JP2000234409A - コンクリートスラブの施工方法およびその施工に用いる埋込材 - Google Patents
コンクリートスラブの施工方法およびその施工に用いる埋込材Info
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Abstract
とする作用力を従来のように抑止するのではなく、これ
を利用することに着目して、埋込材をコンクリート層の
途中にて適切に埋込むこと。 【解決手段】コンクリート打込用の脱型仮型枠1に対し
て埋込材Aをセッティングしてコンクリートを打込み施
工する方法において、埋込材A内に挿通されてあって、
埋込材Aの浮上と同伴して上昇できる芯材2を脱型仮型
枠1に挿通接続して設けておくと共に、この芯材2の下
端または下端付近に芯材2の上昇位置を規制できるスト
ッパー20を設けておき、コンクリートの打込みによっ
て埋込材Aを芯材2とともにストッパー20で規制され
る所定位置まで浮上させ、コンクリート層内の厚み途中
に埋込材Aを埋込むことを特徴とするコンクリートスラ
ブの施工方法と、コンクリート打込用の脱型仮型枠1に
対して挿通接続できる芯材2を備えた埋込材Aであっ
て、上記芯材2は埋込材A内に挿通してあり、上記埋込
材Aはコンクリートの打込みによって芯材2を伴って浮
上できるように設けてあることを特徴とする埋込材。
Description
ト層の途中に埋込めるコンクリートスラブの施工方法お
よびその施工に用いる埋込材に関する。
より埋込材をコンクリート層中に埋込むコンクリートス
ラブ施工方法としては、埋込材と共にその固定部材や支
承具を一緒にコンクリートにて囲繞できるようにした方
法が採用されており、特公平2−41614号によるコ
ンクリートスラブの施工方法を例示できる。
込材を脱型仮型枠から若干浮かせた状態に予め支承固定
してコンクリートを打込んでいるものであった。また、
コンクリート打込み時に埋込材が支承位置から浮上った
りするのを防止するようにした考案も提案されていた
(例えば実開昭61−20642号)。このように従来
は埋込材を支承位置から浮上したりしないよう予め位置
決めすることを現場打込み前に配慮されていたものであ
った。
コンクリートによって埋込材はしっかり止定していない
と浮上する方向に作用力を受け易いものであった。そこ
で、本発明者においては、コンクリート打込み時に埋込
材を浮上させようとする作用力を従来のように抑止する
のではなく、これを利用することに着目して、埋込材を
コンクリート層の途中にて適切に埋込むことを目的とし
た発明を先に出願したが(特願平10−367689
号)、今回さらに改良を加え上記先願よりも取付資材の
部品点数を少なくしてコストダウン化を促進するととも
に施工を一層行い易くしたものである。
をコンクリート層の途中にて適切に埋込めるようにする
本発明にあっては、請求項1に記載したように、コンク
リート打込用の脱型仮型枠に対して埋込材をセッティン
グしてコンクリートを打込み施工する方法において、埋
込材内に挿通されてあって、埋込材の浮上と同伴して上
昇できる芯材を脱型仮型枠に挿通接続して設けておくと
共に、この芯材の下端または下端付近に芯材の上昇位置
を規制できるストッパーを設けておき、コンクリートの
打込みによって埋込材を芯材とともにストッパーで規制
される所定位置まで浮上させ、コンクリート層内の厚み
途中に埋込材を埋め込むことを特徴としており、コンク
リート打込力を利用して埋込材をコンクリート層内の途
中に埋込むことが可能となり、コンクリートの打込みに
よる埋込材の浮上位置が決まるようにしてあり、浮上位
置が一定化できることになる。
ては、請求項2に記載したように、コンクリート打込用
の脱型仮型枠に対して挿通接続できる芯材を備えた埋込
材であって、上記芯材は埋込材内に挿通してあり、上記
埋込材はコンクリートの打込みによって芯材を伴って浮
上できるように設けてあることを特徴としていると、脱
型仮型枠に挿通接続してある芯材を伴って確実に浮上で
きる埋込材を提供できる。
たように、埋込材には埋込材の浮上に伴い同伴上昇でき
る芯材の下端または下端付近に芯材の上昇位置を規制す
るストッパーを設けてあることを特徴としていると、埋
込材と共に上昇する芯材の上昇位置が規制され、芯材を
伴って上昇する埋込材の上昇位置が決定され、上昇位置
が一定化且つ安定化できることになる。
うに、長手方向側面に埋込材相互の嵌合用凹凸部を設け
てあると、施工時に埋込材相互を横方向に連結して並設
する際の連結を安定化させることができる。また、埋込
材には請求項5に記載したように、長手方向端面部に埋
込材相互の連結用あいじゃくり部を設けておくと、施工
時に埋込材相互を縦方向に連結して並設するのに役立
ち、連結を安定化させることができる。
り埋込材が傾くことを最小におさえ、埋込材相互の位置
を確保しつつ埋込材を浮上させることができる。なお、
これら埋込材相互の横方向の連結や縦方向への連結は実
施上縦横片方だけでも可能であるが、実施上縦横双方に
ついて行う方が連結上好適となる。上記した埋込材は特
に請求項6に記載したように、浮上できる埋込材の底面
が平坦に形成されてあることを特徴としていると、脱型
仮型枠へのセッティング後、埋込材上を作業者が歩いて
も埋込材への回転作用が平坦な底面にて生じないように
しているので、安定化させるのに適した底面形状とな
り、実施上好ましいことになる。
ように浮上できる埋込材が合成樹脂の発泡体にて形成さ
れてあることを特徴としていると、コンクリート層中の
ボイドとして軽量化が実現でき好ましいものが提供でき
る。
について図を参照しながら以下に説明する。図1および
図2は第1番目の実施形態であり、図1はコンクリート
打設前、図2はコンクリート打設後を示してある。図1
および図2における符号の1は目的地に敷設されたコン
クリート打込用の木製の脱型仮型枠である。
て挿通してある芯材であって、芯材2の下端部側は脱型
仮型枠1に挿通接続されてあり、埋込材Aと同伴上昇で
きるように設けてあり、その下端(下端付近の場合もあ
る)には拡開可能なストッパー20を設けてあり、芯材
2が埋込材Aと共に上昇した際、ストッパー20が脱型
仮型枠1の位置で拡開して止まり、芯材2と埋込材Aの
上昇位置が規制されるようになっている。21は芯材2
の上端に一体化するよう設けてある押さえプレートで埋
込材Aと共に芯材2を同伴上昇できるように設けてあ
る。
た鉄筋を図示してある。上記したごとく、コンクリート
打込用の脱型仮型枠1に対して、埋込材Aに挿通した芯
材2を脱型仮型枠1に対して挿通接続するとともに埋込
材Aを脱型仮型枠1上にセッティングする。このように
芯材2が埋込材1に挿通された状態(図1)から、コン
クリートCを打込むと、コンクリートCの打込みに伴っ
て埋込材Aはコンクリートの打込み力にて浮上される。
ながら上昇し、芯材2のストッパー20が脱型仮型枠1
に当って拡開することにより上昇が所定位置で規制さ
れ、埋込材Aはコンクリート層の途中となる位置で上昇
が規制される(図2参照)。さらにコンクリートの打込
みで埋込材Aはコンクリート層C内の厚み途中に埋込ま
れることになり、現場打ちによって埋込材Aを内包する
コンクリートスラブが形成できる。
く、長手方向側面に埋込材相互の嵌合用凹凸部30,3
0′を設けておくと(例えば直径約225×長さ約12
00mmの場合2箇所)、横方向へ埋込材A,A……を並
設する際の安定的接続に好適であり、図4のごとく長手
方向端面に埋込材相互の連結用あいじゃくり部40,4
0′を設けておくと、埋込材A,A……を縦方向へ連結
する際の安定化をはかることができる。
セッティング後に、作業者が埋込材A上を歩いても回転
したりしない形状として図5のように、平坦な底面aに
形成したものが好ましいが、これに限定されるものでは
なく、円柱状ないしは略円柱状のものを横倒しにして使
用している。そして埋込材Aの材質については発泡ポリ
スチレンその他の合成樹脂の発泡体が好ましいが、これ
に限定されるものではなく、既知の中空埋込材を使用し
てもよい。
施形態を示しており、芯材2のストッパー20′として
埋込材Aや脱型仮型枠1に挿通して後にナット20′を
あと止めしておく場合であり、図7にはコンクリート打
込後に、芯材2を脱型仮型枠1の除去と共に埋込材Aか
ら抜脱し易いように、ねじ止め部22を途中に設けてあ
る場合を示してあり、脱型仮型枠をコンクリート打込後
に脱型して除去する際、芯材2の下部を切除する手間を
省けるようにし、芯材2の抜脱後にはスペーサー(図示
せず)を埋設することになる。
と、コンクリートの打込みに伴う埋込材に対する浮上を
有効に利用して打込材をコンクリート層内の途中所定位
置に埋込むことができることになり、現場または工場内
で低コスト且つ短時間によるコンクリートスラブ施工が
実現でき、容易にコンクリートスラブを提供できる。
ついては、芯材を埋込材に挿通してセッティングしただ
けのものであるから、取付資材の部品点数も少なくコス
ト安価にして、しかも施工のし易いものが提供できる。
また、埋込材の浮上位置の規制についてはストッパー付
の芯材を構成することにより埋込材の浮上位置を正確に
して一定化且つ安定化させることができる。
正面図と背面図、(b)は平面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】コンクリート打込用の脱型仮型枠に対して
埋込材をセッティングしてコンクリートを打込み施工す
る方法において、埋込材内に挿通されてあって、埋込材
の浮上と同伴して上昇できる芯材を脱型仮型枠に挿通接
続して設けておくと共に、この芯材の下端または下端付
近に芯材の上昇位置を規制できるストッパーを設けてお
き、コンクリートの打込みによって埋込材を芯材ととも
にストッパーで規制される所定位置まで浮上させ、コン
クリート層内の厚み途中に埋込材を埋込むことを特徴と
するコンクリートスラブの施工方法。 - 【請求項2】コンクリート打込用の脱型仮型枠に対して
挿通接続できる芯材を備えた埋込材であって、上記芯材
は埋込材内に挿通してあり、上記埋込材はコンクリート
の打込みによって芯材を伴って浮上できるように設けて
あることを特徴とする埋込材。 - 【請求項3】埋込材には埋込材の浮上に伴い同伴上昇で
きる芯材の下端または下端付近に芯材の上昇位置を規制
するストッパーを設けて埋込材の浮上位置を規制できる
ようにしてあることを特徴とする請求項2記載の埋込
材。 - 【請求項4】埋込材には長手方向側面に埋込材相互の嵌
合用凹凸部を設けてあることを特徴とする請求項2また
は3記載の埋込材。 - 【請求項5】埋込材には長手方向端面部に埋込材相互の
連結用あいじゃくり部を設けてあることを特徴とする請
求項2〜4の何れかに記載の埋込材。 - 【請求項6】浮上できる埋込材の底面が平坦に形成され
てあることを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の
埋込材。 - 【請求項7】浮上できる埋込材が合成樹脂の発泡体にて
形成されてあることを特徴とする請求項2〜6の何れか
に記載の埋込材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3880399A JP3645114B2 (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | コンクリートスラブの施工方法およびその施工に用いる埋込材 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000234409A true JP2000234409A (ja) | 2000-08-29 |
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ID=12535465
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|---|---|---|---|
| JP3880399A Expired - Fee Related JP3645114B2 (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | コンクリートスラブの施工方法およびその施工に用いる埋込材 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3645114B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002092935A1 (en) * | 2001-05-16 | 2002-11-21 | Penta-Ocean Construction Co., Ltd. | Buried material unit, precast concrete panel and method of manufacturing the concrete panel, and slab and method of constructing the slab |
| JP2002339493A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-27 | Penta Ocean Constr Co Ltd | プレキャストコンクリート板およびその製造方法ならびにスラブの構築方法 |
| CN103924784A (zh) * | 2014-04-17 | 2014-07-16 | 中国建筑第二工程局有限公司 | 一种无密肋梁空心板抗浮侧移施工方法 |
| GB2551573A (en) * | 2016-06-24 | 2017-12-27 | Varnava Varnavas | An apparatus and method for void forming within a casting |
| CN114016427A (zh) * | 2021-12-07 | 2022-02-08 | 中国十七冶集团有限公司 | 一种现浇箱梁控制芯模上浮的施工方法 |
-
1999
- 1999-02-17 JP JP3880399A patent/JP3645114B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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|---|---|
| JP3645114B2 (ja) | 2005-05-11 |
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