JP2000233841A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2000233841A
JP2000233841A JP11035344A JP3534499A JP2000233841A JP 2000233841 A JP2000233841 A JP 2000233841A JP 11035344 A JP11035344 A JP 11035344A JP 3534499 A JP3534499 A JP 3534499A JP 2000233841 A JP2000233841 A JP 2000233841A
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JP
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roller
recording medium
suction roller
suction
control circuit
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JP11035344A
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Inventor
Daisuke Kobayashi
大輔 小林
Kazuyoshi Yoshida
一義 吉田
Hideichiro Ogata
秀一郎 尾形
Hiroyuki Inoue
弘之 井上
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】画像品位を向上させることができ、吸着電流を
容易に制御することができるようにする。 【解決手段】回転自在に配設された吸着ローラ83と、
該吸着ローラ83と対向させて回転自在に配設された回
転部材と、導電性を有する材料によって形成され、前記
吸着ローラ83と回転部材との間を走行させられ、記録
媒体37を搬送する搬送ベルト19と、前記吸着ローラ
83及び回転部材のうちの少なくとも一方に吸着電圧を
印加する電圧印加手段とを有する。そして、前記吸着ロ
ーラ83は、両縁部分に径の小さい小径部を備える。こ
の場合、吸着ローラ83の長さより小さい幅の記録媒体
37に対して画像を記録するとき、吸着ローラ83の両
縁部分が記録媒体37を介さず搬送ベルト19と直接接
触することが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像を記録するための画像記録装
置、例えば、カラー画像記録装置においては、イエロ
ー、マゼンタ、シアン及びブラックの各画像形成部が搬
送ベルトに沿って配設され、前記各画像形成部におい
て、画像データに従って各色のトナー像を形成するとと
もに、搬送ベルトに吸着され、記録素子の配列方向に対
して直角の方向に1枚ずつ搬送されてきた記録媒体に前
記各色のトナー像を重ねて転写することによって、カラ
ー画像が形成されるようになっている。
【0003】そのために、前記搬送ベルトは駆動ローラ
と従動ローラとの間に張設され、該従動ローラと対向さ
せて吸着ローラが配設される。そして、前記従動ローラ
又は吸着ローラに吸着電圧が印加されて記録媒体及び搬
送ベルトを介して吸着電流が流れると、記録媒体は、帯
電させられ、静電気力によって搬送ベルトに吸着され
る。
【0004】この場合、記録媒体の全面を搬送ベルトに
吸着する必要があるので、吸着ローラの軸方向寸法は、
画像記録装置で使用される最大の記録媒体の幅、すなわ
ち、最大記録幅より大きくされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の画像記録装置においては、吸着ローラの軸方向寸法
より小さい幅の記録媒体に対して画像を記録する場合、
吸着ローラの両縁部分と搬送ベルトとが直接接触してし
まう。そして、前記両縁部分においては、吸着ローラと
従動ローラとの間のインピーダンスが小さくなるので、
吸着電流の大部分は搬送ベルトを介してだけ流れ、記録
媒体にはその分吸着電流が流れない。
【0006】したがって、記録媒体に対して十分な静電
気力を発生させることができず、搬送ベルト上において
記録媒体が滑ることがあり、その場合、画像品位を低下
させてしまう。特に、カラー画像記録装置においては、
各色のトナー像を記録媒体に転写するようになっている
ので、搬送ベルト上において記録媒体が滑ると、カラー
画像に色ずれが発生してしまう。
【0007】そして、吸着電流と静電気力との関係が記
録媒体の寸法によって変化するので、吸着電流を制御す
るのが困難になる。本発明は、前記従来の画像記録装置
の問題点を解決して、画像品位を向上させることがで
き、吸着電流を容易に制御することができる画像記録装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の画
像記録装置においては、回転自在に配設された吸着ロー
ラと、該吸着ローラと対向させて回転自在に配設された
回転部材と、導電性を有する材料によって形成され、前
記吸着ローラと回転部材との間を走行させられ、記録媒
体を搬送する搬送ベルトと、前記吸着ローラ及び回転部
材のうちの少なくとも一方に吸着電圧を印加する電圧印
加手段とを有する。
【0009】そして、前記吸着ローラは、両縁部分に径
の小さい小径部を備える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
第1の実施の形態におけるカラー画像記録装置の第1の
概略図、図2は本発明の第1の実施の形態におけるカラ
ー画像記録装置の第2の概略図、図3は本発明の第1の
実施の形態におけるカラー画像形成ユニットの斜視図、
図4は本発明の第1の実施の形態におけるカラー画像形
成ユニットを退避位置に置いた状態を示す図である。
【0011】図に示されるように、画像記録装置、例え
ば、カラー画像記録装置11においては、第1〜第4の
印刷機構P1〜P4が、エンドレスの搬送ベルト19に
沿って記録媒体37の搬送方向における上流側(挿入
側)から下流側(排出側)に順に配設される。前記第1
〜第4の印刷機構P1〜P4は、それぞれイエロー、マ
ゼンタ、シアン及びブラックの各色の画像形成部12を
有する。そして、前記第1〜第3の印刷機構P1〜P3
の各画像形成部12は、一体的に形成され、かつ、ケー
ス50aに収容されてカラー画像形成ユニット25を構
成する。また、ブラックの画像を形成するために、前記
第1〜第3の印刷機構P1〜P3の各画像形成部12と
別体で第4の印刷機構P4の画像形成部12が形成さ
れ、ケース50bに収容される。
【0012】なお、前記第1〜第4の印刷機構P1〜P
4は、電子写真式のLED(発光ダイオード)プリント
機構から成り、それぞれ同じ構造を有するので、第1の
印刷機構P1についてだけ説明し、第2〜第4の印刷機
構P2〜P4については第1の印刷機構P1と同じ符号
を付与することによって説明を省略する。前記第1の印
刷機構P1は、画像形成部12、画像データに従って露
光を行う印刷ヘッド、例えば、LEDヘッド13、及び
前記画像形成部12において形成されたトナー像を記録
媒体37に転写する転写ローラ14から成る。なお、前
記LEDヘッド13に代えてレーザ、液晶シャッタ等を
使用することもできる。
【0013】前記画像形成部12は、軸15を中心にし
て矢印a方向に回転させられる像担持体としての感光体
ドラム16、該感光体ドラム16の表面を一様に、か
つ、均一に帯電させる帯電ローラ17、及び現像器18
から成る。そして、前記感光体ドラム16と前記転写ロ
ーラ14との間に転写部が形成される。また、前記現像
器18は、半導電性ゴム材によって形成された現像ロー
ラ18a、現像ブレード18b、図示されない非磁性一
成分のトナーを適量だけ現像ブレード18bに供給する
スポンジローラ18c、及び前記トナーを収容するトナ
ータンク18dから成る。なお、該トナータンク18d
はトナーが無くなると交換される。
【0014】そして、前記トナータンク18d内のトナ
ーは、スポンジローラ18cによって所定量だけ現像ブ
レード18bに送られ、現像ローラ18aの表面に薄層
化させて付着させられ、現像ローラ18aと感光体ドラ
ム16との間に形成される現像部に送られる。また、前
記トナーは、薄層化されるときに現像ローラ18a及び
現像ブレード18bによって強く擦(こす)られて摩擦
帯電させられる。なお、本実施の形態において、前記ト
ナーは負の極性に摩擦帯電させられる。
【0015】前記LEDヘッド13は、それぞれ図示さ
れないLED素子から成るLEDアレイ、該LEDアレ
イを駆動する図示されないドライブIC、及び画像デー
タを保持する図示されないレジスタ群が搭載された基板
13a、前記LEDアレイの光を集束させるロッドレン
ズアレイ13b等から成る。そして、前記LEDヘッド
13は、後述されるインタフェース部から画像データが
入力されると、該画像データに対応させてLEDアレイ
の各LED素子を発光させ、感光体ドラム16を露光
し、該感光体ドラム16の表面に静電潜像を形成する。
続いて、該静電潜像に現像ローラ18a上のトナーが静
電気力によって付着させられ、前記静電潜像はトナー像
になる。
【0016】なお、前記LEDヘッド13はばね13c
によってケース50a、50bに押し付けられる。ま
た、前記搬送ベルト19は、第1〜第4の印刷機構P1
〜P4の各感光体ドラム16と転写ローラ14との間を
走行自在に配設され、走行に伴って記録媒体37を搬送
する。ところで、前記第1の印刷機構P1における現像
器18のトナータンク18dにはイエローのトナーが、
前記第2の印刷機構P2における現像器18のトナータ
ンク18dにはマゼンタのトナーが、前記第3の印刷機
構P3における現像器18のトナータンク18dにはシ
アンのトナーが、前記第4の印刷機構P4における現像
器18のトナータンク18dにはブラックのトナーがそ
れぞれ収容される。
【0017】また、第1の印刷機構P1のLEDヘッド
13にはカラー画像データのうちイエロー画像データ
が、第2の印刷機構P2のLEDヘッド13にはカラー
画像データのうちマゼンタ画像データが、第3の印刷機
構P3のLEDヘッド13にはカラー画像データのうち
シアン画像データが、第4の印刷機構P4のLEDヘッ
ド13にはカラー画像データのうちブラック画像データ
がそれぞれ入力される。
【0018】ところで、図3に示されるように、前記カ
ラー画像形成ユニット25のケース50aの下方には2
本のカムシャフト93A、93Bが回転自在に支持さ
れ、該各カムシャフト93A、93Bの両端に偏心カム
94が固定される。一方、前記ケース50aの下部の4
隅には、前記カムシャフト93A、93Bと嵌(かん)
合するガイド溝93aが形成されるとともに、突起板部
94aが偏心カム94と当接自在に形成される。
【0019】したがって、通常、ケース50aは、ばね
13cの付勢力によってLEDヘッド13を介して下方
に押し付けられているが、カムシャフト93A、93B
の回転に伴って偏心カム94が回転し、突起板部94a
を上下に移動させると、偏心カム94の偏心量だけ矢印
h方向(垂直方向)に移動させられる。その結果、カラ
ー画像形成ユニット25は図4に示される退避位置と図
1及び2に示される作動位置とを採る。なお、本実施の
形態においては、カラー画像形成ユニット25を退避位
置及び作動位置に置くために偏心カム94を使用してい
るが、図示されないラックアンドピニオンを使用するこ
ともできる。
【0020】また、前記カムシャフト93Aにはギヤ9
5が固定され、該ギヤ95とカムモータ97の回転軸に
固定されたモータギヤ96とが噛(し)合させられる。
そして、前記カムシャフト93A、93B間に配設され
た図示されないギヤ、ベルト等によって、カムシャフト
93Aの回転がカムシャフト93Bに伝達される。さら
に、前記カムシャフト93Aにはスリット円盤98が固
定され、該スリット円盤98にスリット98aが形成さ
れる。そして、該スリット98aをホトセンサ90によ
って検出することにより、偏心カム94の位置を知るこ
とができる。
【0021】また、前記ケース50aの上面には、各L
EDヘッド13を感光体ドラム16に臨ませるための窓
穴13dが形成される。さらに、該窓穴13dに隣接さ
せて案内ピン13e、13fが配設され、該案内ピン1
3e、13fによって各LEDヘッド13はカラー画像
形成ユニット25に対して位置決めされる。そして、例
えば、図4に示されるように、ケース50aをばね13
cの付勢力に抗して上方に移動させ、カラー画像形成ユ
ニット25を退避位置に置き、前記第1〜第3の印刷機
構P1〜P3の各感光体ドラム16を搬送ベルト19か
ら離し、前記第4の印刷機構P4の感光体ドラム16だ
けを搬送ベルト19と接触させることによって、ブラッ
クの画像を形成することができる。
【0022】また、前記搬送ベルト19は、導電性を有
する材料、例えば、抵抗値の高い半導電性プラスチック
フィルムによって形成され、駆動ローラ20と、回転部
材としての従動ローラ21と、張設ローラ22との間に
張設される。この場合、前記抵抗値は、記録媒体37が
搬送ベルト19に静電気力によって吸着されることが可
能であり、しかも、記録媒体37が搬送ベルト19から
分離させられたときに、該搬送ベルト19に残留する静
電気を自然に除電することが可能な範囲に設定される。
【0023】前記駆動ローラ20は、図示されないモー
タに接続され、該モータを駆動することによって矢印b
方向に回転させられる。また、前記張設ローラ22は、
図示されないばねによって矢印c方向に付勢され、搬送
ベルト19にテンションを加える。そして、該搬送ベル
ト19の上半部19aは、第1〜第4の印刷機構P1〜
P4における各感光体ドラム16と各転写ローラ14と
の間を走行させられる。なお、各第1〜第4の印刷機構
P1〜P4の転写部において、搬送ベルト19と前記感
光体ドラム16及び転写ローラ14とは接触させられ
る。
【0024】また、搬送ベルト19を挟んで駆動ローラ
20と対向させてクリーニングブレード23が配設さ
れ、該クリーニングブレード23の先端が搬送ベルト1
9に押し付けられる。したがって、該搬送ベルト19の
走行に伴って、搬送ベルト19の表面に残留しているト
ナーが、前記クリーニングブレード23によって削り落
とされ、廃トナータンク24に落下させられる。なお、
前記クリーニングブレード23は、可撓(とう)性のゴ
ム、プラスチック材等によって形成される。
【0025】また、カラー画像記録装置11の図1にお
ける右下には給紙機構30が配設される。該給紙機構3
0は、用紙収容カセット30A、ホッピング機構30
B、搬送ローラ40、及び該搬送ローラ40と対向させ
て配設された第1、第2のレジストローラ41、42か
ら成る。そして、前記用紙収容カセット30Aは、記録
媒体収容箱31、押上板32及び押圧手段33から成
り、前記ホッピング機構30Bは、弁別手段34、ばね
35及び給紙ローラ36から成る。
【0026】前記給紙機構30において、まず、記録媒
体収容箱31に収容されている記録媒体37は、押圧手
段33によって押上板32を介して給紙ローラ36に圧
接させられる。この状態において、図示されないモータ
を駆動して給紙ローラ36を矢印e方向に回転させる
と、給紙ローラ36と弁別手段34とによって挟まれて
繰り出された記録媒体37は、ガイド38、39によっ
て案内され、搬送ローラ40と第1のレジストローラ4
1との間に送られる。
【0027】そして、図示されないモータを駆動して前
記搬送ローラ40を矢印f方向に回転させると、記録媒
体37は、搬送ローラ40及び第2のレジストローラ4
2によって矢印d方向に搬送され、ガイド81、82に
よって案内され、回転自在に配設された吸着ローラ83
と走行自在に配設された搬送ベルト19との間に送られ
る。なお、前記第1、第2のレジストローラ41、42
は搬送ローラ40に圧接させられる。
【0028】前記従動ローラ21は、搬送ベルト19の
走行方向における前記第1の印刷機構P1の転写部より
上流側において前記吸着ローラ83と対向させて配設さ
れ、搬送ベルト19と接触させられるとともに、給紙機
構30によって送られてきた記録媒体37を吸着ローラ
83と共に帯電させ、記録媒体37を搬送ベルト19に
静電気力によって吸着させる。そのために、吸着ローラ
83は、抵抗値の高い半導電性を有するスポンジ材又は
ゴム材によって形成され、従動ローラ21との間に搬送
ベルト19を挟んで配設される。本実施の形態におい
て、吸着ローラ83は、吸着帯電部材を構成し、吸着電
圧が印加される。なお、前記従動ローラ21によって吸
着帯電部材を構成し、従動ローラ21に吸着電圧を印加
することもできる。また、記録媒体37の搬送方向にお
ける前記吸着ローラ83と第1の印刷機構P1との間に
は、記録媒体37の前端を検出するホトセンサ70が配
設される。
【0029】そして、84は手差トレイであり、操作者
は手差トレイ84及びガイド85に沿って記録媒体37
を手差しで挿入することができる。また、86は手差し
で挿入された記録媒体37の前端を検出するホトセンサ
である。この場合、手差しで挿入された記録媒体37
は、搬送ローラ40及び第2のレジストローラ42によ
って搬送され、ガイド81、82によって案内され、吸
着ローラ83と搬送ベルト19との間に送られる。
【0030】また、駆動ローラ20側における搬送ベル
ト19の上半部19aと対向させて、除電器43が配設
される。該除電器43は、搬送ベルト19に吸着されて
搬送されてきた記録媒体37を除電し、吸着状態を解除
して記録媒体37を搬送ベルト19から分離しやすくす
る。そして、前記除電器43の図2における左方には、
記録媒体37の後端を検出するホトセンサ71、ガイド
44及び定着器45が配設される。該定着器45は、記
録媒体37上のトナーを加熱するヒートローラ46、及
び該ヒートローラ46と共に記録媒体37を加圧する加
圧ローラ47を有し、記録媒体37に形成されたカラー
のトナー像を定着する。
【0031】さらに、前記定着器45の図2における左
方に排出口48が、該排出口48の外側に排出スタッカ
49が配設され、該排出スタッカ49に印刷が終了した
記録媒体37が排出される。図5は本発明の第1の実施
の形態におけるカラー画像記録装置の制御回路のブロッ
ク図である。
【0032】図において、51はマイクロプロセッサ等
から成る制御回路であり、該制御回路51はカラー画像
記録装置11(図1及び2)の全体の動作を制御する。
前記制御回路51には、第1〜第4の印刷機構P1〜P
4の各現像器18のスポンジローラ18cにそれぞれS
Pバイアス電圧を印加するSPバイアス電源52Y、5
2M、52C、52B、前記各第1〜第4の印刷機構P
1〜P4の各現像器18の現像ローラ18aにそれぞれ
DBバイアス電圧を印加するDBバイアス電源53Y、
53M、53C、53B、前記各第1〜第4の印刷機構
P1〜P4の各帯電ローラ17にそれぞれ帯電電圧を印
加する帯電用電源54Y、54M、54C、54B、及
び前記各第1〜第4の印刷機構P1〜P4の各転写ロー
ラ14にそれぞれ転写電圧を印加する転写用電源55
Y、55M、55C、55Bが接続される。なお、本実
施の形態において、該転写用電源55Y、55M、55
C、55Bの電源電圧は約1500〔V〕である。
【0033】また、前記制御回路51には、吸着ローラ
83に吸着電圧を印加する電圧印加手段としての吸着帯
電用電源56、及び除電器43に除電用の高電圧を印加
する除電用電源57がそれぞれ接続される。そして、従
動ローラ21は接地され、前記吸着ローラ83と従動ロ
ーラ21との間に形成される電位差によって静電気力が
発生させられ、該静電気力によって、記録媒体37は搬
送ベルト19に吸着される。なお、前記吸着帯電用電源
56の電源電圧は約1200〜1800〔V〕である。
【0034】また、前記各SPバイアス電源52Y、5
2M、52C、52B、各DBバイアス電源53Y、5
3M、53C、53B、各帯電用電源54Y、54M、
54C、54B、各転写用電源55Y、55M、55
C、55B、吸着帯電用電源56及び除電用電源57
は、前記制御回路51の指示によってオン・オフさせら
れる。
【0035】さらに、制御回路51には、各第1〜第4
の印刷機構P1〜P4にそれぞれ対応させて印刷制御回
路58Y、58M、58C、58Bが接続される。そし
て、該各印刷制御回路58Y、58M、58C、58B
は、各メモリ59Y、59M、59C、59Bからカラ
ー画像データのうちイエロー画像データ、マゼンタ画像
データ、シアン画像データ及びブラック画像データをそ
れぞれ受け、制御回路51からの指示によって、各LE
Dヘッド13に転送し、図示されないLEDアレイの露
光時間を制御し、各感光体ドラム16の表面に静電潜像
を形成する。
【0036】そのために、インタフェース部60は、図
示されない外部装置、例えば、ホストコンピュータから
送信されてきたカラー画像信号を受信すると、該カラー
画像信号を色別に分解してイエロー画像データ、マゼン
タ画像データ、シアン画像データ及びブラック画像デー
タを発生させ、前記イエロー画像データをメモリ59Y
に、マゼンタ画像データをメモリ59Mに、シアン画像
データをメモリ59Cに、ブラック画像データをメモリ
59Bにそれぞれ格納する。
【0037】そして、定着器ドライバ61は、定着器4
5のヒートローラ46を所定の温度に保つように、前記
ヒートローラ46内の図示されないヒータをオン・オフ
させる。また、モータ駆動回路62は、モータ63、6
4A、64B及びカムモータ97を駆動する。そして、
前記モータ63によって給紙ローラ36が回転させら
れ、モータ64Aによって、第4の印刷機構P4の感光
体ドラム16、帯電ローラ17、現像ローラ18a、ス
ポンジローラ18c及び転写ローラ14、並びに駆動ロ
ーラ20、搬送ローラ40及びヒートローラ46が、モ
ータ64Bによって、第1〜第3の印刷機構P1〜P3
の各感光体ドラム16、各帯電ローラ17、各現像ロー
ラ18a、各スポンジローラ18c及び各転写ローラ1
4がそれぞれ回転させられる。また、カムモータ97を
駆動することによって、カラー画像形成ユニット25を
作動位置及び退避位置に選択的に置くことができる。
【0038】なお、前記第1〜第4の印刷機構P1〜P
4の各感光体ドラム16、各帯電ローラ17、各現像ロ
ーラ18a、各スポンジローラ18c及び各転写ローラ
14、並びに駆動ローラ20、搬送ローラ40及びヒー
トローラ46は、図示されないギヤ又はベルトによって
連結される。そして、前記カラー画像形成ユニット25
が退避位置に置かれている場合、モータ64Aが駆動さ
れ、モータ64Bは停止させられる。したがって、第1
〜第3の印刷機構P1〜P3の各感光体ドラム16、各
帯電ローラ17、各現像ローラ18a、各スポンジロー
ラ18c及び各転写ローラ14がそれぞれ停止させられ
る。また、前記モータ64A、64Bの回転速度は、各
感光体ドラム16及び搬送ベルト19の各周速と記録媒
体37の搬送速度とが同じになるように設定される。
【0039】そして、センサレシーバドライバ66は、
各ホトセンサ70、71、86、90を作動させ、該各
ホトセンサ70、71、86、90の出力波形の信号を
制御回路51に送る。次に、ブラック画像を形成する場
合のカラー画像記録装置11の動作について説明する。
【0040】まず、カラー画像記録装置11の図示され
ない電源がオンにされると、制御回路51は、モータ駆
動回路62を介してカムモータ97を駆動させ、ホトセ
ンサ90によってスリット円盤98(図3)のスリット
98aが検出されると、カムモータ97を停止させる。
その結果、前記カラー画像形成ユニット25が退避位置
に置かれ、カラー画像形成ユニット25の各感光体ドラ
ム16は搬送ベルト19から離される。
【0041】その後、制御回路51は、所定の初期設定
を行った後、定着器ドライバ61を駆動して前記ヒート
ローラ46を所定の温度になるまでウォーミングアップ
し、該ヒートローラ46が所定の温度になると、モータ
駆動回路62を介してモータ64Aを駆動し、駆動ロー
ラ20を回転させて搬送ベルト19を矢印d方向に走行
させる。該搬送ベルト19が1周分よりわずかに長く走
行させられると、モータ64Aが停止させられ、搬送ベ
ルト19が停止させられる。これにより、該搬送ベルト
19の表面に残留しているトナー、ゴミ等がクリーニン
グブレード23によって削り落とされ、廃トナータンク
24に落下させられる。なお、クリーニング動作中は、
モータ64Bを回転させないようにしているので、第1
〜第3の印刷機構P1〜P3の各感光体ドラム16、各
帯電ローラ17、各現像ローラ18a及び各スポンジロ
ーラ18cは回転しない。
【0042】このようにして、カラー画像記録装置11
の初期設定が終了すると、インタフェース部60は、前
記外部装置からブラック画像信号が送信されてくるのを
待機する。そして、前記インタフェース部60がブラッ
ク画像信号を受信すると、制御回路51は、インタフェ
ース部60及びメモリ59Bに指示を出し、該指示に基
づいて、インタフェース部60は、ブラック画像データ
を発生させ、記録媒体37上に印刷される1ページ分の
ブラック画像データをメモリ59Bに格納する。この場
合、ブラック画像データだけがメモリ59Bに格納さ
れ、イエロー画像データ、マゼンタ画像データ及びシア
ン画像データは各メモリ59Y、59M、59Cに格納
されない。なお、制御回路51は、インタフェース部6
0にブラック画像信号が送られたか、カラー画像信号が
送られたかを判断し、ブラック画像信号が送られた場
合、カラー画像形成ユニット25を退避位置に、カラー
画像信号が送られた場合、カラー画像形成ユニット25
を作動位置に置く。
【0043】次に、制御回路51が、モータ駆動回路6
2を介してモータ63を駆動し、給紙ローラ36を回転
させると、弁別手段34及び給紙ローラ36によって記
録媒体収容箱31に収容された記録媒体37が弁別さ
れ、1枚ずつ給紙される。そして、給紙された記録媒体
37はガイド38、39によって案内され、記録媒体3
7の前端が搬送ローラ40と第1のレジストローラ41
との間に到達すると、前記モータ63が駆動されて、記
録媒体37はわずかな量だけ更に搬送される。その結
果、記録媒体37は、前端が搬送ローラ40及び第1の
レジストローラ41に当接してわずかに撓(たわ)み、
この撓みによって記録媒体37のスキューが修正され
る。
【0044】次に、制御回路51は、モータ駆動回路6
2を介してモータ64Aを駆動し、第4の印刷機構P4
の感光体ドラム16、帯電ローラ17、現像ローラ18
a、スポンジローラ18c及び転写ローラ14、並びに
駆動ローラ20、搬送ローラ40及びヒートローラ46
をそれぞれ回転させる。また、同時に、制御回路51
は、吸着帯電用電源56をオンにし、吸着ローラ83に
吸着電圧を印加する。
【0045】したがって、前記搬送ローラ40が回転さ
せられると、記録媒体37は、搬送ローラ40及び第
1、第2のレジストローラ41、42によって搬送さ
れ、ガイド81、82によって案内される。その結果、
記録媒体37の前端が吸着ローラ83と搬送ベルト19
との間に到達する。そして、記録媒体37は、従動ロー
ラ21と吸着ローラ83との間に発生させられる静電気
力によって搬送ベルト19に吸着される。さらに、前記
搬送ローラ40が回転させられると、記録媒体37は搬
送ベルト19に吸着された状態で矢印d方向に搬送され
る。そして、制御回路51は、センサレシーバドライバ
66を介してホトセンサ70によって記録媒体37の前
端を検出する。なお、記録媒体37の後端が前記給紙ロ
ーラ36から離れると、制御回路51はモータ駆動回路
62を介してモータ63を停止させる。
【0046】続いて、制御回路51は、ホトセンサ70
が記録媒体37の前端を検出すると、第4の印刷機構P
4の帯電ローラ17、現像ローラ18a及びスポンジロ
ーラ18cに帯電電圧、DBバイアス電圧及びSPバイ
アス電圧をそれぞれ印加するために、帯電用電源54
B、DBバイアス電源53B及びSPバイアス電源52
Bをそれぞれオンにする。このようにして、第4の印刷
機構P4において、感光体ドラム16の表面は、帯電ロ
ーラ17によって一様に、かつ、均一に帯電させられ、
現像ローラ18a及びスポンジローラ18cによってト
ナーが帯電させられる。
【0047】次に、前記制御回路51は、メモリ59B
に指示を出し、該メモリ59Bから1ライン分のブラッ
ク画像データを読み出し、該ブラック画像データを印刷
制御回路58Bに送る。該印刷制御回路58Bは、制御
回路51からの指示によってメモリ59Bから送られて
きたブラック画像データを、第4の印刷機構P4のLE
Dヘッド13に転送することができる形に変え、該LE
Dヘッド13に転送する。
【0048】そして、第4の印刷機構P4のLEDヘッ
ド13は、印刷制御回路58Bから転送されたブラック
画像データに対応するLEDアレイを点灯させ、−80
0〔V〕に一様に、かつ、均一に帯電させられた感光体
ドラム16の表面に、前記ブラック画像データに対応し
た1ライン分の静電潜像を形成する。該静電潜像の画像
部の表面電位は0〔V〕の近傍になる。
【0049】このようにして、1ラインごとにメモリ5
9Bから読み出されたブラック画像データに従って、感
光体ドラム16に静電潜像が形成され、副走査方向の長
さ分のブラック画像データに従って静電潜像が形成され
ると、露光が終了される。そして、静電潜像が形成され
た感光体ドラム16の表面には、帯電させられた現像ロ
ーラ18aによる静電気力によってブラックのトナーが
付着させられる。したがって、前記感光体ドラム16の
回転に伴って、静電潜像はブラックのトナーによって順
次現像され、ブラックのトナー像になる。
【0050】そして、前記記録媒体37の前端が第4の
印刷機構P4の転写部に到達すると、制御回路51は第
4の印刷機構P4の転写用電源55Bをオンにする。そ
の結果、前記転写ローラ14は+Vty(約1200〜
1800〔V〕)に帯電させられ、感光体ドラム16上
のブラックのトナー像は、記録媒体37に1ラインずつ
転写される。そして、前記感光体ドラム16の回転に伴
って、1ページ分のブラックのトナー像が記録媒体37
に転写される。このようにして、第4の印刷機構P4に
よる記録媒体37へのブラックのトナー像の転写が終了
する。
【0051】なお、記録媒体37の後端が第4の印刷機
構P4の転写部に到達した時点で、制御回路51は、第
4の印刷機構P4の帯電用電源54B、DBバイアス電
源53B、SPバイアス電源52B及び転写用電源55
Bをオフにする。続いて、記録媒体37は搬送ベルト1
9によって除電器43に送られる。ここで、制御回路5
1は、除電用電源57をオンにして除電器43によって
記録媒体37を除電する。これにより、該記録媒体37
は、搬送ベルト19から分離しやすくなり、駆動ローラ
20上で搬送ベルト19から離れ、ガイド44によって
案内され、定着器45に送られる。そして、前記記録媒
体37が搬送ベルト19から分離すると、制御回路51
は除電用電源57をオフにする。
【0052】前記定着器45においては、既に定着可能
な所定の温度に達しているヒートローラ46、及び該ヒ
ートローラ46に圧接させられる加圧ローラ47によっ
て、ブラックのトナー像が記録媒体37に定着され、ブ
ラック画像が形成される。そして、定着が終了すると、
記録媒体37は排出口48から排出スタッカ49に排出
される。この場合、前記制御回路51は、ホトセンサ7
1が記録媒体37の後端を検出すると、前記記録媒体3
7が排出されたことをセンサレシーバドライバ66を介
して知る。
【0053】このようにして、前記記録媒体37の排出
が終了すると、制御回路51はモータ駆動回路62を介
してモータ64Aを停止させる。また、手差トレイ84
から挿入された記録媒体37についても、同様にブラッ
ク画像を形成することができる。この場合、操作者が記
録媒体37を手差トレイ84にセットすると、制御回路
51は、センサレシーバドライバ66を介してホトセン
サ86によって記録媒体37を検出し、モータ駆動回路
62を介してカムモータ97を駆動し、カラー画像形成
ユニット25を退避位置に置く。次に、制御回路51
は、モータ駆動回路62を介してモータ64Aを駆動
し、第4の印刷機構P4の感光体ドラム16、帯電ロー
ラ17、現像ローラ18a、スポンジローラ18c及び
転写ローラ14、並びに駆動ローラ20、搬送ローラ4
0及びヒートローラ46をそれぞれ回転させる。また、
同時に、制御回路51は、吸着帯電用電源56をオンに
して吸着ローラ83に吸着電圧を印加する。
【0054】その結果、前記搬送ローラ40は回転させ
られ、手差トレイ84から挿入された記録媒体37は、
前記搬送ローラ40及び第2のレジストローラ42によ
って搬送され、ガイド81、82によって案内され、前
端が吸着ローラ83と搬送ベルト19との間に到達す
る。このとき、記録媒体37は、従動ローラ21と吸着
ローラ83との間に発生させられる静電気力によって搬
送ベルト19に吸着される。さらに、搬送ローラ40が
回転させられると、記録媒体37は搬送ベルト19に吸
着された状態で矢印d方向に搬送される。そして、制御
回路51は、センサレシーバドライバ66を介してホト
センサ70によって記録媒体37の前端を検出する。続
いて、前述された動作に従ってブラック画像が形成され
る。
【0055】次に、カラー画像を形成する場合のカラー
画像記録装置11の動作について説明する。カラー画像
記録装置11の初期設定が終了すると、インタフェース
部60は前記外部装置からカラー画像信号が送信されて
くるのを待機する。そして、前記インタフェース部60
がカラー画像信号を受信すると、制御回路51は、イン
タフェース部60及び各メモリ59Y、59M、59
C、59Bに指示を出し、該指示に基づいて、前記イン
タフェース部60は、受信したカラー画像信号を色別に
分解してカラー画像データを発生させ、該カラー画像デ
ータのうちのイエロー画像データをメモリ59Yに、マ
ゼンタ画像データをメモリ59Mに、シアン画像データ
をメモリ59Cに、ブラック画像データをメモリ59B
にそれぞれ格納する。この場合、各メモリ59Y、59
M、59C、59Bには、それぞれ記録媒体37上に印
刷される1ページ分の各イエロー画像データ、マゼンタ
画像データ、シアン画像データ及びブラック画像データ
が格納されるようになっている。
【0056】次に、制御回路51が、モータ駆動回路6
2を介してモータ63を駆動し、給紙ローラ36を回転
させると、弁別手段34及び給紙ローラ36によって記
録媒体収容箱31に収容された記録媒体37が弁別さ
れ、1枚ずつ給紙される。そして、給紙された記録媒体
37はガイド38、39によって案内され、記録媒体3
7の前端が搬送ローラ40と第1のレジストローラ41
との間に到達すると、モータ63が駆動されて、記録媒
体37はわずかな量だけ更に搬送される。
【0057】続いて、制御回路51は、モータ駆動回路
62を介してモータ64A、64Bを駆動し、第1〜第
4の印刷機構P1〜P4の各感光体ドラム16、各帯電
ローラ17、各現像ローラ18a、各スポンジローラ1
8c及び各転写ローラ14、並びに駆動ローラ20、搬
送ローラ40及びヒートローラ46をそれぞれ回転させ
る。また、同時に、制御回路51は、吸着帯電用電源5
6をオンにし、吸着ローラ83に吸着電圧を印加する。
【0058】したがって、搬送ローラ40が回転させら
れると、記録媒体37は、搬送ローラ40及び第1、第
2のレジストローラ41、42によって搬送され、ガイ
ド81、82によって案内される。その結果、記録媒体
37の前端が吸着ローラ83と搬送ベルト19との間に
到達する。そして、記録媒体37は、従動ローラ21と
吸着ローラ83との間に発生させられる静電気力によっ
て搬送ベルト19に吸着される。さらに、前記搬送ロー
ラ40が回転させられると、記録媒体37は搬送ベルト
19に吸着された状態で矢印d方向に搬送される。そし
て、制御回路51は、センサレシーバドライバ66を介
してホトセンサ70によって記録媒体37の前端を検出
する。なお、記録媒体37の後端が給紙ローラ36から
離れると、制御回路51はモータ駆動回路62を介して
モータ63を停止させる。
【0059】続いて、制御回路51は、ホトセンサ70
が記録媒体37の前端を検出すると、第1〜第4の印刷
機構P1〜P4の各帯電ローラ17、各現像ローラ18
a及び各スポンジローラ18cに帯電電圧、DBバイア
ス電圧及びSPバイアス電圧をそれぞれ印加するため
に、各帯電用電源54Y、54M、54C、54B、各
DBバイアス電源53Y、53M、53C、53B及び
各SPバイアス電源52Y、52M、52C、52Bを
それぞれオンにする。
【0060】このようにして、各第1〜第4の印刷機構
P1〜P4において、各感光体ドラム16の表面は、そ
れぞれ各帯電ローラ17によって一様に、かつ、均一に
帯電させられ、各現像ローラ18a及び各スポンジロー
ラ18cによってトナーが帯電させられる。次に、前記
制御回路51は、メモリ59Yに指示を出し、メモリ5
9Yから1ライン分のイエロー画像データを読み出し、
該イエロー画像データを印刷制御回路58Yに送る。該
印刷制御回路58Yは、制御回路51からの指示によっ
てメモリ59Yから送られてきたイエロー画像データ
を、第1の印刷機構P1のLEDヘッド13に転送する
ことができる形に変え、該LEDヘッド13に転送す
る。
【0061】そして、第1の印刷機構P1のLEDヘッ
ド13は、印刷制御回路58Yから転送されたイエロー
画像データに対応するLEDアレイを点灯させ、−80
0〔V〕に一様に、かつ、均一に帯電させられた感光体
ドラム16の表面に、前記イエロー画像データに対応し
た1ライン分の静電潜像を形成する。このようにして、
1ラインごとにメモリ59Yから読み出されたイエロー
画像データに従って、感光体ドラム16に静電潜像が形
成され、副走査方向の長さ分のイエロー画像データに従
って静電潜像が形成されると、露光が終了される。そし
て、静電潜像が形成された感光体ドラム16の表面に
は、帯電させられた現像ローラ18aによる静電気力に
よってイエローのトナーが付着させられる。したがっ
て、前記感光体ドラム16の回転に伴って、静電潜像は
イエローのトナーによって順次現像され、イエローのト
ナー像になる。
【0062】そして、前記記録媒体37の前端が第1の
印刷機構P1の転写部に到達すると、制御回路51は第
1の印刷機構P1の転写用電源55Yをオンにする。そ
の結果、前記転写ローラ14は帯電させられ、感光体ド
ラム16上のイエローのトナー像は、記録媒体37に1
ラインずつ転写される。そして、前記感光体ドラム16
の回転に伴って、1ページ分のイエローのトナー像が記
録媒体37に転写される。このようにして、第1の印刷
機構P1による記録媒体37へのイエローのトナー像の
転写が終了する。
【0063】なお、記録媒体37の後端が第1の印刷機
構P1の転写部に到達した時点で、制御回路51は、第
1の印刷機構P1の帯電用電源54Y、DBバイアス電
源53Y及びSPバイアス電源52Yをそれぞれオフに
する。そして、前記搬送ベルト19は継続して走行させ
られ、記録媒体37は第1の印刷機構P1から第2の印
刷機構P2に移動し、次に、第2の印刷機構P2におい
てマゼンタのトナー像が記録媒体37に転写される。
【0064】すなわち、制御回路51は、メモリ59M
に指示を出し、該メモリ59Mから1ライン分のマゼン
タ画像データを読み出し、該マゼンタ画像データを印刷
制御回路58Mに送る。該印刷制御回路58Mは、制御
回路51からの指示によってメモリ59Mから送られて
きたマゼンタ画像データを、第2の印刷機構P2のLE
Dヘッド13に転送することができる形に変え、該LE
Dヘッド13に転送する。
【0065】そして、第2の印刷機構P2のLEDヘッ
ド13は、印刷制御回路58Mから転送されたマゼンタ
画像データに対応するLEDアレイを点灯させ、一様
に、かつ、均一に帯電させられた感光体ドラム16の表
面に、前記マゼンタ画像データに対応した1ライン分の
静電潜像を形成する。このようにして、1ラインごとに
メモリ59Mから読み出されたマゼンタ画像データに従
って、感光体ドラム16に静電潜像が形成され、副走査
方向の長さ分のマゼンタ画像データに従って静電潜像が
形成されると、露光が終了される。そして、静電潜像が
形成された感光体ドラム16の表面には、帯電させられ
た現像ローラ18aによる静電気力によってマゼンタの
トナーが付着させられる。したがって、前記感光体ドラ
ム16の回転に伴って、静電潜像はマゼンタのトナーに
よって順次現像され、マゼンタのトナー像になる。
【0066】そして、前記記録媒体37の前端が第2の
印刷機構P2の転写部に到達すると、制御回路51は第
2の印刷機構P2の転写用電源55Mをオンにする。そ
の結果、前記転写ローラ14は帯電させられ、感光体ド
ラム16上のマゼンタのトナー像は、記録媒体37に1
ラインずつ転写される。そして、前記感光体ドラム16
の回転に伴って、1ページ分のマゼンタのトナー像が記
録媒体37におけるイエローのトナー像の上に重ねて転
写される。このようにして、第2の印刷機構P2による
記録媒体37へのマゼンタのトナー像の転写が終了す
る。
【0067】次に、記録媒体37は、第2の印刷機構P
2から第3の印刷機構P3に移動し、該第3の印刷機構
P3においてシアンのトナー像が記録媒体37に転写さ
れる。そして、シアンのトナー像が記録媒体37に転写
されると、記録媒体37は第3の印刷機構P3から第4
の印刷機構P4に移動し、該第4の印刷機構P4におい
てブラックのトナー像が記録媒体37に転写される。な
お、一般に、カラー画像を形成する場合、下色除去(U
CR)等によってブラックのトナーが墨入れ用として使
用される。したがって、カラー画像を形成する場合にお
いても、第4の印刷機構P4の感光体ドラム16は搬送
ベルト19と接触させられる。
【0068】このように、各色のトナー像が記録媒体3
7に順次重ねて転写され、カラーのトナー像が形成され
る。続いて、記録媒体37は搬送ベルト19によって除
電器43に送られる。ここで、制御回路51は、除電用
電源57をオンにして除電器43によって記録媒体37
を除電する。これにより、該記録媒体37は、搬送ベル
ト19から分離しやすくなり、駆動ローラ20上で搬送
ベルト19から離れ、ガイド44によって案内され、定
着器45に送られる。そして、前記記録媒体37が搬送
ベルト19から分離すると、制御回路51は除電用電源
57をオフにする。
【0069】前記定着器45においては、既に定着可能
な所定の温度に達しているヒートローラ46、及び該ヒ
ートローラ46に圧接させられる加圧ローラ47によっ
て、カラーのトナー像が記録媒体37に定着され、カラ
ー画像が形成される。そして、定着が終了すると、記録
媒体37は排出口48から排出スタッカ49に排出され
る。この場合、前記制御回路51は、ホトセンサ71が
記録媒体37の後端を検出すると、前記記録媒体37が
排出されたことをセンサレシーバドライバ66を介して
知る。
【0070】このようにして、前記記録媒体37の排出
が終了すると、制御回路51はモータ駆動回路62を介
してモータ64A、64Bを停止させる。なお、第1の
印刷機構P1において、1ページ分のトナー像の転写が
終了すると、転写用電源55Yはオフにされる。同様
に、第2〜第4の印刷機構P2〜P4についても1ペー
ジ分のトナー像の転写が終了すると、順次転写用電源5
5M、55C、55Bはオフにされる。
【0071】このように、給紙機構30によって送られ
た記録媒体37にカラー画像を形成することができる。
また、手差トレイ84から挿入された記録媒体37に
も、同様にカラー画像を形成することができる。この場
合、操作者が記録媒体37を手差トレイ84にセットす
ると、制御回路51は、センサレシーバドライバ66を
介してホトセンサ86によって記録媒体37を検出し、
次に、モータ駆動回路62を介してモータ64A、64
Bを駆動し、各第1〜第4の印刷機構P1〜P4の各感
光体ドラム16、各帯電ローラ17、各現像ローラ18
a、各スポンジローラ18c及び各転写ローラ14、並
びに駆動ローラ20、搬送ローラ40及びヒートローラ
46をそれぞれ回転させる。また、同時に、制御回路5
1は、吸着帯電用電源56をオンにして吸着ローラ83
に吸着電圧を印加する。
【0072】その結果、前記搬送ローラ40は回転させ
られ、手差トレイ84から挿入された記録媒体37は、
前記搬送ローラ40及び第2のレジストローラ42によ
って搬送され、ガイド81、82によって案内され、前
端が吸着ローラ83と搬送ベルト19との間に到達す
る。このとき、記録媒体37は、従動ローラ21と吸着
ローラ83との間に発生させられる静電気力によって搬
送ベルト19に吸着される。さらに、搬送ローラ40が
回転させられると、記録媒体37は搬送ベルト19に吸
着された状態で矢印d方向に搬送される。そして、制御
回路51は、センサレシーバドライバ66を介してホト
センサ70によって記録媒体37の前端を検出する。続
いて、前述された動作に従ってカラー画像が形成され
る。
【0073】次に、吸着ローラ83について説明する。
図6は本発明の第1の実施の形態における吸着ローラの
正面図、図7は本発明の第1の実施の形態における吸着
ローラの側面図、図8は本発明の第1の実施の形態にお
ける吸着ローラの配設状態を示す斜視図である。図にお
いて、83は最大記録幅と等しい軸方向寸法、すなわ
ち、長さL1を有する吸着ローラ、151は金属製の
軸、152は該軸151の周囲に配設された導電性及び
弾性を有するスポンジローラである。該スポンジローラ
152は、紡錘形状を有し、中央の長さL2にわたって
形成された円柱状部分153、及び両縁部分に形成され
た小径部としての円錐(すい)形部分154から成る。
なお、δ1は前記軸151の外周面と円柱状部分153
の外周面との間の距離、δ2は前記吸着ローラ83の両
端と軸151の外周面との間の距離である。
【0074】このように、前記吸着ローラ83は、両縁
部分に径の小さい円錐形部分154を備えるので、吸着
ローラ83の長さL1より小さな幅の記録媒体37に対
して画像を記録する場合、吸着ローラ83の両縁部分が
記録媒体37を介さず搬送ベルト19と直接接触するこ
とが防止される。そして、前記両縁部分においては、吸
着ローラ83と従動ローラ21との間のインピーダンス
が大きくなるので、吸着電流の大部分が搬送ベルト19
を介してだけ流れることがなくなり、記録媒体37に十
分に吸着電流が流れる。
【0075】したがって、記録媒体37に対して十分な
静電気力を発生させることができ、搬送ベルト19上に
おいて記録媒体37が滑ることがなくなるので、画像品
位を向上させることができる。特に、カラー画像記録装
置11(図1及び2)においては、搬送ベルト19上に
おいて記録媒体37が滑らないので、カラー画像に色ず
れが発生するのを防止することができる。
【0076】そして、吸着電流と静電気力との関係が記
録媒体37の寸法によって変化するのを抑制することが
できるので、吸着電流を容易に制御することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。な
お、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについて
は、同じ符号を付与することによってその説明を省略す
る。
【0077】図9は本発明の第2の実施の形態における
吸着ローラの配設状態を示す側面図、図10は本発明の
第2の実施の形態における吸着ローラの配設状態を示す
斜視図、図11は本発明の第2の実施の形態におけるカ
ラー画像記録装置の動作を示すフローチャート、図12
は本発明の第2の実施の形態における吸着ローラの第1
の状態を示す図、図13は本発明の第2の実施の形態に
おける吸着ローラの第2の状態を示す図である。
【0078】この場合、吸着ローラ83は上下方向に移
動自在に配設され、制御回路51(図5)の図示されな
い距離変更手段は、記録媒体37の寸法に対応させて吸
着ローラ83の軸151と回転部材としての従動ローラ
21の軸171との間の距離を変更する。そのために、
吸着ローラ83は一対のブラケット155によって回転
自在に支持され、かつ、該各ブラケット155はカラー
画像記録装置11(図1及び2)の装置本体に対して上
下方向に移動自在に配設される。そして、一方のブラケ
ット155の突起板部156の下方に、シャフト158
によって偏心カム157が回転自在に支持され、スプリ
ング160によって前記突起板部156が偏心カム15
7に押し付けられる。したがって、偏心カム157を回
転させ、突起板部156を上下に移動させると、吸着ロ
ーラ83は偏心カム157の偏心量だけ上下方向に移動
させられる。また、前記シャフト158にはギヤ159
が固定され、該ギヤ159とカムモータ161の回転軸
に固定されたモータギヤ162とが噛合させられる。そ
して、前記シャフト158にはスリット円盤163が固
定され、該スリット円盤163にスリット164が形成
される。また、該スリット164をホトセンサ165に
よって検出することにより、前記制御回路51は偏心カ
ム157の位置を知る。なお、本実施の形態において
は、偏心カム157を回転させることによって吸着ロー
ラ83の位置を変更するようになっているが、ラックア
ンドピニオンを使用して吸着ローラ83の位置を変更す
ることもできる。前記ブラケット155、偏心カム15
7、シャフト158及びカムモータ161によって距離
変更機構が構成される。
【0079】次に、吸着ローラ83を上下方向に移動さ
せるためのカラー画像形成装置11の動作について説明
する。まず、操作者が用紙収容カセット30Aに記録媒
体37をセットすると、前記制御回路51は、給紙機構
30に配設された図示されない用紙センサからの信号を
読み取り、記録媒体37の幅を検出する。続いて、制御
回路51の図示されない吸着ローラ位置決定手段は、検
出された記録媒体37の幅に対応させて吸着ローラ83
の位置を決定する。この場合、制御回路51は、検出さ
れた記録媒体37の幅とあらかじめ設定された複数の閾
(しきい)値とを比較して吸着ローラ83の位置を決定
する。なお、図示されないメモリにあらかじめ格納され
たテーブルを参照して、検出された記録媒体37の幅に
対応する吸着ローラ83の位置を読み出すことができ
る。
【0080】続いて、制御回路51は、ホトセンサ16
5によって検出されたスリット164に対応させてカム
モータ161を駆動し、吸着ローラ83を記録媒体37
の幅に対応する適正位置に移動させ、その状態で印字動
作を開始する。図12に示されるように、記録媒体37
の幅が狭く、W1であると、軸151と軸171との間
の距離が比較的大きくされ、H1にされる。この場合、
円柱状部分153と記録媒体37の大部分とが接触し、
幅の狭い記録媒体37に対して十分な静電気力を発生さ
せることができる。
【0081】図13に示されるように、記録媒体37の
幅が広く、W2であると、軸151と軸171との間の
距離が比較的小さくされ、H2にされる。この場合、吸
着ローラ83の下方への移動に伴って吸着ローラ83が
記録媒体37に押し付けられ、吸着ローラ83における
記録媒体37と当接する部分は変形し、円柱状部分15
3の全部及び円錐形部分154の大部分と記録媒体37
の大部分とが接触する。したがって、幅の広い記録媒体
37に対して十分な静電気力を発生させることができる
とともに、円錐形部分154が記録媒体37を介さず搬
送ベルト19と直接接触することが防止される。
【0082】このように、記録媒体37の幅が狭くなる
ほど吸着ローラ83と搬送ベルト19とが接触する部分
の面積、すなわち、接触面積が小さくされ、記録媒体3
7の幅が広くなるほど吸着ローラ83と搬送ベルト19
との接触面積が大きくされるので、記録媒体37の幅が
変化しても、常に、記録媒体37に対して十分な静電気
力を発生させることができる。
【0083】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS1 記録媒体37をセットする。 ステップS2 記録媒体37の幅を検出する。 ステップS3 記録媒体37の幅と閾値とを比較する。 ステップS4 吸着ローラ83の位置を決定する。 ステップS5 吸着ローラ83を移動させる。 ステップS6 印刷動作を開始する。
【0084】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。なお、第2の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。図14は本発明の第3の実施の形態に
おける吸着ローラの正面図、図15は本発明の第3の実
施の形態におけるカラー画像記録装置の動作を示すフロ
ーチャート、図16は本発明の第3の実施の形態におけ
る吸着ローラの第1の状態を示す図、図17は本発明の
第3の実施の形態における吸着ローラの第2の状態を示
す図である。
【0085】図において、181は最大記録幅と等しい
軸方向寸法、すなわち、長さL11を有する吸着ロー
ラ、151は金属製の軸、183は前記吸着ローラ18
1の中央の長さL12にわたって形成された大径部分、
184は前記吸着ローラ181の両縁部分に形成された
小径部としての小径部分であり、前記大径部分183及
び小径部分184は、いずれも軸151の周囲に配設さ
れた導電性を有するスポンジ材又はゴム材から成る。そ
して、前記大径部分183及び小径部分184のうち、
少なくとも大径部分183は弾性を有する。なお、γ1
は前記軸151の中心と大径部分183の外周面との間
の距離、γ2は前記軸151の中心と小径部分184の
外周面との間の距離であり、前記距離γ1、γ2は、 γ1>γ2 である。また、前記吸着ローラ181の長さL11は最
大記録幅より大きく、前記大径部分183の長さL12
は、カラー画像記録装置11(図1及び2)で使用され
る最小の記録媒体37の幅、すなわち、最小記録幅より
小さくされる。
【0086】そして、吸着ローラ181は上下方向に移
動自在に配設され、記録媒体37の寸法に対応させて吸
着ローラ181の軸151と回転部材としての従動ロー
ラ21の軸171との間の距離が2段階に変更される。
まず、操作者が用紙収容カセット30Aに記録媒体37
をセットすると、制御回路51(図5)は、給紙機構3
0に配設された図示されない用紙センサからの信号を読
み取り、記録媒体37の幅を検出する。続いて、制御回
路51の図示されない吸着ローラ位置決定手段は、検出
された記録媒体37の幅に対応させて吸着ローラ83の
位置を決定する。この場合、制御回路51は、検出され
た記録媒体37の幅と吸着ローラ181の長さL11と
を比較して吸着ローラ83の位置を決定する。
【0087】続いて、制御回路51は、ホトセンサ16
5(図10)によって検出されたスリット164に対応
させてカムモータ161を駆動し、吸着ローラ181を
記録媒体37の幅に対応する適正位置に移動させ、その
状態で印字動作を開始する。図16に示されるように、
記録媒体37の幅が狭く、W11であると、 W11<L11 になり、吸着ローラ181は図16に示される第1の位
置に置かれ、軸151と軸171との間の距離が大きく
され、H11にされる。このとき、大径部分183と記
録媒体37とが接触するので、幅の狭い記録媒体37に
対して十分な静電気力を発生させることができる。ま
た、小径部分184が記録媒体37を介さず搬送ベルト
19と直接接触することが防止される。
【0088】図17に示されるように、記録媒体37の
幅が広く、W12であると、 W12≧L11 になり、吸着ローラ181は図17に示される第2の位
置に置かれ、軸151と軸171との間の距離が小さく
され、H12にされる。このとき、大径部分183及び
小径部分184と記録媒体37とが接触するので、幅の
広い記録媒体37に対して十分な静電気力を発生させる
ことができる。
【0089】このように、記録媒体37の幅に対応させ
て、吸着ローラ181が第1、第2の位置に置かれ、幅
が狭いときに吸着ローラ181と搬送ベルト19との接
触面積が小さくされ、記録媒体37の幅が広いときに吸
着ローラ181と搬送ベルト19との接触面積が大きく
されるので、記録媒体37の幅が変化しても、常に、記
録媒体37に対して十分な静電気力を発生させることが
できる。なお、本実施の形態においては、吸着ローラ1
81を大径部分183及び小径部分184によって構成
するようになっているが、径が異なる3個以上の部分に
よって構成することもできる。
【0090】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS11 記録媒体37をセットする。 ステップS12 記録媒体37の幅を検出する。 ステップS13 記録媒体37の幅と吸着ローラ181
の長さとを比較する。 ステップS14 吸着ローラ181の位置を決定する。 ステップS15 吸着ローラ181を移動させる。 ステップS16 印刷動作を開始する。
【0091】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。図18は本発明の第4の実施の形態に
おける吸着ローラの状態を示す図である。
【0092】吸着ローラ83に吸着電圧を印加するタイ
ミングは、吸着ローラ83と搬送ベルト19との間に記
録媒体37(図1)が挟まれるまでに設定すればよいの
で、記録媒体37が給紙されて前端が搬送ローラ40と
第1のレジストローラ41との間に到達するか、操作者
が記録媒体37を手差トレイ84にセットすると、制御
回路51(図5)は、吸着帯電用電源56をオンにし、
吸着ローラ83に吸着電圧を印加する。
【0093】そして、記録媒体37の後端が吸着ローラ
83と搬送ベルト19との間を通過した後は吸着ローラ
83に吸着電圧を印加しておく必要はない。そこで、制
御回路51は、給紙機構30に配設された図示されない
用紙センサからの信号を読み取り、記録媒体37の長さ
を検出するとともに、記録媒体37の長さ、及び搬送ロ
ーラ40と第1のレジストローラ41との間から吸着ロ
ーラ83までの距離に基づいて設定された時間に基づい
て、吸着帯電用電源56をオフにする。また、記録媒体
37の長さ及び手差トレイ84から吸着ローラ83まで
の距離に基づいて設定された時間に基づいて、吸着帯電
用電源56をオフにする。なお、前記記録媒体37の長
さを、制御回路51にあらかじめ設定しておくこともで
きる。
【0094】また、吸着ローラ83は、吸着帯電用電源
56がオンにされている間だけ搬送ベルト19と接触さ
せられ、オフにされている間は、吸着ローラ83の軸1
51と回転部材としての従動ローラ21の軸171との
間の距離が大きくされ、H3にされて吸着ローラ83と
搬送ベルト19とが離される。このように、前記吸着ロ
ーラ83は、記録媒体37が吸着ローラ83と搬送ベル
ト19との間を通過する前及び後に、搬送ベルト19か
ら離され、かつ、吸着電圧の印加が停止される。
【0095】したがって、吸着ローラ83に吸着電圧を
印加することによって消費されるエネルギーを少なくす
ることができるだけでなく、吸着ローラ83が劣化する
のを抑制することができる。なお、本発明は前記実施の
形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づい
て種々変形させることが可能であり、それらを本発明の
範囲から排除するものではない。
【0096】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、画像記録装置においては、回転自在に配設された
吸着ローラと、該吸着ローラと対向させて回転自在に配
設された回転部材と、導電性を有する材料によって形成
され、前記吸着ローラと回転部材との間を走行させら
れ、記録媒体を搬送する搬送ベルトと、前記吸着ローラ
及び回転部材のうちの少なくとも一方に吸着電圧を印加
する電圧印加手段とを有する。
【0097】そして、前記吸着ローラは、両縁部分に径
の小さい小径部を備える。この場合、例えば、吸着ロー
ラの長さより小さい幅の記録媒体に対して画像を記録す
るとき、吸着ローラの両縁部分が記録媒体を介さず搬送
ベルトと直接接触することが防止される。そして、前記
両縁部分においては、吸着ローラと搬送ベルトとの間の
インピーダンスが大きくなるので、吸着電流の大部分が
吸着ローラと搬送ベルトとの間を直接流れることがなく
なり、記録媒体に十分に吸着電流が流れる。
【0098】したがって、記録媒体に対して十分な静電
気力を発生させることができ、搬送ベルト上において記
録媒体が滑ることがなくなるので、画像品位を向上させ
ることができる。特に、カラー画像記録装置において
は、搬送ベルト上において記録媒体が滑らないので、カ
ラー画像に色ずれが発生するのを防止することができ
る。
【0099】そして、吸着電流と静電気力との関係が記
録媒体の寸法によって変化するのを抑制することができ
るので、吸着電流を容易に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるカラー画像
記録装置の第1の概略図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるカラー画像
記録装置の第2の概略図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるカラー画像
形成ユニットの斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるカラー画像
形成ユニットを退避位置に置いた状態を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるカラー画像
記録装置の制御回路のブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における吸着ローラ
の正面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態における吸着ローラ
の側面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における吸着ローラ
の配設状態を示す斜視図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における吸着ローラ
の配設状態を示す側面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態における吸着ロー
ラの配設状態を示す斜視図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態におけるカラー画
像記録装置の動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施の形態における吸着ロー
ラの第1の状態を示す図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態における吸着ロー
ラの第2の状態を示す図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態における吸着ロー
ラの正面図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態におけるカラー画
像記録装置の動作を示すフローチャートである。
【図16】本発明の第3の実施の形態における吸着ロー
ラの第1の状態を示す図である。
【図17】本発明の第3の実施の形態における吸着ロー
ラの第2の状態を示す図である。
【図18】本発明の第4の実施の形態における吸着ロー
ラの状態を示す図である。
【符号の説明】
11 カラー画像記録装置 19 搬送ベルト 21 従動ローラ 37 記録媒体 51 制御回路 56 吸着帯電用電源 83、181 吸着ローラ 151、171 軸 154 円錐形部分 184 小径部分
フロントページの続き (72)発明者 尾形 秀一郎 東京都港区芝浦四丁目11番地22号 株式会 社沖データ内 (72)発明者 井上 弘之 東京都港区芝浦四丁目11番地22号 株式会 社沖データ内 Fターム(参考) 2H032 BA11 BA18 DA04 DA08 DA19 DA22 DA28 3F101 CA17 CC30 LA01 LB03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)回転自在に配設された吸着ローラ
    と、(b)該吸着ローラと対向させて回転自在に配設さ
    れた回転部材と、(c)導電性を有する材料によって形
    成され、前記吸着ローラと回転部材との間を走行させら
    れ、記録媒体を搬送する搬送ベルトと、(d)前記吸着
    ローラ及び回転部材のうちの少なくとも一方に吸着電圧
    を印加する電圧印加手段とを有するとともに、(e)前
    記吸着ローラは、両縁部分に径の小さい小径部を備える
    ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記吸着ローラの軸と回転部材の軸との
    間の距離を変更する距離変更手段を備える請求項1に記
    載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記吸着ローラは、軸方向における少な
    くとも中央部分が弾性を有する材料によって形成される
    請求項1に記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記吸着ローラは、記録媒体が吸着ロー
    ラと搬送ベルトとの間を通過する前及び後に、搬送ベル
    トから離され、かつ、吸着電圧の印加が停止される請求
    項1に記載の画像記録装置。
JP11035344A 1999-02-15 1999-02-15 画像記録装置 Withdrawn JP2000233841A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8204428B2 (en) 2006-11-29 2012-06-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device capable of preventing detection error of test pattern on conveyor belt
JP2013044998A (ja) * 2011-08-25 2013-03-04 Oki Data Corp 画像形成装置
US8577268B2 (en) 2009-12-14 2013-11-05 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8204428B2 (en) 2006-11-29 2012-06-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device capable of preventing detection error of test pattern on conveyor belt
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