JP2000240444A - 車両の排気管構造 - Google Patents

車両の排気管構造

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JP2000240444A
JP2000240444A JP11039146A JP3914699A JP2000240444A JP 2000240444 A JP2000240444 A JP 2000240444A JP 11039146 A JP11039146 A JP 11039146A JP 3914699 A JP3914699 A JP 3914699A JP 2000240444 A JP2000240444 A JP 2000240444A
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JP
Japan
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exhaust pipe
downstream exhaust
branch
exhaust pipes
downstream
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JP11039146A
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English (en)
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Takahisa Miyabe
貴寿 宮部
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気装置の分岐部の構造を改良して重量の軽
減を図る。 【解決手段】 分岐部20は、上流排気管21の出口部
22に、左右2本の下流排気管30L,30Rの入口部
31L,31Rを差込み、詳しくは上流排気管21の軸
線23に、下流排気管30L,30Rの軸線32L,3
2Rが平行になるようにして差込み、溶接部35で結合
したところの極く単純な形状のものである。左右の下流
排気管30L,30Rを結合部材40で束ねる。 【効果】 2個の下流排気管を結合部材で連結したの
で、消音器が振動した際の力が分岐部や溶接部に作用し
なくなり、下流排気管自身は薄肉化並びに小径化が可能
となり、分岐部の軽量化が達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の排気管構造の
改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の分岐形排気管構造の原理図
であり、エンジン101から延ばした1本の排気管10
2を分岐部103にて2本の下流排気管104L,10
4R(Lは左、Rは右を示す。以下同様。)に分岐し、
これらの下流排気管104L,104Rの端部に各々消
音器105L,105Rを取付けた分岐形排気管構造を
示す。106は触媒装置である。
【0003】図8は従来の分岐部の分解斜視図であり、
代表的な分岐部103は、Y字形の上部継手プレート1
07と下部継手プレート108を合せて溶接するととも
に、継手プレート107,108を適宜排気管102,
104L,104Rに溶接する構造のものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記分岐部103は、
消音器105L,105R(図7参照)が振動する際に
溶接部が剥がれないように丈夫にしなければならず、具
体的には上部・下部継手プレート107,108の板厚
を厚くし、前後の排気管102,104L,104Rの
肉厚を大きくするなどの処置を講じている。プレートの
板厚や管の肉厚が大きくなると溶接での溶着金属を増加
させなければならない。この結果、溶接工数が嵩むと共
に全体的に重くなり製造コストの増加を招くことにな
る。そこで、本発明の目的は分岐部の構造を改良して重
量の軽減を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、1本の上流排気管を、分岐部を介して2
本の下流排気管に分岐し、これらの下流排気管の端部に
各々消音器を取付けた車両の排気管構造において、前記
分岐部は、上流排気管の出口部の軸線に下流排気管の入
口部の軸線を平行に保ち、左右2本の下流排気管の入口
部を束ねるために下流排気管同士を結合部材で繋ぎ、こ
の様な下流排気管の入口部を前記上流排気管の出口部に
差込む構造にしたことを特徴とする。
【0006】上流排気管の軸線に左右2本の下流排気管
の軸線を平行にしたので、排気ガスは方向を殆ど変える
ことなく分流する。また、左右2本の下流排気管を結合
部材で連結したので、消音器が振動した際の力が分岐部
や溶接部に作用しなくなり、下流排気管自身は薄肉化並
びに小径化が可能となり、分岐部の軽量化が達成でき
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る排気装置を装着した車
両の側面図であり、車両としてのオープンカー10は車
体11の前後に前輪12及び後輪13を備え、一般の乗
用車と同様に床下に排気装置15を備え、車体11の後
部下部から排気ガスを排出する構造のものである。排気
装置15の全体的構成は従来の技術の項で説明したので
省略する。
【0008】図2は本発明に係る排気装置の分岐部の平
面図であり、分岐部20は、上流排気管21の出口部2
2に、左右2本の下流排気管30L,30Rの入口部3
1L,31Rを差込み、詳しくは上流排気管21の軸線
23に、下流排気管30L,30Rの軸線32L,32
Rが平行になるようにして差込み、溶接部35で結合し
たところの極く単純な形状のものである。
【0009】なお、36は隅肉溶接ビードであり、左右
の入口部30L,30Rの先端をずらし、そこのコーナ
に図表裏方向に溶接したものであり、このビード36は
左右の入口部30L,30Rを結合する作用と、左右の
入口部30L,30R間の隙間を塞ぐ作用とを発揮す
る。また、40は左右の下流排気管30L,30Rを束
ねる結合部材としてのブリッジ材であり、詳細は後述す
る。
【0010】図から明らかなように矢印の如く上流排
気管21を流れる排気ガスは、矢印,の様に分岐す
るが、これらの矢印,の方向は矢印の向きと同じ
であるから、分流は円滑となり、いわゆる分流損失はご
く小さなものになる。
【0011】図3は本発明に係る排気装置の分岐部の側
面図であり、上流排気管21の後端部は、詳しくは円筒
部25とレジューサ部26と出口部22とからなり、こ
の出口部22に下流排気管30L,30Rの入口部を差
込んだものであることを示す。加えて、上下一対のブリ
ッジ材40,40で2本の下流排気管30L,30Rを
束ねる構造を採用した。なお、ブリッジ材40は折曲げ
成形によるフランジ41を備えており、剛性に富む。
【0012】図4は図3の4−4線断面図であり、右の
入口部31Rは、U断面部33をI断面部34で閉じて
なる非円断面形状体である。なお、U断面部33は詳細
には半径rの半円部33aに、上下2個の直線部33
b,33bを連続させたものである。この様な非円断面
形状体は、丸管を塑性加工することで容易に製造するこ
とができる。又は、押出し加工にてビレットから直接製
造することも可能である。従って、下流配管部の入口部
31Rの製造方法は任意である。左の入口部31Lも同
様に、U断面部33をI断面部34で閉じてなる非円断
面形状体である。
【0013】上流排気管の出口部22は、重ねあわせた
下流排気管の入口部31L,31Rを差込むことのでき
るように、2個の半円部を2個の平行な直線部で繋いで
長円形状にしたものである。
【0014】図5は図3の5−5線断面図であり、重ね
あわせた下流排気管の入口部31L,31Rに上のブリ
ッジ部材40を渡し、ビード42で右の入口部31Rに
固定し、ビード43で左の入口部31Lに固定する。下
のブリッジ部材40も同様である。これで、左右の入口
部31L,31Rを強固に束ねることができたことにな
る。なお、ビード42,43間に無溶接部44を設け
る。これは、左右の入口部31L,31Rを直接接合す
るセンタービード45(図2も参照)との干渉を避ける
ためである。加えて無溶接部44の分だけ溶接長さが短
くなるので溶接工数の削減が可能となる。
【0015】図6(a)〜(d)は本発明の分岐部の製
造方法を説明する図である。なお、ここで述べる製造方
法は1例を示すもので、順序を変更することは差支えな
い。 (a):予め非円断面にした下流排気管30L,30R
の入口部31L,31RのI断面部34,34同士を重
ねる(矢印)。 (b):溶接にて下流排気管の入口部31L,31R同
士を接合する。45はセンタービード、46は溶接棒又
は溶接電極である。そして、ブリッジ材40,40をセ
ットする(矢印,)。
【0016】(c):ブリッジ材40,40を下流排気
管30L,30Rに溶接する。42,43はビードであ
る。そして、予め長円形状に成形しておいた上流排気管
21の出口部22に差込む(矢印)。 (d):そして、上流排気管21と下流排気管30L,
30Rを溶接部35で結合する。ここで、ブリッジ材4
0,40はフランジ41,41を備えているので、引張
りのみならず捩り剛性も高く、下流排気管30L,30
Rが上下、左右にずれることを効果的に抑える作用を発
揮する。
【0017】すなわち、ブリッジ材40,40で左右の
下流排気管30L,30Rを一体化したため、排気系が
振動しても、下流排気管30L,30Rが分離する心配
はない。ブリッジ材40,40が無ければ下流排気管3
0L,30Rの剛性を高めるために肉厚を高める若しく
は径を増加するなどの処置を講じなければならないが、
ブリッジ材40,40を採用したことによりその必要は
なく、下流排気管30L,30Rの薄肉化並びに小径化
が可能となった。
【0018】なお、ブリッジ材40,40を前記(b)
で取付けるのではなく、(d)の後に取付けてもよい。
従って、図6は組立方法の一例を示すものであって、要
は図2の構成が完成するのであれば、組立順序や加工方
法を格別に限定するものではない。
【0019】尚、結合部材40,40は左右の下流排気
管30L,30Rを連結することのできる部材であれば
形状は任意であり、例えば、ホースバンド、ベルト、リ
ング、単純な帯板やバーであってもよく、ブリッジ材に
限定するものではない。又、下流排気管の入口部の形状
は、本実施例のU断面部+I断面部の外、半円断面部+
I断面部、矩形断面であってもよく、この様な下流排気
管を左右2本並べて結合部材で束ねたものを上流排気管
の入口部へ差込めばよく、下流排気管の入口部の断面形
状は任意である。ただし、本実施例のU断面部+I断面
部であれば、上流排気管の入口部は横長の長円にするこ
とができ、車両の地上高を稼ぐ上で好都合である。
【0020】更に、本実施例では下流排気管の入口部の
開口面積の和と、上流排気管の出口部の開口面積を合致
させたが、上流排気管の出口部に2本の下流排気管の入
口部を差込めればよく、そのために上流排気管の出口部
を若干大きくしてそこへ下流排気管を差込み、隙間を別
の部材で塞ぐようにしてもよい。要は、上流排気管の出
口部の軸線に、左右2本の下流排気管の入口部の軸線を
平行に配置すればよいから、上流排気管の出口部と下流
排気管の入口部との断面形状は変更可能である。ただ
し、本実施例の様に下流排気管の入口部の開口面積の和
と、上流排気管の出口部の開口面積を合致させれば、封
止のための別部材が不要になるから、部品点数の削減並
びに製造費用の低減とが図れる。
【0021】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1によれば、上流排気管の軸線に左右2本
の下流排気管の軸線を平行にしたので、排気ガスは方向
を殆ど変えることなく分流させることができ、いわゆる
分流損失を低減することができ、排気ガスを極めて円滑
に流すことができる。加えて、左右2本の下流排気管を
結合部材で連結したので、消音器が振動した際の力が分
岐部や溶接部に作用しなくなり、下流排気管自身は薄肉
化並びに小径化が可能となり、分岐部の軽量化が達成で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る排気装置を装着した車両の側面図
【図2】本発明に係る排気装置の分岐部の平面図
【図3】本発明に係る排気装置の分岐部の側面図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】図3の5−5線断面図
【図6】本発明の分岐部の製造方法を説明する図
【図7】従来の分岐形排気管構造の原理図
【図8】従来の分岐部の分解斜視図
【符号の説明】 10…車両(オープンカー)、15…排気装置、20…
分岐部、21…上流排気管、22…出口部、23…出口
部の軸線、30L,30R…下流排気管、31L,31
R…入口部、32L,32R…入口部の軸線、33…U
断面部、34…I断面部、35…溶接部、40…結合部
材(ブリッジ材)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本の上流排気管を、分岐部を介して2
    本の下流排気管に分岐し、これらの下流排気管の端部に
    各々消音器を取付けた車両の排気管構造において、前記
    分岐部は、上流排気管の出口部の軸線に下流排気管の入
    口部の軸線を平行に保ち、左右2本の下流排気管の入口
    部を束ねるために下流排気管同士を結合部材で繋ぎ、こ
    の様な下流排気管の入口部を前記上流排気管の出口部に
    差込む構造にしたことを特徴とする車両の排気管構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT4965U3 (de) * 2001-04-30 2002-06-25 Sinus Fahrzeugkomponenten Enwi Sammelrohr-anordnung für auspuffanlagen von brennkraftmaschinen
JP2021148001A (ja) * 2020-03-16 2021-09-27 フタバ産業株式会社 接合体の製造方法

Cited By (3)

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