JP2000241440A - 車速計測方法および装置 - Google Patents

車速計測方法および装置

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JP2000241440A JP11041364A JP4136499A JP2000241440A JP 2000241440 A JP2000241440 A JP 2000241440A JP 11041364 A JP11041364 A JP 11041364A JP 4136499 A JP4136499 A JP 4136499A JP 2000241440 A JP2000241440 A JP 2000241440A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車道の脇に建てられた支持ポール上部に設置
された撮像カメラからの画像をもとに、走行中の車両の
速度を正確に計測できるようにする。 【解決手段】 車道1の脇に設置された撮像カメラ3よ
り、走行中の車両2を撮影し(S1)、車両2の画像を
表示する画面上を移動する画像の垂直方向における垂直
移動量を算出し(S2)、車両2の画像を表示する前記
画面上を移動する画像の水平方向における水平移動量を
算出し(S3)、算出された垂直移動量および水平移動
量を、実空間における撮像カメラ3の撮影位置情報およ
び姿勢情報に基づき、該実空間における垂直移動量およ
び水平移動量に変換し(S4)、実空間における前記垂
直移動量および前記水平移動量と当該移動時間とから、
車両2の速度を計算する(S5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車速計測方法およ
び装置に関する。一般道路や高速道路においては、交通
流の監視ならびに制御や、車両の速度規制の監視が行わ
れており、車両のスムーズな運行と安全速度の維持が図
られている。
【0002】このような道路監視システムを構築するに
当っては、走行する車両の車速を知るための装置が不可
欠となる。本発明はそのための車速計測手法について述
べるものである。
【0003】
【従来の技術】図14は一般的な車速計測システムを表
す斜視図である。本図において、1は一般道路あるいは
高速道路における車道であり、車道1上を車両2が走行
する。本発明に関係する車速計測システムは、種々の機
能部分から構成されるが、そのうち本図では、撮像カメ
ラ3のみを、例えば3車線の各々に対応させて、3台示
している。なおこのような撮像カメラを用いた車速計測
装置の従来例としては、特開平5−312818号や特
開平5−266394号がある。
【0004】撮像カメラ3は、撮影対象となる車両2の
走行ルートの直上に設置される。車両2の車速を正確に
計測するためには、車両の進行方向の真上から車両の移
動を測定する必要があるからである。このように撮像カ
メラ3を車両の走行ルートの直上に位置させるためにま
ず車道1の両脇には設置ポール4が建てられ、さらにこ
れら一対の設置ポール4の各上端部間にアーム5が取り
付けられ、このアーム5の上に撮像カメラ3が載置され
るようになっている。
【0005】あるいは、車道1の一方の脇に建てられて
いる信号機を利用し、この信号機の支柱の上部から車道
上に延びるアームを設け、このアームの上に撮像カメラ
3を載置することもある。さらにまた車道1を跨ぐ歩道
橋があれば、この歩道橋の一部に撮像カメラ3を取り付
けるという場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、車両2の車速を正確に計測すべく、車両2の走行ル
ートの直上に撮像カメラ3を設置しなければならない。
すなわち、撮像カメラ3によって撮影された車両の画像
が、画面上、例えばモニタ画面上を垂直方向(上下方
向)にのみ移動するように、該撮像カメラ3を、上記走
行ルートの直上に設置する。そしてこのために、既述の
とおり、(i)設置ポール4とアーム5(図14)を設
けるか、(ii)信号機の支柱に対し水平方向に延びるア
ームを設けるか、(iii )歩道橋を利用するか、等の対
策を講じなければならない。
【0007】しかしながら、上記(i)の対策による
と、設置ポール4やアーム5の建設のために、車速計測
システムとして相当高価なものになる、という問題があ
る。また、その建設時には交通を一旦しゃ断しなければ
ならない、という問題がある。また上記(ii)の対策に
よると、信号機の支柱に取り付けたアームが、風や高速
走行する車両によって生ずる風圧のため、車道1と平行
な水平面内に大きく振れ易く、高精度な車速の計測が行
えない、という問題がある。
【0008】さらに上記(iii )の対策によると、車速
計測システムの構築場所が、歩道橋のあるところに限ら
れてしまい所望の任意の場所での車速計測が行えず不便
である、という問題がある。したがって本発明は上記諸
問題点に鑑み、車道の脇に建てた簡単な1本の支持ポー
ルに取り付けられた撮像カメラによって、車両の速度を
高精度に計測可能な車速計測方法および装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0009】すなわち、車両の走行ルートの真上から
(従来)ではなく、該走行ルートに対して斜めの方向か
ら撮影して得た、画面上の車両の画像に基づき該車両の
速度を計測できるようにすることを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明を適用した
車速計測システムの平面図である。本図に示すとおり、
本発明においては、撮像手段をなす撮像カメラ3が、車
道1の脇に建てられた支持ポール6上に設けられる。し
たがって、図14に示すような、従来における、走行ル
ートRTの直上のアーム5とこれを支持するための設置
ポール4は不要となる。このため本発明における車速計
測装置の撮像機能部分をなす撮像カメラ3は、車道1上
を走行する車両2を斜め上の方向から撮影することにな
る。
【0011】図2は図1の左側から見た側面図である。
支持ポール6の上方に取り付けた撮像カメラ3は、車道
1上を走行する車両2の斜め上の方向から、該車両を撮
影する。なおこの支持ポール6は、この撮影のために新
たに建ててもよいし、また、既設の信号機の支柱あるい
は既設の電信柱や配電用柱があればこれらを利用するよ
うにしてもよい。上記のポール6(あるいは上記の柱)
には、車速計測装置10を取り付けることができる。た
だし、図1には示していない。なお、この装置10は、
撮像カメラ3の筐体に内蔵させてもよい。
【0012】図1および図2に表すように、車両2の斜
め上の方向から撮像カメラ3により該車両を撮影する
と、車両の画像を表示する画面上においては、従来該画
面上の垂直方向(上下方向)にのみ移動した該車両の画
像が、該画面上の垂直方向のみならずその水平方向(左
右方向)にも移動することになる。この結果、画面上を
斜めに移動する、車両2の画像の移動量からは、単純に
は該車両の走行ルートRTに沿った実際の速度を正しく
算出することが困難となる。なぜなら、画面上における
車両2の画像の水平移動速度(Vx)とその垂直移動速
度(Vy)とが求まっても、その二乗和(Vx2 +Vy
2 )の平方根から実空間における車速(V)が導き出せ
る、というような単純なものではないからである。そこ
で本発明においては次のような車速計測方法を採用す
る。
【0013】図3は本発明に係る車速計測方法を表すフ
ローチャートである。 第1ステップ(S1):車道1の脇に建てられた支持体
(支持ポール6)上に設置された撮像カメラ3より、走
行中の車両2を撮影する。 第2ステップ(S2):撮像カメラ3により撮影された
車両2の画像を表示する画面上において、該画面上を移
動する画像の垂直方向における垂直移動量を算出する。
【0014】第3ステップ(S3):撮像カメラ3によ
り撮影された車両2の画像を表示する画面上において、
該画面上を移動する画像の水平方向における水平移動量
を算出する。 第4ステップ(S4):算出された垂直移動量および水
平移動量を、車両2が存在する実空間における撮像カメ
ラ3の撮影位置情報および該撮像カメラ3の姿勢情報に
基づき、該実空間における垂直移動量および水平移動量
に変換する。
【0015】第5ステップ(S5):車両2の上記実空
間における垂直移動量および水平移動量と当該移動時間
とから、車両2の速度を計算する。かくして、斜め上の
方向から撮影した、画面上における画像の移動量から、
実空間における車両2の実速度が求められる。
【0016】
【発明の実施の形態】図4は本発明に係る車速計測装置
の基本構成を表す図である。本図において、3は撮像カ
メラ(撮像手段)、11は垂直移動量算出手段、12は
水平移動量算出手段、13は変換手段、14は車速計算
手段である。撮像カメラ3は、車道1の脇に建てられた
支持体(支持ポール6)に設置され、走行中の車両2を
撮影する。
【0017】垂直移動量算出手段11は、撮像カメラ3
から出力される車両2の画像を表示する画面上におい
て、該画面上を移動する画像の垂直方向の移動量を算出
する。水平移動量算出手段12は、上記画面上におい
て、画面上を移動する画像の水平方向の移動量を算出す
る。変換手段13は、垂直移動量算出手段11および水
平移動量算出手段12によりそれぞれ算出した上記画面
上での垂直移動量および水平移動量を、車両2が存在す
る実空間上での撮像カメラ3の位置情報および該撮像カ
メラ3の姿勢情報に基づき、上記実空間上での垂直移動
量および水平移動量に変換する。
【0018】車速計算手段14は、車両2の上記実空間
上での垂直移動量および水平移動量と、当該移動時間と
から車両2の速度を計算する。上記の各構成要素のう
ち、特に本発明の主要な構成要素となるのは、変換手段
13である。この変換手段13について以下詳しく説明
する。図5は図4に示す変換手段13の動作原理を説明
するための三次元ベクトル図である。
【0019】本図において、相互に直行するX軸、Y軸
およびZ軸により規定される三次元座標系(X−Y−
Z)は、車両2を中心とする車道1上の実空間を表す。
この座標系(X−Y−Z)において、右上方に延びる直
線(21)は、撮像カメラ3の光軸である。この撮像カ
メラ3は、座標系(X−Y−Z)内のP点(視点)に位
置し、その座標を(x0,y0,z0)とする。
【0020】撮像カメラ3によって形成される画面DS
は、本図のDSとして示される。この画面DSは二次元
平面であり、相互に直交するu軸およびv軸からなる二
次元座標(u−v)で表すことができる。ただし、この
画面DSは現実には、P点に置かれたカメラ3のレンズ
よりも後方(図の右側)にできるが、該レンズからを通
して見える画面ということで、本図では該レンズの前方
(図の左側)に描いている。
【0021】この撮像カメラ3を中心とする三次元座標
系は、相互に直交するr軸、s軸およびt軸により規定
される。このうちr軸は該カメラ3の光軸である。カメ
ラ3を中心とする実空間は、カメラ3が車両2を斜め上
から撮影していることから、三次元座標(X−Y−Z)
に対して、ねじれた三次元座標系(r−s−t)を有す
る。このねじれは、上述した、撮像カメラ3の姿勢情報
に関係する。本図を参照すると、この姿勢情報は、実空
間(座標系X−Y−Z)における第1軸(図ではX軸で
あり車両2の走行方向に相当)からのずれ角である方向
角θの情報を含む。この方向角θは、光軸21を投影し
た投影線22と、X軸とのなす角である。
【0022】姿勢情報はまた、実空間(座標系X−Y−
Z)における、上記第1軸および該第1軸に直交する第
2軸(図ではY軸)からのずれ角である伏角φの情報を
含む。上記の方向角θおよび伏角φを有する光軸21を
原点とする、画面DS上の上記の二次元座標系(u−
v)に現れる車両2の画像をQ(u,v)点は、X−Y
−Z座標系の実空間内における領域23においてR点に
現れる。図では、z=0であるからR(x,y)として
示される。ここに領域23は、画面DSの視野に相当す
る画面相当領域である。この領域23は、Z軸の上方か
ら見ると台形形状をなす。なぜなら撮像カメラ3に近い
側(画面DSの下辺)は短く映し出され、該カメラ3か
ら遠い側(画面DSの上辺)は長く映し出されるからで
ある。
【0023】図5に表した解析をもとに画面DS上での
車両2の画像位置(Q)を、上記の実空間を規定する三
次元座標系(X,Y,Z)で表した座標を(x′,
y′,z′)とすると、この座標(x′,y′,z′)
は例えば下記(1)式により表すことができる。
【0024】
【数2】
【0025】上記(1)式によれば、画面DS上の車両
2の画像(Q)実空間における垂直移動量(x)と水平
移動量(y)は、回転角θをパラメータとする三次元の
第1回転行列(右辺の第1項)と、伏角φをパラメータ
とする三次元の第2回転行列(右辺の第2項)と、画面
DS上での垂直移動量uおよび水平移動量vならびに撮
像カメラ3の焦点距離および該カメラ3の性状で定まる
カメラ係数fと(右辺の第3項)、カメラ3の位置情報
(x0,y0,z0)と(右辺の第4項)、を用いた所
定の座標変換により、算出することができる。なお、上
記のカメラ3の性状とは、CCDを用いたカメラであれ
ば、CCDの画素数やCCDのサイズ等により決定され
る物理量である。
【0026】さらに図5を参照すると、撮像カメラ3の
視点Pと画面DS上の画像のQ点とを結ぶ直線24の延
長線と、車道1上の画面相当領域23との交点が、求め
るべきR点の座標R(x,y,0)となり、実空間での
車両2の実際の移動量(すなわち車速)を算出すること
ができる。そこで上記(1)式より下記(2)式を導
く。
【0027】
【数3】
【0028】(2)式において、kは図5に示す直線2
4の、三次元座標系(X−Y−Z)における傾きを特定
するパラメータである。このパラメータkは、上記
(2)式の行列における最下段の(0,z′−z0,z
0)から簡単に求まり(z0/(z0−z′))、求め
るべき座標R(x,y)は下記(3)式のように導出さ
れる。
【0029】
【数4】
【0030】画面DSは連続する画像フレーム(Pn−
1,Pn,Pn+1…)からなるので、画像フレームP
nにおいて、上記の各式に基づき得られた実空間におけ
る車両2の実際の位置をLnとすると、Lnは座標(x
n,yn)である。同様に直前の画像フレームPn−1
において、上記の各式に基づき得られた実空間における
車両2の実際の位置をLn−1とすると、Ln−1は座
標(x(n−1),y(n−1))となる。
【0031】かくして上記の位置LnおよびLn−1か
ら、車両2の移動距離Dが下記(4)式により求まる。 D=〔{xn−x(n−1)}2 +{yn−y(n−1)}2 1/2 (4) 画像フレームPn−1からPnへ移る時間Tは既知であ
り、通常T=1/30sまたは1/60sである。ここ
に求める車速Vは、下記(5)式のようになる。
【0032】 V=D/T (5) 以上の説明では、画面DS上における車両2の画像の垂
直移動量および水平移動量をいかに求めるかについて特
に述べていないが、その求め方について以下、二、三の
例を記述する。第1は、画像の移動量を算出するのにヒ
ストグラムを用いる方法である。
【0033】図6はヒストグラムによる画像の移動量測
定について説明するための図である。本図は画面DS上
に映し出された走行中の車両2の画像を表している。こ
の画像の中には、車両の水平エッジの要素が多く含まれ
ている。例えば、バンパーの水平部分、ナンバープレー
トの水平部分、車体の水平部分等である。そこで、これ
らの水平部分の各々について、画像データを水平方向に
累積し、ヒストグラム(H)を得る。本図の右側に示す
Hh(n)は、画像フレームPnにおいて得た水平方向
(h)のヒストグラムである。またHh(n−1)は、
所定時間(例えば1/30s)前における画像フレーム
Pn−1において得た水平方向のヒストグラムである。
【0034】こうして得られた連続する水平方向ヒスト
グラムについて相互間の相関値を求め、さらにその相関
値のピーク値を検出する。本図の右側にはその相関値
(R)の変化を表すグラフが示されており、そのピーク
値までの距離Dが、垂直移動量となる。本発明において
は、画面DS上を斜めに移動する車両の画像の変位から
車両の移動量を求めるため、同様のヒストグラムは垂直
方向についても求める必要がある。
【0035】画面上に映し出された走行中の車両2の画
像の中には、車両の垂直エッジの要素も含まれている。
例えばナンバープレートの垂直部分等である。そこでこ
れらの垂直部分の各々について、画像データを垂直方向
に累積し、ヒストグラム(H)を得る。本図の上側に示
すHv(n)は、画像フレームPnにおいて得た垂直方
向(v)のヒストグラムである。またHv(n−1)
は、所定時間(例えば1/30s)前における画像フレ
ームPn−1において得た垂直方向のヒストグラムであ
る。
【0036】こうして得られた連続する垂直方向ヒスト
グラムについて相互間の相関値を求め、さらにその相関
値のピーク値を検出する。そして本図の右側のグラフと
同様のグラフに示されるように、そのピーク値までの距
離が、水平移動量となる。図7は水平方向ヒストグラム
により垂直移動量を算出する処理の一例を示すフローチ
ャートである。
【0037】本図において、ステップS12およびS1
3は、上述したように、画像フレームPnでの水平方向
ヒストグラムHh(n)を得るステップ、ステップS1
5およびS16は画像フレームPn−1での水平方向ヒ
ストグラムHh(n−1)を得るステップである。ステ
ップS17およびS18は、図6の右側に示すグラフを
用いて説明したような、相互相関値のピーク値を検出す
るステップであり、ステップS19で求める、車両2の
画像の垂直移動量が算出される。なお、ステップS11
およびS14については後述する。
【0038】図8は垂直方向ヒストグラムにより水平移
動量を算出する処理の一例を示すフーローチャートであ
る。本図において、ステップS22およびS23は、上
述したように、画像フレームPnでの垂直方向ヒストグ
ラムHv(n)を得るステップ、ステップS25および
S26は画像フレームPn−1での垂直方向ヒストグラ
ムHv(n−1)を得るステップである。
【0039】ステップS27およびS28は、図6の右
側に示すグラフを用いて説明したのと同様な、相互相関
値のピーク値を検出するステップであり、ステップS2
9で求める、車両2の画像の水平移動量が算出される。
なお、ステップS21およびS22については、ステッ
プS11およびS12と併せて以下に説明する。上述し
たステップS12(図7)およびS22(図8)におい
てそれぞれ水平エッジおよび垂直エッジを取り出すに際
し、車両2の周囲の明暗がその取り出し精度に影響を与
える。例えば、直射日光を受けて走行中の車両について
は、その画像の中から水平エッジおよび垂直エッジを抽
出するのは容易である。しかし、例えば夕暮れどきに走
行中の車両については、その画像の中から高精度で水平
エッジおよび垂直エッジを抽出するのは困難である。
【0040】そこで車両2の画像について水平方向ヒス
トグラムHhを作成するに際し、車両2の周囲の明暗の
変化に追従させて水平エッジの要素を割り出すためのコ
ントラストを均一化させるステップを含むことが望まし
い。同様に、車両2の画像について垂直方向ヒストグラ
ムHvを作成するに際し、車両2の周囲の明暗の変化に
追従させて垂直エッジの要素を割り出すためのコントラ
ストを均一化させるステップを含むことが望ましい。
【0041】図7を参照すると、上述したコントラスト
を均一化させるためのステップは、ステップS11およ
びS14であり、画面DS上での輝度ヒストグラムを作
成しさらにこれを平均化させる輝度ヒストグラム平均化
処理を行う。同様に図8を参照すると、上述したコント
ラストを均一化させるためのステップは、ステップS2
1およびS24であり、画面DS上での輝度ヒストグラ
ムを作成しさらにこれを平均化させる輝度ヒストグラム
平均化処理を行う。
【0042】車両2の画像の垂直移動量および水平移動
量を算出する第2の方法は、公知の動き補償画像符号化
手法に基づいて行う方法である。すなわち一定の時間間
隔で撮影された画像フレーム間の動き評価(Motio
n Estimation)を行うことにより、車両2
の移動量を精度良く測定することができる。動きの探索
範囲は原則として全画面であり、その動きのベクトル量
として、車両2の画像フレーム間での移動量を検出す
る。
【0043】図9は動き補償の処理について説明するた
めの図である。本図において、画面を複数の矩形に分割
したときの任意の1つ(ハッチングを付して示す)につ
いて見ると、画像フレームPn−1における該矩形は、
画像フレームPnにおいて、水平方向にdx移動し、垂
直方向にdy移動したものとする。また該矩形の探索範
囲は、図示するように、始点を(x,y)として水平方
向にi、垂直方向にjであるものとする。ここに画像フ
レームPn−1での矩形領域と画像フレームPnでの矩
形領域との間での画像の相違度E(dx,dy)は、下
記(6)式
【0044】
【数5】
【0045】で表される。本式から明らかなように、上
記の相違度E(dx,dy)は、対象となる矩形に対す
る差分絶対値の和の累積計算結果に相当する。この累積
範囲は(i,j)である。以上述べた処理についての具
体例を、図10を参照して説明する。図10は動き補償
画像符号化手法による移動量算出処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
【0046】ステップS31:画面DSを複数の矩形
(その1つを、図9中、ハッチングで示す)に分割す
る。 ステップS32:その矩形領域に対しループ(loo
p)処理、すなわちラスタスキャンを行う。 ステップS33:移動量を探索すべき範囲を決定する。
画像フレームの何番目から何番目について探索すべきか
決定する。
【0047】ステップS34:決定された上記画像フレ
ーム毎のループ(loop)処理を行う。 ステップS35:上述した(6)式による計算を行う。 ステップS36:その(6)式による計算値がこれまで
の最小であるか否か判定する。
【0048】ステップS37:もし最小値ならば、その
最小となった画面上の画像の位置、すなわち移動量を計
測すべき部分の候補とする。このとき得た最小値は保存
し、ステップS36での判定に利用する。 ステップS38:全探索範囲に亘って上記(6)式によ
る計算が行われたかどうか判定し、全て完了ならば、移
動量算出処理を終了する。
【0049】以上述べた動き補償画像符号化手法は、図
3に示すステップS2およびS3を実現するための手法
として採用することができる。ところがこの手法は、高
精度な移動量の測定ができる利点を有する反面、かなり
膨大な演算量を必要とするという不利がある。この点に
関し、図7および図8に示す前述したヒストグラムによ
る移動量の測定について見ると、このヒストグラムによ
る手法は、処理が単純であることから演算量が少なくて
済むという利点がある。しかし反面、このヒストグラム
による手法は、外乱やノイズに弱く、移動量の測定精度
が劣るという不利がある。
【0050】そこで、動き補償画像符号化手法の利点
と、ヒストグラムによる手法の利点とを組み合わせると
理想的な移動量の測定が行える。この場合の処理を図1
1に示す。図11はヒストグラムによる移動量の測定と
動き補償画像符号化手法による移動量の測定とを組み合
わせたフローチャートを示す図である。
【0051】その組み合わせによれば、ヒストグラムに
よる手法により、測定対象となる特徴点を少ない演算量
で抽出し(しかし、上述のとおり、外乱やノイズに弱
く、その抽出精度は劣る)、そして、動き補償画像符号
化手法によりその特徴点を高精度に抽出することができ
る。この場合、既にヒストグラムによる手法で上記特徴
点についておよその見当をつけているので、動き補償画
像符号化手法を実行する際の演算量は大幅に減少する。
【0052】結局、<1>水平方向ヒストグラムによる
垂直移動量の算出に際して割り出した画面DS上におけ
る車両2の画像を含む所定の特徴領域を対象として、動
き補償画像符号化手法に基づく垂直移動量の算出を行う
ようにし、また<2>垂直方向ヒストグラムによる水平
移動量の算出に際して割り出した画面DS上における車
両2の画像を含む所定の特徴領域を対象として、動き補
償画像符号化手法に基づく水平移動量の算出を行う。
【0053】ただし、図11のフローチャートは、上記
<1>および<2>の工程を複合した処理を示す。 ステップS41:このステップは、図7および図8の処
理に相当する。 ステップS42:このステップは、図7および図8の処
理において、一応特徴点と思われるところを割り出す。
【0054】ステップS43:上記の割り出した特徴点
について、図10に示すステップS35の計算を実施す
る。 ステップS44:図10のステップS36およびS37
に相当する。 ステップS45:求める移動量が算出される(図7のス
テップS19に相当し、また図8のステップS29に相
当する)。
【0055】上記図11におけるステップS42で割り
出された特徴点は精度の低いものであり、動き補償画像
符号化手法に基づき、もっとも確からしい特徴点を追求
する訳であるが、この特徴点の追求に要する演算量は一
般に大である。そこで動き補償画像符号化手法のもとで
の特徴点抽出を一層簡易に行うことが望まれる。その簡
易化の手法として次の2つがある。
【0056】第1の簡易化の手法は、車両2の前面を表
す画像において際立った特徴部分に着目する(後述する
第2の簡易化の手法についても同じ)。その際立った特
徴部分の一例は、車両2のナンバープレートである。図
12は車両の前面を撮像カメラにより撮影した一例を示
す図である。本図のナンバープレートに注目すると、ナ
ンバープレートには陸運支局名、分類番号、ひらがな、
一連番号等が記載されている。これらの文字や数字は、
水平方向に等ピッチで記載される。例えば第一行目の陸
運支局および分類番号の場合には、その文字列のピッチ
がCPminからCPmax(CP:caracter
pitch)までの範囲で記載されている。このと
き、その文字列を走査したときに得られる画像信号の周
波数は、fminからfmaxまでとなる。
【0057】fmin=TL/CPmin fmax=TL/CPmax である。TLは、ナンバープレート上における所定の長
さ(水平方向)である。そこで上記fmin〜fmax
の帯域でピークが現れるようなフィルタ(バンドパスフ
ィルタ)処理を水平方向に作用させることにより、車両
の特徴点としてのナンバープレートの画像を抽出可能と
なる。すなわち、画面上における車両2の画像をなす画
像信号のうち、一定の周期で現れる信号成分を有する画
像信号をフィルタ(バンドパスフィルタ)処理により抽
出し、抽出されたその画像信号に対応する部分(ナンバ
ープレート)の画像をもって、特徴領域とすることがで
きる。この場合の処理の一例を図13に示す。
【0058】図13はバンドパスフィルタにより特徴点
を抽出する処理の一例を示すフローチャートである。 ステップS51:まず第1ライン(No. 1)より走査す
る。 ステップS52:第1ラインについて上述したバンドパ
スフィルタ処理をする。
【0059】ステップS53:上記バンドパスフィルタ
処理により得られたフィルタ信号の最大値を探索する。
白地のナンバープレートに、黒の文字や数字が描かれて
いるときは正の最大値として現れるが、黒地のナンバー
プレートに、白の文字や数字が描かれているときは、当
該最大値は負の最大値として現れる。このため、本ステ
ップでは最大値の絶対値を探索する。
【0060】ステップS54:ステップS53により得
た最大値が、全ライン中での真の最大値が判定する。 ステップS55:真の最大値が見つかったときは、その
ときのライン上の位置を検出し、そこが特徴点の一部を
なす。またそのときの最大値を保存し、ステップS54
での判定に利用する。
【0061】第1ラインの走査が終了すると、ステップ
S51でのラインNo. を1つインクリメントする(N=
2)。図13のステップS52に着目すると、このステ
ップでのバンドパスフィルタ処理として簡易な方法をと
ることができる。ナンバープレートの文字列部分を走査
して得られた画像信号は、 (11…1,00…0,11…1,00…0) のような“1”連続および“0”連続となる。これを長
さCYCで畳み込み演算する。CYCは、上記CPmi
nとCPmaxから、 CYC=(CPmin+CPmax)/2 として求まる。そうすると、簡単に周期的信号成分の有
無が判明する。周期的信号成分が見つかればそこにナン
バープレートの部分がある。
【0062】上述したバンドパスフィルタ処理では、何
種類かのバンドパスをフィルタバンクとして予め用意し
ておく必要がある。なぜなら、撮像カメラ3から遠くを
走行する車両2の撮像では、上記のCPが小さく、した
がって帯域の広いバンドパスフィルタを必要とし、逆に
撮像カメラ3の近くを走行する車両2の撮像では、上記
のCPが大きく、したがって狭い帯域のバンドパスフィ
ルタを必要とするからである。また、大型車のナンバー
プレートにおけるCPと、小型車のナンバープレートに
おけるCPとについても長短の差があるからである。
【0063】このように複数種のバンドパスフィルタを
用意することを避ける必要がある場合は、ナンバープレ
ートに相当する画像の領域の画像信号に対し、周波数領
域の信号に変換するための変換処理をするのが好まし
い。このときの処理のフローチャートは、ステップS5
2を除き、図13のフローチャートとほぼ同じである。
このときそのステップS52に相当するステップは、特
徴領域(特徴点の集合)と想定される部分の画像信号に
対し、上記の変換処理を行うステップとなる。その想定
は、既述のヒストグラムによる移動量の算出時に行うこ
とができる。
【0064】上記変換処理としては、一次元DCT(D
iscrete Cosine Transform)
でも良いし、FFT(Fast Fourier Tr
ansform)でも良い。これら一次元DCTまたは
FFTを行って得られた値のうち、ピークを示す部分に
特徴領域(特徴点)がある。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、車
道1を走行する車両2の走行方向に対し斜め上の方向か
ら撮影して得た画像をもとに、正確に、該車両の車速を
計測することが可能になる。したがって、その撮影を行
うための撮像カメラ3は、車道1の脇に建てた1本の支
持ポール6の上部に設置することができ、従来における
既述の諸問題が同時に解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した車速計測システムの平面図で
ある。
【図2】図1の左側から見た側面図である。
【図3】本発明に係る車速計測方法を表すフローチャー
トである。
【図4】本発明に係る車速計測装置の基本構成を表す図
である。
【図5】図4に示す変換手段13の動作原理を説明する
ための三次元ベクトル図である。
【図6】ヒストグラムによる画像の移動量測定について
説明するための図である。
【図7】水平方向ヒストグラムにより垂直移動量を算出
する処理の一例を示すフローチャートである。
【図8】垂直方向ヒストグラムにより水平移動量を算出
する処理の一例を示すフローチャートである。
【図9】動き補償の処理について説明するための図であ
る。
【図10】動き補償画像符号化手法による移動量算出処
理の一例を示すフローチャートである。
【図11】ヒストグラムによる移動量の測定と動き補償
画像符号化手法による移動量の測定とを組み合わせたフ
ローチャートを示す図である。
【図12】車両の前面を撮影カメラにより撮影した一例
を示す図である。
【図13】バンドパスフィルタにより特徴点を抽出する
処理の一例を示すフローチャートである。
【図14】一般的な車速計測システムを表す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…車道 2…車両 3…撮像カメラ 6…支持ポール 10…車速計測装置 11…垂直移動量算出手段 12…水平移動量算出手段 13…変換手段 14…車速計算手段

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車道の脇に建てられた支持体に設置され
    た撮像手段より、走行中の車両を撮影する第1ステップ
    と、 前記撮像手段により撮影された前記車両の画像を表示す
    る画面上において、該画面上を移動する前記画像の垂直
    方向における垂直移動量を算出する第2ステップと、 前記撮像手段により撮影された前記車両の画像を表示す
    る前記画面上において、該画面上を移動する前記画像の
    水平方向における水平移動量を算出する第3ステップ
    と、 算出された前記垂直移動量および前記水平移動量を、前
    記車両が存在する実空間における前記撮像手段の撮影位
    置情報および該撮像手段の姿勢情報に基づき、該実空間
    における垂直移動量および水平移動量に変換する第4ス
    テップと、 前記車両の前記実空間における前記垂直移動量および前
    記水平移動量と当該移動時間とから、該車両の速度を計
    算する第5ステップとを有することを特徴とする車速計
    測方法。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段の前記姿勢情報を、前記実
    空間を規定する三次元座標系における前記車両の走行方
    向に相当する第1軸からのずれ角である方向角(θ)
    と、該実空間における該第1軸とこれに直交する第2軸
    とにより規定される平面からのずれ角である伏角(φ)
    とにより規定するとき、 前記方向角(θ)をパラメータとする三次元の第1回転
    行列と、前記伏角(φ)をパラメータとする三次元の第
    2回転行列と、前記画面上での前記垂直移動量(u)お
    よび前記水平移動量(v)ならびに前記撮像手段をなす
    カメラの焦点距離および該カメラの性状で定まるカメラ
    係数(f)と、前記撮像手段の位置情報と、を用いた所
    定の座標変換により、前記車両の画像の前記実空間にお
    ける前記垂直移動量および前記水平移動量を算出し、さ
    らに該実空間における該車両の実際の移動量を算出する
    請求項1に記載の車速計測方法。
  3. 【請求項3】 前記画面上での前記車両の画像位置を前
    記実空間を規定する三次元座標系で表した座標を
    (x′,y′,z′)とし、該車両を見る視点となる前
    記撮像手段の位置を該実空間を規定する三次元座標系で
    表した座標を(x0,y0,z0)とすると、 前記所定の座標変換は下記の座標変換式 【数1】 で表される請求項2に記載の車速計測方法。
  4. 【請求項4】 前記画面上における前記車両の画像の中
    に存在する水平エッジの要素のみを各水平方向に累積し
    て得た水平方向ヒストグラムを、ある時刻の画像フレー
    ム(Pn)について、作成し、同様の水平方向ヒストグ
    ラムを、該時刻より所定時間前の画像フレーム(Pn−
    1)について、作成し、これら2つの水平方向ヒストグ
    ラム相互間の相関値を求め、該相関値のピークを検出す
    ることにより、前記第2ステップにおける前記画面上で
    の前記垂直移動量を算出する請求項1に記載の車速計測
    方法。
  5. 【請求項5】 前記画面上における前記車両の画像の中
    に存在する垂直エッジの要素のみを各垂直方向に累積し
    て得た垂直方向ヒストグラムを、ある時刻の画像フレー
    ム(Pn)について、作成し、同様の垂直方向ヒストグ
    ラムを、該時刻より所定時間前の画像フレーム(Pn−
    1)について、作成し、これら2つの垂直方向ヒストグ
    ラム相互間の相関値を求め、該相関値のピークを検出す
    ることにより、前記第3ステップにおける前記画面上で
    の前記水平移動量を算出する請求項1に記載の車速計測
    方法。
  6. 【請求項6】 前記車両の画像について前記水平方向ヒ
    ストグラムを作成するに際し、該車両の周囲の明暗の変
    化に追従させて前記水平エッジの要素を割り出すための
    コントラストを均一化させるステップを含む請求項4に
    記載の車速計測方法。
  7. 【請求項7】 前記コントラストを均一化させるための
    ステップは、前記画面上での輝度ヒストグラムを作成し
    さらにこれを平均化させる輝度ヒストグラム平均化処理
    を含む請求項6に記載の車速計測方法。
  8. 【請求項8】 前記車両の画像について前記垂直方向ヒ
    ストグラムを作成するに際し、該車両の周囲の明暗の変
    化に追従させて前記垂直エッジの要素を割り出すための
    コントラストを均一化させるステップを含む請求項5に
    記載の車速方法。
  9. 【請求項9】 前記コントラストを均一化させるための
    ステップは、前記画面上での輝度ヒストグラムを作成し
    さらにこれを平均化させる輝度ヒストグラム平均化処理
    を含む請求項8に記載の車速計測方法。
  10. 【請求項10】 前記第2ステップおよび前記第3ステ
    ップによる、前記垂直移動量および前記水平移動量の算
    出を、前記画面上における前記車両の画像を含む特徴領
    域を対象として、動き補償画像符号化手法に基づき行う
    請求項1に記載の車速計測方法。
  11. 【請求項11】 前記水平方向ヒストグラムによる前記
    垂直移動量の算出に際し割り出した前記画面上における
    前記車両の画像を含む所定の特徴領域を対象として、動
    き補償画像符号化手法に基づく垂直移動量の算出を行う
    請求項4に記載の車速計測方法。
  12. 【請求項12】 前記垂直方向ヒストグラムによる前記
    水平移動量の算出に際し割り出した前記画面上における
    前記車両の画像を含む所定の特徴領域を対象として、動
    き補償画像符号化手法に基づく水平移動量の算出を行う
    請求項5に記載の車速計測方法。
  13. 【請求項13】 前記画面上における前記車両の画像を
    なす画像信号のうち、一定の周期で現れる信号成分を有
    する画像信号をフィルタ処理により抽出し、抽出された
    該画像信号に対応する部分の前記画像をもって、前記特
    徴領域とする請求項10に記載の車速計測方法。
  14. 【請求項14】 前記画面上における前記車両の画像信
    号のうち、前記特徴領域と想定される部分の画像信号に
    対し一次元DCTまたはFFT処理を行い、その処理に
    より得た値のうちのピークに相当する部分を、前記特徴
    領域とする請求項10に記載の車速計測方法。
  15. 【請求項15】 車道の脇に建てられた支持体に設置さ
    れ、走行中の車両を撮影する撮像手段と、 前記撮像手段から出力される前記車両の画像を表示する
    画面上において、該画面上を移動する前記画像の垂直方
    向の移動量を算出する垂直移動量算出手段と、 前記画面上において、前記画面上を移動する前記画像の
    水平方向の移動量を算出する水平移動量算出手段と、 前記垂直移動量算出手段および前記水平移動量算出手段
    によりそれぞれ算出した前記画面上での垂直移動量およ
    び水平移動量を、前記車両が存在する実空間上での前記
    撮像手段の位置情報および該撮像手段の姿勢情報に基づ
    き、前記実空間上での垂直移動量および水平移動量に変
    換する変換手段と、 前記車両の前記実空間上での垂直移動量および水平移動
    量と、当該移動時間とから該車両の速度を計算する車速
    計算手段とからなることを特徴とする車速計測装置。
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