JP2000235261A - 感光性樹脂組成物 - Google Patents

感光性樹脂組成物

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JP2000235261A
JP2000235261A JP35322999A JP35322999A JP2000235261A JP 2000235261 A JP2000235261 A JP 2000235261A JP 35322999 A JP35322999 A JP 35322999A JP 35322999 A JP35322999 A JP 35322999A JP 2000235261 A JP2000235261 A JP 2000235261A
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JP
Japan
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epoxy
photosensitive resin
prepolymer
resin composition
acid
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JP35322999A
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English (en)
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Hiroshi Kusaka
央 草香
Kazuyuki Hata
和行 畑
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 活性エネルギー線を照射することによって速
やかに硬化し、硬化後の塗膜硬度が良好でかつ基材との
密着性、耐溶剤性、熱安定性、タック性に優れている感
光性樹脂組成物を提供すること。 【解決手段】 一分子中に少なくとも2個のエチレン性
不飽和結合と水酸基を有する化合物と酸無水物との反応
により得られる不飽和モノカルボン酸(a1)を含む少
なくとも1種の不飽和モノカルボン酸と、一分子中に少
なくとも2個のエポキシ基を有するエポキシ化合物
(b)とを反応させることにより得られるプレポリマー
(A1)を含有する感光性樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規にして有用な感
光性樹脂組成物に関し、さらに詳しくは、紫外線または
電子線等の活性エネルギー線の照射により速やかに硬化
し、基材との密着性に優れた高硬度の硬化物を与え、プ
リント配線板製造用のソルダーレジストとして好適に用
いられる感光性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板では、回路の永久保護皮
膜として液状ソルダーレジストが広く用いられている。
液状ソルダーレジストとは回路導体のはんだ付けする部
分を除いた全面に皮膜形成されるもので、プリント配線
板に電子部品を配線する際、はんだが不必要な部分に付
着するのを防ぐとともに、回路が直接空気に暴露される
のを防止する保護皮膜として使用されるものである。液
状ソルダーレジストとしては、例えば特開昭60−20
8337号公報には、ノボラック型エポキシ樹脂のアク
リル酸との部分反応物を主成分とする液状ソルダーレジ
ストインキ組成物が提案されている。しかしながら、こ
れらのインキ組成物は、分子中にエポキシ基を残存させ
るために感光基の数が少なく、露光後の硬化性が十分で
ないという問題を有している。
【0003】また、特公平1−54390号公報には、
ノボラック型エポキシ樹脂と不飽和モノカルボン酸の反
応物と多塩基酸無水物の反応生成物を主成分とする感光
性樹脂組成物が提案されている。しかしながら、この感
光性樹脂組成物は、長時間インキを放置すると未露光部
に現像むらが発生する、硬化が遅い、塗膜の耐溶剤性が
十分でないという問題を有している。特許第26913
48号公報には、(メタ)アクリロイル基とカルボキシ
ル基とを含有するエステルとアクリル酸をノボラック型
エポキシ樹脂と付加反応させ、さらに多塩基酸無水物を
反応させたプレポリマーからなる感光性樹脂組成物が提
案されている。しかしながら、この感光性樹脂組成物
は、塗膜乾燥後のタック性が不十分であり、フォトマス
クへの感光性樹脂組成物の転写が起こるという問題点を
有している。
【0004】さらに、特開平8−269172号公報に
は、エポキシ化合物と不飽和モノカルボン酸の反応物に
多塩基酸無水物、ジイソシアネート類と一分子中に一個
の水酸基を有する(メタ)アクリレート類を反応させた
反応生成物が提案されている。しかしながら、この感光
性樹脂組成物は、乾燥時間が長いと現像むらが生じる、
はんだ耐熱性や耐溶剤性が十分でない等の問題を有して
いる。このように硬化性、耐溶剤性、密着性、安定性、
タック性などの諸特性がすべて良好なソルダーレジスト
組成物は、これまで提供されていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
のような種々の問題を解消することを課題とした。すな
わち、活性エネルギー線を照射することによって速やか
に硬化し、硬化後の塗膜硬度が良好でかつ基材との密着
性、耐溶剤性、熱安定性、タック性に優れている感光性
樹脂組成物を提供することを解決すべき課題とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ために鋭意検討を進めた結果、本発明者らは特定の不飽
和モノカルボン酸と特定のエポキシ化合物との反応生成
物を用いることによって、所期の効果を示す優れた感光
性樹脂組成物を製造し得ることを見いだし、本発明を提
供するに至った。
【0007】すなわち本発明は、一分子中に少なくとも
2個のエチレン性不飽和結合と水酸基を有する化合物と
酸無水物との反応により得られる不飽和モノカルボン酸
(a1)を含む少なくとも1種の不飽和モノカルボン酸
と、一分子中に少なくとも2個のエポキシ基を有するエ
ポキシ化合物(b)とを反応させることにより得られる
プレポリマー(A1)を含有する感光性樹脂組成物を提
供するものである。
【0008】プレポリマー(A1)は、エポキシ化合物
(b)のエポキシ基1当量に対して、一分子中に少なく
とも2個のエチレン性不飽和結合と水酸基を有する化合
物と酸無水物との反応により得られる不飽和モノカルボ
ン酸(a1)を0.01〜1.0当量、および(a1)
以外の不飽和モノカルボン酸(a2)を0〜0.99当
量反応させることにより得られたものであるのが好まし
い。
【0009】また本発明は、上記プレポリマー(A1)
と飽和または不飽和多塩基酸無水物(c)とを反応させ
ることにより得られるプレポリマー(A2)を含有する
感光性樹脂組成物も提供する。上記プレポリマー(A
1)中、エポキシ化合物(b)は、下記一般式(I)で
表される構造を有するものであるのが好ましい。
【0010】
【化2】
【0011】式中、R1およびR2は、それぞれ独立して
水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、ヒドロキシアル
キル基またはハロゲン原子を表し、Xは−CO−、−S
2−、−C(CF32−、−Si(CH32−、−C
2−、−C(CH32−、−O−または単結合を表
し、nは0〜100の整数を表す。本発明の感光性樹脂
組成物は、プレポリマー(A1)または(A2)の他
に、光重合開始剤(B)および反応性希釈剤(C)を含
有するものであるのが好ましい。また、さらにエポキシ
樹脂(D)を含有するものであるのがより好ましい。特
に、プレポリマー(A1)または(A2)を100重量
部、光重合開始剤(B)を1〜30重量部、反応性希釈
剤(C)を1〜100重量部、エポキシ樹脂(D)を2
〜100重量部含有するものであるのが好ましい。なお
本明細書において、「〜」はその前後に記載される数値
を最小値および最大値として含む範囲である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の感光性樹
脂組成物の各成分および用途について詳細に説明する。
本発明の感光性樹脂組成物の必須成分であるプレポリマ
ー(A1)は、一分子中に少なくとも2個のエチレン性
不飽和結合と水酸基を有する化合物と酸無水物との反応
により得られる不飽和モノカルボン酸(a1)(以下に
おいて「不飽和モノカルボン酸(a1)」と略すことが
ある)を含む少なくとも1種の不飽和モノカルボン酸
と、一分子中に少なくとも2個のエポキシ基を有するエ
ポキシ化合物(b)(以下において「エポキシ化合物
(b)」と略すことがある)とを反応させることにより
得ることができる。
【0013】一分子中に少なくとも2個のエチレン性不
飽和結合と水酸基を有する化合物と酸無水物との反応に
より得られる不飽和モノカルボン酸(a1) 不飽和モノカルボン酸(a1)の合成に使用する、一分
子中に少なくとも2個のエチレン性不飽和結合と水酸基
を有する化合物としては、例えば、ペンタエリスリトー
ルトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトール
ペンタ(メタ)アクリレート、グリセロールジ(メタ)
アクリレート、2−ヒドロキシ−3−アクリロキシプロ
ピル(メタ)アクリレート等の公知慣用の(メタ)アク
リレートを単独または2種以上組み合わせて用いること
ができる。なお本明細書において「(メタ)アクリル
酸」との表記はアクリル酸またはメタクリル酸を意味
し、「(メタ)アクリレート」との表記はアクリレート
またはメタクリレートを意味する。
【0014】不飽和モノカルボン酸(a1)の合成に使
用する酸無水物としては、例えば、無水マレイン酸、無
水コハク酸、無水フタル酸、無水ヘキサヒドロフタル
酸、無水−3−エチルヘキサヒドロフタル酸、無水−4
−エチルヘキサヒドロフタル酸、無水テトラヒドロフタ
ル酸、無水−3−メチルテトラヒドロフタル酸、無水−
4−メチルテトラヒドロフタル酸、無水−3−エチルテ
トラヒドロフタル酸、無水−4−エチルテトラヒドロフ
タル酸等の公知慣用の酸無水物を用いることができる。
これらの酸無水物は、単独または2種以上を組み合わせ
て使用することができる。
【0015】不飽和モノカルボン酸(a1)の合成の際
には、一分子中に少なくとも2個のエチレン性不飽和結
合と水酸基を有する化合物の水酸基1当量に対して、酸
無水物を好ましくは0.3〜1.0当量、さらに好まし
くは0.8〜1.0当量使用する。合成した不飽和モノ
カルボン酸(a1)は、エポキシ化合物(b)のエポキ
シ基1.0当量に対して0.01〜1.0当量反応させ
るのが好ましい。不飽和モノカルボン酸(a1)の量が
0.01当量未満であると硬化性が不十分になり、1.
0当量を超えるとタック性が不十分になる傾向がある。
【0016】(a1)以外の不飽和モノカルボン酸(a
2) プレポリマーの合成に使用する不飽和モノカルボン酸と
して、上記(a1)に含まれない不飽和モノカルボン酸
(a2)を併用することが好ましい。(a1)以外の不
飽和モノカルボン酸(a2)として、例えば(メタ)ア
クリル酸、クロトン酸、桂皮酸などを挙げることができ
る。これらの不飽和モノカルボン酸(a2)は、エポキ
シ化合物(b)のエポキシ基1.0当量に対して0〜
0.99当量反応させるのが好ましい。不飽和モノカル
ボン酸(a2)の量が0.99当量を超えると硬化性が
不十分になる傾向がある。
【0017】一分子中に少なくとも2個のエポキシ基を
有するエポキシ化合物(b) 一分子中に少なくとも2個のエポキシ基を有するエポキ
シ化合物(b)としては、エポキシ当量が10000以
下のものが好ましく、エポキシ当量が100〜1000
のものがより好ましい。エポキシ化合物(b)の具体例
としては、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェ
ノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ
樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ビキシレノール型エ
ポキシ樹脂、ジフェニルエーテル型エポキシ樹脂、ヘキ
サフルオロイソプロペニルビスフェノール型エポキシ樹
脂、ビスクレゾールF型エポキシ樹脂を挙げることがで
きる。これらのエポキシ化合物は単独または2種以上を
組み合わせて用いることができる。
【0018】上記エポキシ化合物を使用すると、タック
性、耐熱性、可撓性が良好なプレポリマー(A1)、
(A2)が得られ、またプレポリマー(A1)、(A
2)の合成時においてゲル化を起こしにくい。特に、上
記一般式(I)で表される構造を有するものが好まし
い。一般式(I)中、R1およびR2は、それぞれ独立し
て水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、ヒドロキシア
ルキル基またはハロゲン原子を表し、好ましくは、水素
原子、メチル基、ハロゲン原子である。Xは−CO−、
−SO2−、−C(CF32−、−Si(CH32−、
−CH2−、−C(CH32−、−O−または単結合を
表し、好ましくは、−CH2−、−C(CH32−、−
O−である。nは0〜100の整数を表し、好ましくは
1〜20の整数である。一般式(I)で表される構造を
有するエポキシ化合物は、市販品であっても合成品であ
ってもよい。市販品としては、例えば油化シェルエポキ
シ社製のエピコート1002、1003、4002、E
1004、E4004を挙げることができる。
【0019】飽和または不飽和多塩基酸無水物(c) プレポリマー(A2)の合成に使用する飽和または不飽
和多塩基酸無水物(c)として、例えば、無水クロレン
ド酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、無水
マレイン酸、無水コハク酸、無水フタル酸、無水ヘキサ
ヒドロフタル酸、無水−3−メチルヘキサヒドロフタル
酸、無水−4−ヘキサヒドロフタル酸、無水−3−エチ
ルヘキサヒドロフタル酸、無水−4−エチルヘキサヒド
ロフタル酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水−3−メ
チルテトラヒドロフタル酸、無水−4−メチルテトラヒ
ドロフタル酸、無水−3−エチルテトラヒドロフタル
酸、無水−4−エチルテトラヒドロフタル酸等が現像
性、熱硬化性成分等の反応性から好適である。多塩基酸
無水物(c)の使用量は、エポキシ化合物(b)のエポ
キシ基1.0当量に対して0.2〜6.0当量が好まし
い。多塩基酸無水物(c)の量が0.2当量未満である
と現像性が不十分であり、また6.0当量を超えると耐
水性が不十分になる傾向にある。
【0020】光重合開始剤(B) 上記(B)の光重合開始剤としては、ベンゾイン、ベン
ゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベ
ンゾインイソプロピルエーテルなどのベンゾインとその
アルキルエーテル類;アセトフェノン、2,2−ジメト
キシ−2−フェニルアセトフェノン、2,2−ジエトキ
シ−2−フェニルアセトフェノン、1,1−ジクロロア
セトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニル
ケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプ
ロパン−1−オン、1−[4−(2−ヒドロキシエトキ
シ)フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プ
ロパン−1−オン、2−メチル−1−[4−メチルチオ
フェニル]−2−モルフォリノ−プロパン−1−オン、
2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフ
ォリノフェニル)−1−ブタノンなどのアセトフェノン
類;2−メチルアントラキノン、2−エチルアントラキ
ノン、2−ターシャリーブチルアントラキノン、1−ク
ロロアントラキノン、2−アミルアントラキノンなどの
アントラキノン類;2,4−ジメチルチオキサントン、
2,4−ジエチルチオキサントン、2−クロロチオキサ
ントン、2,4−ジイソプロピルチオキサントンなどの
チオキサントン類;アセトフェノンジメチルケタール、
ベンジルジメチルケタールなどのケタール類、ベンゾフ
ェノンなどのベンゾフェノン類またはキサントン類、2
−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリ
ノフェニル)ブタノン−1等のα−アミノケトン類、ビ
ス(2,6−ジメトキシベンゾイル)―2,4,4−ト
リメチルペンチルホスフィンオキサイド、ビス(2,
4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィン
オキサイド、ビス(η5−2,4−シクロペンタジエン
−1−イル)−ビス(2,6−ジフルオロ−3−(1H
−ピロール−1−イル)フェニルチタニウム、η5−シ
クロペンタジエニル−η6−クメニルアイアン(1+)
−ヘキサフルオロホスフェイト(1−)等があり、これ
ら公知慣用化合物をはじめとする光重合開始剤を単独ま
たは2種以上組み合わせて用いることができる。
【0021】また、かかる光重合開始剤は、安息香酸系
または第3級アミン系など公知慣用の光重合促進剤の1
種あるいは2種以上と組み合わせて用いることができ
る。これらの光重合開始剤(B)の使用量はプレポリマ
ー(A1)または(A2)成分100重量部に対して好
ましくは1〜30重量部、より好ましくは3〜25重量
部である。光重合開始剤(B)の使用量が1重量部より
少ない場合には感光性樹脂組成物の光硬化性が悪くな
り、30重量部より多い場合にはソルダーレジストとし
ての特性が低下する傾向がある。
【0022】反応性希釈剤(C) 反応性希釈剤(C)は、感光性樹脂組成物のエネルギー
線による光硬化をさらに十分にして、耐水性、耐熱性、
耐アルカリ性を有する塗膜を得るために使用する。反応
性希釈剤(C)は、二重結合を少なくとも2個以上有す
る化合物であり、例えば、1,4−ブタンジオールジ
(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ
(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メ
タ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ネオペンチルグリコールアジペートジ(メ
タ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチル
グリコールジ(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニ
ルジ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性ジシク
ロペンテニルジ(メタ)アクリレート、エチレンオキシ
ド変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、エチ
レンオキシド変性リン酸ジ(メタ)アクリレート、アリ
ル化シクロヘキシルジ(メタ)アクリレート、イソシア
ヌル酸ジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパ
ンジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパント
リ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ
(メタ)アクリレート、プロピオン酸変性ジペンタエリ
スリトールトリ(メタ)アクリレート、プロピレンオキ
シド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレ
ート、トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレー
ト、プロピオン酸変性ジペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレート、プロピオン酸変性ジペンタエリ
スリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリ
スリトールヘキサ(メタ)アクリレート、カプロラクロ
ン変性ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレ
ート等が挙げられる。
【0023】上記2官能、3官能、4官能、5官能、6
官能の多官能反応性希釈剤は単独あるいは2種以上組み
合わせて用いることができる。反応性希釈剤(C)の使
用量は、プレポリマー(A1)または(A2)100重
量部に対して好ましくは1〜100重量部、より好まし
くは2〜50重量部である。反応性希釈剤(C)の量が
1重量部以下であると感光性樹脂組成物の光硬化性が不
十分になり、100重量部を超えると感光性樹脂組成物
のタック性が不十分になる傾向がある。
【0024】エポキシ樹脂(D) エポキシ樹脂(D)は、ポストキュアー後において十分
に強靱な塗膜を得るために感光性樹脂組成物に加えられ
る。本目的に使用されるエポキシ樹脂としてはエポキシ
基を2個以上含む多官能エポキシ樹脂が挙げられる。例
えばビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノール
F型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、
ビフェニル型エポキシ樹脂、ビキシレノール型エポキシ
樹脂、N−グリシジル型エポキシ樹脂、トリグリシジル
イソシアヌレート、フェノールノボラック樹脂、クレゾ
ールノボラック樹脂、エチルフェノールノボラック樹
脂、イソプロピルフェノールノボラック樹脂、tert
−ブチルフェノールノボラック樹脂、3,5−キシレノ
ールノボラック樹脂、ブロムフェノールノボラック樹
脂、ビスフェノールAノボラック樹脂、ナフタレンノボ
ラック樹脂、ポリビニルフェノールのグリシジル化合
物、フェノール類とフェノール性水酸基を有する芳香族
アルデヒドとの縮合物のエポキシ化合物等、エチレング
リコールジグリシジルエーテル、ジエチレングリコール
ジグリシジルエーテル、テトラエチレングリコールジグ
リシジルエーテル等のポリエチレングリコールジグリシ
ジルエーテル類、プロピレングリコールジグリシジルエ
ーテル、ジプロピレングリコールジグリシジルエーテ
ル、トリプロピレングリコールジグリシジルエーテル等
のポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル類、
グリセロールポリグリシジルエーテル、ジグリセロール
ポリグリシジルエーテル等のポリグリセロールポリグリ
シジルエーテル類、ソルビトールポリグリシジルエーテ
ル、ソルビタンポリグリシジルエーテル、ペンタエリス
リトールポリグリシジルエーテル、トリメチロールプロ
パンポリグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコール
ジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグ
リシジルエーテル、トリグリシジルトリス(2−ヒドロ
キシエチル)イソシアネート、アジピン酸ジグリシジル
エステル等の公知慣用のエポキシ樹脂を単独または2種
以上組み合わせて用いることができる。
【0025】エポキシ樹脂(D)の使用量は、プレポリ
マー(A1)または(A2)100重量部に対して好ま
しくは2〜100重量部、より好ましくは10〜50重
量部である。エポキシ樹脂(D)の量が2重量部より少
ないと塗膜の硬度が低下する傾向があり、100重量部
を超えると光硬化性が低下する傾向がある。
【0026】その他の使用材料 本発明の感光性樹脂組成物に用いる樹脂を合成する時に
は溶剤または希釈剤を使用するのが好ましい。溶剤とし
ては、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等
のケトン類、トルエン、キシレン、テトラメチルベンゼ
ン等の芳香族炭化水素類、メチルセルソルブ、メチルカ
ルビトール、ジエチレングリコールジメチルエーテル等
のグリコールエーテル類、酢酸エチルおよびエチレング
リコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリ
コールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコ
ールモノプロピルエーテルアセテート、エチレングリコ
ールモノブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコ
ールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコ
ールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコ
ールモノプロピルエーテルアセテート、ジエチレングリ
コールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリ
コールモノメチルエーテルアセテート、ジプロピレング
リコールモノメチルエーテルアセテート等のグリコール
エーテル類の酢酸エステル化合物等のエステル類、エチ
レングリコール、プロピレングリコール等のアルコール
類、オクタン等の脂肪族炭化水素、石油ナフサ、ソルベ
ントナフサ等の石油系溶剤、水等が挙げられる。希釈剤
としては、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリ
レート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4
−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘ
キサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナ
ンジオールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコー
ルジ(メタ)アクリレート、フェノキシジエチレングリ
コール(メタ)アクリレート、アクリロイルモルホリン
等が挙げられる。これらの溶剤および希釈剤は単独ある
いは2種類以上を混合して用いることができ、使用量の
好適な範囲は、例えばプレポリマー(A1)または(A
2)100重量部に対して好ましくは5〜1000重量
部である。
【0027】また、本発明の目的を逸脱させることな
く、あるいは本発明の効果を損なわない範囲でさらに必
要に応じて、種々の添加剤を感光性樹脂組成物に加える
ことができる。例えばシリカ、アルミナ、タルク、クレ
ー、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等の無機充填剤、フ
タロシアニン系、アゾ系等の有機顔料、消泡剤、タック
改良剤、レベリング剤等の塗料用添加剤、尿素誘導体等
の硬化促進剤あるいはハイドロキノン、ハイドロキノン
モノメチルエーテル、ピロガロール、tert−ブチル
カテコール、フェノチアジン、N−ニトロソフェニルヒ
ドロキシルアミンアルミニウム塩、N−ニトロソフェニ
ルヒドロキシルアミンアンモニウム塩等の重合禁止剤を
加えてもよい。
【0028】本発明の感光性樹脂組成物は用途に応じ
て、アルミニウム、ステンレスなどの金属板、スクリー
ンメッシュ、紙、木材、合成樹脂、半導体基盤、あるい
はその他の任意の基材上に塗布し、乾燥して使用され
る。本発明の感光性樹脂組成物は、電子線、α線、β
線、γ線、X線、中性子線または紫外線といった各種の
電離放射線や光などのエネルギー線で硬化させることが
できるため、簡単に適用して利用することができる。
【0029】
【実施例】以下に例を挙げて本発明をさらに具体的に説
明する。以下の例に示す材料、割合、操作条件等は、本
発明の趣旨から逸脱しない限り適宜変更することができ
る。したがって本発明の範囲は以下に示す具体例により
何ら制限されるものではない。
【0030】(合成例1)温度計、攪拌器および還流冷
却管を備えたフラスコに、エポキシ樹脂(油化シェルエ
ポキシ社製ビスフェノールA型エポキシ樹脂:エピコー
ト1002 エポキシ当量=635)635gとジエチ
レングリコールモノエチルエーテルアセテート277g
とを加えて溶解した後ハイドロキノンモノメチルエーテ
ル0.4g、アクリル酸52g、ペンタエリスリトール
トリアクリレート・コハク酸無水物付加物144gおよ
びトリフェニルホスフィン4.2gとを加え、酸価が2
以下となるまで、110℃で反応させた。その後テトラ
ヒドロフタル酸無水物213g、コハク酸無水物60g
および石油系溶剤(エクソン化学社製:ソルベッソ15
0)196gを加え100℃で4時間反応させることに
よりプレポリマー(A−1)を生成させた。得られた樹
脂溶液の不揮発成分量は約70%であった。
【0031】(合成例2)温度計、攪拌器および還流冷
却管を備えたフラスコに、エポキシ樹脂(油化シェルエ
ポキシ社製ビスフェノールA型エポキシ樹脂:エピコー
ト1003 エポキシ当量=736)736gとジエチ
レングリコールモノエチルエーテルアセテート297g
とを加えて溶解した後ハイドロキノンモノメチルエーテ
ル0.5g、アクリル酸59g、ペンタエリスリトール
トリアクリレート・コハク酸無水物付加物96gおよび
ジメチルベンジルアミン4.5gとを加え、酸価が2以
下となるまで、110℃で反応させた。その後テトラヒ
ドロフタル酸無水物152gコハク酸無水物100gお
よび石油系溶剤(エクソン化学社製:ソルベッソ15
0)192gを加え100℃で4時間反応させることに
よりプレポリマー(A−2)を生成させた。得られた樹
脂溶液の不揮発成分量は約70%であった。
【0032】(合成例3)温度計、攪拌器および還流冷
却管を備えたフラスコに、エポキシ樹脂(油化シェルエ
ポキシ社製ビスフェノールF型エポキシ樹脂:エピコー
ト4002 エポキシ当量=575)575gとジプロ
ピレングリコールモノメチルエーテルアセテート283
gとを加えて溶解した後ハイドロキノンモノメチルエー
テル0.4g、アクリル酸36g、ペンタエリスリトー
ルトリアクリレート・コハク酸無水物付加物240gお
よびトリフェニルホスフィン6.4gとを加え、酸価が
2以下となるまで、110℃で反応させた。その後テト
ラヒドロフタル酸無水物304gおよび石油系溶剤(エ
クソン化学社製:ソルベッソ150)212gを加え1
00℃で4時間反応させることによりプレポリマー(A
−3)を生成させた。得られた樹脂溶液の不揮発成分量
は約70%であった。
【0033】(合成例4)温度計、攪拌器および還流冷
却管を備えたフラスコに、エポキシ樹脂(油化シェルエ
ポキシ社製ビスフェノールA型エポキシ樹脂:エピコー
ト1002 エポキシ当量=635)635gとプロピ
レングリコールモノメチルエーテルアセテート271g
とを加えて溶解した後ハイドロキノンモノメチルエーテ
ル0.4g、アクリル酸59g、ジペンタエリスリトー
ルペンタアクリレート・コハク酸無水物付加物118g
およびトリフェニルホスフィン4.2gとを加え、酸価
が2以下となるまで、110℃で反応させた。その後テ
トラヒドロフタル酸無水物213g、コハク酸無水物6
0gおよび石油系溶剤(エクソン化学社製:ソルベッソ
150)190gを加え100℃で4時間反応させるこ
とによりプレポリマー(A−4)を生成させた。得られ
た樹脂溶液の不揮発成分量は約70%であった。
【0034】(合成例5)温度計、攪拌器および還流冷
却管を備えたフラスコに、エポキシ樹脂(油化シェルエ
ポキシ社製ビスフェノールA型エポキシ樹脂:エピコー
ト1002 エポキシ当量=635)635gとジエチ
レングリコールモノエチルエーテルアセテート272g
とを加えて溶解した後ハイドロキノンモノメチルエーテ
ル0.4g、アクリル酸59g、ジペンタエリスリトー
ルペンタアクリレート・テトラヒドロフタル酸無水物付
加物123gおよびトリフェニルホスフィン4.2gと
を加え、酸価が2以下となるまで、110℃で反応させ
た。その後テトラヒドロフタル酸無水物213g、コハ
ク酸無水物60gおよび石油系溶剤(エクソン化学社
製:ソルベッソ150)195gを加え100℃で4時
間反応させることによりプレポリマー(A−5)を生成
させた。得られた樹脂溶液の不揮発成分量は約70%で
あった。
【0035】(合成例6)温度計、攪拌器および還流冷
却管を備えたフラスコに、エポキシ樹脂(油化シェルエ
ポキシ社製ビスフェノールA型エポキシ樹脂:エピコー
トE1004 エポキシ当量=926)926gとジエ
チレングリコールジメタクリレート1200gとを加え
て溶解した後、ハイドロキノンモノメチルエーテル0.
6g、アクリル酸36g、ペンタエリスリトールトリア
クリレート・コハク酸無水物付加物240gおよびジメ
チルベンジルアミン6gとを加え、酸価が2以下となる
まで110℃で反応させることにより、プレポリマー
(A−6)を生成させた。
【0036】(合成例7)温度計、攪拌器および還流冷
却管を備えたフラスコに、エポキシ樹脂(油化シェルエ
ポキシ社製:エピコートE4004 エポキシ当量=8
65)865gとトリメチロールプロパントリアクリレ
ート1141gとを加えて溶解した後、ハイドロキノン
モノメチルエーテル0.35g、アクリル酸36g、ペ
ンタエリスリトールトリアクリレート・コハク酸無水物
付加物240gおよびジメチルベンジルアミン3.5g
とを加え、酸化が2以下となるまで110℃で反応させ
ることにより、プレポリマー(A−7)を生成させた。
【0037】(合成例8)温度計、攪拌器および還流冷
却管を備えたフラスコに、エポキシ樹脂(油化シェルエ
ポキシ社製:エピコート180S80、エポキシ当量=
218)218gとジエチレングリコールモノエチルエ
ーテルアセテート78.5gとを加えて溶解した後、ハ
イドロキノンモノメチルエーテル0.26g、アクリル
酸72gおよびトリフェニルホスフィン1.8gとを加
え、酸価が2以下となるまで、110℃で反応させた。
その後、テトラヒドロ無水フタル酸76.1gおよび石
油系溶剤(エクソン化学社製:ソルベッソ150)7
8.5gを加え100℃で4時間反応させることによ
り、プレポリマー(A−8)を生成させた。得られた樹
脂溶液の不揮発成分量は約70%であった。
【0038】(合成例9)温度計、攪拌器および還流冷
却管を備えたフラスコに、エポキシ樹脂(大日本インキ
社製o−クレゾールノボラック型エポキシ樹脂:エピク
ロンN−680エポキシ当量=214)214gとジエ
チレングリコールモノエチルエーテルアセテート95g
とを加えて溶解した後ハイドロキノンモノメチルエーテ
ル0.3g、アクリル酸73gおよびトリフェニルホス
フィン2.7gとを加え、酸化が2以下となるまで、1
10℃で反応させることによりプレポリマー(A−9)
を生成させた。得られた樹脂溶液の不揮発成分量は約7
5%であった。
【0039】(合成例10)温度計、攪拌器および還流
冷却管を備えたフラスコに、エポキシ樹脂(油化シェル
エポキシ社製:エピコート180S80、エポキシ当量
=218)218gとジエチレングリコールモノエチル
エーテルアセテート96.7gとを加えて溶解した後、
ハイドロキノンモノメチルエーテル0.26g、アクリ
ル酸72gおよびトリフェニルホスフィン1.5gとを
加え、酸価が2以下となるまで、110℃で反応させ
た。その後、2−メタクリロイルオキシエチルイソシア
ネート46.5g、ジブチル錫ラウレート0.2gを加
え60℃で4時間反応させた。次にテトラヒドロ無水フ
タル酸76.1gおよび石油系溶剤(エクソン化学社
製:ソルベッソ150)41.4gを加え100℃で4
時間反応させることによりプレポリマー(A−10)を
生成させた。得られた樹脂溶液の不揮発成分量は約75
%であった
【0040】(合成例11)温度計、攪拌器および還流
冷却管を備えたフラスコに、エポキシ樹脂(油化シェル
エポキシ社製ビスフェノールA型エポキシ樹脂:エピコ
ート1002 エポキシ当量=635)635gとジエ
チレングリコールモノエチルエーテルアセテート236
gとを加えて溶解した後ハイドロキノンモノメチルエー
テル0.4g、アクリル酸73gおよびトリフェニルホ
スフィン5.3gとを加え、酸価が2以下となるまで、
110℃で反応させた。その後テトラヒドロフタル酸無
水物304gおよび石油系溶剤(エクソン化学社製:ソ
ルベッソ150)198gを加え100℃で4時間反応
させることによりプレポリマー(A−11)を生成させ
た。得られた樹脂溶液の不揮発成分量は約70%であっ
た。
【0041】(合成例12)温度計、攪拌器および還流
冷却管を備えたフラスコに、エポキシ樹脂(油化シェル
エポキシ社製o−クレゾールノボラック型エポキシ樹
脂:エピコート180S80 エポキシ当量=218)
218gとジエチレングリコールモノエチルエーテルア
セテート124gとを加えて溶解した後ハイドロキノン
モノメチルエーテル0.2g、アクリル酸59g、ペン
タエリスリトールトリアクリレート・コハク酸無水物付
加物96gおよびトリフェニルホスフィン2.8gとを
加え、酸価が2以下となるまで、110℃で反応させ
た。その後テトラヒドロフタル酸無水物53g、コハク
酸無水物15gおよび石油系溶剤(エクソン化学社製:
ソルベッソ150)65gを加え100℃で4時間反応
させることによりプレポリマー(A−12)を生成させ
た。得られた樹脂溶液の不揮発成分量は約70%であっ
た。
【0042】(合成例13)温度計、攪拌器および還流
冷却管を備えたフラスコに、エポキシ樹脂(油化シェル
エポキシ社製:エピコートE1004、エポキシ当量=
926)463gとジエチレングリコールジメタクリレ
ート630gとを加えて溶解した後、ハイドロキノンモ
ノメチルエーテル0.7g、アクリル酸36gおよびジ
メチルベンジルアミン6.3gとを加え、酸価が2以下
となるまで、110℃で反応させることによりプレポリ
マー(A−13)を生成させた。得られた樹脂溶液の不
揮発成分量は約50%であった。
【0043】(合成例14)温度計、攪拌器および還流
冷却管を備えたフラスコに、エポキシ樹脂(油化シェル
エポキシ社製:エピコートE4002、エポキシ当量=
575)230gとジエチレングリコールジメタクリレ
ート348.5gとを加えて溶解した後、ハイドロキノ
ンモノメチルエーテル0.35g、アクリル酸29.2
gおよびジメチルベンジルアミン3.5gとを加え、酸
価が2以下となるまで、110℃で反応させることによ
りプレポリマー(A−14)を生成させた。
【0044】(実施例1〜5および比較例1〜5)合成
例1〜5,8〜12で得られたプレポリマーの1種を1
00重量部、光重合開始剤(B)としてベンジルジメチ
ルケタール(チバスペシャリティーケミカルズ社製:商
品名イルガキュア907)を3重量部、反応性希釈剤
(C)としてジペンタエリスリトールヘキサアクリレー
トを20重量部、エポキシ樹脂(D)としてo−クレゾ
ールノボラック型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ社
製:エピコート180S80)を10重量部、添加剤と
して2−エチル−4−メチルイミダゾールを1重量部、
タルクを10重量部、硫酸バリウムを5重量部、フタロ
シアニングリーンを0.5重量部配合してロールミルで
混練して10種類のレジストインクを得た(実施例1〜
5および比較例1〜5)。このインクを銅張り積層板に
塗布した後、80℃の熱風で30分間乾燥することによ
って、膜厚30μmの塗膜を形成した。形成した塗膜に
ついて、現像性、硬化性、タック性、耐溶剤性、耐酸
性、耐アルカリ性を以下の手順で評価した。評価結果を
表1に示す。
【0045】(実施例6〜7および比較例6〜7)合成
例6〜7および13〜14で得られたプレポリマーの1
種を1000重量部、光重合開始剤(B)としてベンジ
ルジメチルケタール(チバスペシャリティーケミカルズ
社製:商品名イルガキュア907)を3重量部、添加剤
としてタルクを10重量部、硫酸バリウムを5重量部、
フタロシアニングリーンを0.5重量部配合してロール
ミルで混練して4種類のレジストインクを得た(実施例
6〜7および比較例6〜7)。このインクを銅張り積層
板に塗布した後、80℃の熱風で30分間乾燥すること
によって、膜厚30μmの塗膜を形成した。形成した塗
膜について、耐溶剤性、耐酸性、耐アルカリ性、鉛筆硬
度を以下の手順で評価した。評価結果を表2に示す。
【0046】現像性の評価は、1%炭酸ナトリウム水溶
液を用いて1.0kg/cm2のスプレー圧で60秒間
現像を行い、塗膜の溶解状態を以下の基準で目視判定す
ることにより行った。 ○:ブリキ板に塗膜が殆ど残っていない △:ブリキ板に塗膜が若干残っている ×:ブリキ面に塗膜が残っている
【0047】硬化性の評価は、コダックステップタブレ
ットNo.2を通し高圧水銀ランプを用いて紫外線を2
00mJ/cm2照射し、さらに1%炭酸ナトリウム水
溶液を用いて1.0kg/cm2のスプレー圧で60秒
間現像を行い、塗膜の除去されない部分を観察すること
によって行った。タック性の評価は乾燥した塗膜を指で
触れて塗膜のタックの有無を判定した。 ○:全くタックが認められない △:指紋がわずかに残る ×:インキが指に付着する
【0048】耐溶剤性の評価は、高圧水銀ランプを用い
て紫外線を200mJ/cm2照射し、さらにポストキ
ュアしたものをテストピースとし、ジクロロメタン中に
25℃で1時間浸漬させた後、塗膜の状態と密着性とを
以下の基準で総合的に判定することによって行った。 ◎:全く変化が認められない ○:ほんの僅か変化している △:顕著に変化している ×:塗膜が膨潤して脱落している
【0049】耐酸性の評価は、耐溶剤性評価と同じ方法
で作成したテストピースを使用し、10容量%塩酸水溶
液中に25℃で1時間浸漬させた後、塗膜の状態と密着
性とを以下の基準で総合的に判定評価することによって
行った。 ◎:全く変化が認められない ○:ほんの僅か変化している △:顕著に変化している ×:塗膜が膨潤して脱落している
【0050】耐アルカリ性の評価は、耐溶剤性評価と同
じ方法で作成したテストピースを使用し、10重量%水
酸化カリウム水溶液中に25℃で1時間浸漬させた後、
塗膜の状態と密着性とを以下の基準で総合的に判定する
ことによって行った。 ◎:全く変化が認められない ○:ほんの僅か変化している △:顕著に変化している ×:塗膜が膨潤して脱落している
【0051】鉛筆硬度の評価は、耐溶剤性評価と同じ方
法で作成したテストピースに、高圧水銀ランプを用いて
紫外線を200mJ/cm2照射し、さらにポストキュ
アしたものを、JIS K5400の試験方法に従って
1kgの荷重で硬度を測定することによって行った。
【0052】
【表1】
【0053】
【表2】
【0054】
【発明の効果】本発明の感光性樹脂組成物は現像性、硬
化性、耐溶剤性に優れており、プリント配線板用のソル
ダーレジスト膜や各種電子部品の絶縁樹脂層の形成に極
めて有効である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03F 7/032 501 G03F 7/032 501 H05K 3/28 H05K 3/28 D

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一分子中に少なくとも2個のエチレン性不
    飽和結合と水酸基を有する化合物と酸無水物との反応に
    より得られる不飽和モノカルボン酸(a1)を含む少な
    くとも1種の不飽和モノカルボン酸と、一分子中に少な
    くとも2個のエポキシ基を有するエポキシ化合物(b)
    とを反応させることにより得られるプレポリマー(A
    1)を含有する感光性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】前記エポキシ化合物(b)のエポキシ基1
    当量に対して、一分子中に少なくとも2個のエチレン性
    不飽和結合と水酸基を有する化合物と酸無水物との反応
    により得られる不飽和モノカルボン酸(a1)を0.0
    1〜1.0当量、および(a1)以外の不飽和モノカル
    ボン酸(a2)を0〜0.99当量反応させることによ
    り得られるプレポリマー(A1)を含有する請求項1の
    感光性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のプレポリマー
    (A1)と飽和または不飽和多塩基酸無水物(c)とを
    反応させることにより得られるプレポリマー(A2)を
    含有する感光性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】エポキシ化合物(b)が下記一般式(I)
    で表される構造を有する請求項1〜3のいずれかに記載
    の感光性樹脂組成物。 【化1】 式中、R1およびR2は、それぞれ独立して水素原子、炭
    素数1〜5のアルキル基、ヒドロキシアルキル基または
    ハロゲン原子を表し、Xは−CO−、−SO2−、−C
    (CF32−、−Si(CH32−、−CH2−、−C
    (CH32−、−O−または単結合を表し、nは0〜1
    00の整数を表す。
  5. 【請求項5】光重合開始剤(B)および反応性希釈剤
    (C)を含有する請求項1〜4のいずれかに記載の感光
    性樹脂組成物。
  6. 【請求項6】エポキシ樹脂(D)を含有する請求項5に
    記載の感光性樹脂組成物。
  7. 【請求項7】プレポリマー(A1)または(A2)を1
    00重量部、光重合開始剤(B)を1〜30重量部、反
    応性希釈剤(C)を1〜100重量部、エポキシ樹脂
    (D)を2〜100重量部含有する請求項6に記載の感
    光性樹脂組成物。
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