JP2000234530A - 内燃機関の吸気制御装置 - Google Patents
内燃機関の吸気制御装置Info
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
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Abstract
て、ばらつきや経時変化に係わらず、常に始動時にスロ
ットル弁を一定の最低開度に保持する。 【解決手段】 吸気通路内に設けられた電子制御スロッ
トル弁によって内燃機関の運転状態に応じた空気量が供
給される内燃機関の吸気制御装置であって、開閉弁が無
駆動時には全閉位置から所定開度開いた中立位置に保持
されるように構成されるものにおいて、イグニッション
スイッチのオンによりモータに駆動電流を流して開閉弁
を中立位置から全閉位置側に移動させ、モータ駆動手段
に流れる駆動電流の値を監視し、モータに基準値を越え
た過電流が供給された時にはその時間を計数し、過電流
の供給時間が所定値を越えた時にはモータに流す駆動電
流を、開閉弁が全閉位置から僅かに開いた位置に保持さ
れる程度の電流値まで低下させる。この結果、始動時に
常に最小開度の全閉状態が得られるので始動特性が安定
する。
Description
装置に関し、特に、アクセルペダルの踏込量とは独立に
開度が設定される電子制御スロットル弁を用いた内燃機
関における機関始動時の吸気制御装置に関する。
数の制御は、運転席の足元に設置されたアクセルペダル
の踏込量によって行われていた。即ち、従来の内燃機関
には、その吸気通路にこのアクセルペダルにワイヤで接
続されたスロットル弁があり、アクセルペダルが踏み込
まれると、ワイヤを介してこのスロットル弁の開度が大
きくなって内燃機関への吸入空気量(以後吸気量と記
す)が増し、これに伴って燃料量も増えるので機関回転
数が増大するようになっている。
内燃機関の回転数を電子的に最適に制御しようとする電
子制御式の内燃機関が実用化されている。このような内
燃機関の電子制御化としては、例えば、燃料噴射量制
御、点火時期制御、吸排気弁の開弁時期の制御等が先行
しており、これらに続いてスロットル弁の電子制御も実
用段階に入っている。スロットル弁の開度を電子制御す
る内燃機関では、アクセルペダルの踏込量に関係なくス
ロットル弁の開度を設定することができる。
て機関の始動時に吸気通路を閉じることにより、始動時
の吸気量を減少させると共に、吸気管負圧を高めて燃料
の気化促進を図ることが提案されている。これは、電子
制御式の内燃機関では各燃焼室近傍の吸気通路内に燃料
噴射弁が装着されているために、始動時に燃料が十分に
微粒化しないことがあり、このときに始動性が悪化する
のを防止するためである。このように機関の始動時に吸
気通路を閉じる提案としては、実願平1−119874
号に開示のものがある。
は、吸気通路の燃料噴射弁の取り付け位置より上流側に
吸気通路を閉鎖する開閉制御弁を設け、機関の始動から
完爆に至るまでの機関、この開閉制御弁を閉塞するもの
である。
公報に記載の技術を実際の内燃機関に適用すると、実際
の内燃機関のスロットル弁には加工精度のばらつきがあ
るために、機関の始動時にスロットル弁を全閉にしよう
としても、スロットル弁が吸気通路に突き当たってしま
うものがあった。そして、スロットル弁が吸気通路に突
き当たると、スロットル弁を駆動するモータに過電流が
流れ、そのままにしておくとモータが発熱してモータが
破損する恐れがあった。このため、従来の制御では、ス
ロットル弁のばらつきを考慮してスロットル弁を全閉制
御する際には、スロットル弁の開度を全閉位置から少し
手前で止めるようにしていたので、機関始動時の負圧の
発生に不利になるという問題点があった。
鎖して吸気管負圧を高め、燃料の微粒化を図るようにし
た電子制御スロットル弁を備えた内燃機関において、機
関始動時に一旦過電流を流してスロットル弁を吸気通路
に突き当てることによってスロットル弁の全閉位置を確
認し、この全閉位置から僅かにスロットル弁を開弁させ
ることによってスロットル弁が殆ど全閉に近い状態にな
るように制御することができる吸気制御装置を提供する
ことを目的としている。
明の第1の形態の特徴は、始動時に吸気通路を閉鎖して
吸気管負圧を高め、燃料の微粒化を図るようにした電子
制御開閉弁を備えた内燃機関の吸気制御装置において、
機関始動時に電子制御開閉弁に一旦過剰の閉弁信号を出
力することにより、電子制御開閉弁を吸気通路に突き当
ててその全閉位置を確認し、この後に所定の開弁信号を
電子制御開閉弁に出力することにより、電子制御開閉弁
の開度を全閉位置から僅かに開弁した殆ど全閉に近い一
定の開度になるように制御する制御手段を備えることに
ある。
構成上の特徴は、モータによって開閉駆動され、開度セ
ンサによって開度が検出される電子制御開閉弁を吸気通
路内に備え、この電子制御開閉弁の開度によって内燃機
関の運転状態に応じた空気量が供給される内燃機関の吸
気制御装置であって、開閉弁がモータから駆動力が与え
られない時には全閉位置から所定開度開いた中立位置に
保持されるように構成されるものにおいて、内燃機関の
イグニッションスイッチがオンにされた時に、モータに
駆動電流を流して開閉弁を中立位置から全閉位置側に移
動させる開閉弁の始動時制御手段と、モータ駆動手段に
流れる駆動電流の値を監視する電流監視手段、及び、モ
ータに基準値を越えた過電流が供給された時間を計数す
る過電流供給時間の計測手段とを設け、開閉弁の始動時
制御手段によって過電流の供給時間が所定値を越えた時
にモータに流す駆動電流を変更して、開閉弁を全閉位置
から僅かに開いた第1の開度に保持することにある。
する回転数検出手段と、機関回転数を所定値と比較する
比較手段とを設けておき、機関回転数がこの所定値を越
えた時に、開閉弁の始動制御手段がモータに流す電流を
調整して、開閉の開度を第1の開度より大きい第2の開
度にするようにしても良い。本発明によれば、機関の始
動時毎に電子制御開閉弁が吸気通路に突き当たる真の全
閉位置に制御され、その状態から電子制御開閉弁と吸気
通路との接触が防止される僅かな開弁位置まで電子制御
開閉弁が開弁させられるので、電子制御開閉弁に経時変
化等があっても、機関の始動時には常に電子制御開閉弁
の開度を最小開度に制御できることになり、安定した十
分な吸気間負圧が得られて機関の始動性が安定する。
施形態を具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。図
1には本発明の一実施例の吸気制御装置を備えた電子制
御燃料噴射式の多気筒内燃機関1が概略的に示されてい
る。図1において、内燃機関1の吸気通路2には図示し
ないエアクリーナの下流側にスロットル弁3が設けられ
ており、このスロットル弁3の軸の一端にはこのスロッ
トル弁3を駆動するアクチュエータであるスロットルモ
ータ4が設けられており、他端にはスロットル弁3の開
度を検出するスロットル開度センサ5が設けられてい
る。即ち、この実施例のスロットル弁3はスロットルモ
ータ4によって開閉駆動される電子制御スロットル弁装
置(以後、単に電子スロットルと記す)に組み込まれた
ものである。電子スロットルでは、スロットル弁3の開
度指令値が入力された時に、スロットルモータ4がこの
指令値に応答してスロットル弁3を指令開度に追従させ
る。
大気圧センサ18があり、下流側にはサージタンク6が
ある。このサージタンク6内には吸気の圧力を検出する
圧力センサ7が設けられている。更に、サージタンク6
の下流側には、各気筒毎に燃料供給系から加圧燃料を吸
気ポートへ供給するための燃料噴射弁8が設けられてい
る。スロットル開度センサ5の出力と圧力センサ7の出
力は、マイクロコンピュータを内蔵したECU(エンジ
ン・コントロール・ユニット)10に入力される。
却水通路9には、冷却水の温度を検出するための水温セ
ンサ11が設けられている。水温センサ11は冷却水の
温度に応じたアナログ電圧の電気信号を発生する。排気
通路12には、排気ガス中の3つの有害成分HC,C
O,NOxを同時に浄化する三元触媒コンバータ(図示
せず)が設けられており、この触媒コンバータの上流側
の排気通路12には、空燃比センサの一種であるO2 セ
ンサ13が設けられている。O2 センサ13は排気ガス
中の酸素成分濃度に応じて電気信号を発生する。これら
水温センサ11及びO2 センサ13の出力はECU10
に入力される。
ル14に取り付けられてアクセル踏込量を検出するアク
セル開度センサ15からのアクセルペダルの踏込量信号
(アクセル開度信号)、バッテリ16に接続されたイグ
ニッションスイッチ17からのキー位置信号(アクセサ
リ位置、オン位置、スタータ位置)、リングギヤ23の
回転数を検出する回転数センサ21からの機関回転数N
eや、油温センサ22からの潤滑油の温度が入力され
る。このリングギヤ23は機関1の始動時にスタータ1
9によって回転させられる。
タから構成されるスタータ19はイグニッションスイッ
チ17がスタータ位置にされた時にオンするスタータス
イッチを介してバッテリ16に接続されている。従っ
て、イグニッションスイッチ17がオンされ、その後に
イグニッションスイッチ17がスタータ位置にされた時
にスタータ19が起動されて機関1が起動する。そし
て、機関1が稼働を開始すると、ECU10が通電され
てプログラムが起動し、各センサからの出力を取り込
み、スロットル弁3を開閉するスロットルモータ4や燃
料噴射弁8、或いはその他のアクチュエータを制御す
る。ECU10には、各種センサからのアナログ信号を
ディジタル信号に変換するA/D変換器が含まれ、各種
センサからの入力ディジタル信号や各アクチュエータを
駆動する信号が出入りする入出力インタフェース10
1、演算処理を行うCPU102、ROM103やRA
M104等のメモリや、クロック105等が設けられて
おり、これらはバス106で相互に接続されている。E
CU10の構成については公知であるので、これ以上の
説明を省略する。
ッテリ16に接続されておらず、スタータ駆動回路20
を介してバッテリ16に接続されている。そして、この
スタータ駆動回路20は、ECU10からのスタータ信
号STが入力されないとスタータ19をバッテリ16に
接続しないようになっている。本発明では、機関1の始
動時にスロットル弁3を一時的に閉弁して吸気通路2を
閉塞し、スロットル弁3の下流側に負圧を発生させて機
関の始動性を向上させている。一方、機関1が停止して
いる時には、スロットル弁3は全閉位置にはなく、電子
スロットルに組み込まれた機構のスプリング力によって
所定開度開いている。従って、機関1が停止している状
態では、スロットル弁3の吸気通路2内は大気圧になっ
ている。従って、機関1を始動させる時には、スロット
ルモータ4を駆動してスロットル弁3を全閉位置に制御
する必要がある。本発明は、この機関1の始動時のスロ
ットル弁3の全閉制御において、電子スロットルにばら
つきがあっても、また、経時変化があっても、スロット
ル弁3を常に同じ最小開度に保持させるものである。
弁3が吸気通路2に突き当たるまで回転させて全閉位置
を確認し、この位置でスタータ19を回転させてからス
ロットル弁3を最小開度開いて吸気通路2との接触を無
くすようにしている。従って、ECU10には、前述の
ようにイグニッションスイッチ17からのキー位置信号
とスロットル開度センサ5からのスロットル開度信号が
入力されている。そして、本発明では、ECU10から
のスタータ信号STがスタータ駆動回路20に入力され
るのは、ECU10にイグニッションスイッチ17から
のスタータ位置信号と、スロットル開度センサ5からの
スロットル全閉信号が共に入力された時である。
の始動時のスタータの駆動制御の手順について、その一
実施例を図2のフローチャートを用いて説明する。図2
に示すルーチンは所定時間毎、例えば、数ms毎に実行
される。まず、ステップ201ではイグニッションスイ
ッチ(図2にはIGスイッチと記載)17がオンされた
か否か、即ち、ECU10にイグニッションスイッチ1
7からオン位置信号が入力されたか否かを判定する。イ
グニッションスイッチ17がオンになっていない時には
このままこのルーチンを終了する。一方、ステップ20
1でイグニッションスイッチ17がオンされたと判定し
た時にはステップ202に進む。
“1”か否かを判定する。全閉フラグFCはスロットル
弁3が本発明における全閉位置、即ち、スロットル弁3
が吸気通路2に当接していない状態の限り無く全閉に近
い位置に制御された時に“1”にされるものであり、初
期値は“0”となっているものである。従って、イグニ
ッションスイッチ17がオンされた機関1の始動時には
“0”となっている。よって、機関1の始動時にはステ
ップ202の判定がYESとなってステップ203に進
む。
ル弁3は全閉位置にはなく、電子スロットルに組み込ま
れた機構のスプリング力によって所定開度TAe(中立
開度TAe)だけ開いている。従って、ステップ203
ではスロットルモータ4に駆動電流Atを流してスロッ
トル弁3を全閉位置に制御する。スロットルモータ4は
デューティ制御により駆動されるが、スロットルモータ
4に流す駆動電流Atの大きさはスロットル弁3の駆動
開始から増大させる。スロットルモータ4に流す駆動電
流Atの大きさは、スロットル弁3が吸気通路2に突き
当たってそれ以上回転しなくなると、過電流となる恐れ
がある。
ットル弁3の駆動電流Atが基準値Aref を越えたか否
かを判定する。そして、駆動電流Atが基準値Aref 以
下の場合はこのルーチンを終了するが、Atが基準値A
ref を越えた場合はステップ205に進む。駆動電流A
tが基準値Aref に達した状態で、スロットル弁3はほ
ぼ全閉状態に制御される。従って、この後はスロットル
モータ4に過電流が流れる恐れがある。そこで、ステッ
プ205ではAtが基準値Aref を越えてからの時間を
カウンタCstopにより計数する。即ち、ステップ205
ではカウンタCstopの値を1だけインクリメントしてス
テップ206に進む。
チ17がスタータ位置にされたか否かを判定する。即
ち、スタータ19を回転させる動作が車両の運転者によ
ってなされたか否かを判定する。イグニッションスイッ
チ17がスタータ位置にされていない場合はステップ2
08に進んでECU10からスタータ駆動回路20に出
力されるスタータ信号STをローレベルにしてステップ
209に進む。一方、イグニッションスイッチ17がス
タータ位置にされている場合はステップ207に進んで
ECU10からスタータ駆動回路20に出力されるスタ
ータ信号STをハイレベルにしてステップ209に進
む。スタータ信号STがハイレベルにされるとスタータ
19が機関1を始動する。
値が所定値Cmax を越えたか否かを判定する。即ち、ス
ロットル弁3が略全閉状態にされてから所定時間Cmax
が経過したか否かを判定する。そして、Cstop≦Cmax
の場合はこのままこのルーチンを終了するが、Cstop>
Cmax の場合はスロットルモータ4にこれ以上過電流が
流れないようにするためにステップ210に進む。スロ
ットル弁3が略全閉状態にされてから所定時間Cmax が
経過するまでの間に、スロットル弁3は完全に吸気通路
2に突き当たった状態となる。従って、ステップ209
の時点では吸気通路2は完全な全閉状態となっている。
stopの値をクリアした後に、スロットル弁開度TAが開
度TAbとなるデューティ比で、基準値Aref よりも小
さな駆動電流Atbを保持電流としてスロットルモータ4
に流す。スロットル弁3の開度TAbは、スロットル弁
3が完全な全閉状態から、吸気通路2との当接を免れる
最小限の隙間だけ開いた状態の開度である。この駆動電
流(保持電流)Atbにより、スロットル弁3は吸気通路
2とは接触しない全閉に限り無く近い状態を保持する。
従って、ステップ211では全閉フラグFCの値を
“1”にしてこのルーチンを終了する。
本発明では、機関1の始動時に運転者がイグニッション
スイッチ17をオン位置にすると電子制御スロットルの
スロットル弁3が吸気通路2に突き当たるまで全閉側に
回転させ、スロットル弁3が吸気通路2に突き当たった
状態をしばらく保持させてスロットル弁3を完全に全閉
状態にしてから、スロットル弁3を吸気通路2と干渉し
ない最小限の開度TAbだけ開弁させる。この間にイグ
ニッションスイッチ17がスタータ位置に回された場合
でも、電子スロットルのスロットル弁3が略全閉になっ
てからスタータ19を回転させて機関1を始動させる。
この結果、機関1のクランキングが行われる時には、必
ずスロットル弁3が吸気通路2とは接触しない状態で、
全閉状態に限り無く近い状態に閉じられているので、大
きな負圧を発生させることができると共に、負圧のばら
つきを抑えることができる。
スロットル弁3を備えた内燃機関1において、時刻T0
の時点でイグニッションスイッチ17がオンされた時以
後の、スロットル弁開度TA、スロットルモータの駆動
電流At、カウンタCstopの計数値、全閉フラグFC、
機関1の回転数Ne、及び、スタータ信号STの推移を
時間と共に図4に示す。
ョンスイッチ(IGスイッチ)17がオンされると、イ
グニッションスイッチ17からECU10に入力される
オン位置信号がハイレベルになる。そして、この時点か
らスロットルモータ4を駆動するデューティ比が0から
急激に大きくされ、このデューティ比に従ってスロット
ルモータ4がスロットル弁3を中立開度TAeから閉弁
方向に駆動する。この結果、スロットル開度TAが除々
に下がり始めるが、スロットル開度TAは機械的な遅れ
によってデューティ比には1対1に対応しない。そし
て、デューティ比の増大に応じてスロットルモータ4の
駆動電流Atも次第に増大する。
動電流Atが基準値Aref を越える時点からカウンタC
stopを動作させるようにしている。従って、駆動電流A
tが基準値Aref を越えた時刻t1からカウンタCstop
がカウントを開始する。駆動電流Atの値はデューティ
比に対応しているので、デューティ比が100%になる
時刻t1において駆動電流Atの値は最大値Amax にな
り、以後デューティ比が100%の値は最大値Amax で
安定する。スロットル弁3は駆動電流Atの値が最大値
Amax になった時刻t2より後の時刻T1においてスロ
ットル弁開度TAが0(全閉位置)となる。
17がスタータ位置にされた時点でスタータ19が駆動
されてクランキングが行われていた。一方、この実施例
では、時刻T0でイグニッションスイッチ17がオンさ
れた後の時刻T1までの間に運転者がイグニッションス
イッチ17をスタータ位置にして、ECU10にハイレ
ベルのスタータ位置信号が入力されていたとしても、ス
ロットル弁開度TAが0となる時刻T1までスタータ1
9は駆動されない。即ち、この実施例では、時刻T1で
スロットル開度TAが0になった条件と、イグニッショ
ンスイッチ17がスタータ位置になった条件が重なった
時に初めてスタータ信号STがECU10からスタータ
駆動回路20に出力され、この時点からスタータ19が
駆動されてクランキングが行われる。なお、スロットル
弁開度TAが0になった以後に運転者によってイグニッ
ションスイッチ17がスタータ位置にされた場合は、こ
の実施例ではその時点が時刻T1となる。
Cstopのカウント値が所定値Cmaxに達した時は、カウ
ンタCstopのカウント値がクリアされると共に、スロッ
トル弁3の全閉フラグFCが“1”になる。また、時刻
T2では、デューティ比の値がDbまで下げられ、スロ
ットルモータ4の駆動電流Atが、スロットル弁3が最
小限の開度TAbを保持するような電流Atbに制御され
る。
動時に運転者がイグニッションスイッチ17をオン位置
にすると、電子制御スロットルのスロットル弁3が吸気
通路2に突き当たるまで全閉側に回転させられる。そし
て、スロットル弁3が吸気通路2に突き当たった状態が
しばらく保持されてスロットル弁3が完全に全閉状態に
されてから、スロットル弁3が吸気通路2と干渉しない
最小限の開度TAbだけ開弁させられる。この結果、機
関1のクランキングが行われる時には、必ずスロットル
弁3が吸気通路2とは接触しない状態で、全閉状態に限
り無く近い状態に閉じられている。このため、本発明で
は、図4に一点鎖線で示す従来の機関の始動時のスロッ
トル弁開度TApに比べて、大きな負圧を発生させるこ
とができると共に、負圧のばらつきを抑えることができ
る。
フラグFCが“1”にされた場合はこのルーチンを終了
しており、以後ステップ202に進んできた時はこのル
ーチンを終了するようにしていた。図3はこの後の制御
の一例を示すものである。ステップ202で全閉フラグ
FCを“0”と判定した後は、ステップ301に進み、
ここで始動フラグFSが“1”か否かを判定する。この
始動フラグFSは機関の始動時に“1”になっており、
機関が始動した後には“0”にされるものである。従っ
て、始動フラグFSが“0”の場合はこのルーチンを終
了するが、FS=“1”の場合はステップ302に進
み、機関1の回転数Neを読み込む。そして、次のステ
ップ303において機関1の回転数Neから機関1が稼
働したか否かを判定する。ステップ303において、機
関1が始動したと判定した場合はステップ304におい
てスタータ信号STを0にしてステップ305に進み、
機関1が未だ始動していないと判定した場合はスタータ
信号STを0にすることなくステップ305に進む。
回転数Neref以上か否かを判定する。そして、Ne<N
erefと判定した場合はこのままこのルーチンを終了する
が、Ne≧Nerefと判定した場合はステップ306に進
み、スロットル弁開度TAが中立開度TAeより大きな
開度である所定開度TAiとなる駆動電流−Atiを流
す。所定開度TAiは中立開度TAeより大きいので、
スロットルモータ4に流す駆動電流−Atiはそれまでの
駆動電流Atbに対して逆極性の電流である。
前に、実際にはデューティ比100%のそれまでの駆動
電流Ateとは逆極性の波高値の大きなパルス電流−Ate
をスロットルモータ4に流し、電子スロットルに組み込
まれたスプリング機構に中立開度TAeに戻るきっかけ
を与えることによって、スロットル弁開度TAがスムー
ズに所定開度TAiなるようにしている。
にした後は、ステップ307において始動フラグFSを
“0”にしてこのルーチンを終了する。以上の制御を図
4の時刻T2以降に示す。図4に示すように、時刻T3
で機関1の回転数が基準回転数Nerefを越えると、スタ
ータ信号STが“0”にされると共に、始動フラグFS
も“0”にされる。また、時刻T3においては一瞬だけ
デューティ比が100%のそれまでの駆動電流Atbに対
して逆極性パルス電流−Ateが流され、以後は駆動電流
−Atiが流されてスロットル弁開度TAが中立開度TA
eより大きな所定開度TAiに制御される。
グニッションスイッチ17がオン位置になった状態でス
ロットルモータ4にスロットル弁3の閉弁駆動を行わせ
るようにした制御を説明したが、機関始動時にイグニッ
ションスイッチ17がアクセサリ位置になった状態でス
ロットルモータ4にスロットル弁3の閉弁駆動を行わせ
るようにしても良い。
の吸気通路の閉鎖を電子制御スロットル弁3により行う
ものについて説明を行ったが、電子制御スロットル弁3
の代わりに、電子制御される吸気制御弁が吸気通路に別
に設けられているものについても本発明を有効に適用す
ることができる。
吸気制御装置によれば、機関の始動時毎に電子制御開閉
弁が吸気通路に突き当たる真の全閉位置に制御され、そ
の状態から電子制御開閉弁と吸気通路との接触が防止さ
れる僅かな開弁位置まで電子制御開閉弁が開弁させられ
る。この結果、電子制御開閉弁に経時変化等があって
も、機関の始動時には常に電子制御開閉弁の開度を最小
開度に制御できることになり、安定した十分な吸気管負
圧が得られて機関の始動性が安定するという効果があ
る。
電子制御式多気筒内燃機関の構成を示す構成図である。
の手順を示すフローチャートである。
の手順を示すフローチャートである。
イッチのオン位置信号、スロットル開度、駆動電流とそ
のデューティ比、カウンタ値、全閉フラグ、機関回転
数、スタータ信号、及び始動フラグの推移を時間と共に
示したタイムチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 始動時に吸気通路を閉鎖して吸気管負圧
を高め、燃料の微粒化を図るようにした電子制御開閉弁
を備えた内燃機関の吸気制御装置であって、機関始動時
に前記電子制御開閉弁に一旦過剰の閉弁信号を出力する
ことにより、前記電子制御開閉弁を吸気通路に突き当て
てその全閉位置を確認し、この後に所定の開弁信号を前
記電子制御開閉弁に出力することにより、前記電子制御
開閉弁の開度を全閉位置から僅かに開弁した殆ど全閉に
近い一定の開度になるように制御する制御手段を備える
ことを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。 - 【請求項2】 モータによって開閉駆動され、開度セン
サによって開度が検出される電子制御開閉弁を吸気通路
内に備え、この電子制御開閉弁の開度によって内燃機関
の運転状態に応じた空気量が供給される内燃機関の吸気
制御装置であって、前記開閉弁が前記モータから駆動力
が与えられない時には全閉位置から所定開度開いた中立
位置に保持されるように構成されるものにおいて、 内燃機関のイグニッションスイッチがオンにされた時
に、前記モータに駆動電流を流して前記開閉弁を前記中
立位置から前記全閉位置側に移動させる開閉弁の始動時
制御手段と、 前記モータに流れる駆動電流の値を監視する電流監視手
段、及び、 前記モータに基準値を越えた過電流が供給された時間を
計数する過電流供給時間の計測手段を備え、 前記開閉弁の始動時制御手段は、前記過電流の供給時間
が所定値を越えた時に、前記モータに流す駆動電流を変
更して、前記開閉弁を前記全閉位置から僅かに開いた第
1の開度に保持することを特徴とする内燃機関の吸気制
御装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の内燃機関の吸気制御装
置において、 内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段と、 前記機関回転数を所定値と比較する比較手段とを更に備
え、 前記開閉弁の始動時制御手段は、前記機関回転数が前記
所定値を越えた時に、前記モータに流す電流を調整し
て、前記開閉弁の開度を前記第1の開度より大きい第2
の開度にすることを特徴とする内燃機関の吸気制御装
置。
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|---|---|---|---|
| JP03464699A JP3713998B2 (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 内燃機関の吸気制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03464699A JP3713998B2 (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 内燃機関の吸気制御装置 |
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| JP (1) | JP3713998B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008056361B4 (de) * | 2008-05-22 | 2014-11-20 | Mitsubishi Electric Corp. | Elektronische Drosselsteuervorrichtung |
| JP2015068021A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | サンコーコンサルタント株式会社 | 採水装置 |
| CN105705751A (zh) * | 2013-10-10 | 2016-06-22 | 三菱电机株式会社 | 内燃机的控制装置及控制方法 |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP03464699A patent/JP3713998B2/ja not_active Expired - Fee Related
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