JP2000242014A - 電子写真用感光体 - Google Patents

電子写真用感光体

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JP2000242014A
JP2000242014A JP11040117A JP4011799A JP2000242014A JP 2000242014 A JP2000242014 A JP 2000242014A JP 11040117 A JP11040117 A JP 11040117A JP 4011799 A JP4011799 A JP 4011799A JP 2000242014 A JP2000242014 A JP 2000242014A
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Naomoto Ito
直基 伊東
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 十分な電荷輸送能力を保持しつつ、機械的耐
久性、耐摩耗性の良好な電子写真用感光体を提供する。 【解決手段】 導電性基体上に電荷発生物質および電荷
輸送物質を含有する感光層を設けた電子写真用感光体に
おいて、感光層に、下記一般式(I)、 で示される構成単位と、一般式(II)、 で示される構成単位とを有し、式中の整数m、nの関係
式m/(m+n)で表される共重合比の値が0.01〜
1である高分子化合物を電荷輸送物質として含有する。 平均分子量30000、共重合比m/(m+n)=0.

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機材料を含む感
光層を有する電子写真方式のプリンター、複写機などに
用いられる単層型ならびに積層型電子写真用感光体に関
する。
【0002】
【従来の技術】電子写真用感光体(以下、単に「感光
体」とも称する)は、導電性基体上に光導電性を有する
感光層を積層した構造をとり、電荷発生や電荷輸送の機
能を併せ持った単層の感光層を有する単層型感光体と、
電荷発生に寄与する層と表面電荷保持ならびに電荷輸送
に寄与する層とに機能分離した感光層を有する機能分離
積層型感光体とが一般的である。また、近年、熱安定
性、成膜性などの利点により、有機材料を用いた電子写
真用感光体が実用化されてきているが、これらの電子写
真用感光体は、電荷発生および電荷輸送を担う機能材料
のみでは機械的に安定した感光層を形成することが困難
のため、通常は樹脂バインダーと共に感光層を形成する
ことで、実用化に耐える電子写真用感光体を実現してい
る。
【0003】最近においては、感光層を、電荷発生物質
を含有する電荷発生層と電荷輸送物質を含有する電荷輸
送層とからなる積層型とする機能分離積層型感光体が主
流となっており、中でも、電荷発生物質としての有機顔
料を蒸着または樹脂バインダー中に分散させて成膜した
層を電荷発生層とし、電荷輸送機能を有する有機低分子
化合物を電荷輸送物質として樹脂バインダー中に分散さ
せた層を電荷輸送層として用いた負帯電型感光体が数多
く提案されている。
【0004】電荷輸送層の樹脂バインダーとしては、透
明性、機械的強度の点、更には電子写真用感光体として
低分子の電荷輸送物質を分散させて感光層を形成したと
きの帯電特性や感度特性の良好な物質として、ビスフェ
ノールAポリカーボネート樹脂やビスフェノールZポリ
カーボネート樹脂、更には主要繰り返し構成単位にビス
フェノールAポリカーボネートを有する変性ポリカーボ
ネート樹脂が実用化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】カールソンプロセスに
より電子写真用感光体を使用する場合、帯電、現像、転
写、クリーニングの各プロセスで感光体の表面層にトナ
ー、用紙、ブレード等が直接機械的に接触するプロセス
のため、機械的耐久性、耐摩耗性が求められる。しかし
ながら、耐摩耗性の高い高分子量のバインダーを使用し
て最表面層を形成した場合でも、低分子量の電荷輸送物
質を混合して電荷輸送機能を持たせているため、耐摩耗
性の向上にも限界があった。また、従来からも高分子電
荷輸送物質により耐摩耗性の向上の検討がなされてきた
が、これまでに用いられた高分子電荷輸送物質では十分
な電荷輸送能力が得られなかった。
【0006】更に、従来はスコロトロンやコロトロン方
式のコロナ放電の帯電や転写プロセスが主流として用い
られてきたが、最近では、高電圧を必要とせずオゾンの
発生がない帯電ローラーや帯電ブラシを用いた帯電およ
び転写プロセスが一般化してきており、従来に増して耐
摩耗性の向上が求められている。
【0007】そこで、本発明の目的は、電子写真用感光
体の十分な電荷輸送能力を保持しつつ、最表面の機械的
耐久性、耐摩耗性の良好な電子写真用感光体を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の電子写真用感光体は、導電性基体上に電荷
発生物質および電荷輸送物質を含有する感光層を設けた
電子写真用感光体において、該感光層に、(A)下記一
般式(I)、 [式中、mは整数であり、R及びRはそれぞれ独立
に水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、アミノ基、
アルキル基又は置換基を有してもよいアリール基を表
し、Yは下記構造式(I−1)、 {式中、R及びRはそれぞれ独立に水素原子、ハロ
ゲン原子又はアルキル基を表し、R〜Rはそれぞれ
独立に水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、アミノ
基、アルキル基又は置換基を有してもよいアリール基を
表し、Xは下記4種の構造式、 (式中、R及びR10はそれぞれ独立に水素原子、ハ
ロゲン原子、アルコキシ基、アミノ基、アルキル基又は
置換基を有してもよいアリール基)で表される基からな
る群から選ばれる基}または下記構造式(I−2)、 {式中、R〜R及びXは上記のものと同じものであ
る。}で表される基]で示される構成単位と、(B)下
記一般式(II)、 {式中、nは整数であり、R11及びR12はそれぞれ
独立に水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、アミノ
基、アルキル基又は置換基を有してもよいアリール基を
表し、Zは下記構造式(II−1)、 (式中、R13及びR14はそれぞれ独立に水素原子、
ハロゲン原子、アルコキシ基、アミノ基、アルキル基又
は置換基を有してもよいアリール基)または下記構造式
(II−2)、 (式中、R15は、ハロゲン原子、アルコキシ基、アミ
ノ基、アルキル基又は置換基を有してもよいアリール
基)で表される基}で示される構成単位とを有し、式中
の整数m、nの関係式m/(m+n)で表される共重合
比の値が0.01〜1である高分子化合物の少なくとも
1種を電荷輸送物質として含有させてなることを特徴と
するものである。
【0009】また、本発明の他の電子写真用感光体は、
前記感光層が電荷発生層と電荷輸送層とを含有する積層
型であって、該電荷輸送層中に、前記高分子化合物の少
なくとも1種を電荷輸送物質として含有するものであ
る。
【0010】さらに、本発明の更に他の電子写真用感光
体は、電荷輸送物質として、前記高分子化合物とともに
低分子電荷輸送物質を含有するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の感光体の好適例
について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明
における積層型感光体の一構成例を示しており、導電性
基体1上に下引き層2、電荷発生層3および電荷輸送層
4が順次積層されている。また、図2及び3は、夫々導
電性基体1上に感光層5を形成した構成の単層型の感光
体を示しており、図2においては更に下引き層2が設け
られている。本発明の感光体においては、図1〜3に例
示するように、感光層を積層型としても単層型としても
よいが、好ましくは積層型とする。以下、図1の積層型
感光体を例にとって本発明の感光体を詳述する。
【0012】導電性基体1は、感光体の電極としての役
目と同時に他の各層の支持体となっており、円筒状、板
状、フィルム状のいずれでもよく、アルミニウム、ステ
ンレス鋼、ニッケルなどの金属、あるいはガラス、樹脂
等に導電処理を施したものでもよい。
【0013】下引き層2は、樹脂を主成分とする層やア
ルマイト等の酸化皮膜からなり、導電性基体から感光層
への不要な電荷の注入防止、基体表面の欠陥被覆、感光
層の接着性の向上等の目的で必要に応じて設けられる。
樹脂バインダーとしては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、酢
酸ビニル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリ
エステル樹脂、メラミン樹脂、シリコン樹脂、ポリブチ
ラール樹脂、ポリアミド樹脂およびこれらの共重合体な
どを適宜組み合わせて使用することが可能である。ま
た、樹脂バインダー中に金属酸化物微粒子等を含有して
もよく、金属酸化物微粒子としては、SiO、TiO
、In、ZrO等を用いることが可能であ
る。
【0014】電荷発生層3は、有機光導電性物質を真空
蒸着または有機光導電性物質の粒子を樹脂バインダー中
に分散させた塗液を塗布して形成され、光を受容して電
荷を発生させる。また、電荷発生層は、電荷発生効率が
高いことと同時に発生した電荷の電荷輸送層4への注入
性が重要であり、電界依存性が少なく低電界でも注入効
率のよいことが望まれるため、電荷発生物質を主体とし
てこれに電荷輸送物質などを添加して使用することもあ
る。電荷発生物質としては、無金属フタロシアニン、チ
タニルフタロシアニン、スズフタロシアニン等のフタロ
シアニン系顔料、アゾ顔料、アントアントロン顔料、ペ
リレン顔料、ペリノン顔料、スクアリリウム顔料、チア
ピリリウム顔料、キナクリドン顔料などを用いることが
でき、またこれらの顔料を組み合わせて用いてもよい。
【0015】電荷発生層に用いる樹脂バインダーとして
は、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリア
ミド樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリビニ
ルブチラール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、塩化ビ
ニル系樹脂、フェノキシ樹脂、シリコン樹脂、メタクリ
ル酸エステル樹脂およびこれらの共重合体などを適宜組
み合わせて使用することが可能である。
【0016】電荷輸送層4は、主成分として、本発明に
係る前記高分子電荷輸送物質を含有する。かかる高分子
電荷輸送物質の具体例としては、以下の式(IV−1)〜
(IV−12)に示されるような繰返し単位を有する高分
子電荷輸送物質を挙げることができる。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】さらに、本発明においては、前記高分子電
荷輸送物質に加えて、補助的に低分子電荷輸送物質ある
いは樹脂バインダー、または低分子電荷輸送物質および
樹脂バインダーの両方を含有させることも可能であり、
これによって特性の補完を行うことができる。特には、
低分子電荷輸送物質を共に含有させることが好ましい。
かかる低分子電荷輸送物質の一例としては、ヒドラゾン
化合物、スチリル化合物、ピラゾリン化合物、ピラゾロ
ン化合物、オキサジアゾール化合物、アリールアミン化
合物、ベンジジン化合物、スチルベン化合物、ブタジエ
ン化合物およびポリビニルカルバゾールなどの電荷輸送
物質等を使用することが可能である。具体的には、以下
の式(V−1)〜(V−6)に示されるような低分子電
荷輸送物質を含有させることが好ましい。
【0022】
【0023】また、併用可能な電荷輸送層の樹脂バイン
ダーとしては、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリスチレン樹脂、メタクリル酸エステルの重合体
および共重合体などを挙げることができ、本発明に係る
前記高分子電荷輸送物質との相溶性が良好となる組み合
わせで、かつ機械的、化学的および電気的安定性、密着
性が確保されるように電荷輸送層を形成する。また該電
荷輸送層の膜厚は、実用的に有効な表面電位を維持する
ためには10〜50μmの範囲が好ましい。
【0024】単層型の感光層5の場合にも、本発明に係
る高分子電荷輸送物質中に上記電荷発生物質、電荷輸送
物質等を分散させ、他の樹脂バインダーと共に用いるこ
とができる。また、好ましくは前記低分子電荷輸送物質
を含有させる。
【0025】この他、前記の積層型および単層型の感光
体の感光層中に、さらに、熱、オゾン等に対する安定性
を向上させる目的で、酸化防止剤を適宜含有させること
ができる。このような目的に用いられる化合物として
は、トコフェロールなどのクロマノール誘導体またはエ
ーテル化化合物もしくはエステル化化合物、ポリアリー
ルアルカン化合物、ハイドロキノン誘導体およびそのモ
ノエーテル化化合物またはジエーテル化化合物、ベンゾ
フェノン誘導体、ベンゾトリアゾール誘導体、チオエー
テル化合物、フェニレンジアミン誘導体、ホスホン酸エ
ステル、亜リン酸エステル、フェノール化合物、ヒンダ
ードフェノール化合物、直鎖アミン化合物、環状アミン
化合物、ヒンダードアミン化合物などが挙げられる。
【0026】さらに、前記の積層型および単層型の感光
体の感光層中に、感度の向上や残留電位の減少、あるい
は繰り返し使用時の特性変動を低減する目的で、必要に
応じて電子受容物質を含有させることができる。電子受
容物質としては、無水コハク酸、無水マレイン酸、ジブ
ロム無水コハク酸、無水フタル酸、3−ニトロ無水フタ
ル酸、4−ニトロ無水フタル酸、無水ピロメリット酸、
ピロメリット酸、トリメリット酸、無水トリメリット
酸、フタルイミド、4−ニトロフタルイミド、テトラシ
アノエチレン、テトラシアノキノジメタン、クロラニ
ル、ブロマニル、o−ニトロ安息香酸などの電子親和力
の大きな化合物を挙げることができる。
【0027】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を詳述する。実施例1 アルミ円筒基板上に、ポリアミド樹脂5重量部とアミノ
シラン処理された酸化チタン微粒子5重量部とをジクロ
ロエタン45重量部、メタノール30重量部およびn−
ブタノール15重量部の混合溶媒に溶解させたUCL
(下引き層)塗工液を、ディップ(Dip)法にて4μ
m塗工後、120℃にて30分間乾燥させた。その後、
その上層に、電荷発生物質としてのチタニルフタロシア
ニンと塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体の樹脂バインダ
ーとをジクロロエタンに分散せしめた電荷発生層塗工液
を、ディップ法にて、0.1μm塗工した。更に、電荷
輸送層として、平均分子量30000、共重合比m/
(m+n)=0.3である前記式(IV−1)の高分子電
荷輸送物質10重量部をジクロロメタン溶媒80重量部
により溶解させ、ディップ法にて20μmの膜厚に塗工
形成させたのち、100℃で30分間乾燥させて、電子
写真用感光体を作製した。
【0028】実施例2 実施例1において用いた高分子電荷輸送物質の代わり
に、平均分子量30000、共重合比m/(m+n)=
0.2である前記式(IV−2)の高分子電荷輸送物質を
用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真用感光体
を作製した。
【0029】実施例3 実施例1において用いた高分子電荷輸送物質の代わり
に、平均分子量30000、共重合比m/(m+n)=
0.4である前記式(IV−3)の高分子電荷輸送物質を
用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真用感光体
を作製した。
【0030】実施例4 実施例1において用いた高分子電荷輸送物質の代わり
に、平均分子量30000、共重合比m/(m+n)=
0.4である前記式(IV−4)の高分子電荷輸送物質を
用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真用感光体
を作製した。
【0031】実施例5 実施例1において、電荷輸送層中の高分子電荷輸送物質
を8重量部とし、更に前記式(V−5)のジスチリル化
合物2重量部を添加してジクロロメタン溶媒70重量部
により溶解させた以外は、実施例1と同様にして電子写
真用感光体を作製した。
【0032】実施例6 実施例1において用いた高分子電荷輸送物質の代わり
に、平均分子量30000、共重合比m/(m+n)=
0.5である前記式(IV−5)の高分子電荷輸送物質を
用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真用感光体
を作製した。
【0033】実施例7 実施例1において用いた高分子電荷輸送物質の代わり
に、平均分子量30000、共重合比m/(m+n)=
0.4である前記式(IV−8)の高分子電荷輸送物質を
用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真用感光体
を作製した。
【0034】実施例8 実施例1において用いた高分子電荷輸送物質の代わり
に、平均分子量30000、共重合比m/(m+n)=
0.4である前記式(IV−12)の高分子電荷輸送物質
を用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真用感光
体を作製した。
【0035】実施例9 実施例7において、電荷輸送層中の高分子電荷輸送物質
を8重量部とし、更に前記式(V−6)のジスチリル化
合物2重量部を混合させジクロロメタン溶媒70重量部
により溶解させた以外は、実施例7と同様にして電子写
真用感光体を作製した。
【0036】比較例1 実施例1において用いた高分子電荷輸送物質の代わりと
して、電荷輸送物質としての前記式(V−5)のジスチ
リル化合物を5重量部と、樹脂バインダーとしての平均
分子量30000のビスフェノールZ型ポリカーボネー
ト樹脂5重量部とを混合した以外は、実施例1と同様に
して電子写真用感光体を作製した。
【0037】比較例2 比較例1において用いた電荷輸送物質の代わりに前記式
(V−6)のジスチリル化合物を用いた以外は、比較例
1と同様にして電子写真用感光体を作製した。
【0038】これら実施例1〜9ならびに比較例1及び
2で得られた電子写真用感光体について、感光体ドラム
電気特性評価装置を用いて電気特性評価を行った。はじ
めにスコロトロン方式のコロナ帯電で、暗所における感
光体表面の帯電電位Vが約−650Vになるよう帯電
させて帯電電位Vを測定し、続いてコロナ放電を中止
して暗所で5秒間放置後の表面電位Vを測定し、下記
式より電位保持率VK5(%)を求めた。 電位保持率VK5(%)=V/V×100
【0039】また、同様に感光体を約−650Vに帯電
させ、780nm、1μW/cmの露光により、表面
電位が−600Vから−100Vに減衰するのに必要な
露光量E100を測定した。更に、露光照射5秒後の残
留電位VR5を測定した。
【0040】次いで、これら実施例1〜9ならびに比較
例1および2で得られた電子写真用感光体について、非
磁性一成分現像方式のレーザープリンタにて2万枚の耐
刷性評価を行った。以上の結果を下記の表1に示す。
【0041】
【表1】
【0042】以上の結果から、実施例の感光体は、十分
な電荷輸送能力を保持しつつ、機械的耐久性、耐摩耗性
をも有していることが明らかとなった。
【0043】
【発明の効果】本発明により、良好な耐摩耗性を得ると
ともに、耐フィルミング性を向上させることにより長寿
命を実現した有機電子写真用感光体を提供することが可
能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る負帯電型積層型感光体の一構成例
を示す概念的断面図である。
【図2】本発明に係る正帯電型単層型感光体の一構成例
を示す概念的断面図である。
【図3】本発明に係る他の単層型感光体の一構成例を示
す概念的断面図である。
【符号の説明】
1 導電性基体 2 下引き層 3 電荷発生層 4 電荷輸送層 5 単層型の感光層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性基体上に電荷発生物質および電荷
    輸送物質を含有する感光層を設けた電子写真用感光体に
    おいて、該感光層に、(A)下記一般式(I)、 [式中、mは整数であり、R及びRはそれぞれ独立
    に水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、アミノ基、
    アルキル基又は置換基を有してもよいアリール基を表
    し、Yは下記構造式(I−1)、 {式中、R及びRはそれぞれ独立に水素原子、ハロ
    ゲン原子又はアルキル基を表し、R〜Rはそれぞれ
    独立に水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、アミノ
    基、アルキル基又は置換基を有してもよいアリール基を
    表し、Xは下記4種の構造式、 (式中、R及びR10はそれぞれ独立に水素原子、ハ
    ロゲン原子、アルコキシ基、アミノ基、アルキル基又は
    置換基を有してもよいアリール基)で表される基からな
    る群から選ばれる基}または下記構造式(I−2)、 {式中、R〜R及びXは上記のものと同じものであ
    る。}で表される基]で示される構成単位と、(B)下
    記一般式(II)、 {式中、nは整数であり、R11及びR12はそれぞれ
    独立に水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、アミノ
    基、アルキル基又は置換基を有してもよいアリール基を
    表し、Zは下記構造式(II−1)、 (式中、R13及びR14はそれぞれ独立に水素原子、
    ハロゲン原子、アルコキシ基、アミノ基、アルキル基又
    は置換基を有してもよいアリール基)または下記構造式
    (II−2)、 (式中、R15は、ハロゲン原子、アルコキシ基、アミ
    ノ基、アルキル基又は置換基を有してもよいアリール
    基)で表される基}で示される構成単位と、 を有し、式中の整数m、nの関係式m/(m+n)で表
    される共重合比の値が0.01〜1である高分子化合物
    の少なくとも1種を電荷輸送物質として含有させてなる
    ことを特徴とする電子写真用感光体。
  2. 【請求項2】 前記感光層が電荷発生層と電荷輸送層と
    を含有する積層型であって、該電荷輸送層中に、前記高
    分子化合物の少なくとも1種を電荷輸送物質として含有
    する請求項1記載の電子写真用感光体。
  3. 【請求項3】 電荷輸送物質として、前記高分子化合物
    とともに低分子電荷輸送物質を含有する請求項1又は2
    記載の電子写真用感光体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006108617A (ja) * 2004-09-07 2006-04-20 Fuji Xerox Co Ltd 有機電界発光素子、有機電界発光素子の製造方法及び画像表示媒体
JP2007039436A (ja) * 2005-06-27 2007-02-15 Fuji Xerox Co Ltd 新規なチオフェン含有化合物およびその重合体

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