JP2000237489A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2000237489A
JP2000237489A JP11041213A JP4121399A JP2000237489A JP 2000237489 A JP2000237489 A JP 2000237489A JP 11041213 A JP11041213 A JP 11041213A JP 4121399 A JP4121399 A JP 4121399A JP 2000237489 A JP2000237489 A JP 2000237489A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御
する洗濯機において、洗い、すすぎ等の基本性能や洗剤
の溶解性能を確保しながら、運転時間を短縮させるとと
もに、消費電力量や布傷みを低減できるようにする。 【解決手段】 パルセータを内底部に回転自在に配設し
た洗濯兼脱水槽を受け槽に回転自在に内包し、パルセー
タまたは洗濯兼脱水槽をモータ11により回転駆動し、
制御手段16により洗い、すすぎ、脱水等の一連の行程
を制御する。制御手段16は、洗い行程、すすぎ行程の
少なくとも1つの行程において、パルセータを反転駆動
させる攪拌行程と、洗濯兼脱水槽を回転駆動し洗濯兼脱
水槽内に上方より散水する洗濯槽回転行程と、攪拌行程
と洗濯槽回転行程の双方を含む複合行程とを実行可能と
し、布量検知手段18の出力に基づいて、攪拌行程およ
び洗濯槽回転行程における駆動手段の出力を可変可能と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗い、すすぎ、脱
水の一連の行程を逐次制御する洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗濯機においては、一様
な回転力(出力)を有するモータ(駆動手段)、給水
弁、排水弁等のオン、オフ時間を制御することにより、
洗濯兼脱水槽内の洗濯物の布量を判定し、洗い、すす
ぎ、脱水の各行程を自動設定するとともに逐次制御して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の構成では、モータは回転力が一様であるためオン、
オフを小刻みに制御するだけでは、大容量タイプ(たと
えば、洗濯容量が5kg以上)に対する小容量タイプ
(洗濯容量が5kg以下)や、大容量であっても機体を
コンパクト化させるためには、パルセータおよび洗濯兼
脱水槽などの直径を小にする必要があり、それゆえ洗濯
物に付加する機械力は弱められてしまい、洗浄、すすぎ
等の基本性能や洗剤の溶解性能を確保するには、洗い、
すすぎ等の運転時間が長くなってしまったり、それにと
もない消費電力量や布傷みを増大させてしまう不具合が
あった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、機体
がコンパクトあるいは小容量タイプであっても、洗い、
すすぎ等の基本性能や洗剤の溶解性能を確保しながら、
運転時間を短縮させるとともに、消費電力量や布傷みを
低減できるようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、パルセータを内底部に回転自在に配設した
洗濯兼脱水槽を受け槽に回転自在に内包し、パルセータ
または洗濯兼脱水槽を駆動手段により回転駆動し、洗濯
兼脱水槽内の洗濯物の量を布量検知手段により検知する
とともに、制御手段により洗い、すすぎ、脱水等の一連
の行程を制御するよう構成し、制御手段は、洗い行程、
すすぎ行程の少なくとも1つの行程において、パルセー
タを反転駆動させる攪拌行程と、洗濯兼脱水槽を回転駆
動し洗濯兼脱水槽と水受け槽との間の洗濯水を洗濯兼脱
水槽内に上方より散水する洗濯槽回転行程と、攪拌行程
と洗濯槽回転行程の双方を含む複合行程とを実行可能と
し、布量検知手段の出力に基づいて、攪拌行程および洗
濯槽回転行程における駆動手段の出力を可変可能とした
ものである。
【0006】これにより、機体がコンパクトあるいは小
容量タイプであっても、洗い、すすぎ等の基本性能と洗
剤の溶解性能を確保しながら、洗い、すすぎ行程時間を
短縮することができ、トータル運転時間を短縮できると
ともに、消費電力量や布傷みを低減することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、パルセータを内底部に回転自在に配設した洗濯兼脱
水槽と、この洗濯兼脱水槽を回転自在に内包した受け槽
と、前記パルセータまたは前記洗濯兼脱水槽を回転駆動
する駆動手段と、洗い、すすぎ、脱水等の一連の行程を
制御する制御手段と、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量
を検知する布量検知手段とを備え、前記制御手段は、洗
い行程、すすぎ行程の少なくとも1つの行程において、
前記パルセータを反転駆動させる攪拌行程と、前記洗濯
兼脱水槽を回転駆動し洗濯兼脱水槽と水受け槽との間の
洗濯水を洗濯兼脱水槽内に上方より散水する洗濯槽回転
行程と、前記攪拌行程と洗濯槽回転行程の双方を含む複
合行程とを実行可能とし、前記布量検知手段の出力に基
づいて、前記攪拌行程および洗濯槽回転行程における前
記駆動手段の出力を可変可能としたものであり、布量検
知手段により検知した洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量(布
量)に応じて、攪拌行程でパルセータを回転反転駆動さ
せる駆動手段の出力を大きくしたり、布量に応じた洗
い、すすぎ等の基本性能と洗剤の溶解性能を確保しなが
ら、布量に応じた、洗い、すすぎ行程時間を短縮するこ
とができ、トータル運転時間を短縮できるとともに、消
費電力量と布傷みを低減することができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、布量検知手段の出力に基づいて、
攪拌行程と洗濯槽回転行程の比率を可変可能としたもの
であり、布量が多いとき攪拌行程の比率を上げることに
より、トータル運転時間を一定に保ちながら、布量に応
じた洗い、すすぎ等の基本性能と洗剤の溶解性能を確保
することができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、パルセータを内
底部に回転自在に配設した洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼
脱水槽を回転自在に内包した受け槽と、前記パルセータ
または前記洗濯兼脱水槽を回転駆動する駆動手段と、洗
い、すすぎ、脱水等の一連の行程を制御する制御手段
と、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を検知する布量検
知手段とを備え、前記制御手段は、洗い行程、すすぎ行
程の少なくとも1つの行程において、前記パルセータを
反転駆動させる攪拌行程と、前記洗濯兼脱水槽を回転駆
動し洗濯兼脱水槽と水受け槽との間の洗濯水を洗濯兼脱
水槽内に上方より散水する洗濯槽回転行程と、前記攪拌
行程と洗濯槽回転行程の双方を含む複合行程とを実行可
能とし、前記布量検知手段の出力に応じて、予め設定さ
れている複数段階の水位を決定するよう構成し、布量を
検知した後に設定水位以下の水位で攪拌行程または洗濯
槽回転行程を行うプレ攪拌行程またはプレ洗濯槽回転行
程を有し、前記プレ洗濯槽回転行程は、洗濯兼脱水槽内
に上方より散水しない水位に設定したものであり、プレ
洗濯槽回転行程において、溶けてない洗剤を上方より散
水しないため、衣類への洗剤の付着をなくすることがで
きる。
【0010】請求項4に記載の発明は、上記請求項3に
記載の発明において、布量検知手段の出力に基づいて、
プレ攪拌行程またはプレ洗濯槽回転行程における駆動手
段の出力を可変可能としたものであり、布量に応じて洗
剤の溶解性能を確保するとともに、洗浄性能を一定にさ
せ、布量に合わせた電力量の消費が可能になる。
【0011】請求項5に記載の発明は、上記請求項3に
記載の発明において、プレ攪拌行程の駆動手段の出力は
布量検知手段の駆動手段の出力より大きくしたものであ
り、プレ攪拌行程での攪拌力を向上させることができ、
洗浄やすすぎ性能を向上することができる。
【0012】請求項6に記載の発明は、上記請求項3に
記載の発明において、プレ攪拌行程時のパルセータを反
転駆動させる水流は、攪拌行程時の同じ水位の水流より
強くしたものであり、プレ攪拌行程での攪拌力を向上さ
せることができ、洗剤の溶解性能を向上できるととも
に、洗いむらを低減することができる。
【0013】請求項7に記載の発明は、上記請求項3に
記載の発明において、布量検知手段の出力に基づいて、
プレ攪拌行程時のパルセータを反転駆動させる水流を変
更可能としたものであり、洗剤の溶解性能および布から
みや洗浄性能を一定に保つことができる。
【0014】請求項8に記載の発明は、上記請求項3に
記載の発明において、温度を検知する温度検知手段を備
え、前記温度検知手段により検知した温度に応じて、プ
レ攪拌行程または攪拌行程の時間を変更可能としたもの
であり、温度変化に対応して洗剤の溶解性能や洗浄性能
を一定に保つことができる。
【0015】請求項9に記載の発明は、上記請求項3に
記載の発明において、温度を検知する温度検知手段を備
え、前記温度検知手段により検知した温度に応じて、プ
レ攪拌行程または攪拌行程の水流を変更可能としたもの
であり、温度変化に対応して洗剤の溶解性能を一定に保
つことができるとともに、時間短縮が可能となる。
【0016】請求項10に記載の発明は、上記請求項3
に記載の発明において、温度を検知する温度検知手段を
備え、前記温度検知手段により検知した温度に応じて、
プレ洗濯槽回転行程または洗濯槽回転行程の時間を変更
可能としたものであり、温度変化に対応して洗剤の溶解
性能および洗浄性能や布からみ、布損傷を一定に保つこ
とができる。
【0017】請求項11に記載の発明は、上記請求項3
に記載の発明において、温度を検知する温度検知手段を
備え、前記温度検知手段により検知した温度に応じて、
プレ攪拌行程と攪拌行程またはプレ洗濯槽回転行程と洗
濯槽回転行程の駆動手段の出力を変更可能としたもので
あり、温度変化に対応して洗剤の溶解性能を一定に保つ
ことができるとともに、時間短縮が可能となる。
【0018】請求項12に記載の発明は、上記請求項3
に記載の発明において、温度を検知する温度検知手段を
備え、前記温度検知手段により検知した温度に応じて、
プレ攪拌行程とプレ洗濯槽回転行程の比率、または攪拌
行程と洗濯槽回転行程の比率を変更可能としたものであ
り、温度変化に対応して洗剤の溶解性能を一定に保つこ
とができるとともに、一定なトータル洗濯時間が可能と
なる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0020】(実施例1)図2に示すように、外装体1
は支持板2に支持された受け槽3をサスペンション4で
弾性支持している。受け槽3は中央底部に回転自在にパ
ルセータ5を配設した洗濯兼脱水槽6を内包している。
洗濯兼脱水槽6は内周面に複数の貫通した穴6aを形設
している。
【0021】クラッチ機構部7は、支持板2の外底部に
装着しており、同心2重軸に形成された洗濯兼脱水槽6
に連結している脱水軸8とパルセータ5に固着した洗濯
軸9とを支持し、Vベルト10で伝達されるモータ(駆
動手段)11の動力を脱水軸8または洗濯軸9に切り換
えて伝達するとともに、洗い時およびすすぎ時に洗濯兼
脱水槽6を固定するブレーキ機構を兼ね備えている。
【0022】電磁弁12は電磁排水コック13を開閉す
るもので、無励磁(オフ)により電磁排水コック13を
閉止して洗い、すすぎが行えるようにするものであり、
電磁弁12を励磁(オン)して電磁排水コック13を開
放させると、排水可能な状態になるとともに、洗濯兼脱
水槽6の制動が解除され、洗濯兼脱水槽6が回転可能と
なり脱水が行える状態にする。給水弁14は洗濯兼脱水
槽6に給水する。
【0023】制御装置15は、図1に示すように、制御
手段16、パワースイッチング手段17、布量検知手段
18、水位検知手段19、操作表示手段20、記憶手段
21、温度検知手段22などで構成し、制御手段16の
指令によりパワースイッチング手段17を制御すること
で、モータ11、電磁弁12、給水弁14を制御して、
洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御するように
している。なお、23、24はモータ11の進相用のコ
ンデンサである。
【0024】制御手段16は、洗い行程およびすすぎ行
程において、パルセータ5を回転駆動させる攪拌行程を
有し、この攪拌行程では、進相用のコンデンサ23、2
4を併用し、攪拌行程でのモータ11の出力を大きくし
て、パルセータ5を回転反転させるとともに、洗濯兼脱
水槽6を回転駆動して洗濯兼脱水槽6の外側と受け槽3
との間の洗濯水を上昇させ、洗濯兼脱水槽6内にその上
方より散水する洗濯槽回転行程を実施するよう構成して
いる。
【0025】上記構成において図3を参照しながら動作
を説明すると、まず電源を入れた後に洗濯物を洗濯兼脱
水槽6内に投入し、ステップ100でユーザーの好みに
応じて自動コースか個別運転かキー入力して運転をスタ
ートさせると、ステップ101で、まず、洗い行程か否
か判定し、洗い行程ではステップ102でコンデンサ2
3を用いて低容量に設定し、ステップ103で先行して
モータ11を所定時間オン、オフさせ、パルセータ5を
正逆の反転駆動させる。
【0026】ステップ104でパルセータ5に加わる摩
擦抵抗によるモータ11オフ時のコンデンサ23の端子
間に生じる逆起電力を布量検知手段18によりパルス換
算して布量を検知して布量判定を行い、ステップ105
で操作表示手段20にて判定した布量に対する洗剤量と
水位を表示する。
【0027】ステップ106にて布量検知手段18によ
り判定した布量が少ないと判断したときは、ステップ1
07でコンデンサ23を用いて低容量のままとし、布量
が多いと判断したときは、ステップ108でコンデンサ
23、24を併用して高容量に設定する。ステップ10
9で布量に応じて給水弁14をオンさせて自動給水し、
所定水位に達すると給水弁14をオフさせる。ステップ
110でモータ11のオン、オフおよび正逆の反転制御
によりパルセータ5を駆動し、またモータ11のオン、
オフおよび回転制御により洗濯兼脱水槽6を駆動して、
洗濯物を攪拌したり回転したりして、洗い行程を実行す
る。
【0028】ここで、布量検知手段18により判定した
布量で、少ないと判断したときはコンデンサ23を用い
て低容量にて実行し、多いと判断したときはコンデンサ
23、24を併用して高容量に設定することで高トルク
が得られて機械力が高まるため、洗濯物は攪拌による反
転も大きくなり、パルセータ5との摩擦も増大して洗浄
性能が向上する。性能が向上する分、洗い行程の時間を
短縮することができ、モータ11への通電時間も減少す
るため消費電力量も低減できる。
【0029】洗いまたはすすぎ行程は、ステップ111
で終了とほぼ同時に、つぎのステップ112またはステ
ップ132ですすぎ行程かまたは脱水行程か否かを判別
し、すすぎまたは脱水行程の開始でコンデンサ24をオ
フ(ステップ113、ステップ133)するとともに、
電磁弁12をオン(ステップ114、ステップ134)
し、電磁排水コック13の開放動作、モータ11の動力
を脱水軸8に切り換える動作および脱水軸8の制動解除
を同時に行う。
【0030】このとき、洗濯兼脱水槽6および受け槽3
内の水が機外へと排出されると同時に、洗濯兼脱水槽6
が回転可能な状態となる。排水終了時にはステップ11
5、ステップ135でモータ11のオン、オフ制御を行
いつつ、洗濯兼脱水槽6を回転させて、遠心力により洗
濯兼脱水槽6の内壁に洗濯物を押しつけ、絞り、水は洗
濯兼脱水槽6に設けた穴6aより洗濯兼脱水槽6外に放
出され、電磁排水コック13を通って機外へと排出され
る。
【0031】この後、すすぎ行程でも同様にステップ1
16で一度電磁弁12をオフして電磁排水コック13を
閉止させ、ステップ117で、洗い行程がある場合はス
テップ118に進み、洗い行程がない場合はステップ1
19で給水した後、ステップ120で布量を判定する。
ステップ118にて、布量に応じてステップ121でコ
ンデンサ23をそのまま用いて低容量に設定するか、ス
テップ122にてコンデンサ23、24を併用し高容量
に設定する。
【0032】ステップ117で再度給水弁14をオンさ
せて自動給水し所定水位に達すると給水弁14をオフさ
せ、ステップ124でモータ11のオン、オフおよび正
逆の反転制御をによりパルセータ5を駆動させて洗濯物
を攪拌し、遠心力により洗濯兼脱水槽6内壁に押しつけ
られていた洗濯物をはがしてすすぐ。
【0033】ここで、布量に応じて多い場合は高トルク
が得られ機械力が高まるため、洗濯物は強い攪拌力によ
って早くはがれるとともに、はがれた後の反転も大きく
なり、すすぎ性能が向上する。性能が向上する分、すす
ぎ行程時間を短縮することができ、モータ11への通電
時間も減少するため消費電力量も低減できる。
【0034】(実施例2)図1に示す制御手段16は、
洗い、すすぎ、脱水等の一連の行程を制御するととも
に、洗い行程およびすすぎ行程において、パルセータ5
を回転反転駆動させる攪拌行程と洗濯兼脱水槽6を回転
駆動させる洗濯槽回転行程を有し、布量検知手段18の
出力に基づいて、攪拌行程と洗濯槽回転行程の比率を変
えるように構成している。他の構成は上記実施例1と同
じである。
【0035】上記構成において動作を説明すると、まず
電源を入れた後に、洗濯物を洗濯兼脱水槽6内に投入
し、運転をスタートさせると、布量検知手段18により
布量を検知し布量判定を行い操作表示手段20にて判定
した布量に対する洗剤量と水位表示をする。
【0036】洗い行程では、パルセータ5を回転反転駆
動させる攪拌行程と洗濯兼脱水槽6を回転駆動させる洗
濯槽回転行程を有し、布量検知手段18の出力に基づい
て、攪拌行程と洗濯槽回転行程の比率を変える。すなわ
ち、布量が少ない場合は攪拌力が弱くてもよいため、攪
拌行程の時間を短くし、洗濯槽回転行程の時間を長く
し、布量が多い場合は攪拌力を増やすために、攪拌行程
の時間を長くし、洗濯槽回転行程の時間を短くする。し
たがって、洗濯時間が一定のなかで、布量に関係なく、
洗濯性能を一定に保つことができる。
【0037】(実施例3)図1に示す制御手段16は、
洗い、すすぎ、脱水等の一連の行程を制御するととも
に、洗い行程およびすすぎ行程において、パルセータ5
を回転反転駆動させる攪拌行程と洗濯兼脱水槽6を回転
駆動させる洗濯槽回転行程を有し、布量検知手段18の
出力に応じて、予め設定されている複数段階の水位を決
定するよう構成し、布量を検知した後に設定水位以下の
水位で攪拌行程または洗濯槽回転行程を行うプレ攪拌行
程またはプレ洗濯槽回転行程を有し、プレ洗濯槽回転行
程は、洗濯兼脱水槽内に上方より散水しない水位に設定
している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0038】上記構成において図4および図5を参照し
ながら動作を説明する。まず電源を入れた後に、洗濯物
を洗濯兼脱水槽6内に投入し、図4に示す洗剤通路部2
5は上方から粉末合成洗剤(液体洗剤でも可)を投入す
ることで、洗剤を受け槽3と洗濯兼脱水槽6との間に落
下させるよう構成している。
【0039】運転をスタートさせると、図5に示すよう
に、布量検知手段18により布量を検知し布量判定を行
い、操作表示手段20にて判定した布量に対する洗剤量
と水位表示をする。その後、洗い行程では、まず給水弁
14を作動させ給水を始め、給水行程途中の所定水位P
1において給水弁14を停止し、洗濯兼脱水槽6の回転
により受け槽3と洗濯兼脱水槽6との間の洗剤を溶解さ
せる行程のプレ洗濯兼脱水槽回転行程aと洗濯槽6内の
衣類内に舞い込んだ洗剤を溶かすパルセータ5を正逆の
回転反転駆動させるプレ攪拌行程bを実施する。
【0040】その後、再度給水弁14を作動させ設定水
位まで給水し、攪拌行程cと洗濯槽回転行程dを実施す
る。ここで、所定水位P1は洗濯兼脱水槽6を回転駆動
し、洗濯兼脱水槽6の外側と受け槽3との間の洗濯水が
上昇し、洗濯兼脱水槽内にその上方より散水しない水位
にすることで、溶けてない洗剤を上方より散水しないた
め、衣類への洗剤の付着がなくなる。
【0041】(実施例4)図1に示す制御手段16は、
洗い、すすぎ、脱水等の一連の行程を制御するととも
に、洗い行程およびすすぎ行程において、パルセータ5
を回転反転駆動させるプレ攪拌行程bと洗濯兼脱水槽6
を回転駆動させるプレ洗濯槽回転行程aを有し、布量検
知手段18の出力に基づいて、プレ攪拌行程bまたはプ
レ洗濯槽回転行程aにおけるモータ11の出力を可変可
能としている。他の構成は上記実施例3と同じである。
【0042】上記構成において動作を説明する。布量検
知手段18により判定した布量で、少ないと判断したと
きはコンデンサ23を用いて低容量にて実行し、多いと
判断したときはコンデンサ23、24を併用して高容量
に設定することで高トルクが得られて機械力が高まるた
め、プレ洗濯槽回転行程aでは洗剤の溶解性能を向上で
きるとともに、プレ攪拌行程bでは洗濯物は攪拌による
反転も大きくなり、洗濯物の動きもよくなり、衣類内に
舞い込んだ洗剤を溶かす力が強くなり、またパルセータ
5との摩擦も増大して洗浄性能を向上することができ
る。性能が向上する分、洗い行程の時間を短縮すること
ができ、モータ11への通電時間も減少するため消費電
力量も低減できる。
【0043】(実施例5)図1に示す制御手段16は、
洗い、すすぎ、脱水等の一連の行程を制御するととも
に、洗い行程およびすすぎ行程において、給水行程途中
の所定水位P1でパルセータ5を回転反転駆動させるプ
レ攪拌行程bと洗濯兼脱水槽6を回転駆動させるプレ洗
濯槽回転行程a、所定水位で実施する攪拌行程cと洗濯
兼脱水槽6を回転駆動し洗濯兼脱水槽6の外側と受け槽
3との間の洗濯水が上昇し洗濯兼脱水槽内にその上方よ
り散水する洗濯槽回転行程dを有し、プレ攪拌行程bの
モータ11の出力は布量検知手段18のモータ11の出
力より大きくしている。他の構成は上記実施例3と同じ
である。
【0044】上記構成において動作を説明する。布量検
知手段18はコンデンサ24をオフし低めの容量に設定
し、モータ11を所定時間オン、オフさせ正逆の反転駆
動させる。一方、プレ攪拌行程bとしては、コンデンサ
23、24を併用して高容量に設定し、モータ11のオ
ン、オフおよび正逆の反転制御により高トルクでパルセ
ータ5を駆動させて洗濯物の攪拌力を増すため、洗浄や
すすぎ性能が向上できる。
【0045】(実施例6)図1に示す制御手段16は、
洗い、すすぎ、脱水等の一連の行程を制御するととも
に、洗い行程およびすすぎ行程において、パルセータ5
を回転反転駆動させるプレ攪拌行程bと洗濯兼脱水槽6
を回転駆動させるプレ洗濯槽回転行程a、所定水位で実
施する攪拌行程cと洗濯兼脱水槽6を回転駆動し洗濯兼
脱水槽6の外側と受け槽3との間の洗濯水が上昇し洗濯
兼脱水槽内にその上方より散水する洗濯槽回転行程dを
有する。
【0046】ここで、(表1)に示すように、プレ攪拌
行程bの水流を攪拌行程cの水流より強くする。他の構
成は上記実施例3と同じである。
【0047】
【表1】 このことにより、洗い行程の早期より機械力が高まるた
め、洗濯物は攪拌による反転も大きくなり、パルセータ
5との摩擦も増大して洗剤の溶解性能を向上させるとと
もに洗いむらを低減することができる。
【0048】(実施例7)図1に示す制御手段16は、
洗い、すすぎ、脱水等の一連の行程を制御するととも
に、布量検知手段18により布量を検知し布量判定を行
い操作表示手段20にて判定した布量に対する洗剤量と
水位表示をし、洗い行程およびすすぎ行程において、ま
ず給水弁14を作動させ給水を始め、給水行程途中の所
定水位P1において給水弁14を停止する。
【0049】その後、洗濯兼脱水槽6の回転により受け
槽3と洗濯兼脱水槽6との間の洗剤を溶解させる行程の
プレ洗濯槽回転行程aと洗濯兼脱水槽6内の衣類内に舞
い込んだ洗剤を溶かすパルセータ5を正逆の回転反転駆
動させるプレ攪拌行程bを実施し、このプレ攪拌行程b
の水流は、(表1)に示すように、布量に応じて洗濯物
が多いと判断したときは強くし、布量が少ないと判断し
たときは弱くするようにすることにより、布量に応じて
洗剤の溶解性能および布からみや洗浄性能を一定に保つ
ことができる。
【0050】(実施例8)図1に示す制御手段16は、
洗い、すすぎ、脱水等の一連の行程を制御するととも
に、洗い行程およびすすぎ行程において、パルセータ5
を回転反転駆動させるプレ攪拌行程bと洗濯兼脱水槽6
を回転駆動させるプレ洗濯槽回転行程a、所定水位で実
施する攪拌行程cと洗濯兼脱水槽6を回転駆動し洗濯兼
脱水槽6の外側と受け槽3との間の洗濯水が上昇し洗濯
兼脱水槽6内にその上方より散水する洗濯槽回転行程d
を有し、温度検知手段22により検知した温度に応じ
て、プレ攪拌行程bまたは攪拌行程cの時間を変更可能
としている。他の構成は上記実施例3と同じである。
【0051】上記構成において動作を説明する。プレ攪
拌行程bと攪拌行程cは、温度検知手段22により検知
した温度が低いと判断したときに、時間をのばすことで
洗濯物の動きが温度により弱くなった分、攪拌時間を延
ばして攪拌力を維持し、洗剤の溶解性能や洗浄性能を一
定に維持することができる。
【0052】(実施例9)図1に示す制御手段16は、
洗い、すすぎ、脱水等の一連の行程を制御するととも
に、洗い行程およびすすぎ行程において、パルセータ5
を回転反転駆動させるプレ攪拌行程bと洗濯兼脱水槽6
を回転駆動させるプレ洗濯槽回転行程a、所定水位で実
施する攪拌行程cと洗濯兼脱水槽6を回転駆動し洗濯兼
脱水槽6の外側と受け槽3との間の洗濯水が上昇し洗濯
兼脱水槽内にその上方より散水する洗濯槽回転行程dを
有し、温度検知手段22により検知した温度に応じて、
プレ攪拌行程bまたは攪拌行程cの水流を(表2)に示
すように、変更可能としている。他の構成は上記実施例
3と同じである。
【0053】
【表2】 上記構成において動作を説明する。プレ攪拌行程bと攪
拌行程cは、(表2)に示すように、温度検知手段25
により検知した温度が低いと判断したとき、水流を強く
することで衣類の動きが温度により弱くなった分、攪拌
力を強くすることで維持し、洗い時間を延ばすことなく
洗剤の溶解性能や洗浄性能を一定に維持することができ
る。
【0054】(実施例10)図1に示す制御手段16
は、洗い、すすぎ、脱水等の一連の行程を制御するとと
もに、洗い行程およびすすぎ行程において、パルセータ
5を回転反転駆動させるプレ攪拌行程bと洗濯兼脱水槽
6を回転駆動させるプレ洗濯槽回転行程a、所定水位で
実施する攪拌行程cと洗濯兼脱水槽6を回転駆動し洗濯
兼脱水槽6の外側と受け槽3との間の洗濯水が上昇し洗
濯兼脱水槽内にその上方より散水する洗濯槽回転行程d
を有し、温度検知手段22により検知した温度に応じ
て、プレ洗濯槽回転行程aまたは洗濯槽回転行程dの時
間を変更可能としている。他の構成は上記実施例3と同
じである。
【0055】上記構成において動作を説明する。温度検
知手段25により温度が低いと判断したとき、プレ洗濯
槽回転行程aと洗濯槽回転行程dの時間をのばすこと
で、洗剤の溶けが温度により悪くなった分、洗濯槽回転
時間を延ばして洗剤の溶ける力を維持するとともに、衣
類の洗剤の通過する時間を延ばすことで、洗剤の溶解性
能や洗浄性能を一定に維持することができ、攪拌を延ば
していないため布からみや布損傷を一定に保つことがで
きる。
【0056】(実施例11)図1に示す制御手段16
は、洗い、すすぎ、脱水等の一連の行程を制御するとと
もに、洗い行程およびすすぎ行程において、パルセータ
5を回転反転駆動させるプレ攪拌行程bと洗濯兼脱水槽
6を回転駆動させるプレ洗濯槽回転行程a、所定水位で
実施する攪拌行程cと洗濯兼脱水槽6を回転駆動し洗濯
兼脱水槽6の外側と受け槽3との間の洗濯水が上昇し洗
濯兼脱水槽内にその上方より散水する洗濯槽回転行程d
を有し、温度検知手段22により検知した温度に応じ
て、プレ攪拌行程bと攪拌行程cまたはプレ洗濯槽回転
行程aと洗濯槽回転行程dのモータ11の出力を変更可
能としている。他の構成は上記実施例3と同じである。
【0057】上記構成において図6を参照しながら動作
を説明する。なお、ステップ100からステップ11
6、ステップ121からステップ124、ステップ13
2からステップ136のそれぞれの動作は上記実施例1
の動作と同じであるので説明を省略する。
【0058】洗い行程にて、ステップ105で操作表示
手段20にて判定した布量に対する洗剤量と水位を表示
した後、ステップ137にて温度検知手段22により温
度(気温または水温)を検知する。ステップ138にて
温度検知手段22により判定した温度が所定の温度(た
とえば、10℃)より高いと判断したときは、ステップ
107でコンデンサ23を用いて低容量のままとし、温
度が低いと判断したときは、ステップ108でコンデン
サ23、24を併用して高容量に設定する。
【0059】また、すすぎ行程にて、ステップ139に
て温度検知手段22により温度(気温または水温)を検
知する。ステップ140にて温度検知手段22により判
定した温度が所定の温度(たとえば、10℃)より高い
と判断したときは、ステップ121でコンデンサ23を
用いて低容量のままとし、温度が低いと判断したとき
は、ステップ122でコンデンサ23、24を併用して
高容量に設定する。
【0060】従って、温度検知手段22により温度が低
いと判断したとき、コンデンサ23、24を併用して高
容量に設定し、モータ11のオン、オフおよび正逆の反
転制御により高トルクでパルセータ5を駆動させて洗濯
物の攪拌力を増し、また高トルクで洗濯槽回転をするこ
とで洗濯水の力を強めることで、洗濯物の動きが温度に
より弱くなった分、攪拌力を強くすることで維持すると
ともに、洗剤の溶けが温度により悪くなった分、洗濯兼
脱水槽回転の力を強くし、衣類の洗剤の通過する洗濯水
の動きを強くすることで、洗剤の溶解性能や洗浄性能を
一定に維持することができ、その分洗濯トータル時間の
短縮もできる。
【0061】(実施例12)図1に示す制御手段16
は、洗い、すすぎ、脱水等の一連の行程を制御するとと
もに、洗い行程およびすすぎ行程において、パルセータ
5を回転反転駆動させるプレ攪拌行程bと洗濯兼脱水槽
6を回転駆動させるプレ洗濯槽回転行程a、所定水位で
実施する攪拌行程cと洗濯兼脱水槽6を回転駆動し洗濯
兼脱水槽6の外側と受け槽3との間の洗濯水が上昇し洗
濯兼脱水槽内にその上方より散水する洗濯槽回転行程d
を有し、温度検知手段22により検知した温度に応じ
て、プレ攪拌行程bとプレ洗濯槽回転行程aの比率、ま
たは攪拌行程cと洗濯槽回転行程dの比率を変更可能と
している。他の構成は上記実施例3と同じである。
【0062】上記構成において動作を説明する。温度検
知手段22により検知した温度が低いと判断したとき、
攪拌力を増やすためプレ攪拌行程bと攪拌行程cの時間
を長くし、プレ洗濯槽回転行程aと洗濯槽回転行程dの
時間を短くすることで、洗濯時間が一定のなかで、洗濯
物の動きが温度により弱くなった分、攪拌力を強くする
ことで洗濯性能を一定に保つことができ、洗濯トータル
時間も一定に保つことができる。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、パルセータを内底部に回転自在に配設し
た洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽を回転自在に内包
した受け槽と、前記パルセータまたは前記洗濯兼脱水槽
を回転駆動する駆動手段と、洗い、すすぎ、脱水等の一
連の行程を制御する制御手段と、前記洗濯兼脱水槽内の
洗濯物の量を検知する布量検知手段とを備え、前記制御
手段は、洗い行程、すすぎ行程の少なくとも1つの行程
において、前記パルセータを反転駆動させる攪拌行程
と、前記洗濯兼脱水槽を回転駆動し洗濯兼脱水槽と水受
け槽との間の洗濯水を洗濯兼脱水槽内に上方より散水す
る洗濯槽回転行程と、前記攪拌行程と洗濯槽回転行程の
双方を含む複合行程とを実行可能とし、前記布量検知手
段の出力に基づいて、前記攪拌行程および洗濯槽回転行
程における前記駆動手段の出力を可変可能としたから、
布量検知手段により検知した洗濯兼脱水槽内の洗濯物の
量(布量)に応じて、攪拌行程でパルセータを回転反転
駆動させる駆動手段の出力を大きくしたり、布量に応じ
た洗い、すすぎ等の基本性能と洗剤の溶解性能を確保し
ながら、布量に応じた、洗い、すすぎ行程時間を短縮す
ることができ、トータル運転時間を短縮できるととも
に、消費電力量と布傷みを低減することができる。
【0064】また、請求項2に記載の発明によれば、布
量検知手段の出力に基づいて、攪拌行程と洗濯槽回転行
程の比率を可変可能としたから、布量が多いとき攪拌行
程の比率を上げることにより、トータル運転時間を一定
に保ちながら、布量に応じた洗い、すすぎ等の基本性能
と洗剤の溶解性能を確保することができる。
【0065】また、請求項3に記載の発明によれば、パ
ルセータを内底部に回転自在に配設した洗濯兼脱水槽
と、この洗濯兼脱水槽を回転自在に内包した受け槽と、
前記パルセータまたは前記洗濯兼脱水槽を回転駆動する
駆動手段と、洗い、すすぎ、脱水等の一連の行程を制御
する制御手段と、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を検
知する布量検知手段とを備え、前記制御手段は、洗い行
程、すすぎ行程の少なくとも1つの行程において、前記
パルセータを反転駆動させる攪拌行程と、前記洗濯兼脱
水槽を回転駆動し洗濯兼脱水槽と水受け槽との間の洗濯
水を洗濯兼脱水槽内に上方より散水する洗濯槽回転行程
と、前記攪拌行程と洗濯槽回転行程の双方を含む複合行
程とを実行可能とし、前記布量検知手段の出力に応じ
て、予め設定されている複数段階の水位を決定するよう
構成し、布量を検知した後に設定水位以下の水位で攪拌
行程または洗濯槽回転行程を行うプレ攪拌行程またはプ
レ洗濯槽回転行程を有し、前記プレ洗濯槽回転行程は、
洗濯兼脱水槽内に上方より散水しない水位に設定したか
ら、プレ洗濯槽回転行程において、溶けてない洗剤を上
方より散水しないため、衣類への洗剤の付着をなくする
ことができる。
【0066】また、請求項4に記載の発明によれば、布
量検知手段の出力に基づいて、プレ攪拌行程またはプレ
洗濯槽回転行程における駆動手段の出力を可変可能とし
たから、布量に応じて洗剤の溶解性能を確保するととも
に、洗浄性能を一定にさせ、布量に合わせた電力量の消
費が可能になる。
【0067】また、請求項5に記載の発明によれば、プ
レ攪拌行程の駆動手段の出力は布量検知手段の駆動手段
の出力より大きくしたから、プレ攪拌行程での攪拌力を
向上させることができ、洗浄やすすぎ性能を向上するこ
とができる。
【0068】また、請求項6に記載の発明によれば、プ
レ攪拌行程時のパルセータを反転駆動させる水流は、攪
拌行程時の同じ水位の水流より強くしたから、プレ攪拌
行程での攪拌力を向上させることができ、洗剤の溶解性
能を向上できるとともに、洗いむらを低減することがで
きる。
【0069】また、請求項7に記載の発明によれば、布
量検知手段の出力に基づいて、プレ攪拌行程時のパルセ
ータを反転駆動させる水流を変更可能としたから、洗剤
の溶解性能および布からみや洗浄性能を一定に保つこと
ができる。
【0070】また、請求項8に記載の発明によれば、温
度を検知する温度検知手段を備え、前記温度検知手段に
より検知した温度に応じて、プレ攪拌行程または攪拌行
程の時間を変更可能としたから、温度変化に対応して洗
剤の溶解性能や洗浄性能を一定に保つことができる。
【0071】また、請求項9に記載の発明によれば、温
度を検知する温度検知手段を備え、前記温度検知手段に
より検知した温度に応じて、プレ攪拌行程または攪拌行
程の水流を変更可能としたから、温度変化に対応して洗
剤の溶解性能を一定に保つことができるとともに、時間
短縮が可能となる。
【0072】また、請求項10に記載の発明によれば、
温度を検知する温度検知手段を備え、前記温度検知手段
により検知した温度に応じて、プレ洗濯槽回転行程また
は洗濯槽回転行程の時間を変更可能としたから、温度変
化に対応して洗剤の溶解性能および洗浄性能や布から
み、布損傷を一定に保つことができる。
【0073】また、請求項11に記載の発明によれば、
温度を検知する温度検知手段を備え、前記温度検知手段
により検知した温度に応じて、プレ攪拌行程と攪拌行程
またはプレ洗濯槽回転行程と洗濯槽回転行程の駆動手段
の出力を変更可能としたから、温度変化に対応して洗剤
の溶解性能を一定に保つことができるとともに、時間短
縮が可能となる。
【0074】また、請求項12に記載の発明によれば、
温度を検知する温度検知手段を備え、前記温度検知手段
により検知した温度に応じて、プレ攪拌行程とプレ洗濯
槽回転行程の比率、または攪拌行程と洗濯槽回転行程の
比率を変更可能としたから、温度変化に対応して洗剤の
溶解性能を一定に保つことができるとともに、一定なト
ータル洗濯時間が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機のブロック回路
【図2】同洗濯機の縦断面図
【図3】同洗濯機の動作フローチャート
【図4】本発明の第3の実施例の洗濯機の動作状態を示
す縦断面図
【図5】同洗濯機の洗い行程の行程説明図
【図6】本発明の第11の実施例の洗濯機の洗いの動作
フローチャート
【符号の説明】
3 受け槽 5 パルセータ 6 洗濯兼脱水槽 11 モータ(駆動手段) 16 制御手段 18 布量検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保 光市 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA10 AA13 BA08 BB15 CA06 CB06 KA02 KA12 LA02 LA11 LB02 LB16 LB18 LB31 MA01 MA06 MA08

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルセータを内底部に回転自在に配設し
    た洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽を回転自在に内包
    した受け槽と、前記パルセータまたは前記洗濯兼脱水槽
    を回転駆動する駆動手段と、洗い、すすぎ、脱水等の一
    連の行程を制御する制御手段と、前記洗濯兼脱水槽内の
    洗濯物の量を検知する布量検知手段とを備え、前記制御
    手段は、洗い行程、すすぎ行程の少なくとも1つの行程
    において、前記パルセータを反転駆動させる攪拌行程
    と、前記洗濯兼脱水槽を回転駆動し洗濯兼脱水槽と水受
    け槽との間の洗濯水を洗濯兼脱水槽内に上方より散水す
    る洗濯槽回転行程と、前記攪拌行程と洗濯槽回転行程の
    双方を含む複合行程とを実行可能とし、前記布量検知手
    段の出力に基づいて、前記攪拌行程および洗濯槽回転行
    程における前記駆動手段の出力を可変可能とした洗濯
    機。
  2. 【請求項2】 布量検知手段の出力に基づいて、攪拌行
    程と洗濯槽回転行程の比率を可変可能とした請求項1記
    載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 パルセータを内底部に回転自在に配設し
    た洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽を回転自在に内包
    した受け槽と、前記パルセータまたは前記洗濯兼脱水槽
    を回転駆動する駆動手段と、洗い、すすぎ、脱水等の一
    連の行程を制御する制御手段と、前記洗濯兼脱水槽内の
    洗濯物の量を検知する布量検知手段とを備え、前記制御
    手段は、洗い行程、すすぎ行程の少なくとも1つの行程
    において、前記パルセータを反転駆動させる攪拌行程
    と、前記洗濯兼脱水槽を回転駆動し洗濯兼脱水槽と水受
    け槽との間の洗濯水を洗濯兼脱水槽内に上方より散水す
    る洗濯槽回転行程と、前記攪拌行程と洗濯槽回転行程の
    双方を含む複合行程とを実行可能とし、前記布量検知手
    段の出力に応じて、予め設定されている複数段階の水位
    を決定するよう構成し、布量を検知した後に設定水位以
    下の水位で攪拌行程または洗濯槽回転行程を行うプレ攪
    拌行程またはプレ洗濯槽回転行程を有し、前記プレ洗濯
    槽回転行程は、洗濯兼脱水槽内に上方より散水しない水
    位に設定した洗濯機。
  4. 【請求項4】 布量検知手段の出力に基づいて、プレ攪
    拌行程またはプレ洗濯槽回転行程における駆動手段の出
    力を可変可能とした請求項3記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 プレ攪拌行程の駆動手段の出力は布量検
    知手段の駆動手段の出力より大きくした請求項3記載の
    洗濯機。
  6. 【請求項6】 プレ攪拌行程時のパルセータを反転駆動
    させる水流は、攪拌行程時の同じ水位の水流より強くし
    た請求項3記載の洗濯機。
  7. 【請求項7】 布量検知手段の出力に基づいて、プレ攪
    拌行程時のパルセータを反転駆動させる水流を変更可能
    とした請求項3記載の洗濯機。
  8. 【請求項8】 温度を検知する温度検知手段を備え、前
    記温度検知手段により検知した温度に応じて、プレ攪拌
    行程または攪拌行程の時間を変更可能とした請求項3記
    載の洗濯機。
  9. 【請求項9】 温度を検知する温度検知手段を備え、前
    記温度検知手段により検知した温度に応じて、プレ攪拌
    行程または攪拌行程の水流を変更可能とした請求項3記
    載の洗濯機。
  10. 【請求項10】 温度を検知する温度検知手段を備え、
    前記温度検知手段により検知した温度に応じて、プレ洗
    濯槽回転行程または洗濯槽回転行程の時間を変更可能と
    した請求項3記載の洗濯機。
  11. 【請求項11】 温度を検知する温度検知手段を備え、
    前記温度検知手段により検知した温度に応じて、プレ攪
    拌行程と攪拌行程またはプレ洗濯槽回転行程と洗濯槽回
    転行程の駆動手段の出力を変更可能とした請求項3記載
    の洗濯機。
  12. 【請求項12】 温度を検知する温度検知手段を備え、
    前記温度検知手段により検知した温度に応じて、プレ攪
    拌行程とプレ洗濯槽回転行程の比率、または攪拌行程と
    洗濯槽回転行程の比率を変更可能とした請求項3記載の
    洗濯機。
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