯塩の混合物であっても良い。結
着樹脂中への錯体又は錯塩の分散性向上の観点あるいは
帯電性向上の観点から、芳香族残基(Ar)としては、
ベンゼン環、ナフタレン環、アントラセン環又はフェナ
ントレン環が好ましく、置換基としてはアルキル基、カ
ルボキシル基又は水酸基が好ましく、Lとしては水が好
ましく、C1としては水素、ナトリウム、カリウム、ア
ンモニウム、アルキルアンモニウムが好ましい。
基、アリール基、アルアルキル基、シクロアルキル基、
アルケニル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、水酸
基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、アシル基、アシルオキシ基、カルボキシル基、ハ
ロゲン、ニトロ基、シアノ基、アミノ基、アミド基又は
カルバモイル基を有していてもよい芳香族残基を表わ
し、X及びYは−O−、−CO−O−を表わし、X及び
Yは同じであっても異なっていてもよく、Lは中性配位
子、水、アルコール、アンモニア、アルキルアミン又は
ピリジンを表わし、Aは、アニオン、ハロゲン、水酸イ
オン、カルボン酸イオン、炭酸イオン、硝酸イオン、硫
酸イオン、シアンイオン又はチオシアンイオンを表わ
し、Aは相互に異なるイオンを有していても良く、C1
は1価のカチオン、水素、1価の金属イオン、アンモニ
ウム又はアルキルアンモニウムを表わし、C2は2価の
カチオン又は2価の金属イオンを表し、nは1,2,3
又は4を表わし、kは1,2,3,4,5又は6を表わ
し、mは0,1,2,3又は4を表わす。各錯体または
各錯塩において配位子となるアニオンA、芳香族カルボ
ン酸類及び芳香族ジオール類は同じものであっても異な
るものであってもよく、またn又は/及びmの数の異な
る錯化合物の混合物であっても良い。対イオンのC1及
びC2が異なる錯塩の混合物であっても良い。結着樹脂
中への錯体又は錯塩の分散性向上の観点あるいは帯電性
向上の観点から、芳香族残基(Ar)としては、ベンゼ
ン環、ナフタレン環、アントラセン環又はフェナントレ
ン環が好ましく、置換基としてはアルキル基、カルボキ
シル基又は水酸基が好ましく、Lとしては水が好まし
く、C1としては水素、ナトリウム、カリウム、アンモ
ニウム、アルキルアンモニウムが好ましく、Aとしては
水酸イオン又はカルボン酸イオンが好ましい。Aが2価
のアニオンの場合には、カウンターカチオンの係数kは
2倍する。
塩を一般式(3),(4),(5),(6),(7)及
び(8)に示す。
アルキル基、アリール基、アルアルキル基、シクロアル
キル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、水酸基、アシルオキシ基、アルコキシカルボニル
基、アリールオキシカルボニル基、アシル基、カルボキ
シル基、ハロゲン、ニトロ基、アミノ基又はカルバモイ
ル基を表わし、相互に連結して脂肪族環、芳香族環ある
いは複素環を形成しても良く、この場合この環に置換基
Rを有していても良く、置換基Rを1乃至8個持ってい
てもよく、それぞれ同じであっても、異なっていてもよ
く、C1は1価のカチオン、水素、アルカリ金属、アン
モニウム又はアルキルアンモニウムを表わし、lは1〜
8の整数を表わし、nは2,3又は4を表わし、mは
0,2又は4を表わし、各錯体または錯塩において配位
子となる芳香族カルボン酸類又は芳香族ジオール類は同
じものであっても異なるものであってもよく、またn又
は/及びmの数の異なる錯化合物の混合物であっても良
い。また、対イオンのC1が異なる錯塩の混合物であっ
ても良い。結着樹脂中への錯体又は錯塩の分散性向上の
観点あるいは帯電性向上の観点から、置換基Rとしては
アルキル基、アルケニル基、カルボキシル基又は水酸基
が好ましく、C1としては水素、ナトリウム、カリウ
ム、アンモニウム又はアルキルアンモニウムが好まし
い。
れる錯化合物あるいはカウンターイオンを有さない、一
般式(3),(4)又は(5)においてn=2の場合の
ジルコニウム中性錯体であり、優れた環境安定性が得ら
れ、結着樹脂中への分散性にも優れ、良好な耐久性が得
られる。
アルキル基、アリール基、アルアルキル基、シクロアル
キル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、水酸基、アシルオキシ基、アルコキシカルボニル
基、アリールオキシカルボニル基、アシル基、カルボキ
シル基、ハロゲン、ニトロ基、アミノ基又はカルバモイ
ル基を表わし、相互に連結して脂肪族環、芳香族環ある
いは複素環を形成しても良く、この場合この環に置換基
Rを有していても良く、置換基Rを1乃至8個持ってい
てもよく、それぞれ同じであっても、異なっていてもよ
く、Aは、アニオン、ハロゲン、水酸イオン、カルボン
酸イオン、炭酸イオン、硝酸イオン、硫酸イオン、シア
ンイオン又はチオシアンイオンを表わし、Aは相互に異
なるイオンを有していても良く、C1は1価のカチオ
ン、水素、1価の金属イオン、アンモニウム又はアルキ
ルアンモニウムを表わし、nは1,2,3又は4を表わ
し、kは1,2,3,4,5又は6を表わし、mは0,
1,2,3又は4を表わす。各錯体または各錯塩におい
て配位子となる芳香族カルボン酸類、芳香族ジオール類
は同じものであっても異なるものであってもよく、また
n又は/及びmの数の異なる錯化合物の混合物であって
も良い。カチオンC1又は/及びアニオンAが異なる2
種以上の錯化合物の混合物であっても良い。Aが2価の
アニオンの場合には、カウンターカチオンの係数kは2
倍する。
上の観点あるいは帯電性向上の観点から、置換基Rとし
ては、アルキル基、アルケニル基、カルボキシル基、水
酸基が好ましく、C1としては水素、ナトリウム、カリ
ウム、アンモニウム、アルキルアンモニウムが好まし
く、Aとしては水酸イオン又はカルボン酸イオンが好ま
しい。
れる錯化合物あるいは、カウンターイオンを有さない、
一般式においてn=2の場合のジルコニウム中性錯体で
あり、優れた環境安定性が得られ、結着樹脂中への分散
性にも優れ、良好な耐久性が得られる。
いは錯塩は、六配位または八配位の錯化合物で、八配位
の中には、配位子が橋かけした複核錯化合物となり示性
式上六配位となる錯化合物があり、また、水酸基などの
配位子が橋かけし、次々と錯化合物を重合した複核錯化
合物などもある。
を、以下の一般化学式(9)〜(33)でその構造を例
示する。以下の構造の中には配位子Lを持たないものも
包含する。尚、一般式(30)〜(33)は、カウンタ
ーカチオンを省略する。
なるジルコニウムに配位した構造を有する錯化合物であ
ってもよく、例えば部分構造として式(34)に示され
るものである。
2以上の整数を表わし、式(35)ではアニオン配位
子、中性配位子及び対カチオンは省略してある。
ン酸のジルコニウム塩を一般式(36)及び(37)に
示す。
してアルキル基、アリール基、アルアルキル基、シクロ
アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリールオ
キシ基、水酸基、アシルオキシ基、アルコキシカルボニ
ル基、アリールオキシカルボニル基、アシル基、カルボ
キシル基、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、アミノ基、
アミド基又はカルバモイル基を有していてもよい芳香族
残基を表わし、A1は1価のアニオン、ハロゲンイオ
ン、水酸イオン、硝酸イオン又はカルボン酸イオンを表
わし、A2は2価のアニオン、硫酸イオン、リン酸水素
イオン又は炭酸イオンを表わし、nは1,2,3又は4
を表わす。各金属塩においてアニオンA1、アニオン
A2、酸イオンとなる芳香族カルボン酸類及び芳香族ヒ
ドロキシカルボン酸は同じものであっても異なるもので
あってもよい。また、nの数が異なる塩の混合物であっ
ても良い。結着樹脂中への金属塩の分散性向上の観点あ
るいは帯電性向上の観点から、芳香族残基としては、ベ
ンゼン環、ナフタレン環、アントラセン環又はフェナン
トレン環が好ましく、置換基としてはアルキル基、カル
ボキシル基、水酸基又はアシルオキシ基が好ましい。
(39)で表わせるジルコニウム塩である。
キル基、アリール基、アルアルキル基、シクロアルキル
基、アルケニル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、
水酸基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカル
ボニル基、アシルオキシ基、アシル基、カルボキシル
基、ハロゲン、ニトロ基、アミノ基、アミド基又はカル
バモイル基を表わし、相互に連結して脂肪族環、芳香環
あるいは複素環を形成しても良く、この場合この環に置
換基Rを有していても良く、置換基Rを1乃至8個持っ
ていてもよく、それぞれ同じであっても、異なっていて
もよく、A1は1価のアニオン、ハロゲンイオン、水酸
イオン、硝酸イオン又はカルボン酸イオンを表わし、A
2は2価のアニオン、硫酸イオン、リン酸水素イオン又
は炭酸イオンを表し、lは1〜8の整数を表わし、nは
1,2,3又は4を表わす。各金属塩においてアニオン
A1、アニオンA2及び酸イオンとなる芳香族カルボン酸
類は同じものであっても異なるものであってもよい。ま
た、nの数が異なる塩の混合物であっても良い。結着樹
脂中への金属塩の分散性向上の観点あるいは帯電性向上
の観点から、置換基としてはアルキル基、アルケニル
基、カルボキシル基、水酸基又はアシルオキシ基が好ま
しく、優れた環境安定性が得られ、結着樹脂中への分散
性にも優れ、優れた耐久性が得られる。
(41)で表わせるジルコニウム塩である。
キル基、アリール基、アルアルキル基、シクロアルキル
基、アルケニル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、
水酸基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカル
ボニル基、アシルオキシ基、アシル基、カルボキシル
基、ハロゲン、ニトロ基、アミノ基、アミド基又はカル
バモイル基を表わし、相互に連結して脂肪族環、芳香環
あるいは複素環を形成しても良く、この場合この環に置
換基Rを有していても良く、置換基Rは1から8個持っ
ていてもよく、それぞれ同じであっても、異なっていて
もよく、A1は1価のアニオン、ハロゲンイオン、水酸
イオン、硝酸イオン又はカルボン酸イオンを表わし、A
2は2価のアニオン、硫酸イオン、リン酸水素イオン又
は炭酸イオンを表し、lは1〜7の整数を表わし、nは
1,2,3又は4を表わす。各金属塩においてアニオン
A1、アニオンA2及び酸イオンとなる芳香族カルボン
酸類は同じものであっても異なるものであってもよい。
また、nの数が異なる塩の混合物であっても良い。結着
樹脂中への金属塩の分散性向上の観点あるいは帯電性向
上の観点から、置換基としてはアルキル基、アルケニル
基、カルボキシル基、水酸基又はアシルオキシ基が好ま
しく、優れた環境安定性が得られ、結着樹脂中への分散
性にも優れ、優れた耐久性が得られる。
酸化ジルコニウム、硫酸ジルコニウム、有機酸ジルコニ
ウムなどのジルコニウム化合物を水、アルコール、アル
コール水溶液に溶解し、芳香族カルボン酸、芳香族ジオ
ールおよびこれらのアルカリ金属塩を添加するか、ある
いは芳香族カルボン酸、芳香族ジオールとアルカリ剤を
添加することにより合成される。これらの有機ジルコニ
ウム化合物は、アルコール水溶液などで再結晶し、アル
コール洗浄で精製する。また、錯塩の場合は、生成物を
鉱酸、アルカリ剤、アミン剤で処理することにより種々
のカウンターイオンを持つ錯塩が得られる。本発明にお
いては、ジルコニウム錯塩のカウンターイオンに水素イ
オン、アルカリ金属イオン、アンモニウムイオンなど複
数種有しているものも含む。
ウム化合物の具体例を挙げるが、ここでは、示性式を示
す。水分子を2〜4個配位しているものも含まれるが、
ここでは水分子の記載を省略する。また、カウンターイ
オンは複数種有するものも含むが、ここでは一番多いカ
ウンターイオンのみを記載する。
をトナーに添加する方法としては、トナー粒子の内部に
添加(内添)する方法とトナー粒子の外部に添加(外
添)する方法がある。トナー粒子に内添する場合の好ま
しい添加量としては結着樹脂100重量部に対して好ま
しくは0.5〜10重量部、より好ましくは1.0〜
8.0重量部、さらに好ましくは1.5〜5重量部の範
囲で用いられる。トナー粒子に外添する場合は、好まし
くは0.01〜5重量部が良く、特にメカノケミカル的
にトナー粒子表面に固着させるのが好ましい。本発明に
おいては、カルボキシル基を有するビニル系重合体との
相互作用がトナー粒子の全体に渡って充分に行なわれる
点で、トナー粒子に内添することが好ましい。
は、従来の技術で述べたような公知の他の電荷制御剤と
組み合わせて使用することもできる。例えば、他の電荷
制御剤として有機金属錯体、金属塩又はキレート化合物
が挙げられる。具体的には、モノアゾ金属錯体、アセチ
ルアセトン金属錯体、ヒドロキシカルボン酸金属錯体、
ポリカルボン酸金属錯体、ポリオール金属錯体などがあ
げられる。そのほかには、カルボン酸の金属塩、カルボ
ン酸無水物、カルボン酸エステル類の如きカルボン酸誘
導体や芳香族系化合物の縮合体、ビスフェノール類、カ
リックスアレーンの如きフェノール誘導体が挙げられ
る。
帯電プロセスにおいて、優れた帯電付与能力を示すこと
が明らかになった。すなわち、酸価を有する結着樹脂と
有機ジルコニウム化合物を含有したトナーについて、現
像剤担持体材質との帯電能力をみると、現像剤担持体表
面との少ない接触でも大きな帯電量が発生することがわ
かった。
は、アクリル酸、メタクリル酸、α−エチルアクリル
酸、クロトン酸、ケイヒ酸、ビニル酢酸、イソクロトン
酸、アンゲリカ酸などのアクリル酸及びそのα−或いは
β−アルキル誘導体;フマル酸、マレイン酸、シトラコ
ン酸、アルケニルコハク酸、イタコン酸、メサコン酸、
ジメチルマレイン酸、ジメチルフマル酸の如き不飽和ジ
カルボン酸及びそのモノエステル誘導体又は無水物が挙
げられる。このようなモノマーは単独、或いは混合し
て、他のモノマーと共重合させることにより所望の結着
樹脂を作ることができる。この中でも、特に不飽和ジカ
ルボン酸のモノエステル誘導体を用いることが酸価値を
コントロールする上で好ましい。
酸モノエチル、マレイン酸モノブチル、マレイン酸モノ
オクチル、マレイン酸モノアリル、マレイン酸モノフェ
ニル、フマル酸モノメチル、フマル酸モノエチル、フマ
ル酸モノブチル、フマル酸モノフェニルなどのような
α,β−不飽和ジカルボン酸のモノエステル類;n−ブ
テニルコハク酸モノブチル、n−オクテニルコハク酸モ
ノメチル、n−ブテニルマロン酸モノエチル、n−ドデ
セニルグルタル酸モノメチル、n−ブテニルアジピン酸
モノブチルのようなアルケニルジカルボン酸のモノエス
テル類などが挙げられる。
は、結着樹脂を構成するための全モノマー100重量部
に対し0.1〜20重量部、好ましくは0.2〜15重
量部添加すればよい。
モノマーが選択される理由としては、水系の懸濁液に対
して溶解度が低く、一方、有機溶媒や他のモノマーへの
溶解度の高いエステルの形で用いるのが好ましいからで
ある。
れた共重合体中のカルボン酸基及びカルボン酸エステル
部位はアルカリ処理を行い、ケン化させても良い。即
ち、アルカリのカチオン成分と反応させて、カルボン酸
基或いはカルボン酸エステル部位を極性官能基に変化さ
せても良い。
合時に使用した溶媒中にアルカリ水溶液として投入し、
撹拌しながら行なえばよい。本発明に用いることのでき
るアルカリとしては、Na,K,Ca,Li,Mg,B
aの如きアルカリ金属及びアルカリ土類金属の水酸化
物;Zn,Ag,Pb,Niの如き遷移金属の水酸化
物;アンモニウム塩、アルキルアンモニウム塩、ピリジ
ウム塩の如き4級アンモニウム塩の水酸化物が挙げられ
る。特に好ましい例として、NaOHやKOHが挙げら
れる。
体中のカルボン酸基及びカルボン酸エステル部位の全て
に渡って行われる必要はなく、部分的にケン化反応が進
行し、極性官能基に変わっていればよい。
樹脂中の極性基の種類、分散方法、構成モノマーの種類
により一概に決定し難いのであるが、結着樹脂の酸価の
0.02〜5倍当量であればよい。0.02倍当量より
少ない場合はケン化反応が十分でなく、反応によって生
じる極性官能基の数が少なくなり、結果として後のケン
化による架橋反応が不十分となる。逆に5倍当量を超え
る場合は、カルボン酸エステル部位などの官能基に対
し、エステルの加水分解、ケン化反応による塩の生成な
どによって官能基に悪影響を及ぼす。
を施した時は、処理後の残存カチオン濃度が5〜100
0ppmの間に含まれ、アルカリの量を規定するのに好
ましく用いることができる。
物は、トナーの保存性の観点から、ガラス転移温度(T
g)が45〜75℃、好ましくは50〜70℃である。
Tgが45℃より低いと高温雰囲気下でトナーが劣化し
やすく、また定着時にオフセットが発生しやすくなる。
Tgが75℃を超えると、定着性が低下する傾向にあ
る。
に用いることの出来る重合法として、溶液重合法、乳化
重合法や懸濁重合法が挙げられる。
溶の単量体(モノマー)を乳化剤で小さい粒子として水
相中に分散させ、水溶性の重合開始剤を用いて重合を行
う方法である。この方法では反応熱の調節が容易であ
り、重合の行われる相(重合体と単量体からなる油相)
と水相とが別であるから停止反応速度が小さく、その結
果重合速度が大きく、高重合度のものが得られる。更
に、重合プロセスが比較的簡単であること、及び重合生
成物が微細粒子であるために、トナーの製造において、
着色剤及び荷電制御剤その他の添加物との混合が容易で
あることの理由から、トナー用バインダー樹脂の製造方
法として有利な点がある。
が不純になり易く、重合体を取り出すには塩析などの操
作が必要で、この不便を避けるためには懸濁重合が好都
合である。
部に対して、モノマー100重量部以下(好ましくは1
0〜90重量部)で行うのが良い。使用可能な分散剤と
しては、ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコール
部分ケン化物、リン酸カルシウム等が用いられ、一般に
水系溶媒100重量部に対して0.05〜1重量部使用
される。重合温度は50〜95℃が適当であるが、使用
する重合開始剤、生成するポリマーによって適宜選択さ
れる。
示する様な多官能性重合開始剤単独あるいは単官能性重
合開始剤と併用して生成することが好ましい。
具体例としては、1,1−ジ−t−ブチルパーオキシ−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,3−ビス
−(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、
2,5−ジメチル−2,5−(t−ブチルパーオキシ)
ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ−(t−ブチ
ルパーオキシ)ヘキサン、トリス−(t−ブチルパーオ
キシ)トリアジン、1,1−ジ−t−ブチルパーオキシ
シクロヘキサン、2,2−ジ−t−ブチルパーオキシブ
タン、4,4−ジ−t−ブチルパーオキシバレリックア
シッド−n−ブチルエステル、ジ−t−ブチルパーオキ
シヘキサハイドロテレフタレート、ジ−t−ブチルパー
オキシアゼレート、ジ−t−ブチルパーオキシトリメチ
ルアジペート、2,2−ビス−(4,4−ジ−t−ブチ
ルパーオキシシクロヘキシル)プロパン及び2,2−t
−ブチルパーオキシオクタンの如き1分子内に2つ以上
のパーオキサイド基の如き重合開始機能を有する官能基
を有する多官能性重合開始剤;及びジアリルパーオキシ
ジカーボネート、t−ブチルパーオキシマレイン酸、t
−ブチルパーオキシアリルカーボネート及びt−ブチル
パーオキシイソプロピルフマレートの如き1分子内に、
パーオキサイド基の如き重合開始機能を有する官能基と
重合性不飽和基の両方を有する多官能性重合開始剤が挙
げられる。
−ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチル
シクロヘキサン、1,1−ジ−t−ブチルパーオキシシ
クロヘキサン、ジ−t−ブチルパーオキシヘキサハイド
ロテレフタレート、ジ−t−ブチルパーオキシアゼレー
ト及び2,2−ビス−(4,4−ジ−t−ブチルパーオ
キシシクロヘキシル)プロパン、及びt−ブチルパーオ
キシアリルカーボネートである。
結着樹脂として要求される種々の性能を満足する為に
は、単官能性重合開始剤と併用されることが好ましい。
特に該多官能性重合開始剤の半減期10時間を得る為の
分解温度よりも低い半減期10時間を有する重合開始剤
と併用することが好ましい。
1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−ト
リメチルシクロヘキサン、n−ブチル−4,4−ジ(t
−ブチルパーオキシ)バレレート、ジクミルパーオキシ
ド、α,α’−ビス(t−ブチルパーオキシジイソプロ
ピル)ベンゼン、t−ブチルパーオキシクメン、ジ−t
−ブチルパーオキシドの如き有機過酸化物、アゾビスイ
ソブチロニトリル、ジアゾアミノアゾベンゼンの如きア
ゾおよびジアゾ化合物が挙げられる。
能性重合開始剤と同時にモノマー中に添加しても良い
が、該多官能性重合開始剤の効率を適正に保つ為には、
重合工程において該多官能性重合開始剤の示す半減期を
経過した後に添加するのが好ましい。
するビニル系重合体を溶液重合や塊状重合等により製造
する場合には、通常のラジカル重合法により製造するこ
とも可能であるが、パーオキサイド基を分子内に2個以
上有し、各々のパーオキサイド基の開裂反応が起こる1
0時間半減温度の温度差が5℃以上、好ましくは7℃以
上、更に好ましくは10℃以上であるラジカル重合開始
剤を用いて、ラジカル重合の反応温度差を5℃以上、好
ましくは7℃以上、更に好ましくは10℃以上かえて、
各々の重合温度において、モノマー組成物を添加して製
造される重合体を使用することもできる。
100重量部に対し0.05〜2重量部で用いるのが好
ましい。
橋性モノマーで架橋されていることも好ましい。
の重合可能な二重結合を有するモノマーが用いらる。具
体例としては、芳香族ジビニル化合物(例えば、ジビニ
ルベンゼン、ジビニルナフタレン等);アルキル鎖で結
ばれたジアクリレート化合物類(例えば、エチレングリ
コールジアクリレート、1,3−ブチレングリコールジ
アクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレー
ト、1,5−ペンタンジオールジアクリレート、1,6
−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリ
コールジアクリレート、及び以上の化合物のアクリレー
トをメタクリレートに代えたもの);エーテル結合を含
むアルキル鎖で結ばれたジアクリレート化合物類(例え
ば、ジエチレングリコールジアクリレート、トリエチレ
ングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコー
ルジアクリレート、ポリエチレングリコール#400ジ
アクリレート、ポリエチレングリコール#600ジアク
リレート、ジプロピレングリコールジアクリレート、及
び以上の化合物のアクリレートをメタクリレートに代え
たもの);芳香族基及びエーテル結合を含む鎖で結ばれ
たジアクリレート化合物類(例えば、ポリオキシエチレ
ン(2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパンジアクリレート、ポリオキシエチレン(4)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンジア
クリレート、及び、以上の化合物のアクリレートをメタ
クリレートに代えたもの);ポリエステル型ジアクリレ
ート化合物類(例えば、商品名MANDA(日本化
薬))が挙げられる。多官能の架橋剤としては、ペンタ
エリスリトールアクリレート、トリメチロールエタント
リアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレ
ート、テトラメチロールプロパントリアクリレート、テ
トラメチロールメタンテトラアクリレート、オリゴエス
テルアクリレート、及び以上の化合物のアクリレートを
メタアクリレートに代えたもの;トリアリルシアヌレー
ト、トリアリルトリメリテートが挙げられる。
0重量部に対して、0.0001〜1重量部、好ましく
は0.001〜0.5重量部の範囲で用いることが好ま
しい。
定着性,耐オフセット性の点から好適に用いられるもの
として、芳香族ジビニル化合物(例えばジビニルベンゼ
ン)、芳香族基及びエーテル結合を含む鎖で結ばれたジ
アクリレート化合物類が挙げられる。
法、溶液重合方法を用いることが出来る。しかしなが
ら、塊状重合法では、高温で重合させて停止反応速度を
速めることで、任意の重合体を得ることができるが、反
応をコントロールしにくい問題点がある。その点、溶液
重合法では、溶媒によるラジカルの連鎖移動の差を利用
して、また、開始剤量や反応温度を調整することで低分
子量重合体を温和な条件で容易に得ることができ、本発
明で用いる樹脂組成物中の低分子量体を得るには好まし
い。特に、開始剤使用量を最小限に抑え、開始剤が残留
することによる影響を極力抑えるという点で、加圧条件
下での溶液重合法も好ましい。
為のビニル系モノマーとしては、次のようなものが挙げ
られる。
ルスチレン、p−メチルスチレン、p−メトキシスチレ
ン、p−フェニルスチレン、p−クロルスチレン、3,
4−ジクロルスチレン、p−エチルスチレン、2,4−
ジメチルスチレン、p−n−ブチルスチレン、p−te
rt−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチレン、p
−n−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチレン、p
−n−デシルスチレン、p−n−ドデシルスチレンの如
きスチレン誘導体;エチレン、プロピレン、ブチレン、
イソブチレンの如きエチレン不飽和モノオレフィン;ブ
タジエン、イソプレンの如き不飽和ポリエン;塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、沸化ビニルの如きハ
ロゲン化ビニル;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ベ
ンゾエ酸ビニルの如きビニルエステル;メタクリル酸メ
チル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メ
タクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタ
クリル酸n−オクチル、メタクリル酸ドデシル、メタク
リル酸(2−エチルヘキシル)、メタクリル酸ステアリ
ル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジメチルアミ
ノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチルの如きα
−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル;アクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、ア
クリル酸イソブチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸
n−オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸(2−
エチルヘキシル)、アクリル酸ステアリル、アクリル酸
(2−クロルエチル)、アクリル酸フェニルの如きアク
リル酸エステル;ビニルメチルエーテル、ビニルエチル
エーテル、ビニルイソブチルエーテルの如きビニルエー
テル;ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトン、メ
チルイソプロペニルケトンの如きビニルケトン;N−ビ
ニルピロール、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルイ
ンドール、N−ビニルピロリドンの如きN−ビニル化合
物;ビニルナフタリン;アクリロニトリル、メタクリロ
ニトリル、アクリルアミドの如きアクリル酸誘導体もし
くはメタクリル酸誘導体が挙げられる。これらのビニル
系モノマーは単独もしくは2つ以上のモノマーを混合し
て用いられる。
レン−アクリル系共重合体となるようなモノマーの組み
合わせが好ましい。
系重合体成分又はスチレン系共重合体成分を65重量部
以上含有することが有機ジルコニウム化合物との混合性
の点で好ましい。
法により高分子量重合体と低分子量重合体を別々に合成
した後にこれらを溶液状態で混合し、次いで脱溶剤する
溶液ブレンド法、また、押出機により溶融混練するドラ
イブレンド法、溶液重合法により得られた低分子量重合
体を溶解した高分子量重合体を構成するモノマーに溶解
し、懸濁重合を行い、水洗・乾燥し、樹脂組成物を得る
二段階重合法も挙げられる。しかしながら、ドライブレ
ンド法では、均一な分散、相溶の点で問題があり、二段
階重合法だと均一な分散性等に利点が多いものの、低分
子量分を高分子量分以上に増量することが困難であり、
低分子量重合体成分の存在下では、分子量の大きい高分
子量重合体の合成が困難であるだけでなく、不必要な低
分子量重合体が副生成するの問題があることから、溶液
ブレンド法が最も好適である。低分子量重合体成分に所
定の酸価を導入する方法としては、水系の重合法に比べ
て酸価の設定が容易である溶液重合が好ましい。
は、異種元素を含有するマグネタイト、マグヘマイト、
フェライトの如き磁性酸化鉄及びその混合物が好ましく
用いられる。
グネシウム、アルミニウム、シリコン、リン、イオウ、
ゲルマニウム、チタン、ジルコニウム、錫、鉛、亜鉛、
カルシウム、バリウム、スカンジウム、バナジウム、ク
ロム、マンガン、コバルト、銅、ニッケル、ガリウム、
インジウム、銀、パラジウム、金、白金、タングステ
ン、モリブデン、ニオブ、オスミウム、ストロンチウ
ム、イットリウム、テクネチウム、ルテニウム、ロジウ
ム、ビスマスから選ばれる少なくとも一つ以上の元素を
含有する磁性酸化鉄であることが好ましい。特にリチウ
ム、ベリリウム、ボロン、マグネシウム、アルミニウ
ム、シリコン、リン、ゲルマニウム、ジルコニウム、
錫、イオウ、カルシウム、スカンジウム、チタン、バナ
ジウム、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、銅、
亜鉛及びガリウムが好ましい。最も好ましくは、異種元
素としてマグネシウム、アルミニウム、シリコン、リン
及びジルコニウムからなるグループから選択される元素
を含む磁性酸化鉄である。これらの元素は酸化鉄結晶格
子の中に取り込まれても良いし、酸化物として酸化鉄中
に取り込まれていても良いし、表面に酸化物あるいは水
酸化物として存在しても良い。また、酸化物として含有
されているのが好ましい形態である。
素の塩を混在させpH調整により、粒子中に取り込むこ
とが出来る。また、磁性体粒子生成後にpH調整、ある
いは各々の元素の塩を添加しpH調整することにより粒
子表面に析出させることが出来る。
に対し馴染みが良く、非常に分散性が良い。更にこの分
散性のよさが、本発明で用いられる有機ジルコニウム化
合物の分散性を向上することができ、本発明の有機ジル
コニウム化合物の効果を十分に発揮することが出来る。
磁性体が分散メディアとして働き、有機ジルコニウム化
合物の分散を磁性体の分散性の良さが援助し、有機ジル
コニウム化合物の分散性を向上させる。また、これらの
磁性体は水分子を吸着し、有機ジルコニウム化合物が、
水分子による帯電に強調を発揮しやすくする効果を持っ
ている。この効果は酸価を有する結着樹脂と共に用いる
と一層効果的に発揮できる。
その結着樹脂中への分散性とあいまって、トナーの帯電
性を安定化することが出来る。また近年は、より高画質
化を狙ってトナー粒径の小径化が進んできており、トナ
ーの重量平均粒径が2.5乃至10μmのような場合で
も、帯電均一性が促進され、トナーの凝集性も軽減さ
れ、画像濃度の向上、カブリの改善等現像性が向上す
る。特に重量平均粒径2.5乃至6.0μmのトナーに
おいてはその効果は顕著であり、極めて高精細な画像が
得られる。重量平均粒径は2.5μm以上である方が十
分な画像濃度が得られて好ましい。一方でトナーの小粒
径化が進むとジルコニウム化合物の遊離も生じやすくな
るが、本発明のトナーは帯電均一性に優れているので多
少のジルコニウム化合物が存在してもスリーブ汚染の影
響を受けにくくなる。磁性トナーは、重量平均粒径が好
ましくは2.5乃至10μm、より好ましくは2.5乃
至6.0μmが良い。非磁性トナーの場合でも、重量平
均粒径は2.5〜10μm、より好ましくは2.5乃至
6.0μmが良い。
の鉄元素を基準として0.05〜10重量%であること
が好ましい。より好ましくは0.1〜7重量%であり、
さらに好ましくは0.2〜5重量%、最も好ましくは
0.3〜4重量%である。異種元素含有量が0.05重
量%より少ないと、これら元素の含有効果が得られな
く、良好な分散性、帯電均一性が得られなくなる。異種
元素含有量が10重量%より多くなると、電荷の放出が
多くなり帯電不足を生じ、画像濃度が低くなったり、カ
ブリが増加することがある。
体の表面に近い方に多く存在しているものが好ましい。
たとえば、磁性酸化鉄の鉄元素の溶解率が20%までの
異種元素の溶解率が、磁性酸化鉄中に含有されている全
異種元素の存在量の20%〜100%が好ましく、より
好ましくは25%〜100%がよく、さらに好ましくは
30%〜100%が良い。異種元素の表面存在量を多く
することにより分散効果や電気的拡散効果を、より向上
させることができる。
は0.05〜1.0μm、より好ましくは0.1〜0.
5μmのものが良い。磁性体はBET比表面積が好まし
くは2〜40m2/g、より好ましくは4〜20m2/g
のものが良い。磁性体の形状には特に制限はなく、任意
の形状のものが用いられる。磁性体の磁気特性として
は、磁場795.8kA/m下で飽和磁化が好ましくは
10〜200Am2/kg、より好ましくは70〜10
0Am2/kgであり、残留磁化が好ましくは1〜10
0Am2/kg、より好ましくは2〜20Am2/kgで
あり、抗磁力が好ましくは1〜30kA/m、より好ま
しくは2〜15kA/mであるものが良い。これらの磁
性体は結着樹脂100重量部に対し、20〜200重量
部で用いられる。
は、任意の適当な顔料又は染料が挙げられる。顔料とし
ては、例えばカーボンブラック、アニリンブラック、ア
セチレンブラック、ナフトールイエロー、ハンザイエロ
ー、ローダミンレーキ、アリザリンレーキ、ベンガラ、
フタロシアニンブルー、インダンスレンブルーが挙げら
れる。これらは定着画像の光学濃度を維持するために必
要な量が用いられ、結着樹脂100重量部に対し好まし
くは0.1〜20重量部、より好ましくは0.2〜10
重量部の添加量が良い。染料としては、例えば、アゾ系
染料、アントラキノン系染料、キサンテン系染料、メチ
ン系染料が挙げられ、結着樹脂100重量部に対し好ま
しくは0.1〜20重量部、より好ましくは0.3〜1
0重量部の添加量が良い。
化チタンの如き無機酸化物や、カーボンブラック、フッ
化カーボンの如き粒径の細かい無機微粉体をトナー粒子
に外添することが好ましい。
タン微粉体は、トナー粒子表面に分散させた時に細かい
粒子となる方が流動性付与性が高くなるので好ましい。
個数平均粒径が好ましくは5〜100nm、より好まし
くは5〜50nmが良い。母体微粉体としては、BET
法で測定した窒素吸着による比表面積が好ましくは30
m2/g以上、特に好ましくは60〜400m2/gの範
囲のものが良く、表面処理された微粉体としては、好ま
しくは20m2/g以上、特に好ましくは40〜300
m2/gの範囲のものが良い。
00重量部に対して、0.03〜5重量部添加した時に
適切な表面被覆率になる。
ては、メタノールウエッタビリティーで30%以上の値
を示すのが好ましく、更に好ましくは50%以上である
ことが良い。疎水化処理剤としては、含ケイ素表面処理
剤であるシラン化合物とシリコーンオイルが好ましい。
メチルエトキシシラン、ブチルトリメトキシシランの如
きアルキルアルコキシシラン;ジメチルジクロルシラ
ン、トリメチルクロルシラン、アリルジメチルクロルシ
ラン、ヘキサメチルジシラザン、アリルフェニルジクロ
ルシラン、ベンジルジメチルクロルシラン、ビニルトリ
エトキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピルトリメ
トキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、ジビニル
クロルシラン、ジメチルビニルクロルシランの如きシラ
ンカップリング剤を用いることができる。
を目的とした添加剤としては、例えば、以下のようなも
のが用いられる。
ロンチウム,酸化セリウム,酸化アルミニウム,酸化マ
グネシウム,酸化クロム)、窒化物(窒化ケイ素)・炭
化物(炭化ケイ素)、金属塩(硫酸カルシウム,硫酸バ
リウム,炭酸カルシウム)。
化ビニリデン,ポリテトラフルオロエチレン)、脂肪酸
金属塩(ステアリン酸亜鉛,ステアリン酸カルシウ
ム)。
錫,酸化チタン,酸化亜鉛,酸化ケイ素,酸化アルミニ
ウム)、カーボンブラック、樹脂微粒子。
に対し、0.05〜10重量部が用いられ、好ましく
は、0.1〜5重量部が用いられる。これら添加剤は、
単独で用いても、また、複数併用しても良い。
物あるいは金属酸化物の微粉体を用いることが現像の耐
久安定性、放置後の現像安定性を得る上で好ましい。非
磁性一成分現像方法の場合は、酸化チタン又はアルミナ
を用いることが流動性向上、画像均一性を得る為に好ま
しい。
上述したようなトナー構成材料をボールミルその他の混
合機により十分混合した後、熱ロールニーダー、エクス
トルーダーの如き熱混練機を用いて良く混練し、冷却固
化後、機械的に粉砕し、粉砕粉を分級することによって
トナーを得る方法が好ましい。他には、結着樹脂を構成
すべき単量体に所定の材料を混合して乳化懸濁液とした
後に、重合させてトナーを得る重合法トナー製造法;コ
ア材及びシェル材から成るいわゆるマイクロカプセルト
ナーにおいて、コア材あるいはシェル材、あるいはこれ
らの両方に所定の材料を含有させる方法;結着樹脂溶液
中に構成材料を分散した後、噴霧乾燥することによりト
ナーを得る方法が挙げられる。さらに必要に応じ所望の
添加剤とトナー粒子とをヘンシェルミキサーの如き混合
機により十分に混合し、本発明のトナーを製造すること
ができる。
成分現像剤として使用しても良い。キャリアの抵抗値
は、キャリア表面の凹凸度合い、被覆する樹脂の量を調
整して106〜1010Ω・cmにするのが良い。
チレン−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−メタ
クリル酸エステル共重合体、アクリル酸エステル共重合
体、メタクリル酸エステル共重合体、シリコーン樹脂、
フッ素含有樹脂、ポリアミド樹脂、アイオノマー樹脂、
ポリフェニレンサルファイド樹脂或いは、これらの混合
物を用いることができる。
イト、鉄過剰型フェライト、マグネタイト、γ−酸化鉄
等の酸化物や、鉄、コバルト、ニッケルのような金属或
いはこれらの合金を用いることができる。また、これら
の磁性材料に含まれる元素としては、鉄、コバルト、ニ
ッケル、アルミニウム、銅、鉛、マグネシウム、スズ、
亜鉛、アンチモン、ベリリウム、ビスマス、カルシウ
ム、マンガン、セレン、チタン、タングステン、バナジ
ウムが挙げられる。
現像方法について説明する。
された静電荷像を担持するための像担持体、例えば電子
写真感光体ドラム7は、矢印B方向に回転される。現像
剤担持体としての現像スリーブ14は、ホッパー9から
供給された一成分現像剤としてのトナー10を担持し
て、矢印A方法に回転することにより、現像スリーブ1
4と感光ドラム7とが対向した現像部Dにトナー10を
搬送する。現像スリーブ14内には、トナー10が磁性
トナーである場合には、現像スリーブ14上に磁気的に
吸引及び保持するために、磁石11が配置されている。
トナー10は現像スリーブ14との摩擦により、感光体
ドラム7上の静電荷像を現像可能な摩擦帯電電荷を得
る。
規制するために、磁性トナーである場合には強磁性金属
からなる規制磁性ブレード8が、現像スリーブ14の表
面から約200〜300μmのギャップ幅を持って現像
スリーブ14に臨むように、ホッパー9から垂下されて
いる。磁石11の磁極N1からの磁力線がブレード8に
集中することにより、現像スリーブ14上にトナー10
の薄層が形成される。ブレード8としては非磁性ブレー
ドを使用することもできる。また、トナー10が非磁性
トナーである場合には、ウレタンゴム、シリコーンゴ
ム、チップブレードなどの弾性ブレードが用いられる。
0の薄層の厚みは、現像部Dにおける現像スリーブ14
と感光体ドラム7との間の最小間隙よりも更に薄いもの
であることが好ましい。このようなトナー薄層により静
電荷像を現像する方式の現像装置(即ち非接触型現像装
置)に、本発明の現像方法は特に有効である。しかし、
現像部において、トナー層の厚みが現像スリーブ14と
感光体ドラム7との間の最小間隙以上の厚みである現像
装置(即ち接触型現像装置)にも、本発明の現像方法は
適用することができる。
れた一成分現像剤であるトナー10を飛翔させるため
に、電源15により現像バイアス電圧が印加される。こ
の現像バイアス電圧として直流電圧を使用するときは、
静電荷像の画像部(トナー10が付着して可視化される
領域)の電位と背景部の電位との間の値の電圧が、現像
スリーブ14に印加されることが好ましい。一方、現像
画像の濃度を高め或は階調性を向上するために、現像ス
リーブ14に交番バイアス電圧を印加して、現像部Dに
向きが交互に反転する振動電界を形成してもよい。この
場合、上記画像部の電位と背景部の電位の間の値を有す
る直流電圧成分が重畳された交番バイアス電圧を現像ス
リーブ14に印加することが好ましい。
電位部にトナーを付着させて可視化する、いわゆる正規
現像では、静電荷像の極性と逆極性に帯電するトナーを
使用し、一方、静電荷像の低電位部にトナーを付着させ
て可視化する、反転現像では、トナーは静電荷像の極性
と同極性に帯電するトナーを使用する。高電位と低電位
というのは、絶対値による表現である。いずれにして
も、トナー10は現像スリーブ14との摩擦により静電
荷像を現像するための極性に帯電する。
のトナー10の層厚を規制する部材として、ウレタンゴ
ム,シリコーンゴムの如きゴム弾性を有する材料、或は
リン青銅,ステンレス鋼の如き金属弾性を有する材料で
形成された弾性板17を使用し、この弾性板17を現像
スリーブ14に圧接させていることが特徴である。この
ような現像装置では、現像スリーブ8上に更に薄いトナ
ー層を形成することができる。図2の現像装置のその他
の構成は、図1に示した現像装置と基本的に同じで、図
2において図1に付した符号と同一の符号は同一の部材
を示す。
ナー層を形成する図2に示すような現像装置は、弾性板
17によりトナーを現像スリーブ14上に擦りつけるた
め、トナーの摩擦帯電量も多くなり、画像濃度の向上が
図られる。また、非磁性一成分トナーにおいては、この
ような現像装置が用いられる。
像スリーブは、円筒状基体と、該基体表面を被覆する被
膜層(樹脂層)を有することも好ましい。その構成は図
3に示したようなものである。該樹脂層1は、結着樹脂
4、場合によっては導電性物質2、充填剤3、固体潤滑
剤5等を含有し、円筒状基体6上に被覆されている。導
電性物質2が含有されている場合、樹脂層1は導電性な
のでトナーの過剰帯電が防止できる。充填剤3が含有さ
れている場合には、トナーによる樹脂層1の摩耗を防
ぎ、更に充填剤3の帯電付与性により、トナーの帯電も
好適にコントロールできる。また、固体潤滑剤5が含有
される場合には、トナーと現像スリーブとの離型性が向
上され、その結果トナーの現像スリーブ上への融着が防
止できる。
性物質を含有させる場合、該樹脂層の体積抵抗が106
Ω・cm以下、好ましくは103Ω・cm以下であるも
のがよい。樹脂層の体積抵抗が106Ω・cmを超える
場合には、トナーのチャージアップが発生しやすくな
り、ブロッチの発生や現像特性の劣化を引き起こすこと
がある。
粗さ(Ra)で0.2〜3.5μmの範囲にあることが
好ましい。Raが0.2μm未満ではスリーブ近傍のト
ナーの帯電量が高くなりすぎ、鏡映力によりトナーがス
リーブ上に引きつけられ、新たなトナーがスリーブから
帯電付与を受けられず、現像性が低下する。Raが3.
5μmを超えると、スリーブ上のトナーコート量が増加
しすぎてトナーが十分な帯電量を得られず、かつ不均一
な帯電となり、画像濃度の低下や濃度ムラの原因とな
る。
説明する。
ばアルミニウム、銅、ニッケル、銀の如き金属粉体;酸
化アンチモン、酸化インジウム、酸化スズの如き金属酸
化物;カーボンファイバー、カーボンブラック、グラフ
ァイトの如き炭素同素体が挙げられる。このうちカーボ
ンブラックは特に電気伝導性に優れ、高分子材料に充填
して導電性を付与したり、添加量のコントロールで、あ
る程度任意の導電度を得ることができるために好適に用
いられる。本発明に使用するカーボンブラックは、個数
平均粒径が好ましくは0.001〜1.0μm、より好
ましくは0.01μm〜0.8μmであるものが良い。
カーボンブラックの個数平均粒径が1μmを超える場合
には、樹脂層の体積抵抗を制御しづらくなり好ましくな
い。
00重量部に対して、好ましくは0.1〜300重量部
であり、より好ましくは1〜100重量部である。
用ネガ帯電性荷電制御剤、あるいはポジ帯電性荷電制御
剤を添加しても良い。このほかの物質として、例えばア
ルミナ、アスベスト、ガラス繊維、炭酸カルシウム、炭
酸マグネシウム、炭酸バリウム、硫酸バリウム、シリ
カ、ケイ酸カルシウムの如き無機化合物;フェノール樹
脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、シリコーン樹脂、P
MMA、メタクリレートのターポリマー(例えばポリス
チレン/n−ブチルメタクリレート/シランターポリマ
ー)、スチレン−ブタジエン系共重合体、ポリカプロラ
クトン;ポリカプロラクタム、ポリビニルピリジン、ポ
リアミドの如き含窒素化合物;ポリフッ化ビニリデン、
ポリ塩化ビニル、ポリテトラフルオロエチレン、ポリク
ロロトリフルオロエチレン、ペルフルオロアルコキシル
トリフルオロエチレン、ポリテトラフルオロアルコキシ
エチレン、ヘキサフルオロプロピレン−ポリテトラフル
オロエチレン共重合体、トリフルオロクロロエチレン−
塩化ビニル共重合体といった高度にハロゲン化された重
合体;ポリカーボネート、ポリエステルが挙げられる。
このうちシリカ及びアルミナが、それ自身の硬さ及びト
ナーに対する帯電制御性を有するので好ましく用いられ
る。
重量部に対して、好ましくは0.1〜500重量部、よ
り好ましくは1〜200重量部であることが良い。
ブデン、窒化硼素、グラファイト、フッ化グラファイ
ト、銀−セレン化ニオブ、塩化カルシウム−グラファイ
ト、滑石が挙げられる。このうちグラファイトは潤滑性
と共に導電性を有し、高すぎる電荷を有するトナーを減
少させ、現像に好適な帯電量を持たせる働きがあること
から好適に用いられる。
00重量部に対して、好ましくは0.1〜300重量部
であり、より好ましくは1〜150重量部であることが
良い。
や固体潤滑剤5が分散される結着樹脂4としては、フェ
ノール系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポ
リエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリオレ
フィン系樹脂、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、スチ
レン系樹脂、アクリル系樹脂の如き樹脂が用いられる。
特に熱硬化性もしくは光硬化性の樹脂が好ましい。
導電性物質、或いは充填剤や固体潤滑剤を表面に好適に
露出させるために、または、表面を平滑化処理して均一
な凹凸表面を作るために、後述の磨き加工等の手段によ
り表面を平滑化処理することにより、さらに好ましい性
能を付与することが可能である。特に、ベタ黒やハーフ
トーン画像に発生する縦スジ現象や初期の画像濃度の立
上がりに効果があり、特に高温高湿下での効果が大き
い。フェルトや砥粒の付着した帯状研磨材での磨き加工
を施すことで、スリーブの表面凹凸を均一に仕上げるこ
とができるので、スリーブ上のトナーコート量が均一化
し、その結果スリーブとの摩擦帯電を受けたトナーのみ
が現像領域に搬送されるようになる。従って、上記効果
が得られるものと考えられる。
ート層表面はJIS B 0601におけるRaで0.
2〜3.5μmの範囲の凹凸を保持していることが好ま
しく、より好ましくは0.3〜2.5μm程度であるこ
とが良い。理由は前記と同様である。
樹脂円筒が好ましく用いられ、例えば、ステンレス円筒
管、アルミニウム円筒管、銅合金円筒管等の非磁性の円
筒管が用いられる。円筒管を作製する方法としては、引
き抜き法や押し出し法があり、更に円筒管自体の寸法精
度を上げる場合には、切削や研磨を施して所定の寸法精
度とする。円筒管の真直度は30μm以下であることが
好ましく、さらには20μm以下が好ましく良好な画像
が得られる。必要に応じて適度な凹凸を表面に付与する
ためにサンドブラストや研磨により粗面を形成してもよ
い。ブラストに用いられる砥粒は定形粒子でも不定形粒
子でも構わない。
形成方法を、図4に概略的に示す接触帯電手段及び接触
転写手段を有する画像形成装置を参照しながら説明す
る。本発明の現像方法は、コロナ帯電方式及び/又はコ
ロナ転写方式を使用する画像形成方法にも適用できる。
を有するドラム型の感光体801は、図面上時計の針の
回転方向に所定の周速(プロセススピード)で回転され
る。導電性弾性層802a及び芯金802bを有してい
る帯電ローラ802は、帯電バイアス電源803により
バイアスが印加されている。帯電ローラ802は、感光
体801に押圧力により圧接されており、感光体801
の回転に伴い従動回転する。
れることで感光体801の表面が所定の極性・電位に帯
電される。次いで画像露光804によって静電荷像が形
成され、現像手段805によりトナー画像として順次可
視化されていく。
は、現像バイアス印加手段813よりバイアスV1が印
加される。現像により感光体801上に形成されたトナ
ー画像は、転写バイアス電源807により転写バイアス
V3が印加された転写材808を感光体801に押圧す
る当接転写手段としての転写ローラー806(導電性弾
性層806a,芯金806b)により転写材808に静
電転写され、転写材上のトナー画像は、加熱ローラ81
1a及び加圧ローラ811bを有する加熱加圧手段81
1により加熱加圧定着される。トナー画像転写後の感光
体801面では転写残りトナーの如き付着汚染物質を、
感光体801にカウンター方向に圧接した弾性クリーニ
ングブレードを具備したクリーニング装置809で清浄
面化され、更に除電露光装置810により除電されて、
繰り返して作像される。
帯電手段として帯電ローラー802を用いて説明した
が、帯電ブレード、帯電ブラシの如き接触帯電手段でも
よく、更に、非接触のコロナ帯電手段でもよい。接触帯
電手段の方が帯電工程におけるオゾンの発生が少ない。
転写手段としては、以上のごとく転写ローラー806を
用いて説明したが転写ブレード又は転写ベルトの如き接
触帯電手段でもよく、更に非接触のコロナ転写手段でも
よい。当接転写手段の方が転写工程におけるオゾンの発
生が少ない。
別の定着法について図5に示す定着手段を用いて説明す
る。図5は、トナー画像が形成されている記録材519
を固定支持された加熱体511と、該加熱体に対向圧接
し且つフィルム515を介して該記録材を該加熱体に密
着させる加圧部材518とにより加熱定着するフィルム
加熱定着装置を示す。
は、従来の熱ロールに比べて熱容量が小さく、線状の加
熱部を有するものであって、加熱部の最高温度は100
〜300℃であることが好ましい。
ラー518との間に位置する定着フィルム515は、厚
さ1〜100μmの耐熱性のシートであることが好まし
く、これら耐熱性シートとしては耐熱性の高い、ポリエ
ステル,PET(ポリエチレンテレフタレート),PF
A(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビ
ニルエーテル共重合体),PTFE(ポリテトラフルオ
ロエチレン),ポリイミド,ポリアミドの如きポリマー
シートの他、アルミニウムの如き金属シート及び、金属
シートとポリマーシートから構成されたラミネートシー
トが用いられる。
は、これら耐熱性シートが離型層及び/又は低抵抗層を
有していることである。
線状加熱体であって、一例として厚み1.0mm,幅1
0mm,長手長240mmのアルミナ基板512に抵抗
材料513を幅1.0mmに塗工したもので、長手方向
両端より通電される。通電はDC100Vの周期20m
secのパルス状波形で検温素子514によりコントロ
ールされた所望の温度、エネルギー放出量に応じたパル
スをそのパルス幅を変化させて与える。略パルス幅は
0.5msec〜5msecとなる。この様にエネルギ
ー及び温度を制御された加熱体511に当接して、図中
矢印方向に定着フィルム515は移動する。
mの耐熱フィルム(例えば、ポリイミド,ポリエーテル
イミド,PES,PFAに少なくとも画像当接面側にP
TFE,PAFの如き弗素樹脂)に導電剤を添加した離
型層を10μmコートしたエンドレスフィルムである。
一般的には総厚は100μm未満、より好ましく40μ
m未満が良い。フィルムの駆動は駆動ローラー516と
従動ローラー517による駆動とテンションにより矢印
方向に皺を生じることなく移動する。
良いゴム弾性層を有する加圧ローラーで、総圧4〜20
kgでフィルムを介して加熱体を加圧し、フィルムと圧
接回転する。記録材519上の未定着トナー520は、
入口ガイド521により定着部に導かれ、上述の加熱に
より定着画像を得るものである。
ベルトで説明したが、シート送り出し軸及び巻き取り軸
を使用し、定着フィルムは有端のフィルムであってもよ
い。
下に列挙する。
のクロロホルム不溶分の測定 トナー2gを精秤(TA)して円筒濾紙(例えば、東洋
濾紙社製No.86R)に入れてソックスレー抽出器に
かけ、クロロホルムを200ml用いる。約120℃に
温度調整されたオイルバスを用いて10時間還流する。
クロロホルムに可溶な成分(TB)はクロロホルムを濃
縮、乾固した後に60℃で24時間真空乾燥することに
より定量できる。トナー中結着樹脂のクロロホルム不溶
成分(TC)を定量するため、着色剤(磁性体)等の結
着樹脂以外のTHF不溶成分(TD )から下記式により
算出される。
式からクロロホルム不溶分(TC)を求めることもでき
る。
る結着樹脂及びワックスの酸価の測定 JIS K0070に記載の測定方法に準拠して行う。 測定装置 :電位差自動滴定装置 AT−400(京都
電子社製) 装置の校正:トルエン120mlとエタノール30ml
の混合溶媒を使用する。 測定温度 :25℃ 試料調製 :トナー1.0gをトルエン120mlに添
加して室温(約25℃)で約10時間マグネチックスタ
ーラーで撹拌して溶解する。更にエタノール30mlを
添加して試料溶液とする。
除去して使用するか、結着樹脂及び架橋された結着樹脂
以外の成分の酸価及び含有量を予め求めておく。試料の
粉砕品0.5〜2.0(g)を精秤し、重合体成分の重
さをW(g)とする。例えば、トナーから結着樹脂の酸
価を測定する場合は、着色剤又は磁性体等の酸価及び含
有量を別途測定しておき、計算により結着樹脂の酸価を
求める。 2)300(ml)のビーカーに試料を入れ、トルエン
/エタノール(4/1)の混合液150(ml)を加え
溶解する。 3)0.1mol/lのKOHのエタノール溶液を用い
て、電位差滴定装置を用いて滴定する(例えば、京都電
子株式会社製の電位差滴定装置AT−400(win
workstation)とABP−410電動ビュレ
ットを用いての自動滴定が利用できる)。 4)この時のKOH溶液の使用量をS(ml)とし、同
時にブランクを測定し、この時のKOH溶液の使用量を
B(ml)とする。 5)次式により酸価を計算する。fはKOHのファクタ
ーである。
f×5.61}/W
G)は、トナー中に含まれている結着樹脂の酸価(Av
・B)、トナーのクロロホルム可溶分の酸価(Av・
S)を用いて、下記式により算出することができる。
いる結着樹脂のTHF不溶分の測定 トナーサンプル0.5〜1.0gを秤量し(W1g)、
円筒濾紙(例えば東洋濾紙社製No.86R)を入れて
ソックスレー抽出器にかけ、溶媒としてTHF200m
lを用いて10時間抽出し、溶媒によって抽出された可
溶成分溶液をエバポレートした後、100℃で数時間真
空乾燥し、THF可溶樹脂成分量を秤量する(W
2g)。トナー中の樹脂成分以外の重さを求める(W
3g)。トナー中に含有されている結着樹脂のTHF不
溶分は下記式から求められる。
THF不溶分を下記式から求めてもよい。
の測定は、サンプルとして結着樹脂を用いて上記と同様
にして抽出を行ない、抽出前のサンプルの重量(W
5g)と抽出後の抽出残分の重量(W6g)から下記式か
ら求められる。
キンエルマー社製)を用いてASTM D3418−8
2に準じて測定する。
gを精密に秤量する。
として空のアルミパンを用い、測定温度範囲30〜20
0℃の間で、昇温速度10℃/minで常温常湿下で測
定を行う。
囲におけるDSC曲線のメインピークの吸熱ピークが得
られる。この吸熱メインピークの温度をもってワックス
の融点とする。
過程におけるDSC曲線を測定する。
の測定 示差走査熱量計(DSC測定装置),DSC−7(パー
キンエルマー社製)を用いてASTM D3418−8
2に準じて測定する。
mgを精密に秤量する。
として空のアルミパンを用い、測定温度範囲30〜20
0℃の間で、昇温速度10℃/minで常温常湿下で測
定を行う。この昇温過程で、温度40〜100℃の範囲
におけるメインピークの吸熱ピークが得られる。
ベースラインの中間点の線と示差熱曲線との交点を本発
明におけるガラス転移温度Tgとする。
加) 流速:1.0ml/min 試料:0.15%の試料を0.4ml注入
あたっては単分散ポリスチレン標準試料により作成した
分子量較正曲線を使用する。さらに、Mark−Hou
wink粘度式から導き出される換算式でポリエチレン
換算することによって算出される。
溶分のGPCによる分子量分布の測定 本発明において、テトラハイドロフラン(THF)を溶
媒としたGPCによる分子量分布は次の条件で測定し、
分子量800以上を測定対象とする。
定化させ、この温度におけるカラムに、溶媒としてテト
ラヒドロフラン(THF)を毎分1mlの流速で流す。
試料が結着樹脂原料の場合は、結着樹脂原料をロールミ
ルに素通し(130℃,15分)したものを用いる。試
料がトナーの場合は、トナーをTHFに溶解後0.2μ
mフィルターで濾過し、その濾液を試料として用いる。
試料濃度として0.05〜0.6重量%に調整した樹脂
のTHF試料溶液を50〜200μl注入して測定す
る。試料の分子量測定にあたっては、試料の有する分子
量分布を、数種の単分散ポリスチレン標準試料により作
製された検量線の対数値とカウント数との関係から算出
する。検量線作成用の標準ポリスチレン試料としては、
例えば、Pressure Chemical Co.
製あるいは、東洋ソーダ工業社製の分子量が6×1
02 ,2.1×103 ,4×103 ,1.75×1
04 ,5.1×104 ,1.1×105 ,3.9×10
5 ,8.6×105 ,2×106 ,4.48×106 の
ものを用い、少なくとも10点程度の標準ポリスチレン
試料を用いるのが適当である。検出器にはRI(屈折
率)検出器を用いる。
子量領域を適確に測定するために、市販のポリスチレン
ゲルカラムを複数組合せるのが良く、例えば、Wate
rs社製のμ−styragel 500,103 ,1
04 ,105 の組合せや、昭和電工社製のshodex
KA−801,802,803,804,805,8
06,807の組合せが好ましい。
分布から、分子量800以上の分子量積分値に対する分
子量1万乃至10万の分子量積分値の割合を算出するこ
とによって、分子量1万乃至10万の成分の含有量を求
める。
後、十分振とうしTHFとよく混ぜ(試料の合一体が無
くなるまで)、更に12時間以上静置する。その時TH
F中への放置時間が24時間以上となるようにする。そ
の後、サンプル処理フィルター(ポアサイズ0.2〜
0.5μm、例えばマイショリディスクH−25−2
(東ソー社製)などが使用できる。)を通過させたもの
をGPCの試料とする。また、試料濃度は、樹脂成分
が、0.5〜5mg/mlとなるように調整する。
製) 測定温度:23〜25℃ 測定湿度:相対湿度40〜60% 試料調製:約10gのトナーを200kgf/cm2の
圧力で2分間圧縮成型して、直径25mm,厚さ約10
mmの円盤状の試料を作製する。これを内径約27mm
のガラス製サンプルビン(例えば、スナップカップN
o.30)に入れ、100〜120℃に加熱されたホッ
トプレート上でテフロン製のシートを介して5〜10分
程度5〜10kgf/cm2の圧力をかける。トナーが
軟化・溶融したならば、室温まで冷却してガラス製サン
プルビンを破壊してトナーの溶融・成型物を取り出す。
これを#280→#800→#1500の研磨剤を用い
て順次研磨することにより直径25mm,厚さ5mmの
円盤状試料とする。接触角の測定面は目視で傷がない様
に仕上げる。尚、測定にはイオン交換水または市販の精
製水を使用し、各試料について5回接触角を測定してそ
の平均値をもってトナーの接触角とする。
ターTA−II型あるいはコールターマルチサイザー
(コールター社製)を用いる。電解液は、1級塩化ナト
リウムを用いて1%NaCl水溶液を調製する。例え
ば、ISOTONR−II(コールターサイエンティフ
ィックジャパン社製)が使用できる。測定法としては、
前記電解水溶液100〜150ml中に分散剤として界
面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルフォン酸塩
を0.1〜5ml加え、更に測定試料を2〜20mg加
える。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で約1〜
3分間分散処理を行ない、前記測定装置により、アパー
チャーとして100μmアパーチャーを用いて、2μm
以上のトナーの体積、個数を測定して体積分布と個数分
布とを算出した。それから本発明に係る体積分布から求
めた重量基準(各チャンネルの代表値をチャンネル毎の
代表値とする)の重量平均粒径(D4)を求めた。
μm未満;2.52〜3.17μm未満;3.17〜
4.00μm未満;4.00〜5.04μm未満;5.
04〜6.35μm未満;6.35〜8.00μm未
満;8.00〜10.08μm未満;10.08〜1
2.70μm未満;12.70〜16.00μm未満;
16.00〜20.20μm未満;20.20〜25.
40μm未満;25.40〜32.00μm未満;3
2.00〜40.30μm未満の13チャンネルを用い
る。
の測定 磁性酸化鉄中の元素量は、蛍光X線分析装置SYSTE
M3080(理学電機工業(株)社製)を使用し、JI
S K0119蛍光X線分析通則に従って、蛍光X線分
析を行なうことにより測定することができる。
布の測定 磁性酸化鉄中の異種元素の含有分布については、塩酸又
はフッ酸溶解しながらの元素量をプラズマ発光分光(I
CP)により測定定量し、各元素の全溶時の濃度に対す
る各溶解時の各元素濃度からその溶解率を求めることに
より得られる。
万倍で拡大撮影した写真を用いて、ランダムに300個
の磁性体を選びデジタイザーで測定することにより求め
ることが出来る。
−15」(東英工業社製)を用いて外部磁場795.8
kA/mの下で測定する。
法で測定した窒素吸着による比表面積の測定 磁性体及び外添剤微粉体の比表面積は、BET法に従っ
て、比表面積測定装置オートソープ1(湯浅アイオニク
ス社製)を用いて試料表面に窒素ガスを吸着させ、BE
T多点法を用いて比表面積を算出する。
ビリティーの測定 無機微粉体0.2gを容量250mlの三角フラスコ中
の水50mlに添加する。メタノールをビューレットか
らシリカの全量が湿潤されるまで滴定する。この際、フ
ラスコ内の溶液はマグネックスターラーで常時撹拌す
る。その終点はシリカ微粉体の全量が液体中に懸濁され
ることによって観察され、メタノールウエッタビリティ
ーは終点に達した際のメタノールおよび水の液状混合物
中のメタノールの百分率として表わされる。
(ゲル)中に含有されているジルコニウム元素の定量 ジルコニウム元素は、蛍光X線分析装置3080(理学
電機社製)を用いて測定・定量することができる。
ーの結着樹脂に対して、0.0、0.5、1.0、2.
0及び5.0重量%それぞれ添加した5種のトナーサン
プルを製造し、試料プレス成型機を用いてプレス成型す
る。
線強度を測定する。 測定電位及び電圧 50kV、50mA ジルコニウム元素のKαのピーク角 22.5° 結晶板 LiF 測定時間 60秒
有機ジルコニウム化合物含有量、すなわちトナー中のZ
r元素含有量とによる検量線を作成し、実際に測定した
トナーのX線強度から作成した検量線によりZr元素含
有量(Z1)を求める。
クスレー抽出を行うことにより得られたクロロホルム可
溶分を蒸発乾固して、得られたクロロホルム可溶分か
ら、トナー中のジルコニウム元素の定量と同様にして蛍
光X線分析装置を用いてクロロホルム可溶分のZr元素
含有量(Z2)を定量する。
(Z1)とクロロホルム可溶分に含有されるジルコニウ
ム元素の含有量(Z2)の差から、下記式を用いてトナ
ーのゲル(クロロホルム不溶分)に含有されるジルコニ
ウム元素の含有量(Z3)の定量を行う。
明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではな
い。
機,温度計,窒素導入管,滴下装置及び減圧装置を備え
た反応容器に投入した後に、スチレン67重量部、アク
リル酸ブチル17重量部、マレイン酸モノブチル16重
量部及び重合開始剤としてジ−t−ブチルパーオキサイ
ド5重量部を投入して窒素を通気しながら還流温度まで
加熱して12時間保持した。次にキシレンを減圧留去す
ることにより重合体(1)を得た。
0、Mw/Mn=2.3、Tg=59.4℃、酸価は3
8.1mgKOH/gであった。
78重量部、アクリル酸ブチル20重量部、マレイン酸
モノブチル3重量部及び重合開始剤(ジ−t−ブチルパ
ーオキサイド)4重量部とした以外は同様にして重合体
(2)を得た。
0、Mw/Mn=2.3、Tg=60.2℃、酸価は
8.2mgKOH/gであった。
75重量部、アクリル酸ブチル20重量部、マレイン酸
モノブチル6重量部及び重合開始剤(ジ−t−ブチルパ
ーオキサイド)4重量部とした以外は同様にして重合体
(3)を得た。
0、Mw/Mn=2.2、Tg=60.4℃、酸価は1
7.7mgKOH/gであった。
75重量部、アクリル酸ブチル20重量部、マレイン酸
モノブチル5重量部及び重合開始剤(ジ−t−ブチルパ
ーオキサイド)3.2重量部とした以外は同様にして重
合体(4)を得た。
00、Mw/Mn=2.3、Tg=58.8℃、酸価は
27.3mgKOH/gであった。
73重量部、アクリル酸ブチル24重量部、マレイン酸
モノブチル3重量部及び重合開始剤(ジ−t−ブチルパ
ーオキサイド)3重量部とした以外は同様にして重合体
(5)を得た。
00、Mw/Mn=2.5、Tg=59.2℃、酸価は
8.7mgKOH/gであった。
72重量部、アクリル酸ブチル25重量部、マレイン酸
モノブチル3重量部及び重合開始剤(ジ−t−ブチルパ
ーオキサイド)2.5重量部とした以外は同様にして重
合体(6)を得た。
00、Mw/Mn=2.3、Tg=59.1℃、酸価は
9.4mgKOH/gであった。
流管,撹拌機,温度計,窒素導入管及び滴下装置を備え
た反応容器に投入した後に、窒素を通気しながら107
℃まで加熱して、第1段階の重合反応として、スチレン
32重量部、アクリル酸ブチル13重量部、マレイン酸
モノブチル5重量部及び重合開始剤として1,1−ビス
(t−ブチルペルオキシ)シクロヘキサン3重量部を滴
下してその温度で8時間保持した。次に第2段階の重合
反応として、反応容器を120℃まで加熱してスチレン
32重量部、アクリル酸ブチル13重量部、マレイン酸
モノブチル5重量部及びキシレン50重量部からなる第
2のモノマー組成物を1時間かけて滴下し、その温度を
8時間保持し重合反応を終了した。キシレンを減圧留去
することにより重合体(7)を得た。
00、Mw/Mn=2.1、Tg=60.8℃、酸価は
31.0mgKOH/gであった。
の重合反応に用いるモノマーとして、スチレン35重量
部、アクリル酸ブチル13重量部及びマレイン酸モノブ
チル2重量部を用い、第2段階の重合反応に用いるモノ
マーとしてスチレン35重量部、アクリル酸ブチル13
重量部、マレイン酸モノブチル2重量部を使用した以外
は同様にして重合体(8)を得た。
00、Mw/Mn=2.1、Tg=59.8℃、酸価は
14.2mgKOH/gであった。
の重合反応に用いるモノマーとして、スチレン35重量
部、アクリル酸ブチル14重量部及びマレイン酸モノブ
チル1重量部を用い、第2段階の重合反応に用いるモノ
マーとしてスチレン35重量部、アクリル酸ブチル14
重量部、マレイン酸モノブチル1重量部を使用した以外
は同様にして重合体(9)を得た。
00、Mw/Mn=2.1、Tg=59.1℃、酸価は
6.7mgKOH/gであった。
階の重合反応に用いるモノマーとしてスチレン70重量
部及びマレイン酸モノブチル2重量部を用いて100℃
で重合反応を行い、第2段階の重合反応に用いるモノマ
ーとしてアクリル酸ブチル26重量部、マレイン酸モノ
ブチル1重量部を使用した以外は同様にして重合体(1
0)を得た。
000、Mw/Mn=2.3、Tg=58.8℃、酸価
は11.2mgKOH/gであった。
階の重合反応100℃で行った以外は同様にして重合体
(11)を得た。
000、Mw/Mn=2.3、Tg=59.1℃、酸価
は7.2mgKOH/gであった。
脱気したイオン交換水200重量部を入れた還流管、撹
拌機、温度計及び窒素導入管を備えた反応容器に投入し
て懸濁する。窒素を通気しながら77℃まで加熱し、そ
の温度で20時間保持し、次にベンゾイルパーオキサイ
ド0.5重量部を添加して更に4時間保持して、95℃
まで加熱してその温度で2時間保持して重合反応を終了
した。
することによりMw=1435,600、Mw/Mn=
3.3、Tg=56.3℃、酸価が6.2mgKOH/
gであり、THF不溶分を3.4重量%含有する重合体
(12)を得た。
とした以外は製造例12と同様にして重合体(13)を
得た。
5,100、Mw/Mn=2.3、Tg=58.9℃、
酸価が6.9mgKOH/gであった。
して重合体(14)を得た。
7,000、Mw/Mn=2.3、Tg=58.7℃、
酸価が22.2mgKOH/gであった。
て重合体(15)を得た。
5,000、Mw/Mn=24.4、Tg=60.3
℃、酸価は13.2mgKOH/gであった。
て重合体(16)を得た。
6,000、Mw/Mn=22.7、Tg=60.7
℃、酸価は3.8mgKOH/gであった。
して重合反応を行うことにより比較用重合体(1)を得
た。
4,000、Mw/Mn=2.2、Tg=59.6℃、
酸価は0.6mgKOH/gであった。
して重合反応を行うことにより比較用重合体(2)を得
た。
4,000、Mw/Mn=2.5、Tg=59.3℃、
酸価は46.1mgKOH/gであった。
して重合反応を行うことにより比較用重合体(3)を得
た。
6,000、Mw/Mn=3.2、Tg=60.2℃、
酸価は0.4mgKOH/gであった。
にして重合反応を行うことにより比較用重合体(4)を
得た。
4,000、Mw/Mn=3.3、Tg=58.7℃、
酸価は43.3mgKOH/gであった。
して重合反応を行うことにより比較用重合体(5)を得
た。
2,000、Mw/Mn=4.3、Tg=60.2℃、
酸価は0.5mgKOH/gであった。
にして重合反応を行うことにより比較用重合体(6)を
得た。
8,000、Mw/Mn=3.6、Tg=59.4℃、
酸価は41.8mgKOH/gであった。
(1)〜(16)および比較製造例(1)〜(6)で得
られた比較重合体(1)〜(6)の物性を下記表2に示
す。
温度計及び減圧装置を備えた反応容器に重合体(1)7
5重量部及び重合体(14)25重量部をキシレン20
0重量部に添加した。撹拌しながら、還流温度まで加熱
し、そのまま2時間撹拌混合した。次にキシレンを減圧
留去することにより本発明の結着樹脂1を得た。
メインピークを有し、分子量639,000にサブピー
ク(Msp)を有し、Mw=215,000、Mw/M
n=48.0、酸価は33.3mgKOH/gであっ
た。
に示す重合体及びワックスを組み合わせてキシレン中に
添加し、結着樹脂の製造例1と同様にして、表4及び表
5に示す本発明の結着樹脂2〜26を得た。
は使用せず表2に示す重合体のみを使用して表5に示す
参考結着樹脂1及び2とした。
び3に示す比較重合体及び/または比較用ワックスを使
用した以外は同様にして表5に示す比較用結着樹脂1〜
6を得た。
脂の製造例で用いたワックスを表3に示し、得られた結
着樹脂1〜26、参考用結着樹脂1〜3及び比較用結着
樹脂1〜6の処方及び物性を表4及び5に示す。
ダーで溶融混練し、冷却した混合物をハンマーミルで粗
粉砕した。粗粉砕物をジェットミルで微粉砕し、得られ
た微粉砕物を風力分級機で分級し、重量平均径6.9μ
mの磁性トナーを得た。
水性乾式シリカ(BET比表面積200m2/g)1.
0重量部をヘンシェルミキサーにて外部添加してトナー
(1)とした。
/gであり、クロロホルム可溶分の酸価(Av・S)と
クロロホルム不溶分の酸価(Av・G)との差(Av・
G−Av・S)は53.3mgKOH/gであり、トナ
ーの結着樹脂は、クロロホルム不溶分を46.2重量%
含有し、THF不溶分を54.5重量%含有していた。
THF可溶分は、分子量8000にメインピーク(M
p)を有し、分子量561,000にサブピーク(Ms
p)を有した。尚、トナーはジルコニウム元素を0.2
2重量%含有していた。トナーの接触角は107度であ
った。
下記評価方法によって評価した。評価結果を表9に示
す。
法)トナーを偏光板を取り付けた光学顕微鏡を用いて低
倍率(例えば、30〜100倍)で観察し、約500個
のトナー粒子当りで、トナーから遊離しているワックス
の粒子の存在を示す輝点の数を測定した。 ランク5:偏光板を通して輝点なし ランク4:1〜10個の輝点(実用上問題ない程度) ランク3:11〜20個の輝点(画像のカブリ濃度が高
くなる程度) ランク2:21〜30個の輝点(感光体ドラム上にワッ
クスが固着する程度) ランク1:31個以上の輝点(感光体ドラム上にワック
ス及びトナーが固着する程度)
複写機GP−215(プロセススピード105mm/
秒、図5に示すフィルム加熱定着)、キヤノン製複写機
NP−6650(プロセススピード320mm/秒、熱
ロール定着)及びキヤノン製複写機NP−6085(プ
ロセススピード513mm/秒、図4の811に図示し
た熱ロール定着)の定着器からトナーのクリーニング部
材を取り外す改造を加え、50,000枚の連続画出し
試験を行なって、初期及び耐久後の画像濃度及び感光体
上のクリーニング性の評価を行なったところ、表8に示
す様に良好な結果が得られた。
方法)感光体の耐久後の「クリーニング性」は、次の基
準で評価を行った。 A:感光体表面上に、フィルミングが全く無い B:感光体表面上に、非通紙部に軽微なフィルミングが
認められた C:感光体表面上に、通紙領域部に軽微なフィルミング
が認められたが、画像に影響なし D:感光体表面上に、画像カブリとなるフィルミングが
発生 E:感光体表面上に、画像斑点となるトナー融着が発生
NP−6085の定着器を取り外して外部駆動装置及び
温度制御装置をつけた。定着スピードをそれぞれの複写
機と同じに設定して定着温度を変えて定着試験を行っ
て、低温定着性、耐高温オフセット性及び定着器の加熱
部材(耐熱フィルム、加熱ローラー及び加圧ローラー)
のトナーの付着状態の評価を行なったところ、表9に示
す様に良好な結果が得られた。
ス社製)でSPIフィルターを使用して、反射濃度を測
定を行い、直径5mmの円形画像を測定した。
準)150℃に設定した定着器に画像濃度1.3〜1.
4のベタ黒画像を通紙して定着し、50g/cm2の荷
重をかけダスパー(小津産業製)で摺擦したときの濃度
低下率で判定する。 ランク5:摺擦による濃度低下率が5%未満 ランク4:摺擦による濃度低下率が10%未満 ランク3:摺擦による濃度低下率が15%未満 ランク2:摺擦による濃度低下率が20%未満 ランク1:摺擦による濃度低下率が20%以上
る低温定着性の評価基準)定着器の設定温度を180℃
とした以外はGP−215による定着テストと同様の条
件で行った。 ランク5:摺擦による濃度低下率が5%未満 ランク4:摺擦による濃度低下率が10%未満 ランク3:摺擦による濃度低下率が15%未満 ランク2:摺擦による濃度低下率が20%未満 ランク1:摺擦による濃度低下率が20%以上
容できる ランク3:目視で容易に判別できるオフセット発生 ランク2:顕著なオフセット発生 ランク1:紙がローラーに巻き付く
準) ランク5:まったくトナー汚染発見られず ランク4:軽微な汚染有るが、実用的には許容できる ランク3:目視で容易に判別できる汚染見られる ランク2:顕著な汚染見られる ランク1:紙の表面、裏面等に汚染トナーが付着する
樹脂(1)に代えて、結着樹脂(2)、(7)、(1
3)及び(16)〜(26)を使用し、さらにワックス
(3)を用いなかった以外は実施例1と同様にして本発
明のトナー(2)〜(23)を製造し、実施例1と同様
に評価した。トナーの構成及び物性を表6及び7に示
し、評価結果を表8及び9に示す。
(1)に代えて、参考用結着樹脂(1)を使用し、さら
にワックス(3)に代えて、参考ワックス(1)2重量
部及び参考ワックス(2)4重量部使用した以外は、実
施例1と同様にして参考用トナー(1)を製造し、実施
例1と同様に評価した。トナーの構成及び物性を表6及
び7に示し、評価結果を表8及び9に示す。
(1)に代えて、参考用結着樹脂(2)を使用し、さら
にワックス(3)に代えて、参考ワックス(1)3重量
部及び参考ワックス(3)3重量部使用し、有機ジルコ
ニウム化合物(164)に代えて有機ジルコニウム化合
物(67)を使用した以外は、実施例1と同様にして参
考用トナー(2)を製造し、実施例1と同様に評価し
た。トナーの構成及び物性を表6及び7に示し、評価結
果を表8及び9に示す。
用トナー(1)を製造した。トナーの構成及び物性を表
6及び7に示し、評価結果を表8及び9に示す。
脂(1)に代えて、比較用結着樹脂(2)〜(6)を使
用した以外は実施例1と同様にして比較用トナー(2)
〜(6)を製造した。尚、比較用トナー(2)は、実施
例1で用いたワックス(3)に代えて、比較用ワックス
(2)7重量部用いて製造したものであり、比較用トナ
ー(3)〜(6)は、実施例1で用いたワックス(3)
を用いずに製造したものである。トナーの構成及び物性
を表6及び7に示し、評価結果を表8及び9に示す。
〜高速機、あるいは、耐熱フィルムを介した固定発熱ヒ
ーターによる圧着加熱定着方式を使用する中〜低速機で
あっても良好な低温定着性を示し、かつ低温から高温ま
でオフセットによる加熱部材の汚染を生じることのない
トナーである。また、本発明は、着色剤(特に磁性体)
の含有量が増大した小粒径化したトナーの結着樹脂に用
いた場合においても良好なハーフトーン定着性を示す低
温定着性に優れたものである。
担持体が組み込まれる現像剤補給系現像装置の一例(規
制部材に磁性ブレードを使用)を示す概略図である。
担持体が組み込まれる現像剤補給系現像装置の一例(規
制部材に弾性ブレードを使用)を示す概略図である。
担持体の一部分の断面の概略図である。
略的説明図である。
概略図である。
Claims (124)
- 【請求項1】 結着樹脂、着色剤、ワックス及び有機金
属化合物を少なくとも含有する負摩擦帯電性トナーにお
いて、(a)トナーの酸価が5乃至35mgKOH/g
であり、(b)トナーの結着樹脂がビニル系重合体であ
り、(c)トナーの結着樹脂が3乃至50重量%のクロ
ロホルム不溶分を有し、(d)トナーのテトラヒドロフ
ラン(THF)可溶分がゲルパーミエーションクロマト
グラフィー(GPC)測定によるクロマトグラムにおい
て、分子量5000乃至3万の領域にメインピークを有
し、分子量20万乃至150万の領域にサブピーク及び
/又はショルダー少なくとも1個以上有し、分子量1万
乃至10万の成分を15乃至70%含有し、(e)該有
機金属化合物が、ジルコニウムと、芳香族ジオール,芳
香族ヒドロキシカルボン酸,芳香族モノカルボン酸及び
芳香族ポリカルボン酸からなるグループから選択される
芳香族化合物とが配位または/及び結合している有機ジ
ルコニウム化合物であることを特徴とする負摩擦帯電性
トナー。 - 【請求項2】 該トナーの酸価が10乃至30mgKO
H/gであることを特徴とする請求項1に記載の負摩擦
帯電性トナー。 - 【請求項3】 該トナーの結着樹脂がクロロホルム不溶
分を5乃至45重量%含有することを特徴とする請求項
1又は2に記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項4】 該トナーの結着樹脂がクロロホルム不溶
分を10乃至40重量%含有することを特徴とする請求
項1又は2に記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項5】 該トナーのTHF可溶分が、GPC測定
によるクロマトグラムにおいて、分子量7000乃至2
5000の領域にメインピークを有することを特徴とす
る請求項1乃至4のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナ
ー。 - 【請求項6】 該トナーのTHF可溶分が、GPC測定
によるクロマトグラムにおいて、分子量9000乃至2
万の領域にメインピークを有することを特徴とする請求
項1乃至4のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項7】 該トナーのTHF可溶分が、GPC測定
によるクロマトグラムにおいて、分子量1万乃至10万
の成分を20乃至60重量%含有することを特徴とする
請求項1乃至6のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナ
ー。 - 【請求項8】 該トナーのTHF可溶分が、GPC測定
によるクロマトグラムにおいて、分子量10万以上の成
分を25乃至50重量%含有することを特徴とする請求
項1乃至7のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項9】 該トナーのTHF可溶分が、GPC測定
によるクロマトグラムにおいて、分子量30万乃至12
0万の領域にサブピーク及び/又はショルダーを少なく
とも1個以上有していることを特徴とする請求項1乃至
7のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項10】 該トナーのTHF可溶分が、GPC測
定によるクロマトグラムにおいて、分子量30万乃至1
20万の領域にサブピーク及び/又はショルダーを少な
くとも1個以上有しており、分子量10万以上の成分を
25乃至50重量%含有することを特徴とする請求項1
乃至7のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項11】 該有機ジルコニウム化合物は、荷電制
御剤として該トナーに添加されていることを特徴とする
請求項1乃至10のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナ
ー。 - 【請求項12】 該有機ジルコニウム化合物が、芳香族
ジオール、芳香族ヒドロキシカルボン酸又は芳香族ポリ
カルボン酸を配位しているジルコニウム錯体であること
を特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の負摩
擦帯電性トナー。 - 【請求項13】 該有機ジルコニウム化合物が、芳香族
ジオール、芳香族ヒドロキシカルボン酸又は芳香族ポリ
カルボン酸を配位しているジルコニウム錯塩であること
を特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の負摩
擦帯電性トナー。 - 【請求項14】 該有機ジルコニウム化合物が、芳香族
ジオール、芳香族ヒドロキシカルボン酸または芳香族カ
ルボン酸を1分子配位したジルコニウム錯体あるいは錯
塩を主成分として含有することを特徴とする請求項1乃
至11のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項15】 該有機ジルコニウム化合物が、芳香族
ジオール、芳香族ヒドロキシカルボン酸または芳香族カ
ルボン酸を2分子配位したジルコニウム錯体あるいは錯
塩を主成分として含有することを特徴とする請求項1乃
至11のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項16】 該有機ジルコニウム化合物が、芳香族
ジオール、芳香族ヒドロキシカルボン酸または芳香族カ
ルボン酸を3分子配位したジルコニウム錯体あるいは錯
塩を主成分として含有することを特徴とする請求項1乃
至11のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項17】 該有機ジルコニウム化合物が、芳香族
ジオール、芳香族ヒドロキシカルボン酸または芳香族カ
ルボン酸を4分子配位したジルコニウム錯体あるいは錯
塩を主成分として含有することを特徴とする請求項1乃
至11のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項18】 該有機ジルコニウム化合物が、芳香族
カルボン酸、芳香族ヒドロキシカルボン酸又は芳香族ポ
リカルボン酸を有している芳香族カルボン酸ジルコニウ
ム塩であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれ
かに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項19】 該有機ジルコニウム化合物が、下記式
(1)で示される構造を有していることを特徴とする請
求項1乃至11のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナ
ー。 【化1】 〔式中、Arは置換基としてアルキル基、アリール基、
アルアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、ア
ルコキシ基、アリールオキシ基、水酸基、アルコキシカ
ルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシル基、
アシルオキシ基、カルボキシル基、ハロゲン、ニトロ
基、シアノ基、アミノ基、アミド基又はカルバモイル基
を有していてもよい芳香族残基を表わし、X及びYは−
O−、−CO−O−を表わし、X及びYは同じであって
も異なっていてもよく、Lは中性配位子、水、アルコー
ル、アンモニア、アルキルアミン又はピリジンを表わ
し、C1は1価のカチオン、水素、1価の金属イオン、
アンモニウム又はアルキルアンモニウムを表わし、C2
は2価のカチオン又は2価の金属イオンを表し、nは
2,3又は4を表わし、mは0,2又は4を表わし、各
錯体または各錯塩において配位子となる芳香族カルボン
酸類、芳香族ジオール類は同じものであっても異なるも
のであってもよく、またn又は/及びmの数の異なる錯
化合物の混合物であっても良く、対イオンのC1及びC2
が異なる錯塩の混合物であっても良い。〕 - 【請求項20】 該有機ジルコニウム化合物が、下記式
(2)で示される構造を有していることを特徴とする請
求項1乃至11のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナ
ー。 【化2】 〔式中、Arは置換基としてアルキル基、アリール基、
アルアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、ア
ルコキシ基、アリールオキシ基、水酸基、アルコキシカ
ルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシル基、
アシルオキシ基、カルボキシル基、ハロゲン、ニトロ
基、シアノ基、アミノ基、アミド基又はカルバモイル基
を有していてもよい芳香族残基を表わし、X及びYは−
O−、−CO−O−を表わし、X及びYは同じであって
も異なっていてもよく、Lは中性配位子、水、アルコー
ル、アンモニア、アルキルアミン又はピリジンを表わ
し、Aはアニオン、ハロゲン、水酸イオン、カルボン酸
イオン、炭酸イオン、硝酸イオン、硫酸イオン、シアン
イオン又はチオシアンイオンを表わし、Aは相互に異な
るイオンを有していても良く、C1は1価のカチオン、
水素、1価の金属イオン、アンモニウム又はアルキルア
ンモニウムを表わし、C2は2価のカチオン又は2価の
金属イオンを表し、nは1,2,3又は4を表わし、k
は1,2,3,4,5又は6を表わし、mは0,1,
2,3又は4を表わし、各錯体または各錯塩において配
位子となるアニオンA、芳香族カルボン酸類及び芳香族
ジオール類は同じものであっても異なるものであっても
よく、またn又は/及びmの数の異なる錯化合物の混合
物であっても良く、対イオンのC1及びC2が異なる錯塩
の混合物であっても良く、Aが2価のアニオンの場合に
は、カウンターカチオンの係数kは2倍する。〕 - 【請求項21】 該有機ジルコニウム化合物は、下記式
(3),(4)又は(5)で示される構造を有している
ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の
負摩擦帯電性トナー。 【化3】 〔式中、Rは水素、アルキル基、アリール基、アルアル
キル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルコキシ
基、アリールオキシ基、水酸基、アシルオキシ基、アル
コキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、ア
シル基、カルボキシル基、ハロゲン、ニトロ基、アミノ
基又はカルバモイル基を表わし、相互に連結して脂肪族
環、芳香族環あるいは複素環を形成しても良く、この場
合この環に置換基Rを有していても良く、置換基Rを1
乃至8個持っていてもよく、それぞれ同じであっても、
異なっていてもよく、C1は1価のカチオン、水素、ア
ルカリ金属、アンモニウム又はアルキルアンモニウムを
表わし、lは1〜8の整数を表わし、nは2,3又は4
を表わし、mは0,2又は4を表わし、各錯体または錯
塩において配位子となる芳香族カルボン酸類又は芳香族
ジオール類は同じものであっても異なるものであっても
よく、またn又は/及びmの数の異なる錯化合物の混合
物であっても良く、また対イオンのC1が異なる錯塩の
混合物であっても良い。〕 - 【請求項22】 該有機ジルコニウム化合物は、下記式
(6),(7)又は(8)で示される構造を有している
ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の
負摩擦帯電性トナー。 【化4】 〔式中、Rは水素、アルキル基、アリール基、アルアル
キル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルコキシ
基、アリールオキシ基、水酸基、アシルオキシ基、アル
コキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、ア
シル基、カルボキシル基、ハロゲン、ニトロ基、アミノ
基又はカルバモイル基を表わし、相互に連結して脂肪族
環、芳香族環あるいは複素環を形成しても良く、この場
合この環に置換基Rを有していても良く、置換基Rを1
乃至8個持っていてもよく、それぞれ同じであっても、
異なっていてもよく、Aはアニオン、ハロゲン、水酸イ
オン、カルボン酸イオン、炭酸イオン、硝酸イオン、硫
酸イオン、シアンイオン又はチオシアンイオンを表わ
し、Aは相互に異なるイオンを有していても良く、C1
は1価のカチオン、水素、1価の金属イオン、アンモニ
ウム又はアルキルアンモニウムを表わし、nは、1,
2,3又は4を表わし、kは、1,2,3,4,5又は
6を表わし、mは0,1,2,3又は4を表わし、各錯
体または各錯塩において配位子となる芳香族カルボン酸
類、芳香族ジオール類は同じものであっても異なるもの
であってもよく、またn又は/及びmの数の異なる錯化
合物の混合物であっても良く、カチオンC1又は/及び
アニオンAが異なる2種以上の錯化合物の混合物であっ
ても良く、Aが2価のアニオンの場合には、カウンター
カチオンの係数kは2倍する。〕 - 【請求項23】 該有機ジルコニウム化合物が、下記式
(36)又は(37)で示される構造を有していること
を特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の負摩
擦帯電性トナー。 【化5】 〔式中、Arは置換基としてアルキル基、アリール基、
アルアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、ア
ルコキシ基、アリールオキシ基、水酸基、アシルオキシ
基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、アシル基、カルボキシル基、ハロゲン、ニトロ
基、シアノ基、アミノ基、アミド基又はカルバモイル基
を有していてもよい芳香族残基を表わし、A1は1価の
アニオン、ハロゲンイオン、水酸イオン、硝酸イオン又
はカルボン酸イオンを表わし、A2は2価のアニオン、
硫酸イオン、リン酸水素イオン又は炭酸イオンを表わ
し、nは1,2,3又は4を表わし、各金属塩において
アニオンA1、アニオンA2、酸イオンとなる芳香族カル
ボン酸類及び芳香族ヒドロキシカルボン酸は同じもので
あっても異なるものであってもよく、また、nの数が異
なる塩の混合物であっても良い。〕 - 【請求項24】 該有機ジルコニウム化合物が、下記式
(38)又は(39)で示される構造を有していること
を特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の負摩
擦帯電性トナー。 【化6】 〔式中、Rは水素、アルキル基、アリール基、アルアル
キル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルコキシ
基、アリールオキシ基、水酸基、アルコキシカルボニル
基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、ア
シル基、カルボキシル基、ハロゲン、ニトロ基、アミノ
基、アミド基又はカルバモイル基を表わし、相互に連結
して脂肪族環、芳香環あるいは複素環を形成しても良
く、この場合この環に置換基Rを有していても良く、置
換基Rを1乃至8個持っていてもよく、それぞれ同じで
あっても、異なっていてもよく、A1は1価のアニオ
ン、ハロゲンイオン、水酸イオン、硝酸イオン又はカル
ボン酸イオンを表わし、A2は2価のアニオン、硫酸イ
オン、リン酸水素イオン又は炭酸イオンを表し、lは1
〜8の整数を表わし、nは1,2,3又は4を表わし、
各金属塩においてアニオンA1、アニオンA2及び酸イオ
ンとなる芳香族カルボン酸類は同じものであっても異な
るものであってもよく、また、nの数が異なる塩の混合
物であっても良い。〕 - 【請求項25】 該有機ジルコニウム化合物が、下記式
(40)又は(41)で示される構造を有していること
を特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の負摩
擦帯電性トナー。 【化7】 〔式中、Rは水素、アルキル基、アリール基、アルアル
キル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルコキシ
基、アリールオキシ基、水酸基、アルコキシカルボニル
基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、ア
シル基、カルボキシル基、ハロゲン、ニトロ基、アミノ
基、アミド基又はカルバモイル基を表わし、相互に連結
して脂肪族環、芳香環あるいは複素環を形成しても良
く、この場合この環に置換基Rを有していても良く、置
換基Rを1乃至8個持っていてもよく、それぞれ同じで
あっても、異なっていてもよく、A1は1価のアニオ
ン、ハロゲンイオン、水酸イオン、硝酸イオン又はカル
ボン酸イオンを表わし、A2は2価のアニオン、硫酸イ
オン、リン酸水素イオン又は炭酸イオンを表し、lは1
〜7の整数を表わし、nは1,2,3,4を表し、各金
属塩においてアニオンA1、アニオンA2及び酸イオン
となる芳香族カルボン酸類は同じものであっても異なる
ものであってもよく、また、nの数が異なる塩の混合物
であっても良い。〕 - 【請求項26】 該ビニル系重合体がカルボキシル基及
び/又は無水カルボキシル基を有していることを特徴と
する請求項1乃至25のいずれかに記載の負摩擦帯電性
トナー。 - 【請求項27】 該有機ジルコニウム化合物が、結着樹
脂であるビニル系重合体の置換基として含有されるカル
ボキシル基及び/又は無水カルボキシル基と相互作用し
てクロロホルム不溶分を形成しうることを特徴とする請
求項26に記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項28】 該有機ジルコニウム化合物が、クロロ
ホルム不溶分中にジルコニウム元素として全添加量の3
0重量%以上含有されていることを特徴とする請求項1
乃至27のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項29】 該有機ジルコニウム化合物が、クロロ
ホルム不溶分中にジルコニウム元素として全添加量の4
0重量%以上含有されていることを特徴とする請求項1
乃至27のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項30】 該トナーに含有されるジルコニウム化
合物が、クロロホルム不溶分中にジルコニウム元素とし
て全添加量の50重量%以上含有されていることを特徴
とする請求項1乃至27のいずれかに記載の負摩擦帯電
性トナー。 - 【請求項31】 該トナーのクロロホルム可溶分の酸価
(Av・S)と該トナーのクロロホルム不溶分の酸価
(Av・G)との差(Av・G−Av・S)が10乃至
150mgKOH/gであることを特徴とする請求項1
乃至30のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項32】 該トナーのクロロホルム可溶分の酸価
(Av・S)と該トナーのクロロホルム不溶分の酸価
(Av・G)との差(Av・G−Av・S)が20乃至
130mgKOH/gであることを特徴とする請求項1
乃至30のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項33】 該トナーのクロロホルム可溶分の酸価
(Av・S)と該トナーのクロロホルム不溶分の酸価
(Av・G)との差(Av・G−Av・S)が30乃至
100mgKOH/gであることを特徴とする請求項1
乃至30のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項34】 該トナーにおいて、(A)該トナー
は、水に対する接触角105乃至130度を有し、
(B)該結着樹脂は、5乃至40mgKOH/gの酸価
を有するビニル系重合体を有しており、(C)該トナー
の樹脂成分は、テトラヒドロフラン(THF)不溶分を
5乃至60重量%含有し、(D)該ワックスは、ゲルパ
ーミエーションクロマトグラフィー(GPC)測定によ
るクロマトグラムにおいて、分子量300乃至5000
にメインピーク(Mp)を有し、重量平均分子量(M
w)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が
1.2乃至15であることを特徴とする請求項1乃至3
3のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項35】 該トナーは、水に対する接触角107
乃至127度を有していることを特徴とする請求項34
に記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項36】 該トナーは、水に対する接触角110
乃至125度を有していることを特徴とする請求項34
に記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項37】 該結着樹脂は、7乃至35mgKOH
/gの酸価を有するビニル系重合体を有していることを
特徴とする請求項34乃至36のいずれかに記載の負摩
擦帯電性トナー。 - 【請求項38】 該結着樹脂は、10乃至30mgKO
H/gの酸価を有するビニル系重合体を有していること
を特徴とする請求項34乃至36のいずれかに記載の負
摩擦帯電性トナー。 - 【請求項39】 該トナーの結着樹脂が、THF不溶分
を7乃至55重量%含有することを特徴とする請求項3
4乃至38のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項40】 該トナーの結着樹脂が、THF不溶分
を10乃至50重量%含有することを特徴とする請求項
34乃至38のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項41】 該ワックスが、GPC測定によるクロ
マトグラムにおいて、分子量600乃至4500にメイ
ンピークを有し、比(Mw/Mn)が1.5乃至10で
あることを特徴とする請求項34乃至40のいずれかに
記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項42】 該ワックスが、GPC測定によるクロ
マトグラムにおいて、分子量700乃至4000にメイ
ンピークを有し、比(Mw/Mn)が1.7乃至8であ
ることを特徴とする請求項34乃至40のいずれかに記
載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項43】 該ワックスが炭化水素系ワックス、ポ
リエチレン系重合体またはポリプロピレン系重合体のい
ずれかであることを特徴とする請求項41に記載の負摩
擦帯電性トナー。 - 【請求項44】 該ワックスが式(a)で表せる構造を
有することを特徴とする請求項41に記載の負摩擦帯電
性トナー。 【化8】 (式中、Aは水酸基またはカルボキシル基を表し、aは
20乃至60の整数を表す。) - 【請求項45】 該ワックスが1乃至20mgKOH/
gの酸価を有する酸変性ポリプロピレンであることを特
徴とする請求項41に記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項46】 該ワックスが1乃至20mgKOH/
gの酸価を有する酸変性ポリエチレンであることを特徴
とする請求項41に記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項47】 該ワックスは、示差走査熱量計(DS
C)で測定される昇温時の吸熱メインピーク温度が70
乃至140℃であることを特徴とする請求項41に記載
の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項48】 該ワックスは、示差走査熱量計(DS
C)で測定される昇温時の吸熱ピーク温度で規定される
融点が80乃至135℃であることを特徴とする請求項
41に記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項49】 該ワックスは、示差走査熱量計(DS
C)で測定される昇温時の吸熱ピーク温度で規定される
融点が85乃至130℃であることを特徴とする請求項
41に記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項50】 該トナーは、異なるワックスを2種以
上含有しており、トナーに含有されている全ワックスの
GPC測定によるクロマトグラムにおいて、分子量50
0乃至7000にメインピークを有し、比(Mw/M
n)が1.2乃至15であることを特徴とする請求項3
4乃至40のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項51】 該トナーは、異なるワックスを2種以
上含有しており、トナーに含有されている全ワックスの
GPC測定によるクロマトグラムにおいて、分子量70
0乃至6000にメインピークを有し、比(Mw/M
n)が1.5乃至12であることを特徴とする請求項3
4乃至40のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項52】 該トナーは、異なるワックスを2種以
上含有しており、トナーに含有されている全ワックスの
GPC測定によるクロマトグラムにおいて、分子量10
00乃至5000にメインピークを有し、比(Mw/M
n)が2乃至10であることを特徴とする請求項34乃
至40のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項53】 少なくとも1種のワックスが炭化水素
系ワックス、ポリエチレン系重合体またはポリプロピレ
ン系重合体のいずれかであることを特徴とする請求項5
0に記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項54】 少なくとも1種のワックスが式(a)
で表せる構造を有することを特徴とする請求項50に記
載の負摩擦帯電性トナー。 【化9】 (式中、Aは水酸基またはカルボキシル基を表し、aは
20乃至60の整数を表す。) - 【請求項55】 少なくとも1種のワックスが1乃至2
0mgKOH/gの酸価を有する酸変性ポリプロピレン
であることを特徴とする請求項50に記載の負摩擦帯電
性トナー。 - 【請求項56】 少なくとも1種のワックスが1乃至2
0mgKOH/gの酸価を有する酸変性ポリエチレンで
あることを特徴とする請求項50に記載の負摩擦帯電性
トナー。 - 【請求項57】 該結着樹脂は、芳香族ビニルモノマー
及び(メタ)アクリル酸エステルモノマーをパーオキサ
イド基を分子内に2個以上有し、各々のパーオキサイド
基の開裂反応が起こる10時間半減温度の差が5℃以上
であるラジカル重合開始剤を用いて、重合反応を5℃以
上かえてラジカル重合法により合成されたビニル系重合
体を10重量%以上含有することを特徴とする請求項3
4乃至56のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項58】 少なくとも1種のワックスが結着樹脂
製造時に添加されていることを特徴とする請求項50に
記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項59】 該トナーは、該有機ジルコニウム化合
物を結着樹脂100重量部に対して1.0乃至8.0重
量部含有することを特徴とする請求項1乃至58のいず
れかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項60】 該トナーは、該有機ジルコニウム化合
物を結着樹脂100重量部に対して、0.5乃至10重
量部含有することを特徴とする請求項1乃至58のいず
れかに記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項61】 該トナーは、一成分系現像剤として用
いられることを特徴とする請求項1乃至60のいずれか
に記載の負摩擦帯電性トナー。 - 【請求項62】 該トナーは、キャリア粒子と混合され
て二成分系現像剤として用いられることを特徴とする請
求項1乃至60のいずれかに記載の負摩擦帯電性トナ
ー。 - 【請求項63】 (I)静電荷像を担持するための像担
持体に担持されている静電荷像を負摩擦帯電性トナーに
より現像してトナー画像を形成する現像工程; (II)該像担持体上に形成されたトナー画像を中間転
写体を介して、又は、介さずに記録材に転写する転写工
程;及び (III)該記録材に転写されたトナー画像を該記録材
に加熱定着する定着工程;を有する画像形成方法におい
て、 該負摩擦帯電性トナーは、結着樹脂、着色剤、ワックス
及び有機金属化合物を少なくとも含有しており、(a)
トナーの酸価が5乃至35mgKOH/gであり、
(b)トナーの結着樹脂がビニル系重合体であり、
(c)トナーの結着樹脂が3乃至50重量%のクロロホ
ルム不溶分を有し、(d)トナーのテトラヒドロフラン
(THF)可溶分がゲルパーミエーションクロマトグラ
フィー(GPC)測定によるクロマトグラムにおいて、
分子量5000乃至3万の領域にメインピークを有し、
分子量20万乃至150万の領域にサブピーク及び/又
はショルダー少なくとも1個以上有し、分子量1万乃至
10万の成分を15乃至70%含有し、(e)該有機金
属化合物が、ジルコニウムと、芳香族ジオール,芳香族
ヒドロキシカルボン酸,芳香族モノカルボン酸及び芳香
族ポリカルボン酸からなるグループから選択される芳香
族化合物とが配位または/及び結合している有機ジルコ
ニウム化合物であることを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項64】 該トナーの酸価が10乃至30mgK
OH/gであることを特徴とする請求項63に記載の画
像形成方法。 - 【請求項65】 該トナーの結着樹脂がクロロホルム不
溶分を5乃至45重量%含有することを特徴とする請求
項63又は64に記載の画像形成方法。 - 【請求項66】 該トナーの結着樹脂がクロロホルム不
溶分を10乃至40重量%含有することを特徴とする請
求項63又は64に記載の画像形成方法。 - 【請求項67】 該トナーのTHF可溶分が、GPC測
定によるクロマトグラムにおいて、分子量7000乃至
25000の領域にメインピークを有することを特徴と
する請求項63乃至66のいずれかに記載の画像形成方
法。 - 【請求項68】 該トナーのTHF可溶分が、GPC測
定によるクロマトグラムにおいて、分子量9000乃至
2万の領域にメインピークを有することを特徴とする請
求項63乃至66のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項69】 該トナーのTHF可溶分が、GPC測
定によるクロマトグラムにおいて、分子量1万乃至10
万の成分を20乃至60重量%含有することを特徴とす
る請求項63乃至68のいずれかに記載の画像形成方
法。 - 【請求項70】 該トナーのTHF可溶分が、GPC測
定によるクロマトグラムにおいて、分子量10万以上の
成分を25乃至50重量%含有することを特徴とする請
求項63乃至69のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項71】 該トナーのTHF可溶分が、GPC測
定によるクロマトグラムにおいて、分子量30万乃至1
20万の領域にサブピーク及び/又はショルダーを少な
くとも1個以上有していることを特徴とする請求項63
乃至69のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項72】 該トナーのTHF可溶分が、GPC測
定によるクロマトグラムにおいて、分子量30万乃至1
20万の領域にサブピーク及び/又はショルダーを少な
くとも1個以上有しており、分子量10万以上の成分を
25乃至50重量%含有することを特徴とする請求項6
3乃至69のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項73】 該有機ジルコニウム化合物は、荷電制
御剤として該トナーに添加されていることを特徴とする
請求項63乃至72のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項74】 該有機ジルコニウム化合物が、芳香族
ジオール、芳香族ヒドロキシカルボン酸又は芳香族ポリ
カルボン酸を配位しているジルコニウム錯体であること
を特徴とする請求項63乃至73のいずれかに記載の画
像形成方法。 - 【請求項75】 該有機ジルコニウム化合物が、芳香族
ジオール、芳香族ヒドロキシカルボン酸又は芳香族ポリ
カルボン酸を配位しているジルコニウム錯塩であること
を特徴とする請求項63乃至73のいずれかに記載の画
像形成方法。 - 【請求項76】 該有機ジルコニウム化合物が、芳香族
ジオール、芳香族ヒドロキシカルボン酸または芳香族カ
ルボン酸を1分子配位したジルコニウム錯体あるいは錯
塩を主成分として含有することを特徴とする請求項63
乃至73のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項77】 該有機ジルコニウム化合物が、芳香族
ジオール、芳香族ヒドロキシカルボン酸または芳香族カ
ルボン酸を2分子配位したジルコニウム錯体あるいは錯
塩を主成分として含有することを特徴とする請求項63
乃至73のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項78】 該有機ジルコニウム化合物が、芳香族
ジオール、芳香族ヒドロキシカルボン酸または芳香族カ
ルボン酸を3分子配位したジルコニウム錯体あるいは錯
塩を主成分として含有することを特徴とする請求項63
乃至73のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項79】 該有機ジルコニウム化合物が、芳香族
ジオール、芳香族ヒドロキシカルボン酸または芳香族カ
ルボン酸を4分子配位したジルコニウム錯体あるいは錯
塩を主成分として含有することを特徴とする請求項63
乃至73のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項80】 該有機ジルコニウム化合物が、芳香族
カルボン酸、芳香族ヒドロキシカルボン酸又は芳香族ポ
リカルボン酸を有している芳香族カルボン酸ジルコニウ
ム塩であることを特徴とする請求項63乃至73のいず
れかに記載の画像形成方法。 - 【請求項81】 該有機ジルコニウム化合物が、下記式
(1)で示される構造を有していることを特徴とする請
求項63乃至73のいずれかに記載の画像形成方法。 【化10】 〔式中、Arは置換基としてアルキル基、アリール基、
アルアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、ア
ルコキシ基、アリールオキシ基、水酸基、アルコキシカ
ルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシル基、
アシルオキシ基、カルボキシル基、ハロゲン、ニトロ
基、シアノ基、アミノ基、アミド基又はカルバモイル基
を有していてもよい芳香族残基を表わし、X及びYは−
O−、−CO−O−を表わし、X及びYは同じであって
も異なっていてもよく、Lは中性配位子、水、アルコー
ル、アンモニア、アルキルアミン又はピリジンを表わ
し、C1は1価のカチオン、水素、1価の金属イオン、
アンモニウム又はアルキルアンモニウムを表わし、C2
は2価のカチオン又は2価の金属イオンを表し、nは
2,3又は4を表わし、mは0,2又は4を表わし、各
錯体または各錯塩において配位子となる芳香族カルボン
酸類、芳香族ジオール類は同じものであっても異なるも
のであってもよく、またn又は/及びmの数の異なる錯
化合物の混合物であっても良く、対イオンのC1及びC2
が異なる錯塩の混合物であっても良い。〕 - 【請求項82】 該有機ジルコニウム化合物が、下記式
(2)で示される構造を有していることを特徴とする請
求項63乃至73のいずれかに記載の画像形成方法。 【化11】 〔式中、Arは置換基としてアルキル基、アリール基、
アルアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、ア
ルコキシ基、アリールオキシ基、水酸基、アルコキシカ
ルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシル基、
アシルオキシ基、カルボキシル基、ハロゲン、ニトロ
基、シアノ基、アミノ基、アミド基又はカルバモイル基
を有していてもよい芳香族残基を表わし、X及びYは−
O−、−CO−O−を表わし、X及びYは同じであって
も異なっていてもよく、Lは中性配位子、水、アルコー
ル、アンモニア、アルキルアミン又はピリジンを表わ
し、Aはアニオン、ハロゲン、水酸イオン、カルボン酸
イオン、炭酸イオン、硝酸イオン、硫酸イオン、シアン
イオン又はチオシアンイオンを表わし、Aは相互に異な
るイオンを有していても良く、C1は1価のカチオン、
水素、1価の金属イオン、アンモニウム又はアルキルア
ンモニウムを表わし、C2は2価のカチオン又は2価の
金属イオンを表し、nは1,2,3又は4を表わし、k
は1,2,3,4,5又は6を表わし、mは0,1,
2,3又は4を表わし、各錯体または各錯塩において配
位子となるアニオンA、芳香族カルボン酸類及び芳香族
ジオール類は同じものであっても異なるものであっても
よく、またn又は/及びmの数の異なる錯化合物の混合
物であっても良く、対イオンのC1及びC2が異なる錯塩
の混合物であっても良く、Aが2価のアニオンの場合に
は、カウンターカチオンの係数kは2倍する。〕 - 【請求項83】 該有機ジルコニウム化合物は、下記式
(3),(4)又は(5)で示される構造を有している
ことを特徴とする請求項63乃至73のいずれかに記載
の画像形成方法。 【化12】 〔式中、Rは水素、アルキル基、アリール基、アルアル
キル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルコキシ
基、アリールオキシ基、水酸基、アシルオキシ基、アル
コキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、ア
シル基、カルボキシル基、ハロゲン、ニトロ基、アミノ
基又はカルバモイル基を表わし、相互に連結して脂肪族
環、芳香族環あるいは複素環を形成しても良く、この場
合この環に置換基Rを有していても良く、置換基Rを1
乃至8個持っていてもよく、それぞれ同じであっても、
異なっていてもよく、C1は1価のカチオン、水素、ア
ルカリ金属、アンモニウム又はアルキルアンモニウムを
表わし、lは1〜8の整数を表わし、nは2,3又は4
を表わし、mは0,2又は4を表わし、各錯体または錯
塩において配位子となる芳香族カルボン酸類又は芳香族
ジオール類は同じものであっても異なるものであっても
よく、またn又は/及びmの数の異なる錯化合物の混合
物であっても良く、また対イオンのC1が異なる錯塩の
混合物であっても良い。〕 - 【請求項84】 該有機ジルコニウム化合物は、下記式
(6),(7)又は(8)で示される構造を有している
ことを特徴とする請求項63乃至73のいずれかに記載
の画像形成方法。 【化13】 〔式中、Rは水素、アルキル基、アリール基、アルアル
キル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルコキシ
基、アリールオキシ基、水酸基、アシルオキシ基、アル
コキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、ア
シル基、カルボキシル基、ハロゲン、ニトロ基、アミノ
基又はカルバモイル基を表わし、相互に連結して脂肪族
環、芳香族環あるいは複素環を形成しても良く、この場
合この環に置換基Rを有していても良く、置換基Rを1
乃至8個持っていてもよく、それぞれ同じであっても、
異なっていてもよく、Aはアニオン、ハロゲン、水酸イ
オン、カルボン酸イオン、炭酸イオン、硝酸イオン、硫
酸イオン、シアンイオン又はチオシアンイオンを表わ
し、Aは相互に異なるイオンを有していても良く、C1
は1価のカチオン、水素、1価の金属イオン、アンモニ
ウム又はアルキルアンモニウムを表わし、nは、1,
2,3又は4を表わし、kは、1,2,3,4,5又は
6を表わし、mは0,1,2,3又は4を表わし、各錯
体または各錯塩において配位子となる芳香族カルボン酸
類、芳香族ジオール類は同じものであっても異なるもの
であってもよく、またn又は/及びmの数の異なる錯化
合物の混合物であっても良く、カチオンC1又は/及び
アニオンAが異なる2種以上の錯化合物の混合物であっ
ても良く、Aが2価のアニオンの場合には、カウンター
カチオンの係数kは2倍する。〕 - 【請求項85】 該有機ジルコニウム化合物が、下記式
(36)又は(37)で示される構造を有していること
を特徴とする請求項63乃至73のいずれかに記載の画
像形成方法。 【化14】 〔式中、Arは置換基としてアルキル基、アリール基、
アルアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、ア
ルコキシ基、アリールオキシ基、水酸基、アシルオキシ
基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、アシル基、カルボキシル基、ハロゲン、ニトロ
基、シアノ基、アミノ基、アミド基又はカルバモイル基
を有していてもよい芳香族残基を表わし、A1は1価の
アニオン、ハロゲンイオン、水酸イオン、硝酸イオン又
はカルボン酸イオンを表わし、A2は2価のアニオン、
硫酸イオン、リン酸水素イオン又は炭酸イオンを表わ
し、nは1,2,3又は4を表わし、各金属塩において
アニオンA1、アニオンA2、酸イオンとなる芳香族カル
ボン酸類及び芳香族ヒドロキシカルボン酸は同じもので
あっても異なるものであってもよく、また、nの数が異
なる塩の混合物であっても良い。〕 - 【請求項86】 該有機ジルコニウム化合物が、下記式
(38)又は(39)で示される構造を有していること
を特徴とする請求項63乃至73のいずれかに記載の画
像形成方法。 【化15】 〔式中、Rは水素、アルキル基、アリール基、アルアル
キル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルコキシ
基、アリールオキシ基、水酸基、アルコキシカルボニル
基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、ア
シル基、カルボキシル基、ハロゲン、ニトロ基、アミノ
基、アミド基又はカルバモイル基を表わし、相互に連結
して脂肪族環、芳香環あるいは複素環を形成しても良
く、この場合この環に置換基Rを有していても良く、置
換基Rを1乃至8個持っていてもよく、それぞれ同じで
あっても、異なっていてもよく、A1は1価のアニオ
ン、ハロゲンイオン、水酸イオン、硝酸イオン又はカル
ボン酸イオンを表わし、A2は2価のアニオン、硫酸イ
オン、リン酸水素イオン又は炭酸イオンを表し、lは1
〜8の整数を表わし、nは1,2,3又は4を表わし、
各金属塩においてアニオンA1、アニオンA2及び酸イオ
ンとなる芳香族カルボン酸類は同じものであっても異な
るものであってもよく、また、nの数が異なる塩の混合
物であっても良い。〕 - 【請求項87】 該有機ジルコニウム化合物が、下記式
(40)又は(41)で示される構造を有していること
を特徴とする請求項63乃至73のいずれかに記載の画
像形成方法。 【化16】 〔式中、Rは水素、アルキル基、アリール基、アルアル
キル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルコキシ
基、アリールオキシ基、水酸基、アルコキシカルボニル
基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、ア
シル基、カルボキシル基、ハロゲン、ニトロ基、アミノ
基、アミド基又はカルバモイル基を表わし、相互に連結
して脂肪族環、芳香環あるいは複素環を形成しても良
く、この場合この環に置換基Rを有していても良く、置
換基Rを1乃至8個持っていてもよく、それぞれ同じで
あっても、異なっていてもよく、A1は1価のアニオ
ン、ハロゲンイオン、水酸イオン、硝酸イオン又はカル
ボン酸イオンを表わし、A2は2価のアニオン、硫酸イ
オン、リン酸水素イオン又は炭酸イオンを表し、lは1
〜7の整数を表わし、nは1,2,3,4を表し、各金
属塩においてアニオンA1、アニオンA2及び酸イオン
となる芳香族カルボン酸類は同じものであっても異なる
ものであってもよく、また、nの数が異なる塩の混合物
であっても良い。〕 - 【請求項88】 該ビニル系重合体がカルボキシル基及
び/又は無水カルボキシル基を有していることを特徴と
する請求項63乃至87のいずれかに記載の画像形成方
法。 - 【請求項89】 該有機ジルコニウム化合物が、結着樹
脂であるビニル系重合体の置換基として含有されるカル
ボキシル基及び/又は無水カルボキシル基と相互作用し
てクロロホルム不溶分を形成しうることを特徴とする請
求項88に記載の画像形成方法。 - 【請求項90】 該有機ジルコニウム化合物が、クロロ
ホルム不溶分中にジルコニウム元素として全添加量の3
0重量%以上含有されていることを特徴とする請求項6
3乃至89のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項91】 該有機ジルコニウム化合物が、クロロ
ホルム不溶分中にジルコニウム元素として全添加量の4
0重量%以上含有されていることを特徴とする請求項6
3乃至89のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項92】 該トナーに含有されるジルコニウム化
合物が、クロロホルム不溶分中にジルコニウム元素とし
て全添加量の50重量%以上含有されていることを特徴
とする請求項63乃至89のいずれかに記載の画像形成
方法。 - 【請求項93】 該トナーのクロロホルム可溶分の酸価
(Av・S)と該トナーのクロロホルム不溶分の酸価
(Av・G)との差(Av・G−Av・S)が10乃至
150mgKOH/gであることを特徴とする請求項6
3乃至92のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項94】 該トナーのクロロホルム可溶分の酸価
(Av・S)と該トナーのクロロホルム不溶分の酸価
(Av・G)との差(Av・G−Av・S)が20乃至
130mgKOH/gであることを特徴とする請求項6
3乃至92のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項95】 該トナーのクロロホルム可溶分の酸価
(Av・S)と該トナーのクロロホルム不溶分の酸価
(Av・G)との差(Av・G−Av・S)が30乃至
100mgKOH/gであることを特徴とする請求項6
3乃至92のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項96】 該トナーにおいて、(A)該トナー
は、水に対する接触角105乃至130度を有し、
(B)該結着樹脂は、5乃至40mgKOH/gの酸価
を有するビニル系重合体を有しており、(C)該トナー
の樹脂成分は、テトラヒドロフラン(THF)不溶分を
5乃至60重量%含有し、(D)該ワックスは、ゲルパ
ーミエーションクロマトグラフィー(GPC)測定によ
るクロマトグラムにおいて、分子量300乃至5000
にメインピーク(Mp)を有し、重量平均分子量(M
w)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が
1.2乃至15であることを特徴とする請求項63乃至
95のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項97】 該トナーは、水に対する接触角107
乃至127度を有していることを特徴とする請求項96
に記載の画像形成方法。 - 【請求項98】 該トナーは、水に対する接触角110
乃至125度を有していることを特徴とする請求項96
に記載の画像形成方法。 - 【請求項99】 該結着樹脂は、7乃至35mgKOH
/gの酸価を有するビニル系重合体を有していることを
特徴とする請求項96乃至98のいずれかに記載の画像
形成方法。 - 【請求項100】 該結着樹脂は、10乃至30mgK
OH/gの酸価を有するビニル系重合体を有しているこ
とを特徴とする請求項96乃至98のいずれかに記載の
画像形成方法。 - 【請求項101】 該トナーの結着樹脂が、THF不溶
分を7乃至55重量%含有することを特徴とする請求項
96乃至100のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項102】 該トナーの結着樹脂が、THF不溶
分を10乃至50重量%含有することを特徴とする請求
項96乃至100のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項103】 該ワックスが、GPC測定によるク
ロマトグラムにおいて、分子量600乃至4500にメ
インピークを有し、比(Mw/Mn)が1.5乃至10
であることを特徴とする請求項96乃至102のいずれ
かに記載の画像形成方法。 - 【請求項104】 該ワックスが、GPC測定によるク
ロマトグラムにおいて、分子量700乃至4000にメ
インピークを有し、比(Mw/Mn)が1.7乃至8で
あることを特徴とする請求項96乃至102のいずれか
に記載の画像形成方法。 - 【請求項105】 該ワックスが炭化水素系ワックス、
ポリエチレン系重合体またはポリプロピレン系重合体の
いずれかであることを特徴とする請求項103に記載の
画像形成方法。 - 【請求項106】 該ワックスが式(a)で表せる構造
を有することを特徴とする請求項103に記載の負摩擦
帯電性トナー。 【化17】 (式中、Aは水酸基またはカルボキシル基を表し、aは
20乃至60の整数を表す。) - 【請求項107】 該ワックスが1乃至20mgKOH
/gの酸価を有する酸変性ポリプロピレンであることを
特徴とする請求項103に記載の画像形成方法。 - 【請求項108】 該ワックスが1乃至20mgKOH
/gの酸価を有する酸変性ポリエチレンであることを特
徴とする請求項103に記載の画像形成方法。 - 【請求項109】 該ワックスは、示差走査熱量計(D
SC)で測定される昇温時の吸熱メインピーク温度が7
0乃至140℃であることを特徴とする請求項103に
記載の画像形成方法。 - 【請求項110】 該ワックスは、示差走査熱量計(D
SC)で測定される昇温時の吸熱ピーク温度で規定され
る融点が80乃至135℃であることを特徴とする請求
項103に記載の画像形成方法。 - 【請求項111】 該ワックスは、示差走査熱量計(D
SC)で測定される昇温時の吸熱ピーク温度で規定され
る融点が85乃至130℃であることを特徴とする請求
項103に記載の画像形成方法。 - 【請求項112】 該トナーは、異なるワックスを2種
以上含有しており、トナーに含有されている全ワックス
のGPC測定によるクロマトグラムにおいて、分子量5
00乃至7000にメインピークを有し、比(Mw/M
n)が1.2乃至15であることを特徴とする請求項9
6乃至102のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項113】 該トナーは、異なるワックスを2種
以上含有しており、トナーに含有されている全ワックス
のGPC測定によるクロマトグラムにおいて、分子量7
00乃至6000にメインピークを有し、比(Mw/M
n)が1.5乃至12であることを特徴とする請求項9
6乃至102のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項114】 該トナーは、異なるワックスを2種
以上含有しており、トナーに含有されている全ワックス
のGPC測定によるクロマトグラムにおいて、分子量1
000乃至5000にメインピークを有し、比(Mw/
Mn)が2乃至10であることを特徴とする請求項96
乃至102のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項115】 少なくとも1種のワックスが炭化水
素系ワックス、ポリエチレン系重合体またはポリプロピ
レン系重合体のいずれかであることを特徴とする請求項
112に記載の画像形成方法。 - 【請求項116】 少なくとも1種のワックスが式
(a)で表せる構造を有することを特徴とする請求項1
12に記載の画像形成方法。 【化18】 (式中、Aは水酸基またはカルボキシル基を表し、aは
20乃至60の整数を表す。) - 【請求項117】 少なくとも1種のワックスが1乃至
20mgKOH/gの酸価を有する酸変性ポリプロピレ
ンであることを特徴とする請求項112に記載の画像形
成方法。 - 【請求項118】 少なくとも1種のワックスが1乃至
20mgKOH/gの酸価を有する酸変性ポリエチレン
であることを特徴とする請求項112に記載の画像形成
方法。 - 【請求項119】 該結着樹脂は、芳香族ビニルモノマ
ー及び(メタ)アクリル酸エステルモノマーをパーオキ
サイド基を分子内に2個以上有し、各々のパーオキサイ
ド基の開裂反応が起こる10時間半減温度の差が5℃以
上であるラジカル重合開始剤を用いて、重合反応を5℃
以上かえてラジカル重合法により合成されたビニル系重
合体を10重量%以上含有することを特徴とする請求項
96乃至118のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項120】 少なくとも1種のワックスが結着樹
脂製造時に添加されていることを特徴とする請求項11
2に記載の画像形成方法。 - 【請求項121】 該トナーは、該有機ジルコニウム化
合物を結着樹脂100重量部に対して1.0乃至8.0
重量部含有することを特徴とする請求項63乃至120
のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項122】 該トナーは、該有機ジルコニウム化
合物を結着樹脂100重量部に対して、0.5乃至10
重量部含有することを特徴とする請求項63乃至120
のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項123】 該トナー画像は、該トナーを一成分
系現像剤として用いて形成されることを特徴とする請求
項63乃至122のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項124】 該トナー画像は、該トナーをキャリ
ア粒子と混合して二成分系現像剤として用いて形成され
ることを特徴とする請求項63乃至122のいずれかに
記載の画像形成方法。
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|---|---|---|---|
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|---|---|
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001194831A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-07-19 | Canon Inc | トナー |
| JP2003098738A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-04 | Ricoh Co Ltd | 画像形成方法及び静電荷像現像用トナー |
| JPWO2006131960A1 (ja) * | 2005-06-06 | 2009-01-08 | 日本カーバイド工業株式会社 | 静電荷像現像用トナー用結着樹脂の製造方法及びそれを用いたトナーの製造方法 |
| US7738819B2 (en) | 2005-04-28 | 2010-06-15 | Ricoh Company Limited | Image forming method and apparatus, and developing device and process cartridge therefor |
-
1999
- 1999-07-30 JP JP21654999A patent/JP4124918B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001194831A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-07-19 | Canon Inc | トナー |
| JP2003098738A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-04 | Ricoh Co Ltd | 画像形成方法及び静電荷像現像用トナー |
| US7738819B2 (en) | 2005-04-28 | 2010-06-15 | Ricoh Company Limited | Image forming method and apparatus, and developing device and process cartridge therefor |
| JPWO2006131960A1 (ja) * | 2005-06-06 | 2009-01-08 | 日本カーバイド工業株式会社 | 静電荷像現像用トナー用結着樹脂の製造方法及びそれを用いたトナーの製造方法 |
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