JPH10201167A - モータの軸受構造 - Google Patents
モータの軸受構造Info
- Publication number
- JPH10201167A JPH10201167A JP35922996A JP35922996A JPH10201167A JP H10201167 A JPH10201167 A JP H10201167A JP 35922996 A JP35922996 A JP 35922996A JP 35922996 A JP35922996 A JP 35922996A JP H10201167 A JPH10201167 A JP H10201167A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- motor
- sintered oil
- sintered
- impregnated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、簡単な構造でモータの軸受損失を
低減させ、製造時においてその加工工数を大幅に改善す
ることのできるモータの軸受構造を提供する。 【解決手段】 軸受ハウジング(2)に圧入された焼結
含油軸受(3)を介して回転自在に支承されたロータ
(R)を有するモータの軸受構造であって、この軸受ハ
ウジング(2)の内周面もしくは焼結含油軸受(3)の
外周面に段付形成された中抜き部(2a)を設けておく
ことで、圧入時にはこの中抜き部(2a)において軸受
ハウジング(2)と焼結含油軸受(3)のしめしろが変
化することを利用して、一個の焼結含油軸受(3)であ
たかも2個の焼結含油軸受を軸方向に配したのと同等の
作用を実現できる。
低減させ、製造時においてその加工工数を大幅に改善す
ることのできるモータの軸受構造を提供する。 【解決手段】 軸受ハウジング(2)に圧入された焼結
含油軸受(3)を介して回転自在に支承されたロータ
(R)を有するモータの軸受構造であって、この軸受ハ
ウジング(2)の内周面もしくは焼結含油軸受(3)の
外周面に段付形成された中抜き部(2a)を設けておく
ことで、圧入時にはこの中抜き部(2a)において軸受
ハウジング(2)と焼結含油軸受(3)のしめしろが変
化することを利用して、一個の焼結含油軸受(3)であ
たかも2個の焼結含油軸受を軸方向に配したのと同等の
作用を実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの軸受構造
に係り、より具体的には軸受損失の低減並びに製造工数
を大幅に改善することのできるモータの軸受構造に関す
るものである。
に係り、より具体的には軸受損失の低減並びに製造工数
を大幅に改善することのできるモータの軸受構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ブラシ付モータやブラシレス
モータの軸受構造として種々の提案がなされており、例
えば、実開平6−5363号公報などに記載されたもの
があった。上記によれば、ケース本体から一端を突出さ
せた状態で側板に固定された軸受ホルダの内周面には軸
方向の2ヶ所に軸受が配され、出力軸を回転可能に支持
してなるものであった。
モータの軸受構造として種々の提案がなされており、例
えば、実開平6−5363号公報などに記載されたもの
があった。上記によれば、ケース本体から一端を突出さ
せた状態で側板に固定された軸受ホルダの内周面には軸
方向の2ヶ所に軸受が配され、出力軸を回転可能に支持
してなるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、出力軸の垂直精度を向上させるために
軸方向の上下2ヶ所に軸受を配し、軸受スパンを長くと
っているのが一般的であった。この場合、1個の軸受だ
けでは軸損失がどうしても大きくなってしまうので、軸
損失を低減させるためにも上下2ヶ所に軸受が必要とな
る。そうすると、製造時において軸受ホルダの両端から
それぞれ別々に軸受をセットしなければならないため、
加工工数が大幅に増加してしまう。
ような構成では、出力軸の垂直精度を向上させるために
軸方向の上下2ヶ所に軸受を配し、軸受スパンを長くと
っているのが一般的であった。この場合、1個の軸受だ
けでは軸損失がどうしても大きくなってしまうので、軸
損失を低減させるためにも上下2ヶ所に軸受が必要とな
る。そうすると、製造時において軸受ホルダの両端から
それぞれ別々に軸受をセットしなければならないため、
加工工数が大幅に増加してしまう。
【0004】そこで、本発明は上記したような問題を解
決して、簡単な構造でモータの軸受損失を低減させ、製
造時においてその加工工数を大幅に改善することのでき
るモータの軸受構造を提供しようというものである。
決して、簡単な構造でモータの軸受損失を低減させ、製
造時においてその加工工数を大幅に改善することのでき
るモータの軸受構造を提供しようというものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸受ハウジン
グに圧入された焼結含油軸受を介して回転自在に支承さ
れたロータを有するモータの軸受構造であって、この軸
受ハウジングの内周面もしくは焼結含油軸受の外周面に
段付形成された中抜き部を設けておくことで、圧入時に
はこの中抜き部において軸受ハウジングと焼結含油軸受
のしめしろが変化することを利用して、一個の焼結含油
軸受であたかも2個の焼結含油軸受を軸方向の2ヶ所に
配したのと同等の作用を実現できる。
グに圧入された焼結含油軸受を介して回転自在に支承さ
れたロータを有するモータの軸受構造であって、この軸
受ハウジングの内周面もしくは焼結含油軸受の外周面に
段付形成された中抜き部を設けておくことで、圧入時に
はこの中抜き部において軸受ハウジングと焼結含油軸受
のしめしろが変化することを利用して、一個の焼結含油
軸受であたかも2個の焼結含油軸受を軸方向の2ヶ所に
配したのと同等の作用を実現できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のモータの軸受構造は、軸
受ハウジングに圧入された焼結含油軸受を介して回転自
在に支承されたロータを有するモータの軸受構造におい
て、前記軸受ハウジングの内周面には段付形成された中
抜き部が設けられてなるものである。また、軸受ハウジ
ングに圧入された焼結含油軸受を介して回転自在に支承
されたロータを有するモータの軸受構造において、前記
焼結含油軸受の外周面には段付形成された中抜き部が設
けられてなるものである。また、圧入後の前記焼結含油
軸受の第1の支承面をA、第2の支承面をBとした場
合、A=Bの関係であると効果的である。
受ハウジングに圧入された焼結含油軸受を介して回転自
在に支承されたロータを有するモータの軸受構造におい
て、前記軸受ハウジングの内周面には段付形成された中
抜き部が設けられてなるものである。また、軸受ハウジ
ングに圧入された焼結含油軸受を介して回転自在に支承
されたロータを有するモータの軸受構造において、前記
焼結含油軸受の外周面には段付形成された中抜き部が設
けられてなるものである。また、圧入後の前記焼結含油
軸受の第1の支承面をA、第2の支承面をBとした場
合、A=Bの関係であると効果的である。
【0007】
【第1の実施例】図1は、本発明の一実施例におけるブ
ラシレスモータの要部断面図である。同図において、ス
テータベース1には軸受ハウジング2が加締めあるいは
接着等により固着されており、この軸受ハウジング2の
内周面には切削等により段付形成された中抜き部2aが
設けられている。この中抜き部2aの形成された軸受ハ
ウジング2の内周面には単一のスリーブ状の焼結含油軸
受3が圧入され、軸受ハウジング2の外周面には珪素鋼
板等の薄板を複数枚積層したコア4が固定されており、
このコア4には巻線による複数個のコイル5が形成され
ている。
ラシレスモータの要部断面図である。同図において、ス
テータベース1には軸受ハウジング2が加締めあるいは
接着等により固着されており、この軸受ハウジング2の
内周面には切削等により段付形成された中抜き部2aが
設けられている。この中抜き部2aの形成された軸受ハ
ウジング2の内周面には単一のスリーブ状の焼結含油軸
受3が圧入され、軸受ハウジング2の外周面には珪素鋼
板等の薄板を複数枚積層したコア4が固定されており、
このコア4には巻線による複数個のコイル5が形成され
ている。
【0008】また、軸受ハウジング2に配された焼結含
油軸受3を介してロータRが回転自在に支承されてお
り、回転軸6にはカップ状に形成されたロータヨーク7
が固着され、このロータヨーク7の内周面にはコア4に
所定の空隙を介してリング状の界磁マグネット8が配さ
れている。なお、9は回転軸6の一端を保持するための
受け板である。
油軸受3を介してロータRが回転自在に支承されてお
り、回転軸6にはカップ状に形成されたロータヨーク7
が固着され、このロータヨーク7の内周面にはコア4に
所定の空隙を介してリング状の界磁マグネット8が配さ
れている。なお、9は回転軸6の一端を保持するための
受け板である。
【0009】ここで、図2並びに図3に基づいて本発明
の軸受構造を説明する。図2は、焼結含油軸受を軸受ハ
ウジングに圧入前の状態を示した図であり、図3は、焼
結含油軸受を軸受ハウジングに圧入後の状態を示した図
である。まず、図2において軸受ハウジング2と焼結含
油軸受3のしめしろを10〜25μmとした場合、圧入
後の軸受内径は3〜7μm程収縮することがわかってい
る。
の軸受構造を説明する。図2は、焼結含油軸受を軸受ハ
ウジングに圧入前の状態を示した図であり、図3は、焼
結含油軸受を軸受ハウジングに圧入後の状態を示した図
である。まず、図2において軸受ハウジング2と焼結含
油軸受3のしめしろを10〜25μmとした場合、圧入
後の軸受内径は3〜7μm程収縮することがわかってい
る。
【0010】そこで、焼結含油軸受3の収縮量はしめし
ろによって変化するため、ある一定のしめしろを持たせ
て焼結含油軸受3を軸受ハウジング2に圧入すれば所定
の軸受内径を得ることができる。本発明の場合、焼結含
油軸受3を軸受ハウジング2に圧入時には、軸受ハウジ
ング2には中抜き部2aが設けられているので、この中
抜き部2aでは焼結含油軸受3とのしめしろを中抜きさ
れていない部分に比較して小あるいは無しとしている。
ろによって変化するため、ある一定のしめしろを持たせ
て焼結含油軸受3を軸受ハウジング2に圧入すれば所定
の軸受内径を得ることができる。本発明の場合、焼結含
油軸受3を軸受ハウジング2に圧入時には、軸受ハウジ
ング2には中抜き部2aが設けられているので、この中
抜き部2aでは焼結含油軸受3とのしめしろを中抜きさ
れていない部分に比較して小あるいは無しとしている。
【0011】そのため、圧入された焼結含油軸受3で
は、図3に示すように中抜き部2aに相当する部分3a
とそうでない部分(すなわち実質的に回転軸6を支承す
る軸受内周面A、B)とでは矢印の方向に力が働くよう
になり、中抜き部2aに相当した部分3aでは軸受内周
面A、Bに比べて軸受内径が数μm程大に形成される。
また、軸受内周面A、Bの関係をA=Bとしておけば、
回転軸6を軸方向において均一に保持することができ
る。
は、図3に示すように中抜き部2aに相当する部分3a
とそうでない部分(すなわち実質的に回転軸6を支承す
る軸受内周面A、B)とでは矢印の方向に力が働くよう
になり、中抜き部2aに相当した部分3aでは軸受内周
面A、Bに比べて軸受内径が数μm程大に形成される。
また、軸受内周面A、Bの関係をA=Bとしておけば、
回転軸6を軸方向において均一に保持することができ
る。
【0012】また、焼結含油軸受3の外周面に段付形成
された中抜き部を形成してもよい。この場合には、軸受
ハウジング2の内周面は段付でなくストレートにしてお
けばよく、このようにしても、上記と同様に焼結含油軸
受3の内周面は、実質的に回転軸6を支承する第1の内
径とこの第1の内径よりも大の第2の内径とを有するこ
とになる。
された中抜き部を形成してもよい。この場合には、軸受
ハウジング2の内周面は段付でなくストレートにしてお
けばよく、このようにしても、上記と同様に焼結含油軸
受3の内周面は、実質的に回転軸6を支承する第1の内
径とこの第1の内径よりも大の第2の内径とを有するこ
とになる。
【0013】なお、本発明は上記実施例に限らず、本発
明の主旨を逸脱しない範囲において種々変更して実施可
能である。例えば、上記実施例ではブラシレスモータつ
いて詳述したがブラシ付モータであっても同様の効果を
得ることができる。また、中抜き部寸法についても図示
に限らず適宜変更可能である。
明の主旨を逸脱しない範囲において種々変更して実施可
能である。例えば、上記実施例ではブラシレスモータつ
いて詳述したがブラシ付モータであっても同様の効果を
得ることができる。また、中抜き部寸法についても図示
に限らず適宜変更可能である。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、軸受
ハウジングの内周面もしくは焼結含油軸受の外周面に段
付形成された中抜き部を設けておくことにより、焼結含
油軸受は単一のスリーブ形状のものが使用できるため、
部品コスト、加工コスト的に見ても2個用いるよりも有
利となり、高価な中抜きメタルを使用しなくて済む。
ハウジングの内周面もしくは焼結含油軸受の外周面に段
付形成された中抜き部を設けておくことにより、焼結含
油軸受は単一のスリーブ形状のものが使用できるため、
部品コスト、加工コスト的に見ても2個用いるよりも有
利となり、高価な中抜きメタルを使用しなくて済む。
【0015】また、圧入された焼結含油軸受は、実質的
に回転軸を支承する第1の内径とこの第1の内径よりも
大の第2の内径とで構成されることになるため、単なる
スリーブ形状のものに比較して大幅に軸受損失を低減さ
せることができる。しかも、圧入された焼結含油軸受は
軸受ハウジングの中抜き部に引掛かるため、抜け強度的
にも向上が図れる。
に回転軸を支承する第1の内径とこの第1の内径よりも
大の第2の内径とで構成されることになるため、単なる
スリーブ形状のものに比較して大幅に軸受損失を低減さ
せることができる。しかも、圧入された焼結含油軸受は
軸受ハウジングの中抜き部に引掛かるため、抜け強度的
にも向上が図れる。
【0016】また、従来のように軸方向に2個配したも
のに比べてスリーブ形状であることから、含油量を多く
確保することができ、信頼性条件を大幅に向上させるこ
とができる。
のに比べてスリーブ形状であることから、含油量を多く
確保することができ、信頼性条件を大幅に向上させるこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例におけるブラシレスモータの
要部断面図である。
要部断面図である。
【図2】焼結含油軸受を軸受ハウジングに圧入前の状態
を示した図である。
を示した図である。
【図3】焼結含油軸受を軸受ハウジングに圧入後の状態
を示した図である。
を示した図である。
2‥‥軸受ハウジング 2a‥‥中抜き部 3‥‥焼結含油軸受 6‥‥回転軸 R‥‥ロータ
Claims (3)
- 【請求項1】 軸受ハウジングに圧入された焼結含油軸
受を介して回転自在に支承されたロータを有するモータ
の軸受構造において、前記軸受ハウジングの内周面には
段付形成された中抜き部が設けられてなることを特徴と
するモータの軸受構造。 - 【請求項2】 軸受ハウジングに圧入された焼結含油軸
受を介して回転自在に支承されたロータを有するモータ
の軸受構造において、前記焼結含油軸受の外周面には段
付形成された中抜き部が設けられてなることを特徴とす
るモータの軸受構造。 - 【請求項3】 圧入後の前記焼結含油軸受の第1の支承
面をA、第2の支承面をBとした場合、A=Bの関係を
有する請求項1又は2記載のモータの軸受構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35922996A JPH10201167A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | モータの軸受構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35922996A JPH10201167A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | モータの軸受構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10201167A true JPH10201167A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=18463424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35922996A Pending JPH10201167A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | モータの軸受構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10201167A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020043824A (ko) * | 2000-12-04 | 2002-06-12 | 이형도 | 팬 모터 |
| US20110050050A1 (en) * | 2009-08-28 | 2011-03-03 | Lg Innotek Co., Ltd. | Bearing structure and spindle motor having the same |
| US8546987B2 (en) | 2009-09-18 | 2013-10-01 | Johnson Electric S.A. | Brushless DC motor |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP35922996A patent/JPH10201167A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020043824A (ko) * | 2000-12-04 | 2002-06-12 | 이형도 | 팬 모터 |
| US20110050050A1 (en) * | 2009-08-28 | 2011-03-03 | Lg Innotek Co., Ltd. | Bearing structure and spindle motor having the same |
| KR101064456B1 (ko) | 2009-08-28 | 2011-09-15 | 엘지이노텍 주식회사 | 베어링 구조체 및 스핀들 모터 |
| US8587171B2 (en) * | 2009-08-28 | 2013-11-19 | Lg Innotek Co., Ltd. | Bearing structure and spindle motor having the same |
| US8546987B2 (en) | 2009-09-18 | 2013-10-01 | Johnson Electric S.A. | Brushless DC motor |
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