JP2000229793A - ロールクランプ装置 - Google Patents
ロールクランプ装置Info
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一方のクランプアームをロール紙に当接後、
車両操作を伴うことなく、他方のクランプアームのロー
ル紙に対する当接位置を修正移動することができるロー
ルクランプ装置を提供する。 【解決手段】 ロールクランプ装置において、フォーク
リフトに装着される基盤11の前面に、対向する一対の
ショートアーム13とスイングアーム14を有するクラ
ンプホルダ12をクランプ位置修正装置20を介して配
置する。クランプ位置修正装置20は、ショート側クラ
ンプパッド16の取付軸を中心とする円弧状のガイド溝
23を有するガイドブラケット24と、そのガイド溝2
3に沿って移動するガイドロッド21と、駆動源として
の油圧シリンダ25とから構成されており、これにより
ショート側クランプパッド16をロール紙Wに当接した
状態でクランプホルダ12を回動してスイング側クラン
プパッド17のロール紙Wに対する当接位置を修正可能
とした。
車両操作を伴うことなく、他方のクランプアームのロー
ル紙に対する当接位置を修正移動することができるロー
ルクランプ装置を提供する。 【解決手段】 ロールクランプ装置において、フォーク
リフトに装着される基盤11の前面に、対向する一対の
ショートアーム13とスイングアーム14を有するクラ
ンプホルダ12をクランプ位置修正装置20を介して配
置する。クランプ位置修正装置20は、ショート側クラ
ンプパッド16の取付軸を中心とする円弧状のガイド溝
23を有するガイドブラケット24と、そのガイド溝2
3に沿って移動するガイドロッド21と、駆動源として
の油圧シリンダ25とから構成されており、これにより
ショート側クランプパッド16をロール紙Wに当接した
状態でクランプホルダ12を回動してスイング側クラン
プパッド17のロール紙Wに対する当接位置を修正可能
とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトに
装着されて新聞紙やクラフト紙等のようなロール状物品
(以下、ロール紙という)の荷役作業に用いられるロー
ルクランプ装置に関する。
装着されて新聞紙やクラフト紙等のようなロール状物品
(以下、ロール紙という)の荷役作業に用いられるロー
ルクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7はフォークリフトに取り付けられて
ロール紙の荷役作業に用いられるロールクランプ装置を
示す。図示のように、ロールクランプ装置は、フォーク
リフトのマスト101に沿って昇降するリフトブラケッ
ト102に装着されるクランプホルダ103及びそのク
ランプホルダ103に対向して設けられた長短一対のク
ランプアーム104,105を備えている。このうち、
一般的に「ショートアーム」と呼称される短寸のクラン
プアーム104(以下、ショートアームという)は固定
式とされているのが普通であり(中には位置調整用に可
動式とされたタイプもある)、一方「スイングアーム」
と呼称される長寸のクランプアーム105(以下スイン
グアームという)は可動式とされている。具体的には、
スイングアーム105はクランプホルダ103に回動可
能に取り付けられるとともに、クランプシリンダ106
によって回動されるようになっている。また、両アーム
104,105の先端には、それぞれロール紙Wをクラ
ンプするためのクランプパッド107,108がヒンジ
109,110を介して回動可能に取り付けられてお
り、ロール紙Wの外径に対応するようになっている。
ロール紙の荷役作業に用いられるロールクランプ装置を
示す。図示のように、ロールクランプ装置は、フォーク
リフトのマスト101に沿って昇降するリフトブラケッ
ト102に装着されるクランプホルダ103及びそのク
ランプホルダ103に対向して設けられた長短一対のク
ランプアーム104,105を備えている。このうち、
一般的に「ショートアーム」と呼称される短寸のクラン
プアーム104(以下、ショートアームという)は固定
式とされているのが普通であり(中には位置調整用に可
動式とされたタイプもある)、一方「スイングアーム」
と呼称される長寸のクランプアーム105(以下スイン
グアームという)は可動式とされている。具体的には、
スイングアーム105はクランプホルダ103に回動可
能に取り付けられるとともに、クランプシリンダ106
によって回動されるようになっている。また、両アーム
104,105の先端には、それぞれロール紙Wをクラ
ンプするためのクランプパッド107,108がヒンジ
109,110を介して回動可能に取り付けられてお
り、ロール紙Wの外径に対応するようになっている。
【0003】また、図7は、床面に縦向きに置かれたロ
ール紙Wを水平面上にて掴んだ状態(ロール紙を左右方
向からクランプする縦掴みの場合)を平面図として示す
ものであるが、ここでは、両クランプパッド109,1
10の把持中心(取付中心)がロール紙Wに当接する点
P,Qを結ぶ直線(以下、この直線を把持中心線とい
う)が、当該ロール紙Wの中心点Oを通っている状態を
示すものである。このような状態でロール紙Wがクラン
プされている場合を、以下「適正クランプ状態」とす
る。
ール紙Wを水平面上にて掴んだ状態(ロール紙を左右方
向からクランプする縦掴みの場合)を平面図として示す
ものであるが、ここでは、両クランプパッド109,1
10の把持中心(取付中心)がロール紙Wに当接する点
P,Qを結ぶ直線(以下、この直線を把持中心線とい
う)が、当該ロール紙Wの中心点Oを通っている状態を
示すものである。このような状態でロール紙Wがクラン
プされている場合を、以下「適正クランプ状態」とす
る。
【0004】これに対して、図8では、ロール紙Wの中
心点Oが把持中心線よりも後方(クランプホルダ103
側)に位置する状態を示すものであるが、この場合に
は、クランプされているロール紙Wが、荷役作業中に後
方へずれ込み、脱落する可能性がある。以下、このよう
な状態を「深掴み状態」という。また、特に図示はしな
いが、図8に示す「深掴み状態」とは反対の状態、即
ち、ロール紙Wの中心点Oが把持直線よりも前方に位置
する状態においては、クランプされているロール紙Wが
前方へずれ込み、脱落する可能性がある。以下、このよ
うな状態を「浅掴み状態」という。
心点Oが把持中心線よりも後方(クランプホルダ103
側)に位置する状態を示すものであるが、この場合に
は、クランプされているロール紙Wが、荷役作業中に後
方へずれ込み、脱落する可能性がある。以下、このよう
な状態を「深掴み状態」という。また、特に図示はしな
いが、図8に示す「深掴み状態」とは反対の状態、即
ち、ロール紙Wの中心点Oが把持直線よりも前方に位置
する状態においては、クランプされているロール紙Wが
前方へずれ込み、脱落する可能性がある。以下、このよ
うな状態を「浅掴み状態」という。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のロールクランプ装置によるロール紙のクランプ作業
は、先ず、車両を操作してショートアーム104のクラ
ンプパッド109をロール紙Wの外周面の一点に当接
し、その後、スイングアーム105を閉じ方向に回動動
作させてクランプパッド110をロール紙Wに当接する
といった形態で行われる。つまり、ロール紙Wを適正ク
ランプ状態でクランプできるか否かは、ロール紙Wに対
してショート側クランプパッド109を当てた時点、即
ちロール紙Wに対するショート側クランプパッド109
の当接位置で決定されることになる。そして、このショ
ート側クランプパッド109の当接位置は、専らオペレ
ータの経験と勘に頼るものであり、必ず適正位置になる
とは限らない。従って、ショート側クランプパッド10
9が適正位置に当接できなかったときは、その都度車両
を操作してのやり直し作業を要求されることになり、そ
の作業が煩わしく、作業効率が悪くなるといった問題が
ある。また、やり直し作業の煩わしさから、当接位置が
不適正なままで作業を継続したときは、その結果として
作業途中(運搬中)でロール紙Wを脱落する可能性があ
る。
来のロールクランプ装置によるロール紙のクランプ作業
は、先ず、車両を操作してショートアーム104のクラ
ンプパッド109をロール紙Wの外周面の一点に当接
し、その後、スイングアーム105を閉じ方向に回動動
作させてクランプパッド110をロール紙Wに当接する
といった形態で行われる。つまり、ロール紙Wを適正ク
ランプ状態でクランプできるか否かは、ロール紙Wに対
してショート側クランプパッド109を当てた時点、即
ちロール紙Wに対するショート側クランプパッド109
の当接位置で決定されることになる。そして、このショ
ート側クランプパッド109の当接位置は、専らオペレ
ータの経験と勘に頼るものであり、必ず適正位置になる
とは限らない。従って、ショート側クランプパッド10
9が適正位置に当接できなかったときは、その都度車両
を操作してのやり直し作業を要求されることになり、そ
の作業が煩わしく、作業効率が悪くなるといった問題が
ある。また、やり直し作業の煩わしさから、当接位置が
不適正なままで作業を継続したときは、その結果として
作業途中(運搬中)でロール紙Wを脱落する可能性があ
る。
【0006】本発明は、上述した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、一方のクランプアームをロール紙
に当接後、車両操作を伴うことなく、他方のクランプア
ームのロール紙に対する当接位置を修正移動することが
できるロールクランプ装置を提供することにある。
なされたものであり、一方のクランプアームをロール紙
に当接後、車両操作を伴うことなく、他方のクランプア
ームのロール紙に対する当接位置を修正移動することが
できるロールクランプ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明に係るロールクランプ装置は、特許請求の範
囲の各請求項に記載の通りの構成を備えたものである。
従って、請求項1記載の発明によれば、一方のクランプ
アームを把持すべきロール紙に当接後、クランプ位置修
正装置を作動してクランプホルダをロール紙に対する一
方のクランプアームの当接点を中心としてロール紙回り
に移動することによってロール紙に対する他方のクラン
プアームの当接位置を変更することができる。即ち、一
方のクランプアームをロール紙に当接した後で、他方の
クランプアームの位置が適正なクランプ位置となるよう
に修正できるため、車両を操作してのクランプ作業のや
り直しが不要となり、作業効率が向上する。また、適正
クランプ状態が得易いため、作業の安全性が向上する。
また、請求項2記載の発明によれば、構造が簡素にして
かつコストアップを抑える上で有効なクランプ位置修正
装置を提供することができる。
め、本発明に係るロールクランプ装置は、特許請求の範
囲の各請求項に記載の通りの構成を備えたものである。
従って、請求項1記載の発明によれば、一方のクランプ
アームを把持すべきロール紙に当接後、クランプ位置修
正装置を作動してクランプホルダをロール紙に対する一
方のクランプアームの当接点を中心としてロール紙回り
に移動することによってロール紙に対する他方のクラン
プアームの当接位置を変更することができる。即ち、一
方のクランプアームをロール紙に当接した後で、他方の
クランプアームの位置が適正なクランプ位置となるよう
に修正できるため、車両を操作してのクランプ作業のや
り直しが不要となり、作業効率が向上する。また、適正
クランプ状態が得易いため、作業の安全性が向上する。
また、請求項2記載の発明によれば、構造が簡素にして
かつコストアップを抑える上で有効なクランプ位置修正
装置を提供することができる。
【0008】さらに、請求項3記載の発明によれば、一
方のクランプアームがロール紙に当接した際に、ロール
紙の外周面上の少なくとも三点の座標値情報が検出手段
によって検出される。そして、制御装置は、前記座標値
情報によって一方のクランプアームの当接点を含むロー
ル紙断面円の性状に関する情報を得るとともに、それに
基づいて他方のクランプアームの適正クランプ位置を演
算する。また、この情報に基づき、制御装置は、他方の
クランプアームが適正クランプ位置に正しく当接するか
否かを判定し、正しくないときはクランプ位置修正装置
を駆動し、他方のクランプアームが適正クランプ点に正
しく当接するようにクランプホルダを修正移動する。従
って、ロール紙をクランプする際に、オペレータの感と
経験に委ねられていた適正クランプ状態を得ることが可
能となり、クランプ作業の効率化及び安全性の向上を図
ることができる。また、請求項4記載の発明によれば、
距離という比較的計算し易いパラメータを用いて演算を
楽に行うことができる。
方のクランプアームがロール紙に当接した際に、ロール
紙の外周面上の少なくとも三点の座標値情報が検出手段
によって検出される。そして、制御装置は、前記座標値
情報によって一方のクランプアームの当接点を含むロー
ル紙断面円の性状に関する情報を得るとともに、それに
基づいて他方のクランプアームの適正クランプ位置を演
算する。また、この情報に基づき、制御装置は、他方の
クランプアームが適正クランプ位置に正しく当接するか
否かを判定し、正しくないときはクランプ位置修正装置
を駆動し、他方のクランプアームが適正クランプ点に正
しく当接するようにクランプホルダを修正移動する。従
って、ロール紙をクランプする際に、オペレータの感と
経験に委ねられていた適正クランプ状態を得ることが可
能となり、クランプ作業の効率化及び安全性の向上を図
ることができる。また、請求項4記載の発明によれば、
距離という比較的計算し易いパラメータを用いて演算を
楽に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図6に基づいて説明する。なお、図1は本実施の形態
に係るロールクランプ装置を示す斜視図、図2はフォー
クリフトに装着された状態のロールクランプ装置を示す
平面図、図3は同じく側面図であり、これら図1〜図3
に基づいてロールクランプ装置の構造を説明する。図1
〜図3に示すように、ロールクランプ装置10は、基盤
11及びその基盤11の前面側に配置されるクランプホ
ルダ12を備えている。基盤11は鉛直方向を面方向と
する方形のプレートからなり、フォークリフトのマスト
1に沿って昇降可能な昇降部材としてのリフトブラケッ
ト2の前面に回転装置3を介して水平軸線回りに回転可
能に装着される。
〜図6に基づいて説明する。なお、図1は本実施の形態
に係るロールクランプ装置を示す斜視図、図2はフォー
クリフトに装着された状態のロールクランプ装置を示す
平面図、図3は同じく側面図であり、これら図1〜図3
に基づいてロールクランプ装置の構造を説明する。図1
〜図3に示すように、ロールクランプ装置10は、基盤
11及びその基盤11の前面側に配置されるクランプホ
ルダ12を備えている。基盤11は鉛直方向を面方向と
する方形のプレートからなり、フォークリフトのマスト
1に沿って昇降可能な昇降部材としてのリフトブラケッ
ト2の前面に回転装置3を介して水平軸線回りに回転可
能に装着される。
【0010】クランプホルダ12は鉛直方向を面方向と
するプレート12aと、そのプレート前面に固着される
上下のホルダ部12bとによって構成されている。ホル
ダ部12bは複数枚のプレートを相互に接合した断面コ
字形に形成され、そのホルダ部12bに開閉可能に対向
する長短一対のクランプアーム13,14が備えられて
いる。なお、以後の説明では、短寸のクランプアーム1
3をショートアームと呼称し、長寸のクランプアーム1
4をスイングアームと呼称する。ショートアーム13は
その基端部がクランプホルダ12に固定(位置調整用と
しての可動式もある)されており、また、スイングアー
ム14はその基端部がクランプホルダ12に回動可能に
取り付けられ、そして油圧式のクランプシリンダ15に
よって回動操作されるようになっている。ショートアー
ム13及びスイングアーム14の各先端には、クランプ
面を湾曲面とするクランプパッド16,17が、クラン
プすべきロール紙Wに対応して回動し得るようにヒンジ
ピン18,19を介して回動可能に取り付けられるとと
もに、図示省略のパッドストッパによって回動範囲が制
限されている。
するプレート12aと、そのプレート前面に固着される
上下のホルダ部12bとによって構成されている。ホル
ダ部12bは複数枚のプレートを相互に接合した断面コ
字形に形成され、そのホルダ部12bに開閉可能に対向
する長短一対のクランプアーム13,14が備えられて
いる。なお、以後の説明では、短寸のクランプアーム1
3をショートアームと呼称し、長寸のクランプアーム1
4をスイングアームと呼称する。ショートアーム13は
その基端部がクランプホルダ12に固定(位置調整用と
しての可動式もある)されており、また、スイングアー
ム14はその基端部がクランプホルダ12に回動可能に
取り付けられ、そして油圧式のクランプシリンダ15に
よって回動操作されるようになっている。ショートアー
ム13及びスイングアーム14の各先端には、クランプ
面を湾曲面とするクランプパッド16,17が、クラン
プすべきロール紙Wに対応して回動し得るようにヒンジ
ピン18,19を介して回動可能に取り付けられるとと
もに、図示省略のパッドストッパによって回動範囲が制
限されている。
【0011】また、ロールクランプ装置10は、スイン
グアーム14のクランプ位置(ロール紙Wに対するパッ
ド当接点)を修正するためにクランプホルダ12を移動
させるクランプ位置修正装置20を備えている。このク
ランプ位置修正装置20は、基盤11の前面にそれぞれ
幅方向に所定間隔で設けられたガイド部材としての上下
各2本ずつのガイドロッド21と、これに対応してクラ
ンプホルダ12に設けられるガイド溝23付きの上下の
ガイドブラケット24と、クランプホルダ12を移動す
る駆動源としての油圧シリンダ25とによって構成され
ている。
グアーム14のクランプ位置(ロール紙Wに対するパッ
ド当接点)を修正するためにクランプホルダ12を移動
させるクランプ位置修正装置20を備えている。このク
ランプ位置修正装置20は、基盤11の前面にそれぞれ
幅方向に所定間隔で設けられたガイド部材としての上下
各2本ずつのガイドロッド21と、これに対応してクラ
ンプホルダ12に設けられるガイド溝23付きの上下の
ガイドブラケット24と、クランプホルダ12を移動す
る駆動源としての油圧シリンダ25とによって構成され
ている。
【0012】ガイドブラケット24はクランプホルダ1
2の上下端部に固着された水平なプレートによって構成
されており、そのガイド溝23にガイドロッド21が嵌
合した状態で該ガイドロッド21に設けた上下一対のス
トッパ22によって吊り下げ状に支持されている。そし
て、ガイドブラケット24のガイド溝23は、ショート
側クランプパッド16の取付軸であるヒンジピン18を
中心とする円弧状に形成されている。即ち、クランプ位
置修正装置20は、油圧シリンダ25の伸縮作動によっ
てクランプホルダ12をショート側クランプパッド16
の取付軸を中心にして回動変位するように構成されてい
る。なお、油圧シリンダ25は本体の基端部が基盤11
にピン25aによって、またロッド先端がクランプホル
ダ12にピン25bによってそれぞれ回動可能に取り付
けられている。
2の上下端部に固着された水平なプレートによって構成
されており、そのガイド溝23にガイドロッド21が嵌
合した状態で該ガイドロッド21に設けた上下一対のス
トッパ22によって吊り下げ状に支持されている。そし
て、ガイドブラケット24のガイド溝23は、ショート
側クランプパッド16の取付軸であるヒンジピン18を
中心とする円弧状に形成されている。即ち、クランプ位
置修正装置20は、油圧シリンダ25の伸縮作動によっ
てクランプホルダ12をショート側クランプパッド16
の取付軸を中心にして回動変位するように構成されてい
る。なお、油圧シリンダ25は本体の基端部が基盤11
にピン25aによって、またロッド先端がクランプホル
ダ12にピン25bによってそれぞれ回動可能に取り付
けられている。
【0013】上記のように構成されたロールクランプ装
置10によれば、ショートアーム13とスイングアーム
14とによってロール紙Wをクランプする際に、クラン
プ位置修正用の油圧シリンダ25を伸縮作動することに
よってクランプホルダ12を右回り又は左回りに回動
し、ショート側クランプパッド16の位置を変えること
なく、スイング側クランプパッド17の位置を変えるこ
とができる。即ち、車両を操作して、ショート側クラン
プパッド16を把持すべきロール紙Wに当接してから、
その当接状態を保持したままで、スイング側クランプパ
ッド17をスイングアーム14のクランプ動作に先立っ
て適正なクランプ位置へ修正移動することができる。
置10によれば、ショートアーム13とスイングアーム
14とによってロール紙Wをクランプする際に、クラン
プ位置修正用の油圧シリンダ25を伸縮作動することに
よってクランプホルダ12を右回り又は左回りに回動
し、ショート側クランプパッド16の位置を変えること
なく、スイング側クランプパッド17の位置を変えるこ
とができる。即ち、車両を操作して、ショート側クラン
プパッド16を把持すべきロール紙Wに当接してから、
その当接状態を保持したままで、スイング側クランプパ
ッド17をスイングアーム14のクランプ動作に先立っ
て適正なクランプ位置へ修正移動することができる。
【0014】以下、このことを図4及び図5に基づいて
説明する。図4の(A)は浅掴み状態、即ち、ロール紙
Wの中心Oが、ショート側クランプパッド16のロール
紙Wに対する当接点Pと、スイングアーム14のクラン
プ動作後におけるスイング側クランプパッド17のロー
ル紙Wに対する当接点Qとを結ぶ直線、即ち把持中心線
よりも前方にある状態を示している。このときは、スイ
ングアーム14のクランプ動作に先立って、図4の
(B)に示すように、クランプホルダ12を左回りに回
動することによってスイング側クランプパッド17を前
方の適正位置へ修正移動して把持中心線がロール紙Wの
中心Oを通る適正位置とすることができる。また、図5
の(A)は深掴み状態、即ち、ロール紙Wの中心Oが、
ショート側クランプパッド16のロール紙Wに対する当
接点Pと、スイングアーム14のクランプ動作後におけ
るスイング側クランプパッド17のロール紙Wに対する
当接点Qとを結ぶ把持中心線よりも後方にある状態を示
している。このときは、スイングアーム14のクランプ
動作に先立って、図5の(B)に示すように、クランプ
ホルダ12を右回りに回動してスイング側クランプパッ
ド17を後方の適正位置へ修正移動して把持中心線がロ
ール紙Wの中心Oを通る適正位置とすることができる。
このように、ロールクランプ装置10にクランプ位置修
正装置20を備えたことによって、ショート側クランプ
パッド16をロール紙Wに当接後、車両を操作すること
なく、スイング側クランプパッド17を適正クランプ位
置へ修正移動してロール紙Wを適正クランプ状態でクラ
ンプすることが可能となるものである。
説明する。図4の(A)は浅掴み状態、即ち、ロール紙
Wの中心Oが、ショート側クランプパッド16のロール
紙Wに対する当接点Pと、スイングアーム14のクラン
プ動作後におけるスイング側クランプパッド17のロー
ル紙Wに対する当接点Qとを結ぶ直線、即ち把持中心線
よりも前方にある状態を示している。このときは、スイ
ングアーム14のクランプ動作に先立って、図4の
(B)に示すように、クランプホルダ12を左回りに回
動することによってスイング側クランプパッド17を前
方の適正位置へ修正移動して把持中心線がロール紙Wの
中心Oを通る適正位置とすることができる。また、図5
の(A)は深掴み状態、即ち、ロール紙Wの中心Oが、
ショート側クランプパッド16のロール紙Wに対する当
接点Pと、スイングアーム14のクランプ動作後におけ
るスイング側クランプパッド17のロール紙Wに対する
当接点Qとを結ぶ把持中心線よりも後方にある状態を示
している。このときは、スイングアーム14のクランプ
動作に先立って、図5の(B)に示すように、クランプ
ホルダ12を右回りに回動してスイング側クランプパッ
ド17を後方の適正位置へ修正移動して把持中心線がロ
ール紙Wの中心Oを通る適正位置とすることができる。
このように、ロールクランプ装置10にクランプ位置修
正装置20を備えたことによって、ショート側クランプ
パッド16をロール紙Wに当接後、車両を操作すること
なく、スイング側クランプパッド17を適正クランプ位
置へ修正移動してロール紙Wを適正クランプ状態でクラ
ンプすることが可能となるものである。
【0015】そして、本実施の形態に係るロールクラン
プ装置10においては、上記のようなクランプ位置修正
のためのクランプホルダ12の回動動作が、オペレータ
によるスイングアーム14のクランプ動作に連動して
(又は先立って)行われるように構成されている。この
ために、ロールクランプ装置10はクランプすべきロー
ル紙Wにショート側クランプパッド16が当接されたと
きのロール紙Wに関する情報を得るための第1から第3
の3個の検出手段31,32,33と、その検出手段3
1,32,33によって得られた情報に基づいてクラン
プホルダ12の回動操作を制御する制御装置34とを備
えている。
プ装置10においては、上記のようなクランプ位置修正
のためのクランプホルダ12の回動動作が、オペレータ
によるスイングアーム14のクランプ動作に連動して
(又は先立って)行われるように構成されている。この
ために、ロールクランプ装置10はクランプすべきロー
ル紙Wにショート側クランプパッド16が当接されたと
きのロール紙Wに関する情報を得るための第1から第3
の3個の検出手段31,32,33と、その検出手段3
1,32,33によって得られた情報に基づいてクラン
プホルダ12の回動操作を制御する制御装置34とを備
えている。
【0016】第1の検出手段31は、図1〜図3に示す
ように、ショート側クランプパッド16のクランプ面側
のロール紙Wへの当接中心部に設けられ、例えばリミッ
トスイッチによって構成される。この第1の検出手段3
1は、ロール紙Wがショート側クランプパッド16に当
接したか否かを検出することと、その当接点とクランプ
ホルダ12との間の「距離」を測定(予め設定された一
定値)することが可能な検出手段である。また、第2の
検出手段32及び第3の検出手段33は、クランプホル
ダ12の前面に水平方向に並列して設けられており、例
えばスチールゲージの一種である、可動式ロッドスケー
ルが用いられる。この検出手段32,33においては、
図2に示すように、ショート側クランプパッド16がロ
ール紙Wの外周面に当接されたときに、検出ヘッド32
a,33aがロール紙Wに当接しながら押圧されて後方
(クランプホルダ12側)へと移動し、その移動量を測
定することが可能な構成とされている。即ち、第2及び
第3の検出手段32,33は、ロール紙Wのクランプに
際して、当該ロール紙Wの押圧面とクランプホルダ12
との間の「距離」を測定することが可能な検出手段であ
る。
ように、ショート側クランプパッド16のクランプ面側
のロール紙Wへの当接中心部に設けられ、例えばリミッ
トスイッチによって構成される。この第1の検出手段3
1は、ロール紙Wがショート側クランプパッド16に当
接したか否かを検出することと、その当接点とクランプ
ホルダ12との間の「距離」を測定(予め設定された一
定値)することが可能な検出手段である。また、第2の
検出手段32及び第3の検出手段33は、クランプホル
ダ12の前面に水平方向に並列して設けられており、例
えばスチールゲージの一種である、可動式ロッドスケー
ルが用いられる。この検出手段32,33においては、
図2に示すように、ショート側クランプパッド16がロ
ール紙Wの外周面に当接されたときに、検出ヘッド32
a,33aがロール紙Wに当接しながら押圧されて後方
(クランプホルダ12側)へと移動し、その移動量を測
定することが可能な構成とされている。即ち、第2及び
第3の検出手段32,33は、ロール紙Wのクランプに
際して、当該ロール紙Wの押圧面とクランプホルダ12
との間の「距離」を測定することが可能な検出手段であ
る。
【0017】ところで、各検出手段31,32,33自
体の寸法、ロールクランプ装置への取付箇所は予め一義
的に定め得るものであり、従って、各検出手段31,3
2,33がロール紙Wに当接し押圧された際の、第1の
検出手段31を含む各検出ヘッド32a,33aの位置
については、任意の箇所を原点とする座標値として表現
することが可能である。本実施の形態では、例えば図6
に示すように、XY座標系の座標値として表現される。
即ち、これらの検出手段31,32,33はロール紙W
の外周上の所定の点の座標値を検出する機能を有するも
のである。勿論、こうした座標値については、円筒座標
系や曲座標系等を用いて表現することも可能である。な
お、本実施の形態では、いわゆる可動式ロッドスケール
を用いているが、例えば他のリニアゲージやあるいは光
電式又は超音波式の距離センサ等を用いることも可能で
ある。
体の寸法、ロールクランプ装置への取付箇所は予め一義
的に定め得るものであり、従って、各検出手段31,3
2,33がロール紙Wに当接し押圧された際の、第1の
検出手段31を含む各検出ヘッド32a,33aの位置
については、任意の箇所を原点とする座標値として表現
することが可能である。本実施の形態では、例えば図6
に示すように、XY座標系の座標値として表現される。
即ち、これらの検出手段31,32,33はロール紙W
の外周上の所定の点の座標値を検出する機能を有するも
のである。勿論、こうした座標値については、円筒座標
系や曲座標系等を用いて表現することも可能である。な
お、本実施の形態では、いわゆる可動式ロッドスケール
を用いているが、例えば他のリニアゲージやあるいは光
電式又は超音波式の距離センサ等を用いることも可能で
ある。
【0018】図1に示すように、各検出手段31,3
2,33は、それぞれクランプ位置修正用の油圧シリン
ダ25の作動を制御するための制御装置34に接続され
ている。なお、制御装置34の役割については、後述す
る。
2,33は、それぞれクランプ位置修正用の油圧シリン
ダ25の作動を制御するための制御装置34に接続され
ている。なお、制御装置34の役割については、後述す
る。
【0019】次に、上記のように構成された本実施の形
態に係るロールクランプ装置10によるクランプ手順を
説明する。図2に示すように、前述した如くオペレータ
による車両の操作によってショートアーム13のクラン
プパッド16がロール紙Wの外周面に当接されると、こ
のことが第1の検出手段31によって検出される。一
方、この時点で第2及び第3の各検出手段32,33
も、それぞれロール紙Wの外周面に当接される。この時
点ではスイングアーム14は、まだクランプ動作されて
おらず、ロール紙Wをクランプしていない状態にある。
態に係るロールクランプ装置10によるクランプ手順を
説明する。図2に示すように、前述した如くオペレータ
による車両の操作によってショートアーム13のクラン
プパッド16がロール紙Wの外周面に当接されると、こ
のことが第1の検出手段31によって検出される。一
方、この時点で第2及び第3の各検出手段32,33
も、それぞれロール紙Wの外周面に当接される。この時
点ではスイングアーム14は、まだクランプ動作されて
おらず、ロール紙Wをクランプしていない状態にある。
【0020】図6に示すように、ショート側クランプパ
ッド16のロール紙Wへの当接を第1の検出手段31が
検出したときは、予めクランプホルダ12とショートア
ーム13との位置関係が一義的に定まっているため、こ
の当接点Pの座標値が特定される。また、第2及び第3
の検出手段32,33についても、同様に、クランプホ
ルダ12との位置関係が一義的に定められ、かつロール
紙Wが各検出手段32,33に当接した際の各検出ヘッ
ド32a,33aの移動量も測定されるため、結果とし
て、各検出ヘッド32a,33aの位置P1,P2の座
標値も特定されることになる。かくして、ショート側ク
ランプパッド16がロール紙Wに当接した時点における
ロール紙Wの外周面上の三つの点の座標値が特定される
ことになる。
ッド16のロール紙Wへの当接を第1の検出手段31が
検出したときは、予めクランプホルダ12とショートア
ーム13との位置関係が一義的に定まっているため、こ
の当接点Pの座標値が特定される。また、第2及び第3
の検出手段32,33についても、同様に、クランプホ
ルダ12との位置関係が一義的に定められ、かつロール
紙Wが各検出手段32,33に当接した際の各検出ヘッ
ド32a,33aの移動量も測定されるため、結果とし
て、各検出ヘッド32a,33aの位置P1,P2の座
標値も特定されることになる。かくして、ショート側ク
ランプパッド16がロール紙Wに当接した時点における
ロール紙Wの外周面上の三つの点の座標値が特定される
ことになる。
【0021】このようにして、ロール紙Wに関する外周
表面上の三点の座標値が定められることにより、制御装
置34はこの三点を含むロール紙Wの断面円について、
その中心点Oの座標値及び直径Lを演算する。演算の具
体的手法については、円の円周上の任意の三点が与えら
れた場合に、当該円の中心座標及び当該円の直径を算出
するものであり、数学上自明の事項であるため、その詳
細な説明を省略する。
表面上の三点の座標値が定められることにより、制御装
置34はこの三点を含むロール紙Wの断面円について、
その中心点Oの座標値及び直径Lを演算する。演算の具
体的手法については、円の円周上の任意の三点が与えら
れた場合に、当該円の中心座標及び当該円の直径を算出
するものであり、数学上自明の事項であるため、その詳
細な説明を省略する。
【0022】また、検出手段31,32,33の検出値
に基づいてロール紙Wの中心点O及びロール紙Wの直径
Lが特定されると、次に、制御装置34は、スイングア
ーム14によるクランプ動作が実行された場合に、該ス
イングアーム14のクランプが適正な位置で行われるか
否かを判断する。その判断は、ロール紙Wの中心Oの座
標値と、予めクランプホルダ12又は基盤11の任意位
置に設置した基準位置、例えばクランプホルダ12に対
するショートアーム13の取付点Sの固定座標値とを結
ぶ直線の距離aをパラメータとして行う。この距離a
は、例えば三方根の定理を使って算出され、その算出距
離と、予めロール紙Wの径(一般に、ロール紙Wの径
は、定型的に幾つかの種類に分けられている)毎で決ま
っている最適距離との関係に基づいて適正クランプ位置
を演算する。即ち、制御装置34は、算出距離と最適距
離とを比較し、等しい(又は許容範囲内にある)とき
は、適正であると判断し、差が存在するときは、不適正
(算出距離が最適距離よりも大きい場合には浅掴み状
態、小さい場合には深掴み状態)と判断する。
に基づいてロール紙Wの中心点O及びロール紙Wの直径
Lが特定されると、次に、制御装置34は、スイングア
ーム14によるクランプ動作が実行された場合に、該ス
イングアーム14のクランプが適正な位置で行われるか
否かを判断する。その判断は、ロール紙Wの中心Oの座
標値と、予めクランプホルダ12又は基盤11の任意位
置に設置した基準位置、例えばクランプホルダ12に対
するショートアーム13の取付点Sの固定座標値とを結
ぶ直線の距離aをパラメータとして行う。この距離a
は、例えば三方根の定理を使って算出され、その算出距
離と、予めロール紙Wの径(一般に、ロール紙Wの径
は、定型的に幾つかの種類に分けられている)毎で決ま
っている最適距離との関係に基づいて適正クランプ位置
を演算する。即ち、制御装置34は、算出距離と最適距
離とを比較し、等しい(又は許容範囲内にある)とき
は、適正であると判断し、差が存在するときは、不適正
(算出距離が最適距離よりも大きい場合には浅掴み状
態、小さい場合には深掴み状態)と判断する。
【0023】次に、制御装置34は、オペレータが操作
レバーを操作し、クランプシリンダ15を作動してスイ
ングアーム14を閉じ方向に回動させるためのクランプ
動作を実行したときに、上記の判断結果に基づき、適正
である場合には、スイングアーム14のクランプ動作の
みを指示する。一方、不適正であれば、スイングアーム
14のクランプ動作と、クランプ位置修正装置20の修
正作動とを指示し、そして、スイングアーム14のクラ
ンプ動作が終了する前の段階で、上記の適正位置演算値
に基づいて算出距離が最適距離と等しくなるようにクラ
ンプホルダ12を回動してスイングアーム14の位置修
正を行う。具体的には、算出距離が最適距離よりも大き
いときは、それを補正するように油圧シリンダ25を伸
長方向に作動して図4の(B)に示すように、クランプ
ホルダ12を左回りに回動する。また、算出距離が最適
距離よりも小さいときは、それを補正するように油圧シ
リンダ25を縮小方向に作動して図5の(B)に示すよ
うに、クランプホルダ12を右回りに回動する。かくし
て、スイングアーム14のクランプパッド17のクラン
プ位置が適正位置に修正されることになる。即ち、スイ
ングアーム14によるロール紙Wの適正位置でのクラン
プが可能となる。本実施の形態では、適正クランプ位置
を、ロール紙中心座標値と所定の固定座標値とを結ぶ直
線の距離と、予め当該ロール紙に対応して定められた最
適距離との関係に基づいて演算する構成としたので、距
離という比較的計算し易いパラメータを用いて演算を楽
に行うことができる。
レバーを操作し、クランプシリンダ15を作動してスイ
ングアーム14を閉じ方向に回動させるためのクランプ
動作を実行したときに、上記の判断結果に基づき、適正
である場合には、スイングアーム14のクランプ動作の
みを指示する。一方、不適正であれば、スイングアーム
14のクランプ動作と、クランプ位置修正装置20の修
正作動とを指示し、そして、スイングアーム14のクラ
ンプ動作が終了する前の段階で、上記の適正位置演算値
に基づいて算出距離が最適距離と等しくなるようにクラ
ンプホルダ12を回動してスイングアーム14の位置修
正を行う。具体的には、算出距離が最適距離よりも大き
いときは、それを補正するように油圧シリンダ25を伸
長方向に作動して図4の(B)に示すように、クランプ
ホルダ12を左回りに回動する。また、算出距離が最適
距離よりも小さいときは、それを補正するように油圧シ
リンダ25を縮小方向に作動して図5の(B)に示すよ
うに、クランプホルダ12を右回りに回動する。かくし
て、スイングアーム14のクランプパッド17のクラン
プ位置が適正位置に修正されることになる。即ち、スイ
ングアーム14によるロール紙Wの適正位置でのクラン
プが可能となる。本実施の形態では、適正クランプ位置
を、ロール紙中心座標値と所定の固定座標値とを結ぶ直
線の距離と、予め当該ロール紙に対応して定められた最
適距離との関係に基づいて演算する構成としたので、距
離という比較的計算し易いパラメータを用いて演算を楽
に行うことができる。
【0024】上記のように、本実施の形態によれば、オ
ペレータは車両を操作してショートアーム13のクラン
プパッド16をクランプすべきロール紙Wの外周面に当
接後、ロールクランプ装置の操作レバーをクランプ側に
操作するだけで、ロール紙Wを適正なクランプ位置でク
ランプすることができる。このため、従来のような車両
操作を含むクランプ作業のやり直しが不要となるため、
クランプ作業が頗る効率化されることになり、しかも適
正位置でのクランプ形態となるため、作業途中(運搬
中)でのロール紙Wの脱落事故を未然に防ぎ、作業の安
全を向上できる。
ペレータは車両を操作してショートアーム13のクラン
プパッド16をクランプすべきロール紙Wの外周面に当
接後、ロールクランプ装置の操作レバーをクランプ側に
操作するだけで、ロール紙Wを適正なクランプ位置でク
ランプすることができる。このため、従来のような車両
操作を含むクランプ作業のやり直しが不要となるため、
クランプ作業が頗る効率化されることになり、しかも適
正位置でのクランプ形態となるため、作業途中(運搬
中)でのロール紙Wの脱落事故を未然に防ぎ、作業の安
全を向上できる。
【0025】また、本実施の形態では、クランプ位置修
正装置20として、ガイド溝23とガイドロッド21と
からなる単純な構造を採用したことによって、装置の付
加に伴う構造の複雑化やコストアップ等を抑えることが
できる。また、駆動源として油圧シリンダ25を採用し
たので、フォークリフトに元々装備されている油圧装置
を利用できるとともに、クランプホルダ12を途中に中
継部材を介することなく直接に作動することができ、構
造の簡素化が図れる。
正装置20として、ガイド溝23とガイドロッド21と
からなる単純な構造を採用したことによって、装置の付
加に伴う構造の複雑化やコストアップ等を抑えることが
できる。また、駆動源として油圧シリンダ25を採用し
たので、フォークリフトに元々装備されている油圧装置
を利用できるとともに、クランプホルダ12を途中に中
継部材を介することなく直接に作動することができ、構
造の簡素化が図れる。
【0026】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で適
宜変更することが可能である。例えば、ロールクランプ
装置10は、検出手段31,32,33及び制御装置3
4を備えない形態で実施しても差し支えない。また、第
1の検出手段31は、ショート側クランプパッド16の
ロール紙Wに対する当接を検出する専用の検出手段と
し、これとは別に距離測定用の検出手段を備えてもよ
い。また、実施の形態では、クランプホルダ12のクラ
ンプ位置修正のための回動動作は、スイングアーム14
のクランプ動作に連動する形態で行うとしたが、クラン
プ位置修正のための回動動作を先行し、その動作が終了
してから、スイングアーム14のクランプ動作が開始さ
れるように設定してもよい。また、スイングアーム14
を適正クランプ位置へ修正移動するために、クランプホ
ルダ12を移動する構成としたが、スイングアーム14
のみを移動する構成に変更しても差し支えない。要する
に、クランプ位置修正装置20は、ショートアーム13
をロール紙Wに当接後、その当接状態を保持したままで
スイングアーム14のクランプ位置を修正移動できるよ
うに構成されていればよい。
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で適
宜変更することが可能である。例えば、ロールクランプ
装置10は、検出手段31,32,33及び制御装置3
4を備えない形態で実施しても差し支えない。また、第
1の検出手段31は、ショート側クランプパッド16の
ロール紙Wに対する当接を検出する専用の検出手段と
し、これとは別に距離測定用の検出手段を備えてもよ
い。また、実施の形態では、クランプホルダ12のクラ
ンプ位置修正のための回動動作は、スイングアーム14
のクランプ動作に連動する形態で行うとしたが、クラン
プ位置修正のための回動動作を先行し、その動作が終了
してから、スイングアーム14のクランプ動作が開始さ
れるように設定してもよい。また、スイングアーム14
を適正クランプ位置へ修正移動するために、クランプホ
ルダ12を移動する構成としたが、スイングアーム14
のみを移動する構成に変更しても差し支えない。要する
に、クランプ位置修正装置20は、ショートアーム13
をロール紙Wに当接後、その当接状態を保持したままで
スイングアーム14のクランプ位置を修正移動できるよ
うに構成されていればよい。
【0027】また、実施の形態では、クランプ位置修正
装置20において、ガイド溝23付きのガイドブラケッ
ト24をクランプホルダ12側に設け、ガイドロッド2
1を基盤11側に設けたが、ガイドロッド21をクラン
プホルダ12側に設け、ガイド溝23付きのガイドブラ
ケット24を基盤11側に設けても成立する。また、実
施の形態では、クランプ位置修正装置20として、ガイ
ド溝23とそれに嵌合するガイドロッド21とによって
定められた規定のルートを通ってクランプホルダ12が
移動する構成としたが、必ずしもこの構成に限らない。
例えば基盤11側にショートアーム13に対するクラン
プパッド16の取付軸を中心とする円弧状のガイドレー
ルを設け、そのガイドレールに沿ってクランプホルダ1
2が移動するような構成を採用することも可能であり、
要するに、クランプ位置修正装置20は、クランプホル
ダ12をショート側クランプパッド16の取付軸付近を
中心として移動することができるように構成されていれ
ばよい。さらにまた、クランプ位置修正装置20の駆動
源は、油圧シリンダ25に限らず、例えば電動モータ又
は油圧モータを採用し、歯車式やチェーン式の伝動装置
を介してクランプホルダ12を回動するように変更して
もよい。
装置20において、ガイド溝23付きのガイドブラケッ
ト24をクランプホルダ12側に設け、ガイドロッド2
1を基盤11側に設けたが、ガイドロッド21をクラン
プホルダ12側に設け、ガイド溝23付きのガイドブラ
ケット24を基盤11側に設けても成立する。また、実
施の形態では、クランプ位置修正装置20として、ガイ
ド溝23とそれに嵌合するガイドロッド21とによって
定められた規定のルートを通ってクランプホルダ12が
移動する構成としたが、必ずしもこの構成に限らない。
例えば基盤11側にショートアーム13に対するクラン
プパッド16の取付軸を中心とする円弧状のガイドレー
ルを設け、そのガイドレールに沿ってクランプホルダ1
2が移動するような構成を採用することも可能であり、
要するに、クランプ位置修正装置20は、クランプホル
ダ12をショート側クランプパッド16の取付軸付近を
中心として移動することができるように構成されていれ
ばよい。さらにまた、クランプ位置修正装置20の駆動
源は、油圧シリンダ25に限らず、例えば電動モータ又
は油圧モータを採用し、歯車式やチェーン式の伝動装置
を介してクランプホルダ12を回動するように変更して
もよい。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のロールク
ランプ装置によれば、一方のクランプアームをロール紙
に当接後、車両操作を伴うことなく、他方のクランプア
ームのロール紙に対する当接位置を修正移動して適正ク
ランプ状態を得ることが可能なため、クランプ作業のや
り直しが不要となり、クランプ作業の効率化及び安全性
の向上を図ることができる。
ランプ装置によれば、一方のクランプアームをロール紙
に当接後、車両操作を伴うことなく、他方のクランプア
ームのロール紙に対する当接位置を修正移動して適正ク
ランプ状態を得ることが可能なため、クランプ作業のや
り直しが不要となり、クランプ作業の効率化及び安全性
の向上を図ることができる。
【図1】本実施の形態に係るロールクランプ装置を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】フォークリフトに装着された状態のロールクラ
ンプ装置を示す平面図である。
ンプ装置を示す平面図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】浅掴み状態におけるクランプ位置修正動作の説
明図であり、(A)は修正前を示し、(B)は修正後を
示す。
明図であり、(A)は修正前を示し、(B)は修正後を
示す。
【図5】深掴み状態におけるクランプ位置修正動作の説
明図であり、(A)は修正前を示し、(B)は修正後を
示す。
明図であり、(A)は修正前を示し、(B)は修正後を
示す。
【図6】クランプ位置修正動作の制御に関する説明をす
るための図面である。
るための図面である。
【図7】従来のロールクランプ装置を示す平面図であ
り、適正クランプ状態を示す。
り、適正クランプ状態を示す。
【図8】同じく従来のロールクランプ装置を示す平面図
であり、不適正なクランプ状態を示す。
であり、不適正なクランプ状態を示す。
10…ロールクランプ装置 11…基盤 12…クランプホルダ 13…ショートアーム 14…スイングアーム 16…ショート側クランプパッド 17…スイング側クランプパッド 20…クランプ位置修正装置 21…ガイドロッド 23…ガイド溝 25…油圧シリンダ 31〜33…検出手段 34…制御装置
Claims (4)
- 【請求項1】 フォークリフトに装着される基盤と、対
向する一対のクランプアームを備えたクランプホルダ
と、前記基盤と前記クランプホルダとの間に設けられ、
前記一方のクランプアームのロール紙に対する当接点を
変えずに他方のクランプアームを適正クランプ位置へ修
正移動するためのクランプ位置修正装置とを備えたロー
ルクランプ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のロールクランプ装置にお
いて、クランプ位置修正装置が、一方のクランプアーム
のロール紙との当接点を中心とする円弧状に形成された
ガイド溝と、そのガイド溝に摺動可能に嵌合するガイド
部材と、駆動源としての油圧シリンダとから構成されて
いるロールクランプ装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2のいずれかに記載のロー
ルクランプ装置において、一方のクランプアームがクラ
ンプすべきロール紙に当接したときに、前記ロール紙の
外周表面上の少なくとも三点の座標値情報を得るための
検出手段と、前記座標値情報に基づいて他方のクランプ
アームの適正クランプ位置を演算し、その適正クランプ
位置へ他方のクランプアームを修正移動するようにクラ
ンプ位置修正装置を駆動する制御装置とを備えたロール
クランプ装置。 - 【請求項4】 請求項3記載のロールクランプ装置にお
いて、適正クランプ位置は、ロール紙中心座標値と所定
の固定座標値とを結ぶ直線の距離と、予め当該ロール紙
に対応して定められた最適距離との関係に基づいて演算
される構成としたロールクランプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11033319A JP2000229793A (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | ロールクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11033319A JP2000229793A (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | ロールクランプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000229793A true JP2000229793A (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=12383250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11033319A Pending JP2000229793A (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | ロールクランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000229793A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103398052A (zh) * | 2013-07-26 | 2013-11-20 | 元旭包装(上海)有限公司 | 一种新型气动夹持机构 |
| JP2016508475A (ja) * | 2013-02-26 | 2016-03-22 | カスケード コーポレイションCascade Corporation | クランプ面位置決めシステム |
| JP2018158815A (ja) * | 2017-03-23 | 2018-10-11 | 株式会社タダノ | 把持装置 |
| CN113292019A (zh) * | 2021-06-22 | 2021-08-24 | 徐州耀武机车有限公司 | 一种用于电动摩托车生产的转运装置 |
| CN115072153A (zh) * | 2022-07-06 | 2022-09-20 | 胡畔 | 一种食品检测用的样品存储设备 |
-
1999
- 1999-02-10 JP JP11033319A patent/JP2000229793A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016508475A (ja) * | 2013-02-26 | 2016-03-22 | カスケード コーポレイションCascade Corporation | クランプ面位置決めシステム |
| CN103398052A (zh) * | 2013-07-26 | 2013-11-20 | 元旭包装(上海)有限公司 | 一种新型气动夹持机构 |
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