JP2000241271A - 圧力検出装置 - Google Patents

圧力検出装置

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JP2000241271A
JP2000241271A JP11046071A JP4607199A JP2000241271A JP 2000241271 A JP2000241271 A JP 2000241271A JP 11046071 A JP11046071 A JP 11046071A JP 4607199 A JP4607199 A JP 4607199A JP 2000241271 A JP2000241271 A JP 2000241271A
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pressure sensor
circuit
offset voltage
bridge circuit
resistor
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Shuji Sato
修治 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種特性の調整が容易な圧力検出装置を提供
する。 【解決手段】 圧力センサ10と、この圧力センサ10
へ一定の電流を供給する定電流回路20と、圧力センサ
10の出力電圧を増幅する増幅回路30とから成る。圧
力センサ10に接続された圧力センサ10のオフセット
電圧調整抵抗R23,R23’と定電流回路20側とを
電気的独立に構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体式圧力セン
サを用いた圧力検出装置に関し、各種調整が容易な圧力
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイヤフラム一面上に形成された半導体
抵抗素子からなる複数個のゲージで構成されるホイート
ストンブリッジ回路を有する圧力センサと、圧力に応じ
た圧力センサからの電気信号を増幅する増幅回路と、を
備えた圧力検出装置は、例えば特開平8−35898号
公報で知られている。
【0003】また、充填剤でゲージを埋没させて保護す
る構造の圧力センサが、例えば特開平7−311111
号公報で知られている。
【0004】一般的には、ダイヤフラムの一面に複数個
のゲージで構成したホイートストンブリッジ回路からな
る歪ゲージ部にて圧力センサを構成し、これに電流を供
給する定電流回路と、前記圧力センサからの出力を増幅
する増幅回路とからなる。
【0005】具体的には、図4で一般的な半導体式の圧
力センサ10の構造を示しており、増幅回路等の後述す
る回路部(混成集積回路)を形成した基板1上に半導体
式の歪ゲージ部2を固定し、基板1に形成した電極と歪
ゲージ部2に形成した電極とを金線等のワイヤ3でボン
ディングし、歪ゲージ部2の周囲に枠体4を組み付けた
後、シリコンオイル等の充填剤5を注入して、更にその
上部を覆う蓋体6を枠体4に固定している。
【0006】歪ゲージ部2は、ダイヤフラム2aの起歪
部2bの上面に4個の歪ゲージR1〜R4を半導体成膜
技術により形成してあり、この歪ゲージR1〜R4は、
後述するように起歪部2bが受ける圧力に応じた電気信
号を圧力センサ10が出力するようにホイートストンブ
リッジ回路を構成している。
【0007】図5は、圧力センサ10を含む圧力検出装
置の回路図であり、20は定電流回路、30は増幅回路
である。
【0008】定電流回路20は、電源電圧Eを抵抗R2
1,R22で分圧した後、オペアンプOP21を介して
分圧して圧力センサ10で電流Iを供給し、圧力センサ
10とこれに直列に接続した抵抗R23との中点から電
流をオペアンプOP21へ帰還させることにより、圧力
センサ10へ供給する電流Iを一定値として定電流駆動
を行っている。抵抗R22は、可変可能なオペアンプO
P21の入力電圧調整抵抗である。抵抗R23,R2
3’は、圧力センサ10のブリッジ回路の1つの頂点を
開放して開放端の両方に直列に接続された可変可能な圧
力センサ10のオフセット電圧調整抵抗である。また、
オペアンプOP21の出力と抵抗R23のアース側との
間には、fso(所定の定電流値I0における圧力セン
サ10の出力:full schale output)調整抵抗R24が
接続されており、抵抗R25は、抵抗R23,R23’
とアース間に接続される抵抗である。ここで、R22は
定電流調整用抵抗である。
【0009】また、圧力センサ10の少なくとも一つの
歪ゲージR2には、並列に抵抗R26が接続されてお
り、この抵抗R26は、可変可能な圧力センサ10のオ
フセット温度特性調整抵抗である。なお、抵抗R26
は、図5においては圧力センサ10に内蔵されている
が、実際は、定電流回路20に設けられているものもあ
る。
【0010】増幅回路30は、圧力センサ10の出力側
に接続され、差動増幅器OP31とこのマイナス端子に
接続される帰還抵抗R31とを少なくとも有している。
抵抗R32,R33とで分圧された電源電圧は、抵抗R
34を介してオペアンプOP31のプラス端子に接続さ
れている。一般的には、圧力センサ10の温度変化によ
る影響を抑えるために、差動増幅器OP31の入力側
に、2個のオペアンプOP32,OP33と抵抗R3
5,R36とが接続されて、オペアンプOP32,33
の各プラス端子は圧力センサ10の出力に接続され、各
マイナス端子は抵抗R37で接続されている。そして、
増幅回路30の増幅率調整抵抗R38がオペアンプOP
32のマイナス端子に帰還抵抗として接続されている。
ここで、R33はオフセット電圧調整抵抗、R37は増
幅率調整抵抗である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】斯かる装置において
は、圧力センサ10と定電流回路20と増幅回路30と
を電気的には独立に構成し、夫々個別の調節を行った
後、電気的接続を行い、一つの圧力検出装置としている
が、圧力検出装置としての調節が困難であり、特に圧力
センサ10と増幅回路30との総合的な特性が重要であ
るにもかかわらず、この調整が困難であった。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明は、請求項1に記載のように、ダイヤフラムの
一面に複数個のゲージで構成したホイートストンブリッ
ジ回路にて圧力センサを構成し、これに電流を供給する
定電流回路と、前記圧力センサからの出力を増幅する増
幅回路とからなる圧力検出装置であって、前記ブリッジ
回路の1つの頂点を開放して前記圧力センサのオフセッ
ト電圧調整抵抗を直列に接続し、前記ブリッジ回路及び
前記オフセット電圧調整抵抗の直列回路と並列に前記圧
力センサのfso調整抵抗を接続し、前記オフセット電
圧調整抵抗と前記定電流回路との間には当初は電気的に
断線状態でありながら製造工程における各種調整完了後
は電気的に接続されるジャンパ端子を形成し、このジャ
ンパ端子を挟み製造工程において前記ブリッジ回路を流
れる電流値を測定可能とするターミナルを有するもので
ある。特に、前記オフセット電圧調整抵抗の抵抗値が前
記ブリッジ回路を構成する前記ゲージの各抵抗値よりも
小さくてレーザトリミングにより抵抗値を調整可能な可
変抵抗であり(請求項6)、前記増幅回路が作動増幅回
路にて構成されてその負帰還入力部には接地との間にノ
イズ防止用コンデンサが接続されている(請求項7)。
【0013】また本発明は、請求項2に記載のように、
ダイヤフラムの一面に複数個のゲージで構成したホイー
トストンブリッジ回路にて圧力センサを構成し、これに
電流を供給する定電流回路と、前記圧力センサからの出
力を増幅する増幅回路とからなる圧力検出装置であっ
て、前記ブリッジ回路の1つの頂点を開放して開放端の
一方に前記圧力センサのオフセット電圧調整抵抗を直列
に接続し、前記ブリッジ回路及び前記オフセット電圧調
整抵抗の直列回路と並列に前記圧力センサのfso調整
抵抗を接続するものである。特に、前記オフセット電圧
調整抵抗の抵抗値が前記ブリッジ回路を構成する前記ゲ
ージの各抵抗値よりも小さくてレーザトリミングにより
抵抗値を調整可能な可変抵抗であり(請求項6)、前記
増幅回路が作動増幅回路にて構成されてその負帰還入力
部には接地との間にノイズ防止用コンデンサが接続され
ている(請求項7)。
【0014】また本発明は、請求項3に記載のように、
ダイヤフラムの一面に複数個のゲージで構成したホイー
トストンブリッジ回路にて圧力センサを構成し、これに
電流を供給する定電流回路と、前記圧力センサからの出
力を増幅する増幅回路とからなる圧力検出装置であっ
て、前記ブリッジ回路の1つの頂点を開放して開放端の
一方に前記圧力センサのオフセット電圧調整抵抗を直列
に接続するものである。特に、前記オフセット電圧調整
抵抗の抵抗値が前記ブリッジ回路を構成する前記ゲージ
の各抵抗値よりも小さくてレーザトリミングにより抵抗
値を調整可能な可変抵抗であり(請求項6)、前記増幅
回路が作動増幅回路にて構成されてその負帰還入力部に
は接地との間にノイズ防止用コンデンサが接続されてい
る(請求項7)。
【0015】また本発明は、請求項4に記載のように、
ダイヤフラムの一面に複数個のゲージで構成したホイー
トストンブリッジ回路にて圧力センサを構成し、これに
電流を供給する定電流回路と、前記圧力センサからの出
力を増幅する増幅回路とからなる圧力検出装置であっ
て、前記ブリッジ回路の1つの頂点を開放して開放端の
一方に前記圧力センサのオフセット電圧調整抵抗を直列
に接続し、前記ブリッジ回路及び前記オフセット電圧調
整抵抗の直列回路と並列に前記圧力センサのfso調整
抵抗を接続し、前記オフセット電圧調整抵抗と前記定電
流回路との間には当初は電気的に断線状態でありながら
製造工程における各種調整完了後は電気的に接続される
ジャンパ端子を形成し、このジャンパ端子を挟み製造工
程において前記ブリッジ回路を流れる電流値を測定可能
とするターミナルを有するものである。特に、前記オフ
セット電圧調整抵抗の抵抗値が前記ブリッジ回路を構成
する前記ゲージの各抵抗値よりも小さくてレーザトリミ
ングにより抵抗値を調整可能な可変抵抗であり(請求項
6)、前記増幅回路が作動増幅回路にて構成されてその
負帰還入力部には接地との間にノイズ防止用コンデンサ
が接続されている(請求項7)。
【0016】また本発明は、請求項5に記載のように、
ダイヤフラムの一面に複数個のゲージで構成したホイー
トストンブリッジ回路にて圧力センサを構成し、これに
電流を供給する定電流回路と、前記圧力センサからの出
力を増幅する増幅回路とからなる圧力検出装置であっ
て、前記ブリッジ回路の1つの頂点を開放して開放端の
一方に前記圧力センサのオフセット電圧調整抵抗を直列
に接続し、前記オフセット電圧調整抵抗と前記定電流回
路との間には当初は電気的に断線状態でありながら製造
工程における各種調整完了後は電気的に接続されるジャ
ンパ端子を形成し、このジャンパ端子を挟み製造工程に
おいて前記ブリッジ回路を流れる電流値を測定可能とす
るターミナルを有するものである。特に、前記オフセッ
ト電圧調整抵抗の抵抗値が前記ブリッジ回路を構成する
前記ゲージの各抵抗値よりも小さくてレーザトリミング
により抵抗値を調整可能な可変抵抗であり(請求項
6)、前記増幅回路が作動増幅回路にて構成されてその
負帰還入力部には接地との間にノイズ防止用コンデンサ
が接続されている(請求項7)。
【0017】
【発明の実施の形態】ダイヤフラム2aの一面に複数個
のゲージR1〜R4で構成したホイートストンブリッジ
回路にて圧力センサ10を構成し、これに電流Iを供給
する定電流回路20と、圧力センサ10からの出力を増
幅する増幅回路30とからなる圧力検出装置であって、
前記ブリッジ回路の1つの頂点を開放して圧力センサ1
0のオフセット電圧調整抵抗R23,R23’を直列に
接続し、前記ブリッジ回路及びオフセット電圧調整抵抗
R23,R23’の直列回路と並列に圧力センサ10の
fso調整抵抗R24を接続し、オフセット電圧調整抵
抗R23,R23’と定電流回路20との間には当初は
電気的に断線状態でありながら製造工程における各種調
整完了後は電気的に接続されるジャンパ端子J1を形成
し、このジャンパ端子J1を挟み製造工程において前記
ブリッジ回路を流れる電流値I1を測定可能とするター
ミナルをT1,T2有する。
【0018】これにより、圧力センサ10に流れる電流
I1は、ターミナルT1,T2に電流計を接続すること
により直接測定することができ、1回の測定で実際の値
を知ることができるので、簡単かつ精度良く求められ
る。
【0019】また、ダイヤフラム2aの一面に複数個の
ゲージR1〜R4で構成したホイートストンブリッジ回
路にて圧力センサ10を構成し、これに電流Iを供給す
る定電流回路20と、圧力センサ10からの出力を増幅
する増幅回路30とからなる圧力検出装置であって、前
記ブリッジ回路の1つの頂点を開放して開放端の一方に
圧力センサ10のオフセット電圧調整抵抗R23(R2
3’)を直列に接続し、前記ブリッジ回路及びオフセッ
ト電圧調整抵抗R23(R23’)の直列回路と並列に
圧力センサ10のfso調整抵抗R24を接続する。
【0020】これにより、圧力センサ10のオフセット
電圧の調整は、常に一方向の調節で済むようになり、容
易に行うことができる。
【0021】また、ダイヤフラム2aの一面に複数個の
ゲージR1〜R4で構成したホイートストンブリッジ回
路にて圧力センサ10を構成し、これに電流Iを供給す
る定電流回路20と、圧力センサ10からの出力を増幅
する増幅回路30とからなる圧力検出装置であって、前
記ブリッジ回路の1つの頂点を開放して開放端の一方に
圧力センサ10のオフセット電圧調整抵抗R23(R2
3’)を直列に接続する。
【0022】これにより、圧力センサ10のオフセット
電圧の調整は、常に一方向の調節で済むようになり、容
易に行うことができる。
【0023】また、ダイヤフラム2aの一面に複数個の
ゲージR1〜R4で構成したホイートストンブリッジ回
路にて圧力センサ10を構成し、これに電流Iを供給す
る定電流回路20と、圧力センサ10からの出力を増幅
する増幅回路30とからなる圧力検出装置であって、前
記ブリッジ回路の1つの頂点を開放して開放端の一方に
圧力センサ10のオフセット電圧調整抵抗R23(R2
3’)を直列に接続し、前記ブリッジ回路及びオフセッ
ト電圧調整抵抗R23(R23’)の直列回路と並列に
圧力センサ10のfso調整抵抗R24を接続し、オフ
セット電圧調整抵抗R23(R23’)と定電流回路2
0との間には当初は電気的に断線状態でありながら製造
工程における各種調整完了後は電気的に接続されるジャ
ンパ端子J1を形成し、このジャンパ端子J1を挟み製
造工程において前記ブリッジ回路を流れる電流値I1を
測定可能とするターミナルT1,T2を有する。
【0024】これにより、圧力センサ10に流れる電流
I1は、ターミナルT1,T2に電流計を接続すること
により直接測定することができ、1回の測定で実際の値
を知ることができるので、簡単かつ精度良く求められ
る。また、圧力センサ10のオフセット電圧の調整は、
常に一方向の調節で済むようになり、容易に行うことが
できる。
【0025】また、ダイヤフラム2aの一面に複数個の
ゲージR1〜R4で構成したホイートストンブリッジ回
路にて圧力センサ10を構成し、これに電流Iを供給す
る定電流回路20と、圧力センサ10からの出力を増幅
する増幅回路30とからなる圧力検出装置であって、前
記ブリッジ回路の1つの頂点を開放して開放端の一方に
圧力センサ10のオフセット電圧調整抵抗R23(R2
3’)を直列に接続し、オフセット電圧調整抵抗R23
(R23’)と定電流回路20との間には当初は電気的
に断線状態でありながら製造工程における各種調整完了
後は電気的に接続されるジャンパ端子J1を形成し、こ
のジャンパ端子J1を挟み製造工程において前記ブリッ
ジ回路を流れる電流値I1を測定可能とするターミナル
T1,T2を有する。
【0026】これにより、圧力センサ10に流れる電流
I1は、ターミナルT1,T2に電流計を接続すること
により直接測定することができ、1回の測定で実際の値
を知ることができるので、簡単かつ精度良く求められ
る。また、圧力センサ10のオフセット電圧の調整は、
常に一方向の調節で済むようになり、容易に行うことが
できる。
【0027】特に、オフセット電圧調整抵抗R23,R
23’の抵抗値が前記ブリッジ回路を構成するゲージR
1〜R4の各抵抗値よりも小さくてレーザトリミングに
より抵抗値を調整可能な可変抵抗である。
【0028】これにより、オフセット電圧調整抵抗R2
3,R23’を小型化することができる。
【0029】増幅回路30が作動増幅回路にて構成され
てその負帰還入力部には接地との間にノイズ防止用コン
デンサC31が接続されている。
【0030】これにより、出力偏差の少ない増幅回路3
0を得ることができ、増幅回路30の調整が簡素化でき
る。
【0031】
【実施例】以下、本発明を図1〜図3に記載した各実施
例に基づき説明するが、従来技術と同一もしくは相当個
所には従来技術の説明に用いた図4,図5における符号
と同一符号を付して、それらの詳細な説明は省く。
【0032】増幅回路30の感度(増幅率)を調整する
ための増幅回路30の疑似入力を求める場合、圧力セン
サ10に流れる電流I1を知る必要がある。
【0033】従来は、圧力センサ10と定電流回路20
とを電気的独立に構成し、まず圧力センサ10の入力電
圧Vinが所定値となるように抵抗R22を用いて調整
する。この時は圧力センサ10と定電流回路20とを電
気的クローズ状態にしておく。この後に圧力センサ10
と定電流回路20とを電気的オープン状態にして定電流
回路20からの電流Iの値を測定する。
【0034】一方、圧力センサ10のブリッジ抵抗値
と、これに並列接続した圧力センサ10のfso調整抵
抗R24との値の比から、圧力センサ10を流れる電流
I1を比例計算で求めていた。
【0035】しかし、このような測定方法を使用する
と、圧力センサ10のブリッジ抵抗値を求めなければな
らず、また、電流Iの測定後に計算で電流I1を求めな
ければならず、作業が煩雑であるばかりか精度の点にお
いても問題があった。
【0036】本発明は、この点に着目したもので、圧力
センサ10に接続された圧力センサ10のオフセット電
圧調整抵抗R23,R23’と定電流回路20側とを電
気的独立に構成している。
【0037】すなわち、図1で示すように、抵抗R2
3,R23’の接続点と抵抗R24とはジャンパ端子J
1にて分離され、このジャンパ端子J1の両端にはター
ミナルT1,T2が用意されている。
【0038】そして、圧力センサ10に流れる電流I1
は、ターミナルT1,T2に電流計を接続することによ
り直接測定することができ、1回の測定で実際の値を知
ることができるので、簡単かつ精度良く求められる。こ
の測定後は、図示しないジャンパ線やハンダ付け等の手
段によりジャンパ端子J1を電気的に閉鎖して回路を完
成させる。
【0039】ところで、圧力センサ10のオフセット電
圧(特性)は、例えばプラス25mV〜マイナス25mVの
範囲(すなわち、全体で50mVの幅)であることが規格
として要求され、できるだけ0mVに近づくように抵抗R
23,R23’を調節するもので、例えばオフセット電
圧がプラス側の場合には抵抗R23の調整により0mVへ
近づけ、反対にマイナス側の場合には抵抗R23’の調
整により0mVへ近づけるものである。
【0040】従って、圧力センサ10の特性がプラス側
かマイナス側かに応じて、抵抗R23,R23’の何れ
かを選択して調節しなければならず、作業が煩雑である
ばかりか調整抵抗が複数となってコスト的に問題があっ
た。
【0041】本発明は、この点に着目したもので、圧力
センサ10のオフセット電圧が、必ずプラス側又はマイ
ナス側のみになるように設定して、オフセット電圧調整
抵抗R23,R23’を、圧力センサ10の特性に合わ
せてブリッジ回路の1つの頂点を開放して開放端の一方
にのみ接続する構成としている。
【0042】すなわち、図2で示すように、圧力センサ
10のオフセット電圧が全てプラス側となるように圧力
センサ10の歪ゲージR1〜R4及び抵抗R26を所定
の値とするべく設計及び製造すれば、オフセット電圧調
整抵抗R23だけで良くなり、オフセット電圧調整抵抗
R23’は必要なくなる。反対に、圧力センサ10のオ
フセット電圧が全てマイナス側となるように圧力センサ
10の歪ゲージR1〜R4及び抵抗R26を所定の値と
するべく設計及び製造すれば、オフセット電圧調整抵抗
R23’だけで良くなり、オフセット電圧調整抵抗R2
3は必要なくなる(図2は、前者の場合を示してい
る)。
【0043】あるいは、特開昭62−19759号公
報、特開平10−70286号公報で開示されているよ
うに、圧力センサ10の歪ゲージR1〜R4及び抵抗R
26で構成されるブリッジ回路と直列に、歪ゲージR1
〜R4に比べて小さい値の抵抗である少なくとも1つ以
上の変位抵抗を接続することにより、圧力センサ10の
オフセット電圧をプラス側(例えば、0〜50mV)又は
マイナス側(例えば、マイナス50〜0mV)のみとする
圧力センサ10を製造することができ、この圧力センサ
10の特性に合わせて抵抗R23,R23’の何れか一
方のみを用いる構成とすることができる。
【0044】この場合、オフセット電圧がプラス側とな
るようにするには、抵抗R23’の代りに前記変位抵抗
を接続すれば良く、反対に、オフセット電圧がマイナス
側となるようにするには、抵抗R23の代りに前記変位
抵抗を接続すれば良い。
【0045】斯かる構成により、圧力センサ10のオフ
セット電圧の調整は、そのオフセット電圧のバラツキ幅
が0mVを基準としたプラス側、又は、マイナス側の片側
に集中することとなるため、常に一方向(プラス側から
0mVへ、又は、マイナス側から0mVへ)の調節で済むよ
うになり、容易に行うことができる。
【0046】なお、抵抗R23(R23’)の調整は、
レーザートリミングにて行われるもので、それらの抵抗
値は前記ブリッジ回路を構成するゲージR1〜R4の各
抵抗値よりも小さめに作られている。もちろん、トリマ
ー抵抗であっても良いが、小型化するにはレーザートリ
ミングにより抵抗値を設定する方が望ましい。
【0047】また、抵抗R23(R23’)だけとした
場合であっても、取り除いた抵抗R23’(R23)の
代りに一定の値を有する固定補助抵抗を接続して前記ブ
リッジ回路の調整をすることは構わない。
【0048】なお、図1で示した実施例と図2で示した
実施例とは、単独使用、又は、併用することができる。
【0049】更に、図3で示すように、増幅回路30が
本実施例の如く作動増幅回路にて構成されている場合、
その負帰還入力部から入る外部ノイズによる悪影響を防
ぐため、抵抗37,38の接続中点と接地間にノイズ防
止用コンデンサC31を介在させることは有効であり、
出力偏差の少ない増幅回路30を得られ、よって、増幅
回路30の調整を簡素化することができる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、半導体式圧力センサを
用いた圧力検出装置における各種特性の調整が容易な圧
力検出装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の要部の回路図。
【図2】 本発明の他の実施例の要部の回路図。
【図3】 本発明の各実施例における増幅回路の回路
図。
【図4】 従来技術の圧力センサの要部断面図。
【図5】 同上圧力センサを用いた圧力検出装置の回路
図。
【符号の説明】
10 圧力センサ 20 定電流回路 30 増幅回路 R23,R23’ オフセット電圧調整抵抗 R24 fso調整抵抗 J1 ジャンパ端子 T1,T2 ターミナル C31 ノイズ防止用コンデンサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤフラムの一面に複数個のゲージで
    構成したホイートストンブリッジ回路にて圧力センサを
    構成し、これに電流を供給する定電流回路と、前記圧力
    センサからの出力を増幅する増幅回路とからなる圧力検
    出装置であって、前記ブリッジ回路の1つの頂点を開放
    して前記圧力センサのオフセット電圧調整抵抗を直列に
    接続し、前記ブリッジ回路及び前記オフセット電圧調整
    抵抗の直列回路と並列に前記圧力センサのfso調整抵
    抗を接続し、前記オフセット電圧調整抵抗と前記定電流
    回路との間には当初は電気的に断線状態でありながら製
    造工程における各種調整完了後は電気的に接続されるジ
    ャンパ端子を形成し、このジャンパ端子を挟み製造工程
    において前記ブリッジ回路を流れる電流値を測定可能と
    するターミナルを有することを特徴とする圧力検出装
    置。
  2. 【請求項2】 ダイヤフラムの一面に複数個のゲージで
    構成したホイートストンブリッジ回路にて圧力センサを
    構成し、これに電流を供給する定電流回路と、前記圧力
    センサからの出力を増幅する増幅回路とからなる圧力検
    出装置であって、前記ブリッジ回路の1つの頂点を開放
    して開放端の一方に前記圧力センサのオフセット電圧調
    整抵抗を直列に接続し、前記ブリッジ回路及び前記オフ
    セット電圧調整抵抗の直列回路と並列に前記圧力センサ
    のfso調整抵抗を接続することを特徴とする圧力検出
    装置。
  3. 【請求項3】 ダイヤフラムの一面に複数個のゲージで
    構成したホイートストンブリッジ回路にて圧力センサを
    構成し、これに電流を供給する定電流回路と、前記圧力
    センサからの出力を増幅する増幅回路とからなる圧力検
    出装置であって、前記ブリッジ回路の1つの頂点を開放
    して開放端の一方に前記圧力センサのオフセット電圧調
    整抵抗を直列に接続することを特徴とする圧力検出装
    置。
  4. 【請求項4】 ダイヤフラムの一面に複数個のゲージで
    構成したホイートストンブリッジ回路にて圧力センサを
    構成し、これに電流を供給する定電流回路と、前記圧力
    センサからの出力を増幅する増幅回路とからなる圧力検
    出装置であって、前記ブリッジ回路の1つの頂点を開放
    して開放端の一方に前記圧力センサのオフセット電圧調
    整抵抗を直列に接続し、前記ブリッジ回路及び前記オフ
    セット電圧調整抵抗の直列回路と並列に前記圧力センサ
    のfso調整抵抗を接続し、前記オフセット電圧調整抵
    抗と前記定電流回路との間には当初は電気的に断線状態
    でありながら製造工程における各種調整完了後は電気的
    に接続されるジャンパ端子を形成し、このジャンパ端子
    を挟み製造工程において前記ブリッジ回路を流れる電流
    値を測定可能とするターミナルを有することを特徴とす
    る圧力検出装置。
  5. 【請求項5】 ダイヤフラムの一面に複数個のゲージで
    構成したホイートストンブリッジ回路にて圧力センサを
    構成し、これに電流を供給する定電流回路と、前記圧力
    センサからの出力を増幅する増幅回路とからなる圧力検
    出装置であって、前記ブリッジ回路の1つの頂点を開放
    して開放端の一方に前記圧力センサのオフセット電圧調
    整抵抗を直列に接続し、前記オフセット電圧調整抵抗と
    前記定電流回路との間には当初は電気的に断線状態であ
    りながら製造工程における各種調整完了後は電気的に接
    続されるジャンパ端子を形成し、このジャンパ端子を挟
    み製造工程において前記ブリッジ回路を流れる電流値を
    測定可能とするターミナルを有することを特徴とする圧
    力検出装置。
  6. 【請求項6】 前記オフセット電圧調整抵抗の抵抗値が
    前記ブリッジ回路を構成する前記ゲージの各抵抗値より
    も小さくてレーザトリミングにより抵抗値を調整可能な
    可変抵抗であることを特徴とする請求項1から請求項5
    の何れかに記載の圧力検出装置。
  7. 【請求項7】 前記増幅回路が作動増幅回路にて構成さ
    れてその負帰還入力部には接地との間にノイズ防止用コ
    ンデンサが接続されていることを特徴とする請求項1か
    ら請求項5の何れかに記載の圧力検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20220089613A (ko) * 2020-12-21 2022-06-28 재단법인대구경북과학기술원 휘스톤 브릿지 기반의 자기센서 및 그 제조방법

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