JP2000238732A - 巻取紙の包装除去装置 - Google Patents
巻取紙の包装除去装置Info
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Landscapes
- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 巻取紙の包装紙を速やかに除去する。
【解決手段】 巻取紙(2)の包装体(1)における鏡
板部(3a)と円筒部(3b)との境の角部(3c)を
削り取って鏡板部(3a)を円筒部(3b)から切り離
す第一のカッター(8)を設ける。また、包装体(1)
の円筒部(3b)をその幅方向に切り裂く第二のカッタ
ー(9)を設ける。
板部(3a)と円筒部(3b)との境の角部(3c)を
削り取って鏡板部(3a)を円筒部(3b)から切り離
す第一のカッター(8)を設ける。また、包装体(1)
の円筒部(3b)をその幅方向に切り裂く第二のカッタ
ー(9)を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、巻取紙の包装体
の包装を除去する装置に関する。
の包装を除去する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オフセット輪転印刷機等の輪転機は、巻
取紙を印刷用紙として使用する。この巻取紙は製紙工場
で包装されて印刷工場まで運搬される。包装紙は、ポリ
エチレンをラミネートし防水処理されたワンプと呼ばれ
る包装用クラフト紙が一般に用いられる。製紙工場では
自動包装機により巻取紙をワンプで包んで発送する。こ
の自動包装機は先ず巻取紙の円周方向をワンプで巻くよ
うに包み、次いで巻取紙の両端面に折り込み、最後に端
面に円盤状のワンプを貼り付け包装を完了する。
取紙を印刷用紙として使用する。この巻取紙は製紙工場
で包装されて印刷工場まで運搬される。包装紙は、ポリ
エチレンをラミネートし防水処理されたワンプと呼ばれ
る包装用クラフト紙が一般に用いられる。製紙工場では
自動包装機により巻取紙をワンプで包んで発送する。こ
の自動包装機は先ず巻取紙の円周方向をワンプで巻くよ
うに包み、次いで巻取紙の両端面に折り込み、最後に端
面に円盤状のワンプを貼り付け包装を完了する。
【0003】印刷工場では、受け取った巻取紙を印刷に
供する際、巻取紙から包装紙を剥がし取り、巻取紙の先
端をカットし、この先端に紙継ぎ用の接着剤を塗布し、
輪転印刷機の給紙スタンドにセットする。
供する際、巻取紙から包装紙を剥がし取り、巻取紙の先
端をカットし、この先端に紙継ぎ用の接着剤を塗布し、
輪転印刷機の給紙スタンドにセットする。
【0004】ここで、従来における巻取紙の包装を解く
作業について具体的に説明する。 製紙工場から運搬された巻取紙の包装体を作業者が
転がしたりコンベアで搬送したりすることにより、印刷
工場内に搬入する。 印刷工場内で作業者は、包装体の鏡板部の端にナイ
フの先端を差し込み、円周方向に切込みを入れて鏡板部
を切除する。同様にして反対側の鏡板部も切除する。 包装体の円筒部の部分にその軸方向にナイフで切込
んで円筒部の包装紙を切断する。 切目を入れられた包装体を床上で転がしながら包装
紙を手でめくり、包装紙とこの包装紙と共に切目が入れ
られた印刷用紙を竹の子の皮をめくるように除去する。
この包装紙を除去するにあたり、巻取紙が輪転機内で破
断することがないよう、切目の入っていない正常な用紙
部分まで多めにめくって廃棄している。 印刷用紙の先端をカットし、この先端部にほつれ止
めのため仮止めテープを貼り、液状又はテープ状の接着
剤を塗る。この仕上げ作業は、通常の場合輪転機の給紙
部の横で、巻取紙を輪転機にセットする直前か、又は輪
転機の給紙用リールにセットした状態で行う。
作業について具体的に説明する。 製紙工場から運搬された巻取紙の包装体を作業者が
転がしたりコンベアで搬送したりすることにより、印刷
工場内に搬入する。 印刷工場内で作業者は、包装体の鏡板部の端にナイ
フの先端を差し込み、円周方向に切込みを入れて鏡板部
を切除する。同様にして反対側の鏡板部も切除する。 包装体の円筒部の部分にその軸方向にナイフで切込
んで円筒部の包装紙を切断する。 切目を入れられた包装体を床上で転がしながら包装
紙を手でめくり、包装紙とこの包装紙と共に切目が入れ
られた印刷用紙を竹の子の皮をめくるように除去する。
この包装紙を除去するにあたり、巻取紙が輪転機内で破
断することがないよう、切目の入っていない正常な用紙
部分まで多めにめくって廃棄している。 印刷用紙の先端をカットし、この先端部にほつれ止
めのため仮止めテープを貼り、液状又はテープ状の接着
剤を塗る。この仕上げ作業は、通常の場合輪転機の給紙
部の横で、巻取紙を輪転機にセットする直前か、又は輪
転機の給紙用リールにセットした状態で行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】巻取紙の包装の除去は
ナイフ等を用いた手作業によるので、手間と時間が掛か
る。また、巻取紙に切り込みが余分に入れられるので、
損紙が多く発生するおそれがある。また、巻取紙に入れ
られた切り込み深さを判別し難いので、印刷機内での印
刷用紙の破断を避けるため余分に用紙を除去する必要が
あり、そのため損紙がさらに増大するという不具合があ
る。
ナイフ等を用いた手作業によるので、手間と時間が掛か
る。また、巻取紙に切り込みが余分に入れられるので、
損紙が多く発生するおそれがある。また、巻取紙に入れ
られた切り込み深さを判別し難いので、印刷機内での印
刷用紙の破断を避けるため余分に用紙を除去する必要が
あり、そのため損紙がさらに増大するという不具合があ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、巻取紙(2)の包装体
(1)における鏡板部(3a)と円筒部(3b)との境
の角部(3c)を削り取って上記鏡板部(3a)を上記
円筒部(3b)から分離させる第一のカッター(8)
と、上記包装体(1)の円筒部(3b)をその幅方向に
切り裂く第二のカッター(9)とを具備した巻取紙の包
装除去装置を採用する。
め、請求項1に係る発明は、巻取紙(2)の包装体
(1)における鏡板部(3a)と円筒部(3b)との境
の角部(3c)を削り取って上記鏡板部(3a)を上記
円筒部(3b)から分離させる第一のカッター(8)
と、上記包装体(1)の円筒部(3b)をその幅方向に
切り裂く第二のカッター(9)とを具備した巻取紙の包
装除去装置を採用する。
【0007】また、請求項2に係る発明は、上記包装体
(1)をその軸芯の回りに回転させながら該包装体
(1)の角部(3c)を削り取る請求項1に記載の巻取
紙の包装除去装置を採用する。
(1)をその軸芯の回りに回転させながら該包装体
(1)の角部(3c)を削り取る請求項1に記載の巻取
紙の包装除去装置を採用する。
【0008】また、請求項3に係る発明は、上記第二の
カッター(9)による切り込み深さを規制する切り込み
深さ規制手段(25)が設けられた請求項1に記載の巻
取紙の包装除去装置を採用する。
カッター(9)による切り込み深さを規制する切り込み
深さ規制手段(25)が設けられた請求項1に記載の巻
取紙の包装除去装置を採用する。
【0009】また、請求項4に係る発明は、上記第二の
カッター(9)による切り裂き箇所をなぞって着色する
着色手段(26)を具備した請求項1に記載の巻取紙の
包装除去装置を採用する。
カッター(9)による切り裂き箇所をなぞって着色する
着色手段(26)を具備した請求項1に記載の巻取紙の
包装除去装置を採用する。
【0010】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0011】巻取紙の包装体1は、図1及び図2に示す
ように、中身の巻取紙2をワンプと呼ばれる包装紙3で
包んでなるもので、巻取紙2の両端面を夫々覆う鏡板部
3a,3aと、巻取紙2の円筒面を覆う円筒部3bとを
有する。巻取紙2は筒状の巻芯4を有しており、この巻
芯4の両側に鏡板部3aの中心を打ち込むように図示し
ない栓を嵌め込んで包装紙3を巻取紙2の表面により緊
密に接触させる場合もある。
ように、中身の巻取紙2をワンプと呼ばれる包装紙3で
包んでなるもので、巻取紙2の両端面を夫々覆う鏡板部
3a,3aと、巻取紙2の円筒面を覆う円筒部3bとを
有する。巻取紙2は筒状の巻芯4を有しており、この巻
芯4の両側に鏡板部3aの中心を打ち込むように図示し
ない栓を嵌め込んで包装紙3を巻取紙2の表面により緊
密に接触させる場合もある。
【0012】この巻取紙2の包装除去装置は、通常の場
合巻取紙2を輪転機の給紙部まで搬送するまでの例えば
用紙倉庫から印刷工場内の輪転機に至るまでの経路中所
望の場所に設置される。
合巻取紙2を輪転機の給紙部まで搬送するまでの例えば
用紙倉庫から印刷工場内の輪転機に至るまでの経路中所
望の場所に設置される。
【0013】図1及び図2に示すように、この包装除去
装置は、横倒し状態の巻取紙2の包装体1を乗せる複数
本のローラ6,7と、包装体1における鏡板部3a,3
aと円筒部3bとの境の角部3c,3cを削り取って鏡
板部3a,3aを円筒部3bから切り離す第一のカッタ
ー8,8と、包装体1の円筒部3bをその幅方向に切り
裂く第二のカッター9とを備えている。また、必要に応
じて、第二のカッター9による切断箇所をなぞって切断
面を着色する着色手段も備える。
装置は、横倒し状態の巻取紙2の包装体1を乗せる複数
本のローラ6,7と、包装体1における鏡板部3a,3
aと円筒部3bとの境の角部3c,3cを削り取って鏡
板部3a,3aを円筒部3bから切り離す第一のカッタ
ー8,8と、包装体1の円筒部3bをその幅方向に切り
裂く第二のカッター9とを備えている。また、必要に応
じて、第二のカッター9による切断箇所をなぞって切断
面を着色する着色手段も備える。
【0014】複数本のローラ6,7は、例えば印刷工場
の床10に形成された凹部10a内に収納され、該床1
0上を転がされて来たり該床上に設けられたコンベア1
1により運ばれてきた巻取紙2の包装体1を受け取るよ
うになっている。両ローラ6,7は床10に平行に且つ
相互に平行に配置され、一方のローラ6はモータ12に
より定位置で回転するようになっており、包装体1が到
来する側の他方のローラ7は油圧シリンダ13等により
上下に往復移動可能である。他方のローラ7は包装体1
が到来する際予め図1中破線位置まで降下し、包装体1
が転がり込んだ後に実線位置まで上昇し、一方のローラ
6と共に包装体1を支持する。そこで一方のローラ6が
モータ12により回転駆動すると、包装体1は両ローラ
6,7に支持されつつ定位置で回転することになる。
の床10に形成された凹部10a内に収納され、該床1
0上を転がされて来たり該床上に設けられたコンベア1
1により運ばれてきた巻取紙2の包装体1を受け取るよ
うになっている。両ローラ6,7は床10に平行に且つ
相互に平行に配置され、一方のローラ6はモータ12に
より定位置で回転するようになっており、包装体1が到
来する側の他方のローラ7は油圧シリンダ13等により
上下に往復移動可能である。他方のローラ7は包装体1
が到来する際予め図1中破線位置まで降下し、包装体1
が転がり込んだ後に実線位置まで上昇し、一方のローラ
6と共に包装体1を支持する。そこで一方のローラ6が
モータ12により回転駆動すると、包装体1は両ローラ
6,7に支持されつつ定位置で回転することになる。
【0015】なお、所定箇所に包装体1の上昇位置を検
知するリミットスイッチ等からなるセンサ14が設けら
れ、該センサ14が包装体1の所定高さまでの上昇を検
知したところで他方のローラ7の上昇を停止させるよう
になっている。センサ14は第一のカッター8の後述す
る削取面に包装体1の角部3cが接触する時の包装体1
の上昇位置を検知するためのもので、例えば第一のカッ
ター8の削取面が接触し得る角部3c上の一点を通るよ
うに引くことができる円筒部3bの母線を検出すること
ができるように配置される。より具体的にはリミットス
イッチのワイヤ等で出来たアクチュエータが該母線に接
し得るように配置される。これにより、巻取紙2の直径
の大小にかかわらず、その包装体1の角部3cに第一の
カッター8の削取面を最適な状態で接触させることがで
きる。包装体1の上昇位置の検出はセンサ14によるほ
か、巻取紙2の直径の数値を図示しない制御部にインプ
ットして演算することにより行ってもよい。
知するリミットスイッチ等からなるセンサ14が設けら
れ、該センサ14が包装体1の所定高さまでの上昇を検
知したところで他方のローラ7の上昇を停止させるよう
になっている。センサ14は第一のカッター8の後述す
る削取面に包装体1の角部3cが接触する時の包装体1
の上昇位置を検知するためのもので、例えば第一のカッ
ター8の削取面が接触し得る角部3c上の一点を通るよ
うに引くことができる円筒部3bの母線を検出すること
ができるように配置される。より具体的にはリミットス
イッチのワイヤ等で出来たアクチュエータが該母線に接
し得るように配置される。これにより、巻取紙2の直径
の大小にかかわらず、その包装体1の角部3cに第一の
カッター8の削取面を最適な状態で接触させることがで
きる。包装体1の上昇位置の検出はセンサ14によるほ
か、巻取紙2の直径の数値を図示しない制御部にインプ
ットして演算することにより行ってもよい。
【0016】第一のカッター8は床10の凹部10a内
又はその近傍に設置され、各カッター8,8の削取面は
包装体1の鏡板部3a,3aと円筒部3bとの境の角部
3c,3cに夫々対向している。この場合第一のカッタ
ー8は回転ディスクの回りに多数のチップを固定したミ
リングカッター(フライス)であり、すべてのチップの
刃先を含む面よりなる削取面が円板形になっている。第
一のカッター8,8の各々は、その削取面が包装体1の
鏡板部3a,3aの半径線aと円筒部3bの母線(直径
線aに直角に現れる)とに夫々略45度の角度で傾斜す
るように、各角部3c,3cに当接可能である。
又はその近傍に設置され、各カッター8,8の削取面は
包装体1の鏡板部3a,3aと円筒部3bとの境の角部
3c,3cに夫々対向している。この場合第一のカッタ
ー8は回転ディスクの回りに多数のチップを固定したミ
リングカッター(フライス)であり、すべてのチップの
刃先を含む面よりなる削取面が円板形になっている。第
一のカッター8,8の各々は、その削取面が包装体1の
鏡板部3a,3aの半径線aと円筒部3bの母線(直径
線aに直角に現れる)とに夫々略45度の角度で傾斜す
るように、各角部3c,3cに当接可能である。
【0017】なお、第一のカッターの削取面は円板面と
するほか、円筒面、円錐面等他の形状にすることもでき
る。また、第一のカッター8はミリングカッターで構成
するほか、砥石を用いるようにしても良い。
するほか、円筒面、円錐面等他の形状にすることもでき
る。また、第一のカッター8はミリングカッターで構成
するほか、砥石を用いるようにしても良い。
【0018】第一のカッター8,8はハウジング15,
15内に収納された図示しないモータにより回転するよ
うになっている。ハウジング15,15からは包装体1
の鏡板部3a,3aと円筒部3bとに向かってアーム1
6が突出し、各アーム16の先端に図示しないクッショ
ン材を介しコロ17が取り付けられている。コロ17が
包装体1の鏡板部3a,3aと円筒部3bとに接触する
ことにより、第一のカッター8,8は包装体1の角部3
c,3cにクッション性を持って接触する。
15内に収納された図示しないモータにより回転するよ
うになっている。ハウジング15,15からは包装体1
の鏡板部3a,3aと円筒部3bとに向かってアーム1
6が突出し、各アーム16の先端に図示しないクッショ
ン材を介しコロ17が取り付けられている。コロ17が
包装体1の鏡板部3a,3aと円筒部3bとに接触する
ことにより、第一のカッター8,8は包装体1の角部3
c,3cにクッション性を持って接触する。
【0019】また、ハウジング15,15は、第一のカ
ッター8,8が角部3c,3cを徐々に切り込むことが
できるように、支持ブロック18,18にエアシリンダ
19,19及びピン20,20を介して回動可能に取り
付けられている。
ッター8,8が角部3c,3cを徐々に切り込むことが
できるように、支持ブロック18,18にエアシリンダ
19,19及びピン20,20を介して回動可能に取り
付けられている。
【0020】図示しないモータにより高速回転する第一
のカッター8,8はエアシリンダ19,19の伸び動作
により包装体1の角部3c、3cを徐々に切り込んで行
き、一方、包装体1はローラ6の駆動により緩やかに回
転し、それゆえ鏡板部3a,3aと円筒部3bとの境の
角部3c,3cがその全周に亘って削り取られ、鏡板部
3a,3aが円筒部3bから切り離される。この鏡板部
3a,3aの切り取りの際、中身の巻取紙2の両縁が包
装紙3とともに削り取られるが、この部分は非印刷部で
あるから支障はない。
のカッター8,8はエアシリンダ19,19の伸び動作
により包装体1の角部3c、3cを徐々に切り込んで行
き、一方、包装体1はローラ6の駆動により緩やかに回
転し、それゆえ鏡板部3a,3aと円筒部3bとの境の
角部3c,3cがその全周に亘って削り取られ、鏡板部
3a,3aが円筒部3bから切り離される。この鏡板部
3a,3aの切り取りの際、中身の巻取紙2の両縁が包
装紙3とともに削り取られるが、この部分は非印刷部で
あるから支障はない。
【0021】支持ブロック18,18は逆ネジが形成さ
れた送りネジ21及び図示しないガイド棒により矢印方
向に移動可能である。送りネジ21の回転によって支持
ブロック18,18は第一のカッター8,8を保持した
まま矢印方向に移動し、巻取紙2の用紙幅の相違によっ
て第一のカッター8,8の位置を変更する。
れた送りネジ21及び図示しないガイド棒により矢印方
向に移動可能である。送りネジ21の回転によって支持
ブロック18,18は第一のカッター8,8を保持した
まま矢印方向に移動し、巻取紙2の用紙幅の相違によっ
て第一のカッター8,8の位置を変更する。
【0022】なお、包装体1を床10上に静止させ、第
一のカッター8,8のハウジング15,15を包装体1
の回りで旋回運動させるようにしても鏡板部3a,3a
を円筒部3bから切り離すことができる。その他、第一
のカッター8の近傍にバキューム装置の集塵口を設け削
粉を集塵するようにしてもよい。また、第一のカッター
8による削り取りにより円筒部3bから切り離される鏡
板部3a,3aは吸盤を有するアーム等で自動的に取り
除くようにしてもよい。
一のカッター8,8のハウジング15,15を包装体1
の回りで旋回運動させるようにしても鏡板部3a,3a
を円筒部3bから切り離すことができる。その他、第一
のカッター8の近傍にバキューム装置の集塵口を設け削
粉を集塵するようにしてもよい。また、第一のカッター
8による削り取りにより円筒部3bから切り離される鏡
板部3a,3aは吸盤を有するアーム等で自動的に取り
除くようにしてもよい。
【0023】第二のカッター9は、包装体1の円筒部3
bをその幅方向に切り裂くためのもので、往復台22上
に支持されている。往復台22は床10の凹部10a内
をローラ6,7又は床10の面に平行に往復移動し得る
よう親ネジ23とガイド棒24とで凹部10a内に支持
されている。第二のカッター9の包装体1に対する切り
込み深さは図示しない刃先位置調整ネジ等によって行わ
れ、一定位置に固定される。第二のカッター9としては
望ましくは超音波により振動を与えつつ切り込みを行う
超音波カッター装置(例えば、日本サーモニクス社製
「超音波カッター」)が用いられる。
bをその幅方向に切り裂くためのもので、往復台22上
に支持されている。往復台22は床10の凹部10a内
をローラ6,7又は床10の面に平行に往復移動し得る
よう親ネジ23とガイド棒24とで凹部10a内に支持
されている。第二のカッター9の包装体1に対する切り
込み深さは図示しない刃先位置調整ネジ等によって行わ
れ、一定位置に固定される。第二のカッター9としては
望ましくは超音波により振動を与えつつ切り込みを行う
超音波カッター装置(例えば、日本サーモニクス社製
「超音波カッター」)が用いられる。
【0024】往復台22には、切り込み深さ規制手段と
して第二のカッター9をその両側から挟むように小径の
ストッパローラ25,25が取り付けられている。スト
ッパローラ25,25は第二のカッター9の刃先と共に
包装体1の円筒部3bに当り、刃先の切り込み深さを規
制する。これにより、第二のカッター9の刃先で傷付け
られることによる巻取紙2の損失を最小限に押さえるこ
とができる。ストッパローラ25は一つのみ設けること
もできる。
して第二のカッター9をその両側から挟むように小径の
ストッパローラ25,25が取り付けられている。スト
ッパローラ25,25は第二のカッター9の刃先と共に
包装体1の円筒部3bに当り、刃先の切り込み深さを規
制する。これにより、第二のカッター9の刃先で傷付け
られることによる巻取紙2の損失を最小限に押さえるこ
とができる。ストッパローラ25は一つのみ設けること
もできる。
【0025】図1から理解されるように、巻取紙2の直
径の相違により第二のカッター9と巻取紙2との接触量
が変化することとなるが、これを防止するため往復台2
2の送りネジ23及びガイド棒24を支える図示しない
ブラケットと床10との間に図示しないスプリングが介
装される。これにより、第二のカッター9の刃先は巻取
紙2の直径の相違にかかわらず略一定の圧力で包装紙3
及び巻取紙2に突き刺さることになる。また、上記図示
しないブラケットは望ましくは床10に図示しないシリ
ンダ等を介して取り付けられる。これにより、第二のカ
ッター9は往路で包装体1をカットし、復路では下部に
沈んで巻取紙2に干渉しない状態で戻ることができる。
径の相違により第二のカッター9と巻取紙2との接触量
が変化することとなるが、これを防止するため往復台2
2の送りネジ23及びガイド棒24を支える図示しない
ブラケットと床10との間に図示しないスプリングが介
装される。これにより、第二のカッター9の刃先は巻取
紙2の直径の相違にかかわらず略一定の圧力で包装紙3
及び巻取紙2に突き刺さることになる。また、上記図示
しないブラケットは望ましくは床10に図示しないシリ
ンダ等を介して取り付けられる。これにより、第二のカ
ッター9は往路で包装体1をカットし、復路では下部に
沈んで巻取紙2に干渉しない状態で戻ることができる。
【0026】親ネジ23の駆動により往復台22が図2
中矢印方向に移動すると、第二のカッター9の刃先が包
装体1の円筒部3bをその幅方向に切り開いて行き、ま
たその間ストッパローラ25,25が円筒部3bに接触
しながら回転する。この円筒部3bの切り裂きの際、中
身の巻取紙2にも多少切り込みが入れられるが、その切
り込み深さはストッパローラ25,25により規制さ
れ、最小限に留められる。
中矢印方向に移動すると、第二のカッター9の刃先が包
装体1の円筒部3bをその幅方向に切り開いて行き、ま
たその間ストッパローラ25,25が円筒部3bに接触
しながら回転する。この円筒部3bの切り裂きの際、中
身の巻取紙2にも多少切り込みが入れられるが、その切
り込み深さはストッパローラ25,25により規制さ
れ、最小限に留められる。
【0027】着色手段は、図2に示すように、上記往復
台22上に固定されたフェルトペン26で構成される。
フェルトペン26はその容器である軸内にインキを充填
してなるもので、ペン先のフェルトでインキを包装紙3
の円筒部3bの表面に塗布するようになっている。イン
キとしては、巻取紙2の地色と異なる目立ちやすい色の
顔料を溶剤で分散したものや同様な色の染料を用いるこ
とができる。ペン先のフェルト26は第二のカッター9
の刃先に追随するように配置され、第二のカッター9の
刃先が切り裂いた巻取紙2の切開部にマーキングを行
う。フェルトペン26により包装体1の表面に供給され
たインキは包装体1の切開部から中身の巻取紙2へと到
達し、その切り込み部に染み込んで第二のカッター9に
よる切り込み部の存在を表示する。
台22上に固定されたフェルトペン26で構成される。
フェルトペン26はその容器である軸内にインキを充填
してなるもので、ペン先のフェルトでインキを包装紙3
の円筒部3bの表面に塗布するようになっている。イン
キとしては、巻取紙2の地色と異なる目立ちやすい色の
顔料を溶剤で分散したものや同様な色の染料を用いるこ
とができる。ペン先のフェルト26は第二のカッター9
の刃先に追随するように配置され、第二のカッター9の
刃先が切り裂いた巻取紙2の切開部にマーキングを行
う。フェルトペン26により包装体1の表面に供給され
たインキは包装体1の切開部から中身の巻取紙2へと到
達し、その切り込み部に染み込んで第二のカッター9に
よる切り込み部の存在を表示する。
【0028】なお、着色手段としては、上記フェルトペ
ン26による塗布方式のほか、インキローラを包装体1
上で転がしながら着色するインキローラ方式、インキの
飛沫を包装体1に吹き掛けるインキジェット方式等の所
望の方式を採用することができる。
ン26による塗布方式のほか、インキローラを包装体1
上で転がしながら着色するインキローラ方式、インキの
飛沫を包装体1に吹き掛けるインキジェット方式等の所
望の方式を採用することができる。
【0029】次に、上記構成の包装除去装置の作用につ
いて説明する。
いて説明する。
【0030】まず、図示しない操作盤上のボタン操作に
より、巻取紙搬入モードにすると、巻取紙2の包装体1
が入って来る側のローラ7が下がる。
より、巻取紙搬入モードにすると、巻取紙2の包装体1
が入って来る側のローラ7が下がる。
【0031】そこで、作業者等が包装体1をローラ6,
7上へと転がし込む。この時、第二のカッター9等を搭
載した往復台22は包装体1に接触しないよう図2の位
置へと復帰している。
7上へと転がし込む。この時、第二のカッター9等を搭
載した往復台22は包装体1に接触しないよう図2の位
置へと復帰している。
【0032】巻取紙2の包装体1の到来を図示しないセ
ンサが検知すると、上記降下したローラ7が包装体1を
伴って元の位置へと上昇する。包装体1が上昇してその
角部3c,3cが第一のカッター8,8に接触するよう
な位置まで来ると、これを他のセンサ14が検知してロ
ーラ7の上昇を停止させる。
ンサが検知すると、上記降下したローラ7が包装体1を
伴って元の位置へと上昇する。包装体1が上昇してその
角部3c,3cが第一のカッター8,8に接触するよう
な位置まで来ると、これを他のセンサ14が検知してロ
ーラ7の上昇を停止させる。
【0033】なお、包装体1が該上昇位置に停止した後
にシリンダ19,19を作動させて第一のカッター8,
8を角部3c,3cに接触させるようにしてもよい。
にシリンダ19,19を作動させて第一のカッター8,
8を角部3c,3cに接触させるようにしてもよい。
【0034】次に、他方のローラ6が駆動して包装体1
をローラ6,7上で緩やかに回転させる。また、その間
第一のカッター8,8が図示しないモータの駆動により
高速回転し、包装体1の角部3c,3cを削り取る。こ
の削り取りは包装体1が例えば十数回転する間に行われ
る。包装体1の角部3c,3cが除去され鏡板部3a,
3aが円筒部3bから切り離されると、ローラ6,7及
び第一のカッター8,8の回転が停止する。切り離され
た鏡板部3a,3aは図示しないバキューム装置の吸盤
等又は作業者により除去される。
をローラ6,7上で緩やかに回転させる。また、その間
第一のカッター8,8が図示しないモータの駆動により
高速回転し、包装体1の角部3c,3cを削り取る。こ
の削り取りは包装体1が例えば十数回転する間に行われ
る。包装体1の角部3c,3cが除去され鏡板部3a,
3aが円筒部3bから切り離されると、ローラ6,7及
び第一のカッター8,8の回転が停止する。切り離され
た鏡板部3a,3aは図示しないバキューム装置の吸盤
等又は作業者により除去される。
【0035】包装体1が停止し鏡板部3a,3aが除去
されたことが確認されると、往復台22が図2中矢印方
向に移動し、往復台22上の第二のカッター9の刃先が
包装体1の円筒部3bをその幅方向に切り裂く。巻取紙
2の径の違いによりカッター9の刃先と包装体1の円筒
部3bとの間の距離は相違するが、この相違は往復台2
2等を支える図示しないスプリングにより吸収される。
また、第二のカッター9の刃先が包装体1の円筒部3b
に突き刺さる深さは、第二のカッター9の両側のストッ
パローラ25,25により規制されるので、巻取紙2の
径が相違しても常に一定に保たれる。
されたことが確認されると、往復台22が図2中矢印方
向に移動し、往復台22上の第二のカッター9の刃先が
包装体1の円筒部3bをその幅方向に切り裂く。巻取紙
2の径の違いによりカッター9の刃先と包装体1の円筒
部3bとの間の距離は相違するが、この相違は往復台2
2等を支える図示しないスプリングにより吸収される。
また、第二のカッター9の刃先が包装体1の円筒部3b
に突き刺さる深さは、第二のカッター9の両側のストッ
パローラ25,25により規制されるので、巻取紙2の
径が相違しても常に一定に保たれる。
【0036】また、この第二のカッター9の後をフェル
トペン26が追いながら切開部にインキを塗布する。イ
ンキの顔料又は染料は円筒部3bの切断端や中身の巻取
紙2の切断端に付着し、印刷用紙に切り込みが入ったこ
と及びその個所を作業者に知らせる。
トペン26が追いながら切開部にインキを塗布する。イ
ンキの顔料又は染料は円筒部3bの切断端や中身の巻取
紙2の切断端に付着し、印刷用紙に切り込みが入ったこ
と及びその個所を作業者に知らせる。
【0037】この後、作業者が操作盤上のボタンを操作
してローラ6,7上の包装体1を低速回転させつつ、包
装体1の円筒部3bを除去し、さらに巻取紙2の着色部
分を確認しながら着色部分が無くなるまで巻取紙2を解
きほぐし除去する。そして、巻取紙2の先端をナイフ等
でストレートにカットし、図示しない仮止めテープでほ
ぐれないように止める。これで一連の包装除去作業が完
了し、コンベア11等で輪転機の給紙部まで運搬する。
してローラ6,7上の包装体1を低速回転させつつ、包
装体1の円筒部3bを除去し、さらに巻取紙2の着色部
分を確認しながら着色部分が無くなるまで巻取紙2を解
きほぐし除去する。そして、巻取紙2の先端をナイフ等
でストレートにカットし、図示しない仮止めテープでほ
ぐれないように止める。これで一連の包装除去作業が完
了し、コンベア11等で輪転機の給紙部まで運搬する。
【0038】
【発明の効果】請求項1、2に係る発明によれば、巻取
紙の包装体における鏡板部と円筒部との境の角部を削り
取って鏡板部を円筒部から切り離す第一のカッターと、
包装体の円筒部をその幅方向に切り裂く第二のカッター
とを具備したことから、巻取紙の包装を簡易且つ迅速に
除去することができる。
紙の包装体における鏡板部と円筒部との境の角部を削り
取って鏡板部を円筒部から切り離す第一のカッターと、
包装体の円筒部をその幅方向に切り裂く第二のカッター
とを具備したことから、巻取紙の包装を簡易且つ迅速に
除去することができる。
【0039】また、請求項3に係る発明によれば、巻取
紙に入れられる切り込みをできるだけ少なくし、損紙の
発生を低減することができる。
紙に入れられる切り込みをできるだけ少なくし、損紙の
発生を低減することができる。
【0040】また、請求項4に係る発明によれば、第二
のカッターによる切断箇所をなぞって着色する着色手段
を具備したことから、第二のカッターにより巻取紙に入
れられた切り込み箇所を容易に判別して確実に除去する
ことができる。従って、印刷機内での印刷用紙の破断を
確実に防止し、損紙の更なる発生を回避することができ
る。
のカッターによる切断箇所をなぞって着色する着色手段
を具備したことから、第二のカッターにより巻取紙に入
れられた切り込み箇所を容易に判別して確実に除去する
ことができる。従って、印刷機内での印刷用紙の破断を
確実に防止し、損紙の更なる発生を回避することができ
る。
【図1】本発明に係る巻取紙の包装除去装置を示す概略
側面図である。
側面図である。
【図2】上記包装除去装置を示す概略正面図である。
1…包装体 2…巻取紙 3a…鏡板部 3b…円筒部 3c…角部 8…第一のカッター 9…第二のカッター 25…ストッパローラ 26…フェルトペン
Claims (4)
- 【請求項1】 巻取紙の包装体における鏡板部と円筒部
との境の角部を削り取って上記鏡板部を上記円筒部から
分離させる第一のカッターと、上記包装体の円筒部をそ
の幅方向に切り裂く第二のカッターとを具備したことを
特徴とする巻取紙の包装除去装置。 - 【請求項2】 上記包装体をその軸芯の回りに回転させ
ながら該包装体の角部を削り取ることを特徴とする請求
項1に記載の巻取紙の包装除去装置。 - 【請求項3】 上記第二のカッターによる切り込み深さ
を規制する切り込み深さ規制手段が設けられたことを特
徴とする請求項1に記載の巻取紙の包装除去装置。 - 【請求項4】 上記第二のカッターによる切り裂き箇所
をなぞって着色する着色手段を具備したことを特徴とす
る請求項1に記載の巻取紙の包装除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11043651A JP2000238732A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 巻取紙の包装除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11043651A JP2000238732A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 巻取紙の包装除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000238732A true JP2000238732A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12669781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11043651A Pending JP2000238732A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 巻取紙の包装除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000238732A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008539138A (ja) * | 2005-04-29 | 2008-11-13 | ティー.コーヴェルネランド アンド ソナー エーエス | 圧縮梱包した大型梱包体から包装物を取り除くための包装材除去装置 |
| US10647463B2 (en) | 2015-06-12 | 2020-05-12 | Vermeer Manufacturing Company | Bale processor and binding remover |
-
1999
- 1999-02-22 JP JP11043651A patent/JP2000238732A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008539138A (ja) * | 2005-04-29 | 2008-11-13 | ティー.コーヴェルネランド アンド ソナー エーエス | 圧縮梱包した大型梱包体から包装物を取り除くための包装材除去装置 |
| US10647463B2 (en) | 2015-06-12 | 2020-05-12 | Vermeer Manufacturing Company | Bale processor and binding remover |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060125 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090512 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090915 |