JP2000243977A - 半導体力学量センサの製造方法 - Google Patents
半導体力学量センサの製造方法Info
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Abstract
電極及び固定電極が互いに張り付くという現象を防止す
ると共に、歩留まりの向上を実現可能とした半導体力学
量センサの製造方法を提供する。 【解決手段】 単結晶シリコンウェハ14a上にシリコ
ン酸化膜14cを介して単結晶シリコン薄膜14bを設
けたSOI基板14に、電極パッド4c、5cを形成
し、次に単結晶シリコン薄膜14bを研削・研磨し、次
にマスク15を形成し、次に単結晶シリコン薄膜14b
にシリコン酸化膜14cに達するトレンチ16を形成
し、次に単結晶シリコンウェハ14aを所定膜厚を残し
てウェットエッチングし、次に残存する単結晶シリコン
ウェハ14aをドライエッチングにより除去し、次にシ
リコン酸化膜14cをドライエッチングにより除去する
とともに、可動電極10a及び固定電極4bの表面に疎
水性の薄膜17を堆積形成する。
Description
体層に溝を形成することにより可動電極及び当該可動電
極と対向する固定電極とを形成してなる半導体力学量セ
ンサ及びその製造方法に関する。
サにあっては、加速度の作用に応じた梁構造体の変位
を、その梁構造体と一体に設けられた可動電極と基板上
に設けられた固定電極との間の静電容量の変化として取
り出す構成となっている。このような半導体加速度セン
サを製造する場合、従来より、特開平6−349806
号公報などに見られるように、第1半導体層上に絶縁層
を介して第2半導体層を積層したSOI構造の半導体基
板を用意し、その第1半導体層を上記梁構造体や固定電
極などの形状に応じた所定形状にパターニングすると共
に、上記絶縁層を犠牲層エッチングするなどの工程を行
って、最終的に半導体基板上に可動電極を備えた梁構造
体及び固定電極を形成するという方法が用いられてい
る。
では、エッチング液を使用する犠牲層エッチング工程が
不可欠であるため、その犠牲層エッチング工程時におい
て、エッチング液の表面張力により可動電極がこれに対
向した固定電極に張り付くといういわゆるスティッキン
グ現象が発生することが多々ある。また、たとえエッチ
ング工程でスティッキングが発生しなかったとしても、
その後のダイシング・ダイボンディング等の組み付け工
程または使用時において静電気力等によりスティッキン
グが発生することがある。
電極及び固定電極間での容量変化の検出が不可能になる
という致命的な不良となるものであり、従って、従来構
成の製造方法では歩留まりの悪化が避けられないという
問題点があった。このようなスティッキングを防止する
方法として、例えば、テクニカルダイジェスト・オブ・
ザ・15thセンサシンポジウム1997の205頁〜
208頁において報告されているように、ウェットエッ
チングとNH4 F2 の昇華を用いたリリース(梁構造体
のリリース)工程の後、プラズマ重合装置へ導入し、ス
ティッキング防止のためのフッ素系の薄膜をセンサ表面
に堆積するという手法が報告されている。
トエッチング工程を行うことから、その段階でスティッ
キング不良が発生する可能性が残ること、またリリース
工程とフッ素系薄膜を堆積する工程を別々に行うことか
ら工程が複雑になるという問題がある。本発明は上記事
情に鑑みてなされたものであり、その目的は、製造途中
の段階または使用時において、可動電極及び固定電極が
互いに張り付くという現象を確実に防止できると共に、
製造途中において上記可動電極及び固定電極のための材
料が破損する事態を効果的に防止でき、以て歩留まりの
向上を実現可能とした半導体力学量センサの製造方法を
提供することにある。
め、請求項1に記載したような製造方法を採用できる。
この製造方法によれば、第1半導体層(14a)上に絶
縁層(14c)を介して積層された第2半導体層(14
b)に対し、トレンチ形成工程において、可動電極(1
0a、10b)及び固定電極(4b、5b)を画定する
ためのトレンチ(16)が該絶縁層に達するように形成
される。
該第1半導体層における該可動電極及び該固定電極の形
成領域に対応した部分が、該絶縁層と反対側の面からウ
エットエッチングされると共に、そのエッチング領域の
第1半導体層の膜厚があらかじめ設定した膜厚となった
時点でエッチング停止される。そして、その後に行われ
る第2のエッチング工程において、上記のように残存さ
れた設定膜厚の第1半導体層が、気相雰囲気でのエッチ
ングにより除去されて該絶縁層の裏面が露出されるよう
になる。
絶縁層との間に第1半導体層が所定膜厚で残存されるよ
うになるから、当該第1のエッチング工程におけるエッ
チング液の圧力が、絶縁層及び上記残存された第1半導
体層の双方により受け止められるようになって、当該絶
縁層ひいては第2半導体層が破壊される可能性が低くな
る。しかも、絶縁層を露出させるための第2のエッチン
グ工程は気相雰囲気で行われる構成であるから、その工
程の実行時においても、絶縁層ひいては第2半導体層が
破壊される可能性が低くなる。このため、総じて製造時
における歩留まりの悪化を防止できるようになる。
には、電極形成エッチング工程において上記絶縁層が気
相雰囲気でのエッチングにより除去されることにより、
上記トレンチと連続した状態の開口部が形成されて上記
可動電極及び固定電極が形成されるようになる。この場
合、可動電極を形成するための工程である電極形成工程
は、気相雰囲気でのエッチングにより行われるものであ
るから、可動電極を形成する工程でウェットエッチング
を行う従来構成の場合のように、エッチング液による表
面張力に起因して可動電極が固定電極に張り付くという
スティッキングが発生することがなくなる。
び固定電極の表面に疎水性の薄膜(17)を形成するこ
とにより、この工程後のダイシング・ダイボンディング
等の組み付け工程において、静電気力等によるスティッ
キングが発生することがなくなる。これは、可動電極及
び固定電極の表面に形成された上記薄膜が疎水性であ
り、該薄膜が無い場合の可動電極及び固定電極の表面に
比べて表面エネルギーを小さいものとできるから、可動
電極及び固定電極の表面の薄膜同士が接触したとしても
離れやすく、張り付いたままの状態になりにくいためで
ある。
も残存することから、センサ動作時における張り付きを
防止することができる。よって、当該疎水性の薄膜の効
果として、結果的に、製造時における歩留まりの向上を
実現できるとともに、使用時における張り付きを防止し
てセンサの信頼性を向上させることができる。上記目的
を達成するために、請求項2に記載した製造方法を採用
することもできる。
4a)上に絶縁層(14c)を介して積層された第2半
導体層(14b)に対し、トレンチ形成工程において、
可動電極(10a、10b)及び固定電極(4b、5
b)を画定するためのトレンチ(16)が該絶縁層に達
するように形成される。次いで、エッチング工程におい
て、該第1半導体層における該可動電極及び該固定電極
の形成領域に対応した部分が、該絶縁層と反対側の面か
ら異方性ドライエッチングされて、その絶縁層の裏面側
が露出されるようになる。
ッチング工程が気相雰囲気で行われる構成であるから、
ウェットエッチングを行う場合のように、絶縁層ひいて
は第2半導体層がエッチング液の圧力によって破壊され
る可能性がなくなり、製造時における歩留まりの悪化を
防止できるようになる。また、絶縁層を露出させること
が気相雰囲気のエッチングのみで行われるため、工程の
簡略化がなされる。
グ工程の実行後においては、請求項1記載の製造方法と
同様、気相雰囲気でのエッチングによる電極形成エッチ
ング工程、および、薄膜形成工程を行うため、請求項1
記載の製造方法と同様に、これらの工程による効果を得
ることができる。請求項3記載の製造方法は、請求項1
または2に記載の薄膜形成工程を電極形成エッチング工
程と同時に行うようにしたものである。
エッチング条件を制御して、可動電極(10a、10
b)及び固定電極(4b、5b)を形成しつつ、エッチ
ングに用いられるガスを材料として該可動電極及び該固
定電極の表面に堆積させることにより、疎水性の薄膜
(17)を形成する。それによって、気相雰囲気でのエ
ッチングにより絶縁層(14c)を除去すると同時に電
極表面に疎水性の薄膜を形成できるから、請求項1また
は2の発明の効果に加えて、工程の簡略化が成される。
電極形成エッチング工程において、エッチングを平行平
板型のリアクティブエッチング(RIE)装置で行うよ
うにした場合に、半導体基板における絶縁層(14c)
の露出側と反対側の面即ちセンサの表面側が、介在する
中間部材(20)によってRIE装置の電極(54)に
接触することがなくなるから、センサの表面、可動電極
と固定電極との間の隙間等にごみが入り込むようなこと
を防止でき、結果として製造時における歩留まりの向上
を実現できるようになる。
ば、中間部材(20)を導電性の物質(20a)からな
るものとしているから、請求項9の製造方法の電極形成
エッチング工程において、センサの可動電極と固定電極
間に、RIE装置内で発生する静電気により電位差が発
生するのを抑制することができ、結果として、可動電極
が固定電極に張り付くというスティッキングが発生する
ことが無くなり、製造時における歩留まりの向上を実現
できるようになる。
ば、電極形成エッチング工程において、被エッチング物
質であるシリコン酸化膜とRIE装置内における他の部
分の材質を統一することで、RIE装置内におけるシリ
コン酸化膜のエッチングレートの面内均一性を向上する
ことができ、結果的に、製造時における歩留まりの向上
を実現できるようになる。
造方法によれば、電極形成エッチング工程において、請
求項9記載の発明について述べたのと同様の効果が得ら
れる。また、請求項15記載の製造方法によれば、薄膜
形成工程を、電極形成エッチング工程において一連のプ
ロセスによりチャンバ(50)から出さずに連続的に行
うので、プロセス負荷を軽減することが可能である。
実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例であ
る。
について説明する。 (第1実施形態)本第1実施形態は、本発明を容量式の
半導体加速度センサに適用したものとして説明する。図
1に、半導体力学量センサとしての半導体加速度センサ
1の平面構造を示し(但し、図1中の斜線帯は断面を示
すものではなく、各構造要素の区別を容易に識別可能に
するためのものである。)、図2に、図1中のA−A線
に沿った模式的な断面構造を示す。
晶シリコンにより構成された支持基板2は、開口部2a
を備えた矩形枠状に形成されており、その上面には、単
結晶シリコンよりなる梁構造体3並びに一対の固定電極
構造体4、5がシリコン酸化膜よりなる絶縁膜6を介し
て配置されている。なお、上記梁構造体3および固定電
極構造体4、5を構成する単結晶シリコンには、その抵
抗率を下げるために不純物が予め拡散されている。
端を、矩形枠状の梁部8a及び8bを介してアンカー部
9a及び9bに一体に連結した構成となっており、これ
らアンカー部9a及び9bが支持基板2における対向辺
部上に絶縁膜6を介して支持されている。これにより、
上記マス部7及び梁部8a、8bは、支持基板2の開口
部2aに臨んだ状態となっている。
矢印X方向の成分を含む加速度を受けたときにマス部7
を当該矢印X方向へ変位させるとともに、加速度の消失
に応じて元の状態に復元させるというバネ機能を備えた
ものである。さらに、梁構造体3は、マス部7の両側面
から当該マス部7と直交した方向へ一体的に突出された
例えば3個ずつの可動電極10a及び10bを備えてお
り、これら可動電極10a及び10bも支持基板2の開
口部2aに臨んだ状態となっている。なお、これら可動
電極10a及び10bは、断面矩形の棒状に形成されて
いる。
方のアンカー部9bと一体に連結された状態の可動電極
用配線部11が上記絶縁膜6を介して形成されており、
この配線部11上の所定位置には、ワイヤボンディング
用の電極パッド11aが例えばアルミニウムにより形成
されている。上記固定電極構造体4は、支持基板2上に
絶縁膜6を介して形成された固定電極用配線部4aと、
上記可動電極10aの一方の側面と所定の検出空隙を存
して平行した状態で配置された例えば3個の固定電極4
bとを一体に有した構成となっており、各固定電極4b
は、上記固定電極用配線部4aに片持ち状に支持された
状態となっている。これにより、上記固定電極4bは、
支持基板2の開口部2aに臨んだ状態となっている。
2上に絶縁膜6を介して形成された固定電極用配線部5
aと、上記可動電極10bの一方の側面(上記可動電極
10aにおける上記検出空隙側と反対側の面)と所定の
検出空隙を存して平行した状態で配置された例えば3個
の固定電極5bとを一体に有した構成となっており、各
固定電極5bは、上記配線部5aに片持ち状に支持され
た状態となっている。これにより、上記固定電極5b
は、支持基板2の開口部2aに臨んだ状態となってい
る。
矩形の棒状に形成されている。また、上記固定電極用配
線部4a及び5a上の所定位置には、ワイヤボンディン
グ用の電極パッド4c及び5cが例えばアルミニウムに
より形成されている。さらに、支持基板2の周縁部に
は、梁構造体3及び固定電極構造体4、5の基材となる
単結晶シリコンよりなるシールド用薄膜12が、絶縁分
離トレンチ13により分離された状態で配置されてい
る。
に、支持基板2における絶縁膜6側と反対側の面、梁構
造体3及び固定電極構造体4、5における両構造体3〜
5が対向する側面には、例えばフルオロカーボン膜等の
有機薄膜やフッ化アンモニウム(NH4 F)等の無機薄
膜からなる疎水性の薄膜17が形成されている。この薄
膜17は、疎水性即ち表面エネルギーの小さい膜であ
り、特に水との接触角が70度以上のものが好ましく、
そのようなものとして成分としてフッ素を含むフッ素系
の薄膜等を採用できる。
サ1にあっては、可動電極10aと固定電極4bとの間
に第1のコンデンサが形成され、また可動電極10bと
固定電極5bとの間に第2のコンデンサが形成されるこ
とになる。これら第1及び第2のコンデンサの各静電容
量は、マス部7に図1中矢印X方向の成分を含む加速度
が作用したときの可動電極10a及び10bの変位に応
じて差動的に変化するものであり、斯様な静電容量の変
化を、電極パッド4c、5c、11aを通じて取り出す
ことにより加速度を検出することができることになる。
サ1の製造工程例が模式的な断面図により示されてお
り、以下これについて説明する。なお、図3(h)中に
示す半導体加速度センサ1は、半導体加速度センサ1の
部分的な断面構成モデル(説明の便宜上、図1中に1点
鎖線Q1、Q2、Q3で示す各部分での断面構造を合成
した状態で表現したモデル)を模式的に示したものであ
り、図3(a)〜(g)は、斯様な断面構造モデルに対
応した部分の製造途中での模式的断面図である。
14(本発明でいう半導体基板に相当)を用意する。こ
のSOI基板14にあっては、ベースとなる単結晶シリ
コンウェハ14a(本発明でいう第1半導体層に相当)
が最終的に上記支持基板2となるものであり、この単結
晶シリコンウェハ14a上に単結晶シリコン薄膜14b
(本発明でいう第2半導体層に相当)をシリコン酸化膜
14c(本発明でいう絶縁層に相当:最終的に上記絶縁
膜6となる)を介して設けた構造となっている。
は、表面の面方位が(100)に設定されたもので、少
なくとも300μm程度以上の厚さ寸法を備えた低不純
物濃度のものが使用される。また、上記単結晶シリコン
薄膜14bも、表面の面方位が(100)のもので、例
えば1μm前後の膜厚に設定されている。なお、この単
結晶シリコン薄膜14bには、その抵抗率を下げ、且つ
上記電極パッド4c、5c、11aとの間でオーミック
コンタクトを取るために、例えばリンを高濃度(1×1
019/cm3 程度以上)に拡散した状態としている。
形成工程を実行する。この工程では、単結晶シリコン薄
膜14b上の全面にアルミニウムを例えば1μm程度の
膜厚となるように蒸着した後に、そのアルミニウム膜を
フォトリソグラフィ技術及びエッチング技術を利用して
パターニングすることにより、電極パッド4c、5c、
11a(11aについては図3中に示されていない)を
形成する。なお、この電極パッド形成工程では、電極パ
ッド4c、5c、11aのオーミックコンタクトを得る
ための周知の熱処理(シンタ)を必要に応じて行う。
工程を実行する。この工程では、単結晶シリコンウェハ
14aの表面(絶縁膜6と反対側の面)側に切削・研磨
加工を施すことによって、当該ウェハ14aの厚さ寸法
が例えば300μmとなるように調整し、その加工面に
鏡面仕上げを施す。このように、単結晶シリコンウェハ
14aの厚さ寸法を300μmまで減らすのは、後で述
べるように、異方性エッチングにより上記開口部2aを
形成する際にそのエッチング深さを低減し、以て異方性
エッチングに起因するチップ設計寸法の拡大を防止する
ためである。
工程を実行する。この工程では、単結晶シリコンウェハ
14aの表面(鏡面加工面)の全面に、シリコン窒化膜
を例えばプラズマCVD法によって0.5μm程度の膜
厚となるように堆積した後、そのシリコン窒化膜をフォ
トリソグラフィ技術及びエッチング技術を利用してパタ
ーニングすることにより、上記開口部2aをエッチング
によって形成する際のマスク15を形成する。
成工程を実行する。この工程では、単結晶シリコン薄膜
14b及び電極パッド4c、5c、11a上にドライエ
ッチ耐性があるレジスト(図示せず)を所定パターン
(梁構造体3、固定電極構造体4及び5、シールド用薄
膜12に対応した形状)で形成した状態で、ドライエッ
チング装置により異方性ドライエッチングを実行するこ
とにより、単結晶シリコン薄膜14b中に、シリコン酸
化膜14cに達するトレンチ16を形成する。
1のエッチング工程を実行する。この第1のエッチング
工程では、単結晶シリコンウェハ14aを、前記マスク
15を使用し且つ例えばKOH水溶液を利用して表面
(シリコン酸化膜14cと反対側の面)側から選択エッ
チングする。この場合、斯様なエッチングをシリコン酸
化膜14cまで進行させると、エッチング液の圧力によ
り当該シリコン酸化膜14cが破れて単結晶シリコン薄
膜14bが破壊される可能性が非常に高くなるため、エ
ッチングがシリコン酸化膜14cまで進行しないように
エッチング時間を管理する。
は、例えば、単結晶シリコンウェハ14aの厚さ寸法並
びにエッチング液のエッチングレートに基づいた計算に
より行うものであるが、本実施形態では、単結晶シリコ
ンウェハ14aの膜厚が10μm程度残存することを目
標にした時間管理を行う。次に、図3(g)に示すよう
な第2のエッチング工程を実行する。この第2のエッチ
ング工程では、単結晶シリコンウェハ14aの表面側か
ら、例えばプラズマエッチング装置を利用したドライエ
ッチングを施すことにより、上記第1のエッチング工程
においてシリコン酸化膜14cとの間に残した膜厚10
μm程度の単結晶シリコンウェハ14aを除去し、以て
シリコン酸化膜14cの裏面(下面)を露出させる。な
お、斯様なドライエッチングに伴い、マスク15も同時
に除去されることになる。
第1及び第2のエッチング工程の実行前にはSOI基板
14の表面をレジストにより覆っておくものであり、こ
のレジストは、例えば第2のエッチング工程終了後に除
去するようにしている。そして、図3(h)に示す様な
電極形成エッチング工程(第3のエッチング工程)をプ
ラズマ中でリアクティブイオンエッチング(RIE)に
より実行する。
図4または図5に示すような平行平板型のドライエッチ
ング装置を用いる。該エッチング装置は、チャンバ50
内の上部に配置され支持部51により支持された上部電
極52と、チャンバ50内の下部に配置され基台53に
より支持された下部電極54とが対向し、上部電極52
は、反応性ガス導入口55からのガスがチャンバ50内
へ導入可能となっており、下部電極54には被エッチン
グ体が設置可能となっている。そして、上部及び下部電
極52、54間に電源56によって高周波電界(RF)
を印加し、電極52、54間にプラズマを発生し、被エ
ッチング体にイオン化されたガスを入射するようになっ
ている。
った後の、シリコン酸化膜14cが裏面から露出したS
OI基板14(図3(g)に示すもの)を被エッチング
体として、該被エッチング体をシリコン酸化膜14cの
露出側とは反対面が下部電極54に対向するように(つ
まり、図3(g)に示す状態とは上下逆となるように)
配置する。
が接触しないように、両者の対向する部分には導電性物
質からなるリング状の板材20aを中間部材20として
介在設定する。尚、中間部材20はリング状でなくとも
よく、また、その材質は導電性を有するものであればよ
く、例えばシリコン基板等を用いることができる。な
お、中間部材20が絶縁性物質であると、ドライエッチ
ング時に発生する可動電極と固定電極との間の電位差の
ために両者が静電的に張り付いてしまうことが考えられ
るため、導電性物質であることが好ましい。
グにおけるシリコン酸化膜14cのエッチングレートの
面内均一性を向上させる目的で、図5に示す様に、板材
20aにおける被エッチング体が載っていない周縁部等
にシリコン酸化膜(石英板)からなる板21を付けた2
層構造とすると望ましい。斯様な装置構成において、電
極形成エッチング工程では、シリコン酸化膜14cの裏
面(単結晶シリコンウェハ14a側の面)からドライエ
ッチングを施すことにより、当該シリコン酸化膜14c
を除去する。
に応じて、上記トレンチ16と連続した状態の上記開口
部2aが形成されるとともに、梁構造体3のマス部7、
梁部8a、8b、可動電極10a、10b(マス部7、
梁部8a、8b、可動電極10bについては図3(h)
に示されていない)がリリースされることになる。ま
た、このときには、固定電極構造体4、5の固定電極4
b及び5b(固定電極5bについては図3(h)に示さ
れていない)もリリースされて、固定電極配線部4a及
び5aに片持ちされた状態となる。このようにして、電
極形成エッチング工程の実行に応じて梁構造体3及び固
定電極構造体4、5が形成されるものである。
の際に、そのエッチング条件をコントロールすることに
より、同時にエッチングに用いられるガスを材料として
少なくとも可動電極10a及び10b及び固定電極4b
及び5bの表面に堆積させることにより、疎水性の薄膜
17を形成する(薄膜形成工程)。つまり、本実施形態
では、薄膜形成工程を電極形成エッチング工程と同時に
行うようにしている。
エッチングに適用可能なガスを導入したドライエッチン
グを行ったときには、そのエッチング条件をコントロー
ルすることにより、エッチング後の電極表面に例えばフ
ルオロカーボン膜のような堆積物を疎水性の薄膜17と
して残すようにする。エッチング条件としては、Siに
対する選択比が高いSiO2 のエッチングガスとするこ
とが好ましい。
薄膜17は、その表面エネルギーを小さくできることか
ら、固体に働く分子間力とされる固着現象(スティッキ
ング)を抑止することができる。さらに、この電極形成
エッチング工程においては、梁構造体3のマス部7、梁
部8a、8b、可動電極10a、10bの表面が、ドラ
イエッチング装置の下部電極54の表面に直接接触しな
いように、中間部材20の上に置かれているため、セン
サ表面に異物が付着するのを抑止することができ、製造
時における歩留まりの向上を期待できる。
程の実行後に、SOI基板14を所定のセンサチップ形
状に切断するというダイシング工程を行うことにより、
半導体加速度センサ1の基本構造を完成させる。ところ
で、上記のような製造方法によれば、可動部であるマス
部7、梁部8a、8b、及び可動電極10a、10bを
備えた梁構造体3をリリースするための最終工程である
電極形成エッチング工程(第3のエッチング工程)を気
相雰囲気でのエッチングであるドライエッチング(本例
ではRIE)により行う構成としたこと、及びフルオロ
カーボン膜等の疎水性の薄膜17を堆積していることか
ら、最終工程でウェットエッチングを行う従来構成の場
合のように、エッチング液による表面張力に起因して、
梁構造体3が固定電極構造体4及び5のような固定電極
に張り付くというスティッキングが発生することがなく
なり、結果的に、製造時における歩留まりを向上させる
ことができる。
a、8b、固定電極4b、5bをリリースして可動とす
ると同時に、その側面に働く分子間力を低減させる疎水
性の薄膜17(例えばフルオロカーボン膜等)が形成で
き、以てスティッキングを抑制できるようになることか
ら、製造時における歩留まり向上を実現すると共に、駆
動時(センサ使用時)における静電気力等によるスティ
ッキングをも抑制することができる。
使用した第1のエッチング工程では、シリコン酸化膜1
4cとの間に所定膜厚の単結晶シリコンウェハ14aが
残存されるように構成し、その後に、第2のエッチング
工程でのドライエッチングにより上記残存された状態の
単結晶シリコンウェハ14aを除去する構成としたか
ら、当該第1のエッチング工程において、そのエッチン
グ液の圧力がシリコン酸化膜14cおよび単結晶シリコ
ンウェハ14aの双方により受け止められるようになっ
て、シリコン酸化膜14cひいては単結晶シリコン薄膜
14bが破壊される可能性が低くなる。
るための第2のエッチング工程もドライエッチングで行
われる構成であるから、その工程の実行時において、シ
リコン酸化膜14cひいては単結晶シリコン薄膜14b
が破壊される可能性が低くなるものであり、総じて製造
時における歩留まりの悪化を防止できるようになる。さ
らに、完成状態においては、梁構造体3の可動部分(マ
ス部7、梁部8a、8b、及び可動電極10a、10
b)並びに固定電極構造体4、5の固定電極4b、5b
が、開口部2aに臨んだ状態となるから、それらの目視
検査をその表裏両面から容易に行い得るようになるとい
う利点もある。
加工を行う理由について、図3(f)を用いてさらに詳
細にしておく。つまり、図3(f)に示す様に、開口部
2aの開口設計寸法をaとすると、その寸法aを正確に
するためには、第1のエッチング工程において、横方向
へのエッチングの進行をできるだけ抑制できる異方性エ
ッチングを行うことが望ましく、本例では、このような
異方性エッチングを単結晶シリコンウェハ14aに対し
て行うためにKOH水溶液を利用している。
うに面方位(100)の単結晶シリコンウェハ14aを
用いる場合には、図3(f)に示す様にエッチング面か
ら角度θ(=54.7°)の方向へ進行する。従って、
図3(f)に示した開口設計寸法a、マスク寸法b及び
エッチング深さdの関係は、b=a+2×(d/tan
54.7°)で得られることになる。このため、例えば
エッチング深さdが500μmの場合には、マスク寸法
bを開口設計寸法aよりも約700μm程度大きくしな
ければならず、半導体加速度センサ1のチップサイズが
拡大してしまう。
開口設計寸法aとマスク寸法dとの差を縮小するため
に、本例では前述したような寸法調整工程を実行する構
成としている。ただし、単結晶シリコンウェハ14aの
厚さ寸法を極端に薄くすると、その厚さばらつきが大き
くなる可能性が出てくると共に、ハンドリング時に破損
するおそれが生じて歩留まりの低下を来すため、その切
削・研磨の工程能力を考慮した上で、最適の厚さ寸法
(本例では300μm)に設定することが重要になって
くる。
結晶シリコンウェハ14aの厚さ寸法を、当初から30
0μm程度に設定しておけば、その表面に鏡面仕上げの
みを施せばすむようになって厚さ寸法を薄くするための
上記寸法調整工程が不要になるから、全体の製造工程が
簡略化することはいうまでもない。ただし、このような
設定とする場合には、単結晶シリコンウェハ14aのハ
ンドリングに注意を払う必要がある。
単結晶シリコンウェハ14aの表面にあらかじめシリコ
ン酸化膜を形成したSOI基板14を用いる構成とすれ
ば、当該シリコン酸化膜をエッチングマスクとして利用
できることから、マスク形成工程(図3(d)参照)に
おいてシリコン窒化膜を堆積する工程が不要となり、製
造工程をさらに簡略化できることになる。
施形態に係る製造工程例が模式的な断面図により示され
ており、以下これについて上記第1実施形態と異なる部
分を主として説明する。即ち、上記第1実施形態では、
シリコンウェハ14aに開口部2aを形成するために、
ウェットエッチングによる第1のエッチング工程(図3
(f)参照)を行った後に、ドライエッチングによる第
2及び電極形成のエッチング工程(図3(g)及び
(h)、図4及び図5参照)を順次行うようにしたが、
当初から気相雰囲気でエッチングする構成としても良
い。この場合のエッチング方法としては、ドライエッチ
ング装置を利用することが一般的であり、開口部2aの
寸法を正確に制御するためには、異方性ドライエッチン
グを行うことが望ましい。
(a)に示す様に第1実施形態と同様のSOI基板14
を用意した上で、図6(b)に示す電極パッド形成工
程、図6(c)に示す寸法調整工程、図6(d)に示す
マスク形成工程、図6(e)に示すトレンチ形成工程
を、それぞれ第1実施形態と同様に実行する。ただし、
本実施形態の場合、上記マスク形成工程では、ドライエ
ッチ耐性があるレジストをマスク15’として設ける。
では、単結晶シリコンウェハ14aに対し、マスク1
5’側の面から異方性ドライエッチングを施すことによ
り、当該ウェハ14aを除去してシリコン酸化膜14c
の裏面(下面)を露出させた状態とする。次いで、図6
(g)に示す様に、マスク15’をアッシングして除去
し、さらに図6(h)に示す電極形成エッチング工程で
は、上記第1実施形態と同様に、シリコン酸化膜14c
の裏面側からドライエッチングを施し梁構造体3及び固
定電極構造体4、5を形成すると共に、疎水性の薄膜1
7を形成する。
ば、上記第1実施形態と同様に、電極形成エッチングに
よる効果を発揮することができる。さらに、本製造方法
によれば、ドライエッチングのみによって開口部2aを
形成できるようになるから、製造工程が簡略化すると共
に、可動電極10a、10bのような可動部にスティッ
キングが発生する恐れがなくなるものである。なお、こ
のように異方性ドライエッチングを行う場合には、その
エッチングが単結晶シリコンウェハ14aの表面に対し
ほとんど垂直な方向へ進行するため、ウェットエッチン
グを行う場合のように、マスク寸法を大きくする必要が
無くなり、チップサイズの拡大を招く恐れが無くなる。
ングは、KOH水溶液を用いたウェットエッチングに比
べてエッチングレートが小さいという事情があるから、
スループットの向上のためには、単結晶シリコンウェハ
14aの厚さ寸法を300μm程度に調節しておくこと
が望ましい。 (他の実施形態)なお、上記実施形態において電極形成
エッチング工程は、可能であるならば異方性ドライエッ
チングで行っても良い。
工程を電極形成エッチング工程と同時に行うようにした
ため同一装置を用いて両工程の実施が可能となる等、工
程の簡略化が可能であるが、電極形成エッチング工程の
後に薄膜形成工程を行っても良い。例えば、電極形成エ
ッチング工程の後にエッチング装置からワークを取り出
すことなく、導入ガスの組成、ガス圧力等を変更し、デ
ポ(堆積)が起こる条件にして、疎水性の薄膜17を形
成するようにしてもよく、また、電極形成エッチング工
程の後に、エッチング装置からワークを取り出し、プラ
ズマ重合装置に設置し、プラズマ重合により疎水性の薄
膜17を形成するようにしてもよい。
も、可動部と固定部を有する半導体力学量センサ、例え
ば、角速度センサ等に適用可能である。
平面構成図である。
程図である。
程図である。
…可動電極、14…SOI基板、14a…単結晶シリコ
ンウェハ、14b…単結晶シリコン薄膜、14c…シリ
コン酸化膜、16…トレンチ、17…疎水性の薄膜、2
0…中間部材、20a…リング状の板材、21…シリコ
ン酸化膜、52…上部電極、54…下部電極。
Claims (15)
- 【請求項1】 支持基板(2)上に電気的に絶縁された
状態で支持され、力学量の作用に応じて変化する半導体
材料製の可動電極(10a、10b)と、 前記支持基板上に電気的に絶縁された状態で支持され、
前記可動電極と所定空隙を存して対向配置された半導体
材料製の固定電極(4b、5b)とを備えた半導体力学
量センサの製造方法において、 最終的に前記支持基板となる第1半導体層(14a)上
に絶縁層(14c)を介して第2半導体層(14b)を
積層した状態の半導体基板(14)を用意し、前記第2
半導体層に前記可動電極及び前記固定電極を画定するた
めのトレンチ(16)を前記絶縁層に達するように形成
するトレンチ形成工程と、 前記第1半導体層における前記可動電極及び前記固定電
極の形成領域に対応した部分を前記絶縁層と反対側の面
からウエットエッチングすると共に、そのエッチング領
域の第1半導体層の膜厚があらかじめ設定した膜厚とな
った時点でエッチング停止する第1のエッチング工程
と、 この第1のエッチング工程の実行に応じて残存された前
記設定膜厚の第1半導体層を気相雰囲気でエッチングす
ることにより除去して前記絶縁層を露出させる第2のエ
ッチング工程と、 気相雰囲気でのエッチングにより前記絶縁層を除去する
ことにより、前記トレンチと連続した状態の開口部を形
成して前記可動電極及び前記固定電極を形成する電極形
成エッチング工程と、 前記可動電極及び前記固定電極の表面に疎水性の薄膜
(17)を形成する薄膜形成工程と、を備えることを特
徴とする半導体力学量センサの製造方法。 - 【請求項2】 支持基板(2)上に電気的に絶縁された
状態で支持され、力学量の作用に応じて変化する半導体
材料製の可動電極(10a、10b)と、 前記支持基板上に電気的に絶縁された状態で支持され、
前記可動電極と所定空隙を存して対向配置された半導体
材料製の固定電極(4b、5b)とを備えた半導体力学
量センサの製造方法において、 最終的に前記支持基板となる第1半導体層(14a)上
に絶縁層(14c)を介して第2半導体層(14b)を
積層した状態の半導体基板(14)を用意し、前記第2
半導体層に前記可動電極及び前記固定電極を画定するた
めのトレンチ(16)を前記絶縁層に達するように形成
するトレンチ形成工程と、 前記第1半導体層における前記可動電極及び前記固定電
極の形成領域に対応した部分を、前記絶縁層と反対側の
面から異方性ドライエッチングすることにより前記絶縁
層を露出させるエッチング工程と、 気相雰囲気でのエッチングにより前記絶縁層を除去する
ことにより、前記トレンチと連続した状態の開口部を形
成して前記可動電極及び前記固定電極を形成する電極形
成エッチング工程と、 前記可動電極及び前記固定電極の表面に疎水性の薄膜
(17)を形成する薄膜形成工程と、を備えることを特
徴とする半導体力学量センサの製造方法。 - 【請求項3】 前記薄膜形成工程は前記電極形成エッチ
ング工程と同時に行うものであり、 前記電極形成エッチング工程におけるエッチング条件を
制御して、前記可動電極(10a、10b)及び前記固
定電極(4b、5b)を形成しつつ、エッチングに用い
られるガスを材料として前記可動電極及び前記固定電極
の表面に堆積させることにより、前記疎水性の薄膜(1
7)を形成することを特徴とする請求項1または2に記
載の半導体力学量センサの製造方法。 - 【請求項4】 前記電極形成エッチング工程は、プラズ
マ中でリアクティブイオンエッチング(RIE)により
行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つ
に記載の半導体力学量センサの製造方法。 - 【請求項5】 前記半導体基板(14)として、前記第
1及び第2半導体層(14a、14b)がシリコンより
なり、前記絶縁層(14c)がシリコン酸化膜よりなる
SOI基板を用いることを特徴とする請求項1ないし4
のいずれか1つに記載の半導体力学量センサの製造方
法。 - 【請求項6】 前記疎水性の薄膜(17)は、水との接
触角が70度以上であることを特徴とする請求項1ない
し5のいずれか1つに記載の半導体力学量センサの製造
方法。 - 【請求項7】 前記疎水性の薄膜(17)は、有機材料
よりなる有機薄膜であることを特徴とする請求項1ない
し6のいずれか1つに記載の半導体力学量センサの製造
方法。 - 【請求項8】 前記疎水性の薄膜(17)は、フッ素系
の薄膜であることを特徴とする請求項1ないし7のいず
れか1つに記載の半導体力学量センサの製造方法。 - 【請求項9】 前記電極形成エッチング工程は、対向す
る一対の電極(52、54)間において一方の電極(5
4)上に被エッチング体を配置してプラズマ中でリアク
ティブイオンエッチング(RIE)を行うものであり、 被エッチング体である前記絶縁層(14c)が露出した
前記半導体基板を、前記絶縁層(14c)の露出側と反
対側の面が前記一方の電極に対向するように配置すると
共に、 前記半導体基板における前記絶縁層の露出側と反対側の
面と前記一方の電極との間に、該反対側の面と前記一方
の電極とが直接接触しないように中間部材(20)を介
在させることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか
1つに記載の半導体力学量センサの製造方法。 - 【請求項10】 前記中間部材(20)は、導電性の物
質(20a)からなることを特徴とする請求項9に記載
の半導体力学量センサの製造方法。 - 【請求項11】 前記中間部材(20)は、導電性の物
質(20a)とシリコン酸化膜(21)との2層構造か
らなることを特徴とする請求項9または10に記載の半
導体力学量センサの製造方法。 - 【請求項12】 前記導電性の物質(20a)はシリコ
ン基板からなることを特徴とする請求項11に記載の半
導体力学量センサの製造方法。 - 【請求項13】 支持基板(2)上に電気的に絶縁され
た状態で支持され、力学量の作用に応じて変化する半導
体材料製の可動電極(10a、10b)と、 前記支持基板上に電気的に絶縁された状態で支持され、
前記可動電極と所定空隙を存して対向配置された半導体
材料製の固定電極(4b、5b)とを備えた半導体力学
量センサの製造方法において、 最終的に前記支持基板となる第1半導体層(14a)上
に絶縁層(14c)を介して第2半導体層(14b)を
積層した状態の半導体基板(14)を用意し、前記第2
半導体層に前記可動電極及び前記固定電極を画定するた
めのトレンチ(16)を前記絶縁層に達するように形成
するトレンチ形成工程と、 前記第1半導体層における前記可動電極及び前記固定電
極の形成領域に対応した部分を前記絶縁層と反対側の面
からウエットエッチングすると共に、そのエッチング領
域の第1半導体層の膜厚があらかじめ設定した膜厚とな
った時点でエッチング停止する第1のエッチング工程
と、 この第1のエッチング工程の実行に応じて残存された前
記設定膜厚の第1半導体層を気相雰囲気でエッチングす
ることにより除去して前記絶縁層を露出させる第2のエ
ッチング工程と、 気相雰囲気でのエッチングにより前記絶縁層を除去する
ことにより、前記トレンチと連続した状態の開口部を形
成して前記可動電極及び前記固定電極を形成する電極形
成エッチング工程とを備え、 前記電極形成エッチング工程は、対向する一対の電極
(52、54)間において一方の電極(54)上に被エ
ッチング体を配置してプラズマ中でリアクティブイオン
エッチング(RIE)を行うものであり、 被エッチング体である前記絶縁層(14c)が露出した
前記半導体基板を、前記絶縁層(14c)の露出側と反
対側の面が前記一方の電極に対向するように配置すると
共に、 前記半導体基板における前記絶縁層の露出側と反対側の
面と前記一方の電極との間に、該反対側の面と前記一方
の電極とが直接接触しないように中間部材(20)を介
在させることを特徴とする半導体力学量センサの製造方
法。 - 【請求項14】 支持基板(2)上に電気的に絶縁され
た状態で支持され、力学量の作用に応じて変化する半導
体材料製の可動電極(10a、10b)と、 前記支持基板上に電気的に絶縁された状態で支持され、
前記可動電極と所定空隙を存して対向配置された半導体
材料製の固定電極(4b、5b)とを備えた半導体力学
量センサの製造方法において、 最終的に前記支持基板となる第1半導体層(14a)上
に絶縁層(14c)を介して第2半導体層(14b)を
積層した状態の半導体基板(14)を用意し、前記第2
半導体層に前記可動電極及び前記固定電極を画定するた
めのトレンチ(16)を前記絶縁層に達するように形成
するトレンチ形成工程と、 前記第1半導体層における前記可動電極及び前記固定電
極の形成領域に対応した部分を、前記絶縁層と反対側の
面から異方性ドライエッチングすることにより前記絶縁
層を露出させるエッチング工程と、 気相雰囲気でのエッチングにより前記絶縁層を除去する
ことにより、前記トレンチと連続した状態の開口部を形
成して前記可動電極及び前記固定電極を形成する電極形
成エッチング工程とを備え、 前記電極形成エッチング工程は、対向する一対の電極
(52、54)間において一方の電極(54)上に被エ
ッチング体を配置してプラズマ中でリアクティブイオン
エッチング(RIE)を行うものであり、 被エッチング体である前記絶縁層(14c)が露出した
前記半導体基板を、前記絶縁層(14c)の露出側と反
対側の面が前記一方の電極に対向するように配置すると
共に、 前記半導体基板における前記絶縁層の露出側と反対側の
面と前記一方の電極との間に、該反対側の面と前記一方
の電極とが直接接触しないように中間部材(20)を介
在させることを特徴とする半導体力学量センサの製造方
法。 - 【請求項15】 前記薄膜形成工程は、前記電極形成エ
ッチング工程において、一連のプロセスによりチャンバ
(50)から出さずに連続的に行うものであり、前記電
極形成エッチングを行った後、エッチング条件を変更す
ることで、前記可動電極及び前記固定電極(4b、5
b、10a、10b)の表面に堆積させることにより、
前記疎水性の薄膜(17)を形成することを特徴とする
請求項1または2に記載の半導体力学量センサの製造方
法。
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|---|---|---|---|
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