JP2000237308A - 輸液ポンプ - Google Patents

輸液ポンプ

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JP2000237308A
JP2000237308A JP11043706A JP4370699A JP2000237308A JP 2000237308 A JP2000237308 A JP 2000237308A JP 11043706 A JP11043706 A JP 11043706A JP 4370699 A JP4370699 A JP 4370699A JP 2000237308 A JP2000237308 A JP 2000237308A
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Japan
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tube
door case
infusion pump
crank mechanism
crank
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JP11043706A
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Yoshimoto Tomita
吉基 富田
Makoto Ando
誠 安藤
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CKD Corp
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CKD Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輸液ポンプのドアケースを開ける際の液漏れ
を防止し、確実なシールを行うこと。 【解決手段】 輸液ポンプのドアケース5にはフック3
5が設けられ、表面フタ4に固定されたシールユニット
20に、チューブを貫通溝25に貫通させたスライドク
レンメ21を摺動させるためのクランク機構が設けら
れ、ドアケース5を開放するとき、使用者によって加え
られる外力がフック35を介してクランク機構に伝達さ
れることにより、スライドクレンメ21を強制的に摺動
させ、チューブを貫通溝25の細幅部分に挟み込むこと
によってシールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、医療用の
点滴装置等に使用され、容器に収容された液体をチュー
ブを介して送る輸液ポンプに関し、更に詳細には、ドア
ケースを開けたときのチューブの高いシール性を図った
輸液ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】輸液ポンプといわれるものには、本出願
人が先に出願した特願平10−152544号に記載し
たものが挙げられる。詳細は後述するが、簡単に示せば
一列に並べて設けられた複数のフィンガを駆動させて、
チューブを長手方向に場所を変えて順に押し潰し、その
中の液体をチューブの変形により押し流すことによっ
て、薬液バッグ等の容器に収容された薬液をチューブを
介して送るものである。このような輸液ポンプは、例え
ば医療用の点滴装置等に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
輸液ポンプには、前面にドアケースが設けられ、そのド
アケースを閉めることによってチューブをポンプ本体と
の間の所定位置に挟み込むとともに、一部でチューブを
完全にシールしてセットするようになっている。しか
し、ドアケースを開ければ、シールが解除されてしまう
ため、輸液ポンプ使用後にはチューブ内に残った液体が
流れてしまい、液漏れを起こすことになる。そのため、
ドアケースを開けた際にチューブをシールするたのシー
ル手段が設けられているが、従来は弾性部材による弾性
力を利用してシールするものであって応答性が良くなか
ったことから、液漏れが確実に防止できることが要望さ
れている。
【0004】そこで、本発明は、ドアケースを開ける際
に確実なシールを行う輸液ポンプを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、液体を送るためのチュ
ーブを配置させる溝部内に複数のフィンガを備えるポン
プ本体と、チューブをフィンガに対して押圧するプレー
ト部を備えるドアケースとを有し、フィンガがプレート
部との間に挟まれたチューブを順次押し潰すことにより
チューブ内の液体を定量的に押し流す輸液ポンプにおい
て、ポンプ本体は、溝幅が変化する貫通溝を貫通させて
配置したチューブに対して、チューブを当該貫通溝の細
幅部に挟み込むことによりシールするシール部材と、シ
ール部材に連結され外力を受けて所定の動作を行うこと
によりシール部材をスライドさせるクランク機構とを備
え、ポンプ本体又はドアケースに、クランク機構に対し
て外力を伝達する作用手段を有することを趣旨とする。
【0006】上記の構成によれば、使用者によって加え
られる外力が作用手段を介してクランク機構に伝達され
ると、クランク機構のクランク運動によって、シール部
材がスライドすることとなる。それによって、ドアケー
スの開放時には、シール部材がチューブを貫通溝の細幅
部に挟み込むことによりシールして、液体の流通を遮断
する。従って、ドアケースを開ける際には、使用者が加
えた外力によりクランク機構およびシール部材が動作
し、チューブが確実にシールされる。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
の発明の構成において、作用手段が、クランク機構に対
してドアケースの所定開閉領域で係合し、ドアケースに
加えられる開閉力をクランク機構に伝達するドアケース
に設けられた係合部材であることを趣旨とする。上記の
構成によれば、係合部材が、ドアケースの所定開閉領域
で係合する。すなわち、ドアケースの閉止状態から使用
者がドアケースを開ける際に、係合部材は、チューブの
シールを完了する一定の開放角までの間だけ、ポンプ本
体に設けられたクランク機構に対してドアケースに加え
られる開閉力を作用させ、その後、一定の開放角以上で
は係合しない。従って、使用者がドアケースを開ける際
には必ずクランク機構がクランク運動するため、チュー
ブがシール部材によって応答性良く、また確実にシール
される。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
の発明の構成において、係合部材が、ドアケースに突設
されたフックであって、クランク機構を構成するベルク
ランクの一端に切欠き部が形成され、フックが所定開閉
領域だけ切欠き部に入り込むことを趣旨とする。上記の
構成によれば、係合部材であるドアケースに突設された
フック部が、ベルクランクの切欠き部に入り込むことに
より、ドアケースとポンプ本体は所定開閉領域だけで係
合する。従って、かかる簡易な構成によって、クランク
機構が動作し確実にチューブをシールさせることができ
る。なお、ベルクランクとは、略L字形に折れ、角部に
支点をもつ腕部材をいう。
【0009】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
の発明の構成において、作用手段は、クランク機構に対
して直線運動によって外力を伝達する押し子であること
を趣旨とする。上記の構成によれば、ドアケースの開閉
のために使用者によって加えられる外力が、押し子によ
って、クランク機構に伝達される。これにより、ドアケ
ースを開ける際には、使用者が加えた外力によりクラン
ク機構およびシール部材が動作し、チューブが確実にシ
ールされる。また、請求項5に記載の発明は、請求項1
の発明の構成において、作用手段は、クランク機構に対
して回転運動によって外力を伝達するドアロック用ハン
ドルであることを趣旨とする。上記の構成によれば、ド
アケースの開閉のために使用者によって加えられる外力
が、ドアロック用ハンドルによって、クランク機構に伝
達される。これにより、ドアケースを開ける際には、使
用者が加えた外力によりクランク機構およびシール部材
が動作し、チューブが確実にシールされる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の輸液ポンプを具体
化した一実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態における輸液ポンプ1のドアケー
ス5と表面フタ4を分離して示す斜視図である。さら
に、表面フタ4に組み付けられるシールユニット20及
びその内部に挿入されるスライドクレンメ21も同時に
示す。シールユニット20及びスライドクレンメ21に
ついては後述する。図2は、輸液ポンプ1の構造を示す
部分断面図である。この輸液ポンプ1は、医療用の点滴
装置として使用されるものであり、薬液バッグ等の容器
(図示しない)に収容された薬液を、チューブ2を介し
て人体等へ輸送するようにしたフィンガ駆動方式のもの
である。この輸液ポンプ1は、本体ケース3とその表面
フタ4、及び表面フタ4に対して開閉されるドアケース
5とを備える。本体ケース3は、運搬用のハンドル6を
有する。
【0011】図1、図2に示すように、表面フタ4はそ
の中心に沿って伸びる凹溝7と、その中央部においてチ
ューブ2を圧縮するためのフィンガ9A,9B,9C,
9D,9E,9F,9Gを配置させる取付窓8が形成さ
れている。凹溝7は、チューブ2を装着するためのもの
である。取付窓8の中には、複数(この場合は「7
個」)のフィンガ9A〜9Gが上下一直線上に並べられ
ている。また、ドアケース5は、その内面10の中央に
おいて、前記取付窓8のフィンガ9A〜9Gに対応して
設けられたフィンガプレート11を有する。
【0012】各フィンガ9A〜9Gは、凹溝7の深さ方
向に往復動することにより、フィンガプレート11との
間で、チューブ2を押圧・圧縮するためのものである。
図2に示すように、これらフィンガ9A〜9Gのうち、
最上位に位置するものと、最上位から6番目に位置する
ものとが、チューブ2を完全に押しつぶすためのシール
フィンガ9A,9Fである。シールフィンガ9A,9F
は、扁平な板状体であり、その先端の真ん中に水平突起
を有し、これらによって、フィンガプレート11との間
でチューブ2を扁平状に押しつぶして薬液の流路を完全
に遮断する、即ち流路をシールするためのものである。
このようにチューブ2を完全にシールすることは、輸液
ポンプ1における薬液の輸送精度を確保するために不可
欠だからである。この二つのシールフィンガ9A,9F
以外の五つのフィンガ9B〜9E,9Gは、チューブ2
を押しつぶすことなく圧縮するための圧縮フィンガ9B
〜9E,9Gである。これら圧縮フィンガ9B〜9E,
9Gは、シールフィンガ9A,9Fとは異なり、単に扁
平な板状体をなしている。
【0013】フィンガプレート11は、図1に示すよう
に長尺状をなす本片11aと、その本片11aに対して
独立して動くことのできる二つの独立片11b,11c
とを有する。これら独立片11b,11cは、それぞれ
各シールフィンガ9A,9Fに対応して設けられるもの
である。この輸液ポンプ1は、ドアケース5が閉じられ
た状態では、図2に示すようにシールフィンガ9A又は
9Fが、フィンガプレート11の独立片11b又は11
cに対して押圧され、チューブ2がシールされている。
すなわち、本体ケース3に対してドアケース5が閉止さ
れているときは、チューブ2は完全にシールされ、薬液
が漏れることはないよう構成されている。そして、本体
ケース3には、図2に示すように各フィンガ9A〜9G
を駆動するための駆動機構13が設けられる。この駆動
機構13は、各フィンガ9A〜9Gのそれぞれに対応し
て設けられたプッシュロッド14A〜14Gと、それら
プッシュロッド14A〜14Gを往復動させるためのカ
ムシャフト15と、そのカムシャフト15をプーリ1
6、17及びベルト18を介して駆動するためのステッ
ピングモータ19とを備える。カムシャフト15上の複
数のカム15a〜15gは、それぞれ異なるプロフィー
ルを有し、各プッシュロッド14A〜14Gに当接して
いる。
【0014】次に、図1の表面フタ4にシールユニット
20を組み込んだ状態の部分正面図を図3に示す。シー
ルユニット20は固定ブロック22に請求項1に記載の
クランク機構を設けたものであり、その固定ブロック2
2が、図1、図3に示すように、表面フタ4の取付窓1
2にはめ込まれてネジ止めされる。更に、固定ブロック
22に切り欠かれたスライド溝23には、スライドクレ
ンメ21が摺動可能に保持される。スライド溝23はそ
の一部分が広幅に構成され、その広幅部分にスライドク
レンメ21を保持するための保持ブロック24が入れら
れている。スライドクレンメ21は、保持ブロック24
の動きに伴って左右に摺動する。スライドクレンメ21
は、図1に示すように概略短冊状の平板であり、長手方
向に溝幅が変化する貫通溝25が形成されている。そし
て、スライドクレンメ21は、その先端に設けられた突
出部26に保持ブロック24がはめ合わされ、貫通溝2
5を貫通してチューブ2が配置される。なお、スライド
クレンメ21が、請求項1に記載のシール部材に相当す
る。
【0015】次に、シールユニット20に構成されたク
ランク機構について、図4,5を示して説明する。ドア
ケース5は表面フタ4に対し、軸27を中心に回転する
ことにより開閉するものであり、図4,5は、表面フタ
4に対し、ドアケース5が約3.3°をもってやや開放
している状態を示す。また、図4は図1のA−A位置に
よる断面図、図5は図1のB−B位置による断面図に相
当する。図1、図5に示すように、クランク機構は折れ
曲がった形のベルクランク28とクランク棒29とがク
ランクピン30で軸着され、クランク運動を行うよう構
成されている。クランクピン30は、バネ31によっ
て、固定ブロック22上のピン32と連結されている。
ベルクランク28は、支軸33に回転可能に軸支され、
クランク棒29の先端部は保持ブロック24に対して軸
着されている。
【0016】ところで、従来は、ドアケース5を開放す
る動作に伴って、スライドクレンメ21及び保持ブロッ
ク24を図5中右方向へスライドさせチューブ2をシー
ルする動作を、バネ31の復元力のみによって行ってい
た。しかし、それでは応答性が悪く、ドアケース5を開
放したときの確実なシールができなかった。そこで、本
実施の形態では、これを強制的に行うように構成した。
即ち、表面フタ4からドアケース5側に突出したベルク
ランク28の短辺側は、その先端部に切欠き部34が設
けられ、一方、ドアケース5の内側にはフック35が突
設され、フック35が切欠き部34内に入り込むよう構
成されている。
【0017】次に、上記のように構成した輸液ポンプ1
の動作を説明する。この輸液ポンプ1を使用するには、
図1、図2に示すように、薬液バッグ等の容器に接続さ
れたチューブ2の一部を凹溝7に沿ってはめ込み、その
上からドアケース5で閉じる。これにより、チューブ2
が両ケース3,5の間に保持される。この状態で駆動機
構13を動作させて、ステッピングモータ19の回転
を、プーリ17、ベルト18、プーリ16、カムシャフ
ト15を介して、各プッシュロッド14A〜14Gの往
復動とする。これに伴い、各フィンガ9A〜9Gがそれ
ぞれ凹溝7の深さ方向に順次に往復動することにより、
チューブ2が凹溝7の長さ方向に沿って順次に圧縮され
る。この結果、薬液バッグの薬液がチューブ2を通じて
人体等へと輸送される。
【0018】一方、輸液の終了や、チューブ2の交換等
のために、本体ケース3からドアケース5を開放するこ
とがある。この輸液ポンプ1は、前述したように、本体
ケース3に対してドアケース5が閉止されているとき
は、チューブ2は完全にシールされ、薬液が漏れること
はないよう構成されている。しかし、ドアケース5を開
放すると、シールフィンガ9A,9Fのフィンガプレー
ト11の独立片11b,11cに対する押圧がなくな
り、チューブ2はシールされなくなる。この、ドアケー
ス5の開放時のクランク機構の動作を説明する。
【0019】図6,7,8は、ドアケース5の開放時の
クランク機構の動作を説明するための説明図であり、ド
アケース5及び表面フタ4の構成の内、クランク機構の
動作に無関係な部分は省略して示す。図6は全閉時、図
7は図4,5と同様に開放角3.3°、図8は開放角5
°の状態を示す。全閉時においては、図6に示すよう
に、ベルクランク28の短辺側はドアケース5に押圧さ
れることにより押しこまれ、バネ31が伸張されると共
に保持ブロック24が図中左位置に配置される。これに
よって、チューブ2は、スライドクレンメ21の貫通溝
25の内、広幅部分に配置されているので、薬液の流通
は妨げられない。この時、フック35は切欠き部34に
入り込んでいる。
【0020】ドアケース5が本体ケース3に対して開放
され始めると、図7に示すように、フック35が切欠き
部34をひっかけることにより、ベルクランク28を強
制的に回転させる。さらに、バネ31の復元力も加わ
り、クランクピン30は図中右方へ移動し、それに伴っ
て、保持ブロック24及びスライドクレンメ21も図中
右方へ摺動する。チューブ2は、表面フタ4の位置決め
溝4aからずれることはないため、スライドクレンメ2
1の貫通溝25の内、細幅部分に挟まれシールされる。
一方、図4,5に示すように、この開放角3.3°にお
いてはシールフィンガ9Fと独立片11cとの間の距離
は約0.94mmであり、チューブ2の管壁の厚さによ
り、シールフィンガ9F部においてもチューブ2はシー
ルされているといえる。従って、この開放角3.3°に
おいては、シールフィンガ9F及びスライドクレンメ2
1によって、チューブ2は2箇所においてシールされて
いる。
【0021】そして、ドアケース5がさらに開放され開
放角が5°になると、図8に示すように、フック35と
切欠き部34との係合がはずれる。従って、これ以上の
開放角においては、フック35がベルクランク28を引
っかけることはなく、ドアケース5は本体ケース3から
開放される。このとき、保持ブロック24及びスライド
クレンメ21は十分に図中右方へ移動しているので、チ
ューブ2は確実にシールされている。
【0022】よって、本実施の形態の輸液ポンプによれ
ば、ドアケース5の本体ケース3に対する開放角が0〜
5°程度の範囲でフック35が切欠き部34と係合する
ためドアケース5を開放するために使用者によって加え
られる外力が、フック35を介して切欠き部34に伝達
され、更にクランク運動によってベルクランク28の回
転運動がスライドクレンメ21の直線運動となり、チュ
ーブ2が貫通溝25の細幅部分に挟み込まれてシールさ
れる。従って、シールフィンガ9Fによるシールができ
る約3.3°以内の開放角においてスライドクレンメ2
1によるシールが確実に行われるので、常に、シールフ
ィンガ9Fあるいはスライドクレンメ21のいずれかに
よってシールされていることになり、液漏れが起こるこ
とはない。
【0023】また、フック35が切欠き部34に入り込
むのは、ドアケース5の開放角が0〜5°程度の範囲で
あり、それ以上開放したときは、フック35と切欠き部
34は係合しない。従って、使用者がドアケース5を開
ける際には必ずクランク機構がクランク運動するため応
答性が良く、チューブ2がスライドクレンメ21によっ
て確実にシールされるとともに、開放後の作業の邪魔に
ならない。また、クランク運動を外力によって強制的に
行うので、バネ31に強力なものを使用する必要はな
い。従って、クランクを逆に動かしてドアケース5を閉
止する際に、小さな力で楽に動かすことができる。
【0024】尚、この発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲
で様々な変更が可能である。例えば、前記実施の形態で
具体的に示したドアケース5の開放角や、シールフィン
ガ9Fと独立片11cとの距離などの数値は一例であっ
て、設計条件によって変更し得るものである。また、変
更例として、以下のように実施することができる。
【0025】前記実施の形態では、使用者による外力を
クランク機構に伝達するための作用手段として、フック
35及び切欠き部34を使用したが、図9に示すよう
に、押し子36を使用することもできる。使用者は、ド
アケース5を開放する際に、ドアケース5と共に押し子
36を握ることにより、押し子36を図中左方へ押す。
すると、押し子36がベルクランク28を回転運動さ
せ、前記実施の形態と同様に、スライドクレンメ21は
チューブ2をシールする。
【0026】また、前記実施の形態では、使用者による
外力をクランク機構に伝達するための作用手段として、
フック35及び切欠き部34を使用したが、図10に示
すように、ハンドル37を使用することもできる。使用
者は、ドアケース5を開放する際に、ドアケース5と共
にハンドル37を握ることにより、ハンドル37を図中
上方へ回転させる。すると、ハンドル37の突起部38
がベルクランク28を回転運動させ、前記実施の形態と
同様に、スライドクレンメ21はチューブ2をシールす
る。
【0027】
【発明の効果】本発明は、使用者によって加えられる外
力が作用手段を介してクランク機構に伝達され、そのク
ランク機構のクランク運動によって、シール部材をスラ
イドさせてチューブをシールするよう構成したので、ド
アケースの開放時に液漏れを防止したチューブの確実な
シールを行うことができる輸液ポンプを提供することが
可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態に係り、輸液ポンプのドアケー
ス、表面フタ、シールユニット及びスライドクレンメを
示す斜視図である。
【図2】同じく、輸液ポンプの構造を示す部分断面図で
ある。
【図3】同じく、表面フタを示す部分正面図である。
【図4】同じく、表面フタとドアケースを示す断面図で
ある。
【図5】同じく、表面フタとドアケースを示す断面図で
ある。
【図6】同じく、クランク機構の動作を説明するための
説明図である。
【図7】同じく、クランク機構の動作を説明するための
説明図である。
【図8】同じく、クランク機構の動作を説明するための
説明図である。
【図9】作用手段に押し子を利用したクランク機構を説
明するための説明図である。
【図10】作用手段にハンドルを利用したクランク機構
を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 輸液ポンプ 2 チューブ 4 表面フタ 5 ドアケース 7 凹溝 9A〜9G フィンガ 11 フィンガプレート 20 シールユニット 21 スライドクレンメ 25 貫通溝 28 ベルクランク 34 切欠き部 35 フック 36 押し子 37 ハンドル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を送るためのチューブを配置させる
    溝部内に複数のフィンガを備えるポンプ本体と、前記チ
    ューブを前記フィンガに対して押圧するプレート部を備
    えるドアケースとを有し、前記フィンガが前記プレート
    部との間に挟まれた前記チューブを順次押し潰すことに
    より前記チューブ内の液体を定量的に押し流す輸液ポン
    プにおいて、 前記ポンプ本体は、溝幅が変化する貫通溝を貫通させて
    配置した前記チューブに対して、前記チューブを当該貫
    通溝の細幅部に挟み込むことによりシールするシール部
    材と、前記シール部材に連結され外力を受けて所定の動
    作を行うことにより前記シール部材をスライドさせるク
    ランク機構とを備え、 前記ポンプ本体又は前記ドアケースに、前記クランク機
    構に対して前記外力を伝達する作用手段を有することを
    特徴とする輸液ポンプ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する輸液ポンプにおい
    て、 前記作用手段は、前記クランク機構に対してドアケース
    の所定開閉領域で係合し、前記ドアケースに加えられる
    開閉力を前記クランク機構に伝達する前記ドアケースに
    設けられた係合部材であることを特徴とする輸液ポン
    プ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載する輸液ポンプにおい
    て、 前記係合部材は、前記ドアケースに突設されたフックで
    あって、前記クランク機構を構成するベルクランクの一
    端に切欠き部が形成され、前記フックが所定開閉領域だ
    け前記切欠き部に入り込むことを特徴とする輸液ポン
    プ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載する輸液ポンプにおい
    て、 前記作用手段は、前記クランク機構に対して直線運動に
    よって前記外力を伝達する押し子であることを特徴とす
    る輸液ポンプ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載する輸液ポンプにおい
    て、 前記作用手段は、前記クランク機構に対して回転運動に
    よって前記外力を伝達するドアロック用ハンドルである
    ことを特徴とする輸液ポンプ。
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Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001025505A (ja) * 1999-07-14 2001-01-30 Terumo Corp 輸液ポンプ
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