JP2000228842A - ボール軸受を備えた小型コアードモータ - Google Patents
ボール軸受を備えた小型コアードモータInfo
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- 235000012489 doughnuts Nutrition 0.000 description 1
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 薄型低価格で、高速回転時にも低摩耗化を実
現し軸振れが無く、かつ、長寿命が得られるようにす
る。 【解決手段】 ステータベース(4)に植設した軸受ハ
ウジング(14,30,40)の上下に複数個のボール
(19,21)からなる軸受(J1,J2)を備えた小
型コアードモータにおいて、前記軸受ハウジングの内周
にすり鉢状のテーパ部を形成し、一方、このすり鉢状の
テーパ部に対向したテーパ部を有するボールホルダ(1
8,22,41,42)を軸受ハウジング内に摺動可能
に設け、このボールホルダをすり鉢状のテーパ部の方向
に付勢手段(43,50)によって付勢し、これらの2
つのテーパ部と回転軸(10)とでボールを保持してな
るボール軸受を備えた小型コアードモータ。
現し軸振れが無く、かつ、長寿命が得られるようにす
る。 【解決手段】 ステータベース(4)に植設した軸受ハ
ウジング(14,30,40)の上下に複数個のボール
(19,21)からなる軸受(J1,J2)を備えた小
型コアードモータにおいて、前記軸受ハウジングの内周
にすり鉢状のテーパ部を形成し、一方、このすり鉢状の
テーパ部に対向したテーパ部を有するボールホルダ(1
8,22,41,42)を軸受ハウジング内に摺動可能
に設け、このボールホルダをすり鉢状のテーパ部の方向
に付勢手段(43,50)によって付勢し、これらの2
つのテーパ部と回転軸(10)とでボールを保持してな
るボール軸受を備えた小型コアードモータ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボール軸受を備え
た小型コアードモータに係り、特に長寿命で低価格かつ
軸振れの無い薄型ボール軸受を備えた小型コアードモー
タに関する。
た小型コアードモータに係り、特に長寿命で低価格かつ
軸振れの無い薄型ボール軸受を備えた小型コアードモー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、軸受としてころがり軸受やす
べり軸受を備えた小型コアードモータが種々提案されて
いる。例えば、内輪と外輪の間にボールを充填した軸受
をケースおよびベースや軸受ハウジングによって固定
し、このボール軸受によって、回転軸を支持する小型コ
アードモータがある。しかしながら、このような構造の
ボール軸受を備えた小型コアードモータは、ボールを受
ける内輪および外輪が軸の太さに合わせて軸方向にも大
となってしまい、モータの扁平化に対応出来ないと共
に、コスト面でも高価となり製品の競争力を低下させて
しまう欠点があった。そこで、焼結含油メタルを軸受と
して用いた小型コアードモータが提案された。図5は焼
結含油メタルを軸受として用いた小型コアードモータを
示したものである。以下に図5を用いて、このような軸
受を用いた小型コアードモータについて説明する。1は
逆カップ形のケースで中央に短円筒形の軸固定部2を設
けている。3はケース1の内周に固着されたリングマグ
ネット。4は中央に略円筒形の軸受ハウジング5を植設
してなるステータベース。6は軸受ハウジング5の上方
部に圧入等の方法によって固着された焼結含油メタルを
用いた第1の軸受、7は軸受ハウジング5の下方部に圧
入等の方法によって固着された焼結含油メタルを用いた
第2の軸受である。8は軸受ハウジング5の外周に固着
されたステータコア、9はこのコアに巻回された電機子
コイル、10は第1の軸受6および第2の軸受7によっ
て軸支された回転軸で、5aは受け板である。
べり軸受を備えた小型コアードモータが種々提案されて
いる。例えば、内輪と外輪の間にボールを充填した軸受
をケースおよびベースや軸受ハウジングによって固定
し、このボール軸受によって、回転軸を支持する小型コ
アードモータがある。しかしながら、このような構造の
ボール軸受を備えた小型コアードモータは、ボールを受
ける内輪および外輪が軸の太さに合わせて軸方向にも大
となってしまい、モータの扁平化に対応出来ないと共
に、コスト面でも高価となり製品の競争力を低下させて
しまう欠点があった。そこで、焼結含油メタルを軸受と
して用いた小型コアードモータが提案された。図5は焼
結含油メタルを軸受として用いた小型コアードモータを
示したものである。以下に図5を用いて、このような軸
受を用いた小型コアードモータについて説明する。1は
逆カップ形のケースで中央に短円筒形の軸固定部2を設
けている。3はケース1の内周に固着されたリングマグ
ネット。4は中央に略円筒形の軸受ハウジング5を植設
してなるステータベース。6は軸受ハウジング5の上方
部に圧入等の方法によって固着された焼結含油メタルを
用いた第1の軸受、7は軸受ハウジング5の下方部に圧
入等の方法によって固着された焼結含油メタルを用いた
第2の軸受である。8は軸受ハウジング5の外周に固着
されたステータコア、9はこのコアに巻回された電機子
コイル、10は第1の軸受6および第2の軸受7によっ
て軸支された回転軸で、5aは受け板である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の焼結含油メタルを用いた軸支承装置では、ロ
ータ(回転軸)を高速回転させると軸受部分の摩耗が激
しく、軸受の寿命が短いことにより、小型コアードモー
タの寿命が短くなる欠点があった。
うな従来の焼結含油メタルを用いた軸支承装置では、ロ
ータ(回転軸)を高速回転させると軸受部分の摩耗が激
しく、軸受の寿命が短いことにより、小型コアードモー
タの寿命が短くなる欠点があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記の問題を解
決して、薄型、低価格で高速回転時にも軸振れが無く低
摩耗化を実現し、かつ、長寿命が得られるボール軸受を
備えた小型コアードモータを提供しようとするものであ
る。
決して、薄型、低価格で高速回転時にも軸振れが無く低
摩耗化を実現し、かつ、長寿命が得られるボール軸受を
備えた小型コアードモータを提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するに
は、請求項1に記載の発明のように、ステータベースに
植設した軸受ハウジングの上下に複数個のボールからな
るボール軸受を備えた小型コアードモータにおいて、前
記軸受ハウジングの内周にすり鉢状のテーパ部を形成
し、一方、このすり鉢状のテーパ部に対向したテーパ部
を有するボールホルダを軸受ハウジング内に摺動可能に
設け、このボールホルダをすり鉢状のテーパ部の方向に
付勢手段によって付勢し、これらの2つのテーパ部と回
転軸とでボールを保持してなるボール軸受を備えたこと
により達成できる。請求項2に記載の発明のように前記
ボールホルダをすり鉢状のテーパ付き板バネとしたこと
により達成できる。請求項3に記載の発明のように、前
記付勢手段をコイルバネとしたことにより達成できる。
請求項4に記載の発明のように前記付勢手段をドーナツ
状板バネとしたことにより達成できる。
は、請求項1に記載の発明のように、ステータベースに
植設した軸受ハウジングの上下に複数個のボールからな
るボール軸受を備えた小型コアードモータにおいて、前
記軸受ハウジングの内周にすり鉢状のテーパ部を形成
し、一方、このすり鉢状のテーパ部に対向したテーパ部
を有するボールホルダを軸受ハウジング内に摺動可能に
設け、このボールホルダをすり鉢状のテーパ部の方向に
付勢手段によって付勢し、これらの2つのテーパ部と回
転軸とでボールを保持してなるボール軸受を備えたこと
により達成できる。請求項2に記載の発明のように前記
ボールホルダをすり鉢状のテーパ付き板バネとしたこと
により達成できる。請求項3に記載の発明のように、前
記付勢手段をコイルバネとしたことにより達成できる。
請求項4に記載の発明のように前記付勢手段をドーナツ
状板バネとしたことにより達成できる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は本発明の第1の実施の形態を
示す断面図である。図2は本発明の第2の実施の形態を
示す断面図である。図3は本発明の第3の実施の形態を
示す断面図である。図4は本発明の第4の実施の形態を
示す断面図である。図5は図2のリテナを詳細に示す平
面図である。図6は従来のボール軸受を備えた小型コア
ードモータを示す断面図である。
に従って説明する。図1は本発明の第1の実施の形態を
示す断面図である。図2は本発明の第2の実施の形態を
示す断面図である。図3は本発明の第3の実施の形態を
示す断面図である。図4は本発明の第4の実施の形態を
示す断面図である。図5は図2のリテナを詳細に示す平
面図である。図6は従来のボール軸受を備えた小型コア
ードモータを示す断面図である。
【0007】図1において11は、中央の短円筒形の軸
固定部12によって軸10に固定された逆カップ形のロ
ータケースである。3はロータケース11の内周に固着
されたリングマグネットで、このリングマグネット3と
ロータケース11とでロータRを構成している。4は中
央に略円筒形の軸受ハウジング14を植設してなるステ
ータベースである。軸受ハウジング14は両端部から段
階的に径が小さくなるように形成され、ステータベース
4側から第1段穴14a、第2段穴14b、テーパ部1
4c、第3段穴14d、第4段穴14eと中央部の第4
段穴14eで最小径となり、この第4段穴14eは回転
軸10の外径より若干太径に形成されている。また、自
由端側からは順に自由端側第1段穴14f、自由端側第
2段穴14g、自由端側テーパ部14h、自由端側第3
段穴14iを備えている。15は軸受ハウジングの第1
段穴14aに嵌合され、回転軸10を軸方向に規制する
スラスト軸受16を備えた底板である。17はこの底板
15上に載置された第1のドーナツ状板バネ、18は第
1のドーナツ状板バネ17によって底面を支持され軸受
ハウジング14の第2段穴14bの中を摺動可能に収納
されたリング状の第1のボールホルダで、上面内周はす
り鉢状にテーパ18aとなっている。19はボールでテ
ーパ18a、テーパ部14c、回転軸10によって上下
方向および半径方向を規制される。20はボール19の
間隔を回転軸10の周方向に規制する第1のリテナであ
る。
固定部12によって軸10に固定された逆カップ形のロ
ータケースである。3はロータケース11の内周に固着
されたリングマグネットで、このリングマグネット3と
ロータケース11とでロータRを構成している。4は中
央に略円筒形の軸受ハウジング14を植設してなるステ
ータベースである。軸受ハウジング14は両端部から段
階的に径が小さくなるように形成され、ステータベース
4側から第1段穴14a、第2段穴14b、テーパ部1
4c、第3段穴14d、第4段穴14eと中央部の第4
段穴14eで最小径となり、この第4段穴14eは回転
軸10の外径より若干太径に形成されている。また、自
由端側からは順に自由端側第1段穴14f、自由端側第
2段穴14g、自由端側テーパ部14h、自由端側第3
段穴14iを備えている。15は軸受ハウジングの第1
段穴14aに嵌合され、回転軸10を軸方向に規制する
スラスト軸受16を備えた底板である。17はこの底板
15上に載置された第1のドーナツ状板バネ、18は第
1のドーナツ状板バネ17によって底面を支持され軸受
ハウジング14の第2段穴14bの中を摺動可能に収納
されたリング状の第1のボールホルダで、上面内周はす
り鉢状にテーパ18aとなっている。19はボールでテ
ーパ18a、テーパ部14c、回転軸10によって上下
方向および半径方向を規制される。20はボール19の
間隔を回転軸10の周方向に規制する第1のリテナであ
る。
【0008】また、軸受ハウジング14の自由端も同様
に構成されている。すなわち、ボール21は回転軸1
0、自由端側テーパ部14hおよびリング状の第2のボ
ールホルダ22によって上下方向および半径方向を規制
され、第2のリテナ23によって間隔を回転軸10の周
方向に規制される。24は第2のボールホルダ22の上
面を下方に押圧している第2のドーナツ状板バネ、25
は自由端側第1段穴14fに圧入され、前記第2のドー
ナツ状板バネ24を係止するおさえ板である。なお、図
1の第1の実施の形態中、第1のボールホルダ18と第
2のボールホルダ22、ボール19とボール21、第1
のリテナ20と第2のリテナ23、第1のドーナツ状板
バネ17と第2のドーナツ状板バネ24とは同じもので
あるが説明の都合上新規に採番したものである。
に構成されている。すなわち、ボール21は回転軸1
0、自由端側テーパ部14hおよびリング状の第2のボ
ールホルダ22によって上下方向および半径方向を規制
され、第2のリテナ23によって間隔を回転軸10の周
方向に規制される。24は第2のボールホルダ22の上
面を下方に押圧している第2のドーナツ状板バネ、25
は自由端側第1段穴14fに圧入され、前記第2のドー
ナツ状板バネ24を係止するおさえ板である。なお、図
1の第1の実施の形態中、第1のボールホルダ18と第
2のボールホルダ22、ボール19とボール21、第1
のリテナ20と第2のリテナ23、第1のドーナツ状板
バネ17と第2のドーナツ状板バネ24とは同じもので
あるが説明の都合上新規に採番したものである。
【0009】このように構成された第1の実施の形態で
は、ドーナツ状板バネ17によって第1のボールホルダ
18の底面を上方に付勢しているため、第1のボールホ
ルダ18は第2段穴14bの中を適度に摺動しテーパ部
14cと共同してボール19を回転軸10に押しつけ3
点で位置決め保持する。同様に、第2のドーナツ状板バ
ネ24によって第2のボールホルダ22の上面を下方に
付勢しているため、第2のボールホルダ22は自由端側
第2段穴14gの中を適度に摺動し自由端側テーパ部1
4hと共同してボール21を回転軸10に押しつけ3点
で位置決め保持する。このため、薄型低価格で、高速回
転時にも低摩耗化を実現し軸振れが無く、かつ、長寿命
が得られるボール軸受を備えた小型コアードモータを提
供出来るものである。
は、ドーナツ状板バネ17によって第1のボールホルダ
18の底面を上方に付勢しているため、第1のボールホ
ルダ18は第2段穴14bの中を適度に摺動しテーパ部
14cと共同してボール19を回転軸10に押しつけ3
点で位置決め保持する。同様に、第2のドーナツ状板バ
ネ24によって第2のボールホルダ22の上面を下方に
付勢しているため、第2のボールホルダ22は自由端側
第2段穴14gの中を適度に摺動し自由端側テーパ部1
4hと共同してボール21を回転軸10に押しつけ3点
で位置決め保持する。このため、薄型低価格で、高速回
転時にも低摩耗化を実現し軸振れが無く、かつ、長寿命
が得られるボール軸受を備えた小型コアードモータを提
供出来るものである。
【0010】次に、図2は本発明の第2の実施の形態を
示すものである。図2において、30は軸受ハウジング
で、その内周はステータベース4側から第1段穴30
a、第2段穴30b、テーパ部30c、第3段穴30d
と順に小径となるように形成されている。また、自由端
側からは順に自由端側第1段穴30e、自由端側第2段
穴30f、自由端側テーパ部30g、を備え、第3段穴
30dに繋がっている。31は円盤状の第3のリテナで
ボール保持部31a(図5)を有し、ボール19の間隔
を回転軸10の周方向に規制する。32,33はテーパ
付き板バネである。いま、ステータベース側の第1の軸
受J1について説明すると、テーパ付き板バネ32,3
3は同一のものを対面させて用いればよい。組み立てる
場合はまず、中央部側にテーパ付き板バネ32を入れ
る。このとき、テーパ付き板バネ32のテーパ部はテー
パ部30cの上に載った形になるのでバネの働きは無
く、テーパ部30cの研磨を不要とするために用いてい
る。次に第3のリテナ31を入れ、該第3のリテナ31
のボール保持部31a(図5)に所定数のボール19を
入れ、もう一枚のテーパ付き板バネ33を被せるように
ステータベース4側にテーパ付き板バネ32と対面させ
て入れる。必要により潤滑油を入れ、底板15を軸受ハ
ウジング30の第1段穴30aに圧入すればよい。底板
15でステータベース側のテーパ付き板バネ32を位置
決めすることにより、ステータベース側のテーパ付き板
バネ33のテーパ部によってボール19は中央部側のテ
ーパ付き板バネ32のテーパ部に押圧され、この二つの
テーパ付き板バネ32,33のテーパ部と回転軸10と
の3点で上下方向および径方向に位置決めされる。そし
て第3のリテナ31によってボール間の間隔を保持され
ながら回転軸10の回りを自転および公転する。次に、
自由端側の第2の軸受J2について説明すると、第1の
軸受J1と同様に、まず中央部側にテーパ付き板バネ3
4を入れる。このとき、テーパ付き板バネ34のテーパ
部はテーパ部30gの上に載った形になるのでバネの働
きは無く、テーパ部30gの研磨を不要とするために用
いている。次に第4のリテナ35を入れ、該第4のリテ
ナ35のボール保持部35a(図5)に所定数のボール
21を入れもう一枚のテーパ付き板バネ36を被せるよ
うにテーパ付き板バネ34,36を対面させて入れる。
必要により潤滑油を入れ、おさえ板37を自由端側第1
段穴30eに圧入すればよい。おさえ板37で自由端側
側のテーパ付き板バネ36を位置決めすることにより、
自由端側側のテーパ付き板バネ36のテーパ部によって
ボール21は中央部側のテーパ付き板バネ34のテーパ
部に押圧され、この二つのテーパ付き板バネ34,36
のテーパ部と回転軸10との3点で上下方向および径方
向に位置決めされる。そして第4のリテナ35によって
ボール間の間隔を保持されながら回転軸10の回りを自
転および公転する。なお、第2の実施の形態でも、第3
のリテナ31と第4のリテナ35、4枚のテーパ付き板
バネ32,33,34および36、は同じものでよい。
第2の実施の形態では、テーパ付き板バネ33と34を
ボールの位置決め用テーパ部として使用しているので、
軸受ハウジング30のテーパ部30c,30gを研磨す
る必要がない。
示すものである。図2において、30は軸受ハウジング
で、その内周はステータベース4側から第1段穴30
a、第2段穴30b、テーパ部30c、第3段穴30d
と順に小径となるように形成されている。また、自由端
側からは順に自由端側第1段穴30e、自由端側第2段
穴30f、自由端側テーパ部30g、を備え、第3段穴
30dに繋がっている。31は円盤状の第3のリテナで
ボール保持部31a(図5)を有し、ボール19の間隔
を回転軸10の周方向に規制する。32,33はテーパ
付き板バネである。いま、ステータベース側の第1の軸
受J1について説明すると、テーパ付き板バネ32,3
3は同一のものを対面させて用いればよい。組み立てる
場合はまず、中央部側にテーパ付き板バネ32を入れ
る。このとき、テーパ付き板バネ32のテーパ部はテー
パ部30cの上に載った形になるのでバネの働きは無
く、テーパ部30cの研磨を不要とするために用いてい
る。次に第3のリテナ31を入れ、該第3のリテナ31
のボール保持部31a(図5)に所定数のボール19を
入れ、もう一枚のテーパ付き板バネ33を被せるように
ステータベース4側にテーパ付き板バネ32と対面させ
て入れる。必要により潤滑油を入れ、底板15を軸受ハ
ウジング30の第1段穴30aに圧入すればよい。底板
15でステータベース側のテーパ付き板バネ32を位置
決めすることにより、ステータベース側のテーパ付き板
バネ33のテーパ部によってボール19は中央部側のテ
ーパ付き板バネ32のテーパ部に押圧され、この二つの
テーパ付き板バネ32,33のテーパ部と回転軸10と
の3点で上下方向および径方向に位置決めされる。そし
て第3のリテナ31によってボール間の間隔を保持され
ながら回転軸10の回りを自転および公転する。次に、
自由端側の第2の軸受J2について説明すると、第1の
軸受J1と同様に、まず中央部側にテーパ付き板バネ3
4を入れる。このとき、テーパ付き板バネ34のテーパ
部はテーパ部30gの上に載った形になるのでバネの働
きは無く、テーパ部30gの研磨を不要とするために用
いている。次に第4のリテナ35を入れ、該第4のリテ
ナ35のボール保持部35a(図5)に所定数のボール
21を入れもう一枚のテーパ付き板バネ36を被せるよ
うにテーパ付き板バネ34,36を対面させて入れる。
必要により潤滑油を入れ、おさえ板37を自由端側第1
段穴30eに圧入すればよい。おさえ板37で自由端側
側のテーパ付き板バネ36を位置決めすることにより、
自由端側側のテーパ付き板バネ36のテーパ部によって
ボール21は中央部側のテーパ付き板バネ34のテーパ
部に押圧され、この二つのテーパ付き板バネ34,36
のテーパ部と回転軸10との3点で上下方向および径方
向に位置決めされる。そして第4のリテナ35によって
ボール間の間隔を保持されながら回転軸10の回りを自
転および公転する。なお、第2の実施の形態でも、第3
のリテナ31と第4のリテナ35、4枚のテーパ付き板
バネ32,33,34および36、は同じものでよい。
第2の実施の形態では、テーパ付き板バネ33と34を
ボールの位置決め用テーパ部として使用しているので、
軸受ハウジング30のテーパ部30c,30gを研磨す
る必要がない。
【0011】次に、図3は本発明の第3の実施の形態を
示すものである。図3において、40は軸受ハウジング
で自由端側は回転軸の径より僅かに太径の透孔を有する
開口天板40aを備え、この開口天板40aの内側に内
向きのテーパ部40bを有する。41,42はボールホ
ルダで便宜上自由端側に使われる方のボールホルダを4
1、ステータベース4側に使われるボールホルダを42
とする。このボールホルダ41,42は短円筒形を為
し、一端側は回転軸の径より僅かに太径の透孔を設けた
リテナ係止部を備え、他端部はスリバチ状のテーパ41
a,42aを備えた開口となっている。43は軸受ハウ
ジング40の内周に沿って設けられたコイルバネでボー
ルホルダ41とボールホルダ42の間に配置され、2つ
のボールホルダを離す方向に付勢している。44は有底
短円筒状の底部で、開口側にはすり鉢状のテーパ部44
aを備えている。第3の実施の形態では、まず、第2の
リテナ23にボール21を保持した状態で軸受ハウジン
グ40の自由端側に入れる。第2のリテナ23は軸受ハ
ウジング40の開口天板40aによって衝止される。そ
してボールホルダ41、コイルバネ43、ボールホルダ
42を順に挿入し、続いて第1のリテナ20にボール1
9を保持した状態で軸受ハウジング40のステータベー
ス側に入れる。ここで必要により潤滑油を入れ、最後に
底部44を圧入する。第3の実施の形態では2つのボー
ルホルダ41,42は軸受ハウジング40内を任意に摺
動可能に構成され、コイルバネ43で付勢されることに
より、それらのテーパ部41a,42aでボール21,
19を押圧している。すなわち、ボール21は軸受ハウ
ジング40のテーパ部40b,ボールホルダ41のテー
パ部41aおよび回転軸10の3点で位置決めされてい
る。また、ボール19は底部44のテーパ部44aボー
ルホルダ42のテーパ部42aおよび回転軸10の3点
で位置決めされている。このように構成することによ
り、付勢用手段が1つで良くなるため、構成が簡単にな
る。
示すものである。図3において、40は軸受ハウジング
で自由端側は回転軸の径より僅かに太径の透孔を有する
開口天板40aを備え、この開口天板40aの内側に内
向きのテーパ部40bを有する。41,42はボールホ
ルダで便宜上自由端側に使われる方のボールホルダを4
1、ステータベース4側に使われるボールホルダを42
とする。このボールホルダ41,42は短円筒形を為
し、一端側は回転軸の径より僅かに太径の透孔を設けた
リテナ係止部を備え、他端部はスリバチ状のテーパ41
a,42aを備えた開口となっている。43は軸受ハウ
ジング40の内周に沿って設けられたコイルバネでボー
ルホルダ41とボールホルダ42の間に配置され、2つ
のボールホルダを離す方向に付勢している。44は有底
短円筒状の底部で、開口側にはすり鉢状のテーパ部44
aを備えている。第3の実施の形態では、まず、第2の
リテナ23にボール21を保持した状態で軸受ハウジン
グ40の自由端側に入れる。第2のリテナ23は軸受ハ
ウジング40の開口天板40aによって衝止される。そ
してボールホルダ41、コイルバネ43、ボールホルダ
42を順に挿入し、続いて第1のリテナ20にボール1
9を保持した状態で軸受ハウジング40のステータベー
ス側に入れる。ここで必要により潤滑油を入れ、最後に
底部44を圧入する。第3の実施の形態では2つのボー
ルホルダ41,42は軸受ハウジング40内を任意に摺
動可能に構成され、コイルバネ43で付勢されることに
より、それらのテーパ部41a,42aでボール21,
19を押圧している。すなわち、ボール21は軸受ハウ
ジング40のテーパ部40b,ボールホルダ41のテー
パ部41aおよび回転軸10の3点で位置決めされてい
る。また、ボール19は底部44のテーパ部44aボー
ルホルダ42のテーパ部42aおよび回転軸10の3点
で位置決めされている。このように構成することによ
り、付勢用手段が1つで良くなるため、構成が簡単にな
る。
【0012】次に、図4は本発明の第4の実施の形態を
示すものである。図4において、50はドーナツ状板バ
ネである。前述の第3の実施の形態ではコイルバネ43
をボールホルダ42の間に配置して2つのボールホルダ
を離す方向に付勢していたが、第4の実施の形態ではコ
イルバネ43に代えてドーナツ状板バネ50を備えたも
のである。このように構成することにより、より安価に
ボール軸受を備えた小型コアードモータを提供出来るも
のである。
示すものである。図4において、50はドーナツ状板バ
ネである。前述の第3の実施の形態ではコイルバネ43
をボールホルダ42の間に配置して2つのボールホルダ
を離す方向に付勢していたが、第4の実施の形態ではコ
イルバネ43に代えてドーナツ状板バネ50を備えたも
のである。このように構成することにより、より安価に
ボール軸受を備えた小型コアードモータを提供出来るも
のである。
【0013】
【発明の効果】この発明は上述のように構成したので、
軸受部分がコンパクトになり、内転輪、外転輪などが不
要となるので、薄型低価格の上、高速回転時にも低摩耗
化を実現し軸振れが無く、かつ、長寿命が得られるボー
ル軸受を備えた小型コアードモータを提供出来るもので
ある。請求項2の発明では、前記ボールホルダをすり鉢
状のテーパ付き板バネとしたことにより、さらに低価格
でボール軸受を備えた小型コアードモータを提供出来る
ものである。請求項3の発明では、上下の軸受のボール
ホルダを1つのコイルバネで付勢するようにしたことに
より、付勢用手段が1つで良くなり、構成が簡単にな
る。請求項4の発明では、上下の軸受を1つのドーナツ
状板バネで付勢するようにしたことにより、付勢用手段
がさらに簡単になるため、コスト的に有利な小型コアー
ドモータを提供出来るものである。
軸受部分がコンパクトになり、内転輪、外転輪などが不
要となるので、薄型低価格の上、高速回転時にも低摩耗
化を実現し軸振れが無く、かつ、長寿命が得られるボー
ル軸受を備えた小型コアードモータを提供出来るもので
ある。請求項2の発明では、前記ボールホルダをすり鉢
状のテーパ付き板バネとしたことにより、さらに低価格
でボール軸受を備えた小型コアードモータを提供出来る
ものである。請求項3の発明では、上下の軸受のボール
ホルダを1つのコイルバネで付勢するようにしたことに
より、付勢用手段が1つで良くなり、構成が簡単にな
る。請求項4の発明では、上下の軸受を1つのドーナツ
状板バネで付勢するようにしたことにより、付勢用手段
がさらに簡単になるため、コスト的に有利な小型コアー
ドモータを提供出来るものである。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図5】図5は図2のリテナを詳細に示す平面図であ
る。
る。
【図6】図6は従来のボール軸受を備えた小型コアード
モータを示す断面図である。
モータを示す断面図である。
R ロータ J1,J2 軸受 4 ステータベース 10 回転軸 11 ロータケース 14,30,40 軸受ハウジング 15 底板 17,24,50 ドーナツ状板バネ 18,22,41,42 ボールホルダ 19,21 ボール 20,23,31,35 リテナ 25,37 おさえ板 32,33,34,36 テーパ付き板バネ 43 コイルバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J012 AB04 BB03 CB03 CB04 FB08 FB10 HB04 5H605 AA00 AA04 BB05 BB19 CC04 CC05 EA02 EA11 EA12 EA19 EB03 EB06 EB10 EB15 EB19
Claims (4)
- 【請求項1】 ステータベースに植設した軸受ハウジン
グの上下に複数個のボールからなるボール軸受を備えた
小型コアードモータにおいて、前記軸受ハウジングの内
周にすり鉢状のテーパ部を形成し、一方、このすり鉢状
のテーパ部に対向したテーパ部を有するボールホルダを
軸受ハウジング内に摺動可能に設け、このボールホルダ
をすり鉢状のテーパ部の方向に付勢手段によって付勢
し、これらの2つのテーパ部と回転軸とでボールを保持
してなるボール軸受を備えたことを特徴とする小型コア
ードモータ。 - 【請求項2】 前記ボールホルダをすり鉢状のテーパ付
き板バネとしたことを特徴とする請求項1に記載のボー
ル軸受を備えた小型コアードモータ。 - 【請求項3】 前記付勢手段をコイルバネとしたことを
特徴とする請求項1に記載のボール軸受を備えた小型コ
アードモータ。 - 【請求項4】 前記付勢手段をドーナツ状板バネとした
ことを特徴とする請求項1に記載のボール軸受を備えた
小型コアードモータ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11030411A JP2000228842A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | ボール軸受を備えた小型コアードモータ |
| US09/366,243 US6164833A (en) | 1998-08-03 | 1999-08-03 | Low friction ball-bearing holder device for small motors |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11030411A JP2000228842A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | ボール軸受を備えた小型コアードモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000228842A true JP2000228842A (ja) | 2000-08-15 |
Family
ID=12303217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11030411A Pending JP2000228842A (ja) | 1998-08-03 | 1999-02-08 | ボール軸受を備えた小型コアードモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000228842A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20110214451A1 (en) * | 2010-03-08 | 2011-09-08 | Park Bokann | Compressor and refrigerating machine having the same |
| JP2015195705A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-11-05 | 日本電産サーボ株式会社 | モータ |
-
1999
- 1999-02-08 JP JP11030411A patent/JP2000228842A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20110214451A1 (en) * | 2010-03-08 | 2011-09-08 | Park Bokann | Compressor and refrigerating machine having the same |
| US8844317B2 (en) * | 2010-03-08 | 2014-09-30 | Lg Electronics Inc. | Compressor and refrigerating machine having the same |
| JP2015195705A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-11-05 | 日本電産サーボ株式会社 | モータ |
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