JP2000237487A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2000237487A
JP2000237487A JP11038384A JP3838499A JP2000237487A JP 2000237487 A JP2000237487 A JP 2000237487A JP 11038384 A JP11038384 A JP 11038384A JP 3838499 A JP3838499 A JP 3838499A JP 2000237487 A JP2000237487 A JP 2000237487A
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washing
dewatering tub
detergent
water supply
clutch mechanism
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亘 内山
Shoichi Matsui
正一 松井
Masamitsu Mihara
正光 三原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給水行程で洗剤を投入して溶解させる洗濯機
において、給水行程にて、洗剤投入口の位置が不定であ
っても、使用者が容易にかつ正確に洗剤投入口に洗剤を
投入させ、洗い性能を確保する。 【解決手段】 外枠10内に複数の吊り棒9で吊り下げ
た受け槽3内に洗濯兼脱水槽1を回転自在に配設し、洗
濯兼脱水槽1を駆動させるモータ5の動力をクラッチ機
構部7により洗濯兼脱水槽1に伝え、洗濯兼脱水槽1と
受け槽3との間に洗剤を直接投下させる。制御手段18
は、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御するととも
に、給水行程にて、給水を行う前にクラッチ機構部7を
動作させ、洗濯兼脱水槽1を回転自在にするように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水行程で洗剤を
投入して溶解させる洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、撹拌翼を使用することなく、洗濯
兼脱水槽内の洗濯水を循環して洗い、すすぎを行う洗濯
機が提案されている。
【0003】従来、この種の洗濯機は図10に示すよう
に構成していた。以下、その構成について説明する。
【0004】図10に示すように、洗濯兼脱水槽1は中
央底部に撹拌翼2を回転自在に配設している。受け槽3
は洗濯兼脱水槽1を内包し、外底部に基板4を固着して
モータ(駆動手段)5、排水弁6、クラッチ機構部7な
どを配設している。
【0005】クラッチ機構部7は動作させない場合、撹
拌翼2を回転自在にしてモータ5の駆動伝達を行うのと
同時に、洗濯兼脱水槽1にブレーキをかけて停止状態に
する。また、クラッチ機構部7を動作させた場合、洗濯
兼脱水槽1を回転自在にし、モータ5の駆動伝達をおこ
なう。
【0006】基板4の外底部は防振装置8、吊り棒9を
介して外枠10の上部角隅より垂下支持されている。外
枠10の上部には蓋11を開閉自在に設け、給水弁1
2、操作表示部13、制御手段14などを配設してい
る。
【0007】制御手段14は、モータ5、排水弁6、給
水弁12などを制御して、洗濯、すすぎ、脱水の各行程
を逐次制御し、水位検知手段15は、洗濯兼脱水槽内の
洗濯水の水位を検知する。洗剤投入口(洗剤を直接投下
させる手段)16は、粉末洗剤を投入する部分で、洗濯
兼脱水槽1には脱水時の振動を低減させるために設けら
れた流体バランサ17の一部分に配設している。
【0008】上記構成において動作を説明すると、衣類
を洗濯兼脱水槽1内に投入し、操作表示部13にて電源
を投入し、洗い、すすぎ、脱水の各行程のシーケンスを
スタートすると、制御手段14は、洗濯兼脱水槽1内の
布量を自動判定して操作表示部13に布量を表示し、使
用者は表示された布量に応じた粉末洗剤を洗剤投入口1
6に投入し、蓋11を閉じる。
【0009】つぎに、給水行程にて、制御手段14は、
排水弁6を閉じたまま、クラッチ機構部7およびモータ
5を動作させて洗濯兼脱水槽1を低速で回転させながら
給水弁12にて水位センサ15が所定の水位を検知する
まで給水を行う。
【0010】これにより、流体バランサ17の一部分に
設けた洗剤投入口16の場所は不定ながらも、洗濯兼脱
水槽1を低速で回転しながら、流体バランサ17の上部
より給水を行うため、洗剤投入口16に入れた粉末洗剤
は、洗濯兼脱水槽1と受け槽3との間に流し出されるの
と同時に、洗濯兼脱水槽1が回転しているため溶解す
る。
【0011】給水行程を終えると、図11に示すよう
に、制御手段14は、洗濯兼脱水槽1を一定の周期で回
転させ、洗い行程では洗剤を含む洗濯液が遠心力で衣類
を通過し、すすぎ行程では水が遠心力で衣類を通過し
て、洗濯兼脱水槽1の外側に移動しつつ受け槽3と洗濯
兼脱水槽1の間を上昇し、洗濯兼脱水槽1の上部より衣
類に直接注水し、循環しながら洗いあるいはすすぎを行
うようにしていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、使用者が粉末洗剤を洗剤投入口1
6に入れる際に、洗剤投入口16の位置は、流体バラン
サ17の一部分に配設しているため不定であり、その位
置が洗剤の入れにくい位置にある場合にも、クラッチ機
構部7を動作させていないため、洗濯兼脱水槽1を動か
すことはできないので、使用者はその位置に洗剤を投入
するしかなく、つまり、洗剤を正確に洗剤投入口16に
入れられないばかりか、洗剤を洗濯兼脱水槽1の内側に
こぼれ落とすことが多く、こぼれ落とした洗剤の溶解に
は時間がかかり、洗い性能を著しく低下させるという問
題を有していた。
【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、給水行程にて、洗剤投入口の位置が不定であって
も、使用者が容易にかつ正確に洗剤投入口に洗剤を投入
させ、洗い性能を確保することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、外枠内に複数の吊り棒で吊り下げた受け槽
内に洗濯兼脱水槽を回転自在に配設し、洗濯兼脱水槽を
駆動させる駆動手段の動力をクラッチ機構部により洗濯
兼脱水槽に伝え、洗濯兼脱水槽と受け槽との間に洗剤を
直接投下させる。制御手段は、洗い、すすぎ、脱水の各
行程を逐次制御するとともに、給水行程にて、給水を行
う前にクラッチ機構部を動作させ、洗濯兼脱水槽を回転
自在にするように構成したものである。
【0015】これにより、給水行程にて、洗剤投入口の
位置が不定であっても、使用者が容易に、かつ正確に洗
剤投入口に洗剤を投入することができ、洗い性能を確保
することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、外枠と、前記外枠内に複数の吊り棒で吊り下げた受
け槽と、前記受け槽内に回転自在に配設した洗濯兼脱水
槽と、前記洗濯兼脱水槽と前記受け槽との間に洗剤を直
接投下させる手段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動させる駆
動手段と、前記駆動手段の動力を前記洗濯兼脱水槽に伝
えるクラッチ機構部と、洗い、すすぎ、脱水の各行程を
逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、給水
行程にて、給水を行う前に前記クラッチ機構部を動作さ
せ、洗濯兼脱水槽を回転自在にするように構成したもの
であり、給水行程にて、洗剤投入口の位置が不定であっ
ても、洗濯兼脱水槽が回転自在であるため、任意の位置
に洗剤投入口を移動することができ、使用者が容易に、
かつ正確に洗剤投入口に洗剤を投入することができ、洗
い性能を確保することができる。
【0017】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、洗濯兼脱水槽内の布量を検知する
布量検知手段を備え、制御手段は、給水行程にて、前記
布量検知手段により布量を検知した後、かつ、給水を行
う前にクラッチ機構部を動作させ、洗濯兼脱水槽を回転
自在にするように構成したものであり、現在主流である
撹拌翼にて布量を検知する場合においても、布量判定を
精度よく行うことができ、判定した布量に応じた量の洗
剤を入れる際に、洗剤投入口の位置が不定であっても、
洗濯兼脱水槽が回転自在であるため、使用者は任意の位
置に洗剤投入口を移動することができ、容易に、かつ正
確に洗剤投入口に洗剤を投入することができる。
【0018】請求項3に記載の発明は、上記請求項2に
記載の発明において、布量検知手段にて検知した布量を
表示する布量表示部を備え、制御手段は、給水行程に
て、前記布量検知手段により布量を検知した後、かつ、
給水を行う前にクラッチ機構部を動作させ、所定時間経
過した後に、前記布量表示部に検知した布量を表示する
ように構成したものであり、クラッチを動作させ、実際
に洗濯兼脱水槽が回転自在になるまでに時間がかかる場
合、布量を判定してから所定の時間(クラッチを動作さ
せてから洗濯兼脱水槽が回転自在になるまでの時間に相
当する時間)を経過した後に、布量の判定結果を表示部
に表示することにより、使用者は布量判定を知った直後
に、判定した布量に応じた量の洗剤を入れる場合、洗剤
投入口の位置が不定であっても、洗濯兼脱水槽が回転自
在であるため、使用者はすぐに任意の位置に洗剤投入口
を移動することができる。
【0019】請求項4に記載の発明は、上記請求項2に
記載の発明において、制御手段は、給水行程にて、布量
検知手段が布量を検知できない場合、クラッチ機構部を
動作させるように構成したものであり、初めから洗濯兼
脱水槽内に水があり正確に布量を判定できない場合、あ
るいは、使用者が布量に応じた水位を決定した場合、使
用者が布量あるいは水位に応じた量の洗剤を入れる際
に、洗剤投入口の位置が不定であっても、速やかに洗濯
兼脱水槽を回転自在にするため、使用者は任意の位置に
洗剤投入口を移動することができる。
【0020】請求項5に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、洗濯兼脱水槽の回転数を検知する
回転数検知手段を備え、制御手段は、給水行程にて、前
記回転数検知手段が所定の値を超える回転数を検知した
場合、クラッチ機構部を動作させないように構成したも
のであり、脱水途中に電源を切り再度電源を入れて即ス
タートする場合など、洗濯兼脱水槽が回転している場
合、すみやかに洗濯兼脱水槽の回転を停止させた後に、
洗剤投入口の位置が不定であっても、洗濯兼脱水槽が回
転自在であるため、使用者は任意の位置に洗剤投入口を
移動することができる。
【0021】請求項6に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、洗い、すすぎ、脱水の各行程の内
容を設定する操作部を備え、制御手段は、前記操作部に
より設定した内容に応じて、給水行程にて、給水を行う
前にクラッチ機構部を動作させ、洗濯兼脱水槽を回転自
在にするように構成したものであり、洗剤投入を必要と
しないすすぎ行程のみを設定した場合や、洗剤の溶け残
りを気にすることのない液体洗剤だけを使用する専用コ
ースを設定した場合には、洗濯兼脱水槽を回転自在にす
ることなく給水を行うため、クラッチ切り換えに要する
時間短縮を図ることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0023】(実施例1)図1に示すように、制御手段
18は、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御すると
ともに、給水行程にて、給水を行う前にクラッチ機構部
7を動作させ、洗濯兼脱水槽1を回転自在にするように
構成している。他の構成は従来例と同じである。
【0024】ここで、クラッチ機構部7の構成を補足し
て説明すると、クラッチ機構部7は動作させない場合、
撹拌翼2を回転自在にしてモータ5の駆動伝達を行うの
と同時に、洗濯兼脱水槽1にブレーキをかけて停止状態
にする。つまり、この状態では、洗濯兼脱水槽1を手で
回すことはできない。
【0025】一方、クラッチ機構部7を動作させた場
合、洗濯兼脱水槽1を回転自在にし、モータ5の駆動伝
達をおこなう。この状態でモータ5を動作させると、洗
濯兼脱水槽1は回転するが、反面、モータ5を動作させ
ない場合には(モータ5と洗濯兼脱水槽1は直結してい
るものの)、洗濯兼脱水槽1は回転自在な状態であり、
手で容易に回転させることができる。
【0026】上記構成において図2を参照しながら動作
を説明すると、衣類を洗濯兼脱水槽1内に投入し、操作
表示部13にて電源を投入し、洗い、すすぎ、脱水の各
行程のシーケンスをスタートすると給水行程より開始す
る。
【0027】給水行程を開始すると、図2のステップ3
0にてクラッチ機構部7を動作させ、洗濯兼脱水槽1を
回転自在の状態にする。
【0028】ステップ31にて、蓋11が開いている場
合には、ステップ32にて給水弁12とモータ5を動作
させない。この状態では、上記したように洗濯兼脱水槽
1は回転自在な状態であり、手で容易に回転させること
ができる。
【0029】つまり、使用者が粉末洗剤を洗剤投入口1
6に入れる際に、洗剤投入口16の位置は、流体バラン
サ17の一部分に配設しているため不定であるが、その
位置が洗剤の入れにくい位置にある場合には、使用者は
任意の位置に移動して洗剤を入れる。
【0030】つぎに、蓋11を閉めると、ステップ33
にて給水弁12を動作させ、ステップ34にてモータ5
を動作させ、ステップ35にて水位検知手段15により
所定水位に達するまで、洗濯兼脱水槽1を低速で回転さ
せながら給水を行う。
【0031】これにより、洗剤投入口16は流体バラン
サ17の一部分に設けられているため、洗濯兼脱水槽1
を低速で回転しながら流体バランサ17の上部より給水
することにより、洗剤投入口16に入れた粉末洗剤は、
洗濯兼脱水槽1と受け槽3との間に流し出されるのと同
時に、洗濯兼脱水槽1が回転しているため溶解する。
【0032】ステップ35にて水位検知手段15により
所定水位まで給水されたことを検知すると、ステップ3
6にて、給水弁12、モータ5およびクラッチ機構部7
の動作を停止して給水行程を終える。
【0033】これにより、使用者が粉末洗剤を洗剤投入
口16に入れる際に、洗剤投入口16の位置は、流体バ
ランサ17の一部分に配設しているため不定であるが、
その位置が洗剤の入れにくい位置にある場合には、使用
者は任意の位置に移動して洗剤を正確に入れることがで
き、短時間で効果的に洗剤を溶解することが期待できる
ため、洗い性能を向上することができる。
【0034】(実施例2)図3に示すように、布量検知
手段19は、洗濯兼脱水槽1内の布量を検知する手段で
ある。布量検知の方法については、現在、一般的な方法
として、洗濯兼脱水槽1内に水がない状態で衣類を入
れ、モータ5を一定の短時間だけ動作し撹拌翼2を回転
させた後にモータ5を停止し、撹拌翼2が惰性で回転し
てから停止に要する時間の長短に応じて布量の多少を検
知する方法が挙げられる。
【0035】制御手段20は、給水行程にて、布量検知
手段19により布量を検知した後、かつ、給水を行う前
にクラッチ機構部7を動作させ、洗濯兼脱水槽1を回転
自在にするように構成している。他の構成は上記実施例
1と同じである。
【0036】上記構成において図4を参照しながら動作
を説明すると、衣類を洗濯兼脱水槽1内に投入し、操作
表示部13にて電源を投入し、洗い、すすぎ、脱水の各
行程のシーケンスをスタートすると給水行程より開始す
る。
【0037】給水行程を開始すると、図4のステップ3
7にてクラッチ機構部7を停止させ、ステップ38から
ステップ39にて、撹拌翼2とモータ5および布量検知
手段27を用いて布量を検知し、同時に図示はしないが
操作表示部7に布量を表示する。その後に、ステップ3
0にてクラッチ機構部7を動作させ、洗濯兼脱水槽1を
回転自在の状態にし、使用者が粉末洗剤を洗剤投入口1
6に入れる際に、洗剤投入口16の位置が洗剤の入れに
くい位置にある場合には、使用者は手で任意の位置に移
動して洗剤を入れることができる。
【0038】これにより、現在主流である撹拌翼2を用
いて布量を検知する場合においても、布量判定を精度よ
く行うことができ、判定した布量に応じた量の洗剤を入
れる際に、洗剤投入口16の位置が不定であっても、洗
濯兼脱水槽1が回転自在であるため、使用者は洗剤投入
口16の位置を任意の位置に移動してから洗剤を正確に
入れることができるため、短時間で効果的に洗剤を溶解
することが期待できるため、洗い性能を向上することが
できる。
【0039】(実施例3)図3に示す制御手段20は、
給水行程にて、布量検知手段19により布量を検知した
後、かつ、給水を行う前にクラッチ機構部7を動作さ
せ、所定時間経過した後に、検知した布量を操作表示部
(布量表示部)13に表示するように構成している。他
の構成は上記実施例2と同じである。
【0040】上記構成において図5を参照しながら動作
を説明する。まず、クラッチ機構部7の構成を補足して
説明すると、クラッチ機構部7を動作あるいは停止させ
た場合、その駆動伝達の機構的な切り換えを完了するま
でに数秒の時間差があり、つまり、クラッチ機構部7を
動作させてから、実際には2秒程度経過した後に、洗濯
兼脱水槽1が回転自在となる。
【0041】給水行程を開始すると、図5のステップ3
7にてクラッチ機構部7を停止させ、ステップ38から
ステップ39にて、上記実施例2にて説明した方法にて
撹拌翼2とモータ5および布量検知手段19を用いて布
量を検知する。このとき、すぐに使用者に検知した布量
を操作表示部13に表示することなく、ステップ40に
てクラッチ機構部7を動作させ、ステップ41にて2秒
間経過した後に、ステップ42にて操作表示部13に検
知した布量を表示する。
【0042】これにより、使用者は布量判定の結果を知
った直後に、判定した布量に応じた量の洗剤を入れる場
合、洗剤投入口16の位置が不定であっても、洗濯兼脱
水槽1が回転自在であるため、使用者は洗剤投入口16
の位置を任意の位置に移動してから洗剤を正確に入れる
ことができるため、短時間で効果的に洗剤を溶解するこ
とが期待できるため、洗い性能を向上することができ
る。
【0043】なお、以上の説明では、布量を検知した直
後からクラッチ機構7を動作させ、クラッチ機構部7の
駆動伝達の機構的な切り換えを完了するまでの時間を具
体的にあげて説明したが、これは特に本発明を限定する
ものではない。
【0044】(実施例4)図3に示す制御手段20は、
給水行程にて、布量検知手段19が布量を検知できない
場合、直ちにクラッチ機構部7を動作させるように構成
している。他の構成は上記実施例2と同じである。
【0045】上記構成において図6を参照しながら動作
を説明する。図3に示す水位検知手段15は、洗濯兼脱
水槽1内の洗濯水の水位を検知するものであり、制御手
段20は、常に水位検知手段15が検知する水位を把握
している。
【0046】給水行程を開始すると、図6のステップ4
3にて水位検知手段15により洗濯兼脱水槽1内に水が
ない場合、ステップ37からステップ39にて布量を検
知する。このとき、洗濯兼脱水槽1内に最初から水があ
る場合には、布量検知のばらつきが大きいため布量検知
ができないので、ステップ30へ移行し、速やかにクラ
ッチ機構部7を動作させ、洗濯兼脱水槽1を回転自在に
する。
【0047】これにより、初めから洗濯兼脱水槽に水が
ある場合や、ノイズや様々な外乱により布量検知ができ
ない場合、あるいは、使用者が布量に応じた水位を決定
した場合においても、使用者が布量あるいは水位に応じ
て洗剤を入れる際に、洗剤投入口の位置が不定であって
も、速やかに洗濯兼脱水槽を回転自在にするため、使用
者は任意の位置に洗剤投入口を移動することができる。
【0048】なお、以上の説明では、布量の検知ができ
ない場合として、具体的に洗濯兼脱水槽1内に水がある
場合をあげたが、この事例は布量の検知ができない場合
を限定するものではない。
【0049】(実施例5)図7に示すように、回転数検
知手段21は、洗濯兼脱水槽1の回転数を検知するもの
である。洗濯兼脱水槽1の回転数の検知の方法について
は、図示しないがクラッチ機構部7は洗濯兼脱水槽1に
同期して回転する部分を有しているため、この回転する
部分の周囲の一部にとりつけられた磁石が一周するのに
要する周期を計測し、洗濯兼脱水槽1の回転数を算出す
る方法などがある。
【0050】制御手段22は、給水行程にて、回転数検
知手段21が所定の値を超える回転数を検知した場合、
クラッチ機構部7を動作させないように構成している。
他の構成は上記実施例1と同じである。
【0051】上記構成において図8を参照しながら動作
を説明する。衣類を洗濯兼脱水槽1内に投入し、操作表
示部13にて電源を投入し、洗い、すすぎ、脱水の各行
程のシーケンスをスタートすると給水行程より開始す
る。給水行程を開始すると、図8のステップ44からス
テップ45にて回転数検知手段21により検知した洗濯
兼脱水槽1の回転数が30rpm以上の場合、クラッチ
機構部7を停止させて、洗濯兼脱水槽1にブレーキをか
けて回転を停止させる。
【0052】これにより、使用者が脱水途中で電源を切
り、再度電源を入れて即スタートする場合など、洗濯兼
脱水槽1が回転している場合、すみやかに洗濯兼脱水槽
1の回転を停止させ、その後に、使用者が布量あるいは
水位に応じて洗剤を入れる際に、洗剤投入口の位置が不
定であっても、洗濯兼脱水槽1が回転自在であるため、
使用者は任意の位置に洗剤投入口16を移動することが
できる。
【0053】なお、以上の説明では、回転数検知手段2
1に応じて洗濯兼脱水槽1を停止させるための判断基準
になる回転数を具体的に示したが、これは特に本発明を
限定するものではない。
【0054】(実施例6)図1に示す制御手段18は、
操作表示部13により設定した内容に応じて、給水行程
にて、給水を行う前にクラッチ機構部7を動作させ、洗
濯兼脱水槽1を回転自在にするように構成している。他
の構成は上記実施例1と同じである。
【0055】上記構成において図9を参照しながら動作
を説明する。操作表示部13は、洗い、すすぎ、脱水の
各行程の設定内容を変更することができる。具体的に、
使用者が洗濯機を使用せずに衣類を手で洗った場合、操
作表示部13にて、すすぎ、脱水のみを設定して、洗い
行程を行うことなく、これらの設定した行程のみを洗濯
機で行うことができたり、また、毛布コースなどと称し
て、専用液体洗剤を使用するコースを設定することがで
きる。つまり、操作表示部13の設定によっては、粉末
洗剤を洗剤投入口16へ投入する必要がない場合も生じ
るわけである。
【0056】これらを考慮し、給水行程を開始すると、
図9のステップ46にて、この給水行程は洗い行程の給
水か否かを判断し、洗い行程の給水の場合、粉末洗剤を
洗剤投入口16に投入するために、ステップ30からス
テップ35に示すように、クラッチ機構部7を動作さ
せ、洗濯兼脱水槽1を回転自在にして、使用者が洗剤投
入口16を任意の位置に移動することができるようにす
る。
【0057】一方、ステップ46にて洗い行程の給水で
ない、つまり、すすぎ行程の給水である場合、粉末洗剤
を洗剤投入口16に投入する必要がないので、ステップ
47にてクラッチ機構部7を停止したまま、ステップ4
8およびステップ49にて水位検知手段15が所定の水
位を検知するまで給水弁12にて給水する。
【0058】これにより、洗剤投入を必要としないすす
ぎ行程を設定した場合や、洗剤の溶け残りを気にするこ
とのない液体洗剤だけを使用する専用コースを設定した
場合には、洗濯兼脱水槽を回転自在にすることなく給水
を行うため、クラッチ切り換えに要する時間を短縮する
ことができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、外枠と、前記外枠内に複数の吊り棒で吊
り下げた受け槽と、前記受け槽内に回転自在に配設した
洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽と前記受け槽との間
に洗剤を直接投下させる手段と、前記洗濯兼脱水槽を駆
動させる駆動手段と、前記駆動手段の動力を前記洗濯兼
脱水槽に伝えるクラッチ機構部と、洗い、すすぎ、脱水
の各行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手
段は、給水行程にて、給水を行う前に前記クラッチ機構
部を動作させ、洗濯兼脱水槽を回転自在にするように構
成したから、給水行程にて、洗剤投入口の位置が不定で
あっても、洗濯兼脱水槽が回転自在であるため、任意の
位置に洗剤投入口を移動することができ、使用者が容易
に、かつ正確に洗剤投入口に洗剤を投入することがで
き、洗い性能を確保することができる。
【0060】また、請求項2に記載の発明によれば、洗
濯兼脱水槽内の布量を検知する布量検知手段を備え、制
御手段は、給水行程にて、前記布量検知手段により布量
を検知した後、かつ、給水を行う前にクラッチ機構部を
動作させ、洗濯兼脱水槽を回転自在にするように構成し
たから、現在主流である撹拌翼にて布量を検知する場合
においても、布量判定を精度よく行うことができ、判定
した布量に応じた量の洗剤を入れる際に、洗剤投入口の
位置が不定であっても、洗濯兼脱水槽が回転自在である
ため、使用者は任意の位置に洗剤投入口を移動すること
ができ、容易に、かつ正確に洗剤投入口に洗剤を投入す
ることができ、洗い性能を確保することができる。
【0061】また、請求項3に記載の発明によれば、布
量検知手段にて検知した布量を表示する布量表示部を備
え、制御手段は、給水行程にて、前記布量検知手段によ
り布量を検知した後、かつ、給水を行う前にクラッチ機
構部を動作させ、所定時間経過した後に、前記布量表示
部に検知した布量を表示するように構成したから、クラ
ッチを動作させ、実際に洗濯兼脱水槽が回転自在になる
までに時間がかかる場合、布量を判定してから所定の時
間(クラッチを動作させてから洗濯兼脱水槽が回転自在
になるまでの時間に相当する時間)を経過した後に、布
量の判定結果を表示部に表示することにより、使用者は
布量判定を知った直後に、判定した布量に応じた量の洗
剤を入れる場合、洗剤投入口の位置が不定であっても、
洗濯兼脱水槽が回転自在であるため、使用者はすぐに任
意の位置に洗剤投入口を移動することができ、洗剤を正
確に洗剤投入口に投入でき、洗い性能を確保することが
できる。
【0062】また、請求項4に記載の発明によれば、制
御手段は、給水行程にて、布量検知手段が布量を検知で
きない場合、クラッチ機構部を動作させるように構成し
たから、初めから洗濯兼脱水槽内に水があり正確に布量
を判定できない場合、あるいは、使用者が布量に応じた
水位を決定した場合、使用者が布量あるいは水位に応じ
た量の洗剤を入れる際に、洗剤投入口の位置が不定であ
っても、速やかに洗濯兼脱水槽を回転自在にさせるた
め、使用者は任意の位置に洗剤投入口を移動することが
でき、洗剤を正確に洗剤投入口に投入でき、洗い性能を
確保することができる。
【0063】また、請求項5に記載の発明によれば、洗
濯兼脱水槽の回転数を検知する回転数検知手段を備え、
制御手段は、給水行程にて、前記回転数検知手段が所定
の値を超える回転数を検知した場合、クラッチ機構部を
動作させないように構成したから、脱水途中に電源を切
り再度電源を入れて即スタートする場合など、洗濯兼脱
水槽が回転している場合、すみやかに洗濯兼脱水槽の回
転を停止させた後に、洗剤投入口の位置が不定であって
も、洗濯兼脱水槽が回転自在であるため、使用者は任意
の位置に洗剤投入口を移動することができ、洗剤を正確
に洗剤投入口に投入でき、洗い性能を確保することがで
きる。
【0064】また、請求項6に記載の発明によれば、洗
い、すすぎ、脱水の各行程の内容を設定する操作部を備
え、制御手段は、前記操作部により設定した内容に応じ
て、給水行程にて、給水を行う前にクラッチ機構部を動
作させ、洗濯兼脱水槽を回転自在にするように構成した
から、洗剤投入を必要としないすすぎ行程のみを設定し
た場合や、洗剤の溶け残りを気にすることのない液体洗
剤だけを使用する専用コースを設定した場合には、洗濯
兼脱水槽を回転自在にすることなく給水を行うため、ク
ラッチ切り換えに要する時間短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の断面図
【図2】同洗濯機の要部動作フロ−チャ−ト
【図3】本発明の第2の実施例の洗濯機の断面図
【図4】同洗濯機の要部動作フロ−チャ−ト
【図5】本発明の第3の実施例の洗濯機の要部動作フロ
−チャ−ト
【図6】本発明の第4の実施例の洗濯機の要部動作フロ
−チャ−ト
【図7】本発明の第5の実施例の洗濯機の断面図
【図8】同洗濯機の要部動作フロ−チャ−ト
【図9】本発明の第6の実施例の洗濯機の要部動作フロ
−チャ−ト
【図10】従来の洗濯機の断面図
【図11】同洗濯機の洗濯兼脱水槽を回転させたときの
動作を示す断面図
【符号の説明】
1 洗濯兼脱水槽 3 受け槽 5 モータ(駆動手段) 7 クラッチ機構部 9 吊り棒 10 外枠 16 洗剤投入口(洗剤を直接投下させる手段) 18 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三原 正光 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA21 BB02 BB08 DC21 GA28 GB03 GB04 GB09 HB19 JB05 KA02 KA34 LA02 LA04 LB05 LB15 LC07 MA01 MA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外枠と、前記外枠内に複数の吊り棒で吊
    り下げた受け槽と、前記受け槽内に回転自在に配設した
    洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽と前記受け槽との間
    に洗剤を直接投下させる手段と、前記洗濯兼脱水槽を駆
    動させる駆動手段と、前記駆動手段の動力を前記洗濯兼
    脱水槽に伝えるクラッチ機構部と、洗い、すすぎ、脱水
    の各行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手
    段は、給水行程にて、給水を行う前に前記クラッチ機構
    部を動作させ、洗濯兼脱水槽を回転自在にするように構
    成した洗濯機。
  2. 【請求項2】 洗濯兼脱水槽内の布量を検知する布量検
    知手段を備え、制御手段は、給水行程にて、前記布量検
    知手段により布量を検知した後、かつ、給水を行う前に
    クラッチ機構部を動作させ、洗濯兼脱水槽を回転自在に
    するように構成した請求項1記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 布量検知手段にて検知した布量を表示す
    る布量表示部を備え、制御手段は、給水行程にて、前記
    布量検知手段により布量を検知した後、かつ、給水を行
    う前にクラッチ機構部を動作させ、所定時間経過した後
    に、前記布量表示部に検知した布量を表示するように構
    成した請求項2記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 制御手段は、給水行程にて、布量検知手
    段が布量を検知できない場合、クラッチ機構部を動作さ
    せるように構成した請求項2記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 洗濯兼脱水槽の回転数を検知する回転数
    検知手段を備え、制御手段は、給水行程にて、前記回転
    数検知手段が所定の値を超える回転数を検知した場合、
    クラッチ機構部を動作させないように構成した請求項1
    記載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 洗い、すすぎ、脱水の各行程の内容を設
    定する操作部を備え、制御手段は、前記操作部により設
    定した内容に応じて、給水行程にて、給水を行う前にク
    ラッチ機構部を動作させ、洗濯兼脱水槽を回転自在にす
    るように構成した請求項1記載の洗濯機。
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