JP2000240692A - 作業車の変速操作構造 - Google Patents
作業車の変速操作構造Info
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- JP2000240692A JP2000240692A JP11046444A JP4644499A JP2000240692A JP 2000240692 A JP2000240692 A JP 2000240692A JP 11046444 A JP11046444 A JP 11046444A JP 4644499 A JP4644499 A JP 4644499A JP 2000240692 A JP2000240692 A JP 2000240692A
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- hydraulic clutch
- speed
- valve mechanism
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 油圧クラッチの入り操作に要する操作時間の
短縮化を図りながら、クラッチミート時でのスプールの
吸着に起因したショックの発生を抑制する。 【解決手段】 油圧クラッチ9が、ギヤ式変速装置Gを
変速するアクチュエータAの作動開始に基づいて切り作
動し、アクチュエータAの作動終了に基づいて入り作動
するように、弁機構VをアクチュエータAの作動に連動
させ、油圧クラッチ9の入り作動開始から設定時間tの
間は弁開度を大きくし、設定時間t経過後は油圧クラッ
チ9を徐々に昇圧させるべく、弁機構Vの開度を制御す
る制御手段Cを設け、制御手段Cが、設定時間tの経過
直後に弁機構Vに供給する開弁操作用の電流値aを、一
旦、油圧クラッチ9の適切なクラッチミート圧が得られ
る目標開度に弁機構Vの開度を調節するための電流値b
よりも低い値に変更するように構成した。
短縮化を図りながら、クラッチミート時でのスプールの
吸着に起因したショックの発生を抑制する。 【解決手段】 油圧クラッチ9が、ギヤ式変速装置Gを
変速するアクチュエータAの作動開始に基づいて切り作
動し、アクチュエータAの作動終了に基づいて入り作動
するように、弁機構VをアクチュエータAの作動に連動
させ、油圧クラッチ9の入り作動開始から設定時間tの
間は弁開度を大きくし、設定時間t経過後は油圧クラッ
チ9を徐々に昇圧させるべく、弁機構Vの開度を制御す
る制御手段Cを設け、制御手段Cが、設定時間tの経過
直後に弁機構Vに供給する開弁操作用の電流値aを、一
旦、油圧クラッチ9の適切なクラッチミート圧が得られ
る目標開度に弁機構Vの開度を調節するための電流値b
よりも低い値に変更するように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクチュエータの
作動で変速操作されるギヤ式変速装置と、該ギヤ式変速
装置に対して直列に接続される多板式の油圧クラッチ
と、該油圧クラッチの作動状態を切り換える弁機構と、
該弁機構の作動を制御する制御手段とを備え、前記アク
チュエータの作動開始に基づいて前記油圧クラッチが減
圧による切り作動を開始し、かつ、前記アクチュエータ
の作動終了に基づいて前記油圧クラッチが昇圧による入
り作動を開始するように、前記弁機構を前記アクチュエ
ータの作動に連動させるとともに、前記油圧クラッチの
入り作動開始から設定時間の間は弁開度を大きくし、か
つ、前記設定時間経過後は前記油圧クラッチを徐々に昇
圧させるべく、前記制御手段が前記弁機構の開度を制御
するように構成した作業車の変速操作構造に関する。
作動で変速操作されるギヤ式変速装置と、該ギヤ式変速
装置に対して直列に接続される多板式の油圧クラッチ
と、該油圧クラッチの作動状態を切り換える弁機構と、
該弁機構の作動を制御する制御手段とを備え、前記アク
チュエータの作動開始に基づいて前記油圧クラッチが減
圧による切り作動を開始し、かつ、前記アクチュエータ
の作動終了に基づいて前記油圧クラッチが昇圧による入
り作動を開始するように、前記弁機構を前記アクチュエ
ータの作動に連動させるとともに、前記油圧クラッチの
入り作動開始から設定時間の間は弁開度を大きくし、か
つ、前記設定時間経過後は前記油圧クラッチを徐々に昇
圧させるべく、前記制御手段が前記弁機構の開度を制御
するように構成した作業車の変速操作構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような作業車の変速操作構造にお
いては、ギヤ式変速装置を変速操作するアクチュエータ
の作動に連動して弁機構が油圧クラッチの作動状態を切
り換えることから、変速操作の際に伝動を一時的に遮断
するクラッチ操作を人為的に行う手間を無くすことがで
き、又、油圧クラッチの入り作動開始から設定時間の間
は制御手段が弁機構の開度を大きくすることから、油圧
クラッチの入り作動開始から弁機構の開度を徐々に大き
くする場合に比較して、油圧クラッチの入り操作に要す
る操作時間を短縮でき、更に、設定時間の経過後は油圧
クラッチを徐々に昇圧させるように制御手段が弁機構の
開度を制御することから、クラッチミート時におけるシ
ョックの発生を抑制できるようになっている。
いては、ギヤ式変速装置を変速操作するアクチュエータ
の作動に連動して弁機構が油圧クラッチの作動状態を切
り換えることから、変速操作の際に伝動を一時的に遮断
するクラッチ操作を人為的に行う手間を無くすことがで
き、又、油圧クラッチの入り作動開始から設定時間の間
は制御手段が弁機構の開度を大きくすることから、油圧
クラッチの入り作動開始から弁機構の開度を徐々に大き
くする場合に比較して、油圧クラッチの入り操作に要す
る操作時間を短縮でき、更に、設定時間の経過後は油圧
クラッチを徐々に昇圧させるように制御手段が弁機構の
開度を制御することから、クラッチミート時におけるシ
ョックの発生を抑制できるようになっている。
【0003】従来、このような作業車の変速操作構造に
おいて、制御手段は、例えば特開昭64‐21254号
公報で開示されているように、弁開度を大きくする設定
時間経過直後の弁機構に供給する開弁操作用の電流値
を、油圧クラッチの適切なクラッチミート圧が得られる
目標開度に弁機構の開度を調節するための電流値に変更
し、その後、その電流値を徐々に上昇させるように構成
されていた。
おいて、制御手段は、例えば特開昭64‐21254号
公報で開示されているように、弁開度を大きくする設定
時間経過直後の弁機構に供給する開弁操作用の電流値
を、油圧クラッチの適切なクラッチミート圧が得られる
目標開度に弁機構の開度を調節するための電流値に変更
し、その後、その電流値を徐々に上昇させるように構成
されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような作業車の変速操作構造においては、弁機構の開度
を大きくする設定時間の間に、油の粘着で弁機構のスプ
ールが弁壁に吸着する現象が生じるようになることか
ら、上記従来技術のように、設定時間経過直後に弁機構
に供給する開弁操作用の電流値を、油圧クラッチの適切
なクラッチミート圧が得られる目標開度に弁機構の開度
を調節するための電流値に変更すると、設定時間経過直
後に弁機構の開度を大きい開度から前記目標開度に絞り
操作する際に、弁壁へのスプールの吸着によって弁機構
の絞り操作に遅れが生じるようになり、それによって、
弁機構の開度を大きい開度から前記目標開度に絞り操作
する途中の油圧クラッチへの作動油供給量の多い段階で
油圧クラッチがクラッチミートしてショックを発生させ
るようになっていた。
ような作業車の変速操作構造においては、弁機構の開度
を大きくする設定時間の間に、油の粘着で弁機構のスプ
ールが弁壁に吸着する現象が生じるようになることか
ら、上記従来技術のように、設定時間経過直後に弁機構
に供給する開弁操作用の電流値を、油圧クラッチの適切
なクラッチミート圧が得られる目標開度に弁機構の開度
を調節するための電流値に変更すると、設定時間経過直
後に弁機構の開度を大きい開度から前記目標開度に絞り
操作する際に、弁壁へのスプールの吸着によって弁機構
の絞り操作に遅れが生じるようになり、それによって、
弁機構の開度を大きい開度から前記目標開度に絞り操作
する途中の油圧クラッチへの作動油供給量の多い段階で
油圧クラッチがクラッチミートしてショックを発生させ
るようになっていた。
【0005】ちなみに、弁壁へのスプールの吸着によっ
て設定時間経過直後の弁機構の絞り操作に遅れが生じる
ことを考慮して、設定時間を短くすることでクラッチミ
ート時におけるスプールの吸着に起因したショックの発
生を回避することも考えられるが、この場合には、クラ
ッチミートのかなり前の段階から弁機構の絞り操作が開
始されるようになることから、油圧クラッチの入り操作
に要する操作時間が長くなる不都合が生じるようにな
る。
て設定時間経過直後の弁機構の絞り操作に遅れが生じる
ことを考慮して、設定時間を短くすることでクラッチミ
ート時におけるスプールの吸着に起因したショックの発
生を回避することも考えられるが、この場合には、クラ
ッチミートのかなり前の段階から弁機構の絞り操作が開
始されるようになることから、油圧クラッチの入り操作
に要する操作時間が長くなる不都合が生じるようにな
る。
【0006】本発明の目的は、油圧クラッチの入り操作
に要する操作時間の短縮化を図りながら、クラッチミー
ト時におけるスプールの吸着に起因したショックの発生
を抑制できるようにすることにある。
に要する操作時間の短縮化を図りながら、クラッチミー
ト時におけるスプールの吸着に起因したショックの発生
を抑制できるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうちの請求項1記載の発明では、アクチュ
エータの作動で変速操作されるギヤ式変速装置と、該ギ
ヤ式変速装置に対して直列に接続される多板式の油圧ク
ラッチと、該油圧クラッチの作動状態を切り換える弁機
構と、該弁機構の作動を制御する制御手段とを備え、前
記アクチュエータの作動開始に基づいて前記油圧クラッ
チが減圧による切り作動を開始し、かつ、前記アクチュ
エータの作動終了に基づいて前記油圧クラッチが昇圧に
よる入り作動を開始するように、前記弁機構を前記アク
チュエータの作動に連動させるとともに、前記油圧クラ
ッチの入り作動開始から設定時間の間は弁開度を大きく
し、かつ、前記設定時間経過後は前記油圧クラッチを徐
々に昇圧させるべく、前記制御手段が前記弁機構の開度
を制御するように構成した作業車の変速操作構造におい
て、前記制御手段が、前記設定時間の経過直後に前記弁
機構に供給する開弁操作用の電流値を、一旦、前記油圧
クラッチの適切なクラッチミート圧が得られる目標開度
に前記弁機構の開度を調節するための電流値よりも低い
値に変更するように構成した。
め、本発明のうちの請求項1記載の発明では、アクチュ
エータの作動で変速操作されるギヤ式変速装置と、該ギ
ヤ式変速装置に対して直列に接続される多板式の油圧ク
ラッチと、該油圧クラッチの作動状態を切り換える弁機
構と、該弁機構の作動を制御する制御手段とを備え、前
記アクチュエータの作動開始に基づいて前記油圧クラッ
チが減圧による切り作動を開始し、かつ、前記アクチュ
エータの作動終了に基づいて前記油圧クラッチが昇圧に
よる入り作動を開始するように、前記弁機構を前記アク
チュエータの作動に連動させるとともに、前記油圧クラ
ッチの入り作動開始から設定時間の間は弁開度を大きく
し、かつ、前記設定時間経過後は前記油圧クラッチを徐
々に昇圧させるべく、前記制御手段が前記弁機構の開度
を制御するように構成した作業車の変速操作構造におい
て、前記制御手段が、前記設定時間の経過直後に前記弁
機構に供給する開弁操作用の電流値を、一旦、前記油圧
クラッチの適切なクラッチミート圧が得られる目標開度
に前記弁機構の開度を調節するための電流値よりも低い
値に変更するように構成した。
【0008】〔作用〕上記請求項1記載の発明による
と、制御手段は、設定時間の経過直後に弁機構に供給す
る開弁操作用の電流値を、一旦、油圧クラッチの適切な
クラッチミート圧が得られる目標開度に弁機構の開度を
調節するための電流値よりも低い値に変更し、その後、
その電流値を徐々に上昇させるようになる。
と、制御手段は、設定時間の経過直後に弁機構に供給す
る開弁操作用の電流値を、一旦、油圧クラッチの適切な
クラッチミート圧が得られる目標開度に弁機構の開度を
調節するための電流値よりも低い値に変更し、その後、
その電流値を徐々に上昇させるようになる。
【0009】つまり、設定時間経過直後に弁機構に供給
する開弁操作用の電流値を、一旦、油圧クラッチの適切
なクラッチミート圧が得られる目標開度に弁機構の開度
を調節するための電流値よりも低い値にする分、設定時
間経過直後に弁機構を絞り操作する際の操作力を大きく
することができて、弁機構の開度を大きくする設定時間
の間に発生する油の粘着に起因した弁壁へのスプールの
吸着に抗する力を得られるようになり、その分、設定時
間経過直後の弁機構の絞り操作を迅速に行えるようにな
る。
する開弁操作用の電流値を、一旦、油圧クラッチの適切
なクラッチミート圧が得られる目標開度に弁機構の開度
を調節するための電流値よりも低い値にする分、設定時
間経過直後に弁機構を絞り操作する際の操作力を大きく
することができて、弁機構の開度を大きくする設定時間
の間に発生する油の粘着に起因した弁壁へのスプールの
吸着に抗する力を得られるようになり、その分、設定時
間経過直後の弁機構の絞り操作を迅速に行えるようにな
る。
【0010】その結果、設定時間の経過直後に弁機構を
絞り操作する際に、油の粘着に起因した弁壁へのスプー
ルの吸着によって弁機構の絞り操作が遅れることを抑制
でき、それによって、弁機構の開度を大きい開度から前
記目標開度に絞り操作する途中の油圧クラッチへの作動
油供給量の多い段階で油圧クラッチがクラッチミートす
ることを防止できるようになることから、クラッチミー
ト時におけるスプールの吸着に起因したショックの発生
を抑制できるようになる。
絞り操作する際に、油の粘着に起因した弁壁へのスプー
ルの吸着によって弁機構の絞り操作が遅れることを抑制
でき、それによって、弁機構の開度を大きい開度から前
記目標開度に絞り操作する途中の油圧クラッチへの作動
油供給量の多い段階で油圧クラッチがクラッチミートす
ることを防止できるようになることから、クラッチミー
ト時におけるスプールの吸着に起因したショックの発生
を抑制できるようになる。
【0011】又、弁壁へのスプールの吸着による弁機構
の絞り操作の遅れを抑制することから、弁機構の開度を
大きくする設定時間を短くする必要がないので、油圧ク
ラッチの入り操作に要する操作時間が長くなることもな
い。
の絞り操作の遅れを抑制することから、弁機構の開度を
大きくする設定時間を短くする必要がないので、油圧ク
ラッチの入り操作に要する操作時間が長くなることもな
い。
【0012】〔効果〕従って、設定時間の経過直後に弁
機構に供給する開弁操作用の電流値を、油圧クラッチの
適切なクラッチミート圧が得られる目標開度に弁機構の
開度を調節するための電流値よりも低い値に変更する、
という簡単な改良を施すことによって、油圧クラッチの
入り操作に要する操作時間の短縮化を図りながら、クラ
ッチミート時におけるスプールの吸着に起因したショッ
クの発生を抑制できるようになった。
機構に供給する開弁操作用の電流値を、油圧クラッチの
適切なクラッチミート圧が得られる目標開度に弁機構の
開度を調節するための電流値よりも低い値に変更する、
という簡単な改良を施すことによって、油圧クラッチの
入り操作に要する操作時間の短縮化を図りながら、クラ
ッチミート時におけるスプールの吸着に起因したショッ
クの発生を抑制できるようになった。
【0013】本発明のうちの請求項2記載の発明では、
上記請求項1記載の発明において、前記制御手段が、前
記設定時間の経過直後に前記弁機構に供給する開弁操作
用の電流値を一旦零にするように構成した。
上記請求項1記載の発明において、前記制御手段が、前
記設定時間の経過直後に前記弁機構に供給する開弁操作
用の電流値を一旦零にするように構成した。
【0014】〔作用〕上記請求項2記載の発明による
と、制御手段は、設定時間の経過直後に弁機構に供給す
る開弁操作用の電流値を一旦零にし、その後、その電流
値を徐々に上昇させるようになる。
と、制御手段は、設定時間の経過直後に弁機構に供給す
る開弁操作用の電流値を一旦零にし、その後、その電流
値を徐々に上昇させるようになる。
【0015】つまり、設定時間経過直後に弁機構に供給
する開弁操作用の電流値を一旦零にすることによって、
設定時間経過直後に弁機構を絞り操作する際の操作力を
最大限に大きくすることができ、それによって、油の粘
着に起因した弁壁へのスプールの吸着に抗する力を充分
に得られるようになることから、設定時間経過直後の弁
機構の絞り操作をより迅速に行えるようになる。
する開弁操作用の電流値を一旦零にすることによって、
設定時間経過直後に弁機構を絞り操作する際の操作力を
最大限に大きくすることができ、それによって、油の粘
着に起因した弁壁へのスプールの吸着に抗する力を充分
に得られるようになることから、設定時間経過直後の弁
機構の絞り操作をより迅速に行えるようになる。
【0016】その結果、設定時間の経過直後に弁機構を
絞り操作する際に、油の粘着に起因した弁壁へのスプー
ルの吸着によって弁機構の絞り操作が遅れることをより
効果的に抑制でき、それによって、弁機構の開度を小さ
くして油圧クラッチへの作動油供給量を少なくした段階
で油圧クラッチをクラッチミートさせることができるよ
うになることから、クラッチミート時におけるスプール
の吸着に起因したショックの発生をより確実に防止でき
るようになる。
絞り操作する際に、油の粘着に起因した弁壁へのスプー
ルの吸着によって弁機構の絞り操作が遅れることをより
効果的に抑制でき、それによって、弁機構の開度を小さ
くして油圧クラッチへの作動油供給量を少なくした段階
で油圧クラッチをクラッチミートさせることができるよ
うになることから、クラッチミート時におけるスプール
の吸着に起因したショックの発生をより確実に防止でき
るようになる。
【0017】〔効果〕従って、油圧クラッチの入り操作
に要する操作時間の短縮化を図りながら、クラッチミー
ト時におけるスプールの吸着に起因したショックの発生
をより確実に防止できるようになった。
に要する操作時間の短縮化を図りながら、クラッチミー
ト時におけるスプールの吸着に起因したショックの発生
をより確実に防止できるようになった。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0019】図1には、作業車の一例である農用トラク
タの全体側面が示されており、このトラクタは、左右一
対の前輪1と後輪2、前部に搭載されたエンジン3、ペ
ダル操作式の主クラッチ4、後部フレーム兼用のミッシ
ョンケース5、前輪操向用のステアリングホイール6、
及び、運転座席7、などを備えて構成されている。
タの全体側面が示されており、このトラクタは、左右一
対の前輪1と後輪2、前部に搭載されたエンジン3、ペ
ダル操作式の主クラッチ4、後部フレーム兼用のミッシ
ョンケース5、前輪操向用のステアリングホイール6、
及び、運転座席7、などを備えて構成されている。
【0020】図2に示すように、ミッションケース5に
は、主クラッチ4を介して伝達されるエンジン3からの
動力を4段に変速する主変速装置8、主変速装置8から
の動力を断続させる多板式の油圧クラッチ9、油圧クラ
ッチ9を介して伝達される主変速装置8からの動力を前
進動力として正転伝達する状態と後進動力として逆転伝
達する状態とに切り換える前後進切換装置10、前後進
切換装置10からの前進動力を2段に変速する補助変速
装置11、前後進切換装置10からの後進動力又は補助
変速装置11からの前進動力を2段に変速する副変速装
置12、副変速装置12からの動力を大きい変速比で減
速可能な超減速装置13、超減速装置13からの動力を
左右の後輪2に伝達する後輪差動装置14、及び、超減
速装置13からの動力を左右の前輪1に増速伝達可能な
前輪変速装置15、などが内装されている。前輪変速装
置15からの動力は、伝動軸16及び前輪差動装置17
を介して左右の前輪1に伝達されるようになっている。
は、主クラッチ4を介して伝達されるエンジン3からの
動力を4段に変速する主変速装置8、主変速装置8から
の動力を断続させる多板式の油圧クラッチ9、油圧クラ
ッチ9を介して伝達される主変速装置8からの動力を前
進動力として正転伝達する状態と後進動力として逆転伝
達する状態とに切り換える前後進切換装置10、前後進
切換装置10からの前進動力を2段に変速する補助変速
装置11、前後進切換装置10からの後進動力又は補助
変速装置11からの前進動力を2段に変速する副変速装
置12、副変速装置12からの動力を大きい変速比で減
速可能な超減速装置13、超減速装置13からの動力を
左右の後輪2に伝達する後輪差動装置14、及び、超減
速装置13からの動力を左右の前輪1に増速伝達可能な
前輪変速装置15、などが内装されている。前輪変速装
置15からの動力は、伝動軸16及び前輪差動装置17
を介して左右の前輪1に伝達されるようになっている。
【0021】主変速装置8は、主クラッチ4の出力軸4
aに連動する入力軸18、入力軸18に一体回転するよ
うに装着された第1駆動ギヤ19と第2駆動ギヤ20と
第3駆動ギヤ21と第4駆動ギヤ22、第1駆動ギヤ1
9に噛合する第1従動ギヤ23、第2駆動ギヤ20に噛
合する第2従動ギヤ24、第3駆動ギヤ21に噛合する
第3従動ギヤ25、第4駆動ギヤ22に噛合する第4従
動ギヤ26、各従動ギヤ23〜26を回転自在に支持す
る出力軸27、出力軸27を第1従動ギヤ23に連動さ
せる第1速位置と出力軸27を第2従動ギヤ24に連動
させる第2速位置と出力軸27を第1従動ギヤ23及び
第2従動ギヤ24に連動させない中立位置とに切り換え
可能なシンクロメッシュ式の第1シフト部材28、及
び、出力軸27を第3従動ギヤ25に連動させる第3速
位置と出力軸27を第4従動ギヤ26に連動させる第4
速位置と出力軸27を第3従動ギヤ25及び第4従動ギ
ヤ26に連動させない中立位置とに切り換え可能なシン
クロメッシュ式の第2シフト部材29、などによって構
成されている。
aに連動する入力軸18、入力軸18に一体回転するよ
うに装着された第1駆動ギヤ19と第2駆動ギヤ20と
第3駆動ギヤ21と第4駆動ギヤ22、第1駆動ギヤ1
9に噛合する第1従動ギヤ23、第2駆動ギヤ20に噛
合する第2従動ギヤ24、第3駆動ギヤ21に噛合する
第3従動ギヤ25、第4駆動ギヤ22に噛合する第4従
動ギヤ26、各従動ギヤ23〜26を回転自在に支持す
る出力軸27、出力軸27を第1従動ギヤ23に連動さ
せる第1速位置と出力軸27を第2従動ギヤ24に連動
させる第2速位置と出力軸27を第1従動ギヤ23及び
第2従動ギヤ24に連動させない中立位置とに切り換え
可能なシンクロメッシュ式の第1シフト部材28、及
び、出力軸27を第3従動ギヤ25に連動させる第3速
位置と出力軸27を第4従動ギヤ26に連動させる第4
速位置と出力軸27を第3従動ギヤ25及び第4従動ギ
ヤ26に連動させない中立位置とに切り換え可能なシン
クロメッシュ式の第2シフト部材29、などによって構
成されている。
【0022】この構成から、主変速装置8は、第1シフ
ト部材28及び第2シフト部材29を中立位置に位置さ
せると、入力軸18の動力を出力軸27に伝達しない中
立状態を現出し、第2シフト部材29を中立位置に位置
させた状態で第1シフト部材28を第1速位置に位置さ
せると、入力軸18の動力を出力軸27に低速で伝達す
る第1伝動状態を現出し、第2シフト部材29を中立位
置に位置させた状態で第1シフト部材28を第2速位置
に位置させると、入力軸18の動力を出力軸27に第1
伝動状態よりも高速で伝達する第2伝動状態を現出し、
第1シフト部材28を中立位置に位置させた状態で第2
シフト部材29を第3速位置に位置させると、入力軸1
8の動力を出力軸27に第2伝動状態よりも高速で伝達
する第3伝動状態を現出し、第1シフト部材28を中立
位置に位置させた状態で第2シフト部材29を第4速位
置に位置させると、入力軸18の動力を出力軸27に第
3伝動状態よりも高速で伝達する第4伝動状態を現出す
るようになっている。
ト部材28及び第2シフト部材29を中立位置に位置さ
せると、入力軸18の動力を出力軸27に伝達しない中
立状態を現出し、第2シフト部材29を中立位置に位置
させた状態で第1シフト部材28を第1速位置に位置さ
せると、入力軸18の動力を出力軸27に低速で伝達す
る第1伝動状態を現出し、第2シフト部材29を中立位
置に位置させた状態で第1シフト部材28を第2速位置
に位置させると、入力軸18の動力を出力軸27に第1
伝動状態よりも高速で伝達する第2伝動状態を現出し、
第1シフト部材28を中立位置に位置させた状態で第2
シフト部材29を第3速位置に位置させると、入力軸1
8の動力を出力軸27に第2伝動状態よりも高速で伝達
する第3伝動状態を現出し、第1シフト部材28を中立
位置に位置させた状態で第2シフト部材29を第4速位
置に位置させると、入力軸18の動力を出力軸27に第
3伝動状態よりも高速で伝達する第4伝動状態を現出す
るようになっている。
【0023】油圧クラッチ9は、作動油が供給されるこ
とによって主変速装置8からの動力を前後進切換装置1
0に伝達する入り状態に切り換えられ、作動油が排出さ
れることによって主変速装置8からの動力を前後進切換
装置10に伝達しない切り状態に切り換えられるように
なっている。
とによって主変速装置8からの動力を前後進切換装置1
0に伝達する入り状態に切り換えられ、作動油が排出さ
れることによって主変速装置8からの動力を前後進切換
装置10に伝達しない切り状態に切り換えられるように
なっている。
【0024】前後進切換装置10は、油圧クラッチ9を
介して主変速装置8の出力軸27と連動する入力軸3
0、入力軸30に回転自在に装着された円筒軸31と駆
動ギヤ32、駆動ギヤ32に逆転ギヤ33を介して噛合
連動する従動ギヤ34、従動ギヤ34と一体回転する出
力軸35、及び、入力軸30に円筒軸31を連動させる
前進位置と入力軸30に駆動ギヤ32を連動させる後進
位置とに切り換え可能なシンクロメッシュ式のシフト部
材36、などによって構成されている。
介して主変速装置8の出力軸27と連動する入力軸3
0、入力軸30に回転自在に装着された円筒軸31と駆
動ギヤ32、駆動ギヤ32に逆転ギヤ33を介して噛合
連動する従動ギヤ34、従動ギヤ34と一体回転する出
力軸35、及び、入力軸30に円筒軸31を連動させる
前進位置と入力軸30に駆動ギヤ32を連動させる後進
位置とに切り換え可能なシンクロメッシュ式のシフト部
材36、などによって構成されている。
【0025】この構成から、前後進切換装置10は、シ
フト部材36を前進位置に位置させると、入力軸30の
動力を円筒軸31に前進動力として伝達する前進伝動状
態を現出し、シフト部材36を後進位置に位置させる
と、入力軸30の動力を出力軸35に後進動力として逆
転伝達する後進伝動状態を現出するようになっている。
フト部材36を前進位置に位置させると、入力軸30の
動力を円筒軸31に前進動力として伝達する前進伝動状
態を現出し、シフト部材36を後進位置に位置させる
と、入力軸30の動力を出力軸35に後進動力として逆
転伝達する後進伝動状態を現出するようになっている。
【0026】補助変速装置11は、前後進切換装置10
の円筒軸31に回転自在に装着された高速駆動ギヤ3
7、前後進切換装置10の入力軸30に回転自在に装着
された低速駆動ギヤ38、高速駆動ギヤ37に噛合する
高速従動ギヤ39、低速駆動ギヤ38に噛合する低速従
動ギヤ40、高速従動ギヤ39及び低速従動ギヤ40と
一体回転する出力軸35、及び、円筒軸31に高速駆動
ギヤ37を連動させる高速位置と円筒軸31に低速駆動
ギヤ38を連動させる低速位置とに切り換え可能なシン
クロメッシュ式のシフト部材41、などによって構成さ
れている。
の円筒軸31に回転自在に装着された高速駆動ギヤ3
7、前後進切換装置10の入力軸30に回転自在に装着
された低速駆動ギヤ38、高速駆動ギヤ37に噛合する
高速従動ギヤ39、低速駆動ギヤ38に噛合する低速従
動ギヤ40、高速従動ギヤ39及び低速従動ギヤ40と
一体回転する出力軸35、及び、円筒軸31に高速駆動
ギヤ37を連動させる高速位置と円筒軸31に低速駆動
ギヤ38を連動させる低速位置とに切り換え可能なシン
クロメッシュ式のシフト部材41、などによって構成さ
れている。
【0027】この構成から、補助変速装置11は、シフ
ト部材41を高速位置に位置させると、前後進切換装置
10の円筒軸31からの動力を出力軸35に高速前進動
力として正転伝達する高速前進伝動状態を現出し、シフ
ト部材41を低速位置に位置させると、前後進切換装置
10の円筒軸31からの動力を出力軸35に低速前進動
力として正転伝達する低速前進伝動状態を現出するよう
になっている。
ト部材41を高速位置に位置させると、前後進切換装置
10の円筒軸31からの動力を出力軸35に高速前進動
力として正転伝達する高速前進伝動状態を現出し、シフ
ト部材41を低速位置に位置させると、前後進切換装置
10の円筒軸31からの動力を出力軸35に低速前進動
力として正転伝達する低速前進伝動状態を現出するよう
になっている。
【0028】副変速装置12は、前後進切換装置10及
び補助変速装置11の共通の出力軸35と連動する入力
軸42、入力軸42に回転自在に装着された低速駆動ギ
ヤ43と高速駆動ギヤ44、低速駆動ギヤ43に噛合す
る低速従動ギヤ45、高速駆動ギヤ44に噛合する高速
従動ギヤ46、低速従動ギヤ45及び高速従動ギヤ46
と一体回転する円筒軸47、及び、入力軸42に低速駆
動ギヤ43を連動させる低速位置と入力軸42に高速駆
動ギヤ44を連動させる高速位置とに切り換え可能なシ
ンクロメッシュ式のシフト部材48、などによって構成
されている。
び補助変速装置11の共通の出力軸35と連動する入力
軸42、入力軸42に回転自在に装着された低速駆動ギ
ヤ43と高速駆動ギヤ44、低速駆動ギヤ43に噛合す
る低速従動ギヤ45、高速駆動ギヤ44に噛合する高速
従動ギヤ46、低速従動ギヤ45及び高速従動ギヤ46
と一体回転する円筒軸47、及び、入力軸42に低速駆
動ギヤ43を連動させる低速位置と入力軸42に高速駆
動ギヤ44を連動させる高速位置とに切り換え可能なシ
ンクロメッシュ式のシフト部材48、などによって構成
されている。
【0029】この構成から、副変速装置12は、シフト
部材48を低速位置に位置させると、入力軸42の動力
を円筒軸47に低速で伝達する低速伝動状態を現出し、
シフト部材48を高速位置に位置させると、入力軸42
の動力を円筒軸47に高速で伝達する高速伝動状態を現
出するようになっている。
部材48を低速位置に位置させると、入力軸42の動力
を円筒軸47に低速で伝達する低速伝動状態を現出し、
シフト部材48を高速位置に位置させると、入力軸42
の動力を円筒軸47に高速で伝達する高速伝動状態を現
出するようになっている。
【0030】超減速装置13は、副変速装置12の円筒
軸47を回転自在に支持する出力軸49、副変速装置1
2の円筒軸47と一体回転する減速駆動ギヤ50、出力
軸49に回転自在に装着された減速従動ギヤ51、減速
駆動ギヤ50に噛合する第1中継ギヤ52、減速従動ギ
ヤ51に噛合する第2中継ギヤ53、第1中継ギヤ52
と第2中継ギヤ53とを一体回転させる中継軸54、及
び、出力軸49を副変速装置12の円筒軸47に連動さ
せる非減速位置と出力軸49を減速従動ギヤ51に連動
させる超減速位置とに切り換え可能なシンクロメッシュ
式のシフト部材55、などによって構成されている。
軸47を回転自在に支持する出力軸49、副変速装置1
2の円筒軸47と一体回転する減速駆動ギヤ50、出力
軸49に回転自在に装着された減速従動ギヤ51、減速
駆動ギヤ50に噛合する第1中継ギヤ52、減速従動ギ
ヤ51に噛合する第2中継ギヤ53、第1中継ギヤ52
と第2中継ギヤ53とを一体回転させる中継軸54、及
び、出力軸49を副変速装置12の円筒軸47に連動さ
せる非減速位置と出力軸49を減速従動ギヤ51に連動
させる超減速位置とに切り換え可能なシンクロメッシュ
式のシフト部材55、などによって構成されている。
【0031】この構成から、超減速装置13は、シフト
部材55を非減速位置に位置させると、副変速装置12
の円筒軸47からの動力を出力軸49に変速せずに伝達
する非減速伝動状態を現出し、シフト部材55を超減速
位置に位置させると、副変速装置12の円筒軸47から
の動力を出力軸49に大きく減速して伝達する超減速伝
動状態を現出するようになっている。
部材55を非減速位置に位置させると、副変速装置12
の円筒軸47からの動力を出力軸49に変速せずに伝達
する非減速伝動状態を現出し、シフト部材55を超減速
位置に位置させると、副変速装置12の円筒軸47から
の動力を出力軸49に大きく減速して伝達する超減速伝
動状態を現出するようになっている。
【0032】後輪差動装置14は、超減速装置13の出
力軸49に連動するように構成されており、その出力軸
49からの動力を左右の後輪2に伝達するようになって
いる。
力軸49に連動するように構成されており、その出力軸
49からの動力を左右の後輪2に伝達するようになって
いる。
【0033】前輪変速装置15は、超減速装置13の出
力軸49と一体回転する伝動ギヤ56に中継ギヤ57を
介して噛合連動する入力ギヤ58、入力ギヤ58と一体
回転する等速駆動ギヤ59、入力ギヤ58と入力軸60
を介して一体回転する増速駆動ギヤ61、等速駆動ギヤ
59に噛合する等速従動ギヤ62、増速駆動ギヤ61に
噛合する増速従動ギヤ63、等速従動ギヤ62と増速従
動ギヤ63とを回転自在に支持する出力軸64、増速従
動ギヤ63と出力軸64との間に介装された多板式の摩
擦クラッチ65、及び、出力軸64を等速従動ギヤ62
に連動させる等速位置と摩擦クラッチ65を入り操作し
て出力軸64を増速従動ギヤ63に連動させる前輪増速
位置と出力軸64を等速従動ギヤ62及び増速従動ギヤ
63に連動させない中立位置とに切り換え可能なシフト
部材66、などによって構成されている。等速駆動ギヤ
59と等速従動ギヤ62のギヤレシオは、前輪1の周速
度を後輪2の周速度と略同一する値に設定されている。
増速駆動ギヤ61と増速従動ギヤ63のギヤレシオは、
前輪1の周速度を後輪2の周速度よりも速くする値に設
定されている。
力軸49と一体回転する伝動ギヤ56に中継ギヤ57を
介して噛合連動する入力ギヤ58、入力ギヤ58と一体
回転する等速駆動ギヤ59、入力ギヤ58と入力軸60
を介して一体回転する増速駆動ギヤ61、等速駆動ギヤ
59に噛合する等速従動ギヤ62、増速駆動ギヤ61に
噛合する増速従動ギヤ63、等速従動ギヤ62と増速従
動ギヤ63とを回転自在に支持する出力軸64、増速従
動ギヤ63と出力軸64との間に介装された多板式の摩
擦クラッチ65、及び、出力軸64を等速従動ギヤ62
に連動させる等速位置と摩擦クラッチ65を入り操作し
て出力軸64を増速従動ギヤ63に連動させる前輪増速
位置と出力軸64を等速従動ギヤ62及び増速従動ギヤ
63に連動させない中立位置とに切り換え可能なシフト
部材66、などによって構成されている。等速駆動ギヤ
59と等速従動ギヤ62のギヤレシオは、前輪1の周速
度を後輪2の周速度と略同一する値に設定されている。
増速駆動ギヤ61と増速従動ギヤ63のギヤレシオは、
前輪1の周速度を後輪2の周速度よりも速くする値に設
定されている。
【0034】この構成から、前輪変速装置15は、シフ
ト部材66を等速位置に位置させると、入力ギヤ58の
動力を出力軸64に前輪1の周速度が後輪2の周速度と
略同一となるように伝達する標準4輪駆動状態を現出
し、シフト部材66を前輪増速位置に位置させると、入
力ギヤ58の動力を出力軸64に前輪1の周速度が後輪
2の周速度よりも速くなるように伝達する前輪増速4輪
駆動状態を現出し、シフト部材66を中立位置に位置さ
せると、入力ギヤ58の動力を出力軸64に伝達しない
後輪2輪駆動状態を現出するようになっている。
ト部材66を等速位置に位置させると、入力ギヤ58の
動力を出力軸64に前輪1の周速度が後輪2の周速度と
略同一となるように伝達する標準4輪駆動状態を現出
し、シフト部材66を前輪増速位置に位置させると、入
力ギヤ58の動力を出力軸64に前輪1の周速度が後輪
2の周速度よりも速くなるように伝達する前輪増速4輪
駆動状態を現出し、シフト部材66を中立位置に位置さ
せると、入力ギヤ58の動力を出力軸64に伝達しない
後輪2輪駆動状態を現出するようになっている。
【0035】図2及び図3に示すように、主変速装置8
の第1シフト部材28は3位置切り換え式の第1油圧シ
リンダ67の作動で、主変速装置8の第2シフト部材2
9は3位置切り換え式の第2油圧シリンダ68の作動
で、前後進切換装置10のシフト部材36は2位置切り
換え式の第1切換レバー69の操作で、補助変速装置1
1のシフト部材41は2位置切り換え式の第3油圧シリ
ンダ70の作動で、副変速装置12のシフト部材48は
2位置切り換え式の第4油圧シリンダ71の作動で、超
減速装置13のシフト部材55は2位置切り換え式の第
2切換レバー72の操作で、前輪変速装置15のシフト
部材66は3位置切り換え式の第5油圧シリンダ73の
作動で切り換え操作されるようになっている。
の第1シフト部材28は3位置切り換え式の第1油圧シ
リンダ67の作動で、主変速装置8の第2シフト部材2
9は3位置切り換え式の第2油圧シリンダ68の作動
で、前後進切換装置10のシフト部材36は2位置切り
換え式の第1切換レバー69の操作で、補助変速装置1
1のシフト部材41は2位置切り換え式の第3油圧シリ
ンダ70の作動で、副変速装置12のシフト部材48は
2位置切り換え式の第4油圧シリンダ71の作動で、超
減速装置13のシフト部材55は2位置切り換え式の第
2切換レバー72の操作で、前輪変速装置15のシフト
部材66は3位置切り換え式の第5油圧シリンダ73の
作動で切り換え操作されるようになっている。
【0036】つまり、主変速装置8、補助変速装置1
1、及び、副変速装置12は、アクチュエータAの一例
である第1〜4油圧シリンダ67,68,70,71の
作動で変速操作されるギヤ式変速装置Gである。
1、及び、副変速装置12は、アクチュエータAの一例
である第1〜4油圧シリンダ67,68,70,71の
作動で変速操作されるギヤ式変速装置Gである。
【0037】図3に示すように、第1油圧シリンダ67
は、2位置切り換え式の第1電磁切換弁74と第2電磁
切換弁75の作動で、第2油圧シリンダ68は、2位置
切り換え式の第3電磁切換弁76と第4電磁切換弁77
の作動で、第3油圧シリンダ70は、2位置切り換え式
の第5電磁切換弁78の作動で、第4油圧シリンダ71
は、2位置切り換え式の第6電磁切換弁79の作動で、
エンジン3からの動力で駆動される油圧ポンプ80から
圧送される作動油の流動状態が切り換えられることによ
って作動状態が切り換わるようになっている。各電磁切
換弁74〜79の作動は、マイクロコンピュータを備え
た制御装置81によって制御されるようになっている。
制御装置81は、ポテンショメータからなるレバーセン
サ82により検出される変速レバー83の操作位置に基
づいて、第1〜4電磁切換弁74〜77及び第6電磁切
換弁79の作動を制御し、切換スイッチ84の操作に基
づいて第5電磁切換弁78の作動を制御するように構成
されている。
は、2位置切り換え式の第1電磁切換弁74と第2電磁
切換弁75の作動で、第2油圧シリンダ68は、2位置
切り換え式の第3電磁切換弁76と第4電磁切換弁77
の作動で、第3油圧シリンダ70は、2位置切り換え式
の第5電磁切換弁78の作動で、第4油圧シリンダ71
は、2位置切り換え式の第6電磁切換弁79の作動で、
エンジン3からの動力で駆動される油圧ポンプ80から
圧送される作動油の流動状態が切り換えられることによ
って作動状態が切り換わるようになっている。各電磁切
換弁74〜79の作動は、マイクロコンピュータを備え
た制御装置81によって制御されるようになっている。
制御装置81は、ポテンショメータからなるレバーセン
サ82により検出される変速レバー83の操作位置に基
づいて、第1〜4電磁切換弁74〜77及び第6電磁切
換弁79の作動を制御し、切換スイッチ84の操作に基
づいて第5電磁切換弁78の作動を制御するように構成
されている。
【0038】変速レバー83の操作位置に基づく制御装
置81の制御作動について詳述すると、制御装置81
は、変速レバー83が駐車位置又は中立位置にある場合
には、第1〜4電磁切換弁74〜77を作動油供給状態
にすることにより、主変速装置8の第1シフト部材28
及び第2シフト部材29が中立位置に位置するように第
1油圧シリンダ67及び第2油圧シリンダ68を作動さ
せて、中立状態を現出するのである。
置81の制御作動について詳述すると、制御装置81
は、変速レバー83が駐車位置又は中立位置にある場合
には、第1〜4電磁切換弁74〜77を作動油供給状態
にすることにより、主変速装置8の第1シフト部材28
及び第2シフト部材29が中立位置に位置するように第
1油圧シリンダ67及び第2油圧シリンダ68を作動さ
せて、中立状態を現出するのである。
【0039】変速レバー83が第1速位置にある場合に
は、第1電磁切換弁74と第6電磁切換弁79とを作動
油排出状態にし、かつ、第2〜4電磁切換弁75〜77
を作動油供給状態にすることにより、主変速装置8の第
1シフト部材28が第1速位置に位置するように第1油
圧シリンダ67を作動させ、主変速装置8の第2シフト
部材29が中立位置に位置するように第2油圧シリンダ
68を作動させ、副変速装置12のシフト部材48が低
速位置に位置するように第4油圧シリンダ71を作動さ
せて、第1速状態を現出するのである。
は、第1電磁切換弁74と第6電磁切換弁79とを作動
油排出状態にし、かつ、第2〜4電磁切換弁75〜77
を作動油供給状態にすることにより、主変速装置8の第
1シフト部材28が第1速位置に位置するように第1油
圧シリンダ67を作動させ、主変速装置8の第2シフト
部材29が中立位置に位置するように第2油圧シリンダ
68を作動させ、副変速装置12のシフト部材48が低
速位置に位置するように第4油圧シリンダ71を作動さ
せて、第1速状態を現出するのである。
【0040】変速レバー83が第2速位置にある場合に
は、第2電磁切換弁75と第6電磁切換弁79とを作動
油排出状態にし、かつ、第1電磁切換弁74と第3電磁
切換弁76と第4電磁切換弁77とを作動油供給状態に
することにより、主変速装置8の第1シフト部材28が
第2速位置に位置するように第1油圧シリンダ67を作
動させ、主変速装置8の第2シフト部材29が中立位置
に位置するように第2油圧シリンダ68を作動させ、副
変速装置12のシフト部材48が低速位置に位置するよ
うに第4油圧シリンダ71を作動させて、第2速状態を
現出するのである。
は、第2電磁切換弁75と第6電磁切換弁79とを作動
油排出状態にし、かつ、第1電磁切換弁74と第3電磁
切換弁76と第4電磁切換弁77とを作動油供給状態に
することにより、主変速装置8の第1シフト部材28が
第2速位置に位置するように第1油圧シリンダ67を作
動させ、主変速装置8の第2シフト部材29が中立位置
に位置するように第2油圧シリンダ68を作動させ、副
変速装置12のシフト部材48が低速位置に位置するよ
うに第4油圧シリンダ71を作動させて、第2速状態を
現出するのである。
【0041】変速レバー83が第3速位置にある場合に
は、第3電磁切換弁76と第6電磁切換弁79とを作動
油排出状態にし、かつ、第1電磁切換弁74と第2電磁
切換弁75と第4電磁切換弁77とを作動油供給状態に
することにより、主変速装置8の第1シフト部材28が
中立位置に位置するように第1油圧シリンダ67を作動
させ、主変速装置8の第2シフト部材29が第3速位置
に位置するように第2油圧シリンダ68を作動させ、副
変速装置12のシフト部材48が低速位置に位置するよ
うに第4油圧シリンダ71を作動させて、第3速状態を
現出するのである。
は、第3電磁切換弁76と第6電磁切換弁79とを作動
油排出状態にし、かつ、第1電磁切換弁74と第2電磁
切換弁75と第4電磁切換弁77とを作動油供給状態に
することにより、主変速装置8の第1シフト部材28が
中立位置に位置するように第1油圧シリンダ67を作動
させ、主変速装置8の第2シフト部材29が第3速位置
に位置するように第2油圧シリンダ68を作動させ、副
変速装置12のシフト部材48が低速位置に位置するよ
うに第4油圧シリンダ71を作動させて、第3速状態を
現出するのである。
【0042】変速レバー83が第4速位置にある場合に
は、第4電磁切換弁77と第6電磁切換弁79とを作動
油排出状態にし、かつ、第1〜3電磁切換弁74〜76
を作動油供給状態にすることにより、主変速装置8の第
1シフト部材28が中立位置に位置するように第1油圧
シリンダ67を作動させ、主変速装置8の第2シフト部
材29が第4速位置に位置するように第2油圧シリンダ
68を作動させ、副変速装置12のシフト部材48が低
速位置に位置するように第4油圧シリンダ71を作動さ
せて、第4速状態を現出するのである。
は、第4電磁切換弁77と第6電磁切換弁79とを作動
油排出状態にし、かつ、第1〜3電磁切換弁74〜76
を作動油供給状態にすることにより、主変速装置8の第
1シフト部材28が中立位置に位置するように第1油圧
シリンダ67を作動させ、主変速装置8の第2シフト部
材29が第4速位置に位置するように第2油圧シリンダ
68を作動させ、副変速装置12のシフト部材48が低
速位置に位置するように第4油圧シリンダ71を作動さ
せて、第4速状態を現出するのである。
【0043】変速レバー83が第5速位置にある場合に
は、第1電磁切換弁74を作動油排出状態にし、かつ、
第2〜4電磁切換弁75〜77と第6電磁切換弁79と
を作動油供給状態にすることにより、主変速装置8の第
1シフト部材28が第1速位置に位置するように第1油
圧シリンダ67を作動させ、主変速装置8の第2シフト
部材29が中立位置に位置するように第2油圧シリンダ
68を作動させ、副変速装置12のシフト部材48が高
速位置に位置するように第4油圧シリンダ71を作動さ
せて、第5速状態を現出するのである。
は、第1電磁切換弁74を作動油排出状態にし、かつ、
第2〜4電磁切換弁75〜77と第6電磁切換弁79と
を作動油供給状態にすることにより、主変速装置8の第
1シフト部材28が第1速位置に位置するように第1油
圧シリンダ67を作動させ、主変速装置8の第2シフト
部材29が中立位置に位置するように第2油圧シリンダ
68を作動させ、副変速装置12のシフト部材48が高
速位置に位置するように第4油圧シリンダ71を作動さ
せて、第5速状態を現出するのである。
【0044】変速レバー83が第6速位置にある場合に
は、第2電磁切換弁75を作動油排出状態にし、かつ、
第1電磁切換弁74と第3電磁切換弁76と第4電磁切
換弁77と第6電磁切換弁79とを作動油供給状態にす
ることにより、主変速装置8の第1シフト部材28が第
2速位置に位置するように第1油圧シリンダ67を作動
させ、主変速装置8の第2シフト部材29が中立位置に
位置するように第2油圧シリンダ68を作動させ、副変
速装置12のシフト部材48が高速位置に位置するよう
に第4油圧シリンダ71を作動させて、第6速状態を現
出するのである。
は、第2電磁切換弁75を作動油排出状態にし、かつ、
第1電磁切換弁74と第3電磁切換弁76と第4電磁切
換弁77と第6電磁切換弁79とを作動油供給状態にす
ることにより、主変速装置8の第1シフト部材28が第
2速位置に位置するように第1油圧シリンダ67を作動
させ、主変速装置8の第2シフト部材29が中立位置に
位置するように第2油圧シリンダ68を作動させ、副変
速装置12のシフト部材48が高速位置に位置するよう
に第4油圧シリンダ71を作動させて、第6速状態を現
出するのである。
【0045】変速レバー83が第7速位置にある場合に
は、第3電磁切換弁76を作動油排出状態にし、かつ、
第1電磁切換弁74と第2電磁切換弁75と第4電磁切
換弁77と第6電磁切換弁79とを作動油供給状態にす
ることにより、主変速装置8の第1シフト部材28が中
立位置に位置するように第1油圧シリンダ67を作動さ
せ、主変速装置8の第2シフト部材29が第3速位置に
位置するように第2油圧シリンダ68を作動させ、副変
速装置12のシフト部材48が高速位置に位置するよう
に第4油圧シリンダ71を作動させて、第7速状態を現
出するのである。
は、第3電磁切換弁76を作動油排出状態にし、かつ、
第1電磁切換弁74と第2電磁切換弁75と第4電磁切
換弁77と第6電磁切換弁79とを作動油供給状態にす
ることにより、主変速装置8の第1シフト部材28が中
立位置に位置するように第1油圧シリンダ67を作動さ
せ、主変速装置8の第2シフト部材29が第3速位置に
位置するように第2油圧シリンダ68を作動させ、副変
速装置12のシフト部材48が高速位置に位置するよう
に第4油圧シリンダ71を作動させて、第7速状態を現
出するのである。
【0046】変速レバー83が第8速位置にある場合に
は、第4電磁切換弁77を作動油排出状態にし、かつ、
第1〜3電磁切換弁74〜76と第6電磁切換弁79と
を作動油供給状態にすることにより、主変速装置8の第
1シフト部材28が中立位置に位置するように第1油圧
シリンダ67を作動させ、主変速装置8の第2シフト部
材29が第4速位置に位置するように第2油圧シリンダ
68を作動させ、副変速装置12のシフト部材48が高
速位置に位置するように第4油圧シリンダ71を作動さ
せて、第8速状態を現出するのである。
は、第4電磁切換弁77を作動油排出状態にし、かつ、
第1〜3電磁切換弁74〜76と第6電磁切換弁79と
を作動油供給状態にすることにより、主変速装置8の第
1シフト部材28が中立位置に位置するように第1油圧
シリンダ67を作動させ、主変速装置8の第2シフト部
材29が第4速位置に位置するように第2油圧シリンダ
68を作動させ、副変速装置12のシフト部材48が高
速位置に位置するように第4油圧シリンダ71を作動さ
せて、第8速状態を現出するのである。
【0047】つまり、変速レバー83の操作位置に基づ
いて、制御装置81が、第1〜4電磁切換弁74〜77
及び第6電磁切換弁79の作動を制御して、主変速装置
8を変速操作する第1油圧シリンダ67と第2油圧シリ
ンダ68、並びに、副変速装置12を変速操作する第4
油圧シリンダ71の作動状態を切り換えることによっ
て、前後進のそれぞれにおいて8段の変速操作を行える
ようになっている。
いて、制御装置81が、第1〜4電磁切換弁74〜77
及び第6電磁切換弁79の作動を制御して、主変速装置
8を変速操作する第1油圧シリンダ67と第2油圧シリ
ンダ68、並びに、副変速装置12を変速操作する第4
油圧シリンダ71の作動状態を切り換えることによっ
て、前後進のそれぞれにおいて8段の変速操作を行える
ようになっている。
【0048】切換スイッチ84の操作に基づく制御装置
81の制御作動について詳述すると、制御装置81は、
補助変速装置11が高速前進伝動状態にある場合に切換
スイッチ84が操作されると、第5電磁切換弁78を作
動油排出状態にすることにより、補助変速装置11のシ
フト部材41が低速位置に位置するように第3油圧シリ
ンダ70を作動させて、低速前進伝動状態を現出し、逆
に、補助変速装置11が低速前進伝動状態にある場合に
切換スイッチ84が操作されると、第5電磁切換弁78
を作動油供給状態にすることにより、補助変速装置11
のシフト部材41が高速位置に位置するように第3油圧
シリンダ70を作動させて、高速前進伝動状態を現出す
るのである。
81の制御作動について詳述すると、制御装置81は、
補助変速装置11が高速前進伝動状態にある場合に切換
スイッチ84が操作されると、第5電磁切換弁78を作
動油排出状態にすることにより、補助変速装置11のシ
フト部材41が低速位置に位置するように第3油圧シリ
ンダ70を作動させて、低速前進伝動状態を現出し、逆
に、補助変速装置11が低速前進伝動状態にある場合に
切換スイッチ84が操作されると、第5電磁切換弁78
を作動油供給状態にすることにより、補助変速装置11
のシフト部材41が高速位置に位置するように第3油圧
シリンダ70を作動させて、高速前進伝動状態を現出す
るのである。
【0049】尚、補助変速装置11におけるギヤレシオ
の比は、主変速装置8及び副変速装置12による8段変
速構造における各ギヤレシオの比の半分程度の値に設定
されている。つまり、補助変速装置11を変速作動させ
ることによって、主変速装置8及び副変速装置12の変
速作動による主変速の約半段分の補助変速を行えるよう
になっている。
の比は、主変速装置8及び副変速装置12による8段変
速構造における各ギヤレシオの比の半分程度の値に設定
されている。つまり、補助変速装置11を変速作動させ
ることによって、主変速装置8及び副変速装置12の変
速作動による主変速の約半段分の補助変速を行えるよう
になっている。
【0050】第1〜4油圧シリンダ67,68,70,
71に対する油圧回路には、主変速装置8、副変速装置
12、及び、補助変速装置11の変速作動、並びに、前
後進切換装置10の切り換え作動に連動して油圧クラッ
チ9の作動状態を切り換える弁機構Vが備えられてい
る。弁機構Vは、第1〜4油圧シリンダ67,68,7
0,71の作動開始、又は、第1切換レバー69の操作
開始に基づいて作動油排出状態に切り換わることによっ
て、油圧クラッチ9の減圧による切り作動を開始させ、
かつ、第1〜4油圧シリンダ67,68,70,71の
作動終了、又は、第1切換レバー69の操作完了に基づ
いて作動油供給状態に切り換わることによって、油圧ク
ラッチ9の昇圧による入り作動を開始させる切換弁85
と、制御装置81により、図4に示すように、油圧クラ
ッチ9の入り作動開始から設定時間tの間は大きい開度
に開度調節され、かつ、設定時間tの経過後は油圧クラ
ッチ9を徐々に昇圧させる開度に開度調節される電磁比
例弁86とを、切換弁85に対して電磁比例弁86が油
路上手側に位置する状態に直列に接続することによって
構成されている。つまり、制御装置81は、弁機構Vの
作動を制御する制御手段Cとしても機能するように構成
されている。
71に対する油圧回路には、主変速装置8、副変速装置
12、及び、補助変速装置11の変速作動、並びに、前
後進切換装置10の切り換え作動に連動して油圧クラッ
チ9の作動状態を切り換える弁機構Vが備えられてい
る。弁機構Vは、第1〜4油圧シリンダ67,68,7
0,71の作動開始、又は、第1切換レバー69の操作
開始に基づいて作動油排出状態に切り換わることによっ
て、油圧クラッチ9の減圧による切り作動を開始させ、
かつ、第1〜4油圧シリンダ67,68,70,71の
作動終了、又は、第1切換レバー69の操作完了に基づ
いて作動油供給状態に切り換わることによって、油圧ク
ラッチ9の昇圧による入り作動を開始させる切換弁85
と、制御装置81により、図4に示すように、油圧クラ
ッチ9の入り作動開始から設定時間tの間は大きい開度
に開度調節され、かつ、設定時間tの経過後は油圧クラ
ッチ9を徐々に昇圧させる開度に開度調節される電磁比
例弁86とを、切換弁85に対して電磁比例弁86が油
路上手側に位置する状態に直列に接続することによって
構成されている。つまり、制御装置81は、弁機構Vの
作動を制御する制御手段Cとしても機能するように構成
されている。
【0051】切換弁85は、主変速装置8の第1シフト
部材28を第1速位置又は第2速位置に位置させた第1
油圧シリンダ67の作動停止時に閉弁されるように第1
油圧シリンダ67に連係された第1開閉弁87、主変速
装置8の第2シフト部材29を第3速位置又は第4速位
置に位置させた第2油圧シリンダ68の作動停止時に閉
弁されるように第2油圧シリンダ68に連係された第2
開閉弁88、補助変速装置11のシフト部材41を低速
位置又は高速位置に位置させた第3油圧シリンダ70の
作動停止時に閉弁されるように第3油圧シリンダ70に
連係された第3開閉弁89、副変速装置12のシフト部
材48を低速位置又は高速位置に位置させた第4油圧シ
リンダ71の作動停止時に閉弁されるように第4油圧シ
リンダ71に連係された第4開閉弁90、及び、前後進
切換装置10のシフト部材36を前進位置又は後進位置
に位置させた第1切換レバー69の操作完了時に閉弁さ
れるように第1切換レバー69に連係された第5開閉弁
91、の作動に基づいて、パイロット圧が所定圧よりも
減少すると作動油排出状態に切り換わり、逆に、パイロ
ット圧が所定圧以上に上昇すると作動油供給状態に切り
換わるように構成されている。
部材28を第1速位置又は第2速位置に位置させた第1
油圧シリンダ67の作動停止時に閉弁されるように第1
油圧シリンダ67に連係された第1開閉弁87、主変速
装置8の第2シフト部材29を第3速位置又は第4速位
置に位置させた第2油圧シリンダ68の作動停止時に閉
弁されるように第2油圧シリンダ68に連係された第2
開閉弁88、補助変速装置11のシフト部材41を低速
位置又は高速位置に位置させた第3油圧シリンダ70の
作動停止時に閉弁されるように第3油圧シリンダ70に
連係された第3開閉弁89、副変速装置12のシフト部
材48を低速位置又は高速位置に位置させた第4油圧シ
リンダ71の作動停止時に閉弁されるように第4油圧シ
リンダ71に連係された第4開閉弁90、及び、前後進
切換装置10のシフト部材36を前進位置又は後進位置
に位置させた第1切換レバー69の操作完了時に閉弁さ
れるように第1切換レバー69に連係された第5開閉弁
91、の作動に基づいて、パイロット圧が所定圧よりも
減少すると作動油排出状態に切り換わり、逆に、パイロ
ット圧が所定圧以上に上昇すると作動油供給状態に切り
換わるように構成されている。
【0052】第1〜5開閉弁87〜91は、第1開閉弁
87に対して、第2開閉弁88が直列に、又、第3〜5
開閉弁89〜91が並列に接続されており、第1開閉弁
87と第2開閉弁88の双方、又は、第3〜5開閉弁8
9〜91のいずれかが開弁されると、作動油を排出して
切換弁85に対するパイロット圧を減少させ、逆に、第
1開閉弁87及び第2開閉弁88のいずれかと、第3〜
5開閉弁89〜91の全てが閉弁されると、作動油の排
出を停止して切換弁85に対するパイロット圧を上昇さ
せるようになっている。
87に対して、第2開閉弁88が直列に、又、第3〜5
開閉弁89〜91が並列に接続されており、第1開閉弁
87と第2開閉弁88の双方、又は、第3〜5開閉弁8
9〜91のいずれかが開弁されると、作動油を排出して
切換弁85に対するパイロット圧を減少させ、逆に、第
1開閉弁87及び第2開閉弁88のいずれかと、第3〜
5開閉弁89〜91の全てが閉弁されると、作動油の排
出を停止して切換弁85に対するパイロット圧を上昇さ
せるようになっている。
【0053】以上の構成から、変速レバー83による主
変速装置8及び副変速装置12の変速操作の際には、第
1油圧シリンダ67、第2油圧シリンダ68、又は、第
4油圧シリンダ71の作動開始に基づいて油圧クラッチ
9を自動的に切り作動させることができるとともに、第
1油圧シリンダ67、第2油圧シリンダ68、又は、第
4油圧シリンダ71の作動終了に基づいて油圧クラッチ
9を自動的に入り作動させることができ、又、第1切換
レバー69による前後進切換装置10の切り換え操作の
際には、第1切換レバー69の操作開始に基づいて油圧
クラッチ9を自動的に切り作動させることができるとと
もに、第1切換レバー69の操作完了に基づいて油圧ク
ラッチ9を自動的に入り作動させることができ、更に、
切換スイッチ84による補助変速装置11の変速操作の
際には、第3油圧シリンダ70の作動開始に基づいて油
圧クラッチ9を自動的に切り作動させることができると
ともに、第3油圧シリンダ70の作動終了に基づいて油
圧クラッチ9を自動的に入り作動させることができるよ
うになっている。
変速装置8及び副変速装置12の変速操作の際には、第
1油圧シリンダ67、第2油圧シリンダ68、又は、第
4油圧シリンダ71の作動開始に基づいて油圧クラッチ
9を自動的に切り作動させることができるとともに、第
1油圧シリンダ67、第2油圧シリンダ68、又は、第
4油圧シリンダ71の作動終了に基づいて油圧クラッチ
9を自動的に入り作動させることができ、又、第1切換
レバー69による前後進切換装置10の切り換え操作の
際には、第1切換レバー69の操作開始に基づいて油圧
クラッチ9を自動的に切り作動させることができるとと
もに、第1切換レバー69の操作完了に基づいて油圧ク
ラッチ9を自動的に入り作動させることができ、更に、
切換スイッチ84による補助変速装置11の変速操作の
際には、第3油圧シリンダ70の作動開始に基づいて油
圧クラッチ9を自動的に切り作動させることができると
ともに、第3油圧シリンダ70の作動終了に基づいて油
圧クラッチ9を自動的に入り作動させることができるよ
うになっている。
【0054】要するに、主変速装置8、補助変速装置1
1、及び、副変速装置12の変速操作、並びに、前後進
切換装置10の切り換え操作の際に油圧クラッチ9の操
作を人為的に行う手間を省くことができるようになって
いる。
1、及び、副変速装置12の変速操作、並びに、前後進
切換装置10の切り換え操作の際に油圧クラッチ9の操
作を人為的に行う手間を省くことができるようになって
いる。
【0055】又、前述のように、制御装置81が、油圧
クラッチ9の入り作動開始から設定時間tの間は電磁比
例弁86の開度を大きい開度に調節することによって、
油圧クラッチ9の入り作動開始から電磁比例弁86の開
度を徐々に大きくする場合に比較して油圧クラッチ9の
入り操作に要する操作時間を短縮できる上に、設定時間
tの経過後は電磁比例弁86の開度を油圧クラッチ9を
徐々に昇圧させる開度に調節することから、クラッチミ
ート時におけるショックの発生を抑制できるようになっ
ている。尚、制御装置81は、切換弁85の作動状態を
切り換えるパイロット圧の所定圧への到達を検出する圧
力スイッチ92の作動に基づいて、第1〜4油圧シリン
ダ67,68,70,71の作動による変速操作の開始
に基づく油圧クラッチ9の切り作動の開始、及び、第1
〜4油圧シリンダ67,68,70,71の作動による
変速操作の終了に基づく油圧クラッチ9の入り作動の開
始を検知し、又、内蔵されたタイマTで設定時間tを計
時するようになっている。
クラッチ9の入り作動開始から設定時間tの間は電磁比
例弁86の開度を大きい開度に調節することによって、
油圧クラッチ9の入り作動開始から電磁比例弁86の開
度を徐々に大きくする場合に比較して油圧クラッチ9の
入り操作に要する操作時間を短縮できる上に、設定時間
tの経過後は電磁比例弁86の開度を油圧クラッチ9を
徐々に昇圧させる開度に調節することから、クラッチミ
ート時におけるショックの発生を抑制できるようになっ
ている。尚、制御装置81は、切換弁85の作動状態を
切り換えるパイロット圧の所定圧への到達を検出する圧
力スイッチ92の作動に基づいて、第1〜4油圧シリン
ダ67,68,70,71の作動による変速操作の開始
に基づく油圧クラッチ9の切り作動の開始、及び、第1
〜4油圧シリンダ67,68,70,71の作動による
変速操作の終了に基づく油圧クラッチ9の入り作動の開
始を検知し、又、内蔵されたタイマTで設定時間tを計
時するようになっている。
【0056】図4に示すように、制御装置81は、設定
時間tの経過直後に電磁比例弁86を絞り操作する際に
は、電磁比例弁86に供給する開弁操作用の電流値a
を、一旦、油圧クラッチ9の適切なクラッチミート圧が
得られる目標開度に電磁比例弁86の開度を調節するた
めの電流値bよりも低い零とし、その後、その電流値a
を徐々に上昇させるように構成されている。
時間tの経過直後に電磁比例弁86を絞り操作する際に
は、電磁比例弁86に供給する開弁操作用の電流値a
を、一旦、油圧クラッチ9の適切なクラッチミート圧が
得られる目標開度に電磁比例弁86の開度を調節するた
めの電流値bよりも低い零とし、その後、その電流値a
を徐々に上昇させるように構成されている。
【0057】つまり、設定時間tの経過直後に電磁比例
弁86に供給する開弁操作用の電流値aを一旦零にする
ことによって、設定時間tの経過直後に電磁比例弁86
を絞り操作する際の操作力を最大限に大きくして、電磁
比例弁86の開度を大きくする設定時間tの間に生じ
る、油の粘着に起因した電磁比例弁86におけるスプー
ルの弁壁への吸着、に抗する力を充分に得られるように
するのであり、これによって、設定時間tの経過直後の
電磁比例弁86の絞り操作を迅速に行わせることができ
て、油圧クラッチ9の適切なクラッチミート圧が得られ
る目標開度まで電磁比例弁86を絞り操作した段階で油
圧クラッチ9をクラッチミートさせることができるよう
になる。その結果、油の粘着で電磁比例弁86のスプー
ルが弁壁に吸着することに起因して、設定時間t経過直
後における電磁比例弁86の絞り操作が遅れることによ
り、電磁比例弁86を大きい開度から目標開度に絞り操
作する途中の油圧クラッチ9への作動油供給量が多い段
階で油圧クラッチ9がクラッチミートしてショックが発
生する、といった不都合を回避できるようになってい
る。
弁86に供給する開弁操作用の電流値aを一旦零にする
ことによって、設定時間tの経過直後に電磁比例弁86
を絞り操作する際の操作力を最大限に大きくして、電磁
比例弁86の開度を大きくする設定時間tの間に生じ
る、油の粘着に起因した電磁比例弁86におけるスプー
ルの弁壁への吸着、に抗する力を充分に得られるように
するのであり、これによって、設定時間tの経過直後の
電磁比例弁86の絞り操作を迅速に行わせることができ
て、油圧クラッチ9の適切なクラッチミート圧が得られ
る目標開度まで電磁比例弁86を絞り操作した段階で油
圧クラッチ9をクラッチミートさせることができるよう
になる。その結果、油の粘着で電磁比例弁86のスプー
ルが弁壁に吸着することに起因して、設定時間t経過直
後における電磁比例弁86の絞り操作が遅れることによ
り、電磁比例弁86を大きい開度から目標開度に絞り操
作する途中の油圧クラッチ9への作動油供給量が多い段
階で油圧クラッチ9がクラッチミートしてショックが発
生する、といった不都合を回避できるようになってい
る。
【0058】ところで、例えば、このトラクタに図外の
耕耘装置を連結した耕耘作業走行中に変速操作を行う
と、その変速操作に伴って油圧クラッチ9が切り作動し
た際に機体が耕耘装置に押されてダッシングする場合が
ある。又、図外のトレーラを牽引する牽引走行中での降
坂時に変速操作を行うと、その変速操作に伴って油圧ク
ラッチ9が切り作動した際に、機体がトレーラに押され
て加速してギヤが入らなくなる場合がある。
耕耘装置を連結した耕耘作業走行中に変速操作を行う
と、その変速操作に伴って油圧クラッチ9が切り作動し
た際に機体が耕耘装置に押されてダッシングする場合が
ある。又、図外のトレーラを牽引する牽引走行中での降
坂時に変速操作を行うと、その変速操作に伴って油圧ク
ラッチ9が切り作動した際に、機体がトレーラに押され
て加速してギヤが入らなくなる場合がある。
【0059】そこで、図5に示すように、このトラクタ
には、後輪2の回転数を検出する回転センサ93が備え
られるとともに、制御装置81が、回転センサ93から
の検出値に基づいて油圧クラッチ9が切り作動した際の
走行速度の変化を監視し、かつ、走行速度が上昇する場
合には、後輪差動装置14から左右の後輪2に亘る伝動
系に介装された油圧操作式の左右のサイドブレーキ94
による制動を開始させ、又、前輪変速装置15が後輪2
輪駆動状態である場合には標準4輪駆動状態に切り換え
ることによって、走行速度を次の変速段に応じた速度に
調節するように構成されており、これによって、機体の
ダッシングやギヤが入らなくなる不都合の発生を防止で
きるようになっている。尚、図5に示す符号95は、左
右の各サイドブレーキ94を操作する油圧シリンダ、符
号96は、各油圧シリンダ95の作動を制御する電磁比
例弁、符号97は、前輪変速装置15を操作する第5油
圧シリンダ73の作動を制御する一対の電磁切換弁であ
る。
には、後輪2の回転数を検出する回転センサ93が備え
られるとともに、制御装置81が、回転センサ93から
の検出値に基づいて油圧クラッチ9が切り作動した際の
走行速度の変化を監視し、かつ、走行速度が上昇する場
合には、後輪差動装置14から左右の後輪2に亘る伝動
系に介装された油圧操作式の左右のサイドブレーキ94
による制動を開始させ、又、前輪変速装置15が後輪2
輪駆動状態である場合には標準4輪駆動状態に切り換え
ることによって、走行速度を次の変速段に応じた速度に
調節するように構成されており、これによって、機体の
ダッシングやギヤが入らなくなる不都合の発生を防止で
きるようになっている。尚、図5に示す符号95は、左
右の各サイドブレーキ94を操作する油圧シリンダ、符
号96は、各油圧シリンダ95の作動を制御する電磁比
例弁、符号97は、前輪変速装置15を操作する第5油
圧シリンダ73の作動を制御する一対の電磁切換弁であ
る。
【0060】〔別実施形態〕以下、本発明の別実施形態
を列記する。 本発明を、農用トラクタ以外の作業車に適用するよ
うにしてもよい。 設定時間tの経過直後に制御手段Cが電磁比例弁8
6に供給する開弁操作用の電流値aとしては、油圧クラ
ッチ9の適切なクラッチミート圧が得られる目標開度に
電磁比例弁86の開度を調節するための電流値bよりも
低い値であれば種々の変更が可能である。
を列記する。 本発明を、農用トラクタ以外の作業車に適用するよ
うにしてもよい。 設定時間tの経過直後に制御手段Cが電磁比例弁8
6に供給する開弁操作用の電流値aとしては、油圧クラ
ッチ9の適切なクラッチミート圧が得られる目標開度に
電磁比例弁86の開度を調節するための電流値bよりも
低い値であれば種々の変更が可能である。
【図1】農用トラクタの全体側面図
【図2】走行変速系の伝動構造を示す概略図
【図3】走行変速系の操作構造を示す油圧制御回路図
【図4】電磁比例弁の開度と開弁操作用の電流値との関
係を示す図
係を示す図
【図5】クラッチ切り状態での速度上昇時の制御作動を
示す油圧制御回路図
示す油圧制御回路図
9 油圧クラッチ A アクチュエータ C 制御手段 G ギヤ式変速装置 V 弁機構 a 電流値 b 電流値 t 設定時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町田 賢 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 服部 彰夫 大阪府南河内郡美原町木材通4丁目15番5 号 クボタ精機株式会社内 Fターム(参考) 3J052 AA01 CA04 LA07 3J057 AA04 BB04 GA66 GC06 GD01 GD30 HH05 JJ01
Claims (2)
- 【請求項1】 アクチュエータの作動で変速操作される
ギヤ式変速装置と、該ギヤ式変速装置に対して直列に接
続される多板式の油圧クラッチと、該油圧クラッチの作
動状態を切り換える弁機構と、該弁機構の作動を制御す
る制御手段とを備え、前記アクチュエータの作動開始に
基づいて前記油圧クラッチが減圧による切り作動を開始
し、かつ、前記アクチュエータの作動終了に基づいて前
記油圧クラッチが昇圧による入り作動を開始するよう
に、前記弁機構を前記アクチュエータの作動に連動させ
るとともに、前記油圧クラッチの入り作動開始から設定
時間の間は弁開度を大きくし、かつ、前記設定時間経過
後は前記油圧クラッチを徐々に昇圧させるべく、前記制
御手段が前記弁機構の開度を制御するように構成した作
業車の変速操作構造であって、前記制御手段が、前記設
定時間の経過直後に前記弁機構に供給する開弁操作用の
電流値を、一旦、前記油圧クラッチの適切なクラッチミ
ート圧が得られる目標開度に前記弁機構の開度を調節す
るための電流値よりも低い値に変更するように構成して
ある作業車の変速操作構造。 - 【請求項2】 前記制御手段が、前記設定時間の経過直
後に前記弁機構に供給する開弁操作用の電流値を一旦零
にするように構成してある請求項1記載の作業車の変速
操作構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11046444A JP2000240692A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 作業車の変速操作構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11046444A JP2000240692A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 作業車の変速操作構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000240692A true JP2000240692A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12747347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11046444A Pending JP2000240692A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 作業車の変速操作構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000240692A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6692409B2 (en) * | 2001-02-28 | 2004-02-17 | Kubota Corporation | Hydraulic change speed system for a working vehicle |
-
1999
- 1999-02-24 JP JP11046444A patent/JP2000240692A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6692409B2 (en) * | 2001-02-28 | 2004-02-17 | Kubota Corporation | Hydraulic change speed system for a working vehicle |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20031216 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20031225 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040223 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040520 |