JP2000236983A - 椅子の背アーム取付方法およびその構造 - Google Patents

椅子の背アーム取付方法およびその構造

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JP2000236983A
JP2000236983A JP11046343A JP4634399A JP2000236983A JP 2000236983 A JP2000236983 A JP 2000236983A JP 11046343 A JP11046343 A JP 11046343A JP 4634399 A JP4634399 A JP 4634399A JP 2000236983 A JP2000236983 A JP 2000236983A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】背アームの取付けを容易に行う。 【解決手段】略L字型の背アーム14を取付ける方法お
よび構造において、座28裏面の回動軸38に、背アー
ム14の先端両側面の係止溝16を、回動自在に係止さ
せると共に、座28裏面のロッキング調整ネジ30に、
背アーム14の短孔18および長孔22を嵌入させなが
ら水平に位置させた後、ロッキング調整ネジ30に、ロ
ッキング調整部材34を、螺着させることにより、背ア
ーム14を取付けることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、椅子の座に背アームを
取付ける方法およびその構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、背当てを取付けるための背アーム
を椅子の座に取付ける方法としては以下の方法が知られ
ている。
【0003】図6および図7に示すように、垂直部の下
端に水平部が形成されてなる略L字型の背アームを、水
平部の上下方向に貫通させた止着孔を、椅子の座裏面に
配設された取付枠に垂下させたロッキング調整ネジに嵌
入させた後、水平部の先端の水平方向に貫通させた通孔
と、取付枠の水平方向に貫通させた回動軸用孔と、を合
致させた後、両孔に回動ピンを挿着させた後、回動ピン
が両孔から抜け出さないように、ナット、松葉ピン等の
固定部材を介して回動ピンを固定した後、ロッキング調
整ネジにスプリングを内装したロッキング調整部材を螺
着させることにより、背アームを取付けていた。
【0004】また、略L字型の背アームの水平部を、座
裏面の取付枠に、ボルト、ネジ等の止着具を介して止着
させることにより、背アームを取付けていた。
【0005】前者においては背アームの後方への傾動が
可能であり、後者においては背アームの後方への傾動が
不可能である。
【0006】また、背アームは椅子の取付枠から取外し
た分解状態で、椅子の座、背当て、脚部と共に梱包し
て、コンテナ、トラック等の輸送手段に積載して輸送さ
れている。
【0007】なお、図6および図7中、10は垂直
部、、12は水平部、14は背アーム、28は椅子の
座、30はロッキング調整ネジ、32はスプリング、3
4はロッキング調整部材、36は取付枠、46は回動軸
用孔、48は通孔、50は回動ピン、52は止着孔、5
4は固定部材を示す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の背アームの取付
方法および構造の前者においては、背が後方に傾動可能
であるが、背アームの水平部の止着孔のロッキング調整
ネジへの嵌入、背アームの水平部の水平移動、水平部先
端の通孔と、座裏面の取付枠の回動軸用孔との合致、両
孔への回動ピンの挿着、挿着後の回動ピンへの固定部材
による固定、ロッキング調整ネジへのロッキング調整部
材の装着、の各作業が必要となり、取付作業工程数が多
く、取付作業が困難であることが問題となっていた。
【0009】また、背アームは座から取外した分解状態
で梱包され、購入者へ配送されるため、椅子の購入者は
自ら背アームを取付けなければならず、取付作業が困難
であるため、取付けできないことが頻繁に発生し、購入
者に多大な取付作業負担がかかることが問題となってい
た。
【0010】本発明は、このような欠点に鑑み、椅子の
背アーム取付けを容易に行うことができる椅子の背アー
ム取付方法およびその構造を提供することを目的とする
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、垂直部の下端
に水平部が形成されてなる略L字型の背アームを取付け
る方法および構造において、背アームの水平部先端を回
動係止させるための椅子の座裏面の回動軸に、背アーム
の水平部先端両側面に形成された外部に開口した係止溝
を、回動自在に係止させると共に、椅子の座裏面に垂下
させたロッキング調整ネジに、背アームの水平部下面に
穿孔された短孔、および水平部上面の短孔対応位置に穿
孔された短孔より長い長孔を嵌入させながら背アームの
水平部を水平に位置させた後、ロッキング調整ネジに、
スプリングを内装させたロッキング調整部材を、螺着さ
せることにより、背アームを取付けることを特徴とする
もの、または必要に応じて背アームの水平部を、上方を
開放させ、先端の両側面に係止溝を形成させると共に、
水平面に短孔を穿孔させた第1水平部と、下方を開放さ
せ、水平面に長孔を穿孔させた水平部本体と、により構
成したことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の態様】本発明で使用する椅子は、回転椅
子であり、昇降機構を備えたものでもよく、備えていな
いものでもよい。
【0013】本発明に係る椅子の背アーム取付構造は、
図1〜図5に示すように、以下の構成からなるものであ
る。
【0014】垂直部10の下端に水平部12が形成され
てなる略L字型の背アーム14の水平部12を、上方を
開放させ、先端の両側面に係止溝16を形成させると共
に、水平面に短孔18を穿孔させた第1水平部20と、
下方を開放させ、水平面に長孔22を穿孔させた水平部
本体24と、により構成してある。
【0015】本例において、係止溝16の形状は、後述
の座28裏面の取付枠36に配設させた背アーム14の
回動軸38に回動自在に係止できるように先端上方から
内側下方に向けて傾斜させた形状としてあり、この係止
溝16の形状により、背アーム14の取付時に背アーム
14をスムーズに案内し、背アーム14の取付後に背ア
ーム14が回動軸38に対して回動自在となる。
【0016】また、水平部12を構成する第1水平部2
0および水平部本体24は断面コ字型の鋼製素材により
それぞれ成形されると共に、第1水平部20が水平部本
体24に外嵌するように構成され、第1水平部20は上
方が、水平部本体24は下方が、それぞれ開放されてい
る。
【0017】このように、水平部12を第1水平部20
と水平部本体24とにより構成することにより、係止溝
16、短孔18、長孔22の加工が容易となり、生産性
を向上させることができる。
【0018】第1水平部20の上方から水平部本体24
を、第1水平部20の短孔18の外側縁(図3において
右側縁)と、水平部本体24の長孔22の外側縁とを対
応させて固着させてある。
【0019】この短孔18と長孔22とにより背アーム
14の取付時の背アーム14のガイドゾーン26が正面
略台形状に形成され、取付時に背アーム14をロッキン
グ調整ネジ30に対してスムーズに案内し、取付後に背
アーム14を確実に支持することができる。
【0020】椅子の座28裏面に垂下させたロッキング
調整ネジ30に装着させると共に、背アーム14のロッ
キングを調整するためのスプリング32を内装させたロ
ッキング調整部材34が設けられている。
【0021】椅子の座28裏面の取付枠36に、背アー
ム14を後方へ回動自在に傾動させるための回動軸38
が、配設されている。
【0022】なお、図中40は背、42は支柱、44は
脚を示す。
【0023】本発明に係る背アーム取付方法を以下に説
明する。
【0024】背アーム14の水平部12を構成する第1
水平部20の先端に形成された係止溝16を、椅子の座
28裏面の取付枠36の回動軸38に、係止させる。
【0025】この際、第1水平部20の先端上方から内
側下方へ傾斜させた係止溝16の形状により、係止溝1
6を回動軸38にスムーズに係止させることができる。
【0026】この係止溝16の回動軸38への係止と共
に、座28裏面のロッキング調整ネジ30に、第1水平
部20の短孔18、および水平部本体24の長孔22を
嵌入させる。
【0027】この際、短孔18と長孔22とにより形成
された正面略台形状のガイドゾーン26が、取付時の背
アーム14をスムーズに案内する。
【0028】第1水平部20および水平部本体24とか
らなる水平部12を、水平状態まで移動させる。
【0029】この際、第1水平部20の短孔18の内側
縁(図3において左側縁)が、ロッキング調整ネジ30
に当接し、この当接点および第1水平部20の係止溝1
6と回動軸38との係止点により、確実に位置固定さ
れ、このため水平部12を含め背アーム14の取付位置
を確実に固定することができる。
【0030】ロッキング調整ネジ30に、ロッキング調
整部材34を、螺着させる。
【0031】この際、ロッキング調整部材34のロッキ
ング調整ネジ30へのねじ込み量を増減させることによ
り、ロッキング調整部材34に内装されたスプリング3
2の弾性力を増減させ、背アーム14(背40)のロッ
キング力を適宜調整する。
【0032】このようにして、背アーム14を取付け、
椅子を組立てる。
【0033】なお、本例において、背アーム14の水平
部12は、第1水平部20と水平部本体24とにより構
成されているが、第1水平部20と水平部本体24とを
一体成形すること、また水平部12を断面口型に形成す
ることにより第1水平部20と水平部本体24とを一体
とすることは自明である。
【0034】また、背アーム14の水平部12に形成さ
れた係止溝16、短孔18および長孔22の形状は、水
平部12の厚さ(高さ)、回動軸38とロッキング調整
ネジ30の位置、等により適宜変更使用することは自明
である。
【0035】また、椅子の座28裏面に取付枠36が配
設されているが、座28と取付枠36とを一体成形する
ことにより、取付枠36を省略することは自明である。
【0036】また、本例の椅子は回転椅子であるが、回
転しない事務椅子であってもよく、椅子の種類は特に限
定されない。
【0037】
【発明の効果】本発明に係る椅子の背アーム取付方法お
よびその構造によれば、背アームの水平部先端の係止溝
を座裏面の回動軸に回動自在に係止させ、水平部の短孔
および長孔をロッキング調整ネジに嵌入し、水平部を水
平に位置させた後、ロッキング調整ネジにロッキング調
整部材を螺着させることにより、背アームを取付けるた
め、従来行っていた回動軸を形成するピンの挿着、ピン
の抜止、等の作業が皆無となり、購入者でも容易に組立
てることができる。
【0038】また、背アームの取付けが容易であるた
め、購入者にかかる背アームの取付作業負担が激減し、
購入意欲が増大し、椅子の消費量を激増させることがで
きる。
【0039】また、背アームの水平部を、先端に係止溝
を形成させ、水平部に短孔を形成させた第1水平部と、
長孔を形成させた水平部本体と、により構成することに
より、係止溝、短孔、長孔の加工が容易となり、生産性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る椅子の背アーム取付構造を示す要
部拡大正面図。
【図2】背アームの水平部の組付工程を示す正面図。
【図3】同、平面図。
【図4】椅子の背アーム取付完了状態を示す要部拡大正
面図。
【図5】本発明に係る背アームを取付けた椅子の全体を
示す正面図。
【図6】従来の背アーム取付作業工程を示す裏側斜視
図。
【図7】同、背アーム取付作業工程を示す裏側斜視図。
【符号の説明】
10 垂直部 12 水平部 14 背アーム 16 係止溝 18 短孔 20 第1水平部 22 長孔 24 水平部本体 28 座 30 ロッキング調整ネジ 32 スプリング 34 ロッキング調整部材 36 取付枠 38 回動軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直部(10)の下端に水平部(12)が形成さ
    れてなる略L字型の背アーム(14)を取付ける方法におい
    て、背アーム(14)の水平部(12)先端を回動係止させるた
    めの椅子の座(28)裏面の回動軸(38)に、背アーム(14)の
    水平部(12)先端両側面に形成された外部に開口した係止
    溝(16)を、回動自在に係止させると共に、椅子の座(28)
    裏面に垂下させたロッキング調整ネジ(30)に、背アーム
    (14)の水平部(12)下面に穿孔された短孔(18)、および水
    平部(12)上面の短孔対応位置に穿孔された短孔(18)より
    長い長孔(22)を嵌入させながら背アーム(14)の水平部(1
    2)を水平に位置させた後、ロッキング調整ネジ(30)に、
    スプリング(32)を内装させたロッキング調整部材(34)
    を、螺着させることにより、背アーム(14)を取付けるこ
    とを特徴とする椅子の背アーム取付方法。
  2. 【請求項2】 背アーム(14)の水平部(12)を、上方を開
    放させ、先端の両側面に係止溝(16)を形成させると共
    に、水平面に短孔(18)を穿孔させた第1水平部(20)と、
    下方を開放させ、水平面に長孔(22)を穿孔させた水平部
    本体(24)と、により構成したことを特徴とする請求項1
    記載の椅子の背アーム取付方法。
  3. 【請求項3】 垂直部(10)の下端に水平部(12)が形成さ
    れてなる略L字型の背アーム(14)を取付ける構造におい
    て、背アーム(14)の水平部(12)先端両側面に外部に開口
    した係止溝(16)を形成させ、水平部(12)下面に、水平部
    (12)の長さ方向に沿わせて短孔(18)を穿孔させると共
    に、短孔(18)に対応する水平部(12)上面に短孔(18)より
    長い長孔(22)を穿孔させ、椅子の座(28)裏面に垂下させ
    たロッキング調整ネジ(30)に装着させると共に、背アー
    ム(14)のロッキング力を調整するためのスプリング(32)
    を内装させたロッキング調整部材(34)が設けられ、椅子
    の座(28)裏面に背アーム(14)の回動軸(38)が配設され、
    てなり、椅子の座(28)裏面の回動軸(38)に、背アーム(1
    4)の水平部(12)の係止溝(16)を、回動自在に係止させる
    と共に、椅子の座(28)裏面のロッキング調整ネジ(30)
    に、背アーム(14)の水平部(12)の短孔(18)および長孔(2
    2)を、嵌入させながら水平部(12)を水平に位置させた
    後、ロッキング調整ネジ(30)に、ロッキング調整部材(3
    4)を、螺着させることにより、背アーム(14)を取付ける
    ことを特徴とする椅子の背アーム取付構造。
  4. 【請求項4】 背アーム(14)の水平部(12)を、上方を開
    放させ、先端の両側面に係止溝(16)を形成させると共
    に、水平面に短孔(18)を穿孔させた第1水平部(20)と、
    下方を開放させ、水平面に長孔(22)を穿孔させた水平部
    本体(24)と、により構成したことを特徴とする請求項3
    記載の椅子の背アーム取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005334028A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Steelcase Development Corp 椅子
JP7598222B2 (ja) 2020-10-28 2024-12-11 コクヨ株式会社 椅子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005334028A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Steelcase Development Corp 椅子
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