JP2000234548A - 空燃比センサのヒータ制御装置 - Google Patents
空燃比センサのヒータ制御装置Info
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- JP2000234548A JP2000234548A JP11034857A JP3485799A JP2000234548A JP 2000234548 A JP2000234548 A JP 2000234548A JP 11034857 A JP11034857 A JP 11034857A JP 3485799 A JP3485799 A JP 3485799A JP 2000234548 A JP2000234548 A JP 2000234548A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、空燃比センサをプリヒートする機
能を有するヒータ制御装置に関し、機関始動後、排気ガ
スにより空燃比センサが冷却されても、空燃比センサの
活性状態を維持することを目的とする。 【解決手段】 ドアオープン等によりプリヒートの実行
が許可されると(ステップ100)、空燃比センサ6
2、63の温度Tが検出され(ステップ104)、水温
THWに基づいてファーストアイドルでのアイドル回転
数が予測され(ステップ106)、アイドル回転数に基
づいて目標温度Tcが決定される(ステップ108)。
この場合、アイドル回転数が高いほど目標温度Tcは高
く設定される。センサ温度Tは、ヒータ68への通電が
デューティ制御されることで、目標温度Tcに向けて制
御される(ステップ110、112、114)。
能を有するヒータ制御装置に関し、機関始動後、排気ガ
スにより空燃比センサが冷却されても、空燃比センサの
活性状態を維持することを目的とする。 【解決手段】 ドアオープン等によりプリヒートの実行
が許可されると(ステップ100)、空燃比センサ6
2、63の温度Tが検出され(ステップ104)、水温
THWに基づいてファーストアイドルでのアイドル回転
数が予測され(ステップ106)、アイドル回転数に基
づいて目標温度Tcが決定される(ステップ108)。
この場合、アイドル回転数が高いほど目標温度Tcは高
く設定される。センサ温度Tは、ヒータ68への通電が
デューティ制御されることで、目標温度Tcに向けて制
御される(ステップ110、112、114)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空燃比センサのヒ
ータ制御装置に関し、特に、機関始動前に空燃比センサ
をプリヒートする機能を有する空燃比センサのヒータ制
御装置に関する。
ータ制御装置に関し、特に、機関始動前に空燃比センサ
をプリヒートする機能を有する空燃比センサのヒータ制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関では、排気通路の空燃比に基づ
いて燃料噴射量を補正することにより、空燃比を理論空
燃比に向けて制御する空燃比フィードバック制御が実行
される。空燃比フィードバック制御によれば、触媒コン
バータによる排気ガスの浄化性能が高く維持されると共
に、燃費の悪化が防止される等の効果が得られる。かか
る空燃比フィードバック制御を実現すべく、排気通路に
は空燃比を検出する空燃比センサが設けられる。一般
に、空燃比センサは、数百度以上の活性化温度まで加熱
されて活性した状態で、酸素濃度に応じた信号を出力す
る特性を有している。このため、空燃比センサには、活
性化温度まで加熱するためのヒータが内蔵される。空燃
比センサのヒータへの通電が開始された後、センサ温度
が活性化温度に達するまで、すなわち、空燃比センサの
出力信号に基づく空燃比フィードバック制御が可能とな
るまでには、ある程度の時間が必要とされる。そこで、
従来より、内燃機関の始動直後から空燃比フィードバッ
ク制御を開始できるように、機関始動前にヒータへの通
電を開始するプリヒートが行われている。
いて燃料噴射量を補正することにより、空燃比を理論空
燃比に向けて制御する空燃比フィードバック制御が実行
される。空燃比フィードバック制御によれば、触媒コン
バータによる排気ガスの浄化性能が高く維持されると共
に、燃費の悪化が防止される等の効果が得られる。かか
る空燃比フィードバック制御を実現すべく、排気通路に
は空燃比を検出する空燃比センサが設けられる。一般
に、空燃比センサは、数百度以上の活性化温度まで加熱
されて活性した状態で、酸素濃度に応じた信号を出力す
る特性を有している。このため、空燃比センサには、活
性化温度まで加熱するためのヒータが内蔵される。空燃
比センサのヒータへの通電が開始された後、センサ温度
が活性化温度に達するまで、すなわち、空燃比センサの
出力信号に基づく空燃比フィードバック制御が可能とな
るまでには、ある程度の時間が必要とされる。そこで、
従来より、内燃機関の始動直後から空燃比フィードバッ
ク制御を開始できるように、機関始動前にヒータへの通
電を開始するプリヒートが行われている。
【0003】例えば、特開平5−202785号公報に
開示される空燃比制御装置では、車両ドアのオープンが
検出された場合に内燃機関の始動を予測し、空燃比セン
サのヒータへのプリヒートを開始する。この空燃比制御
装置において、内燃機関の温度が低くなるほど、プリヒ
ートにおける目標温度は高く設定される。かかる手法に
よれば、低温始動時においても、始動直後に速やかにセ
ンサ温度を活性化温度まで上昇させることができる。
開示される空燃比制御装置では、車両ドアのオープンが
検出された場合に内燃機関の始動を予測し、空燃比セン
サのヒータへのプリヒートを開始する。この空燃比制御
装置において、内燃機関の温度が低くなるほど、プリヒ
ートにおける目標温度は高く設定される。かかる手法に
よれば、低温始動時においても、始動直後に速やかにセ
ンサ温度を活性化温度まで上昇させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内燃機関の
始動直後のファーストアイドル時には、機関温度が低い
ほど吸入空気量が増加させられることで、高いアイドル
回転数が実現される。アイドル回転数が高くなると、排
気ガスの流量が増加することで、空燃比センサは排気ガ
スによって冷却され易くなる。従って、ファーストアイ
ドル時にも空燃比センサの活性状態を維持するには、排
気ガスによる空燃比センサの冷却効果を考慮してプリヒ
ートの目標温度を定めることが必要である。しかしなが
ら、上記従来の空燃比制御装置では、ファーストアイド
ル時の排気ガスによる冷却については何ら考慮すること
なくプリヒートの目標温度が定められている。このた
め、ファーストアイドル回転数が高い低温始動時には、
空燃比センサが排気ガスにより過度に冷却され、空燃比
センサの活性状態を維持し得なくなることが起こり得
る。
始動直後のファーストアイドル時には、機関温度が低い
ほど吸入空気量が増加させられることで、高いアイドル
回転数が実現される。アイドル回転数が高くなると、排
気ガスの流量が増加することで、空燃比センサは排気ガ
スによって冷却され易くなる。従って、ファーストアイ
ドル時にも空燃比センサの活性状態を維持するには、排
気ガスによる空燃比センサの冷却効果を考慮してプリヒ
ートの目標温度を定めることが必要である。しかしなが
ら、上記従来の空燃比制御装置では、ファーストアイド
ル時の排気ガスによる冷却については何ら考慮すること
なくプリヒートの目標温度が定められている。このた
め、ファーストアイドル回転数が高い低温始動時には、
空燃比センサが排気ガスにより過度に冷却され、空燃比
センサの活性状態を維持し得なくなることが起こり得
る。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、機関始動後のアイドル回転数にかかわらず空燃
比センサを所要の温度に維持することが可能な空燃比セ
ンサのヒータ制御装置を提供することを目的とする。
であり、機関始動後のアイドル回転数にかかわらず空燃
比センサを所要の温度に維持することが可能な空燃比セ
ンサのヒータ制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、内燃機関の排気通路に設けられた空燃
比センサが備えるヒータへの通電を制御するヒータ制御
装置であって、機関始動前に前記ヒータへの通電を開始
するプリヒート手段と、機関始動時の排気ガス量を予測
する排気ガス量予測手段と、該予測された排気ガス量に
基づいて、前記プリヒート手段による前記ヒータへの通
電量を設定する通電量設定手段とを備えることを特徴と
する空燃比センサのヒータ制御装置。
に記載する如く、内燃機関の排気通路に設けられた空燃
比センサが備えるヒータへの通電を制御するヒータ制御
装置であって、機関始動前に前記ヒータへの通電を開始
するプリヒート手段と、機関始動時の排気ガス量を予測
する排気ガス量予測手段と、該予測された排気ガス量に
基づいて、前記プリヒート手段による前記ヒータへの通
電量を設定する通電量設定手段とを備えることを特徴と
する空燃比センサのヒータ制御装置。
【0007】請求項1記載の発明において、プリヒート
手段が機関始動前にヒータへの通電を開始することで、
空燃比センサは機関始動に先だって加熱される。排気ガ
ス量予測手段は、機関始動時の排気ガス量を予測する。
機関始動後、予め加熱された空燃比センサは、排気ガス
量に応じた度合いで冷却される。一方、通電量設定手段
は、予測された排気ガス量に基づいて、プリヒート手段
によるヒータへの通電量を決定する。このため、空燃比
センサは、機関始動前に、排気ガスによる冷却の度合い
に応じた温度まで加熱される。従って、本発明によれ
ば、排気ガスによる空燃比センサの冷却の度合いにかか
わらず、機関始動後、空燃比センサの活性を維持するこ
とができる。
手段が機関始動前にヒータへの通電を開始することで、
空燃比センサは機関始動に先だって加熱される。排気ガ
ス量予測手段は、機関始動時の排気ガス量を予測する。
機関始動後、予め加熱された空燃比センサは、排気ガス
量に応じた度合いで冷却される。一方、通電量設定手段
は、予測された排気ガス量に基づいて、プリヒート手段
によるヒータへの通電量を決定する。このため、空燃比
センサは、機関始動前に、排気ガスによる冷却の度合い
に応じた温度まで加熱される。従って、本発明によれ
ば、排気ガスによる空燃比センサの冷却の度合いにかか
わらず、機関始動後、空燃比センサの活性を維持するこ
とができる。
【0008】この場合、請求項2に記載する如く、前記
内燃機関は、機関温度に応じてアイドル回転数を制御す
るアイドル制御手段を備え、前記排気ガス量予測手段
は、前記機関温度に応じた前記アイドル回転数に基づい
て前記排気ガス量を予測することとしてもよい。請求項
2記載の発明において、アイドル制御手段は、機関温度
に応じてアイドル回転数を制御する。アイドル回転数が
変化すると、それに応じて、排気ガス量も変化する。従
って、排気ガス量予測手段は、機関温度に応じたアイド
ル回転数に基づいて排気ガス量を予測することができ
る。
内燃機関は、機関温度に応じてアイドル回転数を制御す
るアイドル制御手段を備え、前記排気ガス量予測手段
は、前記機関温度に応じた前記アイドル回転数に基づい
て前記排気ガス量を予測することとしてもよい。請求項
2記載の発明において、アイドル制御手段は、機関温度
に応じてアイドル回転数を制御する。アイドル回転数が
変化すると、それに応じて、排気ガス量も変化する。従
って、排気ガス量予測手段は、機関温度に応じたアイド
ル回転数に基づいて排気ガス量を予測することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例である
空燃比センサのヒータ制御装置が適用された内燃機関の
システム構成図を示す。本実施例の内燃機関は、電子制
御ユニット(以下、ECUと称す)10により制御され
る。図1に示す如く、内燃機関は、シリンダブロック1
2を備えている。シリンダブロック12の内部には、シ
リンダ14およびウォータジャケット16が形成されて
いる。ウォータジャケット16には、水温センサ18が
配設されている。水温センサ18はウォータジャケット
16の内部を流れる冷却水の温度(以下、水温THWと
称す)に応じた信号をECU10に向けて出力する。E
CU10は水温センサ18の出力信号に基づいて水温T
HWを検出する。
空燃比センサのヒータ制御装置が適用された内燃機関の
システム構成図を示す。本実施例の内燃機関は、電子制
御ユニット(以下、ECUと称す)10により制御され
る。図1に示す如く、内燃機関は、シリンダブロック1
2を備えている。シリンダブロック12の内部には、シ
リンダ14およびウォータジャケット16が形成されて
いる。ウォータジャケット16には、水温センサ18が
配設されている。水温センサ18はウォータジャケット
16の内部を流れる冷却水の温度(以下、水温THWと
称す)に応じた信号をECU10に向けて出力する。E
CU10は水温センサ18の出力信号に基づいて水温T
HWを検出する。
【0010】シリンダ14の内部にはピストン20が配
設されている。ピストン20は、シリンダ14の内部
を、図1における上下方向に摺動することができる。シ
リンダブロック12の上部には、シリンダヘッド22が
固定されている。シリンダヘッド22には、吸気ポート
24および排気ポート26が形成されている。シリンダ
ヘッド22の底面、ピストン20の上面、およびシリン
ダ14の側壁は、燃焼室28を画成している。上述した
吸気ポート24および排気ポート26は、共に燃焼室2
8に開口している。燃焼室28には、点火プラグ30の
先端が露出している。点火プラグ30はECU10から
点火信号を供給されることにより、燃焼室28内の燃料
に点火する。
設されている。ピストン20は、シリンダ14の内部
を、図1における上下方向に摺動することができる。シ
リンダブロック12の上部には、シリンダヘッド22が
固定されている。シリンダヘッド22には、吸気ポート
24および排気ポート26が形成されている。シリンダ
ヘッド22の底面、ピストン20の上面、およびシリン
ダ14の側壁は、燃焼室28を画成している。上述した
吸気ポート24および排気ポート26は、共に燃焼室2
8に開口している。燃焼室28には、点火プラグ30の
先端が露出している。点火プラグ30はECU10から
点火信号を供給されることにより、燃焼室28内の燃料
に点火する。
【0011】内燃機関は、また、吸気弁34及び排気弁
36を備えている。吸気ポート24及び排気ポート26
の燃焼室28への開口部には、それぞれ、吸気弁34及
び排気弁36に対する弁座が形成されている。吸気弁3
4及び排気弁36は、各弁座に離着座することにより、
それぞれ吸気ポート24及び排気ポート26を開閉させ
る。
36を備えている。吸気ポート24及び排気ポート26
の燃焼室28への開口部には、それぞれ、吸気弁34及
び排気弁36に対する弁座が形成されている。吸気弁3
4及び排気弁36は、各弁座に離着座することにより、
それぞれ吸気ポート24及び排気ポート26を開閉させ
る。
【0012】吸気ポート24には、吸気マニホールド3
8が連通している。吸気マニホールド38には、燃料噴
射弁40が配設されている。燃料噴射弁40はECU1
0から付与される指令信号に応じて燃料を吸気マニホー
ルド38内に噴射する。吸気マニホールド38の上流側
には、サージタンク42が連通している。サージタンク
42の更に上流側には、吸気管44が連通している。吸
気管44には、スロットルバルブ46が配設されてい
る。スロットルバルブ46の近傍には、スロットル開度
センサ48が配設されている。
8が連通している。吸気マニホールド38には、燃料噴
射弁40が配設されている。燃料噴射弁40はECU1
0から付与される指令信号に応じて燃料を吸気マニホー
ルド38内に噴射する。吸気マニホールド38の上流側
には、サージタンク42が連通している。サージタンク
42の更に上流側には、吸気管44が連通している。吸
気管44には、スロットルバルブ46が配設されてい
る。スロットルバルブ46の近傍には、スロットル開度
センサ48が配設されている。
【0013】内燃機関は、スロットルバルブ46をバイ
パスするバイパス通路50を備えている。バイパス通路
50には、アイドルスピードコントロールバルブ(以
下、ISCVと称す)52が配設されている。ISCV
52はECU10から供給される駆動信号に応じてその
開度を変化させる。ECU10は、内燃機関がアイドル
運転中である場合に、すなわち、スロットルバルブ46
が全閉状態とされている場合に、バイパス通路50内を
適量の空気が流通するようにISCV52の開度(以
下、ISC開度と称す)を制御する。
パスするバイパス通路50を備えている。バイパス通路
50には、アイドルスピードコントロールバルブ(以
下、ISCVと称す)52が配設されている。ISCV
52はECU10から供給される駆動信号に応じてその
開度を変化させる。ECU10は、内燃機関がアイドル
運転中である場合に、すなわち、スロットルバルブ46
が全閉状態とされている場合に、バイパス通路50内を
適量の空気が流通するようにISCV52の開度(以
下、ISC開度と称す)を制御する。
【0014】吸気管44の上流側にはエアフローメータ
54が連通している。エアフローメータ54は、吸気管
44を通過する空気の流量に応じた信号をECU10に
向けて出力する。ECU10はエアフローメータ54の
出力信号に基づいて、内燃機関の吸入空気量を検出す
る。エアフローメータ54の上流側にはエアクリーナ5
6が連通している。吸気管44にはエアクリーナ56に
より濾過された外気が流入する。
54が連通している。エアフローメータ54は、吸気管
44を通過する空気の流量に応じた信号をECU10に
向けて出力する。ECU10はエアフローメータ54の
出力信号に基づいて、内燃機関の吸入空気量を検出す
る。エアフローメータ54の上流側にはエアクリーナ5
6が連通している。吸気管44にはエアクリーナ56に
より濾過された外気が流入する。
【0015】一方、内燃機関の排気ポート26には、排
気通路58が連通している。排気通路58には、触媒コ
ンバータ60が配設されている。触媒コンバータ60
は、排気ガスに含まれる炭化水素(HC)、一酸化炭素
(CO)、及び酸化窒素(NOX )を反応させることに
より排気ガスを浄化する。触媒コンバータ60の上流側
及び下流側には、それぞれ、空燃比センサ62、63が
配設されている。本実施例では、空燃比センサ62、6
3の構成は同一とされているが、異なるものとしてもよ
い。
気通路58が連通している。排気通路58には、触媒コ
ンバータ60が配設されている。触媒コンバータ60
は、排気ガスに含まれる炭化水素(HC)、一酸化炭素
(CO)、及び酸化窒素(NOX )を反応させることに
より排気ガスを浄化する。触媒コンバータ60の上流側
及び下流側には、それぞれ、空燃比センサ62、63が
配設されている。本実施例では、空燃比センサ62、6
3の構成は同一とされているが、異なるものとしてもよ
い。
【0016】内燃機関は、また、回転数センサ64を備
えている。回転数センサ65は内燃機関が所定のクラン
ク角だけ回転する毎にパルス信号をECU10に向けて
出力する。ECU10は、回転数センサ64の出力信号
に基づいて内燃機関の回転数を検出する。ECU10に
は、ドアスイッチ65が接続されている。ドアスイッチ
65は、車両ドアがオープンされた場合にのみオン状態
となるスイッチである。ECU10は、ドアスイッチ6
5のオン/オフ状態に基づいて、ドアオープンを検出す
る。
えている。回転数センサ65は内燃機関が所定のクラン
ク角だけ回転する毎にパルス信号をECU10に向けて
出力する。ECU10は、回転数センサ64の出力信号
に基づいて内燃機関の回転数を検出する。ECU10に
は、ドアスイッチ65が接続されている。ドアスイッチ
65は、車両ドアがオープンされた場合にのみオン状態
となるスイッチである。ECU10は、ドアスイッチ6
5のオン/オフ状態に基づいて、ドアオープンを検出す
る。
【0017】図2は、空燃比センサ62、63の内部構
成を、ECU10との接続回路と共に示す。図2に示す
如く、空燃比センサ62、63は、その内部に、例えば
ジルコニア等の材料により構成されたセンサ素子66
と、センサ素子66を加熱するヒータ68とを備えてい
る。センサ素子66の一方の端子は定電圧源70に接続
され、また、他方の端子はECU10に接続されている
と共に抵抗器72を介して接地されている。かかる状態
でセンサ素子66に流れる電流(以下、センサ電流Iと
称す)は、センサ素子66の温度(以下、センサ温度T
と称す)が所定の活性化温度Te(例えば650゜Cか
ら700゜C)以上の場合に、排気通路58内の酸素濃
度に応じて変化する。ECU10には、センサ電流Iに
応じた電圧が入力され、この入力電圧に基づいて、排気
ガス中の酸素濃度、すなわち、空燃比が検出される。
成を、ECU10との接続回路と共に示す。図2に示す
如く、空燃比センサ62、63は、その内部に、例えば
ジルコニア等の材料により構成されたセンサ素子66
と、センサ素子66を加熱するヒータ68とを備えてい
る。センサ素子66の一方の端子は定電圧源70に接続
され、また、他方の端子はECU10に接続されている
と共に抵抗器72を介して接地されている。かかる状態
でセンサ素子66に流れる電流(以下、センサ電流Iと
称す)は、センサ素子66の温度(以下、センサ温度T
と称す)が所定の活性化温度Te(例えば650゜Cか
ら700゜C)以上の場合に、排気通路58内の酸素濃
度に応じて変化する。ECU10には、センサ電流Iに
応じた電圧が入力され、この入力電圧に基づいて、排気
ガス中の酸素濃度、すなわち、空燃比が検出される。
【0018】一方、ヒータ68は、通電制御回路74を
介してECU10に接続されている。通電制御回路74
はECU10から供給される制御信号に応じて、車載バ
ッテリー75を電源として、ヒータ68への通電電流を
デューティ制御する。ヒータ68には、また、ヒータ電
圧検出回路76及びヒータ電流検出回路78が接続され
ている。ヒータ電圧検出回路76は、ヒータ68に印可
される電圧に応じた信号をECU10に向けて出力す
る。また、ヒータ電流検出回路78は、ヒータ68に流
れる電流に応じた信号をECU10に向けて出力する。
ECU10は、これらの信号に基づいてヒータ68の抵
抗値(以下、ヒータ抵抗Rと称す)を検出する。
介してECU10に接続されている。通電制御回路74
はECU10から供給される制御信号に応じて、車載バ
ッテリー75を電源として、ヒータ68への通電電流を
デューティ制御する。ヒータ68には、また、ヒータ電
圧検出回路76及びヒータ電流検出回路78が接続され
ている。ヒータ電圧検出回路76は、ヒータ68に印可
される電圧に応じた信号をECU10に向けて出力す
る。また、ヒータ電流検出回路78は、ヒータ68に流
れる電流に応じた信号をECU10に向けて出力する。
ECU10は、これらの信号に基づいてヒータ68の抵
抗値(以下、ヒータ抵抗Rと称す)を検出する。
【0019】ECU10は、内燃機関の運転中に、セン
サ温度Tの温度が、活性化温度Te以上、かつ、センサ
素子66に損傷を与えない程度の温度となるように、ヒ
ータ68への通電量を制御する。なお、ヒータ抵抗Rは
ヒータ68の温度に応じて変化する。そこで、ECU1
0はヒータ抵抗Rに基づいてヒータ68の温度を求め、
このヒータ温度をセンサ温度Tとして用いる。
サ温度Tの温度が、活性化温度Te以上、かつ、センサ
素子66に損傷を与えない程度の温度となるように、ヒ
ータ68への通電量を制御する。なお、ヒータ抵抗Rは
ヒータ68の温度に応じて変化する。そこで、ECU1
0はヒータ抵抗Rに基づいてヒータ68の温度を求め、
このヒータ温度をセンサ温度Tとして用いる。
【0020】上述の如く、センサ温度Tが活性化温度T
e以上に維持された状態では、センサ電流Iは、空燃比
に応じて変化する。従って、ECU10は、上記の如く
ヒータ68への通電量を制御することで、センサ電流I
に基づいて空燃比を検出することができる。そして、E
CU10は、空燃比に基づいて燃料噴射量をフィードバ
ック制御する空燃比フィードバック制御を実行する。こ
の空燃比フィードバック制御では、空燃比が理論空燃比
よりもリッチ側である場合には燃料噴射量が減量され、
リーン側である場合には燃料噴射量が増量されることに
より、空燃比が理論空燃比近傍の所定範囲内に維持され
る。上記した触媒コンバータ60は、空燃比が理論空燃
比近傍である場合に、高い浄化性能を発揮する。従っ
て、空燃比フィードバック制御によれば、排気ガス中の
HC、CO、及びNOxを触媒コンバータ60により効
果的に除去することができる。また、空燃比フィードバ
ック制御によれば、空燃比が過度にリッチ又はリーンに
なることがないため、燃費の悪化及び燃焼状態の不安定
化を共に防止することができる。
e以上に維持された状態では、センサ電流Iは、空燃比
に応じて変化する。従って、ECU10は、上記の如く
ヒータ68への通電量を制御することで、センサ電流I
に基づいて空燃比を検出することができる。そして、E
CU10は、空燃比に基づいて燃料噴射量をフィードバ
ック制御する空燃比フィードバック制御を実行する。こ
の空燃比フィードバック制御では、空燃比が理論空燃比
よりもリッチ側である場合には燃料噴射量が減量され、
リーン側である場合には燃料噴射量が増量されることに
より、空燃比が理論空燃比近傍の所定範囲内に維持され
る。上記した触媒コンバータ60は、空燃比が理論空燃
比近傍である場合に、高い浄化性能を発揮する。従っ
て、空燃比フィードバック制御によれば、排気ガス中の
HC、CO、及びNOxを触媒コンバータ60により効
果的に除去することができる。また、空燃比フィードバ
ック制御によれば、空燃比が過度にリッチ又はリーンに
なることがないため、燃費の悪化及び燃焼状態の不安定
化を共に防止することができる。
【0021】内燃機関の冷間始動時には、センサ温度T
はほぼ外気温まで低下しているため、センサ温度Tが活
性化温度Teまで加熱されるまでには、ある程度の時間
が必要となる。そこで、本実施例では、内燃機関の始動
直後から空燃比フィードバックの実行を可能とすべく、
機関始動が予想される場合(例えば、車両ドアのオープ
ンが検出された場合)には、機関始動前から空燃比セン
サ62、63のヒータ68への通電を開始することとし
ている。以下、機関始動前に行われるヒータ68への通
電をプリヒートと称する。
はほぼ外気温まで低下しているため、センサ温度Tが活
性化温度Teまで加熱されるまでには、ある程度の時間
が必要となる。そこで、本実施例では、内燃機関の始動
直後から空燃比フィードバックの実行を可能とすべく、
機関始動が予想される場合(例えば、車両ドアのオープ
ンが検出された場合)には、機関始動前から空燃比セン
サ62、63のヒータ68への通電を開始することとし
ている。以下、機関始動前に行われるヒータ68への通
電をプリヒートと称する。
【0022】ところで、内燃機関の冷間始動時には、速
やかな暖機を図るべく、ファーストアイドルが実現され
る。図3は、ファーストアイドルにおける水温THWと
アイドル回転数との関係を例示するマップである。図3
に示す如く、ファーストアイドル時には、水温THWが
低いほど、ISC開度が大きくされ、吸入空気量が増加
されることにより、アイドル回転数は高くなる。
やかな暖機を図るべく、ファーストアイドルが実現され
る。図3は、ファーストアイドルにおける水温THWと
アイドル回転数との関係を例示するマップである。図3
に示す如く、ファーストアイドル時には、水温THWが
低いほど、ISC開度が大きくされ、吸入空気量が増加
されることにより、アイドル回転数は高くなる。
【0023】ファーストアイドル時におけるアイドル回
転数が高くなると、それに伴って、排気通路58を流れ
る排気ガスの流量が増加することで、空燃比センサ6
2、63は排気ガスにより冷却され易くなる。本実施例
のシステムは、ファーストアイドルでの排気ガスによる
冷却を考慮して、空燃比センサ62、63のプリヒート
の目標温度Tcを設定する点に特徴を有している。
転数が高くなると、それに伴って、排気通路58を流れ
る排気ガスの流量が増加することで、空燃比センサ6
2、63は排気ガスにより冷却され易くなる。本実施例
のシステムは、ファーストアイドルでの排気ガスによる
冷却を考慮して、空燃比センサ62、63のプリヒート
の目標温度Tcを設定する点に特徴を有している。
【0024】なお、空燃比センサ62、63が異なる構
成とされ、空燃比センサ62のみがヒータ68を有する
構成とされている場合には、プリヒートは空燃比センサ
62に対してのみ行われることとなる。図4は、(A)
例えば車両ドアのオープンが検知されること等により内
燃機関の始動が予想された後の、センサ温度Tの時間変
化、及び(B)空燃比センサ62、63のプリヒートの
オン/オフ状態の時間変化を例示する。なお、図4
(A)においては、センサ温度Tを、アイドル回転数が
異なる(すなわち、水温THWが異なる)3つの場合に
ついて示している。また、図5は、予測されるアイドル
回転数に基づいてプリヒートでの目標温度Tcを決定す
る際に参照されるマップの一例を示す。
成とされ、空燃比センサ62のみがヒータ68を有する
構成とされている場合には、プリヒートは空燃比センサ
62に対してのみ行われることとなる。図4は、(A)
例えば車両ドアのオープンが検知されること等により内
燃機関の始動が予想された後の、センサ温度Tの時間変
化、及び(B)空燃比センサ62、63のプリヒートの
オン/オフ状態の時間変化を例示する。なお、図4
(A)においては、センサ温度Tを、アイドル回転数が
異なる(すなわち、水温THWが異なる)3つの場合に
ついて示している。また、図5は、予測されるアイドル
回転数に基づいてプリヒートでの目標温度Tcを決定す
る際に参照されるマップの一例を示す。
【0025】図4に示す如く、時刻t0においてドアオ
ープンにより内燃機関の始動が予想された後、プリヒー
トが開始されることで、センサ温度Tは目標温度Tcに
向けて上昇する。この場合、図5に示す如く、予測され
るアイドル回転数が高いほど(すなわち、水温THWが
低いほど)、目標温度Tcは高く設定される。なお、図
5に示すマップは、アイドル回転数と、各アイドル回転
数に対応する排気ガス量に応じた空燃比センサ62、6
3の冷却度合いとの関係を、例えば実験的に求めること
により得られたものである。
ープンにより内燃機関の始動が予想された後、プリヒー
トが開始されることで、センサ温度Tは目標温度Tcに
向けて上昇する。この場合、図5に示す如く、予測され
るアイドル回転数が高いほど(すなわち、水温THWが
低いほど)、目標温度Tcは高く設定される。なお、図
5に示すマップは、アイドル回転数と、各アイドル回転
数に対応する排気ガス量に応じた空燃比センサ62、6
3の冷却度合いとの関係を、例えば実験的に求めること
により得られたものである。
【0026】図4に示す時刻t1において内燃機関のク
ランキング始動が開始されると、車載バッテリー75の
消耗を防止すべくプリヒートの実行は終了される。上記
の如く、ファーストアイドルにおけるアイドル回転数が
高いほど、排気ガス量の増加により空燃比センサ62、
63が大きな度合いで冷却されることで、センサ温度T
は速やかに低下する。一方、上記の如く、ファーストア
イドルでのアイドル回転数が高いほど、プリヒートでの
目標温度Tcが高く設定される。その結果、ファースト
アイドルが終了する時刻t2においても、センサ温度T
は確実に活性化温度Te以上に維持される。
ランキング始動が開始されると、車載バッテリー75の
消耗を防止すべくプリヒートの実行は終了される。上記
の如く、ファーストアイドルにおけるアイドル回転数が
高いほど、排気ガス量の増加により空燃比センサ62、
63が大きな度合いで冷却されることで、センサ温度T
は速やかに低下する。一方、上記の如く、ファーストア
イドルでのアイドル回転数が高いほど、プリヒートでの
目標温度Tcが高く設定される。その結果、ファースト
アイドルが終了する時刻t2においても、センサ温度T
は確実に活性化温度Te以上に維持される。
【0027】図6は、上記の機能を実現すべくECU1
0が実行するルーチンのフローチャートである。図6に
示すルーチンが起動されると、先ずステップ100の処
理が実行される。ステップ100では、プリヒートの実
行が許可されているか否かが判別される。具体的には、
ステップ100では、車両ドアのオープンが検出された
後、内燃機関の始動前である場合、すなわち、内燃機関
の始動が予想される場合に、プリヒートの実行が許可さ
れていると判別される。ステップ100において、プリ
ヒートの実行が許可されていないと判別された場合は、
次にステップ102の処理が実行される。一方、ステッ
プ100において、プリヒートの実行が許可されている
場合は、次にステップ104の処理が実行される。
0が実行するルーチンのフローチャートである。図6に
示すルーチンが起動されると、先ずステップ100の処
理が実行される。ステップ100では、プリヒートの実
行が許可されているか否かが判別される。具体的には、
ステップ100では、車両ドアのオープンが検出された
後、内燃機関の始動前である場合、すなわち、内燃機関
の始動が予想される場合に、プリヒートの実行が許可さ
れていると判別される。ステップ100において、プリ
ヒートの実行が許可されていないと判別された場合は、
次にステップ102の処理が実行される。一方、ステッ
プ100において、プリヒートの実行が許可されている
場合は、次にステップ104の処理が実行される。
【0028】ステップ102では、空燃比センサ62、
63のヒータ68への通電制御におけるデューティ比H
Tdutyが「0」に設定されることで、ヒータ68への通
電が停止される。ステップ102の処理が終了すると、
今回のルーチンは終了される。ステップ104では、現
在のセンサ温度Tが検出される。
63のヒータ68への通電制御におけるデューティ比H
Tdutyが「0」に設定されることで、ヒータ68への通
電が停止される。ステップ102の処理が終了すると、
今回のルーチンは終了される。ステップ104では、現
在のセンサ温度Tが検出される。
【0029】ステップ106では、上記図3に示すマッ
プを参照することにより、水温THWに基づいてファー
ストアイドルでのアイドル回転数が予測され、続くステ
ップ108では、図5に示すマップを参照することによ
り、予測されたアイドル回転数に基づいてプリヒートに
おける目標温度Tcが決定される。なお、図3及び図5
に示すマップを統合して、水温THWと目標温度Tcと
の関係を示すマップを作成しておき、このマップを参照
することにより、水温THWから目標温度Tcを直接求
めることとしてもよい。ステップ108の処理が終了す
ると、ステップ110へ進む。
プを参照することにより、水温THWに基づいてファー
ストアイドルでのアイドル回転数が予測され、続くステ
ップ108では、図5に示すマップを参照することによ
り、予測されたアイドル回転数に基づいてプリヒートに
おける目標温度Tcが決定される。なお、図3及び図5
に示すマップを統合して、水温THWと目標温度Tcと
の関係を示すマップを作成しておき、このマップを参照
することにより、水温THWから目標温度Tcを直接求
めることとしてもよい。ステップ108の処理が終了す
ると、ステップ110へ進む。
【0030】ステップ110では、センサ温度Tが目標
温度Tcを上回っているか否かが判別される。その結
果、T>Tcが成立する場合は、次にステップ112に
おいて、デューティ比HTdutyが所定値αだけ減少され
ることにより、ヒータ68への通電量が減少された後、
今回のルーチンは終了される。一方、ステップ110に
おいて、T>Tcが不成立であれば、次にステップ11
4において、デューティ比THdutyが所定値αだけ増加
されることにより、ヒータ68への通電量が増加された
後、今回のルーチンは終了される。
温度Tcを上回っているか否かが判別される。その結
果、T>Tcが成立する場合は、次にステップ112に
おいて、デューティ比HTdutyが所定値αだけ減少され
ることにより、ヒータ68への通電量が減少された後、
今回のルーチンは終了される。一方、ステップ110に
おいて、T>Tcが不成立であれば、次にステップ11
4において、デューティ比THdutyが所定値αだけ増加
されることにより、ヒータ68への通電量が増加された
後、今回のルーチンは終了される。
【0031】上述の如く、本実施例によれば、ファース
トアイドルにおけるアイドル回転数が高いほど、すなわ
ち、排気ガスによる空燃比センサ62、63の冷却度合
いが大きいほど、プリヒートにおける目標温度Tcが高
く設定されることで、機関始動後のセンサ温度Tは活性
化温度Te以上に維持される。従って、本実施例によれ
ば、機関始動後、ファーストアイドル回転数の高低にか
かわらず、空燃比センサ62、63の活性状態を維持す
ることができ、これにより、空燃比フィードバック制御
を機関始動直後から確実に開始させることができる。
トアイドルにおけるアイドル回転数が高いほど、すなわ
ち、排気ガスによる空燃比センサ62、63の冷却度合
いが大きいほど、プリヒートにおける目標温度Tcが高
く設定されることで、機関始動後のセンサ温度Tは活性
化温度Te以上に維持される。従って、本実施例によれ
ば、機関始動後、ファーストアイドル回転数の高低にか
かわらず、空燃比センサ62、63の活性状態を維持す
ることができ、これにより、空燃比フィードバック制御
を機関始動直後から確実に開始させることができる。
【0032】また、上記の如く、ファーストアイドルに
おける冷却を考慮して目標温度Tcが設定されること
で、プリヒートにおいて空燃比センサ62、63は必要
最低限の範囲で加熱され、これにより、車載バッテリー
70の電力が不必要に消費されることが防止される。従
って、本実施例によれば、セルモータに十分な電力を供
給し得ることで良好な機関始動性を確保できると共に、
車載バッテリー70の容量低減及び寿命向上を図ること
ができる。また、省電力化が実現されることで車載バッ
テリー70への充電を行うオルタネータの負荷が低減さ
れるため、アイドル運転の安定性及び燃費の向上を図る
ことも可能となる。
おける冷却を考慮して目標温度Tcが設定されること
で、プリヒートにおいて空燃比センサ62、63は必要
最低限の範囲で加熱され、これにより、車載バッテリー
70の電力が不必要に消費されることが防止される。従
って、本実施例によれば、セルモータに十分な電力を供
給し得ることで良好な機関始動性を確保できると共に、
車載バッテリー70の容量低減及び寿命向上を図ること
ができる。また、省電力化が実現されることで車載バッ
テリー70への充電を行うオルタネータの負荷が低減さ
れるため、アイドル運転の安定性及び燃費の向上を図る
ことも可能となる。
【0033】なお、上記実施例においては、ECU10
が図6に示すルーチンを実行することにより特許請求の
範囲に記載したプリヒート手段が、図6に示すルーチン
のステップ106の処理を実行することにより特許請求
の範囲に記載した排気ガス量予測手段が、図6に示すル
ーチンのステップ108の処理を実行することにより通
電量設定手段が、それぞれ実現され、また、図3に示す
関係が実現されるようにECU10が水温THWに基づ
いてアイドル回転数を制御することにより特許請求の範
囲に記載したアイドル制御手段が実現されている。ま
た、上記実施例においては、水温THWが特許請求の範
囲に記載した機関温度に相当している。
が図6に示すルーチンを実行することにより特許請求の
範囲に記載したプリヒート手段が、図6に示すルーチン
のステップ106の処理を実行することにより特許請求
の範囲に記載した排気ガス量予測手段が、図6に示すル
ーチンのステップ108の処理を実行することにより通
電量設定手段が、それぞれ実現され、また、図3に示す
関係が実現されるようにECU10が水温THWに基づ
いてアイドル回転数を制御することにより特許請求の範
囲に記載したアイドル制御手段が実現されている。ま
た、上記実施例においては、水温THWが特許請求の範
囲に記載した機関温度に相当している。
【0034】ところで、上記実施例では、ヒータ抵抗R
に基づいてヒータ68の温度を求め、この温度をセンサ
温度Tとして用いることとしたが、センサ温度Tを求め
る手法はこれに限られるものではない。例えば、センサ
素子66は、センサ温度Tが高くなるほど、インピーダ
ンスが低くなる特性を有している。このため、センサ素
子66に所定周波数の交流電圧を印可し、その印可電圧
と電流との関係からセンサ素子66のインピーダンスを
測定することによりセンサ温度Tを求めることとしても
よい。
に基づいてヒータ68の温度を求め、この温度をセンサ
温度Tとして用いることとしたが、センサ温度Tを求め
る手法はこれに限られるものではない。例えば、センサ
素子66は、センサ温度Tが高くなるほど、インピーダ
ンスが低くなる特性を有している。このため、センサ素
子66に所定周波数の交流電圧を印可し、その印可電圧
と電流との関係からセンサ素子66のインピーダンスを
測定することによりセンサ温度Tを求めることとしても
よい。
【0035】また、機関停止中は排気通路58内の酸素
濃度は一定(大気圧中の酸素濃度に等しい値)に維持さ
れている。一方、酸素濃度が一定に維持された状況下で
のセンサ電流Iは、センサ温度Tが活性化温度に達する
までは、センサ温度Tの上昇に応じて増加する。従っ
て、機関始動前のセンサ電流Iに基づいてセンサ温度T
を求めることもできる。
濃度は一定(大気圧中の酸素濃度に等しい値)に維持さ
れている。一方、酸素濃度が一定に維持された状況下で
のセンサ電流Iは、センサ温度Tが活性化温度に達する
までは、センサ温度Tの上昇に応じて増加する。従っ
て、機関始動前のセンサ電流Iに基づいてセンサ温度T
を求めることもできる。
【0036】更に、上記実施例では、センサ電流Iが空
燃比に応じて連続的に変化する空燃比センサ62、63
により酸素濃度を検出するものとしたが、本発明はこれ
に限らず、空燃比センサ62、63の一方又は双方に代
えて、空燃比に応じてリッチ/リーンの2段階の信号を
出力するO2 センサを用いてもよい。また、上記実施例
では、ヒータ68への通電量をデューティ制御するもの
としたが、これに限らず、電流値をリニアに変化させる
ことで通電量を制御してもよい。この場合、上記図5に
示すルーチンのステップ110及び112では、それぞ
れ、通電電流を減少及び増加させることとすればよい。
燃比に応じて連続的に変化する空燃比センサ62、63
により酸素濃度を検出するものとしたが、本発明はこれ
に限らず、空燃比センサ62、63の一方又は双方に代
えて、空燃比に応じてリッチ/リーンの2段階の信号を
出力するO2 センサを用いてもよい。また、上記実施例
では、ヒータ68への通電量をデューティ制御するもの
としたが、これに限らず、電流値をリニアに変化させる
ことで通電量を制御してもよい。この場合、上記図5に
示すルーチンのステップ110及び112では、それぞ
れ、通電電流を減少及び増加させることとすればよい。
【0037】更に、上記実施例では、アイドル回転数に
基づいてプリヒートにおける目標温度Tcを決定するこ
ととしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、
アイドル回転数に基づいてプリヒートにおけるヒータ6
6への総通電電力量を決定することとしてもよい。な
お、デューティ比HTdutyの変更幅αはセンサ温度Tと
目標温度Tcとの差の大きさに基づいて可変としてもよ
い。
基づいてプリヒートにおける目標温度Tcを決定するこ
ととしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、
アイドル回転数に基づいてプリヒートにおけるヒータ6
6への総通電電力量を決定することとしてもよい。な
お、デューティ比HTdutyの変更幅αはセンサ温度Tと
目標温度Tcとの差の大きさに基づいて可変としてもよ
い。
【0038】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、機関始動時の排気ガス量に基づいてプリヒートにお
ける通電量を設定することで、排気ガスによる空燃比セ
ンサの冷却を考慮して空燃比センサをプリヒートするこ
とができる。従って、本発明によれば、機関始動後、ア
イドル回転数にかかわらず、空燃比センサの活性状態を
維持することができる。
ば、機関始動時の排気ガス量に基づいてプリヒートにお
ける通電量を設定することで、排気ガスによる空燃比セ
ンサの冷却を考慮して空燃比センサをプリヒートするこ
とができる。従って、本発明によれば、機関始動後、ア
イドル回転数にかかわらず、空燃比センサの活性状態を
維持することができる。
【0039】また、請求項2記載の発明によれば、機関
温度に応じてアイドル回転数が制御されるため、機関温
度に応じたアイドル回転数に基づいて排気ガス量を予想
することができる。
温度に応じてアイドル回転数が制御されるため、機関温
度に応じたアイドル回転数に基づいて排気ガス量を予想
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空燃比センサのヒータ制御装置が適用
された内燃機関のシステム構成図である。
された内燃機関のシステム構成図である。
【図2】本実施例のシステムが備える空燃比センサの内
部構成をECUとの接続回路と共に示す図である。
部構成をECUとの接続回路と共に示す図である。
【図3】本実施例においてファーストアイドルにおいて
実現される水温THWとアイドル回転数との関係を表す
マップの一例を示す図である。
実現される水温THWとアイドル回転数との関係を表す
マップの一例を示す図である。
【図4】図4(A)は、機関始動が予想された後の空燃
比センサの温度Tの時間変化を、水温が異なる3つの場
合について例示する図である。図4(B)は、機関始動
が予想された後のプリヒートの実行状態を例示する図で
ある。
比センサの温度Tの時間変化を、水温が異なる3つの場
合について例示する図である。図4(B)は、機関始動
が予想された後のプリヒートの実行状態を例示する図で
ある。
【図5】本実施例においてアイドル回転数に基づいてプ
リヒートでの目標温度Tcを決定すべく参照されるマッ
プの一例を示す図である。
リヒートでの目標温度Tcを決定すべく参照されるマッ
プの一例を示す図である。
【図6】本実施例においてECUが空燃比センサのプリ
ヒートを実現すべく実行するルーチンのフローチャート
である。
ヒートを実現すべく実行するルーチンのフローチャート
である。
10 ECU 62、63 空燃比センサ 68 ヒータ
フロントページの続き (72)発明者 井手 宏二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 2G004 BJ01 BK04 BL08 BL20 3G084 BA00 CA01 CA02 DA10 FA07 FA10 FA30 FA33 FA38 3G301 HA01 JA13 JA20 KA01 KA05 KA07 MA11 ND41 NE18 PA01Z PA11Z PD04A PD04Z PD05A PD05Z PD09A PD09Z PD13A PD13Z PE01Z PE03Z PE08Z PG02A
Claims (2)
- 【請求項1】 内燃機関の排気通路に設けられた空燃比
センサが備えるヒータへの通電を制御するヒータ制御装
置であって、 機関始動前に前記ヒータへの通電を行うプリヒート手段
と、 機関始動時の排気ガス量を予測する排気ガス量予測手段
と、 該予測された排気ガス量に基づいて、前記プリヒート手
段による前記ヒータへの通電量を設定する通電量設定手
段とを備えることを特徴とする空燃比センサのヒータ制
御装置。 - 【請求項2】 前記内燃機関は、機関温度に応じてアイ
ドル回転数を設定するアイドル制御手段を備え、 前記排気ガス量予測手段は、前記機関温度に応じた前記
アイドル回転数に基づいて前記排気ガス量を予測するこ
とを特徴とする請求項1記載の空燃比センサのヒータ制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11034857A JP2000234548A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 空燃比センサのヒータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11034857A JP2000234548A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 空燃比センサのヒータ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000234548A true JP2000234548A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12425858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11034857A Pending JP2000234548A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 空燃比センサのヒータ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000234548A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009069140A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-04-02 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガスセンサ制御装置 |
| JP2009529691A (ja) * | 2006-03-16 | 2009-08-20 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | ガス・センサの作動方法および装置 |
| US9909483B2 (en) | 2014-09-02 | 2018-03-06 | Arctic Cat, Inc. | Oxygen sensor cooling duct |
| DE102008038583B4 (de) | 2007-08-23 | 2024-02-08 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Gassensorsteuervorrichtung mit zwei Widerstandssollwerten zur Verkürzung der Aktivierungszeit des Gassensorelements |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP11034857A patent/JP2000234548A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009529691A (ja) * | 2006-03-16 | 2009-08-20 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | ガス・センサの作動方法および装置 |
| US8201993B2 (en) | 2006-03-16 | 2012-06-19 | Robert Bosch Gmbh | Method for operating a gas sensor |
| JP2009069140A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-04-02 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガスセンサ制御装置 |
| DE102008038583B4 (de) | 2007-08-23 | 2024-02-08 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Gassensorsteuervorrichtung mit zwei Widerstandssollwerten zur Verkürzung der Aktivierungszeit des Gassensorelements |
| US9909483B2 (en) | 2014-09-02 | 2018-03-06 | Arctic Cat, Inc. | Oxygen sensor cooling duct |
| US10119450B2 (en) | 2014-09-02 | 2018-11-06 | Arctic Cat, Inc. | Oxygen sensor cooling duct |
| US11248512B2 (en) | 2014-09-02 | 2022-02-15 | Arctic Cat Inc. | Cooling duct |
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