JP2000229748A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000229748A
JP2000229748A JP11032756A JP3275699A JP2000229748A JP 2000229748 A JP2000229748 A JP 2000229748A JP 11032756 A JP11032756 A JP 11032756A JP 3275699 A JP3275699 A JP 3275699A JP 2000229748 A JP2000229748 A JP 2000229748A
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Yuji Sawai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写チリの発生を防止できる画像形成装置を
提供する。 【解決手段】 トナー像を担持する中間転写ベルトと、
転写位置へ転写材を案内するガイド部材とを有する画像
形成装置に関する。ガイド部材は、転写材の両側にそれ
ぞれ位置して中間転写ベルト221側の下ガイド1と下
ガイド1に対向する上ガイド2とからなる一対のガイド
を有し、転写材に対して中間転写ベルト221と反対側
の下ガイド1の頂点1aは、転写ニップの上流端におけ
る接線L1よりも中間転写ベルト221側に配置されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等の画像形成装置に係わり、詳しくは感
光体ドラム、中間転写ベルト等の像担持体の転写位置に
用紙を搬送して像を転写する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フルカラー画像の複写やプリント
が可能な電子写真方式のカラー画像形成装置が実用化さ
れている。このカラー画像形成装置における画像の転写
材への転写方式として、中間転写方式が知られている。
【0003】この中間転写方式では、中間転写ベルト上
の基準マークを基準として、感光体上に色毎に形成され
るイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブ
ラック(BK)の各画像を、一次転写領域で中間転写体
上に順次重ね合わせて転写し、この中間転写体上のフル
カラーのトナー像を二次転写領域で転写材に一括転写す
る。この中間転写方式によれば、厚紙等にも転写できる
というペーパーフリー性を有する点、全面コピーが可能
である点等の利点がある。
【0004】このような中間転写方式では、一般的に、
転写部位での紙搬送速度とレジストローラ部での搬送速
度とに速度差を設けている。この速度差は、転写部位で
の紙搬送速度よりレジストローラ部での搬送速度の方が
大きくすることにより、転写材である紙に張力がかから
ないように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記速
度差により転写前にて紙の撓みが発生し、転写前の紙挙
動が安定しないために像担持体と転写材との間に空隙が
出来やすく、トナー画像のプレ転写による転写チリが発
生しやすかった。
【0006】また、転写材後端がガイドを抜けるときの
ショックにより、転写ニップ直前部での転写材挙動が不
安定となるため画像乱れが発生していた。この画像乱れ
は特に転写材のコシが強い厚紙ほど顕著である。
【0007】そこで、本発明は、転写チリの発生を防止
できる画像形成装置を提供することをその目的とする。
【0008】また、本発明の他の目的は、転写ニップ直
前部での転写材挙動が不安定となることにより生じる画
像乱れの発生を防止できる画像形成装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、トナー像を担持する像担持体と、
転写位置へ転写材を案内するガイド部材とを有する画像
形成装置において、前記ガイド部材は、転写材の両側に
それぞれ位置して像担持体側の第1ガイドと該第1ガイ
ドに対向する第2ガイドとからなる一対のガイドを有
し、前記転写材に対して像担持体と反対側の第1ガイド
の頂点は、転写ニップの上流端における接線よりも像担
持体側に配置されていることを特徴とする画像形成装置
である。この構成では、転写位置に進入する転写材に第
1ガイドから接触圧を作用させることが出来、これによ
り転写材を像担持体に向けて押さえることができる。転
写材を像担持体に向けて押さえることができるので、ト
ナーが飛散して転写するチリ現象を防止することができ
る。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の画像形成装置において、前記第1ガイドの頂点から下
流方向のガイド面は、前記転写ニップ上流側接線と交わ
るように配置されていることを特徴としている。この構
成では、第1ガイドのガイド面に沿って転写材後端が抜
けるため、転写ブレを防止することができる。
【0011】また、請求項3の発明は、請求項2に記載
の画像形成装置において、前記一対のガイドの間隔は、
転写材搬送方向上流ほど拡開していることを特徴として
いる。この構成では、転写材の撓みを搬送路の上流側の
広い空間内で吸収するようにしたため、第1ガイドと第
2ガイドとの出口付近である下流側では撓みの影響を受
けず狭い空間内でガイドすることができ、転写材の挙動
を安定させて転写位置に搬送することができる。
【0012】また、請求項4の発明は、請求項1〜3の
何れかに記載の画像形成装置において、前記第2ガイド
の先端は薄板状の弾性部材で構成されていることを特徴
としている。この構成では、転写材として厚紙を用いた
場合には弾性部材のダンパー効果により、厚紙の後端が
第2ガイドから抜ける時のショックを吸収するため、画
像乱れが発生しない。
【0013】また、請求項5の発明は、請求項4に記載
の画像形成装置において、前記薄板状の弾性部材は、前
記転写材の後端により変形する弾性を有することを特徴
としている。この構成では、転写材として厚紙を用いた
場合には弾性部材が変形することにより、厚紙の後端が
第2ガイドから抜ける時のショックを吸収するため、画
像乱れが発生しない。
【0014】また、請求項6の発明は、請求項1〜3の
何れかに記載の画像形成装置において、前記第2ガイド
の先端位置は、転写ニップの上流端と第1ガイドの頂点
とを結ぶ直線上又は該直線よりも像担持体側に配置され
ていることを特徴としている。この構成では、第2ガイ
ドの先端により転写材が撓むことがなくブレ画像の発生
を防止することができる。
【0015】また、請求項7の発明は、請求項4〜5の
何れかに記載の画像形成装置において、前記薄板状の弾
性部材の自由長は、前記弾性部材の可倒支点から像担持
体までの最短距離より短いことを特徴としている。この
構成では、弾性部材が大きく撓んだとしても像担持体に
弾性部材の先端が接触することがない。したがって、上
第2ガイドの先端によって像担持体上の像に悪影響を与
えることがない。
【0016】また、請求項8の発明は、請求項1に記載
の画像形成装置において、前記転写材が前記像担持体に
接触する位置は、転写ニップの上流端及び下流端を結ん
だ線からの距離が1〜6mmの範囲内であることを特徴
としている。この構成では、転写材の浮きを防止するこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】先ず本発明が適用されるフルカラ
ー電子写真複写機について説明する。図1は、第1の実
施形態のプリンタ部における主要部の概略構成図であ
る。このプリンタ部には、像担持体としての感光体ドラ
ム10が設けられており、該感光体ドラムの周囲に、図
示しない露光手段としての書込光学ユニットと、クリー
ニング手段としての感光体クリーニング装置111と、
帯電手段としての帯電チャージャ13と、現像手段とし
ての回転型現像装置であるリボルバ現像ユニット110
と、中間転写手段としての中間転写ユニット120とが
配設されている。また、このプリンタ部には、転写手段
としての転写ユニット130と、定着手段としての定着
ユニット145と、上記第1実施形態と同様の図示しな
い給紙部及び制御部なども設けられている。
【0018】上記感光体クリーニング装置111は、フ
ァーブラシ111bと感光体クリーニングブレード11
1cとを有し、1次転写後の感光体ドラム10の表面を
クリーニングする。また、上記定着ユニット145は、
定着ローラ対145aと、図示しない排出ローラ対とを
有する。また、上記ファーブラシ111bの周囲には、
潤滑剤としての固形潤滑剤111dがブラシ先端に接触
するよう配置されている。この固形潤滑剤111dとし
ては、上記実施形態1同様に例えば、板状に成型された
微粒子からなるステアリン酸亜鉛を使用することができ
る。
【0019】上記リボルバ現像ユニット110は、Bk
現像器115と、C現像器116と、M現像器117
と、Y現像器118とを有し、該リボルバ現像ユニット
が回転することで、各色の現像器における感光体ドラム
10と対向する現像位置を位置決めすることができる。
【0020】上記中間転写ユニット120は、中間転写
体としての中間転写ベルト121を、電荷付与手段とし
ての1次転写バイアスローラ122と、これに接続した
電源としての1次転写電源128と、1次転写前除電手
段としてのアースローラ123と、ベルト駆動手段とし
ての駆動ローラ124と、テンションローラ125と、
2次転写対向ローラ126と、クリーニング対向ローラ
127とに張架した構成をとっている。上記中間転写ベ
ルト121と張架するすべてのローラは導電性材料で形
成されており、上記1次転写バイアスローラ122以外
の各ローラはそれぞれ接地されている。この1次転写バ
イアスローラ122には、1次転写電源128によって
定電流又は定電圧制御された所定の1次転写バイアスが
供給される。また、上記中間転写ベルト121は、上記
第1実施形態と同様の構成であるが、その体積抵抗率が
1012〜1014Ωcm、好ましくは1013Ωcmとなるよう
に形成されている。また、この中間転写ベルト121の
表面層側における表面抵抗率は、107 〜1014Ωcmと
なるように構成されている。また、上記中間転写ベルト
121の周囲には、潤滑剤付与手段としての潤滑剤塗布
ブラシ129aと、ベルトクリーニングブレード129
bと、転写ユニット130とが配設されており、これら
は図示しない接離機構によってそれぞれ上記中間転写ベ
ルト121から接離可能となっている。
【0021】上記転写ユニット130は、転写材担持体
としての2次転写ベルト134と、該2次転写ベルト表
面をクリーニングする転写クリーニングブレード132
と、上記中間転写ユニット120の2次転写対向ローラ
126に対向する2次転写バイアスローラ131と、こ
れに接続された2次転写電源139と、給紙部側の端部
に位置する第1支持ローラ135aと、定着ユニット1
45側の端部に位置する第2支持ローラ135bと、上
記転写クリーニングブレード132に対向する第3支持
ローラ135cと、転写紙除電チャージャ136と、転
写ベルト除電チャージャ137とを有する。上記2次転
写ベルト134は、PVDFからなる体積抵抗率が10
13Ωcm以上の高抵抗となるように形成されている。尚、
上記転写ユニット130は、この構成に限定されず、例
えば上記2次転写ベルト134の変わりにドラムなどの
他の形状の部材を適用した構成とすることも可能であ
る。
【0022】次に、現像の順序をBk、C、M、Yの順
とした場合における上記複写機の動作について説明す
る。画像形成サイクルを開始する前に、上記感光体ドラ
ム10が、図1における矢印Cの方向すなわち反時計回
りに回転駆動し、上記帯電チャージャ13がコロナ放電
を開始する。このとき、例えば負電荷で上記感光体ドラ
ム10を所定電位に一様帯電する。また、上記中間転写
ユニット120の中間転写ベルト121は、上記感光体
ドラム10と等速で駆動し、図1における矢印Dの方向
すなわち時計回りに回転する。
【0023】上記スキャナ部では、上記第1実施形態の
ように、所定のタイミングで原稿のカラー画像情報を読
み取り、この画像情報から得られたBk画像データに基
づいて、上記書込光学ユニットによるレーザ光での光書
き込み(例えばラスタ露光)を行う。これにより、上記
感光体ドラム10上には、Bk画像データに対応したB
k潜像が形成される。その後、感光体ドラム10上に形
成されたBk潜像は、上記リボルバ現像ユニット110
のBk現像器115によって、負帯電トナーで反転現像
される。これにより、感光体ドラム10上には、Bkト
ナー像が形成される。
【0024】このように感光体ドラム10上に形成され
たBkトナー像は、1次転写領域における転写電界によ
って中間転写ベルト121表面に1次転写される。この
転写電界は、上記1次転写バイアスローラ122により
中間転写ベルト121に付与される電荷によって形成さ
れる。このとき、上記1次転写バイアスローラ122に
は、上記1次転写電源128によって、例えば、1色目
のBkトナー像に対して1.5kV、2色目のCトナー
像に対して1.6〜1.8kV、3色目のMトナー像に
対して1.8〜2.0kV、4色目のYトナー像に対し
て2.0〜2.2kVの適切な大きさの1次転写バイア
スが印加される。尚、現像後に感光体ドラム10上に残
留する1次転写残トナーは、上記感光体クリーニング装
置111によって該感光体ドラム上から除去される。
【0025】上記Bkトナー像が1次転写された中間転
写ベルト121上の画像面は、上記第1実施形態と同様
に、再び1次転写領域に戻される。このとき、上記実施
形態1と同様に、上記トナー像が乱されないよう、潤滑
剤塗布ブラシ129a及びベルトクリーニングブレード
129bを、それぞれ接離機構によって上記中間転写ベ
ルト121から離間させる。更に、上記転写ユニット1
30における第1支持ローラ135a及び2次転写バイ
アスローラ131を図示しない転写用接離機構によって
移動させ、該2次転写バイアスローラを上記中間転写ベ
ルト121から離間させる。このとき、上記2次転写バ
イアスローラ131に接続した2次転写電源139によ
る電圧印加を停止する。上記の状態は、中間転写ベルト
121上に1次転写されたトナー像を転写紙に2次転写
するまで維持される。
【0026】一方、上述したBk工程が終了した後、上
記感光体ドラム10側ではC工程が開始され、所定のタ
イミングで再び原稿のカラー画像情報を読み取り、この
画像情報から得られたC画像データに基づいて、レーザ
光により感光体ドラム10上にC潜像を形成し、C現像
器116によってCトナー像を形成する。本実施形態に
おいては、上記Bk潜像後端部分が通過した後、速やか
に上記リボルバ現像ユニット110の回転動作が開始さ
れる。そして、この回転動作は、感光体ドラム10上に
形成されたC潜像の先端部分がC現像器116の現像位
置に到達する前に、完了するようにする。これにより、
C現像器116は現像位置に位置決めされ、この現像位
置に移動してくるC現像をCトナーで現像する。
【0027】以後、M工程及びY工程においても、上述
したC工程と同様に、それぞれの画像データに基づい
て、潜像形成、現像、1次転写を行う。このようにし
て、中間転写ベルト121上における同一の画像面に、
上記感光体ドラム10上に順次形成されるBk、C、
M、Yの各トナー像を1次転写することで、該中間転写
ベルト上には、これら4色が重なり合ったトナー像が形
成される。
【0028】以上のようにして中間転写ベルト121上
に転写されたトナー像は、転写紙100上に2次転写す
るため、上記2次転写領域に送られる。このとき、上記
転写ユニット130の2次転写バイアスローラ131
は、図示しない転写用接離機構によって上記中間転写ベ
ルト121に押圧される。その後、この2次転写バイア
スローラ131には所定の2次転写バイアスが印加さ
れ、上記2次転写領域に2次転写電界を形成する。これ
により、上記中間転写ベルト121上のトナー像は上記
転写紙100上に転写される。また、上記2次転写領域
に搬送される転写紙100は、上記中間転写ベルト12
1上のトナー像の先端部が該2次転写領域に到達するタ
イミングに合わせて給紙される。
【0029】上述のように、上記中間転写ベルト121
上に4色が重なり合って形成されたトナー像が一括転写
された転写紙100は、その後、上記転写ユニット13
0における転写紙除電チャージャ136との対向部に搬
送される。この対向部を通過するとき、上記転写紙は、
作動状態にある上記転写紙除電チャージャ136によっ
て除電され、2次転写ベルト134から剥離される。そ
して、剥離した転写紙は、定着ユニット145の定着ロ
ーラ対145aのローラ間に向けて送られる。この定着
ローラ対145aでは、これらローラ間に形成されるニ
ップ部からなる定着領域で、上記転写紙100上の未定
着トナー像を溶融し、該未定着トナー像の定着を行う。
そして、この転写紙は、図示しないコピートレイに搬出
され、スタックされる。
【0030】一方、2次転写後の中間転写ベルト121
は、ベルトクリーニングブレード129bが図示しない
ベルトクリーニング用接離機構によって該中間転写ベル
ト121に押圧することで、その表面に残留した2次転
写残トナーを除去する。更に、クリーニング性の向上及
び2次転写性の向上を図るために、図示しない接離機構
で中間転写ベルト121に押圧される潤滑剤塗布ブラシ
129aによって、潤滑剤収納部129cに収納された
潤滑剤が塗布される。この潤滑剤としては、例えば板状
に成型された微粒子からなるステアリン酸亜鉛を使用す
ることができる。また、転写紙を剥離した後、上記2次
転写ベルト134表面に残留した電荷は、上記転写ベル
ト除電チャージャ137によって除電される。尚、この
2次転写ベルト134表面は、更に、上記ベルトクリー
ニングブレード129bによってクリーニングされる。
【0031】また、図2は、第2実施形態のプリンタ部
における主要部の概略構成図であり、前記第1実施形態
と同様の構成部材については同じ符号を付している。こ
の複写機は、主に低コスト化を図ったものであり、プリ
ンタ部における構造及び動作は前記第1実施形態と僅か
に異なっているのみであるので、前記第1実施形態と同
様に構成され、動作する部分についての説明は省略す
る。
【0032】本実施形態においては、中間転写ユニット
220における中間転写ベルト221の中間層を、体積
抵抗率が108 〜1011Ωcmの中抵抗層としている。ま
た、この中間転写ベルト221は、全体として、1010
〜1012Ωcmの体積抵抗率を有している。また、この中
間転写ベルト221の表面層側における表面抵抗率は、
107 〜1014Ωcmとなるように構成されている。この
ような中抵抗の中間転写ベルト221を用いることで、
1次転写後の中間転写ベルト221表面に発生する帯電
ムラを防止することができる。また、本実施形態におい
て、中間転写ユニット220における駆動ローラ224
は、2次転写領域のベルト回転方向下流側かつ1次転写
領域のベルト回転方向上流側に配置されている。そし
て、この駆動ローラ224に対向するようにベルトクリ
ーニングブレード129bを配設することで、該駆動ロ
ーラを上記第2実施形態におけるクリーニング対向ロー
ラ127としても兼用している。
【0033】また、本実施形態においては、転写手段と
して、前記第1実施形態における転写ユニットの代わり
に、中間転写ユニット220の2次転写対向ローラ12
6に対向するように配設された2次転写バイアスローラ
231を用いている。これにより、2次転写工程に必要
な構成部材数が減少し、前記第1実施形態に比べて低コ
スト化を図ることができる。本実施形態における給紙の
際、給紙された転写紙100は、上記2次転写バイアス
ローラ231と中間転写ベルト221との間で直接挟持
され、定着ユニット145の定着ローラ対145aのロ
ーラ間に向けて送られる。
【0034】以下、本実施形態の特徴的な構成について
説明する。図3は本発明の画像形成装置の転写位置周辺
を示す図、図4は転写材をガイドするガイド部材の先端
部周辺を示す図、図5は下ガイドの配置を示す図であ
る。図3に示すように、転写材を搬送方向PHに搬送す
る1対のレジストローラ150の下流側には第1ガイド
である下ガイド1と第2ガイドである上ガイド2とから
なるガイド部材が配置され、このガイド部材の下流側に
2次転写対向ローラ126等に張架された中間転写ベル
ト221と2次転写バイアスローラ231との間の転写
位置が配置されている。
【0035】この2次転写対向ローラ126等に張架さ
れた像担持体である中間転写ベルト221と2次転写バ
イアスローラ231との間の転写位置には、1対のレジ
ストローラ150から搬送方向PHに搬送された転写材
が上下のガイド部材を介して搬送される。
【0036】前記ガイド部材は、転写材の下側をガイド
する下ガイド1と、転写材の上側をガイドする上ガイド
2とからなり、転写材の両側にそれぞれ配置されてい
る。即ち、ガイド部材は、像担持体側である中間転写ベ
ルト221側の上ガイド2と上ガイド2に対向する下ガ
イド1とからなる。
【0037】図4に示すように、2次転写対向ローラ1
26と2次転写バイアスローラ231との間の転写位置
には、転写ニップが形成されている。この転写ニップは
転写ニップの上流端N1と転写ニップの下流端N2との
間に形成されている。
【0038】前記転写材に対して中間転写ベルト221
と反対側の下ガイド1の頂点1aは、図5にも示すよう
に、転写ニップの上流端N1における像担持体の接線L
1よりも中間転写ベルト221側に配置されている。た
だし、下ガイド1の頂点1aは、中間転写ベルト221
に接触しない程度に中間転写ベルト221からは充分に
離間している。
【0039】このように配置することにより、転写位置
に進入する転写材に下ガイド1から接触圧を作用させる
ことが出来、これにより転写材を中間転写ベルト221
に向けて押さえることができる。転写材を中間転写ベル
ト221に向けて押さえることができるので、転写材が
2次転写バイアスローラ231側に接近して起こるトナ
ーが飛散して転写するチリ現象を防止することができ
る。
【0040】また、図4に示すように、上ガイド2の先
端に固定されている弾性部材21の先端21aは、転写
ニップの上流端N1と下ガイド1の下流側の頂点1aと
を結ぶ線L2より中間転写ベルト221側に配置されて
いるか、又は、線L2上に配置されている。前記弾性部
材21は、例えば、ポリエチレンテレフタレート等の十
分な弾性があり、薄くしても必要な強度が得られる材料
が用いられる。
【0041】上記のように配置した場合には、上ガイド
2の先端21aを下ガイド1の頂点1aと転写ニップの
上流端N1とを結ぶ線L2より中間転写ベルト221側
に配置したので、転写材が撓むことがなくブレ画像の発
生を防止することができる。上ガイド2の先端21aが
2次転写バイアスローラ231側だと転写材が撓む。転
写材が撓んだ状態で転写材の後端が上ガイド2の先端を
離れると転写材の後端が振動してブレ画像が生じる虞が
ある。
【0042】上ガイド2の先端21aが中間転写ベルト
221側だと転写材が線L2に沿う自由状態に近く、転
写材である紙の腰が働かないので、転写材の後端が上ガ
イド2の先端を離れるときに振動することがない。これ
は、転写材が線L2に沿うと転写材に蓄積された弾性エ
ネルギーが開放状態となるためである。このため、転写
材の後端が上ガイド2の先端21aから離れるときには
転写材が線L2に沿う真っ直ぐな状態で上ガイド2の先
端から離間させたい。そのためには、弾性部材21の先
端21aが線L2より中間転写ベルト221側にあれ
ば、転写材は線L2に沿って振動せずに送られる。更
に、図7に示すように、転写材として厚紙Pを用いた場
合には弾性部材21のダンパー効果により、厚紙Pの後
端が上ガイド部材2から抜ける時のショックを吸収する
ため、画像乱れが発生しない。また、転写材の後端によ
り薄板状の弾性部材21が変形して撓むので、特に厚紙
時には弾性部材21のダンパー効果により厚紙の後端が
ガイドを抜ける時のショックを吸収することができるた
め、画像乱れが発生しない。
【0043】また、図4、5に示すように、下ガイド1
の頂点1aから下流方向のガイド面1bは、転写ニップ
上流側接線L1と鋭角θ3に交わるように構成されてい
る。このように構成したので、下ガイド1のスロープに
沿って転写材後端が第1ガイド1の頂点1aを抜けるた
め、頂点1aを抜けたときに転写材後端が振動すること
が無く転写ブレを防止することができる。
【0044】図6は、上ガイドの形状を示す図であり、
(A)は図3の上ガイドと同様の角度を2段階に変えた
場合、(B)は角度を連続的に変えた場合である。図3
及び図6(A)に示すように、上ガイド2の下流側と下
ガイド1との角度θ1を小さくして狭空間S1を形成
し、上ガイド2の上流側と下ガイド1との角度θ2を大
きくすることにより広空間S2を形成する。また、図6
(B)のように、上ガイドを曲面から構成し、狭空間S
1から広空間S2へ連続して拡大するようにしてもよ
い。
【0045】このように構成したので、転写材に張力を
与えないための転写材の搬送速度の違いによる撓みを広
空間S2で吸収することができ、下ガイド1と上ガイド
2との出口付近の狭空間S1内で転写材の座屈を生じる
ことなくガイドすることができる。即ち、転写材の撓み
を搬送路の広空間S2内で吸収するようにしたため、下
ガイド1と上ガイド2との出口付近である下流側では撓
みの影響を受けず転写材の挙動を安定させて転写位置に
搬送することができる。
【0046】図8は、上ガイドの先端部を示す図であ
る。前記上ガイド2の先端部に固定されている弾性部材
21の自由長Xは、弾性部材21の可倒支点21bから
中間転写ベルト221までの最短距離Yより短く構成さ
れている。このように構成したので、弾性部材21が大
きく撓んだとしても中間転写ベルト221に弾性部材2
1の先端21aが接触することがない。したがって、上
ガイド2の先端によって中間転写ベルト221上の像に
悪影響を与えることがない。
【0047】図9は、転写材の進入位置を示す図であ
る。図9に示すように、転写材が中間転写ベルト221
に進入する位置である接触する位置は、転写ニップの上
流端N1及び下流端N2を結んだ線L3からの距離が1
〜6mmの範囲内であることが望ましい。
【0048】転写材の進入位置が転写ニップから遠い場
合には、転写材が浮いてしまう虞があるので、出来るだ
け転写ニップに近い部分に進入させたい。下限の1mm
は2次転写バイアスローラ231と下ガイド2との距離
が接近しすぎないための条件である。更に、1mm以内
に進入させようとすると、ガイドを遠ざける必要があ
り、転写材の先端が不安定になる。したがって、1mm
以内に入れるのは事実上困難である。また、上限の6m
mを越えると転写材が浮く虞がある。
【0049】以上の実施形態では、図2の画像形成装置
に適用した場合について説明したが、図1の2次転写ロ
ーラ126と2次転写バイアスローラ131との間の転
写位置に転写材を進入させる場合も同様である。なお、
本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即
ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。
【0050】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
によれば、トナー像を担持する像担持体と、転写位置へ
転写材を案内するガイド部材とを有する画像形成装置に
おいて、前記ガイド部材は、転写材の両側にそれぞれ位
置して像担持体側の第1ガイドと該第1ガイドに対向す
る第2ガイドとからなる一対のガイドを有し、前記転写
材に対して像担持体と反対側の第1ガイドの頂点は、転
写ニップの上流端における接線よりも像担持体側に配置
されているので、転写位置に進入する転写材に第1ガイ
ドから接触圧を作用させることが出来、トナーが飛散し
て転写するチリ現象を防止することができる。
【0051】また、請求項2の発明によれば、請求項1
に記載の画像形成装置において、前記第1ガイドの頂点
から下流方向のガイド面は、前記転写ニップ上流側接線
と交わるように配置されているので、第1ガイドのガイ
ド面に沿って転写材後端が抜けるため、転写ブレを防止
することができる。
【0052】また、請求項3の発明によれば、請求項2
に記載の画像形成装置において、前記一対のガイドの間
隔は、転写材搬送方向上流ほど拡開しているので、転写
材の撓みを搬送路の上流側の広い空間内で吸収すること
ができ、第1ガイドと第2ガイドとの出口付近である下
流側では撓みの影響を受けず狭い空間内でガイドするこ
とができ、転写材の挙動を安定させて転写位置に搬送す
ることができる。
【0053】また、請求項4の発明によれば、請求項1
〜3の何れかに記載の画像形成装置において、前記第2
ガイドの先端は薄板状の弾性部材で構成されているの
で、転写材として厚紙を用いた場合には弾性部材のダン
パー効果により、厚紙の後端が第2ガイドから抜ける時
のショックを吸収するため、画像乱れが発生しない。
【0054】また、請求項5の発明によれば、請求項4
に記載の画像形成装置において、前記薄板状の弾性部材
は、前記転写材の後端により変形する弾性を有するの
で、転写材の後端が第2ガイドから抜ける時のショック
を吸収するため、画像乱れが発生しない。
【0055】また、請求項6の発明によれば、請求項1
〜3の何れかに記載の画像形成装置において、前記第2
ガイドの先端位置は、転写ニップの上流端と第1ガイド
の頂点とを結ぶ直線上又は該直線よりも像担持体側に配
置されているので、第2ガイドの先端により転写材が撓
むことがなくブレ画像の発生を防止することができる。
【0056】また、請求項7の発明は、請求項4〜5の
何れかに記載の画像形成装置において、前記薄板状の弾
性部材の自由長は、前記弾性部材の可倒支点から像担持
体までの最短距離より短いので、弾性部材が大きく撓ん
だとしても像担持体に弾性部材の先端が接触することが
なく、上第2ガイドの先端によって像担持体上の像に悪
影響を与えることがない。
【0057】また、請求項8の発明は、請求項1に記載
の画像形成装置において、前記転写材が前記像担持体に
接触する位置は、転写ニップの上流端及び下流端を結ん
だ線からの距離が1〜6mmの範囲内であるので、転写
材の浮きを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のプリンタ部における主要部の
概略構成図である。
【図2】第2実施形態のプリンタ部における主要部の概
略構成図である。
【図3】本発明の画像形成装置の転写位置周辺を示す図
【図4】転写材をガイドするガイド部材の先端部周辺を
示す図
【図5】下ガイドの配置を示す図である。
【図6】上ガイドの形状を示す図であり、(A)は図3
の上ガイドと同様の角度を2段階に変えた場合、(B)
は角度を連続的に変えた場合である。
【図7】上ガイドと転写材の後端との関係を示す図であ
る。
【図8】上ガイドの先端部を示す図である。
【図9】転写材の進入位置を示す図である。
【符号の説明】
1 下ガイド(第1ガイド) 1a 第1ガイドの頂点 1b ガイド面 2 上ガイド(第2ガイド) 21 弾性部材 21b 可倒支点 121 中間転写ベルト(像担持体) 221 中間転写ベルト(像担持体) L1 直線 L2 直線 N1 転写ニップの上流端 N2 転写ニップの下流端 S1 狭空間 S2 広空間 X 弾性部材の自由長
フロントページの続き Fターム(参考) 2H032 AA05 AA15 BA09 BA16 BA18 BA19 3F101 FB04 FC12 FC14 FD01 FD02 FD05 FD07 LA04 LB03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を担持する像担持体と、転写位
    置へ転写材を案内するガイド部材とを有する画像形成装
    置において、 前記ガイド部材は、転写材の両側にそれぞれ位置して像
    担持体側の第1ガイドと該第1ガイドに対向する第2ガ
    イドとからなる一対のガイドを有し、前記転写材に対し
    て像担持体と反対側の第1ガイドの頂点は、転写ニップ
    の上流端における接線よりも像担持体側に配置されてい
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1ガイドの頂点から下流方向のガ
    イド面は、前記転写ニップ上流側接線と交わるように配
    置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記一対のガイドの間隔は、転写材搬送
    方向上流ほど拡開していることを特徴とする請求項2に
    記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第2ガイドの先端は薄板状の弾性部
    材で構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何
    れかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記薄板状の弾性部材は、前記転写材の
    後端により変形する弾性を有することを特徴とする請求
    項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記第2ガイドの先端位置は、転写ニッ
    プの上流端と第1ガイドの頂点とを結ぶ直線上又は該直
    線よりも像担持体側に配置されていることを特徴とする
    請求項1〜3の何れかに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記薄板状の弾性部材の自由長は、前記
    弾性部材の可倒支点から像担持体までの最短距離より短
    いことを特徴とする請求項4〜5の何れかに記載の画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 前記転写材が前記像担持体に接触する位
    置は、転写ニップの上流端及び下流端を結んだ線からの
    距離が1〜6mmの範囲内であることを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
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