JP2000239373A - 環状ポリアミンコアを有するデンドリマーとその錯体 - Google Patents

環状ポリアミンコアを有するデンドリマーとその錯体

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JP2000239373A
JP2000239373A JP11047797A JP4779799A JP2000239373A JP 2000239373 A JP2000239373 A JP 2000239373A JP 11047797 A JP11047797 A JP 11047797A JP 4779799 A JP4779799 A JP 4779799A JP 2000239373 A JP2000239373 A JP 2000239373A
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cyclic polyamine
dendron
transition metal
residue
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Takuzo Aida
卓三 相田
Torin Ko
東林 江
Masakazu Sase
正和 佐瀬
Manabu Kawa
学 加和
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Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定度の高い遷移金属錯体を与え、該遷移金
属種の選択により高い蛍光能を発揮するとともに、デン
ドリマー末端の修飾により錯体に水溶性をも付与するこ
とのできる新規なデンドリマーを提供する。 【解決手段】 芳香環を含有する繰り返し単位を有する
デンドロンが、そのフォーカルポイントで環状ポリアミ
ン残基と結合してなる環状ポリアミンコアを有するデン
ドリマー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環状ポリアミンコ
アを有するデンドリマーとその錯体に関する。詳しく
は、安定度の高い遷移金属錯体を与え、金属種の選択に
より高い蛍光能を発揮することのできるデンドリマーに
関するものである。さらに、本発明のデンドリマーは、
デンドリマー末端の修飾により錯体に水溶性をも付与で
きるので、水系での蛍光分析試薬の原料として有用であ
る。
【0002】
【従来の技術】デンドリマーを配位子とする3価ランタ
ノイド陽イオン(以下Ln3+略記)錯体において、デン
ドリマーがLn3+を増感してその蛍光能を大きく向上さ
せることは、M.Kawaら;Chem.Mate
r.、10巻、286−296頁(1998)において
公知である。この効果は、紫外線を吸収するポリベンジ
ルエーテルデンドリマーとLn3+との錯体において、空
間的に大きく広がった該デンドリマーがまず「集光アン
テナ」として紫外線のエネルギーを吸収し、次いでこれ
を、該デンドリマーのフォーカルポイント(Focal
point:デンドリマーの分岐構造の開始点)に位
置するランタノイド陽イオンに伝達して発光せしめる
「アンテナ効果」として理解されている。しかし、この
報告による錯体は錯体安定度が比較的低く、しかも水和
可能なLn3+の配位座が空いているカルボキシレート塩
であるので、水を含有する有機溶剤中でのLn3+の水和
に起因する消光が生じやすいことが指摘されていた。ま
た、かかる「アンテナ効果」を示すデンドリマー錯体に
高い水溶性を付与することは、例えば血液サンプル等の
水溶液の蛍光免疫分析の試薬としての有用性が予想され
るにも関わらず、これまで検討されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
同様の「アンテナ効果」を有し、且つ安定度の高いデン
ドリマー錯体を与えるデンドリマー配位子を提供するこ
と、及びこれを使用した遷移金属錯体を提供することに
ある。特に、水溶性と蛍光能を兼備するかかるデンドリ
マー錯体の提供は、実用価値の高い課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の目的
を達成すべく、特にLn3+と配位性有機化合物との複合
化について鋭意系統的な検討を行った結果、デンドリマ
ーを以下の特定構造とすることにより、錯体安定度が高
く、かつ水溶性と蛍光能とを兼備するデンドリマー錯体
を与えることが可能となることに知見し、本発明を完成
するに至った。
【0005】即ち、本発明の要旨は、下記の15項目に
存する。 1.芳香環を含有する繰り返し単位を有するデンドロン
が、そのフォーカルポイントで環状ポリアミン残基と結
合してなる環状ポリアミンコアを有するデンドリマー。 2.デンドロンがポリベンジルエーテル構造を有する前
記1に記載の環状ポリアミンコアを有するデンドリマ
ー。 3.ポリベンジルエーテル構造が、下記一般式(1)で
表される3,5−ジオキシベンジル基を繰り返し単位と
するものである前記2に記載の環状ポリアミンコアを有
するデンドリマー。
【0006】
【化2】
【0007】4.デンドロンの非フォーカルポイント末
端にエステル基を有する上記1〜3のいずれかに記載の
環状ポリアミンコアを有するデンドリマー。 5.デンドロンの非フォーカルポイント末端にカルボキ
シレート基を有する上記1〜3のいずれかに記載の環状
ポリアミンコアを有するデンドリマー。 6.環状ポリアミン残基が3個または4個の窒素原子を
含有するものである上記1〜5のいずれかに記載の環状
ポリアミンコアを有するデンドリマー。 7.環状ポリアミン残基が4個の窒素原子を含有するも
のである前記6に記載の環状ポリアミンコアを有するデ
ンドリマー。 8.環状ポリアミン残基が1,4,7,10−テトラア
ザシクロドデカン残基である前記7に記載の環状ポリア
ミンコアを有するデンドリマー。 9.デンドロンが環状ポリアミン残基の窒素原子に直接
結合している前記1〜8のいずれかに記載の環状ポリア
ミンコアを有するデンドリマー。 10.前記1〜9のいずれかに記載の環状ポリアミンコ
アを有するデンドリマーを配位子とする遷移金属錯体。 11.デンドロン残基の吸収帯波長を有する励起光によ
り遷移金属が発光する前記10に記載の遷移金属錯体。 12.遷移金属がランタノイドである上記10または1
1に記載の遷移金属錯体。 13.ランタノイドがテルビウム3価陽イオン(T
3+)である前記12に記載の遷移金属錯体。 14.ランタノイドがユウロピウム3価陽イオン(Eu
3+)である前記12に記載の遷移金属錯体。 15.対陰イオンがトリフルオロメタンスルホネート陰
イオンである上記10〜14のいずれかに記載の遷移金
属錯体。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明につき更に詳細に説
明する。 <デンドロン>本発明におけるデンドロン(Dendr
on)とは、近年盛んになってきているデンドリマー
(Dendrimer:樹枝状規則分岐を有する高分子
構造の総称)の研究において、かかる構造単位を持つ分
子構築部品という意味で広く用いられる術語と同意であ
り、例えば、G.R.Newkomeら著の成書;De
ndritic Molecules,Concept
s・Synthesis・Perspectives
(VCH Verlagsgesellschaftm
bH;Weinheim,Germany;1996、
ISBN:3−527−29325−6)にて用いられ
ている。そして、該分岐構造の開始点(デンドロンを模
式的に扇型と見なした場合の扇の要に相当)をフォーカ
ルポイントと称し、分岐の次数を「世代(Genera
tion)」と称する(図1を参照)。本発明における
デンドロンの分岐点における分岐の本数には制限はない
が、通常2本(図1の場合)又は3本であり、好ましく
は2本である。なお、本発明においては、分岐点が1つ
の構造(即ち第1世代)もデンドロンと見なす。
【0009】本発明に用いられるデンドロンは、その化
学構造の繰り返し単位に芳香環を有する必要がある。こ
れは、該デンドロンが紫外光あるいは可視光を吸収する
ことにより前記の「アンテナ効果」を発揮せしめるため
である。ここで芳香環とは、例えば、ベンゼン環、ナフ
タレン環、アントラセン環等の炭化水素芳香環、ピリジ
ン環、キノリン環等の含窒素芳香環等を意味する。本発
明に好適なデンドロンの構造例として、具体的には、ポ
リベンジルエーテル等の芳香族ポリエーテル、ポリヒド
ロキシ安息香酸等の芳香族ポリエステル、芳香族又は半
芳香族ポリアミド、芳香族ポリカーボネート、芳香族ポ
リエステルカーボネート、ポリフェニレンスルフィド等
の芳香族ポリスルフィド、芳香族ポリイミド、芳香族ポ
リアミドイミド等の炭素以外の元素を高分子主鎖に含む
芳香族系高分子構造、ポリフェニレン、ポリフェニレン
エチニレン、ポリフェニレンエチレン等の炭素−炭素結
合で主鎖が構成されている芳香族系共役高分子構造等が
挙げられ、このうちポリベンジルエーテル等の芳香族ポ
リエーテル、ポリヒドロキシ安息香酸等の芳香族ポリエ
ステル等が好ましく、中でもポリベンジルエーテル等の
芳香族ポリエーテルがより好ましく、下記一般式(1)
で表される3,5−ジオキシベンジル基を繰り返し単位
とする構造(C.J.Hawkerら;J.Chem.
Soc.,Chem.Commun.、1010−10
13頁(1990)を参照)が最適である。なお、これ
らの複数種の構造が1つのデンドロン中に共存していて
も差し支えない。
【0010】
【化3】
【0011】本発明に用いられるデンドロンの世代に特
に制限はないが、通常1〜6、合成の容易性から好まし
くは1〜4、発光効果の点でより好ましくは2〜4、最
も好ましくは3または4とする。本発明の実用上重要な
課題として、水溶性と蛍光能を兼備するデンドリマー錯
体の提供があり、この課題を解決する手段としてデンド
ロンの非フォーカルポイント末端の修飾がある。これ
は、第一に、デンドリマーはその分岐鎖の混み合いによ
り特に高い世代の場合に球状の分子鎖の空間的広がりを
示すようになるため、その表面近傍に位置すると考えら
れる非フォーカルポイント末端の化学的性質がデンドリ
マー分子の溶解性に非常に大きな影響を与えるためであ
る。また、第二に、前掲のKawaら著の文献は、前記
の「アンテナ効果」に非フォーカルポイント末端の構造
に起因する光の吸収が大きな影響を与える旨記載がある
ので、錯体中心の遷移金属の蛍光能にこの末端の化学構
造が重要であることが予想されるためである。
【0012】従って、デンドロンの非フォーカルポイン
ト末端に、様々な化学修飾の可能性を与える官能基を導
入することは重要であり、かかる有用なデンドリマーと
して、例えば、デンドロンの非フォーカルポイント末端
にエステル基を有するデンドリマーが挙げられる。何故
ならば、エステル基はアルカリ加水分解により容易に水
溶性のカルボキシレート塩に変換でき、また、エステル
交換反応やエステル−アミド交換反応により新しい構造
を末端に導入可能であるからである(例えば、Leo
n,J.W.ら;J.Am.Chem.Soc.、11
8巻、8847頁(1996)を参照)。
【0013】<環状ポリアミン>本発明における環状ポ
リアミンなる術語は、下記一般式(2)の一般式で表現
されるn+1個の2級アミノ基(nは1以上の自然数)
がn+1個の2価炭化水素残基Rで連結された環状分子
構造を意味する。但し、式(2)において複数のRは互
いに異なっていても差し支えない。Rの具体例として
は、−CH2 −、−(CH2 2 −、−(CH2
3 −、−(CH2 4 −、−(CH2 5 −、−(CH
2 6 −等の炭素数6以下のメチレン連鎖、イソプロピ
レン基、イソブチレン基、イソペンチレン基等の分岐を
有するメチレン連鎖、m−フェニレン基、p−フェニレ
ン基等のフェニレン基等が挙げられ、環状ポリアミン残
基の遷移金属への配位能n観点から−(CH2 2 −、
−(CH2 3 −、−(CH2 4−で表される炭素数
が2〜4のメチレン連鎖が好ましく、−(CH2 2
または−(CH2 3 −で表されるメチレン連鎖が最も
好ましい。
【0014】
【化4】
【0015】本発明に好適に使用可能な環状ポリアミン
の構造としては、1,4,7−トリアザシクロノナン、
1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン、1,
4,7,10,13−ペンタアザシクロペンタデカン、
1,4,7,10,13,16−ヘキサアザシクロオク
タデカン等の−(CH2 2 −連鎖で結合された環状ポ
リアミン類、1,5,9−トリアザシクロドデカン、
1,5,9,13−テトラアザシクロヘキサデカン等の
−(CH2 3 −連鎖で結合された環状ポリアミン類、
1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン等の
−(CH2 2 −連鎖と−(CH2 3 −連鎖で結合さ
れた環状ポリアミン類等が挙げられる。遷移金属への配
位能からこれらの中で好ましいのは1,4,7−トリア
ザシクロノナン、1,4,7,10−テトラアザシクロ
ドデカン、1,5,9−トリアザシクロドデカン、1,
5,9,13−テトラアザシクロヘキサデカン等の窒素
原子数が3または4の環状ポリアミン類であり、更に好
ましいのは1,4,7,10−テトラアザシクロドデカ
ン、あるいは1,5,9,13−テトラアザシクロヘキ
サデカン等の窒素原子数が4の環状ポリアミン類であ
り、最も好ましいのは1,4,7,10−テトラアザシ
クロドデカン(通称サイクレン)である。
【0016】<デンドリマー>本発明におけるデンドリ
マーとは、前記のデンドロンが環状ポリアミン残基に結
合した構造を意味する。なお、本発明のデンドリマーを
構成するデンドロンの数には特に制限はないが、発光効
率の点で通常2〜6個、好ましくは2〜4個、更に好ま
しくは3または4個、最も好ましくは4個とする。ま
た、複数種のデンドロンが1つの環状ポリアミン残基に
結合していても差し支えない。本発明に用いられるデン
ドロンは、そのフォーカルポイントにおいて前記の環状
ポリアミンの残基と結合してデンドリマーを構成する必
要がある。ここで環状ポリアミン残基とは、前記の環状
ポリアミンの任意の水素原子がデンドロンで置換される
ために欠落した構造を意味する。デンドロンと環状ポリ
アミン残基との結合様式は特に制限はないが、具体的な
結合構造として、例えばエーテル結合、エステル結合、
アミド結合、炭素−炭素結合、炭素−窒素結合等が挙げ
られる。発光特性の点で特に好ましいのは、炭素−窒素
結合により環状ポリアミン残基の窒素原子に直接結合す
る場合である。
【0017】<遷移金属錯体>本発明のデンドリマーを
配位子とする遷移金属錯体は、該デンドリマーが含有す
る環状ポリアミン残基の窒素原子が遷移金属に配位した
構造を有する。本発明における遷移金属とは、原子番号
が21〜31、39〜50、57〜82、あるいは89
〜103のいずれかに該当する元素であり、通常陽イオ
ンの形をとる。遷移金属が陽イオンの形で使用される場
合、これの対陰イオンが錯体に含まれる。 本発明の遷
移金属錯体の発光を利用する観点から好ましい遷移金属
は、紫外から赤外の波長領域の蛍光が通常重要であるの
で、具体的な陽イオンとしてCr 3+,Mn3+,Mn4+
Fe2+,Fe3+等の3d電子の遷移を起こす第4周期遷
移金属陽イオン、Cu+ ,Ag+ ,Au+ 等の1B属陽
イオン、Ga+ ,In+ ,Tl+ 等の3B属陽イオン、
Sn2+,Pb2+等の4B属陽イオン、Ce3+,Pr 3+
Nd3+,Nd4+,Sm2+,Sm3+,Eu2+,Eu3+,T
3+,Dy3+,Dy 4+,Ho3+,Er3+,Tm2+,Tm
3+,Yb2+,Yb3+等のランタノイド陽イオン等が挙げ
られる。これらの中でも、Pr3+,Nd3+,Sm2+,S
3+,Eu2+,Eu3+,Tb3+,Dy3+,Ho3+,Er
3+,Tm3+,Yb3+等のランタノイド陽イオンは、可視
〜近赤外領域、長い寿命、狭い波長幅等の特徴を持つ蛍
光を発することから特に重要であり、中でも、Tb3+
Eu3+は、前記の「アンテナ効果」の効率の点で実用上
最も重要である。
【0018】本発明の遷移金属錯体の製造法に特に制限
はないが、本発明のデンドリマーに対して溶液中で遷移
金属陽イオンの塩を作用させる方法、環状ポリアミンに
対して遷移金属陽イオンの塩をあらかじめ作用させ錯化
しておき、次いでデンドロンを結合する方法等が挙げら
れる。これらの例示方法において特に好適に用いられる
遷移金属陽イオンの塩は、対陰イオンが有機溶剤溶解性
を有するもの、例えば、トリフルオロメタンスルホネー
ト陰イオン(通称トリフレート陰イオン:CF 3 SO3
- )、BF4 - 、ClO4 - 、PF6 - 等を持つもので
あり、中でもCF3 SO3 - が最適である。従って、こ
れらの陰イオンを遷移金属陽イオンの対陰イオンとして
含有する遷移金属錯体は、最も好適に製造される。
【0019】
【実施例】以下に実施例により本発明の具体的態様を更
に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を越えない限
り、これらの実施例によって限定されるものではない。
なお、使用した試薬や樹脂は、特に記載のないかぎりA
ldrich社から供給されるものを使用した。
【0020】[測定装置と条件等] (1) 1H−NMR JEOL社製GSX−270型FT−NMR(270M
Hz)、溶媒:CDCl3 。室温測定。基準は、CDC
3 の7.28ppmのシグナルとした。 (2)吸収スペクトル:JASCO社製V560吸光光
度計(1cm水晶セル使用)。室温測定。 (3)発光スペクトル:JASCO社製FP−777W
蛍光光度計(1cm水晶セル使用)。室温測定。 1.デンドロンの合成 1−1)ベンジル基末端デンドロン Hawker,C.J.ら;J.Am.Chem.So
c.、112巻、7638頁(1990)に記載のポリ
ベンジルエーテルデンドリマーの合成方法により、第1
世代、及び第3世代のデンドリティックベンジルブロミ
ド(該文献では[G−n]−Brと略記されている化合
物、但しnはデンドロンの世代を表す自然数、以下同様
の略記を行う)を合成した。
【0021】1−2)エステル末端デンドロン Gerrit,L.ら;Chem.Commun.、2
143頁(1996)に記載の方法で、3,5−ビス
{3,5−ビス(tert−ブチルジフェニルシリルオ
キシ)ベンジルオキシ}ベンジルアルコール(以下、S
iG1−OHと略;該文献では化合物7で表示)を得
た。一方、Hawker,C,J.ら;J.Chem.
Soc.Perkin Trans.1、1287頁
(1993)に記載の方法で、3,5−ビス(4−メト
キシカルボニルベンジルオキシ)ベンジルブロミド(以
下、EG1−Brと略;該文献では化合物4で表示)を
得た。こうして得たSiG1−OH(1.0当量)とE
G1−Br(4.4当量)、18−クラウン−6(1.
6当量)、及びフッ化カリウム(20当量)を乾燥アセ
トン中加熱還流しながら24時間攪拌した。これを濃縮
後、塩化メチレンに溶かし水洗し、硫酸マグネシウムで
乾燥後濾過して濃縮した。これをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィ(塩化メチレン−ジエチルエーテル系で溶
出)で精製することにより、4−メトキシカルボニルベ
ンジル基を末端に有する第3世代のデンドリティックベ
ンジルアルコールを得た(以下、EG3−OHと略)。
EG3−OHを乾燥テトラヒドロフラン(THF)に溶
かし、四臭化炭素(2.5当量)とトリフェニルフォス
フィン(2.5当量)を攪拌しながら順次添加し、紫外
線増感剤入りシリカゲル薄層クロマトグラフィ(Mer
ck社製)で原料のEG3−OHのスポットが消失する
までこの2つの試薬を0.8当量ずつ適宜加えた。反応
液を大過剰の水に投入後、塩化メチレンで抽出し、以下
EG3−OHの調製と同様の精製を行い、目的とするメ
チルエステル末端を有する第3世代のデンドリティック
ベンジルブロミド(以下、EG3−Brと略)を得た。
この化合物の構造は、 1H−NMRスペクトルが前掲の
Hawker,C,J.ら;J.Chem.Soc.P
erkin Trans.1、1287頁(1993)
に記載の同じ物質(該文献では化合物8で表示)の分析
データと完全に一致することで確認した。 2.環状ポリアミンへのデンドロンの結合によるデンド
リマーの合成(構造式は図2〜4を参照) 2−1)1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン
(以下、サイクレンの通称を使用)系
【0022】実施例1 サイクレン(1当量)、1−1)項で調製した[G−
1]−Br(4.2当量)、無水炭酸カリウム(20当
量)を乾燥N,N−ジメチルフォルムアミド(DMF)
中70℃で40時間攪拌した。反応液を大過剰の水中に
攪拌しながら投入し、析出物を濾別した。濾別された析
出物を塩化メチレンで抽出して濃縮し、アルミナのカラ
ムクロマトグラフィで塩化メチレンを展開溶剤として使
用して精製した。精製物を塩化メチレンに溶かしメタノ
ールに投入する再沈殿により更に精製を加えて、目的と
する[G−1]デンドロンが4つサイクレンの各窒素原
子に結合した化合物を得た(以下、G1Cyと略)。構
造は、 1H−NMRにて、デンドロン由来のベンジル位
と芳香環のプロトン、サイクレン由来のメチレンプロト
ン(2.7ppm)がそれぞれ明瞭に観測され、積分値
比も予想構造を支持したことから確認した。
【0023】実施例2 実施例1において、[G−1]−Brの代わりに1−
1)項で調製した[G−3]−Brを使用して同様の実
験を行い、目的とする[G−3]デンドロンが4つサイ
クレンの各窒素原子に結合した化合物を得た(以下、G
3Cyと略)。構造は、 1H−NMRにて、デンドロン
由来のベンジル位と芳香環のプロトン、サイクレン由来
のメチレンプロトン(2.7ppm、ブロード)がそれ
ぞれ観測され、積分値比も予想構造を支持したことから
確認した。
【0024】実施例3 実施例1において、[G−1]−Brの代わりに1−
2)項で調製したEG1−Brを使用して同様の実験を
行い、目的とするEG1デンドロンが4つサイクレンの
各窒素原子に結合した化合物を得た(以下、EG1Cy
と略)。構造は、 1H−NMRにて、デンドロン由来の
メトキシ基、ベンジル位、及び芳香環のプロトン、サイ
クレン由来のメチレンプロトン(2.7ppm)がそれ
ぞれ観測され、積分値比も予想構造を支持したことから
確認した。
【0025】実施例4 実施例1において、[G−1]−Brの代わりに1−
2)項で調製したEG3−Brを使用して同様の実験を
行い、目的とするEG3デンドロンが4つサイクレンの
各窒素原子に結合した化合物を得た(以下、EG3Cy
と略)。構造は、 1H−NMRにて、デンドロン由来の
メトキシ基、ベンジル位、及び芳香環のプロトン、サイ
クレン由来のメチレンプロトン(2.7ppm、ブロー
ド)がそれぞれ観測され、積分値比も予想構造を支持し
たことから確認した。2−2)1,4,7−トリアザシ
クロノナン系
【0026】実施例5 1,4,7−トリアザシクロノナン(1当量)、1−
1)項で調製した[G−3]−Br(3.15当量)、
無水炭酸カリウム(15当量)を乾燥N,N−ジメチル
フォルムアミド(DMF)中70℃で30時間攪拌し
た。反応液を実施例1同様に処理精製して、目的とする
[G−3]デンドロンが3つ、1,4,7−トリアザシ
クロノナンの各窒素原子に結合した化合物を得た(以
下、G1Trと略)。構造は、 1H−NMRにて、デン
ドロン由来のベンジル位と芳香環のプロトン、1,4,
7−トリアザシクロノナン由来のメチレンプロトンがそ
れぞれ明瞭に観測され、積分値比も予想構造を支持した
ことから確認した。
【0027】実施例6 実施例5において、[G−3]−Brの代わりに1−
2)項で調製したEG3−Brを使用して同様の実験を
行い、目的とするEG3デンドロンが3つ、1,4,7
−トリアザシクロノナンの各窒素原子に結合した化合物
を得た(以下、EG3Cyと略)。構造は、 1H−NM
Rにて、デンドロン由来のメトキシ基、ベンジル位、及
び芳香環のプロトン、1,4,7−トリアザシクロノナ
ン由来のメチレンプロトンがそれぞれ観測され、積分値
比も予想構造を支持したことから確認した。 3.デンドリマーとLn3+からなる錯体の調製
【0028】実施例7 実施例1で合成したG1Cy(1.0当量)を反応容器
に入れ、真空乾燥と窒素置換を繰り返した。一方、テル
ビウム(III)トリフルオロメチルスルフォネートT
b(CF3 SO3 3 (5.0当量)を別の反応容器に
入れ、真空乾燥と窒素置換を繰り返した後、乾燥DMF
を加えて溶解し、更に少量のトリメチルオルソフォルメ
ートを脱水剤として加え、65℃で1時間攪拌した。こ
のDMF溶液を先に用意したG1Cyの入った容器に加
え、70℃で4日間攪拌した。反応液を減圧濃縮後、塩
化メチレンに溶解、濾過した。この濾液をn−ヘキサン
中に攪拌しながら投入して生成する再沈殿物を濾別し、
再度塩化メチレンに溶解し濾過したた。こうして得られ
る濾液を、同様の再沈殿・沈殿物の濾別・溶解・濾過の
各操作を繰り返して精製し、最後に濃縮乾燥した。こう
して得た生成物は、 1H−NMRにて、G1Cyに比べ
て顕著にブロード化したシグナルを与え、しかも、G1
Cyの各プロトンのケミカルシフトが大きく移動したこ
とから、目的とするG1CyのTb3+錯体が生成したも
のと考えた(以下、G1Cy−Tbと略)。
【0029】実施例8 実施例7において、G1Cyの代わりにEG1Cyを用
いて同様の実験操作を行った。こうして得た生成物は、
1H−NMRにて、EG1Cyに比べて顕著にブロード
化したシグナルを与え、しかも、EG1Cyの各プロト
ンのケミカルシフトが大きく移動したことから、目的と
するEG1CyのTb3+錯体が生成したものと考えた
(以下、EG1Cy−Tbと略)。
【0030】実施例9 実施例7において、テルビウム(III)トリフルオロメチ
ルスルフォネートTb(CF3 SO3 3 の代わりにユ
ウロピウム(III) トリフルオロメチルスルフォネートE
u(CF3 SO3 3 を用いて同様の実験操作を行っ
た。こうして得た生成物は、 1H−NMRにて、G1C
yに比べて顕著にブロード化したシグナルを与え、しか
も、G1Cyの各プロトンのケミカルシフトが大きく移
動したことから、目的とするG1CyのEu3+錯体が生
成したものと考えた(以下、G1Cy−Euと略)。
【0031】実施例10 実施例9において、テルビウム(III)トリフルオロメチ
ルスルフォネートTb(CF3 SO3 3 の代わりにユ
ウロピウム(III)トリフルオロメチルスルフォネートE
u(CF3 SO3 3 を用いて同様の実験操作を行っ
た。こうして得た生成物は、 1H−NMRにて、EG1
Cyに比べて顕著にブロード化したシグナルを与え、し
かも、EG1Cyの各プロトンのケミカルシフトが大き
く移動したことから、目的とするEG1CyのEu3+
体が生成したものと考えた(以下、EG1Cy−Euと
略)。 4.デンドリマーとLn3+からなる錯体の発光特性評価 前記実施例で得られた錯体を乾燥アセトニトリルに溶解
し、各遷移金属陽イオンに特有の主要な発光体波長(T
3+錯体の場合は545nm)で観測した場合の励起ス
ペクトルを測定した。その結果、282nmにデンドロ
ン由来と考えられる発光を認めた。次いで、282nm
の励起光による該アセトニトリル溶液の発光を測定した
ところ、実施例7のTb3+錯体(G1Cy−Tb)と実
施例8のTb3+錯体(EG1Cy−Tb)の場合、とも
に強いTb3+の発光帯が観測され、しかもデンドロンに
由来する310nm付近のブロードな発光帯はほとんど
見られなかったことから、前記の「アンテナ効果」によ
り非常に高い効率でデンドロンからTb3+へのエネルギ
ーの移動が起こったことが判明した。 5.水溶性デンドリマー配位子の合成
【0032】実施例11 実施例4で合成したエステル末端デンドリマーEG3C
yをメタノール/THF/水の混合溶媒系に溶解し、エ
ステル基に対して2倍当量の水酸化カリウムで処理して
エステル基を加水分解した。この溶液を透析により精製
して過剰量の水酸化カリウムを除去し、濃縮して目的と
するエステル末端がカルボキシレート基に加水分解され
た第三世代のデンドリマーを得た(CG3Cyと略)。
この構造は、 1H−NMR(重水)にて、原料デンドリ
マー由来のメトキシ基のシグナルが完全に消失している
ことから確認した。
【0033】
【発明の効果】本発明の環状ポリアミンコアを有するデ
ンドリマーは安定度の高い遷移金属錯体を与え、該錯体
は金属種の選択、例えばランタノイド陽イオンの使用に
より高い蛍光能を発揮する。また、デンドリマー末端の
修飾により錯体に水溶性をも付与できるので、例えば、
水系での蛍光分析試薬の原料として有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】デンドリマーの世代とフォーカルポイントを示
す模式図である。
【図2】サイクレン系第1世代デンドリマーの構造を示
す略図である。
【図3】サイクレン系第3世代デンドリマーの構造を示
す略図である。
【図4】1,4,7−トリアザシクロノナン系第3世代
デンドリマーの構造を示す略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加和 学 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内 Fターム(参考) 4H048 AA01 AB20 AB92 VA20 VA70 VB10 4J005 AA25 BB04 BD05

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芳香環を含有する繰り返し単位を有する
    デンドロンが、そのフォーカルポイントで環状ポリアミ
    ン残基と結合してなる環状ポリアミンコアを有するデン
    ドリマー。
  2. 【請求項2】 デンドロンがポリベンジルエーテル構造
    を有するものである請求項1に記載の環状ポリアミンコ
    アを有するデンドリマー。
  3. 【請求項3】 ポリベンジルエーテル構造が、下記一般
    式(1)で表される3,5−ジオキシベンジル基を繰り
    返し単位とするものである請求項2に記載の環状ポリア
    ミンコアを有するデンドリマー。 【化1】
  4. 【請求項4】 デンドロンの非フォーカルポイント末端
    にエステル基を有する請求項1〜3のいずれかに記載の
    環状ポリアミンコアを有するデンドリマー。
  5. 【請求項5】 デンドロンの非フォーカルポイント末端
    にカルボキシレート基を有する請求項1〜3のいずれか
    に記載の環状ポリアミンコアを有するデンドリマー。
  6. 【請求項6】 環状ポリアミン残基が3個または4個の
    窒素原子を含有するものである請求項1〜5のいずれか
    に記載の環状ポリアミンコアを有するデンドリマー。
  7. 【請求項7】 環状ポリアミン残基が4個の窒素原子を
    含有するものである請求項6に記載の環状ポリアミンコ
    アを有するデンドリマー。
  8. 【請求項8】 環状ポリアミン残基が1,4,7,10
    −テトラアザシクロドデカン残基である請求項7に記載
    の環状ポリアミンコアを有するデンドリマー。
  9. 【請求項9】 デンドロンが環状ポリアミン残基の窒素
    原子に直接結合している請求項1〜8のいずれかに記載
    の環状ポリアミンコアを有するデンドリマー。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の環状
    ポリアミンコアを有するデンドリマーを配位子とする遷
    移金属錯体。
  11. 【請求項11】 デンドロン残基の吸収帯波長を有する
    励起光により遷移金属が発光する請求項10に記載の遷
    移金属錯体。
  12. 【請求項12】 遷移金属がランタノイドである請求項
    10または11に記載の遷移金属錯体。
  13. 【請求項13】 ランタノイドがテルビウム3価陽イオ
    ン(Tb3+)である請求項12に記載の遷移金属錯体。
  14. 【請求項14】 ランタノイドがユウロピウム3価陽イ
    オン(Eu3+)である請求項12に記載の遷移金属錯
    体。
  15. 【請求項15】 対陰イオンがトリフルオロメタンスル
    ホネート陰イオンである請求項10〜14のいずれかに
    記載の遷移金属錯体。
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