JP2000230583A - パワーウインドモータ - Google Patents

パワーウインドモータ

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JP2000230583A JP2000029949A JP2000029949A JP2000230583A JP 2000230583 A JP2000230583 A JP 2000230583A JP 2000029949 A JP2000029949 A JP 2000029949A JP 2000029949 A JP2000029949 A JP 2000029949A JP 2000230583 A JP2000230583 A JP 2000230583A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、簡単な構成により、回転が
伝達される側からの力による出力側回転軸の逆転を防止
し、正常動作中の回転伝達効率を高く維持可能な逆転防
止軸受装置を備えたパワーウインドモータを提供するこ
とにある。 【解決手段】 本発明のパワーウインドモータは、出力
側のウォームホイール6に噛合するウォーム軸5が形成
されたモータ出力軸3と、モータ出力軸3端部側の略球
面状の先端受け部13と、先端受け部13に軸方向押圧
力を付与する付勢手段24と、モータ出力軸3上に設け
られた逆転防止装置11と、を備える。逆転防止装置1
1は、モータ出力軸3回転時には、その回転をウォーム
軸5を介してウォームホイール6に伝達し、出力側のウ
インドガラスの開閉駆動を許容し、モータ出力軸3停止
時には、ウォーム軸5の回転を阻止してウインドガラス
の停止状態を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパワーウインドモー
タに係り、特に簡単な構成により回転が伝達される側か
らの力により、回転を伝達する側(出力側)の回転軸が
逆転することを防止し、且つ正常動作中の回転伝達効率
を高く維持することができる逆転防止装置を備えたパワ
ーウインドモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばモータの回転を、ウォーム及びウ
ォームホイールを介して減速して伝達するようなウォー
ム装置において、回転が伝達される側(即ちウォームホ
イール)からの外力によるモータ回転軸(出力軸側)の
逆転は、軸受損失やモータ空転トルクがウォーム減速で
拡大されることにより防止されていた。
【0003】ところが、モータの出力トルクの軽減やモ
ータの高出力化のため、軸受損やモータ空転トルクを小
さくすると、出力軸からの外力で、モータ回転軸が逆転
する。パワーウインドモータでは、ウインドガラスを押
し下げ、或は走行中の振動等により、容易に開いてしま
うという不都合が予測される。
【0004】そこで、ウォームホイール側の軸に、つる
巻ばね状の逆転ストッパを設ける技術、モータ回転軸の
スラスト受として、比較的摩擦係数が大きい樹脂等を用
いることによりウォームホイール側からの外力によっ
て、モータ回転軸へスラスト荷重がかかる時に、スラス
ト受の摩擦で逆転を防ぐ技術等が考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
逆転ストッパの技術は、低回転域での制御、即ち減速後
の軸に設けられるために、大きな力がかかり、これに耐
え得るように、装置を大型化したり重量化しなければな
らない問題があり、またスラスト受の摩擦を用いる技術
では、正常な動作中でもスラスト受の摩擦が生じるた
め、回転伝達効率が低下してしまうという不都合があっ
た。
【0006】本発明の目的は、簡単な構成により、回転
が伝達される側からの力により出力側の回転軸が逆転す
ることを防止し、且つ正常動作中の回転伝達効率を高く
維持することができる逆転防止軸受装置を備えたパワー
ウインドモータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、請求項1に
係る発明によれば、出力側と連結されたウォームホイー
ルに噛合するウォーム軸が、同軸上に形成されたモータ
出力軸と、前記モータ出力軸の少なくとも一端側に設け
られた略球面状の先端受け部と、該先端受け部に対して
軸方向への押圧力を付与する付勢手段と、前記モータ出
力軸上に設けられ、前記付勢手段によって前記モータ出
力軸と共にその一部が軸方向に押圧され、かつ前記モー
タ出力軸回転時には、前記モータ出力軸の回転を前記ウ
ォーム軸を介して前記ウォームホイールに伝達し、出力
側に設けられたウインドガラスの開閉駆動を許容する一
方、前記モータ出力軸停止時には、前記ウォーム軸の回
転を阻止して前記ウインドガラスの停止状態を維持する
逆転防止装置と、を備えることにより解決される。
【0008】このように構成することにより、簡単な構
成により、回転が伝達される側からの力により出力側の
回転軸が逆転することを防止し、且つ正常動作中の回転
伝達効率を高く維持することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、パワーウインドモータ
に関する発明である。本発明に係るパワーウインドモー
タは、出力側と連結されたウォームホイール6に噛合す
るウォーム軸5が、同軸上に形成されたモータ出力軸3
と、前記モータ出力軸3の少なくとも一端側に設けられ
た略球面状の先端受け部13と、該先端受け部13に対
して軸方向への押圧力を付与する付勢手段24と、前記
モータ出力軸3上に設けられた逆転防止装置11と、を
備えている。
【0010】逆転防止装置11は、前記付勢手段24に
よって前記モータ出力軸3と共にその一部が軸方向に押
圧されている。そして、前記モータ出力軸3回転時に
は、前記モータ出力軸3の回転を前記ウォーム軸5を介
して前記ウォームホイール6に伝達し、出力側に設けら
れたウインドガラスの開閉駆動を許容する。その一方、
前記モータ出力軸3停止時には、前記ウォーム軸5の回
転を阻止して前記ウインドガラスの停止状態を維持す
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
【0012】図1乃至図4は請求項1に係る実施例を示
すものであり、図1はパワーウインドモータのウォーム
減速装置に逆転防止軸受装置を用いた模式図、図2は図
1の要部拡大断面図、図3は図2のA−A線断面図、図
4は軸受側に荷重がかからない場合の図2のA−A線断
面図である。なお本例において、図1の矢印O方向の回
転の場合に、ウインドガラスが開くように構成されてい
るものとして説明する。
【0013】図1において、符号10は逆転防止軸受装
置であり、図示しないモータは両側に延出するモータ出
力軸3(図1では一方のみ示す)を備えており、モータ
出力軸3の先端部側には上記軸受装置10が配設されて
いる。
【0014】そして軸受装置10とモータとの間のモー
タ出力軸3には、減速装置4の一部を構成するウォーム
5がモータ出力軸3と一体に取着されており、このウォ
ーム5には、減速装置4の一部を構成するウォームホイ
ール6が噛合している。このウォームホイール6には、
出力軸6aが取着されている。この出力軸6aには、図
示しない扇形ギヤ部と噛合する出力ピニオンが取着され
ている。本例のモータ出力軸3の先端部側には、逆転防
止装置としてのテーパ部11が形成されている。
【0015】上記軸受装置10は、テーパ部11と、軸
受部としてのクラッチ球12と、先端受け部13と、ク
ラッチ受け21と、スプリング受け22と、コイルスプ
リング23,24と、クラッチハウジング15と、を主
たる構成要素としている。
【0016】本例の逆転防止装置としてのテーパ部11
は、円柱状をしており、モータ出力軸3の先端部側の外
周で、先細りの所定の傾斜をもってテーパ加工がされて
おり、先端部は凹部11aが形成されている。
【0017】軸受部としてのクラッチ球12は、リング
状のクラッチ受け21により保持されており、自転する
と共に後述するクラッチハウジング15の転がり面15
a及びストッパ面15bとの間で移動できるように構成
されている。
【0018】先端受け部13は、前記テーパ部11の凹
部11aと係合するボール13bが配設されており、こ
のボール13bは、テーパ部11の凹部11aと後述す
る支持板25との間に保持されている。
【0019】本例のクラッチハウジング15は箱型をし
ており、中央には、テーパ部11を挿着する孔15dが
形成され、内周には図3で示すように、転がり面15a
及びストッパ面15bが複数箇所(図示例では説明上4
か所)形成されている。そして先端にテーパ加工を施し
たモータ出力軸3の先端部であるテーパ部11が孔15
dから挿入された構造をしている。
【0020】本例ではリング状のクラッチ受け21と、
このクラッチ受け21に接触させてリング状のスプリン
グ受け22を配設し、このスプリング受け22とクラッ
チハウジング15の底面15cとの間に、コイルスプリ
ング23,24を配設している。また先端受け部13用
のコイルスプリング24とボール13bとの間に支持板
25を配設している。そしてクラッチ球12は、周方向
に移動可能であり、ストッパ12aとストッパ面15b
とにより周方向の移動が規制されている。
【0021】本例のコイルスプリング24は0.1〜
0.3mm程度の可動範囲をもっており、モータ出力軸
3の移動時にモータ出力軸3先端部と先端受け部13と
の間にすき間ができないように構成している。本例のよ
うに構成すると、コイルスプリング23でクラッチ球1
2をテーパ部11側へ接触する方向へ押えることとな
り、回転の規制をより確実にでき、クラッチ球12の暴
れを防ぐことができ、ガタ等の発生を確実に防止でき
る。そして、モータ出力軸3は、0.1〜0.3mm程
度、スラスト方向へ動くことができるように構成されて
いる。
【0022】なお本例ではクラッチ球12を少なくとも
3つ用いている。また本例ではコイルスプリングを用い
た例を示したが、0.1〜0.3mm程度の可動範囲を
有すれば、次に述べるような板ばね、或は復元力の良好
な合成樹脂等によって構成してもよい。さらに先端の受
けにボール13bを配設しているが、例えばテーパ部1
1の先端を球状に加工し、モータ出力軸3の先端そのも
ので受けても良い。すなわち、スラスト荷重を受けら
れ、かつ効率よく回転可能な形状であれば良く、形状を
限定するものではない。
【0023】次に、上記構成による軸受装置10の動作
について図1乃至図4の実施例に基づいて説明する。先
ずモータを駆動してウインドガラスを開く場合について
説明すると、図示しない電源によりモータを駆動させウ
インドガラスを開く場合は、図1及び図3において、モ
ータ出力軸3が矢印O方向に回転し、モータ出力軸3と
一体となったウォーム5が回転し、これに噛み合うウォ
ームホイール6が矢印X方向へ回転する。このウォーム
ホイール6の回転が、不図示の扇形ギヤ部を介して主ア
ームに伝わり、ガラスホルダーが降下してウインドガラ
スが開く。
【0024】この時モータ出力軸3はウォームホイール
6を矢印X方向へ回転させる負荷(すなわちウインドガ
ラスを開ける負荷)により図1の右方向(図1の矢印N
方向)へスラスト荷重を生じる。この時、逆転防止軸受
装置10はモータ出力軸3の左端に設置されているので
スラスト荷重を受けず、さらに、ボール13bは、コイ
ルスプリング23による0.1〜0.3mm程度の可動
範囲のうち、右側の位置となるため、クラッチ球12と
テーパ部11の位置関係は、図4のようになる。この状
態で逆転防止軸受装置10は、モータ出力軸3を制限し
ないので、正逆の両回転方向とも自由に回転ができるの
で、効率良く回転が伝達される。
【0025】次に、モータを駆動してウインドガラスを
閉じる場合は、図1及び図3において、モータの駆動に
よりモータ出力軸3が矢印P方向に回転し、これに噛み
合うウォームホイール6が矢印Y方向へ回転する。この
ウォームホイール6の回転が扇形ギヤ部を介して主アー
ムに伝わり、ガラスホルダーが降下してウインドが閉じ
る。この時、モータ出力軸3は、ウォームホイール6を
矢印Y方向へ回転させる負荷により図1の左方向(図1
の矢印M方向)へスラスト荷重を生じる。
【0026】そして逆転防止軸受装置10はスラスト荷
重を受け、更にボール13bは、コイルスプリング23
による0.1〜0.3mm程度の可動範囲のうち、左側
の位置となり、したがって、クラッチ球12とテーパ部
11の位置関係は図3のようになる。この状態で逆転防
止軸受装置10はモータ出力軸3が矢印O方向へ回転す
るのを規制するワンウェイクラッチとして機能するが、
この場合,モータ出力軸3は矢印P方向へ回転するた
め、回転は規制されず、すなわち、効率良く回転が伝達
される。そして、ウインドガラスが上昇して上限(或は
下限)までくると、リミットスイッチを開(閉)してパ
ワーウインドモータの回転を停止する。
【0027】また、モータ出力軸3が、図1の右方向い
っぱいに移動した場合、テーパ部11とクラッチ球12
は、ストッパ12aへ接触した状態においても、クラッ
チ球12と転がり面15aのクリアランスを保つ状態と
している。そして、この時は正逆の両回転方向とも自由
に回転できる(図4参照)。
【0028】一方、パワーウインドにおいて、手で窓を
開ける場合のように、モータを駆動せずに、モータ出力
軸3を回転するような力がウォームホイール6側から加
わる場合、つまりウォームホイール6側からウォーム5
(即ちモータ出力軸3)を回転するときには、ウォーム
ホイール6が矢印X方向へ回ることとなるが、このとき
はスラスト荷重の向きが前記と逆になるために、モータ
出力軸3から軸受装置10のクラッチ球12側へ矢印M
方向へのスラスト荷重が掛かり、モータ出力軸3は軸受
装置10側へ移動し、モータ出力軸3とクラッチ球12
との間には、コイルスプリング24による圧力がかか
る。
【0029】この力によりモータ出力軸3は、図1の左
端方向(図1の矢印M方向)へスラスト荷重を生じ、か
つ噛み合いのため、矢印O方向への回転力を生じる。こ
の時逆転防止軸受装置10はこのスラスト荷重を受け、
すなわち、クラッチ球12とテーパ部11の位置関係
は、先と同様な図3のような状態になり、この場合は、
モータ出力軸3が矢印O方向への回転力を生じているた
め、逆転防止軸受装置10のワンウェイクラッチ機能に
より、その回転が規制され、モータ出力軸3は回転しな
い。
【0030】要するに、モータ出力軸3のスラスト荷重
は軸受装置10のクラッチ球12側に掛かって、モータ
出力軸3のテーパ部11は軸受装置10側へ移動し、テ
ーパ部11とクラッチ球12との間には、コイルスプリ
ング24による圧力がかかった状態となり、モータ出力
軸3と軸受装置10のクラッチ球12間において摩擦が
生じて、ウォーム減速比と共に、モータ出力軸3は回転
しない。
【0031】このようにウォームホイール6側からウォ
ーム5側への回転伝達は、テーパ部11がクラッチ球1
2に摺接しながら転がり面15a側に移動し、この転が
り面15aとテーパ部11との間にクラッチ球12の周
面が挟まれて、モータ出力軸がロックされる。よって、
モータ出力軸3は、ウォーム減速比と共に、モータ出力
軸3とクラッチ球12間の摩擦によって回転不能とな
り、ウォームホイール6に加わる外力によりモータ出力
軸3が逆転することが防止される。
【0032】図5は他の実施例を示す要部断面図であ
り、図2で示す実施例において、コイルスプリング24
の代りに、断面く字状をしたリング状の板ばね34を用
いており、コイルスプリング23の代りに断面突状の板
ばね33を用いた例を示すものである。
【0033】即ち、クラッチハウジング15の転がり面
15a及びストッパ面15bの形成部分を他の部分より
外壁側に段差31を設けて形成し、この段差31の部分
にクラッチ受け21とリング状のスプリング受け22と
を上記板ばね33を介して配設したものである。本例の
ように構成しても、前記図2で示す実施例と同様な作用
効果を奏することができる。
【0034】図6は、本発明の他の実施例を示すもので
ある。本例では、モータの両側からモータ出力軸3を延
出して、モータ出力軸3の両端部に、軸受装置10,1
0′を配置したものである。このとき、図6中、左側の
軸受装置10を構成するワンウエイクラッチ機能と、右
側の軸受装置10′を構成するワンウエイクラッチ機能
とは、回転規制する方向を逆に構成する。
【0035】本例の構成において、図6の左側の軸受装
置10の作用は前記図1の実施例と同様であるためその
説明を省略し、右側の軸受装置10′の作用について説
明する。モータ出力軸3が矢印O方向に回転して前記実
施例と同様に、矢印N方向にスラスト荷重が掛かると
き、モータ出力軸3は、図6中右側の軸受装置10´に
スラスト荷重がかかり、モータ出力軸3が右側の軸受装
置10′側へ移動し、モータ出力軸3とクラッチ球12
との間には、コイルスプリング24による圧力がかか
る。このとき右側の軸受装置10は矢印P方向の回転の
ときに回転規制されて、O方向では回転規制されていな
いので、モータ出力軸3がスラスト荷重を受けて右側の
軸受装置10´側へ移動しても影響はない。
【0036】また、モータ出力軸3が矢印P方向に回転
して前記実施例と同様に、矢印M方向にスラスト荷重が
掛かるとき、モータ出力軸3は、図6中右側の軸受装置
10´と反対側にスラスト荷重がかかり、モータ出力軸
3とクラッチ球12との間にかかるコイルスプリング2
4による圧力は、弱いものとなる。このため、右側の軸
受装置10´はモータ出力軸3と協働して回転せず、モ
ータ出力軸3はワンウエイクラッチ機能の干渉を受けず
に回転し、ウインドガラスが上昇(或いは下降)する。
【0037】一方、モータを駆動せずに、ウオームホイ
ール6をY方向へ回転するような外力がウォームホイー
ル6側から加わる場合、つまりウオームホイール6側か
らウォーム5(即ちモータ出力軸3)をP方向へ回転す
るときには、スラスト荷重の向きが前記と逆になるため
に、モータ出力軸3から軸受装置10´のクラッチ球1
2側へ矢印N方向へのスラスト荷重が掛かり、モータ出
力軸3は軸受装置10´側へ移動し、モータ出力軸3と
クラッチ球12との間には、コイルスプリング24によ
る圧力がかかる。
【0038】要するに、モータ出力軸3のスラスト荷重
は軸受装置10´のクラッチ球12側に掛かって、か
つ、モータ出力軸3がP方向へ回転するときには、モー
タ出力軸3のテーパ部11は、スラスト荷重により図面
右側へ押された状態となり、モータ出力軸3と軸受装置
10´のクラッチ球12間において摩擦が生じて、ウォ
ーム減速比と共に、モータ出力軸3は回転せず、ウイン
ドガラスの停止状態を維持する。本実施例においては、
例えばパワーシートモータでの位置決め機構のような、
すなわち両回転方向に対する動き止めに好適に適用する
ことができる。
【0039】以上のように、本例によれば、逆転防止軸
受装置10をモータ出力軸3の端部に配設するだけであ
るので、コンパクトで簡略な構成とすることができ、ま
た、正常動作中にはワンウエイクラッチ機能がモータ出
力軸3の回転に干渉しないので、正常動作中の回転伝達
効率を低下させることなくモータ出力軸3の逆転を防止
することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成により、回
転が伝達される側からの力により出力側の回転軸が逆転
することを防止し、且つ正常動作中の回転伝達効率を高
く維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1を具体的に示すパワーウインドモータ
のウォーム減速装置に逆転防止軸受装置を用いた模式図
である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】軸受側に荷重がかからない場合における図2の
A−A線断面図である。
【図5】他の実施例を示す図2と同様な要部拡大断面図
である。
【図6】両側に逆転防止軸受装置を用いた模式図であ
る。
【符号の説明】
2 モータ 3 モータ出力軸 4 減速装置 5 ウォーム 6 ウォームホイール 6a 出力軸 10,10´ 逆転防止軸受装置 11 テーパ部 11a 凹部 12 軸受部(クラッチ球) 13 先端受け部 13b 球体(ボール) 15 クラッチハウジング 15a 転がり面 15b ストッパ面 15c 底面 15d 孔 21 クラッチ受け 22 スプリング受け 23,24 コイルスプリング 25 支持板 31 段差 33 板ばね 34 板ばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力側と連結されたウォームホイールに
    噛合するウォーム軸が、同軸上に形成されたモータ出力
    軸と、 前記モータ出力軸の少なくとも一端側に設けられた略球
    面状の先端受け部と、 該先端受け部に対して軸方向への押圧力を付与する付勢
    手段と、 前記モータ出力軸上に設けられ、前記付勢手段によって
    前記モータ出力軸と共にその一部が軸方向に押圧され、
    かつ前記モータ出力軸回転時には、前記モータ出力軸の
    回転を前記ウォーム軸を介して前記ウォームホイールに
    伝達し、出力側に設けられたウインドガラスの開閉駆動
    を許容する一方、前記モータ出力軸停止時には、前記ウ
    ォーム軸の回転を阻止して前記ウインドガラスの停止状
    態を維持する逆転防止装置と、 を備えることを特徴とするパワーウインドモータ。
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US6886678B2 (en) 2003-05-02 2005-05-03 Siemens Vdo Automotive Corporation Clutch assembly for electric motors to prevent back drive
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