JP2000233679A - 車載用ランプ制御装置 - Google Patents
車載用ランプ制御装置Info
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- JP2000233679A JP2000233679A JP3582599A JP3582599A JP2000233679A JP 2000233679 A JP2000233679 A JP 2000233679A JP 3582599 A JP3582599 A JP 3582599A JP 3582599 A JP3582599 A JP 3582599A JP 2000233679 A JP2000233679 A JP 2000233679A
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- lighting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヘッドランプ異常発生時における照明の確保
をより確実にする技術を提供する。 【解決手段】 複数のヘッドランプL1〜L4の点灯駆
動を行う車載用ランプ制御装置1は、各ヘッドランプL
1〜L4を点灯駆動する点灯駆動部20と、点灯駆動部
20における異常を検出し異常状態にあるヘッドランプ
を特定して異常内容を判定する異常内容判定部13と、
その判定結果に基づいて、異常状態にあるロービーム用
ヘッドランプL1,L2およびハイビーム用ヘッドラン
プL3,L4のうちの一方の代わりに、正常状態にある
他方のヘッドランプを自動的に点灯させるフェールセー
フ処理部15とを備えている。これにより、たとえば、
ロービーム用ヘッドランプが「球切れ」状態になったと
きでも、自動的にハイビーム用ヘッドランプが点灯する
ので、より確実に照明を確保することができる。
をより確実にする技術を提供する。 【解決手段】 複数のヘッドランプL1〜L4の点灯駆
動を行う車載用ランプ制御装置1は、各ヘッドランプL
1〜L4を点灯駆動する点灯駆動部20と、点灯駆動部
20における異常を検出し異常状態にあるヘッドランプ
を特定して異常内容を判定する異常内容判定部13と、
その判定結果に基づいて、異常状態にあるロービーム用
ヘッドランプL1,L2およびハイビーム用ヘッドラン
プL3,L4のうちの一方の代わりに、正常状態にある
他方のヘッドランプを自動的に点灯させるフェールセー
フ処理部15とを備えている。これにより、たとえば、
ロービーム用ヘッドランプが「球切れ」状態になったと
きでも、自動的にハイビーム用ヘッドランプが点灯する
ので、より確実に照明を確保することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のヘッドラン
プの点灯駆動を制御する車載用ランプ制御装置に関す
る。
プの点灯駆動を制御する車載用ランプ制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車載用ランプ制御装置としては、
ロービーム用ヘッドランプとハイビーム用ヘッドランプ
とを含む複数のヘッドランプを点灯駆動するにあたっ
て、各ランプに対して電磁式リレーや回路保護用ヒュー
ズなどを各ヘッドランプに対して直列的に接続した回路
を用いるものがある。上記各ヘッドランプは、点灯と消
灯とを切り換えるスイッチや、ロービーム用ヘッドラン
プとハイビーム用ヘッドランプとを切り換えるスイッチ
などを手動操作によって切り換えることにより点灯駆動
される。
ロービーム用ヘッドランプとハイビーム用ヘッドランプ
とを含む複数のヘッドランプを点灯駆動するにあたっ
て、各ランプに対して電磁式リレーや回路保護用ヒュー
ズなどを各ヘッドランプに対して直列的に接続した回路
を用いるものがある。上記各ヘッドランプは、点灯と消
灯とを切り換えるスイッチや、ロービーム用ヘッドラン
プとハイビーム用ヘッドランプとを切り換えるスイッチ
などを手動操作によって切り換えることにより点灯駆動
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の車載
用ランプ制御装置において、点灯するべきランプ駆動系
に異常が発生した場合、視界の確保などが困難となる場
合が生じ得る。たとえば、車両の走行中において、ヘッ
ドランプが「球切れ」になると、照明が確保されなくな
り、運転者の視界が悪化したり、他の車両等からの視認
性が悪化したりする。
用ランプ制御装置において、点灯するべきランプ駆動系
に異常が発生した場合、視界の確保などが困難となる場
合が生じ得る。たとえば、車両の走行中において、ヘッ
ドランプが「球切れ」になると、照明が確保されなくな
り、運転者の視界が悪化したり、他の車両等からの視認
性が悪化したりする。
【0004】このような場合、従来においては、運転者
がその異常状態に対して手動動作でスイッチを切り換え
て別の種類のヘッドランプを点灯するなどの対処をする
しかなかった。その場合、運転者が異常に対応するため
に要する時間によっては、照明が再び確保されるまでの
時間がかなり長くなることや、運転者への負担が大きく
なるなどの問題がある。
がその異常状態に対して手動動作でスイッチを切り換え
て別の種類のヘッドランプを点灯するなどの対処をする
しかなかった。その場合、運転者が異常に対応するため
に要する時間によっては、照明が再び確保されるまでの
時間がかなり長くなることや、運転者への負担が大きく
なるなどの問題がある。
【0005】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、ヘッ
ドランプ異常発生時における照明の確保をより確実にす
る車載用ランプ制御装置を提供することを目的とする。
ドランプ異常発生時における照明の確保をより確実にす
る車載用ランプ制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の車載用ランプ制御装置は、ロービ
ーム用ヘッドランプとハイビーム用ヘッドランプとを含
む複数のヘッドランプを有する車両における車載用ラン
プ制御装置であって、前記複数のヘッドランプのそれぞ
れを個別に点灯駆動する点灯駆動部と、前記点灯駆動部
による点灯駆動時において前記ヘッドランプの異常を検
出する検出部と、前記検出部からの検出信号に基づいて
異常状態にあるヘッドランプを特定して異常内容を判定
する異常内容判定手段と、前記異常内容判定手段によっ
て判定された前記異常内容に応じて、前記異常状態にあ
る前記ロービーム用ヘッドランプおよび前記ハイビーム
用ヘッドランプのうちの一方の代わりに、正常状態にあ
る他方のヘッドランプを点灯させる旨の指令を前記点灯
駆動部に与えるためのフェールセーフ処理手段と、を備
えることを特徴とする。
め、請求項1に記載の車載用ランプ制御装置は、ロービ
ーム用ヘッドランプとハイビーム用ヘッドランプとを含
む複数のヘッドランプを有する車両における車載用ラン
プ制御装置であって、前記複数のヘッドランプのそれぞ
れを個別に点灯駆動する点灯駆動部と、前記点灯駆動部
による点灯駆動時において前記ヘッドランプの異常を検
出する検出部と、前記検出部からの検出信号に基づいて
異常状態にあるヘッドランプを特定して異常内容を判定
する異常内容判定手段と、前記異常内容判定手段によっ
て判定された前記異常内容に応じて、前記異常状態にあ
る前記ロービーム用ヘッドランプおよび前記ハイビーム
用ヘッドランプのうちの一方の代わりに、正常状態にあ
る他方のヘッドランプを点灯させる旨の指令を前記点灯
駆動部に与えるためのフェールセーフ処理手段と、を備
えることを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の車載用ランプ制御装置
は、請求項1に記載の車載用ランプ制御装置であって、
前記ヘッドランプの点灯駆動に関する制御モードを判定
するモード判定手段、をさらに備え、前記フェールセー
フ処理手段は、前記モード判定手段によってDRLモー
ドであると判定される場合において、前記異常内容判定
手段によってロービーム用ヘッドランプが異常状態にあ
るとして判定されると、当該異常状態にあるロービーム
用ヘッドランプの代わりに、正常状態にあるハイビーム
用ヘッドランプを調光制御により点灯させる旨の指令を
前記点灯駆動部に与えることを特徴とする。
は、請求項1に記載の車載用ランプ制御装置であって、
前記ヘッドランプの点灯駆動に関する制御モードを判定
するモード判定手段、をさらに備え、前記フェールセー
フ処理手段は、前記モード判定手段によってDRLモー
ドであると判定される場合において、前記異常内容判定
手段によってロービーム用ヘッドランプが異常状態にあ
るとして判定されると、当該異常状態にあるロービーム
用ヘッドランプの代わりに、正常状態にあるハイビーム
用ヘッドランプを調光制御により点灯させる旨の指令を
前記点灯駆動部に与えることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の車載用ランプ制御装置
は、請求項1に記載の車載用ランプ制御装置であって、
前記ヘッドランプの点灯駆動に関する制御モードを判定
するモード判定手段、をさらに備え、前記フェールセー
フ処理手段は、前記モード判定手段によって通常点灯モ
ードであると判定される場合において、前記異常内容判
定手段によってロービーム用ヘッドランプが異常状態に
あるとして判定されると、当該異常状態にあるロービー
ム用ヘッドランプの代わりに、正常状態にあるハイビー
ム用ヘッドランプを調光制御により点灯させる旨の指令
を前記点灯駆動部に与えることを特徴とする。
は、請求項1に記載の車載用ランプ制御装置であって、
前記ヘッドランプの点灯駆動に関する制御モードを判定
するモード判定手段、をさらに備え、前記フェールセー
フ処理手段は、前記モード判定手段によって通常点灯モ
ードであると判定される場合において、前記異常内容判
定手段によってロービーム用ヘッドランプが異常状態に
あるとして判定されると、当該異常状態にあるロービー
ム用ヘッドランプの代わりに、正常状態にあるハイビー
ム用ヘッドランプを調光制御により点灯させる旨の指令
を前記点灯駆動部に与えることを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の車載用ランプ制御装置
は、請求項1に記載の車載用ランプ制御装置であって、
前記ヘッドランプの点灯駆動に関する制御モードを判定
するモード判定手段、をさらに備え、前記複数のヘッド
ランプは、複数のロービーム用ヘッドランプと複数のハ
イビーム用ヘッドランプとを有しており、前記フェール
セーフ処理手段は、前記モード判定手段によって通常点
灯モードであると判定される場合において、前記ロービ
ーム用ヘッドランプおよび前記ハイビーム用ヘッドラン
プのいずれか一方の点灯すべき種類の複数のヘッドラン
プのうち、(a)すべてのヘッドランプがいずれも異常
状態にあるとして前記異常内容判定手段によって判定さ
れるときには、当該異常状態の種類のヘッドランプの代
わりに、他方の種類のヘッドランプを点灯させる旨の指
令を前記点灯駆動部に与え、(b)少なくとも1灯のヘ
ッドランプが正常状態であるとして前記異常内容判定手
段によって判定されるときには、他方の種類のヘッドラ
ンプを点灯させることなく、当該正常状態にある少なく
とも1灯のヘッドランプを引き続き点灯させる旨の指令
を前記点灯駆動部に与えることを特徴とする。
は、請求項1に記載の車載用ランプ制御装置であって、
前記ヘッドランプの点灯駆動に関する制御モードを判定
するモード判定手段、をさらに備え、前記複数のヘッド
ランプは、複数のロービーム用ヘッドランプと複数のハ
イビーム用ヘッドランプとを有しており、前記フェール
セーフ処理手段は、前記モード判定手段によって通常点
灯モードであると判定される場合において、前記ロービ
ーム用ヘッドランプおよび前記ハイビーム用ヘッドラン
プのいずれか一方の点灯すべき種類の複数のヘッドラン
プのうち、(a)すべてのヘッドランプがいずれも異常
状態にあるとして前記異常内容判定手段によって判定さ
れるときには、当該異常状態の種類のヘッドランプの代
わりに、他方の種類のヘッドランプを点灯させる旨の指
令を前記点灯駆動部に与え、(b)少なくとも1灯のヘ
ッドランプが正常状態であるとして前記異常内容判定手
段によって判定されるときには、他方の種類のヘッドラ
ンプを点灯させることなく、当該正常状態にある少なく
とも1灯のヘッドランプを引き続き点灯させる旨の指令
を前記点灯駆動部に与えることを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の車載用ランプ制御装置
は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の車載用
ランプ制御装置であって、前記点灯駆動部は、半導体ス
イッチング素子を用いて前記ヘッドランプを点灯駆動す
ることを特徴とする。
は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の車載用
ランプ制御装置であって、前記点灯駆動部は、半導体ス
イッチング素子を用いて前記ヘッドランプを点灯駆動す
ることを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の車載用ランプ制御装置
は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の車載用
ランプ制御装置であって、前記異常内容判定手段によっ
て判定された前記異常内容を表示する異常内容表示部、
をさらに備えることを特徴とする。
は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の車載用
ランプ制御装置であって、前記異常内容判定手段によっ
て判定された前記異常内容を表示する異常内容表示部、
をさらに備えることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】<構成>図1は、本発明の実施形
態に係る車載用ランプ制御装置1の概略構成図を表す。
車載用ランプ制御装置1は、車両の前側部分に設けられ
るヘッドランプL1〜L4(図2参照)を制御する装置
である。ここで、図2にも示されるように、これらのヘ
ッドランプL1〜L4は、ロービーム用ヘッドランプL
1,L2(総称する場合は「LB」ともいう)とハイビ
ーム用のヘッドランプL3,L4(総称する場合は「H
B」ともいう)とを含む複数のヘッドランプで構成され
ている。
態に係る車載用ランプ制御装置1の概略構成図を表す。
車載用ランプ制御装置1は、車両の前側部分に設けられ
るヘッドランプL1〜L4(図2参照)を制御する装置
である。ここで、図2にも示されるように、これらのヘ
ッドランプL1〜L4は、ロービーム用ヘッドランプL
1,L2(総称する場合は「LB」ともいう)とハイビ
ーム用のヘッドランプL3,L4(総称する場合は「H
B」ともいう)とを含む複数のヘッドランプで構成され
ている。
【0013】この車載用ランプ制御装置1は、演算処理
回路(CPU)10と、ヘッドランプL1〜L4を点灯
駆動する点灯駆動部20と、点灯駆動部20による点灯
駆動時においてヘッドランプL1〜L4等の異常を検出
する検出回路31〜35(総称する場合は、検出回路
「30」という)と、ハイビーム用ヘッドランプHBが
点灯されていることを表示するハイビームインジケータ
40と、検出回路30によって検出された異常内容を表
示する異常内容表示部50と、半導体スイッチング素子
の駆動電圧を得るためのチャージポンプ回路60と、ク
ロック信号を生成するクロック信号生成回路71および
72(総称する場合はクロック信号生成回路「70」)
と、プログラムの異常ループや暴走を検知するために用
いられるウォッチドッグタイマ80とを備える。
回路(CPU)10と、ヘッドランプL1〜L4を点灯
駆動する点灯駆動部20と、点灯駆動部20による点灯
駆動時においてヘッドランプL1〜L4等の異常を検出
する検出回路31〜35(総称する場合は、検出回路
「30」という)と、ハイビーム用ヘッドランプHBが
点灯されていることを表示するハイビームインジケータ
40と、検出回路30によって検出された異常内容を表
示する異常内容表示部50と、半導体スイッチング素子
の駆動電圧を得るためのチャージポンプ回路60と、ク
ロック信号を生成するクロック信号生成回路71および
72(総称する場合はクロック信号生成回路「70」)
と、プログラムの異常ループや暴走を検知するために用
いられるウォッチドッグタイマ80とを備える。
【0014】演算処理部10の入力端子T1〜T12に
は、イグニッションキー信号A1、パーキングブレーキ
信号A2、オルタネータ信号A3や、コンビネーション
スイッチ90(図3参照)の各部の設定状態を表す各種
信号(ロービーム設定信号A4、ハイビーム設定信号A
5、パッシングビーム設定信号A6、ヘッドランプ点灯
設定信号A7)や、検出回路31〜35における検出信
号SD1〜SD5(後述)などが入力信号として与えら
れる。
は、イグニッションキー信号A1、パーキングブレーキ
信号A2、オルタネータ信号A3や、コンビネーション
スイッチ90(図3参照)の各部の設定状態を表す各種
信号(ロービーム設定信号A4、ハイビーム設定信号A
5、パッシングビーム設定信号A6、ヘッドランプ点灯
設定信号A7)や、検出回路31〜35における検出信
号SD1〜SD5(後述)などが入力信号として与えら
れる。
【0015】ここで、コンビネーションスイッチ90に
ついて説明する。図3は、運転席のハンドル部付近に設
けられるレバー式のコンビネーションスイッチ90を表
す概略斜視図である。このコンビネーションスイッチ9
0は、前後方向(矢印AR1方向および矢印AR2方
向)に揺動可能なレバー本体91と、回動可能なロータ
リー式のコラムスイッチ92とを有している。
ついて説明する。図3は、運転席のハンドル部付近に設
けられるレバー式のコンビネーションスイッチ90を表
す概略斜視図である。このコンビネーションスイッチ9
0は、前後方向(矢印AR1方向および矢印AR2方
向)に揺動可能なレバー本体91と、回動可能なロータ
リー式のコラムスイッチ92とを有している。
【0016】コラムスイッチ92は、レバー本体91の
先端部に設けられており、ヘッドランプL1〜L4の点
灯状態について、「オフ(OFF)」、「スモール(S
MALL)」、「オン(ON)」の3段階の設定を切り
換えることができるスイッチである。「スモール」は、
テールランプ(図示せず)などのスモールランプを点灯
する旨を指示する設定を表すものであるが、ヘッドラン
プの点灯状態については「オフ」と同様の設定を意味す
る。上記のヘッドランプ点灯設定信号A7は、このコラ
ムスイッチ92が「オフ」または「スモール」に設定さ
れているときにはローレベルの信号となり、このコラム
スイッチ92が「オン」に設定されているときにはハイ
レベルの信号となる。
先端部に設けられており、ヘッドランプL1〜L4の点
灯状態について、「オフ(OFF)」、「スモール(S
MALL)」、「オン(ON)」の3段階の設定を切り
換えることができるスイッチである。「スモール」は、
テールランプ(図示せず)などのスモールランプを点灯
する旨を指示する設定を表すものであるが、ヘッドラン
プの点灯状態については「オフ」と同様の設定を意味す
る。上記のヘッドランプ点灯設定信号A7は、このコラ
ムスイッチ92が「オフ」または「スモール」に設定さ
れているときにはローレベルの信号となり、このコラム
スイッチ92が「オン」に設定されているときにはハイ
レベルの信号となる。
【0017】また、コンビネーションスイッチ90のレ
バー本体91自体は、前後に移動可能であり、「ロービ
ーム(LO)」、「ハイビーム(HI)」、「パッシン
グビーム(PASSING)」の3段階の設定を切り換
えることができる。この各設定状態に応じて、ロービー
ム設定信号A4、ハイビーム設定信号A5、パッシング
ビーム設定信号A6のいずれかがハイレベルの信号とな
り、設定状態に対応する設定信号以外は、ローレベルの
信号となる。
バー本体91自体は、前後に移動可能であり、「ロービ
ーム(LO)」、「ハイビーム(HI)」、「パッシン
グビーム(PASSING)」の3段階の設定を切り換
えることができる。この各設定状態に応じて、ロービー
ム設定信号A4、ハイビーム設定信号A5、パッシング
ビーム設定信号A6のいずれかがハイレベルの信号とな
り、設定状態に対応する設定信号以外は、ローレベルの
信号となる。
【0018】このように、コンビネーションスイッチ9
0の設定により、ロービーム設定信号A4、ハイビーム
設定信号A5、パッシングビーム設定信号A6、ヘッド
ランプ点灯設定信号A7の信号状態が変化する。
0の設定により、ロービーム設定信号A4、ハイビーム
設定信号A5、パッシングビーム設定信号A6、ヘッド
ランプ点灯設定信号A7の信号状態が変化する。
【0019】再び図1を参照しながら説明を続ける。演
算処理部10は、上記各種の入力信号に基づいて制御モ
ード(後述)などを判定するモード判定部11と、検出
回路31〜35からの検出信号SD1〜SD5に基づき
異常状態にあるヘッドランプL1〜L4を特定して異常
内容を判定する異常内容判定部13と、異常内容判定部
13によって判定された異常内容に応じて正常状態にあ
る別のヘッドランプを自動的に点灯させる処理を行うフ
ェールセーフ処理部15と、フェールセーフ処理部15
の処理結果に基づいて点灯駆動部20に対して点灯指令
信号S1〜S4を出力し各ヘッドランプL1〜L4を点
灯駆動する点灯駆動制御部17と、ハイビーム用ヘッド
ランプHBの点灯状態や各ヘッドランプL1〜L4の異
常内容などの各種状態に応じてハイビームインジケータ
40および異常内容表示部50における表示を行うため
の信号S40,S50を出力する表示制御部19と、を
有している。後述するように、フェールセーフ処理部1
5においては、モード判定部11において判定される制
御モードに応じて、フェールセーフ処理が実行される。
なお、これらの各部の機能は、演算処理部10内のメモ
リにストアされているプログラムに基づいて実行され
る。
算処理部10は、上記各種の入力信号に基づいて制御モ
ード(後述)などを判定するモード判定部11と、検出
回路31〜35からの検出信号SD1〜SD5に基づき
異常状態にあるヘッドランプL1〜L4を特定して異常
内容を判定する異常内容判定部13と、異常内容判定部
13によって判定された異常内容に応じて正常状態にあ
る別のヘッドランプを自動的に点灯させる処理を行うフ
ェールセーフ処理部15と、フェールセーフ処理部15
の処理結果に基づいて点灯駆動部20に対して点灯指令
信号S1〜S4を出力し各ヘッドランプL1〜L4を点
灯駆動する点灯駆動制御部17と、ハイビーム用ヘッド
ランプHBの点灯状態や各ヘッドランプL1〜L4の異
常内容などの各種状態に応じてハイビームインジケータ
40および異常内容表示部50における表示を行うため
の信号S40,S50を出力する表示制御部19と、を
有している。後述するように、フェールセーフ処理部1
5においては、モード判定部11において判定される制
御モードに応じて、フェールセーフ処理が実行される。
なお、これらの各部の機能は、演算処理部10内のメモ
リにストアされているプログラムに基づいて実行され
る。
【0020】また、演算処理部10においては、消費電
力の低減のため、所定の条件を満たす場合にクロック周
波数を切り換えて処理速度を低速にして演算処理部10
を動作させることも可能である。たとえば、イグニッシ
ョンキー信号A1がローレベル、かつ、ヘッドランプ点
灯設定信号A7がローレベル、かつ、パッシングビーム
設定信号A6がローレベルという条件を満たす場合には
演算処理部10を低速で動作させ、それ以外の場合には
高速で動作させることもできる。
力の低減のため、所定の条件を満たす場合にクロック周
波数を切り換えて処理速度を低速にして演算処理部10
を動作させることも可能である。たとえば、イグニッシ
ョンキー信号A1がローレベル、かつ、ヘッドランプ点
灯設定信号A7がローレベル、かつ、パッシングビーム
設定信号A6がローレベルという条件を満たす場合には
演算処理部10を低速で動作させ、それ以外の場合には
高速で動作させることもできる。
【0021】点灯駆動部20は、各ヘッドランプL1〜
L4のそれぞれに対応して半導体スイッチング素子を個
別に設けている。ここでは、半導体スイッチング素子と
して、指令信号制御用のnpn型トランジスタ21A〜
24Aと電力制御用のパワーMOSFET21B〜24
Bとを用いて、演算処理部10からの点灯指令信号S1
〜S4に対応してヘッドランプL1〜L4を点灯する場
合を示している。
L4のそれぞれに対応して半導体スイッチング素子を個
別に設けている。ここでは、半導体スイッチング素子と
して、指令信号制御用のnpn型トランジスタ21A〜
24Aと電力制御用のパワーMOSFET21B〜24
Bとを用いて、演算処理部10からの点灯指令信号S1
〜S4に対応してヘッドランプL1〜L4を点灯する場
合を示している。
【0022】本実施形態においては、各パワーMOSF
ET21B〜24Bのドレイン端子は、バッテリBTの
プラス側端子と接続されており、各ドレイン端子にはバ
ッテリBTの所定の電圧(図では12V)が印加されて
いる。また、バッテリBTのプラス側端子にはチャージ
ポンプ回路60が接続される。チャージポンプ回路60
は、マルチバイブレータなどの発振回路と倍電圧整流回
路などの昇圧回路とを組み合わせることにより構成さ
れ、バッテリBTの電圧12Vを2倍の24Vに昇圧す
る機能を有する。このチャージポンプ回路60の出力側
端子には、npn型トランジスタ21A〜24Aのコレ
クタ端子が接続されており、これにより各コレクタ端子
にはチャージポンプ回路60によって昇圧された電圧
(図では24V)が印加される。なお、チャージポンプ
回路60の発振回路としては、上記のクロック信号生成
回路70を用いてもよい。
ET21B〜24Bのドレイン端子は、バッテリBTの
プラス側端子と接続されており、各ドレイン端子にはバ
ッテリBTの所定の電圧(図では12V)が印加されて
いる。また、バッテリBTのプラス側端子にはチャージ
ポンプ回路60が接続される。チャージポンプ回路60
は、マルチバイブレータなどの発振回路と倍電圧整流回
路などの昇圧回路とを組み合わせることにより構成さ
れ、バッテリBTの電圧12Vを2倍の24Vに昇圧す
る機能を有する。このチャージポンプ回路60の出力側
端子には、npn型トランジスタ21A〜24Aのコレ
クタ端子が接続されており、これにより各コレクタ端子
にはチャージポンプ回路60によって昇圧された電圧
(図では24V)が印加される。なお、チャージポンプ
回路60の発振回路としては、上記のクロック信号生成
回路70を用いてもよい。
【0023】また、npn型トランジスタ21Aのベー
ス端子は、演算処理部10の出力端子T21と接続され
ており、npn型トランジスタ21Aのエミッタ端子
は、パワーMOSFET21Bのゲート端子と接続され
ている。さらに、パワーMOSFET21Bのソース端
子は、検出回路31とヘッドランプL1とを直列的に介
挿した状態で接地されている。同様に、各npn型トラ
ンジスタ22A〜24Aのベース端子は、演算処理部1
0の出力端子T22〜T24のそれぞれと接続されてお
り、各npn型トランジスタ22A〜24Aのエミッタ
端子は、パワーMOSFET22B〜24Bのゲート端
子のそれぞれと接続されている。さらに、各パワーMO
SFET22B〜24Bのソース端子は、各検出回路3
2〜34と各ヘッドランプL2〜L4とを、それぞれ、
直列的に介挿した状態で接地されている。
ス端子は、演算処理部10の出力端子T21と接続され
ており、npn型トランジスタ21Aのエミッタ端子
は、パワーMOSFET21Bのゲート端子と接続され
ている。さらに、パワーMOSFET21Bのソース端
子は、検出回路31とヘッドランプL1とを直列的に介
挿した状態で接地されている。同様に、各npn型トラ
ンジスタ22A〜24Aのベース端子は、演算処理部1
0の出力端子T22〜T24のそれぞれと接続されてお
り、各npn型トランジスタ22A〜24Aのエミッタ
端子は、パワーMOSFET22B〜24Bのゲート端
子のそれぞれと接続されている。さらに、各パワーMO
SFET22B〜24Bのソース端子は、各検出回路3
2〜34と各ヘッドランプL2〜L4とを、それぞれ、
直列的に介挿した状態で接地されている。
【0024】ここにおいて、点灯指令信号S1としてハ
イレベルの信号(たとえば印加電圧5V)が与えられる
と、これに応答して、npn型トランジスタ21Aのコ
レクタ−エミッタ端子間が通電状態(オン)となり、エ
ミッタ端子からハイレベルの信号(図では印加電圧24
V)が出力され、パワーMOSFET21Bのゲート端
子にハイレベルの信号として入力される。さらに、これ
に連動して、パワーMOSFET21Bのドレイン−ソ
ース端子間が通電状態となり、バッテリBTからパワー
MOSFET21B,検出回路31を介してヘッドラン
プL1に電力が供給され、ヘッドランプL1が点灯駆動
される。逆に、点灯指令信号S1としてローレベルの信
号が与えられた場合には、npn型トランジスタ21A
のコレクタ−エミッタ端子間が非通電状態(オフ)とな
るので、ヘッドランプL1は消灯状態となる。
イレベルの信号(たとえば印加電圧5V)が与えられる
と、これに応答して、npn型トランジスタ21Aのコ
レクタ−エミッタ端子間が通電状態(オン)となり、エ
ミッタ端子からハイレベルの信号(図では印加電圧24
V)が出力され、パワーMOSFET21Bのゲート端
子にハイレベルの信号として入力される。さらに、これ
に連動して、パワーMOSFET21Bのドレイン−ソ
ース端子間が通電状態となり、バッテリBTからパワー
MOSFET21B,検出回路31を介してヘッドラン
プL1に電力が供給され、ヘッドランプL1が点灯駆動
される。逆に、点灯指令信号S1としてローレベルの信
号が与えられた場合には、npn型トランジスタ21A
のコレクタ−エミッタ端子間が非通電状態(オフ)とな
るので、ヘッドランプL1は消灯状態となる。
【0025】その他のヘッドランプL2〜L4について
も同様であり、演算処理部10から各ヘッドランプL2
〜L4のそれぞれに対する各点灯指令信号S2〜S4の
信号状態に応じて、対応する各トランジスタ22A〜2
4Aおよび各パワーMOSFET22B〜24Bがスイ
ッチング動作を行うことにより、各ヘッドランプL2〜
L4が点灯および消灯駆動される。
も同様であり、演算処理部10から各ヘッドランプL2
〜L4のそれぞれに対する各点灯指令信号S2〜S4の
信号状態に応じて、対応する各トランジスタ22A〜2
4Aおよび各パワーMOSFET22B〜24Bがスイ
ッチング動作を行うことにより、各ヘッドランプL2〜
L4が点灯および消灯駆動される。
【0026】ここで、点灯指令信号S1〜S4として連
続的にハイレベルの信号を与えれば、各ヘッドランプL
1〜L4を連続的に点灯することができる。後述の通常
点灯モード時には、これにより連続点灯を行う。
続的にハイレベルの信号を与えれば、各ヘッドランプL
1〜L4を連続的に点灯することができる。後述の通常
点灯モード時には、これにより連続点灯を行う。
【0027】さらに、上記の半導体スイッチング素子を
利用して、点灯指令信号S1〜S4により、高速でハイ
レベルとローレベルとを相互に切り換えて所定期間にお
けるハイレベルとローレベルとの時間比であるDUTY
(デューティ)比を変化させるPWM(Pulse Width Mo
dulation)制御を行えば、各ヘッドランプL1〜L4の
調光制御を実現することが可能である。たとえば、後述
のDRL(Day Running Light)モード時には、このP
WM制御による調光制御を行うことにより、直流的に電
力の負担比率を変更するシリーズ制御に比べて電力損失
が少なく効率的な制御を行うことができる。
利用して、点灯指令信号S1〜S4により、高速でハイ
レベルとローレベルとを相互に切り換えて所定期間にお
けるハイレベルとローレベルとの時間比であるDUTY
(デューティ)比を変化させるPWM(Pulse Width Mo
dulation)制御を行えば、各ヘッドランプL1〜L4の
調光制御を実現することが可能である。たとえば、後述
のDRL(Day Running Light)モード時には、このP
WM制御による調光制御を行うことにより、直流的に電
力の負担比率を変更するシリーズ制御に比べて電力損失
が少なく効率的な制御を行うことができる。
【0028】また、検出回路30(図1)は、各ヘッド
ランプL1〜L4に対応する複数の回路31〜34を有
しており、これらの各回路31〜34によって、各ヘッ
ドランプL1〜L4に供給される電流の異常を検出す
る。各回路31〜34は、ショートなどによる過大電流
や、ヘッドランプの球切れなどによる過小電流を検出す
ると、演算処理部10に対して検出信号SD1〜SD4
をたとえばハイレベルの信号として出力する。また、検
出回路30は、チャージポンプ回路60の異常を検出す
る回路35をさらに有しており、チャージポンプ回路6
0の出力側電圧などの異常が検出されると、検出信号S
D5がたとえばハイレベルの信号として演算処理部10
に対して出力される。
ランプL1〜L4に対応する複数の回路31〜34を有
しており、これらの各回路31〜34によって、各ヘッ
ドランプL1〜L4に供給される電流の異常を検出す
る。各回路31〜34は、ショートなどによる過大電流
や、ヘッドランプの球切れなどによる過小電流を検出す
ると、演算処理部10に対して検出信号SD1〜SD4
をたとえばハイレベルの信号として出力する。また、検
出回路30は、チャージポンプ回路60の異常を検出す
る回路35をさらに有しており、チャージポンプ回路6
0の出力側電圧などの異常が検出されると、検出信号S
D5がたとえばハイレベルの信号として演算処理部10
に対して出力される。
【0029】これら異常を示す検出信号SD1〜SD5
が演算処理部10に与えられると、表示制御部19より
異常内容表示用の信号S50が異常内容表示部50に出
力されて、これらの異常状態が、異常内容表示部50に
おいて表示される。ここでは、異常内容表示部50に4
つのLED(発光ダイオード)が設けられており、これ
らのLED1〜LED4を用いて異常内容を表示する場
合を例示する(図8)。LED1〜4は、それぞれ、各
検出回路31〜34に流れる異常電流の検出結果を示し
ており、したがって各ヘッドランプL1〜L4に対応し
ている。たとえば、ヘッドランプL1に関する異常が存
在する場合にはLED1が点灯し、ヘッドランプL2に
関する異常が存在する場合にはLED2が点灯する。L
ED3およびLED4についても同様である。なお、こ
れらのLED1〜4は、それぞれの異常状態に応じて点
灯し、異常状態を示すヘッドランプが複数存在する場合
には、該当するヘッドランプに対応するLEDが同時に
点灯する。
が演算処理部10に与えられると、表示制御部19より
異常内容表示用の信号S50が異常内容表示部50に出
力されて、これらの異常状態が、異常内容表示部50に
おいて表示される。ここでは、異常内容表示部50に4
つのLED(発光ダイオード)が設けられており、これ
らのLED1〜LED4を用いて異常内容を表示する場
合を例示する(図8)。LED1〜4は、それぞれ、各
検出回路31〜34に流れる異常電流の検出結果を示し
ており、したがって各ヘッドランプL1〜L4に対応し
ている。たとえば、ヘッドランプL1に関する異常が存
在する場合にはLED1が点灯し、ヘッドランプL2に
関する異常が存在する場合にはLED2が点灯する。L
ED3およびLED4についても同様である。なお、こ
れらのLED1〜4は、それぞれの異常状態に応じて点
灯し、異常状態を示すヘッドランプが複数存在する場合
には、該当するヘッドランプに対応するLEDが同時に
点灯する。
【0030】また、チャージポンプ回路60に異常が生
じた場合には、LED1のみが点滅し、その他のLED
2〜4は消灯する。ここで、「点滅」は、一定の周期
(たとえば0.5秒)で点灯状態と消灯状態が交互に繰
り返される状態をいい、単なる「点灯」状態と区別され
る。
じた場合には、LED1のみが点滅し、その他のLED
2〜4は消灯する。ここで、「点滅」は、一定の周期
(たとえば0.5秒)で点灯状態と消灯状態が交互に繰
り返される状態をいい、単なる「点灯」状態と区別され
る。
【0031】<動作>本実施形態の車載用ランプ制御装
置1の動作を次に説明する。
置1の動作を次に説明する。
【0032】この車載用ランプ制御装置1は、ヘッドラ
ンプの点灯駆動に関する制御モードとして、「通常点灯
モード」と「DRL(Day Running Light)モード」と
の2つのモードを有しており、このような制御モード
は、上述のモード判定部11(図1)により判定されて
モード設定される。ここで、「通常点灯モード」は、運
転者の明示的なスイッチ操作によりヘッドランプを点灯
する通常のモードであり、「DRLモード」は、昼間に
おいてもヘッドライトを自動的に点灯するモードであ
り、周囲の明るさに応じて調光制御が行われる。いずれ
のモードであるかは、次のようなコンビネーションスイ
ッチ90の設定によって決定される。
ンプの点灯駆動に関する制御モードとして、「通常点灯
モード」と「DRL(Day Running Light)モード」と
の2つのモードを有しており、このような制御モード
は、上述のモード判定部11(図1)により判定されて
モード設定される。ここで、「通常点灯モード」は、運
転者の明示的なスイッチ操作によりヘッドランプを点灯
する通常のモードであり、「DRLモード」は、昼間に
おいてもヘッドライトを自動的に点灯するモードであ
り、周囲の明るさに応じて調光制御が行われる。いずれ
のモードであるかは、次のようなコンビネーションスイ
ッチ90の設定によって決定される。
【0033】図4に示すように、コラムスイッチ92が
「オフ」または「スモール」に設定されているときに
は、DRLモードとなる。上述したように「スモール」
は、テールランプなどのスモールランプを点灯する旨の
指示を表し、この場合は後述するようにしてヘッドラン
プは、「オフ」設定の場合と同様にDRLモードで点灯
駆動される。このDRLモードにおいては、原則として
ロービーム用ヘッドランプLBがPWM制御により調光
制御されて点灯駆動される。
「オフ」または「スモール」に設定されているときに
は、DRLモードとなる。上述したように「スモール」
は、テールランプなどのスモールランプを点灯する旨の
指示を表し、この場合は後述するようにしてヘッドラン
プは、「オフ」設定の場合と同様にDRLモードで点灯
駆動される。このDRLモードにおいては、原則として
ロービーム用ヘッドランプLBがPWM制御により調光
制御されて点灯駆動される。
【0034】また、コラムスイッチ92が「オン」に設
定されているときには、「通常点灯モード」となる。こ
のときには、さらにコンビネーションスイッチ90のレ
バー本体91の位置による設定によって、ロービーム用
ヘッドランプLB、ハイビーム用ヘッドランプHBのい
ずれを点灯するかが明示的に設定される。ここで、これ
らの設定は、運転者の点灯指示を示すものであり、後述
するように、その点灯指示の対象となるヘッドランプに
異常が発生すると、フェールセーフ処理によって別のヘ
ッドランプが自動的に点灯される。
定されているときには、「通常点灯モード」となる。こ
のときには、さらにコンビネーションスイッチ90のレ
バー本体91の位置による設定によって、ロービーム用
ヘッドランプLB、ハイビーム用ヘッドランプHBのい
ずれを点灯するかが明示的に設定される。ここで、これ
らの設定は、運転者の点灯指示を示すものであり、後述
するように、その点灯指示の対象となるヘッドランプに
異常が発生すると、フェールセーフ処理によって別のヘ
ッドランプが自動的に点灯される。
【0035】なお、「パッシングビーム」設定の場合に
は、コラムスイッチ92の設定によらずレバー本体91
が「パッシング」の位置に移動されている限り、「通常
点灯モード」の「ハイビーム」設定の場合と同様の制御
が行われる。
は、コラムスイッチ92の設定によらずレバー本体91
が「パッシング」の位置に移動されている限り、「通常
点灯モード」の「ハイビーム」設定の場合と同様の制御
が行われる。
【0036】モード判定部11(図1)による制御モー
ドの判定は、具体的には次のようにして行われている。
すなわち、モード判定部11は、ヘッドランプ点灯設定
信号A7がローレベルであることを条件として、DRL
モードであると判定する。ただし、DRLモードにおい
ては、イグニッションキー信号A1がハイレベルであ
り、かつ、パーキングブレーキ信号A2がローレベル
(ブレーキ解除状態)であり、かつ、エンジン始動を表
すオルタネータ信号A3がハイレベルであるという条件
をさらに満たすときにはじめて、その制御を開始する。
なお、ヘッドランプの点灯駆動に関してDRLモードに
よる制御を必要としない場合には、たとえば、オルタネ
ータ信号A3自体が演算処理部10に入力されないよう
に配線を切断等しておくことによって、これらの条件が
満たされないようにすればよい。
ドの判定は、具体的には次のようにして行われている。
すなわち、モード判定部11は、ヘッドランプ点灯設定
信号A7がローレベルであることを条件として、DRL
モードであると判定する。ただし、DRLモードにおい
ては、イグニッションキー信号A1がハイレベルであ
り、かつ、パーキングブレーキ信号A2がローレベル
(ブレーキ解除状態)であり、かつ、エンジン始動を表
すオルタネータ信号A3がハイレベルであるという条件
をさらに満たすときにはじめて、その制御を開始する。
なお、ヘッドランプの点灯駆動に関してDRLモードに
よる制御を必要としない場合には、たとえば、オルタネ
ータ信号A3自体が演算処理部10に入力されないよう
に配線を切断等しておくことによって、これらの条件が
満たされないようにすればよい。
【0037】また、モード判定部11は、ヘッドランプ
点灯設定信号A7がハイレベルであることを条件とし
て、通常点灯モードであると判定する。
点灯設定信号A7がハイレベルであることを条件とし
て、通常点灯モードであると判定する。
【0038】このような各制御モード下において、フェ
ールセーフ処理部15の機能により以下のようなフェー
ルセーフ処理が実行される。
ールセーフ処理部15の機能により以下のようなフェー
ルセーフ処理が実行される。
【0039】<DRLモード時>まず、DRLモード時
のフェールセーフ処理について説明する。図5は、この
際のフェールセーフ処理について説明するための図であ
り、ケースE1〜E9までの各異常状態に対する、各ヘ
ッドランプの点灯状態についての対応を示している。D
RLモード時においては、コラムスイッチ92は、「オ
フ」または「スモール」に設定されているものの、図4
にも示すように原則としてロービーム用ヘッドランプL
B(L1,L2)が調光制御されて点灯される。
のフェールセーフ処理について説明する。図5は、この
際のフェールセーフ処理について説明するための図であ
り、ケースE1〜E9までの各異常状態に対する、各ヘ
ッドランプの点灯状態についての対応を示している。D
RLモード時においては、コラムスイッチ92は、「オ
フ」または「スモール」に設定されているものの、図4
にも示すように原則としてロービーム用ヘッドランプL
B(L1,L2)が調光制御されて点灯される。
【0040】具体的には、モード判定部11(図1)に
おいて、上述の条件を満たすことを条件にDRLモード
であると判定され、その点灯制御が開始されると、フェ
ールセーフ処理部15は、点灯駆動制御部17を介し
て、出力端子T21〜T24から点灯指令信号S1〜S
4を各npn型トランジスタ21A〜24Aに対して出
力する。このうち点灯指令信号S3,S4は、ローレベ
ルとして出力される。したがって、npn型トランジス
タ23A,24Aがオフとなり、パワーMOSFET2
3B,24Bもオフとなるので、ハイビーム用ヘッドラ
ンプL3,L4は、消灯状態になる。また、点灯駆動制
御部17は、点灯指令信号S1,S2により、npn型
トランジスタ21A,22Aを介してパワーMOSFE
T21B,22BをPWM制御することにより、ロービ
ーム用ヘッドランプL1,L2の調光制御を行う。
おいて、上述の条件を満たすことを条件にDRLモード
であると判定され、その点灯制御が開始されると、フェ
ールセーフ処理部15は、点灯駆動制御部17を介し
て、出力端子T21〜T24から点灯指令信号S1〜S
4を各npn型トランジスタ21A〜24Aに対して出
力する。このうち点灯指令信号S3,S4は、ローレベ
ルとして出力される。したがって、npn型トランジス
タ23A,24Aがオフとなり、パワーMOSFET2
3B,24Bもオフとなるので、ハイビーム用ヘッドラ
ンプL3,L4は、消灯状態になる。また、点灯駆動制
御部17は、点灯指令信号S1,S2により、npn型
トランジスタ21A,22Aを介してパワーMOSFE
T21B,22BをPWM制御することにより、ロービ
ーム用ヘッドランプL1,L2の調光制御を行う。
【0041】ここで、2灯のロービーム用ヘッドランプ
L1,L2のいずれにも異常が存在しない場合(ケース
E1、E2、およびE3)には、検出回路31,32に
より異常は検出されず、そのままロービーム用ヘッドラ
ンプL1,L2をDRLモードにおけるPWM制御で点
灯駆動する。
L1,L2のいずれにも異常が存在しない場合(ケース
E1、E2、およびE3)には、検出回路31,32に
より異常は検出されず、そのままロービーム用ヘッドラ
ンプL1,L2をDRLモードにおけるPWM制御で点
灯駆動する。
【0042】また、2灯のロービーム用ヘッドランプL
1,L2のうちの一方に異常が発生(ケースE4、E
5、E6)すると、その異常が検出回路31または32
により検出される。異常内容判定部13は、検出回路3
0からの検出信号SD1〜SD4に基づいて異常状態に
あるヘッドランプを特定して、その異常内容がケースE
2〜E9のいずれであるかを判定する。そして、フェー
ルセーフ処理部15は、ハイビーム用ヘッドランプL
3,L4の状態に応じて、点灯駆動するヘッドランプを
ロービーム用ヘッドランプLBからハイビーム用ヘッド
ランプHBへと切り換えて点灯させる。たとえば、ケー
スE4に示すように、ロービーム用ヘッドランプL1,
L2のうちの1灯に異常が発生している場合において、
ハイビーム用ヘッドランプL3,L4のいずれにも異常
が存在しないときには、ロービーム用ヘッドランプL
1,L2を消灯して、代わりにハイビーム用ヘッドラン
プL3,L4を点灯駆動する。このとき、フェールセー
フ処理部15(図1)は、点灯駆動制御部17を介し
て、点灯指令信号S1,S2をローレベルとして出力し
てロービーム用ヘッドランプL1,L2を消灯し、また
点灯指令信号S3,S4をハイレベルとローレベルとの
間で高速に切り換えることにより、ハイビーム用ヘッド
ランプL3,L4を調光制御する。これにより、より確
実に照明を確保できる。あるいは、ケースE5、E6に
示すように、ハイビーム用ヘッドランプL3,L4のう
ちの少なくとも1灯にも異常が存在するときには、引き
続きロービーム用ヘッドランプL1,L2のうちの正常
動作可能な1灯を点灯駆動する。
1,L2のうちの一方に異常が発生(ケースE4、E
5、E6)すると、その異常が検出回路31または32
により検出される。異常内容判定部13は、検出回路3
0からの検出信号SD1〜SD4に基づいて異常状態に
あるヘッドランプを特定して、その異常内容がケースE
2〜E9のいずれであるかを判定する。そして、フェー
ルセーフ処理部15は、ハイビーム用ヘッドランプL
3,L4の状態に応じて、点灯駆動するヘッドランプを
ロービーム用ヘッドランプLBからハイビーム用ヘッド
ランプHBへと切り換えて点灯させる。たとえば、ケー
スE4に示すように、ロービーム用ヘッドランプL1,
L2のうちの1灯に異常が発生している場合において、
ハイビーム用ヘッドランプL3,L4のいずれにも異常
が存在しないときには、ロービーム用ヘッドランプL
1,L2を消灯して、代わりにハイビーム用ヘッドラン
プL3,L4を点灯駆動する。このとき、フェールセー
フ処理部15(図1)は、点灯駆動制御部17を介し
て、点灯指令信号S1,S2をローレベルとして出力し
てロービーム用ヘッドランプL1,L2を消灯し、また
点灯指令信号S3,S4をハイレベルとローレベルとの
間で高速に切り換えることにより、ハイビーム用ヘッド
ランプL3,L4を調光制御する。これにより、より確
実に照明を確保できる。あるいは、ケースE5、E6に
示すように、ハイビーム用ヘッドランプL3,L4のう
ちの少なくとも1灯にも異常が存在するときには、引き
続きロービーム用ヘッドランプL1,L2のうちの正常
動作可能な1灯を点灯駆動する。
【0043】さらに、2灯のロービーム用ヘッドランプ
L1,L2のいずれにも異常が発生(ケースE7、E
8、E9)している場合には、ロービーム用ヘッドラン
プL1,L2を消灯し、代わりにハイビーム用ヘッドラ
ンプHBを点灯駆動する。このとき、原則として、異常
のないハイビーム用ヘッドランプHBをすべて点灯させ
る。たとえば、ケースE7に示すように、ハイビーム用
ヘッドランプL3,L4のいずれにも異常がないときは
ハイビーム用ヘッドランプL3,L4を2灯とも点灯さ
せる。このDRLモードにおいては、ハイビーム用ヘッ
ドランプL3,L4も調光制御により点灯駆動される。
また、ケースE8に示すように、ハイビーム用ヘッドラ
ンプL3,L4のうちの1灯のみに異常が発生している
場合にはハイビーム用ヘッドランプL3,L4のうち正
常動作可能な1灯を点灯させる。さらに、ケースE9に
示すように、2灯のハイビーム用ヘッドランプL3,L
4にも異常が発生している場合、すなわち、ヘッドラン
プL1〜L4のすべてに異常が発生している場合には、
結果的に全消灯となる。
L1,L2のいずれにも異常が発生(ケースE7、E
8、E9)している場合には、ロービーム用ヘッドラン
プL1,L2を消灯し、代わりにハイビーム用ヘッドラ
ンプHBを点灯駆動する。このとき、原則として、異常
のないハイビーム用ヘッドランプHBをすべて点灯させ
る。たとえば、ケースE7に示すように、ハイビーム用
ヘッドランプL3,L4のいずれにも異常がないときは
ハイビーム用ヘッドランプL3,L4を2灯とも点灯さ
せる。このDRLモードにおいては、ハイビーム用ヘッ
ドランプL3,L4も調光制御により点灯駆動される。
また、ケースE8に示すように、ハイビーム用ヘッドラ
ンプL3,L4のうちの1灯のみに異常が発生している
場合にはハイビーム用ヘッドランプL3,L4のうち正
常動作可能な1灯を点灯させる。さらに、ケースE9に
示すように、2灯のハイビーム用ヘッドランプL3,L
4にも異常が発生している場合、すなわち、ヘッドラン
プL1〜L4のすべてに異常が発生している場合には、
結果的に全消灯となる。
【0044】<通常点灯モード時>つぎに、通常点灯モ
ード時のフェールセーフ処理について説明する。このと
き、コラムスイッチ92は「オン」に設定されており、
さらに、レバー本体91の位置によって、基本点灯ヘッ
ドランプ(図4参照)として「ロービーム」あるいは
「ハイビーム」のいずれかが選択されている。このこと
は、運転者による明示的な指示が与えられていると考え
られるので、各ビームを優先的に点灯させる。以下にお
いて、(1)「ロービーム」あるいは(2)「ハイビー
ム」の各指示が与えられている場合について説明する。
なお、上述したように、この通常点灯モード時において
は、各ヘッドランプは連続点灯される。
ード時のフェールセーフ処理について説明する。このと
き、コラムスイッチ92は「オン」に設定されており、
さらに、レバー本体91の位置によって、基本点灯ヘッ
ドランプ(図4参照)として「ロービーム」あるいは
「ハイビーム」のいずれかが選択されている。このこと
は、運転者による明示的な指示が与えられていると考え
られるので、各ビームを優先的に点灯させる。以下にお
いて、(1)「ロービーム」あるいは(2)「ハイビー
ム」の各指示が与えられている場合について説明する。
なお、上述したように、この通常点灯モード時において
は、各ヘッドランプは連続点灯される。
【0045】(1)まず、「ロービーム」の点灯指示が
与えられている場合について、図6を参照しながら説明
する。
与えられている場合について、図6を参照しながら説明
する。
【0046】モード判定部11(図1)において、通常
点灯モードであり、かつ、「ロービーム」の点灯指示が
与えられているものと判定されると、フェールセーフ処
理部15は、点灯駆動制御部17を介して、点灯指令信
号S3,S4をローレベルとし、かつ、点灯指令信号S
1,S2をハイレベルとして連続的に出力する。これら
の点灯指令信号S1〜S4および点灯駆動部20によ
り、ハイビーム用ヘッドランプL3,L4は消灯され、
ロービーム用ヘッドランプL1,L2は連続的に点灯駆
動される。
点灯モードであり、かつ、「ロービーム」の点灯指示が
与えられているものと判定されると、フェールセーフ処
理部15は、点灯駆動制御部17を介して、点灯指令信
号S3,S4をローレベルとし、かつ、点灯指令信号S
1,S2をハイレベルとして連続的に出力する。これら
の点灯指令信号S1〜S4および点灯駆動部20によ
り、ハイビーム用ヘッドランプL3,L4は消灯され、
ロービーム用ヘッドランプL1,L2は連続的に点灯駆
動される。
【0047】ここで、2灯のロービーム用ヘッドランプ
L1,L2に異常が存在しない場合(ケースE1〜E
3)には、検出回路31,32により異常は検出され
ず、そのままロービーム用ヘッドランプL1,L2が点
灯駆動される。
L1,L2に異常が存在しない場合(ケースE1〜E
3)には、検出回路31,32により異常は検出され
ず、そのままロービーム用ヘッドランプL1,L2が点
灯駆動される。
【0048】一方、ロービーム用ヘッドランプL1,L
2に異常が発生すると、その異常が検出回路31,32
により検出される。異常内容判定部13は、検出回路3
0からの検出信号に基づいて異常状態にあるヘッドラン
プを特定して異常内容を判定する。そして、フェールセ
ーフ処理部15は、その異常内容に応じたフェールセー
フ処理を行う(ケースE4〜E9)。
2に異常が発生すると、その異常が検出回路31,32
により検出される。異常内容判定部13は、検出回路3
0からの検出信号に基づいて異常状態にあるヘッドラン
プを特定して異常内容を判定する。そして、フェールセ
ーフ処理部15は、その異常内容に応じたフェールセー
フ処理を行う(ケースE4〜E9)。
【0049】まず、2灯のロービーム用ヘッドランプL
1,L2のうちの一方に異常が発生(ケースE4、E
5、E6)している場合には、異常が発生しているヘッ
ドランプを消灯した上で、ロービーム用ヘッドランプL
1,L2のうちの正常な1灯を引き続き点灯させる。こ
こでは、運転者がコラムスイッチ92を用いて明示的な
「ロービーム」の点灯指示を行っていることを重要視
し、ロービーム用ヘッドランプL1,L2を優先的に点
灯し、ハイビーム用ヘッドランプL3,L4を点灯しな
い。
1,L2のうちの一方に異常が発生(ケースE4、E
5、E6)している場合には、異常が発生しているヘッ
ドランプを消灯した上で、ロービーム用ヘッドランプL
1,L2のうちの正常な1灯を引き続き点灯させる。こ
こでは、運転者がコラムスイッチ92を用いて明示的な
「ロービーム」の点灯指示を行っていることを重要視
し、ロービーム用ヘッドランプL1,L2を優先的に点
灯し、ハイビーム用ヘッドランプL3,L4を点灯しな
い。
【0050】また、2灯のロービーム用ヘッドランプL
1,L2のいずれにも異常が発生(ケースE7、E8、
E9)している場合には、ロービーム用ヘッドランプL
1,L2を消灯し、その代わりにハイビーム用ヘッドラ
ンプHBを点灯駆動する。このとき、原則として、正常
なハイビーム用ヘッドランプHBをすべて点灯させる。
たとえば、ケースE7に示すように、ハイビーム用ヘッ
ドランプL3,L4のいずれにも異常がないときはハイ
ビーム用ヘッドランプL3,L4を2灯とも点灯させ
る。また、ケースE8に示すように、ハイビーム用ヘッ
ドランプL3,L4のうちの1灯のみに異常が発生して
いる場合は、ハイビーム用ヘッドランプL3,L4のう
ちの正常動作可能な別の1灯を点灯させる。なお、この
ような異常時においてハイビーム用ヘッドランプL3,
L4を点灯させるときには、本モード(通常点灯モー
ド)においても、PWM制御によって調光制御を行い光
量を低減させてもよい。これによれば、対向車等への眩
しさを和らげることも可能である。そして、ケースE9
に示すように、2灯のハイビーム用ヘッドランプL3,
L4にも異常が発生している場合、すなわち、ヘッドラ
ンプL1〜L4のすべてに異常が発生している場合に
は、結果的に全消灯となる。
1,L2のいずれにも異常が発生(ケースE7、E8、
E9)している場合には、ロービーム用ヘッドランプL
1,L2を消灯し、その代わりにハイビーム用ヘッドラ
ンプHBを点灯駆動する。このとき、原則として、正常
なハイビーム用ヘッドランプHBをすべて点灯させる。
たとえば、ケースE7に示すように、ハイビーム用ヘッ
ドランプL3,L4のいずれにも異常がないときはハイ
ビーム用ヘッドランプL3,L4を2灯とも点灯させ
る。また、ケースE8に示すように、ハイビーム用ヘッ
ドランプL3,L4のうちの1灯のみに異常が発生して
いる場合は、ハイビーム用ヘッドランプL3,L4のう
ちの正常動作可能な別の1灯を点灯させる。なお、この
ような異常時においてハイビーム用ヘッドランプL3,
L4を点灯させるときには、本モード(通常点灯モー
ド)においても、PWM制御によって調光制御を行い光
量を低減させてもよい。これによれば、対向車等への眩
しさを和らげることも可能である。そして、ケースE9
に示すように、2灯のハイビーム用ヘッドランプL3,
L4にも異常が発生している場合、すなわち、ヘッドラ
ンプL1〜L4のすべてに異常が発生している場合に
は、結果的に全消灯となる。
【0051】(2)つぎに、「ハイビーム」の点灯指示
が与えられている場合について、図7を参照しながら説
明する。
が与えられている場合について、図7を参照しながら説
明する。
【0052】モード判定部11(図1)において、通常
点灯モードであり、かつ、「ハイビーム」の点灯指示が
与えられているものと判定されると、フェールセーフ処
理部15は、点灯駆動制御部17を介して、点灯指令信
号S1,S2をローレベルとし、かつ、点灯指令信号S
3,S4をハイレベルとして連続的に出力する。これら
の点灯指令信号S1〜S4および点灯駆動部20によ
り、ロービーム用ヘッドランプL1,L2は消灯され、
ハイビーム用ヘッドランプL3,L4は連続的に点灯駆
動される。
点灯モードであり、かつ、「ハイビーム」の点灯指示が
与えられているものと判定されると、フェールセーフ処
理部15は、点灯駆動制御部17を介して、点灯指令信
号S1,S2をローレベルとし、かつ、点灯指令信号S
3,S4をハイレベルとして連続的に出力する。これら
の点灯指令信号S1〜S4および点灯駆動部20によ
り、ロービーム用ヘッドランプL1,L2は消灯され、
ハイビーム用ヘッドランプL3,L4は連続的に点灯駆
動される。
【0053】ここで、2灯のハイビーム用ヘッドランプ
HB(L3,L4)に異常が存在しない場合(ケースE
1、E4、E7)には、検出回路33,34により異常
は検出されず、そのままハイビーム用ヘッドランプL
3,L4が点灯駆動される。
HB(L3,L4)に異常が存在しない場合(ケースE
1、E4、E7)には、検出回路33,34により異常
は検出されず、そのままハイビーム用ヘッドランプL
3,L4が点灯駆動される。
【0054】一方、ハイビーム用ヘッドランプL3,L
4に異常が発生すると、その異常が検出回路33,34
により検出される。異常内容判定部13は、検出回路3
0からの検出信号に基づいて異常状態にあるヘッドラン
プを特定して異常内容を判定する。そして、フェールセ
ーフ処理部15は、その異常内容に応じたフェールセー
フ処理を行う。
4に異常が発生すると、その異常が検出回路33,34
により検出される。異常内容判定部13は、検出回路3
0からの検出信号に基づいて異常状態にあるヘッドラン
プを特定して異常内容を判定する。そして、フェールセ
ーフ処理部15は、その異常内容に応じたフェールセー
フ処理を行う。
【0055】まず、2灯のハイビーム用ヘッドランプL
3,L4のうちの1灯に異常が発生(ケースE2、E
5、E8)している場合には、異常が発生しているヘッ
ドランプを消灯した上で、ハイビーム用ヘッドランプL
3,L4のうちの正常な1灯を引き続き点灯させる。こ
こでは、運転者がコラムスイッチ92を用いて明示的な
「ハイビーム」の点灯指示を行っていることを重要視
し、ハイビーム用ヘッドランプL3,L4を優先的に点
灯させ、ロービーム用ヘッドランプL1,L2を点灯し
ない。
3,L4のうちの1灯に異常が発生(ケースE2、E
5、E8)している場合には、異常が発生しているヘッ
ドランプを消灯した上で、ハイビーム用ヘッドランプL
3,L4のうちの正常な1灯を引き続き点灯させる。こ
こでは、運転者がコラムスイッチ92を用いて明示的な
「ハイビーム」の点灯指示を行っていることを重要視
し、ハイビーム用ヘッドランプL3,L4を優先的に点
灯させ、ロービーム用ヘッドランプL1,L2を点灯し
ない。
【0056】さらに、2灯のハイビーム用ヘッドランプ
L3,L4のいずれにも異常が発生(ケースE3、E
6、E9)している場合には、ハイビーム用ヘッドラン
プL3,L4を消灯し、その代わりにロービーム用ヘッ
ドランプL1,L2を点灯駆動する。このとき、原則と
して異常のないロービーム用ヘッドランプL1,L2を
すべて点灯させる。
L3,L4のいずれにも異常が発生(ケースE3、E
6、E9)している場合には、ハイビーム用ヘッドラン
プL3,L4を消灯し、その代わりにロービーム用ヘッ
ドランプL1,L2を点灯駆動する。このとき、原則と
して異常のないロービーム用ヘッドランプL1,L2を
すべて点灯させる。
【0057】たとえば、ロービーム用ヘッドランプL
1,L2の2灯ともに異常がないときはロービーム用ヘ
ッドランプL1,L2を2灯とも点灯させる(ケースE
3)。このとき、フェールセーフ処理部15(図1)
は、点灯駆動制御部17を介して、点灯指令信号S3,
S4をローレベルとして出力してハイビーム用ヘッドラ
ンプL3,L4を消灯し、また点灯指令信号S1,S2
をハイレベルとして出力してロービーム用ヘッドランプ
L1,L2を連続的に点灯駆動する。これにより、より
確実に照明を確保することができる。また、ロービーム
用ヘッドランプL1,L2うちの1灯に異常が発生して
いる場合には、ロービーム用ヘッドランプL1,L2の
うちの正常動作可能な別の1灯を点灯させる(ケースE
6)。また、2灯のロービーム用ヘッドランプL1,L
2のいずれにも異常が発生している場合、すなわち、ヘ
ッドランプL1〜L4に異常が発生している場合には、
結果的に全消灯となる(ケースE9)。
1,L2の2灯ともに異常がないときはロービーム用ヘ
ッドランプL1,L2を2灯とも点灯させる(ケースE
3)。このとき、フェールセーフ処理部15(図1)
は、点灯駆動制御部17を介して、点灯指令信号S3,
S4をローレベルとして出力してハイビーム用ヘッドラ
ンプL3,L4を消灯し、また点灯指令信号S1,S2
をハイレベルとして出力してロービーム用ヘッドランプ
L1,L2を連続的に点灯駆動する。これにより、より
確実に照明を確保することができる。また、ロービーム
用ヘッドランプL1,L2うちの1灯に異常が発生して
いる場合には、ロービーム用ヘッドランプL1,L2の
うちの正常動作可能な別の1灯を点灯させる(ケースE
6)。また、2灯のロービーム用ヘッドランプL1,L
2のいずれにも異常が発生している場合、すなわち、ヘ
ッドランプL1〜L4に異常が発生している場合には、
結果的に全消灯となる(ケースE9)。
【0058】また、上記の各制御モード下における各異
常発生時においては、上述のようなフェールセーフ処理
が行われると同時に、検出回路31〜35の検出信号S
D1〜SD5に応じて異常内容判定部13において判定
された異常内容が、表示制御部19を介して、異常内容
表示部50において表示される。
常発生時においては、上述のようなフェールセーフ処理
が行われると同時に、検出回路31〜35の検出信号S
D1〜SD5に応じて異常内容判定部13において判定
された異常内容が、表示制御部19を介して、異常内容
表示部50において表示される。
【0059】<本実施形態における効果>上記のよう
に、この車載用ランプ制御装置によれば、点灯中のヘッ
ドランプL1〜L4に異常が発生すると、その異常が対
応する回路31〜34によって検出され、その異常状態
にあるロービーム用ヘッドランプLBおよびハイビーム
用ヘッドランプHBのうちの一方の代わりに、正常状態
にある他方のヘッドランプが自動的な切り換えにより点
灯駆動されるので、照明の中断を生じることなく異常状
態に対する適切な対策がより確実に、かつ、即時に行わ
れる。
に、この車載用ランプ制御装置によれば、点灯中のヘッ
ドランプL1〜L4に異常が発生すると、その異常が対
応する回路31〜34によって検出され、その異常状態
にあるロービーム用ヘッドランプLBおよびハイビーム
用ヘッドランプHBのうちの一方の代わりに、正常状態
にある他方のヘッドランプが自動的な切り換えにより点
灯駆動されるので、照明の中断を生じることなく異常状
態に対する適切な対策がより確実に、かつ、即時に行わ
れる。
【0060】また、DRLモード時においては、異常状
態にあるロービーム用ヘッドランプLBの代わりに、正
常状態にあるハイビーム用ヘッドランプHBを点灯させ
る際に、ハイビーム用ヘッドランプHBを調光制御によ
り点灯するようにしているため、消費電力を節減するこ
とができる。
態にあるロービーム用ヘッドランプLBの代わりに、正
常状態にあるハイビーム用ヘッドランプHBを点灯させ
る際に、ハイビーム用ヘッドランプHBを調光制御によ
り点灯するようにしているため、消費電力を節減するこ
とができる。
【0061】また、通常点灯モード時において、異常状
態にあるロービーム用ヘッドランプLBの代わりに正常
状態にあるハイビーム用ヘッドランプHBを点灯させる
際に、ハイビーム用ヘッドランプHBを調光制御により
点灯するようにすれば、対向車等に対する眩しさを低減
させることができる。
態にあるロービーム用ヘッドランプLBの代わりに正常
状態にあるハイビーム用ヘッドランプHBを点灯させる
際に、ハイビーム用ヘッドランプHBを調光制御により
点灯するようにすれば、対向車等に対する眩しさを低減
させることができる。
【0062】さらに、通常点灯モード時において、ロー
ビーム用ヘッドランプLBおよびハイビーム用ヘッドラ
ンプHBのいずれか一方の点灯すべき種類の複数のヘッ
ドランプ(たとえばロービーム用ヘッドランプL1.L
2)のうち、(a)すべて(2灯)のヘッドランプ(L
1,L2)がいずれも異常状態にあるときには、視界確
保を優先させて、異常状態の種類のヘッドランプ(ロー
ビーム用ヘッドランプLB)の代わりに、他方の種類の
ヘッドランプ(ハイビーム用ヘッドランプHB)を点灯
させるが、(b)少なくとも1灯のヘッドランプ(L1
またはL2)が正常状態であるときには、運転者の意志
を尊重して、他方の種類のヘッドランプ(ハイビーム用
ヘッドランプHB)を点灯させることなく、点灯すべき
種類の正常状態にある1灯のヘッドランプ(L1または
L2)を引き続き点灯させるので、運転者の意志を尊重
しつつ視界確保を行うことが可能である。
ビーム用ヘッドランプLBおよびハイビーム用ヘッドラ
ンプHBのいずれか一方の点灯すべき種類の複数のヘッ
ドランプ(たとえばロービーム用ヘッドランプL1.L
2)のうち、(a)すべて(2灯)のヘッドランプ(L
1,L2)がいずれも異常状態にあるときには、視界確
保を優先させて、異常状態の種類のヘッドランプ(ロー
ビーム用ヘッドランプLB)の代わりに、他方の種類の
ヘッドランプ(ハイビーム用ヘッドランプHB)を点灯
させるが、(b)少なくとも1灯のヘッドランプ(L1
またはL2)が正常状態であるときには、運転者の意志
を尊重して、他方の種類のヘッドランプ(ハイビーム用
ヘッドランプHB)を点灯させることなく、点灯すべき
種類の正常状態にある1灯のヘッドランプ(L1または
L2)を引き続き点灯させるので、運転者の意志を尊重
しつつ視界確保を行うことが可能である。
【0063】また、上述の点灯駆動部20においては、
電気的な接点として機能する半導体スイッチング素子を
用いて点灯駆動しているので、機械的な接点を有するた
めに寿命が短い電磁式リレーを用いて点灯駆動する場合
に比べて、ヘッドランプが不点灯となるような「リレー
寿命」および「球切れ」などの異常が発生しにくくな
る。したがって、長期にわたって照明をより確実に確保
できる。また、ヒューズの設置が不要となるので、回路
保護のために異常時に溶断されるヒューズの交換等も必
要なくなるので、メンテナンス性も向上する。さらに、
半導体スイッチング素子を利用してPWM制御によるヘ
ッドランプの調光制御を行えば、効率的なヘッドランプ
点灯制御が可能になる。
電気的な接点として機能する半導体スイッチング素子を
用いて点灯駆動しているので、機械的な接点を有するた
めに寿命が短い電磁式リレーを用いて点灯駆動する場合
に比べて、ヘッドランプが不点灯となるような「リレー
寿命」および「球切れ」などの異常が発生しにくくな
る。したがって、長期にわたって照明をより確実に確保
できる。また、ヒューズの設置が不要となるので、回路
保護のために異常時に溶断されるヒューズの交換等も必
要なくなるので、メンテナンス性も向上する。さらに、
半導体スイッチング素子を利用してPWM制御によるヘ
ッドランプの調光制御を行えば、効率的なヘッドランプ
点灯制御が可能になる。
【0064】また、各異常発生時においては、上述のフ
ェールセーフ処理が行われると同時に、異常内容表示部
50にその異常内容が表示されるため、運転者は、その
時点で発生している異常状態の内容を即時に知ることが
できるので、異常原因の修理などの対応策を迅速にとる
ことが可能になる。
ェールセーフ処理が行われると同時に、異常内容表示部
50にその異常内容が表示されるため、運転者は、その
時点で発生している異常状態の内容を即時に知ることが
できるので、異常原因の修理などの対応策を迅速にとる
ことが可能になる。
【0065】<変形例>上記実施形態においては、点灯
すべきヘッドランプのうちの1灯に異常が生じた場合の
対応として、ロービーム用ヘッドランプLBあるいはハ
イビーム用ヘッドランプHBのいずれか一方の種類のみ
のヘッドランプを点灯したが、これに限定されず、ロー
ビーム用ヘッドランプLBとハイビーム用ヘッドランプ
HBとを1灯ずつ点灯してもよい。
すべきヘッドランプのうちの1灯に異常が生じた場合の
対応として、ロービーム用ヘッドランプLBあるいはハ
イビーム用ヘッドランプHBのいずれか一方の種類のみ
のヘッドランプを点灯したが、これに限定されず、ロー
ビーム用ヘッドランプLBとハイビーム用ヘッドランプ
HBとを1灯ずつ点灯してもよい。
【0066】たとえば、図6のケースE4,E5におい
て、ロービーム用ヘッドランプL1,L2のうちの正常
な1灯に加えて、ハイビーム用ヘッドランプL3,L4
の1灯をさらに点灯させてもよい。あるいは、図7のケ
ースE2,E5においても同様に、ハイビーム用ヘッド
ランプL3,L4のうちの正常な1灯に加えて、ロービ
ーム用ヘッドランプL1,L2の1灯をさらに点灯させ
てもよい。さらには、DRLモード(図5)のケースE
4、E5において、ロービーム用ヘッドランプL1,L
2とハイビーム用ヘッドランプL3,L4とを1灯ずつ
点灯させてもよい。これにより、さらに確実に視界を確
保することが可能になる。
て、ロービーム用ヘッドランプL1,L2のうちの正常
な1灯に加えて、ハイビーム用ヘッドランプL3,L4
の1灯をさらに点灯させてもよい。あるいは、図7のケ
ースE2,E5においても同様に、ハイビーム用ヘッド
ランプL3,L4のうちの正常な1灯に加えて、ロービ
ーム用ヘッドランプL1,L2の1灯をさらに点灯させ
てもよい。さらには、DRLモード(図5)のケースE
4、E5において、ロービーム用ヘッドランプL1,L
2とハイビーム用ヘッドランプL3,L4とを1灯ずつ
点灯させてもよい。これにより、さらに確実に視界を確
保することが可能になる。
【0067】その場合、さらに左側ヘッドランプと右側
ヘッドランプとの区別を設けた判断を行い、異常が発生
しているヘッドランプと同じ側に、正常なヘッドランプ
が存在する場合に限って点灯させることが好ましい。た
とえば、「ロービーム」点灯時(図6)において、左側
のロービーム用ヘッドランプL2にのみ異常が発生して
いる場合(ケースE4,E5)には、右側の正常なロー
ビーム用ヘッドランプL1に加えて、左側の正常なハイ
ビーム用ヘッドランプL4を点灯させることができる。
このとき、右側のハイビーム用ヘッドランプL3は、右
側のロービーム用ヘッドランプL1が正常であるので点
灯しない。
ヘッドランプとの区別を設けた判断を行い、異常が発生
しているヘッドランプと同じ側に、正常なヘッドランプ
が存在する場合に限って点灯させることが好ましい。た
とえば、「ロービーム」点灯時(図6)において、左側
のロービーム用ヘッドランプL2にのみ異常が発生して
いる場合(ケースE4,E5)には、右側の正常なロー
ビーム用ヘッドランプL1に加えて、左側の正常なハイ
ビーム用ヘッドランプL4を点灯させることができる。
このとき、右側のハイビーム用ヘッドランプL3は、右
側のロービーム用ヘッドランプL1が正常であるので点
灯しない。
【0068】上記実施形態においては、4灯式のヘッド
ランプL1〜L4がそれぞれ別個のユニットとして車両
前方に設けられる場合(図2)を例示したが、これに限
定されず、ロービーム用ヘッドランプとハイビーム用ヘ
ッドランプとを各1種類ずつ合計2灯のヘッドランプを
同一のユニット内に設け、そのユニットを車両前方の左
右に1つずつ、合計2個設けるような4灯式のヘッドラ
ンプであってもよい。なお、この場合において、4灯の
ヘッドランプのそれぞれは、たとえば、ユニット中に設
けられる各フィラメントなどによって構成され、各ユニ
ット中には、2個のフィラメント(ダブルフィラメン
ト)とその2個のフィラメントのそれぞれをロービーム
用ヘッドランプまたはハイビーム用ヘッドランプのいず
れかとして機能させるためのシェードなどが設けられ
る。
ランプL1〜L4がそれぞれ別個のユニットとして車両
前方に設けられる場合(図2)を例示したが、これに限
定されず、ロービーム用ヘッドランプとハイビーム用ヘ
ッドランプとを各1種類ずつ合計2灯のヘッドランプを
同一のユニット内に設け、そのユニットを車両前方の左
右に1つずつ、合計2個設けるような4灯式のヘッドラ
ンプであってもよい。なお、この場合において、4灯の
ヘッドランプのそれぞれは、たとえば、ユニット中に設
けられる各フィラメントなどによって構成され、各ユニ
ット中には、2個のフィラメント(ダブルフィラメン
ト)とその2個のフィラメントのそれぞれをロービーム
用ヘッドランプまたはハイビーム用ヘッドランプのいず
れかとして機能させるためのシェードなどが設けられ
る。
【0069】さらには、ヘッドランプは4灯式のものに
は限定されない。たとえば、ロービーム用ヘッドランプ
とハイビーム用ヘッドランプとを1灯ずつ備える2灯式
のヘッドランプでもよく、あるいは4灯のロービーム用
ヘッドランプと2灯のハイビーム用ヘッドランプとを備
える6灯式などのものであってもよい。これらの場合に
も、異常が生じたヘッドランプの代わりに別の正常なヘ
ッドランプを点灯することができる。
は限定されない。たとえば、ロービーム用ヘッドランプ
とハイビーム用ヘッドランプとを1灯ずつ備える2灯式
のヘッドランプでもよく、あるいは4灯のロービーム用
ヘッドランプと2灯のハイビーム用ヘッドランプとを備
える6灯式などのものであってもよい。これらの場合に
も、異常が生じたヘッドランプの代わりに別の正常なヘ
ッドランプを点灯することができる。
【0070】また、上記実施形態においては、半導体ス
イッチング素子として、パワーMOSFET21B〜2
4Bを用いていたが、これに限定されず、IGBT(In
sulated Gate Bipolar Transistor)などの電力制御可
能な半導体スイッチング素子を用いてもよい。
イッチング素子として、パワーMOSFET21B〜2
4Bを用いていたが、これに限定されず、IGBT(In
sulated Gate Bipolar Transistor)などの電力制御可
能な半導体スイッチング素子を用いてもよい。
【0071】<その他>また、上記においては「DRL
モード」においてPWM制御を行っていたが、「通常点
灯モード」においてPWM制御を用いてもよい。たとえ
ば、コラムスイッチ92(図3)の切換操作によってヘ
ッドランプを消灯状態から点灯させる場合には、一定の
明るさに到達するまで徐々に明るさを増加させるように
PWM制御を行い、その後連続点灯することができる。
これにより、ヘッドランプL1〜L4への突入電流を下
げることが可能であるので、ヘッドランプの寿命を延ば
すことができる。したがって、長期にわたってヘッドラ
ンプによる照明をより確実に確保することができる。
モード」においてPWM制御を行っていたが、「通常点
灯モード」においてPWM制御を用いてもよい。たとえ
ば、コラムスイッチ92(図3)の切換操作によってヘ
ッドランプを消灯状態から点灯させる場合には、一定の
明るさに到達するまで徐々に明るさを増加させるように
PWM制御を行い、その後連続点灯することができる。
これにより、ヘッドランプL1〜L4への突入電流を下
げることが可能であるので、ヘッドランプの寿命を延ば
すことができる。したがって、長期にわたってヘッドラ
ンプによる照明をより確実に確保することができる。
【0072】また、上記においては、異常時の切換につ
いて説明してきたが、正常状態においてロービーム用ヘ
ッドランプLBとハイビーム用ヘッドランプHBとをレ
バー本体91を操作して手動で切り換える場合におい
て、両種類のヘッドランプLB,HBがともに消灯する
ことが無いように切り換えることができる。たとえば、
両種類のヘッドランプLB,HBを重複して点灯する時
間を設け、上述のPWM制御を用いて、両種類のヘッド
ランプLB,HBの光量を連続的に変化させながら一方
から他方へと切り換えればよい。これにより、手動切換
時の空白時間において照明が中断されることを回避する
ことも可能である。
いて説明してきたが、正常状態においてロービーム用ヘ
ッドランプLBとハイビーム用ヘッドランプHBとをレ
バー本体91を操作して手動で切り換える場合におい
て、両種類のヘッドランプLB,HBがともに消灯する
ことが無いように切り換えることができる。たとえば、
両種類のヘッドランプLB,HBを重複して点灯する時
間を設け、上述のPWM制御を用いて、両種類のヘッド
ランプLB,HBの光量を連続的に変化させながら一方
から他方へと切り換えればよい。これにより、手動切換
時の空白時間において照明が中断されることを回避する
ことも可能である。
【0073】
【発明の効果】請求項1に記載の車載用ランプ制御装置
によれば、ロービーム用ヘッドランプおよびハイビーム
用ヘッドランプのうちの一方のヘッドランプに異常が発
生している場合に、他方のヘッドランプが自動的な切り
換えにより点灯駆動されるので、ヘッドランプの異常発
生時においても、より確実に照明を確保することが可能
である。
によれば、ロービーム用ヘッドランプおよびハイビーム
用ヘッドランプのうちの一方のヘッドランプに異常が発
生している場合に、他方のヘッドランプが自動的な切り
換えにより点灯駆動されるので、ヘッドランプの異常発
生時においても、より確実に照明を確保することが可能
である。
【0074】請求項2に記載の車載用ランプ制御装置に
よれば、DRLモードにおいて、異常状態にあるロービ
ーム用ヘッドランプの代わりに点灯されるハイビーム用
ヘッドランプが調光制御により点灯されるので、消費電
力を節減することができる。
よれば、DRLモードにおいて、異常状態にあるロービ
ーム用ヘッドランプの代わりに点灯されるハイビーム用
ヘッドランプが調光制御により点灯されるので、消費電
力を節減することができる。
【0075】請求項3に記載の車載用ランプ制御装置に
よれば、通常点灯モードにおいて、異常状態にあるロー
ビーム用ヘッドランプの代わりに点灯されるハイビーム
用ヘッドランプが調光制御により点灯されるので、対向
車等に対する眩しさを低減させることができる。
よれば、通常点灯モードにおいて、異常状態にあるロー
ビーム用ヘッドランプの代わりに点灯されるハイビーム
用ヘッドランプが調光制御により点灯されるので、対向
車等に対する眩しさを低減させることができる。
【0076】請求項4に記載の車載用ランプ制御装置に
よれば、通常点灯モードにおいて、通常点灯モード時に
おいて、点灯すべき種類の複数のヘッドランプのうち、
(a)すべてのヘッドランプがいずれも異常状態にある
ときには、視界確保を優先させて、異常状態の種類のヘ
ッドランプの代わりに、他方の種類のヘッドランプを点
灯させるが、(b)少なくとも1灯のヘッドランプが正
常状態であるときには、運転者の意志を尊重して、他方
の種類のヘッドランプを点灯させることなく、点灯すべ
き種類の正常状態にある1灯のヘッドランプ(L1また
はL2)を引き続き点灯させるので、運転者の意志を尊
重しつつ視界確保を行うことが可能である。
よれば、通常点灯モードにおいて、通常点灯モード時に
おいて、点灯すべき種類の複数のヘッドランプのうち、
(a)すべてのヘッドランプがいずれも異常状態にある
ときには、視界確保を優先させて、異常状態の種類のヘ
ッドランプの代わりに、他方の種類のヘッドランプを点
灯させるが、(b)少なくとも1灯のヘッドランプが正
常状態であるときには、運転者の意志を尊重して、他方
の種類のヘッドランプを点灯させることなく、点灯すべ
き種類の正常状態にある1灯のヘッドランプ(L1また
はL2)を引き続き点灯させるので、運転者の意志を尊
重しつつ視界確保を行うことが可能である。
【0077】請求項5に記載の車載用ランプ制御装置に
よれば、半導体スイッチング素子により点灯駆動され、
リレー接点などの機械的な接点が存在しないので、素子
自体の寿命が増大する。したがって、リレー寿命による
ヘッドランプ不点灯などの異常自体が発生しにくくなる
ので、長期にわたって照明をより確実に確保できる。
よれば、半導体スイッチング素子により点灯駆動され、
リレー接点などの機械的な接点が存在しないので、素子
自体の寿命が増大する。したがって、リレー寿命による
ヘッドランプ不点灯などの異常自体が発生しにくくなる
ので、長期にわたって照明をより確実に確保できる。
【0078】請求項6に記載の車載用ランプ制御装置に
よれば、異常内容判定手段によって判定された異常内容
が異常内容表示部に表示されるため、運転者は、その時
点で発生している異常状態の内容を即時に知ることがで
きるので、異常原因の修理などの対応策を迅速にとるこ
とが可能になる。
よれば、異常内容判定手段によって判定された異常内容
が異常内容表示部に表示されるため、運転者は、その時
点で発生している異常状態の内容を即時に知ることがで
きるので、異常原因の修理などの対応策を迅速にとるこ
とが可能になる。
【図1】本発明の実施形態に係る車載用ランプ制御装置
の概要構成図である。
の概要構成図である。
【図2】車両の前側部分を表す概略斜視図である。
【図3】コンビネーションスイッチを表す概略斜視図で
ある。
ある。
【図4】コンビネーションスイッチの設定状態に応じた
制御モードおよび基本点灯ヘッドランプを表す図であ
る。
制御モードおよび基本点灯ヘッドランプを表す図であ
る。
【図5】DRLモード時のフェールセーフ処理について
説明するための図である。
説明するための図である。
【図6】通常点灯モード(基本設定=ロービーム)時の
フェールセーフ処理について説明するための図である。
フェールセーフ処理について説明するための図である。
【図7】通常点灯モード(基本設定=ハイビーム)時の
フェールセーフ処理について説明するための図である。
フェールセーフ処理について説明するための図である。
【図8】異常内容表示部における異常状態の表示につい
て説明するための図である。
て説明するための図である。
1 車載用ランプ制御装置 10 演算処理部 20 点灯駆動部 21A〜24A トランジスタ 21B〜24B パワーMOSFET 30 検出回路 40 ハイビームインジケータ 90 コンビネーションスイッチ L1,L2,LB ロービーム用ヘッドランプ L3,L4,HB ハイビーム用ヘッドランプ S1〜S4 点灯指令信号 SD1〜SD5 検出信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 園田 敏之 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 星野 孝志 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 3K039 AA04 AA08 CC01 MA05 MB11
Claims (6)
- 【請求項1】 ロービーム用ヘッドランプとハイビーム
用ヘッドランプとを含む複数のヘッドランプを有する車
両における車載用ランプ制御装置であって、 前記複数のヘッドランプのそれぞれを個別に点灯駆動す
る点灯駆動部と、 前記点灯駆動部による点灯駆動時において前記ヘッドラ
ンプの異常を検出する検出部と、 前記検出部からの検出信号に基づいて異常状態にあるヘ
ッドランプを特定して異常内容を判定する異常内容判定
手段と、 前記異常内容判定手段によって判定された前記異常内容
に応じて、前記異常状態にある前記ロービーム用ヘッド
ランプおよび前記ハイビーム用ヘッドランプのうちの一
方の代わりに、正常状態にある他方のヘッドランプを点
灯させる旨の指令を前記点灯駆動部に与えるためのフェ
ールセーフ処理手段と、を備えることを特徴とする車載
用ランプ制御装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の車載用ランプ制御装置
であって、 前記ヘッドランプの点灯駆動に関する制御モードを判定
するモード判定手段、をさらに備え、 前記フェールセーフ処理手段は、前記モード判定手段に
よってDRLモードであると判定される場合において、
前記異常内容判定手段によってロービーム用ヘッドラン
プが異常状態にあるとして判定されると、当該異常状態
にあるロービーム用ヘッドランプの代わりに、正常状態
にあるハイビーム用ヘッドランプを調光制御により点灯
させる旨の指令を前記点灯駆動部に与えることを特徴と
する車載用ランプ制御装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の車載用ランプ制御装置
であって、 前記ヘッドランプの点灯駆動に関する制御モードを判定
するモード判定手段、をさらに備え、 前記フェールセーフ処理手段は、前記モード判定手段に
よって通常点灯モードであると判定される場合におい
て、前記異常内容判定手段によってロービーム用ヘッド
ランプが異常状態にあるとして判定されると、当該異常
状態にあるロービーム用ヘッドランプの代わりに、正常
状態にあるハイビーム用ヘッドランプを調光制御により
点灯させる旨の指令を前記点灯駆動部に与えることを特
徴とする車載用ランプ制御装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の車載用ランプ制御装置
であって、 前記ヘッドランプの点灯駆動に関する制御モードを判定
するモード判定手段、をさらに備え、 前記複数のヘッドランプは、複数のロービーム用ヘッド
ランプと複数のハイビーム用ヘッドランプとを有してお
り、 前記フェールセーフ処理手段は、前記モード判定手段に
よって通常点灯モードであると判定される場合におい
て、前記ロービーム用ヘッドランプおよび前記ハイビー
ム用ヘッドランプのいずれか一方の点灯すべき種類の複
数のヘッドランプのうち、 (a)すべてのヘッドランプがいずれも異常状態にある
として前記異常内容判定手段によって判定されるときに
は、当該異常状態の種類のヘッドランプの代わりに、他
方の種類のヘッドランプを点灯させる旨の指令を前記点
灯駆動部に与え、 (b)少なくとも1灯のヘッドランプが正常状態である
として前記異常内容判定手段によって判定されるときに
は、他方の種類のヘッドランプを点灯させることなく、
当該正常状態にある少なくとも1灯のヘッドランプを引
き続き点灯させる旨の指令を前記点灯駆動部に与えるこ
とを特徴とする車載用ランプ制御装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
載の車載用ランプ制御装置であって、 前記点灯駆動部は、半導体スイッチング素子を用いて前
記ヘッドランプを点灯駆動することを特徴とする車載用
ランプ制御装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
載の車載用ランプ制御装置であって、 前記異常内容判定手段によって判定された前記異常内容
を表示する異常内容表示部、をさらに備えることを特徴
とする車載用ランプ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3582599A JP2000233679A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 車載用ランプ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3582599A JP2000233679A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 車載用ランプ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000233679A true JP2000233679A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12452741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3582599A Pending JP2000233679A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 車載用ランプ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000233679A (ja) |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061024 |
|
| A02 | Decision of refusal |
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