JP2000242973A - 光学的情報記録媒体 - Google Patents
光学的情報記録媒体Info
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- JP2000242973A JP2000242973A JP11040604A JP4060499A JP2000242973A JP 2000242973 A JP2000242973 A JP 2000242973A JP 11040604 A JP11040604 A JP 11040604A JP 4060499 A JP4060499 A JP 4060499A JP 2000242973 A JP2000242973 A JP 2000242973A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 金属反射層を有する光学的情報記録媒体にお
いて、特に、記録媒体の高性能化、大容量化が期待され
るが、光劣化を起こしやすいAg金属反射層の光劣化を
効果的に防止できる保護層を設けている光学的情報記録
媒体を提供することである。 【解決手段】 透明基板上に有機色素を含有する記録
層、金属反射層及び保護層を積層させてなる光学的情報
記録媒体において、前記反射層上に積層形成される前記
保護層が、膜厚2〜8μmの樹脂膜からなる第1保護層
と、更にその上部に無機フィラーを含有する樹脂膜の第
2保護層を設けている光学的情報記録媒体。
いて、特に、記録媒体の高性能化、大容量化が期待され
るが、光劣化を起こしやすいAg金属反射層の光劣化を
効果的に防止できる保護層を設けている光学的情報記録
媒体を提供することである。 【解決手段】 透明基板上に有機色素を含有する記録
層、金属反射層及び保護層を積層させてなる光学的情報
記録媒体において、前記反射層上に積層形成される前記
保護層が、膜厚2〜8μmの樹脂膜からなる第1保護層
と、更にその上部に無機フィラーを含有する樹脂膜の第
2保護層を設けている光学的情報記録媒体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的情報記録媒
体に関し、更に詳しくは、透明ディスク基板上に記録
層、反射層及び保護層等を設けてなる光学的情報記録媒
体において、特に、Ag金属及びその合金からなる反射
層の光劣化等を効果的に防止する保護層を設けている光
学的情報記録媒体に関する。
体に関し、更に詳しくは、透明ディスク基板上に記録
層、反射層及び保護層等を設けてなる光学的情報記録媒
体において、特に、Ag金属及びその合金からなる反射
層の光劣化等を効果的に防止する保護層を設けている光
学的情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ガラス、プラスチック等の透
明基板に光記録剤及び光磁気記録剤を設けてなる光情報
記録媒体が、CD、CD−R、DVD−R、CD−R
W、DVD−RW、DVD−ROM等のように再生専用
型、又は追記型の光学的情報記録媒体として広く用いら
れている。
明基板に光記録剤及び光磁気記録剤を設けてなる光情報
記録媒体が、CD、CD−R、DVD−R、CD−R
W、DVD−RW、DVD−ROM等のように再生専用
型、又は追記型の光学的情報記録媒体として広く用いら
れている。
【0003】これらの光学的情報記録媒体(以後、単に
記録媒体と記すこともある)は、通常、透明ディスク基
板上に、スピンコート法、スパッタ法等の成膜法によっ
て、有機色素を含有する記録層、金属及びその合金等か
らなる反射層、及びこれらの記録層及び反射層等を保護
する保護層等を積層形成されてなるものであり、また、
必要に応じて、下引き層を設け、その上に記録層を積層
させているものが、一般的に使用されている。また、こ
こで使用される光としては、波長770〜790nmの
レーザ光が用いられており、これを透明性基体を通し
て、情報の記録・再生が行われ、近年、情報量の増大に
伴い、記録媒体の大容量化に対処するため、この記録・
再生に使用されるレーザ波長は、より短波長化の傾向に
あるのが実状である。
記録媒体と記すこともある)は、通常、透明ディスク基
板上に、スピンコート法、スパッタ法等の成膜法によっ
て、有機色素を含有する記録層、金属及びその合金等か
らなる反射層、及びこれらの記録層及び反射層等を保護
する保護層等を積層形成されてなるものであり、また、
必要に応じて、下引き層を設け、その上に記録層を積層
させているものが、一般的に使用されている。また、こ
こで使用される光としては、波長770〜790nmの
レーザ光が用いられており、これを透明性基体を通し
て、情報の記録・再生が行われ、近年、情報量の増大に
伴い、記録媒体の大容量化に対処するため、この記録・
再生に使用されるレーザ波長は、より短波長化の傾向に
あるのが実状である。
【0004】また、この反射層に用いられている金属と
しては、従来から公知の、例えば、Au、Ag、Cu、
Al、Cr、Ni等が挙げられ、これらの金属単独又は
これらの2種以上からなる合金として使用される。その
目的から使用波長のレーザー光に対して高反射率である
ことが必要条件であり、中でも、Au、Ag及びAl等
の金属単体が多く使用されている。ところが、上記する
ように、近年、記録媒体のより高性能化、しかも、より
材料コストの低減化等から、最も多用されているAuに
代わり、広範なレーザー光スペクトルに対する反射率が
より高く、しかも、よりコスト的に低廉であるAgを反
射層に代替する傾向になっている。
しては、従来から公知の、例えば、Au、Ag、Cu、
Al、Cr、Ni等が挙げられ、これらの金属単独又は
これらの2種以上からなる合金として使用される。その
目的から使用波長のレーザー光に対して高反射率である
ことが必要条件であり、中でも、Au、Ag及びAl等
の金属単体が多く使用されている。ところが、上記する
ように、近年、記録媒体のより高性能化、しかも、より
材料コストの低減化等から、最も多用されているAuに
代わり、広範なレーザー光スペクトルに対する反射率が
より高く、しかも、よりコスト的に低廉であるAgを反
射層に代替する傾向になっている。
【0005】しかしながら、もともと、Ag金属は、A
uに比べて耐光性、耐腐食性等がかなり落ちることか
ら、Agに代替することで、この反射層の光劣化等に係
わり、記録媒体の性能低下を来す傾向にあって、その改
善が種々検討されている。そこで、従来から、シアニア
ン系、フタロシアニン系、アゾ金属キレート系等の各種
の有機色素/金属反射層の組み合わせ系において、色素
の耐光性向上が検討されており、例えば、特開平5−2
62042号公報には、特に耐光性に優れる特定のナタ
ロシアニン系色素を用いる記録層、更に、消衰係数の小
さい光学的干渉層、反射層及び保護層の順に基板に積層
された耐光性に優れた記録媒体が記載されている。ま
た、特開平8−287513号公報には、700nm以
下の短波長に発振波長を有する半導体レーザを用いる高
密度光ディスクシステムに可能な耐光性及び保存安定性
に優れた記録媒体として、通常の反射層、保護層を設け
る中に、耐光性、耐熱性に優れる特定のアザアヌレン系
の色素を含む記録層を設けてなる光記録媒体が記載され
ている。
uに比べて耐光性、耐腐食性等がかなり落ちることか
ら、Agに代替することで、この反射層の光劣化等に係
わり、記録媒体の性能低下を来す傾向にあって、その改
善が種々検討されている。そこで、従来から、シアニア
ン系、フタロシアニン系、アゾ金属キレート系等の各種
の有機色素/金属反射層の組み合わせ系において、色素
の耐光性向上が検討されており、例えば、特開平5−2
62042号公報には、特に耐光性に優れる特定のナタ
ロシアニン系色素を用いる記録層、更に、消衰係数の小
さい光学的干渉層、反射層及び保護層の順に基板に積層
された耐光性に優れた記録媒体が記載されている。ま
た、特開平8−287513号公報には、700nm以
下の短波長に発振波長を有する半導体レーザを用いる高
密度光ディスクシステムに可能な耐光性及び保存安定性
に優れた記録媒体として、通常の反射層、保護層を設け
る中に、耐光性、耐熱性に優れる特定のアザアヌレン系
の色素を含む記録層を設けてなる光記録媒体が記載され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上から明らかなよう
に、これらの公報に記載するように、有機色素記録層/
金属反射層において、光記録媒体の耐光性向上のため、
何れも記録層そのものの耐光性向上が提案されている
が、記録層以外による提案ではなく、特に、金属反射層
の耐光性等の劣化に対する提案が全くなされていなく、
未だ光記録媒体の耐光性向上が、十分に満足するものが
得られていないのが実状である。
に、これらの公報に記載するように、有機色素記録層/
金属反射層において、光記録媒体の耐光性向上のため、
何れも記録層そのものの耐光性向上が提案されている
が、記録層以外による提案ではなく、特に、金属反射層
の耐光性等の劣化に対する提案が全くなされていなく、
未だ光記録媒体の耐光性向上が、十分に満足するものが
得られていないのが実状である。
【0007】このような状況下で、本発明の目的は、上
記問題を解消すべく、金属反射層の性能低下を防止さ
せ、特に、従来からの提案では、その耐光性劣化を十分
に防止できなかった、Ag等のような、Auに比較して
光劣化を起こし易いが、レイザー光の反射率がより高
く、しかも、よりコスト的に低廉であるAgの反射層を
用いて、その光劣化等を効果的に防止させる保護層を設
けるこにより、特に、近年、記録媒体のより高性能化、
より材料コストの低減化等を満足させることができるA
u反射層に代わって、Ag反射層に代替できる光学的情
報記録媒体を提供することである。
記問題を解消すべく、金属反射層の性能低下を防止さ
せ、特に、従来からの提案では、その耐光性劣化を十分
に防止できなかった、Ag等のような、Auに比較して
光劣化を起こし易いが、レイザー光の反射率がより高
く、しかも、よりコスト的に低廉であるAgの反射層を
用いて、その光劣化等を効果的に防止させる保護層を設
けるこにより、特に、近年、記録媒体のより高性能化、
より材料コストの低減化等を満足させることができるA
u反射層に代わって、Ag反射層に代替できる光学的情
報記録媒体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に鑑みて、これらの課題を解消すべく鋭意検討した結
果、光学的情報記録媒体の耐光性劣化を防止するため
に、有機色素を含有する記録層に、上述するような、特
定で、且つ高価な有機色素を用いることなく、従来から
設けられている保護層を種々検討することにより、特
に、近年要望されているAg反射層の耐光性劣化を効果
的に防止させることを見出し、本発明を完成させるに至
った。
に鑑みて、これらの課題を解消すべく鋭意検討した結
果、光学的情報記録媒体の耐光性劣化を防止するため
に、有機色素を含有する記録層に、上述するような、特
定で、且つ高価な有機色素を用いることなく、従来から
設けられている保護層を種々検討することにより、特
に、近年要望されているAg反射層の耐光性劣化を効果
的に防止させることを見出し、本発明を完成させるに至
った。
【0009】すなわち、本発明は、透明基板上に有機色
素を含有する記録層、金属からなる反射層及び保護層を
薄膜状に積層されている光学的情報記録媒体において、
前記反射上に積層形成される前記保護層が、膜厚2〜8
μmの樹脂膜からなる第1保護層と、更にその上部に無
機フィラーを含有する樹脂膜の第2保護層とを設けてい
ることを特徴とする光学的情報記録媒体を提供する。
素を含有する記録層、金属からなる反射層及び保護層を
薄膜状に積層されている光学的情報記録媒体において、
前記反射上に積層形成される前記保護層が、膜厚2〜8
μmの樹脂膜からなる第1保護層と、更にその上部に無
機フィラーを含有する樹脂膜の第2保護層とを設けてい
ることを特徴とする光学的情報記録媒体を提供する。
【0010】本発明によれば、記録層に、特定な色素で
ある、例えば、アザアヌレン系色素等を用いずに、例え
ば、従来から公知のフタロシアニン系色素、シアニン系
色素を用いて、特に、反射層を保護する樹脂層として、
その膜厚を2〜8μmの如く、従来よりも低膜厚の第1
保護層を設けている。これにより、従来からのAu及び
Al等の金属反射層の光劣化をより効果的に防止させる
ことは勿論であるが、特に、光劣化を起こし易いが、従
来のAu反射層より、より広範にレーザー光スペクトル
に対する高反射率を有して、光記録媒体の高性能化、及
び反射層材料コストの低廉化を可能にするAg反射層に
代替させて、しかも、その耐光性を効果的に向上させ
て、光劣化の少ない光学的情報記録媒体を提供すること
ができるのである。
ある、例えば、アザアヌレン系色素等を用いずに、例え
ば、従来から公知のフタロシアニン系色素、シアニン系
色素を用いて、特に、反射層を保護する樹脂層として、
その膜厚を2〜8μmの如く、従来よりも低膜厚の第1
保護層を設けている。これにより、従来からのAu及び
Al等の金属反射層の光劣化をより効果的に防止させる
ことは勿論であるが、特に、光劣化を起こし易いが、従
来のAu反射層より、より広範にレーザー光スペクトル
に対する高反射率を有して、光記録媒体の高性能化、及
び反射層材料コストの低廉化を可能にするAg反射層に
代替させて、しかも、その耐光性を効果的に向上させ
て、光劣化の少ない光学的情報記録媒体を提供すること
ができるのである。
【0011】
【発明の実施の形態】既に上述したように、本発明によ
れば、透明ディスク基板上に有機色素を含有する記録
層、レーザー光に対して高反射率を呈する金属及び及び
その合金からなる反射層、保護層等を薄膜状に積層させ
てなる耐光性に優れる光学的情報記録媒体において、そ
の保護層として、その膜厚が従来に比べて、薄めの樹脂
膜である第1保護層と、その上に必要に応じて無機フィ
ラーを含有する樹脂膜の第2保護層を設けたことが大き
な特徴である。
れば、透明ディスク基板上に有機色素を含有する記録
層、レーザー光に対して高反射率を呈する金属及び及び
その合金からなる反射層、保護層等を薄膜状に積層させ
てなる耐光性に優れる光学的情報記録媒体において、そ
の保護層として、その膜厚が従来に比べて、薄めの樹脂
膜である第1保護層と、その上に必要に応じて無機フィ
ラーを含有する樹脂膜の第2保護層を設けたことが大き
な特徴である。
【0012】以下に、本発明による光学的情報記録媒体
の実施の形態について、より詳細に説明する。
の実施の形態について、より詳細に説明する。
【0013】そこで、本発明において、図1に示す第1
保護層4及び第2保護層5に用いる樹脂としては、従来
から、使用されている硬化に時間を要しないUV硬化型
又は熱硬化型樹脂が好適に使用される。しかしながら、
これらの保護層を積層させる金属反射層3は、通常、ス
パッタリング法で形成される薄膜状のものであることか
ら、比較的に熱ストレスを残留させ易いことから、特
に、第1保護層には、好ましくは、金属反射層3への熱
ストレス等を極力避けたいことから、硬化に高温を必要
とする熱硬化型樹脂よりも、紫外線照射下に硬化するU
V硬化型樹脂が適宜好適に使用することができる。
保護層4及び第2保護層5に用いる樹脂としては、従来
から、使用されている硬化に時間を要しないUV硬化型
又は熱硬化型樹脂が好適に使用される。しかしながら、
これらの保護層を積層させる金属反射層3は、通常、ス
パッタリング法で形成される薄膜状のものであることか
ら、比較的に熱ストレスを残留させ易いことから、特
に、第1保護層には、好ましくは、金属反射層3への熱
ストレス等を極力避けたいことから、硬化に高温を必要
とする熱硬化型樹脂よりも、紫外線照射下に硬化するU
V硬化型樹脂が適宜好適に使用することができる。
【0014】このようなUV硬化型樹脂としては、従来
から公知の、例えば、Nビニルピドリロン、トリプロピ
レングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート
等を挙げることができる。架橋の方法は、前述のような
紫外線照射に限らず、エポキシ樹脂やウレタン樹脂のよ
うに、熱によって架橋が進むものであってもよく、ジア
ルコキシシランカップリング剤のように空気中の水分で
重合開始するものであってもよい。ここで得られる架橋
物の主鎖及び側鎖は、飽和及び不飽和系の直鎖状炭化水
素であってもよく、メラミン、ビスフェノール系等の環
状化合物を含んでいてもよい。
から公知の、例えば、Nビニルピドリロン、トリプロピ
レングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート
等を挙げることができる。架橋の方法は、前述のような
紫外線照射に限らず、エポキシ樹脂やウレタン樹脂のよ
うに、熱によって架橋が進むものであってもよく、ジア
ルコキシシランカップリング剤のように空気中の水分で
重合開始するものであってもよい。ここで得られる架橋
物の主鎖及び側鎖は、飽和及び不飽和系の直鎖状炭化水
素であってもよく、メラミン、ビスフェノール系等の環
状化合物を含んでいてもよい。
【0015】また、これらの主鎖及び側鎖の途中に一個
以上のエーテル結合を有するポリエーテル、エステル結
合を含むポリエステル、ウレタン結合を含むポリウレタ
ン、イオン結合を含むアイオマー、アミド結合を含むポ
リアミド、イミド結合をポリイミド、ポリスルホン、ポ
リスルフィド等との結合を含んでいてもよい。また、こ
れらの架橋物の耐湿性を向上させるために、側鎖にフル
オロカーボンを含んでいてもよく、また、ハロゲンスカ
ベンジャーとしてエポキシ樹脂を含んでいてもよい。ま
た、塗膜の安定化のため、可塑剤、酸化防止剤、帯電防
止剤等を含んでいてもよい。
以上のエーテル結合を有するポリエーテル、エステル結
合を含むポリエステル、ウレタン結合を含むポリウレタ
ン、イオン結合を含むアイオマー、アミド結合を含むポ
リアミド、イミド結合をポリイミド、ポリスルホン、ポ
リスルフィド等との結合を含んでいてもよい。また、こ
れらの架橋物の耐湿性を向上させるために、側鎖にフル
オロカーボンを含んでいてもよく、また、ハロゲンスカ
ベンジャーとしてエポキシ樹脂を含んでいてもよい。ま
た、塗膜の安定化のため、可塑剤、酸化防止剤、帯電防
止剤等を含んでいてもよい。
【0016】また、この保護層の硬化の際の収縮率を低
くすると、硬化後の樹脂の歪み、及びひび割れ等を防止
されることから、通常、この収縮率は、12%以下、好
ましく、8%以下になるようすることが好ましい。光反
射層の酸化を防止する耐酸化層を光反射層と保護層間に
介在させることができる。
くすると、硬化後の樹脂の歪み、及びひび割れ等を防止
されることから、通常、この収縮率は、12%以下、好
ましく、8%以下になるようすることが好ましい。光反
射層の酸化を防止する耐酸化層を光反射層と保護層間に
介在させることができる。
【0017】この保護層は、有機モノマー及びオリゴマ
ーを塗布後、UV照射等で架橋反応させて重合硬化する
ものであればよい。また、有機ポリマーとしてコノヨウ
ナ保護層をえるに、塗布作業性の面から、分子中に1以
上の反応性アクリロイル基を持つモノマー及びオリゴマ
の混合物に反応開始剤、反応触媒、MEK、アルコール
等の溶媒からなる樹脂塗料を塗布して、UV照射等で架
橋重合して短時間に重合形成されて、基板や記録層等に
支障を来たさない観点から、通常に使用されているUV
硬化型樹脂が好適である。
ーを塗布後、UV照射等で架橋反応させて重合硬化する
ものであればよい。また、有機ポリマーとしてコノヨウ
ナ保護層をえるに、塗布作業性の面から、分子中に1以
上の反応性アクリロイル基を持つモノマー及びオリゴマ
の混合物に反応開始剤、反応触媒、MEK、アルコール
等の溶媒からなる樹脂塗料を塗布して、UV照射等で架
橋重合して短時間に重合形成されて、基板や記録層等に
支障を来たさない観点から、通常に使用されているUV
硬化型樹脂が好適である。
【0018】また、保護層は、通常、透光性基板と反対
側の基板間にあって、物理的ストレス及び機械的外力を
受ける色素記録層や光反射層を保護する層であるから、
耐衝撃強度を有する樹脂であることがよく、また、単層
でも、必要に応じて異なる樹脂の複層であってもよい。
また、その層厚は、通常、5〜10μmの範囲にあるの
が一般的であるが、既に、上述しているように、本発明
では、第1保護層と第2保護層を設けて、この第1保護
層の膜厚を、2〜8μmの如く従来よりも低くしている
ことが特徴である。
側の基板間にあって、物理的ストレス及び機械的外力を
受ける色素記録層や光反射層を保護する層であるから、
耐衝撃強度を有する樹脂であることがよく、また、単層
でも、必要に応じて異なる樹脂の複層であってもよい。
また、その層厚は、通常、5〜10μmの範囲にあるの
が一般的であるが、既に、上述しているように、本発明
では、第1保護層と第2保護層を設けて、この第1保護
層の膜厚を、2〜8μmの如く従来よりも低くしている
ことが特徴である。
【0019】また、本発明において、図1に示す反射層
3上にUV硬化型樹脂の第1保護層4をスピンコート法
で積層形成させるに際して、好ましくは、UV硬化型樹
脂の塗布前の常温時粘度を40mPa・s以下のUV硬
化型樹脂を使用することで、この第1保護層の膜厚が、
均一な2〜4μm厚層にすることができる。後述する実
施例2に示す如く(図3を参照)、常温時粘度が28m
Pa・sで、スピンコート時のディスク基板の回転数
が、4000rpm下では、ディスク基板径60mmの
ディスクに対しては、膜厚3.5〜4μmの均一な層と
なり、基板径120mmディスクに対しては、その径方
向の膜厚が3.5〜5μmの分布範囲となるが、好まし
くは、そのスピンコート回転数を、6000rpmにす
ることで、ディスク基板径が120mmのディスクであ
てっも、その径方向の膜厚が2〜3μm分布範囲にな
り、極めて均一な第1保護層を形成されることがよく判
る。
3上にUV硬化型樹脂の第1保護層4をスピンコート法
で積層形成させるに際して、好ましくは、UV硬化型樹
脂の塗布前の常温時粘度を40mPa・s以下のUV硬
化型樹脂を使用することで、この第1保護層の膜厚が、
均一な2〜4μm厚層にすることができる。後述する実
施例2に示す如く(図3を参照)、常温時粘度が28m
Pa・sで、スピンコート時のディスク基板の回転数
が、4000rpm下では、ディスク基板径60mmの
ディスクに対しては、膜厚3.5〜4μmの均一な層と
なり、基板径120mmディスクに対しては、その径方
向の膜厚が3.5〜5μmの分布範囲となるが、好まし
くは、そのスピンコート回転数を、6000rpmにす
ることで、ディスク基板径が120mmのディスクであ
てっも、その径方向の膜厚が2〜3μm分布範囲にな
り、極めて均一な第1保護層を形成されることがよく判
る。
【0020】また、本発明において、必要に応じて、こ
の第1保護層上に、第2保護層を設けることができる。
この第2保護層を設ける目的は、この層に印刷・筆記性
等の機能を付与させてこの記録媒体のレーベル情報を印
刷させたり、また、記録層、反射層及び第1保護層等を
更に保護するためでもある。従って、これらの目的を満
たすためから、好ましくは、無機フィラーの微細粒子を
1〜30重量%、より好ましくは、5〜20重量%の範
囲で含有する樹脂層を第2保護層として適宜に積層形成
させることができる。ここで用いられる無機フィラーと
しては特に限定されないが、従来から無機微細フィラー
として公知である、例えば、非晶質シリカ(ホワイトカ
ーボン)、酸化チタン、炭酸カルシウム(タンカル)、
タルク、クレー等が挙げられる。
の第1保護層上に、第2保護層を設けることができる。
この第2保護層を設ける目的は、この層に印刷・筆記性
等の機能を付与させてこの記録媒体のレーベル情報を印
刷させたり、また、記録層、反射層及び第1保護層等を
更に保護するためでもある。従って、これらの目的を満
たすためから、好ましくは、無機フィラーの微細粒子を
1〜30重量%、より好ましくは、5〜20重量%の範
囲で含有する樹脂層を第2保護層として適宜に積層形成
させることができる。ここで用いられる無機フィラーと
しては特に限定されないが、従来から無機微細フィラー
として公知である、例えば、非晶質シリカ(ホワイトカ
ーボン)、酸化チタン、炭酸カルシウム(タンカル)、
タルク、クレー等が挙げられる。
【0021】そこで、この第2保護層を形成させるに、
無機フィラーとして非晶質シリカやタンカル及び必要に
応じ着色剤等を含有する樹脂塗料を第1保護層上に塗布
させる。その塗布法は、特に限定すれず、スピンコート
法やスクリーン印刷法が使用されるが、厚みのコントロ
ールや工程タクトから、後者のスクリーン印刷法が好ま
しい。また、樹脂塗料としては、上部の保護層として強
度を持たせ、しかも、上述した第1保護層の場合と同様
の理由から、アクリル系やエポキシ系のUV硬化型樹脂
を含ませ、必要に応じて、粘度コントロール剤としての
光反応性モノマーを添加させて塗布した後、紫外線等の
照射で硬化するものが好適である。
無機フィラーとして非晶質シリカやタンカル及び必要に
応じ着色剤等を含有する樹脂塗料を第1保護層上に塗布
させる。その塗布法は、特に限定すれず、スピンコート
法やスクリーン印刷法が使用されるが、厚みのコントロ
ールや工程タクトから、後者のスクリーン印刷法が好ま
しい。また、樹脂塗料としては、上部の保護層として強
度を持たせ、しかも、上述した第1保護層の場合と同様
の理由から、アクリル系やエポキシ系のUV硬化型樹脂
を含ませ、必要に応じて、粘度コントロール剤としての
光反応性モノマーを添加させて塗布した後、紫外線等の
照射で硬化するものが好適である。
【0022】これにより、本発明において、読取りレー
ザー光入射側と反対面であるこの第2保護層上を、この
情報記録媒体に記録されている内容等のインデックス
や、必要に応じて、その他のデザインを表示・印刷させ
ることができる、印刷用インクの定着層としても使用す
ることができる。本発明おいて、インクの定着層表面と
してのこの第2保護層は、親水性及び疎水性の何れでも
よいが、積層形成等の容易さから、好ましくは、疎水性
であることが、より好適である。この場合に、通常の油
性インクで、インクジェットプリンターや、スクリーン
印刷で容易に行えて、しかも定着し易く、乾燥後に容易
にインクが剥離せずに強固に密着・定着させることがで
きる。この層上には、油性インキを用いてペン、インク
ジェットプリンター及び印刷法で種々の情報を筆記・記
録・印刷をすることができる。また、この第2保護層を
印刷層とする以外に、読取りレーザー光入射側と反対面
の基板上に、この情報記録媒体に記録されている内容等
のインデックスや、必要に応じて、その他のデザインを
表示・印刷させることができる、印刷用インクの定着層
を設けることができる。
ザー光入射側と反対面であるこの第2保護層上を、この
情報記録媒体に記録されている内容等のインデックス
や、必要に応じて、その他のデザインを表示・印刷させ
ることができる、印刷用インクの定着層としても使用す
ることができる。本発明おいて、インクの定着層表面と
してのこの第2保護層は、親水性及び疎水性の何れでも
よいが、積層形成等の容易さから、好ましくは、疎水性
であることが、より好適である。この場合に、通常の油
性インクで、インクジェットプリンターや、スクリーン
印刷で容易に行えて、しかも定着し易く、乾燥後に容易
にインクが剥離せずに強固に密着・定着させることがで
きる。この層上には、油性インキを用いてペン、インク
ジェットプリンター及び印刷法で種々の情報を筆記・記
録・印刷をすることができる。また、この第2保護層を
印刷層とする以外に、読取りレーザー光入射側と反対面
の基板上に、この情報記録媒体に記録されている内容等
のインデックスや、必要に応じて、その他のデザインを
表示・印刷させることができる、印刷用インクの定着層
を設けることができる。
【0023】以上のような本発明による保護層4及び保
護層5を反射層上に設けることにより、その下に設けら
れる金属反射層としては、既に上述するように、従来か
ら多様されている、例えば、Au、Al等の他に、従来
から通常使用されている波長770〜830nm領域レ
ーザ光を含め、より低波長領域のレーザー光に対しても
反射率が高い、好ましくは、Ag金属原子を80〜10
0%、より好ましくは95〜100%含有しているAg
金属層又はAg合金層を適宜好適に使用することができ
るのである。また、この金属反射層は、通常のスパッタ
法で、Ag金属叉はAg合金をターゲットにして所定厚
の反射層を成膜することができる。
護層5を反射層上に設けることにより、その下に設けら
れる金属反射層としては、既に上述するように、従来か
ら多様されている、例えば、Au、Al等の他に、従来
から通常使用されている波長770〜830nm領域レ
ーザ光を含め、より低波長領域のレーザー光に対しても
反射率が高い、好ましくは、Ag金属原子を80〜10
0%、より好ましくは95〜100%含有しているAg
金属層又はAg合金層を適宜好適に使用することができ
るのである。また、この金属反射層は、通常のスパッタ
法で、Ag金属叉はAg合金をターゲットにして所定厚
の反射層を成膜することができる。
【0024】また、本発明に用いられる透明性基板とし
ては、透明度が高く、機械的強度、特に、耐衝撃性に優
れるポリマ樹脂として、例えば、ポリカーボネート、ポ
リポロピレン、ポリアクリル等が挙げられ、また、透明
性ガラス基板も使用することができる。
ては、透明度が高く、機械的強度、特に、耐衝撃性に優
れるポリマ樹脂として、例えば、ポリカーボネート、ポ
リポロピレン、ポリアクリル等が挙げられ、また、透明
性ガラス基板も使用することができる。
【0025】
【実施例】以下に、本発明を実施例により、さらに詳し
く説明するが、本発明は、これらに限定されるものでは
ない。
く説明するが、本発明は、これらに限定されるものでは
ない。
【0026】そこで、本発明で評価する光記録媒体の耐
光性とは、このディスク基板の記録層に太陽光線が照射
され、この記録されたデータが、再生されなくなる迄の
照射時間によって、その耐光性の良否を評価するもので
あり、通常は、光源にキセノンランプを使用して、フィ
ルターにより自然の直射日光に近似するスペクトルを取
り出して、光学的記録媒体の記録されたディスク基板面
に照射させて、その光劣化を試験する。 1.耐光性の試験方法 ヤマハ製のCD−R記録機CDE100により、試料デ
ィスクに、CD信号を記録指せた後、Heraeus社
製のSUNTESTで、65,000ルックスの照度で
200時間の光照射を行い、照射前後の試料ディスク内
周部のブロック・エラー・レート(BLER)を比較す
る。この時のBLERのCD規格値は、220coun
t/sec以下である。
光性とは、このディスク基板の記録層に太陽光線が照射
され、この記録されたデータが、再生されなくなる迄の
照射時間によって、その耐光性の良否を評価するもので
あり、通常は、光源にキセノンランプを使用して、フィ
ルターにより自然の直射日光に近似するスペクトルを取
り出して、光学的記録媒体の記録されたディスク基板面
に照射させて、その光劣化を試験する。 1.耐光性の試験方法 ヤマハ製のCD−R記録機CDE100により、試料デ
ィスクに、CD信号を記録指せた後、Heraeus社
製のSUNTESTで、65,000ルックスの照度で
200時間の光照射を行い、照射前後の試料ディスク内
周部のブロック・エラー・レート(BLER)を比較す
る。この時のBLERのCD規格値は、220coun
t/sec以下である。
【0027】(実施例1)図1において、1.6μmピ
ッチの連続グループを転写したポリカーボネイト製のデ
ィスク基板1上に、フタロシアニン有機色素を溶解させ
た溶剤液をスピンコート法で塗布・乾燥させて、記録層
2を形成させた。次いでこの記録層2上に、Ag反射層
を積層させるために、純度99.9%の金属Agをター
ゲットに、通常のスパッタ法で、ディスク基板の記録領
域に最低膜厚70nmのAg反射層3を形成させた。次
いで、この反射層上にUV硬化型樹脂の第1保護層4を
積層形成させるため、常温粘度が、128mPa・sの
大日本インキ化学工業株製の商品名SD318のUV硬
化型樹脂を用いて、この樹脂液を60rpmで回転する
ディスクの中心部に滴下させた後、ディスク回転を、6
000rpm×3秒で振切りを行なってスピンコートさ
せ、次いで紫外線照射させて硬化させた。次いで、形成
された第1保護層4の膜厚をオーク製作所製のTFM−
120型顕微鏡分光光度計により、スピンコート時のデ
ィスク回転数に対するディスク半径方向25mmから5
5mmまでを5mmきざみにその膜厚を測定し、その結
果を図2に実施例1◆印として示した。
ッチの連続グループを転写したポリカーボネイト製のデ
ィスク基板1上に、フタロシアニン有機色素を溶解させ
た溶剤液をスピンコート法で塗布・乾燥させて、記録層
2を形成させた。次いでこの記録層2上に、Ag反射層
を積層させるために、純度99.9%の金属Agをター
ゲットに、通常のスパッタ法で、ディスク基板の記録領
域に最低膜厚70nmのAg反射層3を形成させた。次
いで、この反射層上にUV硬化型樹脂の第1保護層4を
積層形成させるため、常温粘度が、128mPa・sの
大日本インキ化学工業株製の商品名SD318のUV硬
化型樹脂を用いて、この樹脂液を60rpmで回転する
ディスクの中心部に滴下させた後、ディスク回転を、6
000rpm×3秒で振切りを行なってスピンコートさ
せ、次いで紫外線照射させて硬化させた。次いで、形成
された第1保護層4の膜厚をオーク製作所製のTFM−
120型顕微鏡分光光度計により、スピンコート時のデ
ィスク回転数に対するディスク半径方向25mmから5
5mmまでを5mmきざみにその膜厚を測定し、その結
果を図2に実施例1◆印として示した。
【0028】図2から明らかなように、スピンコート時
のディスク回転数6000rpmにおいて、ディスク半
径方向の膜厚バラツキが7±1μmで、平均膜厚が7.
3μmで、記録領域中央部位の半径方向40mmで7.
6μmであった。次いで、スクリーン印刷により、非晶
質シリカをフィラーとする紫外線硬化型インクを塗布・
紫外線照射・硬化させて第2保護層5を形成させて光記
録媒体を作製した。
のディスク回転数6000rpmにおいて、ディスク半
径方向の膜厚バラツキが7±1μmで、平均膜厚が7.
3μmで、記録領域中央部位の半径方向40mmで7.
6μmであった。次いで、スクリーン印刷により、非晶
質シリカをフィラーとする紫外線硬化型インクを塗布・
紫外線照射・硬化させて第2保護層5を形成させて光記
録媒体を作製した。
【0029】なお、図2に示す■印のグラフは、実施例
1において、この第1保護層をスピンコート法で形成さ
せる時のディスク回転数4000rpmとした以外は、
実施例1と同様にして得られたものの第1保護層の膜厚
分布を示しており、本発明の比較例1に相当するもので
ある。次いで、作製した光記録媒体ディスクについて、
その耐光性試験を行い、そののBLERの値を求めて、
その耐光性を評価して表1に示した。
1において、この第1保護層をスピンコート法で形成さ
せる時のディスク回転数4000rpmとした以外は、
実施例1と同様にして得られたものの第1保護層の膜厚
分布を示しており、本発明の比較例1に相当するもので
ある。次いで、作製した光記録媒体ディスクについて、
その耐光性試験を行い、そののBLERの値を求めて、
その耐光性を評価して表1に示した。
【0030】(実施例2)実施例1において、Ag反射
層3のAg膜厚を120nmとし、次いで第1保護層4
として、20℃の粘度が、28mPa・sの大日本イン
キ化学工業(株)製のUV硬化型樹脂SD1700を使
用して、ディスク回転を、2000〜6000rpm×
3秒で振切りを行なってスピンコートさせ、紫外線照射
・硬化させて第1保護層4を積層形成させ、その膜厚分
布を同様にして測定し、その結果を表3に実施例2◆印
として示した以外は、実施例1と同様にして光記録媒体
ディスクを作製した。次いで、同様にして、その光記録
媒体ディスクの耐光性を評価して、その結果を表1に示
した。
層3のAg膜厚を120nmとし、次いで第1保護層4
として、20℃の粘度が、28mPa・sの大日本イン
キ化学工業(株)製のUV硬化型樹脂SD1700を使
用して、ディスク回転を、2000〜6000rpm×
3秒で振切りを行なってスピンコートさせ、紫外線照射
・硬化させて第1保護層4を積層形成させ、その膜厚分
布を同様にして測定し、その結果を表3に実施例2◆印
として示した以外は、実施例1と同様にして光記録媒体
ディスクを作製した。次いで、同様にして、その光記録
媒体ディスクの耐光性を評価して、その結果を表1に示
した。
【0031】図3から明らかなように、スピンコート時
のディスク回転数2000〜6000rpmにおいて、
その回転数と共に、膜厚が薄くなると共に、そのディス
ク径方向の膜厚分布幅が小さくなり、例えば、ディスク
径120mmでも、極めて均一な膜厚に形成されること
が判る。即ち、ディスク回転数6000rpmでは、デ
ィスク径120mmのもので、平均膜厚3.0μm、そ
の記録領域中央部位の径方向40mmで3.1μmであ
った。なお、ここで、それぞれディスク回転数4000
rpmの図中■印を比較例2、ディスク回転数3000
rpmの図中△印を比較例3、ディスク回転数2000
rpmの図中×印を比較例4とした。
のディスク回転数2000〜6000rpmにおいて、
その回転数と共に、膜厚が薄くなると共に、そのディス
ク径方向の膜厚分布幅が小さくなり、例えば、ディスク
径120mmでも、極めて均一な膜厚に形成されること
が判る。即ち、ディスク回転数6000rpmでは、デ
ィスク径120mmのもので、平均膜厚3.0μm、そ
の記録領域中央部位の径方向40mmで3.1μmであ
った。なお、ここで、それぞれディスク回転数4000
rpmの図中■印を比較例2、ディスク回転数3000
rpmの図中△印を比較例3、ディスク回転数2000
rpmの図中×印を比較例4とした。
【0032】
【表1】
【0033】表中の樹脂粘度は第1保護層に使用したU
V型樹脂の20℃¥の粘度で、膜厚は、得られた第1保
護層の平均膜厚で、ディスク回転数はスピンコート時の
ディスク回転数で、BLER(count/sec)の照射後の数
値が光記録媒体の耐光性の評価値を示している。
V型樹脂の20℃¥の粘度で、膜厚は、得られた第1保
護層の平均膜厚で、ディスク回転数はスピンコート時の
ディスク回転数で、BLER(count/sec)の照射後の数
値が光記録媒体の耐光性の評価値を示している。
【0034】表1から明らかなように、その詳細は不明
であるが、得られた事実から、反射層上に積層された第
1保護層は、その反射層に対する密着性及びその保護層
の緻密性が影響しているのか、その両者は、スピンコー
トの回転数が6000rpmと高く、しかも、用いた樹
脂液の粘度が低い程、より密着及び緻密な層を形成され
て、膜厚が2〜4μmに表れているように、従来の10
μm厚に比べて著しく薄い保護層で光学的情報記録媒体
に対して効果的に耐光性を付与させている。
であるが、得られた事実から、反射層上に積層された第
1保護層は、その反射層に対する密着性及びその保護層
の緻密性が影響しているのか、その両者は、スピンコー
トの回転数が6000rpmと高く、しかも、用いた樹
脂液の粘度が低い程、より密着及び緻密な層を形成され
て、膜厚が2〜4μmに表れているように、従来の10
μm厚に比べて著しく薄い保護層で光学的情報記録媒体
に対して効果的に耐光性を付与させている。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、反射層上に膜厚2〜4
μmの第1保護層として、低粘度のUV硬化型樹脂液
で、高回転数でスピンコートさせることにより、反射層
に対して密着性が良好で、緻密性の高い保護層が形成さ
れ、従来の10μm厚に比べて著しく薄い保護層で光学
的情報記録媒体に対して効果的に耐光性を付与させるこ
とができる。
μmの第1保護層として、低粘度のUV硬化型樹脂液
で、高回転数でスピンコートさせることにより、反射層
に対して密着性が良好で、緻密性の高い保護層が形成さ
れ、従来の10μm厚に比べて著しく薄い保護層で光学
的情報記録媒体に対して効果的に耐光性を付与させるこ
とができる。
【0036】また、本発明によれば、光学的情報記録媒
体の光劣化を防止するために、従来のように、記録層に
耐光性に優れる特定の色素を用いることなく、しかも、
反射層として、従来のAu反射層より、より広範にレー
ザー光スペクトルに高反射率を有し、光記録媒体の高性
能化、材料コストの低廉化を可能にするAg反射層を有
した光劣化の少ない光学的情報記録媒体を提供すること
ができる。
体の光劣化を防止するために、従来のように、記録層に
耐光性に優れる特定の色素を用いることなく、しかも、
反射層として、従来のAu反射層より、より広範にレー
ザー光スペクトルに高反射率を有し、光記録媒体の高性
能化、材料コストの低廉化を可能にするAg反射層を有
した光劣化の少ない光学的情報記録媒体を提供すること
ができる。
【図1】本発明の光学的情報記録媒体の積層構成の一例
を表す断面図である。
を表す断面図である。
【図2】本発明の実施例1における、第1保護層をスピ
ンコート法によって形成させた時の、基板ディスクの回
転数とその半径方向の膜厚分布を表すグタフである。
ンコート法によって形成させた時の、基板ディスクの回
転数とその半径方向の膜厚分布を表すグタフである。
【図3】本発明の実施例2における、第1保護層をスピ
ンコート法によって形成させた時の、基板ディスクの回
転数とその半径方向の膜厚分布を表すグタフである。
ンコート法によって形成させた時の、基板ディスクの回
転数とその半径方向の膜厚分布を表すグタフである。
1 ディスク基板 2 記録層 3 反射層 4 第1保護層 5 第2保護層
Claims (6)
- 【請求項1】 透明基板上に有機色素を含有する記録
層、金属からなる反射層及び保護層を薄膜状に積層され
ている光学的情報記録媒体において、前記反射上に積層
形成される前記保護層が、膜厚2〜8μmの樹脂膜から
なる第1保護層と、更にその上部に無機フィラーを含有
する樹脂膜の第2保護層とを設けていることを特徴とす
る光学的情報記録媒体。 - 【請求項2】 前記保護層を形成す樹脂が、UV硬化型
又は熱硬化型樹脂である請求項1に記載する光学的情報
記録媒体。 - 【請求項3】 前記反射層が、Ag金属原子を80〜1
00%含有している金属層又はAg合金層で、且つ前記
保護層を形成す樹脂が、UV硬化型樹脂である請求項1
に記載する光学的情報記録媒体。 - 【請求項4】 前記第1保護層に用いるUV硬化型樹脂
の塗布前の粘度が20℃で40mPa・s以下である請
求項3に記載する光学的情報記録媒体。 - 【請求項5】 前記第1保護層の膜厚が、2〜4μmで
ある請求項4に記載する光学的情報記録媒体。 - 【請求項6】 前記第2保護層に含有する無機フィラー
が、1〜30重量%である請求項1に記載する光学的情
報記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11040604A JP2000242973A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 光学的情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11040604A JP2000242973A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 光学的情報記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000242973A true JP2000242973A (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=12585131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11040604A Pending JP2000242973A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 光学的情報記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000242973A (ja) |
-
1999
- 1999-02-18 JP JP11040604A patent/JP2000242973A/ja active Pending
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