JPH0719002Y2 - 試料吸引装置 - Google Patents
試料吸引装置Info
- Publication number
- JPH0719002Y2 JPH0719002Y2 JP9590088U JP9590088U JPH0719002Y2 JP H0719002 Y2 JPH0719002 Y2 JP H0719002Y2 JP 9590088 U JP9590088 U JP 9590088U JP 9590088 U JP9590088 U JP 9590088U JP H0719002 Y2 JPH0719002 Y2 JP H0719002Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- slider
- sample
- attached
- rack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 8
- 210000002445 nipple Anatomy 0.000 description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010790 dilution Methods 0.000 description 1
- 239000012895 dilution Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、密封された試料容器に試料吸引用の細管を突
き刺すことにより、容器内部の試料を吸引することがで
きる試料吸引装置、詳しくは、安全のためカバーを設
け、このカバーの開閉により細管を移動させることので
きる、駆動源の不用な試料吸引装置に関するものであ
る。
き刺すことにより、容器内部の試料を吸引することがで
きる試料吸引装置、詳しくは、安全のためカバーを設
け、このカバーの開閉により細管を移動させることので
きる、駆動源の不用な試料吸引装置に関するものであ
る。
密封された試料容器から試料を吸引する従来技術として
は、特開昭58−76765号公報に記載されたものがある。
この公報には、切欠円板により保持した試料管を動力源
の軸の回りに回転させることにより所定の吸引位置へ移
動させて、順次試料管の封止栓に二重管状の吸引針を突
き刺し試料を吸引する装置が記載されている。
は、特開昭58−76765号公報に記載されたものがある。
この公報には、切欠円板により保持した試料管を動力源
の軸の回りに回転させることにより所定の吸引位置へ移
動させて、順次試料管の封止栓に二重管状の吸引針を突
き刺し試料を吸引する装置が記載されている。
上記の従来の装置は、封止栓を突き刺すために吸引針を
移動させる動力源のみならず、試料管を吸引部へ移動さ
せるための動力源や機構が必要である。すなわち、構成
が複雑で高価である。さらに、緊急に試料の測定を行う
場合、試料吸引までに時間がかかるので不便である。
移動させる動力源のみならず、試料管を吸引部へ移動さ
せるための動力源や機構が必要である。すなわち、構成
が複雑で高価である。さらに、緊急に試料の測定を行う
場合、試料吸引までに時間がかかるので不便である。
また、吸引針の鋭利な先端部に触れて怪我をすることの
ないよう、安全性も求められている。
ないよう、安全性も求められている。
本考案は上記の諸点に鑑みなされたもので、試料容器を
駆動源を用いて移動させる機能を省略し、さらに、安全
のためカバーを設け、試料吸引用細管をカバーの開閉に
より移動させることによって、細管移動用の駆動源を不
用とした、構成の簡易な試料吸引装置を提供することを
目的とする。
駆動源を用いて移動させる機能を省略し、さらに、安全
のためカバーを設け、試料吸引用細管をカバーの開閉に
より移動させることによって、細管移動用の駆動源を不
用とした、構成の簡易な試料吸引装置を提供することを
目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案の試料吸引装置
は、図面に示すように、栓12により密封された試料容器
10が保持され、細管16が移動し栓12を突き刺すことによ
り、試料容器内の試料を吸引する試料吸引装置におい
て、細管16の移動する領域を覆うことのできる開閉可能
なカバー20と、往復直線移動可能なスライダ50と、スラ
イダ50の移動方向と平行になるようにスライダ50に取り
付けられた細管16とを包含し、カバー20の開閉動作によ
りスライダ50を往復直線移動できるように、カバー20を
スライダ50とを連結したことを特徴とする。
は、図面に示すように、栓12により密封された試料容器
10が保持され、細管16が移動し栓12を突き刺すことによ
り、試料容器内の試料を吸引する試料吸引装置におい
て、細管16の移動する領域を覆うことのできる開閉可能
なカバー20と、往復直線移動可能なスライダ50と、スラ
イダ50の移動方向と平行になるようにスライダ50に取り
付けられた細管16とを包含し、カバー20の開閉動作によ
りスライダ50を往復直線移動できるように、カバー20を
スライダ50とを連結したことを特徴とする。
また、カバー20とスライダ50とを連結させるに際し、回
転自在に支持されたピニオン32と、一端がカバー20の可
動部分に回転自在に取り付けられ他端がピニオン32の中
心からずれた位置に回転自在に取り付けられた連結具28
と、スライダ50に取り付けられピニオン32と噛み合うラ
ック46とにより構成された機構を用いることができる。
転自在に支持されたピニオン32と、一端がカバー20の可
動部分に回転自在に取り付けられ他端がピニオン32の中
心からずれた位置に回転自在に取り付けられた連結具28
と、スライダ50に取り付けられピニオン32と噛み合うラ
ック46とにより構成された機構を用いることができる。
また、カバー20の開閉の途中において、両端間の寸法が
最小になる場合を有するように一端が回転自在に支持さ
れ他端がピニオン32の中心からずれた位置に回転自在に
取り付けられた、伸びようとする力を有するスプリング
40を設けることができる。
最小になる場合を有するように一端が回転自在に支持さ
れ他端がピニオン32の中心からずれた位置に回転自在に
取り付けられた、伸びようとする力を有するスプリング
40を設けることができる。
なお、上記のスプリング40の代りに、カバー20の開閉の
途中において、両端間の寸法が最大になる場合を有する
ように一端が回転自在に支持され他端がピニオン32の中
心からずれた位置に回転自在に取り付けられた、縮もう
とする力を有するスプリングを設けても差し支えない。
途中において、両端間の寸法が最大になる場合を有する
ように一端が回転自在に支持され他端がピニオン32の中
心からずれた位置に回転自在に取り付けられた、縮もう
とする力を有するスプリングを設けても差し支えない。
さらに、試料容器を保持するに際し、2つの保持具72、
76により試料容器を両端から挟み持って保持し、一方の
保持具76に取り付けられたラック92と、このラック92と
歯同志が向き合うように配置されたラック96と、スライ
ダ50に取り付けられカバー20の開状態にはラック96に当
接せず閉状態にはラック96に当接し移動させてラック9
2、96の歯同志を噛み合わせるバネ材52とにより構成さ
れた機構を用いることができる。
76により試料容器を両端から挟み持って保持し、一方の
保持具76に取り付けられたラック92と、このラック92と
歯同志が向き合うように配置されたラック96と、スライ
ダ50に取り付けられカバー20の開状態にはラック96に当
接せず閉状態にはラック96に当接し移動させてラック9
2、96の歯同志を噛み合わせるバネ材52とにより構成さ
れた機構を用いることができる。
カバー20を開けて密封された試料容器10を設置し、カバ
ー20を閉じる。カバー20を閉じることにより、カバー20
に連結されたスライダ50が移動する。細管16はその移動
方向と平行にスライダ50に取り付けられているので、細
管16は前進(第1図における上方向)し保持された試料
容器10の栓12を突き刺して容器内部の試料14を吸引する
ことができる。
ー20を閉じる。カバー20を閉じることにより、カバー20
に連結されたスライダ50が移動する。細管16はその移動
方向と平行にスライダ50に取り付けられているので、細
管16は前進(第1図における上方向)し保持された試料
容器10の栓12を突き刺して容器内部の試料14を吸引する
ことができる。
試料の吸引が終了すればカバー20を開ける。カバー20を
開ければスライダ50が逆方向(第1図における下方向)
に移動し、細管16も後退(第1図における下方向)し栓
12から抜かれる。そこで、試料容器10を取り出す。
開ければスライダ50が逆方向(第1図における下方向)
に移動し、細管16も後退(第1図における下方向)し栓
12から抜かれる。そこで、試料容器10を取り出す。
具体的には、カバー20を開閉動作させることにより、連
結具28がピニオン32を正逆回転させる。このピニオン32
とスライダ50に取り付けられたラック46とが噛み合って
いるので、スライダ50は往復直線移動させられ、細管も
前進、後退させられる。
結具28がピニオン32を正逆回転させる。このピニオン32
とスライダ50に取り付けられたラック46とが噛み合って
いるので、スライダ50は往復直線移動させられ、細管も
前進、後退させられる。
閉状態からカバー20を開けようとすると、ピニオン32が
回転しスプリング40の寸法を短かく(または長く)しよ
うとする。伸びようとする力(または縮もうとする力)
を有するスプリングを用いれば、その作用によりカバー
20は閉状態に戻ろうとする。すなわち、カバー20は安定
して閉状態を維持することができる。
回転しスプリング40の寸法を短かく(または長く)しよ
うとする。伸びようとする力(または縮もうとする力)
を有するスプリングを用いれば、その作用によりカバー
20は閉状態に戻ろうとする。すなわち、カバー20は安定
して閉状態を維持することができる。
カバー20を開けていくと、次第にスプリングの寸法は短
かく(または長く)なりついに最小(または最大)にな
り、その後、再び寸法は長く(または短かく)なる。こ
のため、今度はスプリングの作用によりカバー20はより
開いた状態になろうとする。すなわち、カバー20は安定
して開状態を維持することができる。
かく(または長く)なりついに最小(または最大)にな
り、その後、再び寸法は長く(または短かく)なる。こ
のため、今度はスプリングの作用によりカバー20はより
開いた状態になろうとする。すなわち、カバー20は安定
して開状態を維持することができる。
カバー20の開状態では、板バネなどのバネ材52はラック
96に当接しないので、ラック92、96は噛み合っていな
い。このため、保持具76を移動させて試料容器10を保持
具72、76の間に保持させることができる。カバー20を閉
じていくと、スライダ50とともにバネ材52も移動しラッ
ク96を押す。そこで、ラック92、96の歯が互いに噛みあ
わされるので、保持具76は固定される。このようにし
て、試料容器10もしっかり保持されるので、細管16は不
具合なく栓12を突き刺すことができる。カバー20を開け
ればバネ材52は元の位置に戻りラック96には当接しなく
なるので、ラック92、96の歯は噛み合わない。そこで、
保持具76を移動すれば、試料容器10を取り出すことがで
きる。
96に当接しないので、ラック92、96は噛み合っていな
い。このため、保持具76を移動させて試料容器10を保持
具72、76の間に保持させることができる。カバー20を閉
じていくと、スライダ50とともにバネ材52も移動しラッ
ク96を押す。そこで、ラック92、96の歯が互いに噛みあ
わされるので、保持具76は固定される。このようにし
て、試料容器10もしっかり保持されるので、細管16は不
具合なく栓12を突き刺すことができる。カバー20を開け
ればバネ材52は元の位置に戻りラック96には当接しなく
なるので、ラック92、96の歯は噛み合わない。そこで、
保持具76を移動すれば、試料容器10を取り出すことがで
きる。
以下、図面を参照して本考案の好適な実施例を詳細に説
明する。ただしこの実施例に記載されている構成機器の
形状、その相対配置などは、とくに特定的な記載がない
限りは、本考案の範囲をそれらのみに限定する趣旨のも
のではなく、単なる説明例にすぎない。
明する。ただしこの実施例に記載されている構成機器の
形状、その相対配置などは、とくに特定的な記載がない
限りは、本考案の範囲をそれらのみに限定する趣旨のも
のではなく、単なる説明例にすぎない。
第1図は、本考案の試料吸引装置の一実施例の一部断面
の左側面図であり、試料容器を設置しカバーを閉じた状
態を示している。第4図は第1図においてカバーを開け
た状態の簡略図である。第2図は、第1図の正面図であ
り、カバーと試料容器は省略している。第3図はカバー
を閉じた状態における要部の正面図である。
の左側面図であり、試料容器を設置しカバーを閉じた状
態を示している。第4図は第1図においてカバーを開け
た状態の簡略図である。第2図は、第1図の正面図であ
り、カバーと試料容器は省略している。第3図はカバー
を閉じた状態における要部の正面図である。
16、18は先端が鋭利な細管であり、試料容器10の栓12を
突き刺すことができる。安全のために設けられたカバー
20は試料容器10、細管16、18を覆っている。カバー20に
はレバー22が取り付けられ、軸24により回転自在に支持
される。このため、カバー20は手動で開閉することがで
きる。レバー22の端部に設けられた軸26により、連結具
28がレバー22に回転自在に連結される。
突き刺すことができる。安全のために設けられたカバー
20は試料容器10、細管16、18を覆っている。カバー20に
はレバー22が取り付けられ、軸24により回転自在に支持
される。このため、カバー20は手動で開閉することがで
きる。レバー22の端部に設けられた軸26により、連結具
28がレバー22に回転自在に連結される。
ピニオン32は軸36により回転自在に支持され、このピニ
オンの中心からずれた位置に軸30が設けられ、その軸30
により連結具28がピニオン32に回転自在に連結される。
オンの中心からずれた位置に軸30が設けられ、その軸30
により連結具28がピニオン32に回転自在に連結される。
ピニオン32の歯34と噛み合う歯48を有するラック46が、
スライダ50に取り付けられている。スライダ50は軸58、
62をガイドとして往復直線移動ができきる。軸58、62は
それぞれその両端を保持具54、56により支持されてい
る。ラック46とピニオン32を用いてカバー20の開閉動作
をスライダ50の往復直線移動に変換すれば、無理なく力
の伝達が行え、機構部に摩耗等の問題が発生しない。細
管16、18の軸方向とスライダ50の移動方向が平行になる
ように、細管16、18を接合した保持具70が保持具68によ
りスライダ50に取り付けられる。細管16、18の一方、例
えば、細管16は試料吸引用であり、試料14を試料容器10
内部から外部へ導出するためのものである。他方の細管
18は通気用であり空気を試料容器10外部から内部へ導入
するためのもである。このように通気用細管を設けるこ
とにより、試料容器内部を大気圧状態にできるので、試
料吸引が行い易くなる。また、細管16、18は細く構成す
ることができるので、容易に栓12を突き刺すことができ
る。
スライダ50に取り付けられている。スライダ50は軸58、
62をガイドとして往復直線移動ができきる。軸58、62は
それぞれその両端を保持具54、56により支持されてい
る。ラック46とピニオン32を用いてカバー20の開閉動作
をスライダ50の往復直線移動に変換すれば、無理なく力
の伝達が行え、機構部に摩耗等の問題が発生しない。細
管16、18の軸方向とスライダ50の移動方向が平行になる
ように、細管16、18を接合した保持具70が保持具68によ
りスライダ50に取り付けられる。細管16、18の一方、例
えば、細管16は試料吸引用であり、試料14を試料容器10
内部から外部へ導出するためのものである。他方の細管
18は通気用であり空気を試料容器10外部から内部へ導入
するためのもである。このように通気用細管を設けるこ
とにより、試料容器内部を大気圧状態にできるので、試
料吸引が行い易くなる。また、細管16、18は細く構成す
ることができるので、容易に栓12を突き刺すことができ
る。
細管16、18に貫通され内部に密室状の洗浄槽74が設けら
れた保持具72が、前面パネル106に取り付けられてい
る。
れた保持具72が、前面パネル106に取り付けられてい
る。
軸84、88に貫通されそれらに沿って上下移動可能な保持
具76が、保持具72の上方に設けられる。軸84、88の下端
は共に保持具82により前面パネル106に取り付けられ、
上端は軸84、88にそれぞれスプリング86、90が通された
後、共に保持具80により前面パネル106に取り付けられ
ている。カバー20の開状態において、試料容器10を手に
持ち,その底部を保持具76に当接させ、上向きにスプリ
ング86、90の弾性力よりも大きな力を加えれば、保持具
76を持ち上げることができるので、片手で試料容器10を
保持具72、76の間に容易に設置することができ便利であ
る。さらに保持具76の試料容器10の底部が当接する部分
には、凹部78が設けられており、スプリング86、90によ
り保持具76は下方に力が加えられているので、試料容器
10は安定して良好に挟み持たれる。また、外径の異なる
試料容器だけでなく、スプリングの作用により長さの異
なる試料容器であっても使用することができる。
具76が、保持具72の上方に設けられる。軸84、88の下端
は共に保持具82により前面パネル106に取り付けられ、
上端は軸84、88にそれぞれスプリング86、90が通された
後、共に保持具80により前面パネル106に取り付けられ
ている。カバー20の開状態において、試料容器10を手に
持ち,その底部を保持具76に当接させ、上向きにスプリ
ング86、90の弾性力よりも大きな力を加えれば、保持具
76を持ち上げることができるので、片手で試料容器10を
保持具72、76の間に容易に設置することができ便利であ
る。さらに保持具76の試料容器10の底部が当接する部分
には、凹部78が設けられており、スプリング86、90によ
り保持具76は下方に力が加えられているので、試料容器
10は安定して良好に挟み持たれる。また、外径の異なる
試料容器だけでなく、スプリングの作用により長さの異
なる試料容器であっても使用することができる。
本実施例においては、伸びようとする力を有するスプリ
ング40が設けられている。一例として、内部に高圧ガス
を封入したガススプリングが使用できる。ガススプリン
グ40の一端は軸42により回転自在に支持され、他端は、
軸36に取り付けられたアーム38に設けられた軸44によ
り、ピニオン32の中心からずれた位置に回転自在に取り
付けられる。第1図において、軸42、軸36、閉状態のと
きの軸44、開状態のときの軸44の中心をそれぞれ点A、
B、C1、C2で表わすと、線分ABが角C1BC2を2分するよ
うな位置に軸42を設ける。このようにすることにより、
軸44が軸42、36と一直線上に並ぶときに、軸42、44間の
距離、すなわちスプリングの寸法は最小となる。ガスス
プリング40は伸びようとする力を有しているため、寸法
を伸長させようとする。このため、軸44は点C1および点
C2にあるときに安定して停止できる。
ング40が設けられている。一例として、内部に高圧ガス
を封入したガススプリングが使用できる。ガススプリン
グ40の一端は軸42により回転自在に支持され、他端は、
軸36に取り付けられたアーム38に設けられた軸44によ
り、ピニオン32の中心からずれた位置に回転自在に取り
付けられる。第1図において、軸42、軸36、閉状態のと
きの軸44、開状態のときの軸44の中心をそれぞれ点A、
B、C1、C2で表わすと、線分ABが角C1BC2を2分するよ
うな位置に軸42を設ける。このようにすることにより、
軸44が軸42、36と一直線上に並ぶときに、軸42、44間の
距離、すなわちスプリングの寸法は最小となる。ガスス
プリング40は伸びようとする力を有しているため、寸法
を伸長させようとする。このため、軸44は点C1および点
C2にあるときに安定して停止できる。
また、線分ABを点Bの方向に延ばした線上に軸42を設
け、寸法を縮まそうとする力を有するスプリングを用い
ることができる。この場合には、軸44が軸42、36と一直
線上に並ぶときに、スプリングの寸法は最大となり、同
様に軸44は点C1および点C2にあるときに、安定して停止
することができる。
け、寸法を縮まそうとする力を有するスプリングを用い
ることができる。この場合には、軸44が軸42、36と一直
線上に並ぶときに、スプリングの寸法は最大となり、同
様に軸44は点C1および点C2にあるときに、安定して停止
することができる。
すなわち、いずれの場合にもカバー20は開状態および閉
状態において、安定して停止することができる。カバー
20を開から閉あるいは閉から開状態にするためには、少
なくともスプリング40を変位させるに足る力をカバー20
に与えなければならないので、カバーに手等が当った程
度では状態が変わらず、確実なカバー20の開閉動作を行
なうことができる。さらに、カバー20を閉じる場合に
は、最初スプリング40の力が抵抗力として作用するが、
後半は細管16、18を栓12に突き刺すのを推進する力とし
て作用する。したがって、カバー20を閉じるときに大き
な力を必要とすることはない。
状態において、安定して停止することができる。カバー
20を開から閉あるいは閉から開状態にするためには、少
なくともスプリング40を変位させるに足る力をカバー20
に与えなければならないので、カバーに手等が当った程
度では状態が変わらず、確実なカバー20の開閉動作を行
なうことができる。さらに、カバー20を閉じる場合に
は、最初スプリング40の力が抵抗力として作用するが、
後半は細管16、18を栓12に突き刺すのを推進する力とし
て作用する。したがって、カバー20を閉じるときに大き
な力を必要とすることはない。
次に、試料吸引時の保持具76の固定方法の一例について
説明する。第3図はカバーの開状態における要部の正面
図である。保持具76にはラック92が取り付けられてお
り、その歯94と歯98が向い合うように、別のラック96が
軸100により回転自在に支持されている。ラック96には
バネ102が掛けられ、歯98を歯94から引き離している。
このため、保持具76は力を加えれば上方に移動させるこ
とができるので、試料容器10を保持具72、76の間に設置
するのが容易で便利である。カバー20を閉じようとする
と、スライダ50が上方に移動するので、板バネなどのバ
ネ材52も上方へ移動する。するとバネ材52はラック96に
当接し、バネ102の力に逆ってラック96を後方から押
す。このため、ラック92、96は歯同志が噛み合い、保持
具76は固定され上下方向に不動となる。すなわち、試料
容器10は上下方向に移動することなく、保持具72、76の
間にしっかり保持された状態になるので、細管16、18は
何ら問題なく栓12を突き刺すことができる。このように
構成すれば、カバー20の開閉にともない自動的に保持具
76が固定されるので便利である。
説明する。第3図はカバーの開状態における要部の正面
図である。保持具76にはラック92が取り付けられてお
り、その歯94と歯98が向い合うように、別のラック96が
軸100により回転自在に支持されている。ラック96には
バネ102が掛けられ、歯98を歯94から引き離している。
このため、保持具76は力を加えれば上方に移動させるこ
とができるので、試料容器10を保持具72、76の間に設置
するのが容易で便利である。カバー20を閉じようとする
と、スライダ50が上方に移動するので、板バネなどのバ
ネ材52も上方へ移動する。するとバネ材52はラック96に
当接し、バネ102の力に逆ってラック96を後方から押
す。このため、ラック92、96は歯同志が噛み合い、保持
具76は固定され上下方向に不動となる。すなわち、試料
容器10は上下方向に移動することなく、保持具72、76の
間にしっかり保持された状態になるので、細管16、18は
何ら問題なく栓12を突き刺すことができる。このように
構成すれば、カバー20の開閉にともない自動的に保持具
76が固定されるので便利である。
細管16、18が前進しその先端部分が保持具72から突出
し、保持された試料容器10の栓12を突き刺した後、シリ
ンジ等の吸引装置を用いれば、細管16から試料を所定量
吸引することができる。同時に細管18から同量の空気が
容器内部に供給される。吸引された試料は定量装置によ
り定量採取され、希釈等の処理を経て測定される。
し、保持された試料容器10の栓12を突き刺した後、シリ
ンジ等の吸引装置を用いれば、細管16から試料を所定量
吸引することができる。同時に細管18から同量の空気が
容器内部に供給される。吸引された試料は定量装置によ
り定量採取され、希釈等の処理を経て測定される。
試料吸引の終了後、カバー20を開ける。カバー20を開け
れば、細管16、18は保持具72内に引き入れられ、保持具
76のロックも解除されるので、保持具76を上へ持ち上げ
試料容器10を取り出す。細管16、18の先端部の開口は洗
浄槽74内に配置される。細管16、18に洗浄液を供給し
て、残留した試料を開口から押し出し洗い流せば、細管
16、18の内壁が洗浄される。洗浄槽上方に通ずるニップ
ル75から洗浄液を注入すれば、細管16、8の外壁、洗浄
槽内壁が洗浄され、洗浄槽底部に通ずるニップル77から
排出される。洗浄槽上方に通ずるニップル73から内部に
空気を供給しながら排出すれば、液滴も排出されるので
よりよく洗浄される。
れば、細管16、18は保持具72内に引き入れられ、保持具
76のロックも解除されるので、保持具76を上へ持ち上げ
試料容器10を取り出す。細管16、18の先端部の開口は洗
浄槽74内に配置される。細管16、18に洗浄液を供給し
て、残留した試料を開口から押し出し洗い流せば、細管
16、18の内壁が洗浄される。洗浄槽上方に通ずるニップ
ル75から洗浄液を注入すれば、細管16、8の外壁、洗浄
槽内壁が洗浄され、洗浄槽底部に通ずるニップル77から
排出される。洗浄槽上方に通ずるニップル73から内部に
空気を供給しながら排出すれば、液滴も排出されるので
よりよく洗浄される。
スライダ50の位置を検知できるセンサ66を設けておけ
ば、動作確認が行えるので便利である。
ば、動作確認が行えるので便利である。
また、カバー20の開閉時の機械的ショックをやわらげる
ために、スライダ50の下方や上方にスプリング60、64を
設けることもできる。
ために、スライダ50の下方や上方にスプリング60、64を
設けることもできる。
また、カバー20とスライダ50を連結させる構成として、
上記の実施例に限らず、周知技術を用いた構成とするこ
とができることは言うまでもない。
上記の実施例に限らず、周知技術を用いた構成とするこ
とができることは言うまでもない。
本考案は、上記のように構成されているので、つぎのよ
うな効果を奏する。
うな効果を奏する。
(1)請求項1の試料吸引装置においては、カバー20と
スライダ50を連結させているので、カバーを閉じること
により細管16を前進させ試料容器10の栓12を突き刺して
容器内部の試料14を吸引させることができる。すなわ
ち、細管を前進させるための駆動源が不用になる。ま
た、カバーが設けられているので、安全である。
スライダ50を連結させているので、カバーを閉じること
により細管16を前進させ試料容器10の栓12を突き刺して
容器内部の試料14を吸引させることができる。すなわ
ち、細管を前進させるための駆動源が不用になる。ま
た、カバーが設けられているので、安全である。
(2)請求項2の試料吸引装置においては、ラック46と
ピニオン32を用いて、カバーの開閉動作をスライダ50、
細管16の往復直線移動に変換しているので、無理なく力
の伝達が行え、機構部に摩耗等の問題も発生しない。
ピニオン32を用いて、カバーの開閉動作をスライダ50、
細管16の往復直線移動に変換しているので、無理なく力
の伝達が行え、機構部に摩耗等の問題も発生しない。
(3)請求項3および4の試料吸引装置においては、カ
バーは開状態および閉状態でそれぞれ安定してその状態
を維持しようとする。このため、カバーに小さな力が加
えられた程度では、カバーは移動せずカバーの開閉を確
実に行える。また、細管を栓12に突き刺す際にスプリン
グ40の力を利用することができるので、カバー20を閉じ
るときに大きな力を必要とすることはない。
バーは開状態および閉状態でそれぞれ安定してその状態
を維持しようとする。このため、カバーに小さな力が加
えられた程度では、カバーは移動せずカバーの開閉を確
実に行える。また、細管を栓12に突き刺す際にスプリン
グ40の力を利用することができるので、カバー20を閉じ
るときに大きな力を必要とすることはない。
(4)請求項5の試料吸引装置においては、カバーが開
いている状態では、保持具76を移動させることができる
ので、試料容器10をセットし易すい。また、カバー20を
閉じるときに、自動的に保持具76が固定されるので便利
である。
いている状態では、保持具76を移動させることができる
ので、試料容器10をセットし易すい。また、カバー20を
閉じるときに、自動的に保持具76が固定されるので便利
である。
第1図は本考案の試料吸引装置の一実施例を示す一部断
面の左側面図(試料容器を設置しカバーを閉じた状
態)、第2図は第1図に示す装置の正面図(ただしカバ
ーと試料容器を省略している)、第3図はカバーを閉じ
た状態における要部の正面図、第4図は第1図に示す装
置において、カバーを開けた状態を示す断面説明図であ
る。 10……試料容器、12……栓、14……試料、16……試料吸
引用細管、18……通気用細管、20……カバー、22……レ
バー、24、26、30、36、42、44、58、62、84、88、100
……軸、28……連結具、32……ピニオン、34、48、94、
98……歯、38……アーム、40……スプリング(ガススプ
リング)、46、92、96……ラック、50……スライダ、52
……バネ材、54、56、68、70、80、82……保持具、60、
64、86、90……スプリング、66……センサ、72、76……
保持具、73、75、77……ニップル、74……洗浄槽、78…
…凹部、102……バネ、104、106……前面パネル、A…
…軸42の中心、B……軸36の中心、C1……カバーの閉状
態の軸44の中心、C2……カバーの開状態の軸44の中心
面の左側面図(試料容器を設置しカバーを閉じた状
態)、第2図は第1図に示す装置の正面図(ただしカバ
ーと試料容器を省略している)、第3図はカバーを閉じ
た状態における要部の正面図、第4図は第1図に示す装
置において、カバーを開けた状態を示す断面説明図であ
る。 10……試料容器、12……栓、14……試料、16……試料吸
引用細管、18……通気用細管、20……カバー、22……レ
バー、24、26、30、36、42、44、58、62、84、88、100
……軸、28……連結具、32……ピニオン、34、48、94、
98……歯、38……アーム、40……スプリング(ガススプ
リング)、46、92、96……ラック、50……スライダ、52
……バネ材、54、56、68、70、80、82……保持具、60、
64、86、90……スプリング、66……センサ、72、76……
保持具、73、75、77……ニップル、74……洗浄槽、78…
…凹部、102……バネ、104、106……前面パネル、A…
…軸42の中心、B……軸36の中心、C1……カバーの閉状
態の軸44の中心、C2……カバーの開状態の軸44の中心
Claims (5)
- 【請求項1】栓(12)により密封された試料容器(10)
が保持され、細管(16)が移動し栓(12)を突き刺すこ
とにより、試料容器内の試料を吸引する試料吸引装置に
おいて、細管(16)の移動する領域を覆うことのできる
開閉可能なカバー(20)と、往復直線移動可能なスライ
ダ(50)と、スライダ(50)の移動方向と平行になるよ
うにスライダ(50)に取り付けられた細管(16)とを包
含し、カバー(20)の開閉動作によりスライダ(50)を
往復直線移動できるように、カバー(20)とスライダ
(50)とを連結したことを特徴とする試料吸引装置。 - 【請求項2】回転自在に支持されたピニオン(32)と、
一端がカバー(20)の可動部分に回転自在に取り付けら
れ他端がピニオン(32)の中心からずれた位置に回転自
在に取り付けられた連結具(28)と、スライダ(50)に
取り付けられピニオン(32)と噛み合うラック(46)と
により、カバー(20)とスライダ(50)とを連結した請
求項1記載の試料吸引装置。 - 【請求項3】カバー(20)の開閉の途中において、両端
間の寸法が最小になる場合を有するように一端が回転自
在に支持され他端がピニオン(32)の中心からずれた位
置に回転自在に取り付けられた、伸びようとする力を有
するスプリング(40)を設けた請求項2記載の試料吸引
装置。 - 【請求項4】カバー(20)の開閉の途中において、両端
間の寸法が最大になる場合を有するように一端が回転自
在に支持され他端がピニオン(32)の中心からずれた位
置に回転自在に取り付けられた、縮もうとする力を有す
るスプリングを設けた請求項2記載の試料吸引装置。 - 【請求項5】2つの保持具(72)、(76)により試料容
器を両端から挟み持って保持し、一方の保持具(76)に
取り付けられたラック(92)と、このラック(92)と歯
同志が向き合うように配置されたラック(96)と、スラ
イダ(50)に取り付けられカバー(20)の開状態にはラ
ック(96)に当接せず閉状態にはラック(92)に当接し
移動させてラック(92)、(96)の歯同志を噛み合わせ
るバネ材(52)とを設けた請求項1、2、3または4記
載の試料吸引装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9590088U JPH0719002Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 試料吸引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9590088U JPH0719002Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 試料吸引装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0217666U JPH0217666U (ja) | 1990-02-05 |
| JPH0719002Y2 true JPH0719002Y2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=31320650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9590088U Expired - Lifetime JPH0719002Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 試料吸引装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0719002Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-20 JP JP9590088U patent/JPH0719002Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0217666U (ja) | 1990-02-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3585236B2 (ja) | 液体サンプル採取及び導入装置 | |
| US6616616B2 (en) | Lancet system | |
| JP2981616B2 (ja) | ガラスアンプルからその内容物を取り出すための装置 | |
| SE8600852D0 (sv) | Anordning for att hantera organiska kroppsvetskor | |
| WO2004004565A1 (ja) | 穿刺用ユニットおよび穿刺装置 | |
| US4781700A (en) | Device for taking from a vein samples of blood to be tested | |
| GB2108661A (en) | Sample feeding arrangement | |
| CN102170928A (zh) | 插入装置 | |
| US11253143B2 (en) | Endoscope reprocessor | |
| JP6867300B2 (ja) | 液体供給システム | |
| CN209377586U (zh) | 指尖采血装置 | |
| JPH0719002Y2 (ja) | 試料吸引装置 | |
| CN109330706B (zh) | 便携式糖尿病护理用护理装置 | |
| JPH0450034Y2 (ja) | ||
| CN117462124A (zh) | 全自动血糖仪监测装置 | |
| CN209678683U (zh) | 便携式糖尿病护理用护理装置 | |
| JPH1035789A (ja) | スピッツ開栓装置 | |
| CN115363576A (zh) | 一种用于血糖检测的便携式消毒取血器及使用方法 | |
| CN208953546U (zh) | 一种体外诊断设备用的试剂区装置 | |
| CN216257212U (zh) | 一种肺结核穿刺取样装置 | |
| JPH03186354A (ja) | アンプルの無菌試験装置 | |
| JPH0719000Y2 (ja) | 安全機構を備えた試料吸引装置 | |
| JPH073326Y2 (ja) | 試料撹拌・吸引装置 | |
| JP6867301B2 (ja) | 液体供給システム及びその駆動方法 | |
| JPS63242260A (ja) | 薬液収集装置 |