JP2000229190A - ミシンのボビンとボビンケース - Google Patents

ミシンのボビンとボビンケース

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JP2000229190A
JP2000229190A JP11034126A JP3412699A JP2000229190A JP 2000229190 A JP2000229190 A JP 2000229190A JP 11034126 A JP11034126 A JP 11034126A JP 3412699 A JP3412699 A JP 3412699A JP 2000229190 A JP2000229190 A JP 2000229190A
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bobbin
case
bobbin case
flange
notch
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Toshiyuki Iwata
寿之 岩田
Masayoshi Tomita
政義 富田
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Juki Corp
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明の目的は、ボビンを収容するボビン
ケースと、ボビンケースが収容される内釜とを備え、縫
い目を形成するとき、ボビンがボビンケースに対して回
転することなく、下糸を繰り出す回転釜において、ボビ
ンをボビンケースに対して、正確に収容できるようにす
る。 【解決手段】 対向するフランジを有するボビンと、ボ
ビンを収容し底部を有する円筒状のボビンケースとを備
え、ボビンがボビンケースに対して回転することなく、
下糸を繰り出すボビンとボビンケースであって、前記ボ
ビンにはボビンをボビンケースに収容したとき、ボビン
の一方のフランジ端面とボビンケースの底面との間に空
隙が形成されるように、ボビンの収容深さを制限する制
限手段と、前記ボビンケースにはボビンをボビンケース
に収容したとき、ボビンの一方のフランジ端面に対して
ボビンの中心軸線を中心として略均等に磁力が作用する
ようにした磁性体を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ミシンにより縫
い目を形成するとき、ミシンの回転釜の内釜に支持され
たボビンケースに対して、下糸をもつボビンが回転する
ことなく、下糸をボビンから繰り出すミシンのボビンと
ボビンケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なミシンの回転釜において
は、ミシンを高速度で駆動して縫い目を形成している時
には、下糸が短時間に多く消費されるために、ボビンが
早く回転しながら下糸が繰り出されている。この状態か
らミシンを急停止すると、下糸の消費が停止したにもか
かわらず、ボビンは、ボビンとボビンに巻かれている糸
との質量による慣性力により、ボビンがボビンケースの
中で空転して、下糸がボビンケースのなかで緩む、所謂
バックラッシュ現象が生ずる。このバックラッシュ現象
が生ずると、次に縫い目を形成するためにミシンを駆動
すると、初期の縫い目形成時には、上記の緩んだ下糸が
消費されるために、ボビンは回転しない。このことは、
質量を持つボビンに巻かれている下糸とボビンとを回転
させる力が、下糸に加わらないから、下糸の張力が減少
する。このために、初期の縫い目の上下糸の結節点が布
の上に出る、所謂上吊り状態となって、製品の商品価値
が低下してしまう。
【0003】更に、下糸がボビンにいっぱい巻かれてい
る状態と、少ししか巻かれていない状態とでは、下糸の
巻き径が異なるために、所定の長さの下糸を引き出す場
合に、ボビンの回転量が変化するために、ボビンの回転
時におけるボビンに掛かる抵抗力が変化する。これによ
り、高速度縫製状態と低速縫製状態とにおける縫い目が
異なり、製品の商品価値が低下してしまう。
【0004】そこで本出願人は、ボビンがボビンケース
の中で回転することなく下糸を繰り出すミシンの釜を開
発し、例えば、特願平10−322307として出願し
ている。この釜によれば、下糸の張力が安定し、仕上が
りの美しい縫い目が形成でき、製品の商品価値が向上す
る。図24〜図26に、外釜を除いた上記の従来の釜を
示し、以下にその構成を説明する。
【0005】この釜は、一般に千鳥縫いミシン等に使用
されているDPタイプと言われている釜であり、図24
は正面図、図25は図24のZ−Za断面図、図26は
図24のZ−Y断面図である。50は内釜、60はボビ
ンケース、70はボビンである。内釜50は円筒状で、
上方に突出する内釜止め部50aと、不図示の外釜に形
成した円弧状の溝に遊嵌する外周部の軌条50bと、円
筒部の中央から突出する軸部50cと、後述するボビン
ケース60のラッチ板60gの先端が係合する係合凹部
50dとが設けられている。
【0006】ボビンケース60は、一方が開口し他方に
底部60aを持つ円筒状であり、その外周面の一部に糸
調子ばね60bが固定されているとともに、底部60a
にはその中心部の孔60dと、中心部から離れた位置に
円盤状の磁性体60eとが設けられている。またこのボ
ビンケース60には、円筒状の開口部から前記孔60d
に連通する糸通し溝60pと、前記孔60dから底部6
0cとは反対側のボビンケース60の表面を通り糸調子
ばね60b下面に連通する断面略U字形状の糸案内溝6
0fとが形成されている。60gは、ボビンケース60
の表面側に左右方向に移動可能に支持されたラッチ板で
あり、常にばね60hにより左方に押され、ラッチ板6
0g左端の係合部60iが、ボビンケース60の係合凹
部50dに係合している。
【0007】またこのラッチ板60gには、係合部60
iがボビンケース60の係合凹部50dに係合している
位置において、前記ボビンケース60の糸通し溝60p
と連通する糸通し溝60jと、その糸通し溝60jと連
通するとともにボビンケース60の中心に位置する小径
の糸孔60kと、糸孔60kの左方に磁石60lが設け
られている。60mはラッチレバーであり、右端をボビ
ンケース60に回動自在に支持するとともに、左端の上
方に少し折り曲げた操作部60nを指により持ち上げ、
ラッチレバー60mの右端を中心に回動させることによ
って、ラッチ板60gを右方に移動させてラッチ板60
g左端の係合部60iとボビンケース60の係合凹部5
0dとの係合を解除する。また、ラッチレバー60mの
下面には前記ボビンケース60の糸案内溝60fに沿う
溝60oが形成されている。
【0008】ボビン70は、径の小さい一方のフランジ
70aとそれに対向するフランジ70aよりも径の大き
い他方のフランジ70bとから構成され、中央には前記
内釜50の軸部50cに遊嵌する孔70cが形成されて
いる。また他方のフランジ70bには、図25、図26
に示すように、このボビン70をボビンケース60に収
容したとき、ボビン70の一方のフランジ70a端面と
ボビンケース60の底面60aとの間に、空隙Aが形成
されるように、ボビンケース60の端面に係合してボビ
ン70の上方向(図25、26における)への移動を規
制すると共に横方向(図25、26における)への移動
を規制する段部70dを設ける。Tはボビン70に巻か
れた下糸である。
【0009】そして、この従来の回転釜においては、次
のようにして下糸Tをボビンケースに通し、下糸Tが繰
り出される。まず、内釜50からボビンケース60を取
り外したのち、下糸Tが巻かれたボビン70を、図26
のようにボビンケース60に収容する。これによりボビ
ン70は、ボビンケース60に設けた磁性体60eの磁
力により上方に引かれ、ボビン70の段部70dが、ボ
ビンケース60の開放端面にきっちりと嵌合する。この
状態から左手の指でボビン70を持ち、右手の指で下糸
Tを摘み、まず下糸Tをボビンケース60の糸通し溝6
0pからラッチレバー60mの下面に導き、ラッチ板6
0mの糸通し溝60jを通過して孔60dに連通する糸
孔60kに通す。
【0010】さらに下糸Tをラッチ板60mの溝60o
に沿わせ、続いてボビンケース60の糸案内溝60fに
沿わせて、糸調子ばね60bの下面とボビンケース60
の外周面との間に案内し、図24に示すように、下糸T
を糸調子ばね60bの先端から引き出す。そして、上記
のように下糸Tを糸通ししたボビン70を、図25のよ
うにボビンケース60に装着した後にミシンを駆動する
と、下糸Tはラッチ板60mの糸孔60kの部分から、
糸案内溝60fと糸調子ばね60bの下面を通って引き
出される。
【0011】この時、ボビン70に巻かれた下糸Tは、
ボビンケース60の底部60aとボビン70のフランジ
70aとの空隙Aを通り、ボビン70のフランジ70a
の周囲を回りながら、ラッチ板60mの糸孔60kから
繰り出される。即ち、下糸Tはボビン70の軸方向に取
り出されるからボビン70はほとんど回転しない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の釜においては、ボビンケース60の底部60aに設
けた磁性体60eが、円筒状のボビンケース60の中心
に対して偏った一方の位置に設けられているために、次
のような問題がある。まず、下糸Tが巻かれたボビン7
0を、図26のようにボビンケース60に収容する時、
または図25のように内釜50に装着した後に、以下の
ような問題が生ずる。
【0013】即ち、下糸Tが巻かれたボビン70をボビ
ンケース60に収容して、下糸Tをボビンケース60の
所定の位置に糸通しするとき、左手にもったボビンケー
ス60を何度か持ち替える必要がある。この時上記のよ
うに、磁性体60eが、円筒状のボビンケース60の中
心に対して偏った一方の位置に設けられているために、
ボビンケース60内のボビン70が図27のように、フ
ランジ70aの一方が磁性体60eの磁力に引かれて吸
着されてボビン70が傾いてしまうという問題が生じ
た。
【0014】具体的には、例えば、図28(a)のよう
に下糸Tの端がボビンケース60の糸通し溝60pから
離れた位置にある時には、下糸Tを図28(b)の位置
までもってきてから、図28(c)の状態とするため
に、磁力で密着しているボビンケース60の端面とボビ
ン70のフランジ70bとの間を移動させる必要がある
が、この時、ボビンケース60の端面とボビン70の段
部70dとの嵌合が外されて、フランジ70aの一方が
磁性体60eの磁力に引かれて吸着されてボビン70が
傾いてしまうということがあった。
【0015】従って、作業者は、ボビン70をボビンケ
ース60へとセットするときには、ボビン70が傾かな
いように細心の注意をはらう必要があり、このため、糸
通し作業に時間がかかり作業能率が低下するという問題
がある。また、ボビン70がボビンケース60に傾いた
状態で釜50にセットされてしまうと、ミシンを駆動し
たときに、ボビン70に巻かれた下糸Tは、底部60a
とボビン70のフランジ70aとの空隙Aを通ることが
できないため、ボビン70より下糸Tが繰り出されず、
縫い目が形成出来ない問題が生じる。
【0016】このため、ボビン70の傾きを防止するた
めに、図29の(a)、(b)、(c)、(d)のよう
な提案が成されている。図29の(a)は、ボビンケー
ス60の内側端面に円形の溝60qを形成し、ボビン7
0をボビンケース60に装着したとき、ボビン70のフ
ランジ70aを円形の溝60qに嵌合させる構成であ
る。
【0017】また、図29の(b)は、ボビン70のフ
ランジ70bの周縁に、環状で上方に突出する淵70f
を形成し、ボビン70をボビンケース60に装着したと
き、ボビンケース60の端面をボビン70の淵70fに
嵌合させる構成である。また、図29の(c)は、ボビ
ン70のフランジ70bの外周に近い上端面に、環状の
溝70eを形成し、ボビンケース60の端面には前記の
溝70eに遊嵌する円状の突部60sを形成し、ボビン
70をボビンケース60に装着したとき、ボビン70の
溝70eを、ボビンケース60の突部60sに嵌合させ
る構成である。
【0018】さらに、図29の(d)は、上記cに示す
ボビン70の溝70eと、ボビンケース60の突部60
sとを反対に入れ換えた構成である。しかしながら、こ
れら図29に示すボビン70とボビンケース60の構成
においても、いずれも下方(図29における)への移動
は自由であるから、ボビン70とボビンケースとの嵌合
状態が解除され、図27のようにボビン70が傾いて、
前述した問題が発生する。
【0019】また、この従来の釜においては、縫製中に
おけるラッチレバー60mの振動による騒音を防止する
ために、図24、図25に示すように、ラッチ板60g
に、磁石60lが設けなければならず、回転釜のコスト
が上がり、経済性に問題がある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、対向するフランジを有する
ボビンと、ぼびんを収容し底部を有する円筒状のボビン
ケースとを備え、ボビンがボビンケースに対して回転す
ることなく下糸を外部に繰り出すボビンとボビンケース
であって、前記ボビンにはボビンをボビンケースに収容
したとき、ボビンの一方のフランジ端面とボビンケース
の底面との間に空隙が形成されるように、ボビンの収容
深さを制限する制限手段と、前記ボビンケースにはボビ
ンをボビンケースに収容したとき、ボビンの一方のフラ
ンジに対してボビンの中心軸線を中心として略均等に磁
力が作用するようにした磁性体を設けた構成とした。
【0021】この請求項1記載の発明によれば、ボビン
をボビンケースに収容すると、ボビンの一方のフランジ
に対してボビンの中心軸線を中心として略均等に磁力が
作用するので、ボビンをボビンケースに収容する時や、
ボビンケースへの糸通し時に、ボビンケースに対するボ
ビンの位置が、ボビンケースに対して傾くことなく、常
に正常な位置に保たれるから、糸通し作業を短時間に行
う事が出来て作業能率が向上するとともに、縫い目形成
が確実となって製品の商品価値が向上する効果がある。
【0022】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の磁性体を、ボビンケースに設けられたラッチ板に設
けた構成である。この請求項2記載の発明によれば、こ
の磁性体が、ボビンの保持とラッチレバーの振動を防止
する作用とを有するので、前記請求項1記載の効果に加
えて、従来のように、ラッチレバーの振動を防止する磁
石を別に設ける必要がないから、コストが減少し経済性
にも優れる効果がある。
【0023】また、請求項3記載の発明は、対向するフ
ランジを有するボビンと、ボビンを収容し底部を有する
円筒状のボビンケースとを備え、ボビンがボビンケース
に対して回転することなく下糸を外部に繰り出すボビン
とボビンケースであって、前記ボビンとボビンケースに
は、ボビンをボビンケースに対し挿入して回動すること
により、ボビンの一方のフランジ端面とボビンケースの
底面との間に空隙が形成され、且つボビンの軸線方向へ
の移動を規制する規制手段を設けた構成である。
【0024】この請求項3記載の発明によれば、ボビン
をボビンケースに対し挿入して回動することにより、規
制手段によって、ボビンの一方のフランジ端面とボビン
ケースの底面との間に空隙が形成され、且つボビンの軸
線方向への両方向移動が生じないから、ボビンケースへ
の糸通し時や、ボビンケースを内釜に装着するとき等
に、ボビンケースに対するボビンの位置が、ボビンケー
スに対して傾くことなく、常に正常な位置に保たれるか
ら、糸通し作業を短時間に行う事が出来て作業能率が向
上するとともに、縫い目形成が確実となって製品の商品
価値が向上する効果がある。
【0025】さらに、請求項4記載の発明は、対向する
フランジを有するボビンと、ボビンを収容し底部を有す
る円筒状のボビンケースとを備え、ボビンがボビンケー
スに対して回転することなく下糸を外部に繰り出すボビ
ンとボビンケースであって、前記ボビンの他方のフラン
ジ部外周に切り欠きを形成し、ボビンとボビンケースに
は、ボビンをボビンケースに収容したとき、前記切り欠
きとボビンケースの通し溝とを一致させる位置決め手段
を設けた構成である。
【0026】この請求項4記載の発明によれば、ボビン
をボビンケースに収容したとき、位置決め手段により、
切り欠きとボビンケースの糸通し溝とが一致するので、
その状態から直ちに下糸をボビンケースの通し溝に通す
事が出来るから、糸通し作業が容易となり、作業能率が
向上する効果がある。
【0027】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態につい
て説明する。なお、従来と同じ構成の部分には、同じ部
分名称と同じ部品番号をつけて説明するとともに、同じ
構成の部分については、その説明を省略する。
【0028】
【第1の実施の形態】図1、図2は、本発明の第1の実
施の形態を示すである。この発明の構成は、ボビンケー
ス60の底部60aに、孔60dの周囲を取り囲むよう
に磁性体としての環状の磁石1を設けている。これによ
り、下糸Tを持つボビン70をボビンケース60に挿入
すると、ボビン70のフランジ70aに対して環状の磁
石1の磁力が、ボビン70の中心軸線を中心として、略
均等に作用するので、図2に示すように、ボビン70は
ボビンケース60の底部60aに対して傾くことなく、
ボビン70のフランジ70bに形成した段部70dが確
実にボビンケース60の段部70bに嵌合し、安定して
収容される。
【0029】
【第2の実施の形態】図3、図4は、本発明の第2の実
施の形態を示すである。この発明の構成は、ラッチ板6
0gの底部(図4における下方の面)に、糸孔60kの
周囲を取り囲むように磁性体としての環状の磁石1を設
けている。これにより、下糸Tを持つボビン70をボビ
ンケース60に挿入すると、ボビン70のフランジ70
aに対して、環状の磁石1aの磁力がボビン70の中心
軸線を中心として、略均等に作用するので、図4に示す
ように、ボビン70はボビンケース60の底部60aに
対して傾くことなく、ボビン70のフランジ70bに形
成した段部70dが確実にボビンケース60の段部70
bに嵌合し、安定して収容される。
【0030】さらに、この実施の形態においては、磁石
1aの磁力がラッチレバー60mにも作用して、ラッチ
レバー60mをラッチ板60gに吸着するので、新たに
従来のように磁石1aとは別の磁石を設けなくても、ラ
ッチレバー60mの振動を防止して、ラッチレバー60
mの振動による騒音の発生を防止することができる。上
記第1及び第2の実施の形態では、環状の磁石を適用し
ているが、フランジにかかる磁力を均等にすることがで
きれば、図5、図6、図7に示すように、環状とする必
要はない。
【0031】即ち、図5に示すように、ボビンケース6
0またはラッチ板60gに、矩形の磁石1bを放射状に
複数個配置したり、図6に示すように扇形の磁石1cを
放射状に複数個配置したり、図7に示すように円形の磁
石1dを放射状に複数個配置しても、それらの磁力がボ
ビン70のフランジ70aに対して、ボビン70の中心
軸線を中心として、略均等に作用するので、ボビン70
はボビンケース60の底部60aに対して傾くことな
く、ボビン70のフランジ70bに形成した段部70d
が確実にボビンケース60の段部70bに嵌合し、安定
して収容される。
【0032】
【第3の実施の形態】図8〜図14は、本発明の第3の
実施の形態を示すである。この発明の構成の特徴は、後
述する、ボビンとボビンケースの間に、ボビンをボビン
ケースに挿入した後にボビンを回動することにより、ボ
ビンの一方のフランジ端面とボビンケースの底面との間
に空隙が形成され且つボビンの軸線方向への両方向移動
を規制する規制手段を設けたことと、ボビンの他方のフ
ランジ部外周に切り欠きを形成し、ボビンとボビンケー
スの間に、ボビンをボビンケースに収容したとき、前記
切り欠きとボビンケースの糸通し溝とを一致させる、位
置決め手段を設けたことにある。
【0033】まず、図8と図11に示すように、ボビン
ケース60の円筒状の端面には、それぞれ内側に対向し
て突出する規制手段の一方、および位置決め手段の一方
としての突部2、2aを設ける。また、図9と図11に
示すように、ボビン70の他方のフランジ70bには、
外周部に従来と同様の規制手段としての段部70dを設
け、前記突部2、2aに対応する位置に、突部2、2a
が遊嵌可能で、フランジ70bを貫通する切り込み3、
3aと、この切り込み3、3aに連通し、円周方向に形
成された、規制手段としての段部4、4aとこの段部
4、4aの円周方向終端に、位置決め手段としての係止
部5、5aとを設ける。また、フランジ70bの外周の
一部に、円弧状の切り欠き6を設ける。
【0034】このように構成したボビン70をボビンケ
ース60に収容するには次のようにする。まず、下糸T
が巻かれたボビン70を、下糸Tの糸の端が切り欠き6
から垂れ下がるようにする。そしてそのボビン70を図
13(a)に示すように、フランジ70bに形成した切
り込み3、3aが、ボビンケース60の突部2、2aに
一致するように位置を合わせ、ボビン70の段部70d
がボビンケース60の端面に当たるまでボビンをボビン
ケース60に挿入し、ボビンケース60の底部60aと
ボビン70のフランジ70aとの間に、空隙Aができ
る。
【0035】この状態においては、図13(a)のよう
に切り欠き6は、ボビンケース60の糸通し溝60pに
対してずれている。この図13(a)の状態から、ボビ
ン70を僅かに時計方向に回すと、ボビン70の段部
4、4aにボビンケース60の突部2、2aが係合し、
さらにボビン70を時計方向に回すと、位置決め手段と
してのボビン70の係止部5、5aが、位置決め手段と
してのボビンケース60の突部2、2aの端面に当接し
てとまる。
【0036】この状態が図12と図13(b)および図
14であり、まず、図12に示すように、一方の規制手
段としての、ボビンケース60の端面とボビン70の段
部70dとが当接して、ボビン70の軸線方向上方(図
12における)への移動を規制し、他方の規制手段とし
ての、ボビンケース60の突部2、2aとボビン70の
段部4、4aとが当接して、ボビン70の軸線方向下方
(図12における)への移動を規制して、ボビン70は
軸線方向に移動することがなく、従ってボビン70はボ
ビンケース60に対して傾くことはない。
【0037】また、図13(b)と図14に示すよう
に、ボビン70の切り欠き6は、ボビンケース60の糸
通し溝60pに一致しており、ボビン70の切り欠き6
から垂れ下がっている下糸Tの端を指で摘まみ、そのま
ま引き上げることによって、下糸Tは容易にボビンケー
ス60の糸通し溝60pに通す事が出来る。また、ボビ
ン70をボビンケース60から取り外すには、図14の
状態のボビン70を、前記とは逆に反時計方向に回し
て、ボビン70の切り込み3、3aをボビンケース60
の突部2、2aに一致させ、その位置でボビン70をボ
ビンケース60から引き出す。
【0038】ボビン50とボビンケース60との係合は
上記の実施の形態に制限されることなく、ボビンの軸方
向への移動が規制できれば、図15〜21に示すように
してもよい。即ち、図15と図16は、ボビンケース6
0の円筒状の端面には、それぞれ内側に対向して突出す
る規制手段の一方、および位置決め手段の一方としての
突部7を設ける。
【0039】また、図15と図16に示すように、ボビ
ン70の他方のフランジ70bには、前記突部7に対応
する位置に、突部7が遊嵌可能で、フランジ70bを貫
通する切り込み8と、この切り込み8から僅かに離れた
フランジ70b円周方向の外側端面に、規制手段と位置
決め手段の他方としての突部9を設け、またこの突部9
には、規制手段の他方としての段部70dを設ける。
【0040】このように構成したボビン70をボビンケ
ース60に収容するには次のようにする。まず、下糸T
が巻かれたボビン70を、図12(a)のように、下糸
Tの糸の端が切り欠き6から垂れ下がるようにする。そ
してそのボビン70を、フランジ70bに形成した切り
込み8が、ボビンケース60の突部7に一致するように
位置を合わせ、図16に示すように、ボビン70の突部
9の段部70dがボビンケース60の端面に当たるまで
ボビンをボビンケース60に挿入し、ボビンケース60
の底部60aとボビン70のフランジ70aとの間に、
空隙Aができる。
【0041】この状態においては、図示しないボビン7
0の切り欠き6は、ボビンケース60の糸通し溝60p
に対してずれている。この状態から、ボビン70を僅か
に時計方向に回すと、位置決め手段の他方としてのボビ
ン70の突部9の端面が、位置決め手段の一方としての
ボビンケース60の端面に当接してとまる。
【0042】この状態が図16であり、まず、図16に
示すように、一方の規制手段としての、ボビンケース6
0の端面とボビン70の段部70dとが当接して、ボビ
ン70の軸線方向上方への移動を規制し、他方の規制手
段としての、ボビンケース60の突部7とボビン70の
フランジ70bの外側端面とが当接して、ボビン70の
軸線方向下方への移動を規制して、ボビン70は軸線方
向に移動することがなく、従ってボビン70はボビンケ
ース60に対して傾くことはない。
【0043】また、この位置においては、図13(b)
に示すように、ボビン70の切り欠き6は、ボビンケー
ス60の糸通し溝60pに一致しており、ボビン70の
切り欠き6から垂れ下がっている下糸Tの端を指で摘ま
み、その儘引き上げることによって、下糸Tは容易にボ
ビンケース60の糸通し溝60pに通す事が出来る。ま
た、ボビン70をボビンケース60から取り外すには、
前記とは逆にボビンを反時計方向に回して、ボビン70
の切り込み8をボビンケース60の突部7に一致させ、
その位置でボビン70をボビンケース60から引き出
す。
【0044】その他としては、図17、図18に示すも
のがある。主構成は第3の実施の形態と同様であり、ボ
ビンケース60の円筒状の端面には、規制手段の一方、
および位置決め手段の一方としての、切り込み10とそ
の切り込み10に連通する円周方向の溝11とを設け
る。また、図17に示すように、ボビン70の他方のフ
ランジ70bには、規制手段と位置決め手段の他方とし
ての、前記切り込み10に対応する位置に、切り込み1
0に遊嵌可能な幅と、溝11に遊嵌可能な厚みをもつ突
部12を形成する。
【0045】このように構成したボビン70をボビンケ
ース60に収容するには次のようにする。まず、下糸T
が巻かれたボビン70を、図12(a)のように、下糸
Tの糸の端が切り欠き6から垂れ下がるようにする。そ
してそのボビン70を、フランジ70bに形成した突部
12が、ボビンケース60の溝11に一致するように位
置を合わせ、ボビン70の突部12がボビンケース60
の溝11の底部に当たるまでボビンをボビンケース60
に挿入し、この位置で図18に示すように、ボビンケー
ス60の底部60aとボビン70のフランジ70aとの
間に、空隙Aができる。
【0046】この状態においては、ボビン70の切り欠
き6は、図13(a)に示すように、ボビンケース60
の糸通し溝60pに対してずれている。この状態から、
ボビン70を僅かに時計方向に回すと、位置決め手段の
他方としてのボビン70の突部12の側端面が、位置決
め手段の一方としてのボビンケース60の溝11の側端
面に当接してとまる。
【0047】この状態が図18であり、まず、規制手段
としての、ボビンケース60の溝11にボビン70の突
部12が遊嵌しているので、ボビン70の軸線方向の上
方と下方への移動が規制され、ボビン70は軸線方向に
移動することがなく、従ってボビン70はボビンケース
60に対して傾くことはない。また、この位置において
は、図13(b)に示すように、ボビン70の切り欠き
6は、ボビンケース60の糸通し溝60pに一致してお
り、ボビン70の切り欠き6から垂れ下がっている下糸
Tの端を指で摘まみ、そのまま引き上げることによっ
て、下糸Tは容易にボビンケース60の糸通し溝60p
に通す事が出来る。
【0048】また、ボビン70をボビンケース60から
取り外すには、前記とは逆にボビンを反時計方向に回し
て、ボビン70の突部12をボビンケース60の溝10
に一致させ、その位置でボビン70をボビンケース60
から引き出す。さらにその他として、図19、図20に
示すものがある。主構成は第3の実施の形態と同様であ
り、ボビンケース60の円筒状の端面には、規制手段の
一方、および位置決め手段の一方としての、円筒部から
内側に突出する突部13、13aを設ける。
【0049】また、ボビン70の他方のフランジ70b
には、外周部の段部70dと、規制手段と位置決め手段
の他方としての、突部13に対応する位置に、突部1
3、13aが遊嵌可能な隙間14をもつ鉤状の係止部1
5を形成する。このように構成したボビン70をボビン
ケース60に収容するには次のようにする。
【0050】まず、下糸Tが巻かれたボビン70を、図
12(a)のように、下糸Tの糸の端が切り欠き6から
垂れ下がるようにする。そしてそのボビン70を、フラ
ンジ70bに形成した突部13、13aが、ボビンケー
ス60の係止部15、15aの隙間14、14aに入り
得る位置に合わせ、ボビン70の段部70dがボビンケ
ース60の端面に当たるまでボビンをボビンケース60
に挿入し、この位置で図20に示すように、ボビンケー
ス60の底部60aとボビン70のフランジ70aとの
間に、空隙Aができる。
【0051】この状態においては、ボビン70の切り欠
き6は、図13(a)に示すように、ボビンケース60
の糸通し溝60pに対してずれている。この状態から、
ボビン70を僅かに時計方向に回すと、位置決め手段の
他方としてのボビン70の鉤部15,15aの隙間1
4、14aに、位置決め手段の一方としてのボビンケー
ス60の突部13、13aが入り隙間14、14aの終
端に当接してとまる。
【0052】この状態が図20であり、まず、規制手段
としての、ボビンケース60の突部13、13aが、ボ
ビン70の鉤部15,15aの隙間14、14aに遊嵌
しているので、ボビン70の軸線方向の上方と下方への
移動が規制され、ボビン70は軸線方向に移動すること
がなく、従ってボビン70はボビンケース60に対して
傾くことはない。
【0053】また、この位置においては、図13(b)
に示すように、ボビン70の切り欠き6は、ボビンケー
ス60の糸通し溝60pに一致しており、ボビン70の
切り欠き6から垂れ下がっている下糸Tの端を指で摘ま
み、その儘引き上げることによって、下糸Tは容易にボ
ビンケース60の糸通し溝60pに通す事が出来る。ま
た、ボビン70をボビンケース60から取り外すには、
前記とは逆にボビンを反時計方向に回して、ボビン70
の突部12をボビンケース60の溝10に一致させ、そ
の位置でボビン70をボビンケース60から引き出す。
【0054】以上に説明した各実施例の規制手段と位置
決め手段は、上述した実施例と同様に、それぞれ一対あ
るが、一方の規制手段と位置決め手段について説明し、
他方は省略している。さらにその他としては図21に示
すようなものがある。この発明の構成の特徴も、前記実
施例と同様である。
【0055】この実施例は、ボビンケース60の端面に
近い内側に雌ねじ16を形成し、ボビン70のフランジ
70bの外周に雄ねじ17を形成した構成である。この
実施例においても、ボビン70のフランジ70bの外周
の雄ねじ17を、ボビンケース60の雌ねじ16に、ね
じこみがとまる位置までねじ込むことにより、ボビン7
0の軸線方向の上方と下方への移動が規制され、ボビン
70は軸線方向に移動することがなく、またボビン70
の回動位置が決まってボビン70の切り欠き6は、ボビ
ンケース60の糸通し溝60pに一致し、ボビン70の
切り欠き6から垂れ下がっている下糸Tの端を指で摘ま
み、そのまま引き上げることによって、下糸Tは容易に
ボビンケース60の糸通し溝60pに通す事が出来る。
【0056】また、ボビン70をボビンケース60から
取り外すには、前記とは逆にボビンを反時計方向に回す
ことによって、取り外す事が出来る。ボビン50の切り
欠きをボビンケース60に位置決めする方法も第3の実
施の形態のものに制限されることなく、位置決めできれ
ば、図22、23に示すようにしてもよい。
【0057】即ち、ボビンケース60の端面に切り欠き
18、18aを形成し、ボビン70のフランジ70bに
は、上記の切り欠き18、18aに嵌合する突部19、
19aを形成する。この実施例においては、ボビン70
のフランジ70bの突部19、19aを切り欠き18、
18aに合わせて、ボビンケースに挿入することによ
り、フランジ70bの突部19、19aを切り欠き1
8、18aに嵌合する。これにより、ボビン70の位置
が決まり、図23に示すように、ボビン70の切り欠き
6は、ボビンケース60の糸通し溝60pに一致し、ボ
ビン70の切り欠き6から垂れ下がっている下糸Tの端
を指で摘まみ、そのまま引き上げることによって、下糸
Tは容易にボビンケース60の糸通し溝60pに通す事
が出来る。
【0058】なお、前述した各実施例においては、位置
決め手段としての各構成部分を、ボビンとボビンケース
に対して、それぞれ180度ずらして形成したが、この
各構成部分を180度以外の角度にすることによって、
より正確に位置決めすることができる。また、前述した
各実施例に示した、規制手段と位置決め手段の細部構造
は、発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であ
る。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明のミシンのボビン
とボビンケースによれば、この請求項1記載の発明にお
いては、ボビンをボビンケースに収容すると、ボビンの
一方のフランジに対してボビンの中心軸線を中心として
略均等に磁力が作用するので、ボビンをボビンケースに
収容する時や、ボビンケースへの糸通し時に、ボビンケ
ースに対するボビンの位置が、ボビンケースに対して傾
くことなく、常に正常な位置に保たれるから、糸通し作
業を短時間に行う事が出来て作業能率が向上するととも
に、縫い目形成が確実となって製品の商品価値が向上す
る効果がある。
【0060】また、請求項2記載の発明においては、磁
性体が、ボビンの保持とラッチレバーの振動を防止する
作用とを有するので、前記の効果に加えて、ラッチレバ
ーの振動を防止する磁石を別に設ける必要がないから、
コストが減少し経済性にも優れる効果がある。この請求
項3記載の発明によれば、ボビンをボビンケースに対し
挿入して回動することにより、規制手段によって、ボビ
ンの一方のフランジ端面とボビンケースの底面との間に
空隙が形成され、且つボビンの軸線方向への両方向移動
が生じないから、ボビンケースへの糸通し時や、ボビン
ケースを内釜に装着するとき等に、ボビンケースに対す
るボビンの位置が、ボビンケースに対して傾くことな
く、常に正常な位置に保たれるから、糸通し作業を短時
間に行う事が出来て作業能率が向上するとともに、縫い
目形成が確実となって製品の商品価値が向上する効果が
ある。
【0061】この請求項4記載の発明によれば、ボビン
をボビンケースに収容したとき、位置決め手段により、
切り欠きとボビンケースの糸通し溝とが一致するので、
その状態から直ちに下糸をボビンケースの通し溝に通す
事が出来るから、糸通し作業が容易となり、作業能率が
向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例のボビンケースの裏面図である
【図2】図1のボビンケースにボビンを収容した状態の
断面図である
【図3】ボビンケースのラッチ板の裏面図である
【図4】図3のラッチ板をボビンケースに取り付けて、
ボビンを収容した状態の断面図である
【図5】図1、図3の他の実施例を示すボビンケースの
裏面図である
【図6】図1、図3の他の実施例を示すボビンケースの
裏面図である
【図7】図1、図3の他の実施例を示すボビンケースの
裏面図である
【図8】規制手段と位置決め手段の第一実施例を説明す
るための、ボビンケースの裏面図である
【図9】規制手段と位置決め手段の第一実施例を説明す
るための、ボビンの正面図と裏面図である
【図10】規制手段と位置決め手段の第一実施例を説明
するための、ボビンの側面図である
【図11】規制手段と位置決め手段の第二実施例を説明
するための、ボビンとボビンケースの部分斜視図である
【図12】図12のボビンをボビンケースに収容した状
態の、ボビンケースの断面図である
【図13】位置決め手段によるボビンケースの糸通し溝
に対する、ボビンの切り欠きの位置を説明するためのボ
ビンケースの裏面図である
【図14】位置決め手段によるボビンケースの糸通し溝
に対する、ボビンの切り欠きの位置を説明するためのボ
ビンケースの側面図である
【図15】規制手段と位置決め手段の第三実施例を説明
するための、ボビンとボビンケースの部分斜視図である
【図16】図15のボビンをボビンケースに収容した状
態の、ボビンケースの断面図である
【図17】規制手段と位置決め手段の第四実施例を説明
するための、ボビンとボビンケースの部分斜視図である
【図18】図17のボビンをボビンケースに収容した状
態の、ボビンケースの断面図である
【図19】規制手段と位置決め手段の第五実施例を説明
するための、ボビンとボビンケースの部分斜視図である
【図20】図19のボビンをボビンケースに収容した状
態の、ボビンケースの断面図である
【図21】規制手段と位置決め手段の第六実施例を説明
するための、ボビンをボビンケースに収容した状態の、
ボビンケースの断面図である
【図22】位置決め手段の他の実施例を説明するため
の、ボビンとボビンケースの斜視図である
【図23】図22のボビンをボビンケースに収容した状
態の、ボビンケースの裏面図である
【図24】ボビンケースを内釜に収容した状態の、従来
技術の内釜の正面図である
【図25】図24のZ−Zaの縦断面図である
【図26】図24のZ−Yの縦断面図である
【図27】ボビンをボビンケースに収容したとき、ボビ
ンケースに対してボビンが傾いて収容された状態を示す
図である
【図28】ボビンの下糸をボビンケースの糸通し溝に通
す順序を説明するための説明図である
【図29】規制手段の従来の技術を示すボビンケースと
ボビンとの縦断面図である
【符号の説明】
1 磁石 (磁性体) 1a 磁石 (磁性体) 1b 磁石 (磁性体) 1c 磁石 (磁性体) 1d 磁石 (磁性体) 2、2a 突部 (規制手段、位置決め手
段) 3、3a 切り込み 4、4a 段部 (規制手段) 5、5a 係止部 (位置決め手段) 6 切り欠き 7、7a 突部 (規制手段、位置決め手
段) 8、8a 切り込み (規制手段、位置決め手
段) 9 突部 (規制手段、位置決め手
段) 10 切り込み 11、11a 溝 (規制手段、位置決め手
段) 12、12a 突部 (規制手段、位置決め手
段) 13、13a 突部 (規制手段、位置決め手
段) 14、14a 隙間 15、15a 鉤部 (規制手段、位置決め手
段) 18、18a 切り欠き (位置決め手段) 19、19a 突部 (位置決め手段) 50 内釜 60 ボビンケース 70 ボビン A 空隙 T 下糸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向するフランジを有するボビンと、ボ
    ビンを収容し底部を有する円筒状のボビンケースとを備
    え、ボビンがボビンケースに対して回転することなく下
    糸を外部に繰り出すボビンとボビンケースであって、 前記ボビンにはボビンをボビンケースに収容したとき、
    ボビンの一方のフランジ端面とボビンケースの底面との
    間に空隙が形成されるように、ボビンの収容深さを制限
    する制限手段と、前記ボビンケースにはボビンをボビン
    ケースに収容したとき、ボビンの一方のフランジに対し
    てボビンの中心軸線を中心として略均等に磁力が作用す
    るようにした磁性体を設けたことを特徴とするミシンの
    ボビンとボビンケース。
  2. 【請求項2】 前記磁性体を、ボビンケースに設けられ
    たラッチ板に設けたことを特徴とする請求項1記載のミ
    シンのボビンとボビンケース。
  3. 【請求項3】 対向するフランジを有するボビンと、ボ
    ビンを収容し底部を有する円筒状のボビンケースとを備
    え、ボビンがボビンケースに対して回転することなく下
    糸を外部に繰り出すボビンとボビンケースであって、 前記ボビンとボビンケースには、ボビンをボビンケース
    に対し挿入して回動することにより、ボビンの一方のフ
    ランジ端面とボビンケースの底面との間に空隙が形成さ
    れ、且つボビンの軸線方向への両方向移動を規制する規
    制手段を設けたことを特徴とするミシンのボビンとボビ
    ンケース。
  4. 【請求項4】 対向するフランジを有するボビンと、ボ
    ビンを収容し底部を有する円筒状のボビンケースとを備
    え、ボビンがボビンケースに対して回転することなく下
    糸を外部に繰り出すボビンとボビンケースであって、 前記ボビンの他方のフランジ部外周に切り欠きを形成
    し、ボビンとボビンケースには、ボビンをボビンケース
    に収容したとき、前記切り欠きとボビンケースの通し溝
    とを一致させる位置決め手段を設けたことを特徴とする
    ミシンのボビンとボビンケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100819908B1 (ko) 2007-02-21 2008-04-08 코베스트 주식회사 확경보빈의 장착이 용이한 재봉틀의 회전북장치
KR100978287B1 (ko) 2007-09-20 2010-08-26 코베스트 주식회사 스터드 실 제거가 용이한 재봉틀의 회전북장치 및 그제조방법

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WO2008102969A1 (en) * 2007-02-21 2008-08-28 Kobest Co., Ltd. Rotary shuttle device for sewing machines configured for easy installation of dilated diameter bobbin therein
KR100978287B1 (ko) 2007-09-20 2010-08-26 코베스트 주식회사 스터드 실 제거가 용이한 재봉틀의 회전북장치 및 그제조방법

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