JP2000233776A - クローラ用弾性履帯及びクローラ走行装置 - Google Patents

クローラ用弾性履帯及びクローラ走行装置

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JP2000233776A
JP2000233776A JP11037214A JP3721499A JP2000233776A JP 2000233776 A JP2000233776 A JP 2000233776A JP 11037214 A JP11037214 A JP 11037214A JP 3721499 A JP3721499 A JP 3721499A JP 2000233776 A JP2000233776 A JP 2000233776A
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JP
Japan
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crawler
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band
lug
belt
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JP11037214A
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English (en)
Inventor
Kenichi Sakai
謙一 酒井
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Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Original Assignee
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行機体に装着して走行中の上下振動を軽減
した弾性履帯を提供する。 【解決手段】 弾性材料からなる帯本体8に芯体9が埋
設されていて、該芯体9と走行ラグ16とは帯長手方向
に偏心して配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クローラ用弾性履
帯及びクローラ走行装置に係り、コンバイン,ハーベス
タ,運搬車,雪上車等の軟弱地又は畑地を走行する車両
に利用される。
【0002】
【従来の技術】本願の発明者は、特許第2509213
号公報において次のように構成したクローラ用弾性履帯
を提案した。すなわち、「弾性材料で無端帯状に形成し
た帯本体に、帯長手方向の間隔を有して横置補強芯体を
埋設し、該横置補強芯体間の帯本体に、駆動用係合孔を
形成し、更に、帯本体の接地面側に、帯本体の帯長手方
向に交差して延伸する断面台形状のラグを一体に突出し
たものにおいて、帯長手方向で隣り合うラグの頂面を、
帯長手方向と直交するエッジを有する左右の直交ラグ頂
面とこの直交ラグ頂面を互いに連結する斜め方向エッジ
を有する斜めラグ頂面とで構成しており、該斜めラグ頂
面を有する斜めラグにより、係合孔の前後両側方に帯巾
方向外方に向かって漸次拡開状になる排土部を形成し、
該排土部を、帯長手方向において帯巾方向交互に千鳥状
に配列したことを特徴とするクローラ用弾性履帯。」を
提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述公報で開示されて
いる弾性履帯は、それなりに有用ではあるけれども、下
記のような課題があった。まず、走行ラグは直交ラグと
斜めラグとで構成されていることから、該走行ラグの形
成が直交ラグに比べて面倒であるし、旋回性能において
も課題があった。また、クローラ弾性履帯の垂直方向剛
性は、芯金とこれに重なり合った走行ラグとの部分が最
大となり、芯金間の剛性は低くなり、これ故、剛性差が
顕著となって上下振動要因となっていた。この剛性差を
防ぐため芯金の幅を広くすると重量増大を招き、馬力消
費も大きくなるし、一方、走行ラグの根元幅を太くする
と、ラグ間のスペースが狭くなり、泥詰まり等の原因に
なり軟弱地走行性を阻害するだけでなく、ゴム料の増大
によるコスト高と加硫時間の長大化による生産性の面で
不利である。
【0004】本発明は、ラグ根元を太くしたり、芯金幅
を広くすることなく、走行ラグと芯金(芯体)との配列
関係を工夫することによって剛性差を少なく又は剛性の
変化を緩やかにして振動軽減を図りながら、直進走破
性,旋回性能についてこれらを損なうことが少ないクロ
ーラ用弾性履帯およびクローラ走行装置を提供すること
が目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、弾性材料で無
端帯状に形成した帯本体8に、帯長手方向の間隔を有し
て横置補強芯体9を埋設しているとともに、該帯本体8
の接地面側に、帯本体8の帯長手方向に交差して延伸す
る走行ラグ16を一体に突隆形成し、該走行ラグ16を
帯長手方向の間隔を有して配列しているクローラ用弾性
履帯において、前述の目的を達成するために次の技術的
手段を講じている。すなわち、請求項1に係るクローラ
用弾性履帯は、前記走行ラグ16は、前後の根元縁部1
7A,17Bとこの縁部17A,17Bから隆起してい
る蹴り面16Aと支え面16Bとこの両面16A,16
Bの隆起端を連ねた接地頂面16Cとを有して断面台形
状に構成されており、前記接地頂面16Cは、前記横置
補強芯体9の幅内でかつ該芯体9の幅中心に対して帯長
手方向に偏心Sして帯長手方向と交差して延伸されてお
り、前記前後根元縁部17A,17Bは、その一方の縁
部17Aが前記横置補強芯体9の幅内で他方の縁部17
Bが前記芯体9の幅外にあってそれぞれ帯長手方向と交
差して延伸されていることを特徴とするものである。
【0006】また、請求項2に係るクローラ用弾性履帯
は、前述した請求項1において、前記走行ラグ16は、
ラグ延伸方向の一端16Eが帯本体8の左右いずれかの
帯幅中途に位置し、他端16Fが帯本体8の左右いずれ
かの帯幅外側縁に位置して、該走行ラグ16が帯本体8
の帯長手方向で左右交互に突隆されて配列されているこ
とを特徴とするものである。更に、請求項3に係るクロ
ーラ走行装置は、請求項1又は2に記載のクローラ用弾
性履帯3の左右対を、走行機体1に装着したとき、左右
クローラ用弾性履帯3L,3Rにおける偏心S方向がク
ローラ回走方向に対して左右逆になるように装着されて
いることを特徴とするものである。
【0007】以上のように構成された弾性履帯及び走行
装置によれば、横置補強芯体9の幅方向中心と走行ラグ
16の接地頂面16Cとが合致せずに偏心Sされてい
て、前後根元縁部17A,17Bのいずれか一方が芯体
9の幅外にあることから、芯体9と走行ラグ16との重
なり部分において最も垂直剛性が高い部分が芯体9の幅
方向にずれ、しかも、その剛性は徐々に変化することと
なって、転輪7等の通過時における上下振動が抑制され
るのであり、弾性履帯3には左右千鳥状に広幅な排土部
17L,17Rが結果的に形成されて、泥詰まり現象を
なくすことができたのである。
【0008】
【発明の実施の形態】図3を参照すると、コンバインで
例示する走行機体1の走行装置2に、本発明に係るクロ
ーラ用弾性履帯3を使用した一例が示してあり、該履帯
3は、駆動輪(スプロケット)4、従動輪5およびトラ
ックフレーム6に列設した転輪(輪体)7に無端状に巻
掛けられて循環回走自在とされている。なお、走行機体
1はコンバイン以外のハーベスタ,運搬車等であっても
良く、クローラ用弾性履帯3は左右対が装着されるもの
である。
【0009】図1および図2を参照すると、本発明に係
る弾性履帯3の第1実施形態が例示されている。図1お
よび図2において、ゴムその他の弾性材料からなる帯本
体8は無端帯状に形成されており、この帯本体8には帯
長手方向の間隔を有して横置補強芯体9が列設埋入され
ており、該芯体9は、平板翼状とされた左右の着座部1
0は基部11によって連結されており、該基部11には
左右一対の山形状の突起12が形成され、該左右の突起
12が反接地面側(内方)に突隆されている。
【0010】前記芯体9は鋳物,硬質樹脂,板金等で構
成されており、該芯体9を帯長手方向で間隔を有して埋
設することにより、芯体9の基部11を係合部として帯
本体8の幅方向中央には、駆動用係合孔13が形成さ
れ、駆動輪4の爪が次々と係脱することによって駆動力
を得るようにされている。係合孔13の左右両側で反接
地面側にはレール面14が帯状とされて帯長手方向に形
成されており、該左右のレール面14に、転輪7の胴部
7Aが接触転動され、かつ、左右の突起11によって脱
輪阻止機能を有するものとされている。
【0011】帯本体8はその帯幅中央域が厚肉とされ、
左右両側は薄肉とされていて厚肉部には左右着座部10
の接地面側に左右一対の抗張体15が帯長手方向に埋入
されている。帯本体8の接地面側には前後の根元縁部1
7A,17Bから隆起している蹴り面16Aと支え面1
6Bとを有し、両面16A,16Bを連ねる(接合す
る)平坦な接地頂面16Cを有する断面台形状の走行ラ
グ16が一体に突隆形成されている。
【0012】横置補強芯体9と走行ラグ16とは次のよ
うな関係に構成されている。すなわち、図1で示すよう
に走行ラグ16における接地頂面16Cは、前記横置補
強芯体9の幅内でかつ該芯体9の幅中心に対して帯長手
方向に偏心Sして帯長手方向と交差して延伸されてお
り、前記前後根元縁部17A,17Bは、その一方の縁
部17Aが前記横置補強芯体9の幅内で他方の縁部17
Bが前記芯体9の幅外にあってそれぞれ帯長手方向と交
差して延伸されている。より、具体的には、接地頂面1
6Cの一方のエッジ16Dは、芯体9の幅中心に近接し
て偏心S1を有しており、前記SおよびS1はS>S1
とされている。
【0013】このような構成を採用することによって、
ラグ根元を太くしたり、芯体幅を広くすることなく剛性
差を少なくすると共に剛性の変化を緩やかにして振動軽
減を図っているのである。更に、図1において、前記走
行ラグ(16)は、ラグ延伸方向の一端(16E)が帯
本体(8)の左右いずれかの帯幅中途図1では左側に位
置し、他端(16F)が帯本体(8)の左右いずれかの
帯幅外側縁図1では右側に位置して、横一文字状に延伸
されているとともに該走行ラグ(16)が帯本体(8)
の帯長手方向で左右交互に突隆されて配列されて、走行
ラグ16のひとつおきの走行ラグ16間には、帯本体8
の帯幅外側縁に左右交互として広幅な排土部17L,1
7Rが形成されている。
【0014】これによって、走行ラグ16における直進
走破性,旋回性能を維持しつつ排土性を向上しながら上
下振動を軽減しているのである。図4を参照すると、図
2に示したクローラ走行装置2は、前述した構成のクロ
ーラ用弾性履帯3の左右対を、走行機体1に装着したと
き、左右クローラ用弾性履帯3L,3Rにおける偏心S
方向がクローラ回走方向に対して左右逆になるように装
着されている。クローラ走行装置2は、左右の弾性履帯
3L,3Rにおて走行ラグ16および芯体9の位置関係
が左右で同じになったときに上下振動が激しくなること
から、図4で示すように偏心S方向を左右でクローラ回
走方向で正逆(一方は前,他方は後)とすることによっ
て上下振動が軽減できるのである。
【0015】図5および図6は、本発明に係るクローラ
用弾性履帯3の第2および第3の実施形態を示してお
り、基本構成と作用は既述した第1実施形態と共通する
ことから、共通部分は共通符号で示し、以下、専ら相違
点について説明する。図5は、走行ラグ16を芯体9と
略同長の中央ラグ116として芯体9上に第1実施形態
と同様な関係で配置するとともに、帯本体8の左右に芯
体9とは第1実施形態と同様な関係で左右ラグ116
L,116Rとして配置したものであり、図6は、横一
文字状の中央ラグ116と横一文字状の横幅一杯の走行
ラグ216とを第1実施形態と同様な関係で配置したも
のである。
【0016】この第2・3実施形態における履帯3はこ
の対を図4で示したクローラ走行装置2と同様に配置す
ることは勿論可能である。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、芯
体幅の増大、走行ラグの根元部の太さを大きく等しなく
とも、上下振動が軽減できながら直進走破性,旋回性に
有利な履帯およびクローラ走行装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る弾性履帯の一部を接地面からみた
第1実施形態の底面図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】クローラ走行装置を備えた走行機体の側面図で
ある。
【図4】図3の走行装置の一部を示す平面図である。
【図5】第2実施形態を示す弾性履帯の底面図である。
【図6】第3実施形態を示す弾性履帯の底面図である。
【符号の説明】
1 走行機体 2 走行装置 3 弾性履帯 8 帯本体 9 芯体 16 走行ラグ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性材料で無端帯状に形成した帯本体
    (8)に、帯長手方向の間隔を有して横置補強芯体
    (9)を埋設しているとともに、該帯本体(8)の接地
    面側に、帯本体(8)の帯長手方向に交差して延伸する
    走行ラグ(16)を一体に突隆形成し、該走行ラグ(1
    6)を帯長手方向の間隔を有して配列しているクローラ
    用弾性履帯において、 前記走行ラグ(16)は、前後の根元縁部(17A)
    (17B)とこの縁部(17A)(17B)から隆起し
    ている蹴り面(16A)と支え面(16B)とこの両面
    (16A)(16B)の隆起端を連ねた接地頂面(16
    C)とを有して断面台形状に構成されており、前記接地
    頂面(16C)は、前記横置補強芯体(9)の幅内でか
    つ該芯体(9)の幅中心に対して帯長手方向に偏心
    (S)して帯長手方向と交差して延伸されており、前記
    前後根元縁部(17A)(17B)は、その一方の縁部
    (17A)が前記横置補強芯体(9)の幅内で他方の縁
    部(17B)が前記芯体(9)の幅外にあってそれぞれ
    帯長手方向と交差して延伸されていることを特徴とする
    クローラ用弾性履帯。
  2. 【請求項2】 前記走行ラグ(16)は、ラグ延伸方向
    の一端(16E)が帯本体(8)の左右いずれかの帯幅
    中途に位置し、他端(16F)が帯本体(8)の左右い
    ずれかの帯幅外側縁に位置して、該走行ラグ(16)が
    帯本体(8)の帯長手方向で左右交互に突隆されて配列
    されていることを特徴とする請求項1記載のクローラ用
    弾性履帯。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のクローラ用弾性
    履帯(3)の左右対を、走行機体(1)に装着したと
    き、左右クローラ用弾性履帯(3L)(3R)における
    偏心(S)方向がクローラ回走方向に対して左右逆にな
    るように装着されていることを特徴とするクローラ走行
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006111113A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Sumitomo Rubber Ind Ltd 弾性クローラ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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