JP2000241950A - ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 - Google Patents
ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法Info
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- JP2000241950A JP2000241950A JP11039887A JP3988799A JP2000241950A JP 2000241950 A JP2000241950 A JP 2000241950A JP 11039887 A JP11039887 A JP 11039887A JP 3988799 A JP3988799 A JP 3988799A JP 2000241950 A JP2000241950 A JP 2000241950A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 節水をしつつ、水洗槽内に汚れや水垢及び銀
スラッジが発生せず、フィルムの網点品質が劣化せず、
乾燥ローラー汚れが発生しない、ハロゲン化銀写真感光
材料の処理方法を提供する。 【解決手段】 ハロゲン化銀写真感光材料を現像槽、定
着槽、水洗槽又は安定化槽を有する自動現像機を用いて
現像、定着、水洗もしくは安定化処理するに当たり、
銀回収を行いながら、水洗槽又は安定化槽が2槽以上
で、各処理槽間の少なくとも一つの間に洗浄槽(渡り
洗浄)を設けた自動現像機を用い、下記一般式(1)
で表される化合物の存在下、かつ過酸化水素の存在下
で、水洗もしくは安定化処理するハロゲン化銀写真感光
材料の処理方法。 【化1】
スラッジが発生せず、フィルムの網点品質が劣化せず、
乾燥ローラー汚れが発生しない、ハロゲン化銀写真感光
材料の処理方法を提供する。 【解決手段】 ハロゲン化銀写真感光材料を現像槽、定
着槽、水洗槽又は安定化槽を有する自動現像機を用いて
現像、定着、水洗もしくは安定化処理するに当たり、
銀回収を行いながら、水洗槽又は安定化槽が2槽以上
で、各処理槽間の少なくとも一つの間に洗浄槽(渡り
洗浄)を設けた自動現像機を用い、下記一般式(1)
で表される化合物の存在下、かつ過酸化水素の存在下
で、水洗もしくは安定化処理するハロゲン化銀写真感光
材料の処理方法。 【化1】
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、節水に有効なハロ
ゲン化銀写真感光材料の処理方法に関する。
ゲン化銀写真感光材料の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真感光材料(以下単に感
光材料ともいう)は、露光後、現像、脱銀、洗浄、安定
化などの工程により処理される。処理は通常自動現像機
で行われ、処理液の活性度を一定に保つため補充液を補
充する方式が一般に広く用いられている。補充液の補充
は感光材料からの溶出物の希釈、蒸発量の補正及び消費
成分の補充を目的としている。また水洗工程では通常一
般用水道水を供給してフィルム内部に残留している定着
成分を洗い流して除去していた。
光材料ともいう)は、露光後、現像、脱銀、洗浄、安定
化などの工程により処理される。処理は通常自動現像機
で行われ、処理液の活性度を一定に保つため補充液を補
充する方式が一般に広く用いられている。補充液の補充
は感光材料からの溶出物の希釈、蒸発量の補正及び消費
成分の補充を目的としている。また水洗工程では通常一
般用水道水を供給してフィルム内部に残留している定着
成分を洗い流して除去していた。
【0003】省エネルギー化のために、この多量な水の
使用を押さえて節水をしようという動きはあるものの、
水洗水に水垢が発生するという問題があり、あいかわら
ず水洗水を多量に用いて洗浄しているのが実状である。
使用を押さえて節水をしようという動きはあるものの、
水洗水に水垢が発生するという問題があり、あいかわら
ず水洗水を多量に用いて洗浄しているのが実状である。
【0004】節水システムの中には、水洗水の量を減ら
し、かつ水垢を発生させないようにするために、フィル
ター除去を行ったり殺菌剤を添加するなど、または過酸
化水素で定着主薬のチオ硫酸塩(ハイポ)や細菌を分
解、銀と殺菌剤で細菌の繁殖を防ぐ浄化剤などいくつか
の試みがなされて、一部は製品化されている。
し、かつ水垢を発生させないようにするために、フィル
ター除去を行ったり殺菌剤を添加するなど、または過酸
化水素で定着主薬のチオ硫酸塩(ハイポ)や細菌を分
解、銀と殺菌剤で細菌の繁殖を防ぐ浄化剤などいくつか
の試みがなされて、一部は製品化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、低補充
化により水洗水の中に入る定着液の銀濃度が上昇してき
たため、ハイポが分解して銀スラッジが発生してしま
う、といった問題が生じてきた。また、そのためにそれ
に用いられる浄化剤を減らすと水垢が発生してしまい、
増やすと銀スラッジが発生するため、銀スラッジと水垢
の取り合いとなるといった困難な問題が生じてきた。
化により水洗水の中に入る定着液の銀濃度が上昇してき
たため、ハイポが分解して銀スラッジが発生してしま
う、といった問題が生じてきた。また、そのためにそれ
に用いられる浄化剤を減らすと水垢が発生してしまい、
増やすと銀スラッジが発生するため、銀スラッジと水垢
の取り合いとなるといった困難な問題が生じてきた。
【0006】加えて、銀スラッジと水垢の両方を押さえ
ようとして調整するうちに銀とゼラチンが固まり、配管
が詰まったり、自動現像機を朝立ちあげたときに銀スラ
ッジが処理フィルムにつくなどといった、重大な問題
や、さらにはハイポが残留して変色するといった困難な
問題が生じて、解決が強く求められるようになってき
た。
ようとして調整するうちに銀とゼラチンが固まり、配管
が詰まったり、自動現像機を朝立ちあげたときに銀スラ
ッジが処理フィルムにつくなどといった、重大な問題
や、さらにはハイポが残留して変色するといった困難な
問題が生じて、解決が強く求められるようになってき
た。
【0007】一方、節水の手段として、水洗槽を複数に
分けて多段向流水洗方式を行うものも現れてきた。多段
水洗は水の回転が悪く、一槽水洗槽の方式と比べて水垢
が発生しやすい。過酸化水素を浄化剤として使用してハ
イポを壊した場合には、より一層銀スラッジが発生して
仕事がたびたび中断されるユーザーが多く現れてきた。
分けて多段向流水洗方式を行うものも現れてきた。多段
水洗は水の回転が悪く、一槽水洗槽の方式と比べて水垢
が発生しやすい。過酸化水素を浄化剤として使用してハ
イポを壊した場合には、より一層銀スラッジが発生して
仕事がたびたび中断されるユーザーが多く現れてきた。
【0008】加えて汚れた水が渡りローラーにつき、そ
れに伴う析出物でフィルムの網点品質が劣化したり、フ
ィルムに乾燥ローラー汚れが発生するといった重大な問
題が発生するようになった。
れに伴う析出物でフィルムの網点品質が劣化したり、フ
ィルムに乾燥ローラー汚れが発生するといった重大な問
題が発生するようになった。
【0009】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、節水をしつつ、水洗槽内に汚れや
水垢及び銀スラッジが発生せず、フィルムの網点品質が
劣化せず、乾燥ローラー汚れが発生しない、ハロゲン化
銀写真感光材料の処理方法を提供することである。
であり、その目的は、節水をしつつ、水洗槽内に汚れや
水垢及び銀スラッジが発生せず、フィルムの網点品質が
劣化せず、乾燥ローラー汚れが発生しない、ハロゲン化
銀写真感光材料の処理方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、 ハロゲン化銀写真感光材料を現像槽、定着槽、水洗
槽又は安定化槽を有する自動現像機を用いて現像、定
着、水洗もしくは安定化処理するに当たり、過酸化水素
の存在下で、かつ銀回収を行いながら水洗もしくは安定
化処理するハロゲン化銀写真感光材料の処理方法、 ハロゲン化銀写真感光材料を現像槽、定着槽、水洗
槽又は安定化槽を有する自動現像機を用いて現像、定
着、水洗もしくは安定化処理するに当たり、水洗槽又は
安定化槽が2槽以上で、過酸化水素の存在下で水洗もし
くは安定化処理するハロゲン化銀写真感光材料の処理方
法、自動現像機が各処理槽間の少なくとも一つの間に洗
浄槽(渡り洗浄)を有すること、 ハロゲン化銀写真感光材料を現像、定着、水洗もし
くは安定化処理するに当たり、現像槽、定着槽、水洗槽
又は安定化槽を有し、各処理槽間の少なくとも一つの間
に洗浄槽(渡り洗浄)を設けた自動現像機を用い、過酸
化水素の存在下で、水洗又は安定化処理するハロゲン化
銀写真感光材料の処理方法、 ハロゲン化銀写真感光材料を現像槽、定着槽、水洗
槽又は安定化槽を有する自動現像機を用いて現像、定
着、水洗もしくは安定化処理するに当たり、過酸化水素
及び前記一般式(1)で表される化合物の存在下で、水
洗又は安定化処理するハロゲン化銀写真感光材料の処理
方法、、、、において、水洗槽又は安定化槽内
部の過酸化水素濃度が0.0001〜0.5重量%であ
ること、水洗槽又は安定化槽に供給される過酸化水素水
がキット濃厚液から調製され、該濃厚液の過酸化水素濃
度が2〜35重量%であるか、過酸化水素キット濃厚液
を直接水洗槽又は安定化槽に溶解すること、によって達
成される。
槽又は安定化槽を有する自動現像機を用いて現像、定
着、水洗もしくは安定化処理するに当たり、過酸化水素
の存在下で、かつ銀回収を行いながら水洗もしくは安定
化処理するハロゲン化銀写真感光材料の処理方法、 ハロゲン化銀写真感光材料を現像槽、定着槽、水洗
槽又は安定化槽を有する自動現像機を用いて現像、定
着、水洗もしくは安定化処理するに当たり、水洗槽又は
安定化槽が2槽以上で、過酸化水素の存在下で水洗もし
くは安定化処理するハロゲン化銀写真感光材料の処理方
法、自動現像機が各処理槽間の少なくとも一つの間に洗
浄槽(渡り洗浄)を有すること、 ハロゲン化銀写真感光材料を現像、定着、水洗もし
くは安定化処理するに当たり、現像槽、定着槽、水洗槽
又は安定化槽を有し、各処理槽間の少なくとも一つの間
に洗浄槽(渡り洗浄)を設けた自動現像機を用い、過酸
化水素の存在下で、水洗又は安定化処理するハロゲン化
銀写真感光材料の処理方法、 ハロゲン化銀写真感光材料を現像槽、定着槽、水洗
槽又は安定化槽を有する自動現像機を用いて現像、定
着、水洗もしくは安定化処理するに当たり、過酸化水素
及び前記一般式(1)で表される化合物の存在下で、水
洗又は安定化処理するハロゲン化銀写真感光材料の処理
方法、、、、において、水洗槽又は安定化槽内
部の過酸化水素濃度が0.0001〜0.5重量%であ
ること、水洗槽又は安定化槽に供給される過酸化水素水
がキット濃厚液から調製され、該濃厚液の過酸化水素濃
度が2〜35重量%であるか、過酸化水素キット濃厚液
を直接水洗槽又は安定化槽に溶解すること、によって達
成される。
【0011】以下、本発明について詳しく述べる。
【0012】本発明の態様の1つは、過酸化水素の存在
下で、かつ銀回収を行いながら水洗もしくは安定化処理
することを特徴とする。
下で、かつ銀回収を行いながら水洗もしくは安定化処理
することを特徴とする。
【0013】本発明に用いる銀回収装置の電極電解方法
はどのような型でも良い。例えば従来よく用いられてい
る回転円筒式電極を用いる方法、米国特許第3,84
0,455号に開示されるらせん状陰極をもちいる方
法、特開昭53−65218号に開示される非導電性粒
子を充填した流動床電解法などが挙げられる。銀回収装
置は配管を通じて外部に接続して廃液から銀を回収する
様な間接的に接続して銀回収を行う方法と、定着漕に直
接電極や円筒式電極などを組み込んで直接電気分解を行
うものがあるが、直接電気分解を行うものの方が常に定
着漕内部銀量を直接制御できるという面で有利であるた
め、直接電気分解をおこなうもののほうが好ましい。ま
た小型化された現在の自動現像機などでの使用には、回
転円筒部分を小型化して処理漕の底部または側面部に埋
め込み、直接電気分解を行うものや、小型化したらせん
状陰極を用いるものが好ましい。
はどのような型でも良い。例えば従来よく用いられてい
る回転円筒式電極を用いる方法、米国特許第3,84
0,455号に開示されるらせん状陰極をもちいる方
法、特開昭53−65218号に開示される非導電性粒
子を充填した流動床電解法などが挙げられる。銀回収装
置は配管を通じて外部に接続して廃液から銀を回収する
様な間接的に接続して銀回収を行う方法と、定着漕に直
接電極や円筒式電極などを組み込んで直接電気分解を行
うものがあるが、直接電気分解を行うものの方が常に定
着漕内部銀量を直接制御できるという面で有利であるた
め、直接電気分解をおこなうもののほうが好ましい。ま
た小型化された現在の自動現像機などでの使用には、回
転円筒部分を小型化して処理漕の底部または側面部に埋
め込み、直接電気分解を行うものや、小型化したらせん
状陰極を用いるものが好ましい。
【0014】又、特開昭56−696261号に記載さ
れるような陽極を角膜で分離し、陽極膜に定着液とは異
なる組成を持つ液を用いる方法などにも適用できる。更
に電解銀回収後にイオン交換樹脂と接触させる方法(独
国特許出願第2,741,080号)も適用できる。本
発明の処理方法では水洗液又は安定化液の前浴は定着液
であり、銀塩の殆どはここで溶解される。
れるような陽極を角膜で分離し、陽極膜に定着液とは異
なる組成を持つ液を用いる方法などにも適用できる。更
に電解銀回収後にイオン交換樹脂と接触させる方法(独
国特許出願第2,741,080号)も適用できる。本
発明の処理方法では水洗液又は安定化液の前浴は定着液
であり、銀塩の殆どはここで溶解される。
【0015】他に銀回収方法としてはフィルター除去に
よるものなどがあるが、ランニング処理などですぐに銀
汚れが蓄積されてしまい、効果としては不充分であり、
好ましくない。
よるものなどがあるが、ランニング処理などですぐに銀
汚れが蓄積されてしまい、効果としては不充分であり、
好ましくない。
【0016】本発明では銀回収装置は水洗槽或いは安定
化槽にとりつけるものであるが、水洗槽或いは安定化槽
と共に定着槽にとりつけても良い。
化槽にとりつけるものであるが、水洗槽或いは安定化槽
と共に定着槽にとりつけても良い。
【0017】本発明の第2の態様は、水洗槽又は安定化
槽が2槽以上で、過酸化水素の存在下で水洗もしくは安
定化処理することを特徴とする。2槽以上の水洗槽また
は安定化槽を設ける場合には、以前より知られている、
水洗水の補充液量を少なくする手段としての多段向流方
式が用いられるのが好ましい。この多段向流方式を用い
れば、定着後の感光材料は徐々に清浄な方向つまり定着
液で汚れていない処理液の方へ順次接触して処理されて
いくので、更に効率よい水洗がなされる。
槽が2槽以上で、過酸化水素の存在下で水洗もしくは安
定化処理することを特徴とする。2槽以上の水洗槽また
は安定化槽を設ける場合には、以前より知られている、
水洗水の補充液量を少なくする手段としての多段向流方
式が用いられるのが好ましい。この多段向流方式を用い
れば、定着後の感光材料は徐々に清浄な方向つまり定着
液で汚れていない処理液の方へ順次接触して処理されて
いくので、更に効率よい水洗がなされる。
【0018】本発明の第3の態様は、各処理槽間の少な
くとも一つの間に洗浄槽(渡り洗浄)を設けた自動現像
機を用い、過酸化水素の存在下で、水洗又は安定化処理
することを特徴とする。
くとも一つの間に洗浄槽(渡り洗浄)を設けた自動現像
機を用い、過酸化水素の存在下で、水洗又は安定化処理
することを特徴とする。
【0019】本発明に採用できる渡り洗浄の方法として
は、現像槽と定着槽の間に小さな水洗槽、もしくは小さ
な溝を作成しその部分を現像槽で処理されたフィルムが
通るようにしたものである。この部分を渡り洗浄槽と呼
ぶと、渡り洗浄槽はローラーなどを持つ完全な処理槽と
しても良いが、小型化及び簡略化のために溝を作成し、
その部分に流水が通るようにしただけのものでも良い。
また流水は水道水もしくは蒸留水などでも良いが、現像
を停止させるための弱い酢酸などの酸性液を用いても良
いし、現像、定着後に安定化処理される際の安定化液を
用いても良い。渡り洗浄における洗浄液は、循環して使
用されて現像廃液もしくは定着廃液タンクに廃棄されて
も良いが、水洗水として補給された水を一旦渡り洗浄槽
に通した後、水洗槽に加えて水洗水として使用されても
良い。この場合水洗水は一旦渡り洗浄槽を通過したのち
に水洗槽に入っても良いし、渡り洗浄用と水洗水専用と
あらかじめ分岐した通路を持ち、直接水洗槽に入る水と
一旦渡り洗浄槽に入ってから水洗槽に入っても良い。ま
た、渡り洗浄用の洗浄水で循環使用されたものでも、環
境上の下水道法に基づく排出基準を満たすものであれ
ば、水洗槽を経て下水道に流すこともできる。渡り洗浄
槽は上記の現像槽と定着槽の間のみだけではなく、定着
槽と水洗槽の間、および多槽の現像槽、定着槽および多
槽の水洗槽の間にも同様に用いることができる。
は、現像槽と定着槽の間に小さな水洗槽、もしくは小さ
な溝を作成しその部分を現像槽で処理されたフィルムが
通るようにしたものである。この部分を渡り洗浄槽と呼
ぶと、渡り洗浄槽はローラーなどを持つ完全な処理槽と
しても良いが、小型化及び簡略化のために溝を作成し、
その部分に流水が通るようにしただけのものでも良い。
また流水は水道水もしくは蒸留水などでも良いが、現像
を停止させるための弱い酢酸などの酸性液を用いても良
いし、現像、定着後に安定化処理される際の安定化液を
用いても良い。渡り洗浄における洗浄液は、循環して使
用されて現像廃液もしくは定着廃液タンクに廃棄されて
も良いが、水洗水として補給された水を一旦渡り洗浄槽
に通した後、水洗槽に加えて水洗水として使用されても
良い。この場合水洗水は一旦渡り洗浄槽を通過したのち
に水洗槽に入っても良いし、渡り洗浄用と水洗水専用と
あらかじめ分岐した通路を持ち、直接水洗槽に入る水と
一旦渡り洗浄槽に入ってから水洗槽に入っても良い。ま
た、渡り洗浄用の洗浄水で循環使用されたものでも、環
境上の下水道法に基づく排出基準を満たすものであれ
ば、水洗槽を経て下水道に流すこともできる。渡り洗浄
槽は上記の現像槽と定着槽の間のみだけではなく、定着
槽と水洗槽の間、および多槽の現像槽、定着槽および多
槽の水洗槽の間にも同様に用いることができる。
【0020】尚、前述した本発明の第2の態様において
も、渡り洗浄を行うことは有効である。
も、渡り洗浄を行うことは有効である。
【0021】本発明の第4の態様は、過酸化水素及び一
般式(1)で表される化合物の存在下で、水洗又は安定
化処理することを特徴とする。
般式(1)で表される化合物の存在下で、水洗又は安定
化処理することを特徴とする。
【0022】一般式(1)において、R1及びR2は各々
水素原子又は炭素原子数1〜3のアルキル基(例えば、
メチル基、エチル基、プロピル基)を表す。但し、R1
及びR2が同時に水素原子になることはなく、両方とも
アルキル基であることが好ましい。R3及びR4は各々水
素原子又は炭素原子数1〜3のアルキル基(例えば、メ
チル基、エチル基、プロピル基)を表し、R5は水酸基
(金属塩も含む)、アミノ基又は炭素原子数1〜3のア
ルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基)
を表す。R6及びR7は各々水素原子、炭素原子数1〜5
のアルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル
基)、炭素原子数18以下、通常2〜18のアシル基
(例えば、アセチル基、プロピオニル基)又は−COO
M10基を表す。ここで、M10は水素原子、炭素原子数1
〜4のアルキル基、アルカリ金属原子、アリール基又は
炭素原子数15以下、通常7〜15のアルキル基を表
す。但し、R6とR7は同時に水素原子になることはな
い。M1は水素原子、アルカリ金属原子又はアンモニウ
ム基を表す。kは0、1又は2である。
水素原子又は炭素原子数1〜3のアルキル基(例えば、
メチル基、エチル基、プロピル基)を表す。但し、R1
及びR2が同時に水素原子になることはなく、両方とも
アルキル基であることが好ましい。R3及びR4は各々水
素原子又は炭素原子数1〜3のアルキル基(例えば、メ
チル基、エチル基、プロピル基)を表し、R5は水酸基
(金属塩も含む)、アミノ基又は炭素原子数1〜3のア
ルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基)
を表す。R6及びR7は各々水素原子、炭素原子数1〜5
のアルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル
基)、炭素原子数18以下、通常2〜18のアシル基
(例えば、アセチル基、プロピオニル基)又は−COO
M10基を表す。ここで、M10は水素原子、炭素原子数1
〜4のアルキル基、アルカリ金属原子、アリール基又は
炭素原子数15以下、通常7〜15のアルキル基を表
す。但し、R6とR7は同時に水素原子になることはな
い。M1は水素原子、アルカリ金属原子又はアンモニウ
ム基を表す。kは0、1又は2である。
【0023】以下に、一般式(1)で表される化合物の
具体例を示す。
具体例を示す。
【0024】
【化2】
【0025】この中で、特に好ましくは、1−1であ
る。
る。
【0026】本発明では、感光材料を処理する自動現像
機の水洗若しくは安定化槽に再生若しくは浄化手段とし
て感材処理面積情報に基づいて自動的に過酸化水素を供
給するための供給手段を設けることが好ましい。水洗若
しくは安定化槽に持ち込まれるハイポを分解するために
過酸化水素を添加しているが、感光材料からの溶出成分
などの蓄積からある汚染濃度になった場合、水の入れ替
えを行わねばならないので、そのため少なくとも水洗水
若しくは安定化液の一部を排水できるように汚染濃度を
測定する手段を具備する排水手段を有し、ある汚染濃度
すなわちある処理面積になったら過酸化水素が送り込ま
れる仕様であることが好ましい。
機の水洗若しくは安定化槽に再生若しくは浄化手段とし
て感材処理面積情報に基づいて自動的に過酸化水素を供
給するための供給手段を設けることが好ましい。水洗若
しくは安定化槽に持ち込まれるハイポを分解するために
過酸化水素を添加しているが、感光材料からの溶出成分
などの蓄積からある汚染濃度になった場合、水の入れ替
えを行わねばならないので、そのため少なくとも水洗水
若しくは安定化液の一部を排水できるように汚染濃度を
測定する手段を具備する排水手段を有し、ある汚染濃度
すなわちある処理面積になったら過酸化水素が送り込ま
れる仕様であることが好ましい。
【0027】本発明における、水洗槽又は安定化槽内部
の過酸化水素濃度は0.0001〜0.5重量%が好ま
しく、さらに好ましくは0.0003〜0.3重量%で
ある。また水洗槽又は安定化槽に供給される過酸化水素
水がキット濃厚液から調製され、該濃厚液の過酸化水素
濃度が2〜35重量%であるか、過酸化水素キット濃厚
液を直接水洗槽又は安定化槽に溶解することが好まし
い。
の過酸化水素濃度は0.0001〜0.5重量%が好ま
しく、さらに好ましくは0.0003〜0.3重量%で
ある。また水洗槽又は安定化槽に供給される過酸化水素
水がキット濃厚液から調製され、該濃厚液の過酸化水素
濃度が2〜35重量%であるか、過酸化水素キット濃厚
液を直接水洗槽又は安定化槽に溶解することが好まし
い。
【0028】迅速処理の観点から、感光材料の先端が自
動現像機に挿入されてから乾燥ゾーンから出て来るまで
の全処理時間(Dry to dry)は10〜60秒
であることが好ましく、より好ましくは15〜50秒で
ある。又、100m2以上の大量の感光材料を安定にラ
ンニング処理するためには、現像時間が2〜18秒であ
ることが好ましい。
動現像機に挿入されてから乾燥ゾーンから出て来るまで
の全処理時間(Dry to dry)は10〜60秒
であることが好ましく、より好ましくは15〜50秒で
ある。又、100m2以上の大量の感光材料を安定にラ
ンニング処理するためには、現像時間が2〜18秒であ
ることが好ましい。
【0029】自動現像機としては、60℃以上の伝熱体
(60℃〜130℃のヒートローラー等)又は150℃
以上の輻射物体(タングステン、炭素、ニクロム、酸化
ジルコニウム,酸化イットリウム,酸化トリウムの混合
物、炭化ケイ素等に直接電流を通して発熱放射させた
り、抵抗発熱体から熱エネルギーを銅、ステンレス、ニ
ッケル、各種セラミック等の放射体に伝達させたりして
赤外線を放出するもの)で乾燥するゾーンをもつものが
好ましい。
(60℃〜130℃のヒートローラー等)又は150℃
以上の輻射物体(タングステン、炭素、ニクロム、酸化
ジルコニウム,酸化イットリウム,酸化トリウムの混合
物、炭化ケイ素等に直接電流を通して発熱放射させた
り、抵抗発熱体から熱エネルギーを銅、ステンレス、ニ
ッケル、各種セラミック等の放射体に伝達させたりして
赤外線を放出するもの)で乾燥するゾーンをもつものが
好ましい。
【0030】又、自動現像機としては下記に記載の方法
又は機能を採用したものを好ましく用いることができ
る。
又は機能を採用したものを好ましく用いることができ
る。
【0031】 脱臭装置:特開昭64−37560号
第544(2)頁左上欄〜第545(3)頁左上欄 水洗水再生浄化剤及び装置:特開平6−25035
2号第(3)頁段落「0011」〜段落(8)頁段落
「0058」 廃液処理方法:特開平2−64638号第388
(2)頁左下欄〜第391(5)頁左下欄 現像浴と定着浴の間のリンス浴:特開平4−313
749号第(18)頁段落「0054」〜第(21)頁
段落「0065」 補充水補充方法:特開平1−281446号第25
0(2)頁左下欄〜右下欄 外気の温度及び湿度を検出して乾燥風を制御:特開
平1−315745号第496(2)頁右下欄〜第50
1(7)頁右下欄及び特開平2−108051号第58
8(2)頁左下欄〜第589(3)頁左下欄 定着廃液からの銀回収:特開平6−27623号第
(4)頁段落「0012」〜第(7)頁「0071」。
第544(2)頁左上欄〜第545(3)頁左上欄 水洗水再生浄化剤及び装置:特開平6−25035
2号第(3)頁段落「0011」〜段落(8)頁段落
「0058」 廃液処理方法:特開平2−64638号第388
(2)頁左下欄〜第391(5)頁左下欄 現像浴と定着浴の間のリンス浴:特開平4−313
749号第(18)頁段落「0054」〜第(21)頁
段落「0065」 補充水補充方法:特開平1−281446号第25
0(2)頁左下欄〜右下欄 外気の温度及び湿度を検出して乾燥風を制御:特開
平1−315745号第496(2)頁右下欄〜第50
1(7)頁右下欄及び特開平2−108051号第58
8(2)頁左下欄〜第589(3)頁左下欄 定着廃液からの銀回収:特開平6−27623号第
(4)頁段落「0012」〜第(7)頁「0071」。
【0032】本発明に用いられる処理剤は、粉末、ペー
スト状、顆粒、錠剤、濃縮液、使用液等いずれの形態で
供給されても構わないが、顆粒、錠剤、濃縮液で供給さ
れることが好ましい。開始液として用いる場合は、それ
らを定められたように水に溶解するなどして調整して用
いる。補充液として使用する場合は、予め水と混合溶解
して用いるか、直接自動現像機内に投入して用いるかい
ずれでも構わない。
スト状、顆粒、錠剤、濃縮液、使用液等いずれの形態で
供給されても構わないが、顆粒、錠剤、濃縮液で供給さ
れることが好ましい。開始液として用いる場合は、それ
らを定められたように水に溶解するなどして調整して用
いる。補充液として使用する場合は、予め水と混合溶解
して用いるか、直接自動現像機内に投入して用いるかい
ずれでも構わない。
【0033】現像液の保恒剤として用いる亜硫酸塩、メ
タ重亜硫酸塩としては、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリ
ウム、亜硫酸アンモニウム、メタ重亜硫酸ナトリウムな
どがある。亜硫酸塩は0.25モル/L以上、特に好ま
しくは0.4モル/L以上で用いる。
タ重亜硫酸塩としては、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリ
ウム、亜硫酸アンモニウム、メタ重亜硫酸ナトリウムな
どがある。亜硫酸塩は0.25モル/L以上、特に好ま
しくは0.4モル/L以上で用いる。
【0034】現像液には、アルカリ剤(水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等)及びpH緩衝剤(例えば炭酸
塩、燐酸塩、硼酸塩、硼酸、酢酸、枸櫞酸、アルカノー
ルアミン等)が添加されることが好ましい。pH緩衝剤
としては、炭酸塩が好ましく、その添加量は1L当たり
0.5〜2.5モルが好ましく、更に好ましくは、0.
75〜1.5モルである。また、必要により溶解助剤
(例えばポリエチレングリコール類、それらのエステ
ル、アルカノールアミン等)、増感剤(例えばポリオキ
シエチレン類を含む非イオン界面活性剤、四級アンモニ
ウム化合物等)、界面活性剤、消泡剤、カブリ防止剤
(例えば臭化カリウム、臭化ナトリウムの如きハロゲン
化物、ニトロベンズインダゾール、ニトロベンズイミダ
ゾール、ベンゾトリアゾール、ベンゾチアゾール、テト
ラゾール類、チアゾール類等)、キレート化剤(例えば
エチレンジアミン四酢酸又はそのアルカリ金属塩、ニト
リロ三酢酸塩、ポリ燐酸塩等)、現像促進剤(例えば米
国特許第2,304,025号、特公昭47−4554
1号に記載の化合物等)、硬膜剤(例えばグルタルアル
デヒド又は、その重亜硫酸塩付加物等)、あるいは消泡
剤などを添加することができる。現像液のpHは7.5
以上10.5未満に調整されることが好ましい。更に好
ましくは、pH8.5以上10.4以下である。
ム、水酸化カリウム等)及びpH緩衝剤(例えば炭酸
塩、燐酸塩、硼酸塩、硼酸、酢酸、枸櫞酸、アルカノー
ルアミン等)が添加されることが好ましい。pH緩衝剤
としては、炭酸塩が好ましく、その添加量は1L当たり
0.5〜2.5モルが好ましく、更に好ましくは、0.
75〜1.5モルである。また、必要により溶解助剤
(例えばポリエチレングリコール類、それらのエステ
ル、アルカノールアミン等)、増感剤(例えばポリオキ
シエチレン類を含む非イオン界面活性剤、四級アンモニ
ウム化合物等)、界面活性剤、消泡剤、カブリ防止剤
(例えば臭化カリウム、臭化ナトリウムの如きハロゲン
化物、ニトロベンズインダゾール、ニトロベンズイミダ
ゾール、ベンゾトリアゾール、ベンゾチアゾール、テト
ラゾール類、チアゾール類等)、キレート化剤(例えば
エチレンジアミン四酢酸又はそのアルカリ金属塩、ニト
リロ三酢酸塩、ポリ燐酸塩等)、現像促進剤(例えば米
国特許第2,304,025号、特公昭47−4554
1号に記載の化合物等)、硬膜剤(例えばグルタルアル
デヒド又は、その重亜硫酸塩付加物等)、あるいは消泡
剤などを添加することができる。現像液のpHは7.5
以上10.5未満に調整されることが好ましい。更に好
ましくは、pH8.5以上10.4以下である。
【0035】現像廃液は通電して再生することができ
る。具体的には、現像廃液に陰極(例えばステンレスウ
ール等の電気伝導体または半導体)を、電解質溶液に陽
極(例えば炭素、金、白金、チタン等の溶解しない電気
伝導体)を入れ、陰イオン交換膜を介して現像廃液槽と
電解質溶液槽が接するようにし、両極に通電して再生す
る。通電しながら感光材料を処理することもできる。そ
の際、現像液に添加される各種の添加剤、例えば現像液
に添加することができる保恒剤、アルカリ剤、pH緩衝
剤、増感剤、カブリ防止剤、銀スラッジ防止剤等を追加
添加することが出来る。また、現像液に通電しながら感
光材料を処理する方法があり、その際に上記のような現
像液に添加できる添加剤を追加添加できる。現像廃液を
再生して利用する場合には、用いられる現像液の現像主
薬としては、遷移金属錯塩類が好ましい。
る。具体的には、現像廃液に陰極(例えばステンレスウ
ール等の電気伝導体または半導体)を、電解質溶液に陽
極(例えば炭素、金、白金、チタン等の溶解しない電気
伝導体)を入れ、陰イオン交換膜を介して現像廃液槽と
電解質溶液槽が接するようにし、両極に通電して再生す
る。通電しながら感光材料を処理することもできる。そ
の際、現像液に添加される各種の添加剤、例えば現像液
に添加することができる保恒剤、アルカリ剤、pH緩衝
剤、増感剤、カブリ防止剤、銀スラッジ防止剤等を追加
添加することが出来る。また、現像液に通電しながら感
光材料を処理する方法があり、その際に上記のような現
像液に添加できる添加剤を追加添加できる。現像廃液を
再生して利用する場合には、用いられる現像液の現像主
薬としては、遷移金属錯塩類が好ましい。
【0036】現像処理の特殊な形式として、現像主薬を
感光材料中、例えば乳剤層中またはその隣接層中に含
み、感光材料をアルカリ水溶液中で処理して現像を行わ
せるアクチベータ処理液に用いてもよい。また、現像主
薬を感光材料中、例えば乳剤層中またはその隣接層中に
含んだ感光材料を現像液で処理しても良い。このような
現像処理は、チオシアン酸塩による銀塩安定化処理と組
み合わせて、感光材料の迅速処理の方法の一つとして利
用されることが多く、そのような処理液に適用も可能で
ある。
感光材料中、例えば乳剤層中またはその隣接層中に含
み、感光材料をアルカリ水溶液中で処理して現像を行わ
せるアクチベータ処理液に用いてもよい。また、現像主
薬を感光材料中、例えば乳剤層中またはその隣接層中に
含んだ感光材料を現像液で処理しても良い。このような
現像処理は、チオシアン酸塩による銀塩安定化処理と組
み合わせて、感光材料の迅速処理の方法の一つとして利
用されることが多く、そのような処理液に適用も可能で
ある。
【0037】定着開始液は、通常用いられている濃厚液
キットを水で希釈し用いてもよいが、二種以上の化合物
から成形された固体処理剤の単独物または混合物を水で
溶解して用いて良い。補充液については、二種以上の化
合物から成形された固体処理剤の単独物または混合物を
水で溶解して用いるのが好ましい。
キットを水で希釈し用いてもよいが、二種以上の化合物
から成形された固体処理剤の単独物または混合物を水で
溶解して用いて良い。補充液については、二種以上の化
合物から成形された固体処理剤の単独物または混合物を
水で溶解して用いるのが好ましい。
【0038】定着液はチオ硫酸塩を含む水溶液であり定
着開始液のpHは4.0以上、好ましくは4.2〜7.
0であり更に好ましくは、4.4〜6.9である。定着
主薬としてはチオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニウ
ムが使用でき、チオ硫酸イオンを必須成分とするもので
あり、臭気の発生を防止する目的からチオ硫酸ナトリウ
ムが特に好ましい。定着主薬の使用量は適宜変えること
ができ、一般には、0.1〜約6.0モル/Lである。
着開始液のpHは4.0以上、好ましくは4.2〜7.
0であり更に好ましくは、4.4〜6.9である。定着
主薬としてはチオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニウ
ムが使用でき、チオ硫酸イオンを必須成分とするもので
あり、臭気の発生を防止する目的からチオ硫酸ナトリウ
ムが特に好ましい。定着主薬の使用量は適宜変えること
ができ、一般には、0.1〜約6.0モル/Lである。
【0039】定着液には、所望により保恒剤(例えば、
亜硫酸塩、重亜硫酸塩)、pH調整剤(例えば、硫酸、
水酸化ナトリウム)、硬化軟化剤能のあるキレート剤や
特開昭62−78551号記載の化合物を含むことがで
きる。
亜硫酸塩、重亜硫酸塩)、pH調整剤(例えば、硫酸、
水酸化ナトリウム)、硬化軟化剤能のあるキレート剤や
特開昭62−78551号記載の化合物を含むことがで
きる。
【0040】感光材料の処理においては、廃液量の低減
の要望から感光材料の面積に比例した一定量の処理液を
補充しながら処理される。その現像液補充量、定着液補
充量、安定化液補充量はそれぞれ32〜325ml/m
2、好ましくは65〜130ml/m2である。
の要望から感光材料の面積に比例した一定量の処理液を
補充しながら処理される。その現像液補充量、定着液補
充量、安定化液補充量はそれぞれ32〜325ml/m
2、好ましくは65〜130ml/m2である。
【0041】現像液補充量および定着液補充量は、具体
的には、現像母液、定着母液と同じ液を補充する場合の
それぞれの液の補充量であり、現像濃縮液および定着濃
縮液を水で希釈した液で補充される場合のそれぞれの濃
縮液と水の合計量である。固体処理剤を水で溶解した液
で補充される場合の補充量はそれぞれの固体処理剤容積
と水の容積の合計量であり、また固体処理剤と水を別々
に補充する場合の補充量はそれぞれの固体処理剤容積と
水の容積の合計量である。
的には、現像母液、定着母液と同じ液を補充する場合の
それぞれの液の補充量であり、現像濃縮液および定着濃
縮液を水で希釈した液で補充される場合のそれぞれの濃
縮液と水の合計量である。固体処理剤を水で溶解した液
で補充される場合の補充量はそれぞれの固体処理剤容積
と水の容積の合計量であり、また固体処理剤と水を別々
に補充する場合の補充量はそれぞれの固体処理剤容積と
水の容積の合計量である。
【0042】ここに固体処理剤は、処理液を構成する成
分が2種以上で成形された固体をいい、処理液成分が全
て含有された1種の固体、または固体が2種以上で処理
液の成分を構成できるものであっても良い。固体処理剤
においては、少なくとも2種以上の化合物が成形された
固体を少なくとも1種あればよく、成形された固体以外
は単体物質でも良い。
分が2種以上で成形された固体をいい、処理液成分が全
て含有された1種の固体、または固体が2種以上で処理
液の成分を構成できるものであっても良い。固体処理剤
においては、少なくとも2種以上の化合物が成形された
固体を少なくとも1種あればよく、成形された固体以外
は単体物質でも良い。
【0043】固体処理剤を作成する方法としては水を添
加して造粒を行った後に乾燥させて顆粒を得て成形する
方法と水の添加量を少なくして造粒を行い、もしくはま
ったく水を添加せずに、直接乾燥工程を経ずに成形する
方法がある。水添加量としては全体の素材の量に対して
0%以上2%以下であることが好ましい。
加して造粒を行った後に乾燥させて顆粒を得て成形する
方法と水の添加量を少なくして造粒を行い、もしくはま
ったく水を添加せずに、直接乾燥工程を経ずに成形する
方法がある。水添加量としては全体の素材の量に対して
0%以上2%以下であることが好ましい。
【0044】造粒を行わずに原材料を直接圧縮成形して
顆粒状の固体処理剤を成形する方式の例としてブリケッ
ティングマシンがある。また造粒する手段としては一般
に用いられている攪拌造粒機やヘンシェルミキサーを用
いる方法がある。
顆粒状の固体処理剤を成形する方式の例としてブリケッ
ティングマシンがある。また造粒する手段としては一般
に用いられている攪拌造粒機やヘンシェルミキサーを用
いる方法がある。
【0045】本発明の処理を行うハロゲン化銀写真感光
材料のハロゲン化銀は、塩化銀、塩化銀含有率60モル
%以上の塩臭化銀又は塩沃臭化銀であることが補充量の
低減や迅速処理にとって好ましい。
材料のハロゲン化銀は、塩化銀、塩化銀含有率60モル
%以上の塩臭化銀又は塩沃臭化銀であることが補充量の
低減や迅速処理にとって好ましい。
【0046】ハロゲン化銀粒子の平均粒径は1.2μm
以下、特に0.1〜0.8μmが好ましい。又、粒径分
布は狭い方が好ましくいわゆる単分散乳剤を用いるのが
好ましい。又、(100)面を主平面とする平板状粒子
からなる乳剤が好ましく、そのような乳剤は米国特許第
5,264,337号、同5,314,798号、同
5,320,958号の記載を参考にして得ることがで
きる。更に、高照度特性を得るためにイリジウムをハロ
ゲン化銀1モル当たり10-9〜10-3モルの範囲でドー
ピングしたり、乳剤を硬調化するためにロジウム、ルテ
ニウム、オスミウム及びレニウムから選ばれる少なくと
も1種をハロゲン化銀1モル当たり10-9〜10-3モル
の範囲でドーピングしたりするのが好ましい。
以下、特に0.1〜0.8μmが好ましい。又、粒径分
布は狭い方が好ましくいわゆる単分散乳剤を用いるのが
好ましい。又、(100)面を主平面とする平板状粒子
からなる乳剤が好ましく、そのような乳剤は米国特許第
5,264,337号、同5,314,798号、同
5,320,958号の記載を参考にして得ることがで
きる。更に、高照度特性を得るためにイリジウムをハロ
ゲン化銀1モル当たり10-9〜10-3モルの範囲でドー
ピングしたり、乳剤を硬調化するためにロジウム、ルテ
ニウム、オスミウム及びレニウムから選ばれる少なくと
も1種をハロゲン化銀1モル当たり10-9〜10-3モル
の範囲でドーピングしたりするのが好ましい。
【0047】ハロゲン化銀乳剤には、硫黄増感、セレン
増感、テルル増感、還元増感及び貴金属増感等公知の化
学増感を施すことができる。
増感、テルル増感、還元増感及び貴金属増感等公知の化
学増感を施すことができる。
【0048】本発明の処理を行う黒白ハロゲン化銀写真
感光材料には以下に記載する技術を採用するのが好まし
い。
感光材料には以下に記載する技術を採用するのが好まし
い。
【0049】1) 染料の固体分散微粒子:特開平7−
5629号第(3)頁段落「0017」〜第(16)頁
段落「0042」 2) 酸基を有する化合物:特開昭62−237445
号第292(8)頁左下欄11行目〜第309(25)
頁右下欄3行目 3) 酸性ポリマー:特開平6−186659号第(1
0)頁段落「0036」〜第(17)頁段落「006
2」 4) 増感色素 特開平5−224330号第(3)頁段落「0017」
〜第(13)頁段落「0040」 特開平6−194771号第(11)頁段落「004
2」〜第(22)頁「0094」 特開平6−242533号第(2)頁段落「0015」
〜第(8)頁段落「0034」 特開平6−337492号第(3)頁段落「0012」
〜第(34)頁段落「0056」 特開平6−337494号第(4)頁段落「0013」
〜第(14)頁段落「0039」 5) 強色増感剤 特開平6−347938号第(3)頁段落「0011」
〜第(16)頁段落「0066」 6) ヒドラジン誘導体 特開平7−114126号第(23)頁段落「011
1」〜第(32)頁段落「0157」 7) 造核促進剤 特開平7−114126号第(32)頁段落「015
8」〜第(36)頁段落「0169」 8) テトラゾリウム化合物 特開平6−208188号第(8)頁段落「0059」
〜第(10)頁段落「0067」 9) ピリジニウム化合物 特開平7−110556号第(5)頁段落「0028」
〜第(29)頁「0068」 10) レドックス化合物 特開平4−245243号第235(7)頁〜第250
(22)頁 11) シンジオタクチックポリスチレン支持体 特開平3−131843号第324(2)頁〜第327
(5)頁 その他の添加剤については、例えばリサーチ・ディスク
ロージャーNo.17643(1978年12月)、同
No.18716(1979年11月)及び同No.3
08119(1989年12月)に記載の化合物を採用
することができる。
5629号第(3)頁段落「0017」〜第(16)頁
段落「0042」 2) 酸基を有する化合物:特開昭62−237445
号第292(8)頁左下欄11行目〜第309(25)
頁右下欄3行目 3) 酸性ポリマー:特開平6−186659号第(1
0)頁段落「0036」〜第(17)頁段落「006
2」 4) 増感色素 特開平5−224330号第(3)頁段落「0017」
〜第(13)頁段落「0040」 特開平6−194771号第(11)頁段落「004
2」〜第(22)頁「0094」 特開平6−242533号第(2)頁段落「0015」
〜第(8)頁段落「0034」 特開平6−337492号第(3)頁段落「0012」
〜第(34)頁段落「0056」 特開平6−337494号第(4)頁段落「0013」
〜第(14)頁段落「0039」 5) 強色増感剤 特開平6−347938号第(3)頁段落「0011」
〜第(16)頁段落「0066」 6) ヒドラジン誘導体 特開平7−114126号第(23)頁段落「011
1」〜第(32)頁段落「0157」 7) 造核促進剤 特開平7−114126号第(32)頁段落「015
8」〜第(36)頁段落「0169」 8) テトラゾリウム化合物 特開平6−208188号第(8)頁段落「0059」
〜第(10)頁段落「0067」 9) ピリジニウム化合物 特開平7−110556号第(5)頁段落「0028」
〜第(29)頁「0068」 10) レドックス化合物 特開平4−245243号第235(7)頁〜第250
(22)頁 11) シンジオタクチックポリスチレン支持体 特開平3−131843号第324(2)頁〜第327
(5)頁 その他の添加剤については、例えばリサーチ・ディスク
ロージャーNo.17643(1978年12月)、同
No.18716(1979年11月)及び同No.3
08119(1989年12月)に記載の化合物を採用
することができる。
【0050】
【実施例】実施例1 以下実施例によって本発明を具体的に説明する。なお、
当然のことではあるが、本発明は以下に述べる実施例に
限定されるものではない。
当然のことではあるが、本発明は以下に述べる実施例に
限定されるものではない。
【0051】《He−Neレーザー光源用印刷製版スキ
ャナー用ハロゲン化銀写真感光材料の作製》 (ハロゲン化銀乳剤Aの調製)同時混合法を用いて塩化
銀70モル%、残りは臭化銀からなる平均厚み0.05
μm、平均直径0.15μmの塩臭化銀コア粒子を調製
した。コア粒子混合時にK3RuCl6を銀1モルあたり
8×10-8モル添加した。このコア粒子に、同時混合法
を用いてシェルを付けた。その際K2IrCl6を銀1モ
ルあたり3×10-7モル添加した。得られた乳剤は平均
厚み0.10μm、平均直径0.25μmのコア/シェ
ル型単分散(変動係数10%)の(100)面を主平面
として有する塩沃臭化銀(塩化銀90モル%、沃化銀
0.2モル%、残りは臭化銀からなる)平板粒子の乳剤
であった。
ャナー用ハロゲン化銀写真感光材料の作製》 (ハロゲン化銀乳剤Aの調製)同時混合法を用いて塩化
銀70モル%、残りは臭化銀からなる平均厚み0.05
μm、平均直径0.15μmの塩臭化銀コア粒子を調製
した。コア粒子混合時にK3RuCl6を銀1モルあたり
8×10-8モル添加した。このコア粒子に、同時混合法
を用いてシェルを付けた。その際K2IrCl6を銀1モ
ルあたり3×10-7モル添加した。得られた乳剤は平均
厚み0.10μm、平均直径0.25μmのコア/シェ
ル型単分散(変動係数10%)の(100)面を主平面
として有する塩沃臭化銀(塩化銀90モル%、沃化銀
0.2モル%、残りは臭化銀からなる)平板粒子の乳剤
であった。
【0052】この乳剤を40℃に冷却し、凝集高分子剤
としてフェニルカルバモイル基で変性(置換率90%)
された変性ゼラチン13.8重量%水溶液1800ml
を添加し、3分間攪拌した。その後酢酸56重量%水溶
液を添加して乳剤のpHを4.6に調整し3分間攪拌し
た後20分間静置させデカンテーションにより上澄み液
を排水した。
としてフェニルカルバモイル基で変性(置換率90%)
された変性ゼラチン13.8重量%水溶液1800ml
を添加し、3分間攪拌した。その後酢酸56重量%水溶
液を添加して乳剤のpHを4.6に調整し3分間攪拌し
た後20分間静置させデカンテーションにより上澄み液
を排水した。
【0053】その後40℃の蒸留水9.0Lを加え、攪
拌静置後上澄み液を排水しさらに蒸留水11.25Lを
加え攪拌静置後上澄み液を排水した。続いてゼラチン水
溶液と炭酸ナトリウム10重量%水溶液を加えてpHが
5.80になるよう調整し50℃で30分間攪拌し再分
散した。再分散後40℃にてpHを5.80pAgを
8.06に調整した。脱塩後この乳剤のEAgは50℃
で190mvであった。
拌静置後上澄み液を排水しさらに蒸留水11.25Lを
加え攪拌静置後上澄み液を排水した。続いてゼラチン水
溶液と炭酸ナトリウム10重量%水溶液を加えてpHが
5.80になるよう調整し50℃で30分間攪拌し再分
散した。再分散後40℃にてpHを5.80pAgを
8.06に調整した。脱塩後この乳剤のEAgは50℃
で190mvであった。
【0054】得られた乳剤に4−ヒドロキシ−6−メチ
ル−1,3,3a7−テトラザインデンを銀1モルあた
り1×10-3モル添加し更に臭化カリウム及びクエン酸
を添加してpH5.6、EAg123mvに調整して、
P−トルエンチオスルホン酸ナトリウム1×10-3モル
を添加後、銀1モルあたりクロラミンTを350mg、
無機硫黄(S8)を0.6mg、トリクロロオーレイト
6mgを添加して温度60℃で最高感度がでるまで化学
熟成を行った。
ル−1,3,3a7−テトラザインデンを銀1モルあた
り1×10-3モル添加し更に臭化カリウム及びクエン酸
を添加してpH5.6、EAg123mvに調整して、
P−トルエンチオスルホン酸ナトリウム1×10-3モル
を添加後、銀1モルあたりクロラミンTを350mg、
無機硫黄(S8)を0.6mg、トリクロロオーレイト
6mgを添加して温度60℃で最高感度がでるまで化学
熟成を行った。
【0055】熟成終了後4−ヒドロキシ−6−メチル−
1,3,3a7−テトラザインデンを銀1モルあたり2
×10-3モル、1−フェニル−5−メルカプトテトラゾ
ールを3×10-4モル及び沃化カリウムを300mg添
加した。
1,3,3a7−テトラザインデンを銀1モルあたり2
×10-3モル、1−フェニル−5−メルカプトテトラゾ
ールを3×10-4モル及び沃化カリウムを300mg添
加した。
【0056】(ハロゲン化銀乳剤Bの調製)同時混合法
を用いて塩化銀60モル%、沃化銀2.5モル%、残り
は臭化銀からなる平均厚み0.05μm、平均直径0.
15μmの塩沃臭化銀コア粒子を調製した。コア粒子混
合時にK3Rh(H2O)Br5を銀1モルあたり2×1
0-8モル添加した。このコア粒子に、同時混合法を用い
てシェルを付けた。その際K2IrCl6を銀1モルあた
り3×10-7モル添加した。得られた乳剤は平均厚み
0.10μm平均直径0.42μmのコア/シェル型単
分散(変動係数10%)の塩沃臭化銀(塩化銀90モル
%、沃臭化銀0.5モル%、残りは臭化銀からなる)平
板粒子の乳剤であった。ついで特開平2−280139
号に記載の変性ゼラチン(ゼラチン中のアミノ基をフェ
ニルカルバミルで置換したもので例えば特開平2−28
0139号287(3)頁の例示化合物G−8)を使い
脱塩した。脱塩後のEAgは50℃で190mvであっ
た。
を用いて塩化銀60モル%、沃化銀2.5モル%、残り
は臭化銀からなる平均厚み0.05μm、平均直径0.
15μmの塩沃臭化銀コア粒子を調製した。コア粒子混
合時にK3Rh(H2O)Br5を銀1モルあたり2×1
0-8モル添加した。このコア粒子に、同時混合法を用い
てシェルを付けた。その際K2IrCl6を銀1モルあた
り3×10-7モル添加した。得られた乳剤は平均厚み
0.10μm平均直径0.42μmのコア/シェル型単
分散(変動係数10%)の塩沃臭化銀(塩化銀90モル
%、沃臭化銀0.5モル%、残りは臭化銀からなる)平
板粒子の乳剤であった。ついで特開平2−280139
号に記載の変性ゼラチン(ゼラチン中のアミノ基をフェ
ニルカルバミルで置換したもので例えば特開平2−28
0139号287(3)頁の例示化合物G−8)を使い
脱塩した。脱塩後のEAgは50℃で190mvであっ
た。
【0057】得られた乳剤に4−ヒドロキシ−6−メチ
ル−1,3,3a,7−テトラザインデンを銀1モルあ
たり1×10-3モル添加し更に臭化カリウム及びクエン
酸を添加してpH5.6、EAg123mvに調整し
て、塩化金酸を2×10-5モル添加した後にN,N,
N′−トリメチル−N′−ヘプタフルオロセレノ尿素を
3×10-5モル添加して温度60℃で最高感度がでるま
で化学熟成を行った。熟成終了後4−ヒドロキシ−6−
メチル−1,3,3a7−テトラザインデンを銀1モル
あたり2×10-3モル、1−フェニル−5−メルカプト
テトラゾールを3×10-4モル及びゼラチンを添加し
た。
ル−1,3,3a,7−テトラザインデンを銀1モルあ
たり1×10-3モル添加し更に臭化カリウム及びクエン
酸を添加してpH5.6、EAg123mvに調整し
て、塩化金酸を2×10-5モル添加した後にN,N,
N′−トリメチル−N′−ヘプタフルオロセレノ尿素を
3×10-5モル添加して温度60℃で最高感度がでるま
で化学熟成を行った。熟成終了後4−ヒドロキシ−6−
メチル−1,3,3a7−テトラザインデンを銀1モル
あたり2×10-3モル、1−フェニル−5−メルカプト
テトラゾールを3×10-4モル及びゼラチンを添加し
た。
【0058】下引き済み支持体の一方の下塗層上に、下
記の処方1のゼラチン下塗層、その上に処方2のハロゲ
ン化銀乳剤層1、さらにその上層に中間保護層として下
記処方3の塗布液、さらにその上層に処方4のハロゲン
化銀乳剤層2、さらに下記処方5の塗布液を同時重層塗
布した。また反対側の下塗層上には下記処方6のバッキ
ング層、その上に下記処方7の疎水性ポリマー層、さら
にその上に下記処方8のバッキング保護層を乳剤層側と
同時重層塗布することで試料を得た。
記の処方1のゼラチン下塗層、その上に処方2のハロゲ
ン化銀乳剤層1、さらにその上層に中間保護層として下
記処方3の塗布液、さらにその上層に処方4のハロゲン
化銀乳剤層2、さらに下記処方5の塗布液を同時重層塗
布した。また反対側の下塗層上には下記処方6のバッキ
ング層、その上に下記処方7の疎水性ポリマー層、さら
にその上に下記処方8のバッキング保護層を乳剤層側と
同時重層塗布することで試料を得た。
【0059】 処方1(ゼラチン下塗層組成) ゼラチン 0.5g/m2 染料AD−1の固体分散微粒子(平均粒径0.1μm) 25mg/m2 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム 10mg/m2 S−1(ソジウム−イソ−アミル−n−デシルスルホサクシネート) 0.4mg/m2 処方2(ハロゲン化銀乳剤層1組成) ゼラチン 0.5g/m2 ハロゲン化銀乳剤A 銀量1.5g/m2になるように 染料aの固体分散微粒子(平均粒径0.1μm) 20mg/m2 シクロデキストリン(親水性ポリマー) 0.5g/m2 増感色素d−1 5mg/m2 増感色素d−2 5mg/m2 ヒドラジン誘導体:HY−1 20mg/m2 造核促進剤:AM−1 40mg/m2 レドックス化合物:RE−1 20mg/m2 化合物e 100mg/m2 ラテックスポリマーf 0.5g/m2 硬膜剤g 5mg/m2 S−1 0.7mg/m2 2−メルカプト−6−ヒドロキシプリン 5mg/m2 EDTA 30mg/m2 コロイダルシリカ(平均粒径0.05μm) 10mg/m2 処方3(中間層組成) ゼラチン 0.3g/m2 S−1 2mg/m2 処方4(ハロゲン化銀乳剤層2組成) ゼラチン量 0.4g/m2 ハロゲン化銀乳剤B 銀量1.4g/m2になるように 増感色素d−1 6mg/m2 ヒドラジン誘導体:HY−2 20mg/m2 造核促進剤:AM−1 40mg/m2 レドックス化合物:RE−1 20mg/m2 2−メルカプト−6−ヒドロキシプリン 5mg/m2 EDTA 20mg/m2 ラテックスポリマーf 0.5g/m2 S−1 1.7mg/m2 処方5(乳剤保護層組成) ゼラチン 0.6g/m2 染料bの固体分散体(平均粒径0.1μm) 40mg/m2 S−1 12mg/m2 マット剤:平均粒径3.5μmの単分散シリカ 25mg/m2 1,3−ビニルスルホニル−2−プロパノール 40mg/m2 界面活性剤h 1mg/m2 コロイダルシリカ(平均粒径0.05μm) 10mg/m2 硬膜剤j 30mg/m2 処方6(バッキング層組成) ゼラチン 0.6g/m2 S−1 5mg/m2 ラテックスポリマーf 0.3g/m2 コロイダルシリカ(平均粒径0.05μm) 70mg/m2 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム 20mg/m2 化合物i 100mg/m2 処方7(疎水性ポリマー層組成) ラテックス(メチルメタクリレート:アクリル酸=97:3) 1.0g/m2 硬膜剤g 6mg/m2 処方8(バッキング保護層) ゼラチン 0.4g/m2 マット剤:平均粒径5μmの単分散ポリメチルメタクリレート 50mg/m2 ソジウム−ジ−(2−エチルヘキシル)−スルホサクシネート 10mg/m2 界面活性剤h 1mg/m2 染料k 20mg/m2 H−(OCH2CH2)68−OH 50mg/m2 硬膜剤j 20mg/m2
【0060】
【化3】
【0061】
【化4】
【0062】
【化5】
【0063】
【化6】
【0064】《固形現像剤キットの作成(使用液10L
分)》 (素材の前処理)エリソルビン酸ナトリウムをホソカワ
ミクロン社製、MIKRO−PULVERIZER A
P−B粉砕器で、メッシュ8mm、回転数25Hzで粉
砕した。
分)》 (素材の前処理)エリソルビン酸ナトリウムをホソカワ
ミクロン社製、MIKRO−PULVERIZER A
P−B粉砕器で、メッシュ8mm、回転数25Hzで粉
砕した。
【0065】8メルカプトアデニンを同粉砕器にて、メ
ッシュ8mm、回転数50Hzで粉砕した。
ッシュ8mm、回転数50Hzで粉砕した。
【0066】KBrを同粉砕器にて、メッシュ8mm、
回転数50Hzで粉砕した。
回転数50Hzで粉砕した。
【0067】(素材の混合)市販のV型混合機(容量2
00L)を使用して、下記処方を10分間混合した。
00L)を使用して、下記処方を10分間混合した。
【0068】 エリソルビン酸ナトリウム(上記粉砕物) 163kg ジメゾンS 3.5kg 8メルカプトアデニン(上記粉砕物) 0.3kg ジエチレントリアミン5酢酸 11kg KBr(上記粉砕物) 6.5kg ソルビトール 5kg 尚、得られた混合体の任意の点(5ヶ所)から50gづ
つサンプリングして分析したところ、各成分の濃度は上
記処方値の±5%以内の濃度を有しており、充分に均一
に混合されていた。
つサンプリングして分析したところ、各成分の濃度は上
記処方値の±5%以内の濃度を有しており、充分に均一
に混合されていた。
【0069】(成形)上記混合体を、新東工業社製、圧
縮造粒機ブリケッタBSS−IV型を使用して、ポケッ
ト形状5.0mmΦ×1.2mm(Depth)、ロー
ラー回転数20rpm、フィーダー回転数50rpmに
て成形した。得られた板状成型物を分級器にて解砕し、
2.4〜7.0mmの顆粒と2.4mm以下の微粉に分
けた(7.0mm以上のものは解砕)。また2.4mm
以下の微粉については、上記混合体と混ぜて再度圧縮成
型機にもどして成形した。以上により顆粒DAが約95
kg得られた。
縮造粒機ブリケッタBSS−IV型を使用して、ポケッ
ト形状5.0mmΦ×1.2mm(Depth)、ロー
ラー回転数20rpm、フィーダー回転数50rpmに
て成形した。得られた板状成型物を分級器にて解砕し、
2.4〜7.0mmの顆粒と2.4mm以下の微粉に分
けた(7.0mm以上のものは解砕)。また2.4mm
以下の微粉については、上記混合体と混ぜて再度圧縮成
型機にもどして成形した。以上により顆粒DAが約95
kg得られた。
【0070】(原材料の準備)以下の原材料を準備し、
前処理を行った。
前処理を行った。
【0071】亜硫酸ナトリウム/1−フェニル−5メ
ルカプトテトラゾール/ベンゾトリアゾールの混合 エチルアルコール400mlに1−フェニル−5メルカ
プトテトラゾール18gおよびベンゾトリアゾール78
gを溶解した。得られた溶液を、ミキサーにて回転して
いる亜硫酸ナトリウム20kgに少量づつ滴下し、充分
乾燥するまで回転を続けた。得られた混合体の任意の点
(5ヶ所)から10gづつサンプリングして分析したと
ころ、1−フェニル−5メルカプトテトラゾールとベン
ゾトリアゾールは充分均一に混合されていた。得られた
混合物をM−1とする。
ルカプトテトラゾール/ベンゾトリアゾールの混合 エチルアルコール400mlに1−フェニル−5メルカ
プトテトラゾール18gおよびベンゾトリアゾール78
gを溶解した。得られた溶液を、ミキサーにて回転して
いる亜硫酸ナトリウム20kgに少量づつ滴下し、充分
乾燥するまで回転を続けた。得られた混合体の任意の点
(5ヶ所)から10gづつサンプリングして分析したと
ころ、1−フェニル−5メルカプトテトラゾールとベン
ゾトリアゾールは充分均一に混合されていた。得られた
混合物をM−1とする。
【0072】炭酸カリウム/炭酸ナトリウム・無水/
水酸化リチウム・1H2Oの混合 市販のV型混合機(容量200L)を使用して炭酸カリ
ウム56kg、炭酸ナトリウム42kg、水酸化リチウ
ム・1H2O 2kg(比較例HQ使用の場合は22k
g)を10分間混合した。得られた混合物をM−2とす
る。
水酸化リチウム・1H2Oの混合 市販のV型混合機(容量200L)を使用して炭酸カリ
ウム56kg、炭酸ナトリウム42kg、水酸化リチウ
ム・1H2O 2kg(比較例HQ使用の場合は22k
g)を10分間混合した。得られた混合物をM−2とす
る。
【0073】(包装:使用液10Lキット)スタンディ
ングパウチ形態に下記順番で原材料混合体および成形品
を充填し、ヒートシーラーで密封した。
ングパウチ形態に下記順番で原材料混合体および成形品
を充填し、ヒートシーラーで密封した。
【0074】 混合体M−2 600g (最下層) 混合体M−1 663.2g(中間層) 顆粒DA 399g (最上層) このキットを仕上がり10Lに溶解後のpHは9.8で
あった。比較例のHQ使用の場合はpH=10.70で
あった。
あった。比較例のHQ使用の場合はpH=10.70で
あった。
【0075】《固形定着剤キットの作成(使用液100
L分)》 (素材の前処理)1−オクタンスルホン酸ナトリウムを
ホソカワミクロン社製MIKRO−PULVERIZE
R AP−B粉砕器で、メッシュ4mm、回転数60H
zで粉砕した。
L分)》 (素材の前処理)1−オクタンスルホン酸ナトリウムを
ホソカワミクロン社製MIKRO−PULVERIZE
R AP−B粉砕器で、メッシュ4mm、回転数60H
zで粉砕した。
【0076】(素材の混合)市販のV型混合機(容量2
00L)を使用して、下記処方を10分間混合した。
00L)を使用して、下記処方を10分間混合した。
【0077】 チオ硫酸ナトリウム 15kg 亜硫酸ナトリウム 2.2kg 8−メルカプトアデニン 50g 得られた混合体に1−オクタンスルホン酸ナトリウム
(上記粉砕品)を1kg添加してさらに5分間混合し
た。
(上記粉砕品)を1kg添加してさらに5分間混合し
た。
【0078】(成形)上記混合体を、新東工業社製、圧
縮造粒機ブリケッタBSS−IV型を使用して、ポケッ
ト形状5.0mmΦ×1.2mm(Depth)、ロー
ラー回転数30rpm、フィーダー回転数67rpmに
て成形した。得られた板状成型物を分級器にて解砕し、
2.4〜7.0mmの顆粒と2.4mm以下の微粉に分
けた(7.0mm以上のものは解砕)。また2.4mm
以下の微粉については、上記混合体と混ぜて再度圧縮成
型機にもどして成形した。以上により顆粒FAが得られ
た。
縮造粒機ブリケッタBSS−IV型を使用して、ポケッ
ト形状5.0mmΦ×1.2mm(Depth)、ロー
ラー回転数30rpm、フィーダー回転数67rpmに
て成形した。得られた板状成型物を分級器にて解砕し、
2.4〜7.0mmの顆粒と2.4mm以下の微粉に分
けた(7.0mm以上のものは解砕)。また2.4mm
以下の微粉については、上記混合体と混ぜて再度圧縮成
型機にもどして成形した。以上により顆粒FAが得られ
た。
【0079】(素材の混合)市販のV型混合機(容量2
00L)を使用して、下記処方を10分間混合した。
00L)を使用して、下記処方を10分間混合した。
【0080】 クエン酸3ナトリウム2水塩 2.94kg グルコン酸ナトリウム 0.5kg コハク酸 1.2kg (成形)上記混合体を、新東工業社製、圧縮造粒機ブリ
ケッタBSS−IV型を使用して、ポケット形状5.0m
mΦ×1.2mm(Depth)、ローラー回転数30
rpm、フィーダー回転数67rpmにて成形した。得
られた板状成型物を分級器にて解砕し、2.4〜7.0
mmの顆粒と2.4mm以下の微粉に分けた(7.0m
m以上のものは解砕)。また2.4mm以下の微粉につ
いては、上記混合体と混ぜて再度圧縮成型機にもどして
成形した。以上により顆粒FBが得られた。
ケッタBSS−IV型を使用して、ポケット形状5.0m
mΦ×1.2mm(Depth)、ローラー回転数30
rpm、フィーダー回転数67rpmにて成形した。得
られた板状成型物を分級器にて解砕し、2.4〜7.0
mmの顆粒と2.4mm以下の微粉に分けた(7.0m
m以上のものは解砕)。また2.4mm以下の微粉につ
いては、上記混合体と混ぜて再度圧縮成型機にもどして
成形した。以上により顆粒FBが得られた。
【0081】(包装)スタンディングパウチ形態に下記
順番で成形品を充填した。
順番で成形品を充填した。
【0082】 顆粒FB (最下層) 顆粒FA (最上層) この100L分を10Lキットに包装した。仕上がり1
0Lに溶解後のpHは5.6であった。
0Lに溶解後のpHは5.6であった。
【0083】上記の処方で作成された黒白ハロゲン化銀
写真感光材料を黒化率5%となるように露光し、浄化剤
補充装置をとりつけたコニカ(株)製自動現像機GR−
960の水洗槽を改造し銀回収装置をとりつけた。さら
に現像液、定着液補充用に顆粒を投入できるように改造
したコニカ(株)製ミキサーSM−10を装着した。
写真感光材料を黒化率5%となるように露光し、浄化剤
補充装置をとりつけたコニカ(株)製自動現像機GR−
960の水洗槽を改造し銀回収装置をとりつけた。さら
に現像液、定着液補充用に顆粒を投入できるように改造
したコニカ(株)製ミキサーSM−10を装着した。
【0084】そして上記処方の現像剤と定着剤、および
水洗用浄化剤を使用して、ハロゲン化銀写真感光材料1
m2あたり現像補充液130ml、定着補充液を表に示
す量で補充し、4カ月間一日あたり500枚処理し、そ
の液をランニング液とした。
水洗用浄化剤を使用して、ハロゲン化銀写真感光材料1
m2あたり現像補充液130ml、定着補充液を表に示
す量で補充し、4カ月間一日あたり500枚処理し、そ
の液をランニング液とした。
【0085】また過酸化水素濃度が表に示す濃度となる
よう大全サイズ(508mm×610mm)のシートフ
ィルムが一枚入るごとに浄化剤キットより水洗漕に補充
を行い、7枚処理するごとに5Lの給水を行い、水洗漕
内を表に示す濃度となるように濃度調整を行った。また
ラインスピードを2.0倍まで可変できるよう改造し、
高速処理が可能となるようにした。
よう大全サイズ(508mm×610mm)のシートフ
ィルムが一枚入るごとに浄化剤キットより水洗漕に補充
を行い、7枚処理するごとに5Lの給水を行い、水洗漕
内を表に示す濃度となるように濃度調整を行った。また
ラインスピードを2.0倍まで可変できるよう改造し、
高速処理が可能となるようにした。
【0086】 (浄化剤処方) 35重量%過酸化水素水 171.5g サリチル酸 0.1g 5−クロロ−2メチル−4イソチアゾリン−3オン 15.0g ポリプロピレングリコール 3.1g 純水を用いて1Lに仕上げた。キット形態は10Lとし
た。使用時は水道水に添加して所定の濃度とし水洗水と
して用いる。
た。使用時は水道水に添加して所定の濃度とし水洗水と
して用いる。
【0087】(処理条件) 工程 温度 時間 現像 38℃ 12秒 定着 38℃ 12秒 水洗 25℃ 8秒 乾燥 48℃ 9秒 (水洗槽に発生する銀スラッジ汚れの評価)ランニング
後に水洗槽に発生する汚れの程度を下記の様に目視で5
段階で評価した。
後に水洗槽に発生する汚れの程度を下記の様に目視で5
段階で評価した。
【0088】 A:沈殿が全くなく、液が澄んでいる B:沈殿が全くない C:沈殿は発生しないが、汚れがある D:沈殿がややある E:沈殿が底部に蓄積する C以上が実用可である。
【0089】(網点品質の評価)大日本スクリーン
(株)製、スキャナーFTR−5055で50%の網点
画像を出力し、上記の処理を行ったものの網点品質(キ
レ)を100倍ルーペで評価した。最高ランクを5と
し、網点品質に応じて4、3、2、1とランクを下げ評
価した。ランク1と2は実用上好ましくないレベルであ
る。
(株)製、スキャナーFTR−5055で50%の網点
画像を出力し、上記の処理を行ったものの網点品質(キ
レ)を100倍ルーペで評価した。最高ランクを5と
し、網点品質に応じて4、3、2、1とランクを下げ評
価した。ランク1と2は実用上好ましくないレベルであ
る。
【0090】(定着槽及び水洗槽内の析出・水垢)ラン
ニング後に水洗槽に発生する析出の程度を下記の様に目
視で5段階で評価した。
ニング後に水洗槽に発生する析出の程度を下記の様に目
視で5段階で評価した。
【0091】 A:沈殿及び析出・水垢が全くなく、液が澄んでいる B:沈殿・析出が全くなく水垢も殆ど発生していない C:沈殿は発生しないが、水垢が水洗漕内壁面に少し付
着 D:沈殿がやや発生し水垢が部分的に発生する E:沈殿が底部に蓄積し全体的に水垢が発生する C以上が実用可である。
着 D:沈殿がやや発生し水垢が部分的に発生する E:沈殿が底部に蓄積し全体的に水垢が発生する C以上が実用可である。
【0092】(乾燥ローラー汚れ)ランニング後に乾燥
ローラーに発生する汚れの程度を下記の様に目視で5段
階で評価した。
ローラーに発生する汚れの程度を下記の様に目視で5段
階で評価した。
【0093】 A:汚れが全くない B:汚れは殆どないが端部に少し汚れが見られる C:部分的にやや汚れはあるがフィルムに問題ないレベ
ル D:全体的に汚れがローラーに発生しフィルムに付着す
る場合がある E:全体的に汚れがローラーに蓄積し処理フィルムが実
用不可のレベルになるC以上が実用可である。
ル D:全体的に汚れがローラーに発生しフィルムに付着す
る場合がある E:全体的に汚れがローラーに蓄積し処理フィルムが実
用不可のレベルになるC以上が実用可である。
【0094】以上の結果を表1に示す。
【0095】
【表1】
【0096】実施例2 実施例1の処方と同様に作成された黒白ハロゲン化銀写
真感光材料を黒化率10%となるように露光し、浄化剤
補充装置をとりつけたコニカ(株)製自動現像機GR−
960の水洗槽を2槽多段向流槽に改造し、更に現像槽
と定着槽の間に幅2.0cmの洗浄槽を作成し、その部
分に水洗液が流せるように加工した。さらに現像液、定
着液補充用に顆粒を投入できるように改造したコニカ
(株)製ミキサーSM−10を装着した。
真感光材料を黒化率10%となるように露光し、浄化剤
補充装置をとりつけたコニカ(株)製自動現像機GR−
960の水洗槽を2槽多段向流槽に改造し、更に現像槽
と定着槽の間に幅2.0cmの洗浄槽を作成し、その部
分に水洗液が流せるように加工した。さらに現像液、定
着液補充用に顆粒を投入できるように改造したコニカ
(株)製ミキサーSM−10を装着した。
【0097】また過酸化水素濃度が表2に示す濃度とな
るよう大全サイズ(508mm×610mm)のシート
フィルムが一枚入るごとに浄化剤キットより水洗槽に補
充を行い、7枚処理するごとに5Lの給水を行い、水洗
槽内を表に示す濃度となるように濃度調整を行った。
るよう大全サイズ(508mm×610mm)のシート
フィルムが一枚入るごとに浄化剤キットより水洗槽に補
充を行い、7枚処理するごとに5Lの給水を行い、水洗
槽内を表に示す濃度となるように濃度調整を行った。
【0098】そして前記現像剤、定着剤および安定化液
を使用して、ハロゲン化銀写真感光材料1m2あたり現
像補充液130ml、定着補充液130mlの補充を行
い4カ月間一日あたり500枚処理し、その液をランニ
ング液とした。またラインスピードを2.0倍まで可変
できるように改造し、高速処理が可能となるようにし
た。
を使用して、ハロゲン化銀写真感光材料1m2あたり現
像補充液130ml、定着補充液130mlの補充を行
い4カ月間一日あたり500枚処理し、その液をランニ
ング液とした。またラインスピードを2.0倍まで可変
できるように改造し、高速処理が可能となるようにし
た。
【0099】(処理条件) 工程 温度 時間 現像 38℃ 12秒 定着 38℃ 12秒 安定化1 常温 6秒 安定化2 常温 6秒 乾燥 48℃ 9秒 実施例1と同様に評価をおこなった結果を表2に示す。
【0100】
【表2】
【0101】実施例3 前記黒白ハロゲン化銀写真感光材料を黒化率5%となる
ように露光し、浄化剤補充装置をとりつけたコニカ
(株)製自動現像機GR−960に顆粒を投入できるよ
うに改造したコニカ(株)製ミキサーSM−10を装着
した。
ように露光し、浄化剤補充装置をとりつけたコニカ
(株)製自動現像機GR−960に顆粒を投入できるよ
うに改造したコニカ(株)製ミキサーSM−10を装着
した。
【0102】更に現像槽と定着槽の間に幅2.0cmの
洗浄槽を作成し、その部分に水洗液が流せるように加工
した。
洗浄槽を作成し、その部分に水洗液が流せるように加工
した。
【0103】そして上記処方の現像剤と定着剤および水
洗用浄化剤を使用して、ハロゲン化銀写真感光材料1m
2あたり現像補充液130ml、定着補充液を表に示す
量で補充を行い4カ月間一日あたり500枚処理し、そ
の液をランニング液とした。
洗用浄化剤を使用して、ハロゲン化銀写真感光材料1m
2あたり現像補充液130ml、定着補充液を表に示す
量で補充を行い4カ月間一日あたり500枚処理し、そ
の液をランニング液とした。
【0104】また過酸化水素濃度が表に示す濃度となる
よう大全サイズ(508mm×610mm)のシートフ
ィルムが一枚入るごとに浄化剤キットより水洗槽に補充
を行い、7枚処理するごとに5Lの給水を行い、水洗槽
内を表に示す濃度となるように濃度調整を行った。また
ラインスピードを2.0倍まで可変できるよう改造し、
高速処理が可能となるようにした。
よう大全サイズ(508mm×610mm)のシートフ
ィルムが一枚入るごとに浄化剤キットより水洗槽に補充
を行い、7枚処理するごとに5Lの給水を行い、水洗槽
内を表に示す濃度となるように濃度調整を行った。また
ラインスピードを2.0倍まで可変できるよう改造し、
高速処理が可能となるようにした。
【0105】(処理条件) 工程 温度 時間 現像 38℃ 12秒 定着 38℃ 12秒 水洗 25℃ 8秒 乾燥 48℃ 9秒 浄化剤を下記に示す液剤に変更したほかは実施例1と同
様に実験・評価した。
様に実験・評価した。
【0106】 (浄化剤処方) 35重量%過酸化水素水 171.5g サリチル酸 0.1g 5−クロロ−2メチル−4イソチアゾリン−3オン 15.0g ポリプロピレングリコール 3.1g 一般式(1)の化合物 12.0g 純水を用いて1Lに仕上げた。キット形態は10Lとし
た。使用時は水道水に添加して所定の濃度とし水洗水と
して用いる。
た。使用時は水道水に添加して所定の濃度とし水洗水と
して用いる。
【0107】結果を表3に示す。
【0108】
【表3】
【0109】
【発明の効果】実施例で実証した如く、本発明の処理方
法によれば水洗水を減らしても、水洗槽内に汚れや水垢
及び銀スラッジが発生せず、フィルムの網点品質が劣化
せず、乾燥ローラー汚れが発生しない。
法によれば水洗水を減らしても、水洗槽内に汚れや水垢
及び銀スラッジが発生せず、フィルムの網点品質が劣化
せず、乾燥ローラー汚れが発生しない。
Claims (8)
- 【請求項1】 ハロゲン化銀写真感光材料を現像槽、定
着槽、水洗槽又は安定化槽を有する自動現像機を用いて
現像、定着、水洗もしくは安定化処理するに当たり、過
酸化水素の存在下で、かつ銀回収を行いながら水洗もし
くは安定化処理することを特徴とするハロゲン化銀写真
感光材料の処理方法。 - 【請求項2】 ハロゲン化銀写真感光材料を現像槽、定
着槽、水洗槽又は安定化槽を有する自動現像機を用いて
現像、定着、水洗もしくは安定化処理するに当たり、水
洗槽又は安定化槽が2槽以上で、過酸化水素の存在下で
水洗もしくは安定化処理することを特徴とするハロゲン
化銀写真感光材料の処理方法。 - 【請求項3】 自動現像機が各処理槽間の少なくとも一
つの間に洗浄槽(渡り洗浄)を有することを特徴とする
請求項1又は2に記載のハロゲン化銀写真感光材料の処
理方法。 - 【請求項4】 ハロゲン化銀写真感光材料を現像、定
着、水洗もしくは安定化処理するに当たり、現像槽、定
着槽、水洗槽又は安定化槽を有し、各処理槽間の少なく
とも一つの間に洗浄槽(渡り洗浄)を設けた自動現像機
を用い、過酸化水素の存在下で、水洗又は安定化処理す
ることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料の処理方
法。 - 【請求項5】 ハロゲン化銀写真感光材料を現像槽、定
着槽、水洗槽又は安定化槽を有する自動現像機を用いて
現像、定着、水洗もしくは安定化処理するに当たり、過
酸化水素及び下記一般式(1)で表される化合物の存在
下で、水洗又は安定化処理することを特徴とするハロゲ
ン化銀写真感光材料の処理方法。 【化1】 〔式中、R1及びR2は各々水素原子又は炭素原子数1〜
3のアルキル基を表す。但し、R1及びR2が同時に水素
原子になることはない。R3及びR4は各々水素原子又は
炭素原子数1〜3のアルキル基を表し、R5は水酸基、
アミノ基又は炭素原子数1〜3のアルキル基を表す。R
6及びR7は各々水素原子、炭素原子数1〜5のアルキル
基、炭素原子数18以下のアシル基又は−COOM10基
を表す。ここで、M10は水素原子、炭素原子数1〜4の
アルキル基、アルカリ金属原子、アリール基又は炭素原
子数15以下のアルキル基を表す。但し、R6とR7は同
時に水素原子になることはない。M1は水素原子、アル
カリ金属原子又はアンモニウム基を表す。kは0、1又
は2である。〕 - 【請求項6】 水洗槽又は安定化槽内部の過酸化水素濃
度が0.0001〜0.5重量%であることを特徴とす
る請求項1、2、3、4又は5に記載のハロゲン化銀写
真感光材料の処理方法。 - 【請求項7】 水洗槽又は安定化槽に供給される過酸化
水素水がキット濃厚液から調製され、該濃厚液の過酸化
水素濃度が2〜35重量%であることを特徴とする請求
項1、2、3、4、5又は6に記載のハロゲン化銀写真
感光材料の処理方法。 - 【請求項8】 過酸化水素キット濃厚液を直接水洗槽又
は安定化槽に溶解することを特徴とする請求項1、2、
3、4、5又は6に記載のハロゲン化銀写真感光材料の
処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11039887A JP2000241950A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11039887A JP2000241950A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000241950A true JP2000241950A (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=12565497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11039887A Pending JP2000241950A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000241950A (ja) |
-
1999
- 1999-02-18 JP JP11039887A patent/JP2000241950A/ja active Pending
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