JP2000233483A - 包装用多層フィルム - Google Patents

包装用多層フィルム

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JP2000233483A
JP2000233483A JP11351544A JP35154499A JP2000233483A JP 2000233483 A JP2000233483 A JP 2000233483A JP 11351544 A JP11351544 A JP 11351544A JP 35154499 A JP35154499 A JP 35154499A JP 2000233483 A JP2000233483 A JP 2000233483A
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resin
multilayer film
packaging
intermediate layer
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JP11351544A
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Nobukatsu Wakabayashi
信克 若林
Masaru Honma
賢 本間
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Mitsubishi Engineering Plastics Corp
Original Assignee
Mitsubishi Engineering Plastics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明性、密着性、耐熱性、ガスバリア性、非
熱収縮性、カット性に優れ、且つ、食品衛生性と環境安
全性にも優れた包装用多層フィルムを提供する。 【解決手段】 中間層、その両面に少なくとも各1層の
外層を有し、かつ厚みが40μm以下である包装用多層
フィルムであって、該外層がポリオレフィン系樹脂であ
り、かつ該中間層の厚みが多層ラップフィルムの厚みの
20〜80%であり、中間層が極限粘度が0.7〜2.
0、融点が200〜228℃、結晶化温度180℃以下
であるポリテトラメチレンテレフタレート系樹脂である
ことを特徴とする包装用多層フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装用多層フィル
ムに関し、詳しくは、食品包装用等に用いられるストレ
ッチフィルム、家庭用ラップフィルム等に適した包装用
多層フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、包装用フィルムとしては、ポリ塩
化ビニリデン樹脂やポリ塩化ビニル樹脂を主原料とする
ものが知られているが、使用時の安全性に加えて使用後
の廃棄にあたって環境汚染の問題のないものが望まれ、
非ハロゲン系樹脂としてポリエチレン、ポリメチルペン
テン樹脂等のポリオレフィン系樹脂フィルムが特性に応
じて近年使用されている。
【0003】これらフィルムは、食品流通過程において
店頭販売時等における食品包装用としてや、また家庭に
おいては冷蔵庫保存用等の食品包装用途に適用される
が、電子レンジで食品を加熱する際に包むのにも用いら
れる。この際、フィルム特性としては、密着性、容器へ
の粘着性や、高温加熱による溶融、破断、白化、変色、
変質、極端な縮れ等が起きないことが望まれている。
【0004】しかし、ポリ塩化ビニリデン系のフィルム
は、加熱時に極端な縮れが起こるという欠点があり、ポ
リ塩化ビニル系のフィルムは、沸騰水に接触すると白化
現象が起こるという欠点がある。また、ポリオレフィン
系樹脂は、比較的安価で、食品安全性、水分不透過性に
優れているが、酸素バリア性に劣り、フィルム強度が低
い上、耐熱性が低く、特に加熱時の耐オイル性が劣り、
油性食品を包んで加熱する時の膨潤、溶融問題があるこ
となどから加熱調理には適さない。
【0005】耐熱性の優れたフィルムとしては、ポリエ
チレンテレフタレートの延伸フィルムが知られており、
これはフィルム強度が高く、剛性も大きいが、柔軟性が
不十分であり、ラッピング時の容器への密着性が劣る上
に、フィルムカット性、特には家庭用食品包装用ラップ
フィルムの包装紙に具備されているような強度の低い切
断刃によるカット性にも劣る。こうした欠点を改良する
ために、例えば、特開平5−116262号公報や特開
平6−262738号公報においては、ポリエチレンテ
レフタレート樹脂を中間層とし、内外層をポリプロピレ
ン系樹脂とした多層ラップフィルムが記載されている。
【0006】しかしながら、こうした多層フィルムは、
成形加工時の温度を280〜300℃以上のような高温
とする必要があり、溶融温度の低いポリオレフィンとの
安定した共押出性に問題があり、更に延伸過程でも延伸
温度を90〜130℃のような高い温度とする必要があ
り、ポリオレフィンが分解しやすく、得られる積層フィ
ルムにべとつきが生じやすいという欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、透明
性、密着性、耐熱性、ガスバリア性、非熱収縮性および
カット性に優れ、且つ、食品衛生性と環境安全性に優れ
た多層ラップフィルムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題を
解決するためになされたものであり、その要旨は、中間
層、その両面に少なくとも各1層の外層を有し、かつ厚
みが40μm以下である包装用多層フィルムであって、
該外層がポリオレフィン系樹脂であり、かつ該中間層の
厚みが多層ラップフィルムの厚みの20〜80%であ
り、中間層が極限粘度が0.7〜2.0、融点が200
〜228℃、結晶化温度180℃以下であるポリテトラ
メチレンテレフタレート系樹脂であることを特徴とする
包装用多層フィルムに存する。
【0009】以下、本発明につき詳細に説明する。本発
明の包装用多層フィルムにおける中間層を形成するポリ
テトラメチレンテレフタレート系樹脂の極限粘度は、
0.7〜2.0の範囲である。極限粘度が0.7未満で
あるとフィルムの伸び率が不足し、また製膜することが
難しくなり、2.0を越えると樹脂の溶融粘度が高くな
り、外層を形成するポリオリフィン系樹脂と共押出しす
る際等にポリオリフィン系樹脂の熱劣化を起こしやす
く、外観が低下しやすい。極限粘度は、好ましくは0.
75〜1.8であり、より好ましくは0.8〜1.6で
ある。極限粘度は、樹脂を1,1,2,2−テトラクロ
ルエタンとフェノ−ルの重量比で50/50の溶媒に
0.5g/100ml溶解し、30℃下での溶液粘度を
測定し求めたものである。
【0010】また、該ポリテトラメチレンテレフタレー
ト系樹脂の融点は200〜228℃である。ポリテトラ
メチレンテレフタレート系樹脂の融点が200℃未満で
あると耐熱性が不十分であり、228℃を越える樹脂を
得ることは通常困難である。融点は、好ましくは205
℃〜228℃である。融点は、走査型熱量計(DSC)
で昇温速度20℃/minで測定した樹脂の結晶融解温
度のピーク値から求める。
【0011】さらにポリテトラメチレンテレフタレート
系樹脂の結晶化温度は180℃以下である。結晶化温度
が180℃を越えると、共押出の際等において、ポリオ
レフィン樹脂とダイ内で樹脂が合流する時にポリテトラ
メチレンテレフタレート系樹脂の結晶化がおこりやすく
なって透明フィルムが得られ難くなり、更に押出しが不
安定になりやすい。結晶化温度は、好ましくは140〜
175℃である。結晶化温度は、走査型熱量計(DS
C)で昇温速度20℃/minで300℃まで昇温し、
300℃で5分ホールド後、降温速度20℃/minで
30℃まで冷却するときに発生する樹脂の結晶化吸熱温
度のピーク値から求める。
【0012】本発明の多層フィルムにおいて、中間層を
形成するポリテトラメチレンテレフタレート系樹脂とし
ては、好ましくは、ポリテトラメチレンテレフタレート
単位の割合が70〜100モル%のポリテトラメチレン
テレフタレート系樹脂が挙げられ、具体例としては、ポ
リテトラメチレンテレフタレート単位が100%のポリ
テトラメチレンテレフタレート樹脂、ポリテトラメチレ
ンテレフタレート単位の割合が70〜99モル%である
ポリテトラメチレンテレフタレート共重合樹脂、および
これらのブレンド樹脂などが挙げられる。
【0013】ポリテトラメチレンテレフタレート樹脂
は、テレフタル酸もしくはそのエステル誘導体とテトラ
メチレングリコールから縮重合法により製造される。テ
レフタル酸のエステル誘導体としてジメチルテレフタレ
ートが挙げられる。
【0014】ポリテトラメチレンテレフタレート共重合
樹脂における共重合成分としてのジカルボン酸として
は、主成分としてのテレフタル酸以外に、他の芳香族ジ
カルボン酸、脂環族ジカルボン酸、脂肪族ジカルボン酸
およびそれらのエステル誘導体などが挙げられ、機械的
性質や耐熱性の点から芳香族ジカルボン酸が少なくとも
50モル%以上であることが好ましい。また、テレフタ
ル酸の割合は、好ましくは70モル%以上であり、より
好ましくは80モル%以上である。
【0015】芳香族ジカルボン酸としては、イソフタル
酸、フタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、1,
5−ナフタレンジカルボン酸、ビス(4,4’−カルボ
キシフェニル)メタン、アントラセンジカルボン酸、
4,4’−ジフェニルエーテルジカルボン酸等が挙げら
れ、脂環族ジカルボン酸としては、1,4−シクロヘキ
サンジカルボン酸、4,4’−ジシクロヘキシルジカル
ボン酸などが挙げられ、脂肪族ジカルボン酸としては、
アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、ダイマー酸な
どが挙げられる。中でも好ましくはフタル酸、又はイソ
フタル酸である。
【0016】共重合成分としてのグリコールとしては、
主成分としてのテトラメチレングリコール以外に、炭素
数2〜20の脂肪族もしくは脂環族ジオール、ビスフェ
ノール誘導体であるアルキレンオキシドグリコール、ポ
リアルキレンオキシドグリコール等が挙げられる。ここ
でテトラメチレングリコールの割合は、好ましくは70
モル%以上であり、より好ましくは80モル%以上であ
る。
【0017】グリコールの具体例としては、エチレング
リコール、プロピレングリコール、1,5−ペンタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリ
コール、デカメチレングリコール、シクロヘキサンジメ
タノール、4,4’−ジヒドロキシシクロヘキシルメタ
ン、4,4’−ジヒドロキシシクロヘキシルプロパン、
ビスフェノールAエチレンオキシド付加ジオール、ポリ
エチレンオキシドグリコール、ポリプロピレンオキシド
グリコール、ポリテトラメチレンオキシドグリコール
等、及びこれらの混合物などが挙げられる。中でも好ま
しくはポリテトラメチレンオキシドグリコールである。
【0018】ポリテトラメチレンテレフタレート共重合
樹脂としては、数平均分子量が300〜5000のポリ
テトラメチレンオキシドグリコールを共重合してなるポ
リテトラメチレンテレフタレート共重合樹脂、ジメチル
イソフタレート共重合ポリテトラメチレンテレフタレー
ト、シクロヘキサンジメタノール共重合ポリテトラメチ
レンテレフタレート等が挙げられる。ポリテトラメチレ
ンテレフタレート共重合樹脂の融点は、好ましくは20
0〜224℃であり、より好ましくは205〜224℃
である。
【0019】ポリテトラメチレンテレフタレート共重合
樹脂としては、数平均分子量が300〜5,000のポ
リテトラメチレンオキシドグリコールを共重合してなる
ポリテトラメチレンテレフタレート共重合樹脂が、弾性
率が低く、柔軟性に優れており、且つ耐熱性にも優れて
いるので好ましい。該ポリテトラメチレンオキシドグリ
コールの数平均分子量は、より好ましくは500〜3,
000である。分子量が小さすぎると柔軟化効果が少な
く、分子量が大きすぎると相溶性が乏しく、透明性が低
下したり耐熱性が低下する。
【0020】ポリテトラメチレンオキシドグリコールの
グリコール成分中の割合は、好ましくは0.5〜30モ
ル%であり、より好ましくは1〜10モル%である。ポ
リテトラメチレンオキシドグリコールの共重合樹脂中の
重量での割合はポリテトラメチレンオキシドグリコール
の分子量にもよるが、好ましくは1〜30重量%であ
り、好ましくは3〜20重量%である。
【0021】ポリテトラメチレンテレフタレート系樹脂
には、その他の成分として、フォスファイト化合物、ヒ
ンダードフェノール等の酸化防止剤や熱安定剤等を添加
してもよく、食品衛生の点からポジティブリストに掲載
のものに限られる。
【0022】本発明の包装多層フィルムにおける外層を
形成するポリオレフィン系樹脂としては、ポリエチレン
系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等が挙げられる。ポリエ
チレン系樹脂としては各種ポリエチレンが使用できる。
ポリオレフィン系樹脂の具体例としては、高密度ポリエ
チレン、低密度ポリエチレン(以下LDPEと称す)、
炭素数が4〜8のα−オレフィン共重合ポリエチレン
(以下LLDPEと称す)、メタロセン触媒による炭素
数が4〜8のα−オレフィン共重合ポリエチレン(以下
MLLDPEと称す)、エチレン/酢ビ共重合樹脂等が
使用でき、好ましくは、LDPE、LLDPE、MLL
DPE及びこれらの混合系が挙げられる。ポリオレフィ
ン系樹脂には必要に応じて熱安定剤、滑剤、粘着性付与
材などを添加することもできる。
【0023】ポリエチレン系樹脂のメルトインデックス
(JIS、K 6758に準拠、190℃、2.16k
gで測定、単位g/10分)は、好ましくは0.5〜2
0であり、より好ましくは1〜10であり、最も好まし
くは2〜8である。
【0024】ポリプロピレン系樹脂としては各種ポリプ
ロピレンが使用可能である。具体例としては、ホモポリ
プロピレン、エチレン、ブテン等を少量共重合した共重
合ポリプロピレン樹脂などが挙げられる。ホモポリプロ
ピレンとしては、アイソタクチックポリプロピレン、シ
ンジオタクチックポリプロピレン、アタクチックポリプ
ロピレンなどを挙げることができ、好ましくはアイソタ
クチックポリプロピレンが挙げられる。共重合ポリプロ
ピレンとしてはランダムコポリマー、ブロックコポリマ
ーのいずれであってもよく、好ましくはランダムコポリ
マーが挙げられる。
【0025】ポリプロピレン系樹脂のメルトインデック
ス(JIS、K 6758に準拠、230℃、2.16
kgで測定、単位g/10分)は、好ましくは0.5〜
20であり、より好ましくは1〜10であり、最も好ま
しくは2〜8である。
【0026】本発明の包装用多層フィルムにおいては、
中間層と外層の間に接着材からなる接着材層を設けるの
が好ましい。接着材層を設けることで、中間層と外層と
の接着性を上げることができる。
【0027】接着材としては、中間層と接着材層との間
の接着強度が23℃で0.5N/15mm(50g/1
5mm)以上であることが好ましく、さらに60℃での
接着強度が0.5N/15mm(50g/15mm)以
上であることが好ましい。接着強度が低すぎると多層フ
ィルム成形時や包装時、電子レンジ加熱等の使用時に剥
離やふくれが発生しやすい。
【0028】接着強度の測定方法は、本発明の中間層、
及び接着材層に相当する単膜フィルム50μmを作成
し、この単膜フィルムを、中間層/接着材層/中間層の
構成となるように積層し、これを215℃加熱板にはさ
み、0.2MPa(2kg/cm)で2秒間圧着して
得られた積層フィルムのT型剥離強度を、23℃の温度
条件で、引っ張り速度50mm/minで測定する。接
着材は、軟化点が50℃以上若しくは融点が80℃以上
であることが好ましい。軟化点や融点が低すぎると製膜
時の加工作業性が劣り、連続押出しに支障が生じやす
く、延伸加工時にデラミ、あるいは実使用時に耐熱不良
が生じやすい。
【0029】接着材としては、例えば、変性ポリオレフ
ィン系樹脂が挙げられる。変性ポリオレフィン系樹脂と
しては、変性ポリエチレン系樹脂、変性ポリプロピレン
系樹脂、他のα−オレフィン共重合体などが挙げられ
る。変性ポリオレフィン系樹脂としては、各種極性基を
含有するオレフィンモノマーを共重合もしくはグラフト
重合した変性ポリエチレン系樹脂や変性ポリプロピレン
系樹脂である。
【0030】極性基の具体例は、カルボキシル基、、酸
無水物基、水酸基、エポキシ基等であり、極性基を含有
するオレフィンモノマーの具体例は、アクリル酸、メタ
アクリル酸、無水マレイン酸、2−ヒドロキシメチルア
クリレート、2−ヒドロキシメチルメタアクリレート、
グリシジルアクリレート、グリシジルメタアクリレート
等が挙げられる。
【0031】変性ポリオレフィン系樹脂における成分と
しては、上記極性基含有オレフィンモノマーの他に、炭
素数4〜12のα−オレフィン、酢酸ビニル、スチレ
ン、ブタジエン、イソプレン、アクリル酸アルキルエス
テル、メタアクリル酸アルキルエステル等を用いること
もできる。
【0032】接着材としては、更に、ポリオレフィン系
樹脂または変性ポリオレフィン系樹脂に粘着性付与材を
配合した接着材が挙げられる。粘着性付与材としては、
各種ゴムやアクリル樹脂等の主材にロジン、クマロン樹
脂、クマロンインデン樹脂、テルペン系樹脂等を配合し
た粘着性付与材が挙げられる。
【0033】一方、中間層と外層との接着性を上げるた
めに、上記接着材を直接外層の中に配合することもでき
る。接着材の配合量は、好ましくは1〜30重量%であ
り、より好ましくは3〜20重量%である。
【0034】本発明の包装用多層フィルムの厚みは40
μm以下である。厚みが40μmを越えるとラップ性が
低下しやすい。包装用多層フィルムの厚みは、好ましく
は40〜5μmである。5μm未満であると強度やバリ
ア性が不十分である。包装用多層フィルムの厚みは、よ
り好ましくは30〜7μmである。
【0035】本発明の包装用多層フィルムにおける中間
層の厚みは、全体の厚みの20〜80%であり、好まし
くは30〜70%である。中間層の厚みが上記からはず
れると厚みむらが発生しやすくなり好ましくない。該中
間層の両側に設けられる2つの外層同士の厚み比は、好
ましくは0.5〜2、より好ましくは0.7〜1.5で
ある。該両外層の厚み比が大きくなりすぎたり、小さく
なりすぎると、押出の際、製膜安定性が低下し、得られ
た積層フィルムにカールが発生しやすくなり、フィルム
の取り扱い性が悪くなる。接着材層を設ける場合、接着
材層の厚みは、好ましくは包装用多層フィルムの厚みの
5〜30%であり、より好ましくは包装用多層フィルム
の厚みの10〜25%である。
【0036】本発明の包装用多層フィルムは、5%伸度
の強度が、好ましくは5〜50MPa0.5〜5.0k
g/mm)である。5%伸度の強度が5MPa(0.
5kg/mm)未満であると強度が不足しており、5
0MPa(5.0kg/mm )を越えるとラップ性
や、カット性が低下しやすい。
【0037】本発明の包装用多層フィルムの製造方法と
しては、例えば、多層Tダイ製膜機や多層インフレーシ
ョン製膜機でフィルムを共押出し後、延伸熱固定する方
法が挙げられる。多層Tダイ製膜機や多層インフレーシ
ョン製膜機により製膜する際、各層を形成する樹脂をそ
れぞれ別個に配置した押出し機から所望の膜厚となるよ
うに溶融押出し、ジョイントを介し多層ダイに導き順次
合流させてダイリップから押出し製膜する。
【0038】多層共押出しに用いる押出し機は通常1軸
押し出し機を用いる。スクリュー仕様は樹脂に応じた適
切なスクリューを選択する。一般的にはフルフライトタ
イプL/D25〜30で供給部、圧縮部、メタリング部
を有するスクリューが使用されるが、混練を良くするた
めにミキシングゾーンを有するものも使用できる。必要
に応じて2軸押し出し機も使用される。
【0039】押出し機シリンダー温度設定は一般的には
中間層のポリテトラメチレンテレフタレート系樹脂につ
いては230〜260℃、外層はポリエチレン系樹脂の
場合は150〜210℃、ポリプロピレン系樹脂は19
0〜230℃である。接着材層を設ける場合は、接着材
については150〜230℃である。これら温度は各樹
脂の融点、溶融粘度を勘案して適切な温度に設定する。
スクリューの形状に応じて温度勾配を適切に選択し、安
定的な押し出し条件で溶融させるのが望ましい。各押出
し機から押出された溶融樹脂は、アダプタージョイント
を経由して多層ダイに導入され、順次合流し、ダイリッ
プから共押出しされ、前述の層構成で積層された多層フ
ィルムが得られる。
【0040】ダイはTダイあるいは円筒形ダイのいずれ
の場合でも、ダイ温度は235〜250℃程度であり、
使用樹脂の融点を下回らない温度が好ましく、各樹脂の
押し出し温度を勘案して適宜温度勾配をつけるもよい。
融点を下回る温度では経時的に結晶析出が起こり、リッ
プ閉塞のおそれが生じる。本発明では使用樹脂のうち最
も融点の高いポリテトラメチレンテレフタレート系樹脂
に合わせて設定する。
【0041】Tダイ製膜機の場合、リップを出た溶融樹
脂は10〜60℃の冷却ロールに巻き付けて急冷フィル
ム化する。このときマット加工冷却ロールを用いてフィ
ルム滑り性をよくすることも行われる。またロールに密
着させるためニップロールを用いたり、エアーナイフを
配置することも行われる。
【0042】円筒形ダイによる製膜は前記と同様なシリ
ンダー温度設定で円形ダイから溶融積層樹脂を押し出
し、デフレーションもしくはインフレーション法によ
り、ブローアップ比がおよそ0.7〜1.7でブローア
ップしたのち、空冷もしくは水冷しフィルムを折り畳み
巻き取る。本発明の包装用多層フィルムを製膜するには
透明フィルムを得るために水冷法がより適している。
【0043】共押出後の多層フィルムの厚みは、通常5
0〜200μm程度である。共押出後の多層フィルムに
おける中間層の厚みは、多層フィルムの厚みの20〜8
0%程度であり、好ましくは30〜70%程度である。
両外層を合わせた厚みは、多層フィルムの厚みの20〜
80%程度であり、好ましくは30〜70%程度であ
る。中間層と両外層の厚みが上記範囲からはずれると厚
みむらが発生しやすくなる。
【0044】両外層の厚み比は、好ましくは0.5〜
2.0であり、より好ましくは0.7〜1.5である。
両外層の厚み比が大きくなりすぎると、押出し時の製膜
安定性が低下し、得られた多層フィルムのカールが発生
しやすくなり、フィルムの取り扱い性が低下しやすい。
接着材層を設ける場合、接着材層の厚みは、多層フィル
ムの厚みの10〜25%程度である。
【0045】共押出後の多層フィルムは、延伸によって
厚みが40μm以下の多層フィルムにする。未延伸フィ
ルムは伸びが大きすぎてフィルムカット性が不十分であ
る。未延伸の多層フィルムの各層の構成は延伸によって
変化しない。延伸は1軸延伸もしくは2軸延伸のいずれ
でもよく、延伸倍率は任意に設定可能だが、通常縦方向
に2〜6倍、横方向に0〜3倍である。ここで縦方向と
はフィルム製膜の巻き取り方向、横方向とは巻き取り方
向と直角方向であることを指す。
【0046】延伸の際は、多層フィルムは使用時に適度
なストレッチ性が必要であることから少なくとも30
%、望ましくは50%以上の破断伸び率となるように延
伸条件を調整する。延伸フィルムを得る方法としてTダ
イ法もしくは円筒形ダイ法で共押出しに引き続き1軸も
しくは2軸延伸する場合と、一旦多層フィルムを巻き取
ったのちに、オフラインで延伸する場合があるがいずれ
の方法によってもよい。
【0047】延伸は、常温から90℃、好ましくは40
〜80℃程度の雰囲気で上記した倍率で一軸延伸や、逐
次2軸延伸もしくは同時2軸延伸し、120〜200℃
で60〜5秒熱固定し、一軸延伸フィルムや二軸延伸フ
ィルムとする。延伸方法はロール縦延伸、テンター横延
伸およびその組み合わせやブロー延伸法等が挙げられ
る。
【0048】本発明の多層フィルムは、特に食品等の包
装用に使用される業務用のストレッチフィルムや家庭用
のラップフィルムとして使用するのに適している。すな
わち、透明性、密着性、耐熱性、ガスバリア性、非熱収
縮性およびカット性に優れ、且つ、食品衛生性と環境安
全性に優れるという特性を有する。本発明で言うストレ
ッチフィルムとは、スーパーマーケット等の小売店で販
売されている生鮮食料品や惣菜等をポリスチレン、ポリ
プロピレン、紙等で成形されたトレー(皿)等の容器に
載せたり、あるいは該容器を使用せずそのまま、ストレ
ッチフィルムを手あるいは機械等で伸ばし広げて包み込
む包装用途等に用いられる。必要に応じて、熱板等でシ
ールすることもある。このような用途には、特に包装時
の伸び易さが必要であるが、輸送中や陳列時に被包装物
が動いて緩むことのないように、伸びが少なく、腰があ
る方が良い。
【0049】一方、家庭用のラップフィルムは、冷蔵庫
での保存の際や電子レンジ加熱の際の食品の包装に使用
されるものである。この場合の特性としては、紙製等の
剛直で無い素材のカッター(鋸刃)等により容易にカッ
トできること、食器等の容器への密着性に優れているこ
と、120℃〜160℃程度での耐熱性に優れているこ
と等が挙げられる。これらの用途では通常、表裏を区別
して使用することが少ないので、フィルムに表裏が無い
方が良い。
【0050】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施
例に限定されるものではない。実施例および比較例で用
いた評価方法を以下に示す。 (1)5%伸度におけるフィルム強度(以下、「F5
値」とも称する。):幅15mmのフィルムを切り出し
23℃恒温室でチャック間長さ200mm、引張り速度
4mm/minで引張り、伸びが10mm(5%)に達
した時のフィルム強度を求め、F5値(単位:MPa)
とした。
【0051】(2)引張り破断伸度および破断伸度:
(1)と同様の試験片を、縦横にそれぞれ引張り速度2
00mm/minで引張り、破断伸度を測定し、横/縦
比を求めた。 (3)フィルムヘイズ:JIS K 6718に準拠
し、ヘイズメーターにより測定した。通常ヘイズが5%
以下であれば内容物の識別上問題はない。
【0052】(4)カット性:市販の家庭用ラップフィ
ルムの「のこ歯」でフィルムを縦方向に直角にあててカ
ットする。この時フィルムが、のこ歯に沿って容易にカ
ットされるか否かを判定した。容易にカットできるもの
を○、フィルムの破れや、のこ歯にそわない引き裂きが
おこるものは×とした。 (5)ラップ性:陶器製スープ皿に常温のシチューを入
れ、ラップフィルムで覆い、フィルムを皿周縁に密着さ
せた後、陶器を傾けて内容物の流出が起こらないか観察
し、内容物の流出ないものを○、フィルムがはがれて流
出が起こるものを×とした。
【0053】(6)電子レンジ試験−1(耐熱水試
験):陶器製コップ(150cc)に水をおよそ70%入
れ、ラップフィルムをかぶせてコップ周縁に密着させた
後、電子レンジ(高周波出力500W)に入れ、2分間
処理した。時間とともに内圧でフィルムがふくれ、水の
沸騰が約1分40秒でおこる。処理品を取り出してフィ
ルムの状態を観察し、破れ、溶解、著しい縮れ、白化が
ないか観察し、異常のないものを○とし、異常のあるも
のを×とした。
【0054】(7)電子レンジ試験−2(耐熱油性食品
試験):グラタン皿に常温のグラタンを山盛りに入れ、
ラップフィルムがグラタンに接する状態で覆い、電子レ
ンジ(高周波出力500W)に入れ、5分間処理した。
処理品を取り出してフィルムの状態を観察し、破れ、溶
解、著しい縮れ、白化がないか観察し、異常のないもの
を○とし、異常のあるものを×とした。
【0055】(8)接着強度の測定方法:中間層、接着
材層の各層に相当する単膜フィルム50μmを作成し、
この単膜フィルムを中間層/接着材層/中間層の構成で
積層し、215℃加熱板にはさみ、0.2MPa(2k
g/cm)で2秒間圧着して得られた積層フィルムの
T型剥離強度を、23℃、引っ張り速度50mm/mi
nで測定した。接着材層と外層とについても同様に単膜
フィルムを作成後、外層/接着材層/外層の構成で積層
し、200℃加熱板で同様に作成したフィルムについて
は剥離は生じなかった。
【0056】実施例および比較例で用いた原材料を以下
に示す。 (a)PBT−1:ポリテトラメチレンテレフタレート
樹脂、極限粘度1.2、融点225℃、結晶化温度17
0℃。 (b)PBT−2:ジメチルイソフタレートを5モル%
共重合したポリテトラメチレンテレフタレート共重合樹
脂、極限粘度1.05、融点218℃、結晶化温度16
6℃。
【0057】(c)PBT−3:分子量1000のポリ
テトラメチレンオキシドグリコールを1.2モル%共重
合したポリテトラメチレンテレフタレート共重合樹脂
(ポリテトラメチレンオキシドグリコール残基の量は1
0重量%)、極限粘度1.15、融点222℃、結晶化
温度168℃。 (d)PBT−4:ポリテトラメチレンテレフタレート
樹脂、極限粘度1.0、融点225℃、結晶化温度17
2℃。
【0058】(e)PBT−5:ポリテトラメチレンテ
レフタレート樹脂、極限粘度0.6、融点225℃、結
晶化温度175℃。 (f)PBT−6:ポリテトラメチレンテレフタレート
樹脂、極限粘度1.06、融点225℃、結晶化温度1
85℃。 (g)PBT−7:イソフタル酸35モル%を共重合し
たポリテトラメチレンテレフタレート共重合樹脂、極限
粘度1.0、融点161℃、結晶化温度85℃。
【0059】(h)LDPE:低密度ポリエチレン樹
脂、メルトインデックス=3。 (i)PP:プロピレンーエチレンランダム共重合ポリ
プロピレン樹脂、メルトインデックス=8。 (j)AD−1:無水マレイン酸2000ppm変性ポ
リエチレン樹脂、メルトインデックス=2。 (k)AD−2:無水マレイン酸2000ppm変性ポ
リプロピレン樹脂、メルトインデックス=4。
【0060】〔実施例1〕中間層の樹脂としてPBT−
1、両外層の樹脂としてLDPE、接着材としてAD−
1を、それぞれ250℃、210℃、210℃のシリン
ダー温度とし、ダイ温度240℃で、3種5層Tダイ押
出し機にて層の厚み比が外層/接着材層/中間層/接着
材層/外層=2/1/3/1/2となるように押し出
し、冷却ロール温度30℃で引き取り、35μmの積層
フィルムを得た。次に延伸機温度80℃で縦3.5倍に
延伸後、160℃で10秒熱固定後冷却して、厚さ10
μmの積層延伸フィルムを得た。積層延伸フィルムは破
断、剥離、白化等がなく、良好な延伸性を示し、均一な
透明フィルムを得た。得られたフィルムにつき上記各種
評価を行った。評価結果を表−1に示す。
【0061】〔実施例2〕表−1に示す樹脂を用い、実
施例1と同様にして、表−1に示す層の厚み比の厚さ1
0μmの多層フィルムを製造し、上記の各種評価を行っ
た。評価結果を表−1に示す。 〔実施例3〕表−1に示す樹脂を用い、PPとAD−2
の押出機シリンダー温度を230℃とした以外は実施例
1と同様にして、表−1に示す層の厚み比の厚さ10μ
mの多層フィルムを製造し、上記の各種評価を行った。
評価結果を表−1に示す。 〔実施例4〜5〕表−1に示す樹脂を用い、製膜におい
て延伸温度を60℃とした以外は実施例1と同様にし
て、表−1に示す層の厚み比の厚さ10μmの多層フィ
ルムを製造し、各種の評価を行った。評価結果を表−1
に示す。
【0062】〔実施例6〕中間層の樹脂としてPBT−
4を、外層の樹脂としてAD−1を10%ブレンド物
を、それぞれ250℃、210℃のシリンダー温度と
し、ダイ温度240℃で、2種3層Tダイ押出し機にて
層の厚み比が外層/中間層/外層=2/3/2となるよ
うに円筒形ダイで、ブローアップ比1.2で押しだし、
冷却水温度26℃で冷却引き取り、40μmの積層フィ
ルムを得た。次に延伸機温度80℃で縦3倍に延伸後、
160℃で10秒間熱固定後冷却して、13μmの積層
延伸フィルムを得た。積層フィルムは破断、剥離、白化
等がなく、良好な延伸性を示し、均一な透明フィルムを
得た。得られたフィルムにつき上記各種評価を行った。
評価結果を表−1に示す。
【0063】
【表1】
【0064】〔比較例1〕中間層の樹脂としてPBT−
5を用いた他は実施例1と同様に積層フィルムの作成を
試みたが、PBT−4の溶融粘度が低いため、安定な押
し出しができなかったので、シリンダー温度を240
℃、ダイ温度を235℃まで下げてフィルム化した。こ
れを用い、同様な延伸を試みたところ、フィルム破断が
発生し、延伸フィルムは得られなかった。
【0065】〔比較例2〕中間層樹脂としてPBT−6
を用いた以外は実施例1と同様にして、多層フィルムを
作成評価した。しかし押出し経過時間とともにフィルム
に未溶融由来のフィッシュアイの発生が認められたの
で、ダイ温度を250〜260℃として製膜したとこ
ろ、溶融粘度の低下によるフィルムの安定引き取りがで
きなかった。初期押出フィルムで延伸試験を行ったとこ
ろ、フィッシュアイ部分が延伸されないため均一なフィ
ルムが得られなかった。 〔比較例3〕表−2に示す樹脂を用い、実施例1と同様
にして、表−2に示す層の厚み比の厚さ10μmの多層
フィルムを製造し各種の評価を行った。評価結果を表−
2に示す。
【0066】
【表2】
【0067】
【発明の効果】本発明の包装用多層フィルムは、耐熱
性、ガスバリア性、耐透湿性、臭いバリア性、熱安定
性、柔軟性、カット性、透明性に優れ、且つ、食品衛生
性と環境安全性にも優れており、食品包装、機械部品包
装、電子部品包装等に有用であり、広範な分野において
優れた利用価値を発揮することができる。本発明の包装
用多層フィルムの製造においては、特定のポリテトラメ
チレンテレフタレート系樹脂を中間層に用いており、ポ
リエチレンテレフタレート樹脂を用いた場合に比較して
外層樹脂との溶融温度差が相対的に小さいため押出し安
定性に優れており、フィルムの破損等が無く外観にも優
れた包装用多層フィルムが得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 23:00 67:00 B29L 7:00 9:00

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間層、その両面に少なくとも各1層の
    外層を有し、かつ厚みが40μm以下である包装用多層
    フィルムであって、該外層がポリオレフィン系樹脂であ
    り、かつ該中間層の厚みが多層ラップフィルムの厚みの
    20〜80%であり、中間層が極限粘度が0.7〜2.
    0、融点が200〜228℃、結晶化温度180℃以下
    であるポリテトラメチレンテレフタレート系樹脂である
    ことを特徴とする包装用多層フィルム。
  2. 【請求項2】 両外層の厚み比が0.5〜2であること
    を特徴とする請求項1に記載の包装用多層フィルム。
  3. 【請求項3】 中間層が、ポリテトラメチレンテレフタ
    レート単位の割合が70〜100モル%であるポリテト
    ラメチレンテレフタレート系樹脂であることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の包装用多層フィルム。
  4. 【請求項4】 中間層が、ポリテトラメチレンテレフタ
    レート単位の割合が70〜99モル%であるポリテトラ
    メチレンテレフタレート共重合樹脂であることを特徴と
    する請求項1または2に記載の包装用多層フィルム。
  5. 【請求項5】 中間層が、融点が、200℃〜224℃
    であることを特徴とする請求項4に記載の包装用多層フ
    ィルム。
  6. 【請求項6】 中間層が、数平均分子量が300から5
    000のポリテトラメチレンオキシドグリコールを共重
    合してなるポリテトラメチレンテレフタレート共重合樹
    脂であることを特徴とする請求項4または5に記載の包
    装用多層フィルム。
  7. 【請求項7】 両外層が、ポリエチレン系樹脂またはポ
    リプロピレン系樹脂であることを特徴とする請求項1な
    いし6のいずれかに記載の包装用多層フィルム。
  8. 【請求項8】 ポリテトラメチレンテレフタレート系樹
    脂とポリオレフィン系樹脂とを共押出、延伸および熱固
    定してなることを特徴とする請求項1ないし7のいずれ
    かに記載の包装用多層フィルム。
  9. 【請求項9】 中間層と両外層との間に、各々接着材か
    らなる接着材層を有することを特徴とする請求項1ない
    し8のいずれかに記載の多層ラップフィルム。
  10. 【請求項10】 接着材が、変性ポリオレフィン系樹脂
    であることを特徴とする請求項9に記載の包装用多層フ
    ィルム。
  11. 【請求項11】 接着材層と中間層との接着強度が、2
    3℃で0.5N/15mm(50g/15mm)以上で
    あることを特徴とする請求項9または10に記載の包装
    用多層フィルム。
  12. 【請求項12】 ポリテトラメチレンテレフタレート系
    樹脂、接着材およびポリオレフィン系樹脂を共押出、延
    伸および熱固定してなることを特徴とする請求項9ない
    し11のいずれかに記載の包装用多層フィルム。
  13. 【請求項13】 多層ラップフィルムの5%伸度の強度
    が5〜50MPa(0.5〜5.0kg/mm)であ
    ることを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記
    載の包装用多層フィルム。
  14. 【請求項14】 食品包装用に用いることを特徴とする
    請求項1ないし13のいずれかに記載の包装用多層フィ
    ルム。
  15. 【請求項15】 食品包装用ストレッチフィルムである
    ことを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載
    の包装用多層フィルム。
  16. 【請求項16】 食品包装用ラップフィルムに用いるこ
    とを特徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載の
    包装用多層フィルム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110382216A (zh) * 2016-12-01 2019-10-25 洛桑联邦理工学院 设计韧性或脆性薄膜的可逆弹性和由该设计所得产品
CN113727847A (zh) * 2019-05-03 2021-11-30 库恩设备制造有限公司 多层复合膜的制造方法、多层复合膜及其用途

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