JP2000239324A - ポリブタジエン及びその製造方法 - Google Patents

ポリブタジエン及びその製造方法

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JP2000239324A
JP2000239324A JP11048471A JP4847199A JP2000239324A JP 2000239324 A JP2000239324 A JP 2000239324A JP 11048471 A JP11048471 A JP 11048471A JP 4847199 A JP4847199 A JP 4847199A JP 2000239324 A JP2000239324 A JP 2000239324A
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mol
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cobalt
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Yoshimoto Baba
義甫 馬場
Masato Murakami
村上  真人
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高融点のポリブタジエンを含むことにより補
強された低分子量ポリブタジエン、及び、該ポリブタジ
エンを、高い重合活性で製造する方法を提供する。 【解決手段】 特定の特性を有する低分子量ポリブタジ
エン(A)成分70重量%〜99.9重量%、及び、融
点が180℃〜212℃であるポリブタジエン(B)成
分0.1重量%〜30重量%からなるポリブタジエン及
びその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御されたミクロ
構造を有し、かつ、1,2−構造ユニットを主とするポ
リブタジエンを含む低分子量ポリブタジエン及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】低分子量ポリブタジエンは、塗料、可塑
剤、接着剤などの各種の用途、たとえば、一般ゴム用変
性剤や、添加剤として塗料のバインダーとして用いられ
ている。ポリブタジエンは、いわゆるミクロ構造とし
て、1,4−位での重合で生成した結合部分(1,4−
構造)と、1,2−位での重合で生成した結合部分
(1,2−構造)とが分子鎖中に共存する。1,4−構
造は、さらにシス構造とトランス構造の2種類に分けら
れる。一方1,2−構造は、ビニル基を側鎖とする構造
を持つ。
【0003】重合触媒によって、上記のミクロ構造が異
なったポリブタジエンが製造されることが知られてお
り、それらの特性によって種々の用途に使用されてい
る。
【0004】特定のミクロ構造を有する低分子量ポリブ
タジエンとして、例えば、特公昭42-9017号には、コバ
ルト化合物−有機アルミニウム化合物からなる触媒系を
用いて製造された1,2−構造ユニットの含有率が6.
4%、シス-1,4-構造ユニットの含有率が89.1
%、及びトランス-1,4-構造ユニットの含有率が4.
5%であり、固有粘度[η]が0.6のポリブタジエン
が記載されている。
【0005】また、特公昭52-32912号公報には、コバル
ト化合物−ハロゲン化有機アルミニウム−有機リン化合
物からなる触媒系を用いて製造された1,2−構造ユニ
ットの含有率が高い低分子量ポリブタジエンが記載され
ている。
【0006】また、特公昭46-20495号公報には、ニッケ
ル化合物−ハロゲン化有機アルミニウム−水からなる触
媒系を用いて製造された1,2−構造ユニットの含有率
が5%以下、シス-1,4-構造ユニットの含有率が70
%以上、固有粘度[η]が0.1〜0.4のポリブタジ
エンが記載されている。
【0007】また、特公昭48-42472号公報には、ニッケ
ル化合物−ハロゲン化有機アルミニウム−水からなる触
媒系を用いて製造された1,2−構造ユニットの含有率
が5%以下、シス-1,4-構造ユニットの含有率が70
%以上、固有粘度[η]が0.05〜0.3のポリブタ
ジエンが記載されている。
【0008】また、特公昭57-15604号公報には、コバル
ト化合物−トリアルキルアルミニウム−ヘキサクロロエ
タンからなる触媒系を用いて製造された1,2−構造ユ
ニットの含有率が10〜50%、シス-1,4-構造ユニ
ットの含有率が35〜85%、及びトランス-1,4-構
造ユニットの含有率が20%以下である低分子量ポリブ
タジエンが記載されている。
【0009】また、特公昭61-38724号公報には、コバル
ト塩+ジアルキルアルミニウムハライド+水の触媒系に
よりシス1,4−ポリブタジエンを製造し、さらに、コ
バルト塩+ジアルキルアルミニウムハライド+二硫化炭
素+電子供与性有機化合物の触媒系により1,2−ポリ
ブタジエンを製造することを特徴とする補強ポリブタジ
エンゴムの製造方法が開示されている。
【0010】しかしながら、1,2−構造ユニットを主
とする高融点結晶性のポリブタジエンを含むことにより
補強された低分子量ポリブタジエンは知られておらず、
また、上記の従来技術における重合触媒は、活性が低
い、生産性が低い、分子量分布が広い、分子量調節剤に
よる被毒などの問題点がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高融点のポ
リブタジエンを含むことにより補強された低分子量ポリ
ブタジエン、並びに、該ポリブタジエンを、高い重合活
性で製造する方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の特性を
有するポリブタジエン(A)成分70重量%〜99.9
重量%、及び、融点が180℃〜212℃であるポリブ
タジエン(B)成分0.1重量%〜30重量%からなる
ポリブタジエンに関する。 ポリブタジエン(A)成分:(1)ブタジエンモノマー
ユニットのうち、シス-1,4-構造ユニットの含有率が
40モル%〜90モル%、トランス-1,4-構造ユニッ
トの含有率が40モル%以下、及び1,2−構造ユニッ
トの含有率が10モル%〜50モル%であり、(2)ト
ルエン中30℃で測定した固有粘度[η]が0.01〜
0.5であること。
【0013】また、本発明は、当該(A)成分が沸騰ヘ
キサン可溶部であり、当該(B)成分が沸騰ヘキサン不
溶部であることを特徴とする上記のポリブタジエンに関
する。
【0014】また、本発明は、当該(B)成分がシンジ
オタクチック−1,2−ポリブタジエンであることを特
徴とする上記のポリブタジエンに関する。
【0015】また、本発明は、コバルト化合物、有機ア
ルミニウム化合物及び硫黄化合物、リン化合物、アミン
類、エステル類から選ばれる第三成分から得られる触媒
であって、有機アルミニウム化合物と水のモル比が3以
上で、かつ、有機アルミニウム化合物とコバルト化合物
のモル比が100以下である触媒の存在下に1,3−ブ
タジエンを重合することを特徴とする上記のポリブタジ
エンの製造方法に関する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のポリブタジエンの(A)
成分は、シス-1,4-構造ユニットの含有率が40モル
%〜90モル%、好ましくは50モル%〜80モル%、
さらに好ましくは60〜75モル%、トランス-1,4-
構造ユニットの含有率が40モル%以下、好ましくは5
モル%〜20モル%、さらに好ましくは7〜15モル
%、及び1,2−構造ユニットの含有率が10モル%〜
50モル%、好ましくは15モル%〜40モル%、さら
に好ましくは15〜25モル%である。
【0017】ミクロ構造が上記の範囲外であると、ポリ
マーの反応性(グラフト反応や架橋反応性など)が適当で
なく、添加剤などに用いたときのゴム的性質が低下し、
物性のバランスや外観などに影響を与え好ましくない。
【0018】本発明における(A)成分のポリブタジエ
ンの分子量は、トルエン中30℃で測定した固有粘度
[η]が0.01〜0.5であり、好ましくは0.05
〜0.3である。
【0019】また、ポリスチレン換算の分子量として下
記の範囲のものが好ましい。 数平均分子量(Mn):0.05×104〜3×104、よ
り好ましくは0.1×104〜1×104。 重量平均分子量(Mw):0.1×104〜6×104、よ
り好ましくは0.2×104〜3×104
【0020】また、分子量分布(Mw/Mn)は、好まし
くは1.5〜3.5、より好ましくは1.5〜2.5で
ある。
【0021】本発明の(B)成分は、シンジオタクチッ
ク−1,2−ポリブタジエンであることが好ましい。好
ましくは、DSCで測定した融点が180℃〜212℃
である。 1,2−構造ユニットの含有率は、従来知ら
れているシンジオタクチック−1,2−ポリブタジエン
の融点との関係から算出できるが、好ましくは 90モ
ル%以上である。
【0022】本発明のポリブタジエンの製造方法として
は、例えば、コバルト化合物、有機アルミニウム化合物
及び硫黄化合物、リン化合物、アミン類、エステル類か
ら選ばれる第三成分から得られる触媒であって、有機ア
ルミニウム化合物と水のモル比が3以上で、かつ、有機
アルミニウム化合物とコバルト化合物のモル比が100
以下である触媒の存在下に1,3−ブタジエンを重合さ
せて製造できる。
【0023】コバルト化合物としては、コバルトの塩や
錯体が好ましく用いられる。特に好ましいものは、塩化
コバルト、臭化コバルト、硝酸コバルト、オクチル酸コ
バルト、ナフテン酸コバルト、酢酸コバルト、マロン酸
コバルト等のコバルト塩や、コバルトのビスアセチルア
セトネートやトリスアセチルアセトネート、アセト酢酸
エチルエステルコバルト、ハロゲン化コバルトのトリア
リールフォスフィン錯体、トリアルキルフォスフィン錯
体、ピリジン錯体やピコリン錯体等の有機塩基錯体、も
しくはエチルアルコール錯体などが挙げられる。
【0024】中でも、オクチル酸コバルト、ナフテン酸
コバルト、コバルトのビスアセチルアセトネート及びト
リスアセチルアセトネートが好ましい。
【0025】有機アルミニウム化合物としては、ハロゲ
ン含有アルミニウム化合物、トリアルキルアルミニウム
化合物及び上記化合物と水との反応生成物などが挙げら
れる。
【0026】ハロゲン含有アルミニウム化合物として、
ジアルキルアルミニウムクロライド、ジアルキルアルミ
ニウムブロマイドなどのジアルキルアルミニウムハライ
ド、アルキルアルミニウムセスキクロライド、アルキル
アルミニウムセスキブロマイドなどのアルキルアルミニ
ウムセスキハライド、アルキルアルミニウムジクロライ
ド、アルキルアルミニウムジブロマイドなどのアルキル
アルミニウムジハライド等が挙げられる。
【0027】具体的化合物としては、ジエチルアルミニ
ウムモノクロライド、ジエチルアルミニウムモノブロマ
イド、ジブチルアルミニウムモノクロライド、エチルア
ルミニウムセスキクロライド、エチルアルミニウムジク
ロライド、ジシクロヘキシルアルミニウムモノクロライ
ド、ジフェニルアルミニウムモノクロライドなどが挙げ
られる。
【0028】トリアルキルアルミニウム化合物として
は、トリエチルアルミニウム、トリメチルアルミニウ
ム、トリイソブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミ
ニウム、トリオクチルアルミニウムなどが挙げられる。
【0029】有機アルミニウム化合物と水との反応生成
物としては、ジエチルアルミニウムモノクロライド、ジ
エチルアルミニウムモノブロマイド、エチルアルミニウ
ムセスキクロライド、エチルアルミニウムジクロライド
をそれぞれ水と反応させて得られるアルモキサンが挙げ
られる。
【0030】上記の化合物の中でも、ジエチルアルミニ
ウムモノクロライド、ジエチルアルミニウムモノブロマ
イド、エチルアルミニウムセスキクロライド、エチルア
ルミニウムジクロライドが好ましい。
【0031】前述した有機アルミニウム化合物は単独で
用いてもよく、その中から複数を組み合わせて用いても
よい。
【0032】上記の成分の他に、硫黄化合物、リン化合
物、アミン類及びエステル類からなる群から選ばれる化
合物を添加することが望ましい。
【0033】硫黄化合物としては、二硫化炭素、イソチ
オシアン酸フェニル、キサントゲン酸化合物、アルカン
チオール、ジアルキルスルホキシド、ジアルキルサルフ
ァイド、ジアルキル3,3'−チオジプロピオネート、ジア
ルキル硫酸などが挙げられる。
【0034】リン化合物としては、トリノニルホスフィ
ン、トリノニルホスファイト、トリノニルホスフェー
ト、トリフェニルホスフィン、トリフェニルホスファイ
ト、トリフェニルホスフェート、トリス(ノニルフェニ
ル)ホスフィン、トリス(ノニルフェニル)ホスファイ
ト、トリス(ノニルフェニル)ホスフェート、トリラウ
リルホスフィン、トリラウリルホスフェート、トリラウ
リルホスファイト、トリラウリルトリチオホスフェー
ト、ジラウリルジチオホスフェートなどが挙げられる。
【0035】アミン類としては、エチルアミン、ジエチ
ルアミン、 トリエチルアミン、 ジブチルアミン、トリ
ブチルアミン、アニリン、ジフェニルアミン、シクロヘ
キシルアミン、ジシクロヘキシルアミン、ベンジルアミ
ン、ジベンジルアミン、ピロリジン、ピペリジンなどが
挙げられる。
【0036】エステル類としては、酢酸メチル、酢酸エ
チル、酢酸ビニル、酢酸ブチル、酢酸ドデシル、酢酸フ
ェニル、プロピオン酸エチル、酪酸エチル、安息香酸メ
チルなどが挙げられる。中でも、二硫化炭素、イソチオ
シアン酸フェニル、ジラウリル3,3'−チオジプロピオネ
ートなどが好ましい。
【0037】コバルト化合物の使用量は、ブタジエン1
モルに対し、通常、コバルト化合物が5×10-6〜5×
10-3モル、好ましくは1×10-5〜1×10-3モルの
範囲である。
【0038】有機アルミニウム化合物の使用量は、コバ
ルト化合物1モルに対し、通常、1〜100モル、好ま
しくは1〜50モルの範囲である。
【0039】硫黄化合物、リン化合物、アミン類、エス
テル類から選ばれる第三成分の使用量は、コバルト化合
物1モルに対し、通常、 0.01〜 20モル、好ま
しくは 0.02〜5モルの範囲である。
【0040】触媒成分の添加順序は特に制限はないが、
硫黄化合物、リン化合物、アミン類並びにエステル類か
らなる群から選ばれる化合物を添加した後、有機アルミ
ニウムを添加し、その後にコバルト化合物を添加するこ
とが好ましい。
【0041】重合方法は、特に制限はなく、溶液重合、
1,3-ブタジエンそのものを重合溶媒とする塊状重合など
を適用できる。溶液重合での溶媒としては、トルエン、
ベンゼン、キシレン等の芳香族系炭化水素、n-ヘキサ
ン、ブタン、ヘプタン、ペンタン等の脂肪族炭化水素、
シクロペンタン、シクロヘキサン等の脂環式炭化水素、
1-ブテン、シス-2- ブテン、トランス-2- ブテン等のオ
レフィン系炭化水素、ミネラルスピリット、ソルベント
ナフサ、ケロシン等の炭化水素系溶媒や、塩化メチレン
等のハロゲン化炭化水素系溶媒等が挙げられる。
【0042】ブタジエンモノマー以外に、イソプレン、
1,3−ペンタジエン、2−エチル1,3−ブタジエ
ン、2,3−ジメチルブタジエン、2−メチルペンタジ
エン、4−メチルペンタジエン、2,4−ヘキサジエン
などの共役ジエン、エチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、2−ブテン、イソブテン、1−ペンテン、4−メチ
ル1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテンなどの非
環状モノオレフィン、シクロペンテン、シクロヘキセ
ン、ノルボルネンなどの環状モノオレフィン、及び/ま
たはスチレンやα−メチルスチレンなどの芳香族ビニル
化合物、ジシクロペンタジエン、5−エチリデン−2−
ノルボルネン、1,5−ヘキサジエンなどの非共役ジオ
レフィン等を少量含んでいてもよい。
【0043】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本実施例に限定されるものではない。ミクロ構
造は、沸騰ヘキサン可溶部の赤外吸収スペクトル分析に
よって行った。シス1,4構造 740cm-1、トラン
ス1,4構造 967 cm-1、1,2-構造910 cm
-1の吸収強度比からミクロ構造を算出した。沸騰ヘキサ
ン可溶部の[η]は、トルエン溶液を用いて30℃で測定
した。1,2−ポリブタジエン含有率は、沸騰ヘキサン
により可溶部を抽出除去した残量の割合とした。
【0044】(実施例1)内容量 1.5Lオートクレ
ーブの内部を窒素置換し、あらかじめブタジエン30w
t%、シクロヘキサン70wt%を混合した溶液700
mLを仕込み、室温にて水(H2O)を、濃度が1mm
ol/Lになるように添加し、700rpmで30分間
強攪拌した。さらに、二硫化炭素1.8mgを加えたの
ちジエチルアルミニウムクロライド(DEAC)のシク
ロヘキサン溶液(1mol/L)3.5mlを添加し、
室温で5分間攪拌した。60℃に加温し、オクチル酸コ
バルト(Co(Oct)2)のトルエン溶液(0.5m
ol/L)0.56mlを添加して重合を開始し、65
℃で25分間重合させた。老化防止剤を含むエタノール
/ヘプタン(1/1)溶液5mLを添加し、重合を停止
した。オートクレーブ内部を放圧した後、重合液をエタ
ノールに投入し、ポリブタジエンを回収した。次いで、
回収したポリブタジエンを50℃で6時間真空乾燥し
た。重合結果を表2に示した。
【0045】(実施例2〜6)重合条件をを表1に示す
ように変えたほかは、実施例1と同様にして重合を行っ
た。重合結果を表2に示した。
【0046】(比較例1)二硫化炭素を添加しなかった
以外は実施例1と同様にして重合を行った。表2に示す
ように1,2−ポリブタジエンを含まない低分子量ポリ
ブタジエンが得られた。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】(実施例7)内容量 1.5Lオートクレ
ーブの内部を窒素置換し、あらかじめブタジエン24w
t%、ベンゼン18wt%、2-ブテン58wt%を混
合した溶液700mLを仕込み、室温にて水(H2O)
を、濃度が0.3mmol/Lになるように調整し、7
00rpmで30分間強攪拌した。さらに、二硫化炭素
5.6mgを加えたのちジエチルアルミニウムクロライ
ド(DEAC)のシクロヘキサン溶液(1mol/L)
1.75mlを添加し、室温で5分間攪拌した。60℃
に加温し、オクチル酸コバルト(Co(Oct)2)の
トルエン溶液(0.5mol/L)0.56mlを添加
して重合を開始し、65℃で25分間重合させた。老化
防止剤を含むエタノール/ヘプタン(1/1)溶液5m
Lを添加し、重合を停止した。オートクレーブ内部を放
圧した後、重合液をエタノールに投入し、ポリブタジエ
ンを回収した。次いで、回収したポリブタジエンを50
℃で6時間真空乾燥した。重合結果を表2に示した。
【0050】(実施例8〜12)水分量とジエチルアル
ミニウムクロライド量を表3に示すように変えたほか
は、実施例7と同様にして重合を行った。重合結果を表
4に示した。
【0051】
【表3】
【0052】
【表4】
【発明の効果】本発明によれば、高融点を有するポリブ
タジエンを含むことにより補強された低分子量ポリブタ
ジエン、並びに、該ポリブタジエンを、高い重合活性で
製造する方法を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J028 AA01A AB00A AC47A BA00A BA01B BB00A BB01B BC15B BC16B BC17B BC19B BC25B CA48C CB43C CB44C CB63C CB64C CB73C CB74C CB79C CB81C CB82C CB83C CB84C CB85C CB87C CB88C CB89C EA01 EB02 EB04 EB05 EB06 EB07 EB08 EB09 EB10 EB12 EB13 EB14 EB16 EB17 EB18 EB21 EB26 EC01 EC02 FA01 FA02 GA01 GA06 GA11 GA12 GA19 4J100 AS02P CA01 CA12 CA14 CA15 CA16 DA09 DA24 DA40 FA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の特性を有するポリブタジエン
    (A)成分70重量%〜99.9重量%、及び、融点が
    180℃〜212℃であるポリブタジエン(B)成分
    0.1重量%〜30重量%からなるポリブタジエン。 ポリブタジエン(A)成分:(1)ブタジエンモノマー
    ユニットのうち、シス-1,4-構造ユニットの含有率が
    40モル%〜90モル%、トランス-1,4-構造ユニッ
    トの含有率が40モル%以下、及び1,2−構造ユニッ
    トの含有率が10モル%〜50モル%であり、(2)ト
    ルエン中30℃で測定した固有粘度[η]が0.01〜
    0.5であること。
  2. 【請求項2】 当該(A)成分が沸騰ヘキサン可溶部で
    あり、当該(B)成分が沸騰ヘキサン不溶部であること
    を特徴とする請求項1に記載のポリブタジエン。
  3. 【請求項3】当該(B)成分がシンジオタクチック−
    1,2−ポリブタジエンであることを特徴とする請求項
    1〜2に記載のポリブタジエン。
  4. 【請求項4】コバルト化合物、有機アルミニウム化合物
    及び硫黄化合物、リン化合物、アミン類、エステル類か
    ら選ばれる第三成分から得られる触媒であって、有機ア
    ルミニウム化合物と水のモル比が3以上で、かつ、有機
    アルミニウム化合物とコバルト化合物のモル比が100
    以下である触媒の存在下に1,3−ブタジエンを重合す
    ることを特徴とする請求項1〜3に記載のポリブタジエ
    ンの製造方法。
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