JP2000233696A - ワイヤハーネス用グロメット - Google Patents
ワイヤハーネス用グロメットInfo
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Abstract
引っ張り力を与えてワイヤハーネスを車両から引っ張り
出すときに、これに連動して、車体から離脱することの
できるワイヤハーネス用グロメットを提供する。 【解決手段】 グロメット本体12は、お椀状の車体取
付部分18の徐々に縮径する側壁18aから開口を通っ
て車室側に延出する細長い連結部分26を有し、この細
長い連結部分26の先端部分26aがテープTを用いて
ワイヤハーネス14に結束される。車室側から引っ張り
力Fを加えることに起因してワイヤハーネス14が車室
側に変位し始めると、このワイヤハーネス14の変位に
伴って連結部分26が車室側に変位し、これに連動して
グロメット本体12の側壁18aが局部的に車室側に引
っ張られて変形する。
Description
車両に配索されたワイヤハーネスを車体から取り外す際
に、ワイヤハーネスを車体に固定するためのグロメット
の取り外し性を向上することのできるワイヤハーネス用
グロメットに関するものである。
有効利用への関心が益々高まっている。このような問題
は、廃棄処分された車両についても例外ではない。特
に、近時の電子制御化された車両が使用しているワイヤ
ハーネスの量は膨大であり、これを無視できなのが現状
である。
ために、車両からワイヤハーネスを取り外すことが行わ
れているが、その作業が容易ではないという問題があ
る。この問題の一つに、ワイヤハーネスを車体の貫通孔
に固定するためのグロメットが車体から簡単には外れな
いという問題がある。
して従来のグロメットを説明する。グロメット1は、お
椀状のグロメット本体2と、このグロメット本体2をワ
イヤハーネス4に固定するための円筒状の固定部材6と
で構成されており、グロメット本体2は、その全周に亘
って車体Bの貫通孔8の開口縁に嵌合して車体Bに固定
されるようになっている。
るワイヤロープなどを用いて、ワイヤハーネス4の基幹
部分に引っ張り力を与えることによって、このワイヤハ
ーネス4を車両から引っ張り出すことが行われている。
しかしながら、このような引っ張り力をワイヤハーネス
4の基幹部分に与えたとしても、グロメット本体2が全
体的に引っ張られる結果、グロメット本体2が車体Bの
貫通孔8から外れ難いという問題があった。
は、車両の解体作業において、ワイヤハーネスに引っ張
り力を与えてワイヤハーネスを車両から引っ張り出すと
きに、これに連動して、車体から離脱することのできる
ワイヤハーネス用グロメットを提供することにある。
発明によれば、車体の貫通孔の開口縁と嵌合する円周溝
を備えた取付用フランジと、この取付用フランジから徐
々に縮径する側壁と、この側壁の底から延びる円筒状の
ワイヤハーネス取付部分とを備えたグロメット本体を有
し、該グロメット本体は、前記側壁から延出して、グロ
メット本体の開口から外部に突出して、その先端部分が
ワイヤハーネスに固定される細長い連結部分を備えてい
ることを特徴とするワイヤハーネス用グロメットを提供
することによって達成される。前記連結部分は、グロメ
ット本体と一体に作ってもよく或いは別体の部材で構成
するようにしてもよい。
発明の好ましい実施例を詳しく説明する。図3は、本発
明に従うグロメットの本体の断面図であり、図4は、ワ
イヤハーネスに装着した状態の本発明に従うグロメット
を示す断面図である。本発明に従うグロメット10は、
従来と同様に、本体12と、この本体12をワイヤハー
ネス14に固定するためのプラスティックテープ等を巻
き付けた固定部16とで構成されている(図4)。
に、車室側に向けて開口するお椀状の車体取付部分18
と、該車体取付部分18の底の部分からエンジンルーム
側に向けて延びる円筒状のワイヤハーネス取付部分20
とを有し、車体取付部分18の開口縁部には、比較的肉
厚の取付用フランジ22が形成され、この取付用フラン
ジ22に、径方向外方に向けて開口する円周溝24が設
けられている。
体取付部分18の内壁面からその開口を通って外部に、
つまり車室側に延出する細長い連結部分26を有し、こ
の細長い連結部分26の基端は、お椀状の車体取付部分
18の徐々に縮径する側壁18a、つまり車体取付用フ
ランジ22とワイヤハーネス取付部分20とで挟まれた
領域に連結されている(図3参照)。この連結部分26
の基端の配置位置は、特に限定されるものではないが、
取付フランジ22の近傍であるのが、後に説明するグロ
メット本体12の車体からの離脱性を向上する上で、好
ましいと考えられる。
0の取付けは次の手順で行われる。先ず、グロメット本
体12の円筒状ワイヤハーネス取付部20の中にワイヤ
ハーネス14を挿入し、ビニールテープ等をもってワイ
ヤハーネス取付部20ならびにワイヤハーネス14にま
たがるように巻付け、グロメット本体12を所定位置に
位置決めする。次いで、グロメット本体12の連結部材
26の先端部分26aをワイヤハーネス14の周面に添
わせた後に、この先端部分26aをテープTを用いてワ
イヤハーネス14に結束して、これをワイヤハーネス1
4と一体化させる。
ンジ22の円周溝24を車体Bの貫通孔28の周縁に嵌
め込んで、グロメット本体12を車体Bに固定する。
用いて、車両に配索されたワイヤハーネス14を車室側
から引っ張ることによって、その取り外しが行われる。
ワイヤハーネス14に作用する引っ張り力を図5、図6
に参照符号Fで示してある。
を取り外すために引っ張り力Fを加えたときの、本発明
に従うグロメット10の作用を時系列で示すものであ
る。すなわち、図5は、引っ張り力Fを加え始めた初期
段階を示し、その後の状態を図6に示してある。これら
の図面から理解できるように、車室側から引っ張り力F
を加えることに起因してワイヤハーネス14が車室側に
変位し始めると、このワイヤハーネス14の変位に伴っ
て連結部分26が車室側に変位し、これに連動してグロ
メット本体12の側壁18aが局部的に車室側に引っ張
られて変形する(図5)。この局部的な変形により、グ
ロメット本体12の取付用フランジ22が部分的に変形
してフランジ22の円周溝24の一部が車体Bから離脱
し始め(図6)、最終的には、図示を省略したが、グロ
メット本体12が全体的に車体Bから離脱する。
0を説明したが、グロメット本体12の連結部分26の
基端の配置位置は、ワイヤハーネス14の変位に伴うグ
ロメット本体12の変形つまり取付用フランジ22の変
形が最も効果的に行われる箇所を実験により決定するの
がよい。また、この連結部分26の幅、太さなどは、ワ
イヤハーネス14に引っ張り力Fを与えたときに引き千
切れることのないように設計すればよく、その断面形状
は、例えば図7の(イ)に示すように矩形であってもよ
く、図7の(ロ)に示すように円形であってもよく、特
に限定されるものではない。
例のグロメットを示す。この実施例は、上記の第1実施
例で説明した連結部分26をグロメット本体12と別体
構造にした例を示すものである。この第2実施例の説明
において、第1実施例(図3乃至図7)で説明した構成
要素と同一の要素には同一の参照符号を付して適宜その
説明を省略する。
本体32は、その側壁18aに貫通孔34を有し、この
貫通孔34を用いて、細長い連結部材36が取付けられ
ている。細長い連結部材36は、図11に拡大して示す
ように、拡径した拡大ヘッド部38と、この拡大ヘッド
部38の中心から延出する細長い連結部40とからな
り、この細長い連結部40は、その先端部分40aを若
干折り曲げた形状を有している。
32の貫通孔34の中に連結部材36を挿入して使用
し、お椀状本体32の開口から外方に延出する先端部分
40aをワイヤハーネス14の外周面に添わせてテープ
Tを用いてワイヤハーネス14に結束して、これをワイ
ヤハーネス14と一体化させる。
は、連結部材36の連結部40の断面形状に適合する形
状を選択すればよい。また、連結部材36の拡大ヘッド
部38の大きさや連結部40の幅、太さなどは、ワイヤ
ハーネス14に引っ張り力Fを与えたときに引き千切れ
ることのないように設計すればよく、また、連結部40
の断面形状は、先に説明した図7の(イ)あるいは
(ロ)に示すように矩形あるいは円形であってもよく、
特に限定されるものではない。
で、車両解体時において、グロメットの取り外し性が向
上するため、分別回収を作業性良く行うことが可能とな
る。
ットを示す断面図である。
る。
グロメットを示す断面図である。
明図であり、ワイヤハーネスに引っ張り力を加えたとき
の初期段階のグロメットの変形状態を示す図である。
明図であり、ワイヤハーネスに引っ張り力を加えたとき
のグロメットが車体の貫通孔から離脱し始めた状態を示
す図である。
る細長い連結部分の断面形状を例示するものであり、
(イ)は矩形断面を例示し、(ロ)は円形断面を例示す
る図である。
る。
のグロメットを示す断面図である。
面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 車体の貫通孔の開口縁と嵌合する円周溝
を備えた取付用フランジと、この取付用フランジから徐
々に縮径する側壁と、この側壁の底から延びる円筒状の
ワイヤハーネス取付部分とを備えたグロメット本体を有
し、 該グロメット本体は、前記側壁から延出して、グロメッ
ト本体の開口から外部に突出して、その先端部分がワイ
ヤハーネスに固定される細長い連結部分を備えているこ
とを特徴とするワイヤハーネス用グロメット。 - 【請求項2】 前記細長い連結部分が前記グロメット本
体と一体に成形されている請求項1に記載のワイヤハー
ネス用グロメット。 - 【請求項3】 前記細長い連結部分が、前記グロメット
本体とは別体に作られた連結部材によって構成され、該
連結部材は、拡大ヘッド部と、この拡大ヘッド部から延
出する細長い連結部とを有し、 かつ、前記グロメット本体の側壁に、前記連結部材を受
け入れる貫通孔が形成されている請求項1に記載のワイ
ヤハーネス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11038830A JP2000233696A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | ワイヤハーネス用グロメット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11038830A JP2000233696A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | ワイヤハーネス用グロメット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000233696A true JP2000233696A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12536159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11038830A Pending JP2000233696A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | ワイヤハーネス用グロメット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000233696A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005038859A (ja) * | 2003-07-16 | 2005-02-10 | Excello Specialty Co | グロメット付きの電線通過形密封体 |
| JP2009189099A (ja) * | 2008-02-04 | 2009-08-20 | Yazaki Corp | グロメット |
| CN112277677A (zh) * | 2020-11-02 | 2021-01-29 | 东风汽车集团有限公司 | 一种慢充电机械开关解锁开启结构及其装配方法 |
-
1999
- 1999-02-17 JP JP11038830A patent/JP2000233696A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005038859A (ja) * | 2003-07-16 | 2005-02-10 | Excello Specialty Co | グロメット付きの電線通過形密封体 |
| JP2009189099A (ja) * | 2008-02-04 | 2009-08-20 | Yazaki Corp | グロメット |
| CN112277677A (zh) * | 2020-11-02 | 2021-01-29 | 东风汽车集团有限公司 | 一种慢充电机械开关解锁开启结构及其装配方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A072 | Dismissal of procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073 Effective date: 20040615 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050204 |
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