JP2000233402A - セメント系固化材の成形方法及び成形型枠 - Google Patents

セメント系固化材の成形方法及び成形型枠

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JP2000233402A
JP2000233402A JP11035214A JP3521499A JP2000233402A JP 2000233402 A JP2000233402 A JP 2000233402A JP 11035214 A JP11035214 A JP 11035214A JP 3521499 A JP3521499 A JP 3521499A JP 2000233402 A JP2000233402 A JP 2000233402A
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paint
cement
mold
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JP11035214A
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Hideharu Osada
秀晴 長田
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Osada Giken Co Ltd
Original Assignee
Osada Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンクリート構築物の表面に、簡単に模様を付
することができる方法を提供する。 【解決手段】型基材に、セメント系固化材へ転写可能な
塗料によって印刷されたフィルムを印刷面を内側にして
貼着したもの、又は被施工面と所定間隔を隔てて、請求
項1記載の成形型枠を固定し、両者の間隙にセメント系
固化材を注入した後、該セメント系固化材が少なくとも
保形できるようになった後、該成形型枠を除去する方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セメント系固化材
の成形方法及び成形型枠に関するものである。セメント
系固化材とは、セメント、モルタル、コンクリート等の
セメント製品(樹脂を混入したものでもよい)をいう。
成形型枠とは、コンクリート等の構造物を構築しようと
する外側に載置し、その中にコンクリート等を打設し、
硬化後除去するものである。
【0002】
【従来の技術】護岸や法面、傾斜地保護のために、コン
クリートで表面を硬化させる処理がよく採られている。
これは、被保護面からコンクリートの厚み分間隔をおい
て成形型枠を載置し、その間にコンクリートを打設する
ものである。コンクリート硬化後、成形型枠を除去すれ
ばコンクリート構造物ができあがる。
【0003】しかし、これでは外観は単なるコンクリー
トの打ちっぱなしと呼ばれるもので何の美観も呈さず、
無味乾燥なものである。最近では、高速道路の側面の傾
斜面の保護であっても、その機能だけでなく美観的にも
優れたものにし、ドライバーの感情を和らげるようして
いる。
【0004】このような目的で、最近では前記した成形
型枠の内側面に凹凸を形成し、硬化したコンクリート表
面に同形の凹凸を付与し、自然石を積んだような外観に
することも行なわれている。
【0005】また、前記した成形型枠の内側に顔料を付
着させておき、硬化したコンクリート表面に着色するも
のもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単に凹
凸を付与しただけでは、どうしても自然石風には見え
ず、またその他の模様にしても美観的に優れない。着色
する方式でも、どうしてもコンクリートにペンキを塗っ
たようにしか見えない。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような状況に鑑
み、本発明者は本発明方法及び成形型枠を完成させたも
のであり、その特徴とするところは、成形型枠にあって
は、型基材に、セメント系固化材へ転写可能な塗料によ
って印刷されたフィルムを印刷面を内側にして貼着した
点にあり、成形方法にあっては、被施工面と所定間隔を
隔てて、請求項1記載の成形型枠を固定し、両者の間隙
にセメント系固化材を注入した後、該セメント系固化材
が少なくとも保形できるようになった後、該成形型枠を
除去する点にある。
【0008】型基材とは、セメント系固化材を保持する
もので所謂型枠である。本発明では、通常内側、即ちセ
メント系固化材を導入する側が凹凸面となっているが、
平面的なものでもよい。よって、通常は内側に凹凸を形
成し易いことと、強度の点から本体は厚みのあるものが
好適である。例えば、発泡スチロールの20倍発泡で、
5〜10cm程度である。大きさは、施工の容易性、搬
送の容易性、組立の容易性等から総合的に決定される。
通常は、1m×2m程度のものが扱い易いが、現場のサ
イズ足場の善し悪し等で自由に決めればよい。より小さ
いものを、多数用いてもよい。凹凸を形成するとすれ
ば、自然石を城の石垣風に積層したような形状や、ラン
ダムに四角や丸い石を積層したような形状でよい。また
人工的な模様、平面や立体的な幾何学模様やキャラクタ
ー模様等でもよい。
【0009】型本体の材質は、どのようなものでもよ
い。例えば、発泡プラスチック、金属板、板、インシュ
レーションボード等の木質繊維板等、内側に凹凸が形成
できるものであればよい。発泡スチロールの高発泡倍率
のもの(20〜60倍)が安価で種々の模様に成型する
ことが簡単である。焼却等を考慮して、ポリエチレンや
ポリプロピレンの発泡体も好適である。また、紙製のも
のも公害、後処理等の面からは好適である。
【0010】セメント系固化材へ転写可能な塗料とは、
すでに市販されているもので転写用塗料と呼ばれるもの
である。これは、印刷した後は乾いているが、セメント
系固化材と接すると、それが固化材側に移動し、固化材
が硬化する時に同時に乾いていくものである。無機系で
も有機系でもよい。本発明は、この塗料(インク等)に
よって一旦フィルムに印刷したのが新しく、これによっ
て非常に細かい模様が可能になるのである。印刷は通常
の方法でよいが、手書きでも可能であれば構わない。
【0011】印刷する模様も、自然石(大理石や御影
石)調、石垣風、レンガ積み風、自然岩石調、コンクリ
ートブロック積風等自由にできる。また、まったく別の
キャラクター模様や、幾何学模様等であってもよい。
【0012】また、印刷面も1層には限らず、最下層
(型を外せば最上層となる)に透明のトップコートにな
るようなものを施しておいてもよい。最上層(型を外せ
ば最下層となる)に、セメント系固化材にも、塗料にも
親和性のよいものを使用すれば、塗料自体はセメント系
固化材と親和性が良くないものも使用できる、この場合
その最上層と塗料を合わせてここでいう塗料ということ
となる。また、塗料自体は、多色刷りでも単色でもよ
い。このフィルムを型基材に粘着剤等によって貼付す
る。型を外すときに、印刷塗料はセメント系固化材に写
り、フィルムは型に残るのが好ましいが、フィルムもセ
メント系固化材側に写り、最後にそれを剥離してもよ
い。
【0013】ここでいうフィルムは、通常プラスチック
フィルムであるが、紙、合成紙、その他薄いもので印刷
可能であればよい。
【0014】本発明成形型枠は、それを全体として、又
は一部として使用して建築用材料を製造してもよい。例
えば、ブロック、平板等である。所謂乾式工法である。
【0015】次に本発明方法について説明する。本発明
方法は、被施工面と所定間隔を隔てて、請求項1記載の
成形型枠を固定し、両者の間隙にセメント系固化材を注
入した後、該セメント系固化材が少なくとも保形できる
ようになった後、該成形型枠を除去するものである。こ
の場合には、現場で施工する所謂湿式工法である。まず
最初、被施工表面から適当な間隔を空けて、本発明成形
型枠を固定する。これには補強のため適当な枠を足場の
ように設けても、板で箱のように枠組みしておいてもよ
い。そして、成形型枠が組上がれば、セメント系固化材
をその間隙に流し込む。次いでセメント系固化材が硬化
した後、成形型枠を除去すればよい。
【0016】本発明成形型枠は、前記した護岸用等ばか
りでなくビル等の建築物の表面、橋の橋脚、塀等どのよ
うな場所でも使用可能である。また、道路にも施工可能
である。道路の場合、固化材を敷設した後、本発明成形
型枠を上に載置し、その上から転圧ローラー等で転圧し
てもよい。そして、固化材(舗装用コンクリート等)が
固化した後、成形型枠を外せばよい。
【0017】成形型枠の除去は、少なくともセメント系
固化材が保形できる程度まで固化した後に行なう。ま
た、成形型枠を除去した後表面にトップコートを施して
もよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面に示す実施の形態に基づ
いて、本発明をより詳細に説明する。図1は、本発明成
形型枠1の断面図である。型基材2に印刷フィルム3が
粘着剤4によって貼付されている。印刷フィルム3は、
セメント系固化材へ転写可能な塗料5によって印刷され
ている。この例では、型基材2として発泡ポリスチレン
を使用している。
【0019】図2は、本発明成形型枠1を用いて、天然
石調のコンクリートブロックを製造しているところであ
る。成形型枠1を複数組み合わせて(1つでできる場合
には1つでもよい)、型を造る。当然、内側には印刷さ
れたフィルム3が貼付されている。その中にコンクリー
トを打設し、硬化させれば完成である。このブロックで
は、6面のうち5面まで美装化されている。勿論、不要
な面があれば通常の型を使用すればよい。
【0020】図3は、本発明成形方法を示す断面図であ
る。被処理面である傾斜地6に枠体7をセパレーターを
兼ねた鉄芯8によって固定している。この枠体7に本発
明成形型枠1が固定(接着等)されている。成形型枠の
内側には、印刷フィルムが印刷面を内側にして貼付され
ている。これにより、成形型枠1が傾斜地6と適当な間
隔を保持する。勿論、本発明成形型枠1の固定法は、枠
体7を使用しない方法や、どのような方法でもよい。
【0021】図4は、図3の間隙にセメント系固化材9
を流し込み、硬化後成形型枠1を除去したところを示
す。硬化時に印刷フィルム上の印刷塗料がセメント系固
化材9に転写されている。
【0022】
【発明の効果】本発明セメント系固化材の成形方法及び
成形型枠には次のような大きな利点がある。 1) 型本体の内側に、転写用印刷フィルムが貼付されて
いるため、通常の打設工程で表面が美装化された構築物
ができあがる。 2) 印刷技術を用いているため、非常に繊細な印刷がで
き、所望の外観の構築物ができる。天然石の積み上げの
ようにすればそのように見えるし、天然岩のようにすれ
ばそのように見える。 3) 成形型枠の内側に凹凸を設け、それと印刷模様と組
み合わせれば、非常に良いものができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明成形型枠の1例を示す断面図である。
【図2】本発明成形型枠の使用状態を示す断面図であ
る。
【図3】本発明方法の1例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 本発明成形型枠 2 型基材 3 印刷フィルム 4 粘着剤 5 塗料 6 傾斜地 7 枠体 8 鉄芯 9 セメント系固化材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D044 DC09 2E177 EA03 4G052 AB32 AC01 AC02 AC03 4G053 AA17 BA02 DA06 EA26 EA36 EB01 EB02 EB05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型基材に、セメント系固化材へ転写可能
    な塗料によって印刷されたフィルムを印刷面を内側にし
    て貼着したことを特徴とするセメント系固化材の成形型
    枠。
  2. 【請求項2】 被施工面と所定間隔を隔てて、請求項1
    記載の成形型枠を固定し、両者の間隙にセメント系固化
    材を注入した後、該セメント系固化材が少なくとも保形
    できるようになった後、該成形型枠を除去することを特
    徴とするセメント系固化材の成形方法。
JP11035214A 1999-02-15 1999-02-15 セメント系固化材の成形方法及び成形型枠 Pending JP2000233402A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100432001B1 (ko) * 2001-05-04 2004-05-17 이광수 콘크리트구조물의 착색방법

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