JP2000228936A - 釣り用リールの発音機構 - Google Patents
釣り用リールの発音機構Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ピン方式の発音機構において、音量の低下と
回転抵抗の増加とを抑えかつ使用状態を変更した際の音
質や回転抵抗の変化を抑えるようにする。 【解決手段】 片軸受リールの第1発音機構45は、側
板10と制動円板42との相対回転により発音する機構
であって、複数の音出し凹部60aと、装着穴部59
と、音出しピン61と、コイルばね62とを備えてい
る。複数の音出し凹部は、回転円板40に固定された第
1発音部材60に回転方向に間隔を隔てて配置されてい
る。装着穴部は、側板の複数の音出し凹部の一つと対向
する位置に設けられ、回転方向に沿って長く形成された
開口部59aを有している。音出しピンは、装着穴部に
進退自在に装着されている。コイルばねは、音出しピン
の外周側に配置され装着穴部の底部59bに基端部が係
止され音出しピンを音出し凹部側に付勢する。
回転抵抗の増加とを抑えかつ使用状態を変更した際の音
質や回転抵抗の変化を抑えるようにする。 【解決手段】 片軸受リールの第1発音機構45は、側
板10と制動円板42との相対回転により発音する機構
であって、複数の音出し凹部60aと、装着穴部59
と、音出しピン61と、コイルばね62とを備えてい
る。複数の音出し凹部は、回転円板40に固定された第
1発音部材60に回転方向に間隔を隔てて配置されてい
る。装着穴部は、側板の複数の音出し凹部の一つと対向
する位置に設けられ、回転方向に沿って長く形成された
開口部59aを有している。音出しピンは、装着穴部に
進退自在に装着されている。コイルばねは、音出しピン
の外周側に配置され装着穴部の底部59bに基端部が係
止され音出しピンを音出し凹部側に付勢する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発音機構、特に、
釣り用リールの相対回転する第1部材と第2部材との間
に配置され両部材の相対回転により発音する釣り用リー
ルの発音機構に関する。
釣り用リールの相対回転する第1部材と第2部材との間
に配置され両部材の相対回転により発音する釣り用リー
ルの発音機構に関する。
【0002】
【従来の技術】釣り用リールの相対回動する2つの部材
の間に、両部材の相対回動によりクリック音を発生する
発音機構が設けられることがある。たとえば、スピニン
グリールや両軸受リールや片軸受リール等の釣り用リー
ルのドラグ機構やドラグ操作つまみに発音機構が装着さ
れたものが知られている。ドラグ機構に発音機構を装着
することによりドラグ作動による魚の当たりが音により
分かる。またドラグ操作つまみに発音機構を装着するこ
とにより、ドラグ操作時の操作性が向上する。
の間に、両部材の相対回動によりクリック音を発生する
発音機構が設けられることがある。たとえば、スピニン
グリールや両軸受リールや片軸受リール等の釣り用リー
ルのドラグ機構やドラグ操作つまみに発音機構が装着さ
れたものが知られている。ドラグ機構に発音機構を装着
することによりドラグ作動による魚の当たりが音により
分かる。またドラグ操作つまみに発音機構を装着するこ
とにより、ドラグ操作時の操作性が向上する。
【0003】この種の発音機構としてピン方式のものが
知られている。ピン方式の発音機構は、一般に、相対回
動しかつ対向する1対の部材の一方に円周方向に間隔を
隔てて配置された複数の凹部と、複数の凹部のいずれか
に対向する位置で他方の部材に形成された装着穴部と、
装着穴部に進退自在に収納される音出しピンと、音出し
ピンを凹部側に付勢するコイルばねとを有している。装
着穴部は、他方の部材に音出しピンの最大外径より大き
な直径であけられた円柱状の穴である。音出しピンは、
先端が滑らかな凸状の頭部と、頭部に連なって形成され
頭部より小径の軸部とを有している。コイルばねは、軸
部の外周側に圧縮状態で配置されており、頭部の背面に
接触して音出しピンを凹部側に付勢している。
知られている。ピン方式の発音機構は、一般に、相対回
動しかつ対向する1対の部材の一方に円周方向に間隔を
隔てて配置された複数の凹部と、複数の凹部のいずれか
に対向する位置で他方の部材に形成された装着穴部と、
装着穴部に進退自在に収納される音出しピンと、音出し
ピンを凹部側に付勢するコイルばねとを有している。装
着穴部は、他方の部材に音出しピンの最大外径より大き
な直径であけられた円柱状の穴である。音出しピンは、
先端が滑らかな凸状の頭部と、頭部に連なって形成され
頭部より小径の軸部とを有している。コイルばねは、軸
部の外周側に圧縮状態で配置されており、頭部の背面に
接触して音出しピンを凹部側に付勢している。
【0004】このような構成のピン方式の発音機構で
は、2つの部材が相対回動すると、装着穴部に収納され
た音出しピンがコイルばねにより付勢されて凹部への衝
突を繰り返し、その結果クリック音を発生する。
は、2つの部材が相対回動すると、装着穴部に収納され
た音出しピンがコイルばねにより付勢されて凹部への衝
突を繰り返し、その結果クリック音を発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のピン方式の
発音機構では、音出しピンと装着穴部との間隙を小さく
すると融通が少なくなり、音出しピンが振動しにくくな
るため音量が小さくなる。また、付勢部材の付勢力が逃
げずに音出しピンに作用するので、音出しピンが凹部に
強く当たってしまい両部材の回転抵抗が大きくなる。こ
れを防止するために音出しピンと装着穴部との間隙を大
きくすると、両部材が相対回転するとき装着穴部のなか
で音出しピンがコイルばねごと回転方向に移動し、回転
方向によって音質や回転抵抗が変わってしまい音質や回
転抵抗が安定しない。たとえば、スプールが糸巻取方向
に回転するときと糸繰り出し方向に回転するときとで音
質や回転抵抗が変化することがある。このように回転方
向で音質や回転抵抗が変化すると、回転方向を切り換え
て使用することがある片軸受リールの場合、右ハンドル
(右巻)での使用状態と左ハンドル(左巻)での使用状
態とでたとえば糸巻取方向の音質や回転抵抗が変化する
ことになる。使用状態の変化により同じ糸巻取方向の音
質や回転抵抗が変化すると、たとえば糸巻取り状態であ
るにもかかわらず、糸繰り出し状態より大きい音が出て
しまったり、回転抵抗が大きくなってしまい好ましくな
い。これは、糸繰り出し時には釣り人に釣り糸が繰り出
されていることを明確に認識させるために大音量又は高
音で発音することが望ましく、糸巻取時には釣り人の神
経に障らないように小音量又は低音で回転抵抗が小さい
ことが望ましいからである。
発音機構では、音出しピンと装着穴部との間隙を小さく
すると融通が少なくなり、音出しピンが振動しにくくな
るため音量が小さくなる。また、付勢部材の付勢力が逃
げずに音出しピンに作用するので、音出しピンが凹部に
強く当たってしまい両部材の回転抵抗が大きくなる。こ
れを防止するために音出しピンと装着穴部との間隙を大
きくすると、両部材が相対回転するとき装着穴部のなか
で音出しピンがコイルばねごと回転方向に移動し、回転
方向によって音質や回転抵抗が変わってしまい音質や回
転抵抗が安定しない。たとえば、スプールが糸巻取方向
に回転するときと糸繰り出し方向に回転するときとで音
質や回転抵抗が変化することがある。このように回転方
向で音質や回転抵抗が変化すると、回転方向を切り換え
て使用することがある片軸受リールの場合、右ハンドル
(右巻)での使用状態と左ハンドル(左巻)での使用状
態とでたとえば糸巻取方向の音質や回転抵抗が変化する
ことになる。使用状態の変化により同じ糸巻取方向の音
質や回転抵抗が変化すると、たとえば糸巻取り状態であ
るにもかかわらず、糸繰り出し状態より大きい音が出て
しまったり、回転抵抗が大きくなってしまい好ましくな
い。これは、糸繰り出し時には釣り人に釣り糸が繰り出
されていることを明確に認識させるために大音量又は高
音で発音することが望ましく、糸巻取時には釣り人の神
経に障らないように小音量又は低音で回転抵抗が小さい
ことが望ましいからである。
【0006】本発明の課題は、ピン方式の発音機構にお
いて、音量の低下と回転抵抗の増加とを抑えかつ使用状
態を変更した際の音質や回転抵抗の変化を抑えるように
することにある。
いて、音量の低下と回転抵抗の増加とを抑えかつ使用状
態を変更した際の音質や回転抵抗の変化を抑えるように
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明1に係る釣り用リー
ルの発音機構は、釣り用リールの相対回転する第1部材
と第2部材との間に配置され両部材の相対回転により発
音する機構であって、複数の音出し凹部と、装着穴部
と、音出しピンと、コイルばねとを備えている。複数の
音出し凹部は、第1部材に回転方向に間隔を隔てて配置
されている。装着穴部は、第2部材の複数の音出し凹部
の少なくとも一つと対向する位置に設けられ、回転方向
に沿って長く形成された開口部を有する穴部である。音
出しピンは、装着穴部に進退自在に装着されるピンであ
る。コイルばねは、音出しピンの外周側に配置され装着
穴部の底部に端部が係止され音出しピンを音出し凹部側
に付勢するばねである。
ルの発音機構は、釣り用リールの相対回転する第1部材
と第2部材との間に配置され両部材の相対回転により発
音する機構であって、複数の音出し凹部と、装着穴部
と、音出しピンと、コイルばねとを備えている。複数の
音出し凹部は、第1部材に回転方向に間隔を隔てて配置
されている。装着穴部は、第2部材の複数の音出し凹部
の少なくとも一つと対向する位置に設けられ、回転方向
に沿って長く形成された開口部を有する穴部である。音
出しピンは、装着穴部に進退自在に装着されるピンであ
る。コイルばねは、音出しピンの外周側に配置され装着
穴部の底部に端部が係止され音出しピンを音出し凹部側
に付勢するばねである。
【0008】この発音機構では、装着穴部の開口部が回
転方向に沿って長いので、音出しピンの先端部での装着
穴部との間隙が大きくなる。そして、両部材が相対回転
すると、コイルばねにより付勢された音出しピンが音出
し凹部への衝突を繰り返して発音する。このとき、コイ
ルばねの端部が底部に係止されかつコイルばねの内周側
に配置された音出しピンの先端部の間隙が大きいので、
先端部は音出し凹部により押されて回転方向に傾きなが
ら音出しピンは音出し凹部への衝突を繰り返す。回転方
向が変わっても同様に音出しピンは回転方向に傾いて発
音する。このため、異なる回転方向でも音質や回転抵抗
が変化しにくくなり使用状態が変化しても音質や回転抵
抗は変化しにくい。しかも音出しピンが回転方向に傾く
ので、コイルばねの付勢力が弱くなり回転抵抗の増加を
抑えることができる。さらに、融通が多くなるので音出
しピンが振動しやすくなり音量の低下を抑えることがで
きる。
転方向に沿って長いので、音出しピンの先端部での装着
穴部との間隙が大きくなる。そして、両部材が相対回転
すると、コイルばねにより付勢された音出しピンが音出
し凹部への衝突を繰り返して発音する。このとき、コイ
ルばねの端部が底部に係止されかつコイルばねの内周側
に配置された音出しピンの先端部の間隙が大きいので、
先端部は音出し凹部により押されて回転方向に傾きなが
ら音出しピンは音出し凹部への衝突を繰り返す。回転方
向が変わっても同様に音出しピンは回転方向に傾いて発
音する。このため、異なる回転方向でも音質や回転抵抗
が変化しにくくなり使用状態が変化しても音質や回転抵
抗は変化しにくい。しかも音出しピンが回転方向に傾く
ので、コイルばねの付勢力が弱くなり回転抵抗の増加を
抑えることができる。さらに、融通が多くなるので音出
しピンが振動しやすくなり音量の低下を抑えることがで
きる。
【0009】発明2に係る釣り用リールの発音機構は、
発明1に記載の機構において、装着穴部の開口部は回転
方向に湾曲し両端が半円形の長円形状であり、底部は開
口部の中心位置に配置され長円形状の直径と実質的に同
じ直径の円形状である。この場合には、底部の円形状で
コイルばねの端部が係止され、コイルばねの内周側に配
置された音出しピンの先端部が開口部に沿って移動して
傾く。この傾きは、底部が開口部の中心位置に配置され
ているので回転方向に関わらず音出しピンは同じ傾きに
なり、回転方向での音質や回転抵抗の変化がさらに少な
くなる。
発明1に記載の機構において、装着穴部の開口部は回転
方向に湾曲し両端が半円形の長円形状であり、底部は開
口部の中心位置に配置され長円形状の直径と実質的に同
じ直径の円形状である。この場合には、底部の円形状で
コイルばねの端部が係止され、コイルばねの内周側に配
置された音出しピンの先端部が開口部に沿って移動して
傾く。この傾きは、底部が開口部の中心位置に配置され
ているので回転方向に関わらず音出しピンは同じ傾きに
なり、回転方向での音質や回転抵抗の変化がさらに少な
くなる。
【0010】発明3に係る釣り用リールの発音機構は、
発明1又は2に記載の機構において、開口部と底部とは
直線的に結ばれている。この場合には、装着穴部の回転
方向の長さが徐々に変化するので、回転方向が変わって
も音出しピンを回転方向にスムーズに傾かせることがで
きる。発明4に係る釣り用リールの発音機構は、発明1
又は2に記載の機構において、開口部と底部とは段差を
持って結ばれている。この場合には、開口部と底部とが
段差を持って結ばれているので、底部を加工してから開
口部の所定深さまで加工することにより装着穴部を形成
できる。このため、装着穴部の加工が容易である。
発明1又は2に記載の機構において、開口部と底部とは
直線的に結ばれている。この場合には、装着穴部の回転
方向の長さが徐々に変化するので、回転方向が変わって
も音出しピンを回転方向にスムーズに傾かせることがで
きる。発明4に係る釣り用リールの発音機構は、発明1
又は2に記載の機構において、開口部と底部とは段差を
持って結ばれている。この場合には、開口部と底部とが
段差を持って結ばれているので、底部を加工してから開
口部の所定深さまで加工することにより装着穴部を形成
できる。このため、装着穴部の加工が容易である。
【0011】発明5に係る釣り用リールの発音機構は、
発明1から4のいずれかに記載の機構において、音出し
ピンの最大直径は装着穴部の最小寸法より小さい。この
場合には、音出しピンの最大直径が装着穴部の最小寸法
より小さいので、音出しピンのどの部分も装着穴部との
間に隙間があく。このため、音出しピンがより振動しや
すくなり、音量の低下をより抑えることができる。発明
6に係る釣り用リールの発音機構は、発明1から5のい
ずれかに記載の機構において、装着穴部の底部には、回
転方向に間隔を隔ててコイルばねの端部を係止する2つ
の係止部が設けられている。この場合には、たとえば右
巻と左巻との使用状態に応じてコイルばねの係止位置を
変更することで、異なる使用状態における音質や回転抵
抗の変化を生じにくくするとともに、たとえば糸巻取方
向と糸繰り出し方向との相違に対して異なる音質で発音
できる。このため、糸繰り出し方向の回転時に糸巻取方
向より大きな音あるいは高音を発することができ、使用
状態が異なっていても音質で方向を判断できる。
発明1から4のいずれかに記載の機構において、音出し
ピンの最大直径は装着穴部の最小寸法より小さい。この
場合には、音出しピンの最大直径が装着穴部の最小寸法
より小さいので、音出しピンのどの部分も装着穴部との
間に隙間があく。このため、音出しピンがより振動しや
すくなり、音量の低下をより抑えることができる。発明
6に係る釣り用リールの発音機構は、発明1から5のい
ずれかに記載の機構において、装着穴部の底部には、回
転方向に間隔を隔ててコイルばねの端部を係止する2つ
の係止部が設けられている。この場合には、たとえば右
巻と左巻との使用状態に応じてコイルばねの係止位置を
変更することで、異なる使用状態における音質や回転抵
抗の変化を生じにくくするとともに、たとえば糸巻取方
向と糸繰り出し方向との相違に対して異なる音質で発音
できる。このため、糸繰り出し方向の回転時に糸巻取方
向より大きな音あるいは高音を発することができ、使用
状態が異なっていても音質で方向を判断できる。
【0012】発明7に係る釣り用リールの発音機構は、
発明1から6のいずれかに記載の機構において、音出し
ピンは、先端が滑らかな凸状の頭部と、頭部に連なって
形成され頭部より大径の受け部と、受け部に連なって形
成され受け部より小径の軸部とを有している。この場合
には、軸部の外周側にコイルばねを配置してコイルばね
の一端を底部に他端を受け部に当接させコイルばねを圧
縮状態で配置する。これにより音出しピンが音出し凹部
側に付勢される。この音出しピンの頭部は、受け部より
小径であるため、音出し凹部の間隔を小さくすることが
でき、発音間隔が短い細かなクリック音を出すことがで
きる。
発明1から6のいずれかに記載の機構において、音出し
ピンは、先端が滑らかな凸状の頭部と、頭部に連なって
形成され頭部より大径の受け部と、受け部に連なって形
成され受け部より小径の軸部とを有している。この場合
には、軸部の外周側にコイルばねを配置してコイルばね
の一端を底部に他端を受け部に当接させコイルばねを圧
縮状態で配置する。これにより音出しピンが音出し凹部
側に付勢される。この音出しピンの頭部は、受け部より
小径であるため、音出し凹部の間隔を小さくすることが
でき、発音間隔が短い細かなクリック音を出すことがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】〔全体の構成〕図1及び図2は、
本発明の一実施形態による片軸受リールを示している。
図1及び図2において片軸受リールは、リール本体1
と、リール本体1に片持ち支持されたスプール軸2と、
スプール軸2に対して相対回転自在に配置され外周に釣
り糸が巻かれるスプール3と、スプール3の一方向の回
転を制動するドラグ機構4とを備えている。
本発明の一実施形態による片軸受リールを示している。
図1及び図2において片軸受リールは、リール本体1
と、リール本体1に片持ち支持されたスプール軸2と、
スプール軸2に対して相対回転自在に配置され外周に釣
り糸が巻かれるスプール3と、スプール3の一方向の回
転を制動するドラグ機構4とを備えている。
【0014】リール本体1は、一方側(図2左側)に円
盤状の側板10を有し、他方側は開放されている。側板
10の外周には、軸方向に延びる上下1対の保護部11
が円周方向に所定の間隔で形成されている。上側の保護
部11には、この片軸受リールを釣り竿に取り付けるた
めの取付部12が設けられている。スプール軸2は、そ
の一端がリール本体1の側板10の中心部にねじ込み固
定されている。スプール軸2の基端部には、リール本体
1にねじ込まれる雄ネジ部2aが形成されている。この
雄ネジ部2aは、リール本体1の側板10の中心部から
外方に突出している。また、スプール軸2の先端には、
くびれ部2bとくびれ部2bより大径で先端が先細り球
状の頭部2cとが形成されている。
盤状の側板10を有し、他方側は開放されている。側板
10の外周には、軸方向に延びる上下1対の保護部11
が円周方向に所定の間隔で形成されている。上側の保護
部11には、この片軸受リールを釣り竿に取り付けるた
めの取付部12が設けられている。スプール軸2は、そ
の一端がリール本体1の側板10の中心部にねじ込み固
定されている。スプール軸2の基端部には、リール本体
1にねじ込まれる雄ネジ部2aが形成されている。この
雄ネジ部2aは、リール本体1の側板10の中心部から
外方に突出している。また、スプール軸2の先端には、
くびれ部2bとくびれ部2bより大径で先端が先細り球
状の頭部2cとが形成されている。
【0015】スプール3は、内部に空間3aを有する筒
状の胴部15と、胴部15の一端部に胴部15と一体で
形成された円盤状の内フランジ16と、胴部15の他端
部にリール本体1の開放部を覆うようにボルト17aに
より装着された外フランジ17とを有している。内フラ
ンジ16はリール本体1の側板10と対向するように形
成されている。空間3aのうちスプール軸2の先端側は
端面部材18で塞がれている。端面部材18は胴部15
と外フランジ17とを連結するボルト17aによりスプ
ール3に装着されている。端面部材18の外面は、中心
部分がわずかに外側に膨出し、中心から外周に向かって
緩やかに傾斜して平坦な外フランジ17の外面へと僅か
な段差で連続的につながっている。外フランジ17の外
面で外周近くにはハンドル48が取り付けられている。
ハンドル48は、軸受49を介して外フランジ17に立
設されたハンドル軸50に回転自在に支持されており、
ハンドル48をつかんだままでのスプール3の回転操作
を容易にしている。
状の胴部15と、胴部15の一端部に胴部15と一体で
形成された円盤状の内フランジ16と、胴部15の他端
部にリール本体1の開放部を覆うようにボルト17aに
より装着された外フランジ17とを有している。内フラ
ンジ16はリール本体1の側板10と対向するように形
成されている。空間3aのうちスプール軸2の先端側は
端面部材18で塞がれている。端面部材18は胴部15
と外フランジ17とを連結するボルト17aによりスプ
ール3に装着されている。端面部材18の外面は、中心
部分がわずかに外側に膨出し、中心から外周に向かって
緩やかに傾斜して平坦な外フランジ17の外面へと僅か
な段差で連続的につながっている。外フランジ17の外
面で外周近くにはハンドル48が取り付けられている。
ハンドル48は、軸受49を介して外フランジ17に立
設されたハンドル軸50に回転自在に支持されており、
ハンドル48をつかんだままでのスプール3の回転操作
を容易にしている。
【0016】図2に詳しく示すように、スプール3の空
間3a内には、スプール3をスプール軸2に対して回転
自在に支持する滑り軸受21と、スプール3の釣り糸繰
り出し方向の回転時に連結されるローラクラッチ23
と、スプール3をスプール軸2に着脱自在に係止するた
めの係脱機構24とが設けられている。また、ドラグ機
構4が、側板10のスプール軸2の周囲に設けられてい
る。滑り軸受21は、スプール軸2に回転自在に装着さ
てており、胴部15の端部と外フランジ17の中心部と
にまたがって装着され、外フランジ17と一体で回転す
る。
間3a内には、スプール3をスプール軸2に対して回転
自在に支持する滑り軸受21と、スプール3の釣り糸繰
り出し方向の回転時に連結されるローラクラッチ23
と、スプール3をスプール軸2に着脱自在に係止するた
めの係脱機構24とが設けられている。また、ドラグ機
構4が、側板10のスプール軸2の周囲に設けられてい
る。滑り軸受21は、スプール軸2に回転自在に装着さ
てており、胴部15の端部と外フランジ17の中心部と
にまたがって装着され、外フランジ17と一体で回転す
る。
【0017】〔ローラクラッチの構成〕ローラクラッチ
23は、クラッチホルダ22によりスプール3に着脱自
在に装着され、ドラグ機構4が糸繰り出し方向でのみ作
動するように設けられている。ローラクラッチ23は、
図3に示すように、スプール3の内部空間3aに回転不
能に装着された外輪25と、スプール軸2に回転自在に
装着された内輪26と、両輪25,26の間に両者に接
触可能に配置された、たとえば6つのローラ27とを有
する内輪遊転形のものである。
23は、クラッチホルダ22によりスプール3に着脱自
在に装着され、ドラグ機構4が糸繰り出し方向でのみ作
動するように設けられている。ローラクラッチ23は、
図3に示すように、スプール3の内部空間3aに回転不
能に装着された外輪25と、スプール軸2に回転自在に
装着された内輪26と、両輪25,26の間に両者に接
触可能に配置された、たとえば6つのローラ27とを有
する内輪遊転形のものである。
【0018】外輪25は、両端が内方に湾曲した金属製
の筒状部材であり、スプール3に回転不能に係止されて
いる。内輪26は、金属製の筒状部材であり、外輪25
より長く側板10側に突出している。内輪26の突出端
には、軸方向に突出する1対の係止突起26aが形成さ
れている。この係止突起26aは、ドラグ機構4を内輪
26に回転不能に連結するために設けられている。内輪
26は、スプール軸2にはめ込まれた止め輪2dとリー
ル本体1の側板10の壁面とにより軸方向の移動が規制
されている。
の筒状部材であり、スプール3に回転不能に係止されて
いる。内輪26は、金属製の筒状部材であり、外輪25
より長く側板10側に突出している。内輪26の突出端
には、軸方向に突出する1対の係止突起26aが形成さ
れている。この係止突起26aは、ドラグ機構4を内輪
26に回転不能に連結するために設けられている。内輪
26は、スプール軸2にはめ込まれた止め輪2dとリー
ル本体1の側板10の壁面とにより軸方向の移動が規制
されている。
【0019】両輪25,26の間には、ローラ27を周
方向に間隔を隔てて保持するための合成樹脂製のリテー
ナ28が装着されている。リテーナ28には、ローラ2
7を周方向に所定距離移動可能に保持するための保持空
間(図示せず)が形成されている。保持空間の周方向の
一側には、糸繰り出し方向(ローラ27が両輪25,2
6に食い込む方向)に付勢するためのバネ部材(図示せ
ず)が一体で形成されている。
方向に間隔を隔てて保持するための合成樹脂製のリテー
ナ28が装着されている。リテーナ28には、ローラ2
7を周方向に所定距離移動可能に保持するための保持空
間(図示せず)が形成されている。保持空間の周方向の
一側には、糸繰り出し方向(ローラ27が両輪25,2
6に食い込む方向)に付勢するためのバネ部材(図示せ
ず)が一体で形成されている。
【0020】〔ドラグ機構の構成〕ドラグ機構4は、図
3に示すように、内輪に回転不能に係止される回転円板
40と、リール本体1にスプール軸2に沿う軸方向に移
動自在かつ回転不能に装着された押圧円板41及び回転
円板40に圧接可能な制動円板42と、リール本体1に
軸方向に移動可能に設けられ制動円板42を回転円板4
0側に圧接するための圧接機構43とを有している。回
転円板40とリール本体1との間には、両者の相対回
転、つまりドラグ作動時に発音する第1発音機構45が
設けられている。また、圧接機構43には、ドラグ力を
調整する際に発音する第2発音機構46が設けられてい
る。
3に示すように、内輪に回転不能に係止される回転円板
40と、リール本体1にスプール軸2に沿う軸方向に移
動自在かつ回転不能に装着された押圧円板41及び回転
円板40に圧接可能な制動円板42と、リール本体1に
軸方向に移動可能に設けられ制動円板42を回転円板4
0側に圧接するための圧接機構43とを有している。回
転円板40とリール本体1との間には、両者の相対回
転、つまりドラグ作動時に発音する第1発音機構45が
設けられている。また、圧接機構43には、ドラグ力を
調整する際に発音する第2発音機構46が設けられてい
る。
【0021】回転円板40は、たとえばステンレス等の
金属製の部材であり、内周部に内輪26の係止突起26
aに係止される1対の係止溝40aを有している。ま
た、回転円板40の径方向の中間部には、リング状の凹
部40bが形成されている。この凹部40bには、第1
発音機構45を構成するリング状の第1発音部材60が
回転不能に固定されている。押圧円板41は、たとえば
ステンレス等の金属製の部材であり、径方向の中間部に
は、周方向に等間隔に配置されたたとえば3つの丸孔4
1aが形成されている。制動円板42は、たとえば炭素
繊維に熱硬化性樹脂を含浸させた繊維強化樹脂からな
り、径方向の中間部には、周方向に等間隔に配置された
たとえば3つの丸孔42aが形成されている。両丸孔4
1a,42aは同じ位置に形成されている。
金属製の部材であり、内周部に内輪26の係止突起26
aに係止される1対の係止溝40aを有している。ま
た、回転円板40の径方向の中間部には、リング状の凹
部40bが形成されている。この凹部40bには、第1
発音機構45を構成するリング状の第1発音部材60が
回転不能に固定されている。押圧円板41は、たとえば
ステンレス等の金属製の部材であり、径方向の中間部に
は、周方向に等間隔に配置されたたとえば3つの丸孔4
1aが形成されている。制動円板42は、たとえば炭素
繊維に熱硬化性樹脂を含浸させた繊維強化樹脂からな
り、径方向の中間部には、周方向に等間隔に配置された
たとえば3つの丸孔42aが形成されている。両丸孔4
1a,42aは同じ位置に形成されている。
【0022】圧接機構43は、操作つまみ51と、操作
つまみ51により押圧される3枚の皿ばね52と、皿ば
ねにより押圧されるワッシャ53と、ワッシャ53によ
り押圧される、たとえば3本の押圧ピン54(図3では
1本のみ図示)とを有している。操作つまみ51は、縁
付き皿状のつまみ部51aと、つまみ部51aの中心に
一体形成されたボス部51bとを有している。つまみ部
51aの径方向の中間部背面には、第2発音機構46の
第2発音部材65がネジにより回転不能に固定されてい
る。ボス部51bは、スプール軸2の先端に形成された
雄ネジ部2aに螺合している。操作つまみ51は、スプ
ール軸2の基端面に装着された抜け止めボルト55によ
り抜け止めされている。
つまみ51により押圧される3枚の皿ばね52と、皿ば
ねにより押圧されるワッシャ53と、ワッシャ53によ
り押圧される、たとえば3本の押圧ピン54(図3では
1本のみ図示)とを有している。操作つまみ51は、縁
付き皿状のつまみ部51aと、つまみ部51aの中心に
一体形成されたボス部51bとを有している。つまみ部
51aの径方向の中間部背面には、第2発音機構46の
第2発音部材65がネジにより回転不能に固定されてい
る。ボス部51bは、スプール軸2の先端に形成された
雄ネジ部2aに螺合している。操作つまみ51は、スプ
ール軸2の基端面に装着された抜け止めボルト55によ
り抜け止めされている。
【0023】3枚の皿ばね52は、ボス部51bの外周
側に軸方向に並べて装着されており、操作つまみ51の
回転により伸縮してドラグ力を細かく調整するために設
けられている。ワッシャ53は、皿ばね52の付勢力を
押圧ピン54に伝達するために設けられている。押圧ピ
ン54は、先端側が小径の段付きピンであり、側板10
に周方向に等間隔に3カ所に形成された貫通孔10aに
大径部分が軸方向移動自在に装着されている。押圧ピン
54の先端は、押圧円板41及び制動円板42に形成さ
れた丸孔41a,42aに挿通されており、両円板4
1,42をリール本体1に対して回転不能に係止してい
る。押圧ピン54の段差部分は押圧円板41に当接して
いる。これにより押圧円板41は押圧ピン54により押
圧される。皿ばね52のバネ力を操作つまみ51の回動
操作により調整することで、制動円板42と回転円板4
0との摩擦力が変化しドラグ力を調整できる。
側に軸方向に並べて装着されており、操作つまみ51の
回転により伸縮してドラグ力を細かく調整するために設
けられている。ワッシャ53は、皿ばね52の付勢力を
押圧ピン54に伝達するために設けられている。押圧ピ
ン54は、先端側が小径の段付きピンであり、側板10
に周方向に等間隔に3カ所に形成された貫通孔10aに
大径部分が軸方向移動自在に装着されている。押圧ピン
54の先端は、押圧円板41及び制動円板42に形成さ
れた丸孔41a,42aに挿通されており、両円板4
1,42をリール本体1に対して回転不能に係止してい
る。押圧ピン54の段差部分は押圧円板41に当接して
いる。これにより押圧円板41は押圧ピン54により押
圧される。皿ばね52のバネ力を操作つまみ51の回動
操作により調整することで、制動円板42と回転円板4
0との摩擦力が変化しドラグ力を調整できる。
【0024】〔発音機構の構成〕第1発音機構45は、
リール本体1(側板10)に対して回転円板40が回転
するドラグ作動時に発音する。第1発音機構45は、図
4及び図5に示すように、第1音出し凹部60aを有す
る第1発音部材60と、側板10の内側面に形成された
第1装着穴部59と、第1装着穴部59に進退自在に装
着される第1音出しピン61と、第1音出しピン61を
第1音出し凹部60a側に付勢する第1コイルばね62
とを有している。
リール本体1(側板10)に対して回転円板40が回転
するドラグ作動時に発音する。第1発音機構45は、図
4及び図5に示すように、第1音出し凹部60aを有す
る第1発音部材60と、側板10の内側面に形成された
第1装着穴部59と、第1装着穴部59に進退自在に装
着される第1音出しピン61と、第1音出しピン61を
第1音出し凹部60a側に付勢する第1コイルばね62
とを有している。
【0025】第1発音部材60は、前述のように回転円
板40に固定されたリング状の部材である。第1音出し
凹部60aは第1発音部材60の第1音出しピン61側
の側面に回転方向に間隔を隔てて多数形成されている。
第1装着穴部59は、複数の第1音出し凹部60aの少
なくとも一つと対向する位置に設けられ、回転方向に沿
って長く形成された第1開口部59aと第1底部59b
とを有している。第1装着穴部59は、回転方向の断面
が、図5に示すように第1開口部59aに向けて末広が
りの台形形状であり、径方向の断面が、図3に示すよう
に平行な矩形形状である。第1開口部59aは回転方向
に湾曲し両端が半円形の長円形状であり、第1底部59
bは第1開口部59aの中心位置に配置され長円形状の
直径と実質的に同じ直径の円形状である。この第1開口
部59aと第1底部59bとは直線的に結ばれている。
板40に固定されたリング状の部材である。第1音出し
凹部60aは第1発音部材60の第1音出しピン61側
の側面に回転方向に間隔を隔てて多数形成されている。
第1装着穴部59は、複数の第1音出し凹部60aの少
なくとも一つと対向する位置に設けられ、回転方向に沿
って長く形成された第1開口部59aと第1底部59b
とを有している。第1装着穴部59は、回転方向の断面
が、図5に示すように第1開口部59aに向けて末広が
りの台形形状であり、径方向の断面が、図3に示すよう
に平行な矩形形状である。第1開口部59aは回転方向
に湾曲し両端が半円形の長円形状であり、第1底部59
bは第1開口部59aの中心位置に配置され長円形状の
直径と実質的に同じ直径の円形状である。この第1開口
部59aと第1底部59bとは直線的に結ばれている。
【0026】第1音出しピン61は、第1装着穴部59
に軸方向移動自在に装着されている。第1音出しピン6
1は、先端が滑らかな凸状の頭部61aと、頭部61b
に連なって形成され頭部より大径の受け部61bと、受
け部61bに連なって形成され受け部61bより小径の
軸部61cとを有する、頭部61aは、球状で小径であ
り、ドラグ作動時に第1発音部材60の第1音出し凹部
60aで衝突を繰り返し、細かなクリック音を発する。
受け部61bは、第1装着穴部59の最小径より小さい
直径を有している。受け部61bと軸部61cとの段差
部分に第1コイルばね62の先端が当接している。軸部
61cは、外周に第1コイルばね62を配置できるよう
に受け部61bより小さい直径の軸状の部分である。
に軸方向移動自在に装着されている。第1音出しピン6
1は、先端が滑らかな凸状の頭部61aと、頭部61b
に連なって形成され頭部より大径の受け部61bと、受
け部61bに連なって形成され受け部61bより小径の
軸部61cとを有する、頭部61aは、球状で小径であ
り、ドラグ作動時に第1発音部材60の第1音出し凹部
60aで衝突を繰り返し、細かなクリック音を発する。
受け部61bは、第1装着穴部59の最小径より小さい
直径を有している。受け部61bと軸部61cとの段差
部分に第1コイルばね62の先端が当接している。軸部
61cは、外周に第1コイルばね62を配置できるよう
に受け部61bより小さい直径の軸状の部分である。
【0027】第1コイルばね62は、第1音出しピン6
1の軸部61cの外周側に配置され第1装着穴部59の
第1底部59bに基端部が係止され、先端部が第1音出
しピン61の受け部61bと軸部61cとの段差部分に
当接して圧縮状態で第1装着穴部59に収納されてい
る。第2発音機構46は、図3に示すように、第1発音
機構45と略同様な構成であり、操作つまみ51がリー
ル本体1(側板10)に対して回転すると発音する。第
2発音機構46は、第2発音部材65と、第2装着穴部
(図示せず)と、第2音出しピン66と、第2コイルば
ね(図示せず)とを有している。第2発音部材65は、
操作つまみ51の裏面に固定されたリング状の部材であ
り,その側板10に対向する面に第2音出し凹部65a
が回転方向に間隔を隔てて多数形成されている。第2装
着穴部は、側板10の外側面に第1装着穴部59と同様
な形状で形成されている。第2発音機構46は、操作つ
まみ51が回転すると細かなクリック音を発する。
1の軸部61cの外周側に配置され第1装着穴部59の
第1底部59bに基端部が係止され、先端部が第1音出
しピン61の受け部61bと軸部61cとの段差部分に
当接して圧縮状態で第1装着穴部59に収納されてい
る。第2発音機構46は、図3に示すように、第1発音
機構45と略同様な構成であり、操作つまみ51がリー
ル本体1(側板10)に対して回転すると発音する。第
2発音機構46は、第2発音部材65と、第2装着穴部
(図示せず)と、第2音出しピン66と、第2コイルば
ね(図示せず)とを有している。第2発音部材65は、
操作つまみ51の裏面に固定されたリング状の部材であ
り,その側板10に対向する面に第2音出し凹部65a
が回転方向に間隔を隔てて多数形成されている。第2装
着穴部は、側板10の外側面に第1装着穴部59と同様
な形状で形成されている。第2発音機構46は、操作つ
まみ51が回転すると細かなクリック音を発する。
【0028】〔係脱機構〕係脱機構24は、図2及び図
6に詳しく示すように、概略L字形の板状をなし一端が
支持ピン70に旋回自在に支持された係脱部材71と、
係脱部材71の他端に固定された突起状の着脱つまみ7
2とを有している。支持ピン70は端面部材18の内面
から突出している。係脱部材71は、スプール軸2の端
部に形成されたくびれ部2bに係合可能な係合位置と、
くびれ部2bから離脱した係合解除位置(図6に2点鎖
線で示す)とを取り得る。
6に詳しく示すように、概略L字形の板状をなし一端が
支持ピン70に旋回自在に支持された係脱部材71と、
係脱部材71の他端に固定された突起状の着脱つまみ7
2とを有している。支持ピン70は端面部材18の内面
から突出している。係脱部材71は、スプール軸2の端
部に形成されたくびれ部2bに係合可能な係合位置と、
くびれ部2bから離脱した係合解除位置(図6に2点鎖
線で示す)とを取り得る。
【0029】係脱部材71は、その側部に配置されたリ
ターンばね73によって常に係合位置に付勢されてい
る。リターンばね73はヘアピン状に屈曲した帯状の板
ばね材料からなり、拡がろうとする弾発力が係脱部材7
1を係合位置へと付勢する力を生じさせる。着脱つまみ
72を操作しない限り、係脱部材71は常にスプール軸
2のくびれ部2bに係止し、スプール軸2からスプール
3が抜け出るのを阻止する。
ターンばね73によって常に係合位置に付勢されてい
る。リターンばね73はヘアピン状に屈曲した帯状の板
ばね材料からなり、拡がろうとする弾発力が係脱部材7
1を係合位置へと付勢する力を生じさせる。着脱つまみ
72を操作しない限り、係脱部材71は常にスプール軸
2のくびれ部2bに係止し、スプール軸2からスプール
3が抜け出るのを阻止する。
【0030】図1にも示すように、着脱つまみ72は、
スプール3の端面部材18に貫通する円弧状の長孔から
なる遊動孔18aに挿通されて端面部材18の外部に露
出している。遊動孔18aに沿って着脱つまみ72が移
動すると、係脱部材71も着脱つまみ72とともに移動
するが、着脱つまみ72の移動位置が何れの位置であっ
ても、係脱部材71が遊動孔18aの内面側を塞ぐ。具
体的には、L字形をなす係脱部材71の短辺部分の面積
が、遊動孔18aの幅および長さに比べて十分に広く設
定されていて、遊動孔18aを塞ぐ遮蔽面71aとな
る。このような遮蔽面71aを備えていることで、遊動
孔18aを通じて外部から内部空間3aへと水や塵埃そ
の他の異物が浸入するのを防ぐことができる。
スプール3の端面部材18に貫通する円弧状の長孔から
なる遊動孔18aに挿通されて端面部材18の外部に露
出している。遊動孔18aに沿って着脱つまみ72が移
動すると、係脱部材71も着脱つまみ72とともに移動
するが、着脱つまみ72の移動位置が何れの位置であっ
ても、係脱部材71が遊動孔18aの内面側を塞ぐ。具
体的には、L字形をなす係脱部材71の短辺部分の面積
が、遊動孔18aの幅および長さに比べて十分に広く設
定されていて、遊動孔18aを塞ぐ遮蔽面71aとな
る。このような遮蔽面71aを備えていることで、遊動
孔18aを通じて外部から内部空間3aへと水や塵埃そ
の他の異物が浸入するのを防ぐことができる。
【0031】〔リールの動作〕次に動作について説明す
る。図示していないが、スプール3の胴部15の外周に
は釣り糸が巻かれる。釣り糸を巻き取る際には、ハンド
ル48を操作してスプール3を回転させる。スプール3
はスプール軸2に対して相対回転する。このとき、ロー
ラクラッチ23は遮断されるので、外輪25は自由に回
転してスプール3の巻取り方向の回転は許容される。こ
のため、スプール3はスムーズに回転する。
る。図示していないが、スプール3の胴部15の外周に
は釣り糸が巻かれる。釣り糸を巻き取る際には、ハンド
ル48を操作してスプール3を回転させる。スプール3
はスプール軸2に対して相対回転する。このとき、ロー
ラクラッチ23は遮断されるので、外輪25は自由に回
転してスプール3の巻取り方向の回転は許容される。こ
のため、スプール3はスムーズに回転する。
【0032】スプール3から釣り糸を繰り出す際には、
スプール3は前記とは逆方向に回転する。このとき、ロ
ーラクラッチ23は、連結されるので、内輪26も外輪
25とともに回転しようとする。しかし、内輪26は、
回転円板40を介して制動円板42により制動されてい
るので、回転力に対して皿ばね52により設定された抵
抗力(ドラグ力)が作用してドラグ作動状態になる。こ
のため、スプール3が必要以上に回転して釣り糸が過剰
に引き出されるのを防止でき、糸からみを避けることが
できる。
スプール3は前記とは逆方向に回転する。このとき、ロ
ーラクラッチ23は、連結されるので、内輪26も外輪
25とともに回転しようとする。しかし、内輪26は、
回転円板40を介して制動円板42により制動されてい
るので、回転力に対して皿ばね52により設定された抵
抗力(ドラグ力)が作用してドラグ作動状態になる。こ
のため、スプール3が必要以上に回転して釣り糸が過剰
に引き出されるのを防止でき、糸からみを避けることが
できる。
【0033】また、このような釣り糸の繰り出し時に
は、回転円板40はスプール3とともに回転し、押圧円
板41,制動円板42はその回転が禁止されているの
で、両円板40,42が相対回転する。回転円板40が
図4の矢印R1方向に回転すると、第1音出しピン61
の頭部61aが音出し凹部60aへの衝突を繰り返して
第1発音部材60との間で発音する。このとき、第1コ
イルばね62の基端部が第1底部59bに係止されてい
るので、軸部61cが第1コイルばね62の内周側に配
置された第1音出しピン61の中心線A1は図4上方に
傾く。
は、回転円板40はスプール3とともに回転し、押圧円
板41,制動円板42はその回転が禁止されているの
で、両円板40,42が相対回転する。回転円板40が
図4の矢印R1方向に回転すると、第1音出しピン61
の頭部61aが音出し凹部60aへの衝突を繰り返して
第1発音部材60との間で発音する。このとき、第1コ
イルばね62の基端部が第1底部59bに係止されてい
るので、軸部61cが第1コイルばね62の内周側に配
置された第1音出しピン61の中心線A1は図4上方に
傾く。
【0034】一方、使用状態を変更して回転円板40が
逆に矢印R2方向に変わっても、第1底部59bが開口
部59aの回転方向の中心部に位置しているので、第1
音出しピン61の中心線A2の図4下方への傾きは、中
心線A1とほぼ同じになる。このため、右巻から左巻に
使用状態を変更してドラグ作動時の回転方向が変わって
も音質や回転抵抗が変化しにくい。また、第1音出しピ
ン61に融通が多いので、音量が低下しにくい。さらに
第1音出しピン61が傾斜して配置されるので、回転抵
抗の増加を抑えることができる。
逆に矢印R2方向に変わっても、第1底部59bが開口
部59aの回転方向の中心部に位置しているので、第1
音出しピン61の中心線A2の図4下方への傾きは、中
心線A1とほぼ同じになる。このため、右巻から左巻に
使用状態を変更してドラグ作動時の回転方向が変わって
も音質や回転抵抗が変化しにくい。また、第1音出しピ
ン61に融通が多いので、音量が低下しにくい。さらに
第1音出しピン61が傾斜して配置されるので、回転抵
抗の増加を抑えることができる。
【0035】つぎに、この片軸受リールは、スプール3
をリール本体1およびスプール軸2から取り外すことが
できる。着脱つまみ72をリターンばね73の付勢力に
対向して操作し、係脱部材71をスプール軸2のくびれ
部2bから離脱させる。着脱つまみ72を離脱位置に維
持したままで、スプール3をスプール軸2から抜き出
す。スプール3には、ローラクラッチ23や滑り軸受2
1が装着されたままで、スプール軸2から取り外され
る。
をリール本体1およびスプール軸2から取り外すことが
できる。着脱つまみ72をリターンばね73の付勢力に
対向して操作し、係脱部材71をスプール軸2のくびれ
部2bから離脱させる。着脱つまみ72を離脱位置に維
持したままで、スプール3をスプール軸2から抜き出
す。スプール3には、ローラクラッチ23や滑り軸受2
1が装着されたままで、スプール軸2から取り外され
る。
【0036】スプール軸2からスプール3を取り外せ
ば、ローラクラッチ23の装着方向を逆側に変更するこ
とで、糸巻方向を逆方向に変更できる。この場合、ま
ず、クラッチホルダ22の先端を、たとえば人差し指と
親指とでつまんでスプール3から引き抜く。すると、内
輪26が止め輪2dによりスプール軸2に残った状態で
ローラクラッチ23がクラッチホルダ22ごと外れる。
このとき、クラッチホルダ22がスプール3から突出し
ているので、クラッチホルダ22を引き抜きやすい。ク
ラッチホルダ22を引き抜いたら、クラッチホルダ22
からローラクラッチ23を取り出す。クラッチホルダ2
2からローラクラッチ23を取り出す際には、ローラク
ラッチ23の後部を押して取り出す。
ば、ローラクラッチ23の装着方向を逆側に変更するこ
とで、糸巻方向を逆方向に変更できる。この場合、ま
ず、クラッチホルダ22の先端を、たとえば人差し指と
親指とでつまんでスプール3から引き抜く。すると、内
輪26が止め輪2dによりスプール軸2に残った状態で
ローラクラッチ23がクラッチホルダ22ごと外れる。
このとき、クラッチホルダ22がスプール3から突出し
ているので、クラッチホルダ22を引き抜きやすい。ク
ラッチホルダ22を引き抜いたら、クラッチホルダ22
からローラクラッチ23を取り出す。クラッチホルダ2
2からローラクラッチ23を取り出す際には、ローラク
ラッチ23の後部を押して取り出す。
【0037】ローラクラッチの装着方向を逆にする場
合、内輪26が取り外されたローラクラッチ23を反転
させてクラッチホルダ22に装着する。そして、クラッ
チホルダ22をスプールの内部空間3aに挿入する。こ
のようにローラクラッチ23を逆向きにすれば、糸巻方
向を簡単に逆にすることができる。そして、最後にロー
ラクラッチ23を逆組みしたスプール3をスプール軸2
に装着すると、係脱部材71がリターンばね73の付勢
力によりくびれ部2bに係止され、スプール3がスプー
ル軸2に装着される。
合、内輪26が取り外されたローラクラッチ23を反転
させてクラッチホルダ22に装着する。そして、クラッ
チホルダ22をスプールの内部空間3aに挿入する。こ
のようにローラクラッチ23を逆向きにすれば、糸巻方
向を簡単に逆にすることができる。そして、最後にロー
ラクラッチ23を逆組みしたスプール3をスプール軸2
に装着すると、係脱部材71がリターンばね73の付勢
力によりくびれ部2bに係止され、スプール3がスプー
ル軸2に装着される。
【0038】このようにすると、左巻(左ハンドル)の
片軸受リールを実現できる。このように使用状態を左巻
にすると、前述したように、ドラグ作動時のスプール3
の回転方向が右巻の場合と反対になる。しかし、この場
合にもドラグ作動時に第1発音機構45は、右巻の時の
同様な音質の音を発する。 〔他の実施形態〕 (a) 前記実施形態では、第1装着穴部59を先広が
りの穴で構成したが、図7に示すように回転方向で段差
を持った穴で構成してもよい。この場合には、第1装着
穴部59の穴加工が容易になる。
片軸受リールを実現できる。このように使用状態を左巻
にすると、前述したように、ドラグ作動時のスプール3
の回転方向が右巻の場合と反対になる。しかし、この場
合にもドラグ作動時に第1発音機構45は、右巻の時の
同様な音質の音を発する。 〔他の実施形態〕 (a) 前記実施形態では、第1装着穴部59を先広が
りの穴で構成したが、図7に示すように回転方向で段差
を持った穴で構成してもよい。この場合には、第1装着
穴部59の穴加工が容易になる。
【0039】(b) 前記実施形態では、第1装着穴部
59の第1底部59b自体で第1コイルばね62の基端
部を係止したが、第1底部59bに係止部を設けて第1
コイルばね62の基端部を係止してもよい。たとえば、
図8及び図9に示すように、1対の係止ピン64a,6
4bを第1底部59bに立設し、この係止ピン64a,
64bにより第1コイルばね62の基端部を係止するよ
うにしてもよい。この場合、第1装着穴部59はストレ
ートな長穴でよい。また、この場合、2つの係止ピン6
4a,64bの位置を適宜の位置にすることで、回転方
向R1,R2により第1音出しピン61の中心線A1,
A2の傾きを異ならせることができる。このように傾き
を異ならせる構成は、たとえば、ローラクラッチなどの
ワンウェイクラッチを設けずに発音機構だけでスプール
に回転抵抗を与える場合に好適な構成になる。
59の第1底部59b自体で第1コイルばね62の基端
部を係止したが、第1底部59bに係止部を設けて第1
コイルばね62の基端部を係止してもよい。たとえば、
図8及び図9に示すように、1対の係止ピン64a,6
4bを第1底部59bに立設し、この係止ピン64a,
64bにより第1コイルばね62の基端部を係止するよ
うにしてもよい。この場合、第1装着穴部59はストレ
ートな長穴でよい。また、この場合、2つの係止ピン6
4a,64bの位置を適宜の位置にすることで、回転方
向R1,R2により第1音出しピン61の中心線A1,
A2の傾きを異ならせることができる。このように傾き
を異ならせる構成は、たとえば、ローラクラッチなどの
ワンウェイクラッチを設けずに発音機構だけでスプール
に回転抵抗を与える場合に好適な構成になる。
【0040】すなわち、右巻の時には図8に示すように
係止ピン64aにより第1コイルばね62の基端部を係
止し、糸繰り出し時に回転方向R1に回転するときに
は、強い回転抵抗を与えるために中心線A1の傾きを小
さくし、糸巻取時に回転方向R2に回転するときには、
弱い回転抵抗になるように中心線A2傾きを大きくす
る。これにより回転抵抗を回転方向に応じて変更できる
とともに、回転方向によって音質及び回転抵抗を異なら
せることができ、音により回転方向を判断できる。
係止ピン64aにより第1コイルばね62の基端部を係
止し、糸繰り出し時に回転方向R1に回転するときに
は、強い回転抵抗を与えるために中心線A1の傾きを小
さくし、糸巻取時に回転方向R2に回転するときには、
弱い回転抵抗になるように中心線A2傾きを大きくす
る。これにより回転抵抗を回転方向に応じて変更できる
とともに、回転方向によって音質及び回転抵抗を異なら
せることができ、音により回転方向を判断できる。
【0041】また、左巻に使用状態を変更したときに
は、第1コイルばね62の装着位置を図8下側に変更
し、係止ピン64bにより基端部を係止する。これによ
り図8に示す位置と線対称の位置に第1音出しピン61
が配置され、糸繰り出し時の回転方向がR2に変わって
も傾きが小さくなり音量が大きくなりかつ回転抵抗が大
きくなり、右巻の時のときと同様な音質が得られる。ま
た,糸巻取時には回転方向がR1になり傾きが大きくな
って音量が小さくなりかつ回転抵抗が小さくなる。
は、第1コイルばね62の装着位置を図8下側に変更
し、係止ピン64bにより基端部を係止する。これによ
り図8に示す位置と線対称の位置に第1音出しピン61
が配置され、糸繰り出し時の回転方向がR2に変わって
も傾きが小さくなり音量が大きくなりかつ回転抵抗が大
きくなり、右巻の時のときと同様な音質が得られる。ま
た,糸巻取時には回転方向がR1になり傾きが大きくな
って音量が小さくなりかつ回転抵抗が小さくなる。
【0042】(c) 前記実施形態では、釣り用リール
として片軸受リールを例に説明したが、本発明の発音機
構が適用される釣り用リールは片軸受リールに限定され
ず、両軸受リールやスピニングリールなどの他の釣り用
リールにも適用できる。
として片軸受リールを例に説明したが、本発明の発音機
構が適用される釣り用リールは片軸受リールに限定され
ず、両軸受リールやスピニングリールなどの他の釣り用
リールにも適用できる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、コイルばねの端部が底
部に係止されかつコイルばねの内周側に配置された音出
しピンの先端部の間隙が大きいので、先端部は音出し凹
部により押されて回転方向に傾きながら音出しピンは音
出し凹部への衝突を繰り返す。回転方向が変わっても同
様に音出しピンは回転方向に傾いて発音する。このた
め、異なる回転方向でも音質や回転抵抗が変化しにくく
なり使用状態が変化しても音質や回転抵抗は変化しにく
い。しかも音出しピンが回転方向に傾くので、コイルば
ねの付勢力が弱くなり回転抵抗の増加を抑えることがで
きる。さらに、融通が多くなるので音出しピンが振動し
やすくなり音量の低下を抑えることができる。
部に係止されかつコイルばねの内周側に配置された音出
しピンの先端部の間隙が大きいので、先端部は音出し凹
部により押されて回転方向に傾きながら音出しピンは音
出し凹部への衝突を繰り返す。回転方向が変わっても同
様に音出しピンは回転方向に傾いて発音する。このた
め、異なる回転方向でも音質や回転抵抗が変化しにくく
なり使用状態が変化しても音質や回転抵抗は変化しにく
い。しかも音出しピンが回転方向に傾くので、コイルば
ねの付勢力が弱くなり回転抵抗の増加を抑えることがで
きる。さらに、融通が多くなるので音出しピンが振動し
やすくなり音量の低下を抑えることができる。
【図1】本発明の一実施形態による片軸受リールの側面
図。
図。
【図2】その片軸受リールの断面図。
【図3】要部の拡大断面図。
【図4】第1発音機構の正面部分図。
【図5】図4のV−V断面図。
【図6】係脱機構の要部拡大断面図。
【図7】他の実施形態の図5に相当する図。
【図8】さらに他の実施形態の図5に相当する図。
【図9】その図4に相当する図。
1 リール本体 40 回転円板 42 制動円板 45,46 第1,第2発音機構 59 第1装着穴部 59a 開口部 59b 底部 60,65 第1,第2発音部材 60a,65a 音出し凹部 61,66 第1,第2音出しピン 61a 頭部 61b 受け部 61c 軸部 62 第1コイルばね 64a,64b 係止ピン
Claims (7)
- 【請求項1】釣り用リールの相対回転する第1部材と第
2部材との間に配置され両部材の相対回転により発音す
る釣り用リールの発音機構であって、 前記第1部材に回転方向に間隔を隔てて配置された複数
の音出し凹部と、 前記第2部材の前記複数の音出し凹部の少なくとも一つ
と対向する位置に設けられ、回転方向に沿って長く形成
された開口部を有する装着穴部と、 前記装着穴部に進退自在に装着される音出しピンと、 前記音出しピンの外周側に配置され前記装着穴部の底部
に端部が係止され前記音出しピンを前記音出し凹部側に
付勢するコイルばねと、を備えた釣り用リールの発音機
構。 - 【請求項2】前記装着穴部の開口部は回転方向に湾曲し
両端が半円形の長円形状であり、前記底部は前記開口部
の中心位置に配置され前記長円形状の直径と実質的に同
じ直径の円形状である、請求項1に記載の釣り用リール
の発音機構。 - 【請求項3】前記開口部と前記底部とは直線的に結ばれ
ている、請求項1又は2に記載の釣り用リールの発音機
構。 - 【請求項4】前記開口部と前記底部とは段差を持って結
ばれている、請求項1又は2に記載の釣り用リールの発
音機構。 - 【請求項5】前記音出しピンの最大直径は前記装着穴部
の最小寸法より小さい、請求項1から4のいずれかに記
載の釣り用リールの発音機構。 - 【請求項6】前記装着穴部の底部には、前記回転方向に
間隔を隔てて前記コイルばねの端部を係止する2つの係
止部が設けられている、請求項1から5のいずれかに記
載の釣り用リールの発音機構。 - 【請求項7】前記音出しピンは、先端が滑らかな凸状の
頭部と、前記頭部に連なって形成され前記頭部より大径
の受け部と、前記受け部に連なって形成され前記受け部
より小径の軸部とを有する、請求項1から6のいずれか
に記載の釣り用リールの発音機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11033651A JP2000228936A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 釣り用リールの発音機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11033651A JP2000228936A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 釣り用リールの発音機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000228936A true JP2000228936A (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=12392361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11033651A Pending JP2000228936A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 釣り用リールの発音機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000228936A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100660556B1 (ko) | 2005-06-02 | 2006-12-22 | (주)주호상사 | 플라이 릴의 드랙 조정노브 |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP11033651A patent/JP2000228936A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100660556B1 (ko) | 2005-06-02 | 2006-12-22 | (주)주호상사 | 플라이 릴의 드랙 조정노브 |
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